少女・女性が化物に捕食されちゃうスレ7
0001名無しさん@ピンキー2013/06/05(水) 11:06:58.87ID:zcWz6Xdc
オレは女の子(女性)が化け物に捕まって、いろいろ弄繰り回された後に食べられちゃうよー
てなシーンにすごく萌えるわけですが・・・

皆さん、こんなの好きな人いませんかね??

話を書いてみたり、そういうサイトを教えあいませんか?


※SS投下の際の諸注意
 ・元の作品:オリジナル/パロディ(キャラ・世界観のみの場合含む)
 ・捕食方法:噛みつき・丸呑み・体液吸出・咀嚼・溶解吸収etc...
 ・他注釈 :特に凄惨な表現を含むなど、注意が必要と思われる場合
以上を冒頭に明記することを推奨します

男性が捕食されるシチュエーションはNGではありませんが、
このスレでは
『女の子(女性)が化け物によって(嬲られ犯された末に)捕食される』
がメインです
 ・ラミア、リリス、サキュバスなどに捕食要素を追加して男女両方を襲う
 ・男女混成のチームを丸ごと、あるいは順に捕食していく
などの工夫で男性が捕食される状況を含むものはOKです
 ・ヒトが人魚、妖精などを(嬲る、犯す)食うのは変化系としてOKです
 ・単にヒトがヒトを食う(ただのカニバリズム)ものはスレ違いです


初代  ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125051013/
その2 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147338907/
その3 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182796046/
その4 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1217963873/
その5 ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1263460373/l50
その6 ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1320458945/


その3スレ>>804氏が作ったWiki (補完等、協力お願いします!)
http://www11.atwiki.jp/hosyoku/
0011名無しさん@ピンキー2013/06/08(土) 20:28:54.80ID:zf+bsEzW
お腹がすいたんだよ
0013名無しさん@ピンキー2013/06/08(土) 23:34:26.52ID:7Mgv+paf
かつてはモツ一辺倒だったが、最近は足からの丸呑みもいいかなって思えるようになった保守
0016レイン ◆AmrxKrymxGfh 2013/06/09(日) 20:16:58.83ID:8nZZ1vzy
前スレは落ちてしまったのか
0018名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 20:41:53.91ID:8nZZ1vzy
人に書け書けいう前に誰が書くのさ……
お前だろ??
まずは自分の妄想を文に興してみな
文章に自信がない??いいや抜けるかどうかは「心」だろ
大切なのは自分の力で書いてみること、そしてそれをうpることでみなが幸せになるかもしれない
叩かれることを恐れるな、自分の心の奥の邪な願望を文に興すんだ……

最悪かけなければプロットだけでもいい
それがみんなのオカズとなりやがて糧となる
ただの妄想でも全然スレを潤わせることができる

誰も気味悪がらないよ
ここにはお前と同じフェチの人しかいないんだから

↑これは今でしょ!レベルに流行る
0019名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 23:20:09.44ID:uc7s+3VQ
何かのコピペなのか
でも冗長だから半分以下ぐらいにまとめないと流行らないと思うな
0022名無しさん@ピンキー2013/06/12(水) 21:36:35.70ID:IooeMKzG
女の子二人が襲われて、一方が捕食真っ最中って場面があったとして、
親友が自分に助けを求めながら喰われていくのを眺めるしかない女の子と
親友に助けを求めながらも喰われて身体がなくなっていくのに絶望する女の子
どっちの視点が好み?
0024名無しさん@ピンキー2013/06/13(木) 04:12:37.14ID:O1Fhpabk
他人が順番に目の前で凄いことされながら喰われ(吸収され)てって、いざ自分までまわってきたときに「こうなってたのかー」的な視点がお好み
0025名無しさん@ピンキー2013/06/13(木) 20:06:59.13ID:9sId6flq
人間大好きなモンスターの居る島に女の子の一団を投げ込む内容のものを考えたけど
そんな長編は書けなかった
0027名無しさん@ピンキー2013/06/14(金) 22:11:20.17ID:0DPlL690
割りと本気でこのスレ系のゲーム作ろうかと思ってる。
リョナゲーは多くあれど捕食に偏ったのって無かったので。
ADVでいろいろな死にパターンがある系のものを…
0030名無しさん@ピンキー2013/06/15(土) 04:57:24.78ID:vW1zB6AG
文章は書けないけどアイディアは出せそう。それでスレのお役に立てるなら。

捕食される(つまり、死ぬ)のを嫌がるのは自然なので、逆にその運命を受け入れているパターン
例えば、生贄になることが決まってから生贄としての前準備から捕食されて死ぬまでを一人称で淡々と綴るとか

自分は生贄ものが好きだからこんなアイディア出したけど、生贄ものSSが多く集まるサイトとか見つからないのよねえ・・・
0031名無しさん@ピンキー2013/06/15(土) 17:08:06.02ID:NvScwtZ0
アイディアでも妄想でも、スレが進むこと事態がスレの活性化になると思うよ。
あとは作品に対して感想がつけば…
ひとつの作品に5つぐらいつくようなら、職人も集まってくるはず。
作品ひとつを仕上げることに対して、それほど大きな労力じゃないと思うから
このスレを読んで楽しんでいる人が居れば協力してほしい。
もちろん、推敲もしてないような投げやりな作品や、グロや丸呑み等で
趣味が合わないものにまでやる必要は無いとは思うけど。
0032名無しさん@ピンキー2013/06/15(土) 19:32:47.00ID:7QUPd86Q
生贄ものいいよね。はやり定番だからこのスレの最初の方は多かったな…
やっぱり同じ癖の人はいないと思うし、書けないとか言わずにチャレンジしてみては
0033名無しさん@ピンキー2013/06/16(日) 00:21:37.29ID:QWPc6MVK
仕方がなくとかではなく自分から望んで食べられたい系のヒロインが居なかったことに気がついた
0034名無しさん@ピンキー2013/06/18(火) 22:52:50.93ID:aMocH8KG
過去スレにはいたような気が…

なんか、久々に悪の組織ものが読みたくなった。
0037名無しさん@ピンキー2013/06/26(水) 22:05:29.48ID:vI74xdTt
過去4回ほど作品を投稿したんだけど需要はあるかな?

過去おもしろかった作品に自分の作品が上がったら投稿する
(1人1作品ピックアップ、5作品あがったら終了ね)
0038名無しさん@ピンキー2013/06/27(木) 00:08:20.38ID:Gqwj4cUv
ヒロさんの災難がお気に入り
ほのぼの版権キャラがお尻から食われるというのがよかった
0041名無しさん@ピンキー2013/06/28(金) 08:49:02.97ID:qATfRn5q
「二匹の魔獣」…虎と狼のバケモノが貴族の娘をさらって仲間と齧っていく話が好きだのう
食いちぎり系最高ですわ
0043名無しさん@ピンキー2013/06/30(日) 15:03:08.39ID:BGWorSBP
最高の料理がよかった
最後は無残にトカゲの餌にされちゃうところとか
0044名無しさん@ピンキー2013/07/01(月) NY:AN:NY.ANID:4aN/75qK
ちなみにwikiにのってる作品の殆ど…
半分以上ははタイトルが付いてなかったから
wiki編集者が適当につけたもの
0046名無しさん@ピンキー2013/07/03(水) NY:AN:NY.ANID:mCIJeHEI
規制されてる間に5作品出てもうたけど
ワイはあのワニのやつが好きやったで!
0047名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:usT8/n+K
おっぱいが食べられるシーンが好き
だけどロリも大好き
0049名無しさん@ピンキー2013/07/19(金) NY:AN:NY.ANID:cnAd9UfN
ドラゴンとかになって思い切り暴れまわる小説が読みたい
でも書く側としてはそんなもの書いたら人格を疑われそうだよなあ
0055名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:pGt/kI7F
(背景設定説明用の引用。読み飛ばし可)

西暦20XX年。地球に異星人が来訪した。
その後の様々な混乱や試行錯誤はここでは省略するが、その結果人類は多くのものを得た。
挙げればきりがないが、大きなものの一つにクローン技術がある。
バックアップさえ定期的にとればいつでもその人間のコピーを記憶から意識までコピーして作り出すことができた。
(ただし、女性に限られたが)
いわば命のバックアップ。これができて、定期的なバックアップが習慣化してから
人類の女性から老衰以外の死は無縁のものとなった。

もちろん、それほどの大きな恩恵を何の代償もなしで手に入れられたわけではない。
むしろ、後から考えればその代償に彼らに渡したもののために彼らはこの技術を渡したのかもしれないのだった。

その代償は…地球の女性を食料として提供することだった。

この話は、そうした利害関係が試行錯誤を繰り返した果てに一定の妥協を得て
人類と異星人が捕食者被食者として共存を果たした時代の話である。

(引用終わり)

異星人の星
その中のとあるレストランは、食材となる少女が地球から直送で送られてくることで評判をとっていた
地球に行くかこのレストランに行かなければ本物の人間の味は味わえないとさえ言われていた
そのレストランの人気の秘密は、地球から送られた少女を、料理として饗するまで保管する施設にあった
ここでオーナー自ら仕入れた少女を客の目の前で選ばせて、客の好みにあわせて提供するのがウリだった

ここがであたしも食べられるんだ。
料理にされて、異星人に。

あたしの名前は優香

あたしは地球の全寮制のお嬢様学校に通い、奉仕活動の結果としてこのレストランのオーナーに買われた。
買われることも食べられることも入学した時から決まっていた。
友達はあの奉仕活動の日に食べられるかあたしみたいに誰かに買われたか。
あの日、あたしと仲の良かった杏子も食べられた。

優香の脳裏に、当時の記憶がよみがえる
次々と解体されて肉になっていく杏子の体をグリルで焼いて提供したのはあたしだった
0056名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:pGt/kI7F
目の前で太腿や内臓が焼かれて食べられていくのってどんな気持ちなんだろう
やっぱり体をバラバラにされるのって痛いのかな?
あたしは頭に就いたタグに手をやった
これや杏子が食べられる前に飲んだ錠剤は痛みを感じなくする作用があるそうだけど
自分の体がバラバラになるのってどんな感じなのか想像もつかない。

あたしはつれられるまま施設の一室他の女性たちと入れられた
そこはおよそ飾り気のない一室で、片隅には便器があった
そこで用を足せということらしい
すでに室内には数十人の女性が全裸でいた
そのなかに入っていくあたしも全裸だったから恥ずかしさはなかった

あたしはあてがわれたスペースに腰を下ろす
目の前にはガラス板で隣の食堂が見えていた
奥には厨房も見える

みんな、ここで食べられるんだ
そして、あたしも
0057名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:pGt/kI7F
周りの人たちはあたしに一瞥をくれるが、すぐにそっぽを向く
みんなあの厨房に運ばれるまでの運命だから、誰も他人に関心を払おうとしないようだった
寂しさを覚えて座り込むと隣から声がした
「あなた、名前は?」
明るい笑顔の娘がいた。どことなく杏子に似てるような
「あたしは陽子」
「あ、あたしは優香」
お互いに、自分の身の上を話し合う
「じゃあ、あのお嬢様学校なの?」
陽子と名乗った娘は驚いていった
「あたしは学校の帰りに喫茶店でバイトしてたらオーナーに声かけられて、そのままここへ。家族に最後に合わせてもくれなかったの。明日からクローンが代わりにいるからって」
よくあることだった。誰もが知らないうちにクローンと入れ替わられた経験を持っている。
あたしのように適齢期になった後は全寮制でオリジナルのままの方が珍しいのだ

「前にここにいた娘はずっと泣いてたの。おかあさん、おかあさんって。それ見てたら却って冷静になっちゃった。
最後なんか慰めたりしてたけど、あたしだって家族と会わないままここでお肉になっちゃうんだから、変な話よね」

あたしはここで陽子と話しながら一日を過ごした
トイレが周り中から丸見えだったのに最初は驚いたが、次からは気にならなくなった

そして、夜
誰も食べ物は与えられず、水だけが与えられた
その水を飲んでいると、隣のレストランから匂いが立ち込めた
美味しそうだと思い、一瞬ハッとする
ここにいた誰かが料理になる匂いだったことに気付いたからだ
「いい匂いよね、お腹すいてるんだから余計響くわよ」
隣で陽子が言う
「気にしない方がいいわよ。毎日こうやってここにいる誰かが料理になってるんだから
そのうちあたしたちの番が来るってだけ。気にしない方がいいわ」
そして、レストランが営業を始める
次々と料理が出されてふるまわれていく
料理となって食べられているのは昨日までここにいた誰かの肉だった。
ガラス越しに見える焼かれた手や足の肉
それをおいしそうに頬張る異星人
それを見て、思わずあたしは自分の手足を見た
もうすぐ、あたしの手も足もあんな風になっちゃうんだ
ずっと水泳に打ちこんできて一切の無駄のない手足をじっとみていた。
0058名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:pGt/kI7F
やがて、大皿に乗った料理が出た瞬間、客席から歓声が沸いた
それは、手足を失った女性の胴体と内臓の料理だった。
中央に、解体されて料理になった女性の体と首が鎮座している
「あの娘よ、昨日までここにいた娘は」
その首は、最期まで泣き叫んでいたのかくしゃくしゃになっていた
涙の跡までくっきり見えそうだった

そして、まだ料理されていない肉の状態の部位が調理されていくにつれて匂いがますます濃厚になっていく
席を埋め尽くす異星人は泣き顔の娘の顔を見ながら彼女の体を堪能していた

目をそらす娘もいれば、食い入るようにガラスの向こうを娘もいた
あたしは後者だった
遠からず自分にもやってくる食べられる日、どんな気持ちなのかとても気になったからだった

そして、夜が更ける

ぴちゃ…ぴちゃ…
「はぁ…あふぅ…」
「あん…ん…」
水音と喘ぎ声で目が覚めると、あちこちで娘同士がお互いの体を抱き合っていた
その中に陽子もいた
陽子は近くの娘と乳房を絡めながら上気した顔で達しようとしていた
「あああぁ!!!」

「陽子さん…いったい…」
そう言ってると、後ろから別の娘があたしの体を抱きとめてきた
「ねぇ、あたしたち…明日になったら食べられちゃうかもしれないよね?」
その娘に覆いかぶされるまま押し倒された
「だから…今のうちに生きていた感覚を楽しみたいの、みんな」
のしかかってくる娘にされるがままになりながら乳房を吸われる
「いい…でしょ?今だけでも、あなたを感じさせて」
あたしは、自分の身の上を思い出した
目の前の娘と同じくあたしもいつ食べられてもおかしくない
自分の体はすでにクローンが成り代わっていて、食べられる以外の逃げ場はない
部屋の中には夕刻に料理になった娘の残り香が漂っていた
あたしの心にどうしようもない寂しさがわきあがった
「いいよ…その代り、名前教えて」
「あたしは…亜紀」
「亜紀、あたしは優香」
あたしは亜紀の唇にキスをする
甘い味がした。

新たな喘ぎ声が夜の空間に響き渡っていった
0059名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:pGt/kI7F
翌朝

亜紀は姿を消していた

あたしが亜紀の顔を見たのは夕刻だった
料理の中央で生首として
生首になった亜紀の顔に笑みはなかった
むしろ、何かを耐えるような表情だった

そして、翌日陽子が料理になった
料理の中央にいる陽子の顔は、もう笑うことはなかった
それどころか、今まで見たことのない泣き顔の陽子だった

それを見て、あたしはどうしようもない不安に駆られた
あたしも、あんな顔して料理になるの?

そして、その日がやってきた
目が覚めると、あたしがいたのはいつもの部屋ではなく、ベッドの上だった

あたしは手足をロープで縛られている
周囲には、何人もの男性が全裸で立っていた
「え?これは、何?」
わけのわからないあたしに男性に一人はこう答えた
「料理になる前に、俺たちがたっぷりここで犯してやるのさ。このレストランで料理になる子達はみんなここで犯されてから食べられてるんだ」
「オーナーが言うには膣や子宮を精子で満たされた直後の娘が一番うまいのだと。ま、俺たちにはわからないがな」
あたしの背筋に恐怖が走った
「いや!やめて!」
必死に身をよじらせるが、縛られている身には逃げることはできなかった
それどころか、股間が妙に熱くなってきている
「忘れているかもしれないけど、タグにはお前の感情をコントロールする機能もある。すぐに俺たちのチンポがほしくなってくるさ」
そうだった。食べられる痛みをなくしてくれるタグには、あたしの感情を動かす機能もあったのだ
杏子を料理したときに、感じた自分が自分じゃなくなる感覚がよみがえる。
急激にかすむ視界に、男のペニスが蠱惑的に映り始める
あたしの中で何かが溶けていった
0060名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:pGt/kI7F
あたしは、厨房に運ばれていた
もう、動く気力もない
生涯最後の日に乱暴に奪われた処女
その痛みと、膣にたっぷり注ぎ込まれた精子が下腹部を熱く刺激する
直前にあったことは、頭が詳細に思い出すのを拒絶するほどに思い出したくないものだった。
タグに心を操られたあたしは、男たちに犯されながら自分から尻を振り、まるで自分じゃないみたいに男を求めていた
その結果、上の口も下の口も幾度も男に犯され、無垢の体は隅から隅まで男にむさぼり尽くされた。

その名残は体全体に残っている。
少し動けば股間から精子が溢れ出し、吐息には男の匂いがまとわりついた
口の中でベトベトした液体がまとわりつく
のどにも絡み付いていた
これが何なのか考える前に答えは出ていた
嫌悪感は下腹部に感じる痛みに消される
下腹部を抑えると股間からどろりと白い液体がこぼれる

汚れきった体と心をかかえたあたしは、思い切り泣いた

厨房に運ばれたあたしに料理人が近づいてくる

料理人はあたしに一瞥をくれたが、そのまま何の感情もなくあたしの右足に包丁を入れた
あたしは抵抗することもなく今までの練習で得られた足が切り離されていくのを見ていた
不思議なほど未練はなかった
心も体も汚しつくされた自分の体を少しでも早く料理にしてほしかった
痛みはないが、足が切り離される感覚と骨が外される衝撃が脳天を貫く
みんなも、こんな感覚を味わったの?
切り離された足がさらに細かく切り分けられてオーブンで焼かれる
厨房からレストランが見える
あたしの足はレストランにいる異星人にふるまわれていった
異星人たちがあたしの足の肉をおいしそうに頬張っているのが見える
ナイフで切り分けられて、口の中で歯ごたえを残しながら消えていく
自分の体が目の前で料理とされて食べられていく
0061名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:pGt/kI7F
ああ…あんなふうにみんなに食べられていくんだな
あたしは今まで感じたことのない感覚を味わっていた
自分が人でなく食べられるための食材となったことを認めた瞬間だった。

あたしの体は続いて左足、両手と切り離され、肉にされてふるまわれていった
少しずつなくなっていくあたしの体
その中で、残された胴体からは少し前の記憶を呼び起こすかのようにどくどくと白濁した精液を吐き出していた

ふと、厨房を振り返ると、そこにテレビがあるのに気づく
厨房についていたテレビは、あたしのいた学校の卒業式の様子を映していた
そこにうつっていたのはあたしだった
クローンのあたしが、あの学校の卒業式で杏子たちと一緒に無心の笑みを浮かべていた

あれが…あたし…

じゃあ、ここで男たちに犯されて体をバラバラにされて食べられようとしているあたしは?

目の前のあたしにどうしようもない嫉妬を感じ、自分の境遇に涙を浮かべた
今のあたしは…優香じゃない。ただのお肉なんだ
異星人にこれから食べられるだけのお肉

異星人は包丁を手に取り、優香の喉へ突きつけた。
優香は目を閉じた。
その脳裏に浮かぶのは杏子の姿だった。
「遅くなったけど…もうすぐみんなのところへいくよ」

異星人は優香の喉から下腹部へ一直線に包丁を下ろした

あたしの体に縦に赤い線が引かれ、そこから血がどろりと流れる
痛みは麻痺させられていたが、体の中に刃物が入る感覚と腹部を開かれる感覚、そして、体内に指を入れられて内臓を引き出される感覚は痛みがない分ストレートに伝わってきた。
それらの感覚の気持ち悪さに顔をしかめる

内臓を引き出されたあたしの視界が暗くなっていった

意識を失った優香の首は切り離され、残った胴体が大きなオーブンに入れられる

大皿に乗って優香の残った体が料理となってレストランに出されていった。
料理の中心で生首となった優香の顔は亜紀や陽子と同じ泣き顔を浮かべていた
0062名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:MaRy7NJf
第一作目来た!!
クローンのほうでなくオリジナルがまず食卓に上がるってのがSFホラー的で面白いです。
昨日までと別のクローンが家族と入れ替わってて本物がどこかで殺されてるっていうのは
もっと話を広げればいいSFネタになりそう。このスレじゃむしろ殺される方が重要だけど。
0063名無しさん@ピンキー2013/08/04(日) NY:AN:NY.ANID:qABXqPZB
捕食シーンより登場人物の心理描写がメインって感じだけどそこがいい
0064名無しさん@ピンキー2013/08/04(日) NY:AN:NY.ANID:fSuPI3Ew
魔女と百騎兵ってゲームが捕食スレ的に凄い美味しいんだが
0066名無しさん@ピンキー2013/08/06(火) NY:AN:NY.ANID:rDq0ZrBO
女の子が料理されるシチュが大好きな俺にとって大好物だった!
0067名無しさん@ピンキー2013/08/27(火) NY:AN:NY.ANID:HEXF+HF6
グロ絵とかではモツ表現がクローズアップされることが多いけど
エロさで言えば太ももとかの筋肉部分や乳房などの脂肪分だと思う
みんなはどっちが好きよ?
0070名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:f8pr9AkV
GTで悟空も丸呑みしてたから人造人間だけってことはないんじゃないか
生体エネルギーだけを吸うのは勿体ないぐらい可愛い女の子とか
丸呑みしたときの女の子の苦しむ姿が好きとかすればいいかも
0071名無しさん@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:rnBBvJnl
丸呑みしながら動けない下半身にいたずらするセルとか
jcjkばかり丸呑みしてその後御飯に頭をけられて唾液まみれのjk達を吐き出すセルの姿がみえる
0072名無しさん@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:uIutrS1u
頭から丸呑みで肩まで包み締め付けジタバタ手足に喘ぎ声、だんだん弱まる抵抗が萌えます。
0073名無しさん@ピンキー2013/09/01(日) 10:23:37.64ID:LzCamBxn
少女「離して、この化け物」
セル「ふふふ、化け物か、今からその化け物と同化するんだぞ」
0074名無しさん@ピンキー2013/09/05(木) 21:56:22.39ID:hb3hGlSx
逆さまにしてパンツ丸見えにしながら吸い上げたり
持ち上げてふとももやパンツに顔をうずめたりするんだろうな
0076名無しさん@ピンキー2013/09/11(水) 23:40:46.12ID:e4srn14e
ジタバタする手足がそそる…
バックで突かれてぐったりしてるみたいだし
0077名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 16:44:49.25ID:dDvsjpc7
18号を吸収、18号に擬態したセル
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=3364528
0078名無しさん@ピンキー2013/09/16(月) 07:07:34.85ID:nPcNNu5v
ブウもなかなかいいと思うんだが
あれって捕食にはいるのかな?
0080地獄からの招待状9-12013/09/17(火) 20:50:23.41ID:NwhrM169
「――ちょ、待ってマオちゃん! 何処に向かってるの!?」

 マオがあまりにも全速力で走り続けるものだから、手を引かれて彼女の後を付いて行かざるを得ない
ミナは既に息が上がっていた。陸上選手でもあるまいし、全速力で数十秒走り続ける事などミナにはで
きるはずがなく、マオに向かって問い掛けたのをきっかけに彼女はその場で立ち止まった。
 自分の手から暖かいミナの手の感触が抜けたするりと抜けた事に気付いたマオは、立ち止まったミナ
から数メートル過ぎたところでようやく立ち止まった。ミナに向かってくるりと踵を返したマオの顔は
少々紅潮しているものの、息は切らしていなかった。

「んー、ミンミンって体力がないなぁ……。そんなんじゃすぐに鬼に捕まっちゃうよ?」
「ハァ、ハァ……マオちゃん、が……元気過ぎるんだよぉ……っ!」

 呆れるように首を傾げるマオに対し、両手を両膝に付き、前屈みになって息を整えるミナ。数十秒と
は言え、全速力の運動で上がった体温を下げるため、ミナの額には薄っすらと汗が浮かび上がってい
た。汗の小さな小さな粒がやがて大きな水滴と化し、ぴたん、と白い廊下の上に弾ける。
 教室を飛び出したマオはミナの手を引き、兎に角その場から逃げ出す事しか考えていなかった。三階
から階段を一気に駆け下り、何時の間にやら学校の玄関の前にある下駄箱の近くまで辿り着いていた。
そこから見える玄関のガラス戸の向こう側は真っ暗だ。街灯の一つも見えやしない。まるで学校全体が
暗幕で覆われているようだった。
 好奇心旺盛なマオは、必死になって息を整えているミナを尻目に、下駄箱を通り過ぎて玄関の前に立
った。ガラス戸に右手を添え、真っ暗な外を眺める。薄気味悪い暗闇がただただ広がっているだけで、
マオには薄いガラスを隔てたその先がまるで別世界のように感じられた。
 何か……変な感じ。こ、怖くなんかないけどちょっと不気味だよ――とマオはガラス戸に添えていた右
手にそっと力を入れた。鍵は掛かっておらず、何となく開きそうにないなぁと思っていた彼女の予想を
あっさりと裏切り、扉は簡単に開いた。僅かに開いた隙間から入ってきた風は、冬だというのに妙に生
暖かいものだった。
0081地獄からの招待状9-12013/09/17(火) 20:51:35.34ID:NwhrM169
「マオちゃん、何してるの?」
「ひあっ!!?」

 子供が悪戯をしている最中に親に見付かった時のように、マオは文字通りビクッと飛び跳ねて驚い
た。息を整え終えたミナがただ背後から声を掛けただけだというのに。

「ミ、ミンミン! マオを驚かせるような事しないでよっ! ホンッッットにビックリしたんだからぁ!」

 マオは振り返りながらプンプンと頬を膨らませた。目に薄っすらと涙が浮かんでいるようにさえ見える。

「ごめん……でもそんなに驚かなくてもいいじゃない? 涙目になっちゃってるし」
「違うもん、泣いてなんかないもん! ちょっと驚いただけだもん!!」

 マオ、何でこんなに驚いたんだろ。ミンミンが後ろにいるなんて分かりきってる事なのに――と言い返
しながら目に浮かんだ涙を指先で拭い取る。本当は理由など分かっていた。玄関の向こう側の空気があ
まりにも不気味で、他の事を忘れるほどにそちらに集中してしまっていたからだ。
 “怖いもの見たさ”。人間であれば誰しも芽生える気持ち。だがマオはそんな気持ちで玄関を開いて
はいけないのだと、心の何処かで感じ取っていた。彼女の第六感がそう告げているのだ。

「ここ、ちょっと気持ちが悪いね。あんまり長居したくない、かな……」

 物事に対して比較的鈍感なマオでさえ感じた事に、ミナが感じない筈がない。

「上手く説明できないけど……マオちゃん、早くここから離れようよ」
「そ、そうだね! 学校の外に出ちゃったらルール違反になっちゃうかもしれないしね!」
「うん、そうしよ。“鬼ごっこ”だし、隠れられて、それでいて見付かっても逃げやすい場所がいいよ
ね。どの部屋がいいかなぁ……」

 ミナはマオに背を向け、両腕を組んで天井を見上げた。各クラスの教室、音楽室や美術室、科学室な
ど学校独特の部屋はいくらでもある。加えて各々に準備室もあり、ミナの考える適当な部屋を探し出す
のはなかなか苦労しそうだ。
 「う〜ん」と小さく唸りながら、後ろのマオが追いつきやすいように大股で一歩、二歩と徐に足を進める。
 三歩、四歩。
 五歩、六歩。
 七歩、八歩。
 ――九歩、十歩と足を進めたところで、ミナは立ち止まった。下駄箱の丁度真正面だ。視線を天井から
戻すと白い上履きが規則正しく並んでいるのが見える。毎日のように見る風景で、おかしなところは何もない。
 およそ一秒間で一歩というゆっくりな歩みだった。彼女の予想では三歩、四歩辺りでマオが自分に追
いつき、一緒に歩き始める筈だった。だが、十歩――つまり十秒程経過してもマオが追いついて来ない事
に違和感を覚えたのだ。そもそも足音が自分のものしか聞こえてこなかった。
0082地獄からの招待状9-32013/09/17(火) 20:53:27.31ID:NwhrM169
 そして気付く。自分の膝より下が、深く黒い霧に包まれている事に。
 廊下一面が同じ状態だった。周りを見渡しても、まるで学校が浸水したかのように、ゆらゆらと廊下
を黒い霧が覆っていた。通常、煙は高いところへと昇る。溶けたドライアイスから出る二酸化炭素によ
うに空気より重いものでない限りは。だから足元にこんな風に煙が溜まっているのを見るのはミナにと
って初めてだった。
 なっ、何これ――とミナは両手で口元を覆う。マオに話し掛けているほんの十秒前までは至って普通の
状態だったのだ。僅か十秒足らずという時間で一体何が起こったというのだろう。火事で生じる煙では
ない事は明らかだ。霧は“黒”というより“闇”と呼ぶべき色をしている。
 足は何の問題なく動く。ミナは慌ててマオへと踵を返した。
 マオは、さっきと同じ場所に立っていた。自分と同じように足元は霧に覆われている。彼女はミナに
向けて足を一歩踏み出したような格好でそのまま硬直しており、そして彼女の表情はいつもの元気さは
皆無で、真っ青に変色していた。ミナでさえマオのそんな顔色を見るのは初めてだった。

「……マオ、ちゃん?」

 恐る恐るミナは口を開いた。
 マオは震えながらただ首を横に振った。眼球には大量の涙がこびり付いており、今にも零れ落ちそう
だ。ミナの位置からでもそれが見えた。彼女自身、自分に何が起こっているのか分からなかった。動か
ない身体は恐怖で支配されてしまっていた。否、それ以前に彼女を恐怖のどん底へと陥れたモノ――霧に
覆われて見えなくなった足を強い力で掴んでいる“何か”。
 生暖かい感覚は、先程ガラス戸を開けた時に外から流れ込んできたそれと似ていた。
 閉まっていた筈の玄関のガラス戸が開いている。廊下を覆い尽くしている霧は外から流れてきたもの
のようだ。そして、霧に紛れ込んで校内へと侵入を果たした“何か”も。
 正確には“何か”は校内へと侵入していない。窓の向こう側の世界から、舌を伸ばして獲物を捕らえ
ただけなのだ。“何か”の胃の中には既に獲物が入っていたが、どうやらもう完全に消化してしまう寸
前のようで、胃が脳に「次の獲物を」と命令を送っている。
 ミナはとにかく動かなければと思い、マオに向かって廊下を強く蹴るように走り出した。マオも動か
ない身体に鞭を打つように、親友へと向かって手を伸ばした。ミナもその手を掴むべく手を伸ばす。
 だが、その二つの手は二度と互いの暖かさに触れる事はなかった。

「いやぁぁぁっ!!」

 ミナの手がマオの手に触れようとした刹那、マオの身体は窓の外へと引っ張り出された。彼女の足に
巻き付いていた“何か”の舌が今度は胴に巻き付き、一気に自分の方へと引き込んだのだ。
 マオの小さな身体が闇に消えた直後、バンッ、と勢い良く閉まる玄関のガラス戸。自らの身に火の粉
が降りかからないようにするためなどど、ミナが閉めた訳ではない。ガラス戸が意思を持ったかのよう
に、勝手に閉まったのだ。

「――マオちゃんっ!!?」

 ミナはガラス戸に張り付き、必死になってその戸を押した。さっきまで開いていたというのにビクと
もしない。押しても引いても駄目だった。反射的に下の鍵を見るが鍵など掛かっていない。
 精一杯の力でガラス戸をドン、ドンと両手で叩きながら暗闇に向かって親友の名前を叫び続けるミ
ナ。だが自らそんな音と声を出していては、仮に向こう側にいるマオから返事があったところで気付け
やしない。十秒ほど経過した頃だ、彼女はふとその事に気付き、両手を止め、息を潜めるようにしてガ
ラス戸に右耳を押し当てた。自分の心臓が脈打つ音がやけに大きく聞こえた。
 聞こえるのは当然、自分の心臓の鼓動だけではない。小さいながらも向こう側から聞こえてくる声と音。
0083地獄からの招待状9-42013/09/17(火) 20:54:05.37ID:NwhrM169
 マオの悲鳴。
 恐怖に慄き、死に抗うような声。

 “何か”の唸り声。
 捕らえた獲物を眼前にし、歓喜するような声。

 一際大きな、鈍い音が聞こえた。
 刹那の後、マオのものと思しき短い悲鳴が聞こえた。

 それから何も聞こえなくなった。

 ミナはがくんと膝を折り、ガラス戸に縋るようにその場に崩れた。
 半ば放心したような目で変わらずに暗闇を見つめ続けている。

 やがてミナの頬を熱い涙が伝った。
 それはまるで、彼女がマオの身に何が起こったか全て悟ってしまったかのようだった。
0084地獄からの招待状9-52013/09/17(火) 20:55:00.01ID:NwhrM169
 校内から見た外の景色は闇で何も見えなかったが、外は彼女にとって見覚えのある中庭が広がってい
た。見覚えがあると言っても夜の学校など来た事がなかったので、月明かりのみに照らされた中庭はな
かなか新鮮味があった。
 だが当然、マオにそんな新鮮味を味わう余裕などなかった。背中に衝撃と激痛が走った。上手く呼吸
が出来なくなり、ゲホゲホと大きく咽返る。彼女は冷たいコンクリートの上で、仰向けとなっていた。
黒い視界にいくつもの星が輝いており、その星空がゆっくりと移動していく。
 ――違う。移動しているのは星空ではなく、マオの身体だ。彼女は自分の身に何が起こっているのか確
認するために、背中の痛みを我慢して上半身を持ち上げた。
 それを見た瞬間、全身の血の気が引いていくのを感じた。そして何が起こっているのか把握した。
 そこには蛙がいた。否、それは果たして蛙と呼ぶべき存在なのだろうか。一見したところそれは確か
に蛙の姿をしていたが、有り得ない大きさだった。全長は悠に二メートルはあるだろう。羽虫どころか
牛や馬まで呑み込んでしまいそうな大きな口を持っている。その口から伸びた長い舌が巻き付いている
のはマオの細い両足だ。ズルズルと徐に彼女を口元へと引き寄せていたのだ。

「やっ、やだぁっ! やだやだやだっ、何なのコレぇっ!?」

 化け物に食べられてしまいそうになっている状況を把握したマオ。だがあまりにも急な出来事に頭の
中は真っ白になっていた。徐々に蛙の口へと引き寄せられていく身体。時計の秒針が何度か動いた後、
彼女はようやく抗う事を思い出したが、時既に遅し。いずれにしろ、抗おうにも彼女にはその術は皆無
だった。
 舌が巻き付いている両足をバタつかせたところで、拘束から逃れられない。何かにしがみ付こうとし
たところで、周りにはしがみ付けそうな物はない。だからと言って両手をコンクリートの地面に突っ張
り、摩擦力でブレーキ代わりにしようとも蛙の引き寄せる力には到底敵わない。
0085地獄からの招待状9-62013/09/17(火) 20:56:03.01ID:NwhrM169
「助けてぇっ! ミンミン助けてぇぇぇっ!!」

 叫び声は虚しく星空へと消えていく。涙目になりながら悪足掻きするも、あれよあれよという間にマ
オの両足はすっぽりと蛙の口内に収まっていた。ヌメヌメと生暖かい感触は自分が食べられそうになっ
ているのを実感させる。気持ち悪いなどと感じる余裕などなかった。食べられまいと足掻くのに必死だった。

「離せ離せ離せぇ……っ! ひぐっ、お願いだからぁ……マオなんか食べても美味しくないからぁ……っ!」

 マオは二つの小さな拳を握り締めた。その拳を交互に蛙の鼻や口へと叩き付ける。傍から見ていると
まるで子供が駄々を捏ねて暴れているような、そんなちっぽけな光景だったが、彼女は本気だった。拳
を叩き付ける事で蛙から逃れようとしたのだ。だがやはり無意味。蛙はパクリと小さく膨らんだ胸元ま
で彼女を咥え込んだ。
 そこでふと、マオの両足を拘束していた舌が解かれた。足が自由に動く。好機とばかりにマオは最後
の力を振り絞るように両手に力を込め、身体を口内から引き抜こうとした。が、蛙の動きはそれよりも
早かった。マオの悪足掻きを煩わしく思ったのだろう、蛙はマオを咥えたまま口を空へ向け、そして勢
いを付けて口ごとマオの身体を地面に叩き付けた。

「――ぎゃっ!!」

 後頭部をコンクリートの地面に強打したマオは、短い悲鳴を残して意識を無くした。
 死人のようにぐったりとしたマオの身体。蛙は貪るようにゆっくり、ゆっくりと胃の奥へとその小さ
な身体を押し込んでいった。

 ゴ、クン。

 やがて蛙は満足そうにゲコッと喉を震わせた。
0086名無しさん@ピンキー2013/09/17(火) 21:01:42.05ID:NwhrM169
とりあえず書けたところまでです。
久しぶり過ぎて内容覚えてない人が多いでしょうがw
申し訳ないですが引き続きのんびり書かせてください。
0090名無しさん@ピンキー2013/09/20(金) 11:21:15.74ID:Rh4kjYyj
自分が捕食に目覚めたきっかけは実は初代マリオパーティだったりする。ミニゲームが意外とエグイ。
綱引きに負けた方がパックンフラワーに捕食されコインにされてしまうという丸呑みものがある。
特に好きなのがパックンフラワーに追い回され、捕まると尻を噛まれてしまうというゲーム。
ピーチ姫が尻を噛まれるのを見て、それから女が尻肉を喰われるというシチュエーションが好きになった。
0091名無しさん@ピンキー2013/09/20(金) 19:29:26.77ID:s9hBd5M8
>>90
今まで書いてたのかはわからないけど
また尻食われもの読みたいよ
書いてよ
0092名無しさん@ピンキー2013/09/20(金) 20:09:11.32ID:33SOgf8a
>>91
今まで書き込んだことすらほとんどなく、文才もない、
でも需要ありそうなら尻を喰われるピーチの話を書いてみようと思う。
0093名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 02:30:05.73ID:MUvE8b62
需要は多分にあるから是非ともチャレンジしてみてね!
あとピーチにこだわらなくてもいいよ!
0094名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 17:59:35.67ID:7EIv7PSI
>>90
一般的なアニメやゲームの1シーンが印象に残って特殊な好みが生まれるってきっと結構あると思う
0095名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 23:21:33.24ID:KV2yoVlD
DBでゴテンクスがスライムに揉みくちゃにされるシーンが印象に残ってるな
あれを女の子に変換したら結構エロかったな
0097名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 16:10:50.09ID:JVRu5XKz
>>94
なるほど、なるほど。自分はまさしくそれ。
>>93
思い入れがあるので、ピーチの話を書かせてもらう。少し練り始める。
0099名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 22:06:07.57ID:6vlabRt0
ブウ自身がスライム化して女の子を包み込んで
胸やふとももだけじゃなく穴にも侵入してグチョグチョにしながら取り込む
0100名無しさん@ピンキー2013/09/24(火) 00:05:32.10ID:pJyIwzo5
さっそく途中まで書いてみた。残念クオリティかもしれないが、お付き合いを。


ピーチ姫はマリオ、ワリオ、ヨッシーとマリオパーティを楽しんでいた。
いつもクッパにさらわれるだけの姫だが、このシリーズではマリオたちと同じ土俵に立っている。
力もスピードもジャンプ力もみんな同じ、クッパと出会ってもさらわれることがなく、
誰が出会ってもコインをとられるだけで全てが平等だった。

……その分ミニゲームにおいても平等で、ワイワイみんなでコインを集めるゲームはいいが、
生き残りを決めるゲームでは皆女である姫にも容赦がない。しかもリタイアしたときがなかなかに恐ろしい。
大空から転落、海の藻屑、ゲッソーやテレサに連れ去られるなど普通なら死んでしまうような場面もある。
しかしそんなことではボードゲームが成り立たないので、そこはガイドのキノピオが連れ戻してくれている。
他にもヒップドロップで踏みつぶされる、ヤリで刺されるなどのケガは痛みを感じてしまうが、
それもキノピオが治してくれている。
そのためピーチは多少怖いミニゲームも安心して楽しんでいた。

しかしピーチには1つだけ気になることがあった。時々お尻をけがしてしまうことである。
尖ったクイにヒップドロップをしてしまう、ボブーやマグマで
お尻が燃えてしまう、そんなミニゲームも存在している。
お尻のケガも治療されるが、ピーチ姫にとってお尻をけがしてしまうことが1番嫌いだった。

時には攻撃に使うこともあるが、スカートの上からでもわかる艶やかな曲線を描くそのお尻は
姫にとって最も自慢でき、自分の中で1番好きな部位である。そのお尻を負傷し手を当てながら
飛び上がる様を男たちに見られ、その後お尻を治療されることはとても恥ずかしかった。
マグマに落とし合うようなゲームでもマリオたちは全力でピーチを攻撃し、そのお尻を焼こうとする。
そのため「なんで女の子のお尻をいじめるのよ。」としばしば愚痴をこぼしていた。

さて、とあるターンにピーチは赤マスを他の3人は青マスを踏み、1vs3のゲームが始まろうとしていた。
「赤マスでコインも少し減っちゃったし、私1人だけがコインを稼げるようなゲームが来るといいな。」
と姫は願っていた。そんな中決まったゲームが決まった。「ジュラシックパックン」
「……パックン?」ピーチはパックンと聞き、いい予感と嫌な予感がした。
0101名無しさん@ピンキー2013/09/24(火) 00:08:42.33ID:pJyIwzo5
個人的にピーチの尻が燃えているところも大好物なので書かせてもらった。
…あと、タイトルってどうすればいいかな?
0102名無しさん@ピンキー2013/09/24(火) 11:34:51.02ID:gO4jIVpF
できてるよその調子だよ。
タイトルは名前欄に入れるかなければ保管庫の人がつけてくれるはず。
一つ言うと、文章的には問題無いけれど、未完成品の投稿は良くないよ。
続きが楽しみです。
0103名無しさん@ピンキー2013/09/25(水) 23:58:10.92ID:SW1smd1U
 南海の孤島に大型船が上陸した。タラップがかけられると、そこから数十人ほどの人間たちが続々と降りてくる。
 南の島をエンジョイする旅行ツアーなのだろうか。しかし、それにしては不自然な光景だった。
 なぜなら、島に上陸した者たちは、みな若い女性だったからである。
 年齢層には多少ばらつきがあるとはいえ、それでも十代半ばから二十代後半までの範囲でしかなさそうであった。
 どう考えても、彼女たちはお互いに面識があるとは思えない。それならば、この奇妙なまでに客層が偏ったツアーとは何なのか。

「皆様、ようこそおいで下さいました」
 主催者だろうか、女にしては背の高い、真紅のドレスを着た貴婦人が大衆に向かってそう言った。一同は一斉に貴婦人に注目する。
「あそこに見えますのが皆様の宿泊先でございます」
 貴婦人は森の少し奥のほうにある、やけに大きな建物を指差した。すると女性たちから驚きと喜びの声が上がる。
「あちらに着いてから、完全自由行動といたします。ぜひこの現代の秘境でバカンスをお楽しみください」
 一人の婦人についていく女性たちの長い行列ができる。彼女たちは道中それぞれの連れと楽しそうに話していた。


「ホント、ラッキーだよね。南国ツアーに無料で行けるなんて」
 あどけなさの残る顔立ちの、薄オレンジ色のワンピースを着た長髪の少女がこう声を出した。
 友人だろうか、彼女の両隣にいる少女たちも同調するように数回うなずく。
「これもあたしらの日頃の行いの良さでしょ」
 先程最初に声を発した少女の右にいた、彼女とは反対に髪を短くしているノースリーブの少女がこう言うと、三人の少女は一斉に笑い出した。
「ノゾミはいつも授業中寝ているくせに」
 すると、長髪の少女の左隣りにいる、ボブカットに整え、メガネをかけた少女がつっこみを入れた。それでさらに笑いは広がる。
「でもさー、なんで女の人ばかりなんだろ?」
 ノゾミは船の中でも気になっていた疑問を、初めて友人たちにぶつけてみた。南の島の暖かく解放的な気候がそうさせたのかもしれない。
「そりゃあ、若い女の子向けの雑誌の懸賞だったからでしょ? ねえ、マリ」
 メガネの少女がワンピース姿の友人に同意を求めるように尋ねる。
「うん、そうだね」
 しかし、そう言われてもノゾミはまだ納得していないような表情を浮かべていた。
「それでもさあ、カップルくらいはいそうじゃん。別に女性限定ってわけでもなかったし」
「たまたまじゃない? 気にしすぎだよ」
「そうそう。あっ、ノゾミ、あんたもしかして男漁りでもしたかったの」
「ばっ、バカ、それはお前だろキョウコ」
 三人娘はまたけらけらと笑い始めた。


 ――だが彼女たちは知らなかった。ノゾミの疑問が、まさにこのツアーの核心を突いていたことに。
 女性だけが集まったのは偶然ではない。
 若い女性向けのファッション誌だけにツアーの懸賞があったこと。
 そして、応募はがきに応募者や同行者のフルネームと年齢・性別を書かせる欄をもうけたこと。
 さらには、無作為ではなく希望者の性別や年齢を見て意図的に当選者を決めたこと。
 つまり、これらはすべて仕組まれたことであったのだ。
0104名無しさん@ピンキー2013/09/25(水) 23:59:16.85ID:SW1smd1U
 女学生三人から少し後ろのほうに、二人の年若い女性がいた。
「いやー、いい場所だね」
「うん」
 二人は社会人である。運良く当選した(と彼女たちは思っている)南国ツアーのため、夏季休業をとってこの島にやって来たのだ。
「こうしてユリナと遊べるのも、しばらくはおあずけになっちゃうね」
「そうだね」
 ユリナと呼ばれた女性は寂しそうに返事をした。
「でもまあ、おめでたいことだから、ね。ホント、結婚おめでとう」
「ありがとう、ミカ」
 ユリナは先月籍を入れたばかりである。22歳という遊びざかりでの結婚は、現代からしてみれば少しばかり早い決断かもしれない。
 また、夫からは家庭に入ることを望まれ、それゆえ仕事は今月いっぱいで辞めることになっている。
 専業主婦になれば、夫を支えるため炊事洗濯といった家事を年がら年中休みなく行わなければならない。
 それに、近い将来は育児にも力を注がなくてはならないだろう。
 そう考えると、このバカンスは羽根を伸ばせる最後の遊びとなる。
 結婚に後悔などないとはいえ、親友のミカと頻繁に遊べなくなるのは、ユリナにとっては辛く悲しいことだった。
「式は来月だっけ?」
「そう。だから旅行が終わったら結構忙しくなるかも。仕事のほうも引き継ぎとかあるし」
「よし、それならこの一週間は、遊びに遊ぼうや」
 そう言ってミカはユリナの背中を大きく叩いた。少し強かったのか、仕返しとばかりにユリナも同じことをミカにした。
 そして二人は少女のように楽しく笑うのだった。


 こうして様々な女性たちが、この南海でのバカンスに胸を躍らせていた。
 しかし、これが彼女たちの最後の笑顔となる。
 宿泊先だという建物に着いたとき、彼女たちの運命は一転する。
 そしてこの孤島が彼女たちに与えるのは、恐怖と苦痛と絶望の連鎖だけであった。
 


とりあえずこんな感じで書いてみた。捕食シーンは思いつくがエロはできんかもしれない。
そんなSSで大丈夫か? 
0106名無しさん@ピンキー2013/09/26(木) 23:29:23.78ID:+vliTwAN
さて、こちらも続きをあげるとしよう。
あ、タイトルはおまかせで。

パックンフラワーが絡むミニゲームで思い当たるものが2つあった。
1つは、土管から出てくるパックンフラワーを踏みつけ、踏んだ数だけコインが手に入るという1人用の
ボーナスゲームである。反撃で噛みつかれるような事もなく、一度でかなりの枚数のコインを一人占めできる最高のゲームである。
もう1つは、クッパきぐるみを着た1人と他3人で綱引きをし、落ちた方が崖下の巨大パックンフラワーに
丸呑みにされ、食べられたものはコインにされてしまうという残酷なゲームである。呑まれてしまっても
ゲーム後は何事も無かったかのようにキノピオに戻されるわけだが、パックンフラワーに食べられることは確かであるため、ピーチにとってはトラウマである。

後者の恐怖が頭をよぎるが、前者のようなボーナスミニゲームであることを願いながら
ピーチはキノピオにルールを尋ねた。「こ、これってどんなルールかしら?」するとキノピオが説明を始める。
「まず3人側は雨雲に乗り、ヒップドロップをして雨を降らせます。パックンフラワーは雨を浴びると巨大化し、足も早くなっていきます。
ピーチさんはそんなパックンフラワーから逃げて下さい。また、途中岩や丸太などが転がっているの
でご注意ください。負ければコイン15枚減り、勝てば15枚もらえます。」
この説明を聞いて1人側が不利なゲームであることが分かる。それからもう1つ気になることを恐る恐る聞く。
「つ、捕まっちゃったら、どうなるの?」
「噛まれてしまいます。お尻を。まあその後治療はしますけど。」
キノピオのその答えでピーチの顔は一気に青ざめてしまった。「今度は自慢のお尻を化け物に噛まれてしまうなんて…」

「あ、そういえばマリオさん、ワリオさんは以前1人側で負けてしまったようなので話してあげたらどうですか?
ヨッシーさんも3人側にはいましたね。」とキノピオが2人に話を振った。
まずマリオが語る。「あんまり思い出したくないけどな…。僕はまだ前半のうちに捕まっちゃった。その時パックンはまだ僕くらいの大きさだったけどすっごく痛かったよ。」
続いてワリオ。「俺様はあと少しの所で喰われちまった。その時奴は5メートルほどに巨大化していて噛む力も凄まじかった。もうケツが千切れるんじゃないか、ってくらい痛かったぜ。」
「あ、2人とも噛まれている長さは同じでしたよ。」とヨッシーも補足した。

以上を聞き終わって「聞くんじゃなかった。さらに恐怖が増したじゃないの。」と言いピーチはガタガタ震えていた。
コインが欲しいが、もし後半で捕まったらとても痛い目に遭う。始まってすぐにわざと噛まれるのも痛いし癪である。
ふと、今まで負けた時のことばかり考えていた事に気付く。勝てば、1vs3らしく1人側は多くのコインをもらえるのである。
パーティでは女だからといって不利なこともない。ピーチは己を奮い立たせ、
「ヒントももらったし、絶対逃げ切ってやるんだから。」と覚悟を決めた。
「さあ、始めるわよ。」その声で4人はミニゲームのステージに移動した。
0107暇人2013/09/28(土) 12:54:10.82ID:r4BQ8KuE
マブラヴ
0108名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 03:12:23.17ID:/dSxJves
>>104の続き
※丸呑み&噛みつき描写あり

一行はついに宿泊先だという大きな建物の入り口に着いた。
 てっきり豪華ホテルだろうとツアー客は思っていたが、近くで見ればそれは無味乾燥な白壁の研究棟といった外観であった。
 少なからずの人間が心の中で不満のため息をついたが、やがてこれは無料ツアーなのだからと諦める。
 それに、メインは南島の青い海なのだ。
 女性たちは無意識のうちに水着の入ったバッグに手を当てていた。
「それでは、荷物をそれぞれのお部屋に置いた後、6時半までに大食堂へお集まり下さい。そこで夕食となります」
 貴婦人の指示が終わると、女性客たちはそれぞれに割り当てられている部屋へと向かっていく。
 あらかじめ部屋番によって方法標識が明記されているため、一行は全員が迷わず自分の部屋へ着くことができた。
「あっ、ここだ。でも部屋が四階なんて運がないなー」
 ミカはそう言って取っ手を握り、扉をゆっくりと開ける。
 しかし――部屋には何もなかった。
 ベッドはもちろん、テーブルもイスもクローゼットも何もない。とてもここで泊まることなどできない殺風景な部屋であった。
「なに・・・これ」
 ミカは放心してつぶやく。するとようやく部屋の様子を見たユリナも驚いた。
「いくらなんでも、これはあんまりじゃん。確かに無料だけど、でも懸賞ツアーでしょ」
 半ば怒りのこもった声でミカは言った。
「あれじゃない? ほら、寝るときになったら布団が運ばれてくるとか」
 リゾートで事を荒げたくないのか、ユリナはなぜか主催側を擁護する。
「そんな手間のかかることすると思う? はん、どうせ懸賞旅行に応募するのは貧乏人ばっかだってバカにしてんでしょ!」
 ミカはもう完全に怒り心頭だった。荷物を放り投げるように部屋の中に置くと、ユリナにもそうするよう促す。
 ユリナは荷物を冷たいリノリウムの床にそっと置き、すでに早足で部屋を去っていくミカの背中を追った。
「文句の一つや二つ言ってやらないと」
 ミカは息巻きながら大食堂へと続く道を進む。すると足早に歩く女性たちが一人、二人とミカたちの前後に現れる。
 どうやらどの部屋も同じ状態のようだ。ミカはますます頭に血を昇らせた。
0109名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 03:15:06.05ID:/dSxJves
 大食堂の入り口には大勢の女性が集まっていた。そして皆殺気立っている。ノゾミもその一人だった。
「どういうことですか!」「説明しなさいよ!」
 女たちの怒号が飛ぶ。ノゾミもまた流れに乗って野次を飛ばした。
「やめようよ、ノゾミ」
 マリが友人をたしなめる。その様子をキョウコはやや不安そうに見守っていた。
「やめるわけないだろ! あんたねえ、バカにされっぱなしでいいの!?」
 語気の荒いノゾミの迫力に気圧され、マリはすくんでしまった。
 そんなマリをフォローするかのように、キョウコがその小さい肩を優しく叩く。
「部屋はもぬけの殻、そして何? 今度は夕食も用意されていないってわけ!?」
 ノゾミの言うとおり、大食堂のテーブルには皿の一つも置いていない。夕食開始の時間まではあと10分もないというのに。
「説明しろー!」「出てこいやー!」
 怒号は徐々にエスカレートしていく。このままでは暴動が起こりそうな気配だった。
 するとその時、大食堂の奥から、これまで案内人を務めていた真紅のドレスの貴婦人が優雅に現れた。
 主催者はようやく大衆の目の前に姿を見せたのである。
 彼女の口元には薄っすらと笑みが浮かんでいる。この状況を心底楽しんでいるとでもいった表情だった。
「皆さん、ようこそお集まりくださいました。これより夕食を開始いたします」
 料理など一つとしてない大食堂で、貴婦人は部屋全体に行き渡る澄んだ声を出した。
「ふざけるなぁ!」「どこに料理があるんだよ!」
 いきり立った女性たちの何人かが、貴婦人につかみかかろうと大食堂の中へ走っていった。
 ――この行動が彼女たちの運命を決定づける。

 白いテーブルクロスで覆われた食卓の下には、空腹の『何か』がいた。
 『それら』は、つい先程から食料の匂いを嗅いでいたので、今にも飛び出して行きそうであった。
 しかし『それら』は動かなかった。おあずけをくらっていたのである。主人の合図があるまでは、決して動いてはならないのだ。
 『それら』は息を潜め、主人の合図を待ち、そして狩りの時間を今か今かと待ち望んでいるのである。
 多くの足音が聞こえる。『それら』は歓喜した。なぜなら、この音が聞こえたとき、例外なくすぐに合図が聞こえるからだ。
 今までもそうだった。そして、これからもそうだ。
0110名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 03:16:00.23ID:/dSxJves
「夕食になるのは、あなた達だけどね」
 貴婦人はそう言うと、迫り来る人垣を物ともせず、にわかに指を鳴らした。パチンという甲高い音が室内に響く。
 その瞬間、一人の女性の足に何かが絡みついた。
 その女性――20歳くらいの年齢で、白人と比べても遜色ない透き通った白い肌の、やけにその豊かな胸元が強調されている服を着ている――は、
転倒し、そしてテーブルのほうへと引きずられていく。
「ひゃあ! な、なに……」
 突然の出来事に頭が真っ白になる女性。しかし、彼女はすぐに恐怖のどん底に叩き落とされる。
 テーブルが勢い良く真上に吹っ飛んでいく。そしてそのテーブルに潜んでいた者の正体が明らかになった。
 それは人間の身長と同じほどの大きさをしたカエルであった。
 いや、カエルにしてはその特徴である顔からはみ出た目がない。いま現在舌を伸ばしている、大きく避けた口以外にない。
 おまけに二本脚で立ち、二本の腕を広げている。
 つまりそれは、カエルに似た何かであった。この世のものとは思えない姿をした化け物であった。
「きゃああああ!」
 大勢の女性が一斉に叫ぶ。さっきまでの怒号は、一瞬で恐怖の悲鳴に変わった。
 しかし一番恐怖しているのは、紛れもなく舌に足首をつかまれた女性であった。
「いやあああ! 助けてぇえ!」
 女性は化け物の口元へと引きずられていく。伸ばした手をつかむ者は誰もいなかった。他の女性はみな恐怖と混乱で凍り付いてしまっていた。
 ところが、これで終わりではなかった。
 カエルに似た化け物を今にも泣き出しそうな顔で見ていた女性――髪をポニーテールにした、やたら太もものむき出しなホットパンツを履いている――の
後ろで、今度は横に吹っ飛んだテーブルがあった。
 ポニーテールの女性は轟音に驚いて思わず振り返る。そして彼女はついに絶叫のあまり涙した。
 彼女が見たものは、赤い皮膚で、その背中にコウモリのような羽を生やし、ライオンの顔と牙と爪を持った、四足歩行の生物だったのである。
 もちろん、こんな生物も自然界には存在しない。
 逃げる暇も与えられなかった。ポニーテールの女性はその生物の前脚によって両肩を床に激しく叩きつけられた。
 言葉では言い表せないほどの恐怖を感じている彼女は、体が動かして抵抗もできず、ただただ頬に涙を伝わせるだけだった。
「いやぁ……」
 ようやく搾り出せた声は、誰にも聞こえないほど小さいものだった。
 急激に遠ざかっていく幾人の足音を耳にしていると、彼女の眼前には鋭い牙があった。
 ライオンの顔をした生物はもう待ち切れなかった。
 大きく口を開け、あらゆる肉を引きちぎる牙を、獲物の顔面に突きたてた。
0111名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 03:16:43.06ID:/dSxJves
 カエルとライオンのような生物に捕まった二人の女は、同時に捕食された。

 白い肌の女は悲鳴をあげ助けを求めながらも、最後まで右腕を逃げていく人々の方へ伸ばし、まだ自由な左腕を必死に振り回し、
同じく自由な右足を使って化け物の口を蹴りつけ、そして最後には二つの手を化け物の上唇と下唇それぞれ置き、胃へと運ぶ力に抗った。
 だが、その抵抗が報われることはなかった。
 化け物はさらに大きく口を開く。それは両腕を左右に伸ばした人間の腕の長さを遥かに越えるものであった。
 彼女は足、下半身、そして胸へと順に大きな口へと呑まれていく。
「いやだあ! 誰かーーー!!」
 そんなことを叫びながら、彼女はついに頭まで呑まれる。
「んーーー!んぅうう!」
 狭い食堂で顔をしめつけられ、呼吸ができずに苦しいのか、くぐもった声が聞こえる。
「んがぁ……あぁ……」
 化け物が自分とそう変わらない獲物を呑みこんだせいか、胃があるであろう部分から女の体のラインが浮かび上がっていた。
 とくに、餌となる前にも強調していた豊かな胸は、その膨らみが化け物の腹を通じてもはっきりと分かるほどだった。
 その後しばらく、くぐもり声は聞こえ体のラインも見えていたが、それもやがては消えていった。

 ポニーテールの女は、額と下顎に牙を突き立てられると同時に絶命した。苦痛の叫びをあげる暇もなかった。
 全身が赤い皮膚の化け物は、人間の血を吸い取ってその口元をますます赤く染めていく。
 髪の毛すら残さず頭を食べてしまうと、今度はそのとがった爪を活かして女の上半身に纏ってある服を引き裂き始めた。
 服は食べるとまずいのだろうか、なんにせよ化け物は女の体が傷つくことなどお構いなしに爪を引いていく。
 擦り傷など生ぬるく、むしろ服のほとんどが肉と一緒に裂かれたため、女の上半身は見るも無惨な姿となる。
 見知らぬ土地で、風呂でもないのに乳房を空気にさらすというのは、女性にとって辱め以外の何物でもないかもしれない。
 しかし、そのことに抗議する口も、そもそも恥ずかしいと感じる脳も、もうこの世には残っていないのだ。
 肉のえぐれた箇所からどんどん血が噴き出てくる。化け物は時折それをおいしそうに舐めていた。
 上半身を食い尽くすと、今度は下半身に牙と爪を伸ばす。
 生前この獲物はホットパンツだったため、化け物が下半身の布地を取り除くのは早く済んだ。
 痛々しい傷痕のできた股間と秘部があらわになる。
 無論この化け物は人間に対して性欲など抱かないので、他の部位と何ら差異なくかじっていく。人間はただの肉にすぎないのだ。
 化け物は何度も肉を咀嚼する。やっとありつけたご馳走を味わうかのように。
 こうして、食事の後に残ったのは、大量の血溜まりとまばらな大きさの白骨だけであった。


「ふふ、やっぱりまだ足りないわよね」
 残虐な捕食を平然と見物していた貴婦人は、ここでようやく声を出した。
 彼女は愛おしそうに二体の化け物を撫でる。食欲旺盛な化け物も、この女にだけは手出しをしないのだ。
「さあ、ご飯はまだまだたくさんあるから、食べて食べて」
 婦人がそう言うと、まるで人間の言葉を理解しているかのように、化け物たちは逃げ行く女性たちを追って行った。
 しばらくすると、また女性の悲痛な叫び声が婦人の耳に入ってきた。
「ふふ、あの子たちも必死ね。まあ、早くしないと他の子に取られちゃうか」
 婦人は右手の人差し指をあごに当てた。
「多分ほとんどは外に逃げたと思うけど、実は散歩に出しちゃった子がたくさんいるのよね」
 満面の笑みを浮かべる貴婦人からは、大成功という雰囲気がにじみ出ていた。
「あの子たちの食欲をぜひ満たしてあげてね」
 ここにはいない数多の女性たちに向けて、婦人は優しく語りかけるのだった。
0112名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 03:19:50.39ID:/dSxJves
とりあえずこういう感じで書いてみました。
初めてだからいろいろと稚拙ですが、こんなもんでどうでしょう?
0113名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 14:38:04.36ID:pS4swIPK
最高
0115名無しさん@ピンキー2013/10/01(火) 16:20:29.63ID:gepwQpQe
>>95
女の子をスライムで無理矢理包みこんでそれをベチャっと全身に浴びて一つになってグチュグチュ変身していくのは頭がおかしくなるほど気持ちいいだろうね
0116名無しさん@ピンキー2013/10/01(火) 21:43:09.27ID:baccQna9
女の子の全てが染み込んだスライムだから気持ちよくて美味しそうだな
つまり二人同時に吸収すれば疑似3Pなんだよ
0117名無しさん@ピンキー2013/10/02(水) 23:09:05.97ID:7G2T3UDC
貧乳と巨乳の女の子を同時に吸収したらどっちが強く出るんだろ
0118名無しさん@ピンキー2013/10/04(金) 20:10:55.10ID:SONrovke
気になったんだが
胎内に保管されてる時って栄養や排泄ってどうなってるんだろ
細胞の一部になって仮死状態だから必要ないのか
へその緒みたいに身体の一部が繋がっててそこから送られるのか
0120名無しさん@ピンキー2013/10/07(月) 19:47:25.09ID:YB/VFRAO
肉スライムに全身くまなく揉みしだかれながら取り込まれ
体内ではブウの分身に昏睡姦されてる女の子か
0121名無しさん@ピンキー2013/10/07(月) 23:02:58.97ID:khII/Kc2
セルに吐き出された18号が瀕死だったようなのでやっぱり吸収されたらただじゃ済まない
やがて分解されて本当に身体の一部にされてしまうんじゃないだろうか
ブウも同様じゃないかな、根拠はないけど
0122名無しさん@ピンキー2013/10/08(火) 13:53:39.79ID:65nc+fAk
生かされながらも少しずつエネルギーを吸いとられてる感じってわけかな?
0123名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 23:52:23.88ID:nmEsh9JH
どうせならあそこに肉棒が突き刺されて
そこから精気を吸われてるぐらいはあってほしいな
0124名無しさん@ピンキー2013/10/14(月) 23:39:19.92ID:VCsIK31h
それ別のジャンルだろ
0125名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 00:12:24.96ID:aBHSGE9J
あそこに突き刺さった肉棒が精気を吸い取りつつ次第に融合して
完全に一体化し終えたらその棒から目が生え口が出来
それらが自分の器官としてちゃんと機能していることに気づいた時には骨格がバキバキ変化して足が前足になり手指が融合して手首が反転して蹄になり
最後に元の頭の頭蓋骨が溶け脳が溢れ頭髪が房として残りただの尾になり
人格も退化して一匹のキメラ的獣ができましたー

までを最後の最後まで正気を保ったままシーケンスとかだと私得
0128名無しさん@ピンキー2013/10/27(日) 11:59:20.16ID:elx9/ONJ
どっちにしろ吸収される時は
肉スライムがクリを包みこんで膣内に侵入するんだよな
0130名無しさん@ピンキー2013/10/30(水) 02:15:10.38ID:YCCah/rT
ちょっと質問

たまに支部とかで見かけるシチュエーションで
美少女にセルの尻尾が付いて、それで他の美少女を吸収したり
美少女がブウのスライム肉吸収法を習得して他の美少女を吸収する
こういったシチュエーションのものはこのスレ的にはOKなの?

今上のようなシチュエーションでひとつ書いてみようと思っているんだけど……
0134名無しさん@ピンキー2013/10/30(水) 23:20:58.41ID:naURdAGg
あっちは一応男が女の子に食べられるのがメインのスレだな
だからこっちのほうがいいかも
0135名無しさん@ピンキー2013/11/03(日) 03:20:25.33ID:eQdulAVV
次からはスレタイに丸呑み、吸収も付けたほうがわかりやすいかもね
0136名無しさん@ピンキー2013/11/05(火) 23:31:26.59ID:pbU3vjIa
脚から丸呑みしていって段々と上に登っていくのもいいな
でもセルの吸収方法だと難しいよな
0137名無しさん@ピンキー2013/11/06(水) 22:37:54.94ID:OIf3KlS+
異星人ものの作者様、おつかれさまです。以前優香のその後を知りたいと書いた者です
相変わらずの救いのなさが最高です。異星人による浸食が進んだらどんな世界になるの
だろうと勝手に想像したりしています

>>131
カニバリズム要素のあるSSを投下できるスレってどこかにありますか?
0139名無しさん@ピンキー2013/11/07(木) 22:54:11.07ID:5B9wsk+w
このスレは丸呑み、吸収のSSだけを投下すればいいということですね?
1スレ目から追ってきましたが住民が変わったのならしかたないですねー
0140名無しさん@ピンキー2013/11/07(木) 22:59:31.84ID:Ox7K+vrL
カニバは人が人を食うだからなぁ
元人間に食われるとかなら問題ないでしょうよ。
ゾンビにガブリとやられるとかな。
0141名無しさん@ピンキー2013/11/07(木) 23:30:04.35ID:jh8To9d7
>このスレは丸呑み、吸収のSSだけを投下すればいいということですね?
食いちぎり咀嚼系もOK
カニバは1スレ目から駄目
0142名無しさん@ピンキー2013/11/10(日) 09:52:23.41ID:Vk9hCBLu
抱きしめor羽交い締めにして
宙に浮かせてからなら足から飲み込める
0143名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 07:46:22.08ID:d/6hbQOe
パックンフラワーみたいに穴の上を通過したところをバクリでもいけるな>足から
0144名無しさん@ピンキー2013/11/14(木) 23:22:36.05ID:3HlN5AQN
下半身から飲み込むことで女の子の叫び声を聞けるわけか

ところでセルの尻尾の内側って粘液とかでぬめってないのかな
0147名無しさん@ピンキー2013/11/15(金) 08:52:02.66ID:LcFCqSTN
足首まで包み込んだあと腰の所まで吐き戻して
粘液でドロドロになってぐったりした女の子を見てみたい
0148名無しさん@ピンキー2013/11/18(月) 18:25:13.32ID:Pw8ICQBz
おっぱいとか尻とか食べるのはわかるけど
まんことか臭いし汚いし化物でも食欲失せそうだな
0151名無しさん@ピンキー2013/11/20(水) 22:45:11.16ID:ObvOfM3r
丸呑みするときは女の子の服装は
18号みたいにジーンズ派?それともスカート?
0154名無しさん@ピンキー2013/11/21(木) 23:35:00.93ID:N84H2Moq
服は脱がすのではなく溶かすじゃ駄目なのかい?
エロ目的だから肉が溶けない仕様がいい
0156名無しさん@ピンキー2013/12/04(水) 22:05:09.54ID:B2VAVWoO
女の子が化物に吸収合体されるのが好み。スライムに捕食されて一体化してスライム娘とか
0157名無しさん@ピンキー2013/12/07(土) 07:55:19.91ID:eyccDBkJ
セルが女の子を吸収して女の子を消化完了と同時に女の子に擬態開始。
擬態完了と同時に女の子の意識も起動。セルの意識は女の子の無意識の中に潜伏。
自身を女の子だと思い込みながら行動し潜在意識に潜むセルに操られ次の獲物に近づく。
次の獲物に近づき襲う段階でセルの意識が覚醒し女の子の擬態を解き獲物を襲う。
(擬態したまま尻尾だけ出して獲物に襲い掛かるのもあり)
獲物を吸収し消化完了と同時にその獲物に擬態し〜最初からの繰り返し
0158名無しさん@ピンキー2013/12/15(日) 11:15:32.45ID:OoJdvESG
山野車輪の「若肉老食」に準えて、30歳未満の若者の権利が取り上げられた近未来の世界観を作りたい。
若い女の子に理不尽な負債を押し付けて、返済として自分の肉を提供するとか。
クローン化した自分の身体を料理させるとか、食われても再生するようにして何度も使える家畜にしたり。
或いは、困窮のあまり自分の肉しか口に出来なくなったとか。

俺の場合、喰われる女の子に興奮するのか、女の子を喰う事で興奮するのか(勿論妄想)、どっちなのか微妙。
両者の両立として、クローンの自分の肉を貪るのもいい。
カニバは少数派の性癖だが、好みも人によりけりだな。
0159名無しさん@ピンキー2013/12/17(火) 03:57:51.04ID:9fSQxPBM
ちゃうねん・・・
スレが・・・
0160名無しさん@ピンキー2013/12/17(火) 16:36:15.61ID:SfE77jTA
>>158
ちょっと勘違いしてない??
0162名無しさん@ピンキー2013/12/28(土) 23:34:03.11ID:OFK3JBsB
過疎っとんなあ
0165名無しさん@ピンキー2013/12/31(火) 11:51:57.86ID:pSQCsJS1
お、規制解除されてる

女の子がブウみたいに取り込まれ保存される時は
全裸派?それとも服を着たまま?
0167名無しさん@ピンキー2014/01/01(水) 23:43:04.94ID:25GL98qk
服着たままだと月のものや排泄物で大変なことになりそうだが
細胞の一部にされてるから仮死状態なんだな
0168名無しさん@ピンキー2014/01/03(金) 21:21:12.05ID:deWTp83N
巨乳だと思って吸収した女の子が実はパッド装着だった
その後のブウの行動は?
1 お菓子に変えて食べるor消化液に投げ込んで新しい子を探す
2 成長が見込める年齢ならとりあえず放置
3 大きくさせようと24時間の豊胸や性感マッサージ

このスレなら1が妥当か
0169名無しさん@ピンキー2014/01/03(金) 21:42:53.22ID:jQCiiUlE
1だな

そういや最近vipでブウが女の子を食い荒らすSSが乱立してたけどコミカル要素強くても普通の人にしたらキチガイに見えるんだなやっぱ
0170名無しさん@ピンキー2014/01/04(土) 00:18:32.07ID:jF0CjcYP
あれは同じ内容のスレを乱立させたのと物に変化させたのが叩かれたんじゃないかな
肉スライムで包み込んで吸収するなら良かったんじゃないか
0171名無しさん@ピンキー2014/01/05(日) 01:10:31.61ID:ut2pjSb6
>>111の続き
エロというよりもグロ


 薄暗い空の下、必死の形相で走る4人の女たちがいた。
 彼女たちはもと来た道を戻り、海岸まで行くつもりである。
 まだ船が残っていているかもしれない、という一縷の希望を胸に抱いていたのだ。
 4人は皆女子大生である。名前はそれぞれ、アミ、カナ、サユ、タエ。
 夏の思い出づくりにでもなればいいと、気軽に懸賞に応募し、運良く当選したから気楽に遊びに来た、それだけのつもりだった。
 それがこんなことになるなど誰が予想できただろう。
 みんなで決めたことだから誰か一人を責めることなどできない。
 それが分かっていたからこそ彼女たちは言葉を発することなく、荒い呼吸を上げながら、化け物に捕まるまいと懸命に逃げていた。
 だが、そんな彼女たちを上空から見ているモノがいた。
 鋭い足爪とくちばしを持ち、人間の二倍ほどもある翼を左右に広げた、巨大な鳥である。
 それは例えるなら、鷲の足とキツツキのくちばしが混ざった鳥であるが、大きさは尋常ではない。
 したがって、この鳥も十分に化け物と呼べる存在であった。
 その鳥が今、4人のうちの最後尾を走る一人の女性、サユに向かって急スピードで降下していった。
 そして、その鋭い爪で女性の肩をわしづかむ。
「ひぎゃぁぁ!」
 女性は肉に食い込む激痛で悲鳴を上げた。前を行く3人の女性はその声に驚き、後ろを振り向く。
 すると、巨大な鳥が一人の友人を空へと連れ去る光景が目に入るのだった。
「いやあぁああ! たすけてぇええ!」
 自分の体が宙に浮いた女性は、必死に助けを求めた。だが、どうすることなど誰にもできない。
 空へと連れ去られた友人の名を呼んでいた3人の女たちだったが、遠くから聞こえてくる謎の生物の唸り声を聞くと、すぐさま海岸目指して走るのだった。

      *
 
 恐怖から錯乱したため、あるいは化け物たちに追われたため、女性たちは散り散りとなった。
 ある者は森の中へと逃げ込み、ある者はもと来た道を辿っていった。
 そして、マリは一人森の中で荒い呼吸を吐きながら佇んでいた。
 何も初めから森に迷い込んだわけでもない。
 最初は友人たちと一緒にもと来ていた道を走っていたが、その途中で巨大な鳥が一人の女性を空へと運ぶ姿が見えたので、前を駆けていた友人たちは森へと逃げた。
 しかし同じ行動をとった人たちが大勢いたため、その人ごみの中に友人たちは隠れてしまい、マリは彼女たちを見失ってしまったのだ。
 また、マリの足が遅かったというのも孤立した原因の一つである。
 こうして、体力の限界も尽きたマリは大群すらも見失い、暗い森の中に取り残されるはめになった。
 体の震えは止まらず、計り知れない恐怖ばかりが襲う。今にも何かが襲ってきそうだ。気付けばマリは涙を流していた。
 恥も外聞も捨て、まるで親を求める子どものように、マリは友人たちの名を叫び続けた。
 その声に化け物が反応するかもしれないというのに、彼女の頭の中にはただ一人になりたくないという思いがあるだけだった。
 その時、茂みが揺れ、葉のこすれ合う音がマリの耳に入った。
 彼女は凍り付いた顔を反射的にそちらへ向ける。
 音は次第に大きくなっていく。何かがいることは最早明らかであった。
 本能的に危険を察知したゆえ、まだ十分休めていないというのにマリは再び森の中を全力で駆けていった。
 そして、それは実に懸命な判断であった。
 なぜなら、マリが見ていた茂みの中から、人間などゆうに一口で呑み込んでしまいそうな口を持つ巨大な蛇の顔が現れたからである。
 その蛇は、走り去っていく人間の後ろ姿をしばらくの間じっと見つめているのだった。
0172名無しさん@ピンキー2014/01/05(日) 01:14:33.05ID:ut2pjSb6
「マリーー!」「返事してぇー!」
 ノゾミとキョウコは声を張り上げていなくなった友人を探していた。後ろにいると思っていた彼女は、そこにいなかったのだ。
 二人はマリが運動を得意としないことなど承知していたはずなのに、逃げることに夢中でそれを思いやることができなかった。
 その後悔の念もあり、二人は必死にマリの名を呼ぶ。しかしいつまで経っても返答はない。
「マリ…もしかして、もう」
 キョウコが絶望に満ちた声でつぶやく。それをノゾミは強く否定した。
「とにかく、諦めずに探そう」
 そう言うノゾミの声は震えている。いつ化け物に遭遇するか、という恐怖の中では当然であった。
 彼女たちは再び大声を上げる。化け物に気付かれる可能性のある危険極まりない行為だが、こうするしかなかったのだ。
 だがその時。
「ちょっと、大声出さないでよ!」
 当然といえば当然だが、その行為は咎められた。
 ノゾミとキョウコはすぐさま萎縮し、押し黙る。そして、声が聞こえた背後を同時に向いた。
 彼女たちの後ろには、ミキとユリナが立っていた。
 この二人も何とか今まで命を失わずに逃げきれていたのである。無論、顔は青ざめ、息も上がっているが、それでも平静さを失わずにいた。
「そんなことしたら危ないでしょ!? 気付かれたらどうすんの!」
 ミキは怒り心頭といった様子でさらに言葉を続ける。そんな友人と今にも泣きだしそうな女子高生たちを交互に見て、ユリナはおろおろするばかりだった。
「で、でも…友達と、はぐれて…」
 そして、とうとう女子高生たちは涙を流し始めた。恐怖と罪悪感、それに大人に出会えたというわずかながらの安堵で、涙が抑えられなくなったのだ。
「分かったよ。だけど今は逃げることにしよう。多分、それしかできないから」
 ミキの言葉を受け、ノゾミとキョウコは素直にうなずいた。友人の身と同じくらい、あるいはそれ以上に、自分の身が心配だったのだ。
「でも、どこに逃げたら……」
 安全な場所などあるのか、とでも言いたげにユリナはつぶやく。
「とりあえずは海岸まで戻ってみよう。まだ船があるかもしれないし」
 ミキは船が今も接岸しているなどあり得ないと思ったが、それでもわずかなの希望にかけることにした。
 その提案にユリナは真っ先に賛成する。そして彼女は、こんな状況でもきちんとリーダーシップを発揮してくれる友人を誇りに思った。
「あなた達も、一緒に行こう」
 ユリナの誘いに、今度はノゾミとキョウコが賛成する。
「きっと、大丈夫だから」
 こうして、彼女たちは化け物が闊歩する恐るべき島を進んでいくことになった。
 だが、彼女たちの希望は脆くも打ち砕かれる。
 もうこの島は、永遠に脱出することのできない地獄の牢獄となっているのだから。

      *

「船がない……」
 誰よりも早く海岸に到着した3人組の女子大生たちが目にしたのは、あまりにも無慈悲な現実であった。
 船がなければ、この絶海の孤島から逃れられる術などない。
 化け物に連れ去られた友人の姿が自分と重なった彼女たちは、絶望のあまり膝を折る。そして同時に慟哭した。
「やだぁぁあ!」「死にたくないよぉお!」
 そんな悲痛な叫びが薄暗い海岸に響く。だが、彼女たちの一人が何かに気付いた。
「み、見て! ボートがあるよ!」
 岩場に近い波打ち際で、木で作られた小舟が揺れていた。
 ただ、大分年季の入ったものであり、したがってオールを使って漕ぐタイプである。電動で動くものでは決してない。
「ねえ、タエ、アミ、これを使って――」
「こんなものでどうするって言うの!?」
 半ば狂乱じみて叫ぶタエであったが、一方のアミはすぐさまカナと一緒に小舟へ乗り込んだ。
「タエ、早く!」
「あんた達、まさかそれで帰ろうって言う気!?」
 タエはアミとカナの正気を疑った。そんな小舟でどうやって大海を渡り切るというのか。
 途中で必ず力尽きるし、何より陸地の方角も分からない。餓死か溺死か、いずれにしても死に至ることは間違いなかった。
「バカなこと言わないでよ!」
 タエが呆れたようにこう叫ぶと、カナも負けじと声を張り上げて、
「だったら、ここで化け物の餌になれっていうの!?」
 と怒鳴る。タエは返事に窮した。確かにこのままでは化け物に喰われてしまう、しかしだからと言って小舟で海に出るなど自殺に等しい。
「で、でも……」
 一向に小舟へ乗る気を見せないタエに業を煮やし、アミはオールを漕ぎ始めた。
0173名無しさん@ピンキー2014/01/05(日) 01:17:16.40ID:ut2pjSb6
「さよなら、タエ。元気でね」
 これまでに見せたことのない冷酷な表情を浮かべて、アミはそう言った。
 まるで、のろまには付き合っている暇はない、とでも言いたそうだった。
「ま、待ってよ二人とも!」
 波に乗って勢いよく海を進む小舟に追いつこうと、タエは海面に足を入れた。
 暑い浜辺でバカンスを楽しむはずだったこの日のために買ってきたビーチサンダルは、逃走の途中でとうに脱げていた。
 タエの白い素足が海の中を進んで行く。
 ――だが、水中には彼女たちがまさに逃れようとしている存在が潜んでいたのだ。
 そいつはその足に気づくと、ためらうことなくそれに向かって突進を始めた。
 当然、その生物に気づくことのないタエは、友人たちの小舟に乗ろうと懸命に走っていた。
 彼女の不運は、その生物の姿が海面に隠れてしまうくらいの深さまで走っていったことである。
 水中の生物は、ウミガメのような甲羅を持っているが、手足はそれと異なりヤモリみたいに指を広げていた。
 だが、そいつの最大の特徴は、頭がワニなことである。そしてもちろん、ワニの代名詞である大きな口と牙も顕在していた。
 獲物に向かって突進していたそいつは、急に速度を落とすと、今度はゆっくりと接近し始めた。狙いを済まし、襲いかかる瞬間まで息をひそめるつもりなのだ。
 ゆっくり、ゆっくり、だが確実にごちそうへと近づく。ワニの頭は、タエが進む方向を塞ぐようにして迫る。
 そして時はきた。タエの足が牙を持つ口のちょうど真ん前にきたのだ。
 そして今、その牙がタエに襲いかかった。
「ひぎゃあぁあああ!」
 声ならぬ声を発し、タエは背中から海面に倒れ込んだ。一瞬で水が血に染まる。タエはまだ気付いていないが、左足を一瞬で噛み千切られたのである。
「ひぃ、ひぃぃ」
 激痛のあまり、タエは肺から絞り出された空気のような声しか出せない。そして水中に何かいると悟った彼女は、反射的に浜辺へと戻っていった。
 足が思うに動かないことを不審に思うが、それでもタエは這いつくばるようにしてもがき、何度も海水を飲みながらも、何とか波打ち際にたどり着いた。
 その苦闘の様子を、友人であるアミとカナが見守ることはなかった。
 なぜなら、タエが絶叫した時、思わずその方向を振り向いた彼女たちには見えたのである。甲羅を背負った謎の生物が海面から飛び上がったのを。
 彼女たちの生存本能は理性などふっ飛ばし、目の前の脅威から逃れることばかりを考えていた。そして、全力でオールを漕ぎ、岸から猛烈な速さで離れて行ったのである。
 奇襲を受けた友人を心配することなど、ましてや助けることなど、頭にすらなかった。
0174名無しさん@ピンキー2014/01/05(日) 01:18:11.40ID:ut2pjSb6
「あぅ…あぁ…」
 苦痛と涙で、かわいらしいと評判のタエの顔は見るのも憚れるほど歪んでいた。
 もしこれが人間同士の争いの結果なら、敵も彼女に同情し、これ以上苦しめるのを止めたかもしれない。
 だが、彼女を狙う者は人間ではない。人間のことなど食料としか見なさない化け物なのだ。
 まるでタエが浜辺に着くのを待っていたかのように、ワニの頭を持つ生物が彼女の跡を追って陸地へ上がってきた。
 それに気付いたタエは、今度は砂浜を這いつくばって逃げる。
「来ないで……」
 恐怖からつい発してしまった言葉は、あまりにも弱々しかった。
 だがそれもそのはずで、タエの左足からはおびただしい量の血が噴き出ており、このままでは失血死することは明白だった。
 ワニの頭が血の匂いに吸い寄せられるようにして彼女の左足に近づく。
「お願…い、やめ…」
 通じるはずもないのに、タエは必死に懇願する。
 その時、ワニの口が大きく開いた。その鋭い牙に噛みつかれたらひとたまりもないことは、タエの左足が証明している。
「いやあああ!」
 食べられる――そう思い込んだタエは、ぎゅっと目をつぶった。
 これが、彼女の最後の意識だった。
 ワニの頭は勢いよく噛みつき、タエの左脚を完全に喰いちぎった。左のお尻の下からはもう血をしたたらせた傷口だけしかなかった。
 耐えられるはずのない痛みにより、タエは気を失う。いや、もうショック死しているのかもしれない。
 だが、死を確認する必要もなかった。ワニの牙は、次々と彼女の若く健康的な骨肉を貪るようにして食べていったからである。
 左脚の次は律儀に右脚を食べ、そしてその次にはお尻を服ごと食べる。残ったのは上半身だけとなった。
 その上半身では、タエの小柄な体型に似合わないふくよかな両乳房だけをまた服とブラジャーごと食した。そこは特においしいのだろうか、異常なスピードでかじられていった。
 だが、ここでワニの頭を持ったカメは海へと帰って行った。おそらくはもう食欲を十分満たしたのだろう。
 それゆえ、女子大生3人組の次に海岸へたどり着いた女性たちは、鮮血に染まった浜辺の上で横たわる見るも無惨なタエの姿を見るはめになるのだった。
0175名無しさん@ピンキー2014/01/05(日) 02:42:33.32ID:l3RJQHtO
すごくイイね!色んなモンスターが出てきてどう食べられるのか楽しみだよ。
おっぱい大好きってところがツボを抑えていてエロい!鳥に連れ去られてったほうも気になるよ
0176名無しさん@ピンキー2014/01/06(月) 00:09:59.02ID:AeajGs+c
捕食側も被食側もテンポよく次々登場して素晴らしい
捕食シーンがもうちょっとねちっこいとなお嬉しい
0177名無しさん@ピンキー2014/01/07(火) 23:45:23.42ID:/BKN8R6B
>>174の続き  
ねちっこくできたかは分かりません…


「でも、これからどうするの? 本当にこれで帰れると思う?」
 随分と陸地から離れた小舟の上で、カナは不安そうに尋ねた。
 しかし、友人のアミは無言のままである。彼女もまた、同じことを考えていたのだから。
「何とかなるって思うしかないでしょ」
 アミはしばらくしてこうつぶやく。だがそれは、友人に答えたというよりも自分に言い聞かせたものであった。
「そうだね」
 それとも知らずカナは心強い味方を得たと思い、大きくうなずく。
 こうして彼女たちは、いつかは陸地にたどり着くと信じて、果て無い海を貧弱な小舟のみで渡り続けた。
 ――ところが、二人の旅はあっけなく終わることになる。
 この島の周辺海域はすでに普通のものではない。すなわち、普通の生物が棲む海ではない。
 彼女たちの運命は、この島に訪れたときからもうすでに決まっていた。逃れることなど、できないのだ。
 
 小舟に、下から叩かれたかのような衝撃が走る。
「ひゃ、な、なに……」
 幸いにも小舟はバランスを崩して転覆することはなかった。
 が、二人は尋常でない恐怖感じずにはいられない。タエを襲った化け物が舟を小突いているのだろうか。
 もしかして舟を転覆させ、海中に投げ出された己を喰うつもりなのか? いや、きっとそうなのだ!
「いや、いやあああーー」
 カナが取り乱し始める。
 そして、舟底にいると思われる化け物を威嚇するためか、オールを海面に向けて力いっぱい突き刺した。それを何度も何度も繰り返す。
 無理もないことであるかもしれないが、不安定な舟の上ではそれは愚かな行動でしかない。
 カナの攻撃の反動で小舟が激しく揺れる。このままでは転覆は免れないだろう。
「カナ、止めて!」
 しかしアミがこう言っても、完全に平静さを失っているカナの耳には届かなかった。
 海水が舟に溜まっていくのを見たアミは、とっさに行動に出ていた。
 彼女はカナの背後に素早く近づくと、その背中に向けて自身の両手を思いっきり突き出した。
 このままでは自分まで危ない、そう考えたアミの選択は、邪魔な存在を消してしまうというものだった。
 カナが海面で必死にもがいている姿を見て、アミは、そういえばカナはかなづちって言ってたな、と他人事のように思うのだった。
 そして、運よく小舟に残ったカナが使っていたオールを自分で持ったアミは、危機を脱するために一人で沖合へ向かった。
「いや゛や゛あああーーだれがあ゛あ゛ーー」
 海水を飲みながらのども潰さんばかりにカナは叫ぶ。
 突然自分の身に起こった事態と、死の恐怖とで、錯乱していることは疑いようもない。
 彼女は友人に裏切られた怒りすらも湧き起こらず、ただただ、助かりたい、ということだけを考えていた。
 ――しかし、彼女の痛いほど懸命な望みは叶うことはなかった。
 溺れる苦しさであがいているカナの足もとに今、白く半透明な生物が頭から触手を伸ばしていたのだ。
 この生物は、一言でいうなら人間の倍以上の体を持つ巨大なクリオネである。
 ただ本物と違い羽根は左右にそれぞれ二枚ついており、水の中に棲む蝶々のようにも見えた。
 だが、流氷の天使と似たような外見であっても、ここまで大きければおぞましい化け物以外の何物でもない。
 そんな生物に狙われたなら、華奢な女性などなす術もなく餌となってしまうだろう。
 ――この海面に投げ出され哀れな少女のように。
0178名無しさん@ピンキー2014/01/07(火) 23:46:20.38ID:/BKN8R6B
「ひあっ!」
 カナは自分の足に何かが絡みつくのを感じると、それが何かを確かめる暇もなく海中に引きずり込まれた。
 そしてカナは見る。自分が今、どんなに恐ろしい化け物に襲われているのかを。
 彼女の悲痛な叫びは泡となり、涙は海に同化する。
 それでも、せっかく手に入れた餌を見逃す生物などいるはずもない。クリオネは情け容赦なく、頭の触手を絡めていく。
 全部で四つあるクリオネの触手は、一つはカナの右脚に、もう一つは腰に巻き付く。
 そして、三本目と四本目は、彼女の発育の良い胸をがっつりと、それこそ潰れんばかりに抑え込んだ。
 カナは触手を振りほどこうと必死に暴れる。だが水中では、動けば動くほど息が上がり、危険である。彼女はもう水中の奥深くまで沈んでいるのだから。
 息が続かなくなったカナは、海面に上がろうともがく。しかし触手は全く解かれない。
 溺死という世にも苦しい最期が彼女に与えられたものなのだろうか。
 その時、クリオネが触手を自分のほうへ向けて一気に引っ張り出した。
 すさまじい勢いに抵抗できるはずもなく、カナは足からクリオネの体内へと引きずり込まれる。そして半透明の生物に全身をすっぽり覆われる。
 ここで、彼女に光明が訪れた。
 どういう原理かは不明だが、クリオネふうの化け物の体内には空気があったのである。
「っぷ、はあっ、はあ、はぁ」
 カナは貪るように空気を吸う。ここまでの苦しみと恐怖など、生まれて19年のあいだ味わったことはないだろう。
 しかし一休みする暇も与えられなかった。
 あえぐカナなどお構いなしに、クリオネは獲物をどんどん自身の中へと取り込んでいく。
「や、やあぁ……」
 カナはのどが潰れてしまったかと思われるくらいのかすれ声を出す。いや、そんな声しかもう出せないのだ。
 巨大クリオネの半透明の体を外から見ると、中心部に赤い球のような器官が確認できる。
 これは、消化器官であった。ここに獲物を押し当て、溶かし、己の養分とするのである。
「ああ…う…」
 これから自分がどうなるのかさえ知らないカナは、放心するしかなかった。
 これはきっと悪い夢だ、本当の私はいまベッドの中ですやすや眠ってるんだ、こんな悪夢から早く覚めてほしい。
 だが、カナの身に起こっていることはれっきとした現実である。現実離れしていようとも、これは事実なのだ。
 クリオネの赤い球にカナの小さな両足の裏が触れる。
 この瞬間、カナはすさまじい激痛に襲われた。
「いぎゃあああぁぁあっ」
 焼けるような痛みが続く。まるで火にあぶられているようだ、いや火なんてものじゃない、骨をも溶かす灼熱の炎で焼かれているものだ。
「あぁぁ゛ぁっ、あ゛ぁあぁぁああーーーっっ」
 もう疑いようがない、カナののどは完全に潰れていた。おそらく永遠に元の声に戻ることはないだろう。
 しかし永遠に戻らないのは声だけじゃない、カナの両足はもう完全に溶かされていた。足の甲はきれいになくなっており、その部分はクリオネの養分となったのだ。
 声ならぬ声を発し続けるカナ。これなら溺死していたほうがまだましであったかもしれない。
 それほどの苦痛をいま彼女は受けているのだ。
「うあ゛、あう゛」
 涙と鼻水でくしゃくしゃになった顔は、見る者の良心を疼かせずにはいられない。
 けれども、この状況で助けがくることなど皆無だ。カナはもう、クリオネの餌となる以外の選択肢は残されていなかった。
 両脚をきれいに溶かされた時、ようやくカナに平穏のときが訪れた。彼女は痛みに耐えかね、自らの意識を閉ざしたのである。
 彼女が覚醒することは、二度とない。
 カナのお尻と大事な部分はゆっくりと消化され、さらには腰、そして形のよい胸も消え、最後は頭と両手も溶かされた。
 こうして、カナという少女がこの世に存在したという証は、完全に消失したのである。
0179名無しさん@ピンキー2014/01/08(水) 18:56:50.41ID:I8h21gS1
クリオネ捕食はありそうでなかったね
アレは恐い
続き期待
0181召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:03:23.44ID:4K3tPRVP
生意気な魔法お嬢様が、罠にはめられ完全に心を折られた後に、
嬲られて食べられる話です。食いちぎり系。
0182召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:03:54.62ID:4K3tPRVP
部屋の四隅に置かれたぼんやりとした照明だけが、それぞれの
光がなんとか届くほどの、窓もない殺風景な広さの部屋の真ん中に、青白く光る魔方陣が描かれていた。
その傍らにはその陣により魔術を完成させようとする少女が一人。

いかにも魔術師にありがちなつばの広い三角帽子とローブ、
その間からは赤いチェックのプリーツスカートが見える。

帽子の鍔の下にはよく手入れされた、腰まで伸びる柔らかく美しい亜麻色の髪。
化粧をするまでもない若い唇は真剣に閉じ、
宝石のように深く青く光るつり目の瞳は、それまで歩んできた人生に対する
自信があふれていた。

彼女が先よりブツブツと唱えていた呪文を言い終えると、
儀式は完成したのか、最後に指で、魔方陣に最後の数文字を書き加えた。
その数秒後、四畳分ほどの面積の魔方陣から、
少女の身長の倍ほどの高さがある天井まで、黒い炎が巻き起こる。

それ自身、光を放っているのか、それとも吸収しているのかも
わからない不気味な色の炎が蠢き、じきに何かしらの形を作ったかと思うと、
そこから一匹のドラゴンが現れていた。

大きさは尻尾までが魔方陣にぎりぎり収まるほど、馬よりはいくらか大きいだろうか。
全身は先ほどの黒い炎がそのまま焼きついたような、漆黒の鱗が滑らかに光っている。
背中に生える翼とは別に4本の足があり、その前足は器用そうな長い5本の指が伸びていた。
見るからに強靭な筋肉に覆われた、亀のような不格好な胴体から伸びる長い首の先に、
美しいとはいえない、鼻の膨らんだ醜悪な目つきの頭がある。

「我を召還したのはお前か」

よほど人間の言葉など話せそうもない、牙の並ぶ竜の裂けた口から、
低く恐ろしく、しかし流暢な言葉が零れだす。

「…ドラゴンだっていうから召還してみたら、えらくブサイクなのね」

その醜悪な姿を前に、すまし顔の魔法少女の口から、当人を目の前にして
憚らない感想と落胆のため息がこぼれる。

「さて、何の用事で呼び出したか」

自分を目の前にしても少しも恐れる様子のない少女を前に、
一方のドラゴンも不機嫌な様子もなく言葉を続けた。

「使い魔を得る宿題が出たから。どうせなら自慢できる動物をと
 思ったんだけど。えらく簡単な儀式で呼び出せるドラゴンが
 いると思ってやってみたのだけどね」

少女は、その特徴的な制服を見れば、この国のものは誰しもわかる、
有名な名門魔法女学院の生徒だった。
そして、この部屋はその広い敷地の中にある一室なのだ。

少女は生徒である以前に、それなりに高い地位にいるのであろう。
いわゆるお嬢様だ。
そして、それだけ見えっ張りな性分があった。

この課題でも立派な使い魔を得て、自分の実力を回りに自慢したいと思っていたところだった。

では何を使い魔にするかと悩んでいた所、
女学院の大図書館の、果ての無い数の魔導書の中から偶然手に取った一冊に、
こっそり一人でできる、簡単な儀式でドラゴン呼び出せる魔法陣が書かれていたため、
さっそくと試してみたのだ。
0183召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:04:43.21ID:4K3tPRVP
しかし、結果、出てきたものは想像より醜く、彼女の期待には添わなかったようだ。

「あなた飛べるの?馬代わりにはなるかしら。でもあなたみたいなのに乗ってたら
 それだけで笑われそうね」

ドラゴンを見下ろしながら、少女が長い髪を片手でかきあげる。

「ははは、お前、我を使い魔にするというのか。俺は高いぞ。良い肉でも頂かないとな」

召還した魔物が、そのままはい、そうですかと使い魔になる訳ではないのだ。
呼び出した術者のほうが上であると力を示し、屈伏させる必要がある。

「見たところ、魔法女学院なんだろう?旨そうな小娘がよりどりみどりだろうな。」

ドラゴンがその醜悪な顔に下卑た笑みを浮かべた。

「あら、喋れたのにもちょっと驚いたけれど、見た目よりも賢いのね。
 でも、あなたみたいな醜悪な竜、私が乗る価値もないわ。帰ってもらうから。」

一方の少女も、そのすました顔が、攻撃に移る前の不敵な表情に変わる。

少女にとっては、性格も見た目も醜悪なこのドラゴンは、使い魔にするどころか
嫌悪の対象しか無く、もはや用もない退治するべき動物でしか無かった。

召還魔術というのは、多少危ない魔物を召還したとしても危険がないように、
基本的には術者のほうに圧倒的なアドバンテージ得られるようになっている。

まず最大の要素として、基本的には召還された魔物は魔法陣の外には出られないのだ。
そのために魔物側としては、なんとか術者を魔法陣の中に招き入れたり、
魔方陣を崩させたりしようとするが、
それが通じるのはせいぜい面白半分に手を出した魔導の素人程度のものだ。

呼び出したあとは、なんともひどい話だが、
術者が一方的に魔物の心が折れるまで外から攻撃し続けることになる。

そのために、魔法陣そのものに、召還した魔物を弱らせる魔法や、
召還した魔物の魔力を封じる魔法を追加で組み込んでおくのも一般的だった。

少女はこの魔術の名門である魔法女学院にあっても、数十年に一人と
言われるほどの逸材といわれていた。

成績優秀、かつ美しく、血筋も良かった。女学生の憧れの的であり、
また本人も自分が一番だという自負があった。
そんな彼女だからこそ、今回の儀式にも何の手を抜くことも無く、
魔法陣にはありとあらゆる魔物を弱らせる術を仕込んでいた。

「まったく碌でもないものを呼びだしちゃった。これ以上手間を余り掛けさせないでよね!」

少女は数歩後ろに飛ぶと、両手の人差し指と中指を交差させるように組み、
地面に向かって魔力を流し込む。
魔法陣が光輝き、仕掛けられた罠が一斉に発動する。

「な、なんだこれは!!ぐわあああああああっ!!!」

一方的に呼び出されたドラゴンが、数々の仕掛けられた魔法により
光のなかで苦しい悲鳴を上げる。

本来魔法使いと言うのは戦争で動員される兵器であり、
それを養成する女学校というのは、軍隊じみた空気こそはないものの、
やはり敵を攻撃する魔法については必修なのだ。
0184召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:05:14.33ID:4K3tPRVP
少女はやはり攻撃手段についても優等生であった。
実戦も初めてではなく、近隣の村々にゴブリンやオークなどの魔物が現れた時は、
要請に馳せ参じては、一番派手に多くの数の敵を退治してきたものだ。

ドラゴンこそ退治した経験はないものの、その亜種のワイバーン等にも
一対一で勝利したこともある少女は、ましては魔法陣の中の相手になど
負ける気はしなかった。

「大人しく帰るなりしなさい!手段があるのならね!」

組んでいた指を離し、胸の前で立てた親指を互いに上下に向け、呪文とともに拳を合わせる…
戦闘用に開発された、簡素化された魔術の儀式を完成させると、雷撃の魔法が発動した。

余剰魔力で生み出された、エーテルの風が少女の髪をなびかせる。
地面より湧きだしたルビー色の雷が、空気を切り裂くノイズ音と共に、
魔法陣のドラゴンを何度も貫き、閃光と白い煙を上げる。

雷の音にかき消され、もうドラゴンの悲鳴も聞こえなかった。
仕掛けられた罠によって、魔法抵抗力も殆ど奪われたはずのドラゴンに向かい、
何度も何度も、何度も何度も継続的に、執拗とも言えるほどの念入りな攻撃が行われた。

大抵の生き物であればこれほどの魔法攻撃を受ければ、消し炭になっているところだろう。

ドラゴンとは、信じられぬほどの生命力を持つ生き物だ、
と聞いていたからこその、これだけ執拗な攻撃だった。
命を奪い合う場合は徹底的にやらねばならない。少女はその教えに忠実であった。

やがて力を息を切らすほど十分な魔力を注ぎ、少女の攻撃が終わった頃には、何もない部屋の静寂の中、
魔法陣の真ん中に白煙を吹く黒い塊が横たわっているだけであった。

「はぁ…はぁ…元がわからないぐらい黒焦げね。せっかく呼び出したんだから、
 ドラゴンを倒したっていう証拠ぐらいは残ってたらいいんだけど。」

少女が、今一収穫にならなかった、今晩の一連の儀式の終えようと、考えたその時であった。
ドラゴンを閉じ込めていたはずの魔法陣が一瞬瞬いたと思うと、あっという間に地面を広がり
部屋の端にいた、少女の立ち位置まで包み込むように広がったのだ。

「!?なっ!?」

少女は、自分を飲み込んだ魔法陣を見ながら何が起こったのかわからないまま数秒立ち尽くす。
召喚の魔法陣が大きくなるなんて事は聞いたことがなかったのだ。

「まあ…こんなものか。思った程ではなかったな」

そんな声が黒い塊から聞こえたかと思い見ると、ドラゴンが
その首を擡げムクリと起き上がるところだったのだ。

まだ殺しきれていなかった!
0185召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:05:44.84ID:4K3tPRVP
咄嗟に少女は追撃の体制を取るため、広がった魔法陣の外に飛び出そうとする。
しかしそこで初めて少女の血の気が引いた。出られないのだ!この魔方陣の中に、ドラゴンと一緒に
閉じ込められてしまったのである。

「何が起こったか解らないようだから教えてやろうか。
 この召喚の魔方陣、実は元々は呼び出される我自身が作ったものでなあ」

見ると、先程まで地面に横たわったドラゴンが、その4本の足で立ち上がるところだった。

「そのまま大人しくしてなさい!また攻撃魔法を喰らいたくないならっ!」

魔法陣の外には簡単に出られないと悟った少女が、
直ぐにドラゴンのほうに向き直ると、先ほどと同じ印を組み、

雷の魔法を発動させる。だが、今度は、何も起こらなかった。
心の何処かでは解っていたのだ。召喚魔法陣の内側では、魔力が大幅に制限される。
ましては、自分が幾つもの力を削ぐための術を仕込んだのだ。

「簡単な条件でドラゴンを呼び出せる魔法を、女学校の目につくところに置けば、
 勝手に呼び出してくれるというものよ」

ドラゴンがゆっくりとした足取りで、少女の方に近づいてくる。

「っ!!その不気味な顔で近寄らないで!さっきより痛い目にあわせてあげるんだから!」

別の強力な呪文を唱え、魔法を繰りだそうとする。
だが、どんな攻撃魔法を試しても、発動することはなかった。
唱える呪文も、だんだんとろれつが回らなくなり、いつの間にか足がガタガタと震えていた。

「餌そのものがな」

ゆっくり足を歩めていたドラゴンが、もう少女の目前まで迫っていた。
目の前にいる立ち上がったドラゴンは見上げるほど大きく、最初のイメージと違い
あまりに恐ろしかった。

「こないで…こないでよぉ…」

もはやそこには先程までの魔導師ではなく、一人の怯える少女がいた。

全身を黒焦げにしたと思ったのは、執拗な攻撃を加えたことからくる全くの錯覚であった。
近くに寄った、もともと漆黒のドラゴンを見たところ…無傷だった。

「どうだ?罠を仕掛けていたつもりが、自分がかかっていたという気分は。」

妙に簡単にドラゴンを読み出せるこの魔方陣は、
ドラゴンが術者のもとに呼び出されるよう仕組んだ罠だったのだ。
閉じ込めたと思わせておいて、実は魔法障壁の役目も果たす魔法陣の中で、術者が魔力を使い果たすまで耐える。
頃合いを見計らい、更に最初から仕組んでいた罠によって、逆に術者を魔法陣の中に閉じ込める。
魔法が使えなくなった魔法使いなど、ドラゴンの相手ではない。あとはゆっくり貪ればいいのだ。

そこまでの魔術を練り上げるこの恐るべきはドラゴンは、
見た目の醜さに似合わず、魔力的にはかなり高位な存在であるのだろう。

「安全な位置から見下ろしてると思ってるものを引きずり下ろすのは、最高の気分だぞ?」

ドラゴンが首をもたげると、少女の目の前でニタリと恐ろしい笑みを浮かべる。
裂けた口が開くと、そこには血のような真っ赤な口内と、よだれが滴る
鋭い牙が並んでいる。
0186召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:06:15.39ID:4K3tPRVP
「あ…そんな…やだ…」

その牙で何をされるかを悟った少女は、とうとう恐怖で震える足を支えきれなくなり、
ぺたんと地面に沈んだ。失禁を止めることは出来なかった。

「そういえば先程は貧相だの醜悪だのといろいろ言ってくれたな…」

この醜悪なドラゴンは、まるで人間のように表情が豊かなのだ。
嬉しそうに獲物をいたぶるその表情が。

「えっく…ご、ごめ…んなさい」

魔法陣の隅で、縮こまった少女が、
涙と嗚咽にまみれながら、なんとかその言葉を口に出す。

「そうだな…まずは脱げ。全部だ」

立場の全く逆転したドラゴンが少女に命令する。

「は、はい…」

今の少女にはただ目の前の恐ろしい存在の言われたとおりに行動することしかできなかった。
裸になった自分を汚して、それで許してくれるならば、いっそ良いとすら期待していた。

震える手で魔術師の帽子やローブを床に脱ぎ去り、力の入らない指で制服のボタンを外す。
スカートのベルトを外し、ニーソックスを脱ぎ…

少女が段々と肌を晒していく姿を、ドラゴンが楽しそうな目で見つめる。

失禁で冷たくなったショーツを脱ぎ、ブラジャーを外すと、
とうとう一糸も纏わぬ姿になった。

「は、裸になりました…」

言われるまま裸になり、空気を肌で感じると、
少女は全ての自尊心を奪われたことを悟った。
ついさっきまで抱いていた、優等生としてのプライドや、
果ては人間としての尊厳、それらを全て奪われた結果、
そこにあるのは、無防備な一匹の食肉であった。

「ハハハ、衣を剥ぐ手間が省けたわ」

ドラゴンはそう言うと、首を伸ばし少女の顔に息を吹きかける。顔に染みるような刺激を感じる。意識がぐらりと揺れたと思ったら、
床にすとんと尻餅をついていた。体に力が入らないのだ。麻痺作用のある息を吹きかけられたらしい。

このドラゴンは、少女の抵抗を奪ったまま、ゆっくりと生きたままむしゃぶりつくつもりだったのだ。

床にぺたりと座り込んだ、一糸まとわぬ少女の体は、染みひとつなく、薄暗い部屋の中でも艶やかに白く輝いていた。
まだ少女らしい曲線を描く体はとても美しく、
それでいて、先ほどまではローブでは目立たなかったが、自慢の一つであっただろう大きな乳房が、形よく実っている。
弛緩してだらしなく開かれた足の間には、無毛の膨らみの間に赤く裂けた
果実が、先ほどの失禁でまだてらてらと湿っていた。

「いいぞ。実に美味そうだ。わざわざ呼び出されただけのかいがあったというものだ。」

人間にとっては美しい、ドラゴンにとっては美味しそうな肉がそこにあった。
0187召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:06:56.50ID:4K3tPRVP
「いやああっ!!」

ドラゴン首を伸ばし顔を寄せ、その肉厚な舌で、きめ細やかな肌を楽しむように、肉の柔らかさを
確かめるように、少女の体をじっくりと舐めまわす。

「やだああ…!気持ち悪いよぉ…ごめんなさい!ごめんなさい!許してえっ…」

すべすべの太腿の張りを舌で舐めまわす。ここは歯ごたえがよさそうだ。
筋肉もほどよく乗っていて、人間の肉としても一番食べごたえがある部分だ。

次は足の間に舌を潜り込ませると、大陰唇の膨らみと、その穴の柔らかさを
楽しむ。ここは特に柔らかいところだ。舌を穴の中心まで潜り込ませ味わう。
大陰唇を開き、ピンクに染まった肌の薄い部分を見ると、ドラゴンはなんとも食欲をそそられるのだ。

滑らかな腹を舐める。筋の通った臍を舐めまわす。この中には
温かい内臓がたっぷりと入っているのだろう。一番最後に食べるつもりだ。

その上にはとても脂の乗った肉球が実っている。
舐め回すと柔らかく、舌の上でバターのようにとろけてしまいそうなそれが転がり逃げる。
もちもちとした舌触りと、先に付いた果肉のアクセントを、
ドラゴンはじっくりと舐め回し、溢れるよだれが地面に伝わるほど楽しんだ。

「さて…ここから食べるとするかな」

ドラゴンが最初に決めたのはその大きく柔らかい乳房だった。
少女の目の前で、ゆっくりと口を開けると、その肉球を口に含む。

少女はただ震えてゆっくり自分が食べられるさまを見るしか無かった。

ばくりと口に銜えられた乳房に、ゆっくりと牙が食い込み、形を変えていく。
やがて血が滲み、牙がしっかりとその肉球をとらえたと思うと、
ドラゴンはその首を引き、ぶちぶちと肉を引きちぎっていった。

「痛い!痛い!ぎゃあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!」

少女が言葉にならない悲鳴を上げたと同時に、ぶちりと乳房が食い千切られた。
滑らかな皮膚に守られた内側から、蕩けるような脂肪の甘さと、柔らかい歯ごたえの肉が、
ドラゴンの口の中を満たす。

ピチャックチャッグジュッツクチャックチャッ

下品な音を立て、口元から脂をしたたらせ、なんとも旨そうな顔で
少女の乳房を咀嚼し、たっぷり堪能したあと、ゴクリと飲み込んだ。

ドラゴンは大変その味に満足したのか、間髪入れず胸にむしゃぶりつき、
断面からこぼれた甘い脂をぺろりと舌ですくいとり、味わう。

あっという間にすすり、胸骨が見えるまで食べつくすと、
次はもう片方の乳房にとりかかる。
今度は乳首を食いちぎり、そのこりこりとした硬さと
歯ごたえを楽しんだあと、今度は食い千切らずに、少女の体に付いたままの肉を咀嚼し、
ミンチに変え、ごくりと飲み込み、温かい肉を楽しんだ。

「おお、美味い美味い。やはり人間のメスの肉は最高だな。特に乳房の肉は大好きだ。」

もうその頃には少女の悲鳴も耐え、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたうつろな目で、
うめき声を上げながら、焦点のあわない表情で虚空をみていた。

ドラゴンはお構いなしに、脂にまみれた口元を舌で拭うと、
こんどは前足で少女をひっくり返す。
0188召喚の魔法陣2014/01/30(木) 01:07:27.09ID:4K3tPRVP
うつ伏せになった少女を後ろから足を開かせると、
ドラゴンの目の前には2つの齧り付きたくなる尻肉の山があった。

きれいな曲線を描くそこは、脂肪と筋肉がほどよく乗っていて、
これもドラゴンの好物とする部位の一つだった。

前足で少女の体を押さえつけ、尻たぶの盛り上がりの片方にキスをして、
舌で何度も舐めまわし、形を変えるその肉の柔らかさを確かめると、、
奥歯をそのきれいな肉に食い込ませ、一気に引きちぎる。
少女がぐぁっとした声をあげ、びぐんと痙攣した。

言うならば、人間のステーキ肉であるようなその尻たぶを、
またもくちゃっくちゃっと下品な音を立てて、なんとも旨そうな、恐ろしくも幸せそうな表情でドラゴンが咀嚼する。
こちらの肉は、乳房と違って、程よい噛みごたえと、噛みしめるほどに滲む旨味があるのが良い。
臼歯でよく噛み潰し、形がなくなるまでゆっくりと咀嚼し、じっくりと楽しんだあとゴクリと飲み込んだ。

もう片方の尻も同じように食いつくすと、美しかった少女の体は、
大分凹凸が亡くなったようにみえた。

尻を食べ終わったドラゴンは、今度は両手で少女の足首を持ち、Y字に開脚するように逆さに持ち上げると、
内ももの肉をがぶりと一口噛みちぎり、そのまま腕の力で片足を引き抜いた。

股間に口を近づけると、前歯で柔らかく独特な風味のある陰唇の肉を食いちぎり、複雑な肉を楽しむ。
これは一口分しか無いので直ぐ食べ終わった。

そのまま、片手に持った、まるでチキンの足のようになった、
ムチムチとした歯ごたえの少女の太腿の肉に齧りつく。

その頃には少女はもう動かなくなっていた。

両太ももを食べ終え、腹に喰らいつき、内臓をしゃぶり…
ドラゴンはもう静かに食事に熱中し、各部位の肉の味の違いを楽しんでいた。
誰もいない部屋に、ドラゴンが肉を咀嚼する音だけが響いていた。


時間が立ち、女生徒達が学校に通う頃には、その魔法女学校の一つの教室には、
少女の生首と、いくらかの血と骨が付いた、綺麗に食べ残された骨のみが残っていた。

ドラゴンと、それを呼び出した魔法陣は消えていた。
一体何者が、学校一の優等生を食い散らかしたのは、結局謎のままになった。

また、どこかべつの空間に帰ったのだ。
また新たな獲物が、罠にかかるその日を、自分の巣でゆっくりと待っているのだろう。
0189名無しさん@ピンキー2014/02/02(日) 00:43:30.11ID:ZaoMfdYu
これはぐっど
0196名無しさん@ピンキー2014/02/23(日) 23:14:36.00ID:OB5UT6I/
ドラゴンボール改のブウ編放送するらいがビーデルのリョナシーンカットされないといいが
0200名無しさん@ピンキー2014/03/01(土) 15:25:08.95ID:R83z9/8K
一般ホラー小説とかでこのスレ向きの内容の描写があるやつとかない?
0201名無しさん@ピンキー2014/03/06(木) 22:40:03.24ID:4M7mOw/y
久しぶりに来たけどなんだかんだ続いているんだなこのスレ
0204名無しさん@ピンキー2014/03/13(木) 14:30:44.08ID:wyyoVuI1
外国人ですが翻訳機でSSして上げてみます。
他のところに使ったんですけどここが似合いみたいでここにも再び上げてみます。
----

勇士(女)と魔王(女)が最期の戦いをしていた。
勇士は女性の魅力をあきらめたまま、剣術を習ったし
魔王は並外れた巨乳のナイスバディ、先天的な馬力で世の中を支配しようとした。

勇士"最後の一撃だ!"

勇士の剣と魔王の魔法がブディッで勇士と魔王が同時に倒れた。


その時、

貧乳体型のサキュバスが隅にいた。

サキュバス"ムフフフ。もうして見ましょうか..."

サキュバスの体からスライムの形の液体が流れ出した。
そしてそのスライムは倒れ勇者と魔王を包み込み始めた。

サキュバス"アハハッ!"

勇士&魔王"この…大根何?!あっはぁんホット・・・"

勇士と魔王の女性機をスライムが攻略し、勇士と魔王は快感にとらわれていった。
勇士と魔王の意識はだんだん薄れて目の焦点は消えた。
スライムが勇士と魔王を見えないように覆い始め、巻かれた。

サキュバス"come to me!"

勇士と魔王を飲み込むたスライムはぱっとジャンプしてはサキュバスをそのまま襲った。

サキュバス"んんっはあウッハンアんはぁっはぁっ…"
サキュバスは派手な声を出し、わなわな震え始め、スライムはそのようなサキュバスを飲み込むて巨大な肉の山を作った。

サキュバス"ウハアッ!ウワッ!"

膨大な魔力の暴風が周辺を包み込み始めたので
サキュバスを覆ったスライムはナイスバディの女性の形に変わり始めた。

そしてそれはやがてナイスバディのサキュバスの形になっていってぶるぶる震えながら快感の悲鳴を上げていた。

幼い声だったサキュバスの音声はだんだん成人女性の声になっていった。


震えは下火となり、、その中での女性の姿が現われ始めた。

勇士の腹筋と鍵、そして魔王の肌と巨大な胸
勇士の剣術と力、魔王の強大な魔力

この全てを持つサキュバス

いや、新しい大魔王の誕生だった。

大魔王"ムフフフ、計画通りです。もう私を塞ぐことはありません。いや、私を止める者が表示されてもこんなに吸収すると簡単・・・ムフフフ…"
0205名無しさん@ピンキー2014/03/14(金) 09:27:35.82ID:g3OsXyPK
海外からいらっしゃい!
海外の方もここを見ているのでしょうか?とにかく歓迎します!
0211名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:14:52.54ID:Tw4KBA+r
目を覚ましたあたしは上半身を起こした
液体に浸されたカプセルから起きたあたしの体は全裸だった。
すぐに起き上って側のシャワーで体を洗う。
タオルで体を拭いた後、ブラとショーツを手に取って身に着ける

視線をさっきまでいたカプセルに向けると、隣のベッドでいろんなコードやチューブをつながれたまま裸身を横たえてるあたしの体があった。
それはさっきまでのあたしの体だった。

身支度を終えるとインターホンで伝える。
すると女性の係員がやってきた
「お疲れ様でした」
そういいながらベッドに横たわるあたしのだった体からチューブやコードを外す
続いて天井から降ろされた鎖につながれた鉄製の輪を足に嵌めてボタンを押す
すると鎖はうなりとともに動きだし、あたしの裸身を逆さに吊り下げる
そのままベッドの奥の真っ暗な空間にあたしの体を運び出していった

あたしも係員もそれに何の感情も浮かべない
そのままあたしは部屋を出て建物の外へ出ていった

21XX年
異星人との交易を行う地球の最大の輸出品は女性の肉だった。
異星人にとって地球人の女性は食肉としてのニーズが高まっていた
他に異星人への魅力を持つ商品を持たない地球で人口を減らさずに女性の肉を大量生産する為に
様々な試行錯誤と技術革新の果てにひとつの技術に行きついた。
生きた女性から意識といくつかの組織を摘出し、それをもとにクローンを培養する。
結果申し分ないクローンが一時間程度で作り出せるようになったが、意識を抜き取って来るために元の体は意識のない脳死状態になった。
そこで「クローンの代わりに抜き取られた体を食肉にする」方法が考えられた。

そして、食肉を大量に確保する為にひとつの法律が施行された
「すべての15歳から30歳までの女性は月に一度自分の体を食肉として提供しなければならない」

意識抜き取りによるクローン培養自体に苦痛がないことと必要な時間が1時間程度であることから次第にこの法律は受け入れられ、
毎月すべての女性がまるで運転免許の更新のように最寄りの食肉処理場に自分の体を提供することが当たり前になっていた。

処理場を出たあたしの服装は制服姿だった
テニス部の部活動の帰りにシャワー室代わりに処理場へ寄っていたのだ。
同じ部活動をしている里香が出てきた。
「おまたせ」
そして里香と一緒に家路に就く。
今頃あたしと里香が一緒にテニスで汗を流した体は解体されて他の娘の肉と混じって流通ルートに乗っているのだろう。
あたしは一度その光景を見たことがある
提供者に限り希望があれば解体の風景を見れるというので里香と一緒に興味本位で見たのだ。
吊るされた裸身は機械的に首と手足を落とされて内臓と肉を分けられ、残った胴体は縦に二つに分けられて吊り下げられる。
そして、部位ごとに箱詰めされて冷凍されていった。
そんな風景をみても不思議と気持ち悪さはなかった。
あまりに機械的すぎたせいか生々しさがなく、むしろ「あ、あれがあたしの足」「あたしの胴体があんなとこに」ときゃいきゃいいながら見学した。

とはいえ、毎回見て変化があるわけでもないから今日は見学はしなかった。
あたしと里香は同じことで思案を巡らしていたのだ。
「ねえ、洋子はあの話、どうする?」
里香はあたしに向かって聞いてきた
「そうしようか。まだ気持ちの整理がついてないの。里香は?」
「あたしも」
お互いの悩みの種はカバンの中にある一通のプリントにあった

「高校生食肉品評会への推薦状」
0212名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:15:24.33ID:Tw4KBA+r
女性の肉が食肉として輸出されると高級食材としてより高品質なものが求められた
そこで、特に食肉としての質が高い女性を志願制でより高級な肉にするための「人間牧場」が営まれていた。
その人間牧場に入るための品評会への招待が二人に来たのだった。
人間牧場に食肉として入ることのできる女性は数少なく、ステータスとされていた。
また、特に質の高い食肉少女はアイドル以上の人気を得ることもあった。


だから、あたしも里香も食肉少女に興味がないわけではない。
でも、品評会に出て誰もが食肉少女になれるわけではないし、なにより誰にも見られずに名もない肉として処理されるのと違って
品評会では自分の裸身を堂々と晒さないといけない。
審査の際には料理になる。
生きたまま自分の体がバラバラになって煮たり焼いたりされるのに耐えなければならないのだ

なによりこの品評会には全国から美しい女性が集められる。
そこで自分が渡り合えるのかと思うとやはり気後れしてしまうのだ

「とりあえず家で相談しながら考えるよ」
あたしはそういって里香と別れた

家に着くと、隣の家に同じ高校の男子制服を着た男が入っていくのが見えた
「浩太も部活遅かったのかな」
小さいころから見慣れた幼馴染の後姿を見てそう思った
家に着いたあたしは推薦状を見ながら考えた
浩太、これを知ったらどんな顔するだろう?


翌日

あたしと里香は品評会に参加の返事を出していた
「やっぱり出るの?」
「せっかくだし、ダメでもともとだってお姉ちゃんに言われたから」
里香の姉は品評会に出たことがあったらしい
「でも、ダメだったんだって。だからあたしが推薦もらったって聞いたらあたしの仇を討ってきてって変なハッパかけられちゃった」
照れながらそう答えた。

ずっと悩んで結論出したあたしなんかは里香みたいに背中推してくれる人がいるのがうらやましかった


そして、当日

あたしと里香は品評会の控室にいた
「みんなきれいな人ばっかり」
あたしはため息をつく。品評会自体は知っていたけど、こうして見たらなんか場違いの気がしてしまうのだ。
「今更何を言ってるの?こうなったらなるようにしかからないわよ」
里香が励ましてくれた

やがて、品評会での説明が始まった
「今回の品評会は肉質審査、調理審査、試食に順に行います。肉質審査は…」
説明が続く中で全員に一瓶の液体が渡された
「…今お渡しした液体は調理審査の前に飲んでください」
食肉少女や品評会のように生きたまま調理される為に痛覚を麻痺させるとともに絶命後も意識を維持する作用がある薬品だった。
「この薬には副作用として体の動きが止まる作用もあるため調理される直前に飲むようにお願いします」

説明が終わり、全員にあてがわれたロッカーで服を脱いだ

今日はもう服を着ることはない。
里香もあたしも裸身を晒しながらみんなと一緒に肉質審査の会場に向かった
0213名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:16:47.28ID:Tw4KBA+r
肉質審査

ここで多くの異星人に向けて裸身を見せる
異星人が体を触っては肉質を確認している。
しかし、事前に想像していたそれとは明らかに違っていた。
異星人があたしに求めているのは食肉としての質だった
そのために肉の多い太腿や腹部、そして乳房にばかり触っては感触を確認していた
だからそのさわり方には全くいやらしさがなかったが、それ以上にどこかうすら寒いものを感じていた
自分を食べるものとして認識している視線にさらされている
そこに本能的な恐怖を感じていた。

あたし…このままこの人たちに食べられちゃうんだ…

ほのかな恐怖が芽生えてきた

肉質審査を終えて全員が隣の部屋に移動する
そこにはベッドと太い管につながれた機械があった
「ここで腸の掃除をします。そのまま内臓まで食べられるので味を良くするために全員順番に受けてください」
そういわれて順番にベッドに横たわってお尻に管を刺されて腸の中をきれいにされた。
腸の中を洗浄液で満たされては抜き取られる感覚はちょっと癖になりそうだった。

その後連れてこられたのが厨房だった
全員に調理担当があてがわれた
みんな食肉少女の調理に多くの経験を持つ人ばかりだという。
あたしにあてがわれた調理担当はイケメンで、どこか安心した
「あ、洋子もこの人に調理してもらうんだ」
里香も同じ調理担当だという

品評会のための調理と試食は交代で行われる
どっちが先に調理されるかは…
「里香さん、先に調理台に上がってください」

里香は一瞬驚いた顔を見せたが、すぐにカプセルを飲んで調理台に上がっていった
「それじゃあ、お先に」
里香はそのまま裸身を横たえた
調理師は里香の裸身をじっと見て、そのまま包丁を手に取る。
調理担当が里香をどう調理するかは裁量に任されている
里香の魅力を最大限に引き出すのも仕事だった
0214名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:18:24.66ID:Tw4KBA+r
「君、きれいな肌してるよね。言われたことあるかい?」
頷く里香。あたしもそう思う。
母親が雪国育ちだという里香の肌はきめが細かくてとても綺麗だったのだ
「じゃあ、活きづくりとかやってみようか。我慢してくれる?」
そういうと調理担当は里香の手足を手際よく調理台に縛った
包丁を持って近づく調理担当に対し緊張した面持ちの里香
「ああ、そんなに固くならないで。思うほど痛くないから。マッサージでもされるみたいな気持ちでいて」

冗談を交えながら里香と話す調理担当
やがて里香はリラックスした体勢で体を横たえる
その里香の首筋に包丁が入る
白い首筋から赤い液体が流れる
里香の目が少しずつうつろになって行く

そして、調理担当の包丁は里香の首筋から胸腹を一直線に切り開く
白い里香の裸身が幾条もの赤い線で彩られる
里香はされるがまま時折
「ああ…ああ…」と声が漏れるままになっていた
「大丈夫だよ。これから君はもっと綺麗になって行くんだから」
調理担当はそういいながら里香の腹部を切り分けていく

手際よく里香の腹部は切り分けられて露出した内臓が取り出された
内臓が取り出されるとき、里香は一瞬目を剥いた
「うぐっ…が!…」
体がビクビクッと動き、里香の表情が苦痛にゆがむ
腸やそのほかの臓器、そして、見覚えのある器官が取り出された
「これは特に美味しく料理してあげるからね」
そういって丁寧に取り上げられたのは里香の膣と子宮卵巣だった。
里香を女性たらしめている器官を調理担当はまるで里香を抱くように丁寧に扱っていた。
調理担当は里香の腹部の肉と内臓をきれいに切っては元に戻す

「里香、頑張って」
あたしは里香の手を取って励ました
最初はこっちを向いていた里香の目の焦点が合わなくなっていく

続いて調理担当はそのまま乳房を切り取って胸の肉をアバラごと切り離す
綺麗に切り分けては元の形に戻す。

心臓と肺が切り取られた瞬間里香は一瞬大きく跳ねてそのまま動きを止めた
絶命したのだった

それでも里香の意識は薬の作用で明晰なままで
切り分けた腹部と胸部はまだぴくぴくと動いていた

調理担当は里香の手足を切り分けて最後に血を拭い取って野菜で美しく彩った後ソースを全身にまぶした。

美しく食材に飾られた里香は試食に供されるために運ばれていった
0215名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:20:55.03ID:Tw4KBA+r
里香と同様に料理になった娘たちが試食に並べられる
その様子をあたしたちも見ることができた
彼女たちが紹介され、一人ずつ壇上に運ばれては食べられていく

里香が呼ばれて、壇上に運ばれる
その姿に歓声が上がった
里香はどこかうつろな表情のままうっすらと笑みを浮かべた
それは自分の体への賞賛でもあった
そこか誇らしげな笑みを浮かべた里香の姿は何枚もの写真に収められる
それが食材少女としてのプレゼンになるとともに、本人にも渡される
自分の一番美しい姿の写真がこの品評会への志願者が後を絶たない理由の一つでもあった

里香の体は居並ぶ審査員の口に入る
里香の肉は薄切りにされてもその瑞々しさと弾力を失っていなかった
調理師の腕ゆえかわずかにぴくぴく動く里香の肉が審査員の口に入り、口の中で踊る
それは里香自身が自分の味を誇示するかのようだった
里香は少しずつなくなっていく自分の体をうつろな目で見ていた
手足や腹部の肉がなくなるとともに異星人が内臓をとりわけ始める。
それでも里香の意識は明晰なまま自分の内臓が異星人に食べられるのを見ていた
里香は自身の胃や腸、子宮までが食べられるのをうつろな表情で見ていた
絶命した彼女の体はもう動くことはなかったが、目はじっと里香の意識に食べられていく自分の姿を流し込んでいた

ああ…あたしの…おなかのなか…なくなっていく…あ…あれは…あたしの子宮…美味しく…食べてくれるかな…
里香の意識はもうすっかり食材のそれになっていた。

やがて里香はその体のすべてを異星人に供して満足げな表情で運び出されていった。

次はあたしの番だった

「里香ちゃんに負けないように君の魅力を引き出してあげるよ」
あたしはローストになることになった
手足を紐で縛られて、塩や胡椒、香味野菜を擦り込まれる

動きが取れなくなった股間にニンニクが入れられる
ちゅぽんとニンニクを飲み込んだあたしの股間に大きなソーセージが二本も差し込まれる
冷たい肉とニンニクの感触が下腹部を満たす
あたし、こんな体で焼かれるんだ
そう思うと羞恥に震える。

そのままオーブンに運ばれる
熱気が届く
あの中で焼かれるんだと身が固くなった。
その横にもう一人の女の子が調理担当に伴われて運ばれてきた
隣にいた女の子も同じような姿になっていた
「あの子もローストになるんだって。でも、君の方がずっと魅力的だよ。ほら、もっと自信を持ってみせつけてやりなよ」
そういわれてふと体が楽になった
0216名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:21:30.79ID:Tw4KBA+r
あたしはそのまま首だけを露出したままオーブンで焼かれる
感覚が鈍くなったといっても体が焼かれる感覚は伝わってくる
同時に心臓の鼓動が急速に弱まる
里香と同じようにあたしの命が止まっていくんだ
そう感じていた
やがて股間に差し込まれたソーセージが肉汁をほとばしらせながらはぜる
「ぁあっ!あ!」
弱弱しいながらも思わず声が漏れる
その喘ぎ声も絶命するとともに最後の吐息とともに止まる
でも、あたしの意識はそのまま残っていた
とても不思議な感覚だった。

焼き上がり、オーブンから出されて皿に移される
全身から流れる肉汁を調理担当は入念にあたしの体にかけ直す
ローストされて色が変わった体が隣の女の子とともに運ばれる

入れ替わりにすっかり食べつくされた里香が運び出された
あたしもああなるんだ…

あたしの乗った皿に銀のフードがかけられる
熱気がこもったフードの中。外が見えないまま縛られたまま横たえられたままあたしは運ばれていく
あたしは熱いうちに食べられる料理なんだということを実感した

そして。不意に視界が広がる
あたしの裸身を囲む多くの人の目に突然さらされる。


うう…恥ずかしいよう…でも…もう動けないし…

今あたしは裸身をみんなの前で晒している
しかも、おおきく足を広げてお股もおっぱいも丸見え
皿の上でこんな恥ずかしい姿を晒してるけど、体はもう動かない
足と手がきっちり縛られてるし、そもそもそれがなくてももうあたしの手も足も全く動かない
あたしの首から下はまるでローストチキンのようなキツネ色になってて惜しげもなく肉汁を染み出させている
これがあたしの体じゃなくて料理か何かだったらあたしも「美味しそう」とでも言ってたかもしれない
でも、これは今のあたしの姿

横で営業スマイルを浮かべた調理担当があたしを縛る紐を切った
紐を外されたあたしの裸身には紐の跡がくっきりと映る
それを見ている巨大な化け物
もちろんその目線はあたしを食べようとしているもののそれだった
しかし、不思議と恐怖はなかった
0217名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:22:37.21ID:Tw4KBA+r
調理担当が大きな刃物をあたしのお腹にあてる
ローストされた腹部が切り開かれるが、もうあたしは何も感じなかった
切り開かれた腹部からは肉汁をしたたらせながら内臓がこぼれた
視線を向ける化け物の前であたしは不思議に晴れがましい気持ちになった
自分のすべてを見てもらえている
生まれてからのあたしのすべてがこんな形でさらけ出されてるのに、みんな嫌な顔せず自分を見てくれている
食べられる時ってこんな気持ちだったの?

「続いて審査番号5番島野洋子さんです。どうぞお召し上がりを」
調理担当の声とともにあたしは群がる異星人に切り分けられて食べられることになった

あたしの肉や内臓が異星人の口に入る
バラバラになった内臓や肉が皿の上に乗っているのを見る
ああ、美味しく食べてもらえてるかな?
首が動かずさらに乗ったあたしの肉はそのまま視界の外へ消えていくのが惜しかった
あたしを食べた時の顔が見れないなんて…

あたしは手足を切り分けられて食べられていく
肉の多い太腿は大きく切り取られて異星人に食べられた
お尻もおっぱいも食べられて消えていった

あたしの体は首と骨とわずかな肉だけが残る食べ残しに変わっていった
皿の上のあたしの残骸は運ばれていく

あたし…こんなになってもまだ意識あるんだ。これからどうなるんだろう

そう思っているとあたしの残骸は皿から大きな穴の中に放り込まれた
残骸でしかないあたしはされるがまま転がっていった

ここは…目の前に一つの首が転がってるのが見えた

…里香…

そこにいたのは里香だった

里香も残骸になってここに放り込まれたのだった

そして、同様に食べ残しになった娘たちが放り込まれ、一杯になったところで、それがやってきた

バリ…ゴリ…

大きく丸い体の動物が何頭も入り込んできた
異星からもたらされたゴブリンという動物だった
食べ残した人間の骨や肉を餌に育ち、育った後は人間の食料になる
あれに食べられるんだ…

あたしたちのもとに一頭のゴブリンが近づいてきた
あたしと里香はゴブリンの口の中に入る
ゴブリンの顎でかみつぶされる直前あたしは里香の顔を見た
またね…
0218名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 01:23:29.49ID:Tw4KBA+r
あたしの意識が戻ってきた

…ああ、そうだ。あたし食べられて…

身体を起こし、そこにあるのがさっきまでと同じあたしの体なのを確認してしまう
それくらい生々しい体験だった

食べられるって…あんな気持ちになるんだ
身体の奥底でじゅんと湿るものを感じた

あたしと里香は人間牧場に入れることになった
お互いその知らせを聞き顔を見合わせながら言った
「どうする?牧場行く?」

答えは一つだった
0221名無しさん@ピンキー2014/06/08(日) 22:53:03.23ID:Dc82z1KL
新作の作者様お疲れ様です。

異星人クローンものの続編でしょうか。以前よりも地球が異星人に侵食されているようで、さらに侵食が進むと地球は
どんな状況になるのか興味が尽きません。「人間牧場」なる施設がどのようなものでそこで女性がどんな目に遭うのか、
浩太君が今後どのようにストーリーに関わってくるのか、続きがすごく気になります。自分が料理であると自覚する描写
がすごく好きです
0222名無しさん@ピンキー2014/06/13(金) 22:47:08.51ID:b2pfiEXD
すばらしいね
作品もすばらしいし
このスレが続いてくれることがうれしい
0223名無しさん@ピンキー2014/06/14(土) 09:22:23.45ID:tyfBDLHQ
1桁代の幼女が食べられるのを書こうかと思ったけど
怒られそうな気がした
0224名無しさん@ピンキー2014/06/16(月) 23:30:58.59ID:Vx6TfF28
最初は人として扱われていたのがそうでなくなってきたり、自分の運命を徐々に受け入れていく描写っていいよね
やってることが鬼畜でも嫌々捕食されるのではないのなら、それは何かエロいものに感じられる
0226名無しさん@ピンキー2014/06/29(日) 14:28:47.28ID:4PcfM8/A
>>217
>そう思っているとあたしの残骸は皿から大きな穴の中に放り込まれた〜
ここまで来てバッドエンドかと思ってハラハラしたわ
脅かすなや
0227名無しさん@ピンキー2014/06/29(日) 14:49:32.75ID:4PcfM8/A
失礼
GJの二文字を忘れていた
もちろん素晴らしい作品でした
0228名無しさん@ピンキー2014/07/21(月) 12:08:42.41ID:ZdRKnGRp
ブウとセルがタッグを組んで2人組のJKを襲撃

JK「何・・貴方達・・・私たちをどうするつもり・・」

セル「旨そうだな・・・俺は左を頂く」
ブウ「じゃあ俺右頂きまーす」

JKA「いやぁぁぁ・・・キュポン・・」
JkB「うぐ・・ぐぐ・・ジュブ・・ジュブ・・」

JKA「ふう・・・大声出しやがって・・」
JKB「あー旨かった。ニコリ」
0230名無しさん@ピンキー2014/08/10(日) 19:22:02.91ID:+PTCdNLf
新ドラゴンボール映画で完全体セルが生き返って17 18号を吸収する展開よろしく
0231名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:22:08.92ID:xqK+6/rJ
「食べられた後ってどこまで覚えてる?」
洋子からこんな話を聞く
「あたしは食べられて運び出された後かな…気がついたらって感じ。洋子は?」
「あたしも同じくらいかな。なんか聞いたことあるんだよね。あの薬飲んだら意識抜き取られたあとまで意識残ってるんだって」
洋子が話した内容は今は教科書にも出ているのであたしも知っていた
あの薬の開発過程で「クローンに意識を残した後も意識が残る現象」が問題になったことがあったのだ
実験の結果生まれたクローンと残った体と二つの自分が生まれる
残った体の自分とクローンどちらが本当かというのがしばらく議論の種となったのだ
しかし、その議論は数年後終わりを告げた
薬の作用で残った意識とクローンに引き継がれた意識。
この状態でどちらかが死亡すれば残った方は変わらず生き続ける。
しかしふたりが同時に生きていた場合、10年たつと両方ともに意識が消えてしまい植物状態になることが判明した。
理由は不明であり、解消することもなかった。
そして、クローンの食肉への活用が進む中でこの現象は一つの形で利用されることになる。

「リプレースと同じだよね」
リプレース。食肉少女として牧場に行く女性のための救済措置だった
食肉少女が牧場で肉となると子孫を残す女性が減ってしまう
そこで、食肉少女に代わって生殖を担当する存在。それがリプレースだった。

「そう。この体見て思ったんだよね。あのときのあたしもこのリプレースみたいな状態だったんじゃないかって」
目の前にあるのは眠った状態の陽子と里香のリプレースだった。
彼女たちはリプレースに人間としての生活を託して牧場へ行く。
そして数年後の検査まで牧場で食肉少女としての日々を送るのだ。
「あたしの代わりを頼んだよ。もうひとりのあたし」
洋子は小声でそうつぶやいた
0232名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:23:55.26ID:xqK+6/rJ
そして、洋子とあたしの食肉少女としての日々が始まった
「長谷川里香さん。長谷川里香さん。処理室へお越しください」
アナウンスが響く。あたしは手元にあった漫画を置いて処理室へ行った

「あ、里香。あなたもこれから?」
「ええ、そうよ。洋子も?」
洋子は頷いた
「昨日審査の結果届いたよ。不合格だって」
「あたしも。やっぱり肉質強化ルーム行かなきゃダメかな?」
「でも…あそこいくのは…抵抗あるし」
あたしも同意見だった

肉質強化ルーム

そこは食肉少女としての肉質を高めるための部屋だった
具体的に言えば女性ホルモンの分泌を高めるために特に育成されたクローンの男性たちに抱かれる部屋だった
今の里香や洋子はそこに行くのは任意だったが、見学で数人の男に交換で犯されてる食肉少女を見て以来そこには近づいていない

「でも、上のクラス行くにはやっぱりあそこいかなきゃだめだよね」

食肉少女にはいくつかのクラスがあった
まず入ったばかりのあたしや陽子が入ったのはB級食肉と言われるクラスだった
日々を施設の中ですごすが、それぞれの個室が与えられていて、生活は今までと変わりがなかった
違いはせいぜい施設の外に出られないことと食事が肉質をよくするためのピンク色の植物と果実だけになったことくらいだった
服も脱走防止のために制服を着てはいるがそんなにおかしなものではない

昼間はプログラム通り肉質を良くするための運動と入浴に時間をかける以外は自由にしてよかった
0233名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:26:26.65ID:xqK+6/rJ
あたしはやがて肉質強化ルームへ自分から行くようになっていた

あたしたちの目標はほどなくかなえられた
あたしと洋子は審査に通り、A級食肉相当の品質だと認められたのだ。
残るは自分たちの意志だけということで、目の前に一枚の書類が示された
人権を放棄して食肉少女として残りの生涯を送る誓約書。


ついに念願の食肉少女になれる。
そして、あの感覚を味わうことができる。
ここを目指しながら挫折したお姉ちゃんの顔が頭に浮かんだ。
お姉ちゃん。私、やったよ。
あたしは迷わず誓約書を書いた


あたしは自分の手で人権を放棄してA級食肉のクラスへ移った
全裸で暮らす日々は最初は戸惑ったがやがて慣れた
毎日放牧場に生えるB級食肉の時に食べたのと同じ植物の葉っぱと果実を食べて過ごす
そして、強制的に毎日肉質強化ルームで意思のないクローンに貫かれる

出荷されるのは1日2回に増えた。
まず、朝に一回全員で機械で解体されて出荷される。

牧場から全員で処理場へ向かわされた
一糸まとわぬ体でももう恥ずかしさはなくなっていた
建物の向こうで服を着た娘たちが見える
B級食肉の娘たちだ
あたしは幸せそうな笑顔を彼女たちにふりまいた
彼女たちの憧れの存在になれた喜びだった
0234名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:27:06.24ID:xqK+6/rJ
処理場はB級のそれとは異なっていた
全員一列に並んでは機械に手足を拘束される
そのまま生きたまま解体されるのだ。
しかし、それも毎日のこと
みんな慣れた表情で自分を解体する機械に身を委ねていた
前の娘が機械に入っていく
「ぐえーっ!!」
不気味な声は最初は驚いたがすぐ慣れた
自分もかかってみたらそんな声を出すのだった
あたしの体が切り裂かれていく
あたしも絶叫を放ちながら意識を手放した。

意識を取り戻したのはお昼前
そのまま昼は牧場で過ごす

夜は生きたまま出荷されては地球か異星の飲食店で飾られた

通りに大きく開かれたショーウインドーか店の前の道で全裸を晒し、異星人のために自分を売り込むのが仕事だった
美しい全裸を惜しげもなくさらす食肉少女は人間にとっては「認められた美しい少女」としてあこがれの対象であり、
ここで目に留まってモデルやアイドルになった女性も多い
(ただし、モデルやアイドルとなるのはリプレースの方だったが)

里香は飲食店のショーウィンドーに飾られて一所懸命通る異星人に上目づかいで訴えた
「あたしを買ってください。この体を食べてください」
買ってくれる異星人がいなければこの後処理場に戻されて体だけをバラバラにされてしまう。
しかし、せっかく食肉少女になったんだから自分を買ってくれる誰かに目の前で食べられたい。
そして、自分が食べられるときの感覚を味わいたい。
それが今の里香の願いだった
幸いにも自分を買ってくれる異星人が現れた

今日のあたしの体は異星人一家のパーティーの食材になるらしい
「今日もあたしを美味しく料理してくださいね」
厨房でシェフに頼み込んだ
この店のシェフは異星人とのハーフながらなかなかのイケメンで料理の腕も一流だった
ハーフだから女性の肉を食べることもあるし、そのために女性の肉のうまみを知った料理を出せるのだ
里香の品評会で里香を調理したのもこのシェフだった
里香はこのシェフとここで再び会えた時には飛び上がってよろこんだものだった
自分を料理にしちゃう人に恋しちゃうなんて変かもしれない
でも、今の里香にはシェフの包丁で身体を切り裂かれて料理にしてもらうのが何よりの楽しみだった
シェフは笑顔であたしに笑いかけた
「君は魅力的だから美味しく料理しないと罰が当たっちゃうよ。ほら、大きく体を開いて」
調理台に上がったあたしは言われるままに裸身を大の字にした
シェフはマッサージでもするように冗談を言いながらあたしの体に調味料を刷りこんでいく
幸せな時間が流れていた
まるでデートでもしてるかのようだった
0235名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:27:36.59ID:xqK+6/rJ
今日も綺麗にローストされた里香の体が運ばれる
調理されて動かなくなったあたしの体からは惜しげもなく中の肉汁を染み出させている
「今日の食材は当店契約人間牧場のA級食肉のまりかです」
まりかというのは今の私に与えられた名前だった。
人権を放棄したあたしにはもう名前はなくなっていた
すでにいる人である島野里香の名前は使うことができなくなっていたのだ。
正確にはC-15872という識別番号が名前が与えられていたが、食材としての付加価値をつけるための名前が別につくことになっていた

シェフは里香改めまりかの手足を切り分けては異星人にふるまっていた
あたしは自分を食べる異星人の嬉しそうな顔に満足しながら体の奥が熱くなるのを感じていた
自分が食べられている。
あたし手や足やお尻やおっぱいが目の前で食べられて消えていく。
みんな無心にあたしを食べて喜んでいる
失われていく身体と裏腹に心が満たされていくのを感じていた
ああ、このまま食べられて…


意識が戻った

あたしの体は牧場に戻っていた
手も足も元通りだった
あたしは軽い溜息をついていた
いつもあそこで意識が途絶えている

あのまま食べつくされたらどうなっていたんだろう。
薬を飲んでたからあのあとまであたしの意識は残っていたはず
でも、今のあたしにはその記憶はない
もう一人のあたしはあのまま全身を食べつくされた後の記憶もあるはず
もしかしたらその後廃棄されてゴブリンに食べられるときの意識もあるかもしれない
あのまま食べつくされたらどんな気持ちになれるんだろうか…

このところずっとそればかり考えていた

あたしは朝の解体に向かった
0236名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:28:37.31ID:xqK+6/rJ
そして、10年後。
運命の日が来た

食肉少女としての務めを終える日が来たのだ
そして、それは里香の生命の終わりを意味するものでもあった
人権を放棄した里香はこのまま食肉として処理されて、もう目覚めることはない。
里香は今すぐ生きたまま肉にならなければ1か月以内にリプレースとともに植物状態になるしかなかった
そして、どちらにしても自分の体は食べられる

ただひとつ許された選択は「食肉処理機で解体されるか苦痛を承知で生きたまま解体されるか」
食べられることの喜びを知っていた里香にとって選択肢は一つだった
里香は答えた。
「構いません。一思いに生きたまま食べてしまってください」
これで、もう後戻りはできない
これで、いつも記憶が途絶えたあの向こう
食べられた後の世界をついに見ることができるのだ。

翌日里香は久しぶりの服を着て街にいた
この世との最後の名残に1泊2日だけ許される外出だった
この日だけは放棄した人権が回復されて、里香は里香に戻ることができた。
そして、自分の意志で動くことのできる最後の日だった
里香は街を歩いて人間としての最期の一日を過ごした後、最後の夜は自宅で過ごした
リプレースと一緒に食べる夜ご飯
リプレースから聞いた食肉になってる間のもう一人の自分の人生

どうやらもう一人の自分は順調に大学を卒業し、就職したらしい
それを聞いてもどこか遠い世界のような感じだった

食肉として牧場で過ごした期間が里香の意識を変えていたのだ
里香の意識はすでに明日の自分の最期の日に向かっていた
その眼は夢見る少女の目だった

リプレースは今男の人と交際中だという
その名を聞いてあたしはハッとした
「なんだ…やっぱりあたしはあたしなんだ」
あたしはその夜ひそかに家を出た
0237名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:29:12.42ID:xqK+6/rJ
翌日


あたしは処理場に戻って待つ
その間にあたしは競りにかけられて買い手が決まる
その買い手に食べられてあたしの人生は終わるのだ。

心臓が早鐘のようにドキドキいってるのがわかる
あたし…これで最後なんだ…


そして、迎えが来た
自分を買った誰かがここにあたしを迎えに来るのだ


そこにいたのは…今まで何度も自分を料理してきたシェフだった

シェフはあたしの手を取って処理場から連れ出した


そして、あたしとシェフはレストランの厨房にいた
営業はすでに終わっていて、ここにはふたりだけだった
「いいんだね?」
シェフに聞かれてあたしはこくりとうなづいた
あたしは昨日シェフに「あたしを買ってください」と頼んだのだった

牧場に戻ったあたしは服を脱いで引き取られる時を待っていた
そして、他にもいたであろう買い手を抑えてあたしを買ったのはシェフだった
あたしにはシェフが白馬の王子に見えた

もちろん、買ってもらった目的はそのまま救い出してもらうことではなかった
「昨日お願いした通り、ここであたしを食べてください」
最後まであたしを美味しく料理しながらあたしを食べることのなかったシェフにあたしの味を味わってほしかったのだ
0238名無しさん@ピンキー2014/08/23(土) 03:30:45.39ID:xqK+6/rJ
あたしは裸身を横たえる
横には大きな刃物が多数あった
もう、ここから自分で降りることはないのだ
ここでバラバラにされて食べられる
刃物を手に取るシェフの顔を見る
あたしを料理してくれた料理人であり、もうひとりのあたしの恋人
明日からはリプレースがあたしの代わりにあたしの人生を歩んでくれるのだ
あとはお願いね。
そう思ったところで唐突に目から涙が浮かんだ
「う…ひぐっ…」
シェフが思わず覗き込む
「やだよ…あたし…シェフのこと好きなのに…これで食べられて終わりなんて…あたし…死にたくない…もっとシェフと…いろいろしたかった…」
なきじゃくるあたし
こんなこと言うつもりなかったのに…とっくに覚悟は決めてたはずなのに…
「…でも、もう君を自由にすることはできない」
そうだった。すでにあたしの人権は失われていて、脱走させてもすぐに捕まって食肉にされてしまう
もうあたしには肉になるしかないのだ
「…うん…わかってるの…わかってるんだけど…」
急速に湧き上がる未練
「…お願い…こんなことやっていいかわからないけど…あたしを食べる前に…一度だけ、あたしとセックス…して…」
シェフはしばらく考え込むと、服を脱いであたしにのしかかってきた

あたしはすべてを忘れてシェフに抱かれた
シェフもあたしを激しく抱いて犯して貫いた
息が切れるまで抱かれ続けた
0239名無しさん@ピンキー2014/08/27(水) 12:01:05.90ID:s2UEGkJR
GJ
つまり「>>218の洋子」は「>>217のラスト時点の洋子」の記憶を引き継いでいない別人格ということなのか

しかし人いないな前作には結構レスついてたのに…
0240名無しさん@ピンキー2014/08/28(木) 01:50:02.79ID:G1m+i9fj
作者様お疲れ様です。心臓ドキドキさせながら読みました

>>239
レス遅くなってすみません
読んではいたのですが、きちんとした感想を書きたいと思っていたので
0241名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 05:05:34.95ID:9uuaxkQS
厨房に食肉の血を流すためにシャワーがあった
そこであたしは体を洗う
「やっぱり、あれの跡が残ってると嫌でしょ?」
冗談めかしてシェフに言った
もう、思いのこすことはなかった
「シェフもお腹すいたでしょう?さあ、思いっきりあたしを食べて」
吹っ切れた笑顔であたしは調理台にのぼり体を横たえた

あたしはカプセルを飲む
今のあたしに与えられたカプセルはいつもの物ではなく、ただ単に痛みをなくすだけのものだった

このまま解体されて絶命したらそれ以上意識は続かない
あたしの意識が残ってるうちにシェフにはあたしをたくさん食べてほしかった
シェフは包丁を手に取ってあたしの喉から刃を入れた
つーっと一直線に白い裸身に赤い線が流れ、そこから血が流れる
いつも見てきた光景だった

シェフはあたしのお腹に手を入れて、内臓を一つ一つ取り出していく
お腹の中に手が入る感覚は慣れたといっても気持ちの良いものではなかった
でも、シェフにそうしてもらえるなら…不思議な心地よさがあった
お腹が裂かれ、柔らかい内臓が取り出されていく

シェフはその内臓を薄く切って皿に並べ、オリーブオイルをまぶす
真剣な顔であたしの内臓を料理するシェフの横顔に安心する
ああ、こんなに真剣に料理してくれるんだ
極上の一皿が出来上がった
0242名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 05:10:08.27ID:9uuaxkQS
シェフは続けて取り出したあたしの内臓を丁寧に下処理しては事前に用意していた鍋に放り込んでいく
あたしの体はみるみる空洞になった
「ぐっ…ひぐっ…」
内臓が取り出されるたびにあたしの体が声を上げる
苦しんでるところは見せたくないから一所懸命我慢してるがそれでも声が出てしまう
「…ひぎっ…あが…」
それを聞いたシェフがこちらに視線を落とす
「…が…だい…じょうぶ…だから…おね…がい…続け…て…ひいっ…」
必死に涙をためながら内臓が引き出される感覚に耐える
体温が急速に下がっていき、体を不気味な感覚が覆う
テーブルの上ではあたしの内臓で作られたフルコースが並ぶ

「ああ…あ…」
涙をためた視界が急速にかすんでいく
視界の隅でシェフはあたしの内臓をシロップで甘く煮込んでいた
ソースで飾り付けられたあたしの内臓はハート形にソースをかけられ花びらを散らされる
「…あれは…」
あの内臓に見覚えがあった
あれはあたしを女性たらしめていた臓器だった

「シェ…フ…おねがい…もう…あたし…ダメ…み…たい…だから…最後…に…あた…しの体…を…食べて…」
シェフは帽子を脱ぐ
そのままあたしの体を起こしてくれる
もう、立ち上がる力を失ったあたしの体は支えだけで立たされる
その視界にはあたしの内臓で作られたフルコースがあった
テーブルに着いたシェフは
「いただきます」
そういってあたしに手をあわせてあたしを食べていった
0243名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 05:12:26.78ID:9uuaxkQS
少しずつ消えていくあたし

満足感だけがあたしの心を支配していた
胃も腸も膣も子宮ももう、あたしの体にはない
すべてシェフが食べてくれている
あたしがシェフとまじりあえる
幸福感でいっぱいだった
いつもは味わうことのなかった最後まで食べられていく幸福感だった。
しかし…それとともに今まで味わうことのなかった寂しさが広がる
もうすぐあたしは死んでしまう
それが意識の中を支配し始めた
徐々に消えていく意識
冷えていく身体
弱っていく心臓の鼓動と呼吸
その時はもうすぐだった

覚悟を決めていたはずなのに涙が止まらない
「…う…ぐ…」

デザートを食べ終わったシェフはあたしの小さな涙声を聞き逃さなかった
「…やだ…よ…このまま…死…んじゃうなんて…寂…しい…側で…いて…」
シェフは横に寄り添うと、あたしは残った力でその手をあたしの乳房に当てる
戸惑うシェフに目で訴えた
シェフは戸惑いながらあたしの乳房を揉んでくれた
あたしは嬉しかった
もう膣も子宮もないし、動くこともできないけど、シェフが与えてくれた感覚だけは伝わってきた
シェフに快感を与えられながら残った器官で絶頂へ導かれていった
わずかに残った感覚が快感で埋まるのを感じながらあたしの意識は消えていった
0244名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 05:13:05.66ID:9uuaxkQS
里香の呼吸が止まったのを確認したシェフはそのまま里香を横たえると再び帽子をかぶり包丁を手に取った
手際よく里香の胴体から心臓と肺を抜き取る
里香に最後まで生命を保たせてきた器官が取り出される
それは里香が人間ではなく完全に食肉になった証でもあった
里香に生命の実感を与えてきた乳房も切り落とされる

シェフはさらに大きな包丁で里香の両手両足を切り落としては手際よく部位ごとに切り分けて箱詰めしていく
両手両足を失った里香の首を切り落とすと、今度はチェーンソーで背骨から胴体を両断していった
こうして里香は首だけを残して部位ごとに箱詰めされた

シェフが里香に言わなかったことがあった
シェフが買えたのは里香の内臓だけだったのだ
残りの部位は他の異星人たちが競り落としたのだ
この晩餐会はシェフが牧場主と飲食店に頼み込んでできたことだったのだ
もう里香の腕も足も乳房もお尻ももう里香の物でもシェフの物でもなくなった

冷凍庫にしまいこまれた里香だった食肉は翌朝業者が持っていくことになっていた
そして、残ったのは里香の頭部だった
食肉として扱われない部位である頭部はこのまま廃棄物としてゴブリンに食べられてしまう
シェフは里香の頭部を見て考えをめぐらし、ひとつの答えを得た

「ありがとうございました〜」
里香、正確にはリプレースの里香は今、飲食店で働いている
結婚以前の仕事からの異動であったが、そのために毎日夫の顔を見ながら仕事をすることができた
夫はこの飲食店のシェフだった。
シェフはもうひとりのあたしを食べた後、あたしと結婚した
それまで妙によそよそしかったシェフがあれから急にあたしに対して積極的になったのだ
あの夜に何があったのかはあえて聞いていないが、たぶんあたしを食べたことがひとつの原因なのだろう
あたしはもうひとりのあたしに頭が上がらない。

そして、それとともにシェフとこの飲食店は新しいメニューでさらに名声を上げた
あたしがここにいる理由のひとつでもあった

調理場に戻るとあたしは食前酒をオーダーして調理台の先を見た
視線の先にあったのは瓶詰めになったあたしの頭
残ったあたしの頭部は蒸留酒で漬けられてエキスのしみこんだ食前酒として提供されている
当初みたあたしは「趣味悪いよ」と思ったけど、実際に出してみたら異星人にも好評で、名物となりつつある
あたしのエキスが目の前で提供されているのには複雑な感じだったが、美味しそうに飲んでいる異星人を見るとほっとしてしまう。

今、あたしは幸せだった
だから…心配いらないから…見守っていて。もうひとりのあたし。
0245名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 11:45:59.51ID:3OibXQq9
昔からマナーの悪いキモヲタはいたよ
でも、そいつらは2ch内とか、自分たちの巣で暴れていたから
まだ、他人様の居場所には迷惑かけてなかったと思う
ところが、電車男や動画投稿サイトの影響でオタクが増え、
偏った意見丸出しのまとめブログが出てきてから
「俺たちは悪くない!悪いのは俺を理解しない奴ら!!」
って勘違いした奴らがうじゃうじゃ湧いた
それに拍車をかけるように、ネットニュースでは
アクセス数稼ぎのために、キモヲタに都合のいい記事や
「キモヲタさんたちを叩いてる奴らがいますよー^^」と言わんばかりの
煽り目的の記事を出してキモヲタをさらに凶暴化させたわけだ
何が「オタクは差別されてる」だ
むしろネットの世論は(キモヲタに炎上されるのを防ぐためかもしれないが)
やたらとキモヲタageされているよ
0246名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 21:47:06.23ID:Rr960HEo
続き待ってた。お疲れさまです。
久々に内容の濃い話でグッジョブ。
ここどれくらいの人が見てるんだろ
0247名無しさん@ピンキー2014/08/31(日) 12:04:32.86ID:RtoZerrf
>>244
GJ
イイハナシダナー
人や時代を変えてのさらなる続編や姉妹編もできそうですね

>>245
誤爆したということはここの住人ではあるんだろうから
誤爆の謝罪とSSへのコメを置いていくべし
0248洋子の場合2014/09/06(土) 02:33:01.12ID:VFxPG4gT
牧場に入る前、あたしは後ろを振り向いた
「来てるはず、ないよね」
あたしは昨日の風景を思い浮かべた
「そうか、元気にやれよな」
幼馴染の浩太に自分が食肉少女になることを告げた時、浩太はいつもよりもそっけなくそう返したのだった
あたしはどこか寂しい気持ちがあった
それがなんなのかわからなかった
でも、その気持ちをそのままにできずにあたしはこう返した
「いいの?このままで」
浩太は何を言われたのかわからない表情のまま
「ああ、手紙、出すから」
とだけ言った

あたしの心に不思議な空洞が開いた

それ以来牧場に来るまでこの不思議な心境は続いた

それを断ち切るようにあたしは牧場へ歩みを速めた

なんだ、あんなのなんかどうでもいい
あたしは自分のためにこの道を選んだんだから

あたしの食肉少女としての日々が始まった
0249洋子の場合2014/09/06(土) 02:40:49.16ID:VFxPG4gT
「島野洋子さん。太腿の肉質は非常に良くなってます。お腹周りも脂肪と筋肉の比率が適度になってます。肉質レベルはもうA級と同等です」
講評を受けたあたしに里香が祝福の声をかける
「これでA級食肉まであと一歩だよね」
食肉少女になってからあたしの「肉質」は急速に良くなってるらしい
毎日体を提供してそれがどこかで食べられてる以外は普通の日々
違いは、毎日一通の手紙をやり取りしてるだけだった
相手は浩太
幼馴染だっただけで、特にそれ以上の何かがあったわけではないけど、牧場に行くと決まった日から
「手紙寄越せよ。気になるから」とぶっきらぼうに言ってそれからこうして手紙のやり取りを続けている
浩太は進学してリプレースのあたしと同じ大学に進んだらしい
あっちの「あたし」はずいぶんと積極的らしく浩太の手紙にははっきり書くことはなかったが、あきらかに浩太とリプレースがつきあってるらしいにおいはあった
それを読んでどこか、胸が痛くなる日々が続いた

「だから、もっともっと頑張らないと。もっと美味しくなったら審査も通るし、A級食肉にだってなれるって言ってたから」
一緒に牧場に入った里香がA級食肉の素晴らしさを力説する
それを聞いて脳裏に浮かんだのはもうひとりのあたしとそれと仲良くする浩太だった
(なにさ…あたしに手紙寄越しながらもうひとりのあたしとつきあってるなんて)
嫉妬であるのを理解してるだけにあたしの心は「もうひとりのあたし」と「それとつきあってる浩太」に向かっていた
だったら…後悔させてやる
浩太がどんだけいい女を寂しくさせてるか

里香が食肉強化ルームへ行ったらしい
それを聞いてあたしも食肉強化ルームまで行った
自分の肉質をよくすることができる部屋
その代わりにクローンの男性に犯される部屋
浩太の顔が浮かんだ
あたしは入り口のドアノブまで伸ばした手を引っ込めた
0250洋子の場合2014/09/06(土) 02:44:12.12ID:VFxPG4gT
食肉強化ルームへいかなくともあたしの肉質はよくなっていたらしく評価は上がっていった
そして、目の前に示された誓約書があたしの心を迷わせた

A級食肉になる誓約書だった
これを書けばもう人間ではなくなる
食肉として牧場で生きる毎日なのだ
浩太とも手紙をやり取りできない

そうなりたくなかった
あたしはその日食肉強化ルームへ行くことはなかった

躊躇した夜、浩太から手紙が届いた
そこにはリプレースと浩太が仲よさそうにしている写真があった

それを見た時、あたしの心の中で止めようもない何かが動いていた

翌日、あたしは食肉強化ルームへ行っていた
自分でも不思議なくらい男の前で痴態を晒していた
浩太がもうひとりの自分と仲良くしている写真を見た時からのことだった
今の「島野洋子」はあのリプレース
ここにいるあたしはただの食肉
そういうことだと思った
思おうとした
その意識がことさらに自分を食肉への道へと押していった

やがてあたしはA級食肉になる誓約書にサインした
サインしたとき、あたしには整理のつかない多くの思いが入り乱れていた
浩太に立派になった自分を見せたい
そして、もうひとりのあたしへのあてつけ
なにより浩太ともうひとりのあたしが仲良くしている事実を忘れたい

そのどれが主だったかその時のあたしには判断できなかった
0251洋子の場合2014/09/06(土) 02:47:58.17ID:VFxPG4gT
サインした後、あたしは人ではなくなり、浩太へ手紙を送ることもできなくなった
肉質強化ルームへは毎日強制的にいかされた
そこで多数のクローンに犯されながら脳裏に浮かぶのはあの写真の浩太だった

その幸せそうな浩太とリプレースの表情が浮かび、ひそかに涙を流す日々だった
今自分を貫いてるのが浩太だったら…
精液まみれになった自分を洗うシャワーで涙を流して処理機にかけられる日々が続いた

自分の肉質は日々よくなってるそうだ



そして、10年後

あたしの食肉少女としての日々が終わる日が来た
あたしとリプレースが同時に生きていられる期限が来たのだ

あたしは、食肉になる選択肢を選んだ
里香も、みんなも選んだ道だった
その脳裏に浮かんだのは昔読んだことのある雑誌の一ページだった
食肉少女から人権を取り戻して人に戻った女性
彼女は好きだった彼氏に告白するが、食肉として過ごした日々のために彼氏にあまたの迷惑をかけて、最後は別れてしまうところで終わっていた
10年間人ではない食肉として過ごした自分にはその女性の気持ちがよくわかった
浩太と仲良くしているリプレースの幸せを取り上げてまで浩太を不幸にはできない
自分が食肉になる決意を固めた理由はそれだった


最後に一日だけ人権を回復されて街へ出ることが許された
あたしはリプレースと一日過ごした
リプレースは進学して、そこでモデルとして活動しているという
あたしの食肉少女としての評判のおかげだという
リプレースが時々あたしを気遣ってくれているのがよくわかる
リプレースはこうして充実した日々を送れ、これからも送ることができる
でも、自分は…
不意にこみ上げたものを消してリプレースに笑顔を振りまいた
いいの。あたしはこれで。
自分で決めたことだし、後悔はない。


しかし…あたしの人生は明日終わる…
0252洋子の場合2014/09/06(土) 02:50:52.86ID:VFxPG4gT
やり残したことといえば


あたしは浩太の家を訪ねた


「あたし…明日肉になっちゃうの。お願い。あたしを抱いて。あたし、浩太が好きなの。最後に浩太と思い出作りたいの」
不思議なほどスラスラ言葉が出た。
それとともに、後悔がわいて出た
あたし、本当はそうしたかったんだ

あたしは浩太と街へ出てラブホテルに入った
浩太は途中でジュースを買ってくれた
栓を開けてあたしにくれたそのジュースを飲み干す
浩太から何かもらったのってこれが初めてだったっけ?

そして、それからあたしは浩太に抱かれ続けた
浩太も積極的にあたしを求めてきた

溶けるようにイキ続けて、いつしか意識が白くなった


…目を覚ました時、すでに時計は昼を過ぎていた



浩太は隣にいた
「え?もうこんな時間?やだあたし処理場へ行かなきゃ」
いそいそと支度を続けるあたしを浩太は制した
浩太は一枚の手紙を見せてくれた
リプレースからだった


本当のあたし、今頃どうしてるかな
リプレースは処理場でその時を待ちながら思っていた
リプレースがもっていたのは自分が生み出されるまでの自分の記憶
その中には浩太への愛情も含まれていた
本人はそれを愛情と思ってなかったが、洋子のリプレースは浩太への思いを感じ取っていた
だから、リプレースは浩太へ必死にアプローチして浩太との交際を続けた
いずれ本物の自分に人生を返した時に後悔させないために

自分を本物の洋子として接する浩太を見るたびに本物の洋子の人生を奪った罪悪感が胸を穿った

本物の洋子に浩太を返したい
それだけがリプレースの思いだった

だから、本物の洋子が食肉として食べられる決断をしたと聞いてあたしは戻ってきた洋子に今までの10年を話して聞かせた
洋子に生きる未練を失ってほしくなかったからだ
しかし、本物の洋子はそれをどこか遠い世界のように聞くだけだった
あたしは今の自分の思いを手紙に綴り、浩太に睡眠薬入りじジュースと一緒に渡した

あれを飲んだら予定通りの時間に処理場へ行くことはできないはず

あたしは翌朝処理場へ向かい、本物の洋子のフリをして手続きを済ませた
0253洋子の場合2014/09/06(土) 02:54:16.22ID:VFxPG4gT
そして。リプレースはここで買い取られる時を待っていた。

やがて、買い手がやってきてリプレースは全裸のまま連れ出された

リプレースは異星人に連れられるまま飲食店まで運ばれた

手足を拘束されたまま地下に運ばれていく
地下室はコンクリートで固められた異様な雰囲気を漂わせていた
そして、ガラスの向こうでは多くの異星人がいる

どこか様子がおかしい

リプレースは拘束されたまま手を壁に固定される
同じように買われた娘たちが固定される
何人かは明らかに恐怖の表情を浮かべていた

ガラスの向こうで飲食店の店長が異星人を前にスピーチが始める

「ただ今より毎月恒例のスペシャルディナーショーを行います。
ご存知でしょうが今回調理される娘は食肉少女としての最後の競りやブラックマーケットで購入された
人権を放棄したうえにクローン再生も行われない娘ばかり
彼女たちの人生最後の時間を楽しみながら取れたての肉を賞味いただける機会となっております
ここでは痛みを止める薬品などの処理は行いません
苦痛にあえぎながら最後の時を過ごす娘たちをご覧いただけるとともに無添加の最良の女性の肉を味わえます」

ガラスの向こうでスピーチの中身を知る由もなくリプレースはその時を待っていた

大丈夫、大丈夫だよ、そう自分に言い聞かせながら
解体されるといっても、本物のあたしも経験してるはず
同じ体のあたしが耐えられないはずがない
そう言い聞かせながらリプレースは体を震わせる娘たちに並んで裸身を晒していた

やがて調理人がやってきてリプレースのお腹に刃を当てる

ちょっと?あたしまだ痛み止め飲んでないよ。ねえ、助けて…

「ぎゃあああああ!!!!」
絶叫が響く
0254洋子の場合2014/09/06(土) 02:56:48.67ID:VFxPG4gT
リプレースは想像を超える痛みに悶え苦しむ
腹を裂かれたリプレースの内臓が無遠慮に取り出されていく

はあ…はあ…はあ…

痛いよ…痛い…お腹が…切り裂かれる…苦しいよ…誰か…助け…て…
リプレースは大粒の涙を流しながら苦痛に耐えていた


苦痛に悶え苦しむリプレースを淡々と解体していく
引きずり出された胃や腸、肝臓や腎臓が厨房で別の料理人に調理されてガラスの向こうでふるまわれる

「薬剤を使わない無添加の内臓を所有者の顔を見ながら食べられるのはこの機会だけです。
データによるとこの娘は食肉少女に非常に適した体質をお持ちのようです。
健康的に育ち、食肉少女として肉の適性を高められた娘の一番美味しいところを食べることができるのです」

リプレース自身はもはやそのスピーチを気にしてる余裕などなかった
ただただ苦痛に耐えながら自分の体が切り裂かれ、目の前で自分の内臓が食べられるのを見るだけしかできなかった

目の前で食べられる自分の体
下腹部に手を入れられて子宮と卵巣を切り取られる
それらは手早く調理されて、自分の目の前に並べられる
自分がもう異性と交わって子供を作る機能を失った喪失感が心を占めた
自分が少しずつなくなっていく…

食べられるのってこんな気持ちだったの?嫌だよ。こんなの…助けて…あたし…食べられたくない…生きていたい…

しかし、泣き叫んで力を弱めたリプレースはそれを声にする力を失っていた
目の前で自分の内臓が食べられるのを恨めしそうな目で見ながら
「ひぃ…ひぃ…」と弱弱しい声で喘ぐのが精いっぱいだった

リプレースのお腹の中は心臓と肺以外の全部の内臓が引き出され、裂かれたお腹からは大量の血を流している
続いてリプレースの乳房が切り取られる

リプレースの乳房は体から離れた
リプレースの乳房のあった場所からは血がとめどなく流れていく

「ああ…ああ…」
もはや泣く力もなく、弱弱しい声を上げながらリプレースは涙を流し続けていた


…あああ…痛い…痛いよ…お願い…これ以上耐えられないから一思いに殺して…
0255洋子の場合2014/09/06(土) 03:00:51.13ID:VFxPG4gT
悲鳴を上げすぎて枯れた声だけが上がる
しかし、調理人はそれを聞くことなくリプレースの頬と唇を切り取る
顔を切り取られる苦痛に体が跳ねる
しかし、完全に固定された体は逃げることもできすただただ解体されるに任せるだけだった

心臓が動きを弱める

瞳が徐々に曇り始める

跳ねた視界に映った顔があった

…アレハ…アタシ?

もうまとまった思考を紡ぎだせない頭でも、ガラスの向こうで異星人に交じっている自分と浩太の姿だけは目に入った
自分が一人じゃないことを実感したリプレースの体に不思議な力がわいた
それはリプレースである自分が捨てていたはずのものだった
アリガトウ…アタシノ…サイゴヲ…ミテクレテ…コウタト…シアワセニナッテネ…モウヒトリノアタシ…


そして、弱弱しい鼓動を続けていたリプレースの心臓が動きを止めた
この瞬間リプレースは人間であることを止めたのだった



リプレースが動きを止めたのを確認するとシェフは素早くリプレースの拘束を解き寝かせたうえで残りの部位を解体した

リプレースの体は見る見るうちに切り分けられてバラバラになる
バラバラの体は梱包されてあちこちに売られていった。

残った骨や頭部は処理場へ送られてゴブリンの餌になっていった

頬や舌、唇を切り取られたリプレースの顔からは表情をうかがわせるものはなかったが、同じように解体された娘たちと違い眠るような幸せな表情をたたえていた
0256名無しさん@ピンキー2014/09/06(土) 11:47:41.63ID:iULYNujL
GJ
自ら身代りになったリプレースがひどい目に合う部分はアレだけど相変わらず良かった
しかしリプレース側の苦悩か、考え方は人それぞれでリプレース制度も良し悪しだな…

ところで謎が二つ
雑誌の女性だけど社会復帰って可能なんだっけ?リプレと共倒れになる前に自殺する前提でとか?
あと闇市とか無麻酔とか言ってる場に一般地球人である浩太達がいたのはただの幻覚だったのだろうか
0258名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:10:47.24ID:ojiPKkcK
大変素晴らしい小説をありがとう
このスレが続いてくれるのも嬉しい
0259名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:16:18.59ID:ojiPKkcK
帝国の勢いは今絶頂と言える。
先進的に整備された軍事力により、
拡大する領土は人間の世界のみならず、
亜人、獣人の国々まで飲み込んでいった。

その帝国首都中心部、無骨ながら巨大な宮殿、
立派なエンタシスの並ぶその玉座の間に皇帝はいた。

歳は若く、絢爛な赤と紫のローブをまとい、肩肘を付いた尊大な態度で玉座に座る。
自信に溢れた、冷酷かつ粗暴そうな人間の男だった。

次々と玉座の前にかしづく数々の配下との執務を終え、夕刻にさしかかった時間、
皇帝の前に連れられてきたのはエルフの貴族の娘だった。
エルフというのは、日の光の弱い土地で暮らす、
白く美しい民であり、人間よりとがった耳をしているのが特徴である。
人の歴史の生まれる前より魔法を扱い、それを生かし乏しい土地でも暮らしてきた。

人間に比べれば少数であり、肉体的にも劣るが、
長い歴史と魔法の力により、今までは常に人間より優位に立っていた。
時代によっては人より神の子として崇められていたエルフも、
人間の技術、戦術、魔術の進歩と、帝国という強大な力の出現についには屈することとなったのだ。


エルフは成長の遅い種族である。
連れられてきたエルフの娘も、実際は皇帝と同じほどの歳ではあったが、
その姿は人間でいえば子供で、身長は胸ほどもなかった。

後ろ手に枷を填められているが、特に乱暴に扱われたわけでもなく、
肌は絹のように美しいままで、その腰まで延びた美しい髪は白金色に輝いていた。
怯えた大きな瞳は海を閉じこめたような深い青に輝き、
一見幼く見える顔つきは、人間では十分に成熟する
その年輪を経て、何とも言えぬ儚さと美しさを湛えていた。
衣装こそ薄布をまとったようなものになってはいるが、
覗く貴族らしいきれいな柔らかい手足と、本人の美しさの前に、見窄らしさを感じさせなかった。

連れてこられ、目の前にひざまづくそんな美しいエルフの娘を、皇帝は無感情、冷酷な目で見つめていた。
娘は貢ぎ物だった。
0260名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:16:53.63ID:ojiPKkcK
娘の国はつい先日、帝国により攻め滅ぼされたばかりであった。
この時代、滅ぼされた国は、王は殺され、財は奪われ、
民は奴隷として売られることは当たり前のことだった。
それが亜人種ならなおさら良い扱いはされない。

誇り高き一族の娘も、心を砕かれ、今はただ震え俯くことしかできなかった。

「こっちだ」

皇帝自らに枷を引かれ、娘は玉座の後の幕の奥に
連れられる。歪に大きな扉の前で、娘は枷をはずされた。
供が扉を開け、そこに皇帝と娘の二人のみが通される。
その部屋は人間二人には無駄に広く、
特別豪華ではないが磨かれた石の床と、
簡素で大きなベッドのみがあった。
きっと、「そのような」用途に使われる部屋なのだろう。
娘は虜囚の身になったときから覚悟はしていたことだったが、体が震えた。

「脱げ」

返事もなく、ただ娘はうつむきながら、纏っていた薄布をはだける。
現れた白い肌はきめ細やかで、少しだけ膨らんだ、
柔らかそうな乳房の中心には、血色のいい桜色の果実の粒が実っていた。
清らかな陰部は毛も生えておらず、柔らかに割れる肉の盛り上がりが慎ましくあるだけだった。
柔らかな長い髪に包まれる、白く美しい肉体が、そこにあった。


未だ荘厳な衣装のまま座る皇帝は、
その場で立ちすくむ娘の裸を、無表情にいくらかの時間眺めると、
その手を、目の高さにある娘の頭に延ばした。

「ひっ…」

と小さな声をあげ、震える娘の、手に収まってしまいそうな小さな頭に、
皇帝は手を広げ、覆うように被せると、皇帝は小さな呪文を唱える。

その瞬間、娘の頭の中では、暖かな閃光がはじけた。
0261名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:17:11.69ID:ojiPKkcK
娘は、一瞬なにをされたのかはよくわからなかったが、
ただ体の力が抜ける感覚を覚え、その場にへたりこんでしまう。

直後に、自分の体に訪れる変化に娘は気づく。

「あっ…あ…」

娘は、へたりこんだ地面に、自分の股間から熱いものが漏れていることに気が付く。
一瞬、失禁してしまったのかと思ったが、見てみると、こぼれていたのは粘性をもった液体であった。

立ち上がると、清らかな割れ目から、脚に伝うほど愛液が滲んでいた。
娘は、今まで経験したことのない疼きが、そこから湧いてくるのを感じた。

気が付くと、肌も火照り、胸の果実も高く膨らんでいた。
五感もなにか急に鋭くなったようで、周りの音や匂いが、
強く感じられるようになった気がする。無意識のうちに、息も荒くなっていた。



皇帝の唱えた呪文は、帝国王家に一子相伝で受け継がれる、精神に作用する魔法だった。
余りに強力なため、存在から秘匿されたその魔法は、
高等生物に強力な快楽を与え、支配するというものだった。

皇帝は娘を引き寄せると、その熱くなった股間に手を伸ばし、
形を確かめるかのように、ゆっくりとその割れ目に指を這わす。

全くこなれていないはずの娘の股間は、とろけるような柔らかさの肉が、
男を受け入れることを望むように、熱く蜜を溢れさせていた。

「あっ」

娘は、軽く触られただけであったのに、脚の力が抜け、
つい恐ろしい相手であるはずの皇帝にしがみついていた。

(これは…精神に作用する魔法だ。それも強力な)

娘の残った理性が危険を知らせたとき、皇帝はその頭の上でもう一度呪文を唱えていた。



2重にかけられた魔法は、より深く娘の精神を蝕む。
このまま身を任せたら壊されてしまう、という危機感を上書きするように、
目が回るような熱情と、どうしようもない欲求が、下半身から体を満たしてくるのを感じた。

目の焦点は合わなくなり、股間からあふれる蜜はさらに増えていた。

恐ろしく攻撃的な魔法は、先ほどまで純朴だったエルフの娘を、
一瞬の間に発情した雌の獣へと変えていたのだ。
0262名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:17:41.77ID:ojiPKkcK
「こっちへ来い。」


娘が目を回している間に、皇帝はベッドに寝そべっていた。
言われるがまま、娘はたどたどしい足取りで、ベッドに近づいていく。
体は空気に触れるだけで、むずがゆい快感を覚えるほどだった。

(あそこにいかなくちゃ…この体の疼きをなんとかするために…)

初対面の、それも人間の男に、こんな感情を覚えるなんて、
なんて恥ずかしいことなのだろうか。

そんな考えもただ浮かぶだけで、もはや理性は肉体に抵抗しようとはしなかった。


ベッドに上がり、寝そべる皇帝の目の前に座る。
自然と、娘の視線はその股間に向かっていた。
経験はなくとも、知識と本能が、そこに自分の欲求を満たすものがあると囁くのだ。

「はだけてみろ」

それを求めようとする、自分の心を見透かすような言葉が耳に届く。
娘は、言われるがままに、たどたどしい手つきで、上等な皇帝の腰布をはだけていく。

「あ…おちんちん…」

その中から、熱い棒を見つけると、割れ物を扱う慎重さで、ゆっくりと取り出した。
皇帝のものはもう大きくなっていた。娘は、自分に今からこの大きなものが入るのだという恐怖と、
それを欲しいという気持ちになっている自分に驚いていた。

娘はさすがにそれをどう扱っていいかがわからず、握りながら、皇帝を上目で見つめるしかない。

そんな娘の小さな体を、男は抱き抱え、
ベットに寝かせ…

その膣穴に自身の肉棒をあてがうと、ゆっくりと挿入した。

「!!!!っっっ!!……」

娘の声にならない叫びがあがる。初めて挿れられたその痛みだけではない。
その一突きで娘は絶頂に達していたのだ。

頭の中でぷちぷちと星がはじけるような快感に、
なんとか理性を残していた娘の顔はとろけ、だらしなく出された舌から涎がこぼれる。

魔法の力で何倍にも高められた快楽は、想像以上に脳のどこかを壊していくような暴力的なものだった。

男はそのまま娘の軽い体を突き上げるように、何度もゆっくりとストロークを続ける。

娘はそのたびに絶頂を味わうことになった。
純潔を失ったことなどもはやどうでもよかった。
0263名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:17:58.78ID:ojiPKkcK
快楽で時間の感覚を失った娘には、
どれだけその肉棒をたたきつけられたかは分からないが、
幾度かのストロークの後、男はゆっくりと娘の奥深くに自分のものを差し込むと、
びくびくとそのモノを脈動させた。

「あ…出してるんだ…」

そんなことが頭をよぎった時、
男は娘の頭の上で、3度目の魔法をかけていた。



男が膣穴からその自身を引き抜くと、いつの間にか、薄いゴムでできた避妊具が被せてあった。

男はため息を一つつくと、膨らんだその避妊具をくずかごに捨て、
もと居た椅子に足を組み腰掛ける。

一方娘は3度目の魔法に心を壊されていた。
もはや快楽は触れられずとも湧き上がり、思考は性欲に支配された。

床にうつ伏せに沈み、突き上げた尻の間からは愛液を滴らせ、
男を誘うように、陰部を脚の間から延ばした手で、慰める娘がいた。

「もっとぉ…もっとください…」

汗と涙と涎で汚れても、まだ可愛らしいその顔は、
一瞬前には儚げで美しかったエルフの娘とは考えられないほど、欲に蕩けていた。

静かな部屋に娘の自分を慰める、くちゅくちゅとした
音と漏れる声だけが響く。

その様子を、皇帝はひたすらに冷たい目で見ていた。
事をすました後だからではない。男は最初から最後まで、
娘のことを無感情な目でみていたのだ。
0264名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:18:39.75ID:ojiPKkcK
その部屋を照らす明かりから生み出される影、

皇帝の背後の壁に映し出される闇が濃くなったと思うと、
厚みが生まれ、二つの光る目と、ぬうっとした実体が現れる。

二人以外、誰もいないと思われていた部屋の中に現れたのは、
この世のものではない、二本脚で立つ真っ黒な獣だった。

その大きさは皇帝よりふた周り大きく、突き出た鼻は狼のようで、
むき出した牙は鋭い。頭には小さな耳と、雄山羊のような立派な黒い巻き角が突き出している。

その獣は、例の魔法と同じように、皇帝の一族に代々受け継がれるものだった。
名前はビヒモスと呼ばれる。おそらくは別の世界から呼び寄せられたものなのだろう、
契約のもとで皇帝一族の命令に従い、強大な力で皇帝を仇なす者から守護する、
神秘の存在だった。

ビヒモスは皇帝の影から進み出ると、エルフの娘の元に寄る。

「はぁはぁ…こんどは、あなたが…してくれるの?」

普通の人間なら恐れをなして逃げ出すような魔物にも、
心を壊された娘は、ひたすら動物のように尻を向け誘うままだった。

もはやエルフの娘は、豚であっても、子供相手であっても、誰にでも
快楽を求める生き物に成り下がっていたのだ。

ビヒモスは、自身に向けられた、その小さくやわらかな、二つの尻に鼻先を近づけると、
その肌ざわりを確かめるように、長い舌で舐めまわす。

その舌がねっとりと這いまわるたびに、娘から高い声があがり、
その尻の間の、二つのぷっくりとした肉の膨らみから蜜が漏れる。

ビヒモスはよだれを垂らしながら、その鼻先を尻の間に差し込むと…
その鋭い前歯で、蜜で濡れる肉の膨らみの一つを噛み、引きちぎった。
0265名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:19:02.88ID:ojiPKkcK
「ぎゃううううううんっ!!!」

ぶちぶちと柔らかな肌が引っ張られ、小さな柔らかい肉が、引きちぎられると、
ぺろりとビヒモスの口の中に収まる。

ぐちゃぐちゃと音を立てながら、味わうようにその肉片を咀嚼すると、
奥歯で細切れにされ、大量に分泌された唾液と混ざり合っていく。

一方娘は再々度の絶頂に達していた。先ほど上げた声は悲鳴でなく嬌声だったのだ。
もはや娘は体を引き裂かれる強烈な痛みも、すべての刺激を性感として感じるようになっていたのだ。

味わった小さな肉を飲み込むと。続いてビヒモスはその隣の丸い尻に齧りつき、
むしゃむしゃと柔らかな歯ごたえを楽しむと、ぶちぶちとその肉を引きちぎる。
先ほどと違い、口いっぱいの食べごたえのある肉を、ゆっくりと美味そうに咀嚼していく。

きめ細やかな白い肌の張り付いた、美しい半球型の尻肉ステーキが、何度も突き立てられる牙に、
どんどん形を失っていき、最後はゴクリとビヒモスの喉を通っていった。

目を細め、涎を多く垂らしながら味わっているその様子を見るに、ビヒモスは
このエルフの娘の柔らかい肉を大変気に入ったようだった。

急いでもう片方の尻にかじりつき、その程よく載った脂と肉の張りを味わう。
その間にも娘は嬌声を上げながら、片方の陰唇を失い丸見えになった穴から
愛液を垂れ流していた。


たったいま寵愛した娘が、生きたまま引き裂かれるのを、皇帝は眺めていた。
ビヒモスが皇帝を守る条件に対し交わした契約とは、一定期間ごとに、ビヒモスの好む
生きた若い娘を餌として捧げることだった。

先ず生贄を犯したのは、捧げる前に楽しもうと思ったわけではない。
皇帝にとって性交などどうでもいいことだった。
ビヒモスが、甘い快楽で溺れた人間のメスの肉を好んだからだ。
0266名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:19:25.43ID:ojiPKkcK
帝国という歴史ある国を政る上、皇帝は、孤独だった。
生まれた時から、中から外から、権力を狙う敵だらけだったのだ。

その中で、幼い頃から、唯一信頼できる、余計な考えを持たずに
自分を忠実に守ってくれるビヒモスに対し、皇帝は友情と信頼をもっていた。

契約上、より良い肉を捧げるという決まりはなかったが、
友を喜ばせようとする皇帝の、狂った思いやりだった。
わざわざ避妊具をつけているのも、友が口にするものを汚さないようにという
配慮だった。


大好物の尻肉を食べ終えたビヒモスは、次に両足首を掴むと、
性器や尻などの、女性らしい部位を失った股間をいっぱいに開脚させる。

そのまま棒付き肉を扱うように、内腿の肉に食らいつく。
張りがありながら柔らかい内腿は、
清らかな娘の外見に似合った、上品な味がした。
よく肉が詰まる部位をむしると、中から赤白い骨が覗く。

娘は、下半身からどんどんと血のこびりついた骨に変わっていく。
もはや快楽に疲れ、声を上げることはなくなり、ただ天井を見上げるのみとなっていた。

「なんだか、眠くなってきた…」

部屋には肉を咀嚼する
くちゃくちゃという音だけが響く。

下半身が骨だけになる頃には、娘は呼吸を止めていたが、
その表情はいまだ快楽に取り憑かれたままだった。
0267名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 17:20:03.86ID:ojiPKkcK
これにて終了です。
快楽に溺れたまま食べられるってのを書きたかったです
0268名無しさん@ピンキー2014/09/17(水) 10:46:24.72ID:9In2RyJP
GJ
食べられてる最中のエルフサイドの描写がもう少し欲しかった
0269名無しさん@ピンキー2014/09/17(水) 18:33:48.33ID:eJsSXkg9
>食べられてる最中のエルフサイドの描写がもう少し欲しかった
確かに!せっかくだから食べられることでのもっと快楽に乱れる描写を挟めばよかった!
参考になったよありがとう!
0270名無しさん@ピンキー2014/09/18(木) 07:36:52.65ID:THwrTSbT
喰われる事で快楽を得るなら、死ぬ終わり方じゃなくても良かったかな
再生能力が高かったり、無限に肉を与える為の改良種だったりとか…
まあ俺の勝手な想像だから気にせんといて
0273名無しさん@ピンキー2014/09/30(火) 21:00:52.14ID:reRUNTDL
小説を書く上においてオリジナルだとなんでそのおっぱいが大きいのかを
説明するのが難しいんだよな
結局理由もなく大きいおっぱいにするんだけど
なにかいい理由ない?
0274名無しさん@ピンキー2014/10/03(金) 12:03:28.45ID:azhcDzwt
食用なら品種改良やら成長促進剤やらで大きく育つようにするのは普通じゃないのか?

人間そのものに直接じゃなくても
中国だかで家畜に成長ホルモン?使いまくってたら
それを食べた人間にまで影響がってニュースがあった気が
0275名無しさん@ピンキー2014/10/03(金) 18:29:34.85ID:sHakP3Yr
巨乳コンテスト一位を攫ってくるのはどうだろう
なんだそのコンテスト
0276名無しさん@ピンキー2014/10/04(土) 07:42:22.02ID:M5E8Qy2L
基本的に死ぬから、いつも小説の登場人物が使い捨てになっちゃうけど、
巨乳キャラをひとつ作って作品米に登場させるのはどうだろうか
愛着も湧いてくるかもしれない
0277名無しさん@ピンキー2014/10/04(土) 23:53:01.39ID:M5E8Qy2L
前はトイレ捕食が好きな人がいたけどもういなくなっちゃったのかな
無防備で一番美味しいところから食らいつくという発想
0278名無しさん@ピンキー2014/10/07(火) 00:10:57.68ID:Q0e+uVBM
初代スレのように職人さんが集まらないだろうか
このスレ見てる人はどんどん書き込んで欲しい
0279名無しさん@ピンキー2014/10/08(水) 07:12:13.99ID:N0gsEXjj
参考。上は内容はカニだけど
ttp://nft.さくら.ne.jp/ungs_2005/rln/ ※「さくら」をローマ字で
ttp://gigazine.net/news/20141005-ushi-maruyaki-ikeda/
0280名無しさん@ピンキー2014/10/08(水) 21:45:36.70ID:JTvmKSYx
情報URLとか久しぶりだ
GJ
下のはだんだん小さくなっていくのがなんとも言えないな
0281名無しさん@ピンキー2014/10/08(水) 22:10:16.44ID:G2eV8Z2j
>>277
今はサメにおしり喰われるシチュを自給してます。
でもわざわざ水着食い破ってから食いつこうとするので、成功率はかなり低い。
0283名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 00:08:47.98ID:IPJYYj8U
からみのないエロ絵を貼って
それに5〜20行ぐらいのSSをつけるってのはどうだろう
0285名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 01:17:33.82ID:GBwTaqB9
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5360140.jpg

その妖怪は、トイレに出現するという。
いつも使うトイレの扉が、一つ増えていたらそいつの空間だ。
グルメなそいつはトイレのふりをして、個室の中で涎を垂らしながら、
大好物の尻の肉が来るのを待ち受けているのだ。
人間が座ったら最後、内側にびっしりと生えた鋭く尖った牙で、
ゆっくりと柔らかい尻肉をすりつぶし、味わい喰らうという。
今日も、何も知らずに入ってきた獲物が、その口に向かい、
無防備な下半身をさらけ出した。
そいつは、いやらしい目で、獲物自らがその肉を
自分の舌の上に載せるまでを見つめ、
そして…
0286名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 01:43:02.75ID:GBwTaqB9
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5360186.jpg

私が旅の途中立ち寄ったその国は、未だに生贄の儀式と祭りが残っている。
土地を肥やし、災厄から国を守るというドラゴンに、
毎年若い娘を捧げるのだ。
とはいえ、この国では生贄に捧げられることは名誉とされており、
その祭りの間も、悲しい空気はなく、むしろ華やかな空気が漂っていた。

生贄自身も誇らしげに、御輿の上で、選ばれるきっかけとなった、その大きな胸を
人々に晒しては、笑顔を振りまいていた。
私はあの美しい乳房が、ドラゴンの牙に裂かれ、舌で転がされる
肉に変わるのだと思うと、惜しくてしょうがない気持ちになったものだ。

私がやりきれない気持ちでその国を出る頃、入れ違うように、
空より生贄のもとに向かうドラゴンが見えたのだった。
0287名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 02:23:17.62ID:GBwTaqB9
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5360246.png

「…本当にいいのか?」
「うん!そのまま降ろしてぇ♪」
行きずりで出会ったこの女が、俺に中出しセックスの
交換条件に頼んできたことは、自分を拘束した後に
肉食竜の檻に下ろすという内容のものだった。

この超ドマゾ女は、物心ついた頃から、生きたまま貪り
食われるというシチュエーションに憧れていたらしい。
そのために、自分の体に良い肉をつける
努力までしてきたという、なんとも筋金入りのものだ。

俺はたっぷりと満足行くまで女の中に出しした後に、
その自慢の肉が括りだされるように縛ると、
約束通りラプトルの檻の中に女を下ろした。
火照った肉の匂いに釣られ、すぐにラプトルは集まると、
争うように女の肉を食いちぎり、貪っていく。

先ほど手の中で柔らかさを確かめた大きな胸が、
牙で千切られ咀嚼され、ただの肉餌に変わる。
先ほど中出しした、俺の精液が未だ溢れる陰唇が
食いちぎられ、丸い尻はステーキのように齧られ、
そのたびに女の嬉しそうな悲鳴が上がった。

俺は、恋人になりたかったな…と思いながら、
女が肉片のついた、小さな骨に変わるまでその光景を眺めていた。
0288名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 02:54:15.40ID:GBwTaqB9
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5360283.jpg

あるマンティコアの日記

なんとも頭の悪いニンゲンの娘を捕まえた。
こんな森の奥に、一人で入ってくる時点でも相当なものだ。
俺はからかうつもりで、
「どこか一口だけ食べさせてくれたら逃してやろう」
と言うと、本気にしたその頭の弱い娘は、
「あうう〜」などと言いながら、
散々迷った挙句、その尻を突き出してきた。
大きな胸が自慢らしく、そこを齧られるのは勘弁して欲しかったようだ。
どうせ今俺が食べなくても、こんな頭の弱いやつは
別の意味でニンゲンの男にくいものにされるだろう。

俺は言われたとおりにたっぷりと肉の乗った尻の肉を
喰らい味わった後、ちゃんと自慢の大きな胸も食べてやった。
0289名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 02:55:29.21ID:GBwTaqB9
こんな感じで。抜けるかな?
結構簡単に書けるので、
良かったらみんなもチャレンジしてみて欲しい
0290名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 21:32:22.41ID:GBwTaqB9
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org86847.jpg

爬虫類から進化した現生人類が、
発掘した旧世界の人類の情報から再生したのは、電子の歌姫だった。

不幸なことには、現生人類には歌という文化はなかったのだ。
齧れば簡単に裂ける柔らかな皮膚を持ち、
良く脂の乗ったその歌姫は、結果として美味な肉として扱われることになった。

再生すればいくらでも生み出せるその歌姫は、
今ではより美味しい部分が増えるよう、
肉付きのパラメータを弄くられた後に、
一つの高級食肉のブランドとして、生きたまま流通している。

今日も現生人類の情報機器では、
自らの肉付きの美味を、綺麗な声でアピールするCMが流れていた。




画像に文章も乗っけてみた。こっちのほうがいいかな?
どっちにしろつまらなかったらごめん。
0291名無しさん@ピンキー2014/10/14(火) 00:30:35.43ID:AtuDMR8E
>>279
ちょっと考えてみた。

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org86950.jpg

海流を漂う美味そうな匂いに釣られて行ってみると、
なんとも肉付きのいい人間の娘が漂っていた。
どうやら船から投げ出されたらしい。
なんとも珍しいご馳走に、ついつい涎が溢れる…

しかし、集まっていた他のサメ共も、あの柔らかそうな尻肉を
食べたくて譲れないらしい。仕方のない事だ。

相談の結果、俺達は、うまく獲物の衣を奪い…
尻をむき出しにした奴が
その権利を得るというゲームで決着をつけることにした。

少しずつ布を奪われ、露わになっていく獲物の肌に、
俺達のテンションは上がっていく。
最後に現れた水着は、なんとも小さく、牙で奪うには
難しいシロモノだったが、俺は見事に食い破ることに成功した。

他のサメ共の羨望の眼差しの中、俺は待ちに待った獲物の尻に
牙をつきたて、ゆっくりと貪り食った。
程よい肉の張りと、期待していた通りの脂のノリ、
最高にうまい尻肉を堪能したのだった。

丸い尻もなくなり、残りの胸肉や腿肉をむさぼる仲間を背に、
満足した俺はその場を立ち去ったのであった。
0292名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 00:07:11.42ID:lPAbakQg
ロリで。
否でも可でもいいからコメントが欲しいよお

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org87385.jpg

生贄を差し出せと脅した街より捧げられたのは、
なんとも意外なことに、領主自身だった。
「たかがドラゴンが、私を食べられるなんて光栄に思いなさい!」
などと尊大かつ、強気に振る舞ってはいるが、我の牙を前にして
恐怖で声にまで震えがでているのは明らかだ。
領主の勤めとしての、自己犠牲の精神には恐れ入るが、
残念なのはその体だ。ニンゲンのメスらしい胸肉もなく、
なんとも食いごたえもなさそうだ。
少しでも体を美味そうに見せようと、
衣装は工夫しているものの、迫力にはいまいちかける。
まあ、下半身からかじり取ってみたら、肉自体は
柔らかく、育ちも良いせいか、贅沢な美味だった。
特に、齧るたびに尊大だった態度が折れていくのは、
なんとも楽しいものだった。
全部食べ終わってもやはり物足りなかったので、
その後、娘が身を挺して守った街もちゃんと襲った。
0293名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 00:37:38.94ID:lPAbakQg
バカゲーとして有名なプライマルレイジをイメージしてみた。

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org87429.jpg

「神々」と称される我ら竜同士が縄張りを争い、
決着をつけることは、それぞれの土地に住む
ニンゲン達にとっても重要な神事となる。

負けた側のニンゲン共は、敵の神の餌として、
また敵の種族の奴隷として捧げられる運命となるからだ。

そのような理由もあるから、戦のたびに、
我に対する人間どもの応援は、
毎度なんとも必死で壮大なものになるのだ。

しかも、少しでも我の力になれればと言い、ニンゲン共は
選りすぐりの乙女たちを、舞巫女兼、食肉として差し出して
くるのだから、なんとも嬉しい事だ。

足元で踊り、柔らかそうな乳尻肉を振りながら、
汗の匂いで誘惑してくるのだから、
ついつい戦の前に食べ過ぎそうになってしまう。

今日は、ゆっくりと脂の乗り過ぎない尻肉あたりを
齧りよく咀嚼し、ちゃんと消化してから戦いに挑むことにしよう…

我は、先ほど気になっていた、
尻の美味そうな娘の一人に、狙いを定めた。
0294名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 01:15:57.46ID:lPAbakQg
今日はここまで

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org87465.jpg

本日のメインディッシュである鍋料理を倒し、
台無しにしてしまった人間の奴隷が、
獅子の魔物である主人に対し取れる責任といったら、
代りに自分の体をメインディッシュとして
捧げるほかはない。

だが今回は幸か不幸か、大きな乳房を持った奴隷だったため、
主人は、命までは取らず、その自慢の乳房のみを
捧げればいいと許してくれたのだ。

奴隷の娘は、未来の恋人や、赤子に与えるはずだった
自慢のおっぱいに、惜しみ、恐怖しながら、
自らソースをかけ、味付けをしていく。

やがて、ディナーの時間となった。

メインディッシュとして食卓の上に座った、奴隷の娘の乳房を、
魔物はゆっくり口に含み、乳首や肌の舌触りをじっくりと味わう。

さんざん奴隷が恐怖に震えたところで、
その柔らかな肉に牙をつきたて、
奴隷の胸が平らになるまで美味そうに咀嚼し、食べ尽くしてしまった。
0295名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 01:43:16.70ID:lPAbakQg
気持ち悪かったな。
スレ汚してすまんかった。
もうやめるわ
0296名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 02:10:51.88ID:LstSwoba
>>285
は良かったんだけど、肝心な所で切れてるのが残念。
ひとつに絞ってみては?
0297名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 21:38:30.97ID:AwQcdL9H
アリだと思う。
短い文章の中に、捕食シーンが凝縮されてて良いし
イラストでえろさ補えるし
素晴らしい
0299名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 21:53:40.66ID:IznqXOvy
>>296
お気に召してくれたのが嬉しかったから、とりあえず肝心なところも入れて
書きなおしてみたよ。文字ちっちゃいから注意してね。

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org87802.jpg

その妖怪は、トイレに出現するという。
いつも使うトイレの扉が、一つ増えていたらそいつの空間だ。
グルメなそいつはトイレのふりをして、個室の中で涎を垂らしながら、
大好物の尻の肉が来るのを待ち受けているのだ…
今日はその妖怪は、余り使われない、学校の校庭の隅にあるトイレに潜んでいた。
少し騒がれても、誰にも聞こえない、なんとも好都合な場所だ。

そんな夕方に、クラブ活動を終えた、1人の女の子が個室に入ってくる。
少女の視覚には、妖怪の口が、きれいな洋式便器にしか見えていないのだ。
少女がジャージを下げ、続いて下着を下ろすと、きめ細やかで柔らかそうな肌の、丸いお尻が露わになる。

好物の少女の尻だ。目の前に現れた美味そうな肉に、妖怪は興奮した。

人間というものは、便器のふりをするだけで、
柔らかくて美味しい肉を、食べてくださいと言わんばかりに、自ら自分の口に乗せるのだ。
少女がその口に腰掛けた瞬間、さっそく妖怪は柔らかい尻に齧りついた。
内側にびっしりと生えた鋭い歯で、その尻肉をがっちりと食らい込む。
少女は悲鳴を上げたが、これでどう暴れようと、尻肉が千切れない限り、この便器から逃げ出すことは出来ないのだ。

味見とばかり、口の中から細長い舌を伸ばすと、その丸い肌を舐めまわす。舌の表面に生えたヤスリのような牙が、
少女の柔肌を裂き、尻の表面の肉や、陰唇の肉をこそげ落とし、その柔らかさと味を伝えた。

妖怪はもっと嬲ろうかとも思っていたが、獲物の美味に我慢がしきれなくなり、とうとう尻を銜えていた牙に力を加える。
程よい弾力とともに、ぶちりと少女の尻の肉が切り離された。
妖怪の口の中に落ちた尻肉は、沢山の細かい牙に咀嚼され、すり潰され、形をなくしていく。
つい先程まで可愛らしかった尻が、あっという間に美味な食肉に変わっていく。

少女は悲鳴を上げる力も失いながら、尻から食らいつくされ、二つに折りたたまれるように、トイレに飲み込まれていった。
日は完全に落ち、静かになったトイレに、少女の居た痕跡は何も残らなかった。
0301名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 23:54:31.30ID:J0MDsoBi
いいおっぱいが見つからなかったから続けてロリで

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org87868.jpg

「ドラゴンにこんなことをして本当に大丈夫なの?」
「大丈夫、大丈夫!それより見てみて!
 届かないのに、私達のこと食べようとして面白い!」
高い壁の上から、俺のことを挑発しているのは、二人組の人間のメスガキだった。

我が首を伸ばしても、いくらか届かない、高い安全な位置で、恐ろしい
怪物に食べられそうな気分になるスリルを味わっているようだ。

そのうち二匹は服を脱ぎ始め、全裸で股を開いては、大人の人間のメスが
オスを誘うように、股間を見せびらかしてくる。性的な興奮があるのか、
性器からは液体が光っていた。

さて、一匹一匹の肉付きはそんなによくない小振りな肉だが、
二人まとめて食べれば今日の良い食事になりそうだ。
翼のない我を馬鹿にした償いは、その体で払ってもらうことにしよう。

壁の上の二匹が油断しきったころを見計らって、我は今まで見せなかった脚力で、
おもいきりジャンプすると、両前足で1人ずつガキを捕まえてやった。
「きゃあああっ!」
「やあああっ!
今頃悲鳴を上げ、逃げようとしてもても遅いのだ。
衣を脱がす手間も省けたので、
早速我は、気の強そうなほうのガキから食べることにした。
先程から見せびらかしてきた。無毛で食べやすそうな性器を食いちぎり、
細くて柔らかい腿肉を食らい、尻を食いちぎった。
やはりガキは腿と尻の肉が美味い。
もう一匹の方は、声も出ないほど震え恐怖する姿が面白かったので、
ゆっくりと巣に持ち帰り、同じように下半身から貪り食った。
0302名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 23:57:37.74ID:J0MDsoBi
なんか画像貼ってかんたんなリクエストしてくれれば応えられるかも
応えられないかも
0304名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 18:44:39.73ID:7klIYxzr
こんなかんじでどう?

>>303
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org88094.jpg

トイレというのは、身近にありながらも、
その穴が一体どこの闇に通じているのか、わからないものだろう。

今日このトイレに現れたものは、その闇の中に潜む妖怪の一種だ。
人が座った時に生まれる死角にうまれる、闇の世界の穴と通じ、その手を伸ばし、
その触覚によって、獲物の肉を吟味するのだ。

運が悪くも、この女性は、この妖怪の満足のいく肉を持っていたようだ。
肉付きは程々だが、触りの良い肌と、柔らかい尻肉と、年の割に珍しい、
無毛の性器が気に入ったのだろう。
女性が感じた悪寒に悲鳴を上げる間もなく、その手はものすごい力で、
その体を便器の中に生まれた闇に引きずり込んでいく。

よほど体など入らないであろう便器の穴に、二つに折りたたまれた体が
あっという間に吸い込まれていった。

程なくして、穴からはくちゃくちゃとした音が聞こえてくる。
妖怪が巣穴で、早速、吟味した尻肉に齧りつき、その肉を味わい、
食事にありついている音だった。

そんな微かな音も、女性用トイレ特有の擬音装置の音にかき消され、
便器の中に生まれた、闇世界への穴も、
徐々に小さくなり、霞と消えた。
後には、誰もいない、普段通りのトイレの空間があるのみだった。
0305名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 19:27:57.80ID:7klIYxzr
まずはおっぱい。
ドラゴンって「人間の女が好き」「姿形が想像しやすい」「頭がいい」って設定があるから
使いやすいんだよね

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org88116.jpg

 竜のうろこは金になる。それこそ、大物であれば、1頭捕まえれば、
一生遊んで暮らせるほどだ。
そのために、竜狩りに挑むものは後を絶たないが、なにせ頭のいい
生き物なので、勝つ勝たないの前に、万全に武装した人間の前には
姿を表さないのだ。
 よって、俺達は策を練った。奴らをおびき寄せる餌を用意するのだ。
用意した資金の大半を使い、奴隷の女を購入した。ドラゴンの好む、
とびきり肉付きのいい処女だ。なんでも、戦の前にはどこかの姫君か、
貴族の娘だったとか…
早速俺たちは、ドラゴンの住むという山の麓で、見晴らしのいいところに
餌を設置し、身を潜める。
奴隷には、万が一のために魔物よけの宝石を付け、強力な媚薬で
発情させ、メスの匂いを振りまくようにしておいた。
 結果から言うと、俺達は失敗した。事前の情報と違い、この山には
地竜だけでなく、翼竜もいたのだ。空の敵に対し、なんの準備もして
いなかった俺達を尻目に、あっという間に翼竜は餌の女をさらっていった。
 狡猾な翼竜は俺たちの手の届かない崖の上、直ぐ目と鼻の先で
餌を食べ始めた。魔物よけの宝石など効果はなかった。
 翼竜はその分厚い舌で、餌の全身を舐めまわし、味見した後、
まずはその大きな乳房から齧りついた。柔らかく大きな乳房が牙で
引きちぎられ、弾けた後、咀嚼によって完全に肉に変わった。
よっぽどその味が気に入ったのか、竜は美味そうに目を細めていた。
 胸の後はたっぷりとした尻や太腿を食いちぎり、ゆっくりと味わいながら
その良かった肉付きを、小さな骨に変えていく。
俺たちは呆然と、翼竜の食事を見ているしかなかった。
俺たちのやったことは、高い金を払って、トカゲに極上の餌をやっただけなのだ。
その後解散した俺たちは、二度と竜狩りに挑戦することはなかった。
0306名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 20:59:25.91ID:7klIYxzr
若い子が多かったので、若干年増な設定でやってみた。
残念なことに直接的な描写までは描ききれなかった。
あと、過去の作品へのリスペクトも含めてます。

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org88168.jpg

他星系との交流が始まった宇宙時代、地球の文化、
資源は、星間交易に置いてはほぼ無価値であった。
唯一まともに外貨を得られる手段は、地球人類を、
肉として出荷することだったのだ。

 ある日、しばらく会っていなかった叔母が、
食肉として立候補したということを聞いた。
昔から綺麗だったのに、何故か嫁きおくれていた
叔母は、これ以上歳をとる前に、社会の役に
立ちたかったのだという。
もちろん反対もあったが、叔母の決心は固かった。

しばらくして、異星人のバイヤーによる、
肉のオークションが始まるのだ。
本来地球人は入れないだが、僕一人だけ、親族枠
ということで特別に会場に入れてもらった。

商品台で素肌を晒す叔母は、昔よりも、更に綺麗になっていた。
僕は叔母に憧れていた。
爬虫類のようだったり、獣のようだったりと、いろんな姿をした
異星人達が、叔母の体をいやらしい目つきで見定め、
肉として値段をつけていく。
最終的に叔母は、、とてもいい値段で、恐竜のような姿をした
異星人に落札された。本当は怖かったのだろうけど、僕に気も
つかってか、連れて行かれる最後まで叔母は笑顔を崩さなかった。

僕は、その夜、綺麗だった叔母の体を思い出し、オナニーをした。
今頃、あの綺麗だった胸も、体も、恐竜のような奴の牙で引き裂かれているんだ。
自然と僕は泣いていた。大量の精液を吐き出しながら。

今僕は、叔母が残してくれた、政府からの見舞金で、大学に通っている。
0307名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 21:28:50.39ID:7klIYxzr
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org88204.png

私も人の作品が読みたいからリクエスト。
ワニでもドラゴンでも、爬虫類系のモンスターに
おしりを1つずつ食べられる話が見たい。性器も。
この画像からイメージを頼む!
0309名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 23:36:08.65ID:7klIYxzr
>>308
ありがとうございます。どれが気に入ったかとか教えてくれたら嬉しいです。

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org88318.jpg

「今日もお乳を、いっぱい、い〜っぱい絞ってくださいね!」
今日の搾乳に、期待を躍らせる369番に、僕は少しだけ
顔を曇らせた。この時は何度目であろうと、慣れないものだ。

369番の乳量は日に日に衰え、とうとう昨日、採算ラインを下った。
こうなると彼女たちに待っているのは、処理の運命である。
さすがに普通の牛のように、人の姿をした彼女たちを、
食肉処理場に出荷したりはしない。処理の仕方は、各牧場に
委ねられている。

僕の働く牧場では、乳牛のほかにも、うろこなどを採取するために、
小型の竜を飼っていた。竜達は時々生き餌を必要とするので、処理も兼ねて
餌として乳牛を与えているのだ。

人の心に悪い悲鳴を挙げないように、猿轡を咬ませた時点でも、
彼女は笑顔のままで、自分の運命を悟っていないようだった。
その後の仕事は竜舎の人間の仕事だ。

彼女の最後を、僕は隠れて見ていた。
二匹の馬ほどの大きさの肉食竜が、一番食べやすそうだったのだろう、
一匹ずつ彼女の乳房にかぶりついた。彼女の乳首からはミルクが飛び出し、
竜の鋭い牙を、赤と白に交じり合った液体で染めた。
その牙でかじり取られ、丸い肉塊になった後でも、その乳は止まっていなかった。
甘い肉に涎を垂らしながら、竜達はグチャグチャと咀嚼し、口の中の肉をミンチに変えていく。
彼女の大きな胸を食べきったあとでも、竜達の食欲は凄まじく、そのまま
尻、太腿等の肉に喰らいつき、どんどん彼女の形を崩していった。

彼女は僕がここで働き始めて、最初に担当になった子で、
仔牛のころからの一番のお気に入りだった。
そして彼女も、牛ながら、僕のことを特別な目で見ていた。

僕は、竜者の同僚が脇で床掃除する傍、彼女だったものの中から、
369という番号のついたタグを拾った。
僕はそれを一度強く握ると、それを捨て、また、仕事に戻った。
0310名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 23:37:03.90ID:7klIYxzr
今日はここまで。みんなの作品も見たい!作るほうが楽しいから
是非チャレンジしてね。
0311名無しさん@ピンキー2014/10/17(金) 22:47:39.58ID:k3ajXGc7
あげ
0312名無しさん@ピンキー2014/10/18(土) 02:08:41.94ID:dI4Oy+T8
>>286
が納得行かなかったから、もう一度チャレンジした。
回を重ねるごとに長くなっちゃったけど、これが限界だと思う

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org88816.jpg
私は、旅の途中に見た祭りの模様をここに記す。

華やかな花吹雪の舞うパレードを進む御輿の上に、
美しい少女が笑顔を振りまいていた。
この国で行われる祭りのフィナーレを飾る、生贄の少女だ。
少女はその豊かな乳房を惜しげも無く晒し、街行く人々を祝福している。

残酷にも生贄は最後、この国の象徴である、
ドラゴンに生き餌として捧げられることになるのだ。

生贄はこの国では大変栄誉なこととされており、人々の憧れだとも聞く。
祭りの終わりと同時に、その身を捧げるとは思えない、
いっぱいの笑顔を、少女は街中に振りまいていた。

私は、国中を包む活気と、夢心地のような祭りの
雰囲気を十分に楽しみ、数日後その国を後にした。

だが、私は偶然見てしまったのだ。その祭りの結末を。
近道のために、街道をそれ荒野を行くと、そこにあったのは
国の人間には立ち入りの禁じられている、生贄を捧げる祭壇だった。

祭りとは対照的に静かな白亜の祭壇の上、
そこには、一人鎖に繋がれた少女が、一人、恐怖に体を震わせていた。
私は、身を隠した。ちょうど主賓である、ドラゴンが空より舞い降りる
ところだったからだ。
翼を広げると家ほどの大きさになる、黒いそのドラゴンは、
生贄の目の前に降り立ち、今年の生贄をじっくりと見定めた。

生贄が無抵抗なことを知っているのだろう。とどめを刺すなどという素振りも
みせず、先ずドラゴンが口に運んだのは、少女の大きな乳房だった。
口の中のその乳房に、直ぐに牙をたてるようなこともせず、
甘噛みをして、形を変え柔らかさを確かめたり、
涎溢れる舌の上で転がして、その肉の重さを量ったり…
私には、それが、恐怖に泣く生贄を嬲っているようにも、今年の生贄の
肉の評価をしているようにも見えた。

乳房を散々嬲った後は、容赦なく食事にとりかかった。そのまま乳房を齧る
牙に力をこめ、かじり取る。柔らかい肉はドラゴンの牙に程よい抵抗を与え、
グチュグチュとした柔らかい音と共に咀嚼され、喉を通る肉になった。
両乳房を食べたあとは、太腿、尻などと、次々と美味しいところから
じっくりとかじり取って食べていく。それは、野獣の食事というよりも、
グルメが極上の料理を味わうようだった。
見慣れないドラゴンの表情からでも、肉の美味を楽しみ、満足しているのが読み取れた。

ドラゴンがすべてを食べ終わる前に、私はその場を後にした。
祭りを管理する、国のものに見つかったら、面倒なことになりそうだったからだ。

あの華やかな祭りの最後にあったものは、私にはただただ凄惨な最期だった。
それから、私はあの国に立ち寄ることをやめた。少女の笑顔を思い出すからだ。

私は未だ、このことを誰にも話していない。
0313名無しさん@ピンキー2014/10/19(日) 01:37:54.02ID:OxZXMZCV
もうひとつ納得がいかなかったやつを肝心なシーンも入れて作りなおした。
パスは1

ttp://thuploader.orz.hm/miniup/?mode=dl&id=11515
0314名無しさん@ピンキー2014/10/19(日) 21:24:47.83ID:OxZXMZCV
本文貼り忘れてた…けどいいや
しばらくおやすみします。リクエストとかあったらまた出てくるかも。どうもありがとう
0315名無しさん@ピンキー2014/10/19(日) 22:58:44.46ID:XhBv7+/n
こちらこそ素晴らしい作品の数々をありがとう。

おれは299が特に好きかな。
できれば、食べられる少女側の心境の描写ももっと欲しかったけど、
化物にとって少女の尻がどれほどのご馳走なのかを表現できててよかった。
0318むむむ2014/10/22(水) 00:19:37.42ID:yYRkKC22
身体を鍛えてるような女の子が闘いに負けたりして食べられちゃうようなのみたいなぁ。下半身メインで
0319名無しさん@ピンキー2014/10/22(水) 01:33:48.66ID:SkgLahJ7
>>318 こんな感じ?

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org90674.jpg

 嵐の中、勇者たちの船に襲いかかってきた魔物の正体は、
この海を荒らす巨大なイカの化物だった。
海棲ながらにして、陸に住む人間の肉を好むこの魔物は、
船が通りかかると、その長い触手を活かし、船上の獲物を絡めとり喰らうのだ。

 船員を狙う触手に対し、真っ先に飛び出したのは、
女戦士だった。しかし、陸の上では歴戦を誇る彼女であっても、
嵐の海の上では、まったくその力を発揮できない。
揺れる船の上では力が入らず、見た目より強靭な触手に
鋼の剣も跳ね返されてしまうのだ。

 一方、魔物のほうは、相手が、これ以上ない美味な獲物だということを、
触手越しに理解していた。レベル差のある魔物からすれば、
敵が現れたというより、ご馳走を見つけたという感覚だった。
魔物は10本ある触手を、他のものには全く構わず、女戦士へ一斉に向ける。
女戦士の身につけていた防具が、一つ、ふたつと剥ぎ取られていく…

女戦士は理解した。これはもう、戦いではない。弄んでいるのだ。
この魔物が、自分をじっくりと味わうための、準備なのだ。
すべての防具も奪われ、最期に剣までも跳ね飛ばされた女戦士は、
文字通り全裸となり、その瞬間よりただの肉と変わった。
まさにあっという間の出来事で、武器を持ち駆けつけた仲間が
見たのは、女戦士が海に引きずり込まれる瞬間だった。

 黒い海の中、魔物の食事が始まる。
魔物がその長い触手の、生え際にある口に最初にくわえ込んだのは、
まだ生きたままの女戦士の尻肉だった。嘴の形にごっそりと肉が削がれ、
その中の臼歯によってゆっくりすり潰され、味わわれる。
女戦士の尻肉は、良く鍛えられた筋肉と、それに負けない脂肪が良く乗って、
見た目よりも高等な味覚をしている魔物の舌を、十分に楽しませる旨味があった。
魔物が長年船を襲って食べてきた獲物の中でも、最高級に美味な肉だ。
続いて、むちむちとした張りのある太腿の肉を味わう。肉の歯ごたえに、
肌の張りがアクセントとなり、これにも喜んでかじりつき、肉を
骨から引き剥がしていく。
デザートにと、これもまた大きい、柔らかい乳房を食いちぎった時には、
女戦士は事切れていた。

勇者たちは貴重な仲間を失いながらも、海を渡り、後に世界を救った。
仲間ともども英雄となった勇者たちであったが、
志半ばで消えていったこの女戦士の名前は、後の歴史にも残っていない。
0320むむむ2014/10/22(水) 18:55:10.58ID:yYRkKC22
>>319名前: むむむ
E-mail:
内容:
>>319ありがとうごさいます!めっちゃ早くできてて驚きました!たまんないっす!しかも絵がだいぶツボです!!ドラゴンと洞窟?の話も好きです!
0321名無しさん@ピンキー2014/10/22(水) 20:00:34.33ID:SkgLahJ7
喜んでもらえたなら良かったです。
洞窟に住むドラゴンの話も好きでいてくれる人がいたならよかったです。
0322名無しさん@ピンキー2014/10/23(木) 10:48:16.77ID:015zzFEn
せっかく大量投下されてるのに一発目が便器ネタだったせいで
連想された某古代インカ超人に頭を占拠されてしまい
イラストも本文も全然印象に残らない…orz
0323名無しさん@ピンキー2014/10/23(木) 18:02:15.57ID:AuTtHMo+
トイレ捕食が好きな人がいたのといい画像があったんで作ったんよ
なんか好きなシチュがあればそれで作るよ 出来る範囲で
0324名無しさん@ピンキー2014/10/24(金) 17:38:15.40ID:G8d8m7Nv
画像が添えられているのがまたいいな
おっぱいがあると違う
0326名無しさん@ピンキー2014/10/26(日) 22:22:29.22ID:t1fS3N7j
ゴブリンとか小さいモンスターとかに食べられてしまうのとかよさそう。食欲旺盛で自分より大きな女の子もたいらげてしまう。
0327名無しさん@ピンキー2014/10/27(月) 00:02:18.32ID:0YKt2wkY
>>326
いらっしゃい。pixivからかな?

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org92893.jpg

英雄譚の影には、数々の冒険者達の末路が隠されている。
今日も洞窟の奥、ダンジョンの中では、仲間とはぐれた1人のダークエルフの女が
小さなゴブリンの群れに捕獲されていた。
武器もなくし、魔力も尽きては、もはやダンジョンの中ではエルフなど、
魔物にとって格好の獲物でしかない。
今まで何百体と、気にも止めず倒してきたゴブリンにやられるなど、エルフにとっては
想像もしないことだったし、自分の最期としてこれ以上に屈辱的なことはなかった。

巣の中、数多くのゴブリン達が、その小さな手で、エルフの柔らかな肉をつまみ、
聞き取れぬ言葉で相談している。間違いなく、それぞれがどの部位を食べるかを
話し合っているのだ。柔らかなエルフの体は、ゴブリンにとっては、
どこもこの上なく美味そうではあったが、特に豊満なその乳房、
次いで張りのある尻や、太腿などが人気のようだった。
何十もいるゴブリン達が、涎を垂らしながらそれぞれ自分の食べたい部位を摘んでいき、
果ては性器の肉まで誰が食べるかが決められていった。

ゴブリンの中でも序列があり、最初に齧りつくのは、位の高いゴブリンからのようだ。
ずっと乳首にしゃぶりつき、味わっていたゴブリンが、そのままかじり取る。
エルフが悲鳴を上げ、それを合図に、一斉に食事が始まった。
やはり最初に食べられるのは乳房からのようだった。沢山の小さな口が、
争うように、エルフの乳房に齧りつき、ひっぱり、柔らかいその肉をむしりとっていく。
胸の形が無くなったと思う間に、次いで後ろからは両の尻たぶに果実のように喰らいつき、
その肉を咀嚼する音が聞こえてきた。
我慢のしきれなくなった他のゴブリンたちも一斉に飛びかかっては、思い思いの部位に齧りついてくる。
もはやエルフは痛みで、自分の体がどれだけ残っているかもわからなくなっていたが、
最後に、自分の性器がぶちりと食べられたと認識したのを最後に、意識を失った。
ゴブリンたちの食欲は旺盛で、ほんの小一時間もたてば、エルフだったものは
小さな血のこびりついた骨に変わっていた。

めったに味わえない美味にゴブリン達は腹をふくらませ、満足しながら、その骨すらを
分けあい、しゃぶりつきながら解散していった。
その場に残されたのは、床に染み付いた血の跡と、破られた微かな衣類だけだった。
0328名無しさん@ピンキー2014/10/27(月) 00:25:29.52ID:sSGY1d7K
>>327そうです!pixivでも読ませてもらってます!絵とか小説つくるのはやくて感心しました!
0330名無しさん@ピンキー2014/10/27(月) 01:07:27.76ID:sSGY1d7K
感想!何匹ものゴブリン美味いところからこぞって食べてる感じがたまらんです!絵のほうはバックで犯してるやつもいますね!犯してから食べるって感じが良いですね!
0333名無しさん@ピンキー2014/10/27(月) 23:51:38.95ID:Z6esQitN
リクエストを募集してるから、細かく要望だしてね。
こだわりがあるなら指定してくれないと、
理想の作品はお出し出来ないと思います。
0334名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 02:38:29.05ID:2di8fzav
下等生物的な怪物に飲まれて消化、排泄とか体外消化とかかなあ
0336名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 23:42:38.03ID:Ox1HAvbZ
喧嘩の前に踊り子食べよう。が良かったです!やっぱり尻とか腿が美味いんだろうなぁ。ドラゴンはやはり王道ですね。
0337名無しさん@ピンキー2014/11/02(日) 09:09:14.82ID:uVzsfHm/
いじめっ子の女といじめられっ子の子供ドラゴンの話とかどうでしょう。子供ドラゴンがいつものように女の子にいじめられてて、寝技とかなんか密着したときにいじめっ子の女の子の匂いとか汗に食欲を覚えて、本来のドラゴンの本能に目覚めてしまう。みたいな。わかりにくいかな
0340名無しさん@ピンキー2014/11/07(金) 01:53:02.69ID:AdLl8o/g
オーブンからあたしの裸身が引き出される
犯されて身体を解体されるまでの苦痛に満ちた時間を経て頭部を切り落とされたあたしに感覚はもうない

ただ、一時間前まではあたしのものだった体が料理となって頭部以外が料理として再会しつつあるのを眺めるだけだった
持ち主のあたしでさえ見たことのない内臓は煮込まれて大きな皿に乗せられている
あたしの胴体はさっきオーブンから引き出された
そして、手を加えられていないあたしの頭部が料理の飾りつけとしてあしらわれる
もう、私は人ではなく肉であり料理なのだ

動くことも歩くことも話すこともできないまま異星人に食べられるだけの料理
食べられた後はこうして残った頭部も骨もゴブリンに食べられる
それで私の人生も終わるのだ

私は家族の借金のカタに自分の体を売った
その結果として家族を救える金と引き換えに私はブラックマーケットで売られて再生することもなく食べられる

ブラックマーケット

本来ならクローン再生が行われるはずの食肉少女と違い生身の人間を取引する市場
違法であるのだがその肉を欲しがる異星と女性の肉以外に得るものを持たない地球の立場の違いゆえに半ば放任されたまま公然の秘密として存在している

そんなブラックマーケットで私は売られて食べられる
他にも拉致されたり騙されたりもっと理不尽な理由で肉になる娘もいた
それに比べたら自分で納得しただけましだ
そう自分に言い聞かせていた


料理となった自分が食卓まで運ばれる
運んでいるのはきちんとしたウエイトレスの服を着た自分と同い年くらいの娘
片方は服を着て人として生きているのに自分は料理となって食べられる
その違いに理不尽なものを感じる
なぜ私が、私だけがこんな目に合うのか
0341名無しさん@ピンキー2014/11/07(金) 01:54:32.38ID:AdLl8o/g
目の前の調理された女性の体を大きなナイフで切り裂いては皿に乗せて異星人にふるまう
「さあ、ちょうど食べごろですよ。太腿の肉をもっと切り分けますか?」
太腿にナイフを突き立てては解体していく
本当は罪の意識とか感じてもよさそうだけど、もうそんなのは慣れてしまって目の前の裸の娘には何のも感じなくなってる
あたしはこのレストランで働く女子高生
バイトだけど実入りがいいから結構長くやってきてる
最初は料理された同い年くらいの女の子を切り分けるのに抵抗とかあったけどすぐ慣れた
「え?子宮もほしい?わかりました。今から切り分けますね。うわ〜おいしそう」
お腹を切り開いて湯気を立ててる女の子の臓器を引き出し取り分ける
一人にひとつしかないものだから本当は貴重な部位なんだけどこのお客さんは相当のお得意さん
だから無理は聞いてほしいといわれてるので二つ返事でソースをかけて皿に盛りつける

目の前で裸で料理となって横たわっている娘だったものを見ても何も思わない
だってブラックマーケットで売られてこうして食べられる娘って自分から肉になるのを望んでる娘ばっかり
だったらちゃんとこうして料理として扱うのが正しいことじゃないの?
あたしはそう思う
だからこうして太腿の肉に子宮をもりつけて異星人に渡しても料理をとりわけしてるのと変わらない感情しかわかない

え?あたしがこうなったら?

嫌に決まってるでしょ
死んだ後にこうやって裸を晒して体をバラバラにされて食べられるなんて
だからなんでこうやって食べられたがる娘がいるのかあたしにはわからない
ここで扱うのは自分の意志で食肉になるのを選んだ娘ばかりと聞いている
とびっきり綺麗な娘も少なくない
ああ、もったいないな。こんなおっきいおっぱいなのに…
でも、好きでこうなったんだから仕方ないか
乳房を切り取るとじゅわっと脂が出てくる
美味しそうにそれを見る異星人に愛想をふるまいながら乳房の肉を皿に盛りつけた
あれ?店長がさっきの異星人と何か話してる?
またいつもの週末のゴルフの話かな?

「お疲れ様でした〜」
あたしは仕事を終えて着替えに向かう

ロッカーを開けて…
不意にあたしの口に何がを押し当てられた
むぐっ…むぐぐっ…

抵抗したけど急に意識が遠くなっていく…
0342名無しさん@ピンキー2014/11/07(金) 01:55:07.82ID:AdLl8o/g
ゴウン…ゴウン…

意識の底に響く音で目が覚める

ここ…どこ…?

おぼろげによみがえる意識の中で徐々に回復しつつある感覚
視界が開けると、あたしはステンレスの台に手足を縛られて横たえられているのに気づいた
「え?なんで?なんで?あたし…もしかして?」
全身を冷たい風が撫でる感覚、そして動かない体で必死に視界を動かして映る自分の裸身
もしかして…ここは?
(え?ここってうちの厨房?なんであたしこんなとこに?助けて)
必死ででしゃべろうとするが声にならない
あたしを取り囲む異星人たち
大きな包丁を持った異星人たちが自分をどう見ているかは視線で明らかだった
「あたし…食べられるの?」
異星人の一人が動かない体に調味料を擦り込む
恐怖におびえるあたしの目の前にかざされた包丁があたしの喉元へ向かった



この日のディナーのメインディッシュが出る時が来た
「さあ、今日のメインディッシュは昨日までここで料理をふるまっていた江藤恵美です。
恵美さんは調理される寸前まで自分が食べられることを知らされてませんでした。
ですのでこちらの頭部も自分が食材になることへの恐怖と驚愕があふれています。
恐怖感がもたらす美味を是非ご賞味ください。言うまでもないですが、この娘が昨日までのウェイトレスであったことを今日のウェイトレスは知りません。
なにとぞうかつなひとことにはご注意を…」
0343名無しさん@ピンキー2014/11/07(金) 01:55:40.39ID:AdLl8o/g
挨拶が終わるとウェイトレスが綺麗に料理された裸の胴体と手足を運び入れた
そして、彼女の裸身は恐怖の表情を浮かべる彼女の目の前で食べられていった。

彼女を注文した異星人は綺麗に調理された太腿を口に入れる
昨日まで生きていた娘の肉は弾力を持って異星人の咀嚼を受け入れるが、あるところで抵抗がぷつりと途切れて肉に食い込む異星人の歯を受け入れる
それと入れ替わりに彼女の肉から受わっと肉汁があふれ出る
食肉のために育成された食肉少女と違う純粋な女性の味に満足した
そんな異星人を驚愕の目で見下ろす頭部を見ながら異星人は乳房を口に含む
期待通りふくよかで柔らかな乳房はマシュマロのように異星人の口の中で変形しては乳房を構成する脂をじゅわっと溢れ出させる
太腿と乳房に続き内臓に手を伸ばす異星人は自分の胃袋の許す限り彼女の命と肉体を味わっていた

その横に控えるウェイトレスは昨日までの同僚のお腹を切り開いては湯気を立てる内臓をふるまう
ウェイトレスの中でも彼女が昨日までの同僚であった者はいないし、先の挨拶を聞いていたものもいない
みんな目の前で料理となった女性が自分から志願して肉になったと思っていた
だから、目の前に引き出された料理についても特別な感情は持たなかった
「この娘も可哀そうにね。死んでからもこんなふうに体を食べられちゃうんだから」
その声を動かぬ表情で聞く頭部は調理の際に使われた薬剤の作用で意識を残していた

昨日まであたしが着ていたウェイトレスの制服に身を包んだ娘が皿に乗ったあたしの体をバラバラにしていく
まさかあたしがこんな目にあうなんて…
包丁で腹部を切り裂かれて内臓を引き出され、調味料を空洞となった腹部に擦り込まれる
そこまでの苦痛を動かぬ体は必死に受け止めるしかなかった
その苦痛の果てに頭部を切り落とされる瞬間、あたしは死への恐怖で一杯だった
その表情のまま頭部を切り落とされ、その瞬間あたしの体から感覚が遮断された
そのまま死ぬのかと思ったらどうしたわけか意識だけはそのままに調理されて変わり果てたあたしの身体と内臓が食べられるのを目の前で見せられた

ああ…今まであたしがふるまってきた女の子もこんな感じだったのか…
もう思い出しても仕方のない思いとともに苦痛の果てに人間でなくなった自分を無心の笑みで切り裂くウェイトレスが恨めしく思えた

こうしてウェイトレスの肉体が異星人にたべられ終わるころ、娘の意識も消え果てていた

その頃他の異星人が店主と話をしていた
「あのウェイトレスさん。美味しそうだよね。食べられる?」
「そろそろ肉質も食べごろと思いますよ。明日あたりどうですか?」
0346名無しさん@ピンキー2014/11/07(金) 21:53:59.97ID:bZ8ILhWy
シリーズものはとてもいいね
食べ物になるまでの過程がこの上なく手が込んでるところが素晴らしい
0348名無しさん@ピンキー2014/11/08(土) 16:15:02.88ID:Z71F8IFz
いつもここの作品を楽しみにしてるよ
職人さんありがとう
0349名無しさん@ピンキー2014/11/15(土) 11:46:06.10ID:kcl9D5EB
職人さんこないなぁ…。お腹が空いたよう。
0351名無しさん@ピンキー2014/11/18(火) 23:04:48.11ID:FAhURqCj
最終的に女性が化物に食われればいいわけだから、いろんなシチュを書けそうだよね
服を着た人々の中の食物として全裸の女性(たち)とかCMNF的だし、機械に捕食されるとかも変則的にOKなのかな?
一人の心理を細かく描くのとは逆に、文章だと比較的容易だから大勢の人を出して一人一人を軽く扱うのも嗜虐的

直接ここのテーマにつながる情報じゃないけど、SSを書くときの参考になりそう
ttp://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-753.html
0353名無しさん@ピンキー2014/11/29(土) 22:32:04.02ID:curJQbW2
参考:ttp://www1.odn.ne.jp/~ccb07360/index2.html
内容は主にカニバなんだけど、巨大生物や怪物に食べられる作品もある
0357名無しさん@ピンキー2014/12/01(月) 00:02:00.85ID:bT047X7h
不定形なのも小さいやつなのも大きいやつなのも
人間っぽいのでも哺乳類でも爬虫類でも虫でも
それぞれ良い所がある
0358名無しさん@ピンキー2014/12/01(月) 20:38:57.87ID:AwJv0GrS
>>357
>>1にあるWikiの作品前に読んだけど、たくさんの小さいやつに食われる話って
あんまりなかったような気がする。想像するとグロいけどね
0361名無しさん@ピンキー2014/12/07(日) 14:42:37.28ID:cQbS40Py
貧乳が悩みの女の子が巨乳にしてくれる神様に巨乳にしてもらった報酬に乳房を喰われるのとか
0364名無しさん@ピンキー2014/12/14(日) 00:32:25.80ID:pP1XsS3v
サルガソさん新しいの読みたいよー>_<
0365名無しさん@そうだ選挙に行こう2014/12/14(日) 16:55:56.78ID:zN1LqlCm
最高ですよね
0366名無しさん@ピンキー2014/12/14(日) 22:24:47.82ID:zN1LqlCm
都市伝説

《いらないなら》

もしこれを読んだあなたのおっぱいが大きいなら是非気を付けていただきたい。

もし、道を歩いていて

女性「胸が大きくたって、ろくなことがないわよ。誰かにあげたいくらいよ(笑)」

などと言った日には覚悟して下さい。

女性「……気のせいかしら?」

そんな台詞を言ってしまった女性が仕事帰りの夜道を歩いていたが、後ろから聞こえた物音に振り返るが何もなかった。

そして、再び歩きだそうとした時

「すいません」

女性「っ!?な、何よ!」

いつの間にか背後にいたフードを目深に被った見るからに怪しい男がいた。

「脅かしてすいません。一つお聞きしたいことがありまして、いいですか?」

女性「な、何が聞きたいのよ?」

女性はすぐさま逃げれるように構えて聞いた。

「ありがとうございます。昼間に聞こえたのですが…………………………………………その乳房いらないんですよね?だから、貰ってもいいですよね?」

女性「(ゾクッ)……っ!?なんで動けないのよ!?」

フードで見えないが嫌な笑みの気配に即座に逃げだそうとしたが、何故か体が動かなかった。
0367名無しさん@ピンキー2014/12/14(日) 22:25:51.28ID:zN1LqlCm
「あぁ、無駄ですよ。私の数少ない特技でして。自分で言った台詞には逆らえないようになってます」

そう言いながら、男はフードを取る。いや、それは男とは呼べない風貌だった。

口は犬のように長く、そこから覗く歯は牙のように鋭く、耳はピンとまっすぐに上に伸び、その姿は物語で描かれる狼男のようだった。

「最近の人間は理解に苦しむことばかり言ってますが、私にとっては嬉しいことですからいいですかね」

狼男はそう言うと硬直している女性のブラウスごとスーツを掴むと破った。

女性「い、いやぁぁぁぁっ!?」

「おぉ、これは形、大きさ共に素晴らしい肉ですね。今から食べるのが楽しみですな」

女性「た、たたた食べる!?」

「えぇ、そうですよ。こんな美味そうなものがいらないなら貰って食べてあげますよ」

狼男はそう言うと自分の口よりも大きな乳房を口に咥えて味わう。

女性「っ!?い、いやーーーーっ!?お願い食べなで!」

「柔らかいけど、しっかり弾力もあって美味そうだ」

女性「お願いします!食べなでぇぇぇ!死にたくない!」

「あぁ、安心して下さい。私、人間の乳房にしか興味ありませんので」

それで安心できる人間など誰もいません。
0368名無しさん@ピンキー2014/12/14(日) 22:26:49.71ID:zN1LqlCm
尚、叫ぶ女性に狼男は味見を止める。

「なら、質問に答えてくれますか?」

女性「えぇ!何でも答えます!」

「そうですか。今まで、食べたどの人間の乳房よりも大きいのですか、サイズはいくつなんですか?」

女性「Jカップよ!これでいいの!?」

「Jですか。納得のサイズですな。うむ、確かに食べた中で、一番大きいと覚えておきますよ」

女性「……え?」

女性は突如、軽くなった自分の胸に疑問を感じ胸元を見る。

そこにあったはずの乳房がなくなっていた。

そして、何かを咀嚼する狼男の口から零れ落ちた真っ赤な何かを認識した瞬間


女性「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?いだいいだいいだいぃぃぃぃぃぃ!?」

狼男はグチャグチャと美味そうな顔をしながら母性の象徴だった乳房を咀嚼してゴクリと飲み込んだ。

「これほど食べごたえがあって、脂が美味乳房は初めてですよ。もう片方も貰いますね?」

女性「っ!?いや!やめでやめで!もう食べな……がぁぁぁぁぁあ!?」

言葉の途中で乳首が噛み千切られた。

「さっきは味わえなかったので、単品で貰いますよ。うーん、コリコリとした歯応えが病みつきになりやすね」

女性「誰がだずげでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

「食事中に騒がしい方ですね。なら、最後は自分でお願いしてもらいましょうか」

狼男はそう言うと泣き喚く女性の顔を掴み自分の顔に向けた。

すると

女性「あ……あ……わ、私のいらない乳房をお腹いっぱい食べて下さい!(なんで!?口が勝手に!?)」

泣き笑いを浮かべて女性は残った乳首が取れた乳房を両手で持ち上げて柔らかさを狼男にみせつけるように揉みしだく。

「フフフ、では遠慮なくいただきます」

狼男は今度はゆっくり味わう為に一口ずつ食い千切り女性ならでは甘い果実を食した。

「ご馳走様でした」

狼男は満足そうにそう言うと乳房があった場所から血を流して放心状態の女性を置いて歩きだした。

女性は確かに自分で言った通り、邪魔だと言った乳房をあげることになりました。

皆様をお気を付けて下さい。
0370名無しさん@ピンキー2014/12/15(月) 00:24:07.92ID:Old6YAJz
読んだけどストレートな内容で良かったと思う。
あとは文章がこなれてくると良いね。
具体的に言うと、会話文以外の部分に句読点が抜け気味だから、
入れるともっと良くなると思う。
もっといろいろ作品が読みたいな。次回作を期待してます。
0371名無しさん@ピンキー2014/12/15(月) 00:33:34.61ID:2QKUoIC1
面白い!
0372名無しさん@ピンキー2014/12/15(月) 02:32:11.24ID:uUSvG/ci
感想ありがとうございます!

地の文の修正っと_φ(・_・

次は何を書こうかな(笑)
0373名無しさん@ピンキー2014/12/17(水) 00:33:22.23ID:I/tyl2Zh
繰繰れコックリさん
ヒロインがカレー鍋から伸びた触手に引きずり込まれ
助け出されたときには巨神兵やブロリーばりに溶けていた
0374名無しさん@ピンキー2014/12/17(水) 20:14:43.04ID:pVZ5Dntt
本来は弱者、自分よりも小さいものに屈辱的な食べられかたする。そんなシチュエーションが興奮する。
0376名無しさん@ピンキー2015/01/01(木) 20:39:06.21ID:hM9mPBfR
>>375
あけおめ
正月というと獅子舞かな。それとお餅
門松もなんか使えそう

ソフト探してみた。ちょっと書いてみようかなという人のために
ArtOfWords
ttp://rec.phpapps.jp/artofwords/
yWriter
ttp://blenmicomicopo.o-oku.jp/institute_ywriter_index.html
StorYBook
ttp://news.mynavi.jp/articles/2009/02/24/storybook/
シナリオエディター2
ttp://www.vector.co.jp/magazine/softnews/140418/n1404181.html
Scrivener
ttp://sanmarie.me/word/how-to-scrivener/
0377名無しさん@ピンキー2015/01/20(火) 15:20:18.51ID:uQtMNVec
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org134931.jpg
スレが進まないから久しぶりに作ってみた
一応>>374のシチュのつもり
0378名無しさん@ピンキー2015/01/20(火) 16:21:45.25ID:uQtMNVec
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org134942.jpg
女性からの視点も欲しいって言われた気がしたので女性側の一人称で。
0379名無しさん@ピンキー2015/01/20(火) 16:50:53.32ID:uQtMNVec
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org134950.jpg
女性側のセリフもいれて命乞いネタ
0382名無しさん@ピンキー2015/01/31(土) 15:46:19.81ID:V8hkueCL
女性視点の話もいいものですね。次は無理矢理喰われ話が読みたいです
0383名無しさん@ピンキー2015/02/08(日) 08:54:17.10ID:mALk2R2c
>>377-380
シンプルでいいですねえ
でも、画像だとあとあと読めなくなるのが難点

昔、氏賀Y太氏のサイトに「猟奇小説投稿掲示板」があって、そこに参考になりそうな小説があったようだけど
今は閉鎖しちゃったんだなあ。
保管庫
http://dokudokuhokanko.h.fc2.com/cont/frame.html
この中だとNISE氏の作品が好き
0384名無しさん@ピンキー2015/02/24(火) 12:40:14.22ID:PxyRMCJ3
0387名無しさん@ピンキー2015/02/28(土) 07:38:25.24ID:u8CpnLwQ
ちょっとSSを書いてみようとしたけど難しい
論理的な文章を書くのは慣れているけど文学的な文章はまだまだだな

>>386
一応こういうところがあるという紹介
3月3日以降どんな状況になるかわからないから
0388名無しさん@ピンキー2015/02/28(土) 10:03:31.78ID:ZmF8lR6q
楽しみにしてるから頑張ってね
文章は自分のものをちゃんと読み返しさえすれば、ちゃんと人が読めるものができるはずだよ
0391名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 21:05:47.90ID:0Kc3jYGe
過去にこのスレに投下されたSSの設定をお借りして考えてもいいのかな?
0392名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 23:51:26.43ID:PlYJEVtf
悪いわけがない
0394名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 03:37:26.73ID:bdUCyubO
何も見えない世界

粘液が少しずつ体を浸していく
頭の中は半ば蕩けながら全身が伝える鋭く小さな苦痛とそれを包む大きな快感を受け入れていた

あたしは今巨大な食虫植物の中にいた
「獲物を消化液で動けなくして溶かしながら食べていく」
この外であたしが食べられていくのを見ているはずの白衣の男はあたしが取り込まれているこの植物についてそう説明していた

あたしは平凡な女子高生だった
友達の由佳と一緒に「新製品モニターの高給アルバイト」とこの研究所にいくまでは
そこで応接間に通され説明を受けた時に勧められたお茶を飲んだら、急に意識が遠くなって、
気がついたらこの植物の前で友達、そのほかの女性たちと一緒に全裸で転がされてた

といってもみんな拘束されてたわけではない
しかし、誰もこの部屋から逃げようとはしなかった。できなかった。
まず自分が全裸であることに驚き、続いて目の前の植物に驚き、最後にその植物が放つ香りに驚いていたからだ
この植物が放つ香りをかぐだけで急に大きく口を開けていた葉っぱに身を投げ出したくなる衝動に駆られるのだ

部屋は巨大な窓があり、あたしたちを見る白衣の男がいるのがわかった
全員が戸惑いながら意識を取り戻したとき白衣の男は今の状況を説明した
目の前の植物は人を食料とする人工培養された新種の植物
あたしたちはそれが人間をどう食べるかの「モニター」だった
0395名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 03:38:00.60ID:bdUCyubO
しかし、すでに部屋に充満していた植物の香りに浸されていたあたしたちはそれを聞いても逃げようと思えなかった
ひとり、またひとりとふらふらと体を植物の葉に横たえては葉に全身を包まれていった
その中で何が起きているかはあたしの今の状況がすべてを物語っていた
全身が炭酸水に浸されているかのようにピリピリしながら痺れていく
そして、それとともに全身からくすぐったいような不思議な快感が伝わる
さっきの香りと合わせてあたしの頭の中は少しずつ蕩けていった
それでも残った理性で何とか逃げようと右腕を動かそうとしたら腕の肉がボロリと崩れて腕から強烈な痛みが伝わった
あたしの身体は自分が思っている以上にこの植物の消化液に浸されていることを理解した

肉の崩れた腕はもう自分の意志では動かなかった

逃げられないことをあたしは悟った
だったら…このまま快感に身をゆだねるしかない

そしてたゆたう快感に身を委ねた



しかし、その時間は急速に途切れた



ドサッ

突然回復した視界

そこには半ば消化液に溶かされた状態の由佳たちが身を横たえていた
みんなよろよろと動こうとするが思うように体が動かない
あたしみたいに手足を溶かされて動かない人ばかりだったからだ

巨大なアリとハチが女性を取り込んだ葉っぱを切り落としていた
切り落とすとともに葉っぱが落ちて中にいた人が投げ出されていく

巨大なアリのような虫とハチのような虫はそうやって何匹も植物に群がっていた
大きさは1m位で頭にはアリのような虫には大きな牙があり、
ハチのような虫には電柱ほどの太さのストローみたいな口があった

女性を取り込んだすべての葉っぱを切り落としたアリとハチはこちらに顔を向けて向かってきた
0396名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 03:38:51.18ID:bdUCyubO
何をしようとしてるか直感的に理解した
みんな逃げようと体を這わずがうまくいかない

虫たちからいちばん近いところにいた由佳は必死に足で立とうとする
すでに腕や足の肉の一部が溶けて乳房は片方がどろりと落ちていた
しかし、残った消化液に浸された足の肉が溶け落ちてた瞬間バランスを崩して転倒した
そこに巨大アリが群がり足を噛み千切る
太腿の肉やふくらはぎ、半ば溶けた足が噛み砕かれながらアリたちに食べられていく
由佳は絶叫を放ちながらはい回る
そこに巨大なハチが片足を失った由佳の股間に巨大なストローを突き刺す
由佳は腰をハチの足に捕えられて何度も何度もストローに体を突き上げられていく
半ば溶けた乳房や腕の肉が溶け落ちてはアリが食べていく
そして、ハチが一瞬身を震わすと由佳の胴体が風船のように膨らみ、次の瞬間じゅるじゅると吸い上げられていった
由佳の内臓をハチが吸い上げていったのだ
内臓を吸い尽くされた由佳はそのまま投げ出されてアリにバラバラにされていった

逃げなきゃ

あたしは必死に身を這いまわらせる
消化された肉が落ちる苦痛など構ってられなかった

みんな少しずつ虫たちから逃げようとしていたが、一人また一人とアリやハチに捕えられていった
部屋の中は絶叫で満ちていく

あたしはすでに右腕が溶け落ちて両足も思うように動かない
体をねじらせたら両膝の肉が骨が見えるまで溶かされていた

残る片腕で芋虫のように身をよじらせるが、そこにアリが襲い掛かった
露出した尻にアリの牙が突き刺さった
「ああっ!!助けて!」
必死に叫ぶが、アリは瞬く間にあたしのお尻をかじり取った
続けて右足の付け根の肉も噛み千切られた
すでに骨でつながってるだけだった右足がボロリと体から離れていった
「ああ…あたしの足が…」
右足を失ったあたしは必死に残った左腕と左の太腿で這おうとするがもはや体は右に回ることしかできなかった
もう一匹のアリがそこにやってきて左足を膝の下から噛み砕いた

もうあたしは歩くことが永遠にできなくなったんだ
ちぎられた左足を掲げるアリを見ながらぼんやりそう思っていたら突如大きな衝撃が襲いかかった

ハチだ
0397名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 03:39:32.51ID:bdUCyubO
尻肉を失った腰をロックされたあたしの体はすごい力で反転された
目の前にあたしの股間に口を突き刺したハチの顔が見える
あたしはそのまま掲げあげられた
両足と右腕のないあたしの裸身は溶けた肉を散らしながら高く掲げられる
一瞬ガラスの向こうにいた白衣の男と目があったがその次の瞬間重力であたしの体はハチの口に貫通された
「けふっ」
息が漏れる
そしてあたしのお腹の中で感じたこともない感覚が襲う
ハチはその体勢のままあたしを何度も突き上げる
一突きされるたびにお腹の中に熱い何かがまき散らされる
あたしの内臓が溶けていくのを感じる

一突きされるたびにあたしの内臓がかき回され、溶かされる
本当なら気絶しそうな苦痛なのだろうがさっきあたしを溶かした植物の消化液のせいか今体内にまき散らされてる
ハチの消化液のせいかむしろ奇妙な快感の方が苦痛を上書きしていった
突き上げられると溶けた内臓がたぷたぷとあたしのお腹を揺らす
溶け残った腸や子宮がそれとともに体の中でどろどろした液体に変わっていく

あたしの呼吸が少しずつ弱っていく
肺が溶けているんだ

もうすぐ心臓も肺も溶けてあたしは死んじゃう…

そう思った瞬間あたしを貫く上下動が止まる
じゅるじゅるじゅる…
身体の中身が急速に吸い上げられはじめた
「ああ…」
小声で声を漏らすのが精いっぱいだった

あたしが食べられているという事実が実感を持って伝わってきた

失われていくあたし

空っぽになって行くあたし

それを実感しながら視界が急速に暗転していった


何も見えない

何も聞こえない

でも、あたしの残った体をアリの牙がバラバラにしていくことだけはなぜか感じることができた

あたし…死んだんだ…じゃあ…この感覚…いつまで続くのかな…

永遠に続くかのような暗闇の中で由佳の声がこだまする

「由佳?由佳なの?ここ、どこなの?」
由佳の声はそれにこたえるように言った
「ここは・・・」
0398名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 03:39:47.17ID:bdUCyubO
そのあと突如視界に光が戻った

「あ、よかった。ず〜っと目覚まさないかと思ったよ」
目を覚ますとそこはさっきの研究所の応接間だった

え?由佳?さっきのアリやハチは?

「何言ってるの?ここでお茶飲んでからあたしたち突然倒れちゃってこの人たちに介抱してもらってたんだよ。
あたしは先に目を覚ましたけど、あなたぜ〜んぜん目を覚まさないんだもの」
そういいながら由佳は白衣の男たちに何度も頭を下げていた

じゃあ、さっきのは…夢だったの?


あたしと由佳はそのあと何種類かのジュースをモニターして感想を書いた後バイト料をもらって研究所を後にした

白衣の男はそのまま研究所の奥の部屋に行き、巨大な植物の周囲でうずくまっているアリとハチを見つめていた
「やれやれ、人間以外の栄養補給手段を持たない食虫植物と人間以外の餌のないアリにハチにあんな使い道があったとはな」
白衣の男はスイッチを操作してアリとハチを別室に戻す

翌日

白衣の男は植物の根を掘り金色の塊を掘り出した
「人間の栄養をもとに生み出した塊根を精製したら美容液ができる。そして…」
塊根を取り込んだ白衣の男はつづけてアリとハチのいた部屋に行き、そこに全裸の女性が何人も寝転がってることを確認した
「食べた人間の遺伝子でそっくりな人間の抜け殻を作るアリとハチと。我ながら奇妙なものを生み出したもんだ」
白衣の男は見た目に反してジャケットのように軽い抜け殻を部屋の外に運び出した

塊根は美容液になり、抜け殻は中身を詰められ高級ダッチワイフに加工された

「あの植物は自力で女性を取り込むけど閉じ込めておかないとどこまでも女性を取り込んで自壊するし、アリとハチは自力で獲物を取るには動きが鈍すぎる。
だからあの植物に食べてもらわないと生きていけない。つまり、この植物とアリとハチが共存してこそお互いに生きていけると」
白衣の男はそういいながら目の前の巨大なカプセルに目を落とす
「そして、それを維持しながら社会を混乱させないための私のクローン技術があるがゆえに世の中は混乱せずに成り立ってる。つくづくうまくできてるものだ」
そういいながらパソコン画面に向かってキーをたたく
昨日取りこんだ娘で作った美容液とダッチワイフの注文を確認するためだった
0399名無しさん@ピンキー2015/04/29(水) 10:18:35.46ID:7/Px5wsz
溶かされながら食べられるっていうのがあたらしい
そしてエロい
新作を有り難う
0400名無しさん@ピンキー2015/05/01(金) 19:36:54.15ID:fOf+ieHO
やっと規制が解除されたので書き込み
丸呑みと消化と食いちぎりが全部詰まってる感じでいい!
なんだかんだ誰も不幸になってないのも優しくていいなあ
0401名無しさん@ピンキー2015/05/05(火) 20:06:55.58ID:omDIpobs
植物に食べられる展開かと思ったら虫に食べられてた
どっちにしろGJ
0404名無しさん@ピンキー2015/06/03(水) 01:30:54.01ID:YAcumiSp
「命の授業」

「何?これ。今朝にはなかったよね」
壁に貼っていた今日の時間割に見たこともない授業が書き加えられていた
本当ならすべての授業が終わっているはずの今、時間割りに書き足されていた謎の授業
「本当だ。でも、こんな授業今までなかったよね」
「命の授業?また何か変な話でも聞かされるのかな」
「え〜、一日終わりだと思ったのに?」
放課後のクラブ活動や帰宅の準備にかかっていた女子たちがそれをみて集まりだした
「誰かのいたずらかな?お〜い、男子。この時間割に何かした?」
委員長の今日子がクラス中に声を響かせるが教室には男子は一人もいなかった
「あれ?男子はどこへ行った?」
「確か副委員長に連れられて職員室へ行ったみたい」
そういっていたら男子がぞろぞろと帰ってきた
「ねえ、この時間割知らない?」
しかし、男子たちは誰も彼女たちの話を聞こうともせず黙々と席に座った
「変なの。なんか不気味」
口々にいっていたらチャイムが鳴った
「え?本当に今から授業始まっちゃうの?」
時間割に集まっていた女子もめいめいに席に着く

そして、教室を開けてやってきたのは黒ずくめの服を着た女の先生だった
「ねえ、見たことある?あの先生」
「ない。美咲は?」
「私も知らない」

口ぐちに言うのをよそに教壇に上がった先生は話し始めた
「命の授業ということで、ここで皆さんには命のありがたさ大事さを学んでいただきます」
女子たちはこの切りだしを聞いてだれた表情を浮かべた
どうせこの調子だと紋切り型の説教でも始まるのかと誰もが思ったのだ
その一方男子は無表情で誰も一言も話さず先生の話を聞いている
「皆さんが生きていくうえで食べている野菜やお肉お魚。これらも元は命です。
食べるとは命をいただくということと同じです。しかし、そういっても実感ではわからないことでしょう」
板書しながらそこまで話した先生はこちらを向いた
「そこで、今日は皆さんにクラスメイトを食べていただきます」
0405名無しさん@ピンキー2015/06/03(水) 01:31:45.19ID:YAcumiSp
その一言で教室の半分はざわめいた
「男子の皆さん。立って」
そう言われた男子は一斉に立ち上がった
「では、女子を食べる体になってください」
まるで着替えでも促すかのように先生が言うと男子生徒は皆服を脱ぎ始める
女子は誰もが困惑しながら目の前で男子が裸になるのをある生徒は目をそらし、ある生徒は横目で凝視しながら見ていた
そして、全裸になるとともにその姿が粘土でもいじるかのように変化しはじめた

全身が毛でおおわれ始め、太った男子もガリガリのオタクタイプの男子もオリンピック選手以上のがっしりした体に変わる
何より変化したのは頭部だった
口が大きく裂けるとともに鼻づらが前へつきだし、耳は頭の上へ移動していく
全身が褐色の毛で覆われたらもはや全裸であることを誰も意識しなくなった
そこにいたのは二足で立つ巨大な狼の群れだったのだ

女子生徒は逃げようとするがそこで体が動かなくなっていることに気付いた
「何?これ?体が動かない?」
「女子の皆さんの体は私が拘束しました。私の指示があるまで首から下は動かすことができません。
それでは男子の皆さんも変化が終わったようですのでさっそくクラスメイトを食べていただきます。
各自一名を食べていただきますので食べたい女子の前に行ってください」
騒然とする教室
オオカミとなった男子はめいめいに体の動かぬ女子生徒の前に行った
「ママ、助けてえええ!!」
「お願い、食べないで!何でもするから」
「ヒロ、冗談でしょ?あたし食べられたくないよ、助けて」
泣きながら怯えた声で絶叫が響く
誰もが目の前の変わり果てたクラスメイトの姿と自分を見る目に「食べられる」という冗談抜きの恐怖を覚えていたのだ

「男子生徒の皆さんはこの授業の前に体の自由と理性を奪ってますが感覚は伝わります。
自分の本能的な欲望の赴くままに食べたいクラスメイトを指名していますが、目の前で食べられるクラスメイトの姿は見えているはずです。
恐怖におののくクラスメイトに命の重さを感じていただきながら皆さんにはクラスメイトを食べていただきます。まずは副委員長から」
指名された副委員長は委員長の前に立っていた。
0406名無しさん@ピンキー2015/06/03(水) 01:32:39.62ID:YAcumiSp
「では委員長の体を自由にします。委員長を指名したのは副委員長1人なので思う存分食べてください」
そういったとたん委員長は糸が切れたように椅子から崩れ落ちた
そして、必死に逃げようとする委員長をオオカミと化した副委員長が追いつめた
唐突に体の自由を取り戻したばかりの委員長はあっという間に捕まって頭部を噛み砕かれた
悲鳴が響く
頭部から血を流して制服を赤く染める
「副委員長、今口の中で委員長の命が消えてしまいました。その感覚が命の重さです。
まだ委員長の体は残っています。委員長に感謝しながら残りの体をいただきましょう」
言われるまま副委員長はだらりとうなだれる胴体を床に寝かせた。
それから制服や下着をはぎ取って乳房や腹部を副委員長はむさぼっていく
教室の床が血に染まる
教室のだれもが涙を流しながら委員長の体が食べられていくのを見ていた
腹部から臓器が引き出され、下着をはぎ取った後の血をまとった腰が骨とともにゴリゴリ噛み砕かれていく
もう、委員長の名残は血まみれで捨てられた制服と噛み千切られた四肢しか残っていなかった
「女子の皆さんには食べられることで自分の命が誰かの糧になることを実感していってください
委員長は自分の命をささげながら食べられる実感を味わっていたはずです。
これからは皆さんがそれを味わう番です」
残った四肢を食べつくすと副委員長はそのまま席に戻っていった
「今日子ぉ…」
今日子の親友だった美咲が涙をボロボロ流しながら言った
もう、今日子はここにはいなかった
副委員長のお腹の中に人ではない肉として収まってしまったのだ
それは美咲たちの運命でもあった
0408名無しさん@ピンキー2015/06/05(金) 22:21:21.96ID:Vzj2C7Rb
期待age
0409名無しさん@ピンキー2015/06/06(土) 03:05:19.06ID:TN0Mnq/H
「では、次は…」
それから一人ずつ女子生徒が拘束を解かれては狼に食べられていった
2人の男子に指名された女子は2人の狼に食べられた。
委員長のように頭を噛み砕かれた生徒もいたが、そうでない生徒もいた
頭部以外から食べられた生徒は苦痛に悶えながら絶命するまでの間を過ごすことになった

足を食べられながら必死でもがきつつ自分の腹部を裂く狼に消えそうな声で懇願する生徒がいた
「おねがい…もう…一思いに殺して…痛い…痛いよ…」
彼女は両足を失い腕を千切られそうになりながらも意識を弱らせながら浅い呼吸をつづけていた。
引き裂かれた腹部から自分の子宮や卵巣が引き出されていく。
自分の女性の部分が目の前で食べられる。
そのまま彼女の瞳から光が消えた

彼女が息絶えた時に彼女に残っていた体は頭部とボロボロに噛み千切られた胸部の上半分だけだった
狼はその瞳を引き出して口の中で転がした

それをみた女子生徒たちはおびえ切った表情のまま空えずきを続ける
本当なら嘔吐してしまいかねない光景だったが動けない首から下は自身の意思に反して全く動かず嗚咽だけが響く
0410名無しさん@ピンキー2015/06/06(土) 03:13:06.73ID:TN0Mnq/H
クラスの中でも美人として有名だった真奈美は最多の6人から指名された
彼女は二人に下半身を抑えられながら股間と太腿を、上半身を二人に抑えられ、頭部は一人に抑えられた
真奈美には拘束を解かれても自由になる部分は残っておらず涙を流しながら体中を同時に噛み千切られる苦痛にさいなまれた
彼女の救いはその多さゆえに瞬く間に絶命できたことだけだった
絶命した後残った体を食べようともう一人の狼も割って入った
そこからは彼女の残骸を巡る狼の争いと化していった
最も多くの肉のある太腿は誰もが分け合ったが希少部位は凄惨な光景が展開された
引き出された膣を3人の狼が奪い合い千切られる
乳房を最初に食べた二人の跡に残った胸の切断面に一人の狼がかぶりつき、乳房の名残を味わう
真奈美を感じようとする6人の狼の食事は下着や制服にこびりついた肉すら食べつくすまで続いた


美咲の番が来た
美咲を食べようとしているのは自他ともに認めるラブラブの彼氏だった
「おや、彼氏がご指名ですか、愛する人に生命を捧げて彼の一部になれる。他にない幸運ですよ」
論評する先生をよそに美咲は必死に彼氏だった狼から逃げようとした。
「やめて!嫌!バカ!大嫌い!来ないで!」
普段は考えられないような罵倒を浴びせながら自分に迫る狼を振り払おうとする
「いやだ!いやだ!どいて!」
既にそこにいたのは普段から親しさを隠そうとしない男女ではなく食べるものと食べられるものの必死の戦いだった
美咲は罵声を浴びせ必死に抵抗したがそれが仇となって振り払うために蹴りだした足をとられて噛み千切られた
悲鳴を上げて転がる美咲
逃げる力を失った美咲はそれでも残った足と手で逃げようとするがすでに狼にマウントされてしまっては逃げることもかなわず
何度となく男女の交わりを交わした股間や乳房を狼となった彼氏は鼻を近づけて嗅ぐ
「ひいっ」
おびえた声を出す美咲
狼は美咲のショーツを引きちぎり尻に牙を立てた
「あがあぁぁぁ!!!」
口から血を吐きながら絶叫を放つ
狼は今まで幾度となく男女の交わりを重ねてきた女性器ごと美咲の腰を噛み砕いた
腰を失った美咲の生命が消えたのはその後だった
生命の消えた美咲の体を狼は最後の一片まで食べつくした
まるで愛した美咲のすべてを取り込もうとするように
0411名無しさん@ピンキー2015/06/06(土) 03:14:24.93ID:TN0Mnq/H
彼氏に食べられようとしていたのは美咲だけではなかった
付き合ったばかりの彼氏が自分を指名した女子生徒はもう一人の狼にも指名された
二人に体と命を狙われた女子生徒は観念したような表情で彼氏の方に向くと服を脱ぎだした
「お願い……せめてコウちゃんの手であたしを殺して。痛くしないで」
コウちゃんと言われた狼は一瞬たじろぐがすぐに女子生徒の頭部にかぶりついた
もう一匹の狼が足にかぶりつく
それを見て狼は一息に女子生徒の頭部を噛み砕いた
女子生徒の生命は彼氏の口内で消えていった
しかし、その次の瞬間彼女の腰にもう一人の狼が牙を突き立てた
驚く狼をよそについに純潔のまま残った彼女の女性器や膣はもう一人の狼の中で噛み砕かれた
狼は自分の口の中で彼女の女性としての部分を味わえている幸福感に恍惚としていた。
しかし、もう一人の狼にとっては自分の彼女を汚されたようなものだった
狼は大きく咆哮し、それを聞いた狼も黙ってはおらず首を向けて咆哮を返す
殺気立つ狼たちは噛み千切られた身体を脇に置いて対峙しあい吠えあった
もはや人語を話せない二人の狼の対立はやがて取っ組み合いのけんかに発展するが、
最終的には先生の仲裁によって止められた
残った体は先生によって二つに切り分けられて食べられていった
乳房はふたつとも彼氏だった狼に分けられた
彼は残った彼女の面影を必死に反芻しながら彼女の乳房の柔らかさを味わっていた
身体が消え果てても彼氏だった狼は彼女の残っていた血だまりから離れようとはしなかった



オタク体型だった3人の狼が一人の女子生徒に向かう
彼女は一人の男子生徒に恋心を抱いていたが、彼女を指名したのはオタクたちだけだった
「なんで?なんであたしあんなのにたべられなきゃいけないの?」
普段からキモイと見下していた相手だったが今は自分を食べようとしている存在だった
しかし、狼となった彼らの力はすさまじく、3人がかりであっという間に体を拘束された
彼女は抵抗しながらも服をはぎ取られ唾液のしたたる狼に身体をむしゃぶられてしまった
「やだ!お願い!こんなのに食べられるなんて嫌よ!」
裸身のまま懇願するが、その声は彼女の乳房に狼の牙がたてられた瞬間悲鳴へと変化した
もう一人の狼は生足にしゃぶりつく
残った狼は腹部に牙を立てて内臓を引き出す
しゃぶりついた狼の牙が太腿を噛み千切り、体と切り離された彼女の足はオタク狼に舐りまわされて噛み砕かれていった
絶叫と絶望感とともにオタクに体と命を奪われていく彼女の目は必死に思いを寄せる男子生徒だった狼に向いていた
「お願い…助けて…」
しかし、その声は届かず彼女の体と命は彼女が見下していたキモオタ二人の一部になっていく。
0412名無しさん@ピンキー2015/06/06(土) 17:13:26.06ID:HmJdnsRa
こんなに早く続きが来るとは思わなかった
嬉しい
一クラスまるまる食べられるって凄いわ
0413名無しさん@ピンキー2015/06/10(水) 23:52:24.69ID:r4OiyUoM
作品投下乙です
食べられるにしても色んなバリエーションを書けるのがすごいです
リア充がひどい目に遭うのがいいなあ
0414名無しさん@ピンキー2015/06/20(土) 02:39:31.03ID:AAwYz/Ry
教室に何か所もの血だまりと制服や下着が散乱していく
それは少し前まで笑顔でたわいない話をしていた女子生徒の名残だった
彼女たちの命が男子生徒の誰かの栄養となってしまった証だった
それが一つずつ増えていくのを見ていた身体を動かせない女子の心の中で小さな変化が起きていた
次に狼に狙われた女子生徒は自分を食べようとする狼に向かって自ら服を脱いで裸を晒してこういった
「お願いだから…痛くしないで」
もう、食べられるのは避けられない
そう悟った女子生徒はせめて苦痛の中で死ぬのだけは回避することを考えるようになっていた
彼女は自分に向かって大きく開いた口に裸の上半身を潜り込ませた
「このまま…一思いに食べて…」
虚を突かれた狼の口の中に女子生徒の頭と揺れる胸が入り込む
狼の舌が彼女の胸を押しつぶす格好になった
男子高校生だった狼の舌の上で感じられる女子生徒の乳房
狼は舌を動かして女子生徒の胸を舐り始めた
「やっ…な…何…あ…」
乱暴に狼の舌で弄られる乳房と乳首
自分が今まさに食べられようとしている状況でその刺激は彼女が感じたことのない感覚を与えた
「やだっ…あたしを…食べ…あ…」
下半身が潤んでいく
狼は舌で感じる女子生徒の乳房の弾力と柔らかさをじっくり味わっていた
捕食者と食物
その奇妙な愛情はしばらく続いた
そして、惚けきった表情の女子生徒に狼の牙が食い込む
一瞬驚愕の表情を浮かべた女子生徒の生命は一噛みで消えていった
狼の口内で味わった絶頂を最後の記憶として
0415名無しさん@ピンキー2015/06/20(土) 02:41:06.99ID:AAwYz/Ry
食べられることを受け入れる以外の希望を見出す生徒もいた
このクラスは男女ほぼ同数
にもかかわらずしばしば複数の男子生徒に一人の女子が食べられていた
と、いうことは最後まで指名されなければ助かる
残った女子生徒の多くはその希望にすがるようになっていた
未だに女子生徒を食べていない狼が自分を指名しないように
それだけを祈っていた

そして…

すべての男子生徒たちが食べ終わって席に戻ったところに残ったのは指名されなかった女子生徒たちだった
「では…残った人たちは先生が決めますので生徒同士で食べあってください」
教室はどよめいた
これで終わりではなかったのだ
そういって半分の人数のコップを用意して赤い液体を注いだ
「これを呑んだら男子生徒と同じ狼になることができます。食べる側か食べられる側かお互いにじっくり話し合ってくださいね」

ここまでの惨劇を見終わった生徒たちはお互いに顔を見合わせた
「ねえ、佳代。どっちにする?」
「あたし食べられたくないけど…美佐子を食べるのはもっと嫌」
「でも、どっちか選ばないといけなんだよね。飲まなかった人は飲んだ人に食べられちゃう」
「恵、公平にじゃんけんで決めない?」
「いいわよ。由美」
「あたし…食べられたくない」
「あたしだって。そのドリンク譲りなさいよ佳恵」
多様な感情が交錯し、時には不穏な雰囲気を漂わせながらも同意にたどり着いた生徒が出てくる
先生は彼女たちの拘束を解いて食べる側に回った生徒にドリンクを渡した
そして、同意にたどり着かなかった生徒は先生が決定した
食べられる側に回った生徒はさっきと同じように拘束されてしまい、ドリンクを手にした生徒を恨めしそうに見ることになる


同意にたどり着いた生徒は食べられることになった方も拘束されず、最後の会話をしていた。
佳代と恵はお互い顔を見合わせる
「さよなら、だね」
「美佐子、あたし美佐子にだったら食べられてもいいよ」
「佳代、あたし恨まないよ。言いだしっぺだもん」
美佐子と佳代が赤いドリンクを飲むのを二人はじっと見ていた

理性が飛んだら2人にどんな食べられ方をするかわからない
佳代と恵は服を脱いで全裸のまま手をつないでその時を待った

「では、みなさんドリンクを飲んでください」
ドリンクを飲んだら狼になる、その先は…
0416名無しさん@ピンキー2015/06/20(土) 02:42:23.51ID:AAwYz/Ry
美佐子はドリンクを手にじっと考えていた

その耳元に悲鳴が聞こえた
「よし…え…たすけ…て…」
理性のとんだ佳恵がもう一人の女子生徒を食べていた
女子生徒は肩口から噛みつかれて肩と乳房を引きちぎられていた
佳恵だった狼の目にはもう同級生への同情心は消えていた
少なくとも外からはそう見えた

佳恵…今、どんな気持ちなの?

美佐子は問いかけるが答えは出なかった
佳代は体を震わせながら美佐子の方を見ていた
「怖い…怖いよ…やっぱり…あたし…死にたくない…」
佳代が涙を流していた

それをみて美佐子は決意を固めた
どうせ食べなきゃいけないんだ
だったら、せめてこんな思いをする時間を短くしてあげないと

あたし、これから佳代を食べるんだ…
美佐子は覚悟を決めて赤いドリンクを一気に飲んだ

体の変化は急速だった
全身に体毛が生えて胸が小さくなっていく。
そして、体の周りに筋肉がつきだして今まで想像できないほどの力が湧いてくるのがわかった

なにより体が変化するにつれて強烈な空腹感がわいてきた
お腹すいた…お腹すいた…

目の前にいた佳代の裸身に感じたことのない感情が湧いた
佳代を…食べたい…

佳代の足は震え、目はおびえた表情でこちらを見ている

ああ…佳代も食べられたくないんだ…
佳代との思い出が頭の中でよぎる

佳代と一緒のクラスのまま進級できたことを喜べたこと
佳代と一緒の部活動
佳代と一緒の…

でも…今のあたしはその佳代を食べたくてしようがなくなってる


ごめん、佳代。あたし、佳代を食べるね
0417名無しさん@ピンキー2015/06/20(土) 02:44:53.90ID:AAwYz/Ry
覚悟を決めた途端美佐子の身体は無意識に佳代にかぶりついた

最初に食べたのは佳代の太腿だった
露出した太腿の豊かな肉の食感は今まで食べたどの肉よりも美味しかった
美佐子は一息に骨ごと右の太腿を噛み千切った
それとともに耳に太腿を噛み千切られた佳代の悲鳴が響く
佳代は支えを失ってその場に崩れ落ちる

美佐子は弾力豊かな太腿の肉の味を味わいながらも佳代の悲鳴が脳裏に響く
「嫌!ごめん!でも、あたし…止められないの。お腹すいて仕方ないの」
心の中で詫びながら美佐子は佳代の体から離れた足を噛み千切る

飲み込むとともに佳代の肉の弾力がのど越しとなって伝わる
佳代の一生とともに育ってきた足がいまあたしの胃の中で消えようとしていることを実感していた

佳代の方に振り向くと涙を流しながら噛み千切られた右足を抑えている
でも…足だけだと今のあたしのお腹は到底満たされない
お腹すいて仕方なかった

そう思ったとたんあたしの理性がどこかで飛んだ
佳代にむしゃぶりついて乳房を噛み千切った
ついて長く生えた爪で白い裸身のお腹を裂いて湯気を放つ内臓を引き出す
佳代の絶叫がどんどん弱くなっていく
佳代の生命が尽きつつあった

あたしは佳代に必死で謝りながらも自制を失った身体が食べていく佳代の肉の味の美味に酔いしれていた
そうでもしないと佳代を殺した自分が報われないという思いが徐々に持ち上がる
佳代は苦しんで肉になったんだから、あたしが美味しく食べてあげないと

少しずつ自分のなかでそんな気持ちが持ち上がる
口内で自己主張する佳代の味
あたしは理性を手放した

佳代、美味しいよ
あたしのために肉になってくれてありがとう

佳代の生命に感謝しながら佳代をむさぼった

既に息絶えた佳代の生首を口に入れる
佳代の髪についてたカチューシャが一瞬目に入る
その次の瞬間カチューシャをつけたまま佳代の生首は美佐子の口内で噛み砕かれた

ガリッ

異物感を覚えたあたしはカチューシャを吐き出す
そこには噛み砕かれたカチューシャのなれの果てがあった
佳代が何より気に入っていたカチューシャ
佳代のすべてがあたしの手で食べつくされたことを実感した


気がついたら佳代はもう、どこにもなくなっていた
そこにあるのは血まみれの食べ残しだった


佳代は、もういない…

空腹が満たされると急速に佳代の不在が脳裏を占めた
あたし、佳代を食べちゃったんだ。佳代を…
ごめん、佳代…でも…美味しかった…許して…
0418名無しさん@ピンキー2015/06/20(土) 02:45:46.76ID:AAwYz/Ry
「…佐子…美佐子?」
目を覚ます
「あれ?佳代?」
「もう、放課後だからってそこまで熟睡しなくても」
目の前の佳代は傷一つなく自分を気遣ってくれていた
あのカチューシャもつけていた

夢だったの?

あたしは安心した

「もう、何を安心してるの?悪い夢でも見たの?さあ、帰るわよ。お腹すいたなぁ」
そういいながら帰りに何を食べるかの話をする佳代
しかし、あたしのお腹の中には空腹感はなかった
気のせい?そう思ったら

ガリッ

歯に触るものがあったのでそっと掌に出してみる
そこにあったのは小さなカチューシャの破片と白い骨だった


まさか…まさか…

美佐子は身震いを止めることができなかった
0419名無しさん@ピンキー2015/06/21(日) 13:05:33.26ID:PyD6pHeG
残ってるってことはブ…なんてことはまったくない
男子のほうが極端に少ないだけなんだ
女同士もとてもいいです
0420名無しさん@ピンキー2015/06/22(月) 21:28:16.53ID:n71Ie1qa
これで完結だろうか
大作お疲れ様
アプローチがいつもと違う感じで良かった
0421爆乳JCまゆ2015/06/29(月) 01:33:54.88ID:jVD6pcyj
おっぱいが大好物な化け物さんに捕まって、大っきいおっぱいの秘密を解剖されつつムシャムシャ喰われたいです
0422名無しさん@ピンキー2015/06/29(月) 19:09:41.02ID:+KK3xsDG
解剖したものを食べたりはしないので
そのまま食べると思う
0425名無しさん@ピンキー2015/07/23(木) 17:27:47.73ID:c2qWmbTu
CMNFなシチュエーションを見るとここのスレを思い出してしまう
0428名無しさん@ピンキー2015/08/30(日) 20:44:22.99ID:UQhzPKXn
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org232663.jpg.html
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org232664.jpg.html
誰か文字コラ付けてくださいお願いしますお願いします
0429名無しさん@ピンキー2015/09/10(木) 23:35:47.94ID:B2yoKNn/
骨は残したほうがいいと思う?
それとも骨ごと食べたほうがいいと思う?
0430名無しさん@ピンキー2015/09/23(水) 12:09:31.06ID:Zd0XVDKT
ごりごり食べる化物は食べて、知能がある化物は残すイメージ
骨が残っているほうが無残な感じはある
0433名無しさん@ピンキー2015/09/24(木) 00:54:38.05ID:akG59EBJ
皮膚から吸収して表面に半分くらい埋め込んでる状態が好き
0434名無しさん@ピンキー2015/09/29(火) 18:58:15.46ID:X9WpKcXj
このスレの名前をちょっとだけ借りたものをDLsiteで販売したよ
0435名無しさん@ピンキー2015/10/01(木) 23:29:06.13ID:oxbqrX6R
>>434
サンプル画像見た。結構好みの絵だった
こういうのって自分の好みの絵じゃないといまいち楽しめないよね
0436名無しさん@ピンキー2015/10/02(金) 00:46:41.54ID:idSOT55M
ありがとう。一応原作もここに貼られた小説(自分で書いたもの)なんよ。
0437名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 11:16:14.02ID:9lOZ2y49
実験カキコ
0438名無しさん@ピンキー2015/10/08(木) 01:59:35.35ID:sraaF2Qu
>>434
本拝見しました。
絵もシチュもかなり好み、久々の当たりで俺歓喜
捕食=丸呑みが主な今、食いちぎりはほんと貴重・・
0440名無しさん@ピンキー2015/10/19(月) 00:38:54.75ID:Jl4Lr7Rh
>>434

探したけど、見つからなかった

タイトル教えて頂けませんか?
0443名無しさん@ピンキー2015/11/05(木) 23:35:52.27ID:zJA5g7tN
サルガソさん、DLsiteの2作品読みました!自分は下等生物が好きです!アムリットさんのような性格の娘が食べられるのたまらないです。絵も好きです。マントの裸体がなんともエロくもある。
次も首を長くしてまってます(笑)
0445名無しさん@ピンキー2015/11/24(火) 19:34:57.42ID:Yv867TZ9
DLsiteとかで有料販売されているここのスレテーマ的作品知っている人いる?
0447名無しさん@ピンキー2015/11/25(水) 00:19:31.80ID:qiFMK2iM
食いちぎり系だと
膣破壊系女子2
絶望の洞窟I後編
世界大食い大会(モンスター編)
とか
0448名無しさん@ピンキー2015/11/26(木) 22:57:06.29ID:Pe6bzWHJ
セル「さあ取り込ませてもらおうか・・・」
JK「ぐぬぬぬ・・・取り込まれて・・・・なるものか」

キュポン・グワシャ!

JK「フゥ・・・まったく往生際の悪い娘だぜ」
0449名無しさん@ピンキー2015/12/04(金) 21:19:53.47ID:AKGGmUOA
>>447
世界大食い大会は持ってる。この作者さんの化物に食べられる系以外の作品も持っているけど、
かなり女性がひどい目に遭っているのが好き
ほかの2つをチェックしてみるよ、ありがとう
0450名無しさん@ピンキー2015/12/07(月) 22:36:40.08ID:U5g4kiBB
英語だけどDarkVore Planet Deathで検索すると面白い作品があったよ
グーグル翻訳と気合で読める
0451名無しさん@ピンキー2015/12/15(火) 19:43:28.63ID:OdNb6j1D
英語圏でなのかな、丸呑みとか串刺し丸焼きのイラストを見かけるよね
そういう嗜好を持つ人が結構いるのかな
0453名無しさん@ピンキー2015/12/15(火) 23:48:05.86ID:J/k2p2VJ
ブウの対象をスライムで包み込んで同化させてから吸収する方法が好きだな
0454名無しさん@ピンキー2015/12/16(水) 19:55:55.06ID:yHfTmhsQ
スライムには取り込んだ女の子の肉体も服も余すことなく全て溶け込んでいてブウはそれを全身に浴びて味わう
0455名無しさん@ピンキー2015/12/19(土) 14:10:07.28ID:QBOUGyZf
>>452
ブレインイーターって脳を食べるってこと?
化物が食べるならいいんじゃないかな
0459名無しさん@ピンキー2016/01/09(土) 14:50:57.33ID:US0anO1W
ブレインイーターのサンプル画像を見た
映画のスターシップ・トゥルーパーズを思い出した
0461名無しさん@ピンキー2016/01/14(木) 21:08:28.61ID:ELK52G3y
外骨格な虫に女性が捕食されるってなかなかいい構図だと思ってさ
堅い外皮?の虫と女性の柔肌が並ぶってどうかな
0462名無しさん@ピンキー2016/01/17(日) 04:09:07.90ID:J02LHIAd
素晴らしいと思います
0466名無しさん@ピンキー2016/01/25(月) 23:11:30.99ID:aCrBXpNZ
更新お疲れ様です
自分がここを見るようになったきっかけはwikiです
0468名無しさん@ピンキー2016/01/30(土) 23:35:37.10ID:6oPrqSNr
ttp://www1.axfc.net/u/3610496
捕食されちゃう本だいたい売り切ったみたいなので
感謝にこのスレ見てる人にグロ表現のモザイクとっぱらったバージョン上げます。
DLパスはあとがきの3行目の4文字を入れてください。
0470sage2016/02/02(火) 02:24:11.73ID:iRs6laCf
>>468
読ませていただきました、モザなし感謝です
小説ではたまに見かけるけど中々数がない食いちぎりを
今の時代まさか漫画で見れとは思いませんでした、ほんとありがてぇ・・
0471名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 23:04:03.87ID:i8UMpz87
>>468
DLパスがわかりません…。あとがきどこにありますか⁇
0473名無しさん@ピンキー2016/02/06(土) 09:11:39.37ID:Qx0fs26m
>>47見れました!ありがとう!下等生物のシチュ好きです!
0481名無しさん@ピンキー2016/03/18(金) 22:28:21.45ID:9z2UKPcV
自分から食べられたくてしょうがないっていう女の子のネタで見たい
0482名無しさん@ピンキー2016/03/19(土) 23:16:12.06ID:Rk31IGME
ブウの体内で保管されてる子の服を脱がしたらブウの服装がどうなるのか気になる
吸収時のまま変わらないのか服がなくなって裸になるのか
0484名無しさん@ピンキー2016/03/27(日) 21:38:12.87ID:38E0iubP
各フェチやシチュエーションものには有名な作品ってあるよなあ
生体ユニットものだとGガンダムのレインだし、捕食ものだとDBのセルとかなのかな

>>483
画像見たけど詳細わからないなあ
ごめんね
0487名無しさん@ピンキー2016/04/12(火) 00:19:38.91ID:tmrSfniL
>>484
生体ユニットは生かしておく感じだよね
消化とか吸収とかは無いイメージ
0489名無しさん@ピンキー2016/04/23(土) 22:36:53.41ID:Pec/Igf5
今度かくよしばらく待っててね
0490名無しさん@ピンキー2016/04/25(月) 21:47:55.48ID:LtQPobgH
>>487
そうそう、生体ユニットは生かしておく感じ
生気を食うという設定だとある意味捕食かもしれないけど

>>489
お疲れ様です
楽しみに待ってます
0491名無しさん@ピンキー2016/04/29(金) 23:39:11.11ID:+/j3ipde
寄生蜂みたいに、女性(女の子)の身体の中に卵や種を植え付けて、
大きくなるまでは、死なない程度に彼女の体内を食い荒らす。
最終的には少女を死なせ、身体を食い破って大きくなる
化け物のシチュは、このスレ的にあり?
0492名無しさん@ピンキー2016/04/29(金) 23:56:59.83ID:rIgTLiUD
>>491
ありだと思う。妄想したことある!
0493名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 02:18:23.14ID:3jzMyjop
「あ〜、私をおいしく食べてほしいなあ。裸になって果物や野菜なんかと一緒に皿に乗って食べられるの」
「そうそう、私はここのローストチキンの写真みたいにこんがり焼いて食べてほしい。で、頭だけ横に置かれて食べられるのを見せられるとか」
「私は体の中吸い尽くしてほしい。残った体を飾ってもらうの」
「やっぱり丸呑みされるのっていいとおもわない?服と一緒に飲み込まれて生きたまま溶かされるの」

「「「「でも、そんなの本当にされたら痛いよね」」」」

口々に語るのは愛奈と奈緒と沙織と恵理。「食べられたいクラブ」の面々
といっても活動内容はこんな感じの願望を口々に言うだけ
なにしろ食べられたいだけだったら夜中に動物園の猛獣舎にでも行けばいいだけ
でも、みんな「食べられたら痛い」のを知ってるから口で言うだけで満足してるというわけ
そんな子たちがネットで集まって時々こういう話してるんだけど
「佳美はどんな風に食べられるのがいい?」
そういわれて私は
「う〜ん、頭から一気に食べられるのがいいかな。痛くなさそうだし」
と適当に返答しては
「え〜?そんなのおもしろくないじゃん」
と返される
私は愛奈に付き合ってこのクラブに入ってるだけで食べられたいなんて思ったことはない。
でも、こうして親しそうに話して愛奈が喜んでるのを見るのが楽しいのだ。
愛奈と一緒にずっといたい。だから、本当に食べられるのはやめてほしい。
愛奈だったら本当に猛獣舎にでも入っていきそうだからそこが心配だったのだ。

そんなある日

いつものように恵理の部屋でみんなで集まっていた時のこと
「ねえ、これ見て」
愛奈が出してきたのはパッドだった
そこには「自分を食べてほしい人へ、おいしく食べてくれる相手を紹介します。方法はお任せ。無痛保証付き」とタイトルが書かれたページが出ていた
下には男女の写真とともに食べられ方や日時が具体的に書かれていた。
全裸や皿に盛られた状態で食べられる直前に撮られた画像、焼かれたり煮られたりした料理になった画像もあった
本当は見るに堪えないそんな画像も見てて全然グロさを感じなかったのはこの人たちの中に入って耐性ができたのでなければやはり普通の場所じゃないってことなのだろう。
0494名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 02:19:13.62ID:3jzMyjop
「本当?嘘じゃないの?詐欺とかウイルスとか」
奈緒が聞いてくる。当然だろう
「これ、昨日の帰り道に草むらの中にパッドごと落ちてたの。」
夜中に光ってるものを見つけたらこれだったということらしい
「だったら詐欺でもウイルスでもパッドごと捨てればいいのね。ダメもとで試しましょう」
恵理が言ってパッドを操作する
「え〜と、丸呑み、生きたまま…と。あ、相手も選べるのね」
覗いてみたらRPGに出てきそうなモンスターばかり
恵理が選択したら・・・



恵理の姿が目の前から消えた


そして、しばらくたつと残ったパッドにはモンスターの前でピースする恵理の画像が出てきた。
みんな一瞬沈黙した

「本当に…食べられたんだ…」

私は体を震わせながらそういう
そこで沙織が明るい声で言った
「何言ってるの?いいチャンスじゃない。あたしもやってみる。ダメだったら帰ってくるからね」
そう言って「吸収 人形化」で操作してまたも出てきたモンスターを選択して、沙織が消えた

その後のパッドには人形になった沙織の姿が画像になっていた
その表情は驚愕の表情のまま止まっていた
残った3人は息を呑む
「いや…沙織も恵理も…食べられちゃったんだ…」
0495名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 02:19:55.71ID:3jzMyjop
沈黙の中でパッドには沙織の人形の姿が映っている
「何言ってるの?こんなのトリックに決まってるじゃないの。恵理も沙織も今頃どっかで笑ってるわよ」
気丈に言う奈緒
「恵理はどっかで撮ってきた画像、沙織の人形はどっかのマネキン。見てなさい。あたしがトリック暴いたげる。こんなのあるわけないんだから」
そういいつつ表情はどこか期待しながら「料理 ローストチキン」を選択し、姿を消した
パッドに移る画像を見て愛奈とあたしは体の震えが止まらなかった
首から下がきれいに焼かれた体を食べられながら涙を流す奈緒がそこにいたのだ

「どうしよう…」
二人は顔を見合わせて帰ることにした
あたしはその夜寝ることができなかった

翌日

二人は昨日集まった恵理の部屋へ行った
そこには誰もいなかった
3人とも帰ってこなかったのだ
「どうしよう…このままだとあたしたち警察に捕まっちゃうよね」
自分たちが殺したわけじゃないけど「自殺ほう助」って置いう犯罪があるってことは聞いたことがある。
死んだのでなくても行方不明というだけで大事件になるのは間違いなかった。
「みんな、きっとどっかにいるだけだって。今頃笑ってるわよ」
昨日奈緒が言ったセリフを気休めに言う
「でも…みんなどこにいるの?」
目を落とすとそこにあったのはパッドだった
愛奈は食い入るようにそれを見る
「いいわ。あたしも行ってみる。そこでみんな連れてくる。帰ってこなかったら佳美は二度とこの部屋に近づかないで」
愛奈がパッドを操作し、消える直前
「佳美があたしたちみたいな願望持ってないのは知ってたわ。だからあなたはこっちに来ないで」
そう言い残した

あたしは、残ったパッドをじっと見ていた
そこに新たに映ったのは「食べられる直前にきれいに皿に盛られた全裸の愛奈」だった
その表情は恐怖に凍っていた
0496名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 02:21:00.65ID:3jzMyjop
愛奈を…止められなかった…

もう、愛奈はどこにもいない…

パッドの向こうで食べられちゃったんだ…

あたしは自責の念に迫られながら愛奈の項目をじっと見ていた
そこに乗っていた愛奈の選んだ食べられ方は
「全裸盛り付け 咀嚼 頭部展示」
パッドに新たに出てきた画像には愛奈と奈緒の頭部、人形になった沙織とどろどろに溶けた何かが付着した恵理の服
4人だったものがきれいに陳列されていた画像だった。

あたしは意を決してパッドを取り上げた
「みんな、あたしも行くからね」
あたしはパッドを操作した
選んだのは愛奈と同じ「全裸盛り付け 咀嚼 頭部展示」だった

視界が一瞬暗転し…


あたしの目の前には執事のような人がいた
「ようこそ。ご希望は承りました。パッドでのご注文以外に要望は?もちろん逃げ出したいというのだけは却下ですが」
執事にまず尋ねた
「ねえ、愛奈って子がここに来たと思うんだけど、その子どうなったの?」
「はい、パッドにある通り綺麗に盛り付けられて召し上がっていただきました。頭部はこちらにあります」
導きかれるままにいくと、そこには画像そのままの4人だったものがあった
愛奈の頭部もそこにあった

それを見てあたしの決心は固まった


「あたしを・・・食べてください。愛奈と同じように」

あたしも、愛奈と同じになりたかった

「では、こちらへ」

導かれるまま執事に連れられてあたしがついたのは浴室だった
「お疲れ様でした。これからあなたに盛り付ける食品とソースを用意してますので思いのままにきれいな体になってください」
そういわれてあたしは体を念入りに洗った
心臓がドキドキいってて苦しいくらいだった
これからあたしは食べられる。
この手も、足も。
おっぱいも、お尻も
みんな見たこともないモンスターに食べられちゃうんだ。
怖い・・・でも・・・
股間がなぜかじゅんと濡れていくのを感じる
愛奈もこんな感じを味わいたかったの?
浴槽に身を横たえながらここにいない愛奈に問いかけた。
0497名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 02:25:37.17ID:3jzMyjop
きれいな体になったあたしは服を着て執事に導かれる
そこにあったのは台車に乗った巨大な皿だった
「さあ、どうぞ。お望みのままに体を横たえてください。あなたを食べていただく方がドアの向こうでお待ちです。」
あたしを・・・食べる・・・食べられることへの現実感が迫る
あたしは服を脱いで皿の上に上った
もうここから自ら降りることはないんだ

あたしは正座してソースを注がれた
周囲には果物や野菜を盛られる

よろしく。一緒に食べられようね


皿ごとあたしは目の前の巨大なモンスターの前に運ばれた

あたしはモンスターの顔をじっと見た
愛奈、もうすぐそっち行くね

あたしは目をつぶるとモンスターがあたしの裸身を掴んで持ち上げる

あたしの体をソースごと嘗め回す

そして、下半身を口に運ぶ

お尻が口の中に納まった
あたしは恐怖に耐えながら祈った
「愛奈・・・がんばるから・・・」
カブリ

一瞬だった

腰の部分が噛み砕かれてあたしの体の腰から下の感覚が失われた
痛覚はなかったがゴリゴリと腰の骨が噛み砕かれる衝撃が自分が食べられていることをいやがうえにも自覚させる

あたしは皿の上に戻される
腰から下の感覚がなくなっていた
身を起こそうとしても腰を失った体は起こすことができず皿の上で転がるだけだった。
しかたなく目だけを下にやるとおなかから下にはなにもなかった
噛み千切られたおなかから腸がはみ出している
にもかかわらずまったく痛みはなかった
頭の中がまるっきり現実感を失っていた。
そうでなければ気絶していたかもしれない。
0498名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 02:26:37.07ID:3jzMyjop
上を見上げるとそこにあったのはモンスターの口の中で噛み砕かれるあたしのお尻

時折見える臓器に見覚えのあるのがあった
あれが・・・あたしの・・・

生まれて初めて、そして最後に見るあたしの子宮と膣だった
あたしの女性の部分が失われる喪失感とそれを食べるモンスターの幸福な顔にあたしは複雑な表情を浮かべた
あたしのアソコ、そんなに美味しかったの?

落とされた足を一本ずつ食べられる。
あたしの体を支えてきた足が食べられる・・・
太ももの豊富な肉とすらりとした足首が骨と一緒に食べられる
豊富な筋肉がモンスターの牙に弾力と歯ごたえを伝える
のこった上半身をモンスターは野菜や果物ごと抱え上げて口の中へ入れた
口の中に納まったあたしのおなかから内臓がこぼれていくのを感じる
モンスターは舌を動かしてあたしの内臓を引き出そうとする

ああ・・・あたしは食べられてるんだという感情とともに残った乳房に熱いものを感じた
子宮も膣もなくなった体が脳が感じた性感にこたえようとしてるのだ
失われる体とともに感じる性感は今まで経験したことがないものだった
「ああ、あたしたべられてるんだ、あた・・・」
最後まで話すことができなかった
モンスターの舌があたしの肺を引き出して声を奪い取ったのだ

心臓の鼓動が少しずつ弱くなっていく

やがて、首から下がモンスターの歯にかかる

ああ、これでもう終わりなんだ

あたしの体、もうないんだ・・・

そう思うとともに首に衝撃がかかる

あたしの視界が暗転する


あたしの首が運ばれるのを感じる

もう、何も見えないし何も聞こえない
死んでしまったあたしの頭部は視覚も聴覚も伝えることはなくなっていた
肺と声帯を失った口は話すこともできない
でも、近くに4人がいることは感じることができた

「ヨシミモ・・・ココニ・・・キタノ・・・」
愛奈だった
「コナイデ・・・ッテ・・・イッタノニ・・・」
あたしは愛奈を感じられる嬉しさと共にこういった
「・・・モウ・・・ズット・・・イッショダヨ・・・」
0499名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 20:13:14.29ID:2rThv9F2
お疲れ様です
いいですねえ、パッドというのが現代的
昔と違った現代的なツールを使った話も考えられそうですよね
0500名無しさん@ピンキー2016/05/01(日) 00:09:39.23ID:3OASSdSs
食べられたい女の子っていうのもいいと思う。
いろんなパターンがつめ込まれててよかった。
0504名無しさん@ピンキー2016/05/19(木) 01:45:52.59ID:CF0HwKpB
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org331112.jpg.html
久しぶりに文字コラ作った


どうせスルーなんだろっけっ!
0505名無しさん@ピンキー2016/05/20(金) 00:08:54.14ID:sP4tIFA2
ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org331368.jpg.html
どうせスレも進まないからこの画像でみんなもコラつくろうよ
0512名無しさん@ピンキー2016/06/15(水) 13:44:21.16ID:KQG+Gwin
今度3DSで出るっていうスライムの野望って
正直このスレとか異種姦向けであって3DSで出しちゃいけないような気が
0513名無しさん@ピンキー2016/06/15(水) 18:01:19.71ID:ELz/iQsG
へーこういうのがあるんだ
性癖関係なくおもしろそうだね
0514名無しさん@ピンキー2016/06/16(木) 22:27:11.51ID:d2yiPUF7
deviantARTという海外のイラストとかを投稿できるサイトをよく見てる
丸呑みものとかある
ttps://www.deviantart.com/
0515名無しさん@ピンキー2016/06/19(日) 10:28:58.19ID:lGyF1bS3
>>514
見たことあるけど、英語?がわからないから検索が大変ね。海外でも捕食フェチがあることがわかる
0517名無しさん@ピンキー2016/06/19(日) 18:15:45.98ID:7pTwEB1l
>>515
タグに使われる英単語だけでも知っておくと便利だよ
たとえば #dolcett とか #gynophagia で検索するといろいろ画像を見れる
gynophagia は「女性を料理したり食べたりする着想に基づく性的倒錯」みたいな意味らしい
こういう単語があるということはこの手のフェチにある程度の共通認識があるってことなんだろう
0518名無しさん@ピンキー2016/06/22(水) 18:55:13.34ID:4XCHh9O+
なかなかここ進まないし、もうしばらくしたら
リョナ板にスレごと移住しない?
0519名無しさん@ピンキー2016/06/28(火) 10:50:18.09ID:LgCUc3rs
最低何本か作品引っさげていかないとまずいんじゃないの
0520名無しさん@ピンキー2016/06/29(水) 14:10:14.23ID:mDN2NAks
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/37271/1467176449/
立ててきた
0522名無しさん@ピンキー2016/07/06(水) 11:34:59.31ID:gjuC5IpH
流れ速いスレは熱心な数人がレスしまくっているだけだしね
0524名無しさん@ピンキー2017/05/25(木) 03:59:26.40ID:4oyT6r74
0525名無しさん@ピンキー2017/05/25(木) 21:29:10.98ID:HFMIgJwQ
「今日のごちそう、どんなカワイコちゃんかなぁ〜!」

今日の夜は魔物に生贄が捧げられる日。その魔物は若い女性が大好物で、毎月毎月、満月の夜に
女の子を一人づつ捧げるようにとある村へ要求してきた。もう今日で9月程になる。
最初は抵抗していた村の者も、何人か痛めつけてやってから、素直に要求を受け入れるようになった。

「えへ、えへ、えへへへへぇぇ…」
魔物はこれまでに食してきた女の子の可愛さ、肉の柔らかさ、味、匂い、そして食べる際の
女の子の絶望した表情を思い浮かべ、たまらなくだらしない笑顔を浮かべて涎を垂らし妄想にふけっていた。

「うひ、うひ、うひひひひ…!」

今日の女の子はどんな可愛い娘だろう? どんな肉の味だろう? どんな悲鳴を上げて食われてくれるんだろう?
考えるだけで涎が止まらない。

今日は満月。生贄が来る時間はもうすぐだ。
0526名無しさん@ピンキー2017/05/25(木) 22:11:07.44ID:HFMIgJwQ
時間がやってきた。村人二人が大きな籠を抱え、生贄用の祭壇へと下し、そそくさと立ち去る。
そこにあるのは籠。そして中身…

「うひひひひ…どんな娘かなぁ〜柔らかくて可愛くって美味しい娘だろうなぁ〜」

そういいながら籠に近づく。籠は震えている。

「可愛い子ちゃ〜ん、出ておいで〜、美味しく食べてあげるよぉ〜」

優しく、優しく、猫なで声のように籠の中のごちそうへ話しかける。

「出てこないなら、こっちからあけちゃうぞぉ〜…! うひひひっ!」

バッと勢いよく籠のふたを開けると、そこにいるのは色白金髪のかわいいかわいい十代半ばであろう少女。
少女はがくがくと震えていた。魔物はたまらず少女を籠から引きずりだし抱きかかえる。涎と邪な笑顔を浮かべて。

「おおおおおおお美味しそぉぉぉ! かんわゆうぅぅい! たたたたたまらなぁぁぁい!」

これからこの娘を食える。その欲望を考えただけで思わず魔物は叫んでいた。
0527名無しさん@ピンキー2017/05/25(木) 22:26:33.00ID:HFMIgJwQ
「おひょっ! むひょっ! うひょ! うへへへへへぇ…」

少女は下着のみしか着ておらず、それが猶更魔物の食欲を掻き立てた。

「お、お願いです…食べ、食べないでぇ…」

か細く泣きながら消え入りそうな声で少女が訴える。しかしそれが無駄なことは娘にもわかっていた。
今まで生贄にされ帰ってきた娘はいない。少女の友達も、姉妹も、その中にいた。

「む〜りっむ〜りっ無理だよお〜ん! オマエみたいな可愛い子、食べなきゃ食べなきゃ! 栄養栄養!
食用食用!」

もう魔物は少女を食事としか見ておらず、それがさらに絶望を深くする。

「あ…あぁ…」

女の子を肉としか考えていない魔物。生贄に選ばれた時点で少女にはもう未来はなかった。
選ばれたときは散々嘆いたが、最後は村のためだと思い、恐怖に負けまいと思いながらも立ち臨んだ生贄。
しかし絶望は変わらずそこにあった。魔物の食事になるという無残な最期。それは決定していた。
0528名無しさん@ピンキー2017/05/25(木) 22:54:56.43ID:HFMIgJwQ
「ぺ〜ろぺ〜ろ! ぺ〜ろぺ〜ろ! しあわせぇぇぇぇ!」

魔物が少女を食用宣言してからしばらく、魔物は娘の半裸体をぺろぺろとじっくり味わいながら
味見するようになめ続けていた。もちろん味見の点数は100点! 文句なしの柔らかさ、そしてうま味だ!
もう娘はいつ食われるのか生きた心地せず、ただ呆然とするだけであった。

「じゃあそろそろ…食べちゃおっかなぁ〜!」

ビクン、と体を震わせる娘。ああ、いよいよ、食べられるのだ…

「どっから食べよっかなぁ〜お尻かな? おムネかな? 焼く? 煮る? 生? ねぇねぇどれがいい〜?」
「フォークでムネをツンツン! ナイフでお尻をペタペタ! どこから食べでも美味そう〜!]

答えようがない。どうすれど食される。

「もう…やめ…やめて…お願い…胸をツンツンしないでぇ…お尻舐めないでぇ…」

最期の懇願。しかし聞き入れられるはずもなく。魔物は大きくその口を開ける。
0529名無しさん@ピンキー2017/05/25(木) 23:33:51.51ID:HFMIgJwQ
「もう我慢できなぁい! 食欲全開! いっただっきまぁぁぁぁぁぁすぅ!!」

「いっ…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ガブッ! ムシャ! ゴリ! ゴリ! メキョ! グシャ! ガツガツ! クチャクチャ! 
グシュ! チゥチゥ! ヂュル! ペロペロ! モグモグ! ごっくん!!

「うんまぁぁぁぁい! 女の子さいっこおぉぉう! もっど、もっど食いたい〜! 肉、肉、肉肉肉肉ぅ!!」

肉片残らず、血の一滴も舐めとり魔物は満足そうに腹をさすっている。後に残るは少女の着けていた下着のみ。
魔物はこれを舐めつつ自慰にふけり、済ませた後はまるでデザートのように下着を食し、体をゆすって帰っていった。

「うひひ…可愛い女の子、ごちそうさまぁぁぁぁ!」

こうして、また一人の少女が醜い魔物に食べられた。今度の満月も、また一人、生贄の少女が来るだろう。
少女たちの災難が止むのはいつの日か…
0531名無しさん@ピンキー2017/05/26(金) 21:02:40.73ID:5pXtUYCd
怯えるのがいい
簡潔に趣味が伝わった
0532名無しさん@ピンキー2017/05/31(水) 20:59:03.86ID:jIRwUEtC
遊星からの物体Xが女を攻撃するような展開を期待した。
0536名無しさん@ピンキー2018/04/26(木) 16:36:11.50ID:W92JIwQ3
https://m.youtube.com/
watch?v=zpwuOy5E8Ck
0538名無しさん@ピンキー2018/07/27(金) 04:16:01.54ID:6RLBjOT+
羽音が響く廊下から広間に出た

広間は真ん中の上が抜けたフロアの形で光が上から差し込んでいて、奥まったところには受胎告知の絵が飾られていた
よく見るとその絵は
「どういうこと…これ…」
空に担がれ浮いた女の裸体その顔は妖しく歪み、身体
0541名無しさん@ピンキー2019/04/07(日) 00:15:39.48ID:huWGVFCe
今年初
0542名無しさん@ピンキー2020/05/25(月) 22:17:03.61ID:pLWv/XCD
もう1年に1レスぐらいなんだねここ
0544名無しさん@ピンキー2020/06/28(日) 03:22:14.82ID:SH6pYzN9
オマージュ色が強いオリジナルです。観る人が観たら元ネタバレるかも。


「絡新婦(じょろうぐも)の巣」


人気の皆無な紅葉林で、時雨は日課である剣術の自主連に取り組んでいた。
長く美しい黒髪を首筋辺りで束ね、道着と足袋に草履と本格的な格好で木刀を振るう。間もなく高校の全国大会が近いせいか、練習にも熱が入っていた。
「ふー…。」
一通り練習が終わり、一息着こうした、その時、
「…ん?」
背後から視線の様なものを感じ、振り返り確認する。しかし、あるのは木だけ…いや、木の幹にいた。蜘蛛だ。それも結構大きい。大人の拳大程はありそうなサイズだ。
「う…。」
元々、虫は好きでも嫌いでもない時雨だが、その大きさに思わず顔を顰めた。
(だが、見たことの無い蜘蛛だ。こんなのがいるのに今まで気付かなかったとは…。)
クワッ!!
「ッ!?」
一瞬、蜘蛛が大きく震えたかと思った瞬間、蜘蛛から強い衝撃が放たれた。
「うわあぁっ!!」
堪らず時雨は地面に倒れ込み、少しして起き上がるが。
「な、何!?これは!?」
周囲を確認すると、そこはさっきまでの紅葉林とは違っていた。辺り一帯が暗闇に包まれ、石造りの真っ白い柱が並んでいた。
全く理解出来ない状況に時雨は混乱した。稽古の疲労のそれとは異なる嫌な汗が手から木刀を伝う。

ゾクッ!

「ハッ!?」
背後から強烈な殺気を感じ取り、反射的に振り返ると、殺気を放つ元凶がいた。
蜘蛛の胴体と脚に、人間の女性の上半身がくっついてるような姿。だが上半身にも胴体とは別に鋭い鉤爪状の八本腕が生え、顔は形こそ人間に近いが口は歪な歯並びの牙に耳まで大きく裂け開き、口内からヤツメウナギに似た筒状の舌が覗ける。
絡新婦(じょろうぐも)と言うべき異型の怪物だった。
「ば、化け物!?」
時雨は脇目も振らずにその場から走り去った。しかし、いくら走っても出口が無い。あるのは際限無き暗闇だけだった。
「ど、どうなって…るのよ!何なのよ…ここはぁ!!」
当てもなく走り続け、スピードが落ち始めた時、

ズサッ!!

「ひっ!?」
絡新婦がいつの間にか追い付き、時雨の目の前に上から現れた。疲れた身体に鞭を打ち、再び走り出そうとする時雨だが。

シュルルッ!

「ぐはっ!」
絡新婦の口から放たれた糸が時雨の両足を絡め取った。そのまま絡新婦の元に引き摺られる時雨。
「くうっ!クソ!こんの!」
咄嗟に足袋を草履ごと引き千切る勢いで脱ぎ捨て、何とか難を逃れた。絡新婦は忌々しげに足袋と草履を吐き捨て、時雨に向き直る。
(このままじゃここから出られない…この化け物がもしかしたら…!やるしかない!)
恐怖心を必死に押し殺し、木刀を構える。
0545名無しさん@ピンキー2020/06/28(日) 03:22:49.72ID:SH6pYzN9
↑の続きです

絡新婦が鉤爪を振るう。それを時雨は軽やかな足さばきで躱し、絡新婦の頭に狙いを定める。
(頭さえ潰せば!)
頭部を突くべく、木刀を構える。
ザシュ!!
「痛っ!!」
上に気を取られていた隙を絡新婦が見逃さず、裸足となった両足を鉤爪で切り付け、鋭い痛みに襲われた時雨は堪らず膝を着く。すかさず絡新婦が鉤爪で器用に時雨の身体を掴み、細腕からは想像も着かぬ怪力でそのまま背後に向けて投げ捨てた。
「ガッハァ!!」
石柱に背中から激突した時雨は地に転げ落ちた。起き上がろうにも背中を強打し、更に両足も切られて激痛と呼吸困難で立ち上がれずにいた。
(は、早く…しない、と!!)
痛みに必死に耐え、木刀を支えに立ち上がろうとするが、既に絡新婦は側まで来ていた。振り下ろされる鉤爪を木刀で防ごうとするも、呆気なく木刀は両断され、胸元まで爪が達した。
「あっ…は、はぁ…!」
道着の胸元が裂け、鮮血が吹き出した。
ビシュン!ズバッ!
暴威は尚も続いた。鉤爪が時雨の身体を切り嬲り、道着が四散し、徐々に露わになる白い肌が紅く染まっていく。長髪を束ねていた髪留めも切られ、ストレートロングな黒髪が舞う。
その下の下着とサラシも散り、サラシの束縛から解放された豊満で美しい乳房が鮮血を撒き散らし、揺れ踊る。
一糸纏わぬ姿に剥いた時雨を、絡新婦が六本の鉤爪で刺し貫き、石柱に縫い付ける。
「い‥や…が、あああん…!」
悶え苦しみ、涙を溢れさせる時雨。鉤爪の先端から神経系の媚毒液が流し込まれ、体内から時雨を侵していく。段々と痛みが快楽に変わっていくのだ。
七本目の鉤爪で時雨の秘所を串刺し、絡新婦は天高くジャンプした。
「ひぎぃ!あああああっ!」
石柱の先端まで上げられ、時雨は張られていた人間大の蜘蛛の巣に磔にされた。死の苦痛と混在する快楽で裸身を仰け反らせた。柔らかく豊かな乳房が弾み、貫かれた膣口の傷から最早、破凪と区別が着かない血が流れ出す。
最後に残った八本目の鉤爪が臍を指し、媚毒とは別の溶解液が時雨の細身ながらも鍛えられた腹筋を臍から溶かし崩す。
白煙を上げながら、溶かされた時雨の腹から肉片が、更に内臓の欠片が零れ落ちてゆく。
「・・・・ぐ・・あ・・ぅ・・げふぅ・・っ」
口から吐血し、時雨の瞳から光が薄れていく。彼女の命は風前の灯だった。
絡新婦は時雨の左の乳房に顔を近づけ、口からヤツメウナギの様な牙の生えた舌を外に飛び出し、乳房を穿った。
「やっ!!いやあぁぁぁーーー!!!いぎぃ!!あああああっ!!」
乳首が穿たれ、内臓脂肪と乳腺を喰らいつつ、舌が乳房の中を貪り掘ってゆく。口元まで食らいつかれた時雨の乳房から薄紅色の液体が漏れ出す。媚毒の影響で分泌した母乳が血と混じって流れ出しているようだ。
絶叫し、首を左右に時雨。涙と鮮血交じりの唾液を飛び散らせ、激痛とエクスタシーに少女は蝕まれていく。
やがて舌は目的の場所、時雨の心臓に辿り着いた。
脈打つ心臓に舌が牙を突き立て、毒液を注入する。
「!!!!!」
目を見開き、時雨は声無き叫びを上げる。人生で最初で最後の絶頂を迎えた。
ゆっくりと舌が引き抜かれていき、最後にプルンと乳房を揺らし、赤く粘ついた糸を引きながら舌が乳房から抜けた。
乳首は乳輪ごと穿たれ、痛々しく穴が開いていた。
膣からは愛液が混ざった血が千切られたクリトリスと共に流れ出る。
「父…さ…。」
最期の瞬間、思い出したのは、敬愛する父の姿だった。目蓋が閉じられ、全身から力と命が抜け落ちた。時雨は、永遠の眠りに着いた。

息絶えた時雨の屍体を絡新婦は解体し始めた。胸を切開し、顔を丸ごと突っ込み心臓を食い千切り、咀嚼する。身体を裏返し、形の良い桃尻の中央、弛緩しきった菊門に突っ込み、一気に引き上げた。
グパッ...ベリリリ!....ぶじゅぶじゅ、ぶりゅりゅっ!
骨盤が切れかけた子宮を引っ掛けながら剥がれ、そこから連なる脊髄までが背中から千切られ、最後に頭蓋骨が飛び出した。
痙攣する時雨の解体を絡新婦は構わず続行する。

久し振りの美味な獲物に絡新婦は喜びを隠せなかった。
0546 【ぽん吉】 2020/08/08(土) 18:37:38.44ID:+ea5UQst
絡新婦←「じょろうぐも」って、読むんだ…知らなかったな

にしても、コレはコレで中々にいいかな?それなりにエグい話とは勿論思うが
エロパロ板として、スレタイに対しては真摯だとも思うし
また何か思い付いたら、投下がある事を期待したい
0547名無しさん@ピンキー2022/11/25(金) 02:32:14.35ID:Hs8y1ZgV
初代スレに投下された、女だけの国のssわかる奴いる?
ガチであれの続編14年くらい待ってるんだけど結局きてないのね…
0548名無しさん@ピンキー2024/01/10(水) 22:18:44.52ID:nwXoy+91
このスレ10周年こえてるのね
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況