変身ヒロインとラブラブなSS その2
0123第30話 ◆4esfMXj44o 2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:R8ZN1XIY
【エピローグ】(承前)

……わたしのを……わたしを…… ぁ、あげる…… ぅ……

更に身を重ねて縋り付き、愛おしむように、股間に挟み込んで腰を使い始める。も
たらされる名状し難い胸の高揚。擦れる太腿からの振動が、期待に潤んだ秘部を刺
激している。肌さながらのインナー越し、熟れた性器に、屹立したクリトリスに当
たっている。面輪が仄めき、控え目な淫声で善がる。
つあっ……ぅ…… ぃ、いい……  
そこは、そこは…… ぁぁ、そこっ…… 
んふうっ…… いい…… ぁう、あううぅぅぅっっ……
躰に密着したインナーが腰骨まで摺り上げられ、股間に鋭く食い込んでいる。
無論、それだけではない。手を添え、腰を深く沈めている。

ああ…… 入ってる……

伸縮素材の赤いインナーのぬめった隘路に、ストロンガーの先端がスーツ諸共、力
強く減り込んでいる。もともと薄手の素材でできているインナー。その股間のとこ
ろは、とりわけ柔らかく精緻な造りにされ、幸いなことに、感触を妨げることがな
かった。
ぐにゅっ。
あん……だめっ! 欲しいっ! ああっ…… 嬉……
小刻みな腰使いで更に奥へと挿しつけて、躰の芯を楔で貫く。硬く揺らぎのないも
のを感じて、嫋やかに張った腰が浮き跳ね、丸やかな美尻がぎゅっと窄まる。剥き
出しの脚が痺れ、太腿が細動する。舐られた柔襞が蠢き、膣が収縮している。余り
の良さに、迸るような劇悦の畝りが、子宮までも押し寄せてくる。意識が縺れて混
濁し、一気の興奮が止まらない。激しい動悸、荒い呼吸。言い知れぬ陶酔に、眼差
しが彷徨う。反り返った喉が慄える。華奢な背筋を小刻みに震わせながら、堪え切
れず喘ぎ声があがる。

んあっ! ……あっ、ああっ! あああああっ……
……ぁ あん、あんっ! あんっ!! はっ! はあぁんっ!!

これまで無理を重ね、耐えに耐え、堪えに堪えてきた解れが紡がれようとしている。
心地良い痛覚と共に、凄まじく甘美な騒めきが下肢に広がる。更に浮かせようとす
ると、漣波のような愉悦に溢れ、腰が淫らに砕けてしまう。言葉にならない嗚咽が、
心ならず洩れる。

いきそう……

気づいていた。意識の無い者は決して勃起しないことに、タックルは気づいていた。

いつか悪い怪人達がいなくなって、世の中が平和になったら……
ふたりでどこか遠い、美しいところへ行きたいわ……

束の間の青春を人類の敵との戦いに捧げた電波人間タックル、岬ユリ子。
果たせそうにない約束、叶えられそうにない願い。
終いに過ぎり、去来するのは、哀れな妄想なのだろうか。
もっと、緊く…… 抱いて……
閉じる事すらできない綺麗な瞳から頬に、ひと筋の涙が零れている。

end
0125名無しさん@ピンキー2013/11/09(土) 06:51:20.48ID:Q5PZvE7O
支持
0126名無しさん@ピンキー2013/11/23(土) 12:23:34.33ID:hvLcx72T
怪人に改造されてしまった恋人をなんとかするために奔走する変身ヒロイン
仲間をも欺く手段の選ばなさっぷりは二重スパイチック
0128名無しさん@ピンキー2013/11/27(水) 20:51:27.07ID:xKLvL8GF
手段を選ばない→手段の選ばなさは

別におかしくない気がするが?
0131呪装鎧師マジーナ(0/6)2014/01/04(土) 19:25:50.32ID:s5EAK7z3
6レスほど失礼します。
某魔法使いのJK魔法刑事ライダーっていう肩書きにときめいて
試行錯誤しながら書いたもの。イベントの時期がアレなのはご愛嬌…
0132呪装鎧師マジーナ(1/6)2014/01/04(土) 19:28:15.33ID:s5EAK7z3
「呪い」――のろい、まじない、それは表裏一体の力。
望みを叶えるために、不幸を祈れば《のろい》となり、幸福を祈れば《まじない》となる。
この世に害をなす《のろい》の恐怖を《まじない》で振り払う、現代の呪術師。
人は、彼女を――『マジーナ』と呼ぶ。

「マジーナってなに?」

ナレーションの締めに疑義を呈したのは、井村リョウスケ。
怪事件を捜査する、国家安全局特務課・呪術事案担当係の若手刑事である。
「え……なに、マジーナって」
「私のことです。ネットでそう呼ばれてるって聞きました」
疑惑の追及に、妙に得意げに答えるのは、現代の呪術師・茅家モユ。
少女である。現役女子高生である。黒髪ロングのストレートである。
「“おまじない”をもじってマジーナです……どうかしました?」
「あ、いや」
ご機嫌だな、と思っていた。かわいらしい感じの通称がついたのが嬉しいのだろう。
(自分の使う術がかわいくないのを気にしていたからな……健気な)
ちなみにモユたちの存在は隠蔽されている。
彼女の言う「ネット」とは、裏の世界の住人たち専用のコミュニティのことだろう。
そしてその情報を彼女に流す者といえば、同僚の……
「……おかしいですか?」
「え?」
「おかしいですか、マジーナって」
「あ、いやあ。おかしくないおかしくない。ふーん、マジーナ。マジーナねえ」
「変なら変って言ってくださいっ!」
怒り顔で体を寄せてくる。ふわっと柑橘系のにおいがした。
その勢いに押されて、思わず井村は笑ってしまう。
それを見咎めたモユは更にジト目で迫り――
「ま、ま、落ち着いて……」
あわや密着という手前で、制止した。危ないところであった。
「仕事の話に、戻りましょう。そうしましょう」
彼女は対応に不満げであったが、「はぁい」と引き下がった。
性根は真面目な二人である。仕事の話になれば、すぐに切り替えることができる。
たとえ、直前まで言い合いをしていても、どんなにいい雰囲気であっても。
モユがその現状をもどかしく思っていることを、井村は知らない。


後日、井村はひとり頭を抱えることになる。
モユに《マジーナ》の呼び名をリークした井村の同僚は、とてもいたずら好きだ。
当然、彼女にとってモユはもっともいじり甲斐のある相手というわけで。

「《呪装鎧師マジーナ》……!」

一部しか教えていなかったのだ。枕をつけると全然かわいくねえ。
呪詛返しで韻を踏んでるんだろうが……全然かわいくねえ。
気づかれませんように、と願を掛けつつ、井村は今日も仕事に向かう――。
0133呪装鎧師マジーナ(2/6)2014/01/04(土) 19:31:24.63ID:s5EAK7z3
車のフロントガラスに、ちろちろと雪の結晶が張りついては溶けていく。
ホワイトクリスマスになりそうですねと、今朝のお天気お姉さんは情感たっぷりだった。
「ぜんっぜん、そんな雰囲気しないけどな」
雪が降ろうがクリスマスだろうが、平日である。
ただでさえ仕事が立て込む年の瀬に、デートを優先するなんてありえない。
井村刑事は、そういう常識的な考えを持つ公務員であった。
そして、帰ったらビールとから揚げを楽しんで寝たいと考えるクリぼっちでもあった。
「早く終わらせて帰ろ――」
振り返ると、モユは制服からサンタの衣装に早着替えしていた。
「……」
しかもぶすっとした顔で、不機嫌そうである。
「……えーと」
「そうですね、雰囲気ありませんね」
着替えた際に乱れたスカートの裾を直そうと、身を捩る度にふとももが覗く。
「雰囲気ないですね、ごめんなさい」
(やべえ……何か超準備してたこの子……)

本日――12月24日の仕事は、呪術事案担当係の伝統行事のようなものだ。
毎年、クリスマスを恨む独り者は少なからず存在する。
同時多発的に生じた怨念は、ふとしたはずみで強力な《のろい》になる危険がある。
そこで、夜になりカップルが溢れ返る前に、怨念を散らす術式を施して回るのだ。

「クリスマスが平日だったのは幸いだ。土日なら徹夜でって前任者から聞いてたよ」
怨念が最も強くなるのは、基本的にカップルが××××を始める夜だ。
しかし休日なら昼間からイチャつくカップルも増えるため、より危険が増す。
「私も聞いてます。毎年、大変みたいですね……」
「大変っていったら、モユちゃんも災難だな。クリスマスを好きに過ごせなくて」
「い、いえ私は……結果オーライというか」
はにかむように笑う。対する井村は、神妙な面持ちで頷いて、
「そうか、ぼっちか……」
モユは思わずバランスを崩しそうになった。まさか車の中でずっこけてしまうとは。
「井村さん!?」
「恥ずかしがるなよ、俺もぼっちさ。明石家サンタだけが楽しみ」
「……本当ですか?」
「なんで疑われなきゃならんのだ……」
0134呪装鎧師マジーナ(3/6)2014/01/04(土) 19:34:22.46ID:s5EAK7z3
なんやかんやとぼやきながらも、着々と作業をこなしていく二人。
せっかくのクリスマスだというのに、いつもの調子とまるで変わりなく。
口にこそ出さないものの、モユが密かに落胆していた。
(井村さん、やっぱり彼女いないんだ……なら、もう少しそわそわしてもいいじゃない)
コンビを組んでから1年も経っていないが、気が合うのは最初から何となくわかっていた。
しかしそれは生真面目同士ということ。仕事でしか接点がないことも障害だった。
井村に敬語をやめさせ、下の名前で呼んでもらえるようになるまでだいぶかかった。
(せめて、井村さんがもう少し積極的に手を出してくる人だったら……)
だが、そんないい加減な相手を好きになっていたかといえば、また別の問題で――
「……あれ?」
余計なことを考えながらも、仮にもプロ。異変にはすぐに気がついた。
「どうした、モユちゃん」
「ここだけ、ちょっと……あやしいんです」
「あやしい……」
井村が見る限りは、商店街にはよくある光景だった。
サンタが立ち並び、ビラを配ったり何だり。
「まあ、確かにクオリティがあやしいサンタもいるけど」
「そういう意味じゃありません!なんというか、こう……」
言いかけて、モユの表情が強張った。
「……井村さん!近くに、呪術師がいます!」
「なにっ!」
呪術師が相手というだけで、事情はかなり変わってくる。
自然発生した《のろい》と違い、術師のいる《のろい》は複雑さ・指向性の点で強力だ。
呪術師といえど所詮は人間。私利私欲や、悪意をもって力を用いる者も少ないないのだ。
「近くって、どの程度?」
「……かなり。もう、視認できる範囲にいるはずです。私は呪界化処理に入ります」
「わかった」
両目を瞑って集中しているモユに代わり、井村が周囲を警戒する。
目に入るもののうち、こちらに近づいてくるものと言えば。
『Ho!Ho!Ho!』
サンタクロースだけだ。陽気な掛け声を上げながら、サンタは叫んだ。
『メニー・コロシマース!』
「なんだこいつ!?」
その瞬間、井村はツッコミと回避運動を同時にこなした。
反応が遅れていれば、斧で頭を二つに割られていただろう。
「パンドンになるのは御免だぜ」
「ぱんどん?」
「若い子には通じないか……それはそうと、モユちゃん」
「はい!」
井村の陰から飛び出し、コンクリートの路面から斧を引き抜くサンタに相対するモユ。
「“怨《オン》”!」
その声とともに、文字を書き連ねたようなタトゥ――『呪紋』が体中に浮かび上がる。
この呪紋には《のろい》を跳ね返す《まじない》の力が込められている。
「《まじない師》マジーナ……いきます!」
呪術師・茅家モユの戦闘スタイルである。ただし省エネ、と井村は内心付け足した。
そしてその名前でいくのか……気に入ったんだな。
言わぬが仏。井村は、お口チャックマン(死語)と化した。
0135呪装鎧師マジーナ(4/6)2014/01/04(土) 19:37:23.27ID:s5EAK7z3
「こっちの斧サンタが《のろい》で、後ろのが呪術師か?」
いつの間にか斧サンタの後ろに現れていた、もう1人のサンタを示す。
「そうです。既に呪界化はしてあるのに、動けているのが何よりの証拠です」
呪界とは、簡単に言えば結界。《のろい》の力を一時的に隔離するフィールドである。
そこでは、《のろい》そのもの、呪術師、呪術師が認めた者しか、動くものはない。
「《のろい》の正体は?」
「超自然的存在に力を借りる系統の呪術ですね。そうして召喚されたのが――」
モユは斧サンタを指差した。
「“レッドキャップ”です」
「クライムハンターの?」
「いえ、返り血で帽子を赤く染めるのを悦びとする残虐な妖精で……誰のことです、それ?」
「知らないならいいんだ」
国家安全局が扱う重要機密である。詳しくはまとめサイトで。
それはともかく、モユは鋭い視線を呪術師に送る。
「クリスマスに、なんてものの力を借りようとしてるんですか……!」
「フン、クリスマスだからこそだよ。サンタに紛れさせられるからな」
「不意打ちでカップルを襲おうって魂胆か」
「その通り。この《のろい》で、“聖なる夜”を“性なる夜”に貶める奴らに……死を!」
「絶対、そんな崇高な理由じゃねーよ……」
「うるさい!サンタコスのJK呪術師とバディなぞ組みやがって……怨やましい!」
より一層の強い怨念と、新しい言葉が生まれた。
「お前も死ね!」の号令で再度斧サンタが斬りかかる。
「やらせません!」と割り込んだモユの呪紋の壁が阻み、両者が弾き飛ぶ。
斧サンタは呪術師に直撃し、モユはコンクリートの上を転がりながらも井村がキャッチした。
「……思ったより、軽いな」
「いえ、けっこう重い一撃でした」
「いや、モユちゃんが」
「!?!?!?」
真っ赤になりながら井村にトドメをさし、モユは再び斧サンタに向かう。
「一気にカタをつけます……!」
「呑気ラブコメしやがって、こっちの台詞だ!」
襲い来る斧をかわしながら印を組むと、体に浮き出ていた呪紋に変化が現れた。
呪紋は彼女の身体を離れ、うぞうぞと動き一回り大きなシルエットを形成する。

「……“怨《オン》”!」

そして顕現する、鈍く光る、禍々しい黒い鎧。厳しい男性の顔が象られた仮面つきの兜。
これが、モユの本気の戦闘スタイル。呪紋の力が実体化した、禍々しい「呪ノ鎧」だ。
その姿を目にした相手の呪術師は――
0136呪装鎧師マジーナ(5/6)2014/01/04(土) 19:40:43.40ID:s5EAK7z3
「かわいくねえ!」

「!!」

その言葉は、確実に彼女の心を抉った。
そう、かわいくないのだ。
「JK呪術師ってーから期待したのに、何だこのゲテモノは!」
「……」
「ってーか呪紋形態の時点からがっかりだよ!脱げよ!見せなきゃダメだろ呪紋はぁ!」
「……」
「意識が低いったらありゃしねえ!よくそんなんで人様の前に――」
「よくも……」
左腕に巻かれていた鎖が千切れ、抑え込まれていた「巨大なツメ」が解放される。
「気にしていることをーッ!」
呪縛を解かれた爪が、斧サンタの胸を貫く。
宙ぶらりんとなったサンタはしばらく痙攣した後、分解されるように消えていった。
見事な、必殺の貫手であった。
「必殺技もかわいくねえ!」
「……」
ゆらり、と妖しく光る眼光が、呪術師を射抜く。
口は禍のもと。命まではとらずとも、次に餌食となるのは野次を飛ばす呪術師であった。
「だから……」
鎧の周囲にまとわりついていた粒が結集し、彼女の隣にもう一つ人影をつくる。
それは、さきほど消えたと思われていた斧サンタ。陽気な声で、斧を振りかぶる。
「気にしてるって……」
これこそ、モユの真骨頂。《のろい》の鉾先を自身に向けさせ《まじない》で相殺。
そうして無に帰した《のろい》を取り込み、もとの呪術師に突き返す。
「言ってるでしょうがーッッッ!!」
悲痛な叫びと共に炸裂した“呪詛返し”により、呪術師は斧で真っ二つに。
だが、ここは呪界。現実に戻れば、魂をごっそり削られ気絶して転がっていることだろう。
戦闘不能を確認し、モユは一息つき、
「呪詛返し――人を呪わば、倍返しだ!」
「……か、」
ちゃっかり目覚めていた井村が、決め台詞を持っていった。

「勝手にかわいくない台詞を吹き替えないでくださいっ!」
0137呪装鎧師マジーナ(6/6)2014/01/04(土) 19:44:30.94ID:s5EAK7z3
呪術事案は首謀者の呪術師の捕縛により、無事解決した。
あとは井村は書類作成のため職場へ、モユは自宅へ帰るだけなのだが。
「……」
井村が盗み見る助手席には、呪ノ鎧を装着したままのモユが座っている。
その見た目もさることながら、空気が、非常に重苦しい。
(やっぱ、気にしてるんだな……“かわいくない”って)
こうやって拗ねるところとか、そういう仕草は井村は「かわいい」と思うのだが。
「……」
井村は久々に、彼女と出会ったばかりの頃を思い出していた。
呪術師らしk鬱々としていて、この先うまくやっていけるのか不安だった。
相手は高校生、過度に馴れ馴れしく接するわけにもいかない。
だから、今回の「コレ」もどうしようか迷っていたのだが――
「ほい」
モユの沈んだ姿に迷いは消え、ぽんと鎧の膝に紙袋を置いた。
「……?」
「ねぎらい、ねぎらい」
鎧の手のままがさごそと袋の中身を取り出す。
紙袋の中には「いかにも無難」という雰囲気をまとったテディベアが入っていた。
「これって……」
しゅるる、と呪紋の鎧化が解けていく。
「クリスマスプレゼント……!?」
「まあね」
やっと素顔になったが、あうあうあうと何も言えなくなってしまうモユ。
「……すべった?」
「ぜ、全然!ストライクです!」
それは若干嘘。ぬいぐるみを貰って無邪気に喜ぶほど子どもではない。
それでも、他ならぬ井村がくれたものだ。ハズレでないはずがない。
「良かった。もう、最近の子には何買っていいのかわからなかったけどね」
「む」
結局は子ども扱いかい!と思わなくはなかったが。
「ありがとうございます、井村さん」
ここは私が大人になってあげよう――と、モユは頬を緩めた。
「……でも、言ってくれてたら私も用意したのに」
「いやあ、俺もう子どもじゃないし」
「そういうことじゃなくて……」
わざととぼけてるのかな――そうは思っても、口に出す度胸はないモユだった。

 了

ありがとうございました。
0140呪装鎧師マジーナ(0/6)2014/01/19(日) 22:07:58.11ID:JJ7etapA
また6レスほどお借りします。
なかなか試行錯誤を抜け出せません。
0141呪装鎧師マジーナ(1/6)2014/01/19(日) 22:11:10.91ID:JJ7etapA
「呪い」――のろい、まじない、それは表裏一体の力。
望みを叶えるために、不幸を祈れば《のろい》となり、幸福を祈れば《まじない》となる。
この世に害をなす《のろい》の恐怖を《まじない》で振り払う、現代の呪術師。
人は、彼女を――『呪s

「おっと」

ナレーションの流れるカーステレオを間一髪で止めたのは、井村リョウスケ。
怪事件を捜査する、国家安全局特務課・呪術事案担当係の若手刑事である。
「あれ、止めちゃったんですか」
「うんまあ、ちょっと聞かれないようにっていうか配慮をね」
「ふぅん……?」
得心がいかず首を傾げるのは、現代の呪術師・茅家モユ。
今日は井村に後部座席を勧められる前に助手席に滑り込めたので上機嫌である。
「何かCD持ってるなら好きなのかけていいよ」
「ないです。いつもダウンロードで買ってますから」
「はー……今はダウンロードかぁ」
俺が最初に買ったCDなんだっけなあ、としみじみする井村。
そしてモユは意を決し、こほん、と咳払いをひとつ。
「き、聴きます?」
と、i-Phoneのイヤホンの片方を差し出した。もう片方はしっかり自分の耳に。
イヤホンを片方ずつつけて、顔を寄せ合って――というのをしたかったのだが。
「悪いけど、運転中だから……」
「あっ……」

その後、落ち込んだモユは音楽の世界に閉じこもり口を聞かなかった。
(嫌われた、嫌われた、常識のないコだと思われた……!)
それを、内心「かわいいな……」と思う井村だが、
口にしたところでモユには聞こえないだろうなと発言をあきらめた。
もうちょっとがんばってほしい。
0142呪装鎧師マジーナ(2/6)2014/01/19(日) 22:14:42.80ID:JJ7etapA
今回は時間がかかる捜査だからと、暇潰しを用意するようモユに勧めた。
すると、コンビニに立ち寄ったモユが買ってきたのは少女雑誌だった。
「……なんですか?」
「あ、いや」
「私がこういうの読んでるって、やっぱり変ですか?」
「んなこたぁない。女の子らしくて一向に構わないから。ただ――」
井村の視線に気づくまで、熟読していたページが気になったのだった。
《まじない》に関して、モユはプロだ。そんな彼女でもおまじないの記事を読むのか。
「キミが熱心に読んでるってことは、そのおまじないって本当に効くのか」
「いえ、でたらめばっかりですよ?」
吹き出して、思わず半笑いになってしまう井村。
「どういうことなの」
どうしてインチキに、そこまで夢中になれるんだ。
「絶対に効くっていうもんだったらともかくさ」
「絶対に効くってわかってたら、それはもう単純作業で、ドキドキしないじゃないですか」
「絶対に効くって思うから実行するもんじゃないの?」
「絶対に効くって信じて、がんばる気持ちが大事なんです!」
「絶対に効くって、どういう意味だっけ……」
《まじない》のプロ、まさかの力説である。これには井村も苦笑い。
「そ、そういうもんなんスか……」
「そういうものなんです」
「じゃあモユちゃん、好きなヤツいんの」
「はぅッ!?」
そんな素っ頓狂な声を出したかと思うと、
「……どうしてそう思いますか?」
けろりと澄まし顔になり、髪をかき上げながら答えるモユである。
(なんだこの百面相は……)
意図を読みきれず、笑いがひっこむ井村。
これがさっきの雑誌で紹介されていた小悪魔テクであることを、彼はもちろん知らない。
ちなみにその全容は、

――『好きな人いるの?』と聞くのはあなたに気がある証拠!(意訳)
――はぐらかして、カレの注意を引いちゃおう!(意訳)

というびっくりするほどの浅知恵である。
「……」
一方、真顔になられた上に、放置されたモユは真っ赤になって震えていた。
井村が慌ててフォローを入れたのは、彼女が涙目になってようやくだった。
「ええとそれで……仕事だ。仕事の話をしよう。今回はね――」
0143呪装鎧師マジーナ(3/6)2014/01/19(日) 22:17:53.49ID:JJ7etapA
『願いを叶えてくれる○○』『幸せになれる○○』というものは、どこにでもある。
そのほとんどは迷信かインチキだが、稀に、本物の呪術的アイテムが紛れていることがある。
そうなると問題となるのは、それが《のろい》か《まじない》か、ということだ。

「……これがその、噂のアイテムですか?」
「そう」
シルバーアクセサリーを摘むモユに、井村は頷いてみせた。
「どういう噂なんです?」
「幸運になるアクセサリー。ただ、幸運になるには手順がある」
聞き込みの成果が詰まっている手帳をぱらぱらとめくる井村。
「えーと、買ったアクセサリーを他人に渡す。すると渡した方は幸運が訪れるが――」
「渡された方は不運に見舞われる、ですね」
その通りだった。
「あれ、知ってた?」
「そういう呪術式があるんです。他者から運を吸い上げるっていう……」
言いながら、モユはアームカバーに覆われた左腕に手を置いた。
「度が過ぎると、危険なものです」
「……」
モユが黙ってしまったので、井村は手帳の続きを読みあげる。
「これを売りさばいている露店があるらしい」
アクセサリーを売る露店は無数にある。
当初は他の店にはない箔をつけるための商売文句だと思われていたのだが、
「本当にそうなった、っていう証言が一定数得られた」
国安特務課で設けられた、調査対象と認証されるだけの定数にまで。
「調査対象になったんですね?」
「ああ、そうだけど……気合入ってるね、今日」
「いつも通りです!」
「いや、いつも真面目なのは知ってるけど」
それにも増して、だ。のっぴきならない事情でもあるのだろうか。
(……気をつけといた方がいいかな)
出会ったころの、危なっかしい使命感の戦士に戻っていなければいいのだが。
井村も密かに、気合を入れることにした。彼が自分に課した仕事を遂行するために。
0144呪装鎧師マジーナ(4/6)2014/01/19(日) 22:20:47.26ID:JJ7etapA
 
『幸せになれる』という謳い文句は、今の時代、ありふれている。
木を隠すには森の中、ポピュラーであるからこそ、ホンモノを堂々と売れるのだ。
噂は噂を呼び、商売はすっかり軌道に乗った。だから今では――

「何にいたしましょうかねェ、ニイさん?」
「あー、そうですね。女子高生が気に入りそうなモノってどれですかね?」

商売相手は、オシャレ好きのガキだけには限られなくなった。
目の前にいる客は、どう見ても20も半ばのアクセサリーに縁遠そうな男。
少し離れた場所にぼーっと立っている女子高生を親指で示している。
「おっ……ニイさん、やりますね。エンコーっスか」
「まあねぇ……でも、ま、手切れ金代わりってことでひとつ、ね」
「へェー。でも、コレを渡すっていうことは……?」
「いやだな。万事うまくいくように、っていう保険だよ」
「ニイさんもお人が悪い……手堅いお仕事についてるってお見受けしますぜ」
「あっ、わかっちゃう? いや、そうなんだよこのとーり」

客が取り出したものは、警察手帳だった。

「……あなたですね」
井村の後ろで、呪界を張り終えたモユが、静かにその目蓋を開く。
「《のろい》のアクセサリーを売りさばいているのは」
「あん、たら……」
言葉を失う店主をよそに、モユは井村を小突く。
「井村さん、妙に話が弾んでましたけどどういうことですか?」
「えっ……話合わせてただけだよ、気合入れて」
「先に手切れ金って言ったの、井村さんでしたよね?」
「エンコーはスルーなのか、君的に」
「痴話喧嘩すんなや!」
放っておけばいつまでもやりとりを続ける二人を、放っておかれている当人が止めた。
 
0145呪装鎧師マジーナ(5/6)2014/01/19(日) 22:23:25.22ID:JJ7etapA
ひとしきり二人にお説教をしたあと、店主は改めて弁明する。
「俺は親切心で商売やってるんだ。一部の人間が独占してる力を、格安で提供してるんだよ」
井村はあえて問答を選んだ。モユの準備が整うまでの時間稼ぎをするためだ。
「なんで公にされてないのか、考えたか?」
「考えたよ、勿論商売人的に……そりゃ、価値があるからだ」
「価値、ね」
「ああ。こうやってモノに術をかけるだけで誰にでも使えるんだ、商業価値は高いぜ」
「アクセサリー自体に価値はないと? 結構、イカしてると思うけど」
店主の顔に、嘲りが広がる。誰に対しての嘲笑かはわからない。
「俺の作ってたアクセサリーは売れなかったよ。同じ商売文句だったけどさ」
聞き逃せない一言だった。それじゃあ、彼は自分でこれを作っているわけじゃないのか。
「呪術の価値は、そんじょそこらのインチキまじないとじゃ比べもんに――」
「……本物の呪術より、でたらめのおまじないの方が価値があります」
は、と店主が固まる。口を挟んだのは、モユだった。

「呪術は、結局は自分にできないことを他人任せにする力です。でも、」

「おまじないは後押しするだけ。願いが叶ったのなら、それは自分の力で叶えたもの」

「自分のために使うなら……おまじないの方が価値があるんです!」

こんな時に、とは思うが、井村は胸が熱くなるのを感じずにはいられなかった。
仕事上の相棒でしかなかったモユの、その想いに初めて触れた。そう思えた。
だがそんな感傷も、売人の怒号で醒まされる。
「ぬかせ、クソガキ!」
売人は《のろい》のかけられたアクセサリーを鎖分銅のように振るい、モユを襲う。
モユは怯むことなく素早く印を組み、呪紋で象られたシルエットでそれを受け止めた。
「“鎧呪・怨”!」
「えっ、いきなり!?」
普段は「かわいくない」と毛嫌いする鎧を初っ端から――よほど頭にきているようだ。
モユが「呪ノ鎧」をまとうと、シルバーアクセサリーが次々と売人の手を離れる。
より強い呪術の――《のろい》の力に取り込まれているのだ。そして待っているのは、
「――呪詛返し!」
異形の巨大な爪で束ねた何本ものチェーンが、店主の体を幾重にも巻き取る。
簀巻きにされた店主はしばらくもがいていたが、やがて根が尽きたのか、動かなくなった。
「人を呪わば、倍返しです!」
「気に入ってんじゃん」
発案したときは怒られたのに、納得のいかない井村だった。
 
0146呪装鎧師マジーナ(6/6)2014/01/19(日) 22:26:32.71ID:JJ7etapA
 
《のろい》のアイテムを流通させていた露店の取り締まりは完了した。
だが店主は卸売りしていただけと供述しており、製造者はもっと深い所にいるようだ。
なお、彼の連行は、途中でありとあらゆる不幸が襲ってくる困難なものとなった。因果応報。

そして――

「……」
帰りの車内も、助手席に乗り込んできたモユを相手に、井村は戸惑っていた。
彼女の呪術に対する考えに触れて、ある推測を組み立てていたからだ。
「モユちゃんさ……本当は、呪術がきらい?」
「……それには、ちゃんと答えられません」
でも、とモユは続ける。
「呪術のことを否定してるわけじゃないんです。自分のために使うのは間違いだと思うけど」
「誰かのために使うなら……ってこと?」
「ええ……でも、誰かに使う場合も、おまじないには勝てないと思うんですよね」
「やっぱりか」
「はい。たとえば、ほら」
と、モユはケータイの待ち受け画像を見せてくる。
自撮りだろうか、熊のぬいぐるみを笑顔で抱きしめるモユの写真だった。
そのぬいぐるみには井村も見覚えがあった。クリスマスに買ったものだ。
「私のいちばんのお守りです」
「はあ……それはそれは」
気に入ってもらえて嬉しい――とは言えず、ついつい皮肉を口にしてしまう。
「俺、呪術師じゃないから効き目なんてないと思うけど」
「だから、おまじないです。信じることが大事なんです!」
これは分が悪いと思った。今日のモユは、何かと直球だ。
さいですか、と笑って流そうとする井村。だが、モユは追撃を用意していた。
「心配しなくても私、もう前みたいにはなりませんよ。井村さんがいてくれるから」
見透かされていた。
「井村さんが、私を守ってくれますから……ねっ?」
「よ、よく覚えてるねそんなこと……」
それは、初めて彼女と仕事をした日に井村が言ったこと。言わずにはいられなかったことだ。

懐かしいよりも恥ずかしいその話題から逃れるため、あの手この手を尽くそうとする井村。
だが、もし次があるなら、その話が語られてしまうことは避けられないのであった。

 了

ありがとうございました。イチャラブは次ガンバリマス
0149名無しさん@ピンキー2014/05/13(火) 23:12:16.46ID:OpTqlmQx
保守
0150名無しさん@ピンキー2014/05/17(土) 23:48:16.45ID:QaYauVwa
保守代わりに。


春眠暁を覚えずという免罪符の横行は目に余るものがある。
そうでなくとも寝坊の常習犯のくせに、俺の幼馴染は「しょうがないよね」と二度寝を決め込むのだ。
無論、徹底抗戦の構えで今日も今日とていつものように、彼女の部屋へと乗り込んだわけだが――。

「おーい起きろ……っておぉぉぉぉい!?」

朝っぱらから絶句してしまった。そりゃそうだろ。
幼馴染を起こしにいったら、代わりにホーリーハートがベッドに転がっているのだから。

――ホーリーハートは、正義のヒロインである。
ひとたび悪が現れれば、どこからともなく駆けつけて、成敗して去っていく。
武力行使よりも対話に重きを置いたスタイルが評判で、人気も上々。

そんなホーリーハートが、なぜこんなところでこんなことになっているのか。
俺は、その理由を知っている。
「やっぱり、昨日……」
夜中に、隣家から窓を開け閉めする音が聞こえたから、「出動」なんだとは思っていた。
しばらくしたら戻ってきた気配もあったので、俺も安心して寝付くことができた。
彼女もぐっすり眠ることができたようだ。だが、せめて、
「変身解いてから寝ろよ……」
疲れて帰ってきて、着替えもしないで寝る……まるでサラリーマンだ。
そう、正義のヒロインホーリーハート、その正体は俺の幼馴染だ。
正体を隠しているくせに、こういうときの脇が甘い。コスでいえば本当に腋が見える。無防備すぎる。
こんなフリっフリの衣装を着て、ニーハイブーツも履いたままベッドに横になっているというのは……
ちょっと、クるものがある。こう、股間に。

「……ふぅ」

――さて、どうするか。
このまま起こさなければ、遅刻してしまう。
かといってこのまま起こせば、パニックになることは想像に難くない。主にこいつが。
「俺はどうすればいいんだ……」
こいつが、正体を隠して(いるつもりになって)さえいなければ……。
ん? なるほど。

「そうだ、変身解除させよう」
0151名無しさん@ピンキー2014/05/17(土) 23:51:40.59ID:QaYauVwa
寝ている間に変身を解いて、それから起こせばいいのだ。そうすればややこしいことにはならない。
では、どうやって変身解除させるのか。
正体は秘密と一応なっているだけに、俺は変身シーンを拝んだことはない。変身プロセスは不明だ。
まったくの想像で対処しなくてはならない。

「……ボタンとかないかな、どっかに」

改めて、彼女の姿を観察した。
フリル多めのそのコスは、キャミソールとミニスカートで上下セパレートな「へそ出し」デザイン。
ならばと俺はとりあえず、へそを押した。
ふに。
ほどよく引き締まっている腰回りだが、それでも肌の感触はやはり柔らかかった。
「……なんともならないか」
そもそもでべそってわけでもないしな。
あ。そうか、俺はまだ「へそ」そのものには触っていない。
安全対策のために、窪みの中にボタンが設置してあるのはよくある話だしな。
「えい」
更に指を沈めた。底と思われるところまで、ゆっくりと。
「んぅ……っ」
「! 起きたか……!?」
大丈夫、身を捩っただけだった。危ない、へそのゴマをとろうとしていた変態だと誤解されるところだった。
結局、何も起きなかった。まあ、ボタンがついてるのなんて、サイボーグヒロインぐらいだろうしな……となると。

「そうか、変身アイテムか」

この手のモノにはお約束の変身アイテム。それをなんやかんやでどうこうすれば変身が解けるに違いない。
問題は、それが何かわからないことだ。
「……ふむ」
戦闘の際、ホーリーハートは得物のようなものを持たない。
仮に変身アイテムが外部ユニットであるならば、持たずに放っておくなんて扱いは考え難い。
ならば身に着けているものが変身アイテムであると考えるのが自然だろう。

「髪飾りだ」

ホーリーハートは金髪でポニーテールというヘアスタイルをしている。
一本にまとめるバレッタは、変身前はつけていない。ということは、これが変身アイテムなんじゃないか?
さっそく外してみると――留めていた髪がさらりと俺の手を撫でる。ドキッとした。
ホーリーハートの髪は、長い。
変身前よりずっと長くなっていて、成長した姿を思わせて、なんだか大人っぽい。
本人もそう思っているのか、変身した後は「それらしく」振る舞っている。
「正体を隠すためってよりかは、楽しんでやってるんだろうけどな……」
髪飾りを外したものの、変身は解けない。これはただのアクセサリーだったのか……。
0152名無しさん@ピンキー2014/05/17(土) 23:54:16.48ID:QaYauVwa
「じゃあブーツ脱がすか」

この段階で自棄になっていたと言えなくもないが、意外にも、ニーハイブーツはすぽーんと簡単に脱げた。
ブーツっていうのはこう、蒸れ蒸れになるものだと思うし、実際そうに違いない。
だが「変身」は単なるお着替えではなく、聖なる力に因るコスだからか、どことなく爽やかな香りがする。
「よしもう片方も」
……ところで、この体勢だと、スカートの中が見えそう――で、見えない。ちっ。
変身ってどこまで変わるんだろうなーと常々思っていた。パンツがどうなっているのかとても気になる。
「……」
だがここで覗きに走ってしまうと、言い訳ができなくなる。
言い訳をするときに大事なのは、自分なりに節度を守ったというプライドを持つことなのである。
その一線を越えてしまっては……。
「うーん、黒か」
判定が難しい。おそらく、陰に隠れさせるのが目的の色チョイスだと思うのだが。
変身すると自動的にこうなるのか、自分で選んでいるのか……。

「……」

どうも視線を感じると思ってスカートの中身から目を外すと……彼女、起きてた。
「な、な、なななななな……」
あッ、まずい!
このままじゃ俺は、正義のヒロインにいかがわしい行為をしようとした変態だ!
言い訳を! 言い訳をするんだ、誇りをもって!
「待ってくれ、誤解だ! 俺は君のパンツをガン見しただけだ、それ以上のことはしていない!」

立派にアウトだったようで、俺はホーリーハートに昏倒させられた。

が、その後すぐに叩き起こされて、
「こういうことはあのお似合いのカノジョさんにしてあげなさい……待っていると思うから」
という、よくわからない言葉を言い残して部屋から去って行った。まだバレてないつもりだ。
なんで俺の幼馴染の部屋にいたのか、の言い訳は一切していかなかった。それでいいのか。


おわり。
過去スレに上がってたシチュやセリフに触発された
0154名無しさん@ピンキー2014/05/20(火) 09:58:11.18ID:zBNNKt84
正義とは常に鈍感でなければならない
視線注がれようがへそ触られようが髪イジられようが
ブーツ嗅がれようがパンツ覗かれようが仕方ないんですそれは
0155名無しさん@ピンキー2014/05/21(水) 20:26:27.26ID:Rbc/MPRK
一瞬、蛍光灯が寿命を知らせているのかと思った。
すぐにそれは勘違いとわかる。明滅したのは曇り空。即ち、雷光だ。
「そういや、天候が荒れるってニュースで言ってたな……」
窓から見える空は、すっかり灰色の雲に覆われている。雲の流れも速く、風があるようだ。
両親は傘を持って出かけていただろうか……と思っていたところに、チャイムが鳴った。
今、家には誰もいないので俺が出るしかない。はいはい、とドアを開けると――

「あなたに伝えたい――聖なる心と、正義の意志!」

お祈りポーズから一転、キレキレの動作で名乗りを上げる。

「聖・心・正・意!ホーリーハートっ!」

ビシッ、と前屈みがちに敬礼を決めて、最後はウインク。

「ただいま参上♪」

「……」
「ひとりで心細かったでしょう? 私が来たからにはもう大丈夫よ」
「……はあ」
こんな時に、いやこんな時だからこそする話だが、このホーリーハート、正体は俺の隣家に住む幼馴染である。
彼女は雷が苦手で……つまりこいつ、雷に驚いたはずみで変身しやがったな。防衛本能とかそんなんで。
それはさておき、本人は正体を隠しているつもりなので、俺もそれにつきあって少々トボける芝居をする。
「あの、それなら、ついていてやって欲しい奴が……」
「あなたのカノジョさんね?」
「幼馴染です」
「カノジョさんなら大丈夫。ちっとも怖がっていなかったわ」
「そりゃ良かった。あ、幼馴染です」
「それどころかこ、こ、恋人のあなたを心配していたわ。だから私がここにきたの」
「それはとんだご迷惑を……あいつには、よく言って聞かせますんで」
「もう、そんなによそよそしくしなくていいじゃない!」
「はあ……(副音声:お前の正体隠し設定につきあって他人のふりしてるんだってばよ!)」
でも、まあこいつもいっぱいいっぱいなんだろうな、と心の中で思った。
あちらのご両親も出かけているようだし……雷が鳴っている中、一人でお留守番に耐えられなくなったのだろう。
それにしたって変身して来るなよ。怖がってなかったとかいらん見栄はるなよ。
「ところで……あなたは、私がカノジョと言ったらすぐにあの子を連想したわ。つまりそういうことなのよ」
どういうことなんだってばよ。これは巧妙な心理操作か。
「何度も言われてりゃ、パブロフ犬的に連想もしましょーが……」
「周りにも何度も言われるというのは、つまりそういうことなのよ!」
キミしか言っていないけどな。やはり巧妙な心理掌握《メンタルアウト》か。
0156名無しさん@ピンキー2014/05/21(水) 20:28:51.59ID:Rbc/MPRK
なにはともあれ。
「まあ……立ち話も難ですから。どうぞ、中に」
「お邪魔します」
コスの一部とはいえ、さすがに家の中ではニーハイブーツを脱いでくれるらしいホーリーハート。
素足履きだったのか……それでも蒸れないとは、やはり聖なる力が働いているのか。
それにしたって気軽に脱ぎすぎだろう。このブーツの存在価値について考えたくなってしまった俺である。
「あ、麦茶でいいかしら」
などと言いつつ、俺より先に飲み物の用意を始めるホーリーハート。
なんでホーリーハートが、迷いなく俺ンちの冷蔵庫から麦茶を取り出せるんだよ。
落ち着けよ! 今のお前はホーリーハートなんだよ! 俺に正体のヒントを与えるなよ!
……なんて俺の内心など露知らず、ホーリーハートはソファの、俺の隣に腰かけた。
「はい、どうぞ」
グラスを持たされて、そこに麦茶を注がれる。キャバクラかよ。どこで覚えてくるんだ、こんなん!
もうお前のそのコスチューム、そういう目でしか見れないよ。確かにいそうだよ、こんな感じの人。
「あ、ごめんね。狭かった?」
口ではそう言いつつ、せっかく距離を開けたのにまた詰めてくる。ソファの端に追い込まれそうだ。
近いよ。このパーソナルスペースは、正義のヒロインと一般ピーポーのそれじゃねえよ。
それに……足。太ももから爪先まで露わな生足がぴったり俺の足に当たってる。
足だけじゃなく、上半身ももたれかかれるほど近い。心なしか若干体を預けられている重みも感じる。
「……」
それだけ密着しているのだから、小刻みに震えているのだって伝わってしまう。
普段ならピーピー喚いているところだが、今はホーリーハートでいるからか、だいぶ我慢しているのだろう。
「……なんだかなぁ」
正義のヒロインとして戦っている奴が、どうして雷が怖いかねえ……。
「どうしたの?」
「いや、まあちちょっと――」

そのとき、一際大きい轟音が響いた。
近くに落ちたな――そう思ったときには、俺はホーリーハートに抱きつかれていた。
0157名無しさん@ピンキー2014/05/21(水) 20:31:15.51ID:Rbc/MPRK
「いやいやいやいや!」
「わわわわ私がきたからにはもう大丈夫よ!」
「君が大丈夫じゃないだろ!?」
背中に手まで回されて、がっちりホールドされている。逆に俺の手は行き場を失い空を掴む。
「あなたと私の――い、いや、知らない仲でもないじゃない!」
「知り合いだったら誰にでもハグしてるように聞こえるぞ!?」
「わわわ、私はアメリカンスタイルな女なのよ! ほら、金髪!」
なんと頭の悪い発言だろう。
「じゃあアメリカを守れよ!?」
「あなたがいないとこなんか守ってもしょうがないじゃない!」
「 」
今のは聞かなかったことにした。雷が、うるさくてね……。
そう、また雷が鳴ったのだ。
ホーリーハートは「うひゃあ!?」と悲鳴を上げ、今度は脚でも俺を挟んできた。
「いやいやいやいやこれはやばいって!」
この状態、俺、いかがわしい本で見たことあるよ。対面座位ってやつだよ。
「かかか完全防御の構えよ! 安心して、あなたのこと、絶対離さないから!」
「いや離してください! 逆に安心できません!」
「いやぁぁぁぁまだ鳴ってるぅぅぅぅぅ」
「アッー!身を捩るなアッー!」
ホーリーハートが体を揺するたびに、全身が触れ合い、擦れ合う。
いわんやちち・しり・ふとももをや。
どう見てもいかがわしいお店のサービスタイムです本当にありがとうございました!
「おち……落ち着けって。暴れるなホーリーハート(と俺自身)!」
これ以上はさすがにヤバイ。彼女を引き離すため、初めて手で体に触れる。
肌の露出の多いコスだからこそ、汗ばんでいるのがわかって生々しい。
いや、生々しいどころじゃない。これは生なんだ。この感触は間違いなく生乳――
「ってコスがめくれあがってるぞホーリーハート!?」
上下セパレートコスの弊害がこんなところで……っ。へそを雷様にとられるぞ!
そしていよいよホーリーハートが完全に俺に身を預けてきた。ああ、もう我慢できな……あ?

「気絶してる……」

――という経緯があったわけなんだ。
だから俺は君の上着を脱がせてパンツの端に手をかけているだけでそれ以上のことはしていなあべし。


おわり
0159名無しさん@ピンキー2014/07/08(火) 06:50:03.43ID:POn8rRhR
ダメかも……
0160名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 21:19:04.91ID:4xm3Fp7n
MF文庫の「焦焔の街の英雄少女」
このスレ的においしい一冊かもしれない
幼馴染の豆腐メンタルな正義のヒロインとイチャイチャする話だぞ!
0161名無しさん@ピンキー2015/01/01(木) 00:33:21.92ID:e0c1WMbp
変身ヒロインに休みなし…されどラブラブは休ませないで
0162名無しさん@ピンキー2015/01/03(土) 10:06:15.13ID:WGNbTNLx
年末年始は悪の組織もお休みだから
コタツでラブイチャ姫初めする変身ヒロインとな
0165名無しさん@ピンキー2016/03/15(火) 22:22:28.44ID:CafhfDh2
中途半端に変身解けたヒロインとか良いな

服やスーツはそのままだけど髪の色や量が元に戻っちゃうただのコスプレ状態的な
0167名無しさん@ピンキー2016/11/05(土) 21:40:03.96ID:QU254Jwe
某お絵かきサイトでの画像で妄想。
元ネタは”装神少女まとい”設定適当にしか見てません。

「きゃあ!」
突然、壁の通路を塞ぐように上から壁が落ちてくる
そう、それは壁。扉ではない。
叩いても、びくともしない。
まといは気が付いた。
「神様がいない」
いつもは、後ろに付いてくる神様が消えてる。。。
そのせいか、力も、人並みになっている。
不思議な事に、纏創は解けていないが。
「良かった、こんなところで裸になったら、大変だった。」
そう思いながら。後ろをみる。
床には、父親が横になっている。
「大丈夫だよね。。。あのう。。。大丈夫ですか?」
つんつん。顔を指で突っつく。
「ううう。。。うん?は、犯人は?」
「わあ、ごめんなさい、逃げちゃった。それで、閉じ込められたみたいです。」
「何!。って、この前のコスプレ女!。お前は何者なんだ?」
肩を捕まれ揺さぶられる。
「いやあ。」
振りほどこうと手で押し返そうとするが、出来ない。
「あ、力が。。。」
「あ、すまん。そ。。。」
手を離す。
「まあ、なんだ、聞きたいことはあるが、話してはくれないのだろうな。。。」
「ごめんなさい。私にも分からないことだらけで。。。」
「そっか。」
でも、確認したい事はあるよね。
「あの、前に、私を間違えて、その。。。しおりさんって私に似ているの?」
「あん、そんな事は。。。いや、違うな、まあ雰囲気は似てるな。でも、胸はもっと大きいが。」
「えっち。。。そうなんだ。」
私、お母さんに似てるんだ。うふ。
「何、にやにやしてるだ?。。。まあ、この前はすまなかった、
しおり、妻なんだが、失踪してしばらくあってないもので、なんか。。。」
「そう?驚いちゃった。急に抱き付いてくるんだもの。それにさわってくるし。。。」
「すまん!」
「もういいよ。刑事さんも寂しかったんだよね。奥さんに逃げられて。。。」
ちょっといじわるかな?
「いや、しおりは戻ってくるって言ったんだ。それまでまとい、娘を頼むって。。。」
「娘。。。まといちゃんは、どんな子?」
「まあ、一緒に住みだしたのは最近だからぎこちないが、でも、家事はできる、立派な娘だ。。。少し抜けてる感があるが。」
最後の余計。でも、うれしい。
「あの、そのちょっとならいいよ、私を、しおりさんだと思っても」
「はん?何言ってんだ。ガキが」
「さびしいんでしょ?誰も見てないし、内緒にしてあげるから」
「。。。まあ、」
そっと、まといを抱き寄せ
「顔、見るなよ。。。」
「うん」
「ひっくひっく、しおり。。。待ってるからな、まといと、帰ってこいよ」
自然と、頭に手を回し、抱きしめる。
伸吾君、子供みたい。。。
0168名無しさん@ピンキー2016/11/05(土) 21:45:02.88ID:QU254Jwe
「。。。しおり」
「え、だ、だめ、ふぁあ。」
耳を甘噛みされる。片手が腰に下がり、首筋にもキスされる。
「や、やめて」
「しおり。。。」
ちゅう。キスされた。ファーストキスを父親と。。。
「うううう」
舌が入ってくる、抵抗しても無駄だった。舌を絡められ
それが未経験にもかかわらず、頭がぼうっとしてきてる。
くちゅくちゅ。水音を奏でる。
ブーツを履いた足が、がくがくしてきてる。
キスだけで、腰砕けになってしまう。
腰を抱えられたまま、反対の手でコスチュームの胸元を下げられる。
大きくは無いが、形のいい、胸が露出し、ピンクの乳首が見える。
「あん、だ、だめえ」
乳首を口で愛撫され、体がびくつく。
ちゅば。口を放した乳首は、反対の乳首に比べ勃起している。
だ、駄目なのに。。。
思いとは違う、体の反応に戸惑うまとい。
反対側の乳首も愛撫されてしまう。
皮膚が桜色に色づき、もう、抵抗の声は出ない。
「う、うん、はあ、はあ」
甘露の声を我慢するのが精一杯である。
あ、当たってる、スカート越しに膨らんだスラックスの部分が押し付けられる。
伸吾君も、興奮してるんだ。お母さんともこんな激しいことしてたのかな?
「しおり。。。」
ずるいよ、お母さんのこと言われたら。。。
だ、だめなのに。。。もう立ってられない。。。
ふらついているまといを抱き寄せ、器用に、スラックスとパンツを脱ぐ。
まといは落ちないように、伸吾の首に手を撒きつけてる。
伸吾は、床に胡坐をかき、その上にまといをおろす。スカートの前部が伸吾の
勃起を隠すように盛り上がる。
股布は、既に許容をを超え、液が染み出している。
私、初めてなのに、こんなになってる。。。伸吾君はお父さんなのに。。。
だ、駄目なのに。。。欲しがっている。。。
股布をずらされ、指を挿入される。
「あん、い、いや、だめ、あん」
くちゅくちゅ音を鳴らし、指を締め上げる。
0169名無しさん@ピンキー2016/11/05(土) 21:45:40.95ID:QU254Jwe
指が抜かれ、終わったと思った。。。
腰に手を添えられ、持ち上げられる。
「わああああ」
体を下ろされたと思った瞬間固く太いものが侵入してくる。
重力に逆らえず、押し込まれる、肉棒。
初めてのはずだが、纏創のせいか、痛みは感じない。
膣を押し広げ侵入する刺激は蕩ける様な感覚で、まといを蝕む。
「あああ、あん、は、入ってる。伸吾君の入ってる」
もう、正常な考えは出来ず、いつも呼び名で叫んでしまう。
伸吾も、狭く、締め付けてくる感じと、久々の性行の為、気が付かない。
腰を突き上げながら、頭に手を回し、キスをする。
全く抵抗は無くそれどころか、自分から舌を付きだし絡める。
奥まで達したペニスは、奥の子宮口を刺激する。
それは、自然の摂理。子孫繁栄の行為であるように、
収束が奥へ奥へ導く。そして鈴口に合わせるように子宮口が開き
覆いかぶさる。。。
「はあ、はあ、もう、おかしくなっちゃううううう」
膣の収束の感覚が短くなり、絶頂を迎えることを予測させられる。
そうなると、挿抜の動きを内部でのグラインドに変える。
「はああ、いいいい、それいいいいいい!」
最後にきつく締め付けられ
「うううう」
伸吾も絶頂を迎える。
ドックンドックン。吐き出された白濁の種が、子宮に吸い込まれる。
痙攣したような動きが、絞り取るように動く。
抱き付いたまま、伸吾は後ろに倒れ、それに覆いかぶさるようにまといが倒れる。
0170名無しさん@ピンキー2016/11/05(土) 21:46:13.02ID:QU254Jwe
「はあ、はあ、」
まといに光がまとりつく。。。光が消えるとそこには裸で、元に戻ったまといの姿が。。。
「はあ、はあ、ん?、ま、まとい!」
突き放すようにまといを起こす。
「あん」
まだ、敏感な部分から抜かれた刺激で喘ぐまとい。
「はあ、はあ、ん?伸吾君。。。え、私、纏創解けてる!」
「こ、これは、どういうことだ?まとい!」
「し、伸吾君が、駄目っていったのに。。。ひどいよ、初めてだったのに。。。」
「す、すまん、お前だと思わなくて、しおりだと思って。。。あああ、やっちまった」
「ふえ〜ん。伸吾君の鬼畜、レイプ魔、刑事なのに犯罪おかすなんて。。。」
「す、すまん。言い訳できないよな。俺これから自首する。」
「。。。それで、済むと思ってるの?これから私、実の父親に犯された娘になっちゃんだよ。
 もうここにも住めない。」
「どうすればいいんだ?なんでもするから。。。」
にや。微かに唇が笑う。
「まずは、伸吾君のきれいにしてあげる。」
「お、おい、やめろ。わあ、ううう」
ぴちゃ、ぴちゃ、かっぷ。くちゅくちゅ。。。わあ、元気なってきた。
「だ、だめだ、こんなことは。ううううう」
伸吾君感じてくれてる。はん、切なくなってきた。
「また、しよう」
0172名無しさん@ピンキー2024/01/07(日) 21:01:37.56ID:jDlg5A2Z
ジャスティライザー

ライゼロスなどを格納しているシェイドスターではダルガ軍の襲撃を迎え撃つべく、
武器やライザースーツなどに異常が無いか確かめようと、
胸や肩などのアーマーを外していくが、

翔太「(ユカって意外に胸があるな。)」

翔太がユカをそっと抱き寄せると、

翔太「ユカ、胸柔らけえ。」
ユカ「しょ、翔太ったら。」
翔太「もう我慢できねえ。」
ユカ「(翔太のがお尻に当たって・・・)」

ユカは翔太とは高校の同級生で、共に戦う間柄という認識であったが、
戦いを通してそれ以上の感情が芽生えてきて、

ユカ「(でも、こんなとこで・・・それに襲撃が来たらどうしよう。」
0173アニメultraman2024/01/15(月) 21:39:18.21ID:gh5qPC6K
ゼットンとの戦いで予想もしなかったバージョンアップをしたウルトラマンスーツの性能を確かめるため、
訓練をしていると、

レナ「進次郎君。」
進次郎「レ、レナさん、どうして・・・」
レナ「進次郎君ってこんな訓練しているんだ、ちょっと参加しても良いかな。」

レナのチョーカーの石が光ると、レナの衣服が弾け飛び、
腕などに光沢を帯びた繊維がリボンのように巻きついて、
インナースーツを形成すると銀や赤の装甲が腕や脚などに装着され、

レナ「進次郎君、追いかけっこしようか。」

レナが飛び上がると進次郎も脱いでいたヘルメットを装着して飛んでいき、

レナ「進次郎君、ありがとう・・・ちょっと無理させちゃったかな。」
進次郎「い、いや、そ、そうでもないかな。」
レナ「でも息が上がっているよ。」

訓練を終えて元に戻った進次郎とレナがある一室で食事などをしていると、

レナ「ウルトラマンも異性に興味あるでしょ。」

進次郎はレナと共にシャワー室へと向かうと、
レナがいきなり服を脱ぎ出し、

レナ「進次郎君も早く。」

進次郎も全裸になるとレナは包皮で半分程隠れている亀頭を弄り始め、

進次郎「レ、レナさん。」
レナ「勃起したら皮が全部剥けたよ。」
レスを投稿する


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