◆オーガスト総合エロパロ9◆
0141『あけるり』エステル「淫猥すぎる報告」 ◆yI9c.TLLFGga 2018/08/05(日) 20:26:01.43ID:LLOIW953
 ディスクが再生される。真っ暗な画面が一転、明るくなった。
 中央に、司祭服をまとった少女の立ち姿がある。
『モ、モーリッツ様……』
 小さく映るエステルは正面に向かって小さな声で呼びかけ、カアッと頬を真
っ赤に染める。
『た、達哉が、私たちが愛しあっているのをモーリッツ様に報告しないとって
言い出して、わ、私は嫌だって言ったのに達哉は強引に、こんなことを……』
 すっと、エステルの後ろに男が立つ。薄桃色の髪をかき分けてうなじに口づ
けた。
『んっ、ああっ』
 おとがいを反らして、白い喉が震えるのをカメラに見せてしまうエステル。
 喘ぎながら後ろを振り向くと唇を奪われる。強く吸われ、おずおずと吸いか
えし、やがて涎を垂れ流すほど熱烈に絡まっていく。
 カメラがキスに迫ってズームアップ。爽やかさのかけらもない、口淫と呼ぶ
にふさわしい映像が画面にひろがる。唇がねっとり絡みつくだけでなく舌が出
入りする淫らな有様を大胆な構図で捉え、口から飛び出した舌だけがもつれる
図もばっちり記録している。
 唇でつながったまま、節くれだった手が前にまわってきた。司祭服の上から
胸の隆起をイヤらしい手つきでまさぐりだす。
『んっ、んっ、んんーっ』
 少女が目を見開き、くぐもった音をひろげる。唇を封じられていなければ派
手な嬌声が響きわたったに違いない。
 愛撫の手がいったんストップし、司祭服を剥いていく。これまで何回そうし
たのか、スムーズな手つきが男の“慣れ”を示している。
 先にスカートが落ち、続いて上衣もなくなる。
 出現したショーツとブラは、情熱的なワインレッドのお揃い。縁がフリルに
飾られているだけでなく、ブラのカップにもショーツのクロッチにも花柄の刺
繍があしらわれ、透けている。熟れた女にふさわしく、とても司祭を務めてい
る女がまとうものではなかった。
 再び前にまわった手が、ブラごと肉丘を握って、ぐらぐら揺さぶった。
『ハアッ、アッ!』
 キスから解放された唇が、生々しい喘ぎを唾液混じりに吹きこぼす。
 愛撫される肉の果実は、地球に降りた当初よりも遥かに大きく育っているの
が画面ではっきり確認できる。男の手は、ふくらみをさらに実らせるかのよう
に巧みに揉みしだいている。
 右の手がバストをいじるあいだ、もう一方の手はお腹の肌を撫でくすぐり、
やがてショーツにかぶさった。
『あ、あ、あっ、そこ、そんなに、したら、ああん』
 陰阜の盛りあがりに沿って、さすりまくる指遣いのなんと淫蕩なこと。まる
でエステルは楽器のように、指の動きによって嬌声を響かせる。あられもなく
悦ぶ声に嗚咽まで混じってきた。
 しばらくして、カメラがショーツをアップで捉えた。
 くっきりと浮かんだ舟底形の染みは、メスの匂いまでカメラの向こうに届け
そうなほどイヤらしい。縦筋がくっきり透けているのも、見ている者の劣情を
煽りたてる。
『アアア、もう、もう私……』
 切迫した声で懇願する女に応えるように、画面が暗転した。
0142『あけるり』エステル「淫猥すぎる報告」 ◆yI9c.TLLFGga 2018/08/05(日) 20:28:18.90ID:LLOIW953
 一秒もしないうちに、新たな構図で映し出される。
 全裸となったエステルが、後ろの男の膝に腰かける態勢に変わっていた。正
面から捉えた画面に、美しくて量感にも富む乳房がくっきりと映し出されてい
る。
 上気した顔がまっすぐ、カメラに向かっている。ピンク色の舌が唇からはみ
出して、ちろりと淫靡に舐めまわした。
『み、見て、ください。私が、達哉とつながるところを。達哉のものに、なる
ところを』
 腰が上がり、後ろから肉柱が出現して割れ目に先っぽが当たる。
 腰が下がり、亀頭が呑みこまれて竿部も女陰に埋もれていく。
『んあッ、アアッ……入って、く、くるっ』
 背面座位で合体していくエステルは生々しい声をあげ、小さく身じろいで男
の存在を体で感じ取っている。時折りカメラ目線で、ちらちらと淫靡な光をき
らめかせる。
 細腰が落ちきって、肉棒が根元まで膣穴に吸いこまれた。
『あふぅ……い、いっぱい。アア、私のなかが、た、達哉で、達哉がいっぱい、
入ってるぅ』
 発情したメス顔、まさにアヘ顔というだらしない顔になってエステルがよが
る。
 淫らに踊りはじめた。腰は単なる上下動でなくグラインドしたり回転したり
と、男のモノを食い尽くさんばかり。
『んっ、はっ、あぁ……達哉のチ×ポが、あはぁ、大きくて、私のなかで暴れ
て、ああッ、すごいぃ』
 エステルが腰を動かすだけでなく後ろの男も振りあげている。すっかり息の
合った抽送で、司祭少女がぐんぐん高まっていく。
『ああっ、あっ、はあッ……イ、イク、イッてしまう。お、お願い達哉、アア、
いっしょ、いっしょに、このまま、ああン、出して出して、精をいっぱい、注
いでぇ!』
 なんとも危うい、破廉恥な願いを叫び、飛んでいきそうな勢いで跳ねあがる
と同時にエステルはがっくりうなだれる。陶酔した顔を見せ、女の喜びに全身
で浸っている。
 背後の男も合わせて鈍く呻き、腰をひくつかせている。
 ヴァギナからはみ出している根元が脈動し、女が望んだ通りに注いでいるの
が画面の外にいてもはっきりとわかった。
 しばらくしてペニスが引き抜かれ、男の姿が消える。エステルひとり画面に
残る。
 カメラは秘部にズームアップ。引き抜かれてもなおぽっかりと穴が開いたま
ま。
 指が左右の陰唇に引っかかった。大きく割り開かれて、トロッと白い濁液が
流れ出てくる。
『ああぁ、達哉ったらこんなにいっぱい、出して』
 注がれたことをあらためて深く感じ、妖しくほほえむ。こぼれた液を指先で
すくい、舌でぺろりと舐め取ってその味にうっとりする。
『ふふっ、赤ちゃんができたっていう報告も、きっとすぐです。モーリッツ様』
 幸せに溺れきっている司祭少女の顔を最後に、映像がフェードアウトしてい
った。

(了)
0145「あけるり」フィーナSS ◆hJ45u8qIVesF 2018/11/24(土) 20:31:36.97ID:FzX2Z1MG
 朝霧達哉とフィーナ・ファム・アーシュライトが熱い抱擁を交わしている。
 今こうしてふたりだけになれる喜びに震え、愛しあえる時間を得たことに感謝すると同時に欲の炎をめらめらと燃やしていた。
 いったん身を離す。揃って瞳をうるませ、互いの姿を映している。
 月の姫が生まれたままの姿になり、ベッドに入った。
 追いかけるように、地球人の男も同じ姿でベッドへ。
 前戯の必要はない。揃って裸を曝け出したのがその証拠。
 あお向けるフィーナは艶然とほほえみ、両脚を曲げてMの字を描いた。あまりの淫猥さに達哉はごくりと生唾を呑む。牡本能が限界までふくれあがった。
「入れるよ、フィーナ」
「ええ、来て」
 目と目を合わせ、体も合わせていく。
 愛液まみれの秘穴に、カウパーまみれの亀頭が重なってすぐぬるりと入りこんだ。
「んっ、あっ、はあぁん」
 フィーナは甘やかな息と声を漏らし、身じろぐ。高貴な香りに生々しい牝フェロモンが混じって、ひろがる。
 達哉の腰がせり出して、肉柱はずぶずぶと埋まっていく。ぴったりと寄り添ってくる濡れ襞が細かく震え、早くも射精の予兆が全身を駆け抜けた。
 暴発しないよう注意して根元まで挿入し、ゆっくりと息を吐く。
 表情を引き締めると、テンポよく腰を振りたくって秘奥にある快楽スポットを連続して叩いた。
「ひゃん、あん、ああん……い、いいっ。すごくいいわっ!」
 奥を突かれるだけでなく、雁首に膣壁をごりごりこすられて甲高い悲鳴をあげるフィーナ。開いた脚を、はしたなくばたつかせる。
 姫のよがりっぷりを目にし、達哉は口元をゆるませる。腰をせっせと使いながら、ぷるんぷるんと揺れるバストを掴み取り、揉みたてていく。
 初体験のときからずいぶんと発育し、今や巨乳というべき、爆乳といっても遜色ないサイズにふくらんでいる。大きいだけでなく形も美麗で、グラビアになれば男共がこぞってオカズに使うだろう。
 鷲掴みにして、ぎゅうぎゅう揉む。力をゆるめ、ピンクの乳輪を指先でなぞって可憐な乳首をこちょこちょくすぐる。
「ああっ、胸、胸をそんな、あはっ、感じる、感じちゃうううぅ」
 陰部に湧き起こる快楽に胸部の快美も加わって、フィーナは狂ったようによがる。シーツをぎゅっと握り、裸身を大きくはずませた。
 淫蕩な振る舞いに煽られて達哉は一気にフィニッシュへ持っていく。彼自身も、絶品ヴァギナの締めつけでたっぷりとペニスをしごかれ、射精しなければどうしようもないほどに昂っていた。
「俺も気持ちいい、からっ……うあっ、フィーナ、フィーナぁ」
 愛する女の名を呼び、乳丘をぎゅっと握った。己のエキスを注ぎこむという意気ごみのまま腰を勢いよくはずませて、快美を極めようとする。
「んあッ、た、達哉、あッ、ああッ、アーッ!」
 深々と突かれて、先にイッたのはフィーナだった。おとがいを反らせてプルプル震えあがり、両脚を彼の腰に絡めて引きつけた。
「くうううっ、ううっ!」
 固くホールドされた達哉も、呻きながら絶頂へ昇った。鈴口が開いて熱い精汁を噴出する。大量のザーメンは秘奥のさらに奥、子宮のなかへ流れこみ、美姫をさらなる高みに押しあげた。

(終)
0147「あけるり」エステルSS ◆G0dmgwGY13TB 2021/09/28(火) 20:22:01.32ID:JQFtqqSJ
「エステルさん! 俺もう、我慢できない」
「ああっ」
 他に誰もいなくなった礼拝堂で固く抱き合い、とびきり甘い口づけを交わしているだけで
地球人の男は猛烈に昂ってしまった。荒ぶるまま彼女のスカートに手を突っこんでショーツ
を引き下ろし、己のスラックスの前を開いて勃起を取り出すとせわしなく正面から結合を図
る。
 不安定な位置関係ながら、なんどもつながった実績が物を言い、肉根の切先が恥裂を割っ
て淫口に潜りこんだ。
「んはぁ」
 艶かしい声を放ってエステルは達哉に抱きつく。達哉は彼女の片足をぐっと抱えこみ、結
合を深めようとする。
 正面からの立位は角度の調整があまり効かず、どうしても挿入が浅くなる。片足を抱えこ
んで開いても、限界がある。それに、片足になればエステルにより負荷がかかる。
 だから達哉はしばらく腰をもぞつかせただけでいったん結合を解き、女体をくるりとまわ
して、演台に這わせるバックスタイルに切り替えた。
「ああっ、達哉っ」
 獣の体位に羞恥心を炙られてエステルがわななく。意識の底では、恥ずかしいからこそ感
じると期待している。自然と、イヤらしく尻を突き出してしまう。
 男の手がスカートをめくりあげた。シミひとつない、雪白の双臀が出現する。狭間の肉唇
は妖しい鮮紅色。鼻息を荒くし、ぐっと鷲掴んで左右に開く。立位で軽く突かれただけで膣
穴は、とろとろの蜜を吐きつづけていてヒクヒクと再結合をねだっている。
 粘液にまみれた亀頭をあてがい、引きつけると同時にせりだせば、
「うはあっ!」
 正面からとは雲泥の差。剛直がスムーズに、瞬時に根元まで埋没して、達哉の口から悦び
の声が飛び出した。
「ああん、また、また奥に……奥、奥がいいのぉ!」
 バックになったからこそ秘奥までこすられる。エステルも負けじと喜悦を声にはずませ、
下半身をくねくねさせた。
「ああっ、エステルさん、エステルさんの奥に俺、俺のチ×ポが、ほら、ほらほらっ!」
「あふっ! あっあっ! ああっ! すごいっ!」
 興に乗った達哉がぐいぐい、ぐりぐりと亀頭を子宮口にこすりつければ、エステルはのけ
反りながらますます激しく声を張りあげる。恥も外聞もなくふたりが高まっていく。
 押しつけているあいだに秘洞がきつきつに締まっている。
 達哉は腰を引き、叩きつけた。
「ひいっ!」
 摩擦から打擲へ、だしぬけの変化にエステルが喘ぐ。悶える。
「奥が、いいんだろっ。奥にほら、ほらほらっ、おらあっ!」
 牡が征服感に燃え、吠える。大きなスイングで腰を振り抜き、牝を犯しぬく。
「いいっ、いいっ……すごくいいのっ! ああ、奥、奥にもっと、ください」
 くりんとしたヒップを小刻みに揺らしながらエステルはさらなる刺激を求める。せがむ声
はマゾっぽい響きに満ちている。
 もはや男も女もとまらない。ひたすら腰を振りあって、絶頂へとひた走っていく。
「ンッ! ンアアアアアーッ!」
 だしぬけにエステルが飛んだ。ビクンと痙攣し、大声を放ってのけ反る。反動で前にのめ
る。
「うおおおっ!」
 アクメに達したヴァギナが急激に締まって、抽送できずにがくんと腰がくだけたときに達
哉も爆発的な射精を開始する。子宮口に重なった亀頭の口から猛然と白濁液が噴き出し、膣
壺だけでなく子宮までも満たしていく。
「ああ、ああ、ああぁ……来てます。奥、奥の奥、アア、お腹にいっぱい、達哉の精が……」
 愛する男に子種を植えつけられるという、牝にとって究極の悦びに、エステルは腹這いの
まま肉尻を震わせ、うっとりとつぶやきつづけた。

(終)
0149「あけるり」麻衣SS ◆NQYYqtATKHa1 2021/11/05(金) 18:20:43.13ID:nGeN5kor
 朝日の差しこむ、朝霧達哉の部屋。そのドアの外に、朝霧麻衣がいた。
 麻衣は音もなくドアを開け、そっと滑りこむ。ベッドに寄り、布団をめくる。
 まだぐっすり眠っている達哉のスウェットパンツをそそくさと脱がし、もっこりふくら
むボクサーパンツも引きずりおろすと、反りかえるほどに勃起した一物が現れる。
「はあぁ……」
 牝を圧倒する牡の逞しい姿に一瞬見惚れ、すぐ気を引き締め、ためらいなくペニスに舌
を這わせていく。
「ん、んろ、んっ、ふうぅ」
 根元からなんども舐めあげ、ぬるぬるにする。時折り軽く唇をはじかせる。優しく、愛
に満ち、とてつもなくエロチックな口唇奉仕に励む。
 勃起は敏感に反応してピクピク蠢動し、震えは腰に伝わり、やがて全身にひろがって。
「う、う〜ん」
 達哉が目を覚ました。
「おはよう、た、達哉」
 目をぱちぱちさせている男の名前を呼ぶ麻衣の声が、少々ぎこちない。
 ずっと兄妹の関係でいて、「お兄ちゃん」と呼ぶのに慣れていて、今もそう呼ぶときの
ほうが多い。家でもさやかのいる場なら、もちろん友人のいる学校なら「お兄ちゃん」呼
びで通している。
 でもペニスをしゃぶる今は、恋人同士の関係だ。だから、まだ不慣れな名前を呼んで朝
のあいさつをする。
「おはよう、麻衣」
 あいさつを返す達哉の口もとがほころんでいる。フェラチオにはすっかり慣れているの
に名前で呼ぶのに慣れていない、そんな彼女がちょっとおかしく、いじらしく、いとおし
い。
「ありがとう。とっても気持ちよく、起きられた」
 手を伸ばし、優しく頭を撫でる。
 麻衣はくすぐったそうに受けとめ、顔を勃起に向ける。エレクトしたままの股間を見つ
める。
 彼を起こすという目的は果たした。でも、こんなままで終わりにするわけにはいかない。
「ね、ねえ達哉。これ、このままじゃ、大変でしょ」
「そうだな」
 もってまわった少女の言い方に達哉は微笑と最小限の言葉を返す。
「だから、私、もっと」
 肉竿を握り、ゆるやかにしごいていく。麻衣はおしゃぶりを続ける気満々。
「だったら、オマ×コでしてほしいな。麻衣がよければ、だけど」
 達哉は笑みを大きくし、臆面もなく猥語を用いておねだりする。
 言われた麻衣は、ぽっと両頬を染めた。
「……うん。私も、オチ×ポ、達哉のオチ×ポ、欲しいの」
 猥語に猥語で応じた麻衣は、身を起こし、スカートのなかに両手を入れ、するするとシ
ョーツを下ろして脱ぎ捨てた。
 純白のビキニショーツはべったり濡れている。達哉を起こす口技の最中に麻衣は、己の
股間に指を這わせ、慰めていた。奉仕と自慰による昂奮で愛液がとめどなくあふれ、染み
をひろげていた。
 頬を紅潮させる少女は彼氏の腰をまたぐと、ペニスを逆手で支える。膣口と亀頭の位置
を合わせ、華奢な身をゆっくり沈ませていく。
「うん」「はあぁ」
 達哉はペニスにぬるっという感触を、麻衣はヴァギナに雄々しい感触を、得たとたんに
大きく息をつく。
「このまま、もっと、ね」
 ウインクして麻衣が細腰を落としていく。それぞれの性器に感じる感触が快感となって
ひろがっていき、すぐに騎乗位合体が完成した。
「ああっ、麻衣っ」
「あはぁん」
 ひとつになって感激の声を重ね、しばらく、深くつながったままでいる。
0150「あけるり」麻衣SS ◆NQYYqtATKHa1 2021/11/05(金) 18:23:10.22ID:nGeN5kor
「する、よ」
 動かなくても満たされる。でも動けばもっと気持ちよくなる。だから麻衣は腰を上げる。
下げる。愛する男の一物を膣全体でしごき、恥肉を絡みつかせ、淫らにもてなす。
「んっ、はっ、んんっ、はあっああ」
 上下の動きに合わせて息をはずませ、甘い声を漏らす。結合部から、ぬちゅぬちゅとい
う卑猥な音が鳴る。
「麻衣、つながっているところ、見せて」
 音はすれども大事な場所はスカートに隠されていて、見えない。触覚と聴覚だけでなく
視覚でも、達哉は楽しみたかった。
 言われるままに麻衣は裾を両手でつまみ持ち、すっと引きあげた。
 下から、熱い視線が注がれてくる。肉根が突き刺さる恥裂に。
「み、見えてる? 麻衣のオマ×コと、お兄ちゃんのオチ×ポ、つながってるでしょ」
 顔を赤みを濃くする少女は「お兄ちゃん」と呼びかけてしまう。
 肉欲が理性を抑えこむと、こうなる。そう呼ぶことで、いけない行為に及んでいるとい
う禁忌を覚え、より深い快感がひろがると心と体が知っているから。
「よく見えるよ。麻衣のオマ×コが俺のチ×ポをおいしそうに咥えてるのが」
「イヤン」
 自分で露骨に言っていながら、兄に言われると恥ずかしさに身を焦がされる。激しいほ
てりで、禁断の行為にますます溺れていく。
「そのままもっと動くんだ。イヤらしく食べるところを、見せてくれ」
「こ、これで、いいでしょ。あはァ、入って、きて、ああン、出ていっちゃ、う、うあっ
はあっ、ああっ」
 上下の動きだけでなく、くねりも加え、より煽情的に兄に見せつける。痛いほどの視線
に麻衣自身もぐんぐん高まる。
「んあっ、あ、あ、ああーっ」
 あまりに感じすぎ、麻衣は裾を離してしまった。
 空いた手に達哉が手を合わせ、ぎゅっと握る。両方の手のひらを重ねる“ラブ握り”に
なって、麻衣の官能は高まる一方。達哉も己の欲に従い、下から腰を打ち上げていく。
 けだもののように動く女も男も、快感より切迫感に冒されつつある。麻衣の蕩け顔に汗
がにじみ、達哉の顔には苦悶に近い色が浮かんでいる。
「もう、もうダメ……私、もう、イ、イッちゃいそう」
「俺もイクよ。イッていい、いいんだ」
 限界を訴えあい、ぶるっと全身が震えた。
 先に麻衣がエクスタシーに昇り詰める。手を強く握って大きくのけ反り、膣壺がキュッ
とすぼまった。雁首をがっちり抱えこんで、牡にフィニッシュをうながす。
「くっ!」
 たまらず達哉も絶頂を極める。鈴口が開いて熱い精がドバッと噴き出す。少女の子宮の
奥まで入りこみ、灼いていく。
 のけ反りつづける麻衣は、注がれる快美を噛みしめながら恥骨を強く押しつける。達哉
は息を荒くして、本能のままに放ちつづける。
 噴射がようやく止まると、麻衣の身が前にのめった。
 達哉が優しく受けとめる。
「お、お兄ちゃ、ん」
「麻衣」
 見つめあい、瞳を閉じ、唇を合わせる。淫らな交わりの熱が次第に落ち着き、とろ火と
なって抱きあう身をほてらせる。
「……そろそろ、起きなきゃ」
「まだ大丈夫」
 役目を忘れていない義妹に、達哉は穏やかな目で見かえし、あらためて口づける。
 麻衣もまた、目を閉じて、甘いつながりに耽っていく。
 やがて離れるだろう性器の代わりに、ふたりの唇がしっかりつながっていた。

(終)
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