超小柄な姉と大柄な弟の妄想物語
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0001名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 13:23:09.10ID:2fqnoPER
背が高くデカい体格の弟と、対照的に超ちびっ子な可愛い姉。
かなりの体格差がある姉と弟の織りなすシチュエーション妄想物語。
0002名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 13:37:07.94ID:2fqnoPER
初期体格設定
弟:15歳 185p 83s
姉:20歳 138p 35s
0003[1]2014/03/10(月) 14:50:03.04ID:2fqnoPER
姉「手が届かないの。」
弟「どこに?」
姉「冷蔵庫の上よ。」
弟「何があるんだ?」
姉「あたしの携帯。」
弟「ほんとに?」
姉「たぶん。」
弟「あ、ホントだ。」
姉「やっぱり…。」
俺「疑ってるのか?」
姉「隠したのね。いじわるっ。」
弟「じゃあ…うぉりゃあ〜。」
姉「きゃっ!!」
弟「ほら、取れよ。」
姉「そうじゃないわよ。」弟「届くだろ?」
姉「取ってくれないの?」弟「つい持ち上げたくなったからね。」
姉「まあ、いいわ。ありがと。」
弟「どうも。」
姉「もう…降ろしていいわよ。」
弟「もう少しだけ。」
姉「やだ〜。」
0004腕相撲2014/03/12(水) 02:07:19.28ID:UrIe13kt
弟「姉ちゃんは両手でいいぞ。」
姉「じゃあ勝てるかも。」
弟「いつでも来いよ。」
姉「うんっ…。」
弟「それで全力?」
姉「…うっ…。」
弟「やっぱりな。」
姉「両手でもダメなの…ふぅ…。」
弟「俺、握力50sあるからね。」
姉「そんなに?凄い…。」弟「姉ちゃんは?」
姉「左右16くらい…かな…。」
弟「たったそれしかないのかよ。か弱いチビ女ちゃん!」
姉「うるさいわね!!」
0005身長差2014/03/12(水) 03:41:09.81ID:UrIe13kt
弟「俺、今185。もっとデカくなるぜ。」
姉「あんた、まだ成長期だもんね。」
弟「さらに身長差が広がるな。えへへ…」
姉「あぁ〜あたし、せめて150ほしいわ。」
弟「その前に140じゃね?今たったの138だろが。」
姉「なんだ…知ってたの…。」
弟「ちっちゃくて可愛いなあ〜。ナデナデ。」
姉「頭ナデナデはイヤ!」
弟「よし!目標、身長差50センチ!」
姉「そんなに上から見下ろしたいの?」
弟「この体格差に萌え萌えなんだな。」
姉「んもう…気持ちわるっ!(なんか怖いわ…)
0007力比べ2014/03/12(水) 06:26:46.49ID:UrIe13kt
弟「握手しようぜ。」
姉「ん?あ、はい…。」
弟「あはっ!手、ちっちゃ。」
姉「あたし女だし。」
弟「俺の手を力一杯握ってみ。」
姉「いいの?わかった。」
弟「ふ〜ん。」
姉「どお〜?痛いでしょ〜。」
弟「そんなもんか。」
姉「何が?」
弟「姉ちゃんの握力。」
姉「16sだもん。」
弟「じゃあ今度は俺が握る番だよ。ほれっ!」
姉「いた〜い。もう…。」
弟「そんな大げさな。」
姉「あたしの3倍も力あるんでしょう?」
弟「もしかして泣いてる?」
姉「泣いてないわよ。いじわるね。」
弟「かっわいい〜!!」
姉「からかわないで。」
弟「かわいがってやるからさ。」
姉「怖いよ。力が全然違うのに〜。」
弟「そこが楽しいんじゃん。ハハハ…。」
姉「手加減してくれなきゃ〜ヤダ。」
弟「お〜萌えるねー!!」
姉「……悪魔だわ…。」
0008捕獲2014/03/12(水) 18:23:23.59ID:UrIe13kt
ソファに座って、獲物が通りかかるのをじっと待つ大男。
そこへノコノコやって来た小さな女の子。
大男は待ってましたとばかりに、女の子の細腕を掴んでグイッと引き寄せる。
体重の軽い女の子の身体が、大男の膝の上に吸い込まれた。
姉「きゃああああ!」
弟「イヒヒ…ほら捕まえたぜ!」
姉「ひゃあ!あたしの胸に触ってるっ!エッチ!」
弟「ちょっとくらいいいだろ。減るもんじゃあるまいし。」
姉「…(逃げなくちゃ)」
弟「そんな細腕で俺の鍛え上げた太い腕を解くつもりかよ。無理無理。」
姉「どうすればいいの?いゃ〜ん!」
弟「俺が離さない限り逃げられねえぞ。俺に甘えろ。」
姉「甘えるって?」
弟「このまま俺に抱きしめさせろ。」
姉「抱かれていればいいの?」
弟「おう。素直じゃん。ちっちゃい体の抱き心地が最高だからさ。結構、オッパイあるしね。」
姉「このぉ〜!!エロ男!」
弟「体格差は最高だね!!」
姉「あたしは最悪なんだけど…。姉の威厳なんて…ありゃしないわ。」
0009制服2014/03/12(水) 18:39:16.64ID:UrIe13kt
姉「中学の頃の制服を着てみたの。サイズぴったりよ。」
弟「おっ!超ミニスカじゃん。」
姉「可愛い?似合ってる?」
弟「まあな。それなら……。」
姉「なあに?イヤな予感がするわね。」
弟「姉ちゃんが中学の頃には出来なかった事をやりてえ!」
姉「まさか…。」
弟「抱っこするぞ!!」
姉「太ももとか触りたいだけでしょ?」
弟「今の腕力なら楽勝だからさ。」
姉「どうせ抵抗しても無駄ね。」
弟「パンチラ上等!」
姉「でも、抱っこしてる間はパンツ見えないわよ。」
弟「え?……」
0010目線2014/03/13(木) 04:28:13.83ID:JeNncNo7
弟「普通に立って俺と向かい合ってみろよ。」
姉「なに?エラそうに。また背比べ?」
弟「ついに姉ちゃんの頭は俺の胸板より下なんだな。」
姉「ついにって…。背伸びすれば目線が胸板に届くわよ。」
弟「俺の厚い胸板にキスしてみて。つま先立ちで。」
姉「実際にはキスしないわよ。マネだけね。」
弟「おっ、いいぞ!!萌えるね!」
姉「馬鹿みたい。困ったフェチね。」
弟「俺を馬鹿にしてると泣かすぞチビ。」
姉「ごめんなさい…。優しくして。お願い。」
弟「心配すんな。手加減して遊んでやるから。」
姉「あたしを完全に子供扱いするのね。」
弟「だって見た目が子供じゃん。」
姉「…」
00112014/03/13(木) 15:08:00.59ID:JeNncNo7
姉「19,5pの靴が無くて苦労してるの。」
弟「子供用にすれば?」
姉「大人用がいいの。」
弟「ぜいたくだな。チビのくせに。」
姉「チビって言わないで!」
弟「しかし、家の中で靴を履くなよ。ん?もしかして…。」
姉「うん。買っちゃた!厚底だよ。うふふ…。」
弟「高そうなだな。」
姉「そうでもない。安くはないけど。」
弟「いや、かかとだよ。」姉「あ〜、ヒールのことね。12センチよ。夢の150センチよ今!」
弟「ちっちゃいことに変わりねえし。」
姉「これなら普通に身長差カップルという感じでしょ?えへへ…」
弟「そんな事で嬉しいのかよ、おチビちゃん。」
姉「チビって言わないで!」
弟「早く靴脱いで元の138センチに戻れよ。」
姉「どうして?」
弟「せっかくの身長差が楽しめないだろ。」
姉「悪意を感じるわ…。」弟「俺に怯えてる?」
姉「あんたが大き過ぎるんだもん。しょうがないでしょ!」
0012相合い傘2014/03/13(木) 17:32:02.68ID:JeNncNo7
姉「あたしが持つと手が疲れちゃう。」
弟「やっぱり俺が持つしかねえな。」
姉「…」
弟「…」
姉「ヤダこれ。なんか、あたしの顔に雨が当たるし、これじゃ傘の意味ないわ。」
弟「じゃどうすりゃいい?」
姉「あたしをおんぶして。」
弟「おぅ、いいけど。子供か!」
00132014/03/13(木) 17:55:25.36ID:JeNncNo7
弟「昔は俺もこのくらいの背丈だったんだよな。」
姉「片膝ついて、どうしたの?」
弟「姉ちゃんの身長と同じくらいじゃね?」
姉「ホントだね。目線が一緒だね。顔が近い。」
弟「俺は膝を床につけてるけど、姉ちゃんは普通に立ってるから。」
姉「わざわざ説明しなくていいわよ。」
弟「このまま姉ちゃんを抱き寄せてっと。うひょっ!」
姉「なんか屈辱感しかない……。」
弟「コレ、父親が幼稚園児を抱き寄せてるみたいだぜ。」
0014ソファー2014/03/13(木) 18:22:27.23ID:JeNncNo7
弟「138pの姉ちゃんの方から185pの俺にキスしたい時はどうやってする?」
姉「弟にキスなんてしないわよ。」
弟「もし、だよ。」
姉「普通に立ってたら背伸びしても胸までしか届かないから……こうするわ!(ソファーの上に上がって)ほらねっ!」
弟「おっ!ソファーの段差を使うか!」
姉「それでもまだ少し負けてるみたいだけど、あんたの唇に届くわ。あっ、実際にはキスしないわよ。」
弟「そんなに俺にキスするのが嫌かよ。」
姉「相手が弟だもん。」
弟「でもまあ俺がその気になりゃ……。」
姉「か弱い女の子をイジメて楽しい?」
弟「別に何も言ってないし。」
0015役割2014/03/14(金) 14:54:08.01ID:/zt5ZwAI
姉「付き合ってくれない?」
弟「告白ってか?近親相姦になるけど。」
姉「バカ。買い物よ。」
弟「なあんだ。」
姉「どうしても必要なの。あなたが。」
弟「やっぱり告白?」
姉「荷物持ち、兼、あたしのボディーガードで。」
弟「いいけど、そのかわり後で見返りをもらうぞ。」
姉「何がほしい?」
弟「姉ちゃんと相撲とか。」
姉「……足元を見やがって、んもう!」
0016お出かけ2014/03/14(金) 20:04:37.59ID:/zt5ZwAI
弟「姉ちゃん化粧済んだ?」
姉「うん。もう出れる?」
弟「おっ!可愛いじゃん。やっぱ美人だよ。」
姉「あらまあ、ありがとね。」
弟「でもよぉ、露出し過ぎじゃね?」
姉「そぉ?さっき可愛いって言ってくれた。」
弟「そりゃあ、俺は好きだけどよ。超ミニスカとか。」
姉「ファッションだから。」
弟「襲われても知らねーぞ。」
姉「あなたが守ってくれるから大丈夫よ。」
弟「それはどうかな。」
姉「え〜っ!」
弟「ウソ。」
姉「頼りにしてるわよ。」
0017靴選び2014/03/14(金) 20:19:46.53ID:/zt5ZwAI
姉「今日は高いヒールは止めとくわ。」
弟「やった!ラッキー!何センチ?」
姉「5センチのパンプスにしたわ。」
弟「じゃ、俺も。」
姉「え?それじゃあ身長差が…!クスン…」
弟「2センチくらい縮まったぜ。」
姉「あなたを見上げるのに首が疲れちゃうわ。」
弟「超身長差カップルのデートだぜい!靴込みで、俺188p。姉ちゃんは……」
姉「計算おそっ!あたしはヒール入れても、143p……。」
俺「守ってやるから。早く行こうぜ。」
0018駅までの道2014/03/15(土) 03:14:08.43ID:q/EWPUtX
姉「ちょっとぉ〜!待ってよ〜!歩くの速い。」
弟「しょうがねえな。肩でも抱いてやるか。」
姉「恥ずかしいとかは無いのね。」
弟「誰も見てないから。」
姉「あたしは少し照れくさいわ。」
弟「しかし細い肩だね姉ちゃん。」
0019駅までの道22014/03/15(土) 03:34:26.80ID:q/EWPUtX
弟「あ。交番だ。補導されるかも俺。」
姉「大丈夫よ。あたし身体は小さいけど顔は大人だし胸の膨らみがあるし。」
弟「手つなぎにしとこ。」
姉「そうだね。」
…………
警官「お嬢ちゃん、ちょっと。」
姉「え?あたしですか?」
警官「背中、タグが付いてるよ。」
姉「あら〜やだわ〜。えへへ…。」
警官「お兄ちゃんも気付かなかったんだね。お嬢ちゃんは何年生?」
姉「えっ!?あの〜3年です。」
警官「3年生にしては大人っぽいんだね。」
警官「では気をつけて。」
姉「あの……大学の……3年…なんです…けど。……聞いてないし。」
弟「完全に小学生だと思われたな。うひゃひゃ。」
姉「しかも妹だと思われた。」
0020駅までの道32014/03/15(土) 03:50:18.69ID:q/EWPUtX
姉「あたし胸ちゃんとあるのに。」
弟「バストは何センチ?」
姉「いきなり聞くの。76センチ。Cカップよ。アンダーが細いの。」
弟「俺は胸囲が98センチ。22センチもデカいし、姉ちゃんよりオッパイあるぞ。」
姉「また筋肉自慢?あたしも自慢していい?」
弟「姉ちゃん筋肉ないだろ。」
姉「あたしは女だから筋肉じゃなくて、キレイなアシ、美脚よ。どうかな?」
弟「駅着いたよ。」
姉「スルーかよ…。」
0021電車の中2014/03/15(土) 04:11:16.23ID:q/EWPUtX
弟「混んでるな。」
姉「ねえ、あたし吊革に届かないからドアの隅へ行こ。」
(向かい合って密着する2人、小声で)
姉「胸板しか見えない。凄い筋肉ね。」
(真上を見上げる姉)
弟「だろ。」
(小さい姉の顔を真下に見下ろす弟。)
姉「あたしの頭の上に肘を乗せてない?」
弟「姉ちゃんが超チビッコだから仕方ないだろ。」
姉「姉ちゃんって呼んだら、姉弟ってバレちゃう。」
弟「ハハハ…妹がいいってか。」
姉「だって身長差が恥ずかしいの。」
弟「ふ〜ん。そぉなんだ。」
0022電車の中22014/03/15(土) 06:22:56.31ID:q/EWPUtX
姉「ゴメン、シャツにリップ付けちゃた。揺れるんだもん。」
弟「いいよ別に。」
姉「あたしの頭に何か当たってる。(弟を見上げる)」
弟「胸筋を動かしただけ。」
姉「ムギュ。埋もれるっ。」
0023電車の中32014/03/15(土) 06:42:05.68ID:q/EWPUtX
弟「空いてきた。端っこの席空いた。」
姉「座っていいよ。」
弟「わかった。」
姉「息苦しかった〜。」
弟「代わろうか?」
姉「ううん。このままでいいわ。ほらっ!目線が一緒〜。顔を近くで見られるぅ。」
弟「座ってる俺が姉ちゃんの視界なんだ。低すぎるっ。埋もれるはずだ。」
姉「ちっちゃい子の苦労を少しは理解できたでしょ?ね?」
弟「はいはい。これからも子供扱いするからね。」
姉「ダメだわ。わかってない…。」
0024デパート1階2014/03/16(日) 01:21:17.73ID:jUNXzFig
弟「姉ちゃんヤバい。俺のクラスのヤツがいる。ちょっとガラが悪いから気をつけて。」
姉「うん、わかった。」
弟「見つかった。来る。」
……
弟友「おう!買い物か?」
弟「まあな。」
弟友「あれ?その子、誰?どういう関係?お前に妹いたっけ?」
弟「え?いや、あの…。」
姉「こんにちは。」
(弟友は身長175pだが、目の前の小さな女の子に目線を合わせるように屈んで、頭をナデナデしながら)

弟友「けっこう可愛いねえ。キミはいくつ?」
弟「この子、実は…こう見えて姉ちゃんなんだ。」
姉「ハタチです。ごめんなさい。」
(小さな姉は大きな弟の後ろに逃げる)

弟友「なんで逃げるんだ?マジでアネキかよ?小学生かと思った。ちっちゃい女だな。びっくりだぜ。」
弟「これから買い物の付き添いなんで。」
弟友「へえ…。5歳年上の女か……それもいいね…。」
弟「じゃあ、俺たち急ぐから。」
弟友 「また今度よろしく頼むな。」
………

姉「あの人、頼むって言ってたわ。」
弟「姉ちゃん、狙われたかも。わかんないけど。」
姉「馴れ馴れしくて嫌いだわ。初対面で頭ナデられたし。」
0025婦人服売り場前2014/03/16(日) 01:43:39.70ID:jUNXzFig
姉「あたし店内見てくるから待っててココで。」
弟「了解。いってら〜。」
………
弟友「よぉ!また会ったな。」
弟「お前もしや尾行してただろ。」
弟友「まあまあ、いいじゃねえか。」
弟「で、何?」
弟友「あのチビッコな姉ちゃんは?」
弟「買い物中だけど。」
弟友「なあ、俺に貸してくれよ。」
弟「お前もチビ女が好きなのは知ってるけどよ。あれでも女子大生だぜ。」
弟友「だから興奮するんだろ。」
弟「姉ちゃんが可哀想だからダメだな。」
弟友「ちっ!じゃあな!」
……
弟「(行ったか…ふぅ)あんな不良野郎に襲われたら、姉ちゃんなんか一溜まりもないからな。危ない危ない。」
姉「お待たせ〜。他の店にするわ。」
弟「オッケー。」
姉「危ないって何が?」
弟「いや、何でもない。」
0026エスカレーター2014/03/16(日) 02:07:03.96ID:jUNXzFig
姉「2階に行きたいの。いい?」
弟「おぅ。あそこエスカレーター。」
姉「あたしが先に乗るわよ。あなたは1段下ね。……
弟「段差1つくらいじゃ、まだ俺の背が高いな。」
姉「でも顔が近いわ。」
弟「しかし、姉ちゃんのスカート短かすぎて、下から丸見えだぞ。」
姉「あなたがガードしてくれてるわ。」
弟「(ちょっとイタズラしたろ)」
姉「ヤダー。エッチ!スカートめくらないで。」
弟「こんな短いの穿いて、小学生並みの小さい体とくれば、あいつが興奮するのもムリないな。」
姉「あいつって?」
弟「さっきの不良野郎。」
姉「あの人あたし怖い。」
弟「俺が守るからな。」
姉「頼もしいマッチョ君ね。ありがとう。」
0028デパート2階2014/03/16(日) 22:09:47.45ID:jUNXzFig
弟「今度はどこ?」
姉「ちょっと本屋に寄ろうね。」
弟「はいよ。」
姉「自由に見てて。」
弟「わかった。」
………
姉「(あの子は雑誌コーナーに居るようね。どうせエッチな本を立ち読みだわね。)」
………
弟「あれ?あのチビが全く見えないや。まだ店の中だろな。」
………
姉「もう行こ。これ持って。」
弟「本、買ったんだ。自分のバッグに入れたら?」
姉「ハンドバッグが小さいし、それに重たいもん。」
弟「そうかい、わかったよ。俺が荷物持ちね。」
姉「ゴメンね〜。」
弟「だけどよ、姉ちゃんが小さいから見失うぜ。」
姉「あら、あたしからも棚が高すぎて見えないのよ。」
弟「本屋の場合か…。」
00291階下着売り場2014/03/16(日) 22:26:04.94ID:jUNXzFig
弟「子供服買うの?」
姉「ううん。女性用下着よ。」
弟「俺も入んないとダメ?」
姉「あぁそうね。入りにくいのね。いいわ。外で待ってても。そのかわり、これ持ってて。」
弟「男がハンドバッグ持ってると、彼女を待ってる彼氏みたいに見られるかな。」
姉「ウフフ……嬉しい?かわいいっ。行ってくるわね。」
………
弟「(このデート感。いいなあ。)」
0030休憩2014/03/17(月) 00:03:26.39ID:3Pz4tQ1D
弟「ベンチに座ろう。」
姉「うん。疲れたね。」
弟「何色を買ったの?」
姉「最初に色の質問。」
弟「上下セットだろ?」
姉「うん、両方赤よ。」
弟「今日は黒だよね。」
姉「あっ!見たのね?」
弟「めくったからさ。」
姉「ほんとエロ男ね。」
弟「脚はキレイだな。」
姉「ふふ、ありがと。」
弟「姉ちゃんって…。」
姉「ん?なにかなぁ?」
弟「いつもミニだな。」
姉「ミニスカ好きよ。」
弟「スカートも体も。」
姉「体のミニは嫌い!」
弟「超かわいいのに。」
姉「遊ばれてるもん。」
弟「いったい誰にだ?」
姉「筋肉バカの大男。」
弟「そんな事言うと…」
姉「(怒ったかしら?)」
弟「男の力を使うよ。」
姉「でも痛くないの。」
弟「ケガしないだろ。」
姉「やっぱり身内ね。」
0031帰り道2014/03/17(月) 00:47:09.17ID:3Pz4tQ1D
姉「居酒屋寄ってく?」
弟「俺は未成年だし。」
姉「あぁ忘れてたわ!」
弟「まだ15歳だぜ。」
姉「そうだったわね。」
弟「姉ちゃんもダメ!」
姉「なんでダメなの?」
弟「見た目が未成年。」
姉「はぁ…たしかに。」
弟「晩飯は買ってこ。」
姉「そうしましょー。」
0032名無しさん@ピンキー2014/03/17(月) 01:22:17.37ID:3Pz4tQ1D
弟「人前だとイチャイチャする勇気が出ないんだよな。」
姉「イチャイチャ?誰と?」
弟「姉ちゃんに決まってるだろ。」
姉「普通は恋人同士とかがする事なのに。」
弟「ちっちゃくて、可愛くて、超ミニスカの女の子だよ。ガマンできないじゃん!」
(大男は、チビ女の脇の下に手を入れ、軽々と持ち上げる)
姉「何なの?きゃっ!!ヤダァァァ!」
弟「高い高いは好きだろ?どうだ?」
姉「いきなりはビックリするわよ!まだ靴を脱いでないのにぃ!」
弟「そうなんだ。わりぃわりぃ。一回降ろすから。」
姉「しょうがないわね〜んもぅ!」
0033姉の部屋で2014/03/17(月) 01:49:16.17ID:3Pz4tQ1D
姉「あっ、着替えるから出てって。」
弟「その前に、抱っこさせろよ。筋トレにもなるし。」
姉「やだ〜!!あとにしてよぉ〜!!」
(か弱い姉の抵抗むなしく、あっという間に抱き上げられてしまう)
弟「お姫様抱っこ好きだろ?。おぅ軽い軽い!楽勝だぜ。」
姉「ミニスカなのにエッチね!」
弟「この大きい鏡に映したろ。」
姉「ヤダ。パンツが見えちゃう。」
弟「自分の弟だから平気じゃんか。ほう〜やっぱり黒だ。」
姉「もういいでしょ?降ろしてくれない?着替えたいの!」
弟「わかった。降ろすけど、着替えた後もミニスカだろ?」
姉「あれはキュロット!!スカートみたいに見えてショーパンなの!」
弟「そうなんだ。」
姉「女性のファッションに疎いところは、まだ子供よね。」
0034姉の友達2014/03/17(月) 23:56:23.72ID:3Pz4tQ1D
雛(ひな):姉
剛(つよし):弟
萌(もえ):姉の友達

姉友「今から、雛ちゃんの家に行っていい?」
姉「いいわよ。初めてだねっ!おいで〜。でも、弟が居るわよ。」
姉友「雛ちゃんに弟いたんだ。いくつ違うの?」
姉「…(いろいろ違うんだけど)う〜んとね…歳はね〜5つ下。高校1年。剛っていうんだ。」
姉友「けっこう離れてるね。雛ちゃんの弟なら小柄な男の子かな?」
姉「どうかなあ。会えばビックリするかも。」
姉友「剛君って、そんなに可愛い男の子なのっ?」
姉「え?…えへへ…。」
姉友「(ルンルン…)」
0035玄関2014/03/19(水) 05:10:34.29ID:uxi5R7qD
姉「ただいま〜。萌ちゃん入ってっ。」
姉友「お邪魔しま〜す。あっ!!凄い大きい靴があるわよ。」
姉「あ〜コレ弟の。」
姉友「あはっ!大きさが全然違うわね。あたし達と。もしかして、弟さんって背が高いの?」
姉「そうね。男の子だからね〜。」
姉友「靴があるから中に居るんじゃない?」
姉「自分の部屋かもね。ちなみに、弟には言ってないから。萌ちゃんの事。」
姉友「じゃあ、ちょっと驚かせちゃおっ!」
姉「え?何を企んでるのかしら?」
0036階段2014/03/19(水) 06:40:54.72ID:uxi5R7qD
(小声で)
姉「弟の部屋は2階よ。何するつもりなの?」
姉友「あたしが雛ちゃんのフリして、剛君の部屋に突然入るの。」
姉「手前の部屋だから。」
姉友「わかった。」
………
(2人は階段を静かに上っていく)
………
弟「見ちゃった!水玉と花柄!」
姉「あああああ!ビックリしたぁ〜!!」
姉友「え!?なに〜?下?」
姉「剛、1階に居たの?」
弟「そう。おかげで、目の保養がバッチリで!」
姉「パンツ見られたわよ。萌ちゃん!うちのエロ男に!」
姉友「階段は仕方ないわねえ、雛ちゃん。」
弟「たまたま1階居たんだ。」
姉「逆ドッキリやられた…。」
0037居間2014/03/19(水) 07:00:51.07ID:uxi5R7qD
姉「こちら、あたしの友達の萌ちゃん。」
姉友「遅ればせながら、こんにちは。萌で〜す。」
弟「はじめまして。剛と言います。姉ちゃんと同じ女子大ですか?」
姉友「そうよ。お姉さんと同い年よ。」
姉「この子、とっても可愛いでしょ?」
弟「うん。美人です。脚も綺麗です。」
姉友「あらっ、お世辞お上手ねっ。剛君も背が高くてカッコいいわよ。」
弟「どうも。」
姉「なに、この2人。お見合いか!!」
0038類は類を呼ぶ2014/03/19(水) 07:55:59.55ID:uxi5R7qD
弟「萌さんは姉ちゃんより背が高いですね。」
姉友「雛ちゃんと一緒にいると、優越感があるのよ。うふふふ…。」
姉「優越感はヒドいわ(笑)。でも、目線が近い子が萌ちゃんだったの。」
弟「なるほど。」
姉友「最初ね、剛君が想像以上に凄い体格だったからビックリしたわ〜。雛ちゃんが、こんなに小さいのに。」
姉「萌ちゃんだって小さいのよ。」
弟「萌さんは身長は何センチですか?」
姉友「当ててみて。」
弟「150センチ!」
姉友「せいか〜い!」
姉「こら!萌ちゃん!サバ読み過ぎ!」
弟「萌さん、小さくて可愛いですよ。」
姉友「剛君は身長は?」
弟「もうすぐ190センチです。」
姉「それは将来の身長でしょ!高めにサバ読み過ぎ!今185センチでしょ。」
姉友「剛君185センチかあ。あたし145センチしかないの。」
弟「ですよね。俺の肩にも届いてないですから。萌さんは俺よりも40センチも低いですね!!」
姉「弟は文字通り上から目線なの。萌ちゃんも慣れるわ、そのうち。」
00392ショット2014/03/19(水) 08:24:32.54ID:uxi5R7qD
姉友「姉弟で写真とりたいわ。携帯で。」
弟「ここで?」
姉友「雛ちゃんは剛君の前に立って。剛君は雛ちゃんを後ろから抱く感じで。」
姉「とった写真、人に見せないでね、萌ちゃん。恥ずかしいから。」
姉友「なかなか、いいわねえ〜。ふ〜ん。身長差も凄いけども〜、肩幅差が凄いわねっ!」
弟「姉ちゃん華奢だし、俺は筋トレをバリバリやってるからね。」
姉「2人とも体格差フェチなの?萌ちゃんも、あたしと体格そんなに変わらないのよ。」
姉友「あたしと雛ちゃんの7センチ差は大きいのよ。」
弟「いや、俺から見れば、大差ないです。2人とも超小柄な女の子だから。」
姉&姉友「………。」
0040体重2014/03/19(水) 22:57:32.21ID:uxi5R7qD
弟「萌さんは体重何キロですか?」
姉「女の子に体重を聞いてはダメよ、剛。」
姉友「別にかまわないわ。」
弟「隠すほど重くないと思って。」
姉「たしかに。」
姉友「36キロよ。軽いでしょ。」
姉「そういえば、あたし3キロやせたの。」
弟「ということは…今、姉ちゃんは32キロなんだ。」
姉友「剛君、なんで知ってるの?」
弟「俺、姉ちゃんのスペックは把握してるんで。」
姉友「さすが弟だわ…と言っていいのかしら?」
姉「よくない!フェチなだけだし。」
0041ぶら下がり2014/03/19(水) 23:15:01.41ID:uxi5R7qD
姉友「剛君は体重いくつあるの?」
弟「87キロです。」
姉「あれ?83じゃなかった?」
弟「筋肉で増えたんだよ。」
姉友「太ってる感じには見えないわよ、剛君。いわゆるマッチョよね。すごいっ!」
姉「あたし達2人足しても、剛より軽いね。」
姉友「雛ちゃん、剛君の腕にぶら下がってごらんなさいよ。」
弟「あ、俺、いけますよ。」
姉「でしょうね。」
姉友「イヤなんだあ、雛ちゃん。」
姉「だって、携帯で写メられるわ。」
姉友「カンが良いわね(笑)。」
0042お姫様抱っこ2014/03/20(木) 05:28:54.07ID:hwsfozon
弟「腕ぶら下がりはね、相手が拒否したら無理やりには出来ないけどね。こういうのは捕まえてしまえば力づくで出来るんだ!」
姉友「きゃあぁ〜っ!」
姉「やっぱり狙ってたか……抱っこ。」
弟「萌さん超軽いです!」
姉友「高すぎるぅ〜!!」
姉「あたしは普段やられてるからね。」
弟「頭上にリフトしていいかな?」
姉友「正直、怖い…。」
姉「剛、もし落としたら危ないからダメよ!」
弟「初トライは姉ちゃんで試すことにしよ。降ろしますね、萌さん。」
姉友「はい。」
姉「あたしで試す?ふざけんなよ……。」
0043萌が興奮すること2014/03/20(木) 07:42:17.63ID:hwsfozon
姉友「ねえ、剛くん。いつも雛ちゃんとイチャイチャしてるの?」
弟「はい。楽しく遊んでます(笑)。」
姉「たまに、うっとうしい時あるよね。だって弟だよ。恋人にも旦那にもなれないのに意味ないでしょ。イチャイチャしたって。」
姉友「雛ちゃん、イヤな時はどうするの?」
姉「もちろん抵抗するわよ。でも……。」
弟「姉ちゃんは必死に抵抗してほしいなあ。それで、力づくで…なんというか、ねじ伏せる…みたいな。」
姉友「やだあ〜、剛くんったら。か弱い女の子を男の腕力で…なんて、あたし興奮しちゃうわ!!」
姉「えっ!…萌ちゃん、ドM?」
弟「俺、萌さんを襲っていいんですか?」
姉「ダメに決まってるでしょう。」
姉友「あっ!誤解しないで!あたしは、剛くんが雛ちゃんを襲うのを想像して興奮したの。」
姉「あっ、そう、なあんだ!良かった。…………いや、良くない、良くない!」
0044二人っきり2014/03/20(木) 07:59:26.45ID:hwsfozon
姉友「あたし、そろそろ帰るね。」
姉「帰り道わかる?」
弟「俺、送りましょうか?」
姉「ダメ!絶対だめ!送り狼になるから。」
姉友「ひとりで大丈夫よ。じゃあね。」
弟「また来て下さい。」
姉「じゃあ、また明日、萌ちゃん。」
姉友「うん!」
0045バランス2014/03/20(木) 23:14:42.46ID:hwsfozon
姉「萌ちゃん、まさか、ウチの熊に恋してないわよね?」
姉友「くま?」
姉「ウチのデカ弟。」
姉友「デカと言ったら刑事みたい。」
姉「あたしの馬鹿デカい弟、剛よ。」
姉友「そうねぇ。カッコいいんだけどぉ〜、ちょっと身長差があり過ぎるわ。」
姉「だよね?」
姉友「あたし達の彼氏は160センチあれば充分よね。」
姉「時々はウチに遊びにおいでね。」
姉友「うん。雛ちゃんが一緒なら。」
姉「あたしが一緒なら?」姉友「剛くん、変な事しないと思うけどぉ、二人っきりだと怖い。」
姉「あいつのする事だいたい変だけどね。」
姉友「あっ、剛くんに言いつけてやろっと。」
姉「何が食べたい?」
0046弟の学校で2014/03/20(木) 23:55:35.69ID:hwsfozon
弟友「よぉ、剛。」
弟「何だよ。」
弟友「お前んとこのチビを1回ちょっとオレに貸せよ。」
弟「目的が明確だけにダメだな。」
弟友「あの子、お前の胸の下に顔がくる小ささだろ。身長いくつだよ?」
弟「人の姉ちゃんを、あの子とか言うなよ。138センチだな。」
弟友「たった138センチの女子大生か。お前ばっかり楽しみやがってズルいぞ。」
弟「ズルくはないよ。自分の身内だから。でも楽しいのは確かだね。わりぃね。」
弟友「羨ましいぞ。このロリコン野郎!」
弟「姉ちゃんは子供じゃないからロリコンじゃないよ。」
0047妥協案2014/03/21(金) 00:15:07.70ID:OiwEC/e/
弟「この前、姉ちゃんが友達を連れて来てさ、その友達も相当ちっちゃい女で。」
弟友「ほほぅ。」
弟「姉ちゃんはダメだけど、その子なら貸すよ。」
弟友「いいのかよ、そんな簡単に。」
弟「たしか、姉ちゃんより7センチ高い身長だよ。」
弟友「ということは?145センチか?」
弟「お前との身長差は?」
弟友「30センチだな。」
弟「なんか平凡だな。普通にいるよ。それくらいの身長差カップル。」
弟友「お前の身長くらいあればなあ。」
弟「しかし、超ミニサイズの女に食いつく俺達も変態だよな。ははは…。」
弟友「お前、自覚はあるんだな。」
0048風呂上がり2014/03/23(日) 01:50:44.03ID:C6ivOpuo
姉「上腕の筋肉が太〜いとか言ってほしいのかしら?」
弟「どう?」
姉「どうって、見飽きた。」
弟「ぶら下げてみ。おチビちゃんに届くかな?」
姉「あ〜っ、馬鹿にしないでよっ!届くわよ、そのくらい!」
弟「その小さい手で俺の二の腕が掴めるかな?」
姉「じゃあ、ぶら下がってやるわよ。どのくらい耐えられるかしら?よいっしょ!」
弟「おぉ〜!!きてるね〜!!」
姉「すごい〜。足浮いてるよ、あたし。重いでしょ?」
弟「さすがに何秒も無理だ、もたねえ!」
姉「あたしの腕の2倍太いんじゃないの?」
弟「今度は俺が姉ちゃんの腕に…。」
姉「はあ!?あたしの腕を潰す気?」
0049ぴょんぴょん2014/03/24(月) 00:12:35.28ID:duqKto9X
姉「(ピョンピョン…)」
弟「何やってんの?」
姉「んっしょっ!」
弟「ジャンプする度にパンツが見えてるよ。」
姉「わざわざ、しゃがんで見ることないじゃん!エッチ。」
弟「低くならないと見えないからさ。姉ちゃん、ちっちゃいから。」
姉「…」
弟「届かないの?」
姉「届くんだったらジャンプしないわ。」
弟「しかし、タンスの上に何もないぜ。」
姉「えっ?そうなの?」
弟「ウソ。ホコリだらけ。」
姉「やっぱり。剛、お願いね!掃除!あたしじゃ無理だから。」
弟「言わなきゃよかったな。」
0050壁ドン2014/03/24(月) 00:15:36.25ID:duqKto9X
弟「姉ちゃん、こっち向いて。」

(姉が振り向く。
0051壁ドン2014/03/24(月) 00:36:53.12ID:duqKto9X
タンスを背に振り向くと、弟が立っていた。)
姉「なあに?あ!ビックリしたあ!」
(自分より遥か上にある弟の顔を見上げる姉。
弟はタンスを勢いよく叩く。ドン!)
姉「きゃっ!!何なのよっ!」
弟「逃げられねーぜ。」
姉「えっ?逃げられるわよ!ほらっ!ね。」
弟「このチビッコ、俺の腕の下からスルリと抜けやがった!」
姉「普通の女の子ならドキドキするシチュエーションでしょうけど残念でした!」
弟「…」
0052膝の上で2014/03/24(月) 01:04:56.49ID:duqKto9X
弟「今日も可愛いな、姉ちゃん!!それっ!ヒョイと!」
姉「んも〜!いきなり抱っこ!?」
弟「このままソファに座るぜぃ!」
姉「あ〜んっ!あたし、剛の膝の上なんだぁ!恥ずかしい…。」
弟「姉ちゃん、肩幅が細いし、柔らかいし、包みこむ感じが最高だぜ。」
姉「これって、エロくない?触りたいだけでしょ?太ももとか?」
弟「このままテレビでも観ようか。イヒヒヒヒ…。」
姉「早く解放されたい………。」
0053馬乗り2014/03/24(月) 16:31:16.49ID:duqKto9X
(畳の上に仰向けになって寝ている弟。)
姉「(剛、眠ってるのかしら?寝てたら身長差なんて関係ないし、ちょっとチャンスだわ。)」
(姉は弟の上に馬乗りになる。)
弟「ん?……」
(軽い姉の体でも、それなりの重さは感じるわけで…。)
姉「うふふふっ。起きた?」
弟「あん?どこの子供?」
姉「違うわよ。ハタチの女子大生よ。」
弟「なんだ、姉ちゃんかよ。何これ?」
姉「馬乗りぃ〜。」
弟「そうだな。で?」
姉「この体制は、さすがに有利よね?」
弟「有利って?」
姉「あたしが剛を押さえ付けるからっ!うんしょっ!」
弟「そんな小さな手で俺の両手首を押さえ付けて何だ?」
姉「あたしだって女の意地で剛を動けなくできるわ!」
弟「ふ〜ん。せいぜい頑張ってくれ。」
姉「またぁ〜ナメてるわね。か弱い女の子だと思って!」
弟「俺の握力、姉ちゃんの3倍あるんだよ?」
姉「そんなに違うかしら?忘れたわ。」
0054馬乗り22014/03/24(月) 16:49:28.97ID:duqKto9X
弟「そろそろいくよ。」
姉「どこへ?」
弟「俺を押さえ付けてるつもりなんだろ?抵抗していいかな?」
姉「いいとも〜!!…っていうか、力まだ入れてないの?」
弟「遊んでやってんだよ!チビ女相手に本気になるわけないだろ?」
姉「ホントは剛、馬乗りされて動けなくて悔しいんでしょ?」
弟「男の力を見せつけねえとダメかな…。」
0055馬乗り32014/03/24(月) 17:21:17.61ID:duqKto9X
弟「このやろ!」
姉「あっ!いやあ〜!!やだ〜んもう〜!!」
(圧倒的な体格差にモノを言わせて、あっという間に体を入れ替え、姉を逆に馬乗りにした弟。)
弟「イッヒッヒ…。」
姉「えっ?えっ?何するのぉ〜?」
弟「まず、姉ちゃんの両手首を、俺の左手1本で押さえ付けてっと。右手は自由に遊ばせてもらうぜ。」
姉「あ〜んっ!胸を揉まないで〜!!エッチ!やだもぅ!」
弟「イヤなら抵抗してみろよ!オラオラ〜!!」
姉「あっ!スカートの中はダメ〜!!やめて!お願いっ!剛くん!」
弟「俺の両膝で姉ちゃんの両腕を封じ込めてっと。唇にしてやる!」
(弟は姉の顔を掴む。)
姉「ディープはダメ!んむむぅ…。」
弟「チュッ!!」
姉「はぁはぁはぁ…。」
0056馬乗り42014/03/24(月) 17:44:09.43ID:duqKto9X
弟「大丈夫?はぁはぁ言ってるけど。」
姉「はぁ〜疲れた……(あれ?剛、力抜いてるわ…)」
弟「ウソだよ〜ん!ドッキリだよ〜ん!」
姉「えっ!?ウソ?ドッキリって何?」
弟「俺が姉ちゃんを食べるわけないだろ?ゴメンゴメン。あれ?泣いてる?」
姉「涙でてきた。…。怖かった……。」
弟「可愛いなあ。ヨシヨシ、ナデナデ…。ぎゅっ!」
姉「はぅ…。剛はヒドい。力で適わない恐怖を分かってほしいわ。」
弟「よく知ってるぜ。だから傷つけてないだろ?叩いたり蹴ったりしてないぜ。」
姉「あ。そうね、ありがとう。……お礼を言うところかしら?はて?」
弟「(笑)」
0057身長測定2014/03/26(水) 11:19:57.20ID:D/8lVHiR
弟「巻き尺で計ってやるよ。」
姉「やだ。」
弟「ほらっ、足で先っぽを踏んで!」
姉「え〜、縮んでたらどうしよ。」
弟「なんか姉ちゃんが小さくなった気がするんだよね。」
姉「あはっ!屈まないと目盛りが見えないんだぁ〜。」
弟「膝立てするか。」
姉「ねぇ、何センチかしら?」
弟「ちょうど138センチだ!」
姉「良かったあ!縮んでなくて!」
弟「じゃあ俺かなあ?俺が伸びたかもな。姉ちゃんヨロシク!」
姉「よろしくって?」
弟「計ってくれよ。」
姉「あたしが?」
弟「届くわけねえか(笑)。」
姉「膝立てしてたら届くわ。」
弟「そうか!よし!これなら…。」
姉「はい!剛の身長は……145センチで〜す(笑)。」
弟「ふざけんな!」
0058身長測定22014/03/26(水) 11:42:34.32ID:D/8lVHiR
弟「ちゃんと計ってくれよ。」
姉「剛の頭に手が届かないわよ。どうしたらいい?」
弟「だったらソファの上に乗れば?」
姉「じゃあ移動!移動!」
弟「ホントの数字を言えよな。」
姉「わかったわよ。でも、ソファの上って不安定だわ。」
弟「ちゃんと見て。何センチだ?」
姉「えっと〜…すごいっ!」
弟「まさか大台?」
姉「ううん。188センチかも。」
弟「かもって何だよ?」
姉「足元が不安定で…。」
弟「まあいいや。俺、伸びたんだな。」
姉「ドラえもんの?」
弟「のび太じゃねえよ。」
姉「はぁ……。」
弟「身長差ちょうど50センチだ。すげー!」
姉「ゆううつだわ…。」
弟「身長差プレイを楽しんでいいかな?」
姉「ゆううつ。漢字で書ける?書けたら許したげるわ。」
弟「なにっ?ゆううつ?」
0059ゆううつ2014/03/26(水) 12:06:25.56ID:D/8lVHiR
姉「どうせ筋肉馬鹿には漢字なんて書けないでしょうよ。ゆううつ。」
弟「なんだと?俺を馬鹿にしてると、どうなるかわかってるんだろうな?」
姉「うふふふ。やっぱり知らないのね漢字。」
弟「おしりペンペンしてやる!うぉりゃあぁぁ〜!!」
姉「きゃっ!!」
(姉のウエスト辺りから片手で軽々と担ぐ弟。)
弟「相変わらず姉ちゃん軽いなあ!やっほーい!ペシペシ!ペシペシ!」
姉「やだぁ〜!!直接パンツを叩いてるの〜?」
弟「超ミニだから!こうなるわけさ!スカートも身体もね!」
姉「漢字が書けたら許すって言ったのにぃ〜もぅ!!」
弟「そんなの関係ないぜ。ちっちゃくて可愛い女が目の前にいるのにガマンできねぇ!」
姉「しょうがないわね…。赤の他人に同じ事したらセクハラだからね。」
弟「もちろん!自分の姉ちゃんだからだよ。」
姉「あっそぅ…。わかったからもう早く降ろしなさい!」
0060約束2014/03/26(水) 12:32:35.41ID:D/8lVHiR
姉「今度また萌ちゃんがウチに遊びにくるけど…ダメよ。いきなり抱っこしたり持ち上げたりしたら。」
弟「あ〜、ちっちゃい子は、ちっちゃい子と仲良くなるっていう、あの友達だね。」
姉「確かに小さいけど、萌ちゃん145センチだから。でも絶対ムラムラしちゃあダメよ!ムラムラしろという振りじゃないからね!あたし達から見たら、剛がホント大男に見えるのよ。萌ちゃんを泣かしたら、あたし許さないわよ!。絶対ダメだからね!」
弟「すげー迫力……。わかった。」
姉「はい、よろしい。」
0061映画館2014/03/28(金) 00:10:32.28ID:g3S7tz+3
姉「萌ちゃんもヒールなの?」
姉友「そう。12センチ。雛ちゃんは?」
姉「同じ12センチ。剛と一緒の時は履けないからね。」
姉友「ヒールだと見やすいかな?」
姉「スクリーンが?」
姉友「うん。」
姉「あたし達は立ち見か!座れば靴は関係ないじない!」
姉友「あっそっか!えへへ(笑)。」
0062目的2014/03/28(金) 00:17:49.94ID:g3S7tz+3
姉友「今から雛ちゃんち行く!」
姉「弟に会いたいから?」
姉友「それもある。」
0063好みのタイプ2014/03/28(金) 00:34:21.99ID:g3S7tz+3
姉「なにげにウチの剛のこと気に入ったみたいね。」
姉友「ちょっと興味あるだけよ。」
姉「あいつ身長また伸びたわよ。あたしと50センチも違うの。」
姉友「でも雛ちゃんが見上げる角度に大差なさそう。そうかあ。さらに逞しくなったんだ。」
姉「萌ちゃん、マッチョが好きなの?」
姉友「うん。自分が小さいくせにね。」
姉「せいぜい子供扱いされないようにね。」
0064玄関の段差2014/03/29(土) 02:24:33.56ID:185EyaTw
弟「おかえりー。」
姉「ただいまぁ〜。」
姉友「ただいまー…じゃなくて、お邪魔しま〜す!」
弟「あれ?2人とも背が高いよ。」
姉「厚底はいてるからね。」
姉友「靴を脱いで上がっても、背は変わんないよ。たぶん。」
姉「むしろ、ちっちゃくなるかも(笑)。」
弟「だね!」
00652人合わせて2014/04/01(火) 00:08:23.55ID:vaNJMRKc
弟「握力計があるから計ろうよ。みんなで。」
姉「そんなのよく手に入れたわね。」
姉友「あたし自分の握力なんて知らなーい。」
弟「よっしゃ!!さっそく俺から!!。利き腕だけね。うおりゃあ!」
姉友「あ!すごい!55キロだって!」
弟「マジで?筋トレの成果だね!!やった!次は誰?」
姉「次は萌ちゃん。」
姉友「え?あ、は〜い……んしょっ!」
姉「しかし、剛って男のくせに、女の子と力比べて勝って喜ぶなんて趣味悪い!」
姉友「あ。あたし、16キロよ。」
姉「あら!あたしと同じだわ。」
弟「それ姉ちゃん昔の数字だろ?今計ってよ。」
姉友「そうよね。はい、雛ちゃん!どうぞ。」
姉「わかったわよ、やればいいんでしょ。萌ちゃんに勝ちたいな……んんんしょっとっ…。」
弟「女の平均は26〜28くらいかな。」
姉友「じゃあ、あたし女の子としても力無いんだ。でも雛ちゃんは?」
姉「…ヤバい……。」
弟「見せてみ。ん?お?13キロ??たった13?真剣にやれよ姉ちゃん!」
姉「ちゃんと計ったわよ!ヤダこれ!もう!」
姉友「雛ちゃん体小さいからね〜そんなものかな。握力あたしの勝ちね。ふふ。」
弟「低レベルの女の戦いだぜ!!」
姉「何が低レベルよ!」
弟「2人合わせて29キロか。」
姉友「足しちゃうんだね。剛くん55キロだから、あたし達2人がかりでも剛くんに勝てないってことよね。」
弟「姉ちゃん13キロだから、俺が4倍以上も力が強いんだ!!」
姉友「4倍も?すごい!」
姉「剛は優越感に浸って楽しんでるの。」
弟「なあ、ちっちゃい美人が2人いたら、襲ってあげないと失礼だろ?」
姉「失礼じゃな〜い!」
姉友「(どこまで冗談なのかわかんない…。)」
0066全身鏡の前で2014/04/01(火) 08:47:34.88ID:vaNJMRKc
姉友「雛ちゃんスタイルいいわねぇ〜。」
姉「萌ちゃんも胸あるじゃん。」
姉友「そんなことないわよ。雛ちゃん谷間けっこうあるし。」
姉「あたしアンダーが無いからね。いちおう、でもね、なんとかCだよ。」
姉友「あ、いっしょだぁ〜。あたしも〜。」
弟「俺の方がオッパイでかいぜー!」
姉&姉友「きゃっ!!」
姉「んも〜!いきなりデカいのが後ろに来ないでよ〜!ビックリするじゃない。」
弟「ドアが開いてたらさ。」
姉「ノックぐらいしなさいっ!」
姉友「あははっ!剛くん上半身が映ってないわ。顔が見えないと怖〜い。」
姉「あたしのサイズには充分なの、この鏡で。」
弟「コレが両手に花っていうヤツか!うひょっ!」
姉&姉友「ひゃっ!」
弟「お〜!!俺の両腕にスッポリだな。でも、肩の位置がなぁ。もうちょっと高い所だったら抱きやすいんだけどなあ。」
姉「チビで悪かったわね!!」
姉友「なんか鏡に映ったら、まるで大人と子供みたい。」
姉友「その子供に萌ちゃんも含まれてるのよ。」
姉友「あちゃー!」
弟「ほら、やっぱり俺の方がオッパイでかいだろ?」
姉「剛、さては盗み聞きしてたのね?」
00672014/04/01(火) 09:35:40.29ID:vaNJMRKc
弟「盗み聞きなんかしてねーよ。Cとかなんとかは聞いたけどよ。」
姉「そうなんだ。ガールズトークしてたから恥ずかしいと思ったの。」
姉友「きゃっ!いつのまにか剛くん上半身裸だぁ〜!!」
姉「いつもの筋肉自慢のナルシストくん。」
弟「コレで俺の胸囲を計ってくれ姉ちゃん。」
姉友「あはっ!ちゃんと計るヤツ用意してたんだ。」
姉「それ持ってココに来たの?用意周到っていうか、なんというか。」
弟「ゴチャゴチャ言わないで早くしろよ。」
姉友「2人で計ってあげましょー。」
姉「ねぇ剛。高過ぎて届きにくいわよ。膝立てしてくれなきゃ。」
弟「お、忘れてた。ほれ。」
姉友「うわっ!胸ピクピクしてる〜!近くで見ると筋肉すご〜い!!!」
姉「萌ちゃん、ほめちゃあダメ。調子に乗るから。」
弟「どうでもいいから早くしろよ。」
姉友「そっち雛ちゃん持って。」
姉「うん、萌ちゃん背中回して。」
姉友「あっ!さすがマッチョくんね!!」
弟「もしかして大台?」
姉「あっ!剛、今、胸に力入れたわよ!息吸った?ズルくない?」
弟「みんなすることだろ。」
姉友「100こえた。」
弟「お〜!3ケタいったか〜!!」
姉「普通にしてて!正確な目盛り見れないから。」
姉友「はい!!105センチで〜す!」
弟「やった!増えた増えた!」
姉「あたしと30センチくらい違う……。」
姉友「それでも雛ちゃん巨乳に見えるから不思議よね。」
姉「そこ不思議じゃないわよ。」
弟「横幅が全然違うからだろ。」
姉友「そっか。」
0068お姫様抱っこ2014/04/01(火) 10:02:13.25ID:vaNJMRKc
弟「2人で俺を持ち上げてみて!」
姉「こうやってイジワル言うのよ!いっつも!」
姉友「あたし達の力じゃムリっぽいわよね〜。」
弟「じゃ、俺が持ち上げる!」
姉「え?自分を!?」
弟「まさか。姉ちゃんバカ?」
姉友「あたしを姫抱っこしていいわ!」
弟「やった!さっそく。ヒョイと!」
姉「最初からソレが狙いでしょ。」
姉友「すごい!高い!世界が違うわ!」
弟「今日はラッキーなことに大きい鏡が…。」
姉「こら!パンツを映すなあ〜!!エロ男!」
姉友「大丈夫。仕方ないわよ。こんな短いスカートだもん。」
弟「いつも超ミニでヨロシク!」
姉「お姫様抱っこが好きだよね?剛は。」
姉友「そういえば、雛ちゃんを抱っこしたら〜お雛様抱っこ!」
弟「お〜!!うまいこと言う!」
姉「あたしは桃の節句か!」
0069食事2014/04/04(金) 10:49:19.18ID:wroini0T
姉友「さあ、できたわよ〜っ!」
姉「剛〜っ!運んでぇ〜!」
弟「あいよっ!……おらよっ!」
姉友「ひゃぁぁぁっ!」
姉「こらっ!運ぶのは萌ちゃんじゃなぁぁぁい!」
弟「ん?」
姉友「あ、あのっ……チャーハン、チャーハン。」
弟「あっそ。」
姉「しらじらしい!わざとよね?」
姉友「え〜っ!キッチンにUターンなのぉ〜!?」
姉「なに?持ち上げたまま戻ってくるかい。」
弟「チャーハンは?」
姉「もういいわ。あたしが運ぶ。」
姉友「剛くん力が有り余ってるのよね?」
弟「どこで降ろす?」
姉「どこだっていいから!早くしなさい!」
姉友「剛くん足りるかしら?」
弟「俺のはどれ?この大きい皿のやつ?」
姉友「うん。いっぱい食べるでしょ?育ち盛りだもんねっ。」
姉「もう充分すぎるくらい育ってますけど!」
0070お泊まり2014/04/09(水) 00:52:43.55ID:gG75IWsd
姉「萌ちゃん泊まってくでしょ?」
姉友「うん。でも、いいの?」
姉「じゃあ決まり!」
弟「やりぃ!イヒヒ…。」
姉「なんか剛がニヤニヤしてる。気持ち悪〜い。」
姉友「あたし急だったから何も用意してない。」
弟「大丈夫だよ。」
姉「なんで剛が答えるのよ。大丈夫よ萌ちゃん。」
0071布団の上で2014/04/10(木) 05:56:35.74ID:4FUf+vnJ
弟「ちょっとさあ、2人まとめて俺にかかってこいよ!」
姉「かかってこいとは何なのよ?」
弟「なんとかごっこしようぜ。」
姉友「何ごっこ?それ楽しいの?」
姉「萌ちゃん!罠よ!楽しいのはコイツだけだからっ。」
弟「来ないなら、しょうがないから、こっちからいくぞ。」
姉「バカ!来なくていいってば!」
弟「さてと、どっちにしよっかな。」
姉友「雛ちゃん、あたし逃げた方がいい展開?」
姉「そうみたい。でも逃げるったって家の中じゃあ…ヤバいかも萌ちゃん。」
弟「ハンディキャップマッチのゴングが鳴りました!」
姉「鳴ってないわよ。」
姉友「ハンディキャップって?」
弟「2対1ということさ。」
姉「体の大きさを考えてよね。」
弟「まあまあ、かわいがってやるから。」
姉友「あたし可愛いって?えへっ。」
姉「そうは言ってないし。」
0072続・布団の上で2014/04/10(木) 06:28:44.16ID:4FUf+vnJ
姉友「きゃっ!!」
弟「スキあり!カニバサミだぃ!」
姉「あ!萌ちゃん!」
姉友「この状況どうしよ?」
弟「捕まえたぜ。こりゃ、足だけで充分だな。」
姉「助けてあげる萌ちゃん。んしょっ!」
弟「おらおら、おチビちゃん達、そんな力じゃ無理だぜ。」
姉友「おチビちゃん?」
姉「あたし達がナメられたのよ萌ちゃん。」
弟「そろそろ手を使っていいかな?」
姉「絶対だめ!触りたいんでしょう?変態!」
弟「お?俺の悪口ばっかり言ってると楽しんじゃうよ俺。」
姉友「確かに楽しそうだけど剛くん。でもこれ助けて雛ちゃん。」
姉「あたし達が力で適わないこと知っててやってるコイツがひどいの。」
弟「ギブ?」
姉友「うん!ギブアップする!カニバサミ強すぎ。」
弟「じゃあ、しょうがない。次はねぇ…。」
姉「次は無くていいわよ。その前に萌ちゃんを離しなさい!」
弟「今、その前って言ったな?離したらいいんだね。やっても。」
姉「……よけいなこと言ったかしら。」
0073大好物2014/04/11(金) 01:32:57.62ID:5JuljvUH
姉友「雛ちゃん、剛くんニヤニヤしてるわよ。」
姉「いつものことなの。」
弟「うひょっ!ちっちゃい子が2人もいるぜ。」
姉「だいぶ前からいるけど。」
弟「俺やっぱり姉ちゃんがいいや。」
姉友「なんかエロいわ。この姉弟。」
姉「そんな上から見下ろさないでよ。」
弟「姉ちゃんが超ちっちゃいから。」
姉友「剛くん、わざと身長差を強調してるのね。」
姉「剛、近すぎるわ。…萌ちゃん…助けて。」
姉友「何をどうすればいいの?」
弟「だったら、2人でコスプレしてくれ。」
姉「は?」
姉友「コスプレ?剛くんって、そういう趣味があったの?」
0074コスプレ2014/04/11(金) 09:28:22.66ID:5JuljvUH
弟「姉ちゃんたち、これ着てみな。俺のTシャツ。」
姉「なんで?あたしが?」
姉友「コスプレっていうより男装じゃん。」
弟「今、着てるの脱がなくていいからさ。」
姉「脱ぐわけないでしょ。」
姉友「剛くんの、やっぱりデカっ!」
姉「それをあたしが着てぇ、で、ブカブカだわぁ〜なあんて言ってほしいんでしょ?」
弟「ま、ただ、どんな感じか見てみたいわけよ。」
姉友「あたしが着てあげるわ。向こうで着替えてくるね。」
姉「どうぞどうぞ。好きなように。」
……………
姉友「じゃ〜ん!なんか妊婦さんが着るワンピースみた〜い。」
弟「すげー!萌え萌えだ!」
姉「肩が余ってて太って見えるわよ萌ちゃん。」
姉友「でもね、ゆったりしてるし、今晩コレで寝るわ、あたし。」
弟「ちゃんと洗ってるヤツなんで。」
姉「当然。でないと着させないわよ。」
0075一緒に寝る?2014/04/15(火) 02:25:15.18ID:BsVf8cXj
弟「萌さん、俺が一緒に寝てあげようか?」
姉友「え?」
姉「ダメダメ〜!萌ちゃんが潰されちゃうわよ。」
姉友「あたし食べられちゃうかもね。」
弟「まるで俺が体目当てみたいじゃん。」
姉「寝てあげようという言い方もエラそうよ剛。」
姉友「やっぱり女の子同士がいいわ。雛ちゃんと寝る〜。剛くんは1人でねっ。」
姉「剛、ふられちゃったわね、見事に。」
弟「じゃ、萌さんより小さい姉ちゃんと寝よ。」
姉「小さいは余計。当然あたしもダメよ。」
弟「俺が本気になれば思い通りに……。」
姉友「部屋に鍵付いてる?」
姉「あたりまえでしょ。寝てる間に何されるか。怖くて怖くて。」
弟「よし、鍵、壊したろ。」
姉「いやあ!!」
姉友「襲うなら鍵を壊すより今起きてる時に…。」
姉「変なこと言わないで!萌ちゃん!」
0076朝っぱらから2014/04/25(金) 09:26:36.99ID:gytajLOB
姉「おはよー。何やってんの?」
弟「見りゃわかるだろ。縄跳びに見えるか?腕立てだよ。」
姉「そんなに鍛えてどうするのかしら。」
姉友「剛くん、おはよっ!あっ、朝からやってるのねっ。」
弟「あ、おはよー…ございます、萌さん。俺の背中に乗って下さい。」
姉友「え?いいの?重くなるわよ、大丈夫?」
弟「ぜんぜ〜ん楽勝っす。」
姉「あたしじゃ軽すぎるってことね。」
姉友「やったぁ〜♪お馬さんお馬さん!」
弟「姉ちゃんの時より効きますよ萌さん。」
姉「コイツの筋トレの手伝い、わりと面倒くさいのよね。」
弟「ダンベルがわりに姉ちゃん達を持ち上げてぇなあ。」
姉友「え〜?2人いっしょに?」
0077身体測定2014/05/19(月) 01:04:33.30ID:NrPpW4zt
弟「姉ちゃん、今日、身体測定あったんだよ。」
姉「ふ〜ん。そうなの。」
弟「俺の前においで。」
姉「なによ。」
弟「ちゃんと俺を見上げみな。」
姉「もしかして、また大きくなった?」
弟「勘がいいな。大台に乗ったぜい!」
姉「でしょうね。」
弟「わかるんだ?」
姉「わかるわよ。身長伸びたのね。」
弟「おぅ!ビッタリ190センチだよ。お姉ちゃんは?伸びた?」
姉「のび太?ドラえもんは面白いわよねぇ。」
弟「……。」
0078姉ちゃんの身長2014/05/19(月) 01:40:49.25ID:NrPpW4zt
弟「もう伸びないだろ、姉ちゃんは。」
姉「あたしも大台に乗りたいわ。はぁ…。」
弟「大じゃないだろ。140センチもないくせに。」
姉「は〜い、前と同じ138センチで〜す!」
弟「やっぱりな。俺より52センチも低いのか。萌え〜!萌えるなあ。」
姉「燃える?え?火事?どこ?」
弟「こんな面白くないギャグを言うチビちゃんは抱っこするしかねえな。ほらよっと!」
姉「きゃっ!パンツ見えちゃう。」
弟「俺からは見えねえよ。あっそうだ!鏡だ!」
姉「でもスカートを手で押さえれば大丈夫ね。」
弟「じゃ、態勢を変えよっと。軽いから楽勝さ。えへへ。いつも超短いスカートで頼むよ。」
姉「だってミニだったら可愛く見えるもん。」
弟「ミニ?そのミニはスカートのこと?体のこと?」
姉「スカート!あんたがスカートって言ったじゃん。」
弟「俺は両方。ちっちゃい姉ちゃん、超可愛いけどな。」
姉「ん?喜んでいいのかしら?そんなことより、もう降ろして!」
0079弟の後輩(1)2014/07/01(火) 07:18:17.02ID:aaz9H4+j
弟「今度、俺の後輩を連れて来ていい?」
姉「いいわよ。」
弟「そんな、あっさりOK?」
姉「うん。どうして?」
弟「いや。いいのかなって。」
姉「後輩でしょ?中学生?」
弟「中学1年かな。」
姉「ふ〜ん。可愛い?」
弟「女じゃねえよ、男子だよ?」
姉「わかってるわよ。剛の後輩だったら男の子よね?」
弟「まあね。」
姉「あっ、でも、剛が中3の時に、その子は小学生じゃない?」
弟「いや、俺と小学校が同じなんだ。」
姉「なるほど、じゃあ近所に住んでるの?」
弟「おっ!さすが姉ちゃん頭いいねー!」
姉「なによぉ〜、からかってぇ〜。」
0080弟の後輩(2)2014/07/01(火) 07:30:45.30ID:aaz9H4+j
姉「連れてくる時は前もって言ってね。」
弟「なんで?」
姉「だって、いろいろと準備しなくちゃいけないじゃない。」
弟「メシとか別に作んなくてい〜んじゃね?」
姉「そうじゃなくてね。あたしの…。」
弟「まさか、化粧とか?」
姉「まあ…。」
弟「うひょひょ。何を期待してんだよ?」
姉「うるさいなあ〜もぉ。」
0081弟の後輩(3)2014/07/01(火) 08:14:45.41ID:aaz9H4+j
弟「そいつ確かに俺から見てもカッコいいと思う。」
姉「そうなの?やったぁ〜!」
弟「喜び過ぎだよ。歳の差を考えろよ。」
姉「歳はアレだけどぉ〜、小さくて可愛い男の子でしょ?」
弟「(それはどうかな。ニヤニヤ)」
姉「?」
弟「そのかわり…」
姉「何のかわり?」
弟「露出は多めでヨロシク。夏だし。」
姉「え?露出?」
弟「生足に超ミニスカートで。あいつのリクエストなんで。」
姉「ホントに?剛の好みじゃなくて?…まあ、いいけどぉ〜。」
弟「ほらね。オッケーなんじゃん。」
姉「まあ普通に普段からミニ穿いてるわよ。」
弟「だろ?」
姉「ちょっとエロカワイイわね。その子。」
弟「男にエロカワイイとは言わねーよ。ただのエロいだけさ。(それに可愛くはないし、むしろゴツいし)」
0082弟の後輩(4)2014/07/04(金) 23:33:55.33ID:8u/abMNC
弟「もうすぐ来るよ。」
姉「そうなの?あ〜どうしよっ。」
弟「大丈夫だよ。姉ちゃんは今日も可愛いし、ちっちゃいし。」
姉「ちっちゃいは余計よ。」
弟「っていうか、あいつ中1のガキだから。」
(ピンポーン)
姉「あっ、来たわ。剛、あんた出て。」
弟「はいよ。」
………
後輩「あ、先輩!こんにちは。」
弟「おう!まあ上がれよ。」
後輩「はい。お邪魔します。」
0083弟の後輩(5)2014/07/05(土) 00:02:28.02ID:/94L8RuG
弟「姉ちゃ〜ん!俺の後輩の陸くん来たよ。あれ?姉ちゃんいない。」
後輩「楽しみだなあ。」
弟「楽しみって何が?」
後輩「ちびっこ女子大生が居るんですよね?」
弟「俺の姉ちゃんだからな。覚えとけよ。」
後輩「あっ、はい。もちろんですよ。」
弟「お〜い姉ちゃん!」
後輩「お〜いお茶みたい。」
0084名無しさん@ピンキー2014/07/08(火) 08:41:31.50ID:SjDfJ/hJ
姉「剛、ちょっと待ってて。」
弟「隠れてないで早く出て来いよ。」
姉「あ、いらっしゃい。姉の雛です。」
後輩「はじめまして。剛先輩にお世話になってます。陸といいます。」
弟「姉ちゃん、もっと近くに来ればいいじゃん。」
姉「陸くん、意外に大きいからビックリしちゃって。」
後輩「はい、クラスで一番背が高いです。」
弟「ほら、2人向かい合わせになりなよ。」
姉「弟よりは10センチくらい低いのかしら?」
後輩「ちょうど180センチです。雛さんは何センチですか?」
姉「弟から聞いてないの?」
弟「(笑)」
後輩「いや、あの、先輩からは、『150センチに満たない』と聞いてたから。」
弟「間違ってないだろ?(笑)」
後輩「だから148くらいかなあ、と思ってました。」
姉「ちっちゃくて驚いたわよね。あたし、138センチなの。」
弟「ちょっとしたドッキリ大成功だな。」
0085弟の後輩(7)2014/07/08(火) 09:16:36.04ID:SjDfJ/hJ
姉:雛(ひな)
弟:剛(つよし)
弟後輩:陸(りく)

陸「まさか、こんなに小さいとはビックリです。先輩との身長差がハンパないじゃん。これでも女子大生だよね?」
姉「なんか急にタメ口になってない?」
弟「上から見下ろしてるとさ、子供に見えるから仕方ねえよな。なあ、陸?」
陸「はい、そうなんですよ。つい、小学生の子に話してる気分になりました。」
姉「弟に話す時は敬語なのね。」
陸「雛ちゃんって呼んでもいいですか?」
弟「おう、呼んでいいよ。」
姉「なんで剛が返事するの?」
弟「敬語だったから、俺に言ったんだろ。」
陸「そうだよ雛ちゃん。」
姉「そういうこと……。」
0086雛の体重2014/07/08(火) 19:25:49.34ID:SjDfJ/hJ
陸「ちょっと雛ちゃんを持ち上げていいっすか?」
弟「いいよ。」
姉「あたしに聞いて……ない……のね。」
陸「じゃあ、遠慮なく。」
姉「遠慮しなさいよ。ねえ、あたしの許可は?え?きゃっ!!」
陸「もう持ち上げました。先輩、雛ちゃんメチャクチャ軽いっす。」
弟「そりゃそうだろ。何キロだと思う?」
陸「40キロは無いですよね。」
弟「138センチで40キロあったら太ってるだろ。32キロだっけ?」
陸「雛ちゃん、僕の半分以下なんだね。」
姉「あたし、自分の体重なんて忘れたわよ。」
弟「忘れたのかよ。」
0087雛のスカート2014/07/08(火) 20:56:34.83ID:SjDfJ/hJ
姉「スカートがめくれてない?」
弟「そんなエロい超ミニ穿くからだよ。」
姉「だって陸くんのリクエストだって言うから。」
陸「僕、そんなこと言ってないけど。」
姉「そうなの。」
弟「今日はピンクか。」
陸「僕も見たいから、雛ちゃんを1回降ろしますね、先輩。」
弟「いいよ。」
姉「やだ、2人ともエッチ。」
0088名無しさん@ピンキー2014/07/08(火) 22:59:20.36ID:HeCTJq7U
いつも乙です。
この後、姉と弟と陸が家の中でかくれんぼして
姉が隠れて、弟と陸が姉を探すが見つからない
姉が小さい体を利用してとんでもないところに隠れていた!(鞄の中等)
みたいなシチュほしいですどうかお願いいたします。
0089かくれんぼ(1)2014/07/10(木) 22:41:44.60ID:+Hgn3pyC
弟「俺、ちょっと出かけてくる。すぐ戻る。」
姉「え〜!陸くんと2人っきりは嫌よ。」
弟「こいつ、まだ中1だぜ。襲ったりしねえよ。」
陸「じゃあ僕も先輩と一緒に出ます。」
姉「うん。そしたらあ〜、あたし、どっかに隠れとくわ。帰ってきたら見つけてみて。」
弟「突然なに言い出すかな、姉ちゃんは。家の中でやるか?」
陸「二階もあるし面白いっすね、かくれんぼ!」
姉「じゃあ決まり!お二人は行ってらっしゃい。」
弟「しょうがない。つきあうか。そうだな、5分で戻るから。」
陸「どこ行くんですか?」
弟「コンビニ。」
姉「(どうしよ。隠れる場所はね………)あはっ!」
0090かくれんぼ(2)2014/07/10(木) 23:01:05.36ID:+Hgn3pyC
陸「雛ちゃん、どこに隠れますかね?」
弟「まあ場所は限られてるからな。お前1人で探してくれ。」
陸「でも、雛ちゃんの部屋は入っていいですか?」
弟「そうか。ガキには刺激が強いかな(笑)。わかった、姉ちゃんの部屋は俺が担当する。他は全部おまえね。」
陸「はい。もし、見つけたら、雛ちゃんとデートしていいですか?」
弟「普通そういう事は当事者に聞くもんだが。」
陸「僕、二階は上がったことないから楽しみです。」
弟「ふ〜ん、楽しみなんだ。なんたって家の中だから。絶対すぐ見つかるし。」
0091かくれんぼ(3)2014/07/11(金) 00:01:10.89ID:UKV8cmf8
弟「そぉ〜っと入ってけよ。」
陸「まかせて下さい。僕、これでも柔道部なんで。」
弟「何の関係があるんだか。」
陸「お風呂場とトイレは居ないです先輩。」
弟「やっぱり2階じゃね?俺は買ってきたドリンク飲んでからにしよ。」
陸「そぉ〜っと、2階いきますね。」
弟「あいよ。」
…………
姉「(まだ帰ってきてないみたいね。音しないわ。)」
…………
弟「居た?」
陸「あの、居たっていうか、ありました。」
弟「あったって、姉ちゃんを物みたいに言うなよ。」
陸「雛ちゃん、一応オッパイあるんですね。」
弟「あっ!ブラジャー!姉ちゃんの部屋に入った?」
陸「入った瞬間に色で女の部屋ってわかったけど、近くにあったから。」
弟「一応オッパイあるってか(笑)。姉ちゃん、小さい体のわりに胸は大きいんだよな。」
陸「元に戻しますね。」
…………
姉「(あっ、帰ってきたかな!?)」
0092かくれんぼ(4)2014/07/11(金) 00:42:26.42ID:UKV8cmf8
陸「ベランダは居ないですよ。」
弟「姉ちゃんの部屋はクローゼットも見た?」
陸「はい。ベッドの下とかも。」
弟「俺は自分の部屋を捜すか。ここ怪しいよな?」
陸「そういえばさっき『さがす』の漢字を間違ってましたよ。それが正しいです。」
弟「おまえ頭いいな。そんなことより、もいっかい下を捜してくれ。」
陸「はい。あ!忘れてました。あの子って小さかったんだ。そのことを考えてっと。よし!」
弟「中1のガキに『あの子』呼ばわりされる姉ちゃん(笑)。」
陸「あっ、すみません。」
弟「本人いないから問題なし!」
姉「(…居るのにな…しかし、待ちくたびれたわ)」
陸「ベッドの下とか棚とかも一通り見ましたけど、ホントに家の中に居ますかね?」
弟「隠れる場所というと……。」
陸「ブーツの中は?」
弟「そうだな、靴の中かって、そんなにちっちゃくねえよ(笑)。」
陸「2階に居ないとなると1階ですよね。下いきましょう。」
陸「まあ、ゆっくり探そうかね。」
………
姉「(あれ?声がしなくなったわね。)」
0093かくれんぼ(5)2014/07/11(金) 01:00:49.11ID:UKV8cmf8
姉「(あ〜ネおトイレいきたくなったのにぃ。んもう早く見つけてぇ…)」
……………
陸「やっぱり家の外にいるんじゃ…?」
弟「あっ!トランクの中だ!」
陸「あ〜、海外旅行のやつですね。よく自分で閉められましたよね。」
弟「コレコレ!陸、持ってみ。」
陸「かなり軽いっすね。チビだから軽くて当たり前ですね。」
弟「チビって、本人が聞いたら怒るぞ。」
陸「だから中に。」
弟「あっそうか。怒られても平気なんだな。」
陸「でも、さっき雛ちゃん持ち上げた時より軽い気がします。」
弟「開けてみ。」
陸「……違いましたね。」
弟「捜すのやめるか?そのうち出て来るだろ。」
陸「もう一度、2階いきますね。なんかスッキリしないんですよ。」
弟「よっしゃ、まかせた。」
0094かくれんぼ(6)2014/07/11(金) 01:29:04.01ID:UKV8cmf8
陸「ん?は?あれ?せんぱ〜い!!ちょっと上に来て下さ〜い。」
弟「なんだあ?どうした?俺の部屋か?」
陸「あれ何ですか?」
弟「お?どれ?」
陸「さっき無かったんですけど、今見たら、あれが。黒いやつ。」
弟「ん?あぁ〜俺ズボンだよ。」
陸「でも、なんか膨らんでません?」
弟「膨らんでる?(もしかして!)」
陸「(ヒソヒソ)この中かも?」
弟「(ヒソヒソ)上に乗れ(笑)。」
陸「フ」
姉「きゃっ!!いや〜ん!重た〜い!」
弟「俺のズボンにスッポリ入るのかよ(笑)。」
陸「雛ちゃん、出ておいで。み〜つけた!」
弟「そういや、かくれんぼだったな。忘れてた。」
姉「おトイレ行っていい?」
陸「ゴメン。重かった?」
姉「ュュュもれるもれる……(スタスタスタスタ)。」
弟「とりあえずトイレが先みたいだな。」
0095かくれんぼ(7)2014/07/11(金) 01:41:22.47ID:UKV8cmf8
弟「どこにいたんだ?」
姉「あなたの洋服のタンスの中よ。」
陸「約束通り、デートしましょね。雛ちゃん。」
姉「そんな約束してないわよ。」
弟「じゃあさあ、萌さんと俺も入れて4人ならどう?」
姉「それは萌ちゃんに聞いてみないと。」
陸「萌さんて誰ですか?」
弟「陸、今はまだヒミツだ!」
陸「わかりました。」
姉「?」
0096名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 07:39:14.59ID:PMY+W3z4
うおおお
ありがとうございました。
これからもちょいちょいかくれんぼシチュ入れて頂けたらうれしいです!
0097雛&萌(1)2014/07/15(火) 07:33:37.32ID:cwcRcq2f
雛「こないだね、ウチの剛が男の子を連れてきたの。」
萌「剛くんの友達?」
雛「剛と同じ小学校だった子で中学1年生なんだって。」
萌「この春までランドセルしょってたんだ。ちょっと若すぎて恋愛対象にはならないわね。」
雛「あたしの話?」
萌「ううん、あたし。」
雛「あ、萌ちゃんとなら身長的には良い感じよ。」
萌「まだ小さいんでしょ?あたしと同じくらい?」
雛「名前は陸くんて言うの。」
萌「陸くん?そーなんだあ。カッコいい名前ね。で、その陸くんの身長は?」
雛「気になるの?」
萌「雛ちゃんが良い感じって言うから。」
0098雛&萌(2)2014/07/15(火) 08:17:35.03ID:cwcRcq2f
萌「陸くんの身長、あたしが少し見上げるくらいかしら?」
雛「とんでもない。」
萌「まさか、あたしより低いの?でも男の子だから将来逆転されちゃうわよね。」
雛「もう既に。」
萌「え?既に?」
雛「楽しみにしとく?」
萌「今、知りたい。」
雛「萌ちゃん何センチ?」
萌「145センチよ。」
雛「ちっちゃ〜い(笑)。」
萌「138センチの雛ちゃんに小さい言われたくな〜い(笑)。」
雛「小さいとは言ってませ〜ん(笑)。」
萌「ちっちゃいも同じでしょ(笑)。で、陸くんは?」
雛「直接会ってみる?」
萌「今、教えて。」
雛「いつ知りたい?」
萌「今でしょ!(笑)」
0099雛&萌(3)2014/07/15(火) 08:58:07.22ID:cwcRcq2f
萌「ちょっと古いギャグを言わせてる場合じゃなくて〜。」
雛「あれってギャグだったの?」
萌「雛ちゃんがこんなにじらすということは、陸くん背が高いのね?」
雛「カンがいいわね。」
萌「そりゃ、わかるって(笑)。」
雛「弟の剛よりは小さいわよ全体的に。」
萌「ズバリあたしと陸くんの身長差は?」
雛「35センチよ。」
萌「あ〜やっぱり、おっきいわね。」
雛「弟よりイケメンよ。」
萌「ほんと?会ってみたい!」
雛「じゃあ〜段取りしとくわね。弟を入れた4人で遊びに行きたいらしいわ。」
萌「は〜い。」
0100雛&陸(1)2014/07/18(金) 01:32:38.40ID:s+r9a3Ou
陸「こんにちは〜!」
雛「いらっしゃい。弟はね、今ちょっと出てるの。」
陸「あっ、先輩は留守なんだ。じゃあ雛ちゃん、今ひとり?」
雛「そうよ。」
陸「やったあ!ラッキー!」
雛「何がラッキーなの?」
陸「雛ちゃんと2人っきりだから。」
雛「あたしと2人っきりだからラッキーなの?」
陸「だって雛ちゃん、ちっちゃくて可愛いから。」
雛「陸くんも背が高くて逞しくてカッコいいわ。とても中学1年生に見えないわよ。」
陸「雛ちゃんも小学3年生に見えないよ。」
雛「だからあ、あたし小学生じゃないって。これでもハタチの女子大生だし。」
陸「雛ちゃん、もっと近くに来いよ。僕と向かい合ってみなよ。」
雛「何よ。背比べして面白いの?」
陸「ヨシヨシ。頭ナデナデ〜。」
雛「いやっ!ナデナデしないで。か弱い女の子だと思ってナメてたら、弟に言いつけてやるわよ。」
陸「あ、それは大丈夫。」
雛「なんで?」
陸「先輩公認だから。」
雛「公認って……。え〜?やだあ〜も〜。」
0101雛&陸(2)2014/07/18(金) 10:52:05.69ID:s+r9a3Ou
陸「上から丸見え…。」
雛「ん?なあに?」
陸「谷間が…イヒヒ…。」
雛「あ〜!オッパイのぞいてる〜!」
陸「けっこう豊満なんだね。」
雛「ちょっとぉ、言葉のチョイスがいやらしいわ。」
陸「雛ちゃんバストいくつ?すっげー細いから、せいぜい70くらい?」
雛「ほんと失礼な質問を直球に聞くのね〜。70はあるわよ。」
陸「僕は胸囲が88あるんだよ。全然違うね。」
雛「あたしより大きくても自慢にならないわ。」
陸「雛ちゃん、思いっきり背伸びしてみなよ。」
雛「え?背伸びしたって陸くんの方が全然背が高いわよ。んしょ!ほらねっ!」
陸「お〜!たまんねー!可愛いぃぃ!!」
雛「やだっ、陸くんったら!あたしの肩を抱いて何するの?」
陸「とりあえず、これで雛ちゃんを捕獲完了かな。」
雛「捕獲しても、キャッチ&リリースでお願いね。」
陸「何それ?」
雛「釣りの……。若いから知らないのね。」
0102雛&陸(3)2014/07/21(月) 19:49:37.16ID:EaDZ6cpa
雛「剛、もう帰ってくる頃じゃない?」
陸「僕に聞かれても。」
雛「あ、そうよね。」
陸「先輩が帰って来る前に………。」
雛「きゃああああ!もう急に何なのぉ〜!」
陸「えへへ…。ちっちゃい子は抱っこに限るね。」
雛「弟にされるのは諦めてるけど、陸くんはヤダ〜。」
陸「イヤ言われても簡単に持ち上がるし。」
雛「どこ行くの?」
陸「2階に運んであげるよ。」
雛「(まさか……)ねえ、やめて。お願いっ。」
陸「お姫様抱っこ好きだろ?あ、違った、お雛様抱っこか。(笑)」
雛「笑ってる場合じゃないわ。あたしを力ずくで何するの?」
陸「雛ちゃん僕が怖いの?」
雛「だって、陸くんに力で勝てないわ。」
陸「だよね。ても大丈夫さ。」
雛「お願い。レイプはやめてね。」
陸「?」
雛「それだけはイヤ。」
陸「あの〜、レイプって何?」
雛「え?知らないの?」
陸「もしかして、英語でレイプって言うんだ、腕相撲のこと。知らなかった。」
雛「!?……腕相撲?あ〜〜そう…ね…あはは(笑)」
陸「雛ちゃん、嬉しいの?」
雛「いやんいやん!だめぇぇ…(なあんてね。良かったっ!レイプされるかと思った。やっぱり、まだまだ中1のガキね…。ルンルン♪)」
陸「なんだ。喜んでんじゃん。やろう、やろう。」
0103雛&陸(4)2014/07/21(月) 21:38:30.07ID:EaDZ6cpa
陸「とりあえず、雛ちゃんのベッドに。」
雛「え?あたしの部屋?」
陸「軽かったよ雛ちゃん。ベッドだから投げてもいいよね。うぉりゃああ!」
雛「きゃっ!!」
陸「やろう、やろう、雛ちゃんとレイプやるよ。おいで。」
雛「レイプというのは、ヤるのは男で、女はヤられる方なんだけど…って、おいでって言った?」
陸「うん。このテーブルがね、やりやすいと思って。」
雛「あ!やっぱりそうよね。そう、腕相撲よね?」
陸「そだよ。英語でレイプって言うやつ。」
雛「違うの陸くん。日本では、ちゃんと日本語で腕相撲って言うのよ。レイプはアメリカ人が使う言葉だからね。日本では使っちゃダメなの。わかった?」
陸「ふ〜ん。そうなんだ。さすが大人だから詳しいんだ。」
雛「陸くん大人になればわかるわ。
(レイプの本当の意味なんて今は言えない…。刺激を与えたくないわ。)」
陸「レイプって、なんとなく聞いたことあるような気がするなあ。あ!そうだ!ネットで調べてみよっと。」
雛「あ〜!陸くん!早くやりましょ。今すぐやりましょ。あたしと腕相撲!」
陸「あれ?雛ちゃん張り切ってるね!そんなに僕と腕相撲したいんだ。」
雛「え?あ、そうなの。ふふふ。ほら見て、あたしの手、ちっちゃいの!陸くんは?」
陸「ホントだ。でも僕も指そんなに長くないよ。」
雛「ううん。あたしより全然太〜いっ。弟よりは小さいかな。でも男の人の手よねっ。すご〜い!」
0104雛&陸(5)2014/07/21(月) 22:24:23.32ID:EaDZ6cpa
雛「陸くん、この春まで小学生だったんだもん。あたし勝っちゃうわよ。」
陸「あ〜、コレが大人の女の手の感触なんだ。」
雛「陸くん、女の子と腕相撲したことないの?」
陸「うん、無い。でもクラスの男子相手で勝つよ、だいたい。」
雛「さっそく、いくわよ!………んんっ…」
陸「……え?…なんだ?あれ?雛ちゃん力入れてかまわないよ。」
雛「んっ!あたし全力よっ…はっ…。」
陸「それで全力?」
雛「ううっ、陸くんも本気出していいわよっ!」
陸「あ?僕が本気になったら、こうなっちゃうよっと!(バーン!)」
雛「痛〜い!急にに力入れないでよぉ〜!」
陸「だって本気出してって言うから。」
雛「もうちょっと手加減してくれなきゃあ。」
陸「力を入れ過ぎて、ガーンとなったね。痛かった?ゴメンゴメン。」
雛「あたしより遥かに体が大きい陸くんに勝てるわけないわよ。女の子相手のハンデが欲しいわ。」
陸「そのハンデって何?」
雛「またぁ?ハンデの意味も?わからない?」
陸「それ、ネットで調べるから大丈夫。あ、ついでにアレも。あ…、何だっけ?…ライブ?ロイブ…??」
雛「あああ〜!剛、帰ってきたかもよ!1階いこっ!1階!」
陸「え?先輩が?」
雛「うん、うん、たぶん、そう。」
0105雛&陸(6)2014/07/22(火) 23:30:56.81ID:zptoMcZf
(陸、1階へ)
陸「雛ちゃ〜ん!下、誰も来てないじゃん!」
雛「あれぇ〜、あたしのカン違いだったかしら?」
(雛、2階から降りていく)
陸「雛ちゃんパンツ丸見えだよ〜ん!」
雛「んも〜やだぁ!」
陸「あっ、階段、少しずつ降りてきてよ。」
雛「?」
陸「段差を使ったキスとか知ってる?」
雛「カップルの?」
陸「僕と同じ目線まで降りて。」
雛「ここ?」
陸「2段差だね。」
雛「でもココはキスするには遠いわよ。」
陸「1階上に降りたら?」
雛「背伸びしたら唇に届くかも。」
陸「だよね。」
雛「ちょっと待って!」
陸「なに?」
雛「いつの間にか、あたしが陸くんとキスする展開になってるけど、しないわよ。」
陸「どうして?」
雛「陸くんは好きな女の子とすればいいのよ。」
陸「だったら雛ちゃんがいいな。」
雛「!!!!えっ!」
0106雛&陸(7)2014/07/23(水) 10:27:14.93ID:PGtfe29P
陸「やっぱり…僕……我慢できないや。」
雛「きゃっ!!」
陸「雛ちゃんギュッ!かっわいい!ハグしちゃうぜい!」
雛「むぎゅっ!シャツにリップクリームが…。」
陸「そんなの大丈夫。雛ちゃん、ちっちゃいから、僕の腕の中にスッポリだよ。」
雛「陸くん……、やだ…。」
陸「ん?僕から逃げようとしてる?」
雛「離して…。」
陸「あ、何を話したい?」
雛「そうじゃなくて…。」
陸「わかった。じゃあ、こうしよ。」
(陸は雛の小さな体を軽々と反転させて)
雛「ひゃあ!あ〜ん、向きが変わっただけ…。」
陸「えへへ、雛ちゃんの力じゃ逃げらんないよ。」
雛「いや〜ん!胸に手が当たってるわ!」
陸「ちょっとだけ揉んでみよっかなあ〜、いいよね?」
雛「も〜、イヤって言ってもムダなのね…。」
陸「先輩に怒られるから……1回だけにしとこ。」
雛「やるんかい!あっ、はにゃ〜ん!」
陸「おっきい〜、やわらかっ!」
雛「陸くん意外とエッチね。」
陸「先輩が、雛ちゃんは慣れてるから大丈夫だって言ってたよ。」
雛「慣れてるんじゃないわよ。力が違うから抵抗できないだけなの!」
陸「なるほどね。力無いもんね雛ちゃん。」
雛「か弱い女の子には優しくしなきゃダメよ。」
陸「うん。わかった。」
雛「意外と素直ね……って、いいかげんにオッパイから手を離しなさい!」
陸「あれぇ〜、気づかなかった。」
雛「手に感触あるでしょ!やわらかいって言ってたし。」
陸「もう少しこのままで。」
雛「しょうがないなあ〜もぉ。」
陸「イヤなら抵抗してみ。」
雛「いじわるっ!」
0107雛&陸(8)2014/07/25(金) 01:09:25.37ID:P4rGu3ar
(ピンポーン)
雛「あ、誰か来たわ。陸くん見てきて。」
陸「もう少しだけ雛ちゃんを抱きしめたいよ。」
雛「誰か行かなきゃダメでしょ。」
陸「わかった。僕が行く。」
雛「弟だったらピンポーンしないわよね。誰かしら?」
(陸、玄関へ)
女「こんにちわぁ。あ、そちらは…?あのぉ、雛ちゃん居ますか?」
陸「あっ、こんちは。ちょっと待ってて。」
(陸、2階へ)
雛「誰?弟?」
陸「いや。なんか女の子が来てる。小学生か中学生くらいの子だよ。」
雛「え?」
(雛&陸、玄関へ)
雛「あ!萌ちゃん!」
萌「えへっ、来ちゃった。」
陸「(もえ?聞いたことがあるような?)」
萌「あなたは?さっきの男性ですね?」
陸「うん。」
雛「陸くん、この子は、あたしの友達の萌ちゃんよ。」
萌「はじめまして、萌で〜す。」
陸「僕は陸といいます。中学1年です。」
萌「え?中学生なの?」
雛「大きいでしょう?弟の友達…っていうか後輩らしいわ。」
陸「僕、雛ちゃんの恋人やってます。」
萌「は??恋人??」
雛「いや、違う違う!何を言ってるの?陸くん、ウソ言っちゃダメよ。」
萌「?」
陸「ウチの雛がお世話になってます。」
雛「あたしを呼び捨て!?」
萌「陸さんは、いったい…?いくつなの?」
雛「だからぁ、陸くんは、弟の後輩だってば!」陸「萌ちゃんこそホントは小学生だよね?こんなに小さいから。」
萌「?!!(あたしの事、ちゃん付け?)混乱してきたわ……。」
0108雛萌陸(1)2014/08/01(金) 01:07:52.82ID:j+Y2EzcF
陸「萌ちゃんは身長何センチ?」
萌「145よ。」
陸「僕は180だよ。」
雛「萌ちゃん35センチも小さいの。ちっちゃ〜い。」
萌「雛ちゃんに言われたくな〜い。」
陸「あのぉ、2人にお願いがあるんだけど。」
萌「なあに?」
雛「陸くん、どした?」
陸「2人の肩を抱いていい?」
萌「あ〜、両手に花をやりたいのね。」
雛「いいけど、どうして?」
陸「とりあえず、こっちおいで。ほらほら!」
萌「ひゃっ!早いわね、もう抱かれちゃった。」
雛「あたしも。」
陸「可愛いなあ〜2人とも。」
萌「どんな感じなのかな、あたしたちが子供に見えてたりして。」
0109雛萌陸(2)2014/08/08(金) 00:06:33.43ID:9Fwkzs2e
陸「雛ちゃん、相撲とろうよ。」
雛「え?あたしが陸くんと?」
陸「ほら、もう捕まえたよ。」
萌「やだ〜。体が違い過ぎるのに。」
雛「いやあ〜、萌ちゃん助けて。」
陸「(ほんとは密着したいだけだけど。)」
萌「陸くんが楽しそう。なんかセクハラちっく。」
雛「ねえ〜萌ちゃ〜ん、陸くんが……。」
陸「なんなら2対1でも。」
萌「雛ちゃんに加勢してもいいんだけどぉ、体格差フェチとしてわぁ、眺めるのも…。」
雛「陸くんの手が…。」
陸「ん?僕なんかした?イッヒッヒ…。」
萌「やっぱり雛ちゃんが可哀想だから助けてあげるね。」
雛「やだ〜セクハラちっく…。」
陸「おぉ〜!相手が2人になったか。」
萌「とは言っても陸くん余裕しゃくしゃくみたいよ雛ちゃん。」
陸「えへへ。おチビちゃん2人じゃ僕に勝てないよ。」
雛「あ〜、おチビちゃんなんて言われたぁ。」
萌「ところで、どうなったら勝ちなの?」
陸「そんなの関係ないよ。先輩が戻るまで遊ぼうよ。」
(…ただいま〜)
萌「誰か来た。」
雛「弟かな。」
陸「あ、僕、出る。」
(陸、玄関へ)
萌「やっと解放されたね。」
雛「迎えに行かなくても勝ってに入って来るのに。」
萌「先輩への挨拶でしょ。」
雛「なるほどね。」
0110剛陸(玄関先)2014/08/11(月) 07:42:21.33ID:sg+j6K0v
剛「よぉ、来てたか。」
陸「あ〜、せんぱ〜い、いらっしゃ〜い!」
剛「いらっしゃいって、ココ俺の家だバカ。」
陸「なんか、お姉様の友達が来てます。」
剛「ちっちゃい女物の靴があるから、すぐわかったよ。」
陸「あ、そうですね。」
剛「姉ちゃんは必ず靴箱に入れるからね。」
陸「そういうことですか。まあ、遠慮なく上がって下さいよ。」
剛「だから!ココ!僕のウチだって(笑)。」
0111剛陸(1)2014/08/11(月) 08:09:24.11ID:sg+j6K0v
剛「ということは、おまえ、あのチビ女2人と一緒だったんだ。」
陸「えぇ、はい。萌さんという人も僕の肩にも届かない小さくて可愛い女の子ですよね。」
剛「おまえ、年上の女を女の子と呼んでるのか?」
陸「あ、いや、すみません。可愛い…女性です。ごめんなさい。」
剛「冗談だよ(笑)。俺はさ、萌ちゃんと、ちゃん付けで呼んでるしな。」
陸「ヌ(僕もチャン付けですけど…)……へぇ、そうなんですか。」
0112剛陸(2)2014/08/11(月) 09:27:27.16ID:sg+j6K0v
陸「190センチある先輩がうらやましいです。体格差が凄いじゃないですか。」
剛「いや、おまえも既に180あるんだろ?たったの138センチしか無い姉ちゃんから見たら、陸が大男に見えると思うぞ。」
陸「萌さんも僕を見上げてきて可愛いです。」

剛「か弱い女の子が2人もいたらムラムラしなかったか?」
陸「ガマンできなくて、ちょっとだけ襲ってみました。」
剛「なに?襲った?まさか、おまえ!?」
陸「遊んだだけですよ。」
剛「まさかレイプは……それは無いな。おまえ中1だもんな。まあ俺も無いけど。」
陸「あれ?先輩はレイプしたこと無いですか?」
剛「バカ言うな!!俺がするわけ無いだろ。犯罪だし。」
陸「え?犯罪なんですか?男同士ならいいんですか?」
剛「男同士なら捕まらないか。でも、それはそれで特殊な関係だな。」
陸「やっぱり相手が女性だからダメなんですね?」
剛「か弱い女を男の腕力でねじ伏せたらダメなんだよ。」
陸「でも、先輩、お姉様とレイプしてませんでした?」
剛「してねえよ。それに、姉ちゃんと、はおかしいだろ。姉ちゃんを、だろ?」
陸「え?だって普通は2人でするものですよね?楽勝でしたよ。勝って当たり前ですよね腕相撲。」
剛「なに?腕相撲?」
陸「はい。腕相撲です。英語でレイプと言うらしいですよね。」
剛「バカ、違うよ。強姦のことだよ。」
陸「え?ゴウコン?」
剛「それも違う。まだ中学生には早いよ。そのうち教えるよ。」
陸「じゃあ、レイプは腕相撲とは関係無いんですか?」
剛「関係無い。おまえが誰に聞いたか、どこで見たか知らねえが間違って覚えたね。」
陸「雛ちゃんです。」
剛「は?姉ちゃん?」
陸「僕は雛ちゃんから聞いたから。」
剛「ハハハ…おまえ騙されたな(笑)。」
陸「ウソを教えられたんですね。」
剛「あのチビに仕返ししてやれ。」
陸「襲ってもいいですか?…すみませんウソです。」
剛「ケガとか傷つけなければいいと思うぞ。体格差で遊んでやれよ。」
陸「雛ちゃん、泣いちゃいます。僕に怯えてる気がしますし。」
剛「じゃあ、萌ちゃんにする?いや、萌ちゃんも泣くかもな。」
陸「萌ちゃんは悪く無いのに(笑)。」
剛「それもそうか。(笑)」
0113雛萌(リビング)2014/08/11(月) 09:39:16.79ID:sg+j6K0v
萌「あの2人ずっと玄関にいるのかしらね。」
雛「何を話してんだか。男同士のヒミツでもあるんじゃない?」
萌「何かの作戦会議だったりして。」
雛「何の作戦?」
萌「知らないわよ。まあ、こっちも女同士で。あ、雛ちゃんの部屋で話さない?」
雛「いいわよ、そうしましょー。」
0114雛の部屋(1)2014/08/11(月) 09:57:01.55ID:sg+j6K0v
雛「ねぇ、陸くんってカッコ良いと思わない?」
萌「そう、そう。美少年って感じよね。」
雛「襲われても抵抗しなくてもいいかなあ〜なんて思っちゃったわ。」
萌「危ない危ない。捕まるのは雛ちゃんかもよ。未成年なんとかで。」
雛「相手が中学生だから?あたしが誘った場合ででしょ?」
萌「あ〜でもぉ、知らない人が見たら…。」
雛「あたしが大人に見られないっていう。」
萌「後でバレるわよ。」
雛「あれ?逆だったんだあ〜みたいな(笑)。」
萌「どっちも子供かよ〜みたいな(笑)。」
0115雛の部屋(2)2014/08/13(水) 12:35:20.37ID:gp7gycDP
雛「もしね、剛と陸くんがケンカしたらぁ、どっちが勝つのかしら?」
萌「それわぁ、弟さんでしょ。楽勝でしょ。」
雛「あぁ、やっぱり剛が強いのねぇ。剛は筋肉ムキムキだものね。」
萌「陸くんは背は高いけどぉ、まだ体が細いもん。剛くんと比べたらね。」
雛「でもさぁ、陸くんって力がけっこう強かったわよ〜。」
萌「たぶん、中学1年の男の子の中でも力持ちなのよ。」
雛「それはあるかもぉ。陸くんがこの春まで小学生だったとは信じらんないわ。」

萌「あたしは雛ちゃんが小学生ですって言われたら信じるわ。」
雛「そこは信じなさいよ(笑)。萌ちゃんだって超小柄なのよ〜。」
萌「あたしくらいの大人の女性は探せばいますからっ。」
雛「あ〜、あの2人が聞いたら、レベルの低い話をしてんじゃねえよとか言われそー。」
萌「レベルの低い話というか、身長の低い話ね。」
0116剛の部屋(1)2014/08/17(日) 03:07:56.44ID:SAJCIQ3D
陸「先輩が羨ましいです。」
剛「ん?何が?」
陸「だって、お姉さまが超チビッコで美人じゃないですか。」
剛「そうかな。」
陸「僕にも欲しいです。あんなチビッコお姉さまが。」
剛「年齢的に、産んでもらえたら妹は可能だけど、姉は無理だよな。」
陸「そうっすね。」
0117剛の部屋(1)2014/08/17(日) 03:26:18.84ID:SAJCIQ3D
剛「ちっちゃい女ってミニスカ好きだよな。」
陸「そうなんですか?」
剛「姉ちゃんが特別かな。」
陸「あ〜、そういえば、今日、あの2人とも超ミニスカですよ。」
剛「だろ?姉ちゃんは一年中そうだから。部屋の中でも。」
陸「たぶんファッションですよね。」
剛「いや、俺に襲ってほしいんだよ。」
陸「でも学校の女子の制服はミニスカですよ。」
剛「姉ちゃん達はもう女子高生の時代は終わってるんで。」
陸「僕は中学生だから、女子中学生の話です。」
剛「ああ、おまえ中学生だったな。でかい中学生だな。」
陸「先輩は高校1年だから、後輩は必ず中学生以下ですよ。」
剛「そうか、頭いいねえ。」
0118訂正します2014/08/18(月) 02:10:47.66ID:tWcnOQ4/
前回は、剛の部屋(2)です
0119剛の部屋(3)2014/08/22(金) 12:29:04.40ID:yc3pge+P
剛「おい、陸、おまえのパワーがどの位あるか、ちょっとやろうぜ。」
陸「何をですか?」
剛「か弱いチビ女に勝って喜んでるようじゃダメだ。男同士で勝負だ。」
陸「はい、あっ、腕相撲ですね?」
剛「ガチでな。」
陸「じゃあ、先輩、お願いします。」
剛「おっ、さすが組んだ瞬間に違うじゃん。」
陸「さっそく。」
剛「おっと!先手で来やがったな。」
陸「……。」
剛「そろそろ行くぜ。」
陸「あ〜っ、はぁ〜。」
剛「おまえ、まだまだ修業が足りないな。」
陸「クラスで負けたことないっすけど。」
剛「おまえも強いけど、俺には勝てっこないって、あれほど言ったのに(笑)。」
陸「やろうと言ったの、先輩じゃないっすか。」
剛「そうだっけ?」
陸「冷静に考えたら、中学生が高校生に勝つ方がおかしいですよ。」
剛「だって、おまえ、大学生に勝ったんだろ?(笑)」
陸「大学生って、お姉さまのことですか?性別が違いますって。」
0120雛の部屋(3)2014/08/22(金) 12:55:17.48ID:yc3pge+P
萌「ねえねえ、弟さんの部屋を覗いたらね、なんか凄いの。」
雛「なあに?なんかあった?」
萌「あの2人、腕相撲してたの。」
雛「へぇ。で、どっちが勝ってたの?やっぱり剛?」
萌「そう、なんでわかるの?」
雛「だって学年が違うじゃない。体格にしたって全然。」
萌「あ〜、でも腕の筋肉がムキムキだったわ〜。」
雛「どっちが?」
萌「あ、やっぱ剛くんが断然上かなあ。」
雛「萌ちゃん、筋肉フェチなのね。あたしは見慣れちゃったのかしら。何とも思わないわ。」
萌「男同士がお互いに力を入れてる時の盛り上がりがっ!きゃはっ!」
雛「あの2人に筋肉フェチを悟られないようにね。」
萌「どうして?」
雛「筋肉自慢ほど、うっとうしいこと無いから。」
萌「そうかしら。」
雛「いっそのこと抱かれちゃいなさい。太く逞しい腕にね。」
萌「あ〜、腕にね。ビックリしたぁ。抱かれるって言うから。」
0121雛の部屋(4)2014/08/27(水) 00:34:16.12ID:O81Qn6Pb
萌「今年、水着買った?」
雛「うん、あぁでも、まだ着てないなぁ。ビキニよ、ビキニ!」
萌「ねぇ、見せて。」
雛「今、着ちゃおかな。せっかく買ったんだもん。」
萌「着ちゃうの?大人用?子供用?」
雛「その質問、おかしくない(笑)?」
萌「身長は関係ないか(笑)。あはっ!」
雛「生着替えっ!」
萌「生って、どっかにカメラでもあるの?」
(雛、着替え中)
0122剛の部屋(4)2014/08/27(水) 01:39:54.55ID:O81Qn6Pb
剛「陸、ちょっとさあ、姉ちゃん達の様子を見て来いよ。」
陸「わかりました。ドアを開けていいんですか?」
剛「そぉ〜っとな。」
陸「えっへっへ。まかせて下さい!」
(陸、行って帰ってくる)陸「先輩、なんか裸になってます!」
剛「裸?どっちが?」
陸「いや、後ろ姿だったんで。」
剛「マジかよ。脱いでんのかよ。姉ちゃんかな?」
陸「ひとりしか見えなかったから、わかんないっす。」
剛「おい、一緒に見に行こうぜ。」
陸「なんか女子の更衣室を覗くみたいですね。」
0123雛の部屋(5)2014/08/29(金) 13:30:51.74ID:cEu+6mCm
萌「そこで着替えて大丈夫なの?」
雛「大丈夫よ。どうして?」
萌「覗かれたりしないの?」
雛「まあ、隙間から見られちゃうわねっ。」
萌「突然、入って来たりとか。」
雛「一応、部屋とガラス窓の鍵はあるのよ。」
萌「今は鍵してないんでしょ?」
雛「別に弟だからいいのっ。」
萌「今は、もう1人いるでしょ。」
雛「あっ!」
萌「もしかして忘れてた?」
雛「もう遅い……。」
萌「遅い?」
雛「外に誰かいた……。」
萌「痴漢よ、覗き魔よ!」
雛「そんな犯罪者みたいに(笑)。」
0124雛の部屋(ドアの外)2014/08/29(金) 13:39:38.90ID:cEu+6mCm
(ひそひそ声で)
陸「見えないっす。」
剛「そうか。」
陸「死角になってます。」
剛「裸って言ってたよな。」
陸「はい。」
剛「もう今は服を着てるだろ。」
陸「たぶん。」
剛「とりあえず入るか。」
陸「はい。」
0125雛の部屋(6)2014/08/29(金) 13:52:14.81ID:cEu+6mCm
雛「どう?」
萌「うん、胸のリボンかわいい〜。」
雛「そぉ?ありがとー。」
萌「あたしより胸あるから羨ましい〜。」
雛「そんなことないわよ。」
萌「もう服に着替えたら?」
雛「え?なんで?」
萌「中学生の男の子が居るから。」
雛「あっ!」
0126雛の部屋(聞き耳)2014/08/29(金) 14:03:30.54ID:cEu+6mCm
(ひそひそ声で)
陸「なんか、胸がどうのこうのって言ってます。」
剛「胸?おっ!オッパイのことか?」
陸「さあ?」
剛「そんなにオッパイ見たいか、エロガキ。」
陸「僕、オッパイが見たいって言ってませんよ。」
剛「そうか(笑)。じゃ、ノックしないで突入するぞ。」
陸「はい。突撃訪問みたい。」
0127雛の部屋4人(1)2014/09/16(火) 23:18:46.51ID:q8qZVv3A
剛「姉ちゃん、何してんの〜?」
雛「ひゃっ!ノックぐらいしなさいよ、ビックリしたじゃない!」
陸「お〜!水着だ!」
萌「見られちゃったらしょーがないわね、雛ちゃん。」
剛「姉ちゃん、体、相変わらず細いな。」
陸「けっこう胸あるじゃん。」
萌「陸くん、エッチ。どこ見てんの。」
雛「胸?そんなに無いわよ。」
剛「俺の方が姉ちゃんより胸がデカいぜ。」
陸「先輩のは筋肉ですよね。」
萌「体の大きさが全然違うし。」
剛「しかし、なんで姉ちゃん1人だけ水着?」
雛「試着よ、試着。」
萌「そうなの。まだ一度も着てなかったんだって。」
剛「ふ〜ん、そうなんだ。」
陸「部屋の中で水着って珍しいっすね。」
雛「……」
0128雛の部屋4人(2)2014/09/16(火) 23:59:47.57ID:q8qZVv3A
萌「あたしは水着にならなくて良かったわ。」
陸「萌ちゃんも水着あるの?」
萌「持ってきてない。」
陸「なあ〜んだ。」
剛「残念だったな、エロ陸。」
雛「えろりく?」
剛「こいつ意外とエロいから気を付けろよ、姉ちゃん。」
萌「陸くん、雛ちゃんの胸ばっかり見てるわ。」
剛「いや、俺も見てるけど。」
萌「男の子ってホントにバカばっかり。」
雛「萌ちゃんダメ〜。この人達を怒らせちゃダメ〜!」
萌「んだめよん〜んだめだめ。って?」
剛「あ、それアレだ。何だっけ?」
陸「聞いたことある。」
雛「なんとか連合よ。そんなことより、あたし恥ずかしいんだけど。」
剛「いいじゃんか。もっと見せろよ。そのチビな体をよ。な?陸。」
陸「そうだよ。どうせ僕たちは…。」
雛「ほら〜、剛が怒ってるわ。萌ちゃんがバカって言うから。」
萌「え?あたし?」
0129雛の部屋4人(3)2014/09/17(水) 00:48:03.54ID:I1yMeSlL
剛「どうせバカな俺だから、おチビちゃん達を姫抱っこでもしちゃいますか。」
陸「やった!僕は雛ちゃんがいいっす。」
雛「え?あたし?今はヤダ!水着だもん。」
萌「きゃっ!剛くん、なに?」
剛「俺が萌さんをガッチリ捕まえとくから、陸、姉ちゃんを持ち上げていいぞ。」
陸「えへへ、ありがとうです先輩。」
雛「触れたくない!萌ちゃん助けて。」
萌「雛ちゃんゴメン。剛くんの力が強すぎて動けないの。」
雛「…だよね。」
剛「陸、遠慮しなくていいぞ。軽々いけるよな。」
萌「頑張って、雛ちゃん。」
雛「頑張るって何を?」
陸「雛ちゃんは僕から逃げるのかな。無駄だと思うけど。」
剛「陸、抱っこだけOKだからな。」
陸「他に何かあるんすか?」
萌「剛くん、陸くんはまだ中学1年生よ。変なこと吹き込んじゃダメ。」
雛「んだめよん〜んだめだめ〜。」
陸「雛ちゃん、かわいい〜。ダメって言ってもムダ〜!」
萌「雛ちゃん、仕方ないわ。抱っこぐらい大丈夫よね。」
剛「大丈夫だってさ、陸。」
雛「水着なのに〜。あぁぁ、きゃぁぁぁぁ!」
陸「雛抱っこ完了!」
萌「パンツ見えてる〜。」
雛「だからぁ、水着なんだって!」
剛「俺はミニスカの方が好きだな。」
萌「そんなこと聞いてません。」
0130雛の部屋4人(4)2014/09/18(木) 23:54:18.64ID:AQuAYIMb
雛「陸くん、そろそろ降ろして。お願いっ!」
陸「わかった。疲れてきちゃったし。」
雛「そろそろお洋服に着替えたいんだけど。」
剛「どうぞどうぞ。」
雛「どうぞじゃくて。」
萌「男の人が見てるからでしょ。」
陸「僕は気にしませんよ。」
雛「あたしが気にするのよ。」
剛「その水着を着たまま上に服を着たら?」
雛「」
陸「脱がなくていいんだね。」
雛「なるほどね。」
萌「ダメ!水着は下着じゃないわ。」
0131雛の部屋4人(5)2014/09/23(火) 23:02:38.74ID:ZLFCa7ii
剛「雛ちゃんの生着替えタイムだよー!」
雛「着替えません!」
剛「じゃあ俺たち、雛ちゃんのビキニを見放題だよ。」
萌「やっぱり男性陣に部屋を出てもらいましょ。」
陸「わかりました。ついでに僕、帰ります。勉強があるから。」
剛「じゃあまたな陸。」
雛「剛、あんたも。」
剛「いやいや姉ちゃん、ここ俺の家だから。」
萌「剛くんに部屋の外へ出てほしいと言ってるのよね。」
剛「だよね。」
雛「萌ちゃんは居て。」
萌「あたしも日が暮れる前に帰らないと。」
雛「そうなの?」
陸「お邪魔しましたあ。また来ます。」
雛「じゃあまたね。」
剛「俺、陸を送ってくる。」
萌「りょ。」
陸「りょ?」
雛「了解ということよ。」
剛「俺、知ってた。」
雛「わかったわかった。早く着替えたいんだけど。」
陸「先輩、行きますよ。雛ちゃんが怒ってます。」
0132見送り2014/09/26(金) 01:56:15.66ID:QNj9Wifp
剛「姉ちゃん、水着姿で外へ出るの?」
雛「さすがに水着ではちょっとねー。」
萌「あたし、もうちょっとだけ居ようかな。」
陸「僕はホントに時間が無いので。」
剛「おぅ、陸、一緒に行こうか。」
陸「また抱っこしに来るからねー、雛ちゃん。」
雛「抱っこはいいからもう。」
萌「なんだかんだで、いまだにビキニ姿の雛ちゃん(笑)。」
雛「そうなの。部屋に戻ろっと。」
0133陸の帰り道2014/10/07(火) 22:46:25.82ID:urqxeWpA
陸「雛ちゃん、けっこう胸ありましたよね。」
剛「お?どうした陸。ムラムラきたか?」
陸「いや、ちっちゃいわりにはオッバイあったなあって。」
剛「サイズは大したことないさ。ロリチビだしな。」
陸「ロリチビって何ですか?」
剛「俺の姉ちゃん、138センチの超ちびっ子だろ。」
陸「なんとなくわかります。」
剛「実は俺も最近知ったばかりで、よくわかんぬえ。えへへ。」
陸「なあんだ。よく知らないんですね。」
剛「姉ちゃんに聞いてみな。本人にさ。(笑)」
陸「はい。ロリチビですか…。チビはわかるけど、ロリは……。」
0134ある秋の日(1)2014/10/13(月) 17:53:55.36ID:nUZso3dR
雛「あたしの身長、138センチなのね。」
剛「おう、知ってるよ。ちっちゃいなあ〜、相変わらず(笑)。おチビちゃん、どうした?」
雛「チビチビうるさいわねっ!」
剛「チビは1回しか言ってねえし。そんな下から見上げて睨んでも、ぜ〜んぜん怖くねえし(笑)。」
雛「んも〜、笑わないでよぉっ!」
剛「ちっちゃくて可愛いチビ姉ちゃん!」
雛「ほらあ、またチビって言った〜。」
剛「じゃあ俺が、こうすればどうかな?えへへっ、ほとんど身長差が無くなるぜ(笑)。目線の高さは変わんないぜ。」
雛「何よっ!剛が膝を床に立てたら目線が近くなるのは当たり前じゃん。あたしを馬鹿にしてるわねっ!」
剛「そんな怒るなよ。身長の話を持ったきたのは誰かな?」
雛「……あたし…。」
0135ある秋の日(2)2014/10/13(月) 18:36:38.39ID:nUZso3dR
雛「だからあ〜違うの、あのね…。」
剛「うひょっ!ちっちゃい体たまんねー!ぎゅーっと抱き寄せたろ。」
雛「あ〜ん、剛、抱いてほしいんじゃないわっ!やめてっ。」
剛「は?で?何を言おうとしてるんだ?」
雛「だからね。剛って身長また伸びたかもって思ったのね。」
剛「俺の身長か。最近は計ってないよ。でも190以上はあるんじゃね?」
雛「また差が広がったっぽいわ。」
剛「今の状況でもわかる通り、見た目が全てさ(笑)。」
雛「このままずっと、あたしを抱き寄せたままでいるつもりなの?」
剛「逃げられるもんなら逃げてもいいんだぜ。」
雛「意地悪するなら、あたしだって反撃できるのよ。」
剛「なんだ?そんな細い腕で俺の太い腕を解けるわけないぞ。」
雛「力じゃ無理だから言葉で反撃するわ。」
剛「言葉?は?どうぞ言いなよ。何?」
雛「剛があたしを離してくれなきゃ晩御飯が作れない。」
剛「あ!ごめんなさい!お雛さま〜、腹へった〜。」
雛「あたしに優しくしないと飢え死にするわよ。」
剛「……メシかあ、ヤバい。もっと姉ちゃんをオモチャにしたいのに…。」
雛「ん?なんだって?オモチャ?」
剛「いや、…あの〜オモチャを買おうかなと思って。DSとか。」
雛「うふふ…。」
0136公園(1)2014/11/04(火) 23:41:25.50ID:3XQ+Y9GC
雛「あれぇ〜?陸くんじゃない?こんにちわっ!」
陸「あっ!雛ちゃんだ!こんにちは。」
雛「学校は?」
陸「終わったよ。今帰りだよ。」
雛「そうなんだ。陸くんと外で会うなんて珍しいわね。」
陸「なんか今日の雛ちゃん、背が高くない?」
雛「あ〜、あのね、靴のヒールが12センチあるの。それでも陸くんの方が全然おっきいね。」
陸「それでやっと150センチになったんだ。まだ僕より30センチも低いね。」
雛「ううん、計算が違うわよ。陸くんは裸足じゃないでしょ?」
陸「」
雛「わかった?」
陸「わかった!僕も高い靴を履けばいいんだね。」
雛「違うって!」
0137公園(2)2014/11/05(水) 00:18:21.12ID:9l2gB8k/
陸「これ乗ってみようよ。」
雛「懐かしいなあー。シーソーかあ〜。」
陸「ほら、雛ちゃんも乗って。」
雛「こらっ!陸くんが先に腰を下ろしたら、あたしが乗れないじゃない!」
陸「えへへ。やっぱり?はいよ。早く乗って。」
雛「何がやっぱりよ、んもぉ!は〜い。乗ったわよ。」
陸「じゃあ遠慮なく。」
雛「きゃっ!やだ!」
陸「雛ちゃん体重軽いんだね。」
雛「ちょっとぉ〜。体重をかけたままにしないでよぉ〜!」
陸「雛ちゃん、高い所好き?」
雛「高い所が好きとかの問題じゃないわよ。遊び方を知らないの?シーソーというのはね、2人が交互に上がったり下がったり…。」
陸「わかってるって。小学校にもあったし。」
雛「そうよね。」
0138公園(3)2014/11/05(水) 00:43:54.66ID:9l2gB8k/
陸「次はジャングルジムだ!いくぜぃ!」
雛「元気ね、中学生の男の子は。」
陸「雛ちゃんが先に登って。僕が下から支えてあげるよ。」
雛「ねえ!」
陸「はい?」
雛「陸くんの思ってる事くらい想像つくんだからねっ。」
陸「なにかなー?。」
雛「どうせスカートの中をのぞくんでしょう?」
陸「バレた?」
雛「当たり前でしょ。」
陸「じゃあ、先に見せてよ。(ペロッと)」
雛「ひゃっ!陸くんやめて!エッチ!」
陸「超ミニ最高!花柄最高!」
雛「やだ(#^.^#)」
0139名無しさん@ピンキー2014/11/07(金) 08:56:36.73ID:b75wYo7P
メディカルサイト歯科相模原日吉サンテラス歯科藤沢なのはな内科スマイル歯科アイ整形外科亀有リリオ歯科八王寺アクロスみなみの歯科足立ハート歯科新宿くろさか歯科熊本ファミリー歯科伊勢原桜台歯科森林公園滑川モール歯科小田原めぐみ歯科ホワイトスタイル保土ヶ谷西谷歯科
0140公園(4)2015/04/02(木) 11:47:05.96ID:mDdRX9Fn
雛「あれ?あそこの男の人、ずっとこっち見てない?」
陸「どこ?……」
雛「近づいてくるわ。」
陸「あ!ヤバい!」
雛「どしたの?知ってる人?」
陸「同じクラスのやつ。かなりの不良なんだ。雛ちゃん、気をつけた方がいいよ。」
雛「うん。……すごい大きい人ね。」
……………
男「よぉ!やっぱり陸じゃねえかよ。今日は女と一緒か?」
陸「あ、いや、その…。」
男「おまえ、彼女いたんか?」
陸「彼女じゃないです。」
雛「こんにちは。」
男「よっ!けっこう可愛いじゃん!名前なんて言うのかな?」
雛「雛です。あたしの弟が陸くんの先輩らしくて。」
陸「まあ、そんな感じで。えへへ。」

男「ちょっと待てや。この子は陸の先輩の姉ちゃんということかい?」
陸「はい。僕の先輩のお姉さんです。」
男「なんだよ、俺より年上の女か。あれ?よく見りゃ厚底靴?背、ちっちゃくね?」
陸「いや、僕が背が高いから、雛さんが小さく見えるんですよ。」
男「おい、陸。この子を俺に一瞬貸せや。」
陸「貸すも何も、彼女じゃないし。」
雛「あのー、あたし見た目が子供だけど、もう大人なんで、ナメないで下さいっ!」
男「なんだと?」
陸「マズいよ雛ちゃん、怒らしちゃ。」
男「雛ちゃんか。いいねー。ちょっと俺と遊ぼうぜ。可愛がってやるからさ。なあ。」
雛「イヤです!」
男「じゃあよー、その厚底脱げや。」
陸「ここは逆らわない方が…。」
雛「わかったわ。脱げばいいのね?はい…あたしの身長は138よっ!悪かったわねチビで!」
男「おーー!ちっちゃ!持って帰ろっと!」
(男は雛を軽々と持ち上げて歩いていく)
雛「きゃああ〜!イヤ〜!」
陸「雛ちゃん!」
男「いいだろ?ちょっと楽しいことヤるだげだからさ。」
雛「陸くん!助けて〜!!」
0141公園(5)2015/04/02(木) 12:24:32.14ID:mDdRX9Fn
陸「雛ちゃんパンツ丸見え。」
男「なに?俺にも見せろよ。」
(男、雛を降ろす)
陸「雛ちゃん逃げて!!」
男「あ!」
雛「ありがとー!またねー陸くん!」
男「くそっ!逃げられた!陸、もう離せよ。もう、あの子を追わねえから。」
陸「雛ちゃんの弟さん、高校生で、メチャクチャ大きくて強い方なんで、雛ちゃんをイジメない方がいいです。」
男「俺も高校生には負けるからなあ〜。女子大生には楽勝だけどね〜。うひゃひゃ〜。しかし…、軽かったなあ。なあ、あのチビちゃん体重いくつかなあ?」
陸「知らない。(また襲う気だな)」
0142名無しさん@ピンキー2015/04/03(金) 04:47:10.78ID:ye6iVuwy
童貞とアナルは置いといて↓
ひまつぶしにやってみた結果 奇跡が起きた!

◆をch.neに変えてみて
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超本命が圧巻だった..
0143名無しさん@ピンキー2015/04/15(水) 15:49:57.47ID:2h64GQY5
雛「あたし襲われちゃった。」
剛「えっ!いつ?何に?どこで?どうやって?それで姉ちゃん、どうなった?」
雛「いっぺんに聞かないのっ!」
剛「犬?猫?」
雛「あのねぇ〜、まあ犬は大きいのがいるかもしれないけど、猫には勝てるし〜、猫は好きだし〜。」
剛「あ、やっぱりアリか?」
雛「アリって、地面とかにいる虫の蟻のこと?」
剛「蟻に襲われるのもアリだよね?」
雛「蟻はナシよ。」
剛「蟻は虫だと思うけど。」
雛「思う以前に蟻は絶対に虫だから。」
剛「姉ちゃんは蟻が好きなんだね。」
雛「そういう話じゃなくてさあ〜。襲われたと言って、どうして動物の方にいくかなあ〜?」
剛「だって、姉ちゃんをどう見たって無傷だし、変わった所は無いしねー。」
雛「ふ〜ん。」
剛「まさか、相手は人?」
雛「そう………。」
剛「姉ちゃん?」
雛「………(泣)。」
剛「マジでどうした?」
0144名無しさん@ピンキー2015/04/16(木) 12:51:12.69ID:+aqnQtZu
雛「陸くんの友達なのかな、同じクラスかな、凄いヤンキーっぽい男の子がいてね。あたしを持ち上げて運ばれそうになったの。」
剛「陸の同級生だったら相手は子供じゃねえか。」
雛「でも体は、あたしより全然大きいから。たぶん力でも勝てないわよ。」
剛「姉ちゃん体重軽いからね。なるほどね、よくそれで無事に帰ってこれたもんだな(笑)。」
雛「笑わないで。やだー、あたしが襲われた方が良かったみたいじゃない。怖かったのに。」
剛「じゃあなんで?超か弱い姉ちゃんがなんで逃げられたんだ?」
雛「あ、言うの忘れてたわ。陸くんが助けてくれたの。」
剛「おー!そうか。陸も男だねぇー。そいつに立ち向かって行ったんだ。へぇ〜。」
雛「ん〜とぉ〜、立ち向かっては…いない………あの……あたしのパンツが……あっいや、なんでもない……助けてくれたのはホントよっ。」
剛「ん?パンツ?……そういや姉ちゃん、今日はどんなの穿いてるのかな〜。おい姉ちゃん、ちょっと見せろ。」
雛「言い方がエロオヤジみたい!そう簡単に見せられないわ!」
剛「いや、すげー簡単だぜ。ちっこい姉ちゃんなんか捕まえてしまえばね。」
雛「じゃあもぉ〜好きにすればっ!」
剛「今はいいや。」
雛「なにそれ〜。」
0145名無しさん@ピンキー2015/04/23(木) 05:02:13.39ID:f/agTyIl
萌「こんにちは〜。」
雛「萌ちゃん待ってたわよ〜。」
剛「おー、俺も待ってたよ。」
雛「あんたは待たなくていいからっ。」
剛「なんでだよ?」
雛「萌ちゃんを呼んだの、あたしだから。」
萌「あら、あたしは剛くんに会いたかったわよ。」
剛「残念だな姉ちゃん。萌さんは俺に会いに来たんだよ。」
雛「バカね。萌ちゃんは社交辞令を言っただけなのに。ねぇ〜そうでしょ?萌ちゃん。」
萌「うふふ(笑)」
剛「姉ちゃん、しゃこーじれーって何?」
雛「そんなことも知らないのぉ〜?剛ったら大きい体のクセに脳みそは小さいのね。」
萌「雛ちゃん、ここぞとばかりに反撃してる〜。」
剛「学校で習ってねえよ。そんなことわざ。」
雛「社交辞令って、ことわざだっけ?」
萌「それ四文字熟語じゃない?」
雛「そうそう。四文字熟語ね。剛は四文字熟語って知ってる?」
剛「バカにすんなよ。それくらい知ってるよ。たとえば、そうだな〜、姉貴強姦とか。イヒヒヒヒ…。」
雛「……。」
萌「剛くん。雛ちゃんが怯えるから、冗談でも言っちゃダメ。」
剛「思い付いた言葉を言っただけだよ。」
萌「おかしいわよ。言葉のチョイスが。」
雛「大丈夫よ萌ちゃん。剛って、そういうイジワルを言うのは日常茶飯事だから。」
剛「にちじょうなんとかって何?」
雛「(笑)」
萌「(笑)」
0146名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 13:18:51.28ID:QFBssArE
剛「お二人さん、ちょこっと肩を抱かせてもらうぜ。」
萌「あら剛くんったら手が早いこと。」
雛「んも〜すぐカラダに触ろうとするスケベな弟だわ。」
剛「だって小さな女の子が2人も居たらさー、たまんねえよな。」
萌「剛くん、両手に花っていう感じで嬉しいのよね。」
雛「あたしは花じゃなくて雛よっ。」
剛「あとは、美女と野獣だろ?」
萌「美女はともかく〜、野獣は違うわね。剛くんはカッコいいもん。」
剛「だろ?聞いたかよ姉ちゃん。俺、カッコいいってさ。」
雛「萌ちゃんが誉めるとコイツ調子に乗るから、あまりそういうこと言わないでね。」
萌「ねっ、もし調子に乗ったらぁ〜、どうするのかしら?」
剛「そりゃあ楽しませてもらうよ。」
雛「どうせ体格差にモノを言わせて何かするんでしょう。」
萌「体格差かぁ〜。あたしと剛くんなら超身長差カップルよね。」
剛「俺の胸板に顔があるから可愛くて可愛くて。」
萌「あたしより背の低い雛ちゃんは、もっと可愛く見えるでしょう?」
剛「いくら超可愛い姉ちゃんでも、姉ちゃんとは恋人になれないしね。」
萌「あら?近親相姦願望があったりして?」
雛「剛!調子に乗って、いつまでも肩を抱いてんじゃないわよ!」
剛「何怒ってんだよ?」
萌「調子に乗せた、あたしのせい?」
0147最新設定スペック2015/04/29(水) 14:55:40.46ID:VUL0v7CU
弟:剛(つよし)
17歳(高校2年)
身長:190p
体重:90s
胸囲:105p
靴のサイズ:28p
握力:右60s

弟の後輩:陸(りく)
14歳(中学2年)
身長:180p
体重:75s
胸囲:95p
靴のサイズ:27p
握力:右50s

姉の友達:萌(もえ)
21歳(大学4年)
身長:145p
体重:35s
バスト:77p
ウエスト:57p
ヒップ:82p
靴のサイズ:21p
握力:右16s

姉:雛(ひな)
21歳(大学4年)
身長:138p
体重:32s
バスト:75p
ウエスト:55p
ヒップ:80p
靴のサイズ:20p
握力:右15s
0148名無しさん@ピンキー2015/04/29(水) 16:02:44.40ID:VUL0v7CU
陸「もし、萌さんたち女の子2人と僕で綱引きをやったら、どっちが勝つかな?」
剛「そりゃあ、陸の楽勝だろうよ。」
萌「2対1ならぁ〜わからないわよぉ〜。」
雛「あたし達が2人いたって、男の人ひとりに勝てっこないわよ、萌ちゃん。」
剛「姉ちゃんの握力いくつあるか考えてみ?たしか、たったの…。」
雛「口に出して言わなくていいから!15キロよ。」
陸「自分で言った(笑)。」
萌「まあ確かに腕力では適わないけど、綱引きは技術も関係するんじゃない?」
剛「じゃあ、綱引き、やってみれば?」
陸「部屋の中じゃ無理っすよ。」
萌「でもぉ〜、肝心の綱は?」
雛「ツナならあるわよっ。」
剛「ウソ、あるの?」
萌「どこに?」
雛「冷蔵庫よ。」
剛「冷蔵庫?あ、上か。おい陸、姉ちゃん達は手が届かないから、おまえが取ってこいや。」
萌「あたしなら、なんとか届くわ。まかせてっ。」
陸「でも、僕からは既にに見えてます。」
萌「え?もう見えてるの?何よもぉ〜。」
陸「見えてるっていうか、見えないっす。」
剛「どっちだよ!!」
陸「冷蔵庫の上に綱は無いっす。」
萌「へぇ〜無いんだ〜。チビッコには見えませんわ(笑)。」
雛「上じゃないもん。中だもん。」
萌「中??え〜?冷蔵庫の中なのぉ〜?」
剛「綱って冷やさないとダメか?」
陸「いやー、綱を冷やすのは僕も聞いたことないです。」
雛「あたしが出して来るわ。待ってて。」
萌「雛ちゃん背が小さいから中に入れるしかなかったのね。」
剛「だったら保管場所は押し入れとかで良くね?」
雛「は〜い、コレよ!」
萌「ん!?……缶詰め?」
陸「あれ?缶のサイズが小さ過ぎますよ。」
雛「だからぁ……見て!」
剛「それ、ツナ缶じゃん!!」
萌「美味しいヤツのツナじゃん!!」
陸「それで引っ張ったらすぐちぎれます!」
剛「結局、綱は無いんかい!」
雛「だから、コレがツナよ!」
萌「ツナ違いです!」
0149名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 09:10:25.71ID:RFaT5fWL
(ピンポーン)
雛「は〜い!どなたですか〜?」
男「あの〜、陸くんは居ますか〜?」
雛「え?あらっ?あっ、あなたは……もしかして……陸くんの…お友達の…。」
男「おっ!俺の事、覚えてくれてるのかな?そりゃあ嬉しいねぇ、エヘヘ…。」
雛「何の用ですか?ここは陸くんの家じゃないし、今は居ないわよ。」
男「知ってるよ。」
雛「じゃあ、誰に用なんですか?」
男「なんか、その、陸の先輩っていう……。」
雛「あっ、弟の剛の事よね?」
男「へえ〜、弟の名前、剛っていうんだ〜。ふ〜ん。」
雛「残念だけど、弟も居ないわよ。」
男「じゃあ、今はキミひとり?」
雛「え?うん。だから、今日は帰って。」
男「なんだよ、冷たいこと言うなよ。俺には全然、残念じゃないさ。とりあえず、上がらせてもらうぜ。」
(男が内側から鍵をかける。)
雛「何なんですか?」
(雛、男を見上げながら押し返そうと男の胸を押すが、か弱い女の力では、男の体はビクともしない。男が靴を脱いで上がると、雛との身長差がさらに広がる。)
男「やっぱ、ちっちぇ〜なあ〜。身長いくつだっけ?」
雛「138です。」
男「俺、183だから、いくつ違うかなあ?」
雛「知らないわよっ。」
(男は雛の両肩をガッチリつかむ。)
男「それくらい計算できるだろ?」
雛「身長差は45センチです!わかったからもう離して。中学生はもう帰った方がいいんじゃない?」
男「ちょっとでいいから遊ぼーよ。ねえねえ、チビッコ女子大生の雛ちゃん。」
雛「大人の女性に向かって雛ちゃんなんて。」
男「こんなに子供みたいな小さい女の子に雛ちゃんはピッタリじゃん。」
0150名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 10:16:22.96ID:RFaT5fWL
男「まず最初にハグからだな。」
(超小柄な雛を上から覆い被さるように抱きしめる大男。)
雛「あ……やめて…。」
(必死に抵抗する雛だが、男の力に適うわけがなく、軽々と抱き上げられてしまう。)
男「俺、こういうお姫様抱っこっていうの?やってみたかったんだよね。」
雛「女の子を抱き上げたの、あたしが初めてなの?」
男「なんだよ、お姫様抱っこ、楽勝じゃん。」
雛「だって体重が軽いもん、あたし。」
(寝室を探す男。)
男「ベッドはどこかな〜?」
雛「やだ。何をするつもりなの?」
男「あっ!あそこ。」
雛「え?なに?」
(男は居間でソファーを見つけ、雛を寝かせる。)
男「ここで遊ぼーか。」
雛「遊ぶって何よ?」
(すぐ逃げ出そうとする雛。)
男「まあ、ちょっと待てや。」
(雛の両手首をつかむ男。力の弱い雛は全く動けない。)
雛「いや〜っ!」
男「軽く押さえてるだけだぜ。雛ちゃんの腕力って、そんなもんかな?」
雛「ねえ、やめて。何したいの?」
(雛の両手首を右手だけでつかむ男。)
男「こんなチビを押さえ付けるの、片手で充分だな。左手が余ってるけど。どうしよっかな〜?」
雛「やだ〜もう〜…。」
(必死に抵抗する雛。)
男「必死に抵抗するところが興奮するぜ。おっぱい揉んでやる!」
(雛の胸を服の上から触る男。)
雛「いやああああ!」
男「体は小さいわりに胸あるじゃん。」
雛「(服は脱がないのね。)」
男「次は、こっち。」
(雛のミニスカートをめくる男。パンツが丸見えになる。)
雛「こんなことして、弟に言いつけてやるわよ。」
男「弟?」
雛「ええ。弟は、あなたより体が大きいし強いんだからっ!」
男「そういや、陸がチラッと言ってたな。かなりデカいって。」
雛「うん、大男よ。あなたなんかボコボコよ。いいの?」
男「いや、よくない。今日は悪かった。もう帰るね。」
雛「もうそろそろ弟が帰ってくるかも。」
男「それを早く言えよ。じゃ、さよなら。」
(ソッコーで出ていく男。)
雛「結局、弱い者いじめする、野蛮な中学生ってことね。もっと早く言えば良かったかなあ。今、弟が二階に居ますとか。」
0151名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 11:18:29.45ID:RFaT5fWL
剛「ただいま〜。」
雛「あ、剛、お帰りなさい。メ」
剛「ん?姉ちゃん、泣いてんの?」
雛「ううん、何でもない。ちょっと怖いことがあっただけだから心配しないで。」
剛「どうせホラー映画のDVDでも見たんだろ。」
雛「うん……(中学生にレイプされそうになったなんて言えないわ…。)」
剛「なんか涙目だね。どうした?」
雛「ねえ、あたしを剛の膝の上に抱っこしてくれない?」
剛「おっ!いいの?そんな萌えるシチュエーションは大歓迎!」
雛「リビングのソファーでいいわ。」
(ソファーに座る弟。)
剛「オッケー。さあ、おいで、姉ちゃん。」
(弟の膝の上に座る姉。)
雛「あ、スカートが。」
剛「捲れても大丈夫さ。生足全開オッケー!」
雛「エッチ!」
剛「姉ちゃんは超ミニが好きだね。」
雛「ファッションよ、ファッション。」
(姉をスッポリと抱きしめる弟。)
剛「何があったか知らないが、珍しいな。姉ちゃんの方から体を触ってくれって言うとはね。」
雛「触ってとは言ってやいわよ。」
剛「でも、姉ちゃんは俺の腕の中に捕獲されてるからね。触るなと言われてもね…(笑)。」
(ドサクサ紛れに姉の胸を揉む弟。)
雛「んも〜、オッパイはダメ!でも、ぎゅーっとして。」
剛「え?オッパイをぎゅーっと?」
雛「違うわよっ!あたしの体をぎゅーっとしてて。」
剛「いまさらながら、姉ちゃんの体、ちっちゃいよ。これ以上は成長しなくていいから。」
雛「ちっちゃいコが好きなのね。ちっちゃい彼女を探せばいいじゃん。」
剛「ちっちゃくて可愛い子が好きなのは事実だけど、ロリコンとは違うからね。」
雛「萌ちゃんにしとく?ちっちゃくて年上よ。」
剛「俺、法律上、まだ結婚できないよ。」
雛「法律上?あ〜、剛はまだ若かったのね。っていうか結婚なんて話が飛躍しすぎっ!」
剛「(ちょっと姉ちゃんの胸を…そ〜っと。)」
雛「ねえ…気づかないとでも思ってる?」
剛「……。」
0153名無しさん@ピンキー2016/11/07(月) 01:58:14.16ID:2eiKlDDA
剛「俺の今の身長193センチだよ。」
雛「うん。知ってる。」
剛「あれ、姉ちゃんリアクション薄くね?」
雛「だいぶ前から変わってないでしょ?」
剛「いや、変わったよ。3センチ。」
雛「え?そうなの?」
剛「嬉しい?悲しい?どっち?」
雛「どっちって言われてもね。」
剛「姉ちゃんの身長はどのくらい?」
雛「知ってるくせに。」
剛「少しは伸びた?」
雛「もう伸びる年齢でもないしね。」
剛「じゃあ、姉ちゃんの身長は138センチか。ちょっと姉ちゃん立って。どのくらい違うか確認しないとね。」
雛「なによ。今さら背比べ?なんかもう悪意しか感じない。」
剛「早く姉ちゃん立って。」
雛「もう立ってるわよ!」
剛「マジか。姉ちゃんが見えないけど。」
雛「わざとでしょ〜。真っ直ぐ前を見ちゃダメ!下を見てよ!下を!」
剛「おう、いたいた。」
雛「ほらねっ、いたでしょ、ちっちゃくて可愛い女の子が。」
剛「自分で言うかな。」
雛「だって身長差が55センチもあるのよ。そのくらい言わせてよ。」
剛「じゃあ、これからも遊ばせろ。」
雛「じゃあの意味がわかんない。遊ばせろの意味もわかんない。」
剛「ほら、ジャンプして。」
雛「ジャンプして、なに?」
剛「俺の頭を触ってみろ。」
雛「あ、てっきりキスかと思ったわ。」
剛「姉ちゃんから俺にキスなんか届くわけねえだろ。55センチもジャンプしないとダメだからな。」
雛「あら、剛にしては計算が早いわね。」
剛「計算なんかしてない気がするけど。」
0154名無しさん@ピンキー2016/11/07(月) 17:04:09.96ID:2eiKlDDA
剛「なに落ち込んでんだよ?」
雛「落ち込んでるんじゃないの。落ちたの。」
剛「落ちた?どこから?」
雛「あ〜あ、落ちちゃった。」
剛「どこから?階段から?どこもケガしてねえみたいだけど。」
雛「コンサート落ちたの。残念ながら落選よ。」
剛「なあんだ。ライブの抽選かよ。」
雛「小さい会場でスタンディング形式なのね。倍率が厳しいのよね。」
剛「スタンディングってことは、立ち見ってこと?」
雛「そうよ。」
剛「なら、姉ちゃんは無理じゃね?」
雛「無理って何が?」
剛「だってさ、姉ちゃんには厳しいだろ。いくらなんでも、身長が138センチのおチビちゃんじゃ、前が見えねえよ。」
雛「いやん。おチビちゃんはイヤっ。もっと優しい言い方ないの?失恋しちゃうわ。」
剛「姉ちゃんの前に男ばっかりだったら無理だろ。」
雛「確かに。」
剛「まあ、俺が姉ちゃんの小さい身体を軽々と持ち上げてやるから心配すんな。」
雛「そうなの?ありがと。でも、いちいち、あたしの身体が小さいとか言わなくていいわよ。」
剛「さすがの俺も最初から最後までずっとは持ち上げてらんねえ。」
雛「あたし、32キロしかないし、軽いし大丈夫よ。」
剛「いや、きついよ。」
雛「でもね、剛。忘れてるみたいだけど。」
剛「何?」
雛「そもそも最初に、あたし、抽選に落ちたって言ったわよね。」
剛「……。」
雛「あたしを持ち上げるとか嬉しそうに言うけどさ、あんたのもペアで落選したんだからね。」
剛「俺も一緒に行く予定だったのか。ありがと姉ちゃん。今ここで持ち上げたる。うおぉりゃああ!」
雛「きゃっ!いきなりは怖いよぉ。」
剛「やっぱり長時間は持ち上げはムリだ。いくら軽くてもよ。姉ちゃんわかる?」
雛「わかんない。」
0155名無しさん@ピンキー2016/11/07(月) 17:05:41.81ID:2eiKlDDA
失恋→失礼
0156主要登場人物(新設定)2016/11/08(火) 23:31:55.88ID:fc+RxciV
姉 雛(ひな) 23歳 保育士
弟 剛(つよし)17歳 高校2年生
姉の親友 萌(もえ) 23歳 保育士
弟の後輩 陸(りく) 15歳 中学3年生
0157体格体力スペック2016/11/09(水) 00:06:23.89ID:fCfeEUZH
【剛】
身長193センチ 体重93キロ
胸囲107センチ 握力75キロ
足のサイズ 28センチ
【陸】
身長184センチ 体重75キロ
胸囲 98センチ 握力48キロ
足のサイズ 26センチ
【萌】
身長144センチ 体重37キロ
BWH 77−58−83 
足のサイズ 21センチ 握力17キロ
【雛】
身長138センチ 体重32キロ
BWH 75−55−80
足のサイズ 20センチ 握力13キロ
0158名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 01:37:43.57ID:fCfeEUZH
雛「最近どう?学校は?」
剛「どうって、別に、普通だよ。」
雛「普通って何よ。何か面白いことないの?」
剛「まあ、面白いっていうか、想像すると笑えることはあるよ。」
雛「笑えること?」
剛「姉ちゃんの仕事が……。ククク……(笑)。」
雛「あたし?それ、学校と関係ないじゃん。」
剛「保育園の子どもと姉ちゃん、もしかして身長が同じくらいだろ?ぎゃははははっ……。」
雛「あたし、そんなに低くないわよっ!子どもたち全員、あたしより小さいんだけどっ!」
剛「そうムキになるなよ。ちょっとしたジョークじゃねえか。」
雛「みんな可愛いのよ。男の子も女の子も。」
剛「そのうち姉ちゃんの身長すぐ追い抜かれるかもな。へへへ。」
雛「バカね。追い抜かれる前に子どもたちは小学校に上がっちゃいますよーだ。」
剛「小学校の4年生くらいだっけ?」
雛「ん?なにぃ〜?何のコトか、さっぱり。全然わかんない😭💦💦」
剛「小学校4年生の平均身長と姉ちゃんが……。おっと、姉ちゃん泣くから言わないでおこうっと。」
雛「もうほとんど言ってた……。」
0159名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 02:10:38.70ID:fCfeEUZH
陸「先輩のお姉さんに久しぶりに会いたくて来ちゃいました。」
剛「今は仕事で居ないんだよ。残念だな。」
陸「僕も少し背が伸びたんで。」
剛「僕もっていうか、姉ちゃんは変わってねえよ。ちっちゃいままだ。おまえは何センチになったんだ?」
陸「184です。」
剛「姉ちゃんは138だから……計算してくれ。差はいくつだ?」
陸「めんどくさいっす。」
剛「姉ちゃんには頭が悪いとか言われるんだよなあ。」
陸「でも全然怖くないとかですか?」
剛「そりゃおまえ、あんなチビいつでも捕まえてしまえば自由自在だし、圧倒的な体格差で楽勝だからよ。」
陸「さすがにお姉さん、ちょっと可哀想かも。」
剛「いやいや、ちゃんと手加減してるさ。おまえも、適当に可愛がってやれよ。」
陸「でも、8歳も年上の女性を可愛がっていいんすか?」
剛「まず、何をしても、ケガさせたらダメだからな。」
陸「前より身長差が広がって楽しみです。お姉さんの顔、僕のどのあたりですかね?」
剛「もう雛ちゃんと呼んでいいよ。見た目は子供だから、ちゃん付けでいいんじゃね?」
陸「そう言えば、前から雛ちゃんって呼んでた気がします。」
剛「そうだったか。」
陸「たとえば、46センチ差だったら、どういう感じですかね?」
剛「俺の場合、姉ちゃんの顔は俺の胸よりは下なんだよな。
っていうか、おまえ計算してたのかよ。」
陸「(笑)」
0160名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 03:18:02.85ID:fCfeEUZH
萌「最近の弟さん、どう?」
雛「どうって?」
萌「育ち盛りでしょ?」
雛「うん、まだ高校生だしね。」
萌「もっと大きくなるかもよ。」
雛「あ、そういえば、身長がまた伸びたらしいわ。」
萌「いくついくつ?ねえ、何センチ?何センチになったの?」
雛「萌ちゃんったら、興味津々?」
萌「そりゃそうよ。でっかい弟と……」
雛「あ〜待って大丈夫、言いたいことわかるから。」
萌「まあアレか。氷山の一角か。五十歩百歩か。」
雛「使い方が違うわよ。ただ知ってることわざを言いたいだけ……」
萌「あ〜待って大丈夫。雛ちゃんの言いたいこと私もわかるから。」
雛「萌ちゃんが言いたいのは、私と剛の身長差が凄いのは以前から変わらないと?」
萌「剛くんを見上げる角度が微妙に違うとかはない?」
雛「そんなの感じないわよ。あたしのとっては、だいぶ前から大男だもん。193センチって言ってたわ。」
萌「マジで?ヤバいじゃん。雛ちゃん、たったの138しかないのに。」
雛「しかも剛、ずっと筋トレ続けてるから、逞しくなっちゃって。」
萌「うわっ、見てみたいな。今度。」
雛「何を見たいって?」
萌「筋肉とか。」
雛「ただの筋肉バカよ。」
萌「体の大きさとか。」
雛「体?誰の?」
萌「……の違い、とか(笑)。」
雛「あ。結局、あたしと剛の体格差を見たいのね?萌ちゃんフェチなんだからあ。」
萌「だって萌えるのよ。萌えない?」
雛「名前が萌だけに。」
萌「うまい!」
雛「あたしは萌えたりしません。剛からは完全に見下されてるのに。」
萌「文字通り、上からね。」
雛「上から目線……。っていうか、萌ちゃんだってチビなんだからね。145センチの萌ちゃんなんか、剛から見たら超が付くくらいの小柄な女の子なんだからね。」
萌「いや雛ちゃん、あのね、あたし144なの。」
雛「え?縮んだのっ?(笑)1センチちっちゃくなったんだ(笑)(笑)。」
萌「雛ちゃん笑いすぎ。」
雛「こちらの世界へようこそ(笑)。」
萌「どういう世界よ(笑)。1センチ変わっただけじゃん。」
0161名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 04:14:13.60ID:fCfeEUZH
陸「今の先輩と雛ちゃんの背比べって、どんな感じですか?」
剛「お?興味津々だな。陸も小さい女の子が好みだっけ?」
陸「年上限定ですよ。年下は小さいの当たり前ですから。」
剛「で?背比べが何だって?」
陸「先輩の身長、190ありましたよね?」
剛「おう。193だ。」
陸「雛ちゃんが138だから……。」
剛「56だ。計算遅いな、陸は。」
陸「計算早くても間違ってたら意味ないっす。55センチですよ先輩。」
剛「お?55センチか。ゴーゴー。レッツゴーってか。」
陸「でも先輩。身長差55センチって超ヤバいっす。激しすぎですよ。」
剛「おう。激しすぎか。わかるわかる。じゃあ、たとえばだぞ。たとえば、姉ちゃんが普通に立ってるとするだろ。」
陸「はい。それから、先輩はどういう態勢ですか?」
剛「まあ焦るな。興奮するなよ。」
陸「はい。興奮するシチュエーションなんすね。」
剛「もし俺も普通に立ったら、当然、姉ちゃんの顔が遥か下にあるわけだ。わかる?」
陸「もちろん想像の範囲内です。」
剛「しかし、俺はなんと、床に膝を付けるのさ。」
陸「膝を立てるんすね。あ。もしかして、その状態で背比べっすか?それでも先輩の勝ちとか。」
剛「これがな、俺が少し高いのさ。もちろん目線の高さは凄く近いけどよ。」
陸「雛ちゃん、屈辱っすね。想像したら、雛ちゃんが超可愛くて、たまんないっす。」
剛「そのまま、姉ちゃん、いや、このさい雛ちゃんでいいや。雛ちゃんの細くて小さな体を抱き寄せて、抱きしめてやったぜ。ひひひ。」
陸「ひゃあ〜、興奮しますね。雛ちゃん、よく嫌がらないですよね。」
剛「いや、かなり嫌がってたよ。必死で抵抗してたよ。」
陸「逃げようとはしたんですね。」
剛「そんなもん逃げようたって、か弱い子供みてえな女の力で俺みたいな大男に勝てるわけねえだろ。余裕余裕(笑)。」
陸「うわっ、そのセリフを雛ちゃんが聞いたら、雛ちゃん怖くて絶対泣いちゃいますよ。僕もやってみたいけど。」
剛「なんだよ、おまえもか。でもまあ、陸の身長でも身長差は凄いからな。まあ心配するなな。姉ちゃんは俺にとっちゃ小さい妹みたいなもんだ。姉ちゃん、あ、いや雛ちゃんも身長ネタには慣れてると思うぞ。陸も楽しんでいいよ。」
陸「あ、ありがとうございます。先輩の許可が出ました。しかし、雛ちゃんの許可は必要ないんですね。それと、先輩は、まだ雛ちゃんって言い慣れてないみたいで。」
剛「そりゃおまえ、普段は姉ちゃんって呼んでるからよ。」
陸「さっきは、確か妹みたいって……。」
剛「……。」
0162名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 04:42:30.74ID:fCfeEUZH
萌「雛ちゃん。剛くん、雛ちゃんに優しくしてくれる?」
雛「うん。あたしに対して優越感バリバリっていうのが見え見えだけど。」
萌「そっかあ、まだ高校生だしね。遊びたい年ごろよね。お姉ちゃんが自分よりも55センチも小さいくてさ、超か弱い女ときたらさ。オモチャにしたくなっちゃうわよね。」
雛「なんか言葉のチョイスがヒドくない?萌ちゃんだってウチの大男に襲われたら大変よ。」
萌「ゴメンゴメン。もちろん、あたしは、か弱い女の子の味方です。雛ちゃんを守るからね。」
雛「萌ちゃんの気持ちは嬉しい。でもね、今の剛はまだまだ萌ちゃんにもチョッカイ出してくるわよ。あんまり怒らせないことね。」
萌「わかった。警戒します。でも剛くんって逞しく成長したのよね。かっこいいのよね。」
雛「わかってないなあ、こりゃ。一度、襲われてみれば?」
萌「その時は、雛ちゃんが助けてくれる。」
雛「あたしの腕力では無理です。」
萌「だよね……。気をつけま〜すっ!」
雛「でも、どう気をつければいいのかしら?」
0163名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 22:11:53.90ID:/BBTjRWf
萌「剛くんって狼になったりしないの?」
雛「狼?あの、狼?」
萌「うん。雛ちゃんみたいな小さくて可愛いお姉ちゃんが居たら、ムラムラしてもおかしくないわよ。」
雛「一応ほら、姉弟だしね。」
萌「狼さんに食べられちゃう小鳥の雛、みたいな。」
雛「ないない。それは今までもないし。」
萌「でも陸くんなら可能性なくない?」
雛「赤の他人ですものね。それ言うなら、萌ちゃんはウチの狼と陸くんと両方に食べられちゃう可能性が。」
萌「あ〜、そうなんだ。」
雛「怖くないの?」
萌「あの二人が?」
雛「あたしなんてさ、剛の広い背中を見るとね、威圧感があって、いつ抱っこされるかわかんない緊張感っていうの、あるわ。」
萌「(笑)いつ抱っこされる……(笑)」
雛「ホントにそうよ。萌ちゃんは、たまにだから良いかもしれないけど。」
萌「陸くんも中学生だと思ってたらダメね。
もう大人の男だわ。」
雛「ヤバいヤバい。結婚もできちゃう。」
萌「あ、陸くんはまだダメなんじゃ……。」
0164名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 22:55:53.21ID:/BBTjRWf
雛「ねえ剛、鼻毛が見えてるわよ。あたしが剛の顔を見上げると、はっきり目立つの。」
剛「あっそう。それなら俺も。」
雛「何なのよ。」
剛「姉ちゃんのオッパイが丸見えだせ。」
雛「いやん、覗いてるのね。エッチ!」
剛「エッチ言われても、しょうがないだろ。
上からは見やすい眺めで助かるぜ。」
雛「やだあ。じゃあ、陸くんも同じ?」
剛「当たり前だよ。身長差を考えたらわかるだろ。」
雛「あちゃー。」
剛「あ〜でもよ、服の種類にも変わるぜ。」
雛「それはそうよね。」
剛「まあ俺の好物としてはだな、露出を多めで。よろしく姉ちゃん。」
雛「何がよろしく、よ。この〜エロ男!」
剛「と、いいながらも〜?」
雛「はい。あたし、短めのスカートとか大好きなのよね。あと、この豊満な胸を強調した感じのお洋服とかね。」
剛「だよな。」
雛「あたし、小さい身体にしては胸あるんだから。」
剛「俺の胸、107センチ。姉ちゃんは?」
雛「75センチよ。アンダーが小さいから豊満に見えてるのよ。」
剛「胸でも俺が32センチ勝ってる。」
雛「マッチョくんが女の子と比べても仕方ないでしょう?違う?」
剛「じゃあ、ちょっと俺に揉ませろ。」
雛「はあ〜??」
剛「オッパイ大きくなるかもしれねえぜ。」
雛「やだっ!セクハラよっ!」
剛「なら、後ろから抱きしめるだけ。それならいいよな。ほれっ、ソッコーで捕獲完了!うひひょー!」
雛「んもう〜、手のひらの位置!完全に触ってるわ。」
剛「俺の太い腕の中に、この小さな身体の柔らかい感触。ごちそうさんで〜す。」
雛「もう離してよ。」
剛「もう少し楽しませろや。」
雛「そんな乱暴な言葉使いしないで。」
剛「自力で脱出してみろ。」
雛「あたしの力でムリって知ってて遊んでるのね。ヒドイ。」
剛「服の上からでもOK。」
雛「何がOKよ。」
剛「Dカップかな?」
雛「ホントはね、Bなの。」
剛「ほらな、大きくなっただろ。」
雛「単に剛の思い違い。最初からBカップ。」
剛「ホントか?じゃあ、ブラジャーを確かめないとな。見ていい?」
雛「やだっ!この変態!」
0165名無しさん@ピンキー2016/11/20(日) 23:34:59.70ID:IGM+tSX4
陸「(あれ?もしかして、あの小さな女の子は……、やっぱ、そうだ💡)」
陸「雛ちゃ〜ん!」
雛「え?あっ💡!あらっ!陸くんね?」
陸「こんにちわ!雛ちゃん!」
雛「陸くん、こんにちわ。」
陸「雛ちゃんどこ行くの?」
雛「(相変わらずタメ口かあ……まあいいわ)」
陸「買い物?」
雛「うん。もう終わって帰るとこよ。」
陸「なんか重そうだね。持とうか?」
雛「あら、優しいのね。ありがとー。じゃあ、お願いするわ。」
陸「なんだコレ、米だけじゃん。」
雛「そうなの。意外と重たいの。」
陸「この米、5キロだよ?」
雛「米を買ったら他の物が買えないのよ。」
陸「重くて?」
雛「あたし一人の時はね。」
陸「たった5キロを両手で持ってた雛ちゃん、可愛かったよ。」
雛「可愛かった?それ、ほめてるのかしら?」
陸「片手じゃ無理なんだね。か弱い雛ちゃんらしくていいな。」
雛「あたしの家まで大丈夫?」
陸「オーケー。」
雛「陸くん、また大きくなった?」
陸「うん。今184センチ。」
雛「すごーい!まだ中学生でしょ?まだ伸びてるかもね。」
陸「雛ちゃんは前から同じだよね?」
雛「ちっちゃくてゴメンね。」
陸「いやいや大好物だよ。」
雛「大好物ってなに?」
陸「僕、ちっちゃい子が大好きなんだよね。」
雛「あー、前にも言ってた気がするわね。」
陸「靴は?」
雛「あ、買い物の時はね、ヒールは履かないようにしてるの。」
陸「僕が一緒なら、もっと買えたんじゃね?」
雛「ううん、今日はね、米だけで良かったの。もう家に着くし。」
陸「確かに。」
0166名無しさん@ピンキー2016/11/21(月) 00:31:25.09ID:CBlLt4H9
雛「お米、持ってくれて、ありがとう。ゆっくりしてってね。」
陸「はーい。ソファーに座っていい?」
雛「いいわよ。」
陸「雛ちゃんも隣においでよ。」
雛「え?なあに?どうしたの?」
陸「ほらほら、何もしないから。」
雛「何もしないって言う男の子、絶対に何かするのよね。」
陸「僕って、まだ中学生だよ。」
雛「もし変なことしたら、剛に言い付けるわよ。」
陸「とりあえず、教えてもらったから大丈夫。ここまではOKとか、アレはダメとか。」
雛「ふーん、怪しいわね。」
陸「(獲物は目の前に……か。少しずつ楽しまないと先輩に怒られたらヤバいしな)」
雛「(う〜ん、陸くんが中学生といっても大きいし怖いし、まさか襲われることってないわよね?)」
陸「(しかし可愛いなあ、雛ちゃん。)」
雛「えへっ、あたしも、座って休もうかしら。」
陸「うん、そうしなよ。おいでおいで。」
雛「(ちょっと牽制しとかないとね)剛はすぐ帰るって言ってたわ。」
陸「へえ〜、そうなんだ。」
雛「あ、あのー、あっそうだ、陸くんの手、大きいわよね。」
陸「まあ男としては普通かな。雛ちゃんの手は?」
雛「比べてみる?はーい、どんな感じかなあ?あらっ、こんなに違うわ。」
陸「おほっ、やっぱ全然違うな。雛ちゃん、手も小さいよねえ。」
雛「でしょ、でしょ。」

(陸、ふいに雛の肩を抱き寄せる)
雛「きゃっ!」
陸「雛ちゃん、肩も細いよね。」
雛「んも〜、陸くん、やっぱり何かしたあ〜!何もしないって言ってたのにぃ。」
陸「くくく……この感じ、小さな女の子を抱いてる感触だ。」
雛「いやだ。陸くんも剛に似てきたわ。」
陸「僕もけっこう筋トレやってるんだ。もっとマッチョになりたいな。」
雛「はいはい、かってに逞しくなりなさ〜い。」
陸「雛ちゃん、この状態から逃げられる?」
雛「え〜っ!陸くんも剛みたいに、か弱い女だと思って馬鹿にしてるわね。」
陸「ね?ね?雛ちゃん、ちょっと試しに全力で逃げようとしてみてよ。」
雛「やだ。陸くんの腕の太さだって、あたしの倍ありそうだし、あたしが疲れるだけで、陸くんは余裕なんでしょ?」
陸「先輩に怒られたら困るから、もう雛ちゃん解放しよっかな。」
雛「まあ、肩を抱くくらいなら、させてあげるわ。」
陸「アレはダメだよね?」
雛「アレって?」
0167名無しさん@ピンキー2016/11/21(月) 01:05:36.70ID:CBlLt4H9
剛「ただいま〜!姉ちゃん帰ってる?」
雛「おかえりなさい。陸くんが来てるわよ。」
剛「おう、そうか。」
陸「あ、お邪魔してます。先輩おかえりなさい。」
剛「おまえが、お帰り言うのも変じゃね?」
陸「あっ、そうですね。」
雛「今日、陸くんに外でバッタリ会ったの。」
剛「へえ。そうなんだ。おっと、姉ちゃん。アレしよう。」
雛「アレって?」
剛「お帰りの抱っこ。」
雛「お帰りの抱っこ?」
陸「アレって、それ?」
剛「いくぞ、姉ちゃん!」

(剛、小さな雛の体を軽々とお姫様抱っこ。)

雛「きゃっ!こんなの聞いてないわよ。」
剛「え?知らない?お帰りの姫抱っこ?」
雛「抱っこは知ってるわよ。いきなりの、お帰りの抱っこは知らない。」
剛「おチビちゃんを見たら我慢できねえよ。な?陸もそうだろ?」
陸「いや、僕は知らないっす。」
雛「ほら、陸くん、知らないって。」
剛「この子、どうしよ?なあ陸?」
陸「先輩、自分のお姉さまを、この子って……。」
雛「そうよ。剛、あたし姉なのよ。少しはリスペクトしなさい。」
剛「なんだ?リスペクトって?」
陸「???」
雛「え〜〜、二人とも初耳なの〜?リスペクト。」
剛「リクエストならわかる。」
雛「違う違う。もう降ろしてよ。そしたら教えるわ。」
剛「俺、知らなくて大丈夫だから、このまま抱っこさせろ。」
雛「はあ?」
陸「さすが先輩。ちゃんと雛ちゃんをリスペクトしてるんですね。」
雛「だから、意味が違うって!」
0168名無しさん@ピンキー2016/12/03(土) 02:04:03.12ID:urE+rGWa
剛「今日は寒いな。」
雛「うん、そうね。」
剛「姉ちゃん、ちょっと、こっち来いよ。」
雛「なあに?なんか偉そう。」
剛「ソファーに座ってたら寒いんだよな。」
雛「寒いなら暖房付けたら?」
剛「いや、そこまでじゃねえ。」
雛「じゃあ何?どうすんの?」
剛「だからあ、姉ちゃん来いって。」
雛「あたし?」
剛「まあ俺のところにさ。」
雛「なんか嫌な予感……。」
剛「姉ちゃんは寒くねえの?」
雛「少し寒いわね。」
剛「なら、暖まろうぜ、なあ。」
雛「だったらエアコンがあるじゃない。」
剛「今は何て言うか、人のぬくもりが必要なわけよ。わかる?」
雛「人のぬくもり?」
(剛、立ち上がり、雛に近づく。雛、後ずさり。)
雛「あのね、大きいのが迫ってくると怖いんだけど。」
(逃げる雛。さらに近づく剛。)
雛「何か言ってよ。無言で見下ろさないで。」
剛「じゃあ低くなってやるよ。」
(剛、目線を雛に合わせるて、雛を見つめる。)
雛「なによ。」
(剛、雛を正面から抱きつく。)
剛「捕獲完了。」
雛「あーん。」
(雛、剛の体を離そうと頑張るが、びくともしない。剛、雛を抱いたまま立ち上がり、雛の足が浮く。)
剛「一緒にソファーに座ろう。」
雛「ええ?」
(剛、雛を抱いたままソファーに座る。)
剛「姉ちゃんと身長、いい勝負だな。」
雛「そりゃそうよ。剛は座ってて、あたしは立ってるからね。」
剛「もう姉ちゃんも座れや。」
(剛、雛の小さな体を軽々と反転させ、雛を座らせる。)
雛「きゃあ!もう急に何するのよ。」
剛「普通に姉ちゃんを座らせただけだよ。」
雛「それで、なんで、あたしを後ろから抱きしめてるの?」
剛「あったかいじゃん。こうすると。」
雛「どさくさにまぎれて、エッチなことするんでしょう?」
剛「は?俺はただ、寒いから暖まってるだけだよ。」
雛「ほんとに?」
剛「しかし、姉ちゃんの体、抱きしめてみると、ホントちっちゃいよな。」
雛「何よ今さら。」
剛「ここから離れたいなら、自力でどうぞ。ひひひ。」
雛「いやらしい笑いだわ。剛の手、オッパイもう触ってるし。」
剛「嫌なら俺の手をどけてみろよ。」
(雛、小さな手で剛の大きな手を掴む。)
剛「まず手の大きさが違うし。か弱い姉ちゃんの力じゃ無駄無駄。えへへへ。」
雛「いじわるっ!」
剛「おっ、可愛いセリフいただきっ!」
(剛、雛の頭をナデナデ。)
雛「頭ナデナデはいや!子供扱いしないで。」
剛「座高も全然違うから、姉ちゃんは子供みたいなもんさ。な?」
雛「な、じゃないわよ!」
0169名無しさん@ピンキー2016/12/04(日) 02:13:53.37ID:F+OUrfYC
(公園のベンチに座る萌。その前を通りかかる陸。)
萌「あっ!陸くんじゃない?」
陸「ん?あー、気づかなかった。萌ちゃんだよね?」
萌「久しぶりね、陸くん。」
陸「何してんの?」
萌「休憩中よ。陸くんは?学校じゃないの?」
陸「いや、今日は日曜だよ。」
萌「あっ、そっか。まあ、隣においで。」
陸「隣に座っていいの?」
萌「もちろん。いいわよ。」
陸「了解。」
萌「陸くん、前より大きくなった?」
陸「うん。」
萌「今ここに座ってても、陸くんを見上げてるもん、あたし。」
陸「身長は184センチになった。」
萌「ひぇ〜!まだ中学生だっけ?すごーい!」
陸「萌ちゃんって呼んでいいよね?」
萌「いいわよ。昔もそうだったし。」
陸「じゃあ、萌ちゃん。」
萌「なあに?」
陸「萌ちゃんは今も小さいの?」
萌「あはっ!あたし?あたしは、うん、小さいわよ。」
陸「凄く?」
萌「うん、凄く。もう成長止まってるわ。えっとね、陸くんより40センチ低いかな。」
陸「じゃあ、立ってみる?」
萌「びっくりするわよ。背比べね。」
陸「おお、萌ちゃんも超ちっちゃいね。」
萌「萌ちゃんも?も?」
陸「あー、あの最近、雛ちゃんに会ったから。」
萌「なるほど。雛ちゃんの小ささを見てたら、あたしが大きく見えるでしょう?」
陸「いや、小さく見えるよ。大差ないかな。」
萌「まじで。」
0170名無しさん@ピンキー2016/12/04(日) 22:49:34.60ID:F+OUrfYC
萌「陸くんは前より逞しくなったと思うわ。」
陸「うん。少しずつ鍛えてる。剛先輩ほどムキムキではないけどね。」
萌「でも陸くんも筋肉けっこうありそうよ。触っていい?」
陸「え?どこを?」
萌「上腕二頭筋とか。」
陸「あ、いいよ。」
萌「うわっ!硬い!やっぱ男の子だわ。」
陸「ちょっと力入れちゃった。えへ。」
萌「そうそう。触る瞬間にグッと力を込めるのよね。たいていの男の人は。」
陸「つい無意識にね。男の筋肉よく触るの?」
萌「あたし、マッチョ好きなの。筋肉フェチとも言えるかも。」
陸「へえ。そうなんだ。」
萌「そろそろ座って話さない?あたし首が疲れちゃた。」
陸「そっか。じゃあ座ろうか。でも、下から見上げる萌ちゃんは超可愛いよ。」
萌「あらやだ。可愛いだなんて。」
0171名無しさん@ピンキー2016/12/04(日) 23:21:00.54ID:F+OUrfYC
萌「陸くん、カッコいい男の子に成長したね。びっくりしたわ。」
陸「おお、やった!ほめられた!」
萌「むしろもう大人の男性かしらね。」
陸「そうかな。」
(萌、陸のそばにすり寄る。)
陸「萌ちゃんどした?」
萌「少し寒いから、くっつこ。」
陸「(コレでも大人の女性なんだよな。どうみても可愛い小さな女の子にしか見えないや。こりゃたまんねえぜ。)」
萌「陸くん、どした?あたしのこと、そんなに見つめちゃって。照れてるの?可愛いっ!」
陸「(我慢できねえや。肩くらい抱いたろ。)」
(陸、そぉーっと萌の肩を抱き寄せる。)
萌「💡あ。」
陸「(あれ?嫌がってないのかな。)」
萌「いいわよ。そのくらい。陸くん初めて?」
陸「え、何が?」
萌「女の子の肩を抱いたの初めて?」
陸「いやいや。萌ちゃんの肩が華奢すぎて、びっくり。って言うか、僕、萌ちゃんを抱き上げたこともあると思うんだけど。」
萌「そっか。」
0172名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:20:19.64ID:8KlEXOdA
萌「あたしの家に寄ってく?」
陸「萌ちゃんの家?いいの?」
萌「そのかわり、荷物持ってね。」
陸「買い物?」
萌「ちょっとスーパーに寄って行こうと思って。せっかく男手がいるんだもん。利用しない手はないわ。」
陸「おとこで?」
萌「あ、男手。男の人ってこと。か弱い女の子は重い物を持てないから、陸みたいな力持ちの男性が必要なのよ。わかるわね?」
陸「はいよ。」
陸「(おっ、これはラッキーかも。萌ちゃんの家に行くということは、アレだよな。密室で二人っきりだよな。ということはさ、このチビちゃんと体格差で遊べるかもな。いひひひ。)」
萌「なにニヤニヤしてんの?さっそく行くわよ。」
陸「荷物持ち、まかせて!」
0173名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:30:48.50ID:8KlEXOdA
萌「雛ちゃんからメールだ。」
陸「雛ちゃん?」
萌「雛ちゃんも一緒でいい?」
陸「雛ちゃんも萌ちゃんの家に来るの?」
萌「雛ちゃんがあたしんちに来たいって。」
陸「雛ちゃんは大歓迎だよ。」
萌「わかった。返信したらすぐスーパー行こ。」
陸「わかった。」
0174名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:41:47.82ID:8KlEXOdA
陸「僕たち、どんな関係に見られてるかな?」
萌「ね。みんな買い物に夢中だから、知らん顔じゃないかしらね。」
陸「兄と妹?身長差カップル?」
萌「そんなことどうでもいいから、ちゃんとカゴを持ってて。」
陸「僕、店の外で待ってていい?」
萌「なによ。恥ずかしいの?」
陸「スーパー初めてだから。」
萌「マジで?まあ中学生だもんね。じゃあ、外で待ってて。すぐ終わるわ。」
陸「了解。」
0175名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:54:32.51ID:8KlEXOdA
萌「お待たせ〜。待った〜?あらま、デートの待ち合わせのカップルみたいなこと言っちゃた。あはっ。」
陸「重そうに持ってるね。か弱い女の子って感じだよ。」
萌「からかわないの!はい、陸くん、全部持ってよね。」
陸「全部?まあいいか。」
萌「ありがとね。でも自分のバッグは自分で持つわ。」
陸「近いの?」
萌「家?」
陸「うん。」
萌「歩いてすぐだから。頑張って。」
陸「頑張るほどの重さではないからね。」
萌「へえ〜、さすが男の子だわ。」
0176名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 01:28:09.72ID:8KlEXOdA
陸「萌ちゃん、靴はヒールだったんだね。」
萌「うん。でもね、5センチだから。ヒール込みで149センチなのね。」
陸「そうだね。で、靴を脱ぐと?」
萌「はーい、家に上がると、もとの144センチのチビ女に戻りますけど、何か?」
陸「いや、僕の靴も少しかかと、あるよ。」
萌「そんなことより、どうぞ上がって。買い物袋はここに置いて。」
陸「オッケー。」
萌「何か飲む?」
陸「あ、大丈夫。」
萌「それ、断ってるのか了解してるのか、分かりにくくない?」
陸「大丈夫という言葉だね。」
萌「オレンジジュースでいい?」
陸「じゃあ、もらいます。」
萌「あら、ご丁寧に、どうも。はいコレ。」
陸「あれ?缶ジュース?」
萌「だめ?」
陸「あ、大丈夫です。ありがとうございます。」
萌「どういたしまして。」
陸「ぬるい。」
萌「ゴメンね。冷蔵庫に用意してなかったから。さっきスーパーで。」
陸「やっぱりね。ところで雛ちゃんは?」
萌「雛ちゃんは後で来るって。」
陸「ふーん。(それまでは萌ちゃんと二人というわけか。)」
0177名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 01:56:53.00ID:8KlEXOdA
陸「萌ちゃんは体重は?」
萌「女の子に体重を聞くのはNGよ。」
陸「どうせ萌ちゃん軽いんでしょ。ちなみに僕は75キロだよ。」
萌「あたしは陸くんの半分くらいかしら。だいたい、そのくらいよ。軽いわよ。」
陸「やっぱり全然違うね。ちょっと萌ちゃん、こっち来て。」
萌「なあに?」
陸「いいよな?」
(陸、萌をお姫様抱っこ。)
萌「きゃっ!」
陸「お姫様抱っこも昔より楽勝だ。うひょうひょ。」
萌「陸くんの腕力が強くなったからじゃない?嬉しそうね、陸くん。」
陸「萌ちゃんも嬉しいよね?」
萌「まあ、そうね。でも、急にされるとビックリしちゃう。」
0178名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 06:23:14.97ID:8KlEXOdA
(ピンポーン)
陸「あっ、誰か来た。」
萌「雛ちゃんかな?」
陸「僕でるよ。」
萌「内側から鍵かかってるから。」
陸「わかった。」
萌「その前にすることあるわよね?」
陸「は?」
萌「あたしを降ろしなさい。」
陸「やだね。萌ちゃんも持って行く。」
萌「え〜っ!うそ〜!だって雛ちゃんが来たら、家主がドアを開けるべきでしょ?」
陸「大丈夫大丈夫。」
萌「んも〜、しょうがない子ねっ。」
陸「だめだ、萌ちゃん持ってるから、両手が使えないや。鍵あけられねえ。」
萌「バカ。」
0179名無しさん@ピンキー2016/12/07(水) 00:38:08.37ID:nljKWl6U
陸「萌ちゃんは部屋に戻っていいよ。僕がドアを開けるね。」
萌「あ、そうなの。わかった。でも、雛ちゃんに伝えてないのよ、陸くんが来てること。」
陸「そうなんだ。じゃあ、ビックリさせてやろ。」
(陸、玄関の鍵を開ける。)
雛「萌ちゃ〜ん、ひゃあああっ!」
陸「ひ〜なちゃんっ!」
雛「超ビックリしたあ〜!大きいのが目の前にいるから、誰かと思った。」
陸「陸だよ。ちゃんと上を見て。」
雛「近すぎて、陸くんの服しか見えない。」
陸「雛ちゃん、こんなに背が低いんだ。」
雛「この前も会ったから知ってるでしょ。で、萌ちゃんは?」
陸「中に居るよ。」
萌「やっほ〜い!雛ちゃん。」
雛「やっほー!」
萌「陸くんが出てきてビックリした?」
雛「そりゃもうビックリよ。萌ちゃんしか居ないと思ってたら、いきなり大きな男の人がいた。」
萌「陸くんがね、あたしは中にいていいって言うから。」
陸「めっちゃ小さい雛ちゃんが見られて興奮しちゃった。」
雛「そこは興奮はしなくていいのよ。」
萌「陸くんの気持ちもわかる気がするけどなあ。」
雛「やだ、わかるのお?萌ちゃんは小柄な女の子の味方でいてよ。」
萌「もちろんよ。」
陸「二人は何歳になったんだっけ?」
雛「23歳よ。それがどうしたの?」
陸「二人とも年上に見えないな。どう見ても。」
萌「背が小さ過ぎるからよね。」
雛「そこは認める……。」
0180名無しさん@ピンキー2016/12/07(水) 01:50:11.30ID:nljKWl6U
萌「みんな、ミカンの缶詰食べる?」
雛「うん、食べる。」
陸「今度は冷えてるの?」
萌「大丈夫、冷蔵庫にあるヤツだから。」
雛「今度は?今度は、って?」
萌「雛ちゃん、それは気にしない気にしない。」
雛「気になるぅ〜っ!」
陸「萌ちゃんが出してくれた缶ジュースがぬるいままだったことがあってね。」
萌「あれ。言っちゃた(笑)。」
雛「あれ、なんか二人が親しい関係に感じるのは気のせいかしら?」
萌「うふっ。気のせい気のせい。」
陸「ミカンの缶詰は?まだあ?」
雛「萌ちゃん、どうしたの?」
萌「缶が開かないの。雛ちゃん手伝って。」
雛「なになに。かたいの?貸して。やってみる。んしょっ……んむむ……。」
萌「あ、ゴメンゴメン。か弱い雛ちゃんに頼んだのが間違いだったわ。(笑)(笑)」
雛「笑い過ぎっ!萌ちゃんこそ開けられなかったんでしょ?」
萌「頼む人を間違えちゃった。」
雛「わざとでしょ。」
陸「なんか楽しそうだね。どうしたの?」
萌「そうそう、今はちょうど男の子がいたんだった。陸くん、ちょっと、これ開けてくれない?」
陸「向こうから聞こえてたよ。缶詰だろ?」
雛「そうなの。逞しい陸くんなら簡単にできるわよね?」
陸「おう、貸してみ。どんな感じ?ははーん。爪の問題だな。爪を切ったばかりだから痛い。でも、……はいよ、ほれ、できだよ。」
萌「うわっ、すごー!さすが男の子ね。」
雛「あたしなんか爪が折れるのが嫌だわ。」
陸「これさ、ワッカを曲げてしまえば、か弱い女の子でも大丈夫だよ。」
萌「じゃあ、ついでに、お願い陸くん。これ。ジャムのフタ。」
陸「ジャム?」
萌「買ってから、ず〜っと、開けられなくて困ってて。」
雛「え〜っ!ず〜っと?ずっと使ってないの?萌ちゃんたらっ、可愛いっ!」
萌「雛ちゃんも無理でしょう?」
陸「ほら、雛ちゃん、試しにやってみて。」
雛「そうね。萌ちゃんが何回も試してるから、少しゆるくなってるかもしれないじゃない。」
萌「雛ちゃんに出来たらショックだわ。あたしの方が握力あるはずよ。」
雛「……んんんっ……ムリっ!」
陸「もう僕がやった方が早いよ。」
雛「はいこれ、陸くん。」
陸「おお、ん?おいおい、なんだよ。一瞬で簡単に開くじゃんかよ。」
萌「さすが男の子ね。ありがとね。」
陸「もう一回、キツく閉めといたろっと。エヘヘヘ(笑)。」
雛「いやん、意地悪しないでよっ。」
萌「可愛いっ!雛ちゃんの言い方。萌え〜!」
雛「自分の名前を言った(笑)?」
萌「萌え〜!(笑)」
陸「楽しそうなところ悪いけど、早いとこミカン食べようぜ。」
0181名無しさん@ピンキー2016/12/07(水) 02:18:56.14ID:nljKWl6U
雛「あっ、弟からLINEきた。今どこって聞いてる。」
萌「じゃあさ、剛くんもここへ誘ったら?。」
陸「雛ちゃんと先輩って、LINEやってるんだね。」
雛「うん、たまにしか打たないけど。」
萌「4人揃うの、久しぶりじゃん?」
雛「そうだね。あっ、すぐ来るって剛。」
陸「先輩が来るまで、なにしよか?」
萌「早くミカンを食べましょ。剛くんの分は用意してないのよ。」
萌「なるほどね。」
0182名無しさん@ピンキー2016/12/08(木) 23:10:40.82ID:nTeMTi1k
(ピンポーン)
萌「あ、剛くんかしら。」
陸「雛ちゃんが出れば?」
雛「え?あたし?ここ、萌ちゃんちよ?」
萌「確かに、あたしんち。でも姉弟だから。」
雛「はーい。」
(雛、ドアをあける。)
剛「おっと、なんだ、姉ちゃんかよ。」
雛「なによ、あたしじゃ不満なの?萌ちゃんに迎えて欲しかった?」
剛「そんなこと別に言ってねえし。」
雛「わかったから、早くあがりな。」
剛「ここ姉ちゃんの家じゃねえし。」
雛「だって、あたしが出た方がいいって、みんなが言うから。」
剛「そうなんだ。ならば、姉ちゃん、抱っこしてやる。うおりゃ〜!」
雛「きゃぁぁっ!」
(剛、雛を正面から抱えたままリビングへ。)

陸「なんか雛ちゃんの悲鳴が。」
萌「また、雛ちゃんが捕獲されちゃったかしらね。うふふ。」

剛「あ、萌さん、お久しぶりです。おっ、陸も来てたか。」
萌「いらっしゃい、剛くん。」
陸「こんにちは、先輩。」
萌「そんなことより……。」
陸「すごいことになってます。」
剛「ん?すごいこと?」
萌「雛ちゃんのミニスカから、パンツ丸見えなのよ。」
剛「え?マジで?俺には見えねえや。残念。」
雛「え〜っ!パンツ見えてるのぉ〜?陸くんがいるのにぃ〜っ。やだああっ!」
萌「剛くん、かなりエッチね。」
陸「先輩、雛ちゃんが可哀想です。」
雛「ありがと、陸くん。」
陸「ありがとです、先輩。」
萌「あら、陸くん、誰の味方なの?」
0183名無しさん@ピンキー2016/12/08(木) 23:36:43.30ID:nTeMTi1k
萌「ねえねえ。姉弟で背比べしてみてくれないかしら?」
陸「僕もみたいっす。」
雛「その前に、あたしを床に。」
剛「おお、忘れてた。まだ姉ちゃんを持ったままだった。」
雛「忘れてたってなによ。」
萌「その前にって雛ちゃんが言ったから、雛ちゃんは了解ってことよね。剛くんは?」
剛「もちの、ろんさ。」
萌「じゃあ、ふたり、向かい合って。」
陸「背中合わせではないの?」
萌「ううん、向かい合う方が萌えるでしょ?」
剛「萌さんだけに萌えるってか。」
雛「剛、萌ちゃんのこと、さん付けで呼ぶようになったの?」
剛「そうか?もう、姉ちゃん、おろすよ。」
(雛と剛、至近距離です向かい合う。)
陸「うひょっ!」
萌「やったあ!」
雛「向かい合ったって、剛の顔が遥か上にあるから……。」
剛「姉ちゃんが遥か下にあるから……なんてな。エヘヘヘ。」
萌「いいのよ、それで。写メとるわよ。」
陸「先輩の身長は193で、雛ちゃんは?」
雛「あたしに言わせる?んも〜、138よ。」
剛「萌さんはフェチ?」
萌「うふふ。すごい体格差よね。雛ちゃんが超可愛く見えるわ。」
0184名無しさん@ピンキー2017/10/18(水) 16:26:19.92ID:tmD2f8nj
陸「じゃあ、ついでにインスタントに載せたらどうでしょう?」
剛「ん?インスタント?ラーメン?」
萌「はは〜ん、それ言うならインスタでしょ?」
陸「あれ?正式には何でした?」
雛「インスタグラムよ。」
剛「ああ、なんか写真撮ってなんかするやつな。」
萌「うん、これはインスタ映えするかもね〜。」
陸「そうそう、インスタバエ!そんなハエがいたいた!(笑)」
雛「そのうちボケいらないわ、陸くん。」
剛「なになに、それで俺たち姉弟を写真に撮るのか?」
萌「うんうん、けっこう世間的に珍しい姉弟だと思うのよね。雛ちゃんと剛くんは。」
雛「そんなに珍しいかしら?」
萌「雛ちゃん、わかってるくせに。ねえ、陸くん。言ってあげて。どこか珍しいのかを。ふふふ……。」
陸「ものすごい身長差がある姉弟です!」
剛「それと珍しさの重要な事がもう1つ。」
雛「なによ、重要な事って?」
剛「弟の俺の方がデカい事だな。」
萌「あはっ、確かにそうね。」
雛「だってさあ、あたし女だから当たり前じゃん?」
陸「雛ちゃんの言うとおりかもです。ただ……(笑)。」
剛「差が、ほら、こんなにっ?うひひ……。」
萌「剛くんったら楽しそう。」
陸「さっそく写真撮りましょうよ。せっかく背比べしてるんだから。」
雛「やだ!やっぱり恥ずかしい!」
萌「そうなの?逞しい弟さんを自慢とかじゃダメなの?」
雛「でもぉぉ〜……。写真をインターネットに載せるのは……やだなああ……。」
剛「で?誰が撮るわけ?」
雛「え?あたしの意見は?」
萌「剛くんは無視する方針なようで。(笑)」
陸「とりあえず僕は知らないので、そのインスタグラム?とか言うの。」
剛「俺も。」
雛「でしょうね。」
萌「あたしはインスタやってないのよね。」
雛「え?へへへ?そうなのぉぉぉっほほほ……(笑)(笑)😃⤴」
萌「あら。そう言えば雛ちゃんもインスタやってないんだったわあ!意味ないじゃーん!」
剛「なんか姉ちゃんが嬉しそうなんだけど。」
雛「うふ。」
陸「ということは……。」
萌「インスタグラムにあげるという作業は不可能となりました。」
剛「なんだよ。せっかく面白そうだと思ったのにな。」
雛「残念でしたっ!イエ〜イ!」
萌「ところで、インスタどうのこうのって話、どっから始まったんだっけ?」
陸「あ……💦」
0185名無しさん@ピンキー2017/10/18(水) 17:51:46.75ID:tmD2f8nj
剛「しかたないから、普通にスマホで自撮りしよか。俺は姉ちゃんを持ち上げるから。」
(剛、雛を持ち上げる)
雛「きゃっ!」
萌「剛くん、ソッコーだわ。我慢してたのね。」
陸「じゃあ、オレは萌ちゃんを抱っこしていいのかな?」
萌「陸くんは急にタメ口になったり、オレって言ったり、いろいろ変わるのね。」
雛「陸くん、あたしはもう抱っこされちゃったから、残ってるのは萌ちゃんというチビ女だけよっ。」
萌「ひどいこと言うわね。チビ女なんて。自分はもう捕獲されたからってさ。(笑)」
剛「おう、陸も正直になれや。お前より遥かに小さい女の子が目の前にいて何もしないほうがおかしいぞ。ひひひ……。」
雛「剛、ちょっと〜、またあ……陸くんを狼にしないで。」
萌「ねえねえ狼さん。優しくしてね。抱っこだけよ。お願いします。陸くん。」
剛「お、大人の女が年下のガキに敬語を使った。そりゃたまに怖くなるよな。大男が相手だからな。」
陸「怖がらなくても大丈夫さ。優しくするよ。」
(陸、萌を軽々と抱き上げる)
萌「きゃっ!抱っこするの早〜い!」
陸「ところでさあ。写真は?」
雛「そうそう。誰が撮るの?」
萌「自撮りと言ってもねえ、どうしよう?」
剛「とりあえず、俺たち男は両手がふさがってる。」
雛「そうよね。じゃあ、あたしたちが撮ることにしましょ。」
剛「で?138センチが撮る?それとも、144センチだっけ?が撮る?」
雛「ひとを身長で呼ぶなっ!しかも、うろ覚えで言うなっ!」
陸「スマホは?」
萌「あたし今は手に持ってないわよ。」
雛「あたしも。だって、いきなり抱っこされちゃったんだもん。」
剛「で?スマホは?」
雛「だからあ、スマホは向こうよ。萌ちゃんも同じよ。理解力に乏しいのねえ、剛は。」
剛「なんだと?このチビ、ナメてんな。ちょっとだけ泣かしたろか。なあ陸。」
陸「そうですね。」
萌「いや、あたしは何も言ってない。でしょ?陸くん。ね?ね?」
陸「まあね。」
剛「ははは……。冗談だよ。びくびくしてるし。面白いな。」
萌「陸くん、あたしがスマホを取りに行くから、一旦降ろしてくれていいわ。」
剛「陸、抱っこしたまま取りに行けば?」
陸「そうっすね。それがいいですね。」
雛「ねえ、机にあるスマホ、どっちが、どうやって取るの?」
剛「……。」
陸「……。」
雛「ね。困ったわね。うふふふ。」
剛「いや、男が低くなれば、持ち上げたままで大丈夫じゃね?萌ちゃん、届くだろ。」
雛「え?マジ?」
陸「なるほど、いけます、いけます。ほらっ、取って!萌ちゃん。」
萌「はいはい、わかったわよ。簡単にスマホを持てましたよお〜。」
雛「でもさあ、ず〜っと女の子を抱っこしてて疲れないのぉ?剛も陸くんも。」
剛「138センチも144センチも体重が軽いからな。」
萌「うん、それ、納得よね。」
雛「剛はホントにもう、いちいち身長で呼ばないで!」
陸「なら俺たちも身長で呼べば?」
萌「いや、何を言ってるかわからない😖💦。」
剛「そんなことより、早く自撮りして。」
雛「剛ったら、疲れたんでしょー?」
剛「うるせえ!楽勝だバカ!」
萌「はいはい、姉弟喧嘩しないしない。あたしが今撮るから。」
雛「そもそも、なんで抱っこの写真を撮らなきゃいけないの?」
萌「それは、…………、エロ男たちの趣味なのです!雛ちゃん、諦めて。」
雛「だよね(>_<)」
0186名無しさん@ピンキー2017/10/20(金) 03:36:27.44ID:5sL4++sT
萌「ねえ、お腹すかない?」
剛「そういや腹減ったー。姉ちゃん、何か無いの?」
雛「ピザ頼もうか?」
剛「おっ、いいねえ。」
萌「陸くんはピザで大丈夫?」
陸「うん、大丈夫。」
萌「じゃあ、雛ちゃんが適当に頼んじゃって。いいわよね、みんなそれで。」
剛「おっす。」
陸「オッケーで〜す。」
雛「店はどこでもいいよね?」
萌「うん、お任せするわ。」
陸「僕が電話しようか?」
雛「ううん、スマホで注文するから。」
剛「ああ、なるほど。」
萌「あたしはピザなんて久しぶり。」
剛「俺は…………今年食べたっけな?なあ、姉ちゃん?…………おい、姉貴よお?…………おーい!そこのチビ?……お〜い……そこの可愛い……お姉さま?」
雛「んもーうるさいわね!今スマホ入力してんだから、ちょっと黙ってて!」
萌「ご主人がお怒りですわ。」
陸「しかも今《可愛い》に反応したみたいだよね。」
剛「姉ちゃん、種類は何でもいいからな。」
雛「…………よし、これでいいかな。」
萌「注文できた?」
雛「うん、カンペキ。適当にMサイズ3枚選んだわよ。いいかしら?」
萌「ドリンクは冷蔵庫にあるから心配ないわよ。」
雛「ええ。冷蔵庫の中は前もってチェック済みよ。だからピザだけ注文したわ。」
萌「ひとんちの冷蔵庫なのに、よく知ってらっしゃることで。」
陸「そうだ、ここ萌ちゃんちだ。」
剛「便利になったもんだよ。ネットで宅配かあ。」
雛「陸くんと剛は体が大きいから1枚ずつ食べられるわよね?」
剛「あとの1枚は?」
萌「あたしと雛ちゃんで半分こ。かな?」
雛「正解。」
陸「ていうか3枚とも同じ種類を頼んだの?」
雛「ううん、違うピザよ。……あ、そうか、それぞれ別々にシェアすればいいんだわ。」
萌「適当につまむ感じでいいんじゃない?」
剛「なあ姉ちゃん、30分くらいで届く?」
雛「うん、たぶん。……ところで、剛。」
剛「え?なに?」
雛「あんたが姉貴って呼ぶの珍しいわね。」
萌「あたしも聞いたことないかも。」
陸「ちゃんと聞こえてたんすね。」
萌「ということは、その後のワードも?」
雛「それよ。可愛いは良いとして、チビは余計よ、剛。」
剛「なあんだ。全部聞こえてたんじゃねえかよ。」
萌「悪口はほどほどにしないとダメなのよ。剛くんも陸くんも。」
雛「それでさあ、ピザのデリバリーはね。今年は3回目かしらね。たしか。」
剛「へえ〜、そうなんだ。忘れてた。」
陸「剛先輩、結局、雛ちゃんは全部聞いてたということです。」
剛「俺も思ってた。」
0187名無しさん@ピンキー2017/10/20(金) 16:56:33.50ID:5sL4++sT
(ピンポーン)
萌「あ、きた!」
雛「あたし出る。……はーい!」
宅配業者「毎度ありがとうございます。はい、お嬢ちゃん、これ持てるかな?」
雛「はい、大丈夫です。」
萌「雛ちゃん、手伝うね。2つ持ってく。」
宅配業者「ありがとうございましたー。」
萌「ご苦労様でーす。」
剛「おい、陸、聞いたか(笑)?(笑)お嬢ちゃんだってよっ(笑)。」
陸「子供だと思ったんですね。」
雛「😢⤵⤵」
萌「しょうがないわね。ね?雛ちゃん?」
雛「😭…………ウソぴょーん!こんなの慣れてるわよっ。」
0188名無しさん@ピンキー2017/10/20(金) 18:06:29.07ID:5sL4++sT
萌「あのー誰かキッチン来てー。」
雛「はーい、今行くー。どうしたのー?」
萌「あ、なんだあ、雛ちゃんが来たの。」
雛「なんだあってなによ。あたしじゃあダメなの?」
萌「お嬢ちゃんでは役に立たないのよねー。」
雛「萌ちゃんまでソレ言う?萌ちゃんが誰か〜って言ったから……。」
萌「いろいろゴメンゴメン。あたしが必要な用事は力仕事なのよ。ごめんね。」
雛「わかったわかった。どっちのマッチョくんにする?」
萌「あ、それはどっちでも。」
陸「何かなー?力仕事って?向こうで全ての会話を聞いてたんで。」
萌「ありがとね、陸くん。これ開けてくれない?」
陸「え?ホントに?」
雛「うん。ホントに。」
萌「信じて。」
陸「いや、信じるけど。こんな簡単なことでいいの、みたいな。はい、これ開いたよ。」
萌「男の子が居てくれて助かったわ。」
陸「もし雛ちゃんと二人だけだったら開ける人がいないじゃん。」
雛「そうなのよね。」
萌「その場合、あきらめてた。」
剛「おーい、陸!何を開けたんだ?どうせ、なんかのビンのフタが開けられなーいとか、だろ?」
萌「剛くんでなくても大丈夫だったわ。」
雛「力持ちが居てくれて助かったわよね、萌ちゃん。」
陸「まあ、でも、先輩、ビンではなくて、ペットボトルなんですよ。」
剛「え?マジで?ホント、か弱いなあ、姉ちゃんたち。」
雛「あら、今さら驚くことでもないでしょ。」
萌「ありがとね。陸くん。」
陸「いやいや、そんなに力入れなくても開いたし。普通だし。」
雛「か弱い女の子には優しくね。」
陸「俺、そういう子、可愛くて好きだけど。」
剛「そういう子ってか。陸、この子たちが、一応、年上の女ってこと、忘れんなよ。」
陸「はい、そこがすごく萌えます。」
雛「あーもう、この子とか、言われたあー!完全にナメられてるわ。ねえ、萌ちゃん!
…………って、ピザ食べてて聞いてないし。」
萌「ん?なにぃ〜?おいひいよ〜。」
雛「おいしいって言えるでしょ、普通に。」
萌「おいしい。あ、言えた。」
雛「みんなドリンクは自分で入れてね。」
剛「俺と陸が使ったあとは、フタをきつく閉めといたろ。(笑)」
雛「やだー、そんなイジワルしないで〜。」
萌「また開けてもらうからいいもん。」
陸「誰に?」
雛「うわー、男に主導権を握られた感じがムカつく〜!」
0189名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 02:27:12.73ID:qxAjIspd
剛「陸、俺たち、そろそろ帰らないか?」
陸「そうですね。」
萌「二人とも、今日はお疲れさま。」
剛「俺、陸を家まで送ってくから。」
萌「うん。お願いね。」
雛「あたしは?」
萌「あ、忘れてた。」
0190名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 02:49:17.72ID:qxAjIspd
萌「剛くんは陸くんを送ってから家に帰るでしょ。雛ちゃんはどうすんの?」
雛「どうしよう?」
剛「姉ちゃんは1人で家に帰る?」
萌「か弱い女の子を1人で帰すの?」
剛「もしかして、外、もう暗いの?」
陸「そのようです。」
雛「あたし泊まってくわ。」
0191名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:01:06.66ID:qxAjIspd
剛「姉ちゃん、たぶん大男ふたりに囲まれて歩くのがイヤなんだろ?」
萌「捕らわれた宇宙人みたい(笑)。」
陸「何それ?」
剛「俺も意味不明。どういうこと?」
雛「世代の違いね。」
萌「背の小さい雛ちゃんと……。」
剛「まあいいや。じゃあ、俺たち行きます。」
0192名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:15:20.37ID:qxAjIspd
雛「あの〜、別にあたし、剛と陸くんに襲われるかもって思ってないわよ。」
剛「わかってるって。」
萌「大男ふたりに挟まれたチビッ子……きゃはははは……(笑)。」
雛「何を妄想してんのよ、萌ちゃん。」
剛「もう行っていい?」
雛「あ、うん。気を付けて。陸くんも。」
陸「は〜い、また今度で〜す。」
萌「またね〜。バイバ〜イ。」
0193名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:39:05.32ID:qxAjIspd
陸「先輩が羨ましいっす。あんな小さい姉さんがいて。俺も時々遊んでますけど。」
剛「おう、羨ましいか。まあそりゃ確かに楽しいかな。俺から見たら子供にしか見えないし。」
陸「いつ頃、雛ちゃんの身長を追い抜いたんですか?」
剛「俺が小学校の4年くらい?かな?」
陸「なるほど。そんなもんですか。」
0194名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:48:06.78ID:qxAjIspd
萌「雛ちゃんが羨ましいわ。」
雛「なんで?」
萌「あんな大きくて逞しい弟さんがいるなんて。」
雛「そんなことないわよ。うっとうしいって思うことが多いわ。」
萌「それわかる気がする〜。近くに寄って来たときとかね。」
雛「もうね、胸板なんて、壁よ。」
萌「うふふふ。壁ね〜。」
0195名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 04:18:07.80ID:qxAjIspd
萌「いつ頃、剛くんに身長抜かされたの?」
雛「あたしが高校1年の時かな。」
萌「剛くんはまだ小学校よね。4年生くらいかしら。」
雛「小学校の高学年って、なんたって子供でヤンチャでしょ?困ったのよね。」
萌「ケンカした時とか?」
雛「なんでわかるの?そうなの。あたしの力じゃあ、圧倒できないから。」
萌「ちょうどいい勝負じゃん。」
雛「小学生の弟に腕相撲で負けたわよ。」
萌「ショックだった?もっと聞かせて。詳しく。」
雛「え?」
0196名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 04:49:45.81ID:qxAjIspd
雛「ランドセル背負ってる弟に力で勝てない悔しさ。萌ちゃんにはわからないよねえ。」
萌「なんて可愛い女子高生なんでしょ。(笑)(笑)想像したら面白くって。あははは……。」
0197名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 21:59:49.63ID:qxAjIspd
剛「俺が小学校五年生くらいの時に、姉ちゃんと腕相撲して姉ちゃんに勝てたからね。」
陸「体格で勝ってるから当たり前ですけど、すごいですね。」
剛「ケンカしても俺が手加減しないと、姉ちゃんを泣かせてしまうんだよね。」
陸「先輩はまだ小学校なのに。すごいっす。」
0198名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 22:24:35.11ID:qxAjIspd
剛「俺が中1の時に、姉ちゃんと腕相撲したら、楽勝だったから、姉ちゃんは両手でいいよって言ったら、それなら勝てると思ったらしい。姉ちゃんは本気で勝つ気で向かってきたな。」
陸「すでに身長差が20センチくらいあるんじゃないですか?」
剛「身長差はっきり覚えてないけど、小学生並みの女が男のパワーに勝てるわけねえよなあ。」
陸「そうですね。うわー、ちっちゃくて可愛い雛ちゃんに会いたくなりました。」
剛「さっきまで一緒だったのに?もう?」
0199名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 22:36:08.66ID:qxAjIspd
雛「剛は中1で160センチあるかないかくらい。あたしが138センチもなかったと思うから、既に20センチ以上違ってたの。」
萌「もう取っ組み合いとか無理よね。」
雛「腕相撲なんか、両手のハンデもらっても勝てなかったもん。最後に泣くのは……。」
萌「雛ちゃんよね。」
0200名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:20:30.66ID:qxAjIspd
萌「今夜は寝ながらガールズトークしよ。」
雛「もうさんざんしてるし。」
萌「剛くんも陸くんも、なんだかんだ言って、イケメンでカッコいいと思うの。」
雛「それは認める。あたしも剛みたいなマッチョ男は嫌いじゃないの。陸くんも逞しくなってきたわね。」
萌「あたしも厚い胸板とか、腕の筋肉とか触りた〜い、みたいな。」
雛「たまに剛が上半身裸になって、筋肉を見せに来るのよ。あたしを向かい合わせに立たせてさ。それで、あたしの顔を自分の胸板に押し付けたりして。」
萌「え?ちょっと待って。身長差を考えて。ホントに雛ちゃんの顔が剛くんの胸板に届く?」
雛「あ、バレた?ごめん、盛ってしまいました。あたしが背伸びすれば、でしたっ。」
萌「だよね。」
0201名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:39:04.79ID:qxAjIspd
雛「その後にね、必ず剛にされることがあるんだけど、わかる?」
萌「剛くんの気持ちになれば簡単ね。自分より遥かに小さくて可愛い女の子を見下ろしてたら、男なら誰でもムラムラするから……。」
雛「誰でもじゃないと思う。」
萌「うんでも、ものすごい身長差だったら?しかも年上の女性で、しかも姉よ。ムラムラするわよ。」
雛「それで答えは?」
萌「その小さな体を持ち上げるしかないわよね?」
雛「正解。体格差の大きいカップルの定番よね。」
萌「カップルではなくて姉弟でも、雛ちゃんはソレされて嬉しいの?」
雛「もう慣れた。というか、あきらめたわ。抵抗してもムダだもん。」
萌「力の差があり過ぎて遊ばれてる感じね。いいなあ〜、あたしも遊ばれた〜い。」
0202名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:45:03.26ID:qxAjIspd
雛「まあね、剛も適当に手加減してくれて、あたしが痛くないようにしてくれてるの。」
萌「あ、それは思う、あたしも。強い男の優しさかしら。」
雛「そうかもね。」
萌「あ、あとね、剛くんと陸くん、ふたりともエッチよね?」
雛「特に剛はね。」
萌「セクハラっぽいところ、ない?」
雛「うん、まあ、それは、あたしの好みの問題もあったりして。」
萌「好みって?」
0203名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:57:18.09ID:qxAjIspd
雛「あたし、好きなファッションで、基本的に露出が多めなの。胸元が開いた服とか、ミニスカートが好きで。ほら、小柄な女子ってミニが似合うって言うし。」
萌「それは剛くんがムラムラきても仕方ないわね。ね?」
雛「それでもね、スカートは短いのが好きだし、剛も、ミニスカよろしく、なんて言うのよ。」
萌「それはもう、剛くん、完全に、エロ男確定かしら。」
0204名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 00:01:01.20ID:JaroEKGN
雛「萌ちゃん、萌ちゃん。」
萌「ん?」
雛「萌ちゃん、萌ちゃん。朝よ、起きて。」
萌「あ、雛ちゃん。おはよう。」
雛「おはよー。」
萌「雛ちゃん、帰るの?」
雛「うん。着替えたいし。剛が待ってるし。」
萌「そうね。可愛いお姉ちゃんが待ち遠しいかもよ。」
雛「なにそれ。まあ、とにかく行くね。」
萌「じゃ?またね。」
雛「あたしが出た後、ちゃんと内側からか」
0205名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 00:04:06.33ID:JaroEKGN
雛「あ、いいや。」
萌「何?何を言おうとしたの?」
雛「うん。内側からカギをちゃんとかけてねって言おうとしたの。」
萌「あーね。わかってるわよ。雛ちゃんが母親みたい。」
雛「ごめん、ごめん。じゃあね。」
萌「バイバイ。」
0206名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 00:23:36.98ID:JaroEKGN
雛「ただいま〜。」
……
雛「あら、剛はまだ寝てるのかしら。」
(雛、自分の部屋に入る)
……
0207名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 00:31:42.76ID:JaroEKGN
剛「(姉ちゃんは帰ってきたかな?あ、そうだ玄関に靴があるか見ればわかるか。……あれ?この靴だったかな?もしこの靴なら帰ってきてるな。ということは、姉ちゃんは自分の部屋だな。)」
雛「(剛は寝てるから部屋のカギはかけないでいいかな。さっさと着替えちゃえ。)」
0208名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 00:54:46.40ID:JaroEKGN
剛「(ちょっと姉ちゃんを見に行こ。何してるんだろ。)」
剛「(あれ?ドアが…………あく。ちょっとだけ覗いちゃおう。)」
剛「(あ。着替えか?うひょっ、ラッキー!✴🎵😍🎵)」
雛「(胸、もう少しほしいなあ。)」
剛「(ほほう。ちっちゃい体にしてはオッパイあるんじゃん。脚は細いしキレイだ。)」
雛「(せめて140センチほしいなあ。)」
剛「(なんだよ、ほとんどハダカだぜ。その小さな体を抱きしめさせてくれ〜!」
雛「(早くしないと剛が起きてきちゃうわ。お洋服に迷うっ!今この瞬間、見られたら最悪だわ。)」
剛「(もう開けちゃお。カギしてない姉ちゃんが悪いんだからな。いいだろ別に。)」
0209名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 01:12:52.20ID:JaroEKGN
(剛、思い切りドアを開ける)
剛「姉ちゃん、帰ってる〜?」
雛「ひゃっ!」
(下着姿の雛、そこにあった服で胸を隠す)
雛「なによ急に!」
剛「あいてたからさ。」
雛「ノックくらいしなさいよ。」
剛「下着は付けてるからいいじゃん。」
雛「で?何か用?」
剛「いや、ただ姉ちゃんが帰ってるかなあと思って。」
雛「ああ、そうね。剛、ただいま。」
剛「お姉ちゃん、おかえり。」
雛「見た?」
剛「な、なにを?」
雛「のぞいた?」
剛「はい?えっと……いや、なにも。」
雛「なんか怪しい。」
剛「怪しくないよ。」
雛「ほんと?」
剛「姉ちゃんは美人で可愛いよ。脚もキレイだし。優しいし。」
雛「んもー、正直なんだから、剛は。」」
0210名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 01:27:51.29ID:JaroEKGN
(剛、ひざを立てて、両手を広げる)
剛「姉ちゃん、こっちおいで。」
雛「どうしたの?服選びで忙しいんだけど。」
剛「下着のままでいいから。来いよ。」
雛「わかったわよ。」
(雛、仕方なく、剛の前に近づく。)
剛「こうすりゃ、俺の身長は140センチくらい。姉ちゃんと同じくらいだよ。」
(剛、雛を引き寄せて、抱きしめる)
雛「やだもう。剛ったら。」
剛「俺と肩幅が全然違うな。力入れたら華奢な姉ちゃんの上半身が折れそうだ。」
雛「わかったから、もう離して。」
0211名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 01:43:59.97ID:JaroEKGN
雛「パンツもブラも見られちゃったし、今さら隠しても遅いわね。」
剛「見られたくなかったらカギ閉めとけよ。」
雛「今朝、萌ちゃんにもカギのこと、言ったのになあ。剛がまだ寝てたもん。」
剛「萌ちゃん?カギ?」
雛「そんなことより、剛に聞きたい事があるの。」
剛「え?あ、いや、俺、下着しか見てないし。」
雛「何をそんなに動揺してるの?あのね、スカートなんだけど。どっちがいいかなあ?」
剛「え?ああ、スカート?ああスカートのことか。(あせらせるなよ😭💦💦ハダカを見たとは言えねえよ。)」
雛「ねえ、だからあ、どっち?」
剛「おうおう、それね。両方ともミニスカート?」
雛「見りゃわかるでしょ。」
剛「俺はスカート詳しくないし。」
雛「どっちが可愛いかな?」
剛「(テキトーに答えときゃいいだろ。)」
剛「そうだな。こっちかな。」
雛「えーうそ〜、あたしはこっちが可愛いと思うわよ。」
剛「その怒られてる感じは何だよ。どっちでもいいじゃん。」
雛「もう、役に立たないわね。早く出てって。着替えるから。」
剛「着替えの途中に悪かったな。」
0212名無しさん@ピンキー2017/10/26(木) 21:40:28.60ID:Ppzbwph/
剛「姉ちゃんはハロウィンのコスプレするの?」
雛「したことないわ。」
剛「するとしたら何する?」
雛「今なら美女と野獣かな。映画の。」
剛「ふーん、あっそ。その野獣の方?」
雛「は〜?なんであたしが野獣?美女のコスプレに決まってるでしょ。野獣は剛がやればいいんじゃない?」
剛「俺?俺はやんないよ。野獣のメイクがめんどくさいし。」
雛「剛はそのままで良くない?あたしとの体格差的にちょうどいいし、剛は見た目が野獣よ。」
剛「なんだと?イケメンの俺が野獣そのものだと?」
雛「ああ〜助けてえ〜、美女が野獣に襲われちゃう〜。」
剛「姉ちゃんは知ってるか知らない、あの映画の野獣はもともとはイケメン男だからな。」
雛「そういえば、そうね。」
0213名無しさん@ピンキー2017/10/26(木) 23:02:56.68ID:Ppzbwph/
女「ねえ、陸くん、今日、一緒に帰らない?」
陸「何だよ急に。同じ方向だっけ?」
女「そうよ。家も近いよ、陸くんとこと。」
陸「へえ、そうなんだ。まあいいよ。途中まで一緒で。」
女「陸くんて、中1の頃から比べて身長凄く伸びたね。今、何センチ?」
陸「俺?俺は今は184くらいかな。まだ伸びてるからわかんない。」
女「中1の頃は、私が陸くんをそんなに見上げなくてもよかったのにな。ねえ、私の身長当ててみて。」
陸「え?んん……と……ね、150?」
女「うわっ、鋭い。あたり。陸くんとは34センチも違う。陸くんは小柄な女の子は好き?」
陸「正直言って、大好き。」
女「あ、そうだ、小柄といえば、陸くんに聞きたいことがあって。」
陸「ん?何?」
0214名無しさん@ピンキー2017/10/26(木) 23:13:39.12ID:Ppzbwph/
女「陸くんは兄弟いるの?」
陸「姉が1人いるよ。」
女「あ、妹ではないんだ。お姉さんて小柄?」
陸「うん、小柄かも。大学生で遠くに住んでる。」
女「ふーん。お姉さん今こっちに帰ってるの?」
陸「いや、最近は会ってない。」
女「そうなんだ……。」
陸「どうしたの?」
0215名無しさん@ピンキー2017/10/26(木) 23:30:58.56ID:Ppzbwph/
女「たまたまね、この前見かけたの。陸くんが可愛い女の子と楽しそうに歩いてた。」
陸「え?女の子?あれ?いつのこと?」
女「かなり小柄な子だった。」
陸「でも俺、誰とも付き合ってないよ。」
女「あはっ😃⤴そうなの。やっぱりね。小学生の子と付き合うわけないものね。」
陸「小学生?」
女「うん。あたしより全然小さくて、陸くんの肩にも届かないくらい、ほんと小学生かもって思ったけど、靴とか洋服が小学生らしくない感じで。」
陸「💡」
0216名無しさん@ピンキー2017/10/26(木) 23:55:27.57ID:Ppzbwph/
陸「今わかった。あ、でも、それどっちだ?ふたりとも小さいからなあ。」
女「ふたりもいるの?」
陸「いずれにしても、付き合ってないから。俺の先輩のお姉さんと、もうひとりは、そのお姉さんの友達。」
女「ん?なになに?わかんない。陸くんの先輩の?」
陸「先輩のお姉さん。そして、その友達。ふたりとも大人の人だよ。ハタチ越えてる。」
女「大人の人?私が見た女の子は小学生ではないの?」
陸「うん。凄く小柄だけど大人の女性だよ。その小学生に見えた女性の靴はヒールだった?」
女「ううん違うと思う。陸くんの胸あたりから陸くんを見上げてた。」
陸「ヒールじゃないとしたら、先輩のお姉さんだと思う。」
0217名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 00:10:09.35ID:D8YxmTLm
女「だから最初、陸くんに妹いるんだと思ったんだ。」
陸「それはわかる気がする。俺よりも46センチも低いんだよ。」
女「え?46センチ?えっと、陸くんが184センチで、46引くと……。うわっ!」
陸「じゃあ、俺、こっちだから。お前は?」
女「あ、私はこっち。でもビックリした。あと、今日は安心した。」
陸「え?安心?」
女「ううん、何でもない。じゃあ、また明日ねね。」
陸「うん、じゃ。」
0218名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 01:04:57.83ID:D8YxmTLm
雛「あたしん家でハロウィンパーティーしない?」
萌「それいいわね。いつものメンバーで?」
雛「陸くんにはメールしとくね。」
萌「身内だけだけど、仮装はするわよね?美女と野獣は?雛ちゃんと剛くんなら、リアルな美女と野獣になるわよ。」
雛「それよ。今朝、剛と話したわ。体格差がピッタリねーって。」
萌「男の子たちは衣装なんか持ってないだろうから、彼らに任せようよ。」
雛「そうね。あたしたちは派手にしましょ。」
萌「どうせなら、男の子たちが喜ぶ仮装にしない?」
雛「うん。大人セクシーみたいなのはどう?」
萌「サプライズ的にしたいわね。当日までナイショにして。」
雛「剛と陸くんが喜ぶものって言ったら?」
萌「可愛い系が良くない?」
雛「やっぱり、剛と陸くんが好きなミニスカ系かしらね。セーラームーンとか?」
萌「衣装は任せて。あたしが用意するわ。」
雛「よろしくね。」
0219名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 01:28:02.36ID:D8YxmTLm
剛「忙しいとこ呼び出して悪いな。」
陸「いえいえ、暇な中学生です。」
剛「それはそうと、ハロウィンのことだけど。」
陸「はい。仮装衣装は無理しないでと言われました。」
剛「姉ちゃんたちは何か派手にするみたいなこと言ってた。」
陸「女の子たちは何の仮装ですか?」
剛「秘密だってさ。だから、俺たちはどうするか、作戦会議ってわけよ。」
陸「向こうがサプライズなら、俺たちも何かビックリすることしたいですね。」
剛「前に姉ちゃんと、美女と野獣の話をしたことがあったけど、姉ちゃんがそれをするか、わかんないんだよな。」
陸「なるほど。」
剛「なんか面白いアイデアない?」
陸「面白いアイデアですか。」
剛「なんでもいいから、姉ちゃんたちが驚くことがいいな。」
0220名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 01:51:40.44ID:D8YxmTLm
陸「もし、女の子たちが赤ずきんちゃんをやったら、俺たちが狼をやるっていうのはどうですか?」
剛「サプライズだから打ち合わせできねえじゃん。」
陸「女の子たちがどんな仮装をしててもいいから、赤ずきんに見立ててしまえばいいんじゃないですか。」
剛「なに?赤ずきんと狼か。おお、いいねえ。陸が言いたいこと、わかったぞ。」
陸「面白くないですか?」
剛「陸も大胆なこと考えるよな。でもよ、ホントにアレしたらダメだぞ。」
陸「アレって?」
剛「まあ要するに、か弱い女が相手だということを忘れずに、あくまで遊びということで。手加減しろということだな。」
陸「もちろんです。狼だからといって食べたりはしないですよ。」
剛「で、俺たちの仮装はどうするよ?」
陸「衣装が問題ですね。」
0221名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 01:57:47.83ID:D8YxmTLm
陸「俺、お面を用意します。なるべく恐い感じのヤツ。先輩の分も。」
剛「おう、了解。服とズボンは持ってるヤツでテキトーに。それでいいかな?」
陸「いいともー。」
0222名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 02:13:00.40ID:D8YxmTLm
剛「姉ちゃん、ハロウィンパーティーのことだけど、食べ物と食い物はどうすんの?」
雛「料理は萌ちゃんとあたしで作るわよ。買い出しは剛と陸くんが担当ね。」
剛「あいよ。」
雛「仮装の着替えは、ひととおり食べた後にしようね。陸くんにも伝えといて。」
剛「わかった。」
0223名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 02:35:59.51ID:D8YxmTLm
陸「先輩、このメモに書いてある物を買えばいいんですか?」
剛「おう。あと、菓子類とかは追加していいってさ。料理に使う食材は姉ちゃんたちが既に用意してあるんだってよ。」
陸「じゃあ、今頃もう作ってるんですね。」
剛「仮装に使う物は俺の部屋に置いてきたから。」
陸「雛ちゃんたちに見られたらマズくないですか?」
剛「大丈夫。隠してある。」
陸「さすが先輩。」
剛「早いとこ、買い物、終わらせようぜ。今日は楽しみが待ってるせ。いひひひ……。」
陸「可愛い雛ちゃんと萌ちゃんにまた会えます。楽しみっす。」
0224名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 02:47:01.29ID:D8YxmTLm
雛「ご苦労様で〜す。」
萌「剛くんと陸くん、大変だったわね。重かったでしょ。」
剛「たかが、4人分だから大したことないよ。」
陸「とりあえず、ここに置いていい?」
雛「いいわよ。ふたりは座って待ってて。」
萌「運んでほしい時に呼ぶわ。それまでテレビでも見てて。」
剛「今は見たい番組ねえよ。」
萌「はいはーい、わかったわ。じゃあ、そうねえ。グラスを用意して。」
雛「買ってきたドリンクは冷蔵庫に入れて、冷蔵庫の中の冷えたものを出して。」
剛「はいはい、指示が細かいなあ。おい陸、よろしくな。」
陸「了解です。先輩の言うことなら。」
萌「あら、あたしたちの言うこともきいてよね。」
0225名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 03:02:19.22ID:D8YxmTLm
雛「余ったらもったいないから、陸くん、沢山食べてね。」
陸「超ウマイ。全部うまい。」
雛「ありがとー。」
剛「いやあ、ホントにうまいうまい。」
萌「そんなにホメてくれたら作りがいがあるわ。」
雛「あたしたち女性陣は、そろそろ着替えに行くわね。メイクにも時間がかかるから。」
萌「どんな仮装か楽しみにしててね。」
陸「楽しみにしとく〜。」
剛「俺たちも時間見て用意するから。その前に、もうちょっと食ってから。」
0226名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 03:11:03.09ID:D8YxmTLm
萌「男の子たちはどうするのかしら。」
雛「まだ高校生と中学生なんだから、あまり派手なのはしないでしょ。」
萌「ねえ、リップはこの色でいいかな?赤すぎない?」
雛「いいでしょ。そんなにリアルを追求しなくても、適当にパフォーマンスしましょ。」
萌「そうよね。見るのは男二人だけ。」
雛「そうそう。」
0227名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 03:25:39.79ID:D8YxmTLm
剛「俺たちは狼に変身するだけだもんな。」
陸「あとはそのタイミングですね。」
剛「お面しかグッズがないという質素な感じだけど。」
陸「女の子たちが先に何かダンスかなんか知らないけど、やったあとで、お面付けて狼に変身するということで。」
剛「仮装が赤ずきんちゃんだったら、ちょうどいいのにな。さっき、姉ちゃんの部屋の前を通った時に、赤すぎない、とか聞こえたんだよな。」
陸「ちょっとテーブル寄せときましょ。危ないですからね。暴れたりしたら。」
0228名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 03:53:01.46ID:D8YxmTLm
萌「ジャ〜ン!赤いハイヒールが炎となって、お怒りよ!あたしはセーラーマーズ!」
雛「ジャ〜ン!月に変わって、お仕置きよ!あたしはセーラームーン!」
陸「うひょ〜〜!超かっわいい〜!」
剛「おお〜、なかなか可愛いねえ〜!」
萌「セーラームーン姉妹よっ!」
雛「セーラームーン参上!」
剛「しかし、ハイヒールどうのこうの言うけど、履いてないんだな。」
萌「ここは室内なの〜!生足で勘弁してくだちゃいね〜!お兄ちゃん!」
剛「誰がお兄ちゃんだよ!」
陸「生足に超ミニスカート!最高だよ〜!」
雛「うっふ〜んっ💋➰💕」
萌「あっは〜んっ💋」
剛「うお〜!投げキッスかよ。たまんねえなあ。」
陸「細い!ちっちゃい!かわいい!」
雛「身長138センチと144センチのチビッ子コンビが萌え萌えしま〜す!」
萌「は〜い!何してほしいかな〜?セーラームーンコンビが楽しませてあげるわよ〜!」
剛「じゃあ、身長193センチと184センチの大男コンビが変身しても、いいかな〜?。」
0229名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 04:06:56.30ID:D8YxmTLm
萌「変身するの〜?」
雛「何に変身するのかなあ〜?」
剛「よし、陸、あれ付けようぜ。せーの!」
陸「せーのっ!」
萌「あらまっ!殿方の顔が恐くなったわよ。セーラームーンさま。」
雛「狼みたいだわ。セーラーマーズちゃん。」
剛「そうだ。よくわかったな。俺たちは狼男だ!」
陸「俺は、狼男ナンバー2だ!」
萌「あなた方は狼男だったのね。セーラームーン様と戦うというのねっ!」
雛「月に変わってお仕置きよっ!狼男なんてセーラームーンが成敗してやるわっ!」
萌「かかってらっしゃい!ハイヒールが炎でお怒りよっ!」
陸「ハイヒールはどこかなあ?」
0230名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 04:24:53.68ID:D8YxmTLm
剛「かかってらっしゃい!とか言われたら、行くしかねえよなあ。狼男ナンバー2さんよ。」
陸「そうすね。狼男さま。」
雛「ふんっ!セーラームーンコンビの前に負け犬の遠吠えねっ!」
剛「犬じゃねえし。負けてねえし。」
萌「セーラーマーズ、行くわよっ!」
剛「おう、いつでも来いや!俺はセーラームーンを相手にするから。」
陸「じゃあ、俺はマーズ担当で。」
雛「セーラームーン、行くわよっ!」
剛「おい、セーラームーン、体当たりして来いや!」
陸「おい、マーズも、思い切り来いよ!」
萌「ねえ、雛ちゃん、いつまで続けるの?」
雛「萌ちゃん、あたしも現実に戻ったわ。」
剛「おい、来ないなら、狼男からいくぞ!」
陸「狼男の攻撃はこれからだ。」
雛「あ、もういいのよ、陸くん。」
萌「ヤバい。雛ちゃん。近づいて来た。」
0231名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 05:08:23.02ID:D8YxmTLm
剛「(雛の肩をつかんで)セーラームーンって、こんなに小さいのか。」
陸「(萌の肩をつかんで)セーラーマーズも捕まえたぜ。」
雛「ひゃっ!え、なに?お芝居は終わりよ。」
萌「そうよ、陸くんも何なの?」
剛「もうちょっとセーラーちゃんと遊びたいんだよね。せっかくセクシーな女の子に誘惑されたんだから。」
雛「誘惑なんかしてないわ。あれは演技よ。」
陸「セーラーマーズちゃん、遊びましょ。」
(陸、萌を強引に、お姫様抱っこする。)
萌「イヤーんっ!」
剛「お、早いな陸は。じゃ、俺も。」
(剛、雛を軽々と担いで、オシリペンペン。)
雛「きゃっ!」
剛「狼男がお仕置きだぜい。」
雛「やだあ!」
萌「でも、お姫様抱っこ、あたしは好きよ。」
陸「だろ?萌ちゃんはいい子だなあ。」
雛「萌ちゃんったら、陸くんに抱きついちゃって。」
萌「陸くんは優しいから大丈夫よ。」
剛「おい、セーラーちゃんよ。」
雛「いつまでセーラーって呼ぶの?姉ちゃんでいいから。あちこち触らないでよ!んもう!」
(剛、雛を降ろして、雛を後ろから抱きしめる。あからさまに胸をさわる。)
剛「姉ちゃん、相変わらず華奢な体のわりにはオッパイあるんだな。」
雛「いやあっ!」
萌「あ〜っ、剛くん、雛ちゃんのオッパイ揉むのはダメよ。」
陸「萌ちゃんはいいの?」
萌「ダメに決まってるでしょう。」
陸「でも、か弱い萌ちゃんなんか、男の力で何でもできるよ。」
萌「陸くんは優しいから、変なこと、しないわよね?」
(雛と萌、涙目になる。)
剛「おい、萌ちゃん、泣いてるぞ。」
陸「先輩には見えないけど、雛ちゃんも泣いてます。」
剛「なに?そうなのか?陸、ちょっと俺ら、やり過ぎたか?」
陸「女の子を泣かせたらダメですよね。」
雛「……。」
萌「……。」
0232名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 05:29:33.92ID:D8YxmTLm
雛の部屋で
萌「チョロいものよ。」
雛「男なんてカンタンだわ。」
萌「女の涙は武器ってよく言ったものよね。」
雛「涙を見せれば満足してくれて。」
萌「解放してくれる。」
0233名無しさん@ピンキー2017/10/27(金) 05:35:54.44ID:D8YxmTLm
剛の部屋で
陸「小さい女の子はチョロいですね。」
剛「か弱いチビ女は楽勝。」
陸「カンタンに泣くし。」
剛「だけど俺、女の涙の弱いときた。」
陸「俺も泣かれたら可哀想になります。」
0234雛&陸(2)2019/05/17(金) 00:40:50.27ID:X31ejUN3
雛「ねえ陸くん。あたし図書館に行きたいの。陸くん、どうする?」
陸「え?図書館?」
雛「そう。陸くん帰る?」
陸「う〜ん、どうしようかな。じゃあ、俺も行く!」
雛「あたしと一緒に?」
陸「いいだろ?雛ちゃんとデートさ。」
雛「まあ、いいわ。行きましょ。」
陸「それに雛ちゃん、1人だと不便だろうし。」
雛「ううん、べつに1人でも大丈夫よ。」
陸「だって雛ちゃん、棚の上の方は手が届かないから。」
雛「でもね、台に乗ればいいし。」
陸「いや、たぶん台に乗るより俺の方が背が高いよ。」
雛「たしかに。」
陸「それか、俺が雛ちゃんを持ち上げればいいんだな。雛ちゃん小さくて軽いから楽勝だし。」
雛「やだ。それ恥ずかしい。人前で。」
陸「じゃあもし、周りに人が居ない場合はOK?」
雛「もう〜、そんなに言うなら……。」
陸「よし、やった!では、さっそく今ここでリハーサルしよか。」
雛「何のリハーサル?」
陸「とりあえず雛ちゃん立ち上がって。」
雛「わかった。立てばいいの?はい。それから?」
(陸、膝を曲げて目線を雛を同じ高さに)
陸「やっぱり雛ちゃんて、ちっちゃいな。」
(陸、雛のウエストあたりを掴んで軽々と持ち上げる)
雛「ああ、やっぱりコレなのね。」
陸「おお、やっぱり楽勝だったじゃん。」
雛「ただ……、図書館でやるんだったらね。
あたしの向きが前後ろ逆なんじゃないの?」
陸「え?…………」
雛「あたしの後ろからさあ……」
陸「なるほどね。よし、やり直しだ。」
雛「やり直さなくていいわっ!まず、あたしを早く降ろしなさい!」
陸「そうだな。一回降ろさないと。それから雛ちゃんを前を向かせてから……」
雛「そうじゃない!」
0235雛&陸(2)2019/05/17(金) 01:05:14.94ID:X31ejUN3
雛「ちょっと着替えてくるね。」
陸「どっか行くの?」
雛「図書館。覗いちゃだめよ。」
陸「どうせカギしてるし。」
雛「カギしてなかったら覗くつもりかい!」
0236図書館2019/05/17(金) 01:10:08.51ID:X31ejUN3
雛「(図書館に行くって、さっき言ったのにな。)」
陸「(雛ちゃんに夢中で図書館のこと忘れてたな。)」
0237図書館2019/05/17(金) 01:21:30.38ID:X31ejUN3
雛「お待たせっ。」
陸「(お〜!こりゃ可愛い!どう見ても小学生が化粧した見たいだな。ちっちゃい体、たまんないや。)」
雛「どうしたの、ニヤニヤしちゃって。」
陸「いや、大人っぽくてキレイだなって思って。」
雛「大人っぽいじゃなくて、大人だから!」
0238図書館2019/05/17(金) 01:50:10.18ID:X31ejUN3
陸「俺も着替えたいなあ。一応デートだし。」
雛「デートね……。まあ、そうね。でも着替え持ってきてないでしょ?」
陸「先輩の服とか。」
雛「剛のを借りる?サイズは?大きいかしら?」
陸「たぶん大丈夫だと思う。」
(雛、剛の服を持ってくる。)
雛「じゃあねえ。コレは?」
陸「おっ、大丈夫っぽい。」
(陸、上半身ハダカになる。)
雛「(うわああっ!すごい筋肉……。ホントに中学生なの?!)」
陸「雛ちゃん、どうした?」
雛「ううん、何でもない。」
0239図書館2019/05/17(金) 02:16:52.07ID:X31ejUN3
陸「雛ちゃん、もしかして俺のカラダに見とれてる?」
雛「そんなことないわよ。あたしの弟の剛とかいう大男と比べたら、ぜ〜んぜん大したコトないかもよ。」
陸「うん。たしかに。先輩の服は俺には少し大きい。先輩の昔のやつは?」
雛「そうする?待って。そう思って、ついでに持ってきてるから。コレはどう?」
陸「お、ピッタリだ。」
雛「小さい過ぎたかしら?」
陸「ちょうど良い感じで。」
雛「ホントに?胸とかピチピチだけど。」
陸「大胸筋が強調されて最高。」
雛「あらそうなの。」
0240図書館2019/05/17(金) 02:28:26.70ID:X31ejUN3
陸「雛ちゃんは相変わらず露出多めだね。」
雛「だめ?」
陸「いや大好物。脚も腕も超細い。」
雛「ほめてるの?」
陸「もちろん。腕の太さなんか俺の半分くらいで。」
雛「ぜったいバカにしてるわね。」
0241図書館の中2019/05/17(金) 03:04:46.99ID:X31ejUN3
雛「マジで、あたしを抱っこしなくていいから。わかった?」
陸「台がなかったら?」
雛「あ。脚立を発見!」
陸「ホントだ。」
雛「あれ、けっこう重たいのよね。」
陸「ふーん、そうなんだ。」
雛「ふーん、じゃなくて。持ってきて。力持ちさん。」
陸「あれくらい持てないのかよ。しょうがねえなあ。まあ、超か弱いチビには重すぎるということか。さっそく使うわけね。」
雛「何だって?チビって言わなかった?」
陸「いや。気のせい気のせい。」
雛「って言うか。背が高い陸くんなら届くんだよね?一番上でも。」
陸「たぶん。俺185センチなんで。」
雛「え?ホント?また伸びたの?」
陸「そりゃあ成長期だから。」
雛「(えっと……陸くんとの身長差は……何センチになってるの?!)」
陸「雛ちゃんは身長伸びた?」
雛「うるさい。変わってない。」
陸「だよね。良かった。」
雛「……。喜んでる……最悪😞⤵⤵」
陸「(俺と47センチも違うのか。こんなチビとイチャイチャできる俺って、幸せだ)」
雛「何を考えてるの?」
陸「へ?あの〜、べつに。」
雛「さっそくだけど、ノッポくんの出番よ。あの、右から3札目、お願い。」
陸「待って。雛ちゃんが小さ過ぎて、何段目を指さしてるか、わかんない。」
雛「それ、かなり、へこむわ😞💦」
0242図書館の中2019/05/17(金) 03:53:21.80ID:X31ejUN3
雛「陸くん、またお願いしたいの。今度は低めの段なんだけど。」
陸「背伸びしてもダメ?」
雛「うん、ギリギリ無理なの。」
陸「へぇ〜。そっか。背伸びしても顔が俺の胸板か。」
雛「胸板とか関係ないの。つべこべ言わずに取りなさい!」
陸「どれ?」
雛「これよ!」
陸「(おチビちゃん、なんか調子に乗ってエラそうだな。ちょっと驚かしてやるか。)」
雛「どしたの?」
陸「(たまたま今俺たちだけだな。よし!)」
雛「早くして!」
(陸、雛の小さなカラダを無理やり後ろから持ち上げる)
雛「きゃっ!!」
陸「これなら取れるよね。」
雛「やだもう〜!びっくりしたあ〜!はいはい、もちろん取れますとも。ありがとね。」
陸「俺、今、思ったんだけど……、雛ちゃん、ジャンプすれば届いたんじゃね?」
雛「……。」
陸「だよね?」
雛「そう言ってよ、初めから。」
陸「わざとじゃないからね。」
雛「どうせ、あたしのカラダに触りたかったからでしょ〜?まあ、仕方ないけど。」
陸「なるほど、仕方ないということで良いんだ。わかりました。」
雛「あ、違う、仕方ないいうのは、あの〜……(この体格差で抵抗してもムダだし……)」
陸「(泣かれない程度に手加減しねえとな。しかし、雛ちゃんの小さな背中とか華奢な肩幅とか、我慢するのムズいぜ。後ろからスッポリ抱きしめてえ〜!)」
雛「陸くん、なんか妄想してるでしょ?」
陸「そんなことあるわけないじゃん。」
雛「怪しい。」
陸「もう終わり?」
雛「とりあえず。」
0243帰宅途中2019/05/17(金) 04:41:19.97ID:X31ejUN3
雛「手を繋いであげてもいいわよ。デートらしくね。」
陸「雛ちゃんの手、ちっさい。」
雛「陸くんの手が大きいのよ。」
陸「雛ちゃん、思い切り握ってみて。」
雛「へへ〜ん、いいの〜?痛くても知らないわよ〜。(ぎゅ〜っと!)どう?痛いでしょ〜。」
陸「はいはい。たったそれだけなのかな?」
雛「(また同じパターンなのね。付き合ってあげるしかないわね。)」
陸「次は俺の番ね。痛くなったら言って。」
雛「もう痛い。」
陸「早くね?」
雛「だって秒で痛いんだもん。ホントよ。」
陸「マジで?ほとんど力入れて無いのに。」
雛「あ、まだ痛いっ!陸くんイジワルっ!」
陸「イジワルいただきっ!萌え萌えだ!」
雛「陸くんのフェチ、やっぱり剛に似てきた。」
陸「そう。俺、ちっちゃい女の子が大好きなんだよね。」
雛「知ってる。」
陸「雛ちゃんの友達の萌ちゃんも超小柄で大好物だよ。」
雛「それも知ってるわ。」
陸「どっちにしよかな?」
雛「それ、あたしに聞く?」
陸「決めてはズバリ身長差!」
雛「ハッキリしてて気持ちがいいわ。」
陸「萌ちゃんの場合は40センチ?ん?あれ?41?」
雛「40センチも身長差あれば充分では?いやむしろ、世間では20センチくらいでも身長差カップルなんだけど。」
陸「やっぱり小さいのが魅力かなあ。」
雛「(やっぱり……あたしを狙ってる?)」
陸「もう家着いたよ。さ、入った入った。」
雛「あたしの家だけどね。」
0244名無しさん@ピンキー2019/05/17(金) 05:08:37.79ID:X31ejUN3
剛「お帰り。」
雛「陸くんと図書館に行ってて。」
陸「雛ちゃんに頼まれて。」
雛「え?そうだっけ?」
剛「どうせアレだろ?姉ちゃんがアレだから。アレしてくれと。」
陸「先輩さすがっす。だいたい正解です。」
雛「剛には敬語で、あたしにはタメみたいに話す陸くん。」
剛「陸、いろんなアレで姉ちゃんと遊んだとか?怒ってないからな。誤解すな、陸。」
陸「まあ、そんな感じで楽しかったです。」
雛「さっきから、アレばっかりでワケわかんないわ。何のコト?アレって?」
陸「知ってるくせに。雛ちゃんったら。」
剛「想像できるから問題なし。」
雛「着替えてきます。」
剛「ちょっと姉ちゃん、着替えの前に。」
雛「え?なに?(イヤな予感……)」
剛「今日の姉ちゃんも小さくて可愛いな。」
雛「あ、ま、ありがと。」
剛「とりあえず記念に、一回お姫様抱っこするぞ。」
雛「何の記念なのよ?やだあ。着替える〜。」
(剛、逃げようする雛の細い腕を強引につかむ。そして軽々と抱き上げる)
剛「ほ〜ら捕まえちゃった!」
雛「もうパンツが見えちゃうから〜!」
陸「確かに見えてます。」
雛「見せパンだけどね。」
剛「陸、写真!」
陸「バッチリです!体格差フェチには最高のショットです!」
雛「で、何の記念なの?」
剛「可愛い雛ちゃん記念!」
雛「は?」
剛「着替えるんだろ?このまま部屋まで運んでやるよ。」
雛「……」
0245雛&萌2019/05/18(土) 20:40:42.58ID:mWfytzzM
萌「ねえ雛ちゃん。雛ちゃんの弟さんのことなんだけどね。」
雛「あ。剛?剛がどうしたの?また何かされた?」
萌「ううん、違うの。ちょっと最近ね。カッコいいなあって思って。」
雛「あれえ?萌ちゃん、まさか。」
萌「だってカラダ大きいしさ、たくましいし、ちょっとね、好きっていうかね。」
雛「あらま、そうなの。あたしは姉だから別にカッコいいとは思わないけど。」
萌「顔だってイケメンじゃん?」
雛「そうかな?」
萌「あたしと剛くん、どう思う?」
雛「萌ちゃんからコクるの?」
萌「もっと仲良くなってからとか。」
雛「ま、姉としては了解。いいわよ。」
萌「やった!お姉さんの公認ということね。」
雛「でも大変よ。剛は年下だし、体格差とか。」
萌「それは大丈夫。あたし143センチ。剛くんは?今は?」
雛「まだ伸びてるみたいだし、ハッキリわからないけど。193かな?」
萌「雛ちゃんは、陸くんはどう?」
雛「それがね。陸くん、あたしのこと好きみたい。」
萌「マジで?」
雛「でも7つくらい年下よ?」
萌「いいんじゃない?そっちも相当な身長差カップルじゃん?」
雛「陸くん、いい子だとは思うわ。」
萌「今度また4人で過ごそうよ。」
雛「うん。それはもちろん。」
0246雛&剛2019/05/18(土) 22:00:00.75ID:mWfytzzM
剛「姉ちゃんの親友の萌ちゃんって、今の身長いくつ?」
雛「143かな。」
剛「身長差54センチカップルって、アリかな?」
雛「え?もしかして剛と萌ちゃん?ん?54センチだっけ?」
剛「俺、197になったんだよな。」
雛「!!!(マジか……相思相愛なの?)」
剛「どうかな?」
雛「まあ、萌ちゃんの気持ちもあるしね。」
剛「年下で小さい女って、俺の好みなんだ。」
雛「知ってる。大男のくせに、極端に小さい女の子を好きになるなんて、レアケースね。」
剛「萌ちゃんと俺って、お似合いだよな?」
雛「そこは、アンバランス。」
剛「難しい英語を使われてもわかんねえよ。」
雛「まあ私は良いわ。好きにすれば。」
剛「いやっほー。さすが姉ちゃん。」
雛「(カップル成立してんじゃん……)」
剛「あとは萌ちゃん次第だな。」
雛「(剛の方から言うのかしら?)」
0247リビング2019/05/18(土) 22:59:36.91ID:mWfytzzM
剛がソファーに座ってテレビを観ている。
雛がリビングに入ってくる。
剛「姉ちゃんも座んなよ。」
雛「うん。」
剛「ここ、おいで。」
雛「ん?隣?」
剛「たまには俺のヒザの上に。」
雛「やだよお〜!またエッチなコトするんだもん。」
剛「しねえって。俺の相手は萌ちゃんだから。」
雛「まだ付き合ってないでしょ。」
剛「まあ、いいからいいから。おいで。」
雛「きゃっ!」
剛「ほらよっと!捕まえた!」
雛「あ〜も〜!油断したあ〜!」
剛「もう逃げようたってムダだせ。」
雛「言葉が悪〜い。」
剛「姉ちゃん、イヤならここから逃げてもいいよ。」
雛「イジワルなコトばっかり言うのね。ケダモノ!」
剛「なんだと?」
雛「???(剛の大きな手が……)」
剛「(それなりに大きいんだよな……)」
雛「触ってる?」
剛「何が?」
雛「わかってるわよ。」
剛「80も無いんだっけ?」
雛「やっぱり触ってる。」
剛「75くらいか?」
雛「知らない。」
剛「姉ちゃん小さいから余裕でテレビが観れるよ。」
雛「あたしの頭の上から?」
剛「そ。」
雛「トイレ行きたい。」
剛「ここから離れる口実だろ?もっと楽しませろよ。」
雛「えへっ、バレれるし。」
剛「しかし今日のスカートも短いな。こんなに短いとは思わなかった。」
雛「座ったらね、まくり上がるから。」
剛「だから、こんなに太ももが……。」
雛「もう果てしなくエッチね。」
0248剛&陸2019/05/18(土) 23:38:26.15ID:mWfytzzM
剛「陸、おまえ、俺の姉ちゃん、好きだろ?」
陸「はい。でも、肝心の雛ちゃんの反応がイマイチなんですよ。」
剛「おまえ身長いくつになった?」
陸「185です。」
剛「姉ちゃんから見たら、47センチもデカい中学生か。完全に大男だな。怖いかもな。」
陸「ダメっすか?」
剛「いや、いいよ。姉ちゃんが良いなら。」
陸「萌ちゃんも小さくて可愛いけど、雛ちゃんの方が小さくて美人だから。」
剛「ちょっとでも小さい女が良いってか?」
陸「はい。」
剛「ちょうど良かった。俺は萌ちゃんにしようかなって思ってる。」
陸「そうなんですか?」
剛「まだコクってないけどな。」
陸「いつかダブルデートしたいっすね。」
剛「な。」
0249剛&萌2019/05/19(日) 23:44:13.54ID:oxQDX5Yx
萌「外でバッタリ会うなんて珍しいわね。」
剛「そうだね。」
萌「ねえ見て、あたし今日、厚底靴なの。」
剛「あ、ホントだ。」
萌「12センチのヒールよ。」
剛「いつもよりか背が大きいかも。」
萌「普通の女の子になった気がするわ。」
剛「良かったじゃん。俺をあまり見上げなくて済むからさ。」
萌「そんなことない。剛くんの肩にも届いてないわ。うふふっ。」
剛「なんか嬉しそうだね。」
萌「そうかな?」
剛「俺、歩くの早い?萌ちゃん、ちょこまか歩いてる。」
萌「うん、ちょっと、ゆっくりめで、お願い。」
(萌、剛の腕をつかむ)
剛「😃💡」
萌「腕、組んじゃった。」
剛「俺が萌ちゃんの肩を抱こうか?」
萌「ううん、今は、これでいいわ。」
剛「ところで俺たち、どこに向かってるんだ?」
萌「あたしんち。」
剛「え?萌ちゃんの家?」
萌「せっかく剛くんに会えたんだし、買い物も終わったし、あと帰るだけなの」
0250剛&萌2019/05/19(日) 23:52:23.46ID:oxQDX5Yx
剛「(俺に会えた?会ったじゃなくて、会えたと言った?)」
萌「剛?」
剛「ん?」
萌「剛くん、ヒマよね?」
剛「そんな決め付けなくても。」
萌「忙しいの?」
剛「ヒマ。」
萌「あたしんち、おいで。」
剛「いいの?萌ちゃんの家は初めてだよ。」
萌「じゃあ決まりっ!」
0251剛&萌2019/05/20(月) 00:06:21.62ID:cRXTPy7N
萌「これ持って。重たくなってきたの。」
剛「ああ、買い物袋。」
萌「これも、お願いね。」
剛「え、ハンドバッグもかよ。」
萌「か弱い女の子には重たいんだもん。えへへ。」
剛「見た感じ、量そんなに入ってなさそうだけどな。」
萌「男手があると助かるわ。ありがと。」
剛「まあ、いいけど。(もし俺が荷物持って逃げたら、とうなるんだろう?)」
萌「あたしの荷物を持って逃げたりしないでね。」
剛「俺、そんなことしないよ!」
萌「あはっ!冗談よっ。」
0252剛&萌2019/05/20(月) 00:54:41.47ID:cRXTPy7N
萌「着いたわ。荷物ありがと。」
剛「お邪魔しま〜す。」
萌「別に邪魔ではないけどね。」
剛「俺がデカくても?」
萌「ははっ!ぜんぜん、大歓迎よ。」
剛「あれ?おっ!」
萌「あたし、玄関あがったら背がちっちゃくなったでしょ?」
剛「そだね。」
萌「剛くんも上がって。」
剛「では遠慮なく。」
萌「(うわっ!思ったより、おっきい!)」
剛「(この小ささ、想像通りだな。)
萌「とりあえず中へ入って。」
剛「ここ萌ちゃん1人で?」
萌「うん。女の独り暮らしなの。狭いでしょ?」
剛「いや、そうでもない。」
萌「ねえ、剛くん、身長また伸びたらしいわね。」
剛「姉ちゃんから聞いたんだね。」
(萌、剛の前に近づく。)
萌「おっきくて逞しいのね。197センチもあるなんて。ビックリしちゃうわ。」
剛「おう!俺って大男だろ?」
萌「ねえ、あたしからキスできるかしら?」
(萌、背伸びして、剛の肩に手を置く)
剛「どうかな。まず背伸びしないと。」
萌「もうしてる。」
0253剛&萌2019/05/20(月) 01:08:05.72ID:cRXTPy7N
剛「俺の肩に手を置くのも必死なんだね。せいぜいキスは俺の胸板だな。」
萌「だって、あたし、143センチのチビッコだから。」
剛「する?俺の胸板にキス?」
萌「それはイヤよ。キスは、やっぱり唇がいいわ。」
剛「萌ちゃんがソファに上がってみたら?」
萌「うん!」
0254剛&萌2019/05/20(月) 01:23:30.54ID:cRXTPy7N
剛「(萌ちゃんって俺のこと好きなのか?もし、そうでなくても、こんな体格差でイチャイチャできるなら、まあ最高だな。)」
萌「ねえ、あたしの方から唇にキスしたいからソファに乗るわよ。」
剛「もちろん。」
萌「(剛くんって、私が好きというより、ただ小さい女の子が好きなのよね。それでもいいわ。楽しませてあげよっと。)」
0255剛&萌2019/05/20(月) 01:48:02.05ID:cRXTPy7N
萌「ソファの高さだけでは足りないみたい。」
剛「必死に背伸びしてるところなんか萌えるよ。萌ちゃんだけに。」
萌「上手いこと言ってるし。」
剛「俺、もう我慢できねえよ。」
萌「え?(なに?あたし襲われる?)」
剛「キスはともかく、抱っこしてえ!」
萌「なに?(キスはイヤってこと?)」
剛「いいだろ?」
萌「(いきなりじゃないんだ。あたしの許可をとるんだ。意外……。)」
(剛、萌をヒョイと抱き上げる)
萌「あはっ!」
剛「相変わらず軽いねえ。」
萌「だって、あたし体重35キロだから。」
剛「それ、増えたの?減ったの?」
萌「さあね。」
0256剛&萌2019/05/20(月) 15:27:54.96ID:cRXTPy7N
(剛、萌を降ろして、立たせる。)
剛「ちょっと立ったまま向こう向いてて。」
萌「え?何が始まるの?」
剛「面白いコト思い付いちゃった。」
萌「えへっ?何だろう?」
(剛、上着とシャツを脱ぎ、上半身ハダカになる。)
剛「前を向いたまま、そのまま動くなよ。」
萌「うん、わかった。」
剛「😃💕」
萌「あらっ?なに?あたしの頭の上に何か乗ってるうっ!」
剛「どんな感触?」
萌「え?感触?なんか柔らかい。ん?硬いのかな?」
剛「俺のオッパイさ。なんとか萌ちゃんの頭にのるんだな、これが。」
萌「後ろ振り返っていい?」
剛「いいよ。」
萌「あらあ〜まあ〜!お腹しか見えないわ。」
剛「上を見てごらん。」
萌「まあ、大きなオッパイ……あたしより遥かに大きいわね。」
剛「俺の大胸筋の下で雨宿りできそうだろ?」
萌「それは言い過ぎ。」
0257剛&萌2019/05/20(月) 15:48:39.65ID:cRXTPy7N
萌「あたし剛くんの逞しい筋肉は好きよ。」
剛「萌ちゃんがキスで届く所って乳首だな?」
萌「しかも背伸びしないとダメなのよ。」
剛「実際やってみ?」
萌「今はまだ恥ずかしい。」
剛「(今はまだ……か。)」
萌「あたしの目線より上に分厚い胸板があるなんて。あたしのコト、子供みたいに思ってる?」
剛「いや、ちゃんと年上の綺麗な女性だと認識してるよ。超絶美人だと思ってるよ。」
萌「ホントかなあ?」
剛「ただカラダのサイズが俺と少し違うだけさ。」
萌「少しどころじゃないじゃん。言うなら、ものすごい体格差だわ。」
剛「俺の好きな言葉。体格差。身長差。」
萌「そういうフェチなのは、雛ちゃんのコトで完全に知ってるわ。」
0258剛&萌2019/05/20(月) 16:12:51.12ID:cRXTPy7N
萌「首が疲れすぎたわ。ソファに座ろうよ。」
剛「おう。座れば身長差は関係ないからな。」
萌「ううん、座高がソコソコ違うわ。」
(剛、萌の華奢な左肩を抱き寄せる。)
萌「🎵😍🎵」
(萌、剛の太い左腕に頭を寄せる。)
萌「ゴメンね。剛の肩の位置が高いから、肩に頭を乗せるのはキツいかも。」
(剛、萌のオデコにキスをする。)
萌「😲‼」
剛「(今まで何度もイチャイチャしてきたのに、いざキスどころなると緊張……。)」
萌「(唇ではなくてオデコ……。意外にも控えめなのね。)」
剛「萌ちゃん。萌ちゃんは、超絶に美人で、超絶に可愛くて、超絶に小柄で、超絶に華奢で、俺より超絶に遥かに小さくて、大好きだよ。」
萌「超絶が多い……。(これはコクられてる?)」
剛「ウソウソ。いや、ホントだけど、これからも仲良くしてくれよな。」
萌「(どこがホントで、どこがウソか、わからない……。)」
剛「今度、二人で行こうよ、どっか。」
萌「うん。行きましょ🎵」
0259雛&剛2019/05/20(月) 17:29:05.36ID:cRXTPy7N
雛「ねえ、見て。どう?」
剛「コスプレ?」
雛「昔のセーラー服着てみたの。イケテる?」
剛「まあまあかな。」
雛「まあまあなの〜?まだまだ女子高生に見えるでしょ?」
剛「正直、女子高生を通り越して小学生に見えるぞ。」
雛「何回も言われた……。」
剛「俺、クラスの女子には何もしないからな。触ることも一切無しだから。」
雛「その反動で、あたしを触り放題なのね。」
剛「マジで姉ちゃん、超絶に可愛いよ。俺の大好物だよ。超ミニスカート、超ミニサイズの小さなカラダ。いつもご馳走さま。」
雛「剛は弟だから安心してる部分はあるけど、陸くんは心配なの。だから抵抗したり逃げる練習をしなくちゃ。」
剛「まだ本気で襲ってこねえよ。心は子供だからね。」
雛「そう?」
0260新設定2019/05/21(火) 14:27:31.81ID:8EY8+Sjn
弟:剛(つよし)17歳 高校3年生
姉:雛(ひな) 23歳 OL
弟の友達:陸(りく)14歳 中学3年生
姉の親友:萌(もえ)23歳 OL
0261新設定(身長・体重)2019/05/21(火) 14:33:05.77ID:8EY8+Sjn
剛:197センチ 95キロ
陸:186センチ 87キロ
萌:143センチ 35キロ
雛:138センチ 32キロ
0262新設定(足のサイズ・握力)2019/05/21(火) 14:38:51.99ID:8EY8+Sjn
剛:足28p 握力60s
陸:足27p 握力50s
萌:足20p 握力17s
雛:足19p 握力15s
0263雛&剛2019/05/21(火) 15:47:48.97ID:8EY8+Sjn
雛「剛の学校の女子、セーラー服?」
剛「そうだよ。でもスカートは長めだよ。」
雛「そうなの?知らなかった。」
剛「姉ちゃんが今着てるやつ危険だな。」
雛「超ミニだから?」
剛「俺だったら勉強に集中できやしねえ。」
雛「23歳でも似合ってるわよね?」
剛「可愛いし、小柄感がハンパねえ。」
雛「オトナの色気満載のセクシー雛ちゃんは好きかしら?」
剛「オトナというより、子供らしさが強く出てる。」
雛「やっぱり、そうなのね。」
剛「ちっちゃい体に超ミニスカートと生足は最強だよ。」
雛「剛の大好物だもんね。わかってる。あたしは強くて逞しい男の人が好きかな。剛は弟だからアレだけど。」
剛「姉ちゃんがその格好を俺に見せたということは、俺に襲ってくれと?」
雛「そうじゃなくて、ただ着てみたくなっただけなの。」
剛「俺も上半身ハダカになってやるから、俺のマッチョなカラダを楽しめよ。逞しい男が好きなんだろ?」
雛「たしかに。」
(剛、上半身ハダカになる。)
剛「じゃあ今日も、お姫様抱っこしてやるよ。」
雛「あ、今はダメ!スカートの中は下着のパンティーなの!」
剛「そんなの平気だよ。どうせ俺の思い通りに何でも可能なんだから。」
(剛、雛を抱き上げる。)
雛「ああ、見せパンはけば良かったあ〜。」
剛「どうせ俺の思い通りなんだから。」
雛「わかってるわ。か弱い女の子が大男相手に抵抗しても意味ないのよね。」
剛「そうそう。陸も同じだから気をつけろ。」
雛「そうね。陸くんは警戒しなくちゃね。弟じゃないからレイプの危険があるわ。」
剛「俺が守ってやる。」
雛「ありがとう。頼りにするわ。」
剛「しかし、今はスカートめくってっと。」
雛「ひゃああ〜!剛のエッチ!エロ男〜!」
剛「おっ!今日は赤か。」
雛「でも剛の目線って高いわ。こういうの嫌いじゃない。世界が違うわ。」
剛「だろ?これからも姉ちゃんを持ち上げて筋トレ代わりにするよ。よろしくな。」
雛「筋トレには軽すぎるんでしょ?あたしの体重、32キロしかないのに。」
剛「たしかに。」
0264新設定(胸囲・3サイズ)2019/05/21(火) 16:28:57.00ID:8EY8+Sjn
剛:胸囲120センチ
陸:胸囲95センチ
萌:3サイズ 75−55−77
雛:3サイズ 73−52−75
0265萌&陸 駅構内2019/05/23(木) 23:28:17.28ID:imJYv1Ag
陸「(あ。萌ちゃんだ。)」
(陸、萌の後ろに近づく。萌の華奢な後ろ姿を見下ろしながら。)
陸「萌ちゃん。」
(萌、振り返る。)
萌「へっ?」
(萌、お腹しか見えず、顔を見るため、上を見上げる。)
萌「あっ!陸くん!」
陸「こんにちは!」
萌「ビックリしたあ!聞き覚えある声だと思ったけど。」
陸「偶然だね。(萌の足元を見て)今日の靴……。」
雛「ああ、今日はペチャン靴なの。歩きやすいしね。ちっちゃいよね。陸くんのこと、しっかり見上げなくちゃだね。」
陸「はははっ。(チビッコは可愛いな。でも、雛ちゃんの方がもっと小さくて可愛いんだよな。)」
雛「陸くん、なんか嬉しそう。」
陸「そりゃ美人と一緒だからね。」
雛「あらま。あたし美人?ありがとう。」
0266(訂正↑)2019/05/23(木) 23:31:10.70ID:imJYv1Ag
雛→萌
0267萌&陸 エスカレーター2019/05/23(木) 23:57:46.93ID:imJYv1Ag
陸「(あ、上りのエスカレーターか。)萌ちゃんが先に。」
萌「そうね。」
(萌の1段下に陸が乗る。萌は陸の方を振り向く。)
萌「ふふふ。顔が近くなったねっ。」
陸「でもまだ俺の方がぜんぜん背が高いよ。」
萌「そうかあ〜。1段くらいでは勝てないみたいね。」
陸「(おチビちゃんの背中は小さいな。肩幅も狭いし。俺の肩幅と比べてみても遥かに華奢だし、後ろからスッポリ抱きしめたくなるよ。たまんねえ。)」
萌「なあに?何を考えてるの?」
陸「いや。何でも。」
萌「(もう1段上に上がってみようかな。たまには陸くんを見下ろしたい……。)」
(萌、1段上に登る。)
陸「(あっ。このチビ、やったな。)」
萌「ほらねっ。あたし勝ちっ!」
陸「ほとんど同じだろ?」
萌「背伸びすれば絶対勝ってるもん。」
陸「まあ、よく頑張ったな。」
萌「なによっ!エラソーに!」
陸「なあ、1段離れてるから声が大きくなってるよ。」
萌「あ。そうね。恥ずかしい……。」
0268萌&陸 道路2019/05/24(金) 00:15:33.36ID:01mhM5wj
萌「あした雛ちゃんち行くの。陸くんもおいで。」
陸「先輩も?」
萌「うん。弟さんも居ると思うわよ。」
陸「萌ちゃん、首、疲れない?」
萌「疲れるう〜。エスカレーターの時は少しマシだったわ。」
陸「俺は、めっちゃ楽。」
萌「でしょうねえ。小柄な女は大変なの。いろいろと。」
陸「電車の吊革は届く?」
萌「それね。あたしは背伸びしてもギリギリ。あ、雛ちゃんは完全に届かないからね。助けてあげてね。」
陸「そうか。雛ちゃん小さいもんな。雛ちゃんの顔を俺の胸に……ひひひ……。」
萌「ニヤニヤしちゃって。」
0269萌&陸 道路2019/05/24(金) 01:09:44.87ID:01mhM5wj
陸「もし雛ちゃんと電車に乗ることがあったら、どうしよか?」
萌「雛ちゃんが陸くんの服をつかむとか、あとはドアの近くがいいわ。」
陸「なるほど。」
(1人の女の子【A】が陸の方を見ながら近づいてくる。)
A「陸く〜ん!」
陸「あっ、どうしたんだよ?」
萌「お友達?」
陸「そう。同じクラスの。」
萌「こんにちは。」
A「ねえ、陸。その子、だあれ?陸くんに妹は……いないでしょ?」
陸「ああ、あの〜、説明するの面倒だな。まあ、ちょっとした知り合いだよ。」
A「ふ〜ん。(萌に向かって)キミはいくつ?何年生?あ、もしかして小学生?」
陸「名前は萌ちゃん。」
(Aは身長155センチと普通サイズだが、自分より10センチ以上背の低い143センチの萌を至近距離で見下ろす。)
A「へえ〜。萌ちゃんって言うんだ。」
萌「萌です。陸くんとは……友達かな……。」
陸「この子は俺より年上だから。」
萌「(あたしのこと、この子って……オトナの女性なのに……陸くんったら……。)」
A「え?陸くんよりも年上?」
萌「うん、あたし、見た通り、ちっちゃいけどオトナなの。」
陸「萌ちゃん、たった143センチなんだよ。」
萌「(いやんもう〜、身長ズバリ言いやがった……。)」
A「ちっちゃくね?陸くんとの身長差……ははは……ウケる(笑)😁」
陸「うるせえ!おまえ帰れ!」
A「はいはい!帰るよ。べつに付き合ってはないんでしょ?……良かった……じゃあね、バイバイ。」
(Aが去っていく。)
萌「なんか……ありがと。」
陸「いや。」
萌「あの子、陸くんに気があるわ。」
陸「いや、それはどうだろ。」
萌「そういえば、あの子、あたしのこと何歳だと思ったかしらね?」
陸「あした学校で説明しとくから。」
萌「説明?全部?」
陸「全部。」
萌「……。」
0270雛&剛2019/05/24(金) 01:36:48.99ID:01mhM5wj
雛「冷蔵庫に飲みかけのカフェオレあるから、ついでに持ってきて〜。」
剛「カフェオレ?」
雛「うん。ペットボトルのやつ。」
剛「ああ、コレか。(ちょっとイタズラしたろ。エヘヘ……。)」
(剛、ペットボトルのキャップをギュッと閉める。リビングの雛のもとへ。)
剛「姉ちゃん、はい、これ。」
雛「ありがとう。」
剛「(ニヤニヤ)」
雛「……あれ……キツっ……うーん……。」
剛「どうした?(^O^)」
雛「開かない……。飲みかけなのに……。」
剛「自分でキャップ閉めたんじゃないの?」
雛「そう。あたしの力で閉めてるから開かないなんて不思議……。」
剛「あれ?超か弱い女の子が困ってるな。」
雛「😔💡剛…………やったわね?」
剛「おチビちゃん、助けて欲しいのかな?」
雛「イジワル言わないで。ねえ。開けて。あたしの力では一生飲めないわ。お願い。」
剛「(キャップをゆるめて)ほれ。」
雛「んもー…………おいしい。」
剛「ありがとは?」
雛「ありがと。……あー、やだ。」
剛「ドッキリ成功だ。」
雛「これ、ドッキリというより、弱い者いじめじゃない?」
剛「泣くなよ。」
雛「泣いてない。」
0271雛&剛2019/05/24(金) 01:54:58.56ID:01mhM5wj
剛「姉ちゃん、そこで立ってて。」
雛「うん。」
(剛、雛の前で膝立ちの状態になり、目線の高さが近くなる。)
剛「姉ちゃん。」
雛「(剛をまっすぐ見て)どうしたの?」
(剛、雛の細い上半身を抱き寄せる。)
雛「いやん……剛ったら……。子供扱いしないで。」
剛「コレ、萌えるぜ。うひょっ……。」
雛「んも〜、ばかっ!」
0272萌の部屋2019/05/24(金) 09:45:03.62ID:01mhM5wj
萌「4人そろったの久しぶりよね。」
雛「そうね。男の子2人は弟の部屋で何か話してる。」
萌「あたし新しい水着買ったんだ。セクシービキニ。」
雛「そうなの?あたしも可愛いビキニ見つけたの。」
萌「それで、実は今日持って来てるの。」
雛「え?マジで?どうするの?着るの?」
萌「せっかくだから男の子たちに見せちゃおうよ。」
雛「うん、あたしたちスタイル抜群だもんね。」
萌「中学生高校生男子には刺激が強すぎるかな?」
雛「たぶんもうとっくに慣れっこだわ。普段から抱っこされたり、持ち上げられたり、オッパイも平気で触ってくるし。」
萌「それは言えてる。」
雛「あたし、膝立ちした剛と目線が同じくらいだから、その状態で抱き寄せられちゃって、子供扱いしないでって言ったの。そしたら剛、喜んでた。」
萌「あたしの名前じゃないけど、それ、萌え萌えだわ。」
0273訂正2019/05/24(金) 09:47:29.07ID:01mhM5wj
↑雛の部屋
0274剛の部屋2019/05/24(金) 09:56:16.48ID:01mhM5wj
陸「今日集まった目的は何でしたっけ?」
剛「そりゃ決まってるだろ。ちっちゃい女とイチャイチャするためさ。ガハハハ……。」
陸「それが一番ですよね。」
剛「どうせ姉ちゃんたちも、逞しい大男の筋肉フェチだからさ、ウインウインなんだよ。」
陸「ウインウインって何ですか?」
剛「ま、お互いに大好物ってことだな。」
陸「なるほど、そういうことなんですね。」
0275剛の部屋2019/05/24(金) 10:29:09.84ID:01mhM5wj
陸「先輩が萌ちゃんで、俺が雛ちゃんですよね?」
剛「そう。197センチと143センチで身長差54センチだ。」
陸「俺のトコは、186センチと138センチだから身長差48センチですね。俺があと2センチ大きくなれば50センチでキリがいいんですけど。」
剛「どっちにしろ、おまえも俺も年上の超絶チビ女を超絶体格差で楽しむことができるってわけよ。」
陸「やり過ぎて嫌われたら困りますけど。」
剛「姉ちゃんに、子供扱いしないでって言われたけど、見た目が子供なんだから、しょうがないよな。」
陸「俺も自分より9歳も年上の雛ちゃんを子供扱いしちゃって良いのでしょうか?」
剛「まあ、お前も昔より腕力が強くなってきたから、かなり手加減してやれよ。姉ちゃんはビックリするほど非力だから。ペットボトルのキャップも開けられねえし。」
陸「未開封のやつで?」
剛「いや、ちょっとイタズラしたけどな。」
0276剛の部屋2019/05/24(金) 10:33:41.30ID:01mhM5wj
陸「おチビちゃんたち、何してるんでしょう?」
剛「よし、陸、138センチの部屋へ様子を見てこい。」
陸「はい!186センチが行ってきます!」
0277雛の部屋の前2019/05/24(金) 10:39:36.37ID:01mhM5wj
陸「すみません!あの〜、143センチと138センチのチビちゃんたち〜!居る〜?」
萌「いるわよ。でもどうして身長で呼ぶの?」
陸「先輩がそう呼べって……。」
雛「剛ったら何を考えてるのよ。だったらあ、あたしたちも男の子たちを巨人扱いしちゃうわよ。そう言っといて!」
陸「了解!」
0278剛の部屋2019/05/24(金) 10:51:05.62ID:01mhM5wj
陸「138センチに怒られました。俺たちを巨人扱いするそうです。」
剛「おチビちゃんから見たら確かに巨人だ。ははは……。それで、二人の様子は?」
陸「いや、中は覗いてないっす。」
剛「そうか。じゃ俺たちリビングで待っとこうぜ。」
陸「そしたら、さっそく、女の子たちに俺たちの筋肉を見せつけましょうよ。」
剛「そうだな。よし、上半身ハダカで座っとこう。」
0279雛の部屋2019/05/24(金) 11:03:49.85ID:01mhM5wj
萌「あら素敵!雛ちゃんのビキニ可愛い〜。」
雛「萌ちゃん、意外にバストが豊満じゃん。」
萌「アンダーが細いから、そう見えるだけよ。」
雛「あたしも。バストサイズは80センチもないのよね。」
萌「男の子たちはマッチョだから、サイズって、やっぱり凄いんだっけ?」
雛「剛の胸囲っていくつなんだろ?。胸板も凄い厚いもんね。大きいというのは確かよ。」
萌「あたしたち女の子とは全然違うわ、きっと。」
雛「この前、剛が大きな手でオッパイを触ってきた時は、豊満バストって思ってくれたっぽいわ。」
萌「セクハラは日常茶飯事なのね。」
雛「さ、リビング行こ。」
0280リビング2019/05/24(金) 11:11:09.92ID:01mhM5wj
雛「お待たせ〜!……あっ!」
萌「お待たせっ!……😃⤴」
剛「おっ!すげえ〜✌」
陸「おっ!水着だ!」
雛「なんで二人ともハダカなのぉ〜?」
萌「すごい筋肉……逞しいぃ〜!」
陸「萌ちゃんも雛ちゃんも可愛いよ〜!」
剛「セクシーギャルが二人も!テンションあげあげだぜい!」
雛「セクシーギャルってワード古くない?」
0281リビング2019/05/26(日) 23:26:39.63ID:/X9bVAkQ
萌「上はビキニでぇ〜、下は超ミニのテニススカートにしてみたわっ。」
陸「超かわえ〜♥最高!😃✌」
剛「ミニスカの中はもしかして……?」
雛「剛のバカっ!ちゃんと水着を穿いてるわよ!」
陸「だよね。じゃなかったらヤバいっすよ、先輩!」
萌「剛くんたちは、下は普通にズボンでいいわよ。」
雛「ズボン、脱がなくていいから。」
剛「もちろん!ズボンくらい穿いてないとまずいし。」
陸「こんなに可愛い子供……いや可愛い子が二人もいたら興奮してアソコが……😅」
雛「アソコが???」
剛「バレるじゃん。なあ、陸。」
陸「そうっすね。」
剛「わかるだろ?姉ちゃん……いひひ」
雛「やだっもー😳💦」
萌「(^O^)」
0282リビング2019/05/27(月) 00:27:30.72ID:1RpyPkwh
(上半身裸でソファに座って、雛と萌に向かって手招きする剛と陸。)
剛「萌ちゃん、こっちへおいで。」
陸「雛ちゃんは、こっち。」
萌「あらま。呼ばれちゃったわ。」
雛「あたしも?どうすればいいの?」
剛「とりあえず、二人とも、俺たちの前に立って。」
萌「はーい。わかったけど、何がしたいの?」
雛「しょーがないわね。萌ちゃん、言う通りにしよ。」
(雛と萌が剛と陸の前に。)
剛「やっぱ、小さな女の子は膝の上に限るよな。そうだろ?陸?」
陸「基本っす。」
雛「別に限らないし、基本でもないわ。」
萌「あはは……小さな女の子……って、ストレートな表現……。」
剛「ほら、萌ちゃん、向こう向いて。」
陸「雛ちゃんも。」
雛「いちいち指示されるんだ……。」
(剛と陸、それぞれ萌と雛の体に手を回して引き寄せる。)
0283リビング2019/05/27(月) 00:47:06.67ID:1RpyPkwh
剛「なあ陸、姉ちゃんを後ろから抱きしめた感想は?」
陸「そりゃもう〜最高の感触ですよ。エヘヘ……。」
剛「姉ちゃんは?」
雛「あたし?」
剛「中学生に抱かれてる姉ちゃん……うひょひょ……。」
雛「陸くんもホントに大きくなったわ。」
萌「ねえ、剛くん。」
剛「なんだ?」
萌「どさくさにまぎれてエッチなことしてるわね。」
剛「バレた?」
雛「陸くんもよ!手の位置!」
陸「先輩、やっぱりバレるみたいです。」
0284リビング2019/05/27(月) 12:41:40.34ID:1RpyPkwh
剛「萌ちゃんは手も小さいなあ。」
萌「剛くんの大きな手の中に隠れちゃう。」
陸「俺は雛ちゃんの小さな体を抱きしめてあげるね。ギュッっと!」
雛「いやん!陸くんの力が強すぎるわっ!」
陸「おおっ!かわゆいセリフ!」
剛「陸、もっと手加減してやれよ。ちっちゃい姉ちゃんの体が折れちゃうよ。」
萌「そう言う間に、剛くんったらスカートめくり……。めくったって中は水着よ。」
剛「いやいや、超ミニスカご馳走さまだ。」
陸「雛ちゃんのスカートもペロッと。あ、上下でピンクだ。」
萌「あたしは上下赤なの。」
剛「それはもう知ってる。」
萌「そりゃそうだわ。見られたもん。」
剛「どうせ俺たちに見せるのが目的なんだろ?」
陸「ビキニもミニスカもバストもオッパイも。」
雛「あのね、陸くん、オッパイだけは違うわよ。」
陸「え?そうなんだ。オッパイは見せてくれないの?」
雛「ダメっ!」
剛「ただ、簡単なんだよな。」
雛「何が簡単なの?」
剛「超小柄な姉ちゃんと大男の陸との体格差とか腕力差が凄いから楽勝……。」
萌「陸くんダメよ。ビキニは脱がさないでね。」
陸「じゃあ、これは?……モミモミ……」
雛「ひゃあああっ!」
剛「なかなか積極的だな陸は。俺もやろーっと!……モミモミモミモミ……」
萌「あーんっっやだぁぁぁ〜!」
(雛は小さな手で陸の大きな手をつかんで離そうとする。)
雛「いや〜んっ!あのっ……陸く〜んっ、んっ!んも〜……。」
陸「チビッコの雛ちゃ〜ん。か弱い力で何してもムダだよ。イヒヒヒヒヒ……。」
萌「雛ちゃん、あたしはもう半分諦めて体をユルしてるわ。剛くんの大きな手、太い腕、背中に感じる厚い胸板、大きな体に包み込まれる感触……なかなか……いいわ。」
剛「いやっほいっ!」
雛「萌ちゃん……それは良かったわね…………マジか……。」
陸「先輩、雛ちゃんは少し嫌がってます。」
剛「」
0285リビング2019/05/31(金) 00:26:20.05ID:kCdX5+pQ
剛「……姉ちゃん、大丈夫か?」
雛「何が?」
剛「泣いてないか?」
雛「泣いてないわよ。」
萌「あら?雛ちゃん涙目じゃない?」
雛「もう萌ちゃんまで。泣いてなんかないってば!」
陸「雛ちゃん後ろ向いて。」
雛「やだ。」
陸「いやー雛ちゃんはホントちっちゃくて可愛いなあー!(ギュッ!強く抱きしめる)」
雛「きゃっ!(でも陸くんの体温が温かいわ) 」
剛「萌ちゃんも同じく小さくて可愛い女の子だぜ!もっと抱きしめてやる!ほれっ!」
萌「あっ!剛くんゴメン。ちょっと痛い。」
剛「おお、すまん、つい力が入ってしまったよ。」
雛「ねえねえ陸くん。」
陸「ん?雛ちゃん、何かな?」
雛「密着するのも良いけど、あたしね、そろそろ着替えたいな。ダメ?」
剛「姉ちゃんの、ねえねえって、甘えた感じのセリフで可愛くね?」
萌「ねえねえ♥剛く〜〜んっ♥」
雛「あー真似したー!」
陸「先輩、いいっすね。ねえねえ。可愛いよお〜雛ちゃん!」
剛「俺たちも服を着ようかな。」
0286リビング2019/05/31(金) 01:00:34.22ID:kCdX5+pQ
剛「でも、その前にアレやらせろ。」
萌「アレって?」
陸「せっかくだから……。」
剛「マッチョな俺の筋肉を見せてあげよう。」
陸「俺はパスします。先輩には全然かなわないんで。このまま雛ちゃんを捕まえときます。」
雛「えーっ。着替えは…おあずけ…なの?」
萌「あたしは?」
剛「立って、俺の方を向いて。」
萌「うん、すごい筋肉、ほんとに、肩幅も広いわね。」
(剛、立ち上がり、萌を見下ろす。マッチョポーズをとる。)
萌「うわっ!急に剛くんが大きくなったわあ!」
雛「萌ちゃん、今さら体格差に驚いてるの?」
陸「先輩の胸板にキスは?」
萌「う〜ん、キスよりも、剛くんの腕にぶら下がるのは?」
剛「おお、いいよ。右腕?」
萌「右腕ね。は〜い。」
陸「うわー!先輩、余裕っすね。さすがっす。」
雛「あたしも剛にしてもらったわ。」
剛「左腕に姉ちゃんでもいけそうだけど。」
陸「マジですか?」
剛「おう!姉ちゃん、おいで!俺も長い時間はキツいから早く!」
雛「うん、でも今あたし陸くんに捕獲されちゃってるの。だから動きたくても動けないの。」
陸「あ、でも俺の腕は雛ちゃんを離したくないみたい。」
剛「だったら仕方ないな。」
雛「え〜っ、うっそぉ〜……。」
0287リビング2019/05/31(金) 01:26:10.37ID:kCdX5+pQ
陸「俺、なんか寒くなってきたんで、服を着ようかな。」
雛「そうよ。風邪ひいちゃうわよ。」
萌「あたしたちも自分で決めたことだけど、ビキニは寒いわね。」
剛「じゃあ女の子たちを担いで部屋まで運んであげようかね。」
雛「二階よ。大丈夫なの?」
陸「俺たちパワーが有り余ってるんで。」
剛「(ヒョイと)おりゃああ!」
萌「きゃっ!ソッコー!素早い。」
陸「俺も軽々とね。」
雛「きゃっ。」
剛「女の子ってさ、抱っこすると、いちいち、きゃっ、とか声出すんだな。」
萌「だって急に高く持ち上げられたら…………ね、雛ちゃん?」
雛「そうそう。嬉しいけど、少し怖いのもあって……。」
剛「おい、あんまり騒ぐと落とすぞ。」
萌「おとなしくしてるのに……こわっ。」
雛「陸くん、大丈夫よね。」
陸「任せて。ただ、階段に慣れてないし、前が見にくいんだよね。」
雛「ええええ〜っ!それはヤダ!怖い〜っ!やめてぇ〜!陸く〜ん!」
剛「落とさないから心配すな、姉ちゃん。」
雛「あなたは大丈夫でしょうけど、陸くんが…………。」
萌「あたしたち、やっぱり自分たちで階段のぼるわ。」
雛「部屋に行くのに、わざわざ抱っこされる意味わかんない😭💦💦」
萌「確かに。」
0288剛&陸 Tシャツ2019/05/31(金) 01:51:26.88ID:kCdX5+pQ
剛「これ、どう?昔のやつなんだ。」
陸「ピッチピチですね。」
剛「わざと小さめのサイズを着るとさ、強調されるわけ。」
陸「腕とか胸の筋肉が、ですよね?」
剛「姉ちゃんも萌も好きそうだしな。」
陸「先輩、萌って、年上の女を呼び捨てですね。怒られますよ?」
剛「本人は二階にいるし、聞いてないから平気だよ。」
陸「怒られても全然怖くないとか?」
剛「そういうこと。チビ女に遥か下から見上げられても怖くないってことさ。」
陸「相変わらず容赦ないっすね。」
0289雛&萌 コスプレ2019/05/31(金) 01:58:43.38ID:kCdX5+pQ
萌「女子高生の制服も似合うわね。」
雛「まだまだイケるわよねえ。あたしたち。フフフ……😃」
萌「あのガキどもが興奮するのが目に目えるわ。」
雛「スカート短すぎかしら。」
萌「刺激が強いかもっ。」
0290キッチン2019/05/31(金) 06:44:30.39ID:kCdX5+pQ
剛「うひょっ!制服エプロンだ!」
陸「あっ!ホントだ!」
雛「(ふふふ……。)」
萌「(気付かれた……。)」
剛「(後ろ姿が超エロいな。)」
陸「(超ミニスカ!誘ってるのかな。)」
雛「ねえ、剛、陸くん、オムライスでいいわよね?」
剛「はいよ!」
陸「オッケーです。」
萌「陸くん、ちょっと来て〜!」
陸「何?」
萌「これカタイの。力持ちくん、お願い。」
陸「あ、なんだ、ケチャップか。ほらよっと。簡単じゃん。」
萌「ありがと。すぐ出来るから向こうで待っててね。」
陸「うん、わかった。頑張って。(雛の頭をナデナテ)」
雛「(後ろを振り向き、大きい陸を見上げて)頭ナデナテはイヤよ。陸くん。」
陸「ははは……ちっちゃくて可愛いから、つい……ゴメンよ。」
剛「陸、おチビちゃんたち、なんだって?」
陸「あの子たち、ケチャップの蓋も開けられないらしいよ。か弱すぎません?」
剛「俺、前もって思い切り閉めといたからね。か弱い女の力じゃ無理なくらいにな。」
陸「でも結局、男の俺たちが助けることになるんですけど。」
剛「姉ちゃんが小さい手で必死に頑張ってるのを見て萌えるんだよね。」
陸「それ、わかります。」
0291キッチン2019/05/31(金) 06:51:45.56ID:kCdX5+pQ
陸「あ、先輩。」
剛「ん?」
陸「ちっちゃい子が上の棚に手が届かなくて必死に背伸びしてます。超ミニスカからパンツが見えそうです。」
剛「お、萌えるシチュエーションか?」
陸「助けます?」
剛「しばらく様子見ようぜ。」
0292キッチン2019/05/31(金) 06:58:15.10ID:kCdX5+pQ
雛「あたし無理っ。萌ちゃんは?」
萌「雛ちゃんより5センチ高いから……どうだろ?待って…………。」
雛「届かない?」
萌「うん、ダメみたい。っていうか、雛ちゃん、いつも、どうしてんの?」
雛「弟に頼んでる。でもさ、なるべく自力でやろうと思って。」
萌「椅子は?」
雛「そうしよか。」
萌「あの巨人くんたちなら、ヒョイって余裕で取るのよね。」
0293キッチン2019/05/31(金) 09:41:55.59ID:kCdX5+pQ
萌「雛ちゃん、何を取ろうとしてるんだっけ?」
雛「お気に入りのフライパン。やっぱり使いやすいから。」
萌「その棚にホントにあるの?」
雛「わかんない。」
萌「わかんないのに取ろうとしてるんだ。」
雛「でもきっと剛の馬鹿が意地悪して、わざとあたしの手の届かない高い所に置いてるのよ。間違いないわ。」
萌「ふーん。そっか。だから剛くんに助けてもらうのが悔しいのね。わかった。」

陸「なんかキッチンで、先輩のことバカって言ってましたよ。」
剛「おう。俺にも聞こえた。チビッコのくせにナメやがって。」
陸「別にナメないと思いますけど。」
剛「おっ、陸は姉ちゃんが好きだから見方するんだな。俺も姉ちゃん好きだけど、ちょこっと軽くお仕置きしちゃおうぜ。軽〜くな。」
陸「軽くですね。」
剛「キッチン、そ〜っと行こ。お前は萌ちゃん担当な。」
陸「了解です。」
0294キッチン2019/05/31(金) 10:27:18.42ID:kCdX5+pQ
雛「(椅子の上に上がる)えっと…………。あれ?(さらに背伸びする)」
萌「ある?」
雛「見えない。」
(剛が雛の後ろに近づき、スカートをめくる。)
雛「あっ!(後ろを振り向くと剛の顔が目の前に)んも〜ビックリしたあ〜!」
剛「イヒヒヒヒヒ。お嬢ちゃんは何か困ってるかな?」
雛「萌ちゃん!剛ったら、お嬢ちゃんなんて言う〜!」
萌「いつもの光景ではあるので驚きは全くないわね。フフフ。」
陸「(うわあ〜!やっぱ雛ちゃんが可愛くてたまんねえよ!ソッコー持ち上げた〜い!)」
剛「危ないから俺が降ろしてやるよ。」
(剛、雛の小さな体を軽々とお姫様抱っこする。)
雛「いや〜んっ!」
剛「えへへ……制服でエプロンに超ミニスカときたら、もうコレしかないよな。」
萌「雛ちゃん、パンツ丸見えよ。」
陸「俺は今回は萌ちゃん担当らしいので。」
(陸、萌を抱っこしようとするが、萌が逃げる。)
萌「やだあ!あたしは剛くんが良いのにぃ〜。(どうせムダな抵抗だけど……。)」
剛「俺?」
雛「萌ちゃん!(陸くん、まさか狼に?)」
萌「雛ちゃん。たぶんダメ……。」
(陸、あっという間に萌を捕まえ、萌の小さな体を前から担ぎ上げる。)
陸「この体格差だから楽勝だよ。イヒヒヒヒヒ……。」
萌「こんなの、あたしにとっては想定内だもん。」
剛「超セクシーな格好をする時点で俺たちの餌食になるに決まってんだろ。」
雛「あの〜、料理……まだ始まってもいないんだけど、あたしたちを抱っこしたままじゃ、いつまでたっても食べられないわよ。いいの?」
萌「それは、その通りだわ。」
陸「腹減ったな。先輩、どうします?」
剛「よし、今捕獲してる獲物を交換して、俺は萌ちゃん。陸は姉ちゃん。二人で食べてしまおうか?」
陸「???」
雛「(まさか…………?)」
萌「(え?……あたし襲われちゃうの?……ダメでもないけど……)」
雛「陸くん、お願い……やめて……。」
萌「剛くん、まだ今は早いかも……。」
剛「うひひひひ……あははは〜!本気にすんなよ。ジョークだよ。二人とも。可愛いなあ。」
陸「俺、何をするとも言ってないけど。雛ちゃん、何を怖がってるの?」
雛「陸くんはともかく、剛は、やりかねないと思ったの。」
陸「?」
0295キッチン2019/06/02(日) 22:53:18.05ID:XTDygE1D
剛「姉ちゃんの作ったオムライスは最高だ。」
陸「ウマイです。」
雛「でしょ?」
萌「あたしも作ったんだけど。」
剛「もちろん萌ちゃんも。」
雛「作るまでに時間が大幅にかかったけどね。エッチなエロ男たちのせいで。」
萌「そうそう。」
剛「あとで陸が姉ちゃんを食いたいって言ってたよ。」
雛「陸くんは言わないわ。そんなこと絶対。」
陸「???」
萌「中学生に変なコトそそのかさないでね。剛くん。」
剛「うまいなあ。オムライス。」
雛「剛ったら、ごまかした……。」
陸「萌ちゃんとか、俺たちと量が違うね。」
萌「あ、これね。陸くんたち男の子は体が大きいから沢山食べるでしょ。」
陸「うん、まあ。」
剛「姉ちゃん、おかわりある?」
雛「え。足りなかった?残念っ。もう無いわよ。」
剛「わかった。じゃあ俺、あとで萌ちゃん食べるからいいや。」
萌「いやーん😵💦」
陸「先輩、萌ちゃんを食べるって何ですか? 」
雛「まだ陸くんは知らなくて大丈夫よ。」
剛「いや、陸は意外と、わかってるさ。」
萌「今は情報社会だしね。」
陸「心配しなくても良いと思うよ。」
雛「なんで?」
陸「か弱い雛ちゃんを力でねじ伏せたりしないから。」
萌「いや、それは何回も経験済みでしょ。」
雛「たしかに。」
剛「食べるって言うと、もっとさ、アレなんだよな。」
萌「そうよ。女の子にとっては悲しいアレなの。」
陸「レイプだよね。」
剛「なんだ。やっぱ、わかってんじゃん。」
雛「😖陸くん…………どうせ剛が教えたんだ…………。」
萌「早く食べてしまいなさい。」
雛「え〜!萌ちゃんまで、なんてことを!」
萌「やだあ〜雛ちゃん。オムライスのことよ。」
0296リビング2019/06/02(日) 23:39:07.96ID:XTDygE1D
剛「4人でプロレスごっこでもしようか。」
雛「やだ。」
陸「あ、なんか楽しそう😃🎵」
萌「陸くんが嬉しそうだわ、雛ちゃん。」
雛「萌ちゃんもイヤでしょ?」
萌「ごっこでしょ?あくまで。ね、剛くん?」
剛「モチのロンだよ。うひひひひ……。」
雛「んもー、いやらしく笑ってるも〜ん!」
陸「ここは、やっぱり、タッグマッチですかね?」
萌「タッグマッチって?」
剛「たとえば、2対2とか。」
雛「なんかヒドくない?二人とも大男のくせに、か弱い女の子相手に余裕なんでしょ?あたしたち、適当に遊ばれるだけだわ。」
陸「男対女とは限らないし。」
萌「そうなの?」
剛「大男対チビ女とは誰も言ってないぞ。」
雛「その言い方………確かに……チビ女だけど……………😢」
陸「俺と雛ちゃんが組んで、先輩と萌ちゃんが組んだら?」
剛「姉ちゃんと萌ちゃんだったら、どっちが強いんだ?」
雛「あたしたち女の子は野蛮じゃないから戦ったこと無いもん。わかんないわよ。」
剛「誰が野蛮だって?」
雛「だって野蛮じゃん。」
剛「あっそ。(チビッコのくせに生意気な姉ちゃんだな。覚えてろよ。イヒヒ……。)」
萌「あたしと雛ちゃん、腕力とか同じくらいよ。」
陸「確かに二人とも超か弱い女の子だもんね。」
雛「でも、剛と陸くんは力の差が結構ありそうだわ。」
萌「うん。男の子の場合、高校生と中学生の差は大きいのよね。」
雛「だったら、あたしと陸くんが不利かも。」
陸「そうだよ。俺、先輩に絶対かなわないっすよ。」
剛「たかがプロレスごっこでよぉ、そんなに細かく考えなくていいんじゃね?」
陸「そうなんすか?」
萌「どうしすんの?」
雛「もうプロレスごっこなんてやめよ?」
0297リビング2019/06/03(月) 00:13:53.13ID:gJyaAew8
萌「あたしと剛くんが組むの?」
雛「え〜、萌ちゃん、やる気なの〜?」
萌「良いじゃん。陸くんは雛ちゃんのこと好きなんだし。」
雛「組み合わせのことじゃなくて……。」
剛「とりあえず決まりだな。俺と萌ちゃんが仲間。陸くんは姉ちゃんな。」
陸「ういっす。」
雛「あたしは萌ちゃんとプロレス?やったことないのに。」
萌「あたしも技なんか知らない。」
陸「先輩、タッグマッチだから、相手の二人のどっちを狙っても良いんですよね?」
剛「まあ、そうだね。試合は1人ずつだけどね。」
陸「じゃあ俺は、先輩には勝てないんで、勝てそうな萌ちゃん狙いにします。」
剛「勝てそうというより楽勝だな。」
萌「陸くんが?あたし狙い?」
雛「待って。あたしは?」
剛「姉ちゃんは俺が相手をしてやる。」
雛「なんで?こんなの結局、男対女じゃん…………剛のバカ😒💢💢」
0298リビング2019/06/03(月) 00:45:59.64ID:gJyaAew8
陸「萌ちゃん、おいで。どっからでも来ていいよ。」
萌「剛くんが、あたしのパートナーでしょ?」
剛「そだよ。」
萌「あたしが陸くんにヤられそうになったら剛くんが助けてくれるの?」
雛「え。ヤられそう?って言った?…………(レイプ?まさかね……。)」
剛「いや、俺は姉ちゃんを相手にするので忙しいから。」
雛「剛は男同士で陸くんと戦いなさいよ。」
剛「でも陸は最近マッチョになってきたからな。なかなか大変だし疲れそうだからさ。やっぱり超か弱くて超チビッコの姉ちゃんと楽しむしかねえだろ。」
陸「俺も軽々と持ち上げられる萌ちゃんが楽です。」
雛「萌ちゃん聞いた?何がプロレスごっこよ。体格差で遊びたいだけなのよ。」
萌「うわあ〜!さっそく来たあ〜!」
(陸、萌に近づき、至近距離で遥か上から小さな萌を見下ろしながら、萌の華奢な両肩をガッシリつかむ。)
剛「おっ!陸のハヤワザ!なかなかやるなあ。じゃあ俺も。」
雛「陸くんがパートナーでしょ?助けてえ〜!陸く〜ん!!」
陸「俺、獲物が目の前……いや目の下……遥か下にいるんで。」
萌「遥か……下って……(接近されたら大き過ぎて、怖いわ。)」
雛「タッグマッチとか何なの?関係ないの?」
剛「エヘヘヘ……😃⤴そうだよ。関係ないんだよ。姉ちゃん、さっき俺のこと、野蛮だとか言ってたな?」
雛「え?言ったかしら?知らないわよ。😵💦」
0299リビング2019/06/03(月) 00:56:48.18ID:gJyaAew8
(剛、雛にゆっくり近づく。雛、少し怯えながら後ずさりする。雛、壁に背中を付け、剛を見上げる。)
剛「チビッコのくせに、俺のことバカにすると、どうなるかわかってる?」
(軽く壁ドンをして、上から雛を見下ろす。)
雛「😢ゴメンなさい😭」
剛「姉ちゃん?泣いてんのか?」
(雛、下を向く。)
萌「雛ちゃん、大丈夫?」
陸「萌ちゃん、こっちはこっちで楽しむぞ。」
(陸、萌を軽々とリフトアップ!)
萌「ひえええ〜!」
0300リビング2019/06/03(月) 01:56:15.35ID:gJyaAew8
雛「泣いてなんか……。」
剛「(片膝を床に付け、雛の頭をナデて)ほら、顔を見せろや。」
雛「んもー、またぁ〜子供扱いするぅ〜!」
剛「あ、忘れてた!プロレスごっこするんだった!」
雛「永久に忘れてていいのに。」
剛「おい、雛!いつでもかかって来いや!可愛がってやるからよ!」
雛「可愛がるのがプロレスなの?
っていうか、今あたしのこと、雛って呼び捨てにしたわね?」
剛「一応、対戦相手だからさ。とりあえず俺の体を力一杯押してみろよ。」
雛「え?うん。わかったわ。んんんっと…………んもう!イジワル!」
剛「おチビちゃん、それで全力か?」
雛「ビクともしないわ……当たり前か。」
剛「俺、膝立ちしてるから無理だよ。」
雛「これがプロレスなの?」
剛「違うよ。何か技をかけていいよ。」
雛「技なんて知らないもん。」
剛「じゃあ、俺が。(雛の小さな体を抱き寄せ、強く抱き締める。)どうだ?」
雛「うぐっ……痛い……。」
萌「アレがプロレスの技なの?」
陸「違うと思う。」
萌「違うの?」
陸「ベアハッグでもないし、ただの抱き締めかな。俺も雛ちゃんを抱きたいな。」
萌「ふーん……。」
0301リビング2019/06/03(月) 02:16:27.68ID:gJyaAew8
萌「ところで陸くん、ベアハッグって何?」
陸「してほしいの?」
萌「ううん、そうじゃないの。プロレスの技なのかなあって。」
陸「雛ちゃんが先輩にされてるのがベアハッグだよ。萌ちゃんと俺とで身長差が大きいから、俺が萌ちゃんを持ち上げるけど良い?」
萌「それ痛い?」
陸「痛い。」
萌「なら、やだ。」
陸「でも、力ずくで、やっちゃう!おらよっと!」
萌「きゃああ!手加減してよぉ〜!」
陸「(雛ちゃんも良いけど、萌ちゃんの体も抱き心地が最高だあ。うひひひひ……。)」
0302帰り道 萌&陸2019/06/07(金) 01:43:29.49ID:8/0ii8n6
陸「今日の靴、かかと、あまり無いんだ。」
萌「そう。ぺちゃんこ靴。陸くんとの身長差、そのまんまね。」
陸「肩、細いね。(萌の細い肩を抱く)」
萌「あ。(陸を見上げて)いいわよ。我慢できないんでしょ?」
陸「そうなんだよね。エヘヘ。」
0303帰り道 萌&陸2019/06/09(日) 23:35:51.69ID:2FCuWdDO
(男Aが近づいてくる。)
陸「あ。ヤバっ。」
萌「どしたの?」
陸「俺の知り合いが。」
萌「え?あの人?」
陸「そう。」
A「よう、陸!」
陸「あ、はい。」
A「久しぶりだなあ。」
陸「そうですね。」
萌「陸くん、誰なの?」
陸「俺の友達のお兄さん。」
萌「はじめまして。こんにちは。」
A「お?なんだよ、お前。ちっちゃい子、連れてんじゃん。」
陸「はい、まあ。」
萌「(小声で)陸くん、あたし、ちょっと怖い……。」
A「おいおい、よく見たら可愛い顔してんなあ。キミは小学生か?何年生だ?5年くらいか?」
萌「あの……あたしは……。」
陸「この子は俺の妹です。」
A「ウソつけ!お前に妹なんか居ねえだろ。」
0304帰り道 萌&陸2019/06/09(日) 23:45:35.46ID:2FCuWdDO
萌「あたし、実は、陸くんよりも年上なの。」
A「マジかよ。まさか俺とタメか?」
陸「いや、それも、ちょっと違うっていうか……。」
A「うらやましいなあ。ちっちゃい先輩の女と、肩なんか抱きやがって。」
陸「でも、別に付き合ってないです。」
A「じゃあ、どういう関係だ?」
萌「共通の知り合いがいる、みたいな。」
陸「あ、そうそう。そうなんです。」
A「ふーん。」
0305帰り道 萌&陸2019/06/10(月) 00:12:28.07ID:Db3Xk9fg
A「あれ?(体を低くして、萌の顔を眺める。)化粧してんの?中学生のくせに?」
陸「化粧しますよ。(そりゃ、れっきとした大人の女子だから。)」
A「そうか。」
萌「あなた、背が高いのね?何センチなんですか?」
A「あ、俺?陸と同じくらいか?なあ、陸。」
陸「そうですね。」
萌「ところで、陸くんの先輩なんですか?」
A「おう。中3。」
萌「え?中学生なの?(だよね。そんな気がしたわ。)」
A「キミも俺と同い年なんだろ?それにしては背がまだアレだな。」
陸「萌ちゃん、どうする?言っていい?」
萌「何を?」
A「お?年上の女を、ちゃん付け、しかもタメ口かよ。」
陸「もう付き合いが長いんで。あ、付き合ってはないけど。」
萌「何を言うの?あたしの年齢のこと?」
陸「そう。」
A「年齢?いや、だから、陸の一個上だろ?違うのか?え?まさか年下?……っていうか、この体のサイズだと、普通は小学生だろ。」
陸「俺たちよりも年上の女性です。」
0306帰り道 萌&陸2019/06/10(月) 00:25:35.94ID:Db3Xk9fg
A「で?いくつなんだ?」
萌「身長?年齢?」
A「ま、両方だな。」
陸「143センチ。23歳。」
萌「あーんっ、なんで陸くんが言うの……。」陸「あ、ゴメン。自分では言いにくいと思ったから。」
A「は?まあ、身長は見た目でわかったけどよ。23歳だと?」
萌「そうよ。ちっちゃく悪かったわね。」
陸「知り合いで、もっと小さい子、知ってんだけど……。」
萌「し〜っ!ダメ!内緒よ!」
A「ん?何のことだ?」
萌「いえ、何でもないです。」
0307帰り道 萌&陸2019/06/10(月) 00:38:14.68ID:Db3Xk9fg
A「名前、萌って言ったっけ?」
萌「うん。あなたは?」
A「俺の事はいいよ。おい、陸、俺の命令に逆らえないよな?」
陸「え?何ですか?」
A「萌を俺に貸してくんない?」
萌「???」
陸「貸す?」
A「そうだよ。お前だって、この女の肩、抱いて歩いてたんだから、やってんだろ?」
陸「やってるって、何をですか?」
A「とにかく、俺に萌を貸せ!」
萌「陸くん……やだ。」
(萌、思わず、陸の大きな背中に隠れる。)
陸「萌ちゃん……。」
0308帰り道 萌&陸2019/06/10(月) 00:59:14.50ID:Db3Xk9fg
A「お?怯えてんの?陸の後ろに隠れちゃったよ。ちっちゃいから見えねえよ。」
萌「陸くん、怖い、助けて。」
陸「この子は貸せないっす。」
A「へえ。陸、年上の女をこの子呼ばわりか?40センチ以上も背が小さいチビッコ、たまんねえよな?それは俺も同じだ。だからよお〜、俺にも付き合わせろよ!」
陸「そう言われましても……。」
萌「あたし、ガラの悪い男の人は嫌い!もう、向こうに行って下さい!」
A「俺が遊んでやるから、ちょっと来いよ。」
萌「イヤよ!」
陸「(どうしよう……。殴ってきたら、どうしよう……。)」
萌「(小声で)陸くん、剛くんに助けに来てもらう?」
陸「💡……それだ。(萌ちゃんと手をとって、逃げても、萌ちゃんの足だと、こいつに追い付かれるしなあ……。)」
A「まあ、いいや。また今度にするぜ。じゃあな!」
萌「あ、行ったみたい。助かったわ。」
陸「焦ったあ。」
萌「か弱い女の子が一緒だと大変よね?ごめんね。」
陸「うん。」
0309帰り道 萌&陸2019/06/10(月) 01:45:39.16ID:Db3Xk9fg
萌「中学生に頼むのもチョット情けないと思うけど、あたしを家まで送ってくれない?」
陸「うん。いいよ。さっきのヤツにまた会うかもしれないからね。」
萌「昼間だけど、怖いから。」
陸「俺が一緒なら安心する?」
萌「うん。体も大きいし力も強いし。」
陸「でも実際、アイツに勝てる自信ない。」
萌「そうなの?」
陸「俺より年上だし。」
萌「へえ〜、上級生には力で勝てないの?」
陸「相手が女子なら勝てるよ。」
萌「当たり前でしょ(笑)。」
0310雛&剛2019/06/10(月) 02:02:58.76ID:Db3Xk9fg
剛「姉ちゃん。あ!😆💕」
雛「ひゃっ!ノックもしないで入って来ないでよ!」
剛「けっこうオッパイあるじゃん。」
雛「やだもう〜!着替えの途中を狙ってたわね?何の用?」
剛「何の用って、冷たい言い方すんなよ。妬いてのか?」
雛「誰が誰に?」
剛「姉ちゃんが俺に。」
雛「なんで?」
剛「俺が萌ちゃんをアレだから。」
雛「あなたは弟でしょ?弟に嫉妬してどうすんの?」
剛「今まで通りで、いいんだよな?」
雛「何が?ワケわかんないコト言わないで早く出てってよ。今まだ、ブラを付けてないんだから。」
剛「ノーブラでもいいよ。」
雛「あなたが決めないでよ!」
剛「着替え、手伝おうか?」
雛「うるさい!早く出て!」
剛「下は超ミニスカを希望する。」
雛「エッチね。でも、そのつもりよ。剛の好みは関係ないの。ファッションとして好きだからミニスカートよ。」
剛「やったね。」
0311雛の部屋2019/06/10(月) 02:17:48.92ID:Db3Xk9fg
雛「きゃっ!」
剛「ヘヘヘ、姉ちゃん今日も軽いな。」
雛「いつもいつもホント、好きなのね。」
剛「つい抱きたくなるのさ。」
雛「あたしのパンツを鏡に映してるわよね?わかってるんだから。」
剛「だって姉ちゃんの部屋なら全身うつす大きい鏡があるからね。」
雛「はいはい、そうですか。」
0312雛の部屋2019/06/10(月) 02:41:30.04ID:Db3Xk9fg
剛「萌ちゃんと陸は一緒に帰ったのか?」
雛「そうよ。え?何を気にしてんの?」
剛「陸も小さい女に興奮するタイプたわからな。」
雛「陸くんは、あたしが好きみたいだから、変なコトには、ならないでしょ。」
剛「道の途中で男に襲われたりして。」
雛「陸くんがいるから大丈夫よ。」
剛「いや、男が二人だったら?」
雛「うっ……。それって、ヤバい?」
剛「もし、そうなったらマズイ。まず男二人で陸を攻撃する。その間、女の萌ちゃんは非力だから何も出来ない。」
雛「やばっ!」
剛「男の陸を先に潰した後で、ゆっくりと、か弱い萌ちゃんを……。」
雛「いやーっ!やめて〜!悲しいコト言わないでえ〜!やだあ!もう!剛ったらっ!ひどいわ。萌ちゃん、かわいそう……。」
剛「そんな襲う男なんか、めったにいないさ。」
雛「めったに?……じゃあ、いるかもしれないの?……まあ、気にしてたらキリがないわ。」
剛「ま、何もないさ。」
0313萌の部屋2019/06/10(月) 06:34:16.85ID:Db3Xk9fg
萌「わざわざ部屋まで送ってくれてありがとう。」
陸「うん。」
萌「上がってく?」
陸「いいの?(ラッキー😆💕おチビちゃんとイチャイチャできるかも。うひひひ。)」
萌「陸くん嬉しそう。」
陸「え?そんなこと……あるよっ!」
萌「なんか飲む?」
陸「萌ちゃんはビールなんだ。」
萌「ちょっと怖いことあったしね。」
陸「俺もビール。」
萌「バカっ!未成年でしょ。」
陸「萌ちゃんも子供じゃん。見た目が。」
萌「だまれ。何がいい?コーラでいいわね?」
陸「コーラで。」
萌「(おもいっきり振っとこ。)はい!コーラよ。」
陸「うん、見たらわかる。コーラって。」
萌「うふふ🎵」
陸「うわっ!こぼれた!何これ!」
萌「あっはははは……。タオル持ってきてあげる。ちょっと待ってて。」
陸「どうせ、萌ちゃんが仕組んだんだろ?」
萌「(このくらい許してもらわないとね。いつも遊ばれてばっかりだから。)」
陸「(あのチビ、また少し可愛がってやろうかな。しょうがねえなあ、まったく。イヒヒヒヒヒ……)」
萌「はい陸くん、これで顔とか拭いて。」
陸「はいよ。(ひととおり拭いてから)うおおおりゃああ!」
萌「きゃあああっ!」
陸「(おしりペンペン)えっへへへ(^-^)」
萌「いやーん_(^^;)ゞ」
陸「今日も短いスカートだ!パンツまる見えだよ!」
萌「いやん。なんかコーラ臭い。」
陸「萌ちゃんのベッドどこ?」
萌「なに?あたしを運ぶの?」
陸「あそこか。投げたろ。」
萌「やだー!優しくしてぇ!コーラのこと怒ってるのね?ゴメンなさい😢💨💨」
陸「わかった。その代わりキスしていい?」
(陸、萌を降ろして、小さな萌の上から覆い被さるように。)
萌「あっ……んんん……」
0314萌の部屋2019/06/10(月) 09:52:46.00ID:Db3Xk9fg
陸「萌ちゃん、一生懸命に抵抗していいんだよ。」
萌「また、そんなイジワル言うんだからあ。もう、暗くなる前に帰んなさい。」
陸「萌ちゃん、送ってくれる?」
萌「あたしが陸くんに送ってもらった意味は?」
陸「わかった、わかった。いろいろ気を付けろよ。じゃ、またな。」
萌「その言い方。完全に年下の子に話す口振りね。まあ、しょうがないわね。バイバイ。」
0315雛の部屋2019/06/10(月) 10:20:05.46ID:Db3Xk9fg
剛「(雛の部屋を覗き込んで)なあ姉ちゃん。たまには一緒に寝ないか?」
雛「笑わせるんじゃないわよ。」
剛「笑ってないじゃん。」
雛「あははははははは。」
剛「昔は子守唄とか歌ってくれたよな?」
雛「それは子供の時の話。」
剛「姉ちゃん、とりあえず一回、立って。」
雛「(立ち上がる)はい。何?」
剛「(雛に接近して)なあ、姉ちゃん。一緒に寝よう?」
雛「そうやって、あたしのこと、上から見下ろして、威嚇でもしてるつもりかしら?そんなことしてもダメよ。」
剛「優しくするからさ。いいだろ?」
雛「んもう!怖いっ!やだよおー!」
剛「なんでだよ?」
雛「体格差が有りすぎて、剛に上に乗られたら、潰されちゃうわよ!」
剛「じゃ、試して見ようぜ!」
(雛は危険を察知して逃げようとするが、雛の抵抗むなしく、剛は、いとも簡単に雛の小さな体をヒョイと抱き上げる。)
雛「きゃっ!」
剛「ほらよっと!おチビちゃんを簡単に捕まえちゃった!」
雛「やだも〜!」
剛「少しくらい遊ぼうぜ!」
雛「何するのぉ〜?」
剛「まず、姉ちゃんのベッドかな。30キロちょっとの小さい体、軽すぎだよ。投げたくなるね。」
雛「投げるなんてヒドいわ!」
剛「ふとんの上だから痛くねえだろ。おりゃあ〜!」
雛「ひゃっ!やだ〜、剛ったら乱暴ね。」
0316雛の部屋2019/06/10(月) 10:29:23.58ID:Db3Xk9fg
(剛、雛の上に馬乗りになる。)
雛「😭💦💦」
剛「お?もう泣いてんの?早くね?」
雛「だって怖かったんだもん。」
剛「おお、いいねえ。萌えるなあ。萌ちゃんじゃないけど。」
雛「萌ちゃんは関係ない!」
剛「俺から逃げてみる?」
雛「あたしなんて、剛から見たら子供レベルなんでしょ?絶対ムリなんだから。力が違い過ぎて笑っちゃうわ。😢⤵⤵」
剛「いや。笑うどころか泣いてるし。」
雛「バカ……。」
0317雛の部屋2019/06/10(月) 10:41:51.67ID:Db3Xk9fg
剛「姉ちゃん、どこか揉んでほしい?」
雛「揉むって言ったら胸に決まっ……。」
剛「(モミモミ)」
雛「いやんっ!許可してないっ!ホントにもー、天下無敵のエロ男ねっ。」
剛「他に何かしてほしいコトは?」
雛「早く自分の部屋へ戻って。お願い。自然に涙が出てくるの。」
剛「やっぱ、可愛いよなあ、姉ちゃんは。」
雛「知ってる。」
剛「ちっちゃくて超か弱い姉ちゃんに泣かれると、弱い者イジメしてるみたいだな。」
雛「みたいじゃなくて、そうなんだけど!」
0318雛の部屋2019/06/12(水) 20:08:47.21ID:UgvMhs2S
雛「ねえ、あたしのベッドにいつまで居るの?」
剛「もう少しだけ俺に抱かれろ。」
雛「後ろからガッシリ捕まえられたら全然ムリ。動くこともできないわ。」
剛「イヤなら逃げてもいいんだよ。」
雛「イヤよ。イヤだけど、剛が逃げさせてくれないだけだわ。力が違い過ぎよ。」
剛「姉ちゃんが逃げるというより、俺が自分とこへ戻ればいいんだね?」
雛「そう!あたしのベッドじゃ狭いでしょ。」
剛「じゃあ、俺のベッドに来いよ。」
雛「やだ。無理やり連れてくの?」
剛「それはまた今度。」
雛「😢💦」
0319雛&剛2019/06/14(金) 01:42:51.80ID:CnlbADjI
雛「今日は休みだからツインテールにしてみたの。どう?」
剛「まあまあ可愛いんじゃね?」
雛「ちょっと子供っぼい?」
剛「ますます。」
雛「髪おろしてるとラーメン食べる時とか邪魔だし。」
剛「昼、ラーメン🍜🍥?」
雛「そう。」
剛「へえー、ツインテールなんだ。こんな感じかあ。」
雛「こらこら、ヒトの髪で遊ぶな。」
剛「2つの塊、握りたくなるじゃん。」
雛「あまり強く引っ張ったら痛いわ。」
剛「ちょうど良い高さにテールがあるもんで。」
雛「テール言うな。」
剛「しっぽ。」
雛「ツインテールが気に入ってくれたなら、今度、ポニーテールを見せてあげるわね。」
剛「でも俺は、どちらかと言えば、アシかな。生足!」
雛「あ〜、美脚ね。そんなことより、ラーメン食べましょ。」
剛「本当は、その超ミニスカと生足に夢中になるトコロだけど、ラーメンが伸びるから、食った後にするよ。」
雛「え?後で何よ?」
0320夜道2019/06/14(金) 01:59:36.93ID:CnlbADjI
萌「(あの制服姿の男の子、この前の……。)」
A「(あれ?あ、この前のチビ女だ。)」
萌「(怖いから別の道に変えよう。)」
A「おいおい、逃げなくてもいいだろ。」
萌「……。」
A「せっかく会ったのに冷たいなあ。」
萌「あたし、急ぐから。」
A「(萌の肩を抱いて)待てよ。」
萌「イヤです。人を呼びますよ。」
A「俺に丁寧な言葉使うんだな。キミは歳はいくつだっけ?」
萌「23です。」
A「俺は15。八個も年上なんだ。」
萌「中学生は早く帰った方がいいわよ。」
A「キミこそ小さい身体で襲われたら大変だよ。」
萌「あ!お巡りさん!」
A「え?あ、俺、帰る。またな。おチビちゃん。」
萌「おチビちゃん、だなんて。でも助かったわ。たまにはウソも良いわね。えへっ👅」
0321夜道2019/06/14(金) 02:43:20.90ID:CnlbADjI
萌「人が居ない道にきちゃったわ。早く帰らないと。」
………………
A「おいこらっ!」
萌「きゃっ!離して!」
A「オマワリいないじゃねえか!俺にウソついたな?」
萌「いや、あの……それは……。」
A「さあ、どうしようかな?」
萌「あたし、帰りたいので、お願い。許して下さい。」
A「ちょっとだけでいいよ。俺と遊ぼうよ。」
萌「やめて下さい!」
A「おらおら、どうした。短いスカートで俺を誘惑してんだろ?」
萌「8歳も年下の男の子を誘惑なんかしないわよ。」
A「ちっちゃい身体で大男の俺から逃げようたって完全に無理じゃね?いひひひひ……。」
萌「いやーん😢⤵⤵……陸くん……剛くん…………。」
A「誰も助けに来ねえよ。」
(身長180センチ超えの中学生Aは、143センチの小さな萌を軽々と抱えて公園へ連れ込む。そこに別の大男がいた。)
萌「あ、剛くん……。」
剛「あれ?萌ちゃん?」
A「!!!(この男、デカいな。)」
萌「助けて。」
剛「おまえ!何やってんだ?」
A「いや、別に。」
(萌、剛の後ろに逃げる。)
剛「萌ちゃん、こいつ、知り合い?」
萌「陸くんの知り合いみたい。」
A「あ、俺、帰ります!すみませんでした!」
(Aが走って行く。
剛「あいつ、萌ちゃんを抱き上げてたけど?」
萌「たまたま会っちゃって。それで、逃げられなくて。」
剛「要するに、襲われたんだ。」
萌「うん。」
剛「とりあえず、家まで送るよ。」
萌「ありがとう。やっぱり剛くん優しいわ。さすが雛ちゃんの弟さんね。」
剛「姉ちゃんの弟で何がサスガなのか意味がイマイチだ。」
0322萌&剛2019/06/14(金) 05:58:18.47ID:CnlbADjI
萌「本来なら高校生に早く帰れと言うべきトコロなのよね。」
剛「こんな小さな女の子を1人にするわけにはいかないっしょ。」
萌「女の子と言っても、もう23歳なんだけどね。」
剛「ちっちゃい女の子には変わりねえよ。」
萌「守ってくれるの?」
剛「もちろん。実際、中学生に襲われたんだろ?」
萌「うん。あたしより40センチ近く大きい中学生だったの。もう普通に男の人の腕力。だから捕まったら無理。怖かった。」
剛「俺が居なかったらガチで危なかったやつ?」
萌「剛くんのおかげで、されなくて済んだかも。」
剛「レイプを?」
萌「やだ、はっきり言わないで。女の子は怖いんだから、そういうの。」
剛「俺も出来るよ。ちなみに。」
萌「……」
萌「今日は……ここでいいわ。送ってくれてありがとね。」
剛「男の役割として、きちんとベッドまで送るよ。」
萌「いや、そんな役割ない。じゃあまたね。バイバーイ!」
剛「おう!」
0323雛&剛2019/06/14(金) 06:43:40.89ID:CnlbADjI
剛「萌ちゃんが襲われたらしいよ。」
雛「え?誰に?」
剛「睡魔に。」
雛「なーんだ。ビックリしたあ。」
剛「うそ。男に。」
雛「え?男?ウソ!ホントに?誰に?いつ?どこまで?」
剛「今日。ただ相手は中学生らしい。」
雛「あー、なーんだ。中学生なの。」
剛「いや、中学生と言っても、180センチ以上はある大きいやつ。」
雛「やだあー、萌ちゃん、かわいそう。そんな体格差があったら、完全にヤられちゃうわ。それで?レイプされたの?」
剛「いや、俺が助けた。軽々と持ち上げられてて、ピンチだったけどな。」
雛「剛が助けてくれたの?」
剛「そう。だから、レイプはされてない。と思う。」
雛「あ、そうなのね。良かったあ〜!ありがとう!剛!」
剛「で、萌ちゃんの部屋のベッドまで送ろうと言ったら、警戒されて断られて、家の手前で別れたよ。」
雛「あんた、バカなの?」
剛「バカとはなんだ?」
雛「ベッドまでって何?玄関までにしときなさいよ。」
剛「あいよっ!」
0324バスト2019/06/18(火) 08:52:57.11ID:iBqjkj5B
雛「あたしって子供みたいな身長でしょ?」
剛「おう、たっての138センチな。」
雛「だから、大人の女性に見られないから襲われにくいと思わない?」
剛「いや、そんなことない。まず、胸のふくらみが意外と目立つよ。」
雛「そうなの?剛、あたしのバスト、測って。この巻き尺で。」
剛「ん?用意がいいな。」
雛「うふっ。」
剛「姉ちゃん、ちっちゃ過ぎるよ。」
雛「え?バストが?」
剛「いや、背が。届かねえ。俺より60センチも低い姉ちゃんが。」
雛「違うわ。あたし138センチで剛は197センチだから、59センチ差よ。」
剛「そんな1センチくらい、どうでもいいだろ。」
雛「どうでもよくないわ。大台はイヤ。」
剛「大台?まあ、とにかく、お互いにたったままだと無理だから、俺だけソファーにすわるから。アソコはたったままだけどな。」
雛「アソコ?」
剛「見る?」
雛「バカ。はい、巻き尺。よろしく。」
剛「さ、脱いで。」
雛「服の上からじゃダメなの?」
剛「測ってって頼んだの、姉ちゃんだよ。正確に測らないとな。ほらほら。」
雛「わかったわよ。」
剛「紫のブラジャーなんか珍しくね?」
雛「なんで珍しいって知ってるの?」
剛「さっさと腕を上げて。」
雛「あたしの質問は無視か。」
剛「70センチだ。」
雛「うっそー?そんなわけないわ!」
剛「うそ。73センチだよ。これはマジ。」
雛「なるほどね。……で、なんで剛が上半身ハダカになるの?」
剛「俺の胸囲120センチだから。」
雛「は?あたしより47センチも大きいの?」
剛「ついでに俺も測ってくれ。」
雛「さっき120センチって言ったでしょ?」
剛「(突然、雛の細い身体を抱きしめる。)ほらよっ!」
雛「あーんっ。剛ったら……。」
剛「か細い身体、たまんねえ!」
雛「心の声が聞こえてるわよ。」
剛「姉ちゃんも逞しい俺を抱きしめてるんだよ。」
雛「でも、剛の背中が広すぎて、あたしの両手が繋げないの。」
剛「うひょ。」
0325抱きしめ2019/06/18(火) 09:36:24.07ID:iBqjkj5B
雛「姉と弟で抱きしめあうって、しかもお互いにハダカで。どうなのかしら。」
剛「姉ちゃんはブラジャーしてんじゃん。」
雛「それは女子だから。」
剛「不公平だ。」
雛「不公平は違うでしょ。」
剛「(ホックは前かな後ろかな……あ、後ろだな。外したろ。えへへへ……。)」
雛「‼」
剛「(引っ張ったら抜けるかな……。)」
雛「こらっ!何してるの!」
剛「おとなしくしてろ。」
雛「んも〜、こわ〜い!」
剛「抱きしめてる間は、姉ちゃんのオッパイ、俺に見えないから。」
雛「ブラジャーはどこ?」
剛「向こうに投げた。」
雛「えーーーーーーっ!」
剛「抱きしめるの、飽きたなあ。」
雛「やだあー!離さないで!剛に見られちゃう!」
剛「お?離さないでってか?嬉しいねえ。ちっちゃい姉ちゃんを満喫できるんだあ。いひひひひ……。」
雛「ねえ。剛さま……。」
剛「なんだ?」
雛「お願いっ……。ブラジャーだけは着けさせてくれないかなあ?」
剛「ブラジャーが向こうにあるし。遠いし。届かないし。」
雛「わかってるわよ。本当は剛が持ってること。」
剛「あ。バレてたか。」
雛「やっぱり図星だったわ。」
剛「あ、このやろっ!ホントに投げるぞ。」
雛「やだ。優しい剛さまっ!ね、お願いっ。ブラジャーを渡してちょうだい!」
剛「俺が着けてあげよう。」
雛「ダメよ。絶対に見られちゃう。確実に見るわ。剛なら。」
剛「この状況、わかってるかな?俺の意思で姉ちゃんを自由に操れるんだよ?」
雛「(泣いちゃおうかな……。)」
剛「(姉ちゃん、泣くかもな……。)」
剛「ほれ、取れよ。」
雛「あ、ありがと。目を閉じてから、あたしを離して。」
剛「見たらダメ?」
雛「あたし、泣くわよ。」
剛「それはそれで、抱きしめたくなるけど。」
雛「言う通りにして!」
剛「はいはい。」
0326雛の髪型2019/06/21(金) 00:51:30.44ID:J8wkB1nW
雛「今日はポニーテールよ🎶」
剛「おお、これか。」
雛「しっぽ、つかんでる?」
剛「こんなんだ。へえー。」
雛「ひっぱるな。」
剛「じゃ、これで。」
雛「重たーい。頭に肘を乗せないで。」
剛「ならば。」
雛「結局、頭ナデナテか。」
0327雛&陸2019/06/21(金) 01:27:21.15ID:J8wkB1nW
陸「せっかく会ったから俺んちに寄ってかない?」
雛「ご家族がいらっしゃるんでしょ?」
陸「あ、いらっしゃらないです。」
雛「そこは敬語は使わないの。普通に、居ないでいいのよ。」
陸「俺、習ってないから。」
雛「ううん、中学生だから習ってるはずよ。」
陸「さすが大人の女だね。」
雛「大人の女、というのも引っかかるわね。大人の女性っていいなさい。」
陸「雛ちゃん、先生みたいだな。小さいくせに。」
雛「小さい、は余計よ。」
陸「あっそ。(そんな遥か下から見上げられて怒られても怖くないぜ。えへへ……。)」
雛「なによ。ニヤニヤしちゃって。」
陸「あ、それで何の話だっけ?」
雛「ああ、そうそう。陸くん、お家に誰も居ないの?」
陸「そう。だから大丈夫。おいで。」
雛「(陸くんだけなのね……中学生とは言っても、腕力の強い男の人と二人っきり…………どうしよう?)」
陸「(こんなに小さくて超か弱い女だもんな。俺のこと怖くて警戒してるのかな。)」
雛「どうしようかしら……?」
陸「俺、何もしないから。ね?」
雛「ホントに?」
陸「俺、中学生だよ。まだ子供だし。(このチビをなんとか捕獲してえなあ。)」
雛「陸くん、身体は立派な大人だわ。」
陸「(雛の肩をガッシリと抱いて)俺の家、ここから近いから。」
雛「え?あ……そうなの……もうっ……強引ね。」
陸「(こんなチビ女、とりあえず家の中に入れてしまえば、もうこっちのモノだぜ。あと少し頑張ろうっと。うひひひひ……。)」
0328雛&陸とA2019/06/21(金) 01:59:35.40ID:J8wkB1nW
A「よう、陸!」
陸「!!!」
雛「???」
A「あれ?お前、また違う子と一緒じゃねえか?」
雛「違う子?」
陸「あ、いや……。」
雛「ねえ、陸くん、この人、誰?」
陸「ちょっとした知り合い。」
A「なあ陸。お前、子供が好きなんか?まあ、この前の女は年上だったけどよ。こいつは小学生だよな。お前はロリコンか?」
陸「いや、この人も大人なので。」
A「なに〜?大人だと?」
雛「陸くん、この前の子って?」
陸「うん、萌ちゃんのこと。」
雛「なるけどね。」
A「おい、陸!今度こそ、このチビを俺に貸せよ!」
陸「うっ!……いや、それは……。」
雛「あたしのこと、知らない人にチビって言われる筋合いは無いわ!」
A「なんだと?お前は身長いくつだ?この前の女より低いんじゃね?」
雛「なんで教えなきゃいけないのよ!」
陸「138センチです。」
雛「へ?……陸くん……うそ……言いやがったわ……。」
A「なーにィ〜!138だあ?こりゃあ、ちっちゃいな!ま、そうだろな。へえー。よっしゃあ!俺が持って帰るぜ!陸、いいよな?」
陸「俺が先です。」
雛「先?なにそれ?んも〜😞」
A「わかった。陸の次で。」
雛「わからないで〜。あたしは物じゃないわ。」
陸「あの〜、この人のお兄さんが197センチのマッチョなんで、止めといた方が……。」
A「あっ!……あいつか!……もういいや。」
雛「ああ、良かった。行ったわ。」
陸「剛先輩の効果絶大だなあ。」
雛「そうね。でも、あの人、どうして剛のこと知ってたんでしょ?」
陸「ま、それは萌ちゃんから聞いて。」
雛「???」
0329陸の家2019/06/21(金) 02:33:47.14ID:J8wkB1nW
陸「さあ、入って。」
雛「お邪魔しま〜す。」
陸「はい、どうぞどうぞ。」
雛「さっきね、あたし、本当は凄く怖かったの。陸くんが居てくれたから少しは安心できたわ。ありがとう。」
陸「雛ちゃん1人だったら大変だな。あんなデカいヤツに捕まったら絶対逃げられないからな。」
雛「うん。でも、陸くんの方が大きいかも。」
陸「まあね。確かに。俺が捕まえても同じだけどね。うおーりゃあ〜!!」
雛「きゃっ!いやーん!何もしないって言ったのにぃ〜!!」
陸「おチビちゃんが目の前に居るのに我慢できると思う?」
雛「でもね。お姫様抱っこは好きかも。」
陸「だろ?」
雛「あ!あたしったら、ハイヒール履いたままだったわ。」
陸「マジで?何してんだよ?土足はダメだよ。」
雛「わかってるわよ。でも、陸くんに急に無理やり抱っこされたからだわ。」
陸「あ、そうか。」
0330陸の家2019/06/21(金) 09:52:08.80ID:J8wkB1nW
陸「降ろすから早く靴脱いで。」
雛「そんなに慌てなくても。」
陸「あはっ、雛ちゃん、靴を脱いだら、更にちっちゃくなったね。」
雛「陸くんが大きいコトに変わりは無いわ。」
陸「ところで雛ちゃん、お楽しみの前に何か作って。」
雛「え?お食事?」
陸「腹減ったー。」
雛「そっか用意されてないのね。」
陸「何でもいいや。」
雛「何でもいいが一番困るんだけど。冷蔵庫を見てみるね。」
陸「冷蔵庫のドア開けられる?」
雛「そんなに非力じゃない!」
陸「いろいろ届かないよね。」
雛「あ、それはどうも心配してくれて、ありがとさん。ばかっ……。あー、そうね……野菜炒めなら出来るかしら。ご飯は?」
陸「残ってる。」
雛「あっ……」
陸「何を一生懸命に背伸びしてんの?」
雛「あたしをバカにしてる?」
陸「どうせ届かないんだろ?」
雛「お鍋が……。お願いっ。」
陸「おチビちゃんは仕方ねえなあ。」
雛「おチビちゃんって言わないで。」
陸「あとは?」
雛「それはそうと、さっき、気になるコトを陸くんが言ったの。」
陸「何のコト?」
雛「お楽しみって、なあに?」
陸「うひょひょひょ………。」
雛「笑い方、キモチわるっ。」
陸「うわっ、このやろっ。(俺のことをキモチ悪いだと?後で待ってろよ。その小学生並みの超ちっちゃい身体を圧倒的な体格差にモノを言わせて、思い切り可愛がってやるぜ。)イッヒヒヒ……。」
雛「何を笑ってるの?すぐ出来るから待っててね。」
陸「可愛いな、雛ちゃん。(この小さな後ろ姿、綺麗な生足、たまんないや。身体、触りまくるぞっ!)」
雛「そりゃ、そうでしょ。あたし、138センチで30キロちょっとの小柄な女ですもの。うふふふふっ。」
陸「(なんだよ。興奮させんなよ。)」
0331陸の家2019/06/24(月) 18:18:24.39ID:tDhPvNMg
陸「片付けはしなくて大丈夫だから。」
雛「あ、そうなの?」
陸「それより早くこっちにおいで。」
雛「どうしたの?お台所を先にキレイにしとかないと。」
陸「じゃあ、終わったらすぐね。」
雛「っていうか、ここキミの家だから。」
陸「だからだよ。俺が後でやっとくら。」
雛「そんなこと言って、どうせ後でお母さまがやることになるんじゃないの?」
陸「えへへ。」
雛「えへへ、じゃなくて。」
陸「さあ、そろそろ雛ちゃんを運ぼうかな。」
雛「え?なに?(うわっ、こっち来る。)」
(陸、雛に接近して、雛を見下ろす。)
陸「雛ちゃん遊ぼうよ。」
雛「遊ぶって何を?」
陸「おらよっと!」
雛「きゃっ!」
陸「お姫様抱っこは好きだったろ?」
雛「うん。でも、陸くんが単に抱っこしたいだけでしょ?」
陸「あったりぃ〜!」
雛「ねえ、どこ行くの?」
陸「俺の部屋だよ。」
雛「え?」
陸「こりゃあ、雛ちゃんが軽すぎて、ベッドに投げちゃいそうだよ。」
雛「やだあ〜!乱暴はやめて!」
陸「布団の上だから痛くないよ。」
雛「そうか、ならいいわ。じゃない、そういうコトじゃ……きゃっ!」
陸「いひひひひ……ホント、ちっちゃいカラダだなあ、雛ちゃんは!大好きだよ!」
雛「陸くん……だめ……。それって告白?」
陸「俺が大男だから怖い?」
雛「うん。……正直、怖いわ。」
陸「どうして?」
雛「どうしてって……当たり前だわ。あたし、見ての通り、か弱い女の子だし、陸くんには力で全然かなわないわ。」
陸「抵抗してもいいんだよ。」
雛「これでも全力なの。」
陸「軽く押さえてるだけだよ。」
雛「やだ。もっと手加減して。」
陸「うわっ、たまんねえ!」
雛「そんな太い腕で押さえつけられたら、全然あたし動けないわ。もしかして、体格差フェチなのね。」
陸「あれ、知らなかった?」
0332陸の家2019/06/24(月) 18:57:47.32ID:tDhPvNMg
陸「どっちが子供で、どっちが大人か、わかんないな。(雛を抱きしめ、キスをする)」
雛「あ……んんん…………」
陸「これくらいは良いよね?」
雛「やった後で聞いても……。」
陸「好きなのは本当だよ。」
雛「せめて陸くんがもっと大人にならなきゃ。身体は大人の男だけどね。」
陸「俺は、雛ちゃんが子供でも良いけどな。」
雛「ちっちゃいけど、これでもオトナよ。あ、カラダが子供ってこと?あたし、バスト、ある方だと思うんだけど。」
陸「そだね。肩幅は狭いけど、あるかも。うん。これは、揉むしかないな。(モミモミ……)」
雛「ひゃあああ……。(陸の大きな手を掴んで離そうとする)」
陸「そんな小さい手で離そうたって無駄だよ。」
雛「か弱い女の子相手に遊んでるわね。」
陸「そう。だから、さっき、雛ちゃんを運ぶ前に、遊ぼうよって言ったじゃん。」
雛「あ、そう言えば、あたしを運ぼう、とかも言ってたわ。その言葉で予想できたわ。陸くんは、きっと、あたしを持ち上げてベッドに運ぶんだわって。」
陸「それから?」
雛「それで、体格差を利用して子供扱いされるの。その通りだったわ。って言うか、ぶっちゃけ、陸くんの家に誘われた時点で覚悟してたわ。いつも弟に遊ばれてるから慣れてるの。」
陸「剛先輩は、俺より腕力があるから、かなり手加減しないと、こんな超か弱い姉貴なんか、すぐ泣かしてしまうよ。」
雛「んも〜、姉の威厳はどこへやら。完全にナメられてるわ。」
陸「正直、俺も。」
雛「あっそ。」
0333陸の家2019/06/24(月) 19:24:02.12ID:tDhPvNMg
雛「そろそろ帰らなきゃ。」
陸「あ、そうですね。」
雛「なあに?珍しく敬語。」
陸「いつも僕と仲良くしてくれて嬉しいです。ありがとうございます。」
雛「あたしを押さえつけた状態で言われても。」
陸「あ、ごめんなさい。」
雛「どうしたの?僕って言ったり。」
陸「一応、目上の女性なので。」
雛「怪しいわ。な〜んか魂胆がありそう。」
陸「1人で帰れます?送りましょうか?」
雛「まだ外が明るいから大丈夫よ。ご両親が戻って来るんでしょ?」
陸「はい。」
雛「うん。1人で大丈夫よ。でも、陸くんの敬語が気持ち悪いわ。いつもタメ口なのに。」
陸「それは……。」
雛「はは〜ん、わかったわ。あたしに嫌われたくないのね?」
陸「え、、、、んと……」
雛「図星ね。」
陸「体格差にモノを言わせて、非力な雛さんを力でねじ伏せる遊びで楽しみ過ぎたので。」
雛「あらま。……。凄くストレートな表現……。でも、あたしのこと、雛さん?ま、そこは、ちゃん付けでいいわよ。」
陸「わかった。そうする。」
雛「あらっ!急に元通り、タメ口。」
陸「でも、言葉はウソじゃないから。」
雛「わかってる。じゃあね。」
陸「バイバイ。」
0334雛&萌2019/06/24(月) 19:43:50.40ID:tDhPvNMg
雛「あたし、陸くんの家に誘われて行っちゃったの。」
萌「お家にご家族は?」
雛「その時は陸くんだけ。」
萌「うわっ!男と女が二人っきりじゃん!」
雛「そうなの。」
萌「何もなかったとは言わせないわよ。」
雛「相手は中学生よ。」
萌「いや、身体と腕力は完全に男よ。襲われたらどうすんの?あ、もしかして、レイプされた?」
雛「もっ!萌ちゃん!それは無い!さすがにレイプは無いわ。」
萌「え、無いの?ま、それは、とりあえず良かったわね。まあ、陸くんがソノ気になれば、雛ちゃんなんか簡単でしょ。」
雛「でも、ある程度は遊ばれるかもって、あたしも最初から覚悟してたわよ。陸くん、ちっちゃい女の子が好きだし、身長差とか体格差とかのフェチみたいだから。」
萌「確かに。」
雛「あと、陸くんったら、途中で敬語で話してきたのよ。」
萌「それが普通なんだけどね。」
雛「ちょっと調子が狂いそうだったわ。」
萌「狂っては無いんだ。」
雛「仲良くしてくれて有り難うとか言われた。」
萌「へえ〜!それは意外だわ。あたしも剛くんに感謝された〜い!」
雛「言っとく。」
萌「サンクス。」
0335剛&陸2019/06/24(月) 22:56:01.27ID:tDhPvNMg
陸「この前、雛ちゃんを家に呼んだんですよ。ちょうど親が居ない時だったんで。」
剛「おっ、なかなか積極的だな。で?姉ちゃんを誘って、すんなりOKしてくれたんだ。」
陸「はい。あ、先輩は雛ちゃんからは聞いてないんですね?」
剛「おう。何も。」
陸「まあ、雛ちゃんは、いろいろ覚悟してたみたいです。」
剛「ほほう〜、覚悟か。で?襲った?」
陸「もちろんです。雛ちゃんを軽々と持ち上げて、自分の布団に放り投げちゃいました。」
剛「お、意外と豪快にやったな。」
陸「あと、キスしたり、胸を揉んだり。」
剛「ま、その程度なら、姉ちゃんも泣きわめいたりはしないだろ?」
陸「抵抗はしてたみたいですけど、超か弱い雛ちゃんが相手なら楽勝ですよ。」
剛「嫌われないように気をつけろよ。」
陸「はい。そう思って、久々に敬語を使っちゃいました。ビックリしてました。」
剛「そりゃ、お前より9歳くらい年上だから、本当は敬語で話すのが普通だけど。」
陸「でも、やっぱり、見た目が……。」
剛「ちっちゃいからな。子供扱いだよな。ハハハハハハ……。」
陸「そうですね。ハハハ。」
0336雛&剛2019/06/24(月) 23:43:47.48ID:tDhPvNMg
剛「姉ちゃん、陸の家に行ったんだって?」
雛「うん。この前、家に誰も居ないからって。陸くんと二人っきり。」
剛「自分より遥かにデカい大男と密室に二人っきりか。勇気あるよな。姉ちゃんも。」
雛「ある程度は仕方ないと思って。」
剛「陸は姉ちゃんのこと、本気で狙ってるぞ。レイプされたらどうすんだ?」
雛「されなかったもん。まだ中学生の男の子だもん。」
剛「たとえば、姉ちゃんは握力いくつ?」
雛「え?なんで握力?」
剛「たしか陸は50キロくらいかな。姉ちゃんは?」
雛「陸くんの握力、50キロもあるの?」
剛「姉ちゃんは?」
雛「か弱くて悪かったわね。15くらい。」
剛「3倍以上パワーがある陸が本気になったら簡単だそ。」
雛「ヤバいかな?もう、二人っきりは危ないかしら?」
剛「姉ちゃんが良ければいいんじゃね?」
雛「もし、あたしが陸くんと結婚したら、剛は陸くんのことを兄さんって呼ぶことになるのよ。」
剛「なに?陸が俺の兄さん?マジかよ。」
雛「うん。義理のね。」
剛「それ、ビミョーだな。」
雛「あたしが陸くんに食べられてもいいの?」
剛「姉ちゃん、美味しそう!」
雛「もっ、真面目に聞いて!あたしを陸くんから守って。」
剛「陸から見ても、姉ちゃんは年上だけど、可愛いくて仕方がないんだろうな。」
雛「あたしも陸くんは逞しくてカッコいいと思うわよ。だけど……。歳の差が……。」
剛「身長の差は平気か?」
雛「うん。剛のおかげで慣れたわ。」
剛「俺のおかげか?そっか。また、筋トレ代わりに持ち上げさせろ!おりゃあ〜!」
雛「きゃあああっ!」
剛「姉ちゃんは悲鳴が多いな。」
雛「剛も突然に抱かれてみればわかるわ。」
剛「じゃ、姉ちゃんが俺を持ち上げろよ。」
雛「あたしと剛の体重と腕力、ちょっと考えたら理解出来るわよね?……あ、もー、ちょっとぉ〜!スカートをめくらないで!」
剛「うひゃひゃひゃ……。」
雛「剛のエッチ!」
剛「何でも簡単に出来ちゃうぜ。」
雛「あーんっ!」
0337カラオケ2019/06/28(金) 09:27:45.82ID:7EWIcA3E
雛「あたしと萌ちゃんはソファーの上に上がろうよ。」
萌「そしたら男の子達と目線が合うってことね。」
剛「俺達と見つめ合あたいらしいぞ。」
陸「いいっすね。」
萌「(剛の方に寄りかかって)ねえ、おんぶしてぇ〜。」
剛「お?いいよ。陸もやってもらいな。」
陸「あ、そうっすね。」
萌「ね、雛ちゃんも。」
雛「え、あたし……恥ずかしい……でも、いいわ、はい!陸くんっ、おんぶっ!」
陸「うひょ!超軽いよ、雛ちゃん。」
剛「このままで歌うのか?」
陸「マイクは?」
萌「あたし達しかマイクは持てないでしょ。片手でおんぶ出来ないでしょ。」
雛「🎵🎵🎵🎵🎵」
萌「🎵🎵🎵🎵🎵」
剛「俺ら、超ヒマなんだけど!」
陸「俺も!」
0338落とし物2019/07/02(火) 08:05:13.07ID:Dga/uET1
剛「あれっ、陸がトイレから帰って来たと思ったら、姉ちゃんを持ってんたんだ。」
陸「あ、いや、雛ちゃんが通路にあったから
ちょっと拾い上げてしまいました。」
雛「あたしを落とし物みたいに言わないの!」
剛「そういや俺も隣に落とし物、見つけたぜ。ほらよっ!」
萌「きゃっ!」
0339迷子2019/07/02(火) 08:27:24.37ID:Dga/uET1
陸「先輩、子供が迷子になってたよ。どうしましょう?」
剛「迷子の女の子か。そだな、とりあえず、抱っこしてあげれば?」
雛「違う、違う、違う!カラオケ来てるじゃん?今!四人で!あなたは、あたしの弟!親族でしょ?そして、あたしを抱っこしてる君も知り合いよね?」
剛「お、陸!もう1人、迷子の子供、見つけたぜ。お嬢ちゃんは1人なのかな?」
萌「ちが〜う!ちが〜う!あなたのぉ〜、お姉さまとぉ〜、あとぉ〜、あなたのぉ〜、後輩の中学生とぉ〜、四人でぇ〜、カラオケしてたのよぉ〜!」
雛「あたしたちわぁ〜、と〜っても小さい女の子だけどぉ〜、子供じゃないのよね〜。あ〜〜〜なによ、これ、も〜つかれたあ〜!」
萌「」
0340マイクの数2019/07/02(火) 08:44:10.61ID:Dga/uET1
剛「お?陸!めちゃくちゃ可愛い子を膝の上に乗せてやがるな?」
雛「いやいや、あなたの可愛い可愛い姉です!」
陸「先輩も可愛い子を抱いて歌うんですか?いいっすね。」
萌「マイクは女性陣が持つわよっ。」
雛「どうせ二つしかないもん。マイク。」
萌「あたしと雛ちゃんで、デュエットしましょ!」
雛「うん!」
陸「(俺は俺で、小さい雛ちゃんを包み込んで、密着を楽しむから、これで良いや。いひひひひひひ……)」
剛「(お!なかなか萌ちゃんも抱き心地がサイコー😃⤴⤴)」
雛「🎤🎤🎤🎶🎶」
萌「🎤🎤🎤🎶🎶」
0341カラオケ2019/07/02(火) 09:01:09.48ID:Dga/uET1
萌「陸くんは歌わなくて良いの?」
陸「まあ、俺は俺でスゴく楽しんでるんで。えへへ……。(大好きなチビ女を抱いてるからね。)」
雛「陸くん、もしかして歌、下手なの?」
陸「なんだと?泣かすぞ、チビ、こら!」
雛「やだあ〜!陸くんがヒドイこと言う〜!」
萌「チビは、れっきとした事実!」
剛「アハハハ……!」
萌「剛くんも下手なの?」
剛「なんだと?いいんだよ!楽しんで歌えば。」
陸「あ、先輩!俺、マジで苦手です。ホントに。」
雛「ほらあ〜、やっぱりいい〜!」
剛「陸、俺んとこのチビと遊んでいいよ。」
陸「は〜いっ!まいど!」
雛「きゃあああっ!」
剛「ついでに俺も!」
萌「きゃあああっ!エッチ!」
0342体当たり2019/07/16(火) 10:14:20.88ID:OVg71Mfg
雛「ねえ〜、つよしぃ〜。」
剛「え?誰?」
雛「誰ってぇ〜、あなたのぉ〜お姉ちゃんよぉ〜。」
剛「どこだ?姿が見えねえな。」
雛「下よ!下、下!」
剛「ん?あ!いた!」
雛「もう〜、ちゃんと見えてるくせにっ!」
剛「いや、マジで視界に入んないから。」
雛「ホントかなあ〜?」
剛「ちっちゃすぎて。姉ちゃんが。ホントにチビッコだから。」
雛「😵💨(剛から距離をとる)」
剛「どした?」
雛「こうなったら体当たりするわよ!」
剛「おっ!やる気だな。来いよ、来いよ、いつでも来いよ。がんばれー、おチビちゃん!」
雛「チビチビってウルサイわねっ!いくわよっ!」
剛「おう!」
0343体当たり2019/07/16(火) 10:27:29.01ID:OVg71Mfg
雛「弟よ!姉の意地を見せてやるわ!」
剛「ゴタゴタ言わないで、早く体当たりして来いよ。俺がデカいから怖いんだろ?」
雛「べつに怖くなんか無いわ。」
剛「そんな小さい身体で体当たりされても全然平気だし。」
雛「このぉ〜!ナメられてたまるかあ〜!(ドーン😖🌀⚡)」
剛「💥」
雛「痛あああい!んもっ!あたしの方が跳ね返されてしまうのね!どんだけ鍛えてんの?」
剛「体重が俺、姉ちゃんの3倍。当たり前だろ。そんなことよりさ。俺も痛いよ、バカ。」
雛「うそぉぉぉ〜っ!あたしみたいな小さい女の子に体当たりされても平気って言ってたのに?」
0344体当たり2019/07/16(火) 11:06:13.50ID:OVg71Mfg
剛「姉ちゃんのヒジか何かがさあ、直撃したんだよ。」
雛「え?どこ?」
剛「ここ。(指をさす)」
雛「やだあ〜!、あはっ!」
剛「前にもあったな。こういうの。」
雛「ごめんねっ。失礼しましたっ!」
剛「俺は姉ちゃんを突飛ばしてないからな。姉ちゃんが勝手に転んだんだから。」
雛「そうなの?」
剛「こっちはビクともしない。ただ、痛い。この身長差はエグい。ちょうどアソコに当たるとはな。」
雛「じゃあ、もう一回やるわよ!」
剛「なんだと?……まあ、いいか。(今度はこのチビを軽々と捕まえてオモチャにしたるぜ。いひひひひ。)」
雛「アンコールにお答えして。」
剛「アンコールしてねえけど。ま、どうぞ。(獲物が来るぞ。)」
雛「あたし、倒れないわよっ!剛を突飛ばしてやるわ!(アソコに命中させちゃうわよ。えへん!)」
剛「かもーん!」
雛「いくわよっ!そうれえええ〜!」
剛「ほらよっと!」
雛「きゃあああああっ!」
剛「うひゃひゃひゃ。これが男のパワーさ。」
雛「あああ〜、捕まっちゃった😢😢😢」
剛「捕まえてしまえば俺のモノ。」
雛「やさしくして〜!」
剛「大人しくしてれば怖くねえよ。あ、違う。子供しくか。ひひひ。」
雛「こどもしくって何かしら?あたし、大人だから、大人しく、でいいの。バカなの?」
剛「バカだと?(このチビ女、体格差で遊ばれたいのか?)」
雛「あ……(ヤバい…怒らせたら泣かされちゃう。)きゃっ!」
剛「お姉さま、今日も遊ばせてもらいます。」
雛「きゃあああっ!」
剛「(相変わらず小さくて可愛いな。たまんねえな。)」
雛「弟よ……か弱くてチビなお姉さんのこと、優しくしてねっ。」
剛「お。スゴく手加減するよ。可愛く甘えてくれたらな。」
雛「可愛く?」
剛「普段から可愛いけどな。」
雛「あらま。」
0345名無しさん@ピンキー2019/07/19(金) 20:31:47.90ID:PAl4KFrJ
陸「先輩、雛ちゃんは居ますか?」
剛「ああ、2階に居るよ。」
陸「行って来ていいですか?」
剛「おう。良いよ。」
陸「今日も可愛いっすかね?」
剛「弟の俺が保証する。スッピンでも可愛いよ。」
陸「そうっすか。楽しみだなあ。」
剛「行っといで。」
陸「はい。」
剛「あ、そうだ。陸、いじり過ぎて泣かすなよ。」
陸「それ、振り……ですか?」
剛「あんなに小さい姉ちゃんに泣かれると可哀想になるんだよな。」
陸「わかりました。ほどほどにします。」
剛「うい〜っす!」
陸「は〜いっ!」
0346名無しさん@ピンキー2019/07/19(金) 20:58:02.59ID:PAl4KFrJ
陸「(コンコン)」
雛「はーい。剛?」
陸「僕です。陸です。こんちわ。」
雛「あれ?陸くん?来てたの?こんにちはー。どうぞ。入っていいわよ。」
陸「お邪魔しま〜す。先輩が行って来いって、マジしつこいから。」
雛「違うでしょ?陸くん自身がっ!あたしに!、会いたかったのよね?」
陸「エヘヘ(*^-^*)」
雛「やっぱり。」
陸「雛ちゃんは今日も凄く小さくて可愛いね。」
雛「うん。ありがと。」
陸「スッピン?」
雛「薄めにメイクしてるの。後で買い物に行くからね。」
陸「メイクのことは、わかんないや。」
雛「まだ中学生の男の子なんだもん。当然だわ。」
陸「雛ちゃん、立ってみて。」
雛「なあに?また背比べするの?」
陸「そうするとね、雛ちゃんの可愛さが倍増するんだ。」
雛「あれ?陸くんは立たないの?」
陸「今日のミニスカートも可愛い。」
雛「あら?そっち?」
陸「めくっていい?」
雛「だあああ〜めっ!」
0347名無しさん@ピンキー2019/07/19(金) 21:26:26.84ID:PAl4KFrJ
雛「1階に剛を1人にして良いの?」
陸「うん。1人でテレビを見てるんで。」
雛「そうなんだ。」
陸「ちょうどテーブルがあるから、腕相撲しようか?」
雛「え?突然なに?腕相撲?」
陸「いいよね?」
雛「いいわ。しましょ。陸くんの考えてること、だいたい、わかるわ。」
陸「なに?」
雛「あたしの手を握りたいとか?でしょ?」
陸「雛ちゃんの手、小さいね。」
雛「そうね。握りたいのね。」
陸「最初は普通でやろうよ。」
雛「最初って……何回やるの?」
陸「雛ちゃんが、どのくらい力があるかなって。」
雛「女の意地よ。いくわよっ!」
陸「いつでも、初めていいよ。」
雛「うううっっ…………もう力……入れて
…………るのっ……ぜ〜んぜん、動かないっ!」
陸「へぇ……こんなもんか。」
雛「陸くん、力、入れてるの?」
陸「え?俺が普通に力を入れたら、こうなるよ。ほれっ!」
雛「あーーんっ。そりゃあ、そうよね。男の子に勝てっこないわ。」
陸「(か弱い雛ちゃん…サイコーに😍💓💓かわいいいい!)」
0348名無しさん@ピンキー2019/07/19(金) 22:33:33.49ID:PAl4KFrJ
雛「女のハンデとして、あたしが両手で良いわよね?」
陸「おっ!雛ちゃん、やる気だね。」
雛「うん!(陸くんが喜ぶんだったら、合わせてあげてるのよ。)」
陸「(雛ちゃんの手、小さくて柔らかいなあ……ニヤニヤ……)」
雛「(陸くん、なんか嬉しそう🎵)」
陸「雛ちゃんのタイミングで良いよ。」
雛「今度は負けないわよ〜っ!」
陸「雛ちゃん!がんばれー💥👊😃」
雛「なによ。余裕ね。中学生なんかに負けてらんないわっ!オトナの女をナメんじゃないわよっ!」
陸「(うひょひょひょ……両手で来られても、どうせ俺の楽勝だし。テキトーに手加減してやるか。手を長く握っていたいし。エヘヘ)」
雛「行くわよっ!」
陸「じゃあ、俺が、ほとんど負けてる状態から始めようか。」
雛「え?いいの?こんなんでいいの?これなら、あたしっ!勝っちゃうわよっ!」
陸「サービス、サービス。」
雛「でもね、わざと負けてくれるのはイヤだわ。」
陸「そうなのか?」
雛「ちゃんと本気出してね。」
陸「わかった。」
雛「(うわ〜〜、言っちゃった……手加減してくれても勝ちたいわ。もう、遅いわね。…………勝てそうな気がしない……)」
陸「じゃあ、本気で行くよー。」
雛「(よし、油断させてから、奇襲攻撃よ!)」
陸「雛ちゃんから、いつでも。」
雛「陸くん!あそこっ!虫が!」
陸「ん?どこ?」
雛「んんんんっ……うっ……(ダメだ⤵……ビクともしない……マジかあ😭)」
陸「どした?」
雛「(奇襲作戦……失敗😵💧)」
陸「それで全力かな?」
雛「う……もう少しなのにっ……」
陸「そろそろ本気でいくよ。」
雛「え、、、もう……疲れた……」
陸「もう勝っていいかな?」
雛「あ〜〜……😢⤵⤵」
陸「腕の太さからして全然違うからな。」
雛「やっぱり男の子には勝てないわ。」
陸「正直、俺の楽勝だね。」
雛「陸くんは握力は?」
陸「今は50キロ以上あるよ。」
雛「え〜っ!そんなに?……ヤバっ!あたしと力の差が……😢⤵⤵」
陸「雛ちゃん、握力は?」
雛「あたしは15キロとか、そんな感じ。か弱いでしょ?」
陸「両手でも30キロか。俺の片手が50キロだから、確かに俺の圧勝だな。」
雛「女の子が両手でやっても、踏ん張れないから、実際には、1,5倍しか力が出ないらしいわ。剛が言ってた。」
陸「へぇ。さすが先輩は、物知り。」
雛「剛、基本的にはバカだけどね。」
陸「確かに。」
雛「うふふ🎵」
0349名無しさん@ピンキー2019/07/19(金) 22:56:52.12ID:PAl4KFrJ
陸「雛ちゃんとデートしたいな。」
雛「あたし、陸くんより9歳も年上よ。」
陸「年齢は関係ないかな。」
雛「ほら、身長だって全然違うし、二人で並んで歩くとき、話しづらくない?」
陸「俺は平気だよ。」
雛「あたし、頑張って10センチのヒールでも履こうかしら。それなら148センチだから、普通の小柄な女の子の身長でしょ?」
陸「いや、ヒールじゃなくても良いかな?」
雛「そうなんだ。陸くんて、ホントに小さい女の子が大好きなのね。」
0350名無しさん@ピンキー2019/07/19(金) 23:09:11.83ID:PAl4KFrJ
雛「陸くん、力こぶ💪見せて。」
陸「いいよ。」
雛「うわ!やっぱり男の子。凄いわ!でも、筋肉は剛の方がもっと凄いのかな。」
陸「先輩は高校生なんで俺よりレベルが上だから。」
雛「待って。あたしの筋肉チェックしてもダメよ。」
陸「細いなあと思って。」
雛「女の子って、こんなもんよ。」
陸「ふーん。」
雛「ねえ……あたしを抱き締めようとしてる?」
陸「👀‼」
雛「図星か…………きゃっ!」
陸「(うはっ!華奢な肩!)」
雛「やだ……陸くん……手が早い……。」
0351名無しさん@ピンキー2019/07/19(金) 23:23:54.58ID:PAl4KFrJ
雛「ねえ、買い物、剛と一緒に行って来てくれない?」
陸「どうして?」
雛「買い物したら重たいから。」
陸「俺、帰って宿題しなきゃ。」
雛「宿題かあ。それじゃ仕方ないわね。」
陸「雛ちゃん、何のためにメイクを?」
雛「買い物。」
陸「な?」
雛「…………わかったわよ!あたしが行くわよ!」
陸「なんで俺が起こられてんの?」
剛「おーい!姉ちゃん!買い物に行く時間じゃないのかあ〜!?」
雛「はーい!これからっ!」
剛「おーい!陸!そろそろ帰ったら?」
雛「ほらね。」
陸「じゃあ、雛ちゃん、またね👋」
0352名無しさん@ピンキー2019/08/05(月) 00:30:43.36ID:k1TUuS51
剛「なあ、姉ちゃん。」
雛「ん?なあに?」
剛「ちょっと俺のワイシャツ着てみてよ。」
雛「え?ワイシャツ?」
剛「これだよ、これ、これ。」
雛「あら?あんたの制服?」
剛「そ。なあ、ちょっとでいいから着てみ。」
雛「なんでよ?」
剛「まあまあ、いいから。洗濯してから、俺まだ着てないから。」
雛「そういうコトじゃなくて。だいたいアレでしょ?あたしが着たらブカブカってやつ?わかったわよ。着ればいいんでしょ?」
剛「オッケー👌」
雛「で?なんなの?ほらっ、あたしにはワンピースみたいだわ。って、それがどした?」
剛「いやいや、俺も姉ちゃんの服、ちゃんと着てやるからさ。」
雛「バカ、ふざけないで!破けるじゃん!」
剛「試してみないと。」
雛「試すな!」
0353名無しさん@ピンキー2019/08/05(月) 00:51:45.32ID:k1TUuS51
雛「ねえ、剛、見て。新しい水着なの。どう?可愛い?」
剛「お!ビキニだ!買ったのか?」
雛「それで?」
剛「なにが?」
雛「なにが?じゃないわよ。だから、可愛いかしら?」
剛「そりゃあ、もう。カンペキじゃね?」
雛「うふふ。」
剛「じゃ、俺も。ちょっいと待ってて。」
雛「はーい。」
……
剛「お待た!どうだ?」
雛「うわっ、筋肉すごっ。」
剛「あ、そうだ。姉ちゃんの部屋に大きい鏡、あるよな?」
雛「うん、あるわよ。」
剛「よし、行こ。姉ちゃんは俺が運んでやる。」
雛「きゃっ!」
剛「エヘヘ……ハダカの姉ちゃん、ゲットだぜ。」
雛「ハダカじゃないっ!水着ですっ!」
剛「この鏡、俺には小さいかな。」
雛「あたしにはバッチリだけど。」
剛「おお、俺って、やっぱりデカいな。」
雛「あたしが一緒だから余計に思うんでしょ?」
剛「鏡に自分の顔が見えねえ。」
雛「あはっ。」
0354名無しさん@ピンキー2020/03/21(土) 20:51:47.62ID:XTAMKdw0
雛「ねえ。もう降ろしてえ〜。」
剛「あいよっ。」
剛、雛の後ろに立つ。
雛、鏡を見ながら。
雛「どうしたの?」
剛「いや。……姉ちゃんってさ…胸…けっこう大きいよな。体のわりに。」
雛「そうかな。」
剛「ちょっと揉ませろ。」
雛「きゃっ!!!」
剛「おおっ!柔らかいじゃん。」
雛「やだあ、エッチ!!」
剛「姉ちゃんが自分から水着になったんだからな。」
雛「まあ、そうだけど……😢⤵⤵」
0356昼寝2020/03/27(金) 00:31:34.37ID:sJ6eJfNW
剛「ただいま〜!」
…………
剛「(あれ?居ないのかな?)」
…………
剛「(部屋かな?)」
…………
剛「‼」
剛「(開いてる!マジか。カギくらい閉めとけよ、姉ちゃんは。チビッ子が大男に襲われたらどうすんだよ。てか、大男って、それ、俺のことか。ひひひ……ラッキーだな)」
剛「(そ〜〜っと……)」
雛「💤💤💤😌🌃💤」
剛「(おっ、ぐっすり寝てんな。やっぱ可愛い寝顔してるし。……なんかこれ、寝起きドッキリみたいじゃん。)」
雛「😪💤💤」
剛「💡💡💡……(布団の中、入るしか!)」
剛「(ここも起こさないように、ゆっくり、そーっとね……へへへ♥)」
剛「(楽しむためには、この小さい体を後ろから抱き締めるしかねえだろ。)」
雛「???……👀‼」
剛「あっ。」
雛「え?なにぃ〜?剛なの?」
剛「そうだよ。逆に俺じゃなかったら大変だよ。」
雛「うん、確かに。……っていうか、なんで勝手に入ってきてんのんよ?」
剛「抱き心地が最高だな。」
雛「やだあ〜エロおとこぉぉ〜!」
剛「そう言いながら喜んでるくせに。」
雛「ばっかじゃないのっ!」
剛「イヤなら逃げてもいいよ。」
雛「またあ、か弱い女の子だと思ってイジワルだわ。」
0357昼寝22020/03/27(金) 01:06:15.59ID:sJ6eJfNW
剛「今どんな格好?パジャマ?」
雛「ううん、お洋服。帰ってきてから眠たくて、すぐ寝ちゃったの。」
剛「見せて。布団めくっていい?」
雛「だめっ!ミニだから。」
剛「そりゃミニだな。138センチ32キロだからな。」
雛「あたしの身長体重をピッタリ言わないでよ。ううん、違うのっ!」
剛「え?もっと小さいのか?」
雛「ばか!あたしが言ったミニは、ミニスカートのことなのっ!」
剛「なあんだ、ミニスカかよ。だったら、なおさら見せろや。」
雛「やだあ〜!きっと、布団の中で、めくれてるわ。絶対パンツは見せないわよ。」
剛「へえ〜、そうなんだ。ホントに?」
雛「なんか余裕ね。あたしのこと、か弱い女だと思って。っていうか、いつまでも抱き締めてんじゃないわよっ!」
剛「もう少しだけ。」
雛「あーん。」
0358昼寝32020/03/27(金) 01:25:16.05ID:sJ6eJfNW
剛「いつも可愛い姉ちゃん!」
雛「そんなの知ってる。」
剛「そろそろ起きたら?」
雛「なんで?」
剛「怪しんでる?」
雛「イヤな予感しかしないわ。」
剛「えっとね〜……ピンク!」
雛「🎯🎯🎯(え?パンツの色?図星なんだけど……もう見られたのかしら?)」
剛「(布団、めくるしか……)」
剛「ほら!正解!」
雛「いつまでもエロ男だこと。」
剛「布団、小さすぎて、俺、足が出ちゃってたよ。」
雛「子供サイズだからね。」
0359雨(1)2020/03/27(金) 11:25:35.69ID:sJ6eJfNW
雛「弟と二人で傘さしてお出かけなんて何年ぶりかしら。子供のころ以来かなあ。今は身長差が凄くて……剛の下半身しか見えないわ。」
剛「姉ちゃん、なんか言った?」
雛「ねえ、剛、聞いてる?」
剛「姉ちゃんの傘が脇腹に突き刺すし、濡れて冷たいし、なんだよこれ!」
雛「なに?ぜんぜ〜ん聞こえな〜いっ!」
剛「姉ちゃんの声が……かすかに下から……あーもーだめだこりゃ。」
0360雨(2)2020/03/27(金) 11:41:27.64ID:sJ6eJfNW
剛「傘、俺が持つよ。」
雛「やっぱり相合い傘が良いわね。恋人同士みたいね。うふふ……」
剛「お互いに話し声が少しは聞こえるからな。」
雛「でもさー。なんだろ……。すごい冷たいの。」
剛「冷たい?寒いのか?」
雛「あたしの肩、びしょ濡れなのよね。」
剛「おおおっ!そういうことか。あはははは!よし!」
剛、いきなり雛の肩を強く抱き寄せる。
雛「きゃっ!」
剛「こうすれば濡れないな?」
雛「うん、ありがと。」
剛「姉ちゃん、マジで華奢な肩だな。」
雛「もっと優しく抱いてよ。」
剛「😍🎵」
0361雨(3)2020/03/27(金) 12:24:21.14ID:sJ6eJfNW
雛「これ重たいの。持ってなああいっ。」
剛「買いすぎだろ。」
雛「今日は剛が一緒だから。」
剛「俺に持たせる前提ってやつか。」
雛「か弱い女の子には無理なの。」
剛「傘は姉ちゃんが持てよ。」
雛「はーい♥やったあっ。」
…………
雛「剛は大丈夫?重くない?」
剛「平気だよ。男だし。」
雛「片手で全部持てるのね。さすが。」
剛「当たり前だ。姉ちゃんは大丈夫か?」
雛「いくら力が無いっていったって、傘くらい持てるわよ。…………って言いながらも、実はちょっとキツイの…………助けて。」
剛「おい、か弱いのもホドホドにしろよ。」
雛「ごめん。傘の重さじゃなくて、高さ!剛の頭が高過ぎて手が疲れちゃった。肩とか濡れるし。」
剛「なるほど。」
雛「いいんだけどね。剛が濡れないなら。でも手が限界……。」
剛「💡 わかった。こうしよ。姉ちゃんは、そのまま傘をよろしく。で、俺は片手で荷物、もう片手で姉ちゃんを抱っこする。」
雛「へ?そんなこと出来るの?」
剛「おらよっと!」
雛「うわわっ!すご〜い、力持ちっ!」
剛「小学生の子供を抱いてるのと同じだからさ。軽いもんよ。」
雛「いいアイデアね。あたしも濡れないで済むわ。」
剛「この状況、姉ちゃんは、人に見られて恥ずかしくないのか?」
雛「…………めっちゃ恥ずかしいに決まってるわよ。弟に抱っこされて相合い傘なんて、こんな超レアな姿……。やだなあ〜んもー。」
剛「心配するな。誰が見てもさ、小学生の女の子と父親だと思うんじゃね?」
雛「😢まあいいわ。それでも。無事に帰れれば。」
剛「(ちっちゃい姉ちゃんは良いよな。うひょうひょ……ニヤニヤ……)」
雛「(剛、なんか嬉しそう🎵)」
剛「(姉ちゃんの胸が当たってるな)」
雛「ごめんね。重たいでしょ?」
剛「しかし、スカート、短すぎじゃね?いつもだけど。」
雛「大丈夫。手で押さえてるから。」
0362キッチン2020/03/30(月) 00:33:38.44ID:kT+bG4co
雛「ふふーん🎵🎵」
剛「(お?姉ちゃんが何か作ってる)」
雛「(トントントン……)」
剛「(うひょっ……ミニスカエプロンか……脚も肩幅も細いなあ……興奮させんなよ……おチビちゃんは最高だなあ……後ろから襲っちゃうぞバカ野郎……ひひひ)」
雛「(!?感じたわ……後ろの気配……デカいのが近づいてくるわ……ヤバい……怖い……)」
剛「(どうすっかな?とりあえず、あの小さい体を持ち上げちゃおうか……またいつもの通り、きゃっ!とか言ってビックリするぞ)」
雛「ダメよっ……剛くん」
剛「はっ!な、なんなんだ?剛くんって。」
雛「わかってるわよっ。剛の考えてることなんんて。エッチなことばっか。」
剛「わかってるんなら話が早えや。いひひひ……」
雛「待って!ま、っ、て!!だーめっ!包丁持ってるからっ!!!」
剛「おっと!💦」
雛「危ないわよっ!やめて✋調理中はダメよ。」
剛「やめてって何が?俺が何をするって?」
雛「あたしのセクシーな格好に萌えたんでしょ?興奮したのよね?」
剛「え?なんで?(このチビ、カンが良いな。)」
雛「あれ?違うの?(思い過ごしなの?)」
剛「俺に何かされると思った?」
雛「うん。だって……いつも……」
剛「いつも、なに?」
雛「自分より3倍も大きいエロ男にビクビクしてるんだから。」
剛「へぇ、やっぱり。姉ちゃん、かわいいな。」
雛「かわいいは良いけど、静かに待ってて。もうすぐ出来るからね。」
剛「はいはい。」
0363キッチン2020/03/30(月) 00:50:44.72ID:kT+bG4co
剛「姉ちゃんもマヨネーズかける?」
雛「うん、かける。」
剛「(ちょっとキツく閉めといたろ。ぎゅっとね。)はい。」
雛「あ、ありがと。……んんん……あれ?」
剛「どうした?(笑)」
雛「やりやがったわね?」
剛「なにが?」
雛「とぼけないで。フタ、開かないじゃん。」
剛「力が弱いからなあ、姉ちゃんは。」
雛「ふつう、人に渡すとき、フタ、閉めないわよね?閉めたとしても軽くよね?違う?」
剛「ゴメンゴメン。これくらいなら姉ちゃんでも開けられると思ったもんで。」
雛「そうなの?(絶対ウソよ。あたしにイジワルしたんだわ。)」
0364キッチン2020/03/30(月) 01:14:18.21ID:kT+bG4co
剛「洗い物は俺がやるから。」
雛「あら、珍しいわね。じゃあ、お願いしようかしら。」
…………
剛「さあ、これは、元々どこに置いてあったっけな?……まあ、テキトーでいいかっ。」
雛「ねえ、剛。気をつけてね。」
剛「大丈夫だよ。」
雛「大丈夫じゃないわよ。」
剛「何が?」
雛「基本的に、あたしの手が届かない所に置かないでね。」
剛「マジか。」
雛「マジよ。」
剛「要するに、おチビちゃんに合わせろと?」
雛「おチビちゃんはイヤっ。もっと優しいワードのチョイスをお願いしたいわ。」
剛「ちょっと待った。姉ちゃんの目線の高さを確認しないと。」
剛が雛の前で片膝をつく。
雛「?(いやーん。剛の顔が近いわ)」
剛「おうおう、このくらいの目線か。」
雛「あはっ。(剛の顔が近くて照れちゃう。剛って割りとイケメンなのね。それもそうよ。美人で可愛い姉の弟だもの。うふっ)」
剛「どした?姉ちゃん?」
雛「ううん、何でもない。」
0365キッチン2020/03/30(月) 10:34:57.89ID:kT+bG4co
雛「あ〜あっ😔、結局、あたしが片付けもすることになるのよね。」
剛「あれ、姉ちゃん、台を使ってるんだ。」
雛「知らなかったの?いつも使ってるわよ。」
剛「これは気付かなかったな。ちっちゃいからさ。それに乗っても。」
雛「この方が少しは楽なの。」
剛「台に乗っても見上げてくる姉ちゃんは可愛いよ。」
雛「だって、これでもたぶん150センチ無いもの。剛の顔は遥か上……って、きゃっ!なに?」
剛「おりゃあああ〜!」
雛「きゃあああ〜!」
剛「包丁を持ってないからいいよな?」
雛「んもーっ!いいよなって聞く前に持ち上げるなんてっ!冷たいじゃないっ!水を使ってる時にっ!」
剛「ちっちゃい子が目の前にいたら我慢できな……」
雛「うるさ〜いっ!早く降ろしてっ!こうしてやるうっ!」
剛「あっ!冷たてっ!水かけるな!動くなコラ!」
雛「洗い物の時に抱き上げ禁止!わかった?」
剛「わかった。」
雛「わかってな〜い!あたしを降ろしてから返事して!」
剛「この高さが洗いやすいだろ?」
雛「洗いやすくないっ!足が浮いてるこら不安定だし。台の上でいいわ。」
剛「ちっちゃくて可哀想と思ったのに。」
雛「余計なお世話ですっ。」
剛「怒った姉ちゃんも可愛いなあ。」
雛「😒💢💢」
0366ワンピース2020/04/02(木) 23:30:26.79ID:dP98WVrd
雛「ねえ……これ、どっちが可愛いと思う?」
剛「ん?それ?……んとね、ま、どっちでもいいんじゃね?」
雛「なんなのよっ💢ちゃんと答えてよ!これと、これ、どっちが可愛いかな?」
剛「べつに、どっちでも良くね?」
雛「だめよ!ねえ、剛から見て、いい方を指さして。」
剛「じやああ、俺は……こっち。」
雛「えええええ〜っ!うっそーっ!あたしは、こっちが好きなのに〜!」
剛「そんなこと言うなら、最初っから自分で決めろよ!」
雛「……わかってないのね……男って……💣」
0367髪型2020/04/02(木) 23:47:33.34ID:dP98WVrd
剛「その髪型、なに?……あれか?ポニーテール?」
雛「あ〜、これねっ、ツインテールよ。可愛いでしょ?」
剛「ツインテール?」
雛「髪の束が2つあるから、ツインテール。」
剛「ツインって?」
雛「え?ツインも知らないの?」
剛「ホテルのツインルームとか…の?」
雛「そ。2つだから、ツイン。揺れるのよ〜……ひらひら〜ひらひら🎵🎵」
剛「よし!こうやって、掴んじゃえっ!」
雛「あんまり上に引っ張らないでぇ〜!。」
剛「イエーイ👊😃💕」
0368姉弟デート2020/04/03(金) 00:02:51.55ID:wYPWw3rS
剛「なあ、姉ちゃん、まだ?」
雛「もーちょっとでメイク終わるから。」
剛「ツインテールだっけ?アレじゃないんだ?」
雛「ツインはね、子供っぽく見られちゃうから、髪はね、こうやって、おろして、大人の雰囲気、レディな感じにしたいの。」
剛「身長138センチは完全に子供に見えるけどね。」
雛「うるっさいなあ!わかってるわよっ!」
剛「やっぱり化粧するんだ?」
雛「そりゃあ、まあね。メイクくらいは。……剛は準備OK?」
剛「俺は、とっくに。」
0369姉弟デート2020/04/03(金) 00:17:10.31ID:wYPWw3rS
雛「ごめんね〜っ、待たせたわね。」
剛「おっ!」
雛「おっ!って、なあに?」
剛「あの時の服だ。」
雛「そうよ。剛が選択ミスしたワンピースよ。」
剛「俺、洗った覚え無いけど。」
雛「あ、選ぶ意味のセンタク。」
剛「なんだ。そうか。いや……ってか、あれは俺がマジメに服をどっちか選んでやったのに、それは違うとか言うから……。」
雛「剛……気づいてないの?」
剛「なにが?」
雛「これ、剛が良いって言ってくれた方のワンピなの。」
剛「え?そうなのか?」
雛「覚えてないのね。どうせテキトーに、こっちって言っただけでしょうけど。」
剛「😞💦」
0370姉弟デート2020/04/03(金) 00:32:23.05ID:wYPWw3rS
雛「😃💕」
剛「どうした?」
雛「あたし、剛に、どこに行くか言ったっけ?」
剛「いや、聞いてない。」
雛「聞かないの?」
剛「じゃ、……俺たち、どこ行くの?」
雛「ナイショよっ🎵😍🎵」
剛「なあんだ。教えないのか。」
雛「剛ったら、行き先を質問しないんだもの。ひょっとして、行き先なんて、どこでも良かった?」
剛「まあな。……いちおう、これ、デートって言うのか?(ニヤニヤ)」
雛「いいわよ。デートって思ってくれても。(剛ったら、嬉しいみたい……うふふ🎵)」
剛「ちっちゃくて可愛い女の子とデートか。ウンウン。」
雛「でもね、その女の子は……あなたの姉ですから。」
0371姉弟デート2020/04/03(金) 00:58:56.08ID:wYPWw3rS
雛「あたし、お気に入りのミニワンピ。可愛い?」
剛「おお。」
雛「剛もステキ。イケテるわよ。」
剛「俺の服、これで良いのか?」
雛「大丈夫よ。あたしが用意してあげてたのを着てればいいの。」
剛「俺の靴は?」
雛「玄関に置いてあるわ。」
剛「姉ちゃんは?」
雛「今日は頑張ってヒールにしようかしら。」
剛「へえ〜。よく履けるね。そんなにカカトが高い靴とか。」
雛「ダメかなあ?」
剛「いやあ〜、どうだろ?」
雛「剛との身長差が少しでもね……ね?……わかるんでしょ?」
剛「ちなみに、それを履いたら何センチ?」
雛「145センチ……かな?」
剛「俺、靴の高さ込みで…」
雛「あ!言わないで!大丈夫。わかってるから。」
剛「2メートル!」
雛「に、に、に、めーとる……??」
剛「俺は、ちっちゃい姉ちゃんに慣れてるから。まあ、気にするな。」
雛「あたしから見上げる角度が、あまり変わらないみたいだから、やっぱりヒールはやめて、ぺちゃんこ靴にするわ。」
剛「いいよ。遥か下の方から思い切り俺を見上げてくれ。」
雛「歩きやすいパンプスに決めたっ!」
剛「???ぱんぷす?」
雛「ふーん。初耳なのね。」
0372姉弟デート2020/04/03(金) 01:25:57.66ID:wYPWw3rS
剛「俺に抱っこされたくて、そんな短いスカートにしたんだな?」
雛「スカートじゃない。ミニワンピよ。」
剛「ま、そんなことより……」
雛「ううん!スカートとは違うからっ!」
剛「とりあえずさ、行ってきますの抱っこは?」
雛「は?」
剛「行ってきますの抱っこ、させろ。」
雛「行ってらっしゃいのキスとかは、よく聞くけども、抱っこは何なの?それに、行ってきますって何?あたしと一緒に出掛けるのよ。いろいろ違うわよ。」
剛「話は終わったかな?じゃ、そろそろ……」
雛「え?」
剛「脚もキレイだね、姉ちゃん。ヒョイとね。」
雛「きゃっ!あーんもー、パンプスが脱げちゃったし。外では抱っこしないでね。恥ずかしくてイヤだから。わかった?」
剛「おう。(生足は良いよな……ひひひ)」
雛「静かに降ろしてよね。玄関の上に、よ?」
剛「上?」
雛「パンプスが脱げちゃったって言ったじゃん!ちゃんと話、聞いてた?」
剛「わかった、わかった。」
0373姉弟デート2020/04/03(金) 01:45:55.83ID:wYPWw3rS
雛「ちょっとトイレに言ってくる。」
剛「出掛けるまで、時間かかるなあ。」
雛「余計なことされたからね。すぐ戻る。」
剛「あいよ。余計なことか。あのチビを持ち上げたことかな。」
………………
剛「それにしても、姉ちゃんの靴、小さいな。俺のにスッポリ入るんじゃね?😁😁😁」
………………
雛「お待たせ〜。剛は大丈夫?」
剛「俺、さっき済ませた。」
雛「そう。………………あら?……ねえ、
あたしのパンプスは?」
剛「ヘヘヘ……スッポリ。」
雛「なに?スッポリ?…………あ!👀‼」
剛「😁😁😁」
雛「剛の靴にスッポリ入っちゃうの?サイズが全然違うのね。まあ、前にも見た光景のような……。」
0374姉弟デート2020/04/03(金) 01:54:26.90ID:wYPWw3rS
雛「まだ出掛けてないのよね。あたしたち。時間かかりすぎね。ふふふ。」
剛「まず、姉ちゃんの化粧が長いことから始まり……。」
雛「玄関で抱かれてる場合じゃないし。」
剛「姉ちゃん、バッグは?」
雛「あ!トイレに行った時だ。置いてきちゃったわ。待ってて。」
剛「ちょこまか忙しい女だな。」
0375姉弟デート2020/04/05(日) 23:54:42.81ID:MHul3F/B
剛「危ないよ。姉ちゃん、こっち。」
雛「あ。剛が車道側を歩いてくれるの?」
剛「一応な。」
雛「優しいのね。ありがと🙌」
剛「俺、歩くの速い?」
雛「ちょっとだけ。」
剛「じゃあ、もう少し姉ちゃんに合わすよ。」
雛「なあーんか怪しい。。。」
剛「なにが?」
雛「優しいことばっかり言ってくれて。普段、言わないのに。イヤな予感。」
剛「なんでもない。ただ姉ちゃんが小さくて可愛いから。」
雛「それだけ?」
剛「それだけ。(やっぱり肩は抱くしか。)」
雛「あはっ♥やっぱり、あたしの肩は抱くのね。」
剛「歩くスピード合わせるの大変だから。姉ちゃんの肩の位置が低すぎるけどね。」
雛「あたしも首が疲れそう。」
剛「ところで、どこ行くの?電車に乗るの?」
雛「電車は乗らないわよ。」
剛「つり革に手が届かない姉ちゃんを見たかったな。残念。」
雛「どうして残念に思うの?変な人ね。」
0376姉弟デート2020/04/05(日) 23:57:18.68ID:MHul3F/B
雛「ここの商店街」
0377姉弟デート2020/04/05(日) 23:59:12.73ID:MHul3F/B
剛「俺は久しぶりだな。まさかの地元の商店街!」
0378姉弟デート2020/04/06(月) 00:26:03.64ID:vYNj4kXr
剛「あれ?ここは雑貨屋?」
雛「うん。そんなとこ。」
剛「いろいろあるなあ。」
雛「(あんな高いところに可愛いのがあるわ)……んっしょっ……あーん……」
剛「お?頑張ってるね。」
雛「ねえ。お願い🙏……助けて🆘」
剛「ん?これか?」
雛「違うっ。右の可愛いのっ。」
剛「はいよ。」
雛「あらま。簡単に届くのね。」
剛「今さら驚くなよ。おチビちゃんも良く頑張った、頑張った。よしよし。」
雛「頭ナデナデいやーんっ!子供扱いしないで😒💢💢」
剛「でも、そんなに頑張ってないか、あははははは……。」
雛「剛のこと、せっかく優しいって、ほめてあげたのにぃ、もうっ、ヒドいわっ。」
剛「俺だって、下の方の棚にある商品は、ちっちゃい子に任すしかないからね。姉ちゃん、頼む🙏」
雛「なんかビミョーな言葉使いが気になるわね。で、どれ?」
剛「えっと……これ!」
雛「ああ、これね……って……剛、完全に自分の手で触ってるし。」
0379姉弟デート2020/04/06(月) 00:35:59.21ID:vYNj4kXr
雛「マクドナルドⓂ🍔🍟のコーラでかんぱ〜いっ!🍺💥🍺」
剛「ああ、かんぱ〜い!」
雛「あれっ……やだ〜イジワルっ!高過ぎて届かないっ!」
剛「おお、わりぃわりぃ。」
雛「わざとね?」
剛「姉ちゃんのコーラってサイズ大きくない?」
雛「ううん。同じMサイズよ。剛のが小さく見えるぅ〜。おもしろ〜いっ。」
0380姉弟デート2020/04/06(月) 00:53:18.33ID:vYNj4kXr
雛「あ、ベンチがある〜。剛、座ったら?」
剛「姉ちゃんは立ったままでいいの?」
雛「うん。なんか久しぶりに目線の高さが一緒だもん🎵」
剛「でもな、俺がまだ勝ってるけどね。」
雛「うっそ……そんなことないわよっ!」
剛「背伸びしてんじゃんか。」
雛「同じくらいよっ!負けてなんかないもん。(ベンチに座った剛より背が低いなんてダメなんだからっ!)」
剛「(おチビちゃんがムキになるのも可愛いや。)いひひひひひ……」
雛「ところで、剛。鼻毛が伸びてるわよ。」
剛「え、マジで?」
雛「下からは確実に見えるし。」
剛「だったら、俺は姉ちゃんの頭のてっぺんが
……」
雛「えええ〜ええっ?!何かあるの?はげてるとか?」
剛「いや、何も。特に。」
雛「なあ〜んだ。びっくりしたあ。」
剛「つむじかぜ。」
雛「それ言うなら、つむじ、でしょ。」
0381姉弟デート2020/04/06(月) 01:03:35.49ID:vYNj4kXr
雛「婦人服売場に行きたいの。」
剛「もち、付き合うよ。自分の服?」
雛「そう。自分の服は…………あ、間違えた!婦人服じゃなくて、子供服売場だったわ。」
剛「ぷっ……ふぁハハハハハハ(笑)」
雛「笑うなっ!だって気持ちは婦人なんだもん。」
剛「カラダが子供なんだな。」
雛「うるさい👂⚡」
剛「二階?」
雛「五階。誤解のないように。」
剛「笑った方がいい?」
雛「ご自由に(笑)」
0382姉弟デート2020/04/06(月) 01:30:24.56ID:vYNj4kXr
剛「おっ。エスカレーターだ。(身長差カップルの萌えるシチュエーションだな。うっひひひ……。)」
雛「上に行くわよ。」
剛「姉ちゃんが先だね。」
雛「そうね。」
剛「すぐ後ろでいいか。」
雛、振り向く。
雛「あら。(剛の胸……)」
剛「俺の顔は遥か上だよ。」
雛「すぐ後ろなの。空けないの?一段?」
剛「いいよ。このままで。」
雛「あたしからキスできないわ〜。なあーんてねっ✌ウソよ。」
剛「(姉ちゃんの肩幅が華奢でスッポリ抱き締めたくなるぜ。しかも丁度いい低さの所に細いカラダがあるとは……)」
雛「なに黙ってるの?キスはウソだからね。」
剛「わかってる。俺からは好きな時にキスでも何でも出来るってことだね。」
雛「全然わかってない……だめだこりゃ。」
0383姉弟デート2020/04/06(月) 16:21:11.60ID:vYNj4kXr
剛「(あれ?姉ちゃんが居ねえ。どこだ?ちっちゃいから見えねえよ。)」
雛「😃🎶(ふーん……こういうレシピも良いわね。買おうかな?)」
剛「(全く。これ、かくれんぼだよ。俺が鬼だとして、あのチビは何だろ?ん?何だっけな?)」
雛「(剛はどこかしら?どうせエッチな本でも立ち読みしてるわね。きっと。)」
剛「(お?なんか頭だけチラつく人がいるぞ。)」
…………
雛「これ下さい。」
……
剛「(あ、レジに居た。外で待ってようかな。そのうち出てくるだろ。)」
……
雛「(とりあえず、本屋の用事は済んだっと。……ええとっ、剛を探さなきゃ。店の中かしら?)」
剛「(おチビちゃん、遅っせえな。確かレジに居たのにな。支払い終わったら出てこないのかな?)」
雛「(とにかく大きい男の人を探せばいいのよね…………あれえ?……エッチな雑誌コーナーも……違う……ってことは……💡外?)」
剛「あっ来た来た。ちっちゃいのが来た。」
雛「あーごめんごめん。待たせちゃった?」
剛「遅かったな。」
雛「ごめんなさい。中を探したの。ちっちゃくて悪かったわね。」
剛「聞こえてたか。」
雛「聞こえたわよ。」
剛「姉ちゃんがレジに居るのが見えたから、外に出たんだ。」
雛「あたしは、剛がまた、どうせエッチな雑誌コーナーに居ると思ってたわ。」
剛「俺がエッチ?」
雛「だいたい、いつも、そうじゃん。」
剛「帰ったらエッチになるかもな。」
雛「(いやんっ。今日は何されるのぉ
〜?やだー。)」
剛「姉ちゃん?どした?」
雛「ううん。何でもない。」
0384姉弟デート2020/04/06(月) 16:52:12.95ID:vYNj4kXr
剛「重そうだから持とうか?姉ちゃんの腕力じゃキツいんだろ?」
雛「んー、ちょっとナメられてムカつくんだけど。」
剛「超ド級レベルで、か弱い女なんだな。持ってやるよ。 」
雛「まだ、あたし、持ってって頼んでないわよ。」
剛「じゃあ、いいのか?」
雛「……お願いっ……します。本が意外と重たいの。」
剛「だろ?ほらっ、よこせ。」
雛「なんかエラソー!……っていうか、こういう会話そのものがね、商店街では恥ずかしくてイヤだわ。」
剛「姉ちゃんの体重、いま何キロ?」
雛「だからあ、商店街で体重なんか恥ずかしいから聞かないで〜。」
剛「恥ずかしい数字でもねえだろ?」
雛「前と変わってないわ。32キロよ。」
剛「軽っ!」
雛「知ってると思ってた。」
剛「確認だよ、確認。」
雛「じゃあ、剛は?」
剛「俺は95だよ。」
雛「デカ過ぎなのよ。あと1キロで、あたしの3倍だわ。」
剛「おー、惜しいな。あと1キロ頑張る。筋肉を増やせば、1キロなんか、すぐだな。」
雛「あたしの3倍も大きいのね。完全に子供扱いされちゃう。っていうか、もうとっくに、されちゃってる。」
剛「こういう話を商店街でしていいの?恥ずかしくない?」
雛「ばかっ、剛が話を振ったのよ。」
剛「よし、筋トレでパワーアップしよっと。」
雛「(これ以上、大男にならないで😖💦)」
0385姉弟デート2020/04/07(火) 12:02:27.70ID:OpZ+qBns
剛「(姉ちゃんの小さい手でも繋いでみようかな。でも、姉ちゃんの手の位置が遥か下にあるから、俺から握るには、屈むのが面倒くさいな。)」
剛「姉ちゃん、ちょっと手、見せて。」
雛「え?なあに?……はい、あたしの手が何?……あ!……え?」
剛「こうすりゃあ、デート気分。」
雛「あら〜〜、姉と弟で、これ?」
剛「いいじゃん。」
雛「(大きい手に包まれる感じ、安心するし、悪くはないんだけど。)」
剛「(小さい子供を連れて歩いてる感覚、好きだな。えっへへへ……)」
…………
雛、剛を見上げる
剛、雛を見下ろす
…………
雛「なによっ。嬉しそうにっ。」
剛「やっぱり、姉ちゃん、ちっちゃくて可愛いな🎵😍🎵」
雛「何度も聞いた。そのセリフ。」
0386主要登場人物(再掲載)2020/04/07(火) 12:10:59.56ID:OpZ+qBns
弟…剛(つよし) 高3 17歳
姉…雛(ひな) OL 23歳
剛の後輩…陸(りく) 中3 14歳
雛の友達…萌(もえ) OL 23歳
0387主要登場人物の体格体力2020/04/07(火) 12:27:29.17ID:OpZ+qBns
剛 17歳 197センチ 95キロ
陸 14歳 186センチ 87キロ
萌 23歳 143センチ 35キロ
雛 23歳 138センチ 32キロ

剛 胸囲120センチ 握力70キロ
陸 胸囲 95センチ 握力53キロ
萌 バスト75センチ 握力20キロ
雛 バスト73センチ 握力15キロ
0388剛&陸2020/04/07(火) 12:59:18.08ID:OpZ+qBns
陸「僕の練習に付き合ってくれて有り難うございます。」
剛「男二人で来るのも悪くねえ。」
陸「音楽の授業で歌のテストがあって、僕、歌、苦手なんで。かと言って、1人で来るのもアレだし。」
剛「課題曲か何か?」
陸「はい。あ、入った。」
🎵🎵🎵🎵🎵(陸🎤🎤🎤🎶🎶🎶🎶🎶🎶)
…………
剛「俺よりイケる。……へぇ、83,429点だって。なかなか。」
陸「先輩も入れて下さいね。」
剛「何にすっかなあ……。」
🎵🎵🎵🎵🎵
剛「お、連発か。」
(陸🎶🎶🎶🎶🎶🎤🎤🎤)
…………
(剛🎶🎶🎶🎤🎤🎤🎵)
…………
剛「うちのチビなら、陸に教えられたかもな。」
陸「雛ちゃん、歌は上手いんですよね。」
剛「呼ぶ?」
陸「え?今からですか?」
剛「あ、でも仕事の時間か、まだ。」
陸「ですよね。」
剛「後で俺んとこ、寄るか?もちろん、おチビちゃんが帰った頃にな。」
陸「いいんですか?」
剛「お前も、たまには、ちっちゃい子とイチャイチャしたいだろ?」
陸「それはもう!当たり🎯」
剛「ただの小さい女じゃねぇ。超絶の小ささだからな。」
陸「先輩!興奮させないで下さいよ。」
0389剛&陸2020/04/07(火) 13:10:43.87ID:OpZ+qBns
陸「え!?先輩、雛ちゃんとデートしたんですから?」
剛「おう。デートと言っても、姉ちゃんの買い物に付き合っただけだけどな。」
陸「それでも、羨ましいっす。すごく。」
剛「ぺちゃんこ靴にしてもらって、身長差60センチを堪能したわけ。あ、あれ?59センチかな?」
陸「話しづらくは?」
剛「ま、それはそう。だけどよ、お前、可愛い顔で遥か下の方から見上げてこられたら、こりゃあもう、たまんねえぞ。」
陸「想像したら興奮してきました。身長差カップルっぽい萌えるやつですよね。」
0390剛&陸2020/04/07(火) 13:19:32.50ID:OpZ+qBns
陸「え?かくれんぼ?商店街で、ですか?」
剛「本屋でな。」
陸「本屋ですか?」
剛「あいつ、見えなくなるんだよ。ちっちゃいから見失うわけ。」
陸「たぶんだけど、雛ちゃんは、隠れてるつもりではないような……。」
剛「背が高い方俺が鬼か?」
陸「探す役だったら、そうです。鬼です。」
剛「じゃあ、隠れてる側のチビは鬼じゃなくて……何だっけ?」
陸「え?……??……さあ?……でも、隠れてるわけじゃないんで。」
0391雛&萌2020/04/07(火) 13:52:20.10ID:OpZ+qBns
雛「ねぇ萌ちゃん。さっき弟からのLINEで、今日ね、陸くんが来るらしいの。」
萌「雛ちゃんの家に?」
雛「そう。萌ちゃんも来ない?」
萌「うん。いいわよ。行く〜。」
雛「大きい男が二人も居たら、うっとうしいでしょ。萌ちゃんが居てくれたら安心なの。」
萌「喜んで行くわよ。何が安心なのか、わからないけど。もし、あの二人が襲って来たら、あたしたちチビッ子では、どうにもならないけど。簡単に食べられちゃうかも。」
雛「そういう襲われる場合の安心ではなくて。いろいろ精神的にね、気持ちが、安心するから。」
萌「そうよね。精神的によね。肉体的には?」
雛「肉体的?肉体的には、か弱い萌ちゃんが味方になったところで、二人ががりでも、陸くん1人にさえ、腕力で絶対に勝てないわ。」
萌「乱暴はしないでしょ。剛くんも陸くんも本来は優しいから。」
雛「うん……そうね。」
萌「……あたしたち、いったい何を話してんの……。やだあ。」
雛「ホントよ。若い男の子に襲われる妄想なんて……やだあ。」
0392剛&陸2020/04/07(火) 14:49:32.64ID:OpZ+qBns
剛「もう少し歌ってく?」
陸「そうですね。」
剛「あ、姉ちゃんからLINEきた。……陸、朗報だ。もう1人のチビッ子が俺んちに来るってよ。」
陸「今日ですか?そのチビッ子って萌ちゃんですよね。」
剛「お前今夜、泊まるか?」
陸「あーそれは……どうしよ……ちょっと家に電話してから。」
…………
陸「泊まっていいって。」
剛「めちゃくちゃ可愛い超絶に小さい女が二人も居たら、俺たちにゃ、天国だと思わねえか?なあ、エロ陸くん!」
陸「えろりくくん?」
剛「思い切り可愛がってやろうぜ。」
陸「ふたりとも美人ですもんね。」
剛「お前にとっちゃあ、いくつも年上の女だけど、遠慮するな。あ、今さら言うなって?」
陸「そうですよ。雛ちゃんも萌ちゃんも、もう何回も遊ばせてもらってます。」
剛「確かにな。」
0393雛&萌2020/04/07(火) 15:00:31.83ID:OpZ+qBns
雛「まだ帰ってきてないようね。」
萌「お邪魔しま〜すっ。」
雛「はーいっ。」
萌「熊が2匹来るまでの間、ガールズトークしましょ。」
雛「熊が2匹。……ほ〜んと。この前ね、剛と買い物に行ったの。並んで歩くと、もう真上を見上げなくちゃだから、た〜いへんなのっ。」
萌「すっごい、わかるぅ〜。」
雛「着替える?」
萌「うん。そうしよ。」
雛「あたしの服でもサイズが合うから良かったね。便利だね。」
0394雛&萌2020/04/07(火) 15:17:16.45ID:OpZ+qBns
萌「あ、ご飯どうする?」
雛「4人になると思ってなかったから、用意してなかったわ。」
萌「買ってくれば良かったね。どうする?」
雛「出前は?」
萌「あ、さんせ〜いっ!」
雛「ところで、こんなセクシーな格好で大丈夫だった?」
萌「着させた後で、それ聞くぅ〜?」
雛「いいわよね?熊さん達が喜ぶでしょ?」
萌「イケメンの熊さん。」
雛「確かに陸くんもイケメン。」
萌「機嫌を良くさせてあげないと、襲われちゃうかもだし。手加減してくれないと壊れちゃうし。」
雛「超ミニはヤバいと思ったけど、みんな慣れたでしょ。いつもミニだし。どうせなら超絶可愛く。」
萌「そうよね。可愛い女の子で。」
雛「うふっ♥」
萌「きゃはっ♥」
0395剛&陸2020/04/07(火) 15:57:48.16ID:OpZ+qBns
剛「俺んち着いたら、お帰りの抱っこするから。俺が姉ちゃん。お前が萌ちゃん。」
陸「お帰りの抱っこ?……とは?」
剛「チビ2人が先に帰ってたら、の話だけど。」
陸「お帰りって、向こうが言うんですよね?」
剛「この前、姉ちゃんと出かけた時に玄関で思いつきで抱っこしたんだよ。行ってらっしゃいの抱っこ。」
陸「行ってらっしゃいは、誰も言わない場面では?」
剛「ま、細かいことは置いといて。」
陸「お姫様抱っこ……ですか?」
剛「おう。めっちゃ軽い小さい女を抱き上げた時の感触が、これまた、たまんねえよなあ。」
陸「単にカラダに触りたいだけですよね。」
剛「お前は萌ちゃんな。俺は姉ちゃん。」
陸「もし、玄関に迎えに来なかったら?」
剛「そのときは無理。まあ、でも、萌ちゃんは、すぐに飛んで来そうだな。」
陸「萌ちゃん、イケメン好きだから。」
剛「自分でイケメンと言う俺ら。」
陸「もし抵抗された場合は?」
剛「お前の半分以下の体重しかないチビ女なんか楽勝さ。抵抗されても男の腕力を見せつけてやれ。」
陸「か弱いくて可愛い女の子たちが待ってる家なんて最高だなあ。うっしっしっ……。」
剛「おっ、興奮してきたか?」
陸「ところで、お帰り抱っこは、するタイミングは、僕が靴を脱ぐ前ですか?後ですか?」
剛「???」
陸「靴を脱ぐ前の方が、玄関の段差の分だけ、僕が屈まなくていいから楽ですかね?」
剛「ん〜〜それ考えてなかったな。どっちでもいいんじゃね?」
陸「あと、メシは、どうするんですか?」
剛「晩飯はな、姉ちゃんに任せるよ。なんとかしてくれるだろ。ただし、メシ食うまではな、あのチビッ子コンビを泣かすなよ。なるべく優しくな。機嫌を損ねるとヤバいから。」
陸「食事を用意してくれないケースもあるかもですね。了解です。」
0396雛&剛2020/04/07(火) 16:26:04.00ID:OpZ+qBns
萌「あの二人が何か買って来るかもしれないわよ。」
雛「それはそれで助かるし。」
萌「頼んでないんでしょ?」
雛「うん、基本、あたしが用意してるから。」
萌「そうか。」
雛「剛が気を使って食べ物とか買って来るわけないわ。剛ったら、家事に関しては、ホント、カラダだけは大きくて役立たずなの。」
萌「なんとかのなんとか……って言わない?」
雛「独活の大木。」
萌「ウドノタイボク……うん、それっ!」
雛「剛なんかバカだから、きっと知らないわよね。独活の大木なんて言葉。」
萌「そうよねえ〜。オトナの女をナメてもらっちゃ困るわよねぇ〜。」
雛「いつもいつも、あたしのこと、か弱い、小さい、チビ、とか、そんなことばかり言われて、泣きそうになる時もあるけど、大きくて逞しい弟が一緒に居ると安心なの。」
萌「わかる。守ってくれそう。凄い守備力。」
雛「高い所のモノを楽々と取ってくれるし。」
萌「変な男が寄ってチョッカイ出しに来ても、絶対に安全だもの。か弱い女の子には助かるよね?剛くん、たいていの男より強そうだし。」
雛「あ、剛も、けっこう役に立ってるかも、って思ってきたわ。」
萌「ウドのタイボク、とも言えない感じがしてきたわね。」
0397雛&剛の家2020/04/10(金) 05:41:54.71ID:lJKMt+xh
剛「俺、カギ持ってるけど、お前がチャイムを押せよ。そしたら、どっちかのチビが出てくるだろ。」
陸「カギが開いてるってことは?」
剛「ないない。姉ちゃんは」
0398雛&剛の家2020/04/10(金) 05:46:08.39ID:lJKMt+xh
剛「絶対に戸締まりしてるはずだ。あんなに超か弱い女なのに、もし知らない男に入られたら大変たからな。」
陸「確かに。……あ、ドア、開かないです。」
剛「だろ?」
陸「じゃ、チャイム鳴らしますね。」
…………ピンポーーーン
0399雛&剛の家2020/04/10(金) 05:53:02.70ID:lJKMt+xh
萌「陸くんて泊まってくのかな?」
雛「さあ、どうかしら?」
萌「明日、日曜日だし。」
雛「そうだね。可能性あるわ。」
…………ピンポーーン
萌「あ、誰か来た!」
雛「剛かな?鍵を持ってるはずなのに。」
萌「誰か知らない人が来たとか?」
雛「剛なら直接入って来るわよね。」
…………ピンポーーン
萌「あたし出ようか?」
雛「うん。」
0400雛&剛の家2020/04/10(金) 05:56:42.14ID:lJKMt+xh
剛「応答ないのか?」
陸「はい。」
剛「もう1回、チャイム鳴らしてみ?」
…………ピンポーーン
0401雛&剛の家2020/04/11(土) 01:08:06.37ID:GOgOXul+
萌「(もし、知らない男の人危ないから、一応、用心しなきゃ。鍵穴から覗いてから にしてっと…………あれ?……大きい人っぽいわ……たぶん、剛くんか陸くんよね?)」
萌「誰ですか?」
陸「(あ。萌ちゃんの声だ。)」
陸「陸です。」
萌「あ〜、はい。いま開けますね。」
…………
萌「あ。いらっしゃ〜い。ってか、あたしの家じゃないけどね。えへっ。」
陸「こんにちは。💡!!!(おーっ!何なんだよ、このクソ可愛い格好は!超ミニスカートに生足!華奢な肩幅!ちっちゃいカラダ!かわいいぃぃぃ〜!マジかよ、たまらんっ!ソッコー持ち上げたいぜ。😆😆)」
萌「こんにちわ〜。剛くんは?」
陸「へ?あ、あ、(・・;)一緒だよ。(興奮してきたあ〜!)」
萌「(あたしより遥か上から見下ろしてくる陸くん、やっぱ、大きいわ。でも、何か変ね)」
萌「陸くん、どうしたの?」
剛「どうした?陸?……(おお〜!萌ちゃん、今日も、露出多めのセクシーな装いだぜ。完全に誘惑してんな。俺らに襲って欲しいとしか思えねえなあ。楽しんじゃおうかな。うひひひひ……。)」
陸「(こりゃ、我慢できねえ……)」
萌「剛くんも、いらっしゃい!あたしの家じゃないけどね。また言っちゃったわ、あはっ。」
剛「陸。」
陸「え?」
剛「アレ……やれば?」
陸「あ……はい。」
0402雛&剛の家2020/04/11(土) 01:24:13.93ID:GOgOXul+
陸「おらよっと!」
萌「きゃっ!!!
陸「萌ちゃん、超かわいいっす!」
萌「あーんっ……んもぅ〜!いきなりぃ〜?……陸くんたらあ〜! 」
雛「萌ちゃあ〜ん……ねえ〜、どうしたのぉ〜?………………あらまっ……捕獲されてる……速っ。」
萌「さっそく捕まっちゃた。」
雛「……だねっ。」
剛「姉ちゃん、ただいま。」
雛「おかえりなさい。」
陸「抱っこしたまま、お邪魔しまっす。」
雛「え?……あ、はい。どうぞ。土足はダメよ。」
0403雛と剛の家2020/04/11(土) 01:43:34.73ID:GOgOXul+
剛「じゃあ、俺も陸のマネして。」
雛「は?マネ?」
剛「姉ちゃん、もうちょっと近くに来いよ。」
雛「!!!……やだ……こわい……。剛は、普通に靴脱いで中へ入りなさい。」
剛「おう。靴は脱がないとな。だが、その後は……おりゃああ〜!」
雛「きゃあああああっ!!!」
剛「おー、悲鳴がデカいよ、姉ちゃんは。予想できるだろよ。」
雛「も〜……予想?……こんなこと、よそうよ……。」
萌「雛ちゃん、うまい!ダジャレ……でしょ?」
雛「とっさに出た言葉で……。」
剛「(身長が138センチの超かわいい女に、こんな短いスカートで誘惑されたら、こっちも興奮してしまいますって。)」
0404雛&剛の家2020/04/11(土) 01:58:03.82ID:GOgOXul+
雛「あたしと萌ちゃん、部屋の中でも、まさか、ずっ〜と、お姫様抱っこされてる感じ?」
剛「 体重が軽いから余裕で、やろうと思えば長時間。」
陸「雛ちゃん、パンツ丸見え。」
雛「……でしょね。萌ちゃんもよ。」
萌「でもさ〜、こういうセクシーな格好にしようって、あたしたち自身が決めた事だから、若い男の子には刺激が強いのよ。」
剛「だから、予想通りなんだろ。」
陸「ふたりとも美脚っすね。」
雛「…………美脚って言われるのは予想外かも。」
萌「ま。ありがと。陸くん。」
剛「エロいな、陸は。あはは。」
雛「あなたが言うな。」
0405雛&剛の家2020/04/11(土) 02:05:41.11ID:GOgOXul+
剛「姉ちゃん、晩飯は?」
雛「あたし、大きい男子高校生に捕獲されてるから。動けないの。どうしようかしらね。」
剛「😍」
萌「あたしも。大柄な男子中学生に捕まっちゃってるわ。動けな〜い。」
陸「😁✨✨」
雛「このままじゃ餓死するわよ。」
萌「いいの?」
剛「👀‼💦」
0406雛&剛の家2020/04/11(土) 02:13:38.31ID:GOgOXul+
剛「姉ちゃん、陸は泊まってくから。」
雛「あ、そうなの?今夜は、萌ちゃんも合わせて4人ね。」
陸「ありがとうございます。萌ちゃんも、あお世話になります。」
萌「抱っこされながら言われても……。」
0407雛&剛の家2020/04/11(土) 02:28:07.41ID:GOgOXul+
雛「晩ごはん、出前にしようかって、萌ちゃんと話してて。」
剛「それ、いいじゃん。ピザ?」
陸「俺は、大丈夫で〜す。」
萌「大丈夫って言葉が、肯定か否定か、どっちか、わからないのよ。」
陸「ピザで、オーケーで〜す。」
雛「剛、注文して。」
剛「俺が?」
雛「そう。スマホから。」
萌「片手じゃ無理でしょう?雛ちゃんを解放しなきゃ。」
剛「そだな。」
雛「陸くんも、あれからずっと萌ちゃんを抱っこしたままなんて、逞しいわ。」
陸「俺も萌ちゃんを解放します。トイレ借りたいから。」
0408雛&剛の家2020/04/12(日) 23:40:39.83ID:ARqQ1X0W
剛「姉ちゃん、いくつ頼む?」
雛「適当に。」
剛「適当じゃわかんねえ。」
雛「しょうがないわね。じゃあ、あたしが注文するわ。自分の携帯で。」
萌「雛ちゃん、いくら渡せばいい?」
雛「めんどくさいから、おごるわよ。」
萌「やったあ!ゴチでぇ〜すっ。」
陸「雛ちゃん、俺は?」
雛「陸くんは中学生だから、お金、もらえないわ。」
剛「姉ちゃん、俺は?」
雛「剛は高校生だから、3000円ちょうだい。」
剛「え〜!高えよ!」
雛「ウソよ。いらないわ。小遣いが無くなっちゃうでしょ。」
0409雛&剛の家2020/04/12(日) 23:59:32.67ID:ARqQ1X0W
萌「サイドメニューとかドリンクは?」
雛「うん。適当に頼んでるわよ。」
萌「さすが、雛ちゃん。みんなの分も合わせて注文するとか、まだ剛くんには無理ね。」
雛「そうそう。まだまだ、独活の大木ね。」
剛「(ウドノタイボク???)」
陸「ウドノタイボクって何?」
萌「えっとねぇ〜……。」
雛「ヒ・ミ・ツ🙊」
陸「秘密?なんで秘密?」
萌「ちょっとね……。」
剛「ふーん。(もしかして、俺の悪口だったりしてな……)」
陸「先輩、ちょっと来て下さい。」
剛「ん?どした?」
陸「(小声で)検索します?」
剛「(小声で)ウドノタイボク?」
陸「(小声で)はい。意味を調べたいと思いまして。」
…………
雛「あの二人、なにをコソコソ話してんのかしら?」
萌「さあね。」
0410雛&剛の家2020/04/13(月) 00:08:53.18ID:ZA1NubiY
剛「(小声で)ウドとタイボク、両方わかんねえなあ。」
陸「(小声で)先輩、出ました。コレです。」
剛「おお〜!出たかあ〜!」
…………
雛「え?なになに?何が出たの?まさか、ゴキブリ?」
萌「ひえ〜!ゴキブリぃぃ〜!?やだ雛ちゃん、何とかしてぇ〜!」
雛「あたしに任せてっ!ゴッキーどこぉ〜?剛!」
0411雛&剛の家2020/04/13(月) 00:16:40.38ID:ZA1NubiY
陸「ゴキブリなんか居ないよ。」
雛「え?そうなの?なあんだ。」
萌「居ないって?良かったあ〜。ホッ。」
剛「読んでるから、姉ちゃん、向こう行ってて。」
雛「よんでる?イントネーション、おかしくない?呼ばれてないけど来たわよ。」
剛「うるせえな。今、スマホを読んでるから!」
雛「あ……文字を読む、の読んでる……ね。きどうも失礼しましたあ〜。」
0412雛&剛の家2020/04/13(月) 00:46:55.37ID:ZA1NubiY
…………ピンポーン🎵
萌「あ、来た。あたし出る。」
雛「陸くんも手伝ってあげて。」
陸「今、忙しい。」
剛「俺、調べとく。」
陸「はーい、俺も運ぶよ〜!」
…………
雛「ねえ、剛、何を熱心に読んでるのよ?」
剛「あー、ちょっと待って。邪魔すんな。」
雛「💡💡!!!(あっ!独活の大木を調べてるわ!ヤバっ!超マズイ……)」
萌「さあさっ!みんなあ〜、食べましょ〜!」
陸「先輩も、好きなのを取って下さい。」
剛「・・・・・」
陸「先輩?」
…………
萌「雛ちゃん、飲み物どれにするぅ〜?」
雛「(小声で)萌ちゃん、ヤバい。アイツ、独活の大木、調べてた。」
萌「(小声で)マジで?あたし達が剛くんの悪口を言ってたのがバレちゃうわ。」
…………
剛「(小声で)陸、コレ見ろ。ウドノタイボクって、こういう意味らしいぞ。」
陸「(小声で)どうします。」
剛「(小声で)まあ、今回は知らないふりり、しよう。それで、あのチビちゃんたちを後で、可愛がってあげような。」
陸「(小声で)ですね。楽しみ〜。」
…………
萌「ねえ。剛く〜ん、陸く〜ん、お腹減ってなあのぉ〜?」
陸「あ〜〜!食べま〜〜す!」
雛「陸くんはコーラかしら?はいっ。」
陸「あ、どうも。」
萌「剛くんは?」
剛「え〜と、俺は……ビールで。」
雛「ばかっ!未成年でしょっ!」
剛「冗談だよ。本気にすんなよ〜。ねー萌ちゃん。」
萌「??あ、あたし?」
剛「ねー萌ちゃん、って言ったんだ。」
萌「あ〜なるほど。あたしには、ねーちゃん、って聞こえたの。」
雛「んんん〜美味しい♥」
陸「うまっ……。」
剛「さ、俺もコーラにしよっと。」
0413雛&剛の家2020/04/13(月) 00:56:28.89ID:ZA1NubiY
剛「こうやって、男2人でソファーに座ってても、なんか寂しいよなあ。なあ、陸。」
陸「そうっすねえ。手がヒマしてますね。」
剛「そうなんだなあ。膝の上が全くガラ空きなんだよなあ。」
…………
萌「片付けは、こんな感じでいいわよね?」
雛「そうね。…………あ、男の子たち、ソファに座って、こっち見てる。」
萌「あ〜、ホントだ。あたしたちも行く?」
雛「うん。キッチンの用事はオシマイね。」
0414雛&剛の家2020/04/13(月) 01:08:16.70ID:ZA1NubiY
剛「獲物が近づいて来たら捕獲するぞ。」
陸「俺は雛ちゃんが良いです。」
剛「体格差を考えたら、陸が姉ちゃん、俺が萌ちゃん。バランスが良いな。コレでいこう。」
陸「了解です。」
…………
雛「どうしたの?テレビでも付ければいいのに。」
剛「リモコン取って。」
雛「ん?リモコン?…………どこだっけ?」
萌「あら、ここにあった。はいっ、陸くん。」
陸「あ、どうも。」
0415雛&剛の家2020/04/13(月) 01:22:24.12ID:ZA1NubiY
萌「きゃっ!あーんっ……陸くん……。」
陸「先輩、俺、萌ちゃんを捕まえちゃった。つい、目の前に可愛い顔があったんで。」
剛「いいよ。逆だけど。ってか、向かい合って抱き合ってんのか?」
陸「萌ちゃん、方向を変えようか。前を向いてね。よいっしょっと!」
萌「雛ちゃ〜ん!あたし陸くんに……。」
雛「はーいっ!見て、確認したわ。」
陸「萌ちゃん、イヤなら逃げても大丈夫だよ。エヘヘへへ……。」
萌「雛ちゃ〜ん!陸くんが、イジワル言うのぉ〜!」
陸「必死に抵抗していいよ。でも、か弱い萌ちゃんには無理かなあ〜。」
剛「俺も興奮してきた。俺の獲物はどこだ?」
0416雛&剛の家2020/04/13(月) 01:35:33.77ID:ZA1NubiY
雛「萌ちゃ〜ん!だいじょ〜うぶ〜?」
萌「あれぇ?雛ちゃんわぁ〜?隠れてるのおぉ〜?」
剛「よし、ヒョイと捕まえて来ようかね。どこ行ったかなー?姉ちゃ〜ん。出ておいでー。」
雛「(やっぱ、剛のこと、独活の大木って言っのが悪かったかも……きっと、怒ってるのね……大きいカラダで向かって来て怖いよ〜……)」
剛「お、いたいた。」
雛「!」
剛「おいで。怖がらなくて大丈夫だよ。」
雛「べ、べ、べつに、怖がってなんか……ないわよっ……だ……。」
剛「ほらよっ!軽々っとね。」
雛「きゃっ!んも〜っ……。」
0417雛&剛の家2020/04/13(月) 01:46:30.39ID:ZA1NubiY
萌「雛ちゃん、いらっしゃい。やられた?」
雛「ウーン……結局、こうなる羽目ってことよなのよね。萌ちゃん。」
剛「陸、お待たせ。隣に俺も座らせてもらおうか。」
陸「もし、雛ちゃんが先輩から逃げられたら、100万円あげよう。」
萌「そんな大金、持ってるの?」
陸「まさか。」
萌「確かに、体格が絶望的に違うもの。」
剛「さあ。姉ちゃんは俺の膝の上だぞ。」
雛「萌ちゃんとダブルの体制ってこと?」
陸「ダブル……なるほど。」
0418雛&剛の家2020/04/13(月) 02:00:49.37ID:ZA1NubiY
萌「陸くん、今、身長何センチなの?」
陸「俺は186。」
萌「あたし143だから……43センチも違うのね。陸くんにスッポリ包み込まれちゃったわ。」
陸「先輩の方が体格差、もっと凄いっす。」
剛「197が、138を、それこそ完全な形でスッポリ包み込んでやったぜ。」
雛「ちゃんと《センチ》を付けなさい。完全な形って何が完全なの?あと、わざわざ身長を今さら数字で言わなくていいの!わかった?」
剛「おーこわっ。怒ってるよ。」
雛「んも〜、怖かってないクセに。」
剛「うひひ。」
0419雛&剛の家2020/04/13(月) 09:18:22.23ID:vkMpBX4w
萌「陸くん、リモコン貸して。」
陸「テレビ、何か、やってる?」
萌「そりゃあ、何かは放送してるわよ。」
陸「(太ももくらい、いいかな……)」
萌「陸くん、テレビ見える?あたしが小さいから余裕かしら?」
陸「うん。萌ちゃんの頭の上から余裕で見える。」
萌「でも……やっぱり陸くん、エッチ。」
陸「気付いてた?」
萌「とっくに。スカートめくっちゃダメよ。」
陸「萌ちゃんの脚はキレイだね。」
萌「ヤラシイけど、ありがとー。」
0420雛&剛の家2020/04/13(月) 09:42:52.84ID:vkMpBX4w
剛「陸が楽しんでるみたいだから、こっちもイチャイチャしようか?」
雛「べつにイチャイチャしなくていいわ。お姉ちゃんなんだから、あなたの。……っていうか、もう既に……(剛の大きな手がバストに当たってるの、わかるし)」
剛「既に何かなあー?いひっ。」
雛「セクハラ男の本領発揮ってとこかしら。」
剛「カラダ小さい割りに、オッパイあるな。」
雛「エッチさに遠慮がない人……。」
剛「姉ちゃんの上半身、片手でスッポリ抱けるぜ。マジ、ちっちゃい。ホント可愛いよ。」
雛「(あたしの後頭部に、剛の厚い胸板の感触……)」
剛「どう?大男に包まれる感覚は?姉ちゃん的には?」
雛「うーん……優しくしてくれたら、そんなに悪くない…かな………でも、乱暴はイヤ。か弱い女の子には手加減して。」
剛「おお、萌えるセリフをサンキュー!」
雛「あとね、お姉ちゃんなのに、あたしのこと、可愛いって言ってくれるのは、女子として嬉しいわよ。」
剛「じゃあ、俺のこともホメて。」
雛「剛わぁ〜……大きくてぇ〜、逞しくてぇ〜、マッチョくんでぇ〜、あとは……。」
0421雛&剛の家2020/04/13(月) 10:05:10.50ID:vkMpBX4w
剛「あとは?」
雛「あとはっ……独活の大木も知らないような頭のほうはバカなの。」
剛「バカなのは、かなり事実かもしれない。」
雛「でしょ、でしょ?」
剛「その代わり……こうしてやる!」
雛「あーんっ、揉まないでぇ〜!おさわり、やめてぇ〜。剛の手が冷たあ〜い。」
剛「バカやろー。超ミニスカに生足で誘っといて、俺に何もされないワケねえだろ。」
雛「服の上からは良いけど、直はイヤ。じかに胸はダメっ。」
雛「服の上からだったら、いいんだな?よし、許可が出たぞー!陸!」
陸「おっ!」
雛「違うの!許可したんじゃない!」
剛「さっき、姉ちゃんが、良いって言ったぞ。」
雛「剛の力に全然かなわないからあ〜、か弱い女の子が抵抗しても無駄だからあ〜、ある程度は仕方ないかなあって思ってるだけ。ホントはセクハラ全部ダメなのよ。他の女の子にはダメなのよ。……萌ちゃん以外は。」
萌「え、、、、あたし以外?」
雛「うふっ♥」
萌「んもぉ〜、なによ。雛ちゃんったら♥」
剛「(おチビちゃんたち、なんだがんだ、嬉しそうだな。そりゃ良い事だ。もっと楽しめそうだな。うひひ……。)」
陸「萌ちゃん、俺にも許可を。」
萌「え?……何か言った?」
陸「……いや、何でも。」
0422剛の部屋2020/04/17(金) 00:30:19.26ID:ymNBc2SG
剛「おい、陸。なんかこう、デカい男同士で寝るの、つまんねえな。」
陸「そうですね。ベッドが狭いっす。」
剛「ちっちゃい女と二人で寝たくねえか?スペースに余裕ができるぞ。」
陸「そうですね。どうします?先輩は、どっちとカップルになります?」
剛「なんとなくだが……姉ちゃんと陸が一緒に寝るのは、あまり良い感じしねえ。弟として。」
陸「じゃあ、俺は萌ちゃんで良いっす。」
剛「よし。わかった。今夜は可愛い女の子と一緒に寝よう!」
陸「はい!」
剛「そしたら、陸はここに居ろ。俺が萌ちゃんを持ってきてやる。」
陸「萌ちゃんが物みたいに言われてる。あはは。了解です。」
剛「俺は、その後で姉ちゃんのベッドに入る、という計画でどう?」
陸「なかなかバッチリです。寝てる間に、小さな萌ちゃんを押し潰してしまいそうです。」
剛「中学生のクセに、大人の女をオモチャにする気だな?」
0423雛の部屋2020/04/17(金) 00:34:41.42ID:ymNBc2SG
萌「エロい男の子達に抱かれてしまったわね。」
雛「始めてでもないし、剛は、いつもの事なんだけど。大きい男の人に対して、少しなれちゃったかも。」
萌「雛ちゃんは特にね。剛くんが近くに」
0424雛の部屋2020/04/17(金) 00:42:28.61ID:ymNBc2SG
雛「そうなの。剛が何かにつけて、あたしにチョッカイ出すの。」
萌「まあ、それは、仕方ないわね。こんなに小さくて可愛い女の子がさ、お姉ちゃんなんだよ。剛くん、ガマン出来ないわ。」
雛「それはそうと、あたしのパジャマ貸してあげるわ。そこに置いてあるの、着て。」
萌「うん。ありがと。」
0425雛の部屋2020/04/17(金) 00:55:35.99ID:ymNBc2SG
…………トントントン
剛「姉ちゃん、入るよ。」
雛「ん?どうしたの?」
剛「えっとね。今夜はさ、男と女、カップルで寝ることになったから。」
萌「💡ぇ、ぇ、カップル?」
雛「男同士、女同士じゃあなくて?」
剛「そ、そ。陸と二人で決定したから。」
雛「そんな勝手に決めないでよ。」
萌「どうやら、あたし達に選択権は無いみたいね。」
雛「で?どういう組み合わせ?」
剛「俺は姉ちゃんのベッドで。」
萌「じゃあ、あたしは陸くんと?」
剛「ということで、俺、萌ちゃんを持っていくよ。」
萌「きゃっ!……剛くん……剛くんの目線って、めっちゃ高い。」
雛「持ってく……って、萌ちゃんを物みたいに言って。」
0426剛の部屋2020/04/17(金) 01:09:12.62ID:ymNBc2SG
剛「陸、お待たせ。可愛い子、持って来たぜ!」
萌「剛くん……あたしのこと……かわいいこ…………」
陸「ああ〜、萌ちゃん。パジャマに着替えたんだね。」
萌「ミニスカではなくて、パンチラ無くて、ざ〜んねんっ!うふっ。」
剛「おい、陸。萌ちゃんを受け取れ!パス!パス!」
陸「あ、そのまま直接、俺が受け取るんですか?なるほど。豪快ですね。」
萌「あたし、軽いから簡単なのね。」
剛「あとは陸、萌ちゃんを好きなように。」
陸「はい。好きなようにします。」
萌「……好きなように?……陸くんは、何がしたいの?(陸くんは中学生だから、年齢的にレイプは無いわね……)」
0427雛の部屋2020/04/17(金) 01:17:57.30ID:ymNBc2SG
剛「姉ちゃん、お待たせ!」
雛「陸くん、萌ちゃんに変なコトしない?」
剛「それはどうかな。」
雛「え〜っ!萌ちゃん、あんな小さな女の子なんだから、大きな陸くんが妙な気を起こしたりしたら、あたし、承知しないわよ。」
剛「大丈夫だろ。」
雛「そう?」
剛「こっちは、こっちで、良い夜にしような。」
雛「(また、エロいコト考えてるのかしら?このエロ男ったら……)」
0428剛の部屋2020/04/17(金) 01:33:12.23ID:ymNBc2SG
萌「剛くんのベッド、あたし達で使って良かったの?」
陸「うん。先輩が決めたんだ。」
萌「陸くんて、剛くんには敬語なのに、あたしと雛ちゃんにはタメ口なのね。」
陸「うん。先輩には力で勝てないし、逆らえないよ。」
萌「あたしは陸くんよりずっと年上なのに。」
陸「ちっちゃいから、小学生みたいだから。」
萌「あーんもー、イジワル言って。」
陸「男二人だと、ベッドが狭すぎて、それで、萌ちゃんと寝ることになったんだ。」
萌「確かに狭いかも。肩幅がね。」
陸「寝てる間に、俺が萌ちゃんを押し潰したらゴメンよ。」
萌「あ〜、体重差が大変だわ。もし、陸くんが覆い被さってきたら……。」
陸「たぶん、萌ちゃんの力じゃ、俺のカラダ、はね除けられないね。」
萌「いや〜んっ、陸くん、気を付けてね。」
陸「(おー、可愛い!)」
0429雛の部屋2020/04/17(金) 09:45:17.04ID:ymNBc2SG
剛「せっかく二人で一緒のベッドに居るんだったら、レイプごっこしよ。」
雛「せっかくの意味わかんない。ごっこでもヤダ。」
剛「きっと、面白いと思うよ。」
雛「面白いと思うのは、剛だけよ。あたしは屈辱だと思うの。たぶん。」
剛「痛くしないから。遊びだから。(俺にとっては楽しさオンリーなんだがね。イヒヒ……。)」
雛「ホント?手加減してくれる?」
剛「姉ちゃんは全力で抵抗してくれ。」
雛「ちょっとお〜っ!まだ許可してないわ。もう既に、あたし、動けないっぼい。」
剛「まだ、ちょっとしか押さえつけてないぞ。力も全然入れてないし。」
雛「こんなのさあ、剛に馬乗りされたら、もうダメっ!重たいわ。」
剛「つい俺の体重、全部掛けてしまったぜ。(胸くらい、触っても平気だろ。初めてでもあるまいし。)」
雛「あ、ダメっ。」
剛「じゃあ、俺がボタンを外すのを姉ちゃんが阻止できたら、姉ちゃんの勝ち。」
雛「これ、勝ち負けなの?」
0430剛の部屋2020/04/17(金) 10:43:14.44ID:ymNBc2SG
萌「陸くん、腕の筋肉、触っていい?」
陸「いいよ。でも、まだ、鍛え方が足りないと思う。」
萌「ううん。硬いっ!二の腕の筋肉とか、女の子には考えられない感触なの。」
陸「ひょっと、フェチ?」
萌「言わなかったっけ?あたしも雛ちゃんも、マッチョとか大きい男性は嫌いじゃないの。」
陸「知ってた。俺は凄い小さい女の子が大好きなんで。」
萌「よーく知ってる。」
陸「可愛い萌ちゃん、ぎゅっとしちゃう!」
萌「きゃっ!陸くん、力が強いわっ。」
陸「そうだった。萌ちゃんの華奢なカラダが折れたら大変だ。」
萌「そういえば、雛ちゃんは大丈夫かな。」
陸「あっちは姉弟だし、家族だし。」
萌「そうよね。(ってことは、あたしと陸くんは他人同士。レイプされても、おかしくない状況?!)」
0431雛の部屋2020/04/24(金) 09:34:51.31ID:L96g6yKo
雛「ううう……あー😿なんで弟と一緒に寝なきゃいけなあいのぉ〜(>_<)」
剛「俺はケッコー楽しいけど、イヒヒ……」
雛「大きいカラダが鬱陶しいのよ。剛は自分のベッドに戻ればいいじゃないのよぉ〜?」
剛「いや、あっちはあっちでカップルが楽しんでるから。」
雛「あ……そっか……忘れてた。萌ちゃんか
と陸くん……。」
剛「陸も男だからなあ。どうなるんだろ。」
雛「萌ちゃん、まんざらでもなさそうだし。」
剛「圧倒的体格差で、小さい萌ちゃんを相手に、陸の思い通りになるんじゃね?」
雛「陸くんの思い通りって、どんな思いなの?」
剛「さあね。でもよ、もし俺が陸だとして……」
雛「だとして?」
剛「すぐ横に、超可愛い、超小さい女の子が寝てたら、ガマン出来なくて、こんなコトしちゃうかも。」
雛「きゃっ!なにするのぉ?あんっ、きゃあああ!いやだああああ!」
0432剛の部屋2020/04/24(金) 09:58:11.51ID:L96g6yKo
萌「あ。雛ちゃんの悲鳴が……。」
陸「聞こえた。」
萌「剛くんに何されたのかしらね?」
陸「剛先輩も遠慮しないね。」
萌「あたし、ちょっと見てくる。助けなきゃ。」
陸「萌ちゃんも襲われちゃうよ。っていうか、姉弟で遊んでるだけだけど思うけど。行かなくていいよ。」
萌「でも…………あ……うっ……」
陸「(俺も小さい子と遊びたいし。萌ちゃんを逃がすもんか。)」
萌「(やだ。動けない。陸くんに押さえつけられて無理だわ。)」
陸「(もっと抱きしめちゃうよ。)」
萌「あーんっ……ま……やっぱ、雛ちゃんとこ行くの、やめるわ。相手は弟さんだし、きっと大丈夫でしょ。」
陸「そうだよ。オッケーオッケー。」
萌「(こっちも大男に捕まっちゃってるから、ヘルプに行けなくてゴメンね、雛ちゃん……。)」
0433主要登場人物(同居中)2021/04/08(木) 21:27:55.09ID:Z7rHHOcV
弟…………剛(つよし)18歳 大学1年
剛の後輩…陸(りく) 15歳 高校1年
姉…………雛(ひな) 24歳 会社員
雛の友達…萌(もえ) 24歳 会社員
0434主要登場人物の体格2021/04/08(木) 21:42:28.43ID:Z7rHHOcV
剛…197センチ 97キロ 胸囲120センチ
陸…188センチ 88キロ 胸囲100センチ
萌…143センチ 35キロ 75−55−78
雛…137センチ 32キロ 73−54−77
0435ミニスカート2021/04/08(木) 22:07:15.46ID:Z7rHHOcV
剛「おおお〜っ!!今日もセクシーじゃん!」
雛「でしょでしょ♥買ったばっかりなのっ。」
剛「いつもだけど、スカート短かすぎねえか?」
雛「いいのっ。ミニが好きなんだもん。」
剛「ま、俺の好みだから良いけどよ。」
雛「あんたの好みはどうでもいいわ。」
剛「パンツ見えちゃうぜ?」
雛「中は見せパンだから大丈夫よ。」
剛「ミセパン?」
雛「食べるパンではないわよ。」
剛「それぐらい知ってるから!」
雛「あ、そうなの?」
剛「で、何の略?ミセパンって?」
雛「やっぱ、知らないのね。」
剛「見せるパンツ?」
雛「というより、見えても良いパンツかな。」
剛「そっか、見せたいんだな。」
雛「いや、あえて見せたくはないの。」
剛「見てもいいよな?」
雛「そんなに見たいの?」
剛「俺が遠慮すると思う?」
雛「1ミリも思わない…やだあもう!」
剛「へえー、こんな感じか。」
雛「えっち!」
0436身長2021/04/08(木) 22:32:42.32ID:Z7rHHOcV
剛「姉ちゃん、測ってあげるよ。」
雛「え?はかる?何を?」
剛「姉ちゃんの身長。」
雛「なんで?やだ。」
剛「たまには確認したいしさ。」
雛「何を確認するの?」
剛「身長差だよ。」
雛「何センチ違うんだっけ?」
剛「59センチだった。」
雛「だった……過去形?」
剛「あと1センチなんだよね。大台まで。」
雛「だから過去形なの?」
剛「俺は197で変わってなくてね。」
雛「じゃあ、大台はムリだわ。残念ね。」
剛「姉ちゃんは同じとも限らないし。」
雛「確かに。年齢的にもう伸びないかも。」
剛「だろ?」
0437身長2021/04/08(木) 23:12:03.05ID:Z7rHHOcV
剛「さあ、測るよ。」
雛「あらま。用意が良いわね。」
剛「巻き尺スタンバイ完了だぜ。」
雛「(どうしよう…縮んでたら…)」
剛「コラコラ!ソファに上がるなよ!」
雛「ケチっ!ドーピングだめ?」
剛「だめ。」
雛「せめて、大台ほしいな。」
剛「大台?」
雛「140、ありますようにっ!お願いっ。」
剛「大台じゃなくて、小台だろっ!」
雛「うるさいわね。夢の140センチよ。」
剛「おっ?あれ?」
雛「ねえ、何センチある?」
剛「これはっ!どう見ても……」
雛「え?え?なによ?もったいぶらないで!」
剛「137センチだな。」
雛「え〜〜っ?なんでぇ〜?やだよお(泣)」
剛「間違いなく137センチだ。」
雛「マジか……サイアク……」
剛「俺の勝ちだな。」
雛「勝ちって何よ?あたしが負けなの?」
剛「俺たち身長差60センチだぜ!やった!」
雛「喜んでるわ…ムカつくわね。」
剛「こうやって姉ちゃんを見下ろすと、ちょっと小さくなった気がするぜ。」
雛「ほんとに?ウソよ。たった1センチで見た目が変わるかしら?」
剛「ごめん。違いがわからない。いつもの小さい姉ちゃんだ。」
雛「あたしも。剛が大きすぎて。」
剛「さて、巻き尺は、ここに置いてっと。」
雛「???(まさか……?)」
剛「とりあえず、超ミニ姉ちゃん!」
雛「なに?超ミニ姉ちゃんって?」
剛「2つの意味だよ。超ミニ。」
雛「あたしの身長のミニとミニスカート?」
剛「そうそう。カワイイなあ、姉ちゃん!」
雛「きゃあああ!!!」
剛「おお〜、相変わらず軽いな〜!」
雛「いやあ〜ん、パンツに触らないで!」
剛「パンツじゃなくて見せパンだろ?」
雛「見せパンでも、触るのダメっ!」
剛「見せパンならぬ、触りパン。」
雛「なあんにも面白くないわ…」
0438腕相撲2021/04/11(日) 23:45:20.83ID:hD171QeL
雛「萌ちゃん、久し振りに腕相撲どう?」
萌「ん?腕相撲?うん、いいわよ、やろ。」
雛「この前は、どっちが勝ったんだっけ?」
萌「わかんない、わすれた。」
雛「あたしも。たぶん萌ちゃんじゃない?」
萌「そうだったかな?」
雛「そうよ。萌ちゃんが強いと思うわ。」
萌「じゃあ、さっそく、行くわよ!」
雛「あー待って!ズルい!よーいドンは?」
萌「わかった。雛ちゃん、いつでも来ていいわ。」
雛「その、【いつでも来て】は、弟がよく言うセリフ。余裕をかましてくるから。」
萌「あたしも雛ちゃん相手なら余裕よ。」
雛「うそ。か弱いくせに。」
萌「でも雛ちゃんほどではないけどね、って、あああっっっ!」
雛「先制攻撃よ!んんんっ……」
萌「ふっんん〜っ…」
雛「…………疲れちゃった……はぁ…」
萌「ギブアップ?ね?ね?」
雛「長すぎ。なかなか勝負決まらないね。」
萌「そうね。か弱い女同士だし。」
雛「しかも小柄ちゃん同士だし。」
萌「うふふ…」
0439腕相撲2021/04/12(月) 00:06:06.15ID:/17O6BNS
萌「なんとか腕相撲で男の子に勝ちたいね。」
雛「弟と陸くんでしょ?うん、勝ちた〜い。」
萌「剛くんとハンデ無しで腕相撲やって、勝てたの、いつ以来?」
雛「あ〜そうね……えっと、弟が小学4年で、あたそは高校?かな?と、いうか、腕相撲してないかも。記憶にないの。」
萌「へえ〜。その頃もう既に身長抜かれてる?」
雛「うん。たぶん。あたしが中学生の頃は弟をイジメてたわ。きっと。」
萌「剛くん、大きくなってから、雛ちゃんに仕返しするかもね。」
雛「それよ。もう、サンザン仕返しされてるわ。」
萌「剛くんは、仕返しのつもりではないかもよ。」
雛「確かに。剛は小さい女の子が好きなだけ。」
萌「年上の、ね。」
0440腕相撲2021/04/12(月) 00:27:28.46ID:/17O6BNS
雛「何の話してたっけ?」
萌「腕相撲であの2人に勝ちたい話。」
雛「そう、そうなの、あの2人。」
萌「つまりは、ウチに居るでっかい熊さん。」
雛「あたし達から見たら、まさに大男よね。」
萌「身長が138センチの雛ちゃんが遥か上を見上げる197センチもある弟さん、大きくて逞しくてカッコイイわ。」
雛「いちいち身長を言わなくても。」
萌「ごめんごめん。だって凄い身長差カップルって、レアで萌えるじゃん?」
雛「143センチの萌ちゃんに言われたくないっていう、そのことよりも、あの、あたしの身長ね……」
萌「ハイハイ、身長がどした?」
雛「…縮んだの……」
萌「へ?…縮んだ?まあ、この年齢だからもう伸びないとは予想できるけど、縮んだの?」
雛「うん。1センチ。だから137センチなの。」
萌「あらまっ!ご愁傷様です。ふーん。」
雛「剛が測ってくれた。ホントっぽい。」
萌「剛くんがウソつくメリットないしね。」
雛「ムカつくくらい喜んでたわ。あーん。」
萌「剛くんが雛ちゃんよりも物凄〜く大きいことに変わりないわよ。ね?」
雛「せめて140センチがいいわ。」
萌「あたしはクリアしてます。」
雛「あら、それ言う?」
0441腕相撲2021/04/12(月) 00:56:32.01ID:/17O6BNS
萌「何の話だっけ?」
雛「あたしの身長。剛と60センチも違うことになってしまった話。」
萌「それも面白いけど、その前。」
雛「面白い?萌ちゃんだって超絶に小さいんだからね。」
萌「あ、腕相撲の話よ。」
雛「はいはい、そうそう。話の脱線2回目。」
萌「でもさ、男の子相手にハンデがなくちゃ勝てるわけないわよね。どうするの?」
雛「それな。もちろん、大男とチビ女では、力が違いすぎるのはわかってるのね。そこをなんとかっていう、姉の意思みたいな。ね?わかるかしら?」
萌「雛ちゃんが両手で、というのも、勝てなかったわよね。」
雛「あ、そうだわ。剛に目隠ししてもらうの。」
萌「目隠し?それって、腕力は同じよ。」
雛「目隠ししてる間に、陸くんに代わりに戦ってもらうの。」
萌「雛ちゃんから陸くんにチェンジした瞬間にバレるわね。まず、手の大きさが違うし。陸くんでも剛くんには勝てないと思うわよ。あ、陸くんが両手なら違うか。」
雛「ああ〜、変な妄想してごめんね。こんなのダメダメ、あたしが直接、剛を倒したいのよ。陸くんが代役じゃ意味ないもんね。」
萌「じゃあ〜、あとはもう、あたしと雛ちゃんで、2人ががり。これしか無くない?」
雛「あたしはもちろん両手でしょ?」
萌「そう。あたしも両手で加勢すればさ。」
雛「うんうん。どうでしょね。」
萌「勝てるかどうか検証してみましょうよ。」
雛「どうやって検証するの?」
萌「それよ。」
0442腕相撲2021/04/12(月) 01:56:23.14ID:/17O6BNS
萌「体重で比べてみよ?」
雛「剛は…ね…うーん、100は無いのかな?まあそうね、97キロくらいかしら。」
萌「うん、たしか、そのくらいだったような。あたしたちは40キロ無いもんね。足しても80に届かないわね。」
雛「あたし、32で、萌ちゃんは、35よ。」
萌「あら、詳しいのね。」
雛「だから2人合わせて67キロね。ああ、それでも剛が30キロも重いなんて。」
萌「やばっ!ちっちゃいね、あたしたち。」
雛「でも腕相撲に体重って関係あるの?」
萌「体重別の試合とか?」
雛「正式な競技のヤツね。」
萌「あと、握力は?わかる?剛くんの握力?」
雛「70くらいかなあ?でも今は強くなってるかも。めっちゃ筋トレしてるもん。」
萌「そうなんだ。左右どっちも?」
雛「左右とも強いと思うわ。」
萌「あたしたち、20に満たないのよね。詳しくは忘れたね。」
雛「15とか?そんな感じよね。」
萌「それにしても、剛くんが70だって?あたしたちの4倍以上も力があるのね。」
雛「ほんと。ビックリしちゃうわ。」
萌「あ、単純に雛ちゃんと合わせても30しか無いから、ムリだわね。」
雛「ううん、あたしたちは両手を使うから、掛ける2倍するのよ。だから、60キロの腕力…………あ……あら?」
萌「剛くんが70キロ、しかも片手で、よ。」
雛「あたしと萌ちゃんが両手づつ合計で、60キロなのね。やばっ、足りないわよ。」
萌「男の子の片腕に、2人で全力で挑んで勝てないという、レアなシチュエーションになるわよ。」
雛「そういえは、前に剛が言ってたけど、腕相撲は両手でやった場合は、1,5倍の力なんだって。」
萌「え……マジで……それ、早く言ってよ。あたしたち、力を合わせても、剛くんには絶対に敵わないじゃん。」
雛「あちゃー。やっぱりそうよね。勝てる気がしないもん。剛の身体の筋肉なんかを見てたら。」
萌「この際、普通にハンデ無しで腕相撲する?」
雛「剛の希望はソレかも。か弱い女の子相手に遊びたいんでしょ。飽きもしないでさ。」
萌「剛くん、ほとんど力を入れなくても雛ちゃんに勝てそう。」
雛「剛が寝てても勝てそうに無いわね。」
萌「いや、剛くんが寝てたらサスガに勝てるわよ。いくら雛ちゃんが非力でも。」
雛「睡眠薬ある?」
萌「コワイコワイ。そんなのウチに無いわよ。」
雛「エヘっ。冗談よ。」
萌「でも、ハンデもらって腕相撲しようよ。負けるの覚悟で。面白いじゃん。剛くんに聞いてみよ?」
雛「腕相撲の話で、こんなに盛り上がるの、おかしいね。あたしたち。」
萌「同感。」
雛「でもさあ、剛が寝てたら、そもそも腕相撲の体勢に起こせないわよ。あんなに重たいカラダを。腕相撲のスタンバイが出来ないじゃん。」
萌「あたしたちの腕力では無理ってコトね。」
雛「まあね。」
0443名無しさん@ピンキー2021/04/12(月) 10:24:57.90ID:+1DmMUnm
成功記念
覚醒
0444膝から下の長さ2021/04/16(金) 01:36:48.12ID:BIjLZMox
陸「先輩、これ知ってます?」
剛「ん?なに?」
陸「膝から下の長さって、【身長】かける【0,265】だそうですよ。」
剛「へえー。男、女、関係なく?」
陸「はい。男女とも同じらしいです。」
剛「よく知ってんな。で?」
陸「俺の場合は、計算すると、だいたい50センチなんですよね。」
剛「そうなんだ。」
陸「先輩は俺より2センチ長いくらいだと思うんですけど。もし、188センチの俺が床に膝をつけた状態なら、138センチとなるわけですよ。」
剛「それが、どうした?」
陸「138ですよ?」
剛「あっ💡そうか!俺の姉ちゃんか。」
陸「そうです。同じなんだよね。」
剛「おまえが膝立ちで姉ちゃんを抱き寄せたら、目線の高さが同じか。」
陸「うひひひひ…興奮します。」
剛「ただ、俺の場合だと、姉ちゃんは、まだ俺より低いからな。ほんの少しだがな。」
陸「そうですよね。」
剛「ここで、陸に朗報があるぜ。」
陸「はい?何ですか?」
剛「なんと、おチビちゃんの背が1センチ低くなっちゃったんだよね!」
陸「マジっすか!ふーん。ってことは、雛ちゃんの身長、たった137センチしかないんだね。俺が膝立ちしても届かないなんて、ちっちゃいな。可愛いな。」
剛「同じ家に居るんだから、思う存分テキトーに可愛がってやってくれ。ただ、俺の可愛い姉ちゃんなんで。わかってるな?」
陸「はい、いつも手加減してます。」
0445膝から下の長さ2021/04/16(金) 01:49:21.82ID:BIjLZMox
陸「(コンコン)」
0446膝から下の長さ2021/04/16(金) 02:08:36.33ID:BIjLZMox
陸「雛ちゃん居る?」
萌「はーい。萌でーすっ!」
陸「あ、萌ちゃん。」
萌「雛ちゃんは居ないわよ。でもすぐ帰って来るんじゃない?どうしたの?」
陸「そうなんだ。ま、萌ちゃんでいいや。」
萌「あたし?なに?え?」
陸「ちょっとだけ、萌ちゃん、そこに立ってて。」
萌「???」
陸「うーん……なるほど……」
萌「???(陸くんったら、低くなってる。なんなの??)」
陸「……」
萌「陸くん…顔が近いよ。」
陸「あ、もうオッケーだよ。」
萌「何がオッケーなの?」
陸「何でもないよ。やっぱ萌ちゃんの勝ちだ。」
萌「あたしの勝ちって?」
陸「俺、もっと大きくなろっと。」
萌「ううん。陸くん、もう充分大きいわ。あたし、陸くんの顔、いつも首が痛くなるくらい見上げてるから、顔が近いだけでドキドキしちゃう。」
陸「雛ちゃんなら、今の俺でも勝ちなんだけどね。」
萌「さっきから、勝ちって何のこと?」
陸「萌ちゃんはもう伸びないよね?」
萌「たぶん、あたし、この通り小さいから優しくしてね。あ、勝ち負けって身長の話?でも、あたしに負けたのよね?どういうこと?」
陸「先輩に聞いて。」
萌「ケチ。」
0447雛の帰宅2021/04/16(金) 03:02:13.49ID:BIjLZMox
雛「ただいま〜。」
萌「おかえり。」
陸「(そ〜っと後ろから)おかえり!」
萌「あーっと、ビックリしたあ!急に居たから。後ろに大きいのが。地味に驚いちゃた。」
雛「うふふ。陸くん、ただいま。」
陸「(おお、ちっちゃいなあ、可愛いなあ、雛ちゃん。おかえりの抱っこしてえなあ……。)」
萌「雛ちゃん、荷物もらうわ。冷凍モノある?」
雛「うん。」
陸「♥」
雛「なあに?陸くん?どうしたの?」
陸「いや、ただ、雛ちゃんが可愛いなあ、と思って。」
雛「あ、それはどうも。」
陸「(雛ちゃんが靴を脱ぐまで待ってからだな)」
雛「???」
陸「(ハアハア…今日もスカート短めだし、どさくさに紛れて、フトモモとか触っちゃお…)」
雛「(陸くん、どうしたのかしら?ずっとココに立ったまま、上から見下ろしてくるわ。もしかして、オッパイが見えてるのかしら?)」
陸「……荷物、持とうか?」
雛「もう萌ちゃんに渡したわよ。」
陸「あ、そう。(よし、今だ)」
雛「きゃっ!!!」
陸「雛ちゃん、おかえりっ!」
雛「さっき聞いたっ。あーんもうっ。やだあ、陸くんたらあ……」
陸「軽いね。何センチになったの?」
雛「体重の単位はキログラムよ。」
陸「137センチなんだよね?」
雛「あ。身長ね。剛のヤツ。余計なことを。でも、体重は軽くなってないわよ。そんなことより、あたしを早く運んでよ。」
陸「えへへへへ…。」
雛「ねえええ、萌ちゃあ〜〜ん!助けてえええ!」
萌「なによー?なに叫んでるのお?…あらま。」
雛「玄関で上がったらね、秒で陸くんに捕獲されちゃったのぉ〜。」
萌「カラダの大きい陸くんだもん。お姫様抱っこくらい簡単なのよ。」
陸「先輩は部屋に居るかな?」
萌「居るけど、雛ちゃんを抱いたまま……?」
雛「あたし、いつまで抱っこされてるの?子供じゃないのにぃ〜……」
剛「お、陸、抱っこしてるのか。おチビちゃん、今日もセクシーだな。陸も我慢できなかったんだな。」
雛「ねえ、剛。セクシーはいいから、あたしを降ろさせてよ。ご飯の支度が出来ないでしょ。」
剛「陸、もう降ろしてやれ。」
陸「了解です。」
萌「陸くん、剛くんには逆らえないのよね。」
0448料理2021/04/16(金) 04:04:07.25ID:BIjLZMox
陸「手伝うコトある?」
雛「ありがとう。でも大丈夫よ。宿題でもしてなさい。」
萌「雛ちゃん、お母さんみたい。」
雛「あっ、陸くん、これ。あけてくれない?」
陸「ああ、ビンのフタか。超絶か弱い雛ちゃんでは無理なんだ…あれ?」
萌「あ、それ……」
雛「男の子なら簡単かしら。」
陸「雛ちゃん、これ、既に開いてるよ。」
萌「そうそう。あたしも開けられなくて困ってたの。」
雛「え?開いてたの?」
陸「うん、開いてた。でも、ちょっとだけ力は入れたけど。」
雛「やっぱ、力を入れたのね。さすが、男の子。」
萌「これはもう、雛ちゃん。握力の違いだわ。」
陸「良いよなあ。か弱い女の子は大好きだなあ。」
雛「陸くん、大好きなのは良くわかったから、向こうで待っててね。」
萌「ああ、ちょっと待って、陸くん、この袋、お願い!ごめんね。力が無くて。」
陸「おお、俺も忙しいというか、人使いが荒いというか、まあ、この子たちが可愛いからいいけど。」
雛「え、、、この子たち?」
陸「あ、いや…お姉さまたち…で。」
萌「だよね?」
剛「騒がしいなと思ったら、おーおー、なんだよ。姉ちゃんたち、男の腕力に頼りすぎじゃね?」
雛「だって。つい……。ね?萌ちゃん?」
萌「ね。」
陸「俺も、この子たち見てたら、もう可愛くて可愛くて。」
雛「(あ、また…この子たちって……この体格差だから、どうしても子供扱いされちゃう…)」
剛「おお、確かに、可愛いな。ミニスカにハダカにエプロンか。」
萌「服は着てます!」
雛「ミニスカートは合ってるけど。」
萌「正確にはミニワンピよ。」
雛「可愛いと言ってくれるのは嬉しいわ。でも、大きいのが近くにいたら威圧感が凄くて。」
陸「はーい。大男2人、向こう、行ってますっ。」
0449料理2021/04/19(月) 02:05:53.32ID:c+vJn4tY
萌「あれ?あんなところに塩がある。」
雛「ん?あたし、あんな場所に置かないわよ。」
萌「わかってる。雛ちゃんでは手が届かないから。」
雛「踏み台を使っても無理?」
萌「そうなの。」
雛「あたしたち女子には届かないような高い所に置いたのは…」
萌「もちろん、向こうにいる大きな男の子のどっちかだわ。」
雛「ねえ!剛、陸くん!ちょっと来て!こっち!」
陸「はーい!」
剛「あいよっ!」
雛「早く来て!」
剛「なんだよ、姉ちゃん。」
雛「なんか、した?」
剛「なんかって?」
萌「あたしたちには絶対に届かないもん。」
陸「俺も塩のことなんか知らないよ。」
雛「あっ!陸くん?」
陸「え?」
雛「どうして、塩だって知ってるの?」
陸「あ。いやあ…ちょっとしたアレで。」
萌「陸くんの仕業だったのね。」
剛「まあ、陸、アレだろ?ちょっとしたイタズラだろ?」
陸「あそこだと背の小さい子には届かないからね。」
萌「だから、困ってたのよ。」
雛「ねえ、陸くん、許してあげるから、お願い。」
剛「おい陸、助けてあげな。」
萌「ありがとう。」
陸「で、どっちがいい?」
雛「え?どっちって?」
陸「雛ちゃん?萌ちゃん?」
剛「はっはーん。持ち上げようとしてるな。」
萌「持ち上げ?」
陸「雛ちゃんにしよっと。おらよっ。」
雛「きゃっ!」
萌「あらあ〜、取ってくれないパターンなのね。持ち上げるパターンなのね。」
剛「さすが、陸。男だね。」
雛「確かに、これなら届くけど。」
陸「相変わらず軽いね、雛ちゃん。」
雛「陸くん、もう降ろしてくれて良いわ。」
陸「萌ちゃんもしてあげようか?」
萌「ううん。間に合ってます。」
剛「おチビちゃんたち、抱き上げてほしい時は、いつでも言ってくれ。」
雛「今回のは、背が高い男の子が直接取ってくれたほうが嬉しかったわね。」
陸「だって、小さくて可愛い女の子の抱き心地が好きなんだよね。」
萌「可愛いと言えば、何でも許されると思ってるわね。」
04502021/04/20(火) 15:04:34.51ID:voBAR+kN
雛「んんん…(塩が取れたのは良いけれど、これまた困っちゃたわ。)」
陸「お?雛ちゃん、俺を見上げて、どうした?」
雛「ムリかも。」
陸「開けてくれってか?」
雛「うん。」
陸「しょうがねえなあ。(ああ、可愛いなあ、雛ちゃん)」
雛「きゃっ!なんなのぉ〜?」
陸「えへへ…(雛ちゃんの細い両肩をガッシリ捕まえたぜ)」
雛「あたし、陸くんにホールドされた?」
剛「お?何やってんだ?(姉ちゃんが大男に捕まったか。姉ちゃんの肩幅が陸と全然違うところなんか、萌えるよな。)」
陸「(あ、先輩がシーッて近づいてきた。雛ちゃんは動けないから先輩に気づいてないぞ。)」
雛「ひゃっ!(後ろに誰か居るわ。感じる気配は大きい人だわ。)後ろに居るの、剛?」
剛「おっ、わかった?」
雛「わかったわよ。だってね、あたしの背中に何か当たってるもん。」
剛「あ、そう。(やべー。ちっちゃい女に興奮しちまったよ。)」
陸「雛ちゃん、何が当たってるの?」
雛「あたしに言わせないでぇ。」
剛「陸と見つめ合って、何やってんだろな、俺ら。」
雛「(ああ、陸くんも大きな胸板だけど、ここで顔を埋めたりしたら、あたしの負けね。)」
萌「あれえ〜?雛ちゃんわぁ〜?どこぉ〜?」
雛「ここよ〜!」
萌「雛ちゃん、どこなの?(ま、どうせ大男2人に遊ばれて見動き取れないだけでしょうし。)」
剛「俺も姉ちゃんがどこか知らないな〜。」
陸「ホント、どこだろうな〜?」
雛「白々しいわね。下よ!下、下!」
萌「あらっ、雛ちゃん、そんな所に居たの?」
雛「萌ちゃんも知ってたでしょ。見動き取れないから、とりあえず、はい、これ、塩。」
萌「あ、塩ね。」
雛「いつまでも、肉の壁ばかり見ていたくないんだけど。」
陸「雛ちゃん、ちょっと起こってるよ。」
剛「そだな。全然、怖くないけどな。えへへ…。」
萌「あ、これ、かたい、ダメ、ムリ。」
剛「何がムリ。」
萌「こんなカタイビンのフタなんか、か弱い女の力では無理だということよ。」
陸「ああ、忘れてた。ちっちゃい子に頼まれてたんだっけ。」
雛「ちっちゃい子、じゃなくて、ちゃんと名前を呼んでほしいわ。雛って。」
陸「そういうセリフも大好きだなあ、俺。」
剛「遥か下から見上げてくるのも良いよなあ。」
萌「マッチョくんたち、どちらでもいいから、早く開けてよ。」
陸「なんだよ。こんなのも開けられないのか。はいよっ。」
雛「うわっ。早っ。やっぱり陸くん、力があるわ。」
剛「ビンの封は、わざと俺がキツく閉めてたわけじゃないからな。」
雛「そうなのね。」
陸「それ、俺です。」
雛「は?」
萌「は?」
剛「(そのおかげで、小さなカラダを触ったりして遊べてるわけなんで。)姉ちゃん、これからも、よろしくね。」
雛「何が?」
0451料理2021/04/26(月) 01:16:20.08ID:0QFHG14Y
雛「もう食べちゃたの?」
剛「おう。」
萌「あ、ちゃんと浸けといてね。」
剛「あいよ。」
雛「洗っといてくれたら助かるんだけど。」
剛「低すぎて腰がキツいんだよな。」
萌「ああ、シンク台の高さがね。」
雛「あたしには高すぎて踏み台を使ってるのに。」
陸「なんなら、俺が雛ちゃんを持ち上げてあげるのに。」
雛「そんなバカ言わないで、陸くんも食べ終わったら持って行ってね。」
陸「はーい。よし、じゃあ、持って行こうかな。今日もセクシーなミニスカートなんだねえ。」
雛「あーんもっ!あたしを運んでどうする!食器!」
萌「あたしなら、あとで運んでイイわよお〜。」
陸「やったあ!」
剛「姉ちゃんたちも終わったんだったら、今日は俺が洗うよ。」
萌「いいの?全部?」
剛「おう。」
雛「(変ね…なにか企んでるのかしら…)」
剛「陸、お前も手伝え。」
陸「はい、わかりました。」
剛「陸、とりあえずテーブルのモノ、ぜんぶ運べ。あ、女の子は運ぶなよ(笑)。」
雛「女の子は運ばれがち(笑)。」
萌「剛くん、腰は大丈夫かしら。」
雛「大丈夫でしょ。鍛えてるんだし。」
陸「今度からキッチンで食べようよ。水道の所に近いし。」
萌「うん。そうしましょ。」
雛「今日に限って洗い物をするなんて、剛のヤツ、何か魂胆があると思うの。」
萌「まあ、いいじゃん。いつも怪しい2人なんだから。」
0452洗濯物2021/04/26(月) 01:48:07.26ID:86JWpB7E
萌「あ!忘れてた!干してない!」
雛「え?そうなの?」
萌「洗い終わってから2時間経つ。」
雛「ねえ、陸くん、いまヒマ?」
陸「お、雛ちゃんと遊べるの?」
雛「違う違う、洗濯もの、頼んでいいかしら?」
陸「雛ちゃんを洗濯するの?」
雛「もうっ、冗談は、いいからっ!」
陸「干す所は、いつもの干す専用の部屋だよね。わかった。」
雛「うん。お願いね。」
萌「あ……でも……ま、いいか。」
雛「なあに?」
萌「あ、もう一つ、忘れてた。洗濯もの、あたしと雛ちゃんの下着なんだよね。陸くんには刺激が強すぎるかも。」
雛「!!!…大丈夫で…しょ。陸くんも高校生よ。」
萌「自分でやれば良かったかしら。」
…………
…………
陸「先輩、先輩、これ。すごいっす。」
剛「ん?すごい?なるほど、陸はアレか。ああ、まあ、俺は慣れたけど。」
陸「ですよね。姉弟ですもんね。」
剛「こんなんで興奮してたら、毎日おチビちゃんを襲うことになっちゃうぞ、うひひひひ。」
陸「でも、これとか、どっちなんだろ?」
剛「赤いのは姉ちゃんだ。」
陸「詳しいっすね。しかし、わざと俺に頼んだんですかね?俺たちのは無くて、全部おチビちゃんたちのヤツですよ。」
剛「確かに。あの子たち、陸を興奮させたいのかな?」
陸「襲ってほしいとか?」
剛「チビ女がエロい大男を興奮させたらどうなるか、試してみるってか?」
陸「よし、早く終わらせないと。」
0453告白2021/05/07(金) 01:47:24.14ID:CasEmgla
雛「???(男の子が来る…なにかな?)」
男「ねえ。」
雛「え、、、なあに?」
男「なあ、俺と付き合おうよ。」
雛「は?なんで?」
男「可愛いから。」
雛「でも、キミ、背負ってるし…。」
男「名前は何?」
雛「ひな。」
男「じゃ、ひなちゃん、俺と付き合おうよ。」
雛「でもキミ、ずいぶん若く見えるわ。」
男「ひなちゃんは、どこの小学校?」
雛「あたし、こう見えてもオトナなの。」
男「え?オトナ?小学生じゃないのか?。」
雛「キミよりも、じゅうなんさいも年上よ。」
男「小学4年くらいかと思った。マジか。」
雛「だからね、付き合えないわ。」
男「おい。ちょ待てよ。」
雛「きゃっ!」
男「ひなちゃん、ちっちゃくて可愛いから、一回だけ俺と遊ぼうよ。」
雛「やだ。痛いっ、離してっ。」
男「ひなちゃんって、どんな漢字書くの?」
雛「キミは習ってないかもよ、まだ。」
男「身長は何センチ?」
雛「身長なんてキミに関係ないわ。」
男「俺は157センチだよ。ひなちゃん、ちょっと背比べしようか。」
雛「あたしもう行かないと。」
男「まあ、いいや、また今度な。バイバイ。」
…………
雛「ふんっ。なによっ。」
…………
男「なんだよ。年上だと聞いても、可愛いことに変わりないし。また声かけよっと。」
…………
雛「はあ…怖かったあ…カラダが大きい小学生も警戒しなくちゃ。」
0454名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:07:10.10ID:1zKFaDeI
雛「萌ちゃん聞いて。男子小学生に告られちゃた。」
萌「ウッソ〜、やばくない?」
雛「もちろんソッコー断ったわよ。」
萌「雛ちゃんが子供だと思ったのね。」
雛「あたしより背が高くて少し怖かったわ。」
剛「おー姉ちゃん、なんだって?」
雛「こらぁ!ノックしてよっ!」
剛「開いてたし。で?」
雛「で、って、何がよぉ〜?」
剛「そのガキの身長は?」
萌「うんうん、どのくらい?」
雛「あたしより20センチも大きいの。」
剛「ってことは…157?」
萌「普通の女子サイズね。」
剛「小学生じゃデカいほうかな。」
萌「何か…された?」
雛「無理やり連れて行かれそうになった。」
剛「よく逃げられたな。」
雛「力で敵わないと思って必死よ。」
萌「なんで狙われたのかしら。」
雛「あたしが可愛いからって言ってた。」
剛「確かに可愛いよ、姉ちゃん。自分より大きい男に気をつけな。」
萌「雛ちゃんより小さい男って、ほぼ子供だけど。」
0455暇つぶし2021/05/10(月) 01:21:50.03ID:1zKFaDeI
陸「先輩、なんか面白いことないっすか?」
剛「じゃあ、遊んじゃう?」
陸「ゲームっすか?」
剛「ゲームというより、オモチャだな。」
陸「オモチャ?何ですか?」
剛「リアルセクシーガール。」
陸「リアル?セクシー?ガール?…💡💡あ!」
剛「ちっちゃい女は好きか?」
陸「大好物でえす。」
剛「今、居るかな?」
陸「あ、2人とも部屋にいるみたいです。」
剛「今、居間にいます。なあんてな。」
陸「居るのは部屋です。あの子たちの。」
剛「わかってるよ。たまにはダジャレもいいじゃんか。」
0456名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:42:55.58ID:1zKFaDeI
剛「姉ちゃん、萌ちゃん、居る?」
雛「はーいっ!居るわよー!」
萌「あら、陸くんも帰ってたの。」
陸「ういっす。」
雛「剛と陸くん、大きいのが2人も揃って、なあに?なんか用?」
剛「ヒマなんだよね。俺たち。」
雛「あっ、そう。」
萌「あたしもヒマしてたのぉ〜。」
雛「こらっ、萌ちゃん、剛がヒマなんて言った時は、もうホント、ろくなこと考えてないんだから。」
剛「さすが姉ちゃん。俺の心がミエミエなんだな。」
陸「先輩がココにオモチャがあるって言って。」
萌「あらあ〜、オモチャって、あたしたちのコトかしらねえ〜。」
剛「お、勘が鋭いね。さすが萌ちゃん。」
雛「剛ったら、あたしたちをオモチャにするなんてヒドくない?」
剛「女の子たちは、四の五の言わずに、逃げろ。しばらくして、俺らが捕まえる。」
陸「わかりました。了解。」
萌「え〜、逃げればいいの〜?雛ちゃんも、とりあえず、一階へ行くわよっ!」
雛「変なのぉ〜。家の中で?鬼ごっこみたいな?」
剛「四の五の言わずに遊んじゃうよっ。」
雛「その、四の五の言わずにの使い方ってヘン。」
0457名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:48:41.26ID:1zKFaDeI
剛「さあて、ちっちゃい子はドコに隠れたかな?」
陸「俺、どっちでも良いっすか?」
剛「おう。見つけた獲物で。」 
陸「獲物、楽しみっすねえ、いひひひ……」
剛「萌えてくるな。うひひひひ…」
陸「さっきソッコー捕まえられたんですけどね。」
剛「それは、つまんねーよ。一旦は逃げてもらってから、あとから捕獲するのさ。」
0458名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 02:11:54.94ID:1zKFaDeI
萌「きゃっ!陸くん、早〜い!」
陸「捕まえちゃった。」
萌「いやん、陸くん、いきなりエッチ!」
………
雛「あ、萌ちゃん…もう陸くんに捕まったのね。っていうか、狭い部屋で逃げてもムリよ。いずれ捕まる事が確定事項なのよ。自分より遥かに大きい男の人が近づいてくる恐怖なんて、剛には理解出来ないなのよね。」
剛「なあに独り言を言ってるのかな?そこの可愛いチビちゃんよ。」
雛「ひゃっ!きゃあああ〜!」
剛「おーおー、抱っこする度にイチイチきゃあきゃあ言うんだな、姉ちゃんは。」
雛「だって怖いんだもん。しょうがないじゃん!」
剛「ちっちゃいカラダで逃げてもムダだぜ。」
雛「剛が逃げろって言ったくせに。」
剛「そうだっけ?」
雛「こっちはマッチョエロ男の趣味に付き合ってあげてるんだからね。」
剛「高〜い高〜いしてやろっ。」
雛「いやああ〜、天井に当たるぅ〜!」
剛「そっか。じゃ、外で。」
雛「いやっ!外はダメ!恥ずかしい!」
……
萌「ねえ陸くん、手加減して。」
陸「嫌なら逃げてもいいよ。」
萌「いじわる…」
0459名無しさん@ピンキー2021/05/17(月) 00:42:59.27ID:7QZ9HsU4
剛「おい陸、交換しよ。姉ちゃんを受け取れ!」
雛「だめっ!あたしを投げちゃだめっ!」
剛「バカ冗談だよ。陸は萌ちゃんを持ってるし。」
萌「はーいっ、あたしは陸くんに捕まってま〜す!」
雛「ビックリしたあ!」
陸「投げようと思えば投げられますよ。萌ちゃん、めちゃめちゃ軽いんで。」
雛「陸くんもだめっ!か弱い女の子を乱暴に投げたりしたら怒るわよっ!」
剛「姉ちゃんが怒っても怖くないけどね。」
雛「そうかもしれないけど…」
萌「雛ちゃん、しょうがないわよ、それは。」
雛「まあね。」
0460名無しさん@ピンキー2021/05/17(月) 01:11:29.86ID:7QZ9HsU4
雛「あたしをどこに運ぶの?」
剛「リビングのソファ。」
萌「陸くん、あたしは?」
陸「先輩と同じことしようかなって。」
萌「剛くんのマネ?なんか、ソファらしいよ。」
剛「テレビでも観ようかな。」
雛「ねえ、あたし、いつまで剛に抱っこされてるの?」
剛「姉ちゃんは俺の膝の上だ。(ここが最高のポジションなんだな。)」
雛「あ、そうなのね。(んもう、さっそくオッパイを撫でてきたわ。)」
陸「さ、萌ちゃんは俺の膝の上で大人しくしてて。」
萌「きゃっ!陸くんったらっ!エッチね。」
剛「おっ、陸、柔らかい?」
陸「はい。」
雛「あ、いやーんっ…」
剛「姉ちゃん、少しは大きくなったか?」
雛「変わらないわよ。」
陸「俺も確かめよ。」
萌「やだあ。陸くんも立派なエロ男になっちゃって。」
陸「褒められると照れるなあ。」
雛「男って、ばか……。」
萌「ばか……。」
0461名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 00:24:51.70ID:gLKriRi6
萌「ねえ、剛くん。」
剛「あれ?萌ちゃんの声がするけど、どこだ?」
萌「下よっ。下を見て、下、下。」
剛「あっ、いたいた。」
萌「んもっ、しっかり目が合ったわよ、さっき。」
剛「おっ、今日も小さいな。」
萌「それだけ?なんか言葉が足りないわ。」
剛「足りない?あ〜、なるほど。」
萌「なるほど、なに?」
剛「今日も小さくて可愛いよ。これでいいか?」
萌「ちゃんと名前も呼んで。」
剛「萌ちゃん、超絶にチビだな。」
萌「チビっていうの、やだわっ。」
剛「姉ちゃんよりは大きいよな。」
萌「あ、それ大事。あたしより小さい子が近くにいると、ちょっとした優越感。」
剛「そんなもん?」
萌「そうなの。雛ちゃんは怒るけど。」
剛「で?なんか用?」
萌「うん。あたしを高い高いして。ダメ?」
剛「いや、ダメじゃないよ。むしろ大好き。」
萌「うわあああ〜、すご〜い。」
剛「な?高いだろ?」
萌「すごく高いわよ。重くない?簡単なの?」
剛「めっちゃ軽いし、鍛えてるからね。」
萌「もう降ろしていいわよ。」
剛「姉ちゃんは怖がるから面白くて、余計に持ち上げたくなるんだよな。」
萌「あらま。か弱い雛ちゃん、かわいそう。」
剛「そんなことないよ。手加減してるよ。」
萌「剛くん、また大きくなった?」
剛「まあまあだね。」
0462名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 00:39:41.79ID:gLKriRi6
萌「剛くんに高い高いしてもらっちゃった。」
雛「あいつニヤニヤしてたでしょ?」
萌「うん。喜んでたわ。」
雛「好きなの?」
萌「剛くんが?」
雛「高い高いとか。」
萌「あ、そっち。」
雛「持ち上げられたりするの平気なの?」 
萌「ま、逞しい男性は大好きよ。」
雛「めちゃくちゃ大きい年下の男の子でも?」
萌「雛ちゃんはダメなの?」
雛「やっぱり弟は怖いわ。子供扱いされてるもん。」
萌「あたしは好きだけどね。見るのが。」
雛「見るのが?」
萌「体格差ふぇち、みたいな。」
雛「萌ちゃんだって凄い体格差なのよ?」
萌「それも良くない?」
雛「そうなんだ……。」
0463名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 01:01:49.11ID:gLKriRi6
雛「剛に持ち上げてばっかりだから、たまには、あたしが剛を持ち上げてみたいのよ。」
萌「こんな小さい女の子が、あのバカデカい大男を?ムリムリっ。」
雛「剛が赤ちゃんの時には抱いたわよ。そりゃね。でもね、あたしのこと、完全にナメてるから、ビックリさせてやりたいのよ。」
萌「でもさ、雛ちゃんの腕力では不可能でしょ?剛くん、また大きくなってるわよ。」
雛「え、体重?」
萌「詳しい体重は言わなかったけど。」
雛「聞いたの?」
萌「高い高いしてもらったとき。」
雛「もしかして100キロあるかしら。」
萌「かもね。」
雛「あたしの3倍以上も重いのは承知の上で、持ち上げたいなあって。無謀?」
萌「うん、絶対ムリ。」
雛「女の意地でも?」
萌「じゃあさ、こういうのは?」
雛「なに?」
萌「剛くんと普通に向かい合ったら、身長差で、近いでしょ?目の前でしょ?アソコが。」
雛「ひょっとして、男の子の大切な場所?」
萌「あそこをパンチして、剛くんが痛くて怯んだスキに持ち上げちゃうとか。」
雛「仮に悶絶したとしてもね、体重は同じよ。」
萌「……ごめん、冗談。」
0464名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 05:58:12.19ID:WHqcBemG
陸「ただいま〜。」
雛「あ。陸くんかしら?」
陸「あ。雛ちゃん、ただいま。」
雛「おかえりぃ〜。」
陸「あとの二人は?」
雛「まだ帰ってたないわよ。」
陸「そうなんだ。」
雛「うん。」
陸「じゃあ、雛ちゃんと二人っきりなんだ。」
雛「え、、、えへっ、まあ、そうね。」
陸「雛ちゃん、こっち来て。遊ぼうよ。」
雛「う、うん。(やだ、なんか怖いわ。)」
陸「ね、おいで。何もシナイから。」
雛「何もシナイなんてゼッタイ嘘だわ。」
陸「剣道で使う道具は?」
雛「シナイ。」
陸「正解。」
雛「え?なに?じゃあシナイを漢字で書ける?」
陸「えっと…(そんなことより……雛ちゃん、ホント、可愛いよなあ、ちっちゃいなあ。)」
雛「わからないんでしょっ?(そんなに上から見下ろしてこなくてもいいのに。)」
陸「そうだな…漢字か…(雛ちゃん、俺よりずっと年上なのに、超か弱いし、マジ子供に見える身長差、最高じゃんか。しかも超ミニスカート。やばっ、興奮してきたぞ。)」
雛「漢字は?(後ろは壁だし、どうしよ。陸くんから逃げても、すぐ捕まってしまうわ。あたし何されるの?怖い。)」
陸「え?なんだっけ?」
雛「もうっ、いいわ。で……ホントに何もシナイ?」
陸「あ、シナイか。竹に刀だろ?」
雛「あらっ、すごい。知ってるじゃない。さすがね。陸くん、頭いい〜!(これぐらいホメておけば、あたし、襲われないわよね?…え…うそ…)」
陸「今日もセクシーだね、雛ちゃん。ちょっとだけ俺と遊んじゃう?」
雛「あっ、やだあ〜きゃああああ〜!!!!(んもーやっぱりだあ〜)」
0465名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 07:08:51.45ID:WHqcBemG
萌「ただいま〜。」
雛「あ、萌ちゃんが帰ってきた、おかえり〜。」
萌「雛ちゃ〜ん、遅くなっちゃった〜。」
雛「ああたし今ちょっとお迎えはムリだからあ。」
萌「あらま。陸くんも居たの。」
陸「お帰り、萌ちゃん。(おお、もうひとり、チビちゃんが追加されたあ。)」
雛「萌ちゃん、助けて。」
萌「雛ちゃんも楽しそうだから大丈夫よ。ね、陸くん。」
陸「そう、そう。楽しい、楽しい。」
雛「え〜?楽しいとか言っちゃうの?(まあ、でも、確かに、エッチなことされても、痛くは無いし、陸くんはイケメンでカッコいいし、これ楽しいと言えるのかな?…んんん…いや、でも、あたしの小さなカラダを思い通りに遊ばれて、悔しいとも思うし。)」
萌「どうした雛ちゃん、パンツ丸見えよ。」
雛「これは陸くんのせいよね。萌ちゃん、見てわかるわよね?」
萌「ほら、やっぱり楽しそう。えへっ。」
雛「なにが、えへっ、よ。」
陸「よし一旦、雛ちゃん降りて。」
雛「あたしに降りてって言われても、陸くんが降ろしてくれなきゃ。」
萌「それはそうだ。」
陸「雛ちゃんの次は萌ちゃんに推し変だ。」
萌「これ、推しなの?」
雛「え、、、推されてたの?」
陸「萌ちゃん、押し倒すよ〜。」
萌「そっちの、おす、なの〜?」
雛「どうでもいいけど、要するに、小さな小さな萌ちゃんが大男に襲われることが確定しましたっ。ご愁傷様です。」
陸「そうです。俺が大男です。だっふんだ。」
萌「あははは…だっふんだ…あはははは…きゃっ!もうっ!陸くんったら、早っ!」
陸「オッスっ!俺、男だから、オッス!」
雛「それは、オスね。」
萌「おもしろ〜いっ、あははは。」
雛「楽しいのなら世話ないわ。」
0466名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 07:55:03.17ID:WHqcBemG
陸「萌ちゃん、この状態から、俺から逃げられたら100万円あげるよ。」
萌「え?逃げられたら?ひゃくまん?ほんとに?」
雛「萌ちゃん、真に受けないで。高校生が100万円なんて持ってるわけないわよ。」
陸「これ、脱出ゲーム。あ。ちょっと違うか。」
萌「ほしいな。ひゃくまんえん。雛ちゃん…。」
雛「は?まさか……あたしの応援を期待してる?」
陸「え?雛ちゃんも?応援?」
雛「あたし、陸くんからしたら子供かもだけど、頑張るわよ。」
萌「ん、でもね、あ〜ん、あ、あたし、いま、もうすでに、ね、全力で抵抗してるの。」
陸「みたいだね。ま、萌ちゃんの力では、俺なんかビクともしないよ。ほら、か弱い女を大男が上から押さえつけてる状態だからね。」
雛「ほらあ〜、陸くんが遊んでるだけなんだって。」
萌「あたしたち二人がかりでも陸くんに勝てっこないわよね。ああ〜、ひゃくまんえんがあ…。」
雛「陸くんは最初から百万円なんて払う気がないんだから。女の子相手に楽勝だと思ってるだけなの。」
陸「やってみないと分からなくない?」
萌「いや、あたしもうすでに疲れた、限界。見て。あたしと陸くんのカラダの大きさの違い。」
陸「俺、あまり力を入れてないんだよね。」
萌「でしょ?ゼッタイ無理なの。あたしたちと陸くんとは力がケタ違いなの。」
雛「ただ、、、急所攻撃というのがあるのよね。」
陸「あっ!ゴメンなさい!この勝負は撤回します!」
雛「あら?負けを認めるのね?」
陸「負けだと、俺、金を払うことになります?」
雛「もちろんよ。」
陸「いや、じゃ、無かったことにできます?」
萌「とりあえず、あたしから離れる?(陸くんのことは好きだから、離れなくても良いけど。)」
陸「あ、はい、すみませんでしたっ!あ〜、いやあ、まいたなあ、、、先輩、遅いですね。」
雛「剛は、もう帰ってくるわよ。」
萌「でも、陸くんが、あたしたちに対してタメ口じゃない言葉使い、久し振りに聞いたわ。」
雛「そうなのよ。剛には敬語なのにね。」
0467名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 02:31:31.36ID:3SgJk66v
雛「あ、玄関で音が。」
萌「ピンポーンが無いから剛くんでしょ。」
雛「ちょっと行ってくる。」
萌「いや、別に迎えに行かなくても。」
雛「トイレよ。」
萌「なあんだ。まぎらわしいわね。」
………
剛「あ、姉ちゃん、ただいま。」
雛「おかえり。あ、まってまって!」
剛「なにが?」
雛「いま、あたしを持ち上げようとしたから。」
剛「おかえりの抱っこは?」
雛「あたしトイレなの。萌ちゃんが中に居るから、やってあげたら?」
剛「へえ。」
……
剛「萌ちゃん、ただいま。」
萌「おかえり、剛くん。」
剛「陸は?」
萌「部屋で勉強。」
剛「萌ちゃん、ちょっと来て、こっち。」
萌「剛くんが何をしたいか、なんか予想できちゃう。どうぞ、お好きなようにして良いわ。」
剛「姉ちゃんが、コレをやれってさ。」
萌「うわっ、前から持ち上げられたっ。」
剛「姉ちゃんに、おかえりの抱っこ、トイレに逃げられたんで。」
萌「おかえりのキスなら、よく聞くけど。」
剛「俺が姉ちゃんにキスして、どうすんだよ。」
萌「で、普通、おかえりのナントカは、家に居た人がするものじゃないかしら?」
剛「でも、姉ちゃんは俺を抱っこムリだし。キスも姉ちゃんからはムリっしょ。」
萌「あ、そうよ。言い方を変えればいいんだわ。剛くんのほうが、ただいまのキスをすればいいのよ。」
剛「いや、だから、姉ちゃんとキスしても意味ないんで。」
萌「弟だから?」
剛「きょうだいじゃ発展しないだろ?」
萌「あたしなら発展できるわよ?」
剛「おお〜、萌ちゃんを、このままベッドまで運んじゃおうかな〜。」
雛「こら、剛!萌ちゃんをそんな簡単に襲わないの!」
剛「簡単じゃなければいいんだな?難しくすればいいんだな?」
雛「難しくって、どんなふうに?」
剛「たとえば、萌ちゃんには全力で抵抗してもらって、俺は手加減しながら、少しづつ男の腕力を開放していくみたいな。」
萌「あたしの抵抗なんて剛くんにとって難しくないわ。」
雛「そうよ。か弱い萌ちゃん相手に手加減なんて、それは剛次第でしょ。」
剛「わかった。何も難しくない。超カンタンだ。これでいい?」
雛「いいわよ。」
剛「おう。」
雛「いや、なにがいいのよ。よくない、よくない。萌ちゃんが剛に襲われるのはよくない。」
萌「そういえば、陸くんが勉強してるわよ。」
剛「え、マジか。じゃ、ダメじゃん。雛ちゃん、とりあえず、降りて。」
萌「剛くん、このスカートどう思う?可愛い?」
剛「おお、長さがいいな。見えそうで見えない感じがな。」
萌「ああ、ありがとうね〜。」
雛「突然、スカートの話?しかも長さに注目?エロしか考えてないわね、まったく。」
剛「俺も勉強すっかな。」
萌「あら、そう。じゃあ、おやすみ、剛くん。」
剛「あいよっ、おやすみってか。」
雛「普通に言いなさい。おやすみ、剛。」
萌「剛くんに持ち上げられたら余計に感じるわ。」
雛「何を感じるの?」
萌「ま、いろいろとね、うふふ。」
雛「萌ちゃん、何気に嬉しそうなんだけど、さっき、剛が、萌ちゃんを、あたしたちの部屋に運ぶという発想が無かったところは、剛らしかったわ。」
萌「それだと、どうなってた?」 
雛「知らない。」
0468名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 02:42:41.31ID:3SgJk66v
萌「雛ちゃん、さっきね、剛くんったら、あたしの顔見て、雛ちゃんとりあえずおりて、って言ったの。」
雛「混乱しててつい名前を間違えたか、ただの筋肉バカか、どっちかね。」
萌「剛くんが雛ちゃんのことを、雛ちゃんって呼ぶの、珍しくない?」
雛「たまに、雛ちゃんって呼ばれるわ。それか、裏では雛ちゃんと呼んでるとか。」
萌「陸くんが言うには、あたしたちが年上だとしても、すごく小さくて可愛いから、ちゃん付けなんだって。」
雛「それはナットクするわ。」
雛「」
0469名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 03:10:52.60ID:3SgJk66v
雛「剛に突然スカートの話したの、どうして?」
萌「なんとなくよ。剛くんに持ち上げられてたところで、ふいに降ろされてホッとしたのかな?」
雛「確かに見せたかったのかもしれないけど。超可愛いミニ丈だものね。」
萌「剛くんのことで言うと、あたしが雛ちゃんと違うのは、レイプされる可能性があることよね。もちろん、あたしが受け入れてない場合ね。」
雛「姉だからといって弟にレイプされないとも限らないわ。あたしは受け入れないわよ。あんな大男に襲われたら、どうしようもないわよ。」
萌「陸くんも完全に男よ。」
雛「陸くんは、年齢的にまだ早いし。でも、あたし、わかってるの。」
萌「なに?」
雛「剛も陸くんも、あたしたちを本気で襲うつもりは無いのよ。」
萌「信じてるのね。」
雛「信じてなかったら、エロい熊に毎日ビクビクしてなきゃいけないでしょ。」
萌「でも、雛ちゃんは剛くんと体格差が大き過ぎて、怖いのは怖いわよね?」
雛「もちろんよ。身長差とか体格差とかで遊ばれてるのに、そんなの当たり前だわ。萌ちゃんは、まんざらでもない感じなの?」
萌「わかるぅ〜?だって、あの二人、逞しくてカッコイイもん。うふふ…。」
雛「なんで喜ぶの……。」
0470名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 03:38:29.61ID:3SgJk66v
剛「コンコン……ちょっと姉ちゃん。」
雛「え?なあに?どうしたの?」
剛「お二人さん、面白い話、してたね。」
雛「え、、、聞いてたの?」
萌「壁薄いしね。」
剛「いや、ドアの外で盗み聞き。」
雛「で?なに?やだあ、そんな怖い顔で上から見下さないでよ。」
剛「俺のこと、筋肉バカとか言ってたよな。」
雛「あ。」
萌「確かにね。でも悪口じゃないわよ。」
雛「うん、そうなの。剛の筋肉がすごいなあってことを強調しただけなの。褒め言葉よ。知らなかった?」
萌「あれ?剛くん、笑ってない?」
剛「あははは……萌ちゃんは目ざといな。バレたか。うひゃひゃ…。」
雛「んも〜、もっ!…剛ったら……ドッキリみたいなこと……。」
剛「じゃ。ホントに、おやすみ。バイバイ。」
雛「あーん。おやすみぃぃ〜。」
萌「剛くんとの身長差だと剛くんの顔がミズライからね。雛ちゃんが剛くんを見上げた時だけ、怖い顔するんだもん、剛くん。」
雛「剛くん剛くんウルサイわねっ。もっ。初めて剛くんて言っちゃたわよっ。」
萌「怒ってるの?」
雛「ううん。怒ってないわよ。」
萌「ドッキリって言ったって、怖い顔で見下されただけでしたね。」
雛「これで、あたしを怖がらせたつもりなんでしょうね。あ、………まって………ああ、良かった。もう外には剛、いないわ。」
萌「ビクビクしてんじゃん。」
0471ワンピース2021/06/21(月) 00:19:00.66ID:0JMGnKVf
剛「姉ちゃんはワンピース好き?」
雛「うん、好きよ。どうして?」
剛「俺、最近、買ったんだ。」
雛「え???剛が?」
剛「陸に勧められてね。」
雛「え?陸くんの趣味なの?」
剛「面白いらしいよ。」
雛「う〜ん、あれ、面白いというのかしら?」
剛「姉ちゃんは持ってなかったっけ?」
雛「もちろん持ってるわよ。知ってるくせに。」
剛「そうだっけ?」
雛「あたしは短いのが好きなの。」
剛「へえ〜。長いと飽きちゃうんだ。」
雛「飽きるとは違うけど。」雛「」
剛「あれの短いやつ、あるんだね。見せてよ。」
雛「見たいの?」
剛「おう。」
雛「短いのがいいのよね?」
剛「まあ。俺が持ってるのは普通の長さと思うから。」
雛「じゃあ、ちょっと待っててね。」
0472ワンピース2021/06/21(月) 00:30:14.66ID:0JMGnKVf
……リビング……
剛「姉ちゃん、遅いな。ちっちゃいから歩くのに時間がかかるとか。探すのに手間取ってるとか。」
剛「とりあえず、姉ちゃんの部屋にワンピースあったっけな?あ、待てよ。姉ちゃんが持ってるんだったら、俺がわざわざ買う必要なかったんじゃね?まあ、買ったのが全巻じゃなくて良かったよ。」
0473ワンピース2021/06/21(月) 00:41:32.91ID:0JMGnKVf
……雛の部屋……
雛「剛ったら、どうしてワンピースなんて買ったのかしら。あの大きいカラダでまさか女装?あ〜なんか気持ちわるっ。大きいサイズ、よく売ってたわね。」
雛「どれにしよっかな?このさい、思いっきり短いのにしてやるわ。これで悩殺しちゃうわ。」
雛「あと、陸くんのオススメって、どういうことかしら?とにかく、剛は、あたしのミニスカ姿が見たいということなのね。ミニワンピだけどね。」
0474ワンピース2021/06/21(月) 00:51:10.63ID:0JMGnKVf
雛「おまたせっ!」
剛「あれ?」
雛「どう?セクシー?かわいい?」
剛「ちっちゃい。」
雛「ちっちゃくてかわいい?」
剛「そんなことより。」
雛「ん?」
剛「そっちのワンピースか。」
雛「剛のワンピースも見たいな。」
剛「マンガたから。ワンピースというマンガ。」
雛「え?マンガ?…あのワンピース?」
剛「そ。一瞬、姉ちゃんに借りれば、買わなくて済んだかもと思ったけど、勘違いだった。」
雛「あらま。洋服のワンピースかと思ったの。あたしが悪いの?」
剛「オカシイとは俺も思ったけどね。」
雛「じゃあ、陸くんも剛も、女装マニアとは違うということね。」
剛「なんだと?」
0475ワンピース2021/06/21(月) 01:12:35.38ID:0JMGnKVf
雛「怒ってるの?こんなに超短めのワンピース、着てきたから許して。ね?ね?」
剛「許す代わりに、ちょっと俺と遊ぼうよ。マジで可愛いぞ。こんなに小さいカラダでパンツ見えそうなミニで誘惑してくると、こりゃー襲うしかねえな。オラオラオラオラ…」
雛「きゃああ、いやーん。きゃっ!あーん、カンタンに捕まっちゃたわっ。」
剛「下は黒で…それからっと…上は、おっ!ピンクじゃん!」
雛「そんな直に触られたら、くすぐったい。」
剛「揉んでもいい?」
雛「か弱い女の力で、ダメって言っても防げないわ。」
剛「姉ちゃん、身長は何センチになった?」
雛「あらためて聞かないで。」
剛「137センチ?」
雛「そうよ。もう伸びないわ。」
剛「姉ちゃんが俺より60センチも小さいなんてよ、奇跡だよな。もうこんなに小さいと、マジ可愛くてたまんないぜ。コノヤロー!」
雛「きゃあああああ…!!!」
0476暇つぶし2021/06/27(日) 23:40:45.82ID:QzAVx4aE
剛「男2人でソファに座って俺らヒマだな。」
陸「そうっすね。何します?」
剛「なんか面白いことないかなあ。」
陸「あの子たちは?」
剛「オトナの女を、あの子、呼ばわり。さすが。」
陸「さすがって、とんでもないです。」
剛「ま、見た目が子供だもんな。」
陸「あの子たち居ますよね?手が寂しいっす。」
剛「俺も。今日もまた、やっちゃう?」
陸「はい。遊んじゃう。」
剛「やっちゃう、は表現がヤバいか。ははは…。」
陸「遊んでるだけなんで。」
剛「さあ、どうやって捕まえようか?」
陸「部屋に行きます?ここで待ちます?」
剛「ここで座って待ってようか。」
陸「そうですね。」
剛「こういうの、何て言うか知ってるか?」
陸「いや、……わかんないっす。」
剛「大きい弟が小さい姉を捕まえる。チビ姉ちゃんホイホイ。」
陸「わっ、すげっ!でも萌ちゃんも居ますよ。」
剛「じゃあ、チビ女ホイホイか。」
陸「そんな言葉あるんすか?」
剛「ない。俺が今、考えた。」
陸「なら、もっと可愛いネーミングにしません?」
剛「なにかアイデアあるんか?」
陸「小柄女ちゃんホイホイ。」
剛「たいして変わんねえ。」
0477暇つぶし2021/06/27(日) 23:51:28.69ID:QzAVx4aE
萌「男の子たちは下に居るの?」
雛「二階に居ないなら、そうじゃない?」
萌「何してるのかしら。」
雛「どうせエッチなこと考えてると思うわ。」
萌「そうなのかな?」
雛「あたしたちが可愛くて魅力的だから。」
萌「その上、こんなに、ちっちゃい。」
雛「こらこら、萌ちゃんに頭ポンポンされるとは思わなかったわ。」
萌「あたしより小さい子、雛ちゃんくらいだし。」
雛「この家ではね。」
萌「それにしても、ヒマだわ。」
雛「珍しく、あたしも。」
萌「とりあえず、下へ降りてみる?」
雛「オッケー。」
0478暇つぶし2021/06/28(月) 00:27:02.57ID:KtWLWLd5
剛「お?姉ちゃんたちの声がするぞ。」
陸「階段まで迎えに行くというのは?」
剛「おう。そうしよう。お前が先に行って、先に降りてきた女をお前が担当な。」
陸「はい。あ、先輩、俺が萌ちゃんです。」
………
萌「あら、陸くん。」
陸「えへへ……。萌ちゃん。」
萌「目線の高さが同じくらいね。うふふふ…。」
陸「俺は2段下にいるけどね。」
萌「陸くんが大きすぎるからだわ。」
雛「ねえ、何を嬉しそうに会話してるの?」
萌「あはっ、陸くん、二階に上がるの?」
陸「いや、萌ちゃん、もう1段降りて。」
萌「うん。あ。あれ。きゃっ。」
陸「オラオラ、大人しくしてな。」
萌「んもう、急に狼になっちゃって。」
………
雛「あらま、萌ちゃんが…。ということは、あたし、剛に………。」
剛「さすが姉ちゃん、勘が鋭いねえ。ほら、俺の胸に飛び込め。」
雛「飛び込むったって、こんなの怖いわ。」
剛「俺の厚い胸板を信じろ。」
雛「あたし、怖いから、普通に降りるわ。」
剛「そう言ってる間にソッコー捕まえるぞ。」
雛「やだああ、階段は怖いよお〜。」
剛「怖くねえよ。落としたりしねえから。」
雛「ほんと?」
剛「ほら、もうソファだ。」
雛「今回は、どうして抱っこしたの?」
剛「暇つぶし。」
雛「へえ。さっき、あたしたちも、ヒマよねえって言ってたの。」
萌「奇遇ね。」
陸「さてと、先輩、どうするんでしたっけ?」
萌「なあに?陸くん、あたしを捕まえて何をするつもりなの?」
雛「剛?また、エッチなことするんでしょ?」
陸「それは……。」
雛「それは?」
剛「これから、、、脱出ゲーム!!!」
雛「は?」
萌「???だっしゅつ……???」
陸「だっしゅつげーむ??なにそれ?聞いてない………。聞いてないっす、先輩!」
0479脱出ゲーム2021/06/28(月) 01:25:21.91ID:KtWLWLd5
雛「剛、何なの?脱出ゲームって?」
剛「カンタンなことさ。脱出できたら成功だよ。」
雛「脱出って、誰が?」
剛「姉ちゃんが。」
雛「どこから脱出するの?」
剛「俺の腕の中から。あ、もちろん、萌ちゃんは陸から。」
萌「それで、脱出ゲームね。」
陸「ホイホイじゃなくて?」
雛「ホイホイ?」
萌「ゴキブリホイホイの、ホイホイ?」
剛「いや、ホイホイは聞かなかったことに。」
雛「聞いちゃたんだけど?」
萌「あたしもハッキリ聞いたわ。」
陸「すいません。なんか間違えました。」
雛「なあに?気になるわ〜。」
剛「とりあえず、女子が男子から脱出できたら………百万円、あげます!」
萌「百万円?」
陸「これも聞いてないっす。先輩…。」
雛「持ってないくせに。どこにあるの、そんなお金、あるなら見せてほしいわ。」
萌「あたし、ほしい。百万円。」
剛「あげるよ。脱出できたらね。」
陸「あ〜、なるほどね。わかりました。先輩の考えてること。」
萌「あたしも、わかったわ。これ、ムリじゃん。」
雛「萌ちゃん、そうなのよ。体格とか腕力とか考えたら、絶対に無理なのよ。」
陸「やってみないとわかんないだろ?いひっ…ウッヒッヒ……うひゃひゃ……。」
雛「も〜っ、笑ってるじゃん。か弱い女の子だと思って、よくそんなヒドいこと思いつくわね。」
剛「俺の太い腕で姉ちゃんを完全に包み込んじゃってるからね。確かにヒドいかもな。えへへへ…。」
萌「これ、どっちかって言うと、脱出ゲームというよりも、エッチゲームかもよ、雛ちゃん。」
雛「あ〜やだ、もうすでに、あたしのオッパイが剛の大きい手に捕まってるわ。」
陸「じゃあ、俺も。」
萌「きゃっ。ホントに脱出したくなったわ。」
剛「これ、おチビちゃんたち、永久に脱出ゲーム成功しないな。」
雛「この筋肉バカ、まだそんなこと、言ってる。ただ、あたしのカラダを触りたいだけでしょ。」
剛「姉ちゃん、、、、図星た。」
雛「図星って言葉、よく知ってるわね。」
剛「なめんなよ、こら。」
雛「きゃああああ……。」
陸「ズボシってなに?星の種類?」
萌「陸くん、そんなことも知らないの?」
陸「なめんなよ、こら。」
萌「いやああああっ!!やだあああ!」
雛「萌ちゃん、大丈夫?」
陸「先輩、ちょっと、やりすぎっすかね?」
剛「いいんじゃねえの。」
雛「剛、もう少し力を緩めて。痛い。」
剛「お、まだ居たい?ずっと居ていいぞ。」
雛「その居たいじゃなくて、剛の力が強すぎて痛いの。わざとでしょ?」
陸「萌ちゃん、居たい?」
萌「少しだけ、痛い。」
雛「あっちも……。」
0480写真2021/07/05(月) 02:21:45.10ID:FgCLSjCn
剛「姉ちゃん、昔の写真を見つけたんだ。」
雛「え?何?それ?」
剛「そ。見たい?」
雛「うん。見せて。」
剛「どうしよっかな?」
雛「なんなのよ。見せてよ。」
剛「この写真は、ちょっとマズいかな。」
雛「マズいって何よ?」
剛「姉ちゃん、これ取ってみなよ。」
雛「も〜、やだわ。またイジワルするのね。」
剛「ほらほら、ジャンプすれば取れるかもな。」
雛「(ピョンピョン)う〜んしょっ、あーん。」
剛「ちっちゃい子のジャンプ、可愛いな。」
雛「剛、背伸びしてないわよね?」
剛「してねえよ。俺は普通に立ってるだけさ。」
雛「取れそうなのにぃ〜。はぁはぁはぁ。」
剛「ジャンプ力が60センチあれば届くよ。」
雛「そっかあ。理論上は身長差が60センチあるから、あたしが60センチ飛べば……って、そんなに飛べるわけないじゃない。」
剛「俺は飛べるぞ。垂直跳び。」
雛「あたしは女の子。無理だわ。」
剛「諦めたか?」
雛「ううん。頑張るわ。怪しいもの。その写真。いったい何が写ってるのかしら?」
剛「ちょっとだけ、低めにしてやるよ。ほら、これでどうかな?さあ、姉ちゃん、飛んでみようか。」
雛「あ、いけるかも。そ〜れっ、ぴょ〜んとっ。」
剛「うっひっひ。」
雛「剛、ずる〜いっ。飛んだ瞬間に写真が逃げてくんだもんっ。わざと届かないようにコントロールしてるわね。」
剛「そうかな。気のせいじゃね?」
雛「その何か知らないけど、トコトン怪しい写真がメッチャ気になるから、絶対に取ってやるわ。」
剛「そうなんだよな。こんな写真が出てくるとはな。俺は初めて見たよ。」
雛「あ〜、ますます見たくなったわ。」
剛「何してもいいから、取ってみな。チビ姉ちゃんに出来るかな?」
雛「弟にチビ姉ちゃんなんて言われるの、一番ムカつく〜〜!いいかげん、ナメるんじゃないわよっ!」
剛「お。怒ってるな。」
雛「昔は小さかったのに、あっと言う間に身長が抜かされて、こんなにメチャクチャ大きくなっちゃって。力も全然違うから、子供扱いされちゃうし。」
剛「おお。確かに。」
雛「でも、大きい手とか、広い背中とか、逞しい筋肉とかは、あたしは好きだし、抱っこされたら、怖いけど安心するし……。」
剛「……姉ちゃん、大丈夫か?」
雛「あら?あたし、しゃべり過ぎ?」
0481写真2021/07/05(月) 02:49:10.33ID:FgCLSjCn
剛「姉ちゃんは、デカい俺が好きなんだな。」
雛「え、、、、好きと、、言うか、もちろん、弟だから大切だし、頼もしくて守ってくれて好きよ。あ〜いやーん、はずかしいわっ。最近の言葉で言うと、ハズいわっ。」
剛「なぜ、最近の言葉で言い直した?」
萌「あの〜、姉弟で愛の告白中に失礼しまっすっと!あっ!何これ?写真?あはっ!」
剛「あ!やべっ!萌ちゃんに強奪された!」
雛「萌ちゃん、その写真!」
剛「くそっ!陸が萌ちゃんを抱っこしてたのかあ〜。油断したあ〜。」
陸「萌ちゃん、俺にも見せてよ。」
萌「はいはい。ね?若いよね。」
陸「へえーなるほど〜。」
剛「ま、見られちゃあ、しょうがねえな。」
雛「どんな写真なのぉ〜?見てないの、あたしだけじゃん。ねえ、ねえ、萌ちゃん、二人でイチャイチャしてないで、あたしにも写真!」
萌「まあねえ、こういう時期もあったというわけよねえ。当たり前だけど。」
雛「???」
陸「雛ちゃんよりも先輩がアレですもんね。でもって、レアですよね、今となっては。」
雛「アレ?レア?」
陸「おう。俺も昔は姉ちゃんよりも小さかったわけよ。」
雛「!!!💡💡💡」
剛「姉ちゃん、写真、見る?」
萌「はい、雛ちゃん。」
雛「あ〜、、、でしょうね。どんな写真か、見る前に想像できたわ。あたしが7歳くらいかしら。二人とも可愛い…。」
剛「ちょっと、姉ちゃん以外に見られると、俺はハズいぜ。」
雛「写真を持ってきたのは誰かしら?」
0482写真2021/07/05(月) 03:30:33.90ID:FgCLSjCn
剛「姉ちゃん、さっきの写真だけど、姉ちゃんは自分が7歳って言ったけど、どう見ても俺が5歳くらいだよ。」
雛「あ。確かに。ゴメン、間違えたわ。あたしは、ということは、9歳か10歳くらいかしら。」
剛「そんなに身長が変わらない感じだったね。」
雛「それでも、あのころは、あたしが勝ってるわ。最低でも5センチくらいは勝ってるわ。」
剛「そのあと、わりと早めに俺が姉ちゃんを大逆転しちゃうけどね。」
雛「普通、姉は弟に逆転されちゃうの。女の子である姉は、男の子である弟には腕力で勝てなくなるの。そんなこと、わかってるんだけど。クスン……(泣)」
剛「俺たちは、差が激しすぎた。やっほーい、」
雛「嬉しそうね。(泣)」
剛「泣くな。可愛いすぎだぞ、コノヤロー。。抱っこしてやる。」
雛「きゃっ!!」
0483写真22021/07/12(月) 00:19:43.00ID:1Jxojudl
……剛&陸……
陸「俺、雛ちゃん萌ちゃんと一緒に写真を撮りたいんだよね。」
剛「いいじゃん。協力するぞ。」
陸「右手に雛ちゃん、左手に萌ちゃん。」
剛「もう決めてんだ。いいねえ。」
陸「俺のスマホで。意外に入ってないから。」
剛「両手に花か。いや、両手にチビッコか。」
陸「両手にチビ女ちゃん。」
剛「想像するに、凄い体格差に興奮しそうだぜ。もちろん、陸は、細い肩をガッチリ抱くんだろ?」
陸「当たり前です。」
剛「まるで、お前が父親で、姉ちゃんたちが陸の娘みたいに見えたりしてな。」
陸「そうかもです。それで、撮るの、先輩に頼んでいいっすか?」
剛「今から?」
陸「はい。」
剛「許可とってんの?」
陸「いや。とくに。でも大丈夫だと思いますよ。」
剛「まあ、姉ちゃんたち、イヤとは言わないだろ。」
陸「先輩も撮りません?俺が撮る役をします。」
剛「じゃあ、俺ら、上半身ハダカで行く?せっかくなら、筋肉を見せつけて。」
陸「マジっすか。体格差ふぇち。やっほ〜い!」
剛「姉ちゃんたちも最低でもミニスカ。できれば、水着が良いな。小さなカラダを眺めてえな。」
陸「露出は多めが良いですよね。」
剛「なんなら、無理やり脱がすとか。」
陸「雛ちゃんたちを泣かせたくないです。可愛い笑顔でいて欲しいから。一応、写真だから。力ずくは、やめましょうよ。」
剛「そうだな。」
0484写真22021/07/12(月) 00:32:47.48ID:1Jxojudl
……雛&萌……
萌「どう?似合う?。」
雛「うん、とっても似合うわ。可愛い〜。」
萌「ありがとう。雛ちゃんも可愛いわよ。」
雛「でしょ?これはホントに買って良かったわ。この夏に着るチャンス無くても良いの。今、着ちゃったから。エヘヘ…。」
萌「見せに行く?」
雛「え?」
萌「ファションショーじゃないけど、せっかく着たし。」
雛「この1着だけなら良いわ。」
萌「はい、決まりね。」
雛「誰に見せに行くの?」
萌「決まってるじゃん。聞かないから、わかってると思った。」
雛「だよね。さあ、行きましょ。剛の部屋。」
萌「剛くん、陸くん、褒めてくれるかなあ。」
雛「さあね。」
0485写真22021/07/12(月) 00:56:06.28ID:1Jxojudl
……雛の部屋の前……
剛「姉ちゃん居る?」
雛「あっ、ビックリした。剛なの?うん。居るわよ。今から出るとこ。」
剛「あ、今は出るな!2分後にリビングに来て。」
雛「え?2分後?わかったわ。萌ちゃんも?」
剛「あ、萌ちゃんも居るんだ。じゃ、一緒に。」
雛「わかってわ。」
萌「何かしら?ちょうど良かったわね。見てもらえそうね。陸くんは?」
雛「わかんない。」
……2分後……
雛「陸くんの声が下から聞こえるわ。」
萌「そうね。行きましょ。あたしたちの格好を見たら、男の子たち、ビックリするんじゃない?」
雛「ヤバいわ。興奮させちゃうかも。」
萌「さ、行くわよ。」
……リビング……
剛「呼んだぞ。来るぞ。」
陸「筋肉隆々の大男が2人居ると、女の子たちも興奮するのかなあ。」
剛「お、降りて来るぞ。」
陸「マッチョポーズ、とります?」
剛「じゃ、俺も。」
0486写真22021/07/12(月) 01:21:38.80ID:1Jxojudl
……リビング……
雛「え?え?え?やだ〜!ビックリしたあ〜!2人とも上半身ハダカで何なのよぉ〜?」
萌「うわっ、スゴイ…凄い筋肉……。」
剛「お?!!うひょっ!サイコーだっ!ナイスだ、姉ちゃん!萌ちゃんも!」
陸「うわっ!やっべえー!かわいい〜!セクシー!」
萌「あああ、ビックリしたわあ!」
剛「こっちこそビックリだよ。なんで水着?」
陸「まあ、まあ、ふたりとも、俺の近くに、おいでよ。」
雛「(筋肉隆々の大きな身体……近づいたら目の前に厚い胸板……何をされるの?怖いわ…)」
萌「あたしと萌ちゃんのビキニ、どうかしら?似合ってる?可愛い?」
雛「!!!(そうだわ。あたし、ビキニを見せに来たんだったわ)」
剛「おお、可愛い水着、カンペキだね。」
陸「萌ちゃん、サイコーだよ。」
萌「やっぱり?ありがとうね。」
雛「あたしは?」
陸「もちろん、雛ちゃん、可愛いよ。」
雛「剛は?」
剛「おう!」
雛「おうって、何よ。ところで、あなたたち、なんで上半身ハダカなの?」
陸「そうだ、ビキニに興奮してて、忘れてた。」
0487写真22021/07/12(月) 01:53:57.36ID:1Jxojudl
陸「実は、雛ちゃんと萌ちゃんと俺で3人で写真を撮りたいと思ってね。」
雛「え?写真?いいわよ。」
萌「もちろん、あたしもオッケー。」
剛「俺が陸のスマホで撮るから、さ、並んで。」
陸「俺が真ん中。雛ちゃんが俺の右ね。」
雛「は〜い。」
萌「あたしは、こっちね。」
剛「おおお〜、まるで、父親と娘2人だな。」
雛「体格差が大きいから仕方ないわ。」
萌「陸くん、両手に花だわ。嬉しい?」
陸「おっす。」
剛「テキトに笑っとけ。テキトーに撮るから。」
雛「テキトーなの?」
剛「姉ちゃん、笑えよ。陸の為だからな。」
雛「はいはい。」
剛「今度は陸だけ、床に膝を付けて。」
萌「身長差があり過ぎるから?」
陸「これも、ある意味で興奮するよ。」
雛「陸くんの顔が近い。あたし、まだこれでも陸くんに身長負けてる?」
陸「イヒヒヒ…雛ちゃん……くそ可愛いな。」
萌「陸くん、けっこう強く抱き寄せるのね。」
陸「ふたりとも、華奢な細い肩がサイコー。」
萌「あらま。」
雛「剛、撮った?まだ?終わらないの?」
剛「姉ちゃん、陸も興奮してんだ。もう少しだけ楽しませてあげようぜ。」
萌「剛くんは、いいの?小さな女の子2人とのスリーショットはいかがかしら?」
剛「そうだな。よし、陸、交代だ。陸のスマホで撮っていいからな。」
雛「剛は、なんか、あたしのバストとか触りそうで、イヤらしい雰囲気がプンプンするんだけど。」
陸「あ、だったら、俺も先に、いいっすか?」
雛「きゃああああ!」
萌「あ〜〜ん!」
剛「俺も後で触っちゃうよ。減るもんじゃなし、いいよな。」
雛「エロ筋肉男……サイアク……」
萌「陸くんのおかげで、少しはバストサイズ、アップするかなあ。」
陸「揉んだら大きくなるの?」
剛「俺の方が遥かにオッパイあるけどね。」
雛「あたしたち女子がバストサイズでも完全に負けてるわ…………でもさ、男の子のは筋肉じゃん。」
萌「雛ちゃん、それ、当たり前なの。」
雛「そっか。」
0488コスプレ2021/07/19(月) 01:10:44.16ID:JEDWk0Mc
剛「俺は、どっちかって言うと、女の子は水着よりもミニスカが好きだな。」
陸「俺も。」
雛「ふーん。」
萌「知ってる。」
剛「それも超短いのが良いよな。」
陸「そうっすね。」
雛「ふーん。」
萌「やっぱりね。」
剛「それでスカートめくったりして。」
陸「つまり、スカートめくりっすね。」
雛「ふーん。子供か。」
陸「俺たぶん、学校で、やってないな。」
萌「パンチラ対策で見せパンは必須なの。」
剛「姉ちゃん、穿いてこいよ。」
雛「命令?」
陸「依頼かな。」
萌「超ミニなら沢山あるわよ。」
剛「ヒラヒラしたやつとか。」
萌「ヒラミニね。」
雛「剛の目的は決まってるわ。」
陸「俺の目的も同じく。」
雛「だから、やだ。」
剛「姉ちゃんの美脚が見たいんだ。」
萌「それなら水着でも。」
剛「違うんだな、これが。絶対領域とかね。」
陸「わかります。」
雛「ふーん。わからないわ。」
萌「美脚なら、いつでも見せてあげるわ。」
剛「お願いするよ。俺たちも見せるから。」
雛「今はいてるミニはだめなの?」
剛「もっと際どいやつ。」
雛「まあ剛、いつものようにエロいわね。」
萌「あたしたちがエロいとも言えるけどね。」
0489主要登場人物 新設定2021/07/27(火) 11:35:19.18ID:0k/2Yduu
【名前・年齢】
小柄な姉 雛(ひな) 24歳 女
大柄な弟 剛(つよし)18歳 男
雛の親友 萌(もえ) 24歳 女
剛の後輩 陸(りく) 15歳 男

【名前・身長・体重】 
剛 202センチ 117キロ
陸 193センチ 100キロ
萌 143センチ  35キロ
雛 137センチ  32キロ

【名前・握力・胸囲(スリーサイズ)】
剛 左右60キロ 120センチ
陸 左右50キロ 105センチ
萌 左右18キロ B77−W55−H79
雛 左右15キロ B75−W53−H77
0490雛&剛2021/07/27(火) 12:22:09.30ID:0k/2Yduu
剛「姉ちゃん。」
雛「うわっ!ビックリしたあ!いきなり後ろに居ないでよっ!」
剛「そんなに驚くなよ。」
雛「きゃあああああ!」
剛「抱っこくらいさせろ。」
雛「いきなり持ち上げられたら怖いわ。」
剛「ソファーにでも座ろうか。」
雛「また捕まっちゃった……」
剛「姉ちゃん、喜べ。俺、また少しデカくなったんだよ。」
雛「また?ホントに?」
剛「嬉しいだろ?」
雛「まさか。嬉しくなんかないわよ。」
剛「サイズ、知りたい?」
雛「知りたくないわ。だって、剛との体格差が大きくなったとか、姉として屈辱でしかないわ。」
剛「そっか、そっか。泣くなよ。」
雛「泣いてなんかないわ。どうせ、あたしを後ろから抱きしめてるから、あたしの顔が見えないでしょ?」
剛「見ようと思えば簡単だけどね。」
雛「あたしなんて、剛にしてみたら、超か弱い女の子なのね。腕力で何でも出来ちゃうのよね。」
剛「たとえば、こういう事もね。」
雛「きゃっ!いやああああ!」
剛「イーヒッヒッヒ…」
雛「やだあもぉー!あたし、剛のオモチャじゃないのにぃ…」
剛「泣いてる?」
雛「だからあ、泣いてないってば。」
剛「なんか俺、罪悪感あるなあ。」
雛「だったら、こんなセクハラなんか、しなければいいわ。」
剛「姉ちゃん、オッパイ大きくなった?」
雛「え?」
剛「じゃあ、確かめよう。」
雛「きゃああああ、エッチ!!!」
剛「柔らかい感触、ありがとうな、姉ちゃん。」
雛「どうしようもなくエロいわね!」
剛「エロいのは姉ちゃんも同じさ。いつも短いスカートで誘惑してくるくせに。」 
雛「ミニスカは可愛いファションだから好きで穿いてるの。」
剛「知ってる。」
雛「ところで、剛、太った?それで体重が増えたんでしょ?」
剛「太ったって言うな。筋肉が増えただけだ。」
雛「きゃああああ!」
剛「俺を怒らせると触り放題するよ。」
雛「いやーん…触り放題なんて今に始まった事じゃないじゃない……」
0491雛&萌2021/08/06(金) 02:37:24.18ID:O3+gV4aH
雛「萌ちゃんと二人っきりってホッとするわ。目線が近いし。」
萌「嬉しい。あたしも自分より小さい子と一緒なら安心するわ。」
雛「せめて、同じくらい小さい子、と言ってくれない?」
萌「はいはい。あたしたち、身長5センチしか違わないものね。男の子たちとの差と比べたら、女同士ほぼ同じかな。」 
雛「そうよ。で、ね、身長といえば……。」
萌「弟さん?」
雛「あら、わかる?」
萌「大きくなったとか?」
雛「あたしに自慢してきたの。」
萌「剛くん、何センチ?」
雛「聞いてないわ。」
萌「聞いてないの?言わなかったの?」
雛「うん。たしか。具体的な数字は。」
萌「見上げた感じだと、どのくらい?」
雛「知らないわよ。」
萌「大台かもよ。」 
雛「ひえ〜、おおだい……」
萌「お姉ちゃんは140センチのオオダイが夢なのにね。弟さんは…にめーと……」
雛「いやだあ。言わないでぇ〜。」
萌「弟さんは、にひゃくせ……」
雛「だめっ!言い方を変えてもイヤっ!」
萌「あーん、雛ちゃんっ!かっわいいっ!ぎゅっ。」
雛「萌ちゃん……。好き。」
萌「あたしも。親友としてだよ。」
雛「もちろんよ。」
0492剛&陸2021/08/06(金) 03:00:32.69ID:O3+gV4aH
陸「俺、身長体重、アップしたみたいです。」
剛「へえ〜、そうなんだ。俺も少しだけ。」
陸「先輩もですか?」
剛「俺たち、あのチビたちとヤバい身長差になったな。」
陸「マジでヤバいっす。雛ちゃんとは56センチ差っす。」
剛「俺は、……計算が…めんどくさい。」
陸「確かに、めんどくさいっすね。ただ、俺たち、あの女の子たちの身長が変わってない前提で話してますけど。」
剛「まあ、姉ちゃんたち、年齢的にもうアレだろ?伸びねえだろ。」
陸「ああ、なるほど。」
剛「もう小さいままで居てくれと。このさい、思いっきり可愛いチビちゃんとして楽しませてほしいよな。そうだろ?」
陸「140センチは許してあげるとか?」
剛「130センチ台というのが、なんとも可愛くてたまんないよな。」
陸「うわっ、また我慢できねえっす。もう遊びたいっす。ちっちゃい子と。」
剛「陸は良いよなあ。あのチビ二人とも他人だもんなあ。少なくとも恋人にできるもんな。俺の場合、片方が身内だからな。」
陸「姉弟でイチャイチャしても良くないっすか?」
剛「もちろんイチャイチャするに決まってるだろ。あんな小さくて可愛い姉ちゃん、ほっとけねえよ。」
0493雛&萌2021/08/06(金) 03:09:56.98ID:O3+gV4aH
萌「雛ちゃんに言わないといけない事があるの。」
雛「え?なに?」
萌「あたし、1センチ伸びたの。」
雛「どこが?」
萌「眉毛。」
雛「そんなわけないでしょ。」 
萌「ゴメンね。」
雛「ううん。謝ることでもないわ。」
萌「雛ちゃんは?」
雛「……察して……。」
萌「弟さんより身長が何センチ低い姉さんなの?」
雛「……察してっ!」
0494剛&陸2021/08/06(金) 03:21:24.02ID:O3+gV4aH
陸「193センチの俺が137センチの年上の女と遊んで大丈夫っすか?」
剛「いまさら聞くな。」
陸「一応、弟さんに許可をとらないと。」
剛「姉ちゃんの許可はとらないんだ。」
陸「あ。そうっすね。」
剛「うそ。俺が許可する。」
陸「ヒドい弟っすね。」
剛「スーパー超か弱い姉ちゃんだから、ものすごく手加減しろよ。萌ちゃんもだけど。」
陸「とっくに実践してます。」
剛「そうだったな。」
0495雛&陸2021/08/09(月) 00:56:30.61ID:2etQazqN
陸「(これ、誰のだろ?女のか?まあいいや。ソファーに置いたままでいいや。取りにくるだろ。)」
雛「(あれえ〜、どこぉ〜?ないないない…)」
陸「なあ、雛ちゃん、ちよこまかちよこまか、何してんの?」
雛「へ?え?え、あ、いや、あの…。」
陸「(うわ〜雛ちゃん、ちっちゃいカラダで動いてるだけで、マジくっそかわえ〜な。)」
雛「あ〜、どこいったのかしら〜…。」
陸「何か探してるの?」
雛「うん。スマホ。」
陸「ふ〜ん。」
雛「陸くん知らない?知らないわよね。」
陸「まあ。……、💡!(これか…これ、雛ちゃんのか。ただで渡すの、つまんないから、ちょっと遊ぼうかな。えっへへへ…)」
雛「あ、思い出したわ。さっき、あたし、ソファーに座ってたのよね。それで……。」
陸「雛ちゃん、これ届く?」
雛「あっ💡!!!それ!あたしの!」
陸「雛ちゃん、これ取れるかな?」
雛「んも〜、またイジワルするんだから。」
陸「ジャンプすれば届くんじゃね?」
雛「仕方ないわね。わかったわ。」
陸「ほれほれ〜。がんばって雛ちゃん。」 
雛「(ぴょんぴょん…)やだあ〜、あたしが跳んた瞬間に手を上に挙げないでよぉ〜。」
陸「おお〜っ、スカートがヒラヒラ、セクシー雛ちゃん!見えちゃうよ。」
雛「いやーんエッチ!パンツが見たいだけなのぉ〜?」
陸「パンツ見るためなら、簡単に見られるよ。ほれっ!白だ。」
雛「きゃっ!やだ、スカートめくるなんて……って言いながら、スキありっ!」
陸「うわ、やべっ!スカートめくるのに、しゃがんじゃったよ。やられた、取られた!」
雛「やったー!スマホゲットー!あたしの勝ちだわ。今回は、陸くんのミスよ。」
陸「ま、いいや。俺も白パンツゲットだし。」
0496剛&萌2021/08/09(月) 01:20:28.16ID:2etQazqN
萌「あ、剛くん良いところに来たわ。」
剛「ん?なんだ?」
萌「剛くん、背が高いから見えるわよね?あそこ。」
剛「あそこ?あそこ?おお、あそこ?」
萌「まさか…卑猥なこと考えてない?そっちのアソコは身長関係ないわよ。違うの。冷蔵庫の上よ。」
剛「ああ、冷蔵庫な。で?」
萌「汚れてないかなあ〜って。」
剛「バッチリ。」
萌「わかんないわ。どっちのバッチリ?」
剛「バッチリ汚い。」
萌「お願いしていい?」
剛「そういうことか。」
萌「はい、これ……って、きゃっ!」
剛「萌ちゃん、相変わらず軽いな。」
萌「あたしを持ち上げるんじゃなくて、ちゃんと雑巾を渡そうとしたのに……とりあえず持ち上げたいのね……。」
剛「終わったら言って。」
萌「重くない?」
剛「体重は何キロ?」 
萌「今、35キロ。」
剛「たったの35キロだろ。楽勝だよ。」
萌「剛くんは?」
剛「萌ちゃんの3倍以上あるよ。」
萌「なんとまあ逞しいこと。もう終わったわ。」
剛「じゃあ、このまま、ベッドまで運ぶから、楽しいことしようぜ。」
萌「あーん、あたし、年下の男の子にテゴメにされちゃう〜?」
剛「テゴメって?」
萌「あたしをソッコー降ろしなさい!」
0497剛&雛2021/08/17(火) 10:59:19.93ID:xmV/UR52
雛「ねえ来て。月が見えるわ。」
剛「ん?俺も見てやろうかね。」
雛「ほら。ね?」
剛「俺、屈まないと無理だ。ほう。ホントだ。」
雛「窓ガラスって鏡になるのね。あたしって可愛いなあ。」
剛「自分で言うか。(ちっちゃくて可愛いに決まってるだろ。)」
雛「あたし、こんなに小さかったのね。剛の胸板にも届いてないわ。肩幅も全然違う。」
剛「姉ちゃんが小さ過ぎるだけだ。」
雛「やーん。頭ナデナデ……。」
剛「姉ちゃんの肩、ホントに華奢だな。」
雛「きゃっ!もっと優しく掴んで。」
剛「わりぃわりぃ。」
雛「あたしと月、どっちがキレイ?」
剛「月。」
雛「やだ、ヒドイ。」
剛「姉ちゃん、後ろ向いて。壁ドンしてやる。」
雛「してやるって、エラソーに。もう。」
剛「姉ちゃんが低過ぎてキスできねえや。」
雛「キスなんかしなくていいわ。」
剛「俺を見上げて。」
雛「え、…、……、」
剛「いっひっひ。(まじ、くっそかわええ。)」
雛「何かするつもり?首が疲れちゃう。」
剛「俺みたいなデカい弟にに壁ドンされたら、ちっちゃい姉ちゃんは絶対に逃げられねえよな。」
雛「そんなこと想像してニヤけてたの?小さな女の子に何を考えてるの?」
剛「圧倒的優越感と征服感かな。」
雛「はっきり言うのね。清々しいわ。」
剛「姉ちゃんもセイフクカンあるよ。」 
雛「なんで?」
剛「カラダが小さいから余裕で似合うだろ。」
雛「あ。そっちの制服感?そんな言葉、初めて聞いたわ。もー、首がもうダメ。あたし、脱出!」
剛「お〜、マジかよ。」
雛「簡単に下からすり抜けられるんだからっ。残念でしたあ〜!」
剛「わかってたんだ?」
雛「身長差があるからよ。あたしの勝ちね。イエ〜イ!やったあ〜。あたしが小さいからって、いつでも簡単に動けなくできると思ったら大間違いよ。」
剛「けっこう言いやがるな。しかし、無邪気に喜ぶ姉ちゃん、マジで可愛いじゃねえかよ。」
雛「ほら、やっぱり可愛いと思ってんじゃん。」
剛「おう。可愛いよ。」
雛「えへっ。…ところで、壁ドンというより、窓ドンだからね。」
剛「へえ。窓ドンって、俺、知らなかった。」
雛「あたしも知らない。ばーかっ!」
剛「なにっ?このやろう!おい、姉ちゃん!」
雛「いやーん、こわあああいっ…来ないでえ。」
剛「うっひっひっひ…おチビちゃんは逃げてもいいよ。捕まえてしまえば、こっちのモノさ。えっへっへっ…」
雛「きゃあああああああ!!!」
剛「姉ちゃんを捕獲するの、やっぱ、簡単だな。」
雛「やだ。手加減して………。」
剛「おお〜、小さいわりに良いカラダしてんだよな。」
雛「バカにして本当に悪かったわ。」
剛「いや、どういたしまして。しかし、解放はしねえよ。」
雛「ええ〜?謝ってもダメなのぉ〜?」
剛「もう少し触らせろや。」
雛「………」
0498雛&陸2021/08/17(火) 12:01:38.44ID:xmV/UR52
陸「あとの2人は?」
雛「二階。」
陸「雛ちゃん、腕相撲しようよ。」
雛「あたし、陸くんに両手でも勝てないわよ。」
陸「俺は指2本でやるから。」
雛「ええ?指が2本だけ?それだったら、あたしの力でも勝てるかしら?」
陸「そうそう、雛ちゃんが勝つかもね。(いや、雛ちゃんの非力さはハンパないから、俺が勝つに決まってるだろ。)」
雛「うん。わかった。あたし、ハンデ付きでもいいから、男の子に勝ちたいの。女の意地だわ。」
陸「雛ちゃんの手、めっちゃ小さいから。」
雛「だからなに?あたしが勝てないとでも言うの?」
陸「これ、腕相撲というよりも、指相撲だね。」
雛「あ、ホントだ。陸くんは指2本しか使わないものね。うん、これ、指相撲だわ。」
陸「いいよ。いつでも来て。」
雛「いいの?あたしのタイミングで始めていいの?」
陸「うん。いいよ。」
雛「いくらなんでも指2本に負けるわけに行かないわ。勝ちに行くわよっ。か弱い女だと思ってナメられちゃ困るわっ!」
陸「あ、萌ちゃんが降りてきた。」
雛「あ、萌ちゃん。」
萌「あらあ〜。お二人さん、仲良く手を握りあったりして、何をイチャイチャしてるのぉ〜?」
雛「今ね、陸くんと指相撲するところなの。」
萌「へえ〜、指相撲かあ。そうなの。見ててあげる。」
陸「雛ちゃんのタイミングで。」
萌「女の子のタイミングで、なんて、陸くんは男の子の余裕なのね。」
雛「行くわよ。」
陸「どうぞ。」
萌「……」
雛「……うっ…………(え、、、動かない……)」
陸「………………(やっぱりな。こりゃ楽勝だ。)」
萌「………????……」
雛「……(陸くん、余裕の顔してるわ…)」
陸「……(そろそろ本気だそうかな…)」
萌「???」
雛「(やだわ。陸くん、手加減してるわ。)」
萌「あのぉ〜、ちょっといい?」
雛「……うっ…いま…いっそが…しい…」
陸「もう少しで本気だそうと思ってるから待ってて。」
雛「(え?まだ本気じゃないの?うそだ。男の子って強すぎるわ……)」
萌「あのさ……指相撲って言ったよね?」
陸「そだよ。」
萌「それ、指相撲じゃない。」
陸「え?違う?あ。たしかに。」
雛「いたああああい!」
陸「ああ、ゴメンゴメン。」
雛「陸くんったら急に力を入れないでよぉ〜。」
陸「だって萌ちゃんが…。」
萌「指相撲だと思ってみてたら、コレだし。うっふっふふ……」
雛「そういえば、あはっ…」
0499萌&陸2021/08/20(金) 20:44:18.97ID:igwwrq8Y
陸「……んっ……んっ……」
萌「すっご〜い。」
陸「萌ちゃんも一緒にやる?」
萌「うん。陸くんの隣で……はぁ…はぅ…」
陸「もしかして、萌ちゃん…」
萌「そう。あたし、1回も出来ないの。」
陸「マジか。1回も?」
萌「女の子の中でも、か弱い子は1回も出来ない子もいるのよ。陸くんは?」
陸「俺は、それこそ、3桁はイケる。」
萌「ほんとに?すご〜い。」
陸「萌ちゃんはホントに、か弱い女の子なんだね。」
萌「そうよ。陸くんの大好きな、か弱い女の子よ。」
陸「そしたら、萌ちゃん、俺の背中に乗れよ。」
萌「え?いいのぉ〜?乗るわよ〜。」
陸「おう。」
萌「うわっ。大きい背中…逞しいわ。」
陸「背中に子供が乗ってる感触だな。」
萌「きゃっ。動いたあ。ビックリしたあ。」
陸「そんなに驚くことか?動くのは当たり前だろ。腕立て伏せなんだから。」
萌「あたしの体重込みで腕立てなんて。すごいわ。」
陸「それほどスゴくはないと思うけど。」
萌「はぁはぁ…面白い〜。いえ〜い!」
陸「こんなことで喜んでやがる。」
0500雛&剛2021/08/20(金) 21:17:16.54ID:igwwrq8Y
雛「何してるの?」
剛「見りゃわかるだろ。鍛えてんだよ。」
雛「(剛が座ってて、あたしが立ってて、目線の高さが同じくらいだなんて……はぁ…)」
剛「姉ちゃん、どうした?」
雛「ううん。剛の腕の筋肉が凄いなあって、見とれてたの?」
剛「姉ちゃんもやる?」
雛「それ、何キロあるの?」
剛「20キロ。」
雛「それ、片手で持つの?」
剛「そうだよ。片手用だから。姉ちゃん、持ってみるか?」
雛「いいの?」
剛「ほれ。渡すよ。(か弱いチビが手渡しで受け取れる重さじゃねえよ。うっひっひ…)」
雛「あ、はい……あ、ムリっ……ダメっ…1回、床に置いてよ。」
剛「おほっ…あっははは…」
雛「20キロよね?持ち上げてみせるわ。」
剛「これ、なんて言うか知ってる?」
雛「ダンベルでしょ?」
剛「持ったことある?」
雛「ないわ………んっ………はぁはぁはぁ…」
剛「ビクともしないだろ?」
雛「やっぱり、あたしの力では、両手でも無理だわ。こんな重い物を片手で持って、しかも腕を曲げるなんて……信じられないわ。」
剛「俺が実際にやってる。信じろ。」
雛「か弱い女の子には無理ってことよ。」
剛「俺の腕の筋肉、どう?」
雛「太くて逞しいわ。そう言えば満足なのよね。」
剛「ダンベル返せ。まだ鍛えたりねえよ。」
雛「そんなに鍛えてどうすんの?」
剛「決まってるだろ。か弱い姉ちゃんを軽々と持ち上げてオモチャにして遊ぶためだよ。けっこう体力が必要だからな。」
雛「いやーんも〜、ひどぉ〜いっ。自分より遥かに小さい女の子を相手に、子供扱いして喜ぶなんてサイアクだわ。」
剛「いっひっひ……。」
0502雛の部屋2021/09/07(火) 11:47:31.42ID:gz9p7RUh
剛「(あれ?姉ちゃんの部屋、ちょっと開いてるな。居るのかな?)」
雛「………zzz………」
剛「(お?寝てんのか。またセクシーな格好してんなあ。そ〜っと近づけば起きないだろ。)」
雛「…zzz………」
剛「(おいおい、スカートが短すぎてパンツ丸見えじゃねえか。姉ちゃん、可愛い顔してんだよなあ。)」
雛「ふぅ………zzz」
剛「(おっと、ビックリしたあ。まだ寝てるな。)」
雛「………」
剛「(ちっちゃい体、たまらん!俺のデカい体で包み込みてえなあ。俺、別に用事があって来たわけじゃないけど、キスでもしてみようかな。うひょっ。)」
雛「…………へ?」
剛「お、やべっ。」
雛「え?剛?なに?」
剛「いや、べつに。」
雛「え?なんで居るの?あっ、そうか、部屋の鍵をかけるの忘れたんだわ。」
剛「あ、そうそう、そうだよ。ドア、開いてたから。そしたら可愛い子が寝てたんで。」
雛「え、可愛い子……」
剛「しかもセクシーな格好で。」
雛「あ、エッチ!見たわね?」
剛「しっかりと。」
雛「やだあ。変なことしてない?」
剛「それはまだ……これから。」
雛「えええ?これからあ〜?」
剛「姉ちゃん、マジでサイコーに可愛いよ。」 
雛「いやあん、そんな大きい体で近づかないでえ。」
剛「姉ちゃん、大きい俺が怖いんだな。」
雛「怖いわよ。うん。やっぱり威圧感が怖いわ。」
剛「じゃあ、優しく包み込んであげるよ。」
雛「きゃああああ!」
0503萌&陸2021/09/07(火) 12:26:09.51ID:gz9p7RUh
萌「あ、陸くん、良いところに来たわ。」
陸「ん?なに?何か取って欲しいの?」
萌「あら、よくわかるわね。」
陸「だって、この状況を見れば、秒で理解するよ。」
萌「てへっ。」
陸「うわっ、くそっ。マジかわいいっ。」
萌「あたし、かわいい?」
陸「ちっちゃい女の子がイスの上に乗ってて、背伸びしてもまだ手が届いてないというシチュエーション。ほんとにメッチャかわいい。」
萌「そんなことで可愛いと思ってもらえるなんて嬉しいわ。あのね。一番上の棚にあるフライパンを取りたいの。」
陸「お。わかった。えっと、これかな。はいよ。これだね。」
萌「うん。ありがとう。すごいわ。普通に届くのね。」
陸「俺も背伸びしたけどね。」
萌「でも、すごい。」
陸「そんなことで凄いと思われるとは嬉しいぞ。」
萌「ねえ、この状態で背比べしようよ。」
陸「背比べか。イスの上の萌ちゃん。」
萌「崖の上のポニョみたい。」
陸「ここに崖は無いけどね。」
萌「ああ、やっぱり陸くんの方が高いわ。」
陸「もし、萌ちゃんの方が高いんだったら、俺が助ける意味なくね?」
萌「!!たしかにっ!あたし、バカだったわ。」
陸「俺が降ろしてやろうか?」
萌「おろす?なにを?」
陸「萌ちゃんを。」
萌「きゃっ!……陸くんて逞しいわ。」
陸「だろ?」
0504コスプレ2021/09/19(日) 23:31:37.16ID:gpH/8mV/
萌「ねえ見て。セーラーマーズよ。」
剛「おっ、セーラームーンだ。」
雛「あたしは、セーラージュピターよ。」
陸「すごい、セーラームーンだね。」
萌「どう?セーラーマーズ、可愛い?」
剛「おう、可愛いよ、セーラームーン。」
雛「セーラージュピターもセクシーでしょ?」
陸「萌ちゃんも雛ちゃんも似合ってる。」
剛「セーラームーンは超ミニスカが最高だね。」
萌「セーラーマーズね。」
雛「ついでにセーラージュピターね。」
剛「おい、陸、ちっちゃいセーラームーンを持ち上げちゃおうか?」
陸「いいっすね。ちっちゃいセーラームーン。」
萌「セーラーマーズなんだけどね。」
雛「ちっちゃい、は余計ね。」
剛「だってさ、どう見ても小さいサイズのセーラームーンたろ?」
雛「あたしはセーラージュピターなの。」
陸「俺は萌ちゃんのセーラームーンにしよっと。ほら、おいで、セーラームーン。」
剛「じゃあ、俺は、姉ちゃんのセーラームーンだな。こっち、こいよ。」
萌「さっきから、セーラームーン、セーラームーンってウルサイわね。あたしは、セーラーマーズなの。」
雛「もう、ほんと、男の子たち、セーラームーンしか知らないのかしらね。」
剛「そんなこと知らねえよ。どっちでもいいよ。」
陸「おーら、捕まえたよ。ちっちゃいセーラームーンちゃん。」
萌「セーラーマーズなんだってば!」
剛「うおーりゃああ!」
雛「きゃっ!………セーラームーンって言わないのね。」
剛「セーラームーンって軽いんだな。」
雛「やっぱり言った。セーラームーンって。」
0505コスプレ2021/09/19(日) 23:54:21.69ID:gpH/8mV/
雛「わかった。剛でも知ってる他のセーラーに着替えてくるわ。1回降ろして。」
剛「はいよ。セーラームーン以外?」
雛「待ってて。」
陸「何だろ?」
萌「他のセーラー?え、まさか、アレかなあ?」
剛「マジでセーラームーンしか知らねえ。」
陸「俺も。アニメ見てないし。」
萌「あたしたちが持ってる衣装を考えたら、きっと、雛ちゃんのことだから、アレかも。うふふ…。」
剛「萌ちゃん、わかるのか?」
萌「あたしのカンが当たってたらね。」
雛「ジャ〜ン!!!お、ま、た、せ、っ!!」
剛「あ、なんだよ。」
陸「あーなるほどね。」
萌「やっぱり。JKね。」
雛「まだ現役いけちゃう?」
剛「女子高生かよ。しかも可愛いときやがる。」
陸「ちっちゃいから余裕で女子高生だよ。」
剛「いや、女子中学生、いやいや、体格的に女子小学生だろ。」
萌「確かに、中学校でもセーラー服、着るわ。」
雛「学校によったら、小学生でもね。」
陸「他のセーラーって……。」
剛「セーラー服かよ!」
雛「剛、、、ツッコミが遅いっ!」
0506デート2021/09/26(日) 23:14:14.17ID:N+3B9Eyk
剛「あした姉ちゃんと出掛けることになったよ。」
陸「いいっすね。姉弟でデートですね。」
剛「デートというより、荷物持ち兼ボディーガードってトコかな。」
陸「いや、超身長差カップルでデート、最高じゃないですかあ。」
剛「歩きながら会話しにくいんだよね。姉ちゃん、歩くの遅いし。手は繋いだほうがいいかな。姉ちゃんが迷子になるからな、うっひっひ…、」
陸「うわっ、あんな可愛い子と一緒で楽しそうですね。」
剛「そうでもねえよ。人目があるから家の中でやってるみたいには出来ないだろ。お前も小さくて可愛い萌ちゃんと二人っきりだぜ。」
陸「萌ちゃんと何しようかな。こっちも体格差カップルとして遊ぼうかな。」
剛「やっちゃえ、やっちゃえ。」
陸「何を、やっちゃえ、ですか?」
剛「そりゃあ、ねえ、陸、アレしかないんじゃね?」
陸「はい、アレですね。」
剛「陸、、、、マジで?」
陸「いや、どうでしょ?」
0507デート2021/09/26(日) 23:41:48.15ID:N+3B9Eyk
雛「あした剛と出掛けるの。」
萌「ゴメンね。あたしは他の用事があって。」
雛「いいの、いいの。剛が一緒なら助かるの。荷物持ちとボディーガードで使えるから。」
萌「いいわね。大きくて逞しい弟がいて。何かあっても余裕で守ってくれるわ。」
雛「でも、デカすぎなのよ。歩きながら話しにくいし。」
萌「凄い身長差カップルだけど、靴はどうするの?高めのヒールにする?」
雛「身長差が激しいから気休め程度だけど、10センチの厚底にするわ。」
萌「その厚底込みで、147センチね。2メートル超えの剛くんから見たら完全ね、おチビちゃんね。」
雛「はぁ……そうなの。剛を見上げる角度は変わらないかも。でも、いいわ。そんなの慣れてるし。」
萌「あたしは、陸くんと、お留守ね。」
雛「いいわね。そっちこそ身長差カップルじゃん。何する予定なの?」
萌「別に決まってないの。」
雛「二人でアレすればいいじゃん。」
萌「アレ?ああ、アレね。」
雛「そうそう。さすがにヤラれちゃうかもよ。」
萌「きっと敵わないわよ。」
雛「かなり力の差は大きいわ。」
萌「確かに。あたしが有利だわ。ぷよぷよ。」
雛「陸くん、コテンパンにヤラれちゃうわ。ゲームくらいは男の子に勝たなきゃ。」
萌「うふっ。」
0508デート2021/09/27(月) 00:17:35.93ID:wcYt2Oqm
……雛&萌……
萌「あら、今日の雛ちゃん、ポニテ、メイクも薄めでバッチリ、かっわい〜!アイドルみたい〜!」
雛「なあにぃ、そのテンション、弟とデパートに行くだけなのよ。このくらいのヘアメイクでどう?」
萌「そのわりに、ガーリーファッションでキメちゃって。いつものミニスカ生脚、美脚全開じゃん。剛くん、ムラムラしちゃうわよ。」
雛「ムラムラしちゃうかな?いやーん、あたし、襲われちゃう〜、どうしよう〜、、、なあんちゃって。家の中じゃあるまいし、大丈夫よ。そんなことより、萌ちゃんこそ、陸くんと二人っきりなんだから、警戒しなさいよ。」
萌「たとえ警戒しててもね、陸くんが本気で迫ってきたら無理だわ。あたしメッチャか弱い女の子よ。」
雛「体格差が……ね。でも陸くんとゲームするだけでしょ?」
萌「だけ、ならね。」
雛「ふう〜ん………もう、や、やっちゃえ、やっちゃえ。」
萌「ほら、ほら、もう行く時間でしょ。」
0509デート2021/09/27(月) 00:31:34.21ID:wcYt2Oqm
陸「先輩、手ぶらっすか?荷物ないんすか?」
剛「ポケットだけで足りるさ。それに、帰りには、か弱い姉ちゃんがいると、ほとんどの荷物は俺が持つことになるからな。」
陸「先輩、肩幅、広いっすね。雛ちゃんの倍くらいありそうです。」
剛「おいおい、チビ女と比べんなよ。まあ、姉ちゃんと二人で歩くと、デカい俺と小さい姉ちゃんとの格差が目立つかもな。」
陸「あと、わざとサイズの小さいシャツを着てません?上腕の筋肉がパンパンだし、厚い胸板がはっきりわかります。」
剛「ちっちゃい姉ちゃんを軽々と持ち上げながら歩きたいくらいだよ。人が居なけりゃね。」
陸「周りに人がね。うん、それは恥ずかしい。」
0510デート2021/09/27(月) 00:58:58.73ID:wcYt2Oqm
雛「お待たせしました〜。」
剛「俺は行けるよ、いつでも。」
雛「剛は……それで、いいの?」
剛「それでいいの、とは?」
雛「小さくない?」
剛「小さいのは姉ちゃん。」
雛「お洋服のサイズ、合ってるの?」
剛「ダメ?」
雛「ダメじゃないけど、筋肉が……」
剛「すげーか?」
雛「すげー?あ、はい、はい、ものすげー筋肉ですわよ。お洋服を着てても逞しいのが目立つわ。」
剛「姉ちゃんこそ、そんなんでいいのか?」
雛「どうして?可愛いでしょ?ポニテにしてみたの。」
剛「ポニテ?」
萌「ポニーテールよ。雛ちゃんとしては珍しくね。」
剛「ああ、髪か。あと、その短いスカートはエロくないか?俺は好きだけど。」
雛「べつに好きなら良いわよね?」
陸「俺も好きだよ。」
雛「ほらあ〜、みんなミニスカが好きでしょ?」
萌「雛ちゃんね、高いヒールの厚底を履いてくから、剛くんは、いざという時、ちゃんと支えてあげてね。」
剛「おう。わかった。俺も厚底靴を履こうかな。」
雛「やだあ、そんなのだったら、意味ないわ。せめて剛との身長差を縮めたいのにぃ〜。」
剛「おお〜、可愛いなあ。せめて147センチになりた〜いってか?別にいいぜ。ぺちゃんこ靴でも。カカトが低い靴が歩きやすいんだろ?」
萌「雛ちゃん、そうする?」
雛「うん、それが良いかな。」
剛「そうしろ。」
陸「これはリアルな身長差で目立つよ。」
雛「急いで靴、用意しなきゃ。」
0512デート2021/10/18(月) 00:40:59.32ID:mBJ5uXrg
剛「それ履いてくんだ。」
雛「うん。前が5センチ、後ろが13センチのパンプスなの。あたし今日は、150センチになっちゃいます。どう?」
剛「どうって言われてもね。それなりに頑張ってるのかな、姉ちゃんも。身長が普通の女子の仲間入りってか?俺より激しく小さいことに変わりねえし。」
雛「歩きやすい靴の方が良いかな?」
剛「姉ちゃんが自分で決めろ。」
雛「うん、わかったわ。150センチになるって決めたっ。」
剛「まるで背が高くなったみたいに言ってるけど。」
雛「だって剛との身長差が縮まるのよ。」
剛「そうだな。」
雛「でしょ。」
剛「だけど、俺の靴のカカトもケッコーあるぞ。」
雛「えっ?え〜〜っ、そうなの?」
剛「姉ちゃん、さっさと履け。行くなら行こうぜ。」
雛「待って〜〜!」
0513デート2021/10/18(月) 01:07:55.98ID:mBJ5uXrg
雛「あら、こんな所に公園が出来てる〜!」
剛「ちょっと前から工事してたぞ。」
雛「ちょっと寄ってこうよ。」
剛「時間は大丈夫か?」
雛「慌てない慌てない。」
剛「新しいからキレイだな。」
雛「え?あたしがキレイって?」
剛「都合のいい聞き間違いだな。」
雛「あ、ブランコだわ。やったあ〜!ちょっとだけ乗ってみよーっと。」
剛「子供か。」
雛「ねえ剛にバッグ預けとくね。はい。」
剛「おう。」
雛「ブランコなんて、久しぶりかもー。」
剛「姉ちゃんだけで行っといで。」
雛「(他に誰も居ないし、ミニスカでも平気よね……うふふ……♪)」
剛「(おっ、姉ちゃん、今日たしか超ミニスカだったな。パンチラしてんじゃね?前にベンチャがあるな。行こう。)」
雛「あれ〜、剛も乗りたいの〜?」
剛「あ、いや、俺は見てるだけでいい。」
雛「なにい〜?あたしを見ていたいの〜?」
剛「そうそう。見てるだけ。なかなかバッチリ見えてるよ。」
雛「なによ。あたしが可愛いから正面から見たいんでしょ。」
剛「顔もそうだけど、、、下もね。」
雛「え?(あ、やば、こいつ、パンツを見に来たんだわ。)」
剛「(いつものミニスカには慣れてんだけどね、ブランコも良いもんだ。)」
雛「もう買い物に行くわよ。剛がエロいから。」
剛「バレたか。」
0514デート2021/10/25(月) 01:28:32.11ID:kRzjtrWx
剛「デパートの1階ってマジくっせぇなあ。」
雛「化粧品売り場だからね。」
剛「姉ちゃん、俺、浮いてない?」
雛「剛だけ大きいから目立つわね。」
剛「姉ちゃんこそ小さすぎて…」
雛「え?ちょっと聞こえなかった。なに?」
剛「何でもねえ。」
雛「上に行くわよ。しっかり付いて来て。」
剛「なんだ、このフロアは通過するだけか。」
雛「(エスカレーター……剛と顔が近くなるんだっけ。ドキドキ……あーん、なんで弟にドキドキするの?)」
剛「エスカレーター乗るの?」
雛「うん。背比べしよっ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんが前だな。」
雛「あたしのすぐ後ろに立つの?やだ、全然ちっちゃい、あたし。」
剛「そうだよ。へっへ〜、余裕で、圧倒的に俺の勝ち。」
雛「あたし、もう1段上に行くね。」
剛「それでも俺の勝ちじゃねえか。2段くらいじゃダメたろ。ただ、話しやすいのは良いことだけど。」
雛「何センチ縮まってるのかなあ?」
剛「段差は何センチだ?あ、もう着いた。」
雛「あそこで座ろうね。」
剛「座れば身長差は関係ないか。」
雛「座高が違うわ。」
剛「座ったら靴のヒールのドーピングは関係ないな。」
雛「ドーピングって言わないでよ。悪いことしてるみたいじゃん。」
剛「(肩でも抱くか……)」
雛「ひゃっ。なによ。肩なんか抱いちゃって。」
剛「姉ちゃんはホントに華奢な肩だな。可愛いぞ。」
雛「ひとが聞いたら恥ずかしいから。」
剛「俺が守ってやるよ。」
雛「外で言うセリフじゃないわよ。何か買って欲しいの?」
剛「いや、何もないよ。」
雛「えっと〜、ヒールが13センチでぇ〜、1段がだいたい20センチらしいのね。ここのが何センチか分からないけど。なので〜、2段差で40センチだからぁ〜…合計で53センチなのね。」
剛「何の話?」
雛「エスカレーター。」
剛「ああ……それ、考えてたんだ。」
雛「あたしの身長137センチ、プラス、53センチでぇ〜、あっ、ピッタリ190センチだあ。すご〜い、あたし、大女かも〜。」
剛「いや、違うと思う。ただ、俺と背比べする為のドーピングだろ。俺を見下ろすなんか、100年早い。」
雛「100年経てば背が高くなるって言うの?」
剛「姉ちゃん……、なんだかんだ、チビ女を楽しんでるよな。」
雛「いったあああいっ、そんな強い力で抱き寄せないでっ。」
剛「おお、わりぃわりぃ。」
雛「肩を抱き寄せてたら、カップルに間違われちゃうわ。」
剛「なんなら、もし、間違えられるとしたら、カップルじゃなくて………」
雛「…なくて…?」
剛「おや………………こ?」
雛「ためるな………」
05152021/10/25(月) 02:21:45.80ID:kRzjtrWx
陸「先輩と雛ちゃんが出かけてるから、萌ちゃんと二人っきりだね。」
萌「そうね。陸くんは何か予定あるの?」
陸「無いよ。(目の前に年上なのにメチャクチャ可愛い140センチちょっとの小さな女の子がいるのに何もしないわけないさ。うっひひひ……おチビちゃんと楽しんじゃおうかな。)」
萌「ふーん。あたしも今日は暇なんだ。」
陸「じゃあさ、相撲でもする?」
萌「え?す、も、お、??」
陸「そ。相撲。」
萌「へえ〜、相撲かあ……(あ、陸くんが接近してくるわ。見上げると、陸くんのカラダ、大きいなあ。)」
陸「(可愛いなあ……相撲だと密着できるし…やりたい放題かもね……いっひひひ、やったあ…)」
萌「なにニヤニヤしてるの?あたし、陸くんの顔を遥か下から見上げてるけど、ちゃんと表情が見えるんだから。」
陸「なんか、萌ちゃんが可愛いから見とれちゃってね。」
萌「やるの?(やばっ、やるって言っちゃった。レイプされるみたいな言い方しちゃった)」
陸「やるよ。」
萌「相撲だよね?」
陸「相撲ってわかる?」
萌「もちろん。でもね、あたしと陸くんの体格差からして、あたし絶対ムリでしょ?」
陸「ちゃんと手加減するよ。ほら、萌ちゃんは見たことない?大相撲の力士と子供たちが…」
萌「あ!はいはいはい、知ってるわよ、でも……あたし子供なの?やだわあ、陸くん、あたしを完全に子供扱いするってことでしょ〜?逆に面白そうねえ。どんなハンデがあるの?どうなったら勝ちなの?」
陸「とりあえず危ないから物を片付けて広くしようぜ。」
萌「当たるとね、危ないからね。だったらさあ、和室にしようよ。畳だし。」
陸「じゃあ、俺たちの部屋は?」
萌「剛くんと陸くんの部屋?」
陸「ベッドも布団もあるしさ。」
萌「ベッドも布団も??それ、相撲と関係あるの?」
陸「ベッドも布団も柔らかいからね。」
萌「(あたし陸くんに襲われる?レイプされちゃう?でも待って。もし、あたしを襲うつもりなら、とっくに襲われてるわよね?だって、その気になれば、いつでも出来るもん。陸くんって、か弱い女の子に優しいんだっけ……)」
陸「萌ちゃん、何をニヤニヤしてんの?」
萌「してた?」
陸「してた。」
萌「ニヤニヤ?」
陸「ニヤニヤとは違うか。なんか妄想的な?」
萌「うーん…妄想ね……あっ…きゃああ!」
陸「ガマンにも限界があるんでね。」
萌「陸くん………やっぱり……かなりエッチ……」
陸「あ……相撲だったな…これは相撲じゃないや。」
萌「何でもいいわよ、もう……。」
0516デート2021/10/26(火) 11:15:37.97ID:tzSBEIMl
雛「さあ、剛、そろそろ行くわよ。」
剛「どこ?何を買うの?」
雛「お洋服。」
剛「ここ?」
雛「うん。お願いだから、笑わないでね。」
剛「!!!出た!くっくっくっうひゃひゃ…」
雛「出たって、オバケじゃないんだから。」
剛「やっぱり子供服フロアかよ。」
雛「あたしにはサイズがピッタリなの。」
剛「おお、雛ちゃんが迷子にならないように、おててをつないでやるよ。うっひっひっひ……(笑)」
雛「おてて……やだもうっ…これこそ父と娘みたいに思われちゃうわ…」
………………………………
女店員「あら可愛いお嬢ちゃん、気に入った物があったら言ってね。お化粧もキレイよ。」
雛「あ、、、どうも。(あたしだってオトナの女なんだから化粧くらい出来るわよ!)」
女店員「お隣りは、大きくてカッコいいお父様ね。随分お若くみえますよ。」
剛「あ、はい。そうなんですよ。」
雛「ま、、、それほどでも……(剛ったら、いろんな意味で否定しなさいよ。あ、でも、姉弟と言っても信じてもらえないわよね……)」
………………
剛「雛、気に入った服があるか?何でも買ってやるからな。」
雛「呼び捨てはイヤ。それに、お金出すの、あたし。」
剛「だね。たしかに。」
05172021/10/26(火) 12:00:25.29ID:tzSBEIMl
萌「陸くん、冷凍チャーハン食べる?」
陸「食べる。」
萌「チンするだけ。簡単よね。」
陸「1袋で二人前だ。」
萌「陸くんは多めにするわね。10分以上かかるから待っててね。」
陸「その間、ヒマ?」
萌「ヒマっていうか、あとは食器を出すくらい。」
陸「じゃあ、レンジが終わるまで、お姫様抱っこしようかな。」
萌「きゃっ!もうホント、スキを見せたら、あっという間に持ち上げられちゃう。」
陸「いや、スキを見せなくても、捕まえてしまえば余裕っす。」
萌「チャーハンが温まるまで長いわよ。ずっと抱っこしてられるの?」
陸「楽勝だよ。萌ちゃんの体重ならメチャクチャ軽いよ。32キロだっけ?」
萌「それは雛ちゃん。あたしは35キロ前後を行ったり来たり。」
陸「もう軽すぎて、リフトアップできるよ。うおーりゃあ〜!」
萌「きゃああああ〜!!高いよ〜、こわいよお〜!」
陸「あ、チン鳴った。」
萌「自分の悲鳴で聞こえなかったわ。」
…………
陸「俺と萌ちゃん、スプーンの大きさは同じなんだね。」
萌「そうよ。なんで?手が小さいから?子供は小さいスプーンにしなよって?……あたし、子供じゃないわ!」
陸「そこまで言ってないけど。」
萌「たしかに、陸くんが持つと、スプーンが小さく見えるわ。」
陸「手の大きさ比べてみる?」
萌「あたし、小柄な女の子だから同じ女性の中でも小さいの。……ほらあ、全然違う。陸くん、大きくてゴツゴツしてる。」
陸「手も可愛いよなあ。萌ちゃん。」
萌「て、も?可愛い?も?もって言うことは?」
陸「顔も。」
萌「はい、ありがと。」
0518デート2021/10/29(金) 01:00:40.27ID:gFndYDz2
雛「剛、これ持って。降りるわよ。」
剛「おう。(下りのエスカレーターか。当然、姉ちゃんより俺が前だよな。左側でいいのかな。)」
雛「(あ、剛が先に降りようとしてる。)」
剛「姉ちゃんついて来てる?」
雛「いるわよ。(1段あけて、かな。)」
剛「たまに姉ちゃんが行方不明になるんで。」
雛「(あ〜あ。あたしが2段上でも剛に届かないわ。剛の背中……広いなあ……大きいなあ…)」
剛「おっ。」
雛「わっ、急に振り向かないでよ。」
剛「どした?俺がイケメンでビックリしたか?」
雛「は?」
剛「上りも下りも同じだからね。」
雛「ご心配なく。気にしてないから。」
剛「さっき、俺が振り向いた時、姉ちゃん、俺のこと羨ましそうに見上げてたよな。」
雛「そんなことないもん。」
剛「そうか。(やばい、姉ちゃんのセリフ、メッチャ可愛い、抱きしめてえなあ……家に帰ってからが楽しみだ。)」
雛「(エスカレーターが終わったら急に剛の背が高くなるわ。あたしが小さくなったとも言えるわね。ん〜また、剛との身長差を気にしちゃった。)」
剛「もう外に出るの?」
雛「うん。とりあえずね。」
剛「陸と萌ちゃん、何してるかな。」
雛「さあ。でもきっと萌ちゃん、熊に襲われてるわね。」
剛「お?自分の親友をそういう風に言っていいのかよ。」
雛「そこは成り行きにね。」
剛「(俺も成り行きに……か。)」
0519家 萌&陸2021/10/29(金) 01:54:30.20ID:gFndYDz2
陸「ちょっとしたゲームしよ。」
萌「どんなゲーム?」
陸「もし、萌ちゃんが1分以内に俺にキス出来たら、萌ちゃんの勝ち。」
萌「え、、、それって、すごい、いじわるっ。」
陸「お、そのセリフ、なんか可愛いぞ。」
萌「だって、陸くんの身長は何センチなの?」
陸「197センチくらいかな。」
萌「でしょ?あたしは143センチなの。身長差が54センチもあるのよ。あたしから届くわけないじゃない。」
陸「ソファーを使う手もあるし。」
萌「じゃあ陸くん、ソファーの前に立っててよ。」
陸「いいよ。」
萌「えっと、ソファーの上で背伸びすれば………あれ?……ねえ、陸くんも背伸びしてない?」
陸「俺の勝ちかな。」
萌「1分以内って言ったけど、まだ始まってないわよね?」
陸「いいよ。今からスタートでも。」
萌「あたしがソファーの上に居たとしても、陸くんとしては移動すればいいんだもんね?」
陸「たしかにね。」
萌「だから同時進行で、もし、陸くんが、あたしにキス出来たら陸くんの勝ちっていうのは、どう?」
陸「俺から萌ちゃんにキス?」
萌「そ。どう?出来たら陸くんが勝ち。」
陸「よし、それなら楽勝だよ。おチビちゃんは捕まえてしまえば簡単だからね。おりゃあああ!」
萌「きゃあああ!んんんむぎゅっ…」
陸「な?瞬殺だろ?」
萌「バカね。引っかかったわね。あたしからもキスすることが出来たワケだから、勝負としては引き分けよ。」
陸「う、、、ズルいなあ。」
萌「ズルいのは陸くんよ。自分より54センチも小さい女の子にヒドいわ………クスン…」
陸「泣いた?」
萌「ウソ。ウソ泣き。」
陸「萌ちゃんは俺より9歳くらい年上なのに、自分のこと、女の子って言うんだね。」
萌「だめ?陸くんから見たら、あたしは小さい女の子に見えるでしょ?」
陸「まあね。(く〜、ちっちゃい女の子、マジで可愛すぎるぜ。先輩たちが帰ってくるまで、萌ちゃんと遊ぼうとするか。)」
萌「うわっ!きゃっ!いやああああ!!!乱暴はやめてええ!!!(えへへ…大袈裟に悲鳴、上げ過ぎかしら?うふふふふ……)」
陸「なんだなんだ!?(セクシーな萌ちゃん……興奮しちまうぜ。)」
0520萌&陸2021/11/04(木) 22:19:21.16ID:SKI1TobT
萌「そろそろ雛ちゃんたちが帰ってくるわね。」
陸「じゃあ、その前に腕相撲でもしようぜ。」
萌「あたしと?」
陸「他に居ないだろ?」
萌「手を握りたいだけでしょ?」
陸「俺、スマホをイジリながらするから。」
萌「ほんとに?あたしは両手でいくわよ。」
陸「もちろん、萌ちゃんは両手でね。俺は片手。」
萌「陸くんはスマホを見ながらって?」
陸「そのくらいのハンデで。」
萌「文字通り、片手間なのね。」
陸「俺は片手間。萌ちゃんは一所懸命で頑張れ。」
萌「んもっ、ま、いいけどね。」
陸「マジで萌ちゃんの手、ちっちゃいな。」
萌「ね、あたしの手、可愛いでしょ?」
陸「萌ちゃん、もう始めていいよ。」
萌「……んっ……もう…とっくに…力入れてるわ…」
陸「なるほどね〜」
萌「……なにがあ?なるほどって…ああ…ビクともしないっ…んんん…」
陸「あ、いや、ラインニュース見てるだけ。」
萌「はぁはぁはぁ……マジでムカつくっ……」
陸「ところで萌ちゃん、大丈夫か?」
萌「陸くんと腕相撲なんて、あたしに何もメリットないわ。力の差が有り過ぎて…」
陸「ギブ?」
萌「はい。ギブアップです。結局、あたしがヘトヘトになるだけなんだもん。」
陸「マジで俺、片手間でもイケた。」
萌「でしょうねっ。か弱い女の子と大きい男の子のイチャイチャみたいな、これは陸くんにとっての優越感かしらね。」
陸「そうかな。」
萌「楽しかった?」
陸「まあね。」
萌「なら良かったわ。陸くんが楽しいなら。」
0521デート2021/11/04(木) 22:40:20.43ID:SKI1TobT
剛「(デートと言っても、姉ちゃんとだったら、結局、買い物に付き合わされるだげなんだな。)」
雛「(力持ちの弟が一緒だと楽チンだわ。スーパーに寄って、荷物、全部、持ってもらおうかしら。)」
剛「まさか、スーパーも?」
雛「はい、正解。剛は外で待ってても良いわよ。デパートの荷物もあるでしょ。」
剛「買い物の荷物、持てるのか?」
雛「カートがあるから。」
剛「俺、先に家に帰ってようかな。」
雛「ふざけんなよ。」
剛「お〜、こわっ。」
雛「待っててくれるわよね?か弱い女の子に重い荷物を持たせるの?」
剛「ほら来たあ、か弱いアピール。」
雛「なによ。筋トレになるでしょ?お願い。」
剛「早く行って来いや。」
雛「ごめんね、つよしっ。ありがとっ。」
剛「わかった。」
………… 
剛「(やべー、下から上目遣いで見上げながら可愛く笑顔で言われたら、たまんね〜。可愛すぎるぞ、姉ちゃん……早く抱っこしてえなあ……)」
0522デート2021/11/05(金) 10:36:04.02ID:d5qnN8TO
剛「持とうか?」
雛「あら、優しいわね。ありがと。」
剛「高いカカトで疲れたんじゃねえの?」
雛「ヒールね。」
剛「カカトのサイズ13センチだっけ?」
雛「だからヒールね。あと、つま先が5センチあるから実質8センチなんだけど、もうダメ〜。疲れたあ〜。ぺちゃんこ靴にすれば良かったかも〜。」
剛「おんぶしてやろうか?」
雛「え?おんぶ?それはちょっと恥ずかしいわ。」
剛「俺は別に。」
雛「人に見られたら。」
剛「そんなにいねえよ。」
雛「そう?」
剛「おう。」
雛「自分のバッグは、あたしが持つけど、剛は他の荷物、全部持てる?」
剛「たったの30キロしかない姉ちゃんなんか、軽い荷物みたいなもんさ。平気だ。全部いけるさ。」
雛「じゃ、よろしくね。」
剛「……」
雛「……」
剛「どうした?早く乗れよ。」
雛「ビミョーに背中が遠いの。もうちょっと低くなってくれない?」
剛「マジで?俺、袋をいくつも持ってんだぞ。一旦、床に置くぞ。まあいいか、汚れても。」
雛「帰ったら拭くから。」
剛「姉ちゃんのオッパイが背中に感じるぞ。」
雛「やだエッチ。」
剛「おっ。姉ちゃんの声がハッキリ聞こえるな。」
雛「あたしも。剛の声が聞き取りやすいわ。」
剛「タイヘンなんだよ。姉ちゃんがメッチャ下の方にいるから、話声が聞き取りにくくてさ。」
雛「あたしだって、剛を見上げるの、首がツライわよ。お互い様ってことで。」
剛「今度からは、俺が抱っこして歩くよ。」
雛「いや〜あんっ、あたしを子供扱いはヤダ。」
剛「そっか。」
雛「この景色。すご〜い高い。剛は普段、こんな高い目線で歩いてるの?」
剛「まあな。」
雛「世界が違って見えるわ。あ、あとね、あたしの体重、30キロより、もうちょっとあるからね。」
剛「32キロか?どっちでもいいだろ、そんなの。俺は姉ちゃんの3倍以上だから。」
雛「だからなによ。体重が重いからって偉いの?」
剛「普通、女は軽めにサバを読むとかあるだろ?」
雛「あたしの場合は超チビッコだから逆にアレ………って、誰がチビだって?」
剛「俺はチビって言ってない……。」
雛「あ、もう着くわね。ありがとう。重かったでしょ?」
剛「まだ俺のことナメてんな。俺の体力なら楽勝だと言ってるだろ。か弱いチビ姉ちゃんに大男の腕力を見せつけないとな。」
雛「やだ〜怖いよお〜。」
剛「怯える姉ちゃんも可愛い過ぎて興奮するじゃねえかよ。」
雛「怯えてなんかないわ。早く降ろしなさいよ。とっくに家に着いたわよ。」
05232021/11/07(日) 23:59:28.24ID:ARGyGVpR
玄関(ガチャ)

萌「あ、帰ってきた。」
陸「雛ちゃんだ。行こ。」
萌「雛ちゃんだけじゃないでしょ。剛くんも一緒でしょ。」

雛「ただいま〜。」
剛「ういっす〜。」
陸「雛ちゃん、お帰り。先輩、お帰りなさい。」
雛「あれぇ〜、陸くん、どうして剛にだけ敬語なのぉ〜?」
剛「見た目だな。」
雛「あたし、子供じゃないっ!」
萌「お帰りぃ〜!」
雛「??萌ちゃんの声が近くで聞こえるんだけど?」
剛「ホントだ。陸が女の声を出したのか?」
陸「そんなわけありませんて。」
萌「えっへっへっへ……なんと、陸くんの後ろに隠れてましたっ!」
雛「バカバカしいっ。」
萌「なあ〜んでよっ!」
剛「陸がデカいから、小さい萌ちゃんのカラダが完全に隠れてしまうんだな。」
陸「俺、別に萌ちゃんに、俺の後ろに隠れろとは言ってないよ。」
雛「あたし、萌ちゃんが陸くんの後ろから来るとこ、見えてたもん。ぜんっぜん、ドッキリになってなかったわよ、萌ちゃん。失敗?」
萌「ううん。ドッキリなんかじゃないわよ。」
雛「剛、付き合ってくれたご褒美よ。萌ちゃんにお仕置きしてやって。ウフフ…」
剛「お?姉ちゃん、俺にご褒美か?萌ちゃんに何しても良いってか。お安い御用だ。」
萌「え?え?(うわっ、また大男が迫ってくるぅ〜!!!)」
陸「マジで?」
剛「も、え、ち、やあ、ん!逃げたってダメだよ〜!」
萌「きゃあああ!!!」
雛「今日、剛が付き合ってくれたから、萌ちゃんという可愛い小さい女の子をプレゼントね。きゃはは…」
剛「ほーれっ!捕まえたっ!」
萌「いやああっ!」
剛「おいっ!陸!俺だけ楽しむのも悪いから、姉ちゃんを頼むよ。」
陸「おっ!!!さすが先輩!俺も楽しんで良いっすか?」
雛「へっ!?…は?…やだ……」
剛「うっひっひ…」
陸「さあ、ちっちゃくて可愛い子猫ちゃん、おいでっ!」
雛「やーん!こわいこわいこわい……」
萌「結局、雛ちゃんも………」
陸「コラコラ、おチビちゃんは軽々と持ち上げてしまおうかな。うおーりゃあああ!」
雛「きゃああああっ!!!」
萌「雛ちゃん、パンツ丸見えだわ。」
雛「そういう萌ちゃんもよ。」
剛「陸と二人でミニスカ女を抱っこして、パンツの見せ合いしてんの、シュールだな。」
雛「やだあ……」
0524数学 萌&陸2021/11/08(月) 09:58:18.68ID:zq2mRD0x
陸「萌ちゃん、ちょっと教えて。」
萌「なになに?」
陸「これなんだけど。」
萌「え〜、数学?」
陸「得意?」
萌「どこどこ?」
陸「ここの解き方がちょっとね。」
萌「あ〜なるほど〜。三角関係ね。」
陸「ちょっと待った。さては、萌ちゃん、知らねえな?」
萌「うーんとね。ほら、袖口を見て見てぇ〜、萌え袖よ。萌ちゃんだけに。」
陸「お〜可愛い〜もえもえ〜!………って、ごまかすなよ。」
萌「あー、よく見たら、三角関数って書いてあるわ。あたし、さっき何て言った?」
陸「三角関係。」
萌「習ったの、もう何年も前だし、忘れちゃったわよ。」
陸「だろうね。」
萌「三角関係とはね、3人の…」
陸「三角関係じゃねえ!黙れ!邪魔すな!離れろ!」
萌「あらぁ〜、今日は冷たいのねっ。」
陸「ウソだよ。俺の膝の上に居てくれたら、抱きしめながら勉強するからさ……って、居ない!萌ちゃん、もう居ない!ちっちゃい子は、すばしっこいな。」
0525洗濯物 雛&剛2021/11/08(月) 10:11:41.84ID:zq2mRD0x
剛「これ、姉ちゃんの上着?」
雛「うん。」
剛「俺、着てみようかな?」
雛「え?剛が?」
剛「入るかな?」
雛「いやぁだっ!やめてぇ!破れちゃうよお!」
剛「気合い入れれば…」
雛「だめっ!あたしとの体格差、考えてよっ!ふざけたこと言う暇があったら、たたむの手伝いなさい。」
剛「そんなに怒るなよ。可愛がってやるからよ。」
雛「んも〜、可愛がるって……なによ。」
剛「男のヤツだけ、たたむよ。」
雛「お願い。」
剛「あ、この俺のワイシャツ、姉ちゃん、着てみてよ。」
雛「うん。あとでね。」
剛「お?てっきりイヤと言うと思ったら…」
雛「だって、破れないでしょ?あたしが着ても。」
剛「そういう問題か?」
0526洗濯物 雛&剛2021/11/08(月) 10:27:32.30ID:zq2mRD0x
雛「やったー!いえ〜い!見て見て〜、すっごーいブカブカ〜。」
剛「おー!姉ちゃん、よけいに子供に見えるな。」
雛「ミニのワンピースみたいになると思ったけど、けっこうロングサイズだわ。」
剛「ワイシャツめくったら、どんな感じ?どれどれ…」
雛「いやあん!エッチ!」
剛「おー!ミニスカ、そして、生脚!」
雛「お洋服とミニスカートの上から、そのままワイシャツを羽織ったの。」
剛「姉ちゃん、今日も相変わらず小さくてクソ可愛いぜ。」
雛「クソ可愛いの、クソって何よ?」
剛「ちっちゃい子がブカブカの服を着るのは最高だぜ。うっひひひ……」
雛「きゃっ!!!……やっぱり、抱っこされちゃうのね……」
0527コミック 雛&萌2021/11/08(月) 10:55:10.28ID:zq2mRD0x
萌「雛ちゃん見て、これ、すごいよ。」
雛「マンガ?」
萌「うん。カップルの身長差、65センチなんだって〜。」
雛「彼女の身長は?」
萌「145センチって書いてあるわ。」
雛「あたしたちよりも少し大きいのね。」
萌「彼氏のほうは、210センチって。もう怪物じゃん。」
雛「身長差で言うなら、あたしたちの姉弟ね。」
萌「内容はね、ちょっとエッチな感じのやつみたい。」
雛「マンガって、ディフォルメしてるっていうか、男女の体格差が極端に描かれてるわよね。」
萌「彼氏の肩幅とか腕とかメッチャ大きくて、彼女が逆にメッチャ細くて、彼氏に包み込まれたりして。」
雛「わかる。あたし、日常的に経験してるのよ。」
萌「コミック、見る?無料お試しのトコも、あるわよ。」
雛「うん。…………きゃっ……こんなことするの……」
萌「エロいわね。……すぐ終わるね。無料だから。」
雛「で……他には?」
萌「!うふっ。気に入ってしまったか…エロい雛ちゃん、略して、エロヒナ…」
雛「エロヒナ。なんか可愛い。」
0528映画2021/11/12(金) 00:32:49.25ID:/8MpRf4k
雛「萌ちゃんと話して、観たい映画があるの。」
剛「おう。行きたいなら行けば。」
雛「冷たいわね。4人で行こうよ。」
剛「何の映画?」
雛「スマホで検索してたらね、ちょうど良いのがあって、見て、コレよ。」
剛「俺、コレ観たかも。」
雛「そんなはず無いわ。まだ公開してないもの。ねえ、適当に返事してない?」
剛「映画館の場所と時間はもう決まってるのか?」
雛「そう。あとは予約するだけよ。」
剛「ネットで予約すんの?」
雛「イマドキ、当たり前でしょ。」
剛「陸は、このこと、知ってんの?」
雛「まだ知らない。でも、陸くんは、あたしと萌ちゃんのことが大好きだから、簡単に付いてくるわよ。」
剛「たしかに。」
雛「空席、けっこう空いてて、座席は選び放題なのね。どこにしようかな。」
剛「姉ちゃんは俺の膝の上でいいんじゃね?」
雛「剛の膝の上なら、座高が高くなって見やすそうね。料金は1人分で良いのかしら?」
剛「え、そうなのか?」
雛「バカっ、冗談よ。ダメに決まってるわよ。ちゃんと1人づつ座るの。」
剛「俺と陸はデカいから、一番後ろで良いけど。」
雛「あたしと萌ちゃんは小さいから、前に人が居たら観づらいの。特に大柄な男性とか。」
剛「前に通路がある席とか?」
雛「うん、最高〜。あー、でも、4人は一緒が良いよね?」
剛「どうする?」
雛「あ、、、カップル席というのがあったわ。一番後ろのエリアみたい。」
剛「カップル?」
雛「2人づつ並んでね。」
剛「それでも構わないよ。」
雛「あたしと剛。萌ちゃんと陸くん。どう?無難な組み合わせ。」
剛「勝手に決めんなよ。片方はカップルだが、もう片方は姉弟だし。」
雛「まあ、どこに座るかは、あとで決めるとして、とりあえず予約しとくね。」
剛「それ、イチャイチャする席なのか?」
雛「映画館だから、静かにしないといけないし、手を繋ぐくらいは出来るけど、キスは御法度みたいな感じ。マナーは大事なのよ。」
剛「さすがは姉ちゃん。何でも知ってるな。カラダは子供でチビだけど、いちおうオトナなんだな。」
雛「1言、いや、二言、多いわ。子供、チビ、言わないで。」
0529映画館 剛&陸2021/11/12(金) 01:14:09.98ID:/8MpRf4k
剛「今度の木曜日の夜だけど、映画に行かないか?」
陸「え?映画ですか?……えーと…………その日は……学校の友達に誘われてて、ダメなんですよね。今回は遠慮しときます。すいません。」
剛「そりゃあ残念だなー。オシイなあー。ウチの可愛いチビっ子2人に誘われたんだけどなあー。」
陸「!?…行きますっ!!必ず行きますっ!!!」
剛「あれ?友達に誘われてんじゃないのか?」
陸「友達にはラインですぐ断ります。全然、余裕で大丈夫です。」
剛「どんな映画とか聞かなくていいの?」
陸「何でも観ますよ。(てっきり先輩と2人、男同士で行っても面白くないから、無理やり理由を考えて断ったけど、可愛い子と一緒なら、話は別さ。)」
剛「あ、そういえば、姉ちゃんがカップルなんとかいう席を予約したらしいぞ。」
陸「あ〜、知ってます。カップルシートですね。」
剛「俺と姉ちゃん、陸は萌ちゃんとカップルということでどう?」
陸「ただ、片方はカップルですけど、もう片方は姉弟ですけどね。」
剛「それ、俺のセリフだ。」
陸「セリフ?」
剛「いや、なんでもねえ。」
0530電車2021/11/12(金) 02:04:12.20ID:/8MpRf4k
剛「この時間、ここの1番後ろの車両が空いてんだよね。」
陸「空いてて良かったです。」
萌「雛ちゃん、あたしたち、端っこに行こ。」
雛「うん。今はチカンに遭わない場所ね。」
萌「大きい男の子2人がガードしてくれてるわ。」
雛「そうね。こういう時は頼もしいわ。」
萌「あたしも雛ちゃんも5センチのヒールでしょ。」
雛「映画は座るから、ヒールの高くても座高に関係ないもん。」
萌「あたしたち、ヒール入れても150センチに届かないから、この男の子たちのカラダの壁しか見えないわ。」
雛「この2人、すぐ近くに立ってる。わざとかな?」
萌「この状況、小さい女の子たちが大男たちに襲われてるとか、周りから思われないかな?」
雛「もし、あたしたちが助けて〜って悲鳴あげたら、この2人、逮捕されちゃうわね。うふふふふ……」
萌「ウケるぅ〜……」
雛「ああ、なんかさあ、剛かな、あたしにカラダを押してくるの。」
萌「パンチでもしちゃえ。」
雛「うん。このぉ〜、えいっ。」
ーーーーーーーーーーーー
剛「下の方で、なんかコソコソ、声が聞こえるんだけど。」
陸「電車の騒音で聞こえないッスね。」
剛「俺たちの悪口でも言ってたりして。」
陸「このまま、俺たちのカラダで押しつぶしたりして。」
剛「少しづつ寄って行けば、気づかれないかもな。」
陸「そうッスね。」
剛「うひひ…」
陸「あ、雛ちゃんが叩いてきた。」
剛「マジで?」
陸「はい。」
剛「おい、姉ちゃん。陸を叩くなよ。」
雛「へっ?陸くんだったのぉ?ごめんねっ。剛かと勘違いしてた〜。」
陸「可愛いから許す。」
剛「姉ちゃんの華奢なカラダが押し潰されるところだたよ。」
雛「下を向いて喋らないで。ツバが顔にかかるわ。」
剛「ん?何も聞こえない。」
雛「都合の良い時だけ、身長差で聞こえないフリするのね。」
剛「なんだって?」
雛「ううん。なんでもない。」
05312022年 新設定2022/04/23(土) 23:30:34.46ID:WFnXoEzJ
【主要登場人物】同居中
小柄な姉 雛(ひな) 25歳 女 
大柄な弟 剛(つよし)19歳 男 
雛の親友 萌(もえ) 25歳 女 
剛の後輩 陸(りく) 16歳 男 

【体格】身長・体重・胸囲(スリーサイズ)
剛 202センチ 110キロ 120センチ
陸 190センチ 90キロ 100センチ
萌 142センチ  36キロ 77-55-82
雛 135センチ  32キロ 77-54-79
0532名無しさん@ピンキー2022/04/24(日) 01:09:12.63ID:F06NLWrd
……剛と雛の身長差……

雛「ねえ、。、剛、ちょっと来て〜。」
剛「お?なんだ、姉ちゃん?」
雛「あーもーやだ〜、急に近くに寄って来ないでよっ!接近しすぎだわ。」
剛「なんだよ、姉ちゃんが呼んだから来たんだろ?俺に襲われると思ったんか?」
雛「わざと接近して、あたしを上から見下ろすんだもん。イジワルだわ。」
剛「で?なんの用だ?」
雛「あ、、それなんだけど…。いずれバレちゃうから言うわね。」
剛「ん?なんだ?身長のことか?」
雛「えーー!なんで、わかるのぉ〜?」
剛「お、やっぱりか。それで、どっち?」
雛「どっちとは?」
剛「念願の140センチに到達か?」
雛「だったら良いのに……」
剛「じゃあ、縮んだのか?」
雛「うん。135センチみたい。」
剛「え?マジで?あっはっはっは…!」
雛「そんなに笑わなくても……」
剛「体重は?」
雛「いきなり聞く?」
剛「俺が、直接、確かめてやる!うおーりゃあ!」
雛「きゃああっ!!」
剛「姉ちゃん持った感じだと、変わってないかな?たぶん32キロだろ?」
雛「抱っこしただけで、わかるの?スゴいっ!」
剛「当たりだ。今まで俺が姉ちゃんを何回持ち上げてきたと思ってんだ?」
雛「確かに。」
剛「身長が低くなって、体重が同じか。なるほど。」
雛「ねえ、、、何が言いたいの〜?」
剛「さては、姉ちゃん、太ったな。」
雛「うそ〜っ、そんなこと言っちゃあヤダっ!あたし、こんなに小さくて華奢なのに…。」
剛「バカ、冗談だよ。たった32キロしかない姉ちゃんなんか、軽々とリフトアップしちゃうぜっ!」
雛「きゃああああ!!!」
剛「俺との身長差って何センチだ?すごいことになってねえか?」
雛「何センチ差か、あたしに言わせるの?」
剛「俺、計算が苦手だからね。ちなみに俺は202センチだ。すげぇだろ?」
雛「んもー、こんなに小さい女の子相手に身長でマウント取ってくるなんて、ホント、男らしくないわ。」
剛「姉ちゃんは俺より67センチも小さいなんて、マジで可愛過ぎる。かわいくてたまんねえ。」
雛「ちゃんと計算出来るじゃないの。」
剛「そういや、もうひとりのチビは?」
雛「萌ちゃんのこと?ちゃんと名前で言って。」
0533名無しさん@ピンキー2022/04/25(月) 10:53:35.29ID:W2Dy3Gzi
……陸&萌・ことのはたんご……

萌「ねえ。、。陸くん。」
陸「なに?萌ちゃん。」
萌「『ことのはたんご』って知ってる?」
陸「知らない。うまそう。なにそれ?…コトノハダンゴ?」
萌「団子じゃないわよ。コトノハ、た!んご!」
陸「あ、わかった、踊るヤツだ!」
萌「それ、音楽のタンゴ!違うわよ。ことのはたんご。」
陸「萌ちゃん、詳しく教えてよ。」
萌「説明するのメンドーだから、検索してみて。」
陸「わかった。………………出た………これか………」
萌「1日に1回しかチャンスが無いの。」
陸「なるほど…………言葉遊びなんだ……どういうどういう仕組みなんだ?これは……………」
萌「こういう頭脳系は陸くん不得意でしょ?カラダだけは大きくて、勉強は出来なくてバカなのよね?力だけは強い筋肉バカなんだもん。(あ、陸くん、スマホに夢中で聞こえてないみたい。良かった…)」
陸「…………………ふーん……推理していって、正解の言葉を当てればいいのか……」
萌「やり方は説明のページに書いてあるわよ。」
陸「5文字の言葉をテキトーに考えて入力すれば、文字と位置が同じか、文字はあるけど位置が違うとか、教えてくれるワケだ。」
萌「うわっ、すごいね〜。陸くんにしては、意外と早く理解してるっ。うふふふ…。」
陸「さて、まずは、最初の5文字の言葉、どうするか?だよな……ムズいな。」
萌「1個目の言葉は何でもいいわ。」
陸「そっか、何でもいいんだ…………(しかし、このチビ女、さっき俺のコト、バカとか言いやがったな。)」
萌「制限時間は長いけどね。」
陸「あれ?…5文字入れたけどさ、入らないよ。」
萌「ちゃんと辞書にある言葉を入れなきゃダメよ。」
陸「やっぱり辞書に無い言葉なんだな。」
萌「陸くん、何という5文字の言葉を入力しようとしたの?」
陸「知りたい?最高の言葉なんだけどなあ。」
萌「うん、知りたい。あたしにも見せて。」
陸「これだよ。…いひひ…。」
萌「…え……!!!!……(やばっ、逃げよっ)あ、やだっ!きゃあああああ!いやあああん!!!!」
陸「おチビちゃんは逃げてもムダだよ。ソッコー捕まえてしまえば俺のモノ。俺が筋肉バカで悪かったなあ。」
萌「やっぱ、あたしの悪口、聞こえてたのね…マジ、サイアク…。」
陸「えへへ、俺が自分で考えた言葉を、有言実行さ。」
萌「あんな5文字の言葉、辞書に載ってるワケないでしょ!」
陸「辞書に無いんだね。知らなかったよ。」
萌「(やだ……モエオソウ…だなんて……でも………モエレイプ、、、じゃなくて良かったわ。)」
陸「今度は、ヒナオソウ、にしよっかな。」
萌「んもぉ〜真面目にやる気ないわね。」
陸「いや、真剣に萌ちゃんとイチャイチャしてるつもりだよ。」
萌「違うわ。ことのはたんご。きゃっ!あーんっ!陸くん、高すぎて怖いわ。」
陸「おお、そっかそっか、よしよし。お嬢ちゃん泣くなよ。」
萌「あたし、カラダはミニサイズだけど、陸くんよりもずっと年上のオトナのオンナなの。子供扱いはイヤよ、陸くん。」
陸「萌ちゃんオネエさま、今日も超ミニスカート、ごちそうさまっす。モエオソウ、ってか。うっひひ…」
萌「エッチ……」
0534名無しさん@ピンキー2022/04/26(火) 21:38:15.26ID:jN6pkveu
……剛&萌・邪魔なモノ……

(ひとりごと・頭の中)
萌「あたしには、コレがないとダメなのよね〜………あ、始める前に、ちょっと行ってこなくっちゃだわ。よいしょ…あ、、、これも、せっかく着けたのにな、ここに脱いでっと……」

(ひとりごと・頭の中)
剛「ノド乾いたな…ま、水でいいか……イテっ……
ん?なんだ、コレか……置きっぱなしにするなよな…どうせ姉ちゃんか萌ちゃんのどっちかだろ……コレは、ここにでも置いとくか…」

(萌、戻ってくる)
萌「さ、始めるわよ〜。あら?…あの大きな背中は、やっぱり剛くんだわ。」
剛「おお、萌ちゃんか。」
萌「剛くん、どうしたの?」
剛「俺は水を飲みに来ただけ。じゃあな。」
萌「あ、ちょっと待ってよ。」
剛「え?なに?」
萌「アレが無いわ。」
剛「無いって、なにが?」
萌「どこかに隠したわよね?」
剛「俺、知らない。」
萌「もしかして、あたしの手が届かない場所かしら?」
剛「なるほど、アレのことか。」
萌「あ!!!見つけたわ!あんな高い所に!」
剛「冷蔵庫の上くらい届くだろ?」
萌「あたし、背伸びすれば、なんとか……うっ…あ……ムリ、ダメだわ。」
剛「萌ちゃんの身長でも、一応、触れたね。」
萌「触れるけど、動かせないわ。剛くん、取って。あたし、142センチしかなくて、か弱い女の子なの。お願い。逞しい剛くんに取ってほしいな〜、ねっ?」
剛「そんなに可愛く言われたら仕方ねえなあ。」
萌「やったあ〜!(男は、おだてて使えば良いのよね、へへへ…)」
剛「踏み台は使ったら元に戻しとけよ。俺、足にぶつけたぞ。」
萌「料理しようと思って、踏み台を用意したら、トイレに行きたくなって、それで。ごめんなさい。」
剛「わかった。でも、エプロンは?」
萌「ああ、忘れてたわ。」
剛「裸にエプロン、しないの?」
萌「ばかぁぁ〜!剛くんのエッチ!残念!お洋服は、ちゃんと着るわ。」
0535名無しさん@ピンキー2022/04/26(火) 22:30:58.42ID:jN6pkveu
……陸&雛・落とし物……

陸「お?なんだコレ?ふーん。へえ〜。いいモノ拾っちゃったよ、俺。」
雛「あああああ〜!!陸くんっ!それ!」
陸「あ、雛ちゃんだ。」
雛「それ!あたしの!あたしが落としたかも。」
陸「ああ、そうなんだ。はい。どうぞ。(っていうか、ちょっと、この子と遊んじゃおうっかな…えへへ…)」
雛「………え……なによ…もぉっ…」
陸「赤が好きなのか?」
雛「(ぴょんぴょん…)んもぉぉ〜…」
陸「(なんだよ。ちっちゃい子のジャンプって可愛いくね?マジ、サイコー)」
雛「陸くん、いじわるっ。あたしの背が小さいから、わざと届かないようにしてるわね?」
陸「雛ちゃん、もう少しで手が届くよ。がんばれ〜!応援してるよ!」
雛「陸くんの身長190センチでしょ?あたしは135センチだから、55センチの身長差。あたし、どうしたらいいの?ねえ、それ、普通に返してよ。」
陸「雛ちゃんて、意外と、あるんだな。カラダが小さい割りに。」
雛「そうなの。あたし、いわゆる、ボンキュッボンなの。」
陸「バスト、いくつ?」
雛「え?それ聞く?……77センチよ。」
陸「俺は100センチ。23センチ勝ったぜ。」
雛「女の子と比べても意味ないわ。あたしの弟と比べなさい。」
陸「剛先輩には勝てないっす。」
雛「そんなことより、早く!あたしの!ブラジャーを返しなさいよ!」
陸「はい、これ。」
雛「ありがとう。あたし、赤の下着は好きよ。」
陸「パンツも、だよね?」
雛「え?さっき、ジャンプのとき、見えちゃった?」
陸「上からの目線だと、見にくいよ。」
雛「あ。見えたワケではないのね。」
陸「実際に目で見て確かめないとな。」
雛「きゃっ!」
陸「やっぱり。思ったより赤い。」
雛「高校生にもなって、女の子のスカートめくりなんて、小学生か!」
陸「俺よりむしろ、見た目は、雛ちゃんが…」
雛「はいはい。あたしはチビッコですけど、なにか?」
0536名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 09:41:05.36ID:h7Z5AgUR
……剛&陸・ネット注文……

剛「ネット注文完了した。」
陸「何ですか?」
剛「コレだよ。」
陸「へえ〜。こんなのネットで買えるとは知りませんでしたよ。」
剛「調べたら、あったんだよな。」
陸「学校にしかないかと思ってました。」
剛「俺のバイト先にはあるけど、家にもあったら便利だろ。」
陸「意外と安いですね。マックスいくつまで可能なんですか?」
剛「最大100まで大丈夫だ。俺たちが鍛えてもそこまでは到達しないさ。」
陸「俺も鍛えて頑張ります。」
剛「もちろん、姉ちゃんたち、か弱いの子にも使ってもらって、俺たちとの数字の差で、興奮するかもな。」
陸「か弱い女の子が大好物なので、楽しみです。」


……雛&萌・ネット注文……

雛「ねえ、どれがいいと思う?」
萌「そうね〜、あ、コレ、かわいい〜。でも、ちょっと不安定かもしれないから、すぐに転びそうだわ。」
雛「安定感を求めるんだったら、こっちのタイプが良いわよね。」
萌「雛ちゃんが最初に可愛いっ言ったやつ、何センチだっけ?」
雛「えっとね〜、コレだったら、7センチにしようと思ってるの。」
萌「10センチとかで少しでも身長を高く見せたいんだけど、履きやすい方が良いもんね。」
雛「萌ちゃんも買う?サイズは同じでしょ、あたしと。」
萌「うん。」
雛「わかった。じゃ、違う色で2個買うわね。」
萌「あたしたちが立派なレディってところを、あのバカでかい男たちに見せつけてやりたいわ。」
雛「あたしたちを子供扱いしてきたら、コレで踏んづけてやりましょっ。筋肉無い場所だし。ね?」
萌「尖ってるし、攻撃力、高め〜、痛そう〜。」
雛「ふふふ…。マジで、あたし、やるかも…。」
0537名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 09:53:13.67ID:h7Z5AgUR
……剛&陸・宅配……

陸「先輩、きました。」
剛「おう。さっそく開けろ。カッターあるか?」
陸「はい。でも、箱が大きいっすね。」
剛「あれ?それ、違うんじゃね?」
陸「コレ、頼みました?」
剛「いや。しかも、それ、女モノの靴じゃねえか。」
陸「2個あります。ハイヒールですね。」
剛「注文したの姉ちゃんかな。」
陸「ずいぶん小さい靴ですね。」
剛「俺たちの靴の中に余裕でスッポリ入るぞ。」
陸「どうします?箱に戻します。」
剛「お前が最初に宛名を確認しないからだよ。ちゃんと戻しとけよ。」
0538名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 10:37:03.78ID:h7Z5AgUR
……雛&萌・宅配……

萌「雛ちゃ〜ん!届いたわよ。」
雛「ほんと?それが、そう?」
萌「うん。」
雛「箱が小さくない?」
萌「そういえば、小さいわね。あ、コレ、名前が剛くん宛になってるわよ。開けてみる?」
雛「ダメよ。男の子たちが留守の時に、他人の荷物を勝手に開けたら怒られるわ。そしたら、間違いなく、萌ちゃんが襲われちゃうわ。」
萌「大丈夫。雛ちゃんが開けたことにするから。」
雛「やだ、萌ちゃん、ヒド〜い。」
萌「あら?別の箱が置いてあるわよ。しかも、玄関に置きっぱなしね。あ、雛ちゃんの荷物、こっちだ。」
雛「あ、ソレ、封が開いてない?」
萌「ホントだ。あたしが注文したピンヒールだわ。」
雛「ちゃんと2足ある?」
萌「うん、ある。きっと男の子たちが間違えて開封したのね。」
雛「ホントに剛ってドシなんだからっ。」
萌「じゃあ、ついでに、剛くんの箱も開けようよ。」
雛「うん。そうね。お互い様よね。」
萌「何かな〜?あれ、けっこう硬いよ。なんか目盛がついてるよ。」
雛「ああ、ソレ、握力を測るものなんじゃない?」
萌「剛くん、わざわざ買ったのね。」
雛「とりあえず、そのまま箱に入れて置いとこ。」
萌「うん。」
雛「ヒールが太くて安定してる、チャンキーヒールと迷ったのよね。チャンキーだったら、ヒールが10センチでもイケると思ったんだけど。あたしが履いたら145センチでしょ?それでもチビッコだけど。」
萌「結局、ヒールが細いピンヒールにしたのよね。」
雛「試しに履いてみよっ。あたし、ピンク。」
萌「和室はダメよ。畳はヤバい。」
雛「おっと、危うく……」
0539名無しさん@ピンキー2022/04/29(金) 11:20:19.57ID:h7Z5AgUR
……剛&雛・荷物……

雛「握力計、届いてたわよ。」
剛「姉ちゃん、俺のを勝手に開けたのか?」
雛「だって、あたしのを剛が先に間違えて開けたんでしょ?」
剛「いや、開けたのは俺じゃない。」
雛「そんなことはもういいの。ねえ、あたしの足元、見て。」
剛「なんだ?ああ。あのハイヒールか。」
雛「7センチのピンヒールよ。どう思う?」
剛「ん?、、、ピンヒールって何?」
雛「え?そこから?」
剛「ちっちゃくて可愛いと思うけど。」
雛「ピンヒールが?それとも、あたしが?」
剛「その、ボーリングみたいな名前はともかく、ちっちゃい姉ちゃんは可愛いよ。」
雛「ボーリングの、ピン、ではないけど。でも、ピンクのピンヒールも可愛いわよね?」
剛「ピンピンうるせえな。」
雛「あと、どうせ測れって言われるから、先に言っとくわね。あたし、握力、めっちゃ弱いの。左右15だから。もう測らないわよ。」
剛「俺、超か弱い姉ちゃんの4倍も強いぜ。どう?」
雛「どうって言われても……。もう知ってるの。腕力が違い過ぎて、興奮するんでしょ?か弱い女の子をイジメたら、剛の足のを、このピンヒールで踏んづけちゃうわよ。」
剛「うわっ、それは想像しただけで、めっちゃ痛そうだ〜!でも……踏まれる前に姉ちゃんのカラダを持ち上げてしまえば、絶対に踏まれないさ。」
雛「きゃあきゃああ!!!」
剛「チビ女が大男をナメんなよ。」
雛「こわいよぉ〜。優しくして〜。」
剛「たしか、靴、2個入ってたけど。」
雛「もう1足は萌ちゃんの分よ。2個じゃなくて2足ね。」
剛「この女、いちいち細かいこと、うるせえな。」
雛「姉に向かって、この女とは、なによっ!」
剛「そういう怒る姉ちゃんも可愛いくて、たまんねえ。ちっちゃいから永久に抱っこできるなあ。」
雛「あーん…。(剛ったらマジでムカつくわ。いつかホントに踏んでやるんだからっ!)」
0540名無しさん@ピンキー2022/05/02(月) 10:25:55.38ID:JDIxXSVp
……陸&萌・流行りモノ……

萌「陸くんは、コレ、見たことあるかしら?」
陸「えっと、あ、なんか、昔の写真で見たことある気がする。」
萌「あたしの平成で流行ったらしいけど、最近もまたブームらしくて、売ってるみたいよ。でもコレは押入れで見つけた古いヤツなの。」
陸「男には関係ないよね。俺、現物は初めて見た。」
萌「でも、昔と今でサイズが違うのよ。今のは長さが50センチから120センチくらいなの。」
陸「そうだ。たしか思ったより長いんだよな。」
萌「コレは昔の90年代のヤツだから、めっちゃ長いのよ。」
陸「どんだけ長いのか、伸ばしてみてよ。」
萌「あたしには無理だから、陸くん、お願い。あたしの身長と比べてみればわかるわ。」
陸「ま、でも、まだ、ちょっと、クシャってるけど、うわっ、マジか。萌ちゃんより長いぞ。」
萌「150センチくらいあるみたいね。あたし、履いてみようかな?家の中だから靴は履かないわよ。ちょっと待ってて、履き替えてくる。」
  ………………
陸「(アレ、名前、何て言ったかな?思い出せねえや。)」
萌「陸くん、お待たせ〜!やっほー!あたし、ちょべりぐぅぅぅ〜?」
陸「意味わかんない言葉が聞こえたぞ。」
萌「ちょベリぐ。陸くんは知らなくて当たり前よ。あたしも知らなかったから。」
陸「萌ちゃん、なかなか可愛いじゃん。」
萌「さっき履いてたミニスカートでも良かったけど、もっと短い超ミニスカートに着替えたわよ。陸くんが喜ぶと思って。」
陸「さすが萌ちゃん、わかってるな。ソレ履いたら、だいぶ、クシャクシャになるんだね。」
萌「うん。こんな感じでクシャっとなるから、ルーズソックスと言うのよ。」
陸「あ!ソレだ。ルーズソックスね。なるほど。」
萌「本来は、超ミニスカート、ルーズソックス、厚底靴がセットなの。あたし、女子高生に戻ったみた〜い〜!そう思わない?」
陸「いや〜、女子中学生か、もしくは、女子小学生のほうが、シックリくるような、こないような。」
萌「どっちよ?世の中には小柄な女子高生だっているじゃん。」
陸「とりあえず、セクシーな超かわいい萌ちゃんを、お姫様抱っこしちゃう!」
萌「きゃっ!やっぱり、予想通り、抱っこされちゃった。でも、逞しい陸くんは好きよ。」
陸「軽い萌ちゃんは楽勝。俺も、小さくて可愛い萌ちゃん、サイコー!」
萌「陸くんが楽しそうで良かったわ。」
0541名無しさん@ピンキー2022/05/02(月) 11:20:13.02ID:JDIxXSVp
……剛&雛・筋トレ器具……

雛「頑張ってるわね。」
剛「お、応援してくれるのか?」
雛「ううん。半分、呆れてるの。そんなに鍛えてどうするの、って。」
剛「コレはソファーに座ってても出来るから楽なんだよな。いや、楽でもないか。足が楽ってことか。」
雛「鏡は見なくていいの?」
剛「鏡か。あった方がいいかな。姉ちゃんのを貸してくれる?」
雛「全身鏡?」
剛「俺が持ってくるよ。か弱い姉ちゃんには持てないだろ。」
雛「あら。気を使ってくれてどうも。」
剛「持ってくる間、姉ちゃんはコレを使って鍛えてなよ。」
雛「そんなこと言ったって、やり方がわからな………こう?………なによ……コレを簡単に使いこなすなんて、男の人って凄いわ…やばっ。」
  …………………………
剛「全身鏡って、意外と重いんだな。これは姉ちゃんじゃ、ビクともしねえ重さだな。」
雛「あたし、コレも無理。ビクともしないわ。どう使うの?」
剛「コレはな、こうやって押して、大胸筋とか上腕二頭筋とか鍛えるんだよ。俺のレベルに設定してるから、姉ちゃんが無理なのは、当たり前さ。」
雛「あらまっ!ここで上半身ハダカ?」
剛「せっかく鏡があるのに、筋肉チェックしないバカはいないだろ。」
雛「筋肉アピール、気持ち悪い。」
剛「バカヤロー。姉ちゃんも脱げや。姉ちゃんと俺の体格、比べようぜ。」
雛「んもー、無理やり脱がすなんて…抵抗してもムダなのね。」
剛「気持ち悪いとか言うからだ。」
雛「肩幅は15センチくらい?腕の太さは2倍くらい違うか?」
雛「2倍って、具体的に何が2倍なの?」
剛「テキトーだ。細かいとこ、わかるかよ。」
雛「なあんだ、テキトーなんじゃん。とにかく、剛は体格差フェチなんでしょ?気持ち悪い。」
剛「そういう姉ちゃんは、俺の筋肉を見て、どう思うんだ?気持ち悪いのか?なあ?」
雛「いたあああいっ!も〜、あたしの肩、そんなに強く抱きしめないで〜。」
剛「姉ちゃんの肩、めっちゃ華奢だし、腕も簡単にポキって折れそうだ。」
雛「折らないでよ。華奢な女の子は普通こんなもんよ。マッチョな男の人と比べたら全然違うのは、当然だわ。」
剛「で?俺の筋肉は?」
雛「しつこいわね。じゃあ言うけど、あたし、逞しい男性は基本的に好きよ。むしろ大好きなの。あたしにとって、剛の体格はいくらなんでも、大き過ぎるわ。」
剛「あ、それは立派な筋肉フェチだな。」
雛「ホントに?」
剛「おう。わりと。」
雛「そうなのね。フェチ……。でね、ところで、その、筋トレの道具って、女の子には無縁なので初めて見たんだけど、名前とか、付いてるの?」
剛「ああ、コレか。アームエクササイズバー。」
雛「アーム?…なんとか……バー…?アームバー?…棒?アームチョコバー?」
剛「チョコバーみたいに言うな。ちゃんとエクササイズも言えや。」
0542名無しさん@ピンキー2022/05/06(金) 10:02:25.01ID:VbX9IkCh
……陸&雛・髪型……

雛「ねえ、陸くん、見て。どうかな?」
陸「うわっ!すげぇ!俺の大好きな雛ちゃんだ!」
雛「今日は露出が多めなの。ノースリーブに超ミニスカートよ。可愛い?」
陸「めっちゃ可愛いよ。あまりにも可愛過ぎて、それ、掴みたくなるんだけど。」
雛「いいわよ。触っても。」
陸「おお〜!サラサラ〜。ここを持って釣り上げたら、どうなる。」
雛「やめて。あたしに激痛が走るわ。抜けちゃうわよ。」
陸「何て言うんだっけ?」
雛「え?ヘアスタイル?高めのポニーテールよ。」
陸「じゃあ、せっかくだから、高めのポニーテールにちなんで、高めの雛ちゃん、にしてやるよ。」
雛「きゃっ!あたし、32キロあるのに、あっという間に抱き上げるの、すごいわ。陸くん、ホントに力持ちね。」
陸「雛ちゃん、お姫様抱っこ、好きだろ?目線が高くなっただろ?」
雛「うん。たしかに、高めの雛ちゃんだわ。」
陸「さて、こんなに小さくて可愛い雛ちゃんを手に入れて、なにして遊ぼうかな…。マジで楽しくてしょうがねえや。」
雛「ちゃんと体格差を考えて、手加減してね。」
陸「おう。」
雛「場合によっては、剛に頼んで、陸くんをメッチャお仕置きしてもらうわよ。」
陸「それだけは勘弁してくれ。」
0543名無しさん@ピンキー2022/05/06(金) 10:30:48.85ID:VbX9IkCh
……剛&萌・髪型……

萌「ねえ、剛くん、見て。どうかな?」
剛「うわっ!メッチャ可愛いけど、どうしたんだ?」
萌「たまには、こういうのも良いかなって思って。今日の雛ちゃんは高めのポニーテールなの。」
剛「へえー、そうなんだ。」
萌「今日の雛ちゃん、とても可愛いわよ。」
剛「後で見るよ。」
萌「で、あたしはの髪型、何て言うか、わかるかしら?」
剛「ツインテールか?」
萌「あ、正解。詳しく言うとね。ゆるふわツインテールなのよ。」
剛「なんとなく、わかる。これ、掴めるよな。このまま釣り上げたら、どうなるかな?」
萌「やめて。あたしに激痛が走るわ。」
剛「今日の萌ちゃん、小学生らしくなったな。」
萌「いや、小学生じゃないし。」
剛「ゆるふわツインテールの萌ちゃんを、ゆるふわ萌ちゃんにしてやるよ。」
萌「え?ゆるふわ萌ちゃん?あたしが、ゆるふわ?」
剛「ゆる〜く、ふわっと、ね。おらよっと!」
萌「きゃっ!剛くんの顔が近い…。」
剛「どうだ?ふわっと宙に浮いただろ?」
萌「うん。たしかに、あたしの足が、ふわっと浮いたわ。」
剛「だろ?」
萌「でも。ゆる、は?」
剛「ゆる?」
萌「全然、ゆるくないわ。あたし、あっと言う間に抱き上げられたもん。どこに、ゆるさがあるの?」
剛「それは、萌ちゃんが超軽いから。」
萌「ゆるいの反対は、きつい、だから。きつふわ。きつふわ萌ちゃん。きつふわツインテールって、なによ?」
剛「知るか。俺に聞くな。」
0544名無しさん@ピンキー2022/05/06(金) 11:22:34.72ID:VbX9IkCh
……剛&雛・健康法……

雛「ぶら下がり健康法って知ってる?」
剛「もちろん。」
雛「あれって、どうなんだろうね。」
剛「あの器具がほしいってことか?」
雛「どう思う?」
剛「買わなくていい。既に持ってるよ。」
雛「え?無いわよ。家のどこにも無いわよ。」
剛「俺が持ってる。」
雛「え?剛が?どこかに隠し持ってるの?」
剛「ちょっと待ってろ。脱ぐから。」
雛「あら〜。すごっ。(いつ見上げても厚い胸板が出てるし、腕も太いし。剛って、相変わらず逞しいわねえ。)」
剛「ほら、姉ちゃん、ぶら下がれるぞ。」
雛「あ。そういうこと……。」
剛「俺の右腕に届くか?俺の太い上腕二頭筋、掴めるか?」
雛「馬鹿にしないで。あたし、そこまでチビじゃないから。なんとか掴めるから。」
剛「超ミニサイズの姉ちゃんなんか楽勝。な?余裕だろ?」
雛「うん。あとは、あたしの握力の問題ね。すぐ落ちちゃうかも。」
剛「このまま姉ちゃんをベッドまで運ぼうと思ってたけど。」
雛「そこに行き着くまでに、あたしの腕力がもたないわ。ってか、剛にエッチなことをされるってわかったら、あたしが自分で手を離せばいいだけだもん。」
剛「……。」
雛「もう、無理、限界、手、離すわよ。」
剛「そしたら、俺は、か弱い姉ちゃんをソッコー捕まえて、で、超小柄な姉ちゃんは大男の俺からは絶対に逃げられない。と、いうことさ。」
雛「きゃあきゃああ!萌ちゃ〜ん、萌ちゃ〜ん!!助けてぇ〜!!剛が襲ってくるぅぅ〜!!」
剛「ってか、萌ちゃんが助けに来たとしても、チビ女2人より、俺ひとりの方が圧倒的に強いんだけどな。」
雛「あ、まって、、、萌ちゃん、留守だったわ…。」
剛「だろうな。ま、姉ちゃん、、、、、、泣くなよ。」
雛「泣いてないもん。泣いたりしないもん。」
剛「くぅぅ〜、可愛い〜!超かわいいじゃねえか!ちっちゃい姉ちゃんは最高だぜ。なあ、今から、ちょっと食わせろ!」
雛「いやだあ。あたしを食べないで!あなたの姉よ。」
剛「メシ。」
雛「え?!」
剛「腹減った。」
雛「あ、なんだあ、、、そっち、の食べる……あ、、あのね…たしか、棚の中にパンがあるわ。」
剛「おお。パンでいいや。どんなパンかな…。」
雛「剛ったら、ホント、紛らわしい言い方しないでほしいわ。」
剛「え〜?なんか言った〜?」
雛「なんでもな〜〜いっ!」
0545名無しさん@ピンキー2022/05/09(月) 10:08:31.47ID:Idbh+pIq
……押入れの中(1)・萌&雛……

萌「雛ちゃん、コレ見て。こんなの見つけちゃったあ〜。」
雛「なに〜?あ。やばっ。なつかしい〜。」
萌「コレ、雛ちゃんの?」
雛「そう。まだ、あったんだあ。」
萌「こんなの、男の子たちに見られたらヤバくない?」
雛「それよ。めっちゃハズいわよ。特に剛には絶対に見られたくないわ。」
萌「あたしは見ていい?」
雛「もちろん。萌ちゃんなら。」
萌「……コレ、小学生の頃の?」
雛「うん。終わったら、きちんと箱にしまっておいてね。」
萌「わかった。」

……押入れの中(2)・剛&陸……

剛「陸にあげるヤツ、たぶんあるから。」
陸「はい。助かります。」
剛「お。コレか?あった、あった。」
陸「ありました?」
剛「これで買わなくてすむよな。」
陸「ありがとうございます。」
剛「コレ、俺が高校の時に使ってたから、いろいろ書き込んでるけど。」
陸「全然、大丈夫です。さっそく使わせてもらいます。」
剛「ん?何だ?この箱?」
陸「それ、何ですか?」
剛「……!!!(姉ちゃんのアレか?)」
陸「誰のですか?」
剛「うひひ…姉ちゃんの。これはウケる……うひゃひゃ…。」
陸「俺にも見せて下さいよ。」
剛「陸はダメだな。」
陸「マジすか。」
剛「面白いから、ちょっと借りとこ。」
0546名無しさん@ピンキー2022/05/09(月) 10:27:30.06ID:Idbh+pIq
……押入れの中(3)・陸&雛……

雛「陸くん、それ、なに?」
陸「あ、雛ちゃん。今日も可愛いよ。」
雛「またあ、なに言ってんのよ。あたしの質問に答えなさい。」
陸「参考書だよ。剛先輩にもらったんだ。押入れにあったみたい。」
雛「英語とかの?」
陸「あと、世界史とか。」
雛「良かったわね。勉強、頑張りなさい。」
陸「なんか、雛ちゃん、先生みたい。」
雛「あら、あたし、ちゃんと先生よ。」
陸「雛ちゃん、背が小さいから、ナメられてんじゃねえの?」
雛「まあ、ヒドいわ。あたしをナメてるのは陸くんのほうでしょ。」
陸「子供同士で気が合うとか。」
雛「あたしはオトナよ。可愛い園児たちから、先生って呼ばれてるわ。あたし、保育士だから。」
0547名無しさん@ピンキー2022/05/09(月) 11:22:23.67ID:Idbh+pIq
……押入れの中(4)・剛&雛……

雛「ねえ、剛。ソファーに座って、何をニヤニヤしてるの?なに見てるの?」
剛「おっとヤベぇ、姉ちゃんだ。」
雛「うわっ!ビックリしたあ〜。なんで急に立ち上がるのよ。」
剛「ウヒヒヒ…。(俺が立ち上がれば、ちっちゃい姉ちゃんは手が届かないからな。)」
雛「ねえ、剛!なにを持ってるの〜?!」
剛「おっと、ソファーから離れないと。姉ちゃんがソファーの上に乗ったら、ちっちゃい姉ちゃんでも、さすがに手が届くからな。」
雛「!!!!!あっ!!」
剛「お?気づいたか?」
雛「気づいたか、じゃないわよ!ソレ、あたしのアレでしょう?」
剛「見つけちゃったんだよね〜。ウヒヒヒ…。」
雛「やだもうっ!萌ちゃんに、ちゃんと片付けておいてって、言ったのにぃ〜。」
剛「ちゃんとダンボールの中に入ってたぜ。」
雛「ソレをなんで剛が見つけちゃったの?」
剛「いろいろ面白いこと書いてんな。」
雛「やだあ〜、恥ずかしいいいいいい〜!!!返してえええええ〜!!!」
剛「返してほしいなら、取ってみな。手が届いたら返してやるよ。」
雛「……もぉ〜………ハァ…ハァ…ハァ……。」
剛「おチビちゃん、がんばれえ〜!」
雛「んも〜疲れちゃう………。」
剛「もうヘトヘトか?ギブアップか?」
雛「身長差で遊ぶなんて、剛って、ホント、いじわるっ!!!」
剛「おっ!このページは良いな。面白いこと書いてあるぞ。ある意味、記念日かな。」
雛「なによ、記念日って。」
剛「この日、俺と背比べしたらしい。」
雛「やだ。思い出したわ。剛に身長を抜かれてショックだったの。あたしが中学生の時ね。萌ちゃんには、小学生の頃って言ったけど、違ったみたいだわ。」
剛「いや、普通、いつかは男の俺には抜かれるだろ。」
雛「でも、時期が早過ぎない?剛はまだ小学生よ。」
剛「で?コレ、俺から取り返すの、どうする?諦めた?」
雛「わかったわよ。ギブするわ。」
剛「よし、じゃあ、俺の勝ちだな。今から俺と遊ぼうぜ。」
雛「きゃああ!!!でもっ、やっとの思いでゲットだわっ!!」
剛「あ、ヤベっ。思わず姉ちゃんを抱っこしたら、取られたぜ。」
雛「やだな〜。あたしの昔の日記を読まれちゃうし、軽々と抱っこされて捕まっちゃったし。サイアク……。」
剛「その日記、なかなか面白かったよ。そんなの書いてたんだな。」
雛「剛にはナイショで書いてたハズなのに……。」
0548名無しさん@ピンキー2022/05/14(土) 15:16:03.59ID:eGv5Boh6
……剛&陸・言葉の意味……

陸「先輩、ラペって何ですか?」
剛「ん?ラペ?ラペ、知らない。なにそれ?」
陸「コレです。」
剛「え?ああ、なるほど。」
陸「自分で調べれば、わかることだけど、聞いた方が早いと思って。」
剛「ラペって言われたら聞いたことなかったけど、文字で見たら知ってたよ。」
陸「そうなんですね。どういう意味ですか?」
剛「コレ、姉ちゃんに聞いたら?」
陸「え、雛ちゃんに、ですか?」
剛「俺が教えるより、姉ちゃんに聞いた方が面白いよ。」
陸「面白い?先輩、何か企んでます?」
剛「実技は俺が教えてやるよ。なーんてな。」
陸「実技って???」
剛「姉ちゃんは2階に居るだろ。あくまでも前もって自分で調べるなよ。まあ、聞いてこいや。」
陸「前もって調べたら聞く必要がなくなりますけどね。とりあえず、はい。聞いてきます。」

……陸&雛・言葉の意味……

陸「雛ちゃん。ちょっと。」
雛「あ。陸くん、どうしたの?」
陸「ラペって何ですか?」
雛「え?ラペ?」
陸「雛ちゃんに聞いてこいって先輩が。」
雛「それで、あたしに?」
陸「そう。雛ちゃんなら知ってるからって。」
雛「うん。なるほどね。」
陸「雛ちゃん、ラペ、わかる?」
雛「もちろん、知ってるわ。」
陸「お、さすが。」
雛「ラペは、フランス語で、千切り。」
陸「ん?フランス?」
雛「キャロットラペで、人参の千切り、という意味なの。」
陸「へぇ〜。でも、フランス語じゃないけど。」
雛「え?なに?フランス語じゃないの?」
陸「雛ちゃんに先に見せた方が良かったかな。コレだよ。」
雛「えっ…!!!!」
陸「どした?」
雛「なんか、全然、違ってたわ。勘違いしてた、あたし。やだもう、恥ずかしい。」
陸「違ったの?」
雛「ラペは確かに千切りなのね。でも…。」
陸「でも?」
雛「……女の口からは言いたくないわ。」
陸「?」
雛「その言葉の意味はね、まあ、陸くんは絶対にやってはいけないことなのね。女の子には最悪な意味だわ。剛に聞いたら?」
陸「うん、わかった。」

……剛&陸・言葉の意味……

剛「どうだった?」
陸「教えてくれなかった。」
剛「ほう。言えるけど言いたくない、みたいなことか。なるほどね〜。姉ちゃんには刺激が強くて面白いと思ったら、そうか、教えてくれなかったか。」
陸「なんか、はじめ、ラペは、フランス語で人参の千切りみたいな感じのことを言われた。」
剛「へえー、フランス語で……千切り……そうなんだ。だけど、おまえが見せてくれた単語は、フランス語じゃなくて、英語だろ?」
陸「そう。それで、英語のスペルを見せたら、雛ちゃんは勘違いしてたらしい。」
剛「陸が英語をローマ字で読むからだよ。」
陸「自分で調べます。」
0549名無しさん@ピンキー2022/05/16(月) 10:48:48.19ID:lDBWwGyl
……陸&萌・写真……

陸「俺、記念に、ちっちゃい子と2ショット写真、撮りてえよ。」
萌「あたしと?」
陸「違う。」
萌「あらそう。呼んでくるね。」
陸「あ、できれば、めっちゃ可愛い格好でよろしく。」
萌「まあ陸くんったら。わかったわ。」

……萌&雛・雛の希望……

萌「あのね雛ちゃん、陸くんが、雛ちゃんと2ショット写真を撮りたいって言ってるわ。」
雛「あらま。急に何でしょ?」
萌「でね、思いっきり可愛い格好でって。」
雛「え〜っ、可愛い格好かあ〜。あたしはいつも可愛いのになっ。陸くんの好みかしら。うん。わかった。じゃあ後で。すぐ行くわ。」
萌「りょうか〜い。」

……陸&萌&雛・写真……

雛「陸く〜ん、お待たせえ〜。」
陸「おっ、さすが雛ちゃん、可愛いし、めっちゃセクシーじゃん!」
雛「わあああ、陸くん、服の上からでも筋肉が目立つのね。すご〜い。」
陸「萌ちゃん、俺のスマホでよろしく。」
萌「縦かなあ、横かなあ。横だと、身長差がすごくて入らないかも〜。」
陸「雛ちゃんの肩の位置が低いから、肩は抱きづらいな。」
雛「あのね。あたし、たまには、あたしが陸くんの肩を抱き寄せたいの。ダメかなあ。」
萌「そうね。やってみる?じゃあ〜、陸くんは、ヒザを床にピッタリつけて。」
雛「うん。それ、良いかも。」
陸「そうなるよな。」
雛「……あ、あら〜、無理かも〜。あたし、ダメかも〜。」
陸「雛ちゃん、どうした?」
萌「やっぱ、陸くんの肩幅が広いから、雛ちゃんの手が陸くんの肩まで届かなくて抱けないのね。どうせ、そんなことだろうと思ったのよ。」
雛「やだもう〜。顔は近くても、陸くんって大きいのね。」
萌「ということで、雛ちゃんの希望は、却下ね。」
雛「きゃっ。早い。」
陸「雛ちゃんの肩は細くて華奢で、抱き心地は最高なんだよなあ。やっぱ、大男がチビ女を抱くしかねえだろ。」
萌「ふぅ。体格差カップルって良いわね。」
雛「あたしも嫌いじゃないけど。」
陸「こんな近くに超ミニスカが…。目の前で生脚も美脚だし。普段は、いつも上から見下ろしてるから、遠いんだよ。」
萌「あのさ、陸くん、もう撮っていいのかな?ちっちゃい女の子を長めに抱きしめたい気持ちはわかるけど。」
陸「おお、おお、すまん。よろしく。」
萌「うんうん。なかなかバッチリ撮れたわよ。良さげ、良さげ〜。萌える体格差カップルだわ。」
陸「俺、待ち受けにしようっと。」
雛「あたしは、可愛く写ってたら、それで良いわ。」
萌「ところで、陸くん。何の記念日なの?」
雛「え?そうなの?何かの記念日なの?てっきり、陸くんの気まぐれかと思ってた〜。」
陸「ま、一応、高校入学ってことで。」
萌「なにそれ。もう、だいぶ経つじゃん。」
0550名無しさん@ピンキー2022/05/20(金) 10:55:38.03ID:gOzEJMsY
……敷居が高い(1)陸&雛……

雛「(あらっ?ダメかも。点かないわ…どうしよ…男の子に頼むのもメンドーだし……ま、いいわ、あがっちゃえっ!)」
………………………
陸「(あれ?雛ちゃんだ。蛍光灯だね。ちっちゃいからイスに乗らないと届かないなんて、クソ可愛いな。たまんねえなあ。持ち上げちゃいたいなあ。そ〜〜っと近づいちゃえっ!)」
………………………
雛「あ、しまったっ!新しい蛍光灯を取ってこなくちちゃ。」
陸「おい!雛ちゃん!」
雛「ひゃっ!!!あ〜〜陸くんっ!ビックリしたあああ〜!!んも〜、急に来てなによっ!」
陸「こらこら、おチビちゃんがイスの上で背伸びしたら危ないよ。」
雛「やだあ〜。あたしの身長が低いこと、そんなにバカにするんだったら、陸くん、やってよ。」
陸「そんなのは、俺が後でやっとくから。」
雛「ありがとう。助かるぅ。あたし、何でもする。」
陸「ほんと?じゃあ、今から俺と遊ばない?」
雛「え、、、なに、なに、、、いやああんっ!」
陸「ばかやろ〜、こんなに可愛い子が居たら、興奮しちゃって、思わず抱っこしたくなるんだなあ〜。」
雛「どこに行くのぉ〜?(…イヤな予感しかしないわ……やだ…こわい…)」
陸「(うひひひひ…この女、軽すぎ。俺のベッドにでも豪快に投げたろっと……)」
雛「何か言ってよ。黙ってたら怖いじゃん。え?え?え?え?…ベッド?」
陸「雛ちゃん、俺のために何でもするって言ったよな。」
雛「きゃっっっ!!!」
陸「??雛ちゃん……これって、弱い者いじめかな…?」
雛「あたし、、、ごめん……今日はダメっ!!!」
陸「あ、雛ちゃん、逃げちゃった。力で簡単に押さえられたけど、雛ちゃん、泣いてたからな。つい、力を抜いたよね〜。」

……敷居が高い(2)萌&雛……

萌「泣いてるの?どうした?」
雛「ちょっと怖くて。。。。あたしだって、わかってるの。いつも優しくチョッカイ出してるだけだってこと。」
萌「どっち?両方?」
雛「若いほう。」
萌「陸くん…かぁ。何されたの?あたしが懲らしめてあげる。」
雛「たいしたこと、されてないから、いいわ。萌ちゃんが懲らしめようと陸くんに向かっていったって、圧倒的な体格差で返り討ちにあうのがオチ。」
萌「たしかに。か弱い女の子には無謀なことだわ。雛ちゃんも肉体的なダメージはなさそうだし。」
雛「精神的な部分も心配しないで。」
萌「意外に強いのよ、あたしたち。」
雛「ね。」
0551名無しさん@ピンキー2022/05/20(金) 11:18:01.07ID:gOzEJMsY
……敷居が高い(3)剛&陸……

陸「先輩、ヤバいっす。」
剛「ん?どうした?」
陸「先輩の大切なお姉さまを泣かしてしまいまして。」
剛「そりゃあ、そうだろ。身長がたった135センチしかない子供みたいな姉ちゃんが、190センチある高校生の大男に襲われたら、マジで怖いよな。泣いちゃうだろう。」
陸「雛ちゃんが軽すぎて、力が有り余ってて、ついベッドに思いっきり投げちゃったんだ。ただ、それだけです。泣いてたんで、さすがに逃しました。」
剛「陸のこと、信頼してるから。女相手に殴る蹴るとかは絶対しないヤツだから。もちろん、俺も。」
陸「ただ、俺、雛ちゃんに会うのが、ちょっとだけ、気まずいっす。」
剛「気にすんな。いずれ顔を合わすんだ。今から姉ちゃんの部屋に言って会ってこいや。」
陸「雛ちゃんの部屋に入るのは、今は、敷居が高いです。」
剛「陸、難しい言葉、知ってるじゃんか。」
陸「習いました。俺、初めて、本来の意味で使ってみました。敷居が高いって、普段あまり使うシチュエーションがないですよね?」
剛「俺も、その言葉を発したことねえや。」
0552名無しさん@ピンキー2022/05/20(金) 11:38:37.38ID:gOzEJMsY
……敷居が高い(4)剛&雛……

剛「姉ちゃん、陸が、姉ちゃんの部屋が敷居が高くて、入りづらいって言ってたよ。」
雛「敷居が高い?どういう意味の?」
剛「陸が言うには、本来の意味だと。」
雛「ふーん。別に気にしなくていいのに。あたし、何でもないわよ。」
剛「そうだよな。たいしたことないよな。」
雛「オトナの女をナメないでほしいわ。あんたも陸くんも。」
剛「ところで、敷居が高いってさ、別の意味があるだろ?」
雛「あたしの部屋って、メッチャ高級感があって、格式高いから入りづらい店なのよ。」
剛「店じゃないし。」
雛「そういう意味でしょ。言葉って、時代とともに変わっていくので、辞書には両方あるみたいよ。」
剛「さすが、姉ちゃん。アタマいい。」
雛「でしょ、でしょ。」
剛「で、俺に何してほしい?」
雛「いやん、なにその話の流れ…意味わかんないっ。(またあ、襲われちゃうううう…)」
剛「(なんだよ、相変わらずエロ可愛い姉ちゃんだな。陸が襲いたくなる気持ち、わかるな。)」
0553名無しさん@ピンキー2022/05/23(月) 10:58:49.75ID:3OL5NchM
……リビング・おやつ……

雛「お腹空いてる?」
剛「おう。」
雛「食べる?」
剛「食べる。」
陸「俺も。」
雛「まだ食べ物が何か言ってないんだけど。」
剛「姉ちゃんの料理は何でも美味いから。」
雛「まあ、料理と言うほどではないかなあ〜。」
陸「何でも良いのでよろしく。」
雛「すぐ出来るから。ちょっと待ってて。」
剛「俺、どうせ食べるなら、姉ちゃんが良いな。」
陸「俺も。」
雛「またあ、何をバカなこと言ってるのよ。」
剛「姉ちゃんは良いカラダしてるから、美味そうだし。」
陸「雛ちゃんは超か弱い女の子だし。いつでもイケるし。」
雛「あたしが抵抗しても無駄って言いたいのね。あ〜あっ、もぉ〜っ、あたしが剛に腕力で勝てたら、こんなにヒドいこと言われなくていいのにぃ〜。」
剛「姉ちゃんが腕力で俺に勝つのは100年早いぞ。」
陸「いや、逆に10年遅いんじゃないですか?」
剛「10年前は俺が9歳。おおお、たしかにな。」
雛「うん、たしかに、9歳の剛には、さすがに、あたしが勝ってたわ。」
剛「ところで、姉ちゃん、ずっとここに居ていいのか?」
雛「萌ちゃんに頼んでるの。もうすぐ合図があるハズだわ。」
剛「あいず?」
陸「!!あ、キッチンのほうで鳴ったよ。」
雛「出来たわ。お待たせね。」
萌「は〜い!出来たわよぉ〜!」
剛「お!すげぇ。予想と違った。」
陸「まさかの、コレ。」
雛「好きでしょ?」
萌「意外とね、イケるのよ、コレ。」
剛「1個多いな。」
萌「5個入りなの。だから、1個は誰か食べて。」
剛「じゃあ、食べるヤツは腕相撲で決めようぜ。」
雛「あたしたち女の子は負け確定事案。」
陸「普通はジャンケンとかね。」
雛「美味しかったら、陸くん、食べなさい。」
陸「先輩、いいっすか?」
剛「おう、いいよ。」
雛「みんな〜、手を洗ってらっしゃあい!」
    ……………………
陸「すげぇ〜。しっぽまでギッシリ。」
萌「そうなのよ。冷凍とは思えないでしょ?」
剛「なにっ!?冷凍?コレ冷凍なんだあ〜。マジで美味い美味い。」
陸「なかなかすごいなあ。俺、たい焼き、大好物なんで。」
雛「また今度、冷凍たい焼き、買ってくるわね。」
萌「ほんとに美味しい。冷凍って言わなかったら、気づかないわよね。」
陸「チンするだけで簡単だから、俺でも出来る。」
雛「うんんまっ。あら?みんな、もう食べちゃたの?」
萌「うん。美味しかったわ。」
陸「俺は2個。おかわりの3個目は雛ちゃんがいいな。」
剛「姉ちゃん、早く食べないと抱っこしちゃうぜ。」
雛「んまっ。コレ、めっちゃ甘いわ。」
剛「俺から逃げられるほど甘くないぜ。」
雛「めっちゃ甘い、たい焼きっ。」
剛「姉ちゃん、わざと無視してんな。」
0554名無しさん@ピンキー2022/05/27(金) 10:40:08.94ID:xNepGGtt
……萌&雛・ドーピング……

萌「ねえ、見て。買っちゃったっ。」
雛「うわーっ、すご〜いっ!」
萌「これは、もはや、かなりのドーピングでしょ。」
雛「でも、あたしたち、低身長女子には必須アイテムかも。あたしは持ってないけど。」
萌「雛ちゃんにも貸してあげるね。っていうか、あたしたち2人の物ということで。」
雛「でもこれ、場所によっては、ちょっと危険性が高いわね。」
萌「ほんとよ。外では、気を付けて歩かないとね。」
雛「履いてみて。どんな感じか。」
萌「うん。」
雛「うわっ、ヤバい。あたしの頭、萌ちゃんの肩くらい?」
萌「もうねえ、雛ちゃんが小さく見えるって、サイコー。」
雛「ねえねえ。男の子と背比べしてみたら?」
萌「うんうん。どんな感じになるかしらね。2人の、どっちと?」
雛「小さいほう。」
萌「陸くん、1階にいるかな〜。」

……陸&萌・ドーピング……

萌「ねえねえ、陸く〜ん!来て来て〜!」
陸「お?なんだ?どうした?萌ちゃん、あれ?ちょっと大きくなったか?」
萌「そうなの。どう?」
陸「すげぇドーピングだな。」
萌「超厚底なのぉ〜。」
陸「そんなのあるんだ。」
萌「陸くんと背比べしよっかなって。」
陸「俺と背比べ?まあ、そうだな。やっと俺の肩には届いたのかな。」
萌「ヒールが19センチあるのでぇ〜、なんとっ、あたし、161センチよ。」
陸「でもよ、結局、靴を脱げば、元のチビッコに戻るんだろ?」
萌「それを言ったら元も子もないわ。」
陸「今の萌ちゃんでも可愛いけど、142センチの萌ちゃんが小さくて可愛くて好きだな。」
萌「あら。嬉しい〜。あたしからキスした〜い。」
陸「背伸びしないと無理じゃね?」
萌「でもこれさあ、たぶん背伸びしたらコケちゃうわ。」
陸「それで外を歩くの?危なくない?」
萌「雛ちゃんも、それ言ってた。」
陸「それ、俺も履いてみたい。マジ超デカくなる、俺。」
萌「これを履くの?バカなのね。陸くんには、サイズが合わないわ。」
陸「そんなの知ってるよ、コノヤロ〜。おチビちゃんが厚底を履いてても、体格差は同じだからな。軽々と持ち上げてやるっ!」
萌「きゃああああ!!」
陸「階段の1段上に降ろしてやるよ。」
萌「あ。あはっ!やだ〜。イケメンの陸くんの顔が近くなって、照れちゃう〜。」
陸「マジか。照れちゃうってか。」
0555名無しさん@ピンキー2022/05/27(金) 11:34:27.60ID:xNepGGtt
……剛&雛・夢の大台……

雛「ねえねえ、つっよっしっ!見てぇ〜!」
剛「お。姉ちゃん。どした?」
雛「わかる?」
剛「なにが?」
雛「いつもと違う、あ、た、し!」
剛「別に、いつもの、メッチャちっちゃくて超絶可愛い姉ちゃんに見えるけど。なにか?」
雛「気づかないのかなー。あたし、今、ヒールが19センチもある超厚底靴を履いてるの。」
剛「なるほど。言われてみれば。だけど、なんで家の中で?」
雛「なによっ!あたしが少しでも大きくなったとこ、剛に見せたかったの!」
剛「そうかそうか、よしよし、頑張ったな。」
雛「……頭ナデナデは子供扱いみたいでイヤ……。」
剛「姉ちゃんが厚底を履いても、俺の方が遥かにデカいんだよ。」
雛「あたしの身長135センチにプラス19センチで、154センチ!!なんと!!夢の150センチオーバーよっ!!すごいでしょ?」
剛「まあな。」
雛「あたし、今、普通の女の子のサイズになったんだから。」
剛「いや、でも、靴を脱いだら、元の、超おチ……」
雛「もおっ、わかったわよっ!低身長女子の気持ちなんて、剛には、わかりっこないわよっ!」
剛「そんなに怒るな、姉ちゃん。弟の俺が優しく可愛がってやるからよ。」
雛「きゃっ!」
剛「おらおら、こんなに可愛い姉ちゃん。いつも俺に抱っこされて嬉しそうじゃねえか。」
雛「剛の大きなカラダは逞しいし、守られてるって安心できるわ。その点は感謝してるわ。ありがとう。でも……」
剛「でも、体格差で遊ぶのはヤメてってか?」
雛「わかってるなら、そうして。ときどき怖いんだもん。」
剛「俺に任せろ。」
雛「だから〜、任せられないだってばっ!」
剛「さて、今日のオッパイは?おっ、やわらかっ!」
雛「いやあああんっ、セクハラっ!エッチ!オッパイが硬い日なんて無いんだからっ。」
剛「代わりに俺の筋肉を触り放題にしてやるよ。」
雛「は?……あ…うん。」
0556名無しさん@ピンキー2022/06/04(土) 14:26:51.17ID:duLQ0emm
……剛&雛・おつかい……

雛「あら?こんな所で寝てるのね。」
剛「(-_-)zzzzzz」
雛「乗っかっちゃえ!どーーーん!!!」
剛「…!!…??」
雛「ソファーで寝てんじゃないわよっ!」
剛「ん?あ、姉ちゃんか。どした?なんか用か?」
雛「あのね。おつかい、頼めない?」
剛「おつかい?俺、今、忙しいから。」
雛「なによ。忙しいって、寝てたくせに。」
剛「今、何時?」
雛「まあ、だいたいね…」
剛「サザンか!」
雛「もう8時よ。」
剛「俺のツッコミに笑えよ。」
雛「そもそも、あたし、ボケてないから。」
剛「あれ?もう外、暗いじゃねえかよ。」
雛「だから言ったじゃん。もう8時って。」
剛「で?何だっけ?」
雛「おつかい。お願いしたいの。」
剛「ああ、おつかいね。俺に行けって?」
雛「そう。頼める?」
剛「なるほど。夜道が怖いんだろ?」
雛「最近、変な人がいるって言うし。」
剛「おお、そうなんだ。」
雛「あたしが襲われてもいいの?」
剛「そうだな。姉ちゃんを襲うのは俺と陸だけでいいよな。」
雛「それもイヤだけど。」
剛「わかったよ。何を買ってくればいいんだ?」
雛「メモに書いてるから。」
剛「あ、これ?なかなか用意がいいな。」
雛「わかる?」
剛「ドラッグストア?」
雛「うん。近くのね。」
剛「これ、商品の名前?聞いたこと無いぞ。」
雛「女性の店員さんに聞いたら分かるわ。」
剛「女性の?男性じゃダメなのか?」
雛「いや〜、たぶん、女性の店員さんがいいかも。」
剛「なんか、姉ちゃん、怪しいな。ちょっとまて。ググる。」
雛「あたしが買いに行きたいのは、ヤマヤマなんだけど、痴漢には会いたくないし……。」
剛「ん?…!!」
雛「だめ?」
剛「これは、俺、さすがに恥ずかしい。これ下さい、とは、言いたくねえな。」
雛「じゃあ、あたしと2人で行かない?」
剛「今日は眠い。疲れた。」
雛「んも〜、わかったわ。」
剛「ごめんな。他の商品だったら、喜んで買いに行くけどな。」
雛「ホントかしら。」
剛「はい、メモ、返す。」
雛「うん。」
剛「もう少し寝る。」
雛「自分のベッドで寝ないと、風邪ひくわよ。」
剛「俺をおんぶしてベッドまで運んでくれ。」
雛「あたしが潰されちゃう。」
剛「もう、今日は行かないんだろ?」
雛「行かない。」
剛「それでいい。安心した。」
雛「なんだかんだ言って、心配してくれるのね。やっぱり、男の人は抵抗があるわよね。女性用の下着を買うのって。」
0557名無しさん@ピンキー2022/06/06(月) 09:51:09.11ID:LGlnLIzp
……萌&雛・予約……

萌「どう?返信きた?」
雛「まだ既読になってないの。」
萌「ま、いいか。あたしたちで決めちゃお?」
雛「うん、そうね。」
萌「逞しい男の子が一緒なら安心よね。」
雛「うん。守られてる感じがするわよね。」
萌「返事を待たずに見切り発車で。」
雛「さて。どうする?」
萌「あたしは一番後ろが好きかな。」
雛「もし、前に大きい男性がいたら最悪よ。」
萌「平日なら空いてるんじゃない?」
雛「みんなソーシャルディスタンスでバラバラに座るかもね。」
萌「ねえねえ、あれオカシイよね。笑うときにマスクの上から口を手で覆う女の子。」
雛「その意味は、ってね。」
萌「どうしてもクセなのよね。あたしもだけど。」
雛「わかる。」
萌「テキトーでいいわよ、どこでも。」
雛「そう?じゃあ、一番後ろの真ん中が空いてるから予約するわよ。」
萌「あとでキャンセルできるのよね?」
雛「あ、まって。返信きたわ。2人続けて。行けるって。」
萌「2人とも?」
雛「うん。良かった。あたしと萌ちゃんだけでも良かったけど、4人の方が安心。」
萌「観に行くの、夜だもんね。」
雛「観たかったの。この映画。」
萌「うん。楽しみぃ〜。」
雛「ああ、そうだ。座席予約しなきゃ。」
萌「え?まだしてなかったの?」
0558名無しさん@ピンキー2022/06/17(金) 10:00:42.69ID:fWM9+QyO
……萌&雛……

萌「雛ちゃんも可愛いコーデね。」
雛「うん。思いっきって露出多め。」
萌「ま、いつものことなのよね。」
雛「夜だけど、屈強なボディガードがついてるから。短いスカートでも良いかなって。」
萌「痴漢がいても安心だから、あたしも超ミニにしたわ。」
雛「萌ちゃんも可愛いわよ。うふふ。」

……剛&陸……

陸「今夜は暑いですかね?」
剛「どうだろ。俺は半袖にした。一応。陸もそれでいいんじゃね?」
陸「はい。」
剛「何時に出れば間に合うんだっけ?」
陸「あと30分で出た方が良いっすね。女の子たちは歩くの遅いから。」
剛「そうなんだよな。姉ちゃんなんか、あの通りメッチャ小さいから見失うんだよ。手を繋がないと。」
陸「そうですね。」
剛「まだかな。姉ちゃんたち。」

……対策……

雛「お待たせ〜!!」
剛「遅いよ。」
雛「女はメイクとか、いろいろあるのっ!」
陸「2人ともセクシーじゃん。」
萌「どうせ出かけるなら可愛く思われたいから。」
剛「誰に思われたいんだ?」
萌「え?いろんなひと?に?」
雛「ねえねえ、君たちはボディーガードよ。あたしたちを守ってね。」
剛「まあ、そうだろうな。そんな短いスカートを穿くんだもんな。」
雛「あと、あたしたちは歩くの遅いから、男の子たちは、あたしたちの後ろを歩いてね。」
陸「手は繋がないの?」
萌「それは映画館でね。」
陸「マジで?俺は雛ちゃんが良いや。」
萌「あたし、振られたあ〜。はいはい、雛ちゃん、そういうことだって。」
雛「うふふ…。」
剛「とりあえず姉ちゃん、こっちおいで。」
雛「やだ。エッチなことされちゃう。」
剛「まあ、いいじゃんか。お出かけのナントカで。」
萌「キス?!」
陸「お?!」
雛「キスはイヤ。こんな出かける前に。」
剛「今の姉ちゃん、メッチャ可愛いからさ、抱っこさせろ。」
雛「きゃっ!んも〜、めんどくさい弟ねえ…。」
萌「ついでに、あたしもお姫様抱っこ。陸くん。」
陸「あいよ。」
剛「パンツも可愛いな、萌ちゃん。」
陸「雛ちゃんもね。」
0559名無しさん@ピンキー2022/07/01(金) 10:03:50.84ID:FT8Uk654
……至福の時間(1)……

剛「俺たち終わったよ。姉ちゃんたち、早く行ってきなよ。」
雛「今から行くとこ。早くって、なんで?急かしてる?」
陸「もったいないから。」
雛「え?」
剛「ガスがね。」
萌「ああ、ガス。ついたままってことね。」
雛「わかったわよ。」
萌「至福の時間、行ってきま〜す。」
雛「ゆっく〜り、至福の時間、味わってくるわね。」
剛「いや…ちがう、ちがう、早くって言っただろうが。って、もう聞いてないか。」

……萌&雛・至福の時間(2)

萌「男の子たちは、シャワーだけで済ませたのかしら?」
雛「だと思うわよ。」
萌「良かった。」
雛「先に大きい体で入られたら、お湯がメッチャ少なくなるんだもの。」
萌「そうよね。」
雛「ふぅ……至福の時間だわ。」
萌「早く上がれ〜、なんて言われたけど、無理なのよ。」
雛「ほんと。年下の男の子の言いなりには、絶対ならないわ、ってことよ。」
0560名無しさん@ピンキー2022/07/01(金) 10:29:24.05ID:FT8Uk654
……剛&陸・至福の時間(3)……

剛「姉ちゃんたち風呂場に入った?確認しろ。」
陸「はい。大丈夫っす。もう、こっちの会話は聞こえないハズです。」
剛「おお、よし。俺たちの至福の時間は、これからなんだよな。」
陸「そうっすね。あとは、どっちにするか、ですね。」
剛「陸、おまえ、ちっちゃい方が良いか。」
陸「はい。もし、先輩が了解なら。」
剛「よし。じゃあ、今夜は許す。」
陸「やったあ!ごちそうさまです。」
剛「じゃあ決まりだ。俺が142センチ。陸が135センチ。」
陸「135センチかあ……あらためて数字で言われたら、小さい体を想像して興奮してきますね。」
剛「俺は慣れたかも。」
陸「え、まじっすか。」
剛「うそだよ。俺もだよ。ちっちゃい子とイチャイチャするの、興奮するし、たまらないよな。」
陸「待ち切れないっすね。至福の時間。」
剛「風呂上がりの女は色っぽくて最高なんだぜ。あ、わりい、俺、やっぱり135センチのチビッコにする。」
陸「え〜〜?まあ、萌ちゃんも小さくて可愛いから、俺は萌ちゃんでも良いっすよ。」
剛「やっぱり、俺は、思いっきり体格差を満喫したいからさ。」
陸「なんだかんだ、先輩は、自分の姉が大切なんですね。」
0561名無しさん@ピンキー2022/07/01(金) 11:20:28.40ID:FT8Uk654
……萌&雛・至福の時間(4)……

萌「ねえ、なんか怪しい。あたしたち、メッチャ見られてるわ。今、出て行って大丈夫かな?」
雛「ヤバい。あたしたち、間違いなく襲われるわ。出たらすぐ急いで2階へ逃げましょ。それしかないわ。」
萌「うん、わかったわ。」
雛「いい?行くわよ。せえ〜のっ。」
萌「そうれっ。」 

……剛&陸・至福の時間(5)……

剛「おっ!あいつら逃げるつもりだな。」 
陸「俺、行きます。」
剛「おう!獲物を逃がすな!」
陸「階段だ。」
剛「陸は階段を塞げ。俺は後ろから行って2人とも捕まえる。」

……至福の時間(6)……

雛「あっ!!!」
萌「なに?」
雛「やだ……大きい壁が……」
陸「ウヒヒヒ……おチビちゃんたち、どこ行くのかな〜?通れないよ。」
萌「…!!!きゃっ!」
剛「へっへっへ〜…捕まえたよ。」
雛「きゃああああ!!!」
陸「萌ちゃん!抱っこ、抱っこ!」
萌「きゃあああああ!!」
剛「ちゃんと悲鳴あげるんだな。」
雛「陸くんは足が早過ぎぃ〜。2階にも行かせてくれないのね。」
陸「いいニオイする。」
萌「石鹸の香りよ。」
剛「さあ、姉ちゃん、これから俺の至福の時間が始まるよ。」
雛「なんなのよっ!あたしたちの至福の時間は健全なモノなのに、剛たちのはエロいヤツじゃん。」
萌「陸くん、またソファー?」
剛「しかし、、、姉ちゃん、相変わらず小さいな。」
雛「135センチ32キロの女の子なんか、子供みたいなものなのね。」
剛「おっ、姉ちゃん、自分の身長体重、言ってくれたんだ。じゃあ、俺も。202センチ110キロだ。」
雛「なによっ!大きいにも程があるわっ!」
陸「俺は190センチ90キロね。萌ちゃんは?」
萌「あたし、142センチ36キロよ。今さらだけど、体格差がヤバいわ。ホント、今さら何なの。」
雛「剛も陸くんも大男のくせに、めちゃくちゃ小さい女の子とイチャイチャするのが好きなのよ。特殊な趣味ね。」
剛「可愛い可愛い姉ちゃん。大好きだぜっ!キュンキュンだぜ。」
雛「きゃああああっ!えっちぃ〜!!」
陸「さあ、ものすごく小さい萌ちゃん。俺と楽しもうな。」
萌「いやあああんっ、揉まないでぇ〜。」
剛「陸も、なかなか積極的に、やるねぇ。」
0562名無しさん@ピンキー2022/07/22(金) 09:45:49.06ID:pCcSn98Z
……4人の戦い……

雛「剛、手加減してね。」
剛「ばかやろう。コレは腕力は関係ないだろ。」
雛「なんちゃって。」
陸「俺、何もないや。」
萌「誰かしら?あとひとつ、持ってるひと。」
剛「あ、俺だ。わりぃわりぃ。」
雛「さ、始めるわよ。」
萌「誰から?」
雛「じゃあ〜ねえ〜、一番若い陸くんから。」
陸「ういっす。」
雛「で、こっち回り。」
萌「あたしが次ね。」
剛「なんだ。若いもん順じゃねえのか。」
雛「なに言ってんの。だって、男同士、女同士が対面で座ってるんだもの。」
萌「ほら、剛くんの番よ。」
剛「あ、俺?」
陸「これ、戦略が大事なんだよな。」
雛「うふふ…」
萌「止めちゃおっかな。」
剛「これ、端までいったら逆からだろ?」
雛「うん。」
……………
陸「え、萌ちゃん、あと2枚しかないの?」
萌「そうそう。」
雛「あーんっ、誰が止めてるのぉ〜?パス。」
剛「姉ちゃん、パス多くね?」
……………
剛「萌ちゃんリーチか。」
萌「この1枚がね、なかなか。またパス。」
陸「俺も最後の1枚。」
雛「やばい。」
剛「やった〜、俺が1番でアガリだ〜!」
雛「あたしが最後かも。」
陸「先輩のを待ってたんだよ。俺、2着。」
萌「やったあ、雛ちゃんがビリよぉ〜!」
雛「負けちゃったわ。」
剛「やっぱり、腕力の順だったな。」
雛「ねえねえ。七並べ、もう1回しましょ?」
0563名無しさん@ピンキー2022/08/12(金) 09:54:46.48ID:dq01hHL2
……姉弟デート……

剛「すげえ……。」
雛「ねえ、剛。」
剛「こりゃあ、大迫力。」
雛「あたしの声、身長差が大きいから聞こえないみたいね。」
剛「マジで大音量だ。」
雛「音だけはすごいけどなあ……。」
剛「ん?姉ちゃん、見えるか?」
雛「前に行きたいなあ。でも無理そう。」
剛「姉ちゃん?聞こえてない?」
雛「ねえ。(握った手を引っ張る)」
剛「お?どした?」
雛「ねえ。もっと空いてるとこ、行こ?」
剛「なんだ?わかんねえ。しょうがねえ。抱っこするか。ひょいっと。」
雛「あ。んも〜、抱っこは恥ずかしいわ。人が見てるのに。」
剛「姉ちゃんは背が小さくて見えないだろ?」
雛「うん。だからって抱っこは…。」
剛「お互いに話も聞こえないからさ。」
雛「空いてるところに連れてって。ちゃんと見たいの。」
剛「わかった。降ろすから。そのかわり、手を離すなよ。はぐれるから。」
雛「剛さえ、しっかり握ってたら、あたしの力では離したくても離せないわ。ばかね。」
剛「はい、姉ちゃんもいる。」
雛「あ、うちわ。」
剛「記念うちわ、無料配布だってさ。」
雛「へえ〜。無料で?暑いからね。これで踊り子さん達を煽ってあげようっと。」
剛「お?可愛い子がいた。」
雛「あの先頭の人、カッコいい!」
剛「やっぱり最高だな。マジ、キレイじゃん。美人探しだな。」
雛「やばい!間近で見るの好きすぎる!よさこい!ずっと見てたい!あ!あの人もイケてる!がんばってええ!!!」
0564名無しさん@ピンキー2022/08/22(月) 09:49:55.53ID:pJ+muMJD
……女子たちの夏……

萌「雛ちゃんは、剛くんと陸くんのカラダ見て、どう思う?」
雛「カラダ?なによ、萌ちゃん、どうしたの?」
萌「ねえ、萌える?」
雛「筋肉とか?」
萌「うん。厚い胸板とか〜太い腕とか?」
雛「萌ちゃんは?」
萌「あたしは大好きぃ〜。年下の逞しい男の子。」
雛「いやいや、体格が大きすぎなのよ。」
萌「確かに、あたしたちが小さすぎて、いつも子供扱いされるのよね。」
雛「体格差がありすぎて、迫って来られたら、特に夏は暑苦しいわ。ま、冬も、だけど。」
萌「冬なら抱きしめて包み込まれても、あったかいから良いわよね。」
雛「そんなに好きなら、もうこのさい、襲われちゃいなさい。今の萌ちゃんみたいな露出多めの格好で。」
萌「雛ちゃんだって、超ミニで胸チラで、申し分ないセクシーさだわ。」
雛「だって、家の2階に居ても暑いんだもん。ミニくらい穿くわよ。ね、アイスでも食べない?」
萌「いいわねぇ〜。あたしが雛ちゃんのも取ってきてあげるわ。」
雛「ありがとう。」
0565名無しさん@ピンキー2022/08/22(月) 10:27:29.04ID:pJ+muMJD
……陸の夏休み……

萌「(アイス、アイス………あら?陸くんがソファーで寝てるわ…。起こさないように、そーっと。静か〜に……。)」
陸「(お?誰?萌ちゃん?)」
萌「あ、やばっ……。」
陸「なにがヤバいの?」
萌「起こしちゃった?」
陸「いや、寝てないよ。なあ、萌ちゃん、俺と遊ばない?」
萌「え、、、でも今はアイスを食べようと思って。」
陸「ちょっとだけで良いから、こっちにおいでよ。」
萌「2階で雛ちゃんが待ってるの。」
陸「アイスは後でいいじゃん。」
萌「(うわっ!陸くん、立ち上がると大きいわ。)」
陸「(とりあえず、悪いけど力づくで。)」
萌「きゃっ!」
陸「まぁまぁ、俺の夏休みの思い出に。」
萌「もう少しで夏休み、終わるのね。」
陸「萌ちゃんは、俺の膝の上に座るだろ?」
萌「あたしが抵抗しても、無理やり座らせるつもりなんでしょ?」
陸「萌ちゃんのメッチャ細い二の腕は萌えるな。」
萌「イケてる?」
陸「おう。イケてる。か弱い感じが最高だね。」
萌「陸くんは、腕の筋肉が凄いわ。」
陸「ずっと鍛えてるからね。」
萌「陸くん、か弱い女の子って好き?」
陸「もちろん、大好き。しばらく逃さないよ。」
萌「あーん、陸くんのエッチ!!」
陸「さあ、俺から逃げられるかな?」
萌「陸くんったら、イジワルね。」
0566名無しさん@ピンキー2022/08/22(月) 11:00:18.64ID:pJ+muMJD
……予想的中……

雛「(萌ちゃん、遅いわね……。何してんだろ?あれ……1階に陸くんが居るんだっけ?こんなに遅いということは、もう、あれしかないわね。きっと捕まっちゃったわね。あたし、予想するわ。もう、しかたがないのよ。)」
雛「(あたしたちみたいなチビッコで美脚でカラダが細くて華奢で美人で可愛いくて、超か弱いセクシーな女の子が居たら、男の子たちも興奮くらいするわよね。あはっ…美人とか自分で言うか?)」
雛「(どうしよう?萌ちゃんを助けにいく?いや、萌ちゃんが喜んでるなら、助けなくていいか。でも、萌ちゃん、陸くんにエッチなコト、メッチャされてるわよね。)」
雛「(もし、あたしが助けに行っても、陸くんに力で勝てるわけないし、萌ちゃんを陸くんから離すどころか、あたしも同時に捕獲されちゃうわ。でも…)陸くんの逞しいカラダは見たいけど。」
萌「そんなに見たいなら、見に行っていいわよ。」
雛「ひゃっ!!!冷た〜い!」
萌「はい、チョコミント。」
雛「最後だけ、口に出ちゃった。」
萌「遅くなってゴメン。下で陸くんが…。」
雛「ああ、わかってる。あたしの予想的中。」
萌「予想?あたし、まだ何も言ってないのに。」
0567名無しさん@ピンキー2022/09/09(金) 09:56:13.17ID:yGS0jgOf
……剛&雛・萌ゼリフ……

剛「お、姉ちゃんだ。」
雛「あら、居たの。」
剛「言い方がさ、なんか冷てえなあ。ちょっと、こっち来いよ。」
雛「なによ。エラソーに。なんか用なの?」
剛「そろそろ俺、姉ちゃんのカラダが恋しくてな。」
雛「やだあ〜、いやらしい〜。」
剛「超か弱い姉ちゃんは簡単に捕獲できるし。」
雛「きゃあああ!!!いやああ!!!」
剛「悲鳴がうるせーよ。これくらい、べつに怖くねえだろ?」
雛「そんなことないわ!ホントに怖いの!いきなり持ち上げるんだもん!」
剛「あっと言う間に、姉ちゃんは俺の膝の上。」
雛「もお〜、抵抗虚しく軽々と捕まっちゃう。」
剛「超絶ちっちゃい姉ちゃんが、マジたまんねえよ。俺との体格差に萌えるんだよな。」
雛「それはそれは、良かったわね。」
剛「ちょっとさあ、萌ゼリフでも言ってくれよ。」
雛「え?萌ゼリフ?」
剛「おう。リクエストするよ。いいだろ?」
雛「そういうの、初めてリクエストされたかも。」
剛「1番人気の萌ゼリフがあるんだよ。」
雛「どんな?」
剛「紙に書こうか。」
雛「ねえ、お手本として、先に剛が言って。」
剛「俺が言うの?わかった。」
雛「剛の萌ゼリフまでえ〜、3、2、1、はい!」
剛「お兄ちゃんのことが、だ〜いすき!」 
雛「よく言えたわね。恥ずかしくないの?」
剛「ばか!これを姉ちゃんが言うんだよ!」
雛「剛は、お兄ちゃんじゃないし。弟だし。」
剛「結局、俺が言わされただけじゃねえか。姉ちゃんが言うまで、逃さないからな。」
雛「いやああああん!!!萌ゼリフ、ちゃんと言うから、そこはダメぇ〜、、、、」
0568名無しさん@ピンキー2022/09/13(火) 22:01:10.67ID:fceDHFuz
……陸萌雛(1)……

陸「お!制服だ。二人とも、どうした?」
萌「着てみたの。コスプレ。」
雛「あたしも、付き合わされて。」
陸「なるほど。」
萌「どうかな?女子高生に見えるかしら?」
陸「いや。全然。まさか。とんでもない。」
萌「え〜〜!うっそ〜!ダメ〜?」
雛「確かに25歳のオトナ女子だけど。」
陸「どう見えるかって言われたら…。」
萌「うん、うん。」
雛「もう若くないしね。さすがにJKはね。」
陸「俺としては、年齢は置いといて。」
萌「置いとくの?年齢を?」
陸「見た目は、女子中学生かな。いや、むしろ…。」
萌「え、、、中学生??」
陸「リアルに言うと、女子小学生だな。」
雛「うわっ!ヤバい。リアルに言われたわ。」
萌「ちゃんと高校の時の制服なのに。」
陸「でも、可愛いよ。」
雛「そういえば、陸くんも高校の制服ね。」
陸「ワイシャツだけど。」
萌「あたしたちみたいな女子、陸くんのクラスにいるでしょ?」
陸「いないよ。」
雛「ほらね。いないって、萌ちゃん。」
萌「あたしも雛ちゃんも若く見えない?」
雛「萌ちゃん、たぶん、あたしたちの体格だわ。」
萌「クラスに身長142センチくらいの子は?」
陸「いない。」
雛「撃沈……(泣)」
0569名無しさん@ピンキー2022/09/13(火) 22:30:06.28ID:fceDHFuz
……陸萌雛(2)……

萌「陸くん、壁ドンして。」
雛「今はもう古いのかな?」
陸「そんなことないよ。」
萌「大きい男の子に壁ドンされたらどんな感じなのかしら?」
雛「高校生男子に壁ドンされるオトナ女子……。」
陸「二人とも肩幅がメッチャ華奢だから、二人同時にイケるよ。」
萌「あ、そうなのね。」
雛「萌ちゃんとピッタリくっついて…きゃっ!」
萌「きゃっ!うわあ、いきなりバーンて!」
陸「どう?」
萌「陸くんのワイシャツが盛り上がってる。」
雛「あたしの少し上に陸くん胸板が。」
陸「脱ごうか。」
萌「え、下着も?」
雛「すごい胸筋。鍛えてるのね。」
萌「ほんと。あたしの胸より膨らんでるわ。」
陸「俺の胸筋を雛ちゃんの頭の上に。」
萌「え?乗るの?」
雛「ひゃああ〜。こんなことあるの?」
陸「ちゃんとは乗らないな。筋肉、もっとデカくしないと。」
萌「陸くん、今、身長は何センチ?」
陸「俺は190センチ。雛ちゃんは?」
雛「言わないとダメ?」
陸「135センチだろ。」
萌「身長差は55センチね。陸くん、雛ちゃんが可愛くて仕方がないでしょ?」
陸「俺から2人を見下ろすと、子供みたいに小さく見えるけど、やっぱり、萌ちゃんの方が少し大きいって分かるよ。」
萌「やった〜!あたしと雛ちゃんとの7センチ差は大きいわよ。」
雛「なにが、やったーよっ!萌ちゃんだってチビなんだから。」
陸「ちっちゃくて可愛い雛ちゃん、抱っこしてやろうか?」
雛「間に合ってます。でも、ほめてくれて嬉しいわ。」
萌「あたしは、ほめてくれない……。」
0570名無しさん@ピンキー2022/09/16(金) 11:15:47.49ID:EF6YPuoH
……剛&雛・階段……

剛「お〜、姉ちゃん、今日も美脚が際立つ超ミニスカ、ありがと。マジで目の保養だね。」
雛「見て〜、スカート、可愛いでしょ?パンツ見えそうで見えない感じ?」
剛「っていうか、俺の目線だと、姉ちゃんのスカートの中は全然見えないって知ってた?」
雛「あら、そうなの?」
剛「身長差67センチだぞ。俺、姉ちゃんのこと、思いっきり上から見下ろしてんだ。」
雛「剛が巨人だから。」
剛「誰が巨人だ、チビ、コラ!」
雛「やだわ。大きいカラダで近づいてきて、そんなに怒ったら、怖くて、涙が出ちゃうわ。」 
剛「(膝を床につけて)うそつけ!泣いてねえじゃん!可愛いけど。」
雛「てへっ、バレた?こんな風に目線を合わせてくれたら、あたし、ちょっとドキドキしちゃう。」
剛「俺もミニスカと生足にドキドキだ。」
雛「でも、このスカートで外は歩けないわ。しゃがんだら完全にパンチラなの。」
剛「あと、階段とかね。あ、そうだ。姉ちゃん、階段を1段ずつ上ってよ。もし見えたら言うから。」
雛「限界がどこかってこと?」
剛「とりあえず、面白いかもな。」
雛「……いま、2段上がったけど、まだ身長は剛に負けてる……だよね……。」
剛「もっと上に。」
雛「もっと?……」
剛「たぶんこれ、俺が低くならないと見えない。厳しいな。ま、パンツ見たい時は、スカート捲ればいいけど。」
雛「(剛ならいいわ。見られても。もうさすがに慣れっこよ。)」
剛「姉ちゃん、もう降りて来いよ。抱っこしてやるから。」
雛「イヤよ。抱っこは間に合ってるわ。」
剛「うわっ、2階に逃げやがった。可愛い可愛い、おチビちゃ〜ん!怖くないよ!おいでよ!」
雛「やだあ!!行かないっ!」
剛「なんだよ。自分でセクシーな格好で挑発してるくせに。なあ!姉ちゃ〜ん!チビッコ姉ちゃ〜ん! また後で可愛がってあげるね〜!うっひっひっひっ…。」
雛「(なによ。姉を可愛がるだなんて、ナメてるわね!かかって来なさいよっ!と言いたいけど言えない……体格と腕力が違いすぎる弟……ときどき優しいけど、ときどき怖い…。)」
0571名無しさん@ピンキー2022/09/16(金) 12:05:57.14ID:EF6YPuoH
……剛&雛・ソファーで……

雛「当たり前のように肩を抱いてくるわね。」
剛「姉ちゃんが抵抗しないから。」
雛「だって抵抗してもムダなんだもん。」
剛「俺、やりたい放題だな。」
雛「あたしって、普通の女の子よりも小さくて、力も弱いから、いろんな怖い思いをしてるの。たとえば、小学生高学年の男の子にビクビクしたりとか、あの子たちは手加減しなさそうで怖いの。」
剛「姉ちゃんの身長135センチは半端ないチビッコだもんな。大男の俺からしたら、姉ちゃんは、小学生の子供を相手にしてるようなものだからな。手加減しないと、姉ちゃんが壊れちゃうからな。」
雛「あたしはもう、大きい男の子に慣れてるから。陸くんも含めて。萌ちゃんは大きい男の子が好み見たいだし。」
剛「姉ちゃん、今の身長体重は?」
雛「135センチで32キロなの。小さすぎてヒクよね?」
剛「たったの、それだけ?超可愛いじゃん。」
雛「いつも、あたしのこと、姉なのに可愛いって言ってくれて嬉しいわ。」
剛「俺の姉ちゃんが超小さくて可愛くて最高だよ。ちなみに俺の体格は、202センチ、110キロだよ。どう思う?」
雛「もう異次元のケタ違いだわ。信じられないわ。あたしなんて、もう子供にしか見えないわよね。」
剛「姉ちゃん、俺と背くらべしてみる?」
雛「それは間に合ってます。これからは小さい姉として楽しむわ。大きくて逞しい弟が居て嬉しいわ。」
剛「何を楽しむのかな?小さい姉ちゃんをオモチャとして遊んでいいよな?」
雛「………」
0572名無しさん@ピンキー2022/09/30(金) 10:32:23.94ID:vTpV8k2U
……剛&萌・挑戦……

剛「萌ちゃん、これ、どう?」
萌「マッチョポーズ?力こぶポーズかな?その上腕二頭筋?やっぱり筋肉が凄いわ、ほんと。」
剛「陸より凄いだろ?」
萌「陸くんは高校生だからね、まだ。鍛える経験の差よ。」
剛「せっかくだから、とりあえず脱ぐかな。」
萌「マッチョな男の子って、予想通り、脱いじゃうのね。いつも思うけど、見るからに胸板が分厚くてステキよ。膨らみだって、あたしの胸より遥かに大きいんだもん。」
剛「もうね、萌ちゃんが俺のこと、一生懸命に見上げてくるから、マジで可愛くてさ。」
萌「身長差が60センチもあるから、凄い上目遣いよね。ホメてくれて、ありがと。」
剛「さて、萌ちゃん、挑戦する?」
萌「いきなり、なにぃ〜?ちょうせ〜ん?」
剛「萌ちゃんは、力こぶポーズした俺の腕に届くかな?微妙だろ?」
萌「あらぁ〜、142センチのチビッコをナメてもらっちゃ困るわ。」
剛「お!ちゃんと届くんだな。ギリギリだけど。」
萌「そうよ。ちゃんと掴めたわよ。背伸びもしてないわよ。それにしてもメチャクチャ太い腕ね。あたしは好きよ。大きくて逞しい男の子。」
剛「おお。良いオコトバで。」
0573名無しさん@ピンキー2022/09/30(金) 11:04:18.55ID:vTpV8k2U
……陸&雛・挑戦……

雛「え?陸くん、いわゆる力こぶアピールかしら?」
陸「剛先輩ほどは太くないけど。」
雛「でも、あたしの2倍はありそう。」
陸「雛ちゃん、俺の二の腕に手が届く?」
雛「え〜、あたしがチビッコだと思ってバカにしてるわね。」
陸「俺は190センチ。雛ちゃんは135センチ。……おお、雛ちゃん、普通にやってくれるんだ。」
雛「高校生にバカにされて、オトナのレディーが黙っちゃいないわ。どう?届いたでしょ?あたしの勝ち?」
陸「勝ち負けは別にないけどさ。」
雛「でもね、あたしの手が小さいから、陸くんの太い腕は、ぶら下がっても、すぐ落ちちゃうわ。」
陸「ぶら下がるには握力が必要だしな。」
雛「あたし、握力が15なの。」
陸「俺、男としては普通だけど、50あるよ。」
雛「あたしの3倍以上あるのね。」
陸「非力な雛ちゃんに何かあったら、俺が守ってやるからな。」
雛「頼りにしてるわ。逞しい男の子が近くにいたら、か弱い女の子としては、安心なの。あたしもチビッコなりに、出来るコトは支えてあげるわね。」
陸「おお、良い心掛けだ。」
雛「あぁ、9歳も年下の男の子に甘えちゃう……。」
0574名無しさん@ピンキー2022/09/30(金) 11:57:22.97ID:vTpV8k2U
……剛&雛・挑戦……

剛「姉ちゃん、ちょっと来いよ。」
雛「んも〜、弟のくせに、ちょっと言い方がエラソーなのよ。って、言ったら怒っちゃう?」
剛「怯えてる?」
雛「そ、そんな、こと、ないわ。」
剛「姉ちゃん、チャレンジするか?」
雛「ちゃれんじぃ〜?なんか挑戦するのぉ〜?」
剛「簡単だから。試したいことが。」
雛「だって、いつも、体格差とか腕力とか、絶対に剛に敵わないことばかりで、剛は余裕な顔してて、あたしなんて、子供扱いされて……。」
剛「こんな風に、姉ちゃんこと、遥か上から見下ろしてゴメンよ。」
雛「で、なに?チャレンジって?」
剛「おお。簡単な話。姉ちゃんの手で、俺の二の腕を掴めるかどうか。」
雛「え、力こぶポーズ?」
剛「ちなみに、萌ちゃんは届いたぜ。」
雛「ええ〜、萌ちゃんもやったのぉ?でも、萌ちゃんは142センチで、あたしは135センチだから、その差はキツいかも。これ、ホント、ヤバいわ。腕にも届かないなんて、屈辱だわ。」
剛「おっ、ビミョーだね。」
雛「剛って凄い筋肉なのね。」
剛「また触ってないぞ?」
雛「なんかズルしてない?腕を上にあげてない?」
剛「ズルはしねえよ。姉ちゃんの位置からは見えないかもな。背伸びは禁止な。お?」
雛「ね?触れたでしょ?少しでも腕に当たれば、あたしの勝ちよね?」
剛「ダメだよ。ちなみに、萌ちゃんは、ちゃんと腕にぶら下がったからね。」
雛「あたしも、陸くんの時は、ちゃんと掴めたのよ。」
剛「俺、姉ちゃんよりも、身長が67センチも大きいからな。計算上、そうなるんだよ。」
雛「そうなの?」
剛「わかった。低くしてやるから、ぶら下がれよ。」
雛「うん。あたし、背伸びしていい?」
剛「いいよ。」
雛「こんなに太い腕で抱きしめられたら……。」
剛「すぐ折れてしまいそうな、細くて華奢な姉ちゃん。」
雛「あたし握力が弱いし、手も小さいし。掴めたとしても、すぐ落ちちゃうわ。」
剛「姉ちゃん、可愛いすぎるぜ。」
雛「きゃあああ!!」
剛「よしよし。優しく可愛がってやるからな。」
雛「こんなに毎日、弟に抱っこされて、甘えちゃう姉って、アリなの?」
剛「もちろん、アリ。マジたまんねえよ。自分の姉ちゃんが、こんなに小さくて美人で超ミニスカで美脚……。」 
雛「エッチ……。」
0575名無しさん@ピンキー2022/10/05(水) 18:45:23.25ID:Y1mPe146
……陸(+陸の友達)&雛・通学路(1)……

雛「(あら?あそこ、陸くんだわ。隣にいる男の子、身長が陸くんとあまり変わらない、ということは……とても背が高い男の子なのね。)」
雛「(ちょっとイカツイ感じだし、チョッカイ出されたら怖いわ。どうしよ……。)」
…………
陸の友達「おい、陸、見てみ。あそこ、メッチャ可愛い子が歩いてくるぞ。」
陸「え?どこ?」
陸友「ほら、超ミニのセクシーな感じの子。」
陸「あっ。ヤバっ。(よりによって、雛ちゃんだ。この男には、できれば、会わせたくねえけど……。)」
…………
雛「(さすがに陸くんと目が合っちゃったし、無視できないわ。挨拶くらいはしないと。)」
陸「よっ、雛ちゃん。」
雛「あ、こんにちは、陸くん。」
陸友「は?ヒナチャン?」
雛「そちらは、お友だち?こんにちは。」
陸友「おい、陸、この子、お前の知り合いかよ。早く言えよ。」
陸「まあ、知り合いというか、そんな感じかな。」
陸友「キミ、すごく可愛いな。中学生?小学生?何年生?」
雛「え、、、あの……。」
陸「この子は……あの…何て言えばいいかな…。」
陸友「???」
0576名無しさん@ピンキー2022/10/05(水) 19:21:45.92ID:Y1mPe146
……陸、陸友、雛・通学路(2)……

雛「あたし、こう見えて、25歳なの。」
陸友「は?25歳?マジで?ホントに25歳か?」
雛「うん。普通、そういう反応になるわよね……。」
陸「コレでも、俺たちより、9歳年上のオトナなんだ。」
陸友「とりあえず、、、ちっちゃくね?」
雛「……。」
陸「ま、俺らがデカいし。」
陸友「ホントは子供だろ?」
雛「ゴメンね、小さくて。」
陸友「陸と知り合いらしいな。身長、何センチ?」
雛「え?あたし?」
陸友「お前に決まってるだろ。」
雛「あ…(怖い……陸くん、助けて……。)」
陸「雛ちゃん、大丈夫?」
陸友「おい。俺と背くらべしようぜ。」
陸「(雛ちゃん、怯えてる…。可哀想だな。)」
雛「あたし、135センチ。」
陸友「お?たった135センチか。いいねえ〜。よしよし。可愛いぞ。俺の胸で抱いてやろか?」
雛「頭なでなで、ヤメてくださいっ!あたし、もう帰りたい……。」
陸「やめろ。この子、泣いちゃうから。」
陸友「少しでいいから、俺と遊ばねえか?」
雛「陸くん……。」
陸「(しょうがねえ。雛ちゃんと恋人のフリするか……。)」
陸友「なんだ?お前ら?」
雛「(陸くん、あたしの肩を抱いてくれたわ……。助けてくれたの?嬉しい……。)」
陸「実は、この子、俺の彼女なんだ。」
雛「!!!」
陸友「マジ?」
陸「俺の彼女、小さくて可愛いだろ?」
雛「あ、うん。陸くんは大きくて逞しい彼氏なの。」
陸友「マジで?……。いいなあ……。年上のチビ女か……。」
雛「チビって、失礼ねっ!」
陸「俺ら、もう行くから。」
陸友「……」
0577名無しさん@ピンキー2022/10/05(水) 19:46:04.06ID:Y1mPe146
……陸&雛・通学路(3)……

雛「助けてくれて、ありがとう。」
陸「怖かった?」
雛「うん。」
陸「だよな。見知らぬ大男に、あんなに上から見下されたら。頭なでなでとか。」
雛「もう、肩、抱かなくていいわよ。あたしの肩の位置が低すぎて歩きにくいでしょ。」
陸「いや、このまま。家まで。」
雛「うん。」
陸「そういえば、雛ちゃん、どこか行く用事が?」
雛「もう、今日は帰る。もし、あの人が待ち伏せしてたら怖いから。」
陸「そうか。か弱い女の子は危険がいっぱいだな。」
雛「そうよ。あたしと萌ちゃんのこと、守ってね。頼りにしてるわ。」
陸「じゃあ、ホントに俺の彼女になる?」
雛「……それは……」
陸「まあいいや。普段から雛ちゃんたちとイチャイチャできてるし。」
雛「あたしの今日のスカート、可愛いでしょ?」
陸「そんな短いのは、家の中だけにしろ。男に襲われたら、一溜りもないぞ。」
雛「うん。気をつける。ほとんどの男の子は、あたしから見たら大男ばっかりだもん。」
陸「雛ちゃんは、小学生にも勝てないんだから、外ではミニスカ禁止だ。わかった?」
雛「えええ〜…ファッションなのにぃ。ミニスカート、可愛いのにぃ〜。」
陸「こりゃ、穿くつもりだな。」
雛「うふふっ……。」
0578名無しさん@ピンキー2022/10/14(金) 09:30:08.00ID:yM2VgL17
……二人羽織(1)……

萌「ねえ、雛ちゃん来て〜。男の子たち、何かやってるのよ。」
雛「あら。和室で何やってるのかしら?」
萌「入るわよぉ〜。ああ、剛くんの背中、おっきいぃ〜。」
雛「ホントにもぉ、座ってても、大き過ぎる大男だわ。」
剛「お、萌ちゃんか。」
陸「あ、雛ちゃんも。」
萌「あたしたちも見てていい?」
剛「おう。もちろん。萌ちゃんに最適な特等席あるよ。」
萌「え?どこ?特等席って何?」
剛「俺の膝の上。」
萌「あはっ。剛くんらしいわね。じゃあ、失礼しまっす。」
剛「で、姉ちゃんは、陸の膝の上な。」
雛「え、、剛…、勝手に決めないでっ。」
陸「やっほー。雛ちゃん、おいで。大丈夫だから。」
剛「姉ちゃんが逃げても、陸が簡単に捕獲するよ。」
雛「なんか、年下の高校生の膝の上なんて、恥ずかしいわ。」
剛「いまさら恥ずかしがるな。そんなこと、とっくに経験済みだろ。」
雛「うん。わかったわ。」
陸「雛ちゃん、何もしないから。」
雛「なによ……するくせに……。陸くんの胸板、あったかいわ。」
萌「体格差萌えぇぇ〜。陸くんが逞しくて、雛ちゃんがメッチャ可愛く見えちゃう。」
陸「いひひひ…。」
剛「萌ちゃんも子供みたいに小さくてサイコーだな。」
雛「やっぱり、子供扱い……。」
0579名無しさん@ピンキー2022/10/14(金) 09:54:44.22ID:yM2VgL17
……二人羽織(2)……

雛「ところで、コレ、なに?持ってたの?」
剛「何年か前に買った。」
萌「あたしも初めて見るわ。」
陸「どうしよかな…マズイな……。」
雛「どっちが勝ってんの?」
剛「俺が優勢かな。」
萌「へえー。剛くんが強いのね。」
雛「ちゃんと、白黒つけなさいね。」
陸「お。そうそう。まさに、『白黒つける』ゲームだからね。」
萌「コレ、オセロだっけ?違うわね?」
剛「確かにオセロも白黒だけどな。」
萌「コレは剛くんがゲットしたやつ?」
剛「そうそう。取ったやつ。」
雛「あたしも触っていい?」
陸「雛ちゃん、わかるの?」
雛「少しならね。」
陸「じゃあ、俺の番だから、あそこに置いて。」
雛「囲える?ここに置いていい?」
剛「そこは『ダメ』だよ、姉ちゃん。」
陸「そうそう。そこは、まさに『駄目』なんだ。」
剛「そこ、駄目という場所だから、置けないよ。」
萌「そういえば、あたし、聞いたことあるわよ。ダメっていう言葉の由来とかなんとか?」
剛「おお、萌ちゃん、すげー。詳しいな。」
雛「そうなんだ〜。囲碁が由来なのね。」
萌「ところで、あたしたち、二人羽織みたいね。」
雛「後ろの人も見てるから違うけど。」
0580名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 09:59:49.37ID:9p/eiPWe
……正座(1)……

萌「雛ちゃん、好きな星座は?」
雛「あたしは、乙女座。」
萌「あたしは、餃子。」
雛「美味しいじゃん!」
萌「ねえねえ、男の子たち、また何かやってる。」
雛「ホントだ。大きい体で珍しく正座してるわね。」
萌「雛ちゃん、好きな正座は?」
雛「どっちの?」
萌「見に行こ。」
雛「ねえ、どっちのよ?星の?足の?」
萌「2人とも真剣な顔してるわ。」
雛「すわる正座なら、あたし、嫌い。痛いもん。」
萌「あたし、コレ、見たことあるかも〜。」
雛「んも〜、聞いてないし。萌ちゃんは、イケメンマッチョに夢中なんだわ。」
萌「陸くん、背中、大きいね。」
陸「今は、戦闘中だから。ゆっくり後で可愛がってあげるから。その小さいカラダで待ってな。」
萌「あら。小さいカラダが狙われちゃった?」
雛「萌ちゃんは陸くんに圧倒的体格差で、オモチャにされちゃえばいいわ。なーんてね、ウソウソ。」
陸「……どうなってるかな?これ、、、。」
剛「姉ちゃんは、俺が相手にしてやる。待っとけ。」
雛「やだ〜っ。おっきいオオカミさん、コワ〜い。」
剛「……………。」
雛「剛?」
剛「……陸の番だぞ。」
陸「すみません。もうちょっと待ってください。」
萌「……戦闘中みたい。」
雛「………。」
0581名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 10:22:05.29ID:9p/eiPWe
……正座(2)……

雛「ねえ、あたしにも見させて〜。」
剛「おいコラ、背中に乗ってくるな。」
雛「あたし、重くないでしょ?」
剛「子供みてえだな。」
雛「子供でいいもん。オトナだけど。135センチで32キロの子供だもんっ。」
剛「やばっ。クソかわええ〜。」
陸「…………。」
萌「体格差萌え〜。あたしも萌。」
剛「…………。」
陸「…………。」
雛「あたし、ジャマ?」
剛「いや。なかなか良き。オッパイの感触とか。」
雛「いやん。背中で感じるの?」
剛「おう。」
萌「あたしも、陸くんの背中にっ。」
陸「おっと〜。びっくりしたあ。」
萌「あ、ごめんね。集中してた?」
雛「どっちが勝ってるの?」
剛「………。」
陸「………。」
雛「戦闘中も良いけど、逃走中もいいわね。」
萌「カラダが小さいと、隠れやすいんだっけ?」
0582名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 10:47:33.17ID:9p/eiPWe
……正座(3)……

陸「もう取ってしまうかな?」
剛「待ったはナシだからな。」
雛「あ、キンがある。タマもあるわ。」
剛「姉ちゃん、続けて言って。」
雛「なんで?」
剛「だから。何があるって?」
雛「キン?あと?タマ?……あっ!」
剛「で?」
雛「やだあ〜、剛ったらあ〜。」
萌「いっぱい歩くのがあるね。」
陸「飛んでみるか。」
剛「お。陸、いいのか?それで?」
陸「え?マズイっすか?」
剛「待ったする?」
陸「いや、これでいいっす。」
剛「高跳びの桂、歩の餌食だな。」
萌「なにそれ?」
剛「将棋の格言だよ。」
雛「初めて聞いた〜。」
陸「超小柄な女の子、大男の餌食だな。」
剛「おっ、うまい!」
萌「雛ちゃん、あたしたち、おいしそうなんだって。」
雛「その、うまい、の意味じゃないと思うわ。」
萌「そんな格言ってあるの?小柄な女の子がエジキにされるのみたいな?」
雛「あるわけないでしょっ。」
剛「あるよ。」
雛「きゃああああ!急に立ち上がらないで。」
剛「もう陸が投了したから。おんぶするぜ。」
萌「陸くんは?」
陸「俺、駒を片付けないと。」
萌「あたしもオンブされたいっ。」
0583名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 11:47:04.21ID:9p/eiPWe
……正座(4)……

雛「あたし、調べたわよ。」
剛「いってえ……調べたって何を?」
雛「正しくは、桂の高跳び、歩の餌食でしょ?」
剛「俺、何て言った?…ああイタっ。」
雛「足、しびれてるの?」
剛「正座はキツいぜ。いったん座る。」
雛「大丈夫?陸くんもダウンしてるみたい。向こうで。」
剛「姉ちゃん、初めて聞いた〜とか言ってなかったか?」
雛「意味が分からないから調べたの。戦闘中に。」
剛「戦闘中じゃなくて、対局中だね。」
雛「剛が言ってたのが、すぐ検索で出てこなくて、似たのがあって、剛、ちょっと違ってたわね。」
剛「コノヤロ、ひとの揚げ足を取りやがって。」
雛「あら。揚げ足を取る、なんて、よく知ってたわね。剛の足は今、痺れ足?」
剛「お?なんか俺のこと、バカにしてる?」
雛「どうせ、足がシビレて歩けないんでしょ?あたしを捕まえてごらんなさいよ。」
剛「なんだと?」
雛「きゃあああああ!!!」
剛「残念だな。もう回復してんだよ!」
雛「うっそぉ〜!!いやあ……ん。」
剛「可愛くてマジたまんねえなあ、コノヤロー!!」
雛「そんな、強く抱きしめないでっ。」
剛「姉ちゃん。ちっちゃずぎるカラダ、包み込んじゃうよ〜。」
雛「手加減して……萌ちゃんは?」
剛「萌ちゃんは、陸に。うっひひひひ…。」
雛「声が聞こえて来ないよ?」
剛「陸のベッドかな。」
雛「え……。ホントなの?」
剛「俺たちも行く?」
雛「あたし、弟はイヤ。」
萌「あらあ、雛ちゃん、なにをイチャイチャしてんのお〜?」
雛「あ!萌ちゃん、無事なの?」
萌「無事ってなにが?」
雛「陸くんは?」
萌「勉強してる。将棋の。」
剛「陸、負けて悔しかったみたいだな。」
萌「歩く、と書いて、ふ、と読むのね。」 
剛「あと、タマと書いて、ぎょく。陸が持ってた王様。ちなみに、俺のは、おうと書いて、ぎょく。字が違うから。」
雛「あたし、陸くんのを見たんだ。アレ向きがこっち向いてたわ。」
剛「アレは、駒のことだな。」
雛「っていうか…剛……どさくさに紛れて、あたしの胸、触らないでっ!」
剛「触るなって言われてもなあ。」
萌「そりゃあさあ、子猫が熊に捕獲されたら仕方ないわ。」
雛「ねえ剛、ほら、萌ちゃんが襲われたいらしいわよ。」
剛「今は、可愛い姉ちゃんと遊ぶので忙しいから。」
萌「だってさ。可愛い雛ちゃん。」
雛「………んもっ……。」
0584名無しさん@ピンキー2022/10/28(金) 12:02:36.40ID:wi1Ygj+5
……剛&雛・挑戦(1)……

剛「おいおい、姉ちゃん、姉ちゃん。」
雛「なんなの?いかにも怪しい感じ……。」
剛「俺と勝負しねえか?」
雛「え?勝負?なんの?」
剛「ま、ちょっとした挑戦かな。」
雛「あたしと勝負とか、剛が言い出した時は、たいてい自分が楽勝って確信してる場合なのよ。絶対、そうに決まってるわ。」
剛「内容を聞いてみないと分からないだろ?」
雛「女のカンで分かるもん。」
剛「さあ、そのカンっていうヤツは当たってるのかな?」
雛「あたしが超絶か弱くて小さくて非力な女の子だから、手加減は一応するけど、それでも最終的には男の力で圧倒的に勝って喜ぶ、っていうところかしら?」
剛「いや、全然違う。」
雛「あ、違うんだ…。」
剛「俺は、男の腕力は一切使わない。なら、どうだ?」
雛「ホントに?だって、足は?蹴られたらヤバいよね?」
剛「もちろん、足も使わない。」
雛「じゃあ、どういう勝負なの?将棋とか、頭を使う系?あ、でも、剛には将棋も勝てないけど。」
剛「どうする?挑戦する?」
雛「やっぱり、ここで逃げたらダメだわ。女の意地よ。で、どんなの?」
剛「それは……。」
0585名無しさん@ピンキー2022/10/28(金) 12:44:24.66ID:wi1Ygj+5
……剛&雛・挑戦(2)……

剛「俺は、こうやって、仁王立ち!」
雛「へっ?仁王立ち?」
剛「俺は、このまま動かない!」
雛「どうなったら、あたしの勝ちなの?」
剛「姉ちゃんは俺を一歩でも動かしたら、姉ちゃんの勝ち。」
雛「なるほどね〜。制限時間は?」
剛「60秒で。」
雛「あたしは、何でもアリ?」
剛「いわゆるスモウだな。姉ちゃんは、足の裏以外が床に付いたら負け。俺の勝ち。」
雛「分かったわ。分かったけど、剛のカラダが見上げるくらい大き過ぎて、もう自分が子供みたいに思えちゃう。こんな勝負なんかする姉弟なんて、世の中にいるのかしら。いないわよね。」
剛「って、俺を油断させといて、いきなり体当たりして……。返り討ちだ。うおりゃああ!」
雛「あっ!うっ!きゃっ!!!」
剛「ほら。俺の勝ち。俺は何もしてないのに自分で倒れた姉ちゃんの負けだ。」
雛「んも〜!剛が何もしてないなんてウソよ!剛の腰のあたりで、なんか押し返されちゃったわよ!吹っ飛んだわ、あたし。」
剛「俺、ホントに手と足は使ってないからな。(腰は使ったけどね…)」
雛「うんんんっ、そうなあ……。」
剛「体重だな。俺は110キロあるし。」
雛「やだあ。3ケタ?あたし、32キロなのに。」
剛「3倍以上、俺の方がデカいから、そうりゃあ、こうなるさ。」
雛「で?なにか、あたしにバツゲームとか?あるの?」
剛「お?自分から言ってくれた。じゃあ、ハロウィンのコスプレで。」
雛「ハロウィンの仮装?今からすればいいの?」
剛「おう。俺の好みは知ってるよな?」
雛「もおっ、そんなに至近距離で上から見下さないで。怖いよお〜っ。分かったからっ。ちょっと待ってて。」
0586名無しさん@ピンキー2022/10/28(金) 13:18:11.56ID:wi1Ygj+5
……剛&雛・ハロウィン……

雛「特別に、剛にだけに見せるわね。」
剛「おお!なかなか良いねえ!」
雛「何のコスプレか、分かるかしら?」
剛「小学校4年生女子。」
雛「ううん。違うっ。」
剛「幼稚園の園児?」
雛「もっと違うわっ。」
剛「セクシーエロチビバカ女。」
雛「ふざけてる?」
剛「アニメの、チビなんとか。」
雛「チビって言いたいだけ?」
剛「確かに、俺の好みでは、ある。」
雛「じゃあ、正解を言うね。」
剛「なんだ?」
雛「アイドル風の超ミニスカ衣装でえ〜すっ!」
剛「………………。」
雛「なんで無言?生足をガン見してるでしょ?」
剛「いやあ、姉ちゃん、めちゃくちゃ華奢で細いよなあ。カラダちっちゃいよ。マジで。」
雛「ところで、剛も何かのコスプレ?なんか筋肉が目立つようにアピールしてる?」
剛「俺はね、かなり昔のマンガで見つけたヤツなんだよ。」
雛「なに?どんな?マンガ?」
剛「レイプマン。」
雛「れ…い…ぷ…ま…ん…??」
剛「肉まん、あんまん、の種類じゃねえよ。」
雛「あ、あ、きゃああああああ!!!」
剛「おらおら、どうした?必死に抵抗してみろや。そんな細い腕で、俺から逃げられるかな?うっひゃひゃ……」
雛「ねえ、、、剛……冗談でしょ…?」
剛「冗談だよ。バカやろう。なあ、姉ちゃん、怖かったろ?」
雛「やだああ……ヒドいわ………それがレイプマンなの?」
剛「マンガの中でね。」
雛「ねえ、剛。あたし、怖かったから、あたしを包み込むように優しく抱きしめて、安心させて。お願い。」
剛「おお、おお、よしよし、姉ちゃん、可愛いぞ。たまんねー!俺が守ってやるから、安心しな。」
雛「ありがとう。」
剛「そのかわり、たまに、俺と遊べ。」
雛「たまに、じゃないわ……いつも、だわ。」
0587名無しさん@ピンキー2022/10/31(月) 09:58:18.45ID:XZTZqUgP
……コスプレ(1)……

萌「きゃっ!2人とも上半身ハダカなのっ!?」
陸「びっくりした?コレでも仮装。」
萌「何かのキャラ?」
剛「俺も陸も、格闘ゲームに出てくる筋骨隆々の男のキャラクターのつもり。」
陸「キャラの名前はアイマイなんだ。」
萌「へぇ〜、アイマイなんだぁ〜。」
雛「おまたせぇ〜!」
剛「待ってねえけど。」
雛「萌ちゃんに言ったのっ!え、、、きゃっ!」
萌「2人、コスプレらしいわよ。」
雛「やだあ〜、脱いじゃってるのぉ〜?」
萌「格闘ゲームの何かなんだってぇ。」
陸「俺は筋肉が足りなくて、再現率が低めだけどね。」
剛「俺は一応、カラダのデカさは、そのままだろ?」
雛「だろ?って言われても、元を知らないから、全然分からないわ。」
陸「っていうか、気になるんだけど……。」
萌「なにが?」
0588名無しさん@ピンキー2022/10/31(月) 10:25:28.51ID:XZTZqUgP
……コスプレ(2)……

陸「可愛いと思ったら、耳が付いてる。」
萌「あ、やっと、気づいてくれたわ。」
陸「いつも可愛いから、気づくの遅れたよ。」
萌「あはっ。あたしは黒猫よ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんは白猫か?」
雛「そう。可愛いでしょ?猫ちゃん。」
剛「あ、間違えた。子猫ちゃんだ。たった135センチしかない子猫ちゃんだ。」
雛「あたしの身長は関係ないじゃん!」
萌「体長135センチもある猫は、まず、いないってことよね。」
陸「さあ、子猫ちゃんたち、食べちゃうよ〜。」
萌「あたし、こっちの胸板がいいわぁ〜。」
陸「おっとっ〜、黒猫ちゃんは、俺に抱かれたいんだなあ。」
剛「じゃ、白のチビ猫ちゃんは、こっち来いよ。」
雛「来いよなんて、エラソーだわ。チビじゃないもん。猫ちゃんとしては普通だもん。」
萌「普通って何かしら?」
剛「俺、思いっきり可愛がるよ。」
雛「うん、優しく包み込んでね。」
剛「ちょっとくらい鳴いてみろよ。」
雛「泣かないわ。剛のこと、怖くないもん。」
剛「猫だったら、ニャー、とか鳴くだろ?」
雛「あ…、ごめん、そういうことね。」
剛「コスプレしてるんだろ?猫だよな?」
雛「……はい…猫です…撫でてください…。」
陸「俺は、とっくに撫でてる。」
萌「うふふっ……。」
0589名無しさん@ピンキー2022/11/11(金) 10:51:17.17ID:6A7bzhg2
……剛&雛・ふたりっきり……

雛「萌ちゃんと陸くんは居ないの?」
剛「おう。今はチビロリと俺だけ。」
雛「ん?チビロリ?」
剛「あ。あれ?ロリチビだったかな?」
雛「ロリチビって、何なの?あたしのこと?」
剛「聞いたことない?」
雛「言葉は知ってるわよ。でもさ…。」
剛「どっちだっけ?チビロリとロリチビ。」
雛「んも〜、どっちでも良いわよ。」
剛「どっちも言って良いってことだな?」
雛「ううっ…あたしのこと、そんな風に言うなんて…。」
剛「ま、チビロリで良いかな。」
雛「良くないわよ。確かにチビだけど、ロリが付くと、なんか嫌だ。ヒドいわ…あーんっ。」
剛「ところで、姉ちゃん、下、穿いてるの?」
雛「なんで?」
剛「座ってると、太ももがあらわになってて、見えそうで見えないから。」
雛「ギリギリのライン、攻めてみたの。こういうの、好きなんでしょ?」
剛「ソファーに座ってたら、姉ちゃん、俺と話しやすいだろ?」
雛「見上げてたら、首が疲れちゃうの。」
剛「俺は、上目遣いは好きだけどな。姉ちゃんを見下ろしてると、可愛くて、たまんないけどな。」
雛「だから、あたし、ロリチビなんて、言われちゃうのね。」
剛「やっぱり、ロリチビにする?」
雛「どっちも嫌なの。普通に、姉ちゃんって呼んでほしいわ。チビは禁句にして。あぁ、せめて、140センチほしい…。」
剛「140センチでもチビだけどな。」
雛「なんで剛って、そんなに大きくなったの?」
剛「めっちゃ小さい姉ちゃんと、圧倒的な体格差で遊ぶためだよ。」
雛「ヒドいなあ、もおっ。それ、面白い?楽しい?」
剛「うっひひひひ……。」
雛「くそっっっ……。」
剛「姉ちゃんと2人か…。何しようかな…。」
雛「……。」
0590名無しさん@ピンキー2022/11/11(金) 11:52:51.40ID:6A7bzhg2
……陸&雛・お迎え……

陸「ただいま〜。」
雛「あら、陸くん、おかえりなさい。」
陸「お、雛ちゃん、待っててくれたんだ。」
雛「たまたま、通りかかっただけ…。」
陸「おお〜おいでおいで、よしよし。」
雛「あたしは飼い猫か。」
陸「今日も可愛いねえ〜。」
雛「きゃっ!あぁ〜、もう少し軽くギュっとして〜!痛いよお〜!」
陸「おお、ごめんごめん。」
雛「今の状況、あたしは、普通に立ってて、陸くんは、膝を床に付けてて、それでお互いの顔が近くにくるくらいの身長差なのね。」
陸「どうした?当たり前だろ?雛ちゃん、今さら何を言ってんの?」
雛「陸くん、たとえばね、年上の女性に対して、敬語を使うとかは、どう思う?」
陸「年上の女性って、雛ちゃんのこと?」
雛「あたしも萌ちゃんも、陸くんよりも、9歳も年上なのよね。」
陸「でも、見た目は、俺から見たら、雛ちゃんは子供みたいに小さくて可愛い女の子。いいじゃん。タメで。」
雛「うわっ…はっきり言われた……。」
陸「何か文句ある?」
雛「小さくて可愛い女の子…か…。可愛いって言われると喜んじゃう…。いいの?それで?あたし?やっぱり、チビだから、ナメられてる?」
陸「いっひひひ…コレは、萌える…萌え萌え……雛ちゃんのカラダ、柔らかいし、華奢だし、強く抱きしめたら、折れそうなくらい細いし、優しくしてやるからね。大丈夫だよ、雛ちゃん。」
雛「ねえ、あたしたち、いつまで玄関口に居るつもりなの?」
陸「そうだな。」
雛「きゃああっ!」
陸「子猫ちゃんは抱っこしたくなるよな。」
雛「だから、猫扱いしないで。」
陸「超ミニスカセクシー猫ちゃんだあ。」
雛「ミニスカ姿の子猫いる?居たら連れて来てみなさいよ。」
陸「鳴いてごらん。」
雛「にやゃぁぁん。」
陸「俺のベッドに寝かそうかな。」
雛「やだあ〜。飼い主さんに乱暴されちゃうっ。」
陸「おっ、ノリがいいじゃん、今日の雛ちゃん。そういえば、猫じゃなくて、ニワトリだったら、ちょうど良かったのにな。名前がヒナだし。」
雛「ニワトリの赤ちゃん、ヒヨコの雛?」
陸「それそれ。」
雛「きゃっ!んもおおっ!陸くん、あたしを降ろすとき、サッとオッパイを揉んだわね?ホント、エッチなんだからっ。しょうがないわね。男の子ってっ。」
陸「へへへへ……。」
0591名無しさん@ピンキー2022/11/14(月) 09:35:13.16ID:sMLHM/cM
……涙腺崩壊(1)……

陸「先輩、ヤバいです。なんか、女の子たちがリビングで泣いてます。」
剛「泣いてる?おまえ、まさか、また…。」
陸「俺じゃないっすよ。先輩が泣かせたんじゃ…。」
剛「今回は俺じゃねえ。ちっちゃいカラダの姉ちゃんを軽々と持ち上げて、布団の上に豪快に放り投げたりして、怖がらせて、か弱い女の子を泣かせたりは、今回は、してないし。」
陸「俺だって、自分よりも遥かに小さくて非力な萌ちゃんを、体格差にモノを言わせて遊んで、泣かせた記憶は、本日は無いっす。」
剛「じゃあ、今、姉ちゃんと萌ちゃんが泣いてるっていうのは、俺たちのせいじゃないってことか?」
陸「確かめに行きます?」
剛「そうだな。」
0592名無しさん@ピンキー2022/11/14(月) 10:27:58.24ID:sMLHM/cM
……涙腺崩壊(2)……

雛「………(泣)」
萌「………(泣)」
雛「この子、手話なのに。演技力、すごっ。」
萌「あ、このシーンね……。ヤバっ……。」
雛「ああ…あれ…ティッシュが切れたわ。」
萌「待って、あたしが取りにいってくる。」
雛「ちょっと1回、止めとくね。」
萌「うん。」
雛「もう……コレは、マジで泣いちゃう……カラダの大きい男の子たちにセクハラされた時よりも泣いちゃう……」
萌「はい。箱、開けとくね。いいわよ、続き。」
雛「オッケー。」
萌「あ、ここからなの。ヤバいトコ。」
雛「2回目なのに。涙が溢れるわ。」
萌「ホントに切ないわ。なんなの…。」
雛「あ、萌ちゃん、待って、男の子たち……。」
…………
剛「おう、姉ちゃん、スマホ見て、何してんの?」
雛「なにって、ドラマよ。」
剛「お?ん?静止画面?」
雛「あんたが話しかけてきたから、中断したの。」
剛「俺のせいかよ。」
陸「なるほど。集中しないとダメなヤツだ。」
萌「コレね、倍速視聴はNG的な。」
陸「俺、コレ、知ってるよ。昨日、録画しなかったの?」
萌「したわよ。コレは、見逃し配信。」
雛「リアルでも、ちゃんと観たわ。だけどね、2回目を観てたの。」
剛「見逃してねえじゃん。」
雛「うるさいわね。それでも、こういうのを、見逃し配信って言うのよっ。」
陸「続き、観ないの?」
雛「2人でイヤホンで視聴してたら、あんたたちが来ちゃったから。」
剛「俺たちが邪魔したみたいじゃねえかよ。」
萌「確かに邪魔だったかも。」
雛「うん。すごく邪魔。せっかく観てたのに。」
剛「そんなこと言うなら、俺たちにも付き合ってもらうよ。なあ、陸。」
陸「そうだね。俺は雛ちゃんにしよっと。」
雛「きゃあああああ!!やだあああ!!」
萌「きゃあああああ!!剛くんっ!!」
雛「やーんっ…あたし、また、号泣しちゃうわ〜。」
萌「別の種類の涙かしら……。」
剛「今日も萌ちゃん、超軽いね。」
陸「今日も雛ちゃん、超ミニがセクシーだな。」
雛「いやーんっ…ドラマの続き……観たいわ…。」
0593名無しさん@ピンキー2022/11/18(金) 09:46:24.37ID:IC23dAcQ
……速報……

萌「トイレ行ってくるから、一時停止しといて。」
雛「りょうか〜い。」
…………
萌「おまたせ〜。」
雛「ねえねえ、巻き戻しって、今も言うんだっけ?」
萌「早送りは言うかなあ。」
雛「でも、巻き戻しって、巻いてないもんね。今はテレビの録画で、テープは使ってないし。」
萌「そうよね。どうなんだろ。」
雛「再生するわよ。」
萌「うん。……あっ、速報だよ。何かしら?地震かな。」
雛「え。なに。地震?は?」
萌「地震だ。どこかしら?近く?あれ?今、揺れてないわよね。スマホでチェックしよ…。」
雛「確かに昨日は揺れた。でも、今観てるテレビ、録画だから。」
萌「………あはっ…ヤバっ、あたし…。」
0594名無しさん@ピンキー2022/11/18(金) 10:02:41.04ID:IC23dAcQ
……判別……

萌「昔ね、ドラマの中で、マスクをして仕事したり、生活してるっていう設定みたいなのがあったでしょ?」
雛「うん。あった、あった。観た記憶、あるわ。」
萌「俳優さんとか女優さんが、セリフを言ってる時にぃ〜、誰が話してるのかぁ、分からない時、なかった?」
雛「それ、わかるぅ〜。それほど有名じゃない俳優さんだとぉ、声だけでは、ちょっとね。」
萌「男女の判別はできるのよ。」
雛「マスクしてたら、口が見えないのよ。呼吸でマスクが少し動くのを見るしかないのよ。」
萌「日常生活でも同じだけど。」
0595名無しさん@ピンキー2022/11/18(金) 11:29:11.32ID:IC23dAcQ
……剛&雛・自慢……

剛「姉ちゃん、マジで美脚だな。」
雛「あら、ありがと。ほめられたら、素直に嬉しいわ。」
剛「腕も簡単に折れそうなくらい細いな。折ってみようか。」
雛「そんな…冗談やめて。。。。」
剛「姉ちゃんは、めちゃくちゃ華奢で、ちっちゃくて可愛い女の子で、俺の自慢の姉ちゃんだ。」
雛「そうなの?嬉しくて照れちゃうっ。」
剛「いつも生足で美脚自慢ばっかりする姉ちゃん。」
雛「ん?それはホメてるの?ディスってるの?」
剛「姉ちゃんが美脚自慢なら、俺は筋肉自慢だな。俺の筋肉、見たい?」
雛「べつに間に合ってるわ。いいかげん、もう、見飽きたわ。」
剛「姉ちゃんは握力、いくつだっけ?」
雛「突然、なに?」
剛「俺は70キロくらい。」
雛「え、、70キロ?…そんなにあるの?ああ、もう、凄いとしか言えないわ。」
剛「おう、やっと、俺のこと、ホメてくれたな。で、姉ちゃんの握力は?」
雛「あたし?あたしは、たったの15キロくらい。ホントに、か弱い女だから、優しくしてほしいわ。」
剛「おお〜、握力が俺と4倍以上違う、姉ちゃんみたいな、超か弱い女の子って良いよな。うひひ…。」
雛「剛って、あたしとの体格差とか腕力差とかの話をするとき、すごく嬉しそうなのね。もうねえ、弟に完全にナメられて、姉としての威厳は皆無だわ。」
剛「俺、既に、今、姉ちゃんの超ミニ姿で興奮してんだけど。襲っていいかな?」
雛「あたしが抵抗してムダなんでしょう?剛って、か弱くて小さな女の子が、力が強くて大きい男の子に襲われたときの恐怖、わかってるのかしら?あたしと萌ちゃん以外の女の子を襲わないでよ。捕まるわよ。」
剛「確かに、すぐに姉ちゃんは捕まるな。そりゃあ!」
雛「きゃあああああ!イヤだあっ!捕まるのは、あたしじゃあなあああいっ!!」
剛「もちろん、萌ちゃんと姉ちゃん以外に興味はないから、安心しな。」
雛「外で彼女くらい作ればいいのに。」
剛「めちゃくちゃ小さい年上の女の子、なかなか見つからないからね。」
雛「そうですか。特殊な趣味をお持ちだこと。あっ、いやーんっ!そんなトコ、触らないでっ!エロオトコっ!」
剛「どうせ、俺はエロ男です。姉ちゃん、俺と楽しいコトしようぜえ〜。おチビちゃんは捕まえてしまえば簡単だな。」
雛「きゃっ!!ヒドい言い方だわ。ふざけた弟ね。いつか、ミニスカポリスになって逮捕しちゃうわよ。」
剛「お!よろしく。逮捕してくれ!」
雛「もおっ……。」
0596名無しさん@ピンキー2022/11/25(金) 10:09:37.52ID:8AO+vjYu
……肌ざわり……

萌「ねえねえ、コレ、とっても肌ざわりが良いの。」
雛「え〜、なになに?」
萌「雛ちゃんの分も買ってきてあげたわよ。」
雛「えっ、ほんと?嬉しい〜。」
萌「試着してみる?」
雛「うん、せっかくだもんね。そうするわ。」
萌「あら、ヤバっ。雛ちゃんが着替えるときに、ドアが開けっ放しだったわ。」
雛「そうよ。エロ男たちに見られちゃうわ。」
萌「エロ男って、本人に聞こえてたら、どうするの?」
剛「ん?おっ!萌ちゃん!」
萌「ひゃっ!つ、つ、剛くん……。」
剛「なにしてんの?」
萌「あの〜、ちょっと今、入っちゃダメ。」
剛「なんでだよ?エロ男に見られたらマズいのか?」
萌「今ね、雛ちゃんが試着中なのよ。」
雛「剛……。たぶん、強引に部屋まで入ってくるわね……。」
萌「きゃっ!あーんっ……」
剛「おっと、ようっ!姉ちゃん。エロ男が登場だぜ。」
萌「雛ちゃん、ごめんっ!無理……。」
雛「大丈夫よ。仕方ないわ。萌ちゃんの小さなカラダで、巨人の侵入を阻止できるわけないわ。」
剛「誰が巨人だ!姉ちゃん、チビこら!食っちゃうぞ!」
雛「やだあ〜、食べないで〜。」
剛「なんだ?試着って?」
萌「あたしが雛ちゃんに買ってきてあげたのよ。」
剛「あ、その、下着みたいなやつか?」
萌「みたいじゃなくて、下着なの。」
雛「どうかな?」
剛「華奢で細いカラダが強調されて、なかなか良い感じだな。抱き心地が良さそうだぜ。」
萌「んも〜、抱きしめたいだけじゃん。」
雛「でもね。確かに肌ざわりがサイコーよ。なめらかなの。」
剛「おう、そうか。俺が確認してやる。」
雛「きゃああ〜っ!」
萌「剛くんっ!セクハラ〜!!!」
剛「姉ちゃん、ブラジャーしてないな。」
雛「あ、コレね、ブラキャミなの。」
剛「なに、ソレ?」
萌「検索して調べなさい。女子のアイテムの勉強になるわ。」
剛「ホントだ。なめらかだなあ。」
雛「剛!!いいかげん、触りすぎだわっ。だから、エロ男だって言われちゃうのっ!」
0597名無しさん@ピンキー2022/11/25(金) 11:03:09.83ID:8AO+vjYu
……陸&雛・キョウイ……

陸「雛ちゃんてさ、巨乳だよね?」
雛「え?いきなり何を言うかと思ったら。」
陸「ちょこまか動くときに、胸が揺れてるんだよね。」
雛「そうなの?ブラキャミを着けてたら、そんなに揺れないのかと思ったわ。」
陸「なに?ブラ、なに?」
雛「ブラジャー付きのキャミソール。女性用の下着よ。」
陸「へえー。そんなのがあるんだ。」
雛「陸くんは、確かめなくていいからね。」
陸「確かめるって、なにを?」
雛「あ〜、大丈夫、大丈夫。こっちの話。」
陸「雛ちゃんは、バスト、いくつだっけ?」
雛「陸くんて、はっきり聞くタイプ?」
陸「雛ちゃんは、カラダが凄く小さいわりに、胸が大きいのかな〜ってね。」
雛「うん。あたしも自分でも思う。」
陸「で?」
雛「はいはい。具体的に何センチかってことね。今は、バスト77センチで、Cカップよ。」
陸「おお〜そんなもんかあ…へえー。」
雛「あたし、華奢だから、こんなものよ。アンダーサイズが細いのよ。」
陸「俺は、大台に乗ったよ。」
雛「えっ?大台って?」
陸「俺の胸、100センチ。まあ、マッチョな男としては、大したことないけど。」
雛「剛もだけど、あたしよりも胸が膨らんでて、羨ましいわ。」
陸「剛先輩は、胸囲が120センチあるらしいよ。」
雛「は…?ひゃくにじゅうぅぅ〜!あたしより、胸まわりが43センチも大きいってこと?」
陸「驚異的な胸囲だね。」
雛「うふっ。」
陸「ちょっとウケた。」
雛「あんな逞しい胸囲の弟に襲われたら、あたしにとっては、脅威だわ………どう?」
陸「まあまあだな。」
雛「ううう、なによっ、まあまあって〜。ヒドいわっ。頑張ってダジャレ、見つけたのにっ。」
陸「雛ちゃん、今日一番可愛いよ。」
雛「今日?今日の一番?どういう意味かしら?」
陸「ああ〜、ちょっと無理があったかあ〜。雛ちゃんには気づかれない、ダジャレ……。」
雛「???ダジャレ?言った?」
陸「いや、いい。そのかわり、俺と一緒にイチャイチャしようぜ。」
雛「いやああんっ!わかったわっ!キョウイチバンカワイイの、キョウイ!」
陸「もう遅いよ。襲うよ。」
雛「おそい、と、おそう……なに?それもダジャレ?ヤバっ……サイアク……。逃げなくちゃ……。」
陸「俺のパワーもキョウイだろ?おお〜、雛ちゃん、チビなのに、なかなか良いオッパイしてるじゃねえか…いっひっひ…。」
雛「きゃあああああ!!!脅威〜!!!」
0598名無しさん@ピンキー2022/12/02(金) 17:07:47.83ID:RSPjw75E
……剛&雛・膝立ち……

雛「ただいま〜。」
剛「姉ちゃ〜んっ!おかえり!」
雛「えっ?なんのポーズ???」
剛「さ、おいで。」
雛「あたしと目線の高さを合わせるために、膝立ちして、両手を広げて、わかったわ、あたしをハグしたいのね。」
剛「だからっ、姉ちゃん、おかえりって!」
雛「低くなってくれて嬉しいわ。ちゃんと、剛の顔を正面から見られるんだもん。」
剛「ほらほら、姉ちゃん、むぎゅー!」
雛「んんんんっ…なんか恥ずかしいわ。」
剛「姉ちゃん、カラダ、めっちゃ細くて、もうね、こりゃあ、守ってあげたくなるぞ。」
雛「うん。守って。」
0599名無しさん@ピンキー2022/12/02(金) 17:20:18.42ID:RSPjw75E
……剛&雛・スカート……

剛「姉ちゃん、このスカートの長さってさ。」
雛「短い?」
剛「もうちょい、こうやってさ、女子高生が放課後にやってるみたいにさ。」
雛「剛、見たことあるの?」
剛「あるよ。折り曲げてるトコ。」
雛「こんな超ミニにしたら、階段とかで見えちゃうわよ。」
剛「いや、家で俺と居る時だけだよ。まあ、このくらいだな。ギリギリがサイコーだな。うん。」
雛「てっきりスカートが短かすぎて、怒られるとおもったら、逆だったわ。」
剛「エロ男をナメんな。」
雛「エッチなのもいいけど、あんまり触らないで。くすぐったいっ。」
0600名無しさん@ピンキー2022/12/02(金) 18:00:19.29ID:RSPjw75E
……陸&萌・マンガ……

陸「萌ちゃんはマンガは読む?」
萌「あまり読まないわ。陸くんは?」
陸「スマホでね。アプリとか。」
萌「どんなタイプの?」
陸「無料で読めるやつとか、あと画像。」
萌「どんな?少年マンガ?」
陸「ん〜、ちょっと、俺の好みがあって。」
萌「男女の恋愛モノでしょう?」
陸「たとえば、高身長で筋骨隆々のマッチョな男と、めちゃくちゃ小さくて華奢な女が、付き合ってる、みたいな感じの。」
萌「へえー、とてもマニアックだけど、陸らしいと言えば、そうかも。」
陸「女の方が年上だと、なお良いね。」
萌「マンガだから、かなり体格差を強調して描いてるのよね。腕の太さが5倍くらい違う見た目でね。肩幅が倍以上違うとか。」
陸「イラストでも、カップルの身長差が40センチ以上あると、画像を見て興奮するんだけど。」
萌「あたしと陸くんみたいなカップルを想像しちゃうわ。」
陸「俺が190センチ90キロで…………。」
萌「あたしは142センチ36キロよ。」
陸「この体格差が良いよな。やっぱり、リアルカップルが良いな。」
萌「雛ちゃんは135センチだから、陸くんと55センチの身長差よ。マンガの世界でも存在しないんじゃない?」
陸「でも、身長差60センチカップルのアダルトのやつ、あったよ。」
萌「ダメよ。未成年が観たら。雛ちゃんとこの姉弟は、身長差67センチだもんね。マジで父娘みたいな。」
陸「さ、萌ちゃん、すごく可愛いから、お姫様抱っこしていい?」
萌「きゃっ!んも〜、いい?って聞くと同時に抱っこするなんて。あたしが小さくて可愛いから、我慢出来なくなるのね。好きなようにしていいわ。」
陸「マンガより、こういう現実が楽しい。」
萌「あら、そう…良かったわね。」
0601名無しさん@ピンキー2022/12/03(土) 14:07:31.13ID:vKVqvf1R
……宅配……

萌「ねえみんなあ〜!お寿司、届いたわよ〜!」
陸「やったあ〜!寿司だあ〜!」
雛「陸くん、持ってくるの、手伝ってあげて。」
陸「は〜い。」
剛「姉ちゃん、寿司って、久しぶりじゃね?」
雛「そうかしらね。足りると思うんだけど。」
陸「なんか5人前あるみたいだよ。」
剛「姉ちゃん、他に誰か来るの?」
雛「来ないわよ。」
剛「1個、多くね?」
萌「ちょうど良いの。」
雛「そ。ちょうど良いのよ。」
剛「は?なんで?俺たち、4人だよな。」
陸「もしかして、俺が2人前?」
剛「お前だけ、ずるいぞ。」
萌「陸くんも剛くんも2人前よ。」
陸「マジで?よしっ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんたちは?」
雛「あたしと萌ちゃんで、1人前を食べるの?」
剛「それで足りるの?」
萌「あたしたち、小さな女の子は、少なくても足りちゃうの。別にダイエットじゃなくて。」
陸「茶碗蒸しもあるよ。あ、これは、1人1個あるね。」
雛「お寿司に茶碗蒸しって、合うわよね。」
萌「もう食べ始めてるぅ〜、剛くん。」
剛「ん。うめえ。」
陸「あ、、虫だ。どっから入ってきた?」
萌「うわっ、雛ちゃんの茶碗蒸しの上に。」
雛「きゃっ!虫きらいっ!やだあ〜!」
剛「茶碗蒸しに虫か?無視しとけ。」
雛「……」
陸「……」
萌「……」
雛「……さっ、変なこと言う人なんか無視して食べましょ。」
剛「誰が変な人だとお〜、こら!これ食べ終わったら、美味しそうな姉ちゃんも食べちゃおうかな。」
雛「あ、、、また怒らせちゃった……。」
萌「雛ちゃん、大変ね。まあ頑張って。」
雛「んも〜萌ちゃんまで……」
0602名無しさん@ピンキー2022/12/03(土) 14:59:51.33ID:vKVqvf1R
……剛&雛・告白……

雛「あたしね、今日ね、告白されちゃったの。」
剛「なにっ!?コクハク?誰に?」
雛「結婚してくださいって。」
剛「なんだと?結婚?どこのドイツだ?」
雛「ドイツはヨーロッパ。」
剛「冗談言ってる場合じゃねえ。で?姉ちゃんは、なんて答えたんだ?」
雛「大きくなったらねって。」
剛「まあ身長135センチの姉ちゃんが大きくなるまで待てるか?でも、向こうは小さい姉ちゃんが好きで告白したんだよな。」
雛「うふふっ……。」
剛「でも、姉ちゃんの身長、これ以上伸びそうにないし、むしろ、この前、縮んだんだっけ?相手の男の身長って、どのくらいだ?」
雛「身長、気になるの?」
剛「ま、その男、俺よりは低いだろ?」
雛「剛より大きい男性は、そんなにいないわ。」
剛「とりあえず、一度、俺に会わせろや。」
雛「あたしの父親じゃあるまいし。今すぐ結婚するわけじゃないもん。むしろ出来ないし…うふふ。」
剛「男の歳は?姉ちゃんより年上?年下?」
雛「あたしよりだいぶ年下よ。20歳(にじゅっさい)くらいかな。」
剛「へえー、年下なんだ。自分より年上で子供みたいに小さい彼女かあ、モテるよなあ、姉ちゃん。」
雛「そうなの。あたしって小さくて可愛いから。」
剛「俺も好きだもんなあ、姉ちゃん。羨ましいなあ。姉ちゃんと体格差カップルになれるのかあ。」
雛「ねえ、剛。」
剛「なに?」
雛「あたしの話、ちゃんと聞いてる?」
剛「おう、聞いてるよ。」
雛「あたしに告白した彼ね、あたしより背が小さいのよ。」
剛「そんなわけねえだろ。仮に160センチの男でも、25センチ違うぞ?」
雛「だって、さっき言ったつもりよ。あたしより20歳も若い彼だって。」
剛「?ん?にじゅっさい?若い?」
雛「うん。職場でね。保育園の男の子にね。」
剛「なるほどね……。紛らわしい…。」
雛「剛ったら、勝ってに勘違いしてて、可笑しかったわ。」
剛「俺のこと、もて遊びやがって。このやろっ。姉ちゃんよお、さあ俺と遊ぼうか。」
雛「きゃあああああ!!!」
剛「おチビちゃんなんか軽々と持ち上げて、さあ、どうしようかな?このちっちゃいカラダ、たまんねえなあ。レイプごっこでもするか?いっひっひ……。」
雛「いやああああんっ!騙したつもりないのにぃ、ごめんなさああい〜…(泣)」
0603名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 09:57:41.24ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房?(1)……

雛「陸くん、上、押して。」
陸「了解。」
萌「男の子たち、先に乗って。」
剛「何階?」
雛「4階よ。」
萌「あたしたちチビっ子は、下にある車椅子の方用のボタンのほうが押しやすいの。」
雛「そうそう。分からないわよね。大きい男の子は。」
剛「こっちのドアに近いやつで、背伸びして押してくれたら、萌えるけどな。自分の前に140センチ前後の小さい女の子が2人、くぅ〜、可愛いぜ。」
雛「今はダメよ。後ろから抱きしめちゃ。わかった?」
陸「抱きしめちゃいけないってか。途中で人が乗ってきた時、見られるもんな。」
雛「着いたわよ。」
剛「受付は?」
雛「あたしが皆んなの分もしてくるわ。」
萌「あたしたち、3人は、ここで待ってましょう。」
陸「最近は、ここの受けも自動なんだね。」
萌「便利になったわよね。」
剛「店員と接しなくていいんだ。すごい。」
0604名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 10:17:30.89ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房?(2)……

雛「さあ、みんな、行くわよ。」
陸「どこへ?」
雛「部屋に決まってるでしょ。」
萌「みんな、雛ちゃんの後ろ付いてこ。」
剛「姉ちゃん、支払いは?」
雛「部屋代は先に払って、飲食代は帰りにね。」
陸「雛ちゃん、会員証あるの?」
雛「うん。スマホの中にね。QRコードを使うのよ。」
萌「今はカードも要らないわ。」
陸「いくらだった?」
雛「高校生は気にしなくていいわ。」
剛「おっ。8号室か。」
陸「俺、久しぶりだあ。」
雛「さあ、みんな入って。」
萌「雛ちゃん、アレちょうだい。」
雛「萌ちゃん、コレよろしくね。」
剛「なにそれ?」
萌「この受付レシートをここに挟むの。帰る時に精算機で使うから、無くしたらダメなの。ほら、QRコードが付いてるでしょ。」
萌「こっちのレシートは、前払いの分のレシートだから、陸くんにあげる。はい。」
陸「嬉しくないぞ。要するにゴミだろ。」
萌「あたし、トイレに行ってくる。」
雛「あ、萌ちゃん、ちょっと待って。」
0605名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 10:31:33.41ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房(3)……

雛「萌ちゃん、トイレに行くんだったら、みんなのドリンクを持ってきて。」
剛「ワンドリンク制だな。俺、コーラ。」
萌「氷は?」
剛「無し。」
萌「雛ちゃんは、いつものね。」
雛「うん。」
剛「でもさ、か弱い萌ちゃん1人に運ばせていいのか?」
雛「剛、優しいね。ありがとう。」
陸「あ、俺が行くよ。」
剛「おお、よろしく。」
萌「じゃあ陸くん、お願いしま〜す。ありがとう。」
剛「ドリンク、6人分くらい同時に運べる入れ物があったけど、姉ちゃんでは、重すぎて持てないよな。」
雛「そうかも。飲み物って水分だから、とっても重いの。剛だったら、片手でヒョイッて持つかもしれないわね。」
剛「ドリンクバーは無料?」
雛「うん、込み込み。」
0606名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 10:46:16.33ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房(4)……

陸「お待たせで〜す。」
雛「ありがとう萌ちゃんは?」
陸「まだトイレ。」
雛「そういえば、剛、ここ、ワンドリンク制じゃないわよ。」
剛「俺、そんなこと言った?」
雛「ワンオーダー制だから。」
陸「1人1個、頼まないといけないの?」
雛「うん、1個以上ね。」
剛「お、注文も、このタンブレットでするんだな。」
陸「俺、何でもいいっすよ。ポテトとかでも。」
雛「じゃあ、あたし、大皿っぽいの、適当に選ぶわね。」
萌「ごめんね〜、待った〜?オーダーは?」
雛「あたしが適当に済ませたわ。」
萌「そうなの。仕事が早いわ。」
剛「ちょっと、暑くね?」
雛「建物自体には、暖房が入ってるからね。」
剛「エアコン付けよう。」
萌「そうね。冬でも冷房よね。」
雛「みんな〜、ウエットティッシュあるから、使ってね〜。」
剛「姉ちゃん、さすが、用意がいいな。」
0607名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 11:10:14.17ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房(5)……

陸「この部屋は土足禁止なんだね。」
萌「ちゃんとスリッパ使ってる?」
陸「もちろん。」
剛「座る場所はこれでいいか?適当に座ってるけど。」
雛「いいわよ。」
萌「あたしと陸くん、雛ちゃんと剛くん。ダブルデートみた〜い。」
剛「いいねえ。姉ちゃんの細くて華奢な肩をギュッと抱き寄せながら……」
雛「妄想してるところ、悪いけど、店員さんが来たわよ。」
店員「失礼しま〜す。」
萌「ありがとうございま〜す。」
雛「剛、あんた、ドアに近いんだから、受け取ってあげて。」
店員「あ、すみません、ありがとうございます。」
陸「デンモク2個使います?」
剛「そうだな。」
萌「陸くん、最初に歌っていいわよ。」
陸「マイクは1人ずつあるみたいだね。」
剛「さっき、店員が持ってきてくれた。」
雛「あたし、お腹すいた〜、先に唐揚げ食べちゃおっと。」
陸「じゃあ俺もこっちの。ポテトのソースの種類があるのか…どれにしよっかな。」
萌「陸くん、曲、入れてないの〜?」
陸「うん、まだ。俺、カラオケが久しぶりでさあ、何を歌っていいか迷ってんだよね。」
萌「じゃあ、剛くん、歌って。」
剛「そう思って、今から送信するとこ。」
雛「何、歌うの?」
剛「ナツメロ。」
雛「え?それ、最近のやつじゃん?」
萌「10年前くらいだと、もうナツメロ扱いなの。若い子は。」
雛「ホント?信じられないわ。」
0608名無しさん@ピンキー2022/12/12(月) 09:49:36.58ID:Alk0Naey
……萌えるシチュエーション(1)……

雛「萌ちゃんは低い所をお願いね。」
萌「は〜いっ。」
陸「俺たちは?」
雛「もちろん、わかるわよね?」
陸「え、、、?えへへ…。」
剛「さあねーわかんないなー?」
雛「んも〜2人とも〜言わせないでよお〜。」
剛「姉ちゃん、いつものパターンか?」
雛「そうよ。あたしと萌ちゃんは背が低いから、下の方をやるから…。」
剛「おチビちゃんが手の届かない所を、俺らがやればいいんだな?」
雛「その言い方……。」
陸「よっしゃあー、俺、タンスの上とか掃除してくるぜ。」
雛「うん、ありがとう、陸くん。素直でいいわ。」
剛「俺が姉ちゃんを軽々と持ち上げてやるから、姉ちゃんが拭けば…。」
雛「あ、そういうの、いらないっ。ほらっ、さっさと行く。」
剛「どこ?」
雛「そうね…剛は力があるから、お風呂場、やってもらおっかな。」
剛「おお、わかったよ。今日の姉ちゃんは、小さな司令塔だ。」
雛「もっ、あたしのカラダが小さいこと、いちいちディスりやがるわね。しょうがないひとっ。」
剛「風呂場の掃除って、力仕事なんだな。」
雛「しゃべってるヒマあったら手を動かすっ。」
剛「おーこわっ。」
0609名無しさん@ピンキー2022/12/12(月) 10:28:34.86ID:Alk0Naey
……萌えるシチュエーション(2)……

陸「コレ、何ですかね?」
剛「ん?あ、それ、なんか、女モノ?」
陸「タンスの上にあったんだけど。」
剛「いや、でもよ、タンスの上だろ?ちびっ子に届くかな?姉ちゃんは絶対に手が届かないだろ。」
陸「萌ちゃんは142センチ、雛ちゃんは135センチ。微妙に身長差があるんすよ。チビ同士でも。」
剛「お前か?わざと置いたの。」
陸「俺。知らないっす。コレの名前も知らないくらいなんで。」
剛「髪に付けるやつか?たぶんな。」
雛「ねえねえ〜、掃除、はかどってる?」
剛「やってるよ。信用しろや。」
雛「ほんとかなあ。」
陸「雛ちゃん、タンスの上で見つけたよ。」
雛「ん?なに〜?」
陸「先輩が。」
剛「コレだけど。」
雛「え?あっ!探してた〜!それ〜!」
剛「姉ちゃんの?」
雛「うんっ、そう!あ…え、、やだあ…渡してくれないのぉ〜?んんんもおお〜!」
剛「ば〜か、そんな簡単に渡せねえよ。取れるもんなら、取ってみろや。」
雛「そんな…いじわる〜っ!(ぴょんぴょん…)」
陸「雛ちゃん!かっわいいっ!ぴょんぴょん跳ねちゃって。」
剛「俺も、なかなか萌えるぜ。うっひひひひ…。元の場所に戻してやる。ほれ、クソかっわいい姉ちゃん、取れるかな?」
雛「やだよお〜。なんで元の場所に戻すのぉ〜?あたしが届かない所にわざと置くなんて。自分より67センチも小さい女の子に、ヒドいわっ。」
陸「だよね〜、ヒドい弟だよね〜、ね〜。」
剛「なに姉ちゃんの味方してんだ。」
陸「雛ちゃんが泣いちゃう。かわいそう。はい、雛ちゃん。」
雛「あ、ありがとう、陸くん。お気に入りだったの〜。きっと、このヒドい弟が隠したんだわ。」
剛「俺のせいか?違うぞ。」
0610名無しさん@ピンキー2022/12/12(月) 11:08:54.95ID:Alk0Naey
……萌えるシチュエーション(3)……

萌「ねえねえ、みんなあ〜、なにしてんの〜?」
雛「あ、萌ちゃん、聞いてよぉ〜、男の子たちがヒドいの〜っ。」
萌「え?掃除がヒドいって?」
雛「掃除はともかく……イジワルなの。」
剛「ただ、俺たち、超絶可愛い女の子と一緒に遊んでただけなんで。」
萌「小さい雛ちゃんと……なるほどね〜。」
雛「そんなことより、あのね、萌ちゃん、コレ。」
萌「!!!」
雛「陸くんが見つけてくれて。あったの〜。タンスの上に。」
萌「あらあ……どうしよ。」
雛「え?なに?」
萌「雛ちゃん、カチューシャ、紛失したこと、あたしに言ったっけ?」
雛「ううん、言ってないわ。探して、無かったけど、家のどこかには、きっとあると思ってたから。」
萌「ごめんね。それ、あたし。」
雛「え?どいうこと?」
萌「何日か前にね、タンスの中を整理したときに、たまたまね、ホントに、たまたま、カチューシャをタンスの上に置き忘れたみたい。」
雛「そうなのね…、別に大丈夫よ。」
陸「かちゅう〜しゃ??」
剛「おいおい、姉ちゃん、俺がイジワルして、姉ちゃんの手が届かない場所に意図的に置いたとか、疑ったよな。」
雛「もう、それについては、ごめんなさい。」
萌「あたしのせいで、雛ちゃん、襲われちゃったのね。ごめんね。」
雛「いや……襲われてはいないわ。」
剛「それは、これから、ゆっくり。姉ちゃんはスカートもミニ。カラダもミニ。どうしよっかな。」
雛「いやーんっ…きゃあああ…。」
剛「悲鳴が早いよ。まだ、何もしてねえよ。」
陸「へえー……カチューシャって言うんだ……。」
剛「姉ちゃん、俺の逞しい筋肉、たっぷり見ていいからな。」
雛「見飽きたわ。でも、すごい筋肉だとは思うわ。」
陸「髪飾りなんだね。カチューシャって。」
萌「陸くん、みんながシカトしてて、ごめんね。」
陸「バンダナと、どう違うの?」
萌「それはね……」
0611名無しさん@ピンキー2022/12/19(月) 10:37:00.90ID:rnG/+/hH
……剛&雛・クリスマス……

雛「あんたはクリスマスどうするの?」
剛「俺はね、クリスマスは家でクラシマス。」
雛「……………」
剛「姉ちゃんて、なあ、何かリアクションしろよ。」
雛「暮らします、って言った?」
剛「おお。そうだよ。」
雛「暮らします、なんて、あたしに、珍しく敬語を使ったと思ったら、日本語が変だし。それを言うなら、家で過ごします、でしょ。」
剛「ダジャレを言ったんだろうよ。」
雛「わかったけど、ちっとも面白くないわ。」
剛「くっそおー。少しくらい笑えよな。」
雛「で、剛は、クリスマスは?」
剛「ムカついたから、クリスマスは姉ちゃんと一緒に過ごすよ。」
雛「どうしてムカついたから?あたしと?」
剛「超か弱くて超絶小さい姉ちゃんを相手に、圧倒的体格差と男の腕力を使って遊んでやるから、楽しみにしてな。うっひっひっ…。」
雛「やだっ。その言い方、ヒドいわよっ。熊みたいに大きい男性に襲われるクリスマスなんて最悪だわ。」
剛「姉ちゃん、クリスマス限定の特別な料理とかケーキとか、用意する予定なのか?」 
雛「さあねえ。どうしよっかな〜、あたしみたいな小さくて可愛い女の子にイジワルするんだったら、ちょっと考えちゃうわね。でもケーキは絶対に買おうかしら。」
剛「ケーキは買うんだ?」
雛「あたしが食べたいの。」
剛「ケーキもいいけど、メシは大事だな。普段より豪華な食事は食いたいよな。」
雛「そうそう、わかれば良いわ。」
剛「姉ちゃん相手に遊ぶ時は、思いっきり手加減しないとな。」
雛「んも〜、わかってない!」
0612名無しさん@ピンキー2023/01/02(月) 10:41:26.21ID:VuObxrnZ
……雛&萌・慣用句……

萌「雛ちゃん、弟さんのこと、怖いでしょ?」
雛「あたし、135センチ32キロしかないのに、202センチ110キロもある馬鹿みたいに大きい弟なんて、とっても怖いに決まってるわ。もちろん陸くんも怖いわ。萌ちゃんも小さな女の子なんだから、大きい男の子は怖いわよね?」
萌「でもさあ、あの男の子たち、殴ったり蹴ったりは、絶対してこないのよ。」
雛「そうなの。根底に優しさがあるのよ。そういうところは大好きなの。」
萌「あたしも好き。襲われても安心、みたいな?え?なに?ちょっと違う?」
雛「襲われるのはイヤよ。それに剛に対しては、せめて、姉としての威厳を保ちたいわ。」
萌「うん。雛ちゃんは、か弱い姉だからって、弟にナメられてばかりでは、やっぱり悔しいもんね。」
雛「あたし、姉として弟に勝ちたい。あと陸くんも。………だけど、どうしたらいいの?」
萌「とりあえず、男の子相手に腕力では歯が立たないわ。当たり前だけど。」
雛「だからといって、頭脳で勝っても仕方ないわ。あくまでも運動系で勝ちたいの。良いアイデアない?」
萌「うーん……これは、けっこうな難題だわ。」
雛「あたしたちより遥かに大きい男の子たちに、力勝負で勝つなんて無理っていうのは、ごく普通の常識なんだって理解してるけど。」
萌「その常識を破りたいわね。オトナの乙女の逆襲!って、言いた〜いっ!」
雛「もうホント、マジで、あたしを軽々と持ち上げて、優越感に浸って喜んでるような生意気な剛を、1回でいいから、ギャフンと言わせたいわっ!」
萌「剛くん、たぶん、ギャフンとは言わないと思うわ。」
雛「なんで?」
萌「雛ちゃん、実際にギャフンと言う人、聞いたことある?」
雛「ん?…………ない。」
萌「あたしも、聞いたことない。」
0613名無しさん@ピンキー2023/01/02(月) 11:37:25.86ID:VuObxrnZ
……剛&陸・恵まれてる……

陸「先輩、俺たち、大丈夫っすかね?」
剛「何が?」
陸「俺たちって、ちっちゃい女の子たちを相手に、なんか、やりたい放題っていうか……。」
剛「お?そんなことか?大丈夫だ。気にすんな。」
陸「だって、俺たちみたいなデカい男がさ、子供みたいに小さい女の子相手に、いろいろ、かわいそうだなあって。」
剛「お前、優しいな。」
陸「先輩のお姉さま、雛ちゃんなんて、俺の胸にも届かないくらい小さくて、ホントに可愛くて…。」
剛「だろ?可愛いだろ?弟の俺が言うのもアレだけど、メチャクチャ可愛い姉ちゃんだ。」
陸「もちろん、萌ちゃんもメチャクチャ小さくて可愛いし。」
剛「姉ちゃんも萌ちゃんも、メチャクチャ小さくて、か弱くて、華奢で、いつもミニスカ美脚で、そこそこ巨乳。これって、女としてサイコーだろ?」
陸「そうなんですよね。セクシーなんすよ。ちっちゃい女好きの俺には、好きすぎる。」
剛「かわい子ちゃんが2人も身近に居るんだ。お前、興奮すること、我慢できるか?思わず軽々と持ち上げたくなる可愛さだろ?」
陸「はい、そうっすね。俺たち、恵まれてますね。」
剛「姉でも年上でも関係ねえ。ちっちゃいカラダを捕獲してしまえば、圧倒的な体格差で、エロい男の餌食さ。いつでも好きなように遊べるオモチャみたいなもんだ。」
陸「うわっ、あの子たちが聞いたら、悔しくて泣いちゃうようなセリフですよ。」
剛「言い過ぎ?もしかしたら、俺たちに反撃しようと企んでるかもな。こっちも攻撃してるつもりはないけど。」
陸「いつも俺たちに襲われてるから、たまには俺たちをギャフンと言わせたいとか?」
剛「おチビちゃんたちの、お手並み拝見ってか。」
陸「実際にギャフンと言った人って、いなくないですか?」
剛「お?ん……いないな。どういう意味だろうな?」
陸「俺に聞かないでください。」
剛「ことわざか?」
陸「いや、なんか違う気がします。」
剛「四文字熟語か?」
陸「ギャフンは確かに四文字ですが。」
剛「はて…?」
陸「はてって、どういう意味です?」
剛「知るかっ。」
0614名無しさん@ピンキー2023/01/16(月) 10:15:13.39ID:HJEleoUu
……剛&雛・防寒対策……

剛「姉ちゃん、家でマフラーしてんの?」
雛「これ、マフラーじゃないわよ。」
剛「だって、マフラーじゃん。」
雛「違うわよっ。これは、ネックウォーマーって言うのっ。」
剛「へえ〜、そうなんだ。」
雛「ほらあ、筒状になってるでしょ?」
剛「それを家の中で?」
雛「あ、そうだわ、この前、新しいの、買ったんだっけ。ちょっと試しに……。」
剛「俺の質問に答えないほど、忙しそうだな。試しに巻いてるだけか?」
雛「あったあ〜。これこれ。あ、やっぱりスヌードが良いわ。」
剛「お?なんだ?ヌード?」
雛「え?剛、なんか言った?」
剛「姉ちゃん、ハダカが良いんだな。」
雛「は?ハダカ?なにが?」
剛「姉ちゃんがヌードが良いって言うから、脱ぐのかと思ったぜ。」
雛「なに言ってるの?。あたし、脱がないわよっ。聞き間違いでしょ?あ。あれ?もしかして、スヌードのこと?」
剛「あ、そうそう、それだ。」
雛「んも〜、剛ったら、いつもエッチなことばっかり考えてるから、変な風に聞き間違えちゃうのよっ。」
剛「俺、思うんだけどさ。」
雛「なに?」
剛「姉ちゃんは、冬の外でも、首の周りとか、めっちゃ防寒対策バッチリなのにさ、下は超ミニで生足全開だろ?」
雛「悪い?」
剛「いや、俺は目の保養なんだけど。」
雛「オシャレは我慢なの。男の子には理解できないかもね。」
剛「できれば、上も、メチャクチャ細い二の腕くらい出してくれたら、俺、たまんねえけど。か弱さ全開で。」
雛「やだっ。外では寒すぎるわっ。」
剛「俺が抱きしめて温めてあげるさ。おらおら…。」
雛「きゃあああ、今は大丈夫なのにぃ〜!」
0615名無しさん@ピンキー2023/01/16(月) 10:56:02.62ID:HJEleoUu
……萌&雛・高いモノ……

萌「あたし、新しい厚底ブーツ、ほしいわ。」
雛「うん、うん。」
萌「あたし、チビだから、盛りたいのよ。」
雛「ヒールは大事よね。」
萌「なるべく盛らなきゃ、でしょ?」
雛「萌ちゃんは、まだ良いわよ。身長142センチもあるんだもん。」
萌「ごめん、ごめん。135センチの雛ちゃんにとっては、切実な問題ね。」
雛「あたし、ヒールは高ければ高いほど良いわ。」
萌「最高で何センチがあるのかしらね?」
雛「つま先も高さがあると歩きやすいと思うの。」
萌「ウチの男の子たちがメチャクチャ大きいから、せめて身長差を少なくしたいわね。」
雛「あたしなんて、たとえヒールが20センチあったって、155センチでしょ?あ、あら?やだあ〜、普通の女の子の身長だわっ、うふふっ。」
萌「喜んでる…。しょうがないなあ。あたしが良いのを探してあげるわ。ヒールと値段は高いほど良いわよね?」
雛「違うっ!」
萌「雛ちゃんが、たとえ、20センチの厚底ブーツを履いたとしても〜、男の子たちとの身長差、めっちゃ激しいわ。」
雛「でも見上げる角度が違うわ。っていうか、外では、普通の女の子でいたいの。」
萌「あたしも、ヒールと給料は高いほど良いわ。」
雛「そっち、そっち。値段じゃなくて給料。」
0616名無しさん@ピンキー2023/01/17(火) 21:53:54.10ID:nou6OIjv
……剛&萌・選択……

萌「どっちがいいと思う?」
剛「どっちでもいいじゃね?」
萌「あーんっ、ちゃんと選んでよっ。」
剛「じゃああ〜、こっち。」
萌「ええ〜、あたし、こっちがいいのにっ。」
剛「決めてんなら聞くな。彼女か。」
萌「じゃあ、面白いのはどっち?」
剛「おお、そうだな、、、、これ、答えたほうが良いんだな?」
萌「ねえ、どっち?」
剛「こっちだな。」
萌「どうして?」
剛「尾も、白い、から。」
萌「あははははっ、ウサギね。キツネは茶色だもんね。あたしも最初からウサギが良かったの。」
剛「耳を付けてどうするんだ?」
萌「インスタに載せるの。雛ちゃんと2人で。どう?うさ耳、可愛いでしょ?」
剛「じゃあ、せっかくウサギだから、ジャンプしてみるか?」
萌「して欲しいんでしょ〜?あたしが可愛いすぎてキュンキュン?」
剛「俺の頭のテッペンにタッチできるか?」
萌「ジャンプして、あたしの手が届くかどうかってことなのね?(ぴょんぴょん…)ハァハァ…………届かないわ………。」
剛「クッソ可愛い〜。萌えウサギだ〜。」
萌「やっばっ。剛くんが大きすぎて、ウサギちゃんは、もう、シュンですっ。いいわっ、も〜、抱っこしてっ。」
剛「お、抱っこか?もちろんだぜ。マジ、子供みてえだな。おらよっと。」
萌「きゃっ。どうしてかしら。ウサギになると、なんか自然に甘えたくなるわ。」
0617名無しさん@ピンキー2023/01/18(水) 19:05:03.41ID:e8SwwD0/
……陸&雛・合法的……

雛「あら、陸くん。」
陸「あ、雛ちゃん。」
雛「ここのテーブルで、アレしよっ。」
陸「とりあえず座るけど。アレって何?」
雛「腕相撲。」
陸「???」
雛「どうしたの?」
陸「いやあ、何か裏がありそうだから。」
雛「裏?」
陸「なんか魂胆があると思うだろ、こっちは。」
雛「魂胆ね〜……。」
陸「だってさ、雛ちゃんは超小さくて、メチャクチャか弱い女の子だろ?」
雛「うん。で?」
陸「俺は、このとおり、筋骨隆々の大男だそ。」
雛「確かに、陸くん、ますます筋肉が目立つようになったわね。」
陸「それで、雛ちゃんの方から力比べを挑んでくるなんてのは、普通、何かワナみたいなのが…。」
雛「ワナなんて、ないない。」
陸「怪しいぞ。」
雛「何もないわ。」
陸「ホントか?どうやっても俺が勝つぞ。あ、そうか、ハンデが凄いとか?」
雛「嫌なの?あたしと腕相撲したくないの?」
陸「俺からしたら、小学生くらいの子供と勝負するようなもんだろ?」
雛「男の人って、女の子と腕相撲すると、合法的に女の子の手を握ることができるって言うじゃない?」
陸「それは確かにね……雛ちゃんの小さな手を握るのは最高だけど。」
雛「ご褒美よ。握っていいわ。あたしの手、冷たくて。」
陸「そうなんだ。」
雛「温めてくれる?」
陸「いいよ……うわっ、雛ちゃんの手、冷たい。」
雛「陸くんの手は、あったか〜い。あと、やっぱり大きな手だわ。逞しくて素敵な男の子ね。」
陸「いやまて。やっぱり何かあるな。」
雛「陸くんのプリン、食べちゃった。」
陸「なにいい〜!うっそ〜!!あ、ホントだ。冷蔵庫に無いっ!」
雛「ごめ〜ん。小腹が空いてて。」
陸「へえ〜。それでか。」
雛「ねえねえ、また買ってくるから許して。腕相撲で勝っていいから。」
陸「安いダジャレでごまかすな。さあ、どうしよっかな〜。」
雛「やだ、こわい。こっち来ないで〜。」
陸「おチビちゃん、俺と楽しいこと、しようぜ。」
雛「マズイわ、ソッコー逃げよっ。」
陸「お?逃げるのか?」
雛「やーい、あたし、逃走中よっ!」
陸「じゃあ、俺は、ハンターだ。」
雛「ハンターは、タッチした段階で終わりなのよ。」
陸「どうせ家の中だ。簡単だろ。」
雛「きゃっ、きゃっ、きゃあああっ…。」
陸「可愛い子は抱き上げたくなるよな。」
雛「やーだ、ハンターは抱き上げたりしないわ。」
陸「逃走中ならぬ、ちっちゃい年上女を子供扱い中、ってか。」
雛「プリン、食べなきゃよかった………。」
0618名無しさん@ピンキー2023/01/20(金) 16:50:31.26ID:YuiIMSTX
……陸&萌・ペットボトル……

萌「あっ、いいトコに陸くんがいた〜。ねえねえ、陸く〜ん!」
陸「あいよ。なに〜?」
萌「冷蔵庫にね、あたしの名前が書いてあるミルクティーあるから、取ってきて〜。」
陸「ミルクティー?……ああ、これ……飲みかけのやつだよね〜!」
萌「そう。悪いわね。たまたま、陸くんが、そこにいたから。」
陸「(なんかこれ、フタがゆるいな。よっしゃ、萌ちゃんにプチドッキリだ。男の力で強めに締めといたろっと。うっひっひっひ……。)」
萌「ああ、ごめんね、ありがとうねっ。」
陸「はい、これだよね。ミルクティー。」
萌「うん。ちょっと立ち上がるのが面倒くさくて。」
陸「お互いイスに座ると、あまり身長差を感じないと思わない?」
萌「んん…へ?え?身長差?でも座高が違うわ…んん、ん、えっ?なに?」
陸「どうした?」
萌「もしかして、陸くん、、、マジ、やったわね?」
陸「やったって、なにを?くっくっくっ…。」
萌「んも〜笑ってるじゃないの〜。」
陸「苦戦してる?」
萌「あたし、握力、15しかないの。」
陸「少なっ。」
萌「絶対、あたしの力では開けられないわ。陸くんのイジワルっ。」
陸「俺、握力、60だから、萌ちゃんの4倍って凄くない?」
萌「単純計算で、あたしが4人以上いないと、陸くんに勝てないのね。っていうか、さっさと開けてっ!いつまでたっても飲めないわ。」
陸「しかし、握力が、たったの15キロって聞いただけで、もう、俺なんか、超可愛いいいいい!ってなる。」
萌「か弱い女の子が好きなのね。ちなみに、雛ちゃんの握力も同じ15キロだから。」
陸「雛ちゃんは、8くらいで大丈夫なのに。」
萌「その、大丈夫の意味がわかんない。」
0619名無しさん@ピンキー2023/01/20(金) 17:15:23.12ID:YuiIMSTX
……剛&雛・忘れてた……

雛「あ、剛、忘れてたわ。」
剛「なに?」
雛「それ、めくっといて。」
剛「わかった。」
雛「きゃっ!!!エッチ!!!」
剛「おお、ビックリしたあ。なんだよ。」
雛「んも〜、なにしてんのよおお〜?」
剛「めくるっていえば、姉ちゃんのミニスカだろ?」
雛「違うわよっ!カレンダーよっ!あたし、それって指を指して言わなかった?」
剛「なんだ、日めくりカレンダーか。」
雛「今どきスカートめくりなんて、剛はホント、小学生ねっ!」
剛「小学生は姉ちゃんだろ。見た目が。」
雛「あ、、、やだあ、、、強烈なブーメランを食らってしまった……。」
剛「俺のスカートめくりをナメんなよ。俺、メチャクチャ腰を折らないと、スカートのスソに手が届かないんだせ。意外と腰がキツいんだ。」
雛「ホント?苦労してるのね。それなら、しゃがんでスカートめくりすれば?って、いやいや、違う違うっ、あたし何言ってるのかしら、、、剛は苦労しなさいよっ!」
剛「さておき、今日の姉ちゃんのパンツ、可愛いじゃんか。」
雛「嬉しいけど嬉しくない……。」
0620名無しさん@ピンキー2023/01/23(月) 09:32:38.47ID:pPwkp4rO
……萌&雛・防寒……

萌「雛ちゃん、コレ見て。」
雛「あ〜、今はやりの〜?」
萌「そうなの。買ったの。」
雛「そのファーってホンモノ?」
萌「ううん。フェイクよ。ホンモノは高いの。」
雛「やっぱり可愛いわよね。」
萌「そうなの。見た目が可愛いから、男受けするらしいわよ。」
雛「でも、剛なんかに見せても、どうせマフラーだろ、とか言われそうじゃない?」
萌「確かに。全然違うのにね。」
雛「名前なんだっけ?ティペットだっけ?」
萌「そうそう。正確には、フェイクファーのティペット、って言うらしいわ。」
雛「あったかそう〜。あたしも欲しい〜。」
0621名無しさん@ピンキー2023/01/23(月) 10:32:51.47ID:pPwkp4rO
……剛&陸・折れ線グラフ……

陸「たまには4人で写真撮りたいと思って。」
剛「おっ、いいねえ。」
陸「小さい女の子2人が前で、デカい俺らが後ろ、というのも普通でいいけど、横並びなんかどうですか?」
剛「なるほど。横一列か。」
陸「それも身長順で。」
剛「じゃあ、まず202センチの俺、で、お前、今はは?」
陸「190センチです。」
剛「お前の次が142センチの萌ちゃん、そして、一番チビの姉ちゃんが135センチか。」
陸「これ、並んだ時を想像したら、折れ線グラフみたいかな、と思って。」
剛「おう。真ん中でガクッて折れる折れ線グラフだな。うっひゃひゃ……。おもしれー。」
陸「俺と萌ちゃんの差が大きいんで。48センチ差なんで。」
剛「あと、姉ちゃんの肩幅とか、メチャクチャ狭くて華奢だし、男女で横幅のスペースのバランスも悪いかもな。」
陸「横並びは無理っすかね。」
剛「まあ、俺的には、ちっちゃい姉ちゃんは、抱っこするのが平常運転だよなあ。カラダに密着できるし。」
陸「しかし、写真を撮るとして、撮る担当の人がいない、という問題が…。」
剛「長〜い自撮り棒は?」
陸「持ってないっす。」
剛「ま、それはいいとして、ちっちゃい姉ちゃんを妄想してたら、興奮してきたぜ。膝立てて抱き寄せるのも子供みたいで可愛いんだよなあ。」
陸「とりあえず、4人での写真の話は無かったことに。」
剛「ま、べつにいつでも撮れるだろ。」
0622名無しさん@ピンキー2023/01/23(月) 11:14:52.24ID:pPwkp4rO
……剛&雛・二人っきり……

剛「姉ちゃんいる〜?」
雛「あっ!なにぃ?ノックしてよもう!」
剛「開いてたぞ。お?着替え中か?」
雛「うん、だからあ〜、出てって〜!」
剛「なかなかセクシーじゃん。」
雛「何なのよおおお〜!」
剛「終わったんだろ?」
雛「見ればわかるでしょおお?下着のまま〜!」
剛「ちょっとカラダが寂しくてな。」
雛「どういう意味?」
剛「姉ちゃんのカラダを抱くと、体温で温かいからな。」
雛「やらしいわっ。きやっ!!!」
剛「二人っきりだせ。誰も助けに来ねえぜ。」
雛「やだっ!そんな怖いこと言わないでっ!」
剛「姉ちゃんも温かいだろ?」
雛「………あたし、下着姿なのに……やだ……。」
剛「服を着てたらいいのか?」
雛「まさか、、、しないわよね?ねえ、剛……。」
剛「つい興奮してしまってね。俺の優越感のために、わりいね。レイプは絶対にないから、安心しろ。」
雛「うん…、そうよね…、自分の姉にヒドいことは絶対しないって信じてたわ。」
剛「もちろんだよ。」
雛「って言うか、あたしのカラダを触りまくったり、セクハラだって、かなりヒドいわよ。」
剛「弟とのスキンシップは嫌か?」
雛「あたしにとっての剛は熊みたいに大きくて、力も全然かなわなくて、体格差が大きすぎて、いつも遊ばれてて、正直、ときどき怖いわ。」
剛「姉のプライド捨てて、甘えてこいよ。」
雛「どっちみち、今みたいに、剛の方から来るから、たとえば、抱っこされたら、抵抗できないし、結果的に甘えることになるの。」
剛「さて、今、この俺から逃げられるかな?」
雛「まだそんなイジワル言うのも、ヒドいわ。」
剛「姉ちゃんは言葉遣いも、女の子らしくて可愛いな。」
雛「もう、服、ちゃんと着させて。」
剛「俺が着させる?」
雛「ばか、自分で着るわ。」
0623名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:11:19.56ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(1)

雛「ただいま〜。」
雛「あ……まだ誰も帰ってないわね。」
雛「なんか、お腹すいちゃった〜。」
雛「何かあるかしら?あら?ちょうど4人分、4個あるわ。じゃあ1個は、あたしの分ね。食べちゃおうっと。うふふ……。」


陸「ただいま〜。」
雛「モクモグ…あっ陸くん、おかえり〜。」
陸「雛ちゃん1人で食ってんの?」
雛「陸くんも食べる?」
陸「俺も、食いたい。」
雛「じゃあ、すぐ用意するわね………はいっ。」
陸「おっ、うまそう。」
雛「あたし、2階に上がるから、それ食べ終わったら片付けといてね。」
陸「オッケー。」


陸「うまかったなあ。さ、俺も2階へいくか。」


萌「ただいま〜……ん?みんな2階かしら?」
萌「コレは、後で雛ちゃんと食べようっと……。2個しか買って来なかったから、男の子たちは我慢してもらって……うふっ。」
0624名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:32:20.64ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(2)

2階、雛と萌の部屋
萌「雛ちゃん、ただいまっ。」
雛「萌ちゃん、おかえりっ。あたし、ちょっと下へ。トイレ。」
萌「いってらっしゃい。」

1階
剛「ただいま。」
雛「あ、剛、おかえり。」
剛「姉ちゃん、腹減った。なんかない?」
雛「スーパーカップでよかったら、あるわよ。」
剛「それでいいや。俺、自分で探すから。」
雛「あ。そう。あたし2階に行くね。」
剛「わかった。」

剛「探すって言っても、どこかな?…………ん?お?あったあった。これでいいや。」
剛「うめえうめえ……。あっという間だったな。」

2階、女子部屋
剛「姉ちゃん、ありがとう。うまかったよ。」
雛「うん。そういえば、お湯、足りた?」
剛「お湯?は?なんだそれ?」
雛「あれ、おいしいわよね。さっき、あたしも食べたの。」
剛「へえー。」
0625名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:47:12.74ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(3)

2階、男子部屋
剛「お、陸、帰ってたか。」
陸「はい。おかえりなさい。」
剛「陸もアイス食べるか?」
陸「あ、アイス?はい。食います。」
剛「あと残り1個だったぞ。」
陸「俺が食っちゃっていいんすか?」
剛「早いもの勝ちじゃね?姉ちゃんも、さっき食って、うまかったってさ。」
陸「行ってきま〜す。」

1階、キッチン
陸「これだな………なるほど、コレも、スーパーカップじゃん。あっという間に食っちゃうな。うまい、うまい……。」

2階、女子部屋
萌「男の子たち、帰ってるの?」
雛「うん、2人とも帰ってるわ。」
萌「ねえねえ、一緒にスーパーカップ食べない?」
雛「あたし、食べちゃった。」
萌「あ、そうなの?今日、雛ちゃんの分も買ってきてたの。じゃあ、あたしも食べてくるね。」
雛「うん。あ、待って、あれ、足りないかも。」
0626名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:56:03.61ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(4)

1階、キッチン
雛「お湯、残ってる?」
萌「あれ〜、残ってな〜い!どこ〜?」
雛「スーパーカップは?」
萌「ない、ない、ない…。」
雛「あら?スーパーカップ、2個残ってるわ……おかしいわ……。なんで?残り1個のハズなのに…。」
萌「あたしたちのアイスが……。」
雛「え??アイス??」
萌「冷凍庫に確かに入れといたのに……。」
雛「アイス、無くなったの?」
萌「雛ちゃんは食べたんでしょ?」
雛「あたし、アイスは食べてないわよ。」
萌「え?そうなの?」
0627名無しさん@ピンキー2023/01/26(木) 00:27:45.58ID:gslo/R59
……スーパーカップ謎解き・解明編
 
2階から、剛と陸が降りてくる
陸「なんか騒がしいなあ。どうしたんだ?」
雛「いいとこに来た。陸くん、アイス知らない?」
陸「アイス?スーパーカップの?」
雛「え?スーパーカップ?」
萌「そうそう、スーパーカップの。」
陸「俺、食ったよ。最後の1個。」
萌「最後の?あと、もう1個は?」
陸「え?なんで?雛ちゃんも食ったんじゃ?」
雛「あたしはラーメンのスーパーカップしか食べてないわよ。」
陸「俺はラーメンもアイスも両方だよ。」
剛「俺は、姉ちゃんに食っていいって言われたから、アイスを食ったよ。」
陸「俺は、先輩に言われて、アイスを食っただけだし。。」
萌「んも〜、わかったわ。また買ってくればいいんだもん。今度は男の子たちの分も買ってくるわ。」
雛「なんか、いろんな勘違いがあったみたいね。」
剛「姉ちゃんが悪いんだろ。」
雛「剛が勘違いして、アイスの方を食べたのが悪いんだわ。」
剛「姉ちゃんが、ちゃんと言わないから。」
雛「あたしは、アイスのスーパーカップのことなんて、知らなかったんだもん。」
剛「姉ちゃん、やるのか?いつでも、いいぞ。かかってこいや。」
雛「やだ……絶対かかっていかないわっ。あたしと剛の、身長差、体格差、腕力差……どうなるか、明らかだわ……挑発に乗ったら最悪だわ。」
萌「んも〜、あたしもゴメン。これで、お互い様ということで。」
0628名無しさん@ピンキー2023/01/28(土) 14:11:45.19ID:nVpAKqb3
……言い間違いは災いのもと……

萌「陸くんのジーンズ、穴、空きすぎじゃない?」
陸「そうかな?」
雛「外で風が吹いたら寒そう。」
剛「生足太もも全開の姉ちゃんが言うか。」
萌「あたしたちはファッションなので。」
剛「俺らもファッションだ。なあ、陸。」
陸「こういうの、何ジーンズだっけ。」
雛「ダメンズジーンズよ。」
剛「ダメンズ?」
萌「雛ちゃん、それ言うなら、ダメージジーンズじょないかしら?」
剛「ダメンズって何だ?」
萌「昔、ダメンズウォーカーとか、あったっけ。」
陸「ダメンズ、検索しよ。知らないことは調べようねえ。」
剛「俺もダメンズは聞いたことないなあ。」
雛「若い子は知らないわよね。ダメンズってさあ、まさに、剛みたいな男のことを……あ、やばっ……。」
萌「あ、雛ちゃん、マズイわよ…それ言っちゃあ。」
剛「なんだ?俺みたいって?」
雛「ううん、何でもないわ。」
陸「先輩、ダメンズの意味わかりました。」
剛「おう、どんな意味だ?見せてみろ。」
雛「おねがいっ、わからないでぇ〜。」
陸「これです。読んで下さい。」
萌「あ〜あっ、あたし知らないっと。」
剛「へえー、なるほどね……そうか。」
雛「つい口が滑っちゃっただけなの。ダメージとダメンズって、すごい似てるわよね?ねえ、つ、よ、し、さま?」
剛「ちょっとそこの、おチビちゃん。」
雛「はい…………」
陸「強襲フラグが立ったな。」
萌「お雛さま、、、ご愁傷さまです。」
雛「そんなあ………。」
剛「姉ちゃん、襲う理由を作ってくれて、ありがとよ。こんなチビ、捕まえてしまえば楽勝だぜ。」
雛「きゃああああああ……やだあああ……」
0629名無しさん@ピンキー2023/01/28(土) 14:40:42.28ID:nVpAKqb3
……剛&雛・カラダ布団……

剛「姉ちゃんの体重がたった32キロで助かるよ。姉ちゃんを担いで、階段を上がれちゃうもんなあ。」
雛「どこに連れてくの?」
剛「もちろん部屋だ。」
雛「どっちの?」
剛「そうだな、俺らの男部屋がいいかな。」
雛「いや〜ん、こわいいい〜。」
剛「さあ、着いたぞ。姉ちゃんのカラダで俺を温めてもらうぞ。」
雛「え、、あたしが上に乗るの〜?」
剛「そうだ。俺が下に寝て、姉ちゃんを抱きしめるから。俺の胸板に顔を乗せろ。」
雛「はい……あ、寝てたら胸板の筋肉が平べったいのね。」
剛「横に広がるからじゃねえのかな。しかしあれだな、姉ちゃんのカラダ、ちっちぇえなあ。」
雛「あったかい?」 
剛「おう。姉ちゃんは?」
雛「あたしも。」
剛「今度は上下反対にしようぜ。」
雛「あたしが下になるの?」
剛「とりあえず、1回だけな。ほら、チェンジチェンジ。」
雛「剛って、体重、何キロ?」
剛「110キロかな。あたし、潰されるわ。」
雛「悪口言ってごめんなさい。」
剛「どうだ?痛くないか?」
雛「ううん、全然痛くないわ。」
剛「どうして痛くないかわかるか?」
雛「全体重をかけてないから?」
剛「俺だって、こんな可愛い姉ちゃん、大事にしたいんでね。」
雛「ダメンズってね、思ってることが、つい口に出てしまっただけなの。」
剛「だったら、なおさら悪口じゃねえかよ。ちょっと胸くらい揉ませろ。」
雛「きゃっ、やだ、エッチ、セクハラおとこっ、やっぱり、ダメンズ男なんだわ。」
剛「この女、ナメやがって、マジでオモチャにしてやる。」
雛「そう言いながら、あたし、痛くないし、ケガもしないし、剛は基本的には優しいのよね……。」
剛「姉ちゃん、うまいメシよろしくな。」
雛「だったら、あたしをすぐ開放しなさいっ。」
0630名無しさん@ピンキー2023/01/28(土) 14:55:57.37ID:nVpAKqb3
……剛&雛・言葉使い……

雛「剛が、あたし潰されるわ、なんて女言葉使うから笑いそうになったわ。」
剛「姉ちゃんが言いそうだったから、先に言ってやった。」
雛「言葉といえば、あのね、剛から陸くんに注意してくれる?あたしとか萌ちゃんもだけど、年上の人には敬語を使いなさって。」
剛「姉ちゃんが直接言いなよ。」
雛「なんかね、あたしのこと、小さい女の子だと思って、陸くんにも完全にナメられてるの。」
剛「ま、ナメられてるんなら仕方ないな。」
雛「剛には敬語使うのに。」
剛「陸は俺が怖いからね。」
雛「じゃあ、あたしと萌ちゃんは、年上だとしても、カラダが子供みたいに小さくて、怖くないから、タメ口を使うってことなのね?」
剛「ご愁傷さまです。」
雛「使い方が違うっ。」
0631名無しさん@ピンキー2023/02/01(水) 18:29:36.95ID:4E5Zlg8w
……陸&萌・あこがれ……

萌「あたし、陸くんみたいな大きいカラダに憧れるの。」
陸「そうなんだ。俺は、萌ちゃんの小さいカラダが可愛いと思うけど。」
萌「あたしも、もう少し大きかったら良いのになって。142センチ32キロって小さすぎるわよね。」
陸「いや、萌ちゃんは、小柄なカラダに豊満なボディーって感じだよ。」
萌「まあ〜、ホメてくれて嬉しいわ。陸くんは、今、身長体重、どのくらいだっけ?」
陸「俺は、190センチ90キロだけど。」
萌「ホントに、あたしとは違いすぎて、もう、笑っちゃうわ〜。どうしましょっ。」
陸「でも、俺、剛先輩みたいな強靭な肉体を目指してて。胸囲が今、100センチくらいだけど、もっとデカくなりてえよ。」
萌「さっき、あたしのこと、豊満なボディーって言ってくれたでしょ?でも、あたしのバストは、77センチしかないの。」
陸「それでも、全体が細いから胸が目立つよ。揉んでもいい?」
萌「だめっ。」
0632名無しさん@ピンキー2023/02/01(水) 18:48:47.95ID:4E5Zlg8w
……萌&雛・気になること……

雛「ロングスカートの時にね、しゃがんだりするとね、スカートの裾が床に付くでしょ?」
萌「うん、長いと床に付くわね。」
雛「萌ちゃん、そういうの、気になるタイプ?」
萌「ああ、裾が汚れるってことね。」
雛「あたしは、あれ、嫌なの。汚れが気になって。」
萌「うん、わかるわ。特に外出中。そのまま家に入るとか考えたら、汚いわよね。」
雛「だから、あたしは、特別なドレスみたいなモノは別にして、基本的にロングスカートは無理だわ。」
萌「そうそう、あたしもミニスカートがいいわ。」
雛「あたし、ミニスカート1択だわ。」
萌「だったら、パンツスタイルにすれば、という意見も出てくるけど、やっぱり可愛くいたいわよね。」
雛「うん。やっぱり、小柄な女の子を楽しむために、あたしたち、思いっきり可愛くいたいわね。」
萌「事実上、ウチの男の子たちを悩殺してるしね。今日の雛ちゃん、パンツが見えそうなくらいのギリギリを攻めてるわ。剛くんに見せてきたら?」
雛「うふふ…。」
0633名無しさん@ピンキー2023/02/01(水) 19:41:05.58ID:4E5Zlg8w
……剛&雛・回転……

雛「ねえねえ。」
剛「おっ。マジか。なんか短かくね?」
雛「可愛い?」
剛「おお、まあ、可愛いけどさ。」
雛「ギリギリ見えないでしょ?」
剛「クルッと回れよ。ターンしろよ。」
雛「パンツが見えちゃうわ。」
剛「どういうつもりで俺に見せに来たんだ?」
雛「別に剛を挑発してるわけじゃないわよ。」
剛「え?俺に襲ってほしいとは、なかなか優秀な姉ちゃんだな、と思ったよ。うっひひひ…。」
雛「ターンくらいしてあげるわ。ほらっ、クルックルッ……。」
剛「おおおお……なんだ?」
雛「見えた?」
剛「見せパンじゃねえか。」
雛「見えたら、なんでも良いんでしょ?」
剛「まあ別にいいぜ。俺に楽しみが出来たし。」
雛「え?楽しみって?」
剛「俺の楽しみってのはなあ、目の前にいる、超ミニスカ姿のセクシーチビ女を餌食にすることさ。」
雛「きゃああああ!!!」
剛「悲鳴だけは立派だなあ。」
雛「やだ……いつも簡単に捕まってしまう……。」
剛「どう?圧倒的な体格差で、弟に子供扱いされる、姉としての気持ちは?」
雛「……屈辱です……ねえ…剛……おねがい……いつものように………手加減して下さい……。」
剛「おお、おお、オシリペンペンが良い感じだせ。」
雛「いやあ〜ん、エッチっ!エロオトコっ!」
剛「まあ、好きなように言えばいいさ。こっちは、チビ女なんか、捕まえてしまえば、何でも、やりたい放題だからさ。」
雛「んも〜、いつも、剛のセリフだけ聞くと、小さな女の子に対して、ホントにヒドいこと言ってるわ。」
剛「俺と姉ちゃん、身長差67センチ、体重差78キロもあるんだよな。どう思う?」
雛「そんな、、、数字で言われたら…………熊に襲われる気持ちだわ……怖くて泣いちゃう……。」
剛「可愛い子が泣いたら、慰めてやるよ。」
雛「襲っておいて、慰めるって、なによ……。」
0634名無しさん@ピンキー2023/02/04(土) 13:47:47.65ID:WbLErIGZ
……剛&萌・届かない場所……

剛「萌ちゃん、ちょっと助けてくれないかな?」
萌「え、なに?」
剛「俺の背中をかいてくれ。」
萌「かゆいの?」
剛「そうなんだよ。」
萌「いいわよ。」
剛「おー、助かる〜。」
萌「届かないの?」
剛「背中は届かないんだ。」
萌「どうして?」
剛「俺みたいなマッチョは筋肉が邪魔しているらしいけど。」
萌「ふーん、そうなの。で、どこ?」
剛「低くなったほうが良いか?」
萌「そうね、あたし、チビっ子だから。しゃがんでくれたら嬉しいわ。」
剛「とりあえず、ここのあたりで。」
萌「んーと、この辺?」
剛「ああ、もうちょい左。」
萌「どう?」
剛「あ、そこ。おおお、いい感じだ。」
萌「やっぱりすごいわ。剛くんの背中って、とっても広くて逞しいわ。」
剛「だろ?」
萌「あたしと雛ちゃんは、背が低くて、高い所に手が届かないけど、高身長の剛くんでも届かない場所があるのね。」
剛「もう大丈夫かな、もういいよ。ありがと。助かったよ。」
萌「どういたしまして。」
剛「萌ちゃんも痒いところ、ない?」
萌「ううん、べつにないわ。」
剛「胸とか。」
萌「バスト?やだあ〜、なに言ってんの〜、自分で普通に届くし。バカっ。」
0635名無しさん@ピンキー2023/02/04(土) 14:59:53.87ID:WbLErIGZ
……陸&雛・勧誘……

陸「俺、たまには、雛ちゃんと一緒に寝たいな。」
雛「え?寝る??」
陸「夜に、、、雛ちゃんと俺で。」
雛「あたしが陸くんのベッドで一緒に寝るってこと?」
陸「ま、雛ちゃんのベッドでもいいけど。」
雛「でも、あたしのベッドは子供用だし、陸くんは背が高いから、足がはみ出ちゃうわ。」
陸「じゃあ、俺のベッドで。」
雛「え〜、でも〜……。」
陸「何もしないから。」
雛「何もしないから、って言ってくる男の人は、間違いなく、絶対に、必ず、何かしてくるわ。」
陸「俺のこと、信じられない?」
雛「………信じてるわ。」
陸「だったら。」
雛「でも、どうして、そんなに、あたしと寝たいの?なんか、悪質な詐欺の勧誘みたいね。」
陸「もちろん、デカい俺が、小さな雛ちゃんを捕まえて自分のベッドに運ぶことなんか、簡単だけど、俺が無理やり襲っても、雛ちゃんが喜ばないだろ。」
雛「うん。大きい男の子に襲われるのは怖いわ。でも、陸くんのホントの目的は何かしら?基本的には優しい陸くんは、あたしと何をしたいの?」
陸「ぶっちゃけ、メチャクチャ体格差のある女の子と一緒に一晩過ごしたら、どんな感じなのか、試したいから。」
雛「あらまあ。体格差フェチの陸くんらしいわ。」
陸「16歳で190センチのデカ男と、25歳で135センチのチビ女の組み合わせって、超レアだと思わない?」
雛「レアだとは思うわ。だって、あたしと陸くんともそうだけど、あたしと剛の、姉と弟なのに、身長差67センチなんて、普通あり得ないわ。」
陸「先輩が羨ましいよ。こんなに小さくて可愛い姉ちゃんとイチャイチャ出来て。」
雛「あたし、陸くんにも毎日のようにイチャイチャされてるわ。」
陸「余裕で軽々と抱っこできるからね。」
雛「ところで、あたしたち、何の話をしてたっけ?」
陸「俺と雛ちゃんが一晩一緒に過ごす話。」
雛「あ〜、でも、あたし、怖い。」
陸「雛ちゃんとの体格差を楽しみたいんだけど。」
雛「陸くん、きっと重たいし、上に乗られたら潰されちゃうし……。」
陸「だめ?」
雛「もし、陸くんが寝ちゃってて、起きなかった場合に、あたしの上に乗ってる陸くんの大きいカラダを押し返すなんて、あたしの力では無理だわ。わかるかしら?」
陸「確かに、小さな雛ちゃんを押し潰すわけにはいかないな。」
雛「ね?だから、夜はダメよ。起きてる昼間だったら……。」
陸「え?昼間はオッケー?そうか、じゃあ、さっそく……、可愛い雛ちゃん…、さ、おいで…。」
雛「へ?え?!あっ、きゃっ…きゃああああ!!」
陸「さあさあ、おチビちゃんは、大男相手に甘えるしかないんじゃね?うっひひひひひひ……。」
雛「いやああああ〜んっ………何もしないって、、大うそつきだわ……。」
陸「ちっちゃくて可愛い雛ちゃんっ、たまらんっ。」
0636名無しさん@ピンキー2023/02/07(火) 21:41:35.54ID:4+04hG2B
……剛&雛・ダンベル……

雛「え、、、、なにこれ……んっ………重くてダメだわ…………あっ、ねえ〜、剛でしょっ、こんなところにダンベルを置きっぱなしにしたのっ!」
剛「ああ、それ、俺かも。」
雛「ちょっと邪魔だから〜、片付けといてよっ。」
剛「じゃあ、姉ちゃん、それ、2階へ運んどいて。」
雛「えええ〜?あたしが??」
剛「まあ、頼むよ。」
雛「あたしが2階まで運ぶの?」
剛「おう。」
雛「本気で言ってる?」
剛「おう、わりと本気。」
雛「だとしたら、剛のアタマおかしいわ。」
剛「おっ、なんで?」
雛「このダンベル、何キロあるの?」
剛「10キロ。」
雛「あたしの力では絶対に動かせないわ。」
剛「じゃあ、ダンベルで、なんか面白いこと言ったら、許してやるよ。」
雛「許すもなにも、剛の持ち物でしょ。自分で片付けなさいよ。」
剛「ほら、なんか面白いことは?」
雛「え、、、面白いこと?」
剛「言えたら、自分で片付けるさ。」
雛「剛は、これを片手で持てるの?」
剛「片手で持って、ヒジを曲げて鍛えるヤツ。」
雛「あたし、持ち上げることさえ無理なのに、剛は力持ちなのね。」
剛「ダンベルに苦戦してる姉ちゃんが面白かったぜ。」
雛「あたくし、雛とダンベル……………………略して…雛ダン……どう?」
剛「バラエティー番組かっ!」
雛「ナイスツッコミ!」
0637名無しさん@ピンキー2023/02/10(金) 17:50:42.72ID:C9dGwivc
……雛・公園で……

雛「(たまには、公園のベンチに座って、のんびりするのもいいわね。あら?…あの男の子、ずっと、あたしのこと見てるわ。気のせいかしら……。)」
雛「(あ、こっちに近づいてくるわ……。)」
雛「どうしたの?あたしに何か用かしら?」
男「さっき、キミが歩いてるのを見てて、可愛いなと思って。」
雛「あたし?可愛い?」
男「そう。キミのこと、ちょっと気になってね。キミは何年生かな?」
雛「え???はい???」
男「僕と一緒に遊ばない?」
雛「あら……もしかして、、ナンパ???」
男「とりあえず、キミ、立ってごらん。」
雛「あ、、、はい。」
男「キミ、なかなか女の子らしい服装だね。やっぱり小柄な子は、こういうミニスカートが似合うよ。」
雛「あ、、、ありがとう。」
男「僕は6年生なんだ。キミは4年生くらい?」
雛「え………あなた、小学校6年生なの???」
男「もしかして、キミも6年生かな?」
雛「背が大きいわね?何センチあるの?」
男「僕は155センチだけど、キミは何センチ?なんかよく見たら、化粧してるね。おませさんなんだ。」
雛「あたし、135センチなの。」
男「なるほど。僕とカップルになるには、ちょうどいい身長差だね。友達になろうよ。僕を見上げるキミは、とても可愛いし、キミも中学生くらいになれば、身長も伸びるだろうし、まあ、その頃には僕との身長差も広がるけどね。楽しみだね、身長差カップル。」
雛「あの……あなた、あたしと勝手にカップルになろうとしてるけど、ごめんなさい。付き合えないわ。」
男「は?ダメなのか?ほら、こんなに小さくて可愛いのに。ギュッ。」
雛「きゃっ!いやああ、触らないでっ!人を呼ぶわよっ!」
男「なんだよっ、ただの、小学生同士の遊びじゃねえか。」
雛「あたし、こう見えて、オトナなのっ。ちっちゃいけど、ハタチこえてるのっ。」
男「え……マジかよ?オトナ?ちっちゃくね?」
雛「ちっちゃくて悪かったわね。」
男「でもさ、キミが可愛いのはホントだよ。」
雛「もう〜、なんかあ、ずっと、あたしのこと、キミキミって呼ぶの、イヤなの。一応これでも、あたしが歳上だからね。」
男「わりいね。てっきり、小学4年生くらいだと思ってたから。」
雛「あたし、もう帰るし、あなたもまだ子供なんだから、今日は帰りなさい。」
男「じゃあまた、今度な。」
雛「じゃあね。」
男「(子供だから帰れと言われても、あの子のほうが、よっぽど子供じゃねえか。あんな小さいオトナの女の子だったら、たぶん僕のほうが力は強いよな。あの子と力比べしてみたいなあ。また会えるかな……。)」
雛「(小学6年生にナンパされるなんて、あたし、どれだけ可愛いの?でも、油断したら危ないわ。いくら小学生の男の子でも、あたしより20センチも大きい男の子だし、もし襲われたら、きっと腕力で勝てないわ。警戒しなくちゃ……。)」
0638名無しさん@ピンキー2023/02/11(土) 14:02:50.55ID:WVjtcmAd
……萌&雛・呼び方……

雛「ねえねえ、萌ちゃん聞いてよ〜。あたし、ナンパされちゃったの〜。もちろん、断わったわ。」
萌「あら〜、もったいない。」
雛「だって〜、あたしには似合わない男の子だったんだもん。」
萌「え〜、そうなのぉ〜?たとえば、身長差があり過ぎるとか?」
雛「うん。あたしより、かなり大きいの。」
萌「ま、そうでしょ。雛ちゃんより小さい人は、子供だからね。」
雛「あたしより20センチ背が高い男の子だったの。」
萌「え?むしろ、小さくない?男子で155センチは小柄よ。」
雛「身長差20センチは大丈夫なんだけど、ちょっとダメなの。」
萌「はっは〜ん、わかったわ。年齢ね。かなり歳下だったとか?」
雛「小学6年生の男の子。」
萌「うわっ、ひと回り以上違うわね。」
雛「公園のベンチに居たら、寄ってきて、可愛いから友達になりませんかって。」
萌「なるほどね。」
雛「あたしのこと、小学生だと思ってたみたいで。」
萌「雛ちゃんはベンチに座ってたのよね?それで、小学生だと思うかしら?」
雛「あたしが歩いてる所を見てたみたい。小さくて可愛い子がいるってなって。」
萌「まあねえ〜、あたしも、さすがに嫌かな〜。小学生に見下ろされるとか。相手が背が高くても甘えられないし。」
雛「知らないとはいえ、あたしのこと、キミって呼ぶのよ。小学生のくせに、オトナのレディに対して、失礼だわ。」
萌「逆に、キミ以外、なんて呼ぶのかしら?」
雛「知らない人だから、おたく、とか?あなた、とか?男の子になら、坊や、とか?」
萌「お嬢ちゃん。」
雛「やだあ〜、お嬢ちゃんなんて。たとえ、歳上のオジサンに言われたとしても、あたしが子供だと思われている確定だわ。」
萌「話かけるなら、普通に、すみません、かな。」
雛「キミって、女性はあまり使わないかも。」
萌「たしかに。」
0639名無しさん@ピンキー2023/02/13(月) 10:37:23.47ID:ZRAaCUXz
……萌&陸・問題……

萌「陸くんは数学は得意だっけ?」
陸「まぁまぁかな。」
萌「あたしが問題出してあげる〜。」
陸「どんな?」
萌「簡単な計算よ。」
陸「書く?メモ用紙いる?」
萌「いらない。直接、口で言うわ。」
陸「紙に書かないの?」
萌「そっ。頭で考えるの。さ、いくわよ。」
陸「おっす。」
萌「にいたすかっこはちひくさんかけるいちかっことじるかけるれいわ?」
陸「なぬっ??最後、年号がきたな、令和?」
萌「ちゃんと計算式に出来るわよ。」
陸「…………」
萌「紙に書くのはナシよ。」
陸「書いちゃダメ?」
萌「ダメっ。普通の簡単な算数よ。」
陸「掛け算が先とか、あったよな……。」
萌「ひらがなで書いてるのと同じで、意外と難しいでしょ?」
陸「もう一回言って。」
萌「にいたすかっこはちひくさんかけるいちかっことじるかけるれい。」
陸「最後が、れい、つまり、ゼロをかける……。」
萌「よく考えれば、わかるわ。」
陸「に?」
萌「ふっふ〜んっ…ふふふふ…。」
陸「なんだよ?正解だろ?」
萌「良く出来ましたっ。」
陸「正解したから、ご褒美は?」
萌「はーいっ!チョコレート!」
陸「やっほ〜い!ありがと!よ〜しっ、萌ちゃん、抱っこしてやる!」
萌「きゃっ!!!あたしを抱っこするのも、陸くんにとっては、ご褒美なのね。」
0640名無しさん@ピンキー2023/02/13(月) 11:34:04.56ID:ZRAaCUXz
……剛&雛・水泳選手……

雛「ああ〜、襲われちゃったあ〜。」
剛「なにっ?誰に?陸にか?」
雛「す〜い〜ま〜にぃ〜。」
剛「すいまー?水泳の選手か?陸は水泳やってたかあ?」
雛「すいまー、じゃないわ。すいまっ。」
剛「なんだ、睡魔か。眠いだけじゃねえかっ。」
雛「うん、ねむいの。」
剛「俺が言うのもなんだけど、襲われたって言うから、心配したぜ。」
雛「心配してくれたのね。」
剛「俺のこと、卑劣だと思うか?」
雛「大丈夫よ。剛は、あたしに対して、殴る蹴るは全然だし、ケガすることもないし、痛い思いも、あまりないし。もちろん、レイプなんて考えてないって、ちゃんと知ってるわ。」
剛「ま、俺が本気になったら、姉ちゃんなんか、圧倒的体格差で、一溜まりもないからな。」
雛「あたしが高校生のとき、まだ小学生の剛とケンカして、取っ組み合いしたとき、あたし、もう剛には
勝てないっと思ったわ。」
剛「俺が姉ちゃんを力でねじ伏せたんだっけ?」
雛「そうよ。身長も腕力も逆転されてて、あたしが泣いたわ。」
剛「とりあえず、確認だな。男として、女の姉に勝てたという。」
雛「姉弟って、成長したら男女差が出ちゃうから、いつかは身長も腕力も逆転されて、姉は弟に力で向かっていかなくなるし、弟も、自分より弱い姉を攻撃せずに、守る方向にいくのよ。」
剛「俺も姉ちゃんを守ってるだろ?」
雛「セクハラ、子供扱いは、ちょっと……。」
剛「だけどよ、遥か下から見上げてくる姉ちゃんを見てたら、可愛くて可愛くて、たまんねえから、持ち上げてもメッチャ軽いし、つい抱き上げたくなるんだよな。」
雛「きゃっ、きゃっ、きゃあ!!」
剛「へへっ…こんなふうにね…ひっひひ…。」
雛「スカートめくらないでっ。オシリペンペンやめてっ。夜ご飯作ってあげないわよっ。」
剛「さあ、おろすよ。ねむいんだろ?寝ておいで。」
雛「ふふふ……。」
0641名無しさん@ピンキー2023/02/15(水) 18:34:46.39ID:bfUtwRWI
……剛&萌・限定商品……

剛「お菓子いっぱい買って来たんだね。」
萌「うん。期間限定のがあったから。」
剛「へえー、そうなんだ。」
萌「あたしと雛ちゃんで全部食べちゃうわ。」
剛「いいのか?太っちゃうぞ。」
萌「いいの。少しくらい太っても。だって、あたしの体重、知ってるわよね?」
剛「36キロくらいだっけ?」
萌「うん。そのくらいかな。身長142センチだから、40キロこえたらヤバいと思うけど。」
剛「40未満ならオーケーということか?」
萌「うん。太らない体質だし。」
剛「まあ、体重が萌ちゃんの3倍ある俺が言うのもアレだけど、女性陣は軽い体重をキープしてくれたら、俺ら男性陣が楽なんだな。」
萌「何が楽なの?」
剛「俺らが持ち上げるのに楽なんだよな。」
萌「そうですか、はいはい、わかったわ。剛くんたちは、細くて華奢な女の子が良いのね。じゃあコレ、剛くんと陸くんで食べていいわ。」
剛「おっ!そうこなくっちゃ!ラッキー!」
萌「うふふふ……やっぱり、食べたかったのね。」
0642名無しさん@ピンキー2023/02/15(水) 18:56:22.41ID:bfUtwRWI
……陸&雛・髪型……

陸「雛ちゃん、今日は可愛いね。」
雛「今日も!でしょ〜。」
陸「細かいな。いつも可愛いよ。」
雛「そうこなくっちゃ。」
陸「いつも以上に子供らしいよ。」
雛「いやいや、レッキとしたオトナの女だわ。陸くんより9歳年上よ。」
陸「身長は俺より45センチ低いけどな。」
雛「だから子供だって言うの?あたしだってレディなのに、そんなのヒドいわ。」
陸「身長135で、その髪は……。」
雛「あ、この髪型ね?高めのポニーテールよ。可愛いでしょ?」
陸「じゃあ、高価なポニーテールか?」
雛「違うわ。値段じゃないわ。結んだ位置が高い場所なの。安めのポニーテールとか無いから。」
陸「へえ〜、そうなんだ。」
雛「ちなみに、略して、ポニテと言うの。上に引っ張るのはダメよ、痛いから。触るだけにしてね。」
陸「先に言われた……。」
0643名無しさん@ピンキー2023/02/15(水) 19:22:49.53ID:bfUtwRWI
……陸&雛・もえた……

雛「あとね、べつに言わなくても良いことかもしれないけど。」
陸「なに?」
雛「さっき陸くんは、あたしの身長が陸くんより45センチ低いから子供らしいって言ったわよね?」
陸「は?それが?気に入らないの?」
雛「あたしと陸くんの身長差、ホントは55センチなの。」
陸「俺が190センチ……雛ちゃんは135センチで……あ!!!ホントだ!計算違いか!」
雛「ね?どうでもいいわよね?あたしが小さくて子供っぽいことに変わりはないわ。」
陸「いや、俺、急に、もえてきたぜ!!」
雛「もえるって、萌ちゃんの萌え?!」
陸「おお、我慢できねえ!!!」
雛「ひやああ、いやなヨカン……。」
陸「お〜なんと美脚が眩しい、超ミニのセクシーな雛ちゃ〜〜ん!!」
雛「やばっ……エロ男に覚醒しちゃったわっ……いやあああ!!んも〜ホントに怖いってばっ!!!」
陸「さあ子猫ちゃん、デカい熊さんと遊ぼうぜ〜!!」
雛「きゃあああ!!!」
陸「うっひひひ……おチビちゃんを、あっという間に捕獲しちまったぜ。」
雛「なんか今日は野蛮な感じで来るのね……。」
0644名無しさん@ピンキー2023/02/18(土) 14:09:46.70ID:1MjIhT4y
……陸&萌・四文字熟語……

萌「何の勉強してるの?」
陸「これは四文字熟語だよ。」
萌「へえー。陸くんの名前の、陸が付く四文字熟語ってあるかしら?」
陸「いや……俺は全く思いつかない。」
萌「あたしが調べてあげるわ。」
陸「まあ、あるのはあるんだろうけど。」
萌「あったわ。いいのが。」
陸「はやっ。どんな?」
萌「こうさいりくり。」
陸「うわっ、初耳だ。字がわかんねえ。ここに書いてみて。」
萌「はい。光彩陸離。」
陸「意味は?」
萌「意味を読むとね〜、きらびやかで〜……美しく輝くぅ〜……まぁ要するに、あたしのコトだわ。」
陸「よく自分で言ったね。」
萌「あっ、まって。他にあったわ。コレは陸くんにピッタリかしら。」
陸「あるのか?俺にピッタリのが?」
萌「りくりょうばっこ。」
陸「おお〜、確かに、陸の字が入ってそうだな。」
萌「漢字は、ちょっと難しいのよね〜。」
陸「書いて。」
萌「う〜、字数が多いわ〜、大変これ〜。はい、これよ、陸梁跋扈。」
陸「うわ〜、なにこれ?後半の2文字なんか初めて見るよ、俺。」
萌「あたしも〜。」
陸「で?」
萌「で?って、なに?」
陸「その、肝心な意味を教えろ。」
萌「あ〜、意味ね〜。それはね〜、ちょっとナイショ。」
陸「は?ナイショだと?ナイショにするとは、怪しすぎるぜ。」
萌「怪しくないわよ。」
陸「ソッコー、俺が調べてやる。」
萌「やばっ、とりあえず逃げよっ……きゃっ!あーんっ!」
陸「こらこら、意味が判明するまで逃さねえぞ。」
萌「やだっ、陸くん、力が強すぎっ!」
陸「意味は…っと……ほうほう、なるほどな……こんな意味なんだな、そうか……。」
萌「きゃあああ!!!」
陸「さあて、この大男が今から、おチビちゃん相手に、好き勝手やらせてもらうぜっ!」
萌「いやーんっ、ほんのジョークのつもりだったのにぃぃ〜……。」
0645名無しさん@ピンキー2023/02/18(土) 14:49:08.48ID:1MjIhT4y
……剛&雛・四文字熟語……

剛「陸が四文字熟語の勉強をやっててさ、結果的に、萌ちゃんを襲ったらしいぜ。」
雛「あら〜、萌ちゃん大丈夫かしら。どういうイキサツか知らないけど、きっと萌ちゃんが陸くんの悪口かなんか言ったんでしょ。」
剛「たとえば、俺にピッタリな四文字熟語ってあるか?」
雛「え?剛にピッタリ?う〜ん、これはもお〜、あなたらしい四文字熟語があるわ。」
剛「俺も姉ちゃんにピッタリなヤツ、考える。」
雛「筋骨隆々。これしかないわ。嬉しいでしょ?」
剛「おお〜、さすが姉ちゃんだな。大きくて強靭な肉体。最高だぜ〜。」
雛「あたしは?」
剛「容姿端麗。」
雛「あはっ…ホメてくれるのねっ。嬉しいわ。」
剛「あと、才色兼備かな。」
雛「あらまっ、あたしのこと、よく理解してるわね。」
剛「姉ちゃん、俺のほう、あとは?」
雛「う……思いつかないの…熊的大男?」
剛「そんな四文字熟語は、ねえだろ。」
雛「えへっ…だめ?」
剛「姉ちゃんは、小柄女子?」
雛「うん。」
剛「華奢小柄?チビだから、チビ小柄?華奢チビ?」
雛「んもー、あたしの見た目ばっかりっ。しかも四文字熟語じゃなくなってるし〜。」
剛「あ、いいのあった……容姿子供。見た目、そのままか、ククククク……。」
雛「剛が、あたしのこと、そんなに馬鹿にするんだったら、あたしだって言わせてもらうわっ!」
剛「おっ、言ってみろや。」
雛「んんん、ちょっと怖いけど………。」
剛「遠慮すんな。」
雛「筋肉馬鹿………あ、言っちゃった………きゃああああああああ!!!!」
剛「馬鹿で悪かったな〜。」
雛「いちおう、すごい筋肉だわって、ホメてるのにぃぃ〜。」
剛「うるせえ。手加減してやるから、イチャイチャしようぜっ。」
雛「……だって、剛のこと見てたら、すぐ思いついたんだもん……筋肉馬鹿って……きゃああ……。」
0646名無しさん@ピンキー2023/02/21(火) 23:01:30.91ID:K6IaLhGp
……剛&雛・色の種類……

剛「姉ちゃん、今日は何色?」
雛「え?…いろ?………あか。」
剛「ふーん。昨日は何色だっけ?」
雛「きのうはねえ……くろよ。」
剛「何の色のつもりで答えてんの?」
雛「え?なんのいろ?……ぱ……んつ?」
剛「違うよ、洋服だよ。」
雛「あらっ?洋服?パンツじゃないのお〜?剛ったらヒドいわ、いやらしいわ〜。なんだあ、洋服の色かあ〜。」
剛「やっぱり何の疑いもなくパンツの色を答えるんだな。」
雛「だって、エロ男の剛なんだもん。」
剛「ああそうかい。で、洋服の何色かって聞いてんだけど。」
雛「このミニワンピのこと?」
剛「おう、その短めのワンピース。」
雛「色は、シャーベットピンクよ。」
剛「は?なにそれ?ただのピンクじゃねえのかよ。」
雛「うん。シャーベットピンク。」
剛「シャーベットって、美味しそうな色だな。」
雛「ほんとね。美味しそうだわ。」
剛「美味しそうと言えば、姉ちゃんも。」
雛「あたし?おいしそう?」
剛「ミニスカートの妖精みたいだ。」
雛「おいしそうって………。」
剛「細くてキレイな脚が輝いてるぜ。」
雛「これはミニスカートじゃないわ。ミニのワンピースよ。」
剛「そんなことはともかく、とりあえず姫抱っこでもするか。」
雛「あ、え、、、きゃっ!」
剛「中をちょっと見せてくれ。お、今日のパンツは赤なんだ。」
雛「それは、さっき言ったわ。ひとの話、聞いてないのね。それに、相変わらずエロい男……きゃあきゃあきゃあきゃあああ!!」
剛「姉ちゃん、今、俺の腕の中だぜ。俺のこと、エロいとか言う余裕あるのかな?今日は力が有り余ってるんで、おチビちゃんを高々とリフトアップしてみるかねえ。」
雛「やだー、たか〜いっ、こわ〜いっ!」
剛「どうだ?すげーだろ?な?どう?怖いか?もうギブする?」
雛「…はい……怖いから、ギフアップします……。」
剛「こりゃあ、けっこう運動になるぜ。」
雛「あたしのカラダは筋トレの道具?」
0647名無しさん@ピンキー2023/02/24(金) 17:14:48.81ID:GYZkdD0Q
……萌&雛・壁ドン顎クイ頭ポンポン……

萌「ねえ、壁ドン、顎クイ、頭ポンポンって知ってる?」
雛「なんか聞いたことある〜。それって、一連の流れなの?」
萌「そうそう。雛ちゃんは、男の人にされたら、ときめく?」
雛「そうね〜、相手によるわ。背が高くて、かっこいい男の人にされたら、それこそキュン死よ。だけど、剛はゴメンだわ。」
萌「あらっ、剛くんはイヤなの?弟だから?」
雛「剛の場合は、イヤな想像ができるもん。」
萌「想像?」
雛「たとえば、壁ドンの時は、あたしの顔を、わざと上から見下ろしてきて、圧倒的身長差で優越感に浸りながらニヤニヤして。まさに頭ポンポンなんて、子供扱いだし。自分より遥かに小さい姉を馬鹿にしてる感じがムカつくの。」
萌「あらまっ、お姉様が、お怒りですわね。」
雛「でも、結局、チビっ子が大男相手にムカついたところで返り討ちよ。もうヘタに歯向かわないほうが楽なのよ。」
萌「あたしは、剛くんに顎クイとか、されてみたいわ。」
雛「もしかして剛、やりづらくない?萌ちゃんの顎が、けっこう低い位置にあるんじゃない?身長差60センチあるわよ。」
萌「そうかな〜、かっこいいもん、剛くんっ。」
雛「あたしは、剛に壁ドンされた時点で、すぅ〜っと下からすり抜けちゃうわ。ドンする腕の高さって、きっと、あたしの頭の上だから、ウフフフ。」
萌「陸くんなら、喜んで壁ドンするわよ。」
雛「陸くんね〜、でもね、25歳の女が、高校生の男の子に、壁ドン顎クイ頭ポンポンされるのって、大人の女としてどうなの?っていう話なのよ。」
萌「陸くんも大丈夫だわ。」
雛「どう大丈夫なの?」
萌「陸くんって、年上の小さい女の子が大好物だから、剛くんもだけど、優しく子供扱いしてくれるわ。興奮しながら、萌えながらね、うっふふふ……。」
雛「子供扱いはヤダ〜。っていうか、思い出したけど、あたしたち、ウチの男子に壁ドンされた経験、あるわよ。」
0648名無しさん@ピンキー2023/02/24(金) 17:56:03.57ID:GYZkdD0Q
……剛&陸・大喜利……

陸「先輩に大喜利の問題です。いいですか?」
剛「おう、大喜利ってか。いいよ。問題っていうより、お題だな。大喜利だったら。」
陸「いや、でも、第1問とかって言いません?」
剛「まあ、とりあえず、どっちでもいいや。お題、だせ。」
陸「じゃあ、いきます。こんな姉は嫌だ。」
剛「ほおう〜、姉か〜。俺の姉ちゃんを出してきたかあ〜。」
陸「シンキングタイムは……。」
剛「あっ、おっけー!わかった!」
陸「早いっすねえ。では。こんな姉は嫌だ。」
剛「俺より背が高い。」
陸「うわっ、それはバケモノですね〜。バレーボールの女子選手でもナカナカですよ。」
剛「こんな姉は嫌だ。身長が150センチ以上ある。」
陸「え?身長が150センチあるとイヤですか?」
剛「あと、こんな姉は嫌だ。身長が伸びて140センチになる。」
陸「身長ばっかりじゃないですかっ。理由をきいても?」
剛「理由は決まってるだろ。25歳で身長が135センチの姉ちゃんだぞ?」
陸「はい。めちゃくちゃ小柄です。」
剛「せっかく超絶チビっ子で、しかも顔面偏差値が最高で、美人で可愛くて……。」
陸「おまけに?」
剛「いつも超ミニスカートで美脚でセクシー。」
陸「まだありますね?」
剛「ちっちゃい割に、オッパイがあって、いつも触らせてくれるし。」
陸「触るのは、か弱い雛ちゃんが抵抗むなしくっていうか……。」
剛「か弱いって言えば、握力が15キロしかない非力なところも、可愛くて可愛くて、しょうがないんだよな。」
陸「萌ちゃんも同じ感じで?」
剛「そうだよな。ちっちゃい女の子が2人いるって良いよな。俺らが1人ずつ相手にできるもんな。」
陸「あの子たち、完全に俺らのオモチャじないですか。」
剛「まあな。俺ら、オモチャを壊さないように、大切に扱おうぜ。」
陸「俺、急に、アレです。女体が恋しくなってきました。」
剛「言うね〜、おまえも。獣だな。」
0649名無しさん@ピンキー2023/02/27(月) 09:57:09.43ID:tXG5xHSP
……剛&雛・何の日……

雛「今日は何の日か知ってる?」
剛「え?今日?2月27日か…。」
雛「どうせ、剛は知らないだろうから、教えてあげるわ。」
剛「おい、おい、俺が知らないと決めつけんじゃねえよ。」
雛「だったら、言ってごらんなさいよ。」
剛「ちょっと待てよ。なんかの語呂合わせか?………わかんねえや。教えろ。」
雛「あのね、今日はね、冬の恋人の日なんだって。テレビで言ってたの。」
剛「あっそ。なんだ。姉ちゃんも知らなかったんじゃねえかよ。」
雛「あたしの方が先に知ったもん。」
剛「先に知っただけで、マウントとりやがって。なに?なんの日だって?冬の恋人?」
雛「そうなの。冬の恋人の日なの。」
剛「それがどうしたって話なんだが。」
雛「なんかね〜、バレンタインとホワイトデーの間の日で、恋人同士の絆を深める日とかなんとか。」
剛「冬の恋人って、なんか、お菓子の名前でなかったか?たしか北海道の。」
雛「それ言うなら、白い恋人でしょ。」
剛「なにっ……今日の姉ちゃん、なんとなく、あれだな、上から目線だな。下から見上げてるくせに。」
雛「だから下から目線だっつーのっ。ねえ、剛にとっての、冬の恋人ってなに?モノでもいいわ。」
剛「まあ、とりあえずヒトで。」
雛「え?ヒト?いるの?まさか恋人が?」
剛「寒い時は、ヒトの体温で温かくなるからな。」
雛「え、、あ、、なによぉ〜、きゃっ。むぎゅ〜。」
剛「姉ちゃんを抱きしめるに限るぜ。」
雛「はぁ……(大きいカラダに抱きしめられると、悔しいけど、安心感がすごいのよね………これを剛に言ったら調子に乗るから、絶対に言わないわ……。)」
剛「姉ちゃん?」
雛「なあに?」
剛「ちっちゃいな。」
雛「今さらなによ、ばかっ。」
0650名無しさん@ピンキー2023/02/27(月) 10:59:22.71ID:tXG5xHSP
……陸&萌・節句……

陸「もうすぐ、雛ちゃんの日だね。」
萌「なんで?」
陸「ひなまつり。」
萌「うん、そうだあ〜、雛ちゃんの、お祭りよね〜。ホントだあ、雛祭りだわ〜。」
陸「萌祭りもあればいいのにな。」
萌「そうなの。ないの。いや、むしろ、あるわけがないのよ。変でしょ?萌祭りって。何をする日なのか、分からないわ。」
陸「俺、わかるよ。むしろ完全に分かりすぎる。」
萌「そっか。陸くんだもんね。萌え〜〜ってなる日でしょ?」
陸「そうだよ。ちっちゃいカラダの萌ちゃんに、萌え萌え〜ってなる日。」
萌「じゃあ、雛祭りの日は、雛ちゃんに?」
陸「雛ちゃんに、ヒナヒナ〜ってなる日。」
萌「あははは……なによ、ヒナヒナって…ウフフフ…。」
陸「ウケた……えっへへへ〜。」
萌「ねえ知ってる?雛祭りは桃の節句と言うのよ。」
陸「そのくらい知ってるよ。」
萌「じゃあねえ〜、萌祭りは?」
陸「おお、大喜利ときたか……。」
萌「さあ、陸くんなら、何て答えるかしら?」
陸「萌のせっく…………す。」
萌「………?」
陸「もえとせっくす。」
萌「やだなあ〜もぉ〜、なにを言ってるのっ、陸くんには、まだ早いわっ。」
陸「いや、俺だって男だからね。」
萌「うん、たしかに。」
陸「萌ちゃんだって女だからね。」
萌「うん、たしかに。」
陸「俺、190センチ90キロの大男だからね。」
萌「え、、、あたしも言うの?」
陸「おう。」
萌「あたし、142センチ36キロの超小柄な女の子よ。まあ、はっきり言って、大人と子供みたいだわ。ホントに、どっちがオトナよって感じよね。あ、ごめんなさい、陸くんは結局、何を言いたいの?」
陸「もえとせっくす。もし俺がやろうと思えば、圧倒的体格差で、超簡単に出来るよっていう話。」
萌「……」
陸「ジョークだよ。」
萌「んも〜、まあ、そうよね。陸くんも意外と言うのね。分かってると思うけど、あたしも雛ちゃんも、剛くんと陸くんのこと、信頼してるわ。」
陸「俺、剛先輩に似てきたかな。」
萌「なんか、桃の節句の話から、ずいぶん脱線しちゃったわね。」
陸「そもそもさ、萌ちゃんが俺に大喜利を言ってきたから、体格差の話とか、俺が萌ちゃんをアレする話の流れになってるんだからね。」
萌「アレ?うん……はい……。」
0651名無しさん@ピンキー2023/02/27(月) 12:07:44.13ID:tXG5xHSP
……剛&雛・スマホのサイズ……

剛「姉ちゃんのスマホって、デカくないか?」
雛「え〜、そんなことないわ。普通よ。」
剛「あれか、姉ちゃんの手が小さいからか?」
雛「きっとそうよ。あたしの手、めっちゃ小さいもん。指も細いし。剛は逆に手が大きくて指が太いから、スマホが小さく見えるのよ。」
剛「手の大きさ、俺と比べてみる?」
雛「イヤよ。今、剛に無駄に優越感を与えたくないわ。」
剛「俺と背比べするか?」
雛「おおよしよしとか、頭をナデナデとか、子供扱いされるの、すごくムカつくのっ。」
剛「俺にとっては、ちっちゃくて超かわいい最高の姉ちゃんなんだ。それで良くね?」
雛「大人になると、姉が弟に体格と腕力で逆転されるのは、ごく当たり前のことなんだけど、あたしと剛って、ちょっと差がヒドくない?かなりのレアケースだと思うわ。」
剛「ま、普通、この体格差は、あり得ないね。俺にとっては、すごくラッキーだけどな。」
雛「もうすぐ、あたしの日だから、何か祝って。」
剛「もしかして、ひなまつり?」
雛「そうそう、よく分かったわね。」
剛「しかし、ひなまつりって、3歳の女の子だろ?姉ちゃんは10歳じゃん。」
雛「見た目で言わないっ!あたしは25歳!」
剛「オトナの姉ちゃんを、どう祝えばいいのさ?」
雛「雛の祭りということで、あたしの日でしょ?」
剛「おお、わかったよ。じゃあ〜、しょーがねえから、俺と姉ちゃんでレイプごっこでもする?」
雛「ぅぅぅ……やっぱり、ほんと、剛は陸くんと違って、イヤな言葉をストレートに使ってくるぅ〜。」
剛「姉ちゃんは、全力で抵抗してくれよな。」
雛「男の人の腕力で、ねじ伏せられる女の子の気持ち、考えてね。いくら、ごっこでも、あたしは、きっと怖いわ。たとえば、ホントに知らない男の人に襲われることを想像しちゃうわ。」
剛「予行練習になるぜ。」
雛「誰の?どういう練習?」
剛「襲われた時の逃げ方を教えてやるよ。」
雛「え?逃げ方?ほんと?」
剛「おっ、食いついたな。」
雛「やっぱりヤダ。剛は、あたしのカラダを触りたいだけなのよ。」
剛「くそっ。なんでもお見通しかよ。まあ、姉ちゃんが、いくら嫌がっても逃げても、男の腕力で俺の思い通りになるから、問題なし。」
雛「なんてヒドいエロ男なの……。もし、陸くんを味方に付けて守ってもらったら…。」
剛「べつにいいぜ。3対1でも。俺は陸より圧倒的に強いし、3人を相手にしても、俺の圧勝だぜ。」
雛「圧勝って、何の勝負をするつもりなの?わけが分からないわ。バカね……。」
0652名無しさん@ピンキー2023/03/01(水) 18:40:31.84ID:9sJFy30+
……剛&雛・ポーズ……

雛「剛は、このポーズ、知らないわよね?」
剛「お?そのポーズ?バカにすんなよ。俺だって知ってるさ。」
雛「ふーん、じゃあ、言ってごらんなさい。」
剛「えーとー、それは…顔ハート、、、だっけ?」
雛「違うわよっ。」
剛「え?違う?指ハート、でもねえよな?」
雛「指ハートなんて1億年古いわっ。」
剛「25歳の姉ちゃんでも知ってるやつ?」
雛「うん。もう言っちゃう。これね、ルダハートって言うのよ。」
剛「あー、全く知らねえなあ。ルダって、どういう意味?」
雛「なんか、考案した人の名前らしいわ。」
剛「へえー、外国の?」
雛「韓国の。」
剛「俺さ、女の子の好きなポーズがあって。」
雛「女の子がするポーズで?」
剛「姉ちゃんにお願いしていい?」
雛「あたしが、そのポーズをすればいいの?」
剛「おう。」
雛「どんなポーズ?なんでもしてあげるわ。」
剛「片方の脚を、くの字に曲げて立つポーズ。」
雛「くの字?あ〜、わかったわ、これ?」
剛「おおおお!!それそれ!ミニスカで生足だと、目の保養で眼福なんだよな。」
雛「うふふふふ……たしかに女の子特有のポーズかも。これが好きなの?」
剛「とりあえず、可愛くみえる。」
雛「あたしも可愛い?」
剛「当たり前だろ。」
雛「ホント?ありがと。」
剛「姉ちゃんは、女の子100パーセントだな。」
雛「あたし、完璧な女の子ってこと?」
剛「可愛い、美しい、美人、きれい、身長が低い、カラダが小さい、か弱い、肩幅が狭くて華奢、腕が折れそうなくらい細い、そこそこ胸がある、いつも超ミニスカート…。」
雛「あっ、ちょっと待った!」
剛「なにか?」
雛「前半はホメてくれて嬉しいわ。でも後半は、完全に剛のフェチが入ってるわ。」
剛「でも、間違ってないよな?」
雛「うん………そのまんま…です。」
剛「姉ちゃんが可愛くてたまんね〜、ガマンできね〜。」
雛「え?え?きゃああああ!!!」
剛「こうやって姉ちゃんを抱っこしたくなる瞬間って、あるんだよなあ。」
雛「あーん、剛にロックオンされたら、あたしが捕まって抱き上げられてしまう確率も100パーセントね……。」
0653名無しさん@ピンキー2023/03/04(土) 14:25:01.51ID:DWFCEuwQ
……剛&雛・読めない字……

雛「ねえねえ、つ〜よしっ。」
剛「おお、なんだよ、テンション高えな。」
雛「剛わぁ、これ、読める?」
剛「は?なに?どれ?」
雛「これよ。」
剛「どこ?ん?」
雛「見える?」
剛「あ〜、これか?何か書いてんな。」
雛「読んでみて。」
剛「字が小さくて見えねえよ。」
雛「カタカナよ。」
剛「カタカナ?俺の視力が……。」
雛「さあ、何て書いてあるかしら?」
剛「姉ちゃんは読めるのか?」
雛「あたしは読めるわよ。あたしが書いたんだもん。」
剛「だろうな。白い紙に、これしか書いてないもんな。」
雛「無理っぽい?」
剛「無理じゃねえ。絶対に読んでやる。ちょっと待っとけ。」
雛「うふふ……(やったあ、もうすぐ、あたしの希望が叶うわ。)」
剛「おお〜おお〜、なんとか分かるぞ。」
雛「あ、分かった?はい、言って。」
剛「4文字だな?」
雛「うん、声に出して言って。」
剛「ギャフン。」
雛「やったああああ!!!」
剛「これが、どうかしたのか?」
雛「やっと、剛に、ギャフンと言わせたわっ。」
剛「おお、そういうこと?」
雛「実際にギャフンと言う人、初めて聞いたわ。」
剛「姉ちゃんが言わせたんだろうがよ。」
雛「言ったことに変わりないわ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんに言ってもらおうかな。」
雛「あたしに何を言わせるつもりなの?」
剛「悲鳴を。」
雛「え?え?なに?なに?きゃあああ!!!」
剛「ほら、簡単じゃねえか。姉ちゃんなんか、軽々と豪快に持ち上げてしまえば、必ず悲鳴をあげるって知ってるし。」
雛「あたし決めたわ。いくら剛に遊ばれても、絶対にギャフンとは言わないわ。」
剛「俺も、悲鳴じゃなくて、別の意味でキャアキャア言われてえなあ。」
0654名無しさん@ピンキー2023/03/04(土) 15:16:01.85ID:DWFCEuwQ
……陸&萌・解釈の違い……

萌「ねえ、陸くんのクラスに、背の小さい女の子、いたりする?」
陸「女子は全員、俺より低いけど。」
萌「うふっ、190センチある陸くんより大きい女の子は、普通いないわ。いや、違うの。あたしみたいなメチャクチャ小柄な女の子のことよ。」
陸「いわゆる、142センチくらいの子?」
萌「うんうん。さすがに、女子高生で、あたしより小さい女の子は、かなり珍しいと思うけど。どう?」
陸「あ、まあ、そうだねえ。とりあえず、萌ちゃんが勝ってるよ。」
萌「え?うそっ?あたしが勝ってる?」
陸「クラスというよりか、学校全体でも、たぶん、萌ちゃんが勝ってるよ。」
萌「え?他のクラスにも、あたしより小さい子がいるの?」
陸「っていうか、萌ちゃんが一番小さくて可愛いよ。」
萌「ああ、もしかして〜あたしが勝ってるって言ったのは……?」
陸「身長が低いから、勝ちってことで。」
萌「あたし、てっきり、140センチくらいの子がいるのかと思ったわ。16歳とかだったら、成長前とかでさ……。」
陸「だって、男と違って、女の子の身長は小さい子が勝ちじゃね?」
萌「陸くんも剛くんも、小さい女の子が好みだから、結局、小さい女の子が勝ち、という考えなのね。」
陸「萌ちゃんは、女の子として、勝ち組だよ。」
萌「うわ〜、あたし、かちぐみぃぃぃ!?」
陸「そ。萌ちゃんは超絶可愛い勝ち組さ。」
萌「でもね、あたし、喜んでいいのかしら?」
陸「どうした?」
萌「雛ちゃん……。」
陸「おおおお〜!!!雛ちゃんだあ!!」
萌「あたし、雛ちゃんに負けてるの……。」
陸「そうだよ、雛ちゃんの圧勝じゃん!」
萌「なによっ、も〜、雛ちゃん、最強だわっ。」
陸「25歳で135センチ32キロの雛ちゃんって、まさに可愛さ最強の女の子だね。」
萌「そんな身長体重を出されたら仕方ないわ。あたしは、雛ちゃんの次、二番目でもいいわ………………は?二番目ってなに?」
陸「俺は何も言ってないからね。」
0655名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 10:28:11.73ID:w6NUagaI
……勝負の謎・考察編(1)……

男子部屋・剛&陸

陸「先輩、ちょっと先輩に、コレを。」
剛「ん?なんだ?封筒?」
陸「はい、どうぞ。」
剛「え?コレを俺に?」
陸「はい。」
剛「表に、果たし状?裏に、おまえの名前……。」
陸「あ、中は、まだ開けないで下さい。」
剛「え?見ちゃあダメなんだ?」
陸「今は、まだ秘密なので。」
剛「あっそ。で?果たし状と書いてあるいうことは、いわゆるアレか?つまり…決闘?」
陸「まあ、あのー、果たし状というよりも、俺にとっては、先輩は格上なんで、正確に言うと、挑戦状になると思うんですけど。」
剛「俺に挑戦か……んむ…なるほどな。」
陸「封筒の中身は、当日に開封して下さい。」
剛「当日って、いつなんだ?」
陸「今度の日曜日です。」
剛「なるほどね。でもよ、陸と俺が決闘するんだったら、それ以外に何を秘密にする必要があるんだ?」
陸「ま、、決闘、、まあ、とりあえず、何をするかは、当日の朝に、その封筒を開封してもらえれば。」
剛「日曜日の朝に開封ね。おう、まあ、分かったよ。何か、これが陸の作戦なんだろうな。」
陸「先輩、俺の挑戦を受けて下さいますか?」
剛「おう、もちろんさ。後輩の挑戦は受けるのは、男として当然だろう。」
陸「ありがとうございます。」
0656名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 10:54:13.49ID:w6NUagaI
……勝負の謎・考察編(2)……

リビング・剛&雛

剛「姉ちゃん、聞いてくれよ。」
雛「なあに?」
剛「俺、陸と決闘することになってさ。」
雛「え?けっとお〜?けっとおぅって?」
剛「陸が俺に、なんか、果たし状って書いた封筒を突きつけてきてさ。」
雛「ええええ〜?はたしじょう〜?え?それって、決闘を申し込む時のアレでしょう〜?」
剛「まあ、陸が言うには、俺に挑戦したいらしいんだな。」
雛「やだー、あんまり野蛮な事をするの、あたし賛成できないわ。」
剛「詳しいことは、当日まで秘密なんだってさ。」
雛「え、いつなの?」
剛「今度の日曜日。」
雛「場所は?」
剛「さあな。それは陸に考えがあるんだろうな。」
雛「どこか、広場とか?公園とか?あ、河原とかは、ドラマでよく見るわ。」
剛「姉ちゃんさ、この封筒、預かっててくれない?俺が持ってると、中身が気になって、つい見てしまうかもしれないからな。」
雛「あたしが持ってていいの?」
剛「陸に見るなと言われた以上、見ないようにしないとな。」
雛「分かったわ。あたしが預かっとくわ。」
剛「姉ちゃんも、日曜日の朝まで見るなよ。」
雛「うん、そうする。でも、2人とも怪我しないでね。心配だわ。」
剛「ありがとよ。ただ、間違いなく怪我はするぜ、多少なりとも。もし、決闘だったらな。」
雛「2人とも強靭な肉体だから、大丈夫なのかしら……。終わったら、後で介抱してあげるわ。」
0657名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 12:06:13.26ID:rDVk410d
……勝負の謎・考察編(3)……

女子部屋・雛

雛「(この封筒……あ、ちゃんと、果たし状って書いてあるわ。裏は…陸くんの名前ね…)」
雛「あら?これって、どこかで見たことある字だわ。なんか違和感が……ホントに陸くんがコレを剛に?」

女子部屋・萌&雛

萌「ただいま〜。」
雛「あ、萌ちゃん、おかえり〜。」
萌「あれっ?それ…え、、、なんで?それを雛ちゃんが………?」
雛「え?あ、これ?」
萌「その封筒……。」
雛「あ、コレはね、あたしが剛から預かってるだけなの。」
萌「あ〜、そういうことになってるんだ……。」
雛「え?なに?萌ちゃん?」
萌「ううん、何でもないわ。そうなんだ、剛くんから……。」
雛「そんなことよりね、萌ちゃん、ねえ聞いて。」
萌「どうしたの?」
雛「剛と陸くんが決闘をするらしいわ。」
萌「え?けっとお〜?あの、戦う決闘のこと?」
雛「そうなのよ。でも、あたし、2人とも怪我しないか、それだけが心配で…。」
萌「雛ちゃん、優しいのね。でも、そんなに心配いらないと思うわよ。」
雛「だって〜、男の子同士のケンカって、けっこう激しそうでしょ?」
萌「ねえねえ、あたしたち、2人の応援しない?」
雛「応援?うんうん、それ、すごく良いわ。」
萌「あたしは剛くんを応援したいわ。」
雛「じゃあ、あたしは陸くんを応援するわ。あ、そうだわっ、どうせなら、チアの衣装を着ようよっ。ポンポンとか持って。」
萌「もう、それって、本格的な応援ね。」
雛「超ミニスカートで剛を誘惑して、こっちに視線を向けさせといて、そのスキに、陸くんに頑張ってもらうの。」
萌「ただ、陸くんも同時に誘惑してるけどね。」
0658名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 12:34:41.40ID:rDVk410d
……勝負の謎・考察編(4)……

リビング・陸&萌

萌「あたしの言った通りに、段取りしてくれた?」
陸「おう、カンペキだと思う。」
萌「でも、アレ、雛ちゃんが持ってたわ。」
陸「いや、俺は渡したよ。ちゃんと先輩に。」
萌「うん、わかってるわ。大丈夫よ。」
陸「しかし、萌ちゃんのアイデアは素晴らしいねえ。」
萌「でしょう〜。陸くんだって、剛くんに勝ちたいもんね。」
陸「アレなら、俺にもチャンスがあると思うから。」
萌「あ、そうそう、雛ちゃんが陸くんの応援をすることになったわよ。」
陸「え?そうなのか?」
萌「あたしは剛くんで。」
陸「まあ、応援は、無いより有ったほうが良いとも言える。」
萌「良かったわね。可愛い女の子の応援があるなんて。」
陸「勝ったら、ご褒美があるとか?」
萌「いいんじゃない?期待してて。」
陸「あまり派手な応援は、かえって邪魔になる可能性もあるかもしれないね。」
萌「一応、あたしたち、チアガールなの。」
陸「チアか……おおげさだな。気が散るかもな。」
萌「集中して頑張れば大丈夫だわ。」
陸「よっしゃー。」
0659名無しさん@ピンキー2023/03/07(火) 21:27:05.24ID:eLMv6bxz
……勝負の謎・考察編(5)……

リビング・剛&萌……

萌「ねえ剛くん、今度の日曜日、楽しみね?」
剛「え?あ、日曜日ね。楽しみっていうかさ、フワッとしたことしか知らねえんどよな。詳しいことを言ってくれないんだよなあ、陸のやつ。」
萌「ふーん、ちゃんと約束、守ってるのね。」
剛「約束って?」
萌「あ〜、まあ〜、ちょっとしたサプライズなの。」
剛「俺に隠してるコトがありそうだな。」
萌「陸くんのアレは、あたしからの指示でのコトだから、許してあげてね。」
剛「俺と陸が決闘するってやつ?」
萌「そうなの。でも、決闘じゃないわ。」
剛「ん?決闘じゃない?陸と戦うわけじゃないということか?」
萌「戦いは戦いよ。でも、殴る蹴るとかは、全く無いから安心して。」
剛「陸は、そのこと知ってるの?」
萌「うん。」
剛「俺さあ、陸をボコボコにすることになるのかと、不安だったよ。」
萌「そりゃあね、剛くんと陸くんが本気で格闘したら、剛くんが勝つに決まってるわ。カラダが違うもの。だからね、今回は、陸くんにも勝つチャンスがあるの。」
剛「何をして戦うんだ?」
萌「それは秘密よ。」
剛「陸は、知ってる分、作戦を考える時間があるよな。」
萌「それがハンデなの。」
剛「まあ、楽しみに待っとくよ。」
0660名無しさん@ピンキー2023/03/07(火) 21:59:24.47ID:B+jtrML3
……勝負の謎・考察編(6)……

リビング・陸&雛……前日

雛「ねえ陸くん、あした、頑張ってね。」
陸「あ、ありがとう。」
雛「あたし、陸くんを応援するわね。」
陸「うん、ありがとう。」
雛「チアリーダーになって応援するわ。」
陸「ミニスカートの下は?」
雛「下?」
陸「見せパンは、無しで。」
雛「見せパンが無いと、スカートの中を他の誰かに見られたら恥ずかしいわ。」
陸「見られる心配は無いよ。」
雛「え?そうなの?」
陸「雛ちゃんは、人前でチアをやることに、抵抗は無いんだね。」
雛「元々、萌ちゃんがチアをやろうって言い出したの。」
陸「なるほど。萌ちゃんは知ってるからなあ。」
雛「知ってるって、何を?」
陸「あしたになれば分かるから。」
雛「そういえば〜、あたし、封筒、持ってたわ。」
陸「そうらしいね。」
雛「剛くんに、預かっといてって言われて。」
陸「雛ちゃんは、もう今、開封して見ていいかも。」
雛「あたしが開封していいの?」
陸「でも、剛先輩にはナイショで。」
雛「萌ちゃんは?」
陸「萌ちゃんは……直接、聞いてみて。」
雛「えええ?……なんか怪しいわね。萌ちゃんも、詳しいことを隠してるみたいなの。」
陸「まぁまぁまぁ……。」
雛「とりあえず、陸くん、怪我しないでね。剛って、あの通り、筋骨隆々で強そうだから、あたしは、それが心配だわ。」
陸「封筒の中身を見れば、分かるよ。」
雛「へえー、そうなのね。あ、でも、あの封筒って、剛に返さないといけなくない?」
陸「お任せします。」
雛「了解です。」
0661名無しさん@ピンキー2023/03/08(水) 19:11:37.65ID:1IJBVjjM
……勝負の謎・当日編(1)……

朝6時・キッチン・雛

雛「朝からカレーも良いわよねえ。彼にカレーで頑張ってもらわないと、なーんちゃって。」
雛「あ、そうだわ、果たし状を見なくちゃ…。」
雛「……ふーん……へぇ〜、そういうことなのね……なあんだあ……あたしも、ちょっと、サプライズしよっかな〜っと、うふふふふふ……。」
雛「うん、先に食べちゃっおっ。」

朝6時20分・女子部屋

萌「あ、雛ちゃん、おはよー。」
雛「おはよっ。カレー、作ってあるわよ。」
萌「あら〜、朝早くから、ありがとう。」
雛「だって〜、男の子たちが戦うっていうから、ご飯も多めに炊いたの〜。」
萌「ごめんね〜、雛ちゃんだけに作らせちゃって。」
雛「あ、それはべつにいいの。レトルトだから。」
萌「あははっ。ありがとうを返してっ。」
雛「あたしは食べちゃったから、萌ちゃんも食べてくるといいわ。」
萌「クマ2匹は?」
雛「あたしが起こしとくわ。」

朝6時30分・男子部屋

剛「お、起きたか。」
陸「今、何時?」
剛「そうね、だいたいね〜。」
陸「先輩、今、何時?」
剛「ちょっと待っててオオォ〜。」
陸「はい。」
剛「いやいや、そこは、もう一発、今何時だろ。」
陸「え、、、今、何時?」
剛「まだ、はやい〜。」
陸「先輩、なんか良い匂いしません?」
剛「陸は、あの名曲を知らねえのか……ジェネレーションギャップ!!」
0662名無しさん@ピンキー2023/03/08(水) 19:34:05.11ID:1IJBVjjM
……勝負の謎・当日編(2)……

6時40分・男子部屋

雛「男子のみなさ〜ん!起きてる〜?」
剛「あ、姉ちゃんだ。起きてるよ。」
雛「開けていい?」
剛「例のアレか?」
雛「違うわ。ここのドア。」
剛「あ、そうか。」
雛「おはよー。」
剛「おはよ。」
陸「雛ちゃん、おはよう。」
雛「あ、陸くんも、おはよっ!」
陸「さっきから、カレーの匂いがするんだよなあ。」
雛「うん、作ってあるから食べてらっしゃい。レトルトじゃないわよ。」
陸「おっけー、言ってくる。」
雛「先に顔を洗ってからよ。」
陸「はいは〜い。」
剛「姉ちゃんも母親らしくなったな。」
雛「あんな大きな息子がいたら滑稽だわ。」
剛「それで姉ちゃん、俺が預けた例のアレは?」
雛「あ、そうね。コレよ。確かに渡したわよ。」
剛「姉ちゃんは見たのか?」
雛「うん。けさ。じゃあねえ、あとで。」

6時45分・男子部屋・剛

剛「果たし状か…さて、何と書いてあるかな…。」
剛「あれ?たしか、封筒の裏に、陸より、とか書いてあったハズだが……?」
剛「中身を見ると……なんだよ、コレ?」
剛「俺の相手って、陸じゃない?どういうコトだ?……まあ、とりあえずメシだ、メシ食おう。」
0663名無しさん@ピンキー2023/03/08(水) 20:00:02.80ID:1IJBVjjM
勝負の謎・当日編(3)……

6時25分・キッチン・萌

萌「なによ〜、ちゃんと作ってあるじゃない。変なウソついちゃって、雛ちゃんったらっ。」
萌「……モグモグモグ……んまっ……。」

6時45分・キッチン・陸&萌

陸「うまいなあ、雛ちゃんの作ったカレー。」
萌「陸くん、作戦、考えた?」
陸「まあ。家だと、先輩が居るから、放課後に図書館に行って、戦術を練ったりしてた。」
萌「へえー、そうなのね。あたしも専門用語とかは知らないけど、基本的なコトは、なんとなくは知ってるの。」
陸「先輩とヤるのは、久しぶりなんだよ。」
萌「剛くん、遅いわね。」
陸「とっくに起きてたよ。あ、来た。」
剛「おお、カレーライスだなあ、うまそー。」
萌「あたし、2階に戻るわね。」
陸「先輩、残り全部、食っていいっす。」
剛「お、マジで?俺が最後か?」
陸「はい。片付けは、お願いします。俺も2階に。」
剛「あのさ〜、俺、相手は陸だとばかり思ってたんだぜ〜。」
陸「え?はい??相手?」
剛「お前じゃねえんだよな?」
陸「いや、相手は、俺です。」
剛「???」
0664名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 20:25:12.69ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(4)……

7時・男子部屋・剛&陸

剛「あー、姉ちゃんの作るカレーは、マジうめえなあ〜。」
陸「あ、先輩、もう食ったんすか。」
剛「おう。」
陸「先輩さっき、相手がどうのこうのって?」
剛「おお、そうなんだよ。なあ、姉ちゃんから渡されたコレを見てくれよ。」
陸「……コレ、違うヤツですね。すり替えられたみたいです。」
剛「姉ちゃんの仕業か。字が姉ちゃんだもんなあ。」
陸「ということは、先輩は、俺と何の勝負をするのかは、まだ知らないんですよね?」
剛「全く見当もつかない。姉ちゃんに、ニセの果たし状を渡されたからな。」
陸「場所と時間は同じなので、それまで先輩は、この部屋でゆっくりしてて下さい。」
剛「陸は?」
陸「会場で準備してきます。」
剛「会場というか、家の中のアソコだろ?」
陸「まあ。」
剛「俺と何の勝負をするのか知らねえけど、陸は、俺に勝つ自信はあるのか?」
陸「分からないけど、足が不安かなあ。」
剛「足?蹴る力とか?」
陸「しびれ。」
剛「足の?」
陸「長引くとね。」
0665名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 20:41:10.27ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(4)……

7時・男子部屋・剛&陸

剛「姉ちゃんから渡されたの、コレなんだよな。」
陸「……コレ、違うヤツですね。ニセモノです。」
剛「なにっ?違うヤツ?」
陸「すり替えかなぁ。」
剛「やりやがったな、姉ちゃん。」
陸「ということは、先輩は、俺と何の勝負をするのか、知らないということですね?」
剛「そういうことになるな。」
陸「本番の、お楽しみですね。」
剛「場所と時間は、コレに書いてるのと同じか?」
陸「はい。先輩は時間まで、この部屋でゆっくりしてて下さい。俺は、準備してきます。」
剛「ほうほう、準備が必要なヤツなんだな。」
陸「まあまあ、そうですね。」
剛「陸は、俺に勝つ自信あるのか?」
陸「無いけど、足が不安ですよ。」
剛「足?ケリ?」
陸「シビレ。」
0666名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 21:09:02.27ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(5)……

7時30分・女子部屋・萌&雛

萌「雛ちゃんは、今日の対戦、もう知ってるんでしょ?」
雛「うん。でも、剛は、あたしからの挑戦を受ける可能性があるわ。」
萌「え?どういうこと?」
雛「ウソの果たし状を渡したから。」
萌「あらまあ。どんな内容なの?」
雛「あたしと腕相撲。」
萌「え?腕相撲?どうやっても勝てるわけないのに?」
雛「混乱するかなって思って。」
萌「うん。たしかに、何かウラがあるんじゃないかって、きっと怪しむわ。」
雛「うふふ………。」
萌「もう着替える?」
雛「うん、そうね。早めに行って待機しましょ。」
0667名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 21:46:23.24ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(6)……

7時50分・男子部屋

陸「そろそろ行きましょう。」
剛「どこに?」
陸「和室です。」
剛「まだ早くね?8時からだろ?」
陸「女の子たちが、スタンバイしてますから。」
剛「あ〜、俺たちの応援だ?」
陸「メチャクチャ可愛い衣装らしいです。」
剛「マジで?それは楽しみだなあ。いったい俺ら、何をするんだ?」
陸「行けば分かるので。」
剛「俺の服装とか持ち物は?」
陸「たかが遊びなので、テキトーで。」
剛「遊び?今からする試合は、体力は、あまり使わない?」
陸「そんなに長くならないと思うんだよね。」


7時50分・和室・萌&雛

雛「ねえ、スカート短すぎるかしら?大丈夫?」
萌「別に超ミニでも良いんじゃない?」
雛「見せパンを穿いてないから、パンチラが心配だわ。」
萌「あの男の子たち、パンチラどころか、見たくなったら、容赦なくメクるわ。」
雛「喜んでくれるなら、まあいいか。」
萌「雛ちゃんは陸くん、あたしは剛くんの応援ね。」
雛「どこに立てばいいの?」
萌「あの2人は正座してるから、すぐ横で良くない?分かんないけど。」
陸「お待たせー!」
剛「おお!!セクシーギャル!!」
萌「いらっしゃい!」
雛「さあ、みんな〜、そろったわねっ。」
剛「おっと、姉ちゃんよっ、やりやがったな?」
雛「え?何のことかしら?」
剛「チビ女のくせに、大男に腕相撲で挑戦状とはいい度胸だな。」
雛「もう、ニセモノってバレてるんでしょ?」
剛「おう。」
雛「だったら許して。あたしの、このセクシーな美貌に免じてっ。」
剛「マジ、2人ともクソ可愛いな。」
萌「さ、始めるわよっ。」
陸「先輩、お手柔らかに、お願いします。」
0668名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 22:23:04.40ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・本番編(1)……

剛「陸から果たし状を渡された時は、決闘かと思ったけど、まさか、陸とコレをすることになるとは、予想外だったぜ。」
陸「初めてではないですよね?」
剛「かなり久しぶりだよな。」
萌「どっちが強いの?」
剛「昔は俺が上だったけど、陸も強くなってるかもしれないし。」
雛「陸くん、今回は頑張ってね。応援するわ。」
萌「剛くん、今回も勝ってね。応援するわ。」
陸「ポンポン、持ってるんだ?」
雛「チアガールだもん。手に持ってないとサマにならないわ。」
萌「どっちが先?もう決まってるの?」
剛「一応、格下の陸からでいいか?」
陸「俺が先手ですね。了解です。」
雛「座布団、重ねなくてもいい?大丈夫?足、シビレない?」
陸「まだ大丈夫。」
萌「制限時間はどうするの?」
剛「アマチュアだから、テキトーでいいよな?」
陸「そうですね。遊びですからね。とは言っても真剣勝負ですよ、先輩。勝つつもりでいきますから。」
剛「おう、お手並み拝見だ。」
雛「陸くん、作戦とか考えてるの?」
陸「まあ、研究は、、、した。」
萌「図書館でね。やってたんだもんね。」
剛「へえー、研究か……。」
雛「すご〜いわっ、陸くん、勝てるかもしれないわね。」
剛「俺に勝つのは、そんなに簡単じゃねえから。」
雛「コレ、腕力は関係ないんでしょ?」
剛「でも、プロは女より男が強いんだよ。っていうか、プロは男しかいないんだっけ?」
陸「いないです。挑戦した人はいるけど。」
萌「そろそろ始めましょうよ。」
雛「そうね、さっそく始めよっ。陸くんが先にやるのよね。」
陸「その前に並べないとダメだから。」
剛「そうそう。」
萌「面白そうだわ。詳しくないけど。」
雛「この試合、萌ちゃんのサシガネなんでしょ?詳しくないの?」
萌「少しくらいは。」
雛「あたしも、この試合を見て勉強したいわ。」
陸「試合ではなくて、ちゃんとした言い方があるんたよ。」
剛「おう、試合とは言わないよな。対戦?」
陸「おしい……。」
0669名無しさん@ピンキー2023/03/11(土) 14:19:40.98ID:zdnbnlOM
……勝負の謎・本番編(2)……

剛「さあ、どういう戦法でくるのかな?」
陸「どうしよ〜かなあ〜。」
雛「話しながらするのね。無言でするのかと思ったわ。」
剛「アマチュアだから、こういうのでいいさ。」
萌「どっちが勝つのかしら。」
剛「……」
陸「……」
剛「……」
陸「……」
萌「声、出さない方がいい?」
剛「しゃべっても良いよ。」
陸「やっぱり振られちゃた。」
雛「振られたって誰に?」
陸「先輩に。」
雛「いつ?」
陸「今。」
雛「あなたたち、そっち側だったの?」
萌「そっち側って……ふふ…おもしろっ…。」
剛「違うって。俺は思いっきり女好きだ。」
陸「そもそも、告白なんてしてないから。」
   …………………
雛「座ってる剛を見てたら、カラダが大きくて、ホントに熊みたいだわ。」
陸「先輩、熊にピッタリの布陣にしましたね。」
剛「穴に入ったから堅いぞ。うっしししし…。」
陸「端を攻めますよ。」
雛「ねえ、コレはなんて読むの?」
陸「きょう。」
雛「あしたじゃなくて?」
陸「あ、先輩!それ、待った!」
剛「だ〜め〜だっ!待ったなし!」
陸「ええええ〜〜〜。」
萌「待ったなしって、相撲みたいね。」
雛「頑張ってっ、陸くんっ。」
陸「ありがと。」
萌「剛くんも頑張って〜。」
剛「おう。」
0670名無しさん@ピンキー2023/03/11(土) 14:39:30.78ID:zdnbnlOM
……勝負の謎・本番編(3)……

陸「……あ、打たれちゃった。」
剛「陸も攻めてるぞ。」
陸「いや〜、両取りはキツいっすね〜。」
雛「どっちが勝ってるの?」
萌「あたしの見立てでは、互角ね。」
雛「ふーん。」
剛「姉ちゃんたちのミニスカ、見えそうで見えないのがサイコーだな。」
雛「2人ともチラチラ見てくるのが、可愛いわ。」
萌「あ〜、これ、アレだよね、幕末の有名なアノ人みたいね。」
陸「それ、分かる気がする〜。」
雛「え?なにぃ〜?」
萌「これよ、雛ちゃん。裏返ると、こうなるの。」
雛「字が変わるの?」
萌「相手の陣地に入ったからね。」
0671名無しさん@ピンキー2023/03/11(土) 15:43:51.12ID:zdnbnlOM
……勝負の謎・解明編……

雛「ん?これは…と?」
剛「これは、ときん。歩が成ると、と金になるんだ。」
雛「かつらうま?」
剛「これは、けいま。」
萌「格言もあるのよね?」
陸「たとえば、金底の歩、岩より堅し。」
雛「なにそれ?」
萌「金の下に歩を打つと堅いのよ。」
雛「詳しいのね、萌ちゃん。」
剛「さあ、そろそろ、陸、、、詰むよ。」
陸「マジ?」
雛「え?つむ?」
萌「ピシッって、剛くんの駒音が響くわ。」
陸「これって、詰めろ?」
剛「王手の連続で、たぶん、受けなし、だな。」
陸「………う〜ん……参りました。」
剛「よっしゃ〜。」
雛「え?終わったの?」
萌「剛くんの勝ちよ。」
剛「陸が投了したから。」
萌「負けた方が、参りましたって、負けを認めることで終わるの。」
雛「なるほど〜。剛の勝ちなのね〜。でも陸くんも良く頑張ったわ。」
陸「対局中、女の子たちのミニスカ美脚で目が凄く喜んでたよ。」
剛「俺もだ。」
雛「あらまぁ、喜んでくれたなら良かったわ。」
萌「剛くんは作戦通りだったの?」
剛「そもそも、陸と将棋をするって知らないから、作戦も何もないよ。陸の戦型を見て、振り飛車穴熊にしたけど。」
萌「陸くん、けっこう研究してたのにね。」
陸「まだまだ、将棋でも先輩には敵わないということが分かりました。」
剛「さあ、俺が勝ったから、姉ちゃん、ご褒美は?」
雛「え〜?ご褒美なんて約束してたぁ?」
剛「俺のために、ギリギリ限界の超ミニスカにしたんだろ?超絶可愛い姉ちゃんを目の前にして、俺が大人しくしてると思うか?」
雛「んもっ、しかたないわ。抱っこくらいなら。」
剛「おりゃあああ!!あ……ヤベっ。」
雛「きゃっ!えっ?」
剛「イテテテ…。」
雛「え?」
陸「うっ、、、ヤバい…。」
萌「うふふふふ……2人とも、足がシビレて立てないのね。」
雛「うふっ…萌ちゃん、今のうち、女子部屋に逃げるわよっ!」
萌「うんっ!」
雛「熊さんに抱っこされそうになって、無事に逃げきれるのって、めったにないことだもん。」
萌「正座でシビレさせる攻撃って、効果的かも。」
雛「姑息な手段だけどね。」
萌「一時しのぎ、という意味なのよね。」
雛「姑息な手段って、意味を間違えやすいのよね。」
0672名無しさん@ピンキー2023/03/13(月) 10:29:50.95ID:lLWslo3C
……雛&剛・死語……

剛「なあ、姉ちゃん。」
雛「あ、剛、なあに?」
剛「もっと、こっちへおいで。」
雛「え、なに?もっと近づくの?」
剛「そう。」
雛「あたしね、剛と身長が違い過ぎて、剛を見上げて話してると、首が疲れちゃうのよ。」
剛「まぁまぁ、いいから、来いよ。」
雛「ホントにも〜、しょうがないわね。このくらい近づいたら満足かしら?」
剛「姉ちゃんはホントに、かわい子ちゃんだよな。」
雛「やだー、かわい子ちゃんだなんて。」
剛「姉ちゃんを見てたら、あまりにも可愛くて、言いたくなったんだよな。ひょっとして、姉ちゃんは、かわい子ちゃんって言われるの、イヤか?」
雛「言われる相手によっては、ムカつく言葉よね。」
剛「たとえば誰に?」
雛「職場の男性の上司とか、年下の男の子とか、知らないオジサンとか…。」
剛「俺は?」
雛「身内だから、許してあげるわ。」
剛「かわい子ちゃんって、もしかして、死語か?」
雛「なんかね、たしか、ドラマのセリフで出てきたから、死語とまでは言えないかもしれないわ。」
剛「そうなんだ。じゃあ今度、ウチの年下の男の子に言ってもらおうかな。」
雛「陸くんのこと?」
剛「さすがに、高校生男子に、かわい子ちゃんと言われたら、姉ちゃん、ムカつくだろ?」
雛「いつまで、そんなに、かわい子ちゃんの話を広げるの?」
剛「ムカつくなら、かわい子ちゃんが俺をビンタしても良いぞ。」
雛「え?ビンタ?……んも〜ヒド〜いっ。」
剛「なんもヒドくねえだろ?姉ちゃんが俺をビンタするんだぞ。」
雛「いくらビンタしたくても、あたしが背伸びしたって、剛の頬に手が届かないのっ。剛は、それを知ってて、わざわざ、ビンタしろなんて言うのよね。やだ〜イジワル〜。」
剛「おっほ〜、姉ちゃん、マジ可愛すぎるぜ。届かないなら、ジャンプしてみれば?」
雛「やだ。ジャンプなんか絶対しないっ。」
剛「なんで?」
雛「どうせ、ジャンプしても、あたしの手首を掴んだりして、ビンタを阻止するつもりなんでしょ?」
剛「そんなことねえよ。か弱い姉ちゃんの全力ビンタを食らっても、たいして痛くねえし。」
雛「うわ〜、余裕なのね……マジでムカついたわ。」
剛「もう、さすがに首がヤバいだろ?」
雛「あたしを持ち上げたいのね。いいわ。優しく抱っこして。でも、優しくね。豪快に持ち上げないでね。」
剛「おう。」
雛「きゃあああ!!!やっぱり、あたしの言うこと聞かない……。」
剛「どうだ?遊園地にあるような、上にビューンみたいで、楽しいだろ?」
雛「あなたは、アトラクションなの?」
0673名無しさん@ピンキー2023/03/14(火) 22:10:44.10ID:1/9eWn+p
……陸&萌・言葉のニュアンス……

陸「あれ?萌ちゃんの匂いがする。」
萌「ねえっ!下よっ!」
陸「あ、いた。下にいたのか。」
萌「あたしが見えなかったの?」
陸「俺の視界に萌ちゃんが居なかった。」
萌「190センチの男の子の視界には、142センチの女の子は視界から消えちゃうのね。」
陸「すぐ分かったんだよ、萌ちゃんの匂いは。でも、姿が見えないという。」
萌「あたしの匂いって言ったけど、匂いって言われちゃうと〜、なんか、あたしが臭い匂いみたいだわ。」
陸「萌ちゃん、香水つけてるだろ?」
萌「うん、つけてるわ。」
陸「じゃあ、香水の匂いだよ。」
萌「香水、臭い?」
陸「そんなことないよ。いい匂いだよ。」
萌「さて、良い匂いのことを何て言うでしょうか?」
陸「え、問題?」
萌「良い匂いのこと、別の言い方で。」
陸「……おっ、分かった。香り、だろ?」
萌「せいか〜いっ。か、お、りっ。」
陸「すげー、俺、天才。」
萌「ところで、陸くん、服の上からでも明らかだけど、胸の筋肉、少し発達した?」
陸「おっと〜、嬉しいねえ。だったら、脱ごうかな。」
萌「うわっ、すご〜いっ、絶対、あたしのオッパイより大きいわ。しかも、あたしの頭より上にあるし、そのくらいの身長差なのね。陸くん、男らしくて逞しいわ。」
陸「なんか今日、すごいホメてくれるんだけど。」
萌「ま、でも、陸くんよりも、剛くんのほうがマッチョよね。」
陸「そこは、先輩に追いつけ追い越せで。」
萌「うん、陸くん、頑張ってねぇ〜。あたしも、もっともっと可愛くなるぅ〜。」
0674名無しさん@ピンキー2023/03/18(土) 13:52:36.31ID:2t/EcW1v
……陸&萌・洋服……

陸「今日の萌ちゃんも、なかなか良い見た目だね。」
萌「ありがとう。お洋服、買ったばかりなの〜。」
陸「萌ちゃんに似合ってるよ。」
萌「うふっ。えちえちでゴメンね〜。」
陸「え?エチエチ?」
萌「初めて聞いたの?まあ、とりあえず、エッチってことよ。」
陸「エッチエッチの略?」
萌「うん。あと、カタカナでエチエチじゃないの。ひながなで、えちえち。」
陸「なんで、ひながな?」
萌「ネット用語らしいわ。。主に女の子が使ってるみたい。」
陸「ふーん、そうなんだ。」
萌「たとえば、あたしの今日のミニスカ、見えそうで見えないくらい、えちえちでしょ〜、みたいな〜。」
陸「お〜、えちえちだなあ〜。」
萌「うん、えちえち〜。」
陸「ただ、見えそうで見えないは、間違いだね。」
萌「え?パンツ見えちゃってる?背が高い陸くんには角度的に見えないでしょう?」
陸「いや、角度どうのこうの関係なく、萌ちゃんを捕まえてしまえば、好きな時に見られるからね。」
萌「やだあ〜、陸くんったらっ。それを言われたらオシマイよ。陸くんに襲われたら、抵抗できないわ。」
0675名無しさん@ピンキー2023/03/18(土) 14:22:34.49ID:JUApmrN1
……剛&雛・グラビア……

雛「ねえ剛、もしね、あたしが写真集を出したら買う?」
剛「は?写真集?」
雛「うん。写真集。」
剛「冗談は顔だけにしろ。」
雛「え〜、ヒドいわっ。あたしのこと、いつも可愛いって言ってくれてるのに?」
剛「それとこれとは話が別だ。」 
雛「ダメなの〜?」
剛「そもそも、一般人が写真集なんか出せるわけねえだろ?」
雛「それは、だからあ、もしも、の話なのっ。」
剛「買わねえよ。絶対に買わねえ。」
雛「自分の姉よ?ちょっとヒドくない?」
剛「家族だったら普通はタダじゃね?」
雛「うん、そうね〜、たしかに。だったら、観ることは観るのね?」
剛「けっこービミョーだな。」
雛「ビミョーって、なにぃ〜?どういうこと〜?」
剛「弟としては、恥ずかしいな。」
雛「え?恥ずかしいって?なによっ。今さら恥ずかしいなんてウソだわっ。」
剛「自分の姉の写真集なんか興味ねえし。」
雛「普段の剛を見てたら信じられないわ。あたしのこと、好きな時に襲って、いろんな所を触って、見たい所を見たりしてるのに〜、もう絶対、あたしに興味あるわ。」
剛「写真集って他人に観られるのが嫌だな。俺だけの姉ちゃんだからな。」
雛「うふっ……なんか……嬉しいわ……でも、それだと、いつまでたっても彼女が出来そうにないわね。」
剛「俺が?」
雛「あ、そういえば〜萌ちゃんがいたわ。小さい子が好きな剛にはピッタリね。」
剛「悪くはないけど。」
0676名無しさん@ピンキー2023/03/18(土) 15:05:19.77ID:JUApmrN1
……陸&雛・天使……

陸「あっ、天使だっ。」
雛「え、あたし?」
陸「そう。天使みたいに可愛いってことだよ。」
雛「あらまっ。25歳の女が男子高校生に天使って言われちゃった〜。」
陸「よく聞くよ。小さくて可愛いみたいな意味で。」
雛「うん。でも、あたし、言われたの、初めてかもしれないわ。」
陸「名前もピッタリだよね。雛ちゃんのヒナって。」
雛「あ、ヒナね〜。鶏のヒナね〜。」
陸「まさに、小さくて可愛いイメージだな。」
雛「それで言うと、弟の剛も、強いのツヨシなの。」
陸「お〜、まさに、強そうな名前だ。」
雛「ホントに、名前の通り、マジで強くなり過ぎなのよ。体も大きくなっちゃって。」
陸「良いと思うよ。雛ちゃんが小さいのが強調されて良かったじゃん。」
雛「でもね、物事には限度ってモノがあるわ。体格の違いとか……。」
陸「とりあえず、言おうか。身長体重握力を。まず、剛先輩は、202センチ、110キロだったかな?あと〜、握力…は……たぶん70キロある。で、雛ちゃんは?」
雛「え?あたし?言うのぉ〜?あたしわぁ〜、135センチでぇ〜、32キロでぇ〜、握力わぁ〜、左右15キロなのっ。あーん、やだあ〜、剛との差が〜もぉっ、とんでもないわっ。」
陸「まぁ、でも、雛ちゃんの体格の女の子で握力15キロは、わりと強いほうだと思うけどね。あと、小さくて可愛いのは、女性として勝ちだよね。」
雛「陸くん、慰めてくれてるの?優しいのね……。」
0677名無しさん@ピンキー2023/03/20(月) 18:22:03.75ID:vg/KW/f0
……萌&雛・キャッチフレーズ……

萌「あたし、キャッチフレーズ、考えてみたの。」
雛「えええ〜??なんですって?キャッチフレーズですって?なんでまたあ、そんなあ…アイドルみたいじゃん?」
萌「まあいいから〜、聞く?」
雛「うん、とりあえず。」
萌「わんちゃんねこちゃんもえちゃん!」
雛「あら〜、カワイイけど〜、なんかあ〜、取ってつけたような……。」
萌「ダメかなあ?」
雛「カワイイものを3つ繋げたみたいね。」
萌「わんちゃんねこちゃんもえちゃん!」
雛「でも、イマイチ語呂が悪いわね。」
萌「もし名前が3文字だったら、リズムがバッチリだとは思ったわよ。でも〜、あたし、萌なんだもん。」
雛「あたしなら、わんちゃんねこちゃんひなちゃん!ねっ?語呂が悪いでしょ?」
萌「あ、これはどう?わんちゃんねこちゃんひーなちゃん!」
雛「うん、いいっ。リズムが良く聞こえるわ。」
萌「わんちゃんねこちゃんもーえちゃん!こうすれば良いのよね。」
雛「うん、うん、だいぶ良いかも〜。と〜っても可愛いわ。」
萌「わんちゃんねこちゃんもーえちゃん!」
雛「萌ちゃん、お気に入りみたいだけど、あたし、最初から基本的な疑問が頭から離れないの。言っていいかしら?」
萌「うん、いいわよ。」
雛「そのキャッチフレーズ、いつ、どこで、使うの?」
萌「あ〜、それね。」
雛「アイドルでもないのに。」
萌「あたしと雛ちゃんが〜、ウチの男の子たちのアイドル、っていうのはダメ?」
雛「うふふっ……あたしと萌ちゃん、小さくて可愛い女の子という意味で、、、うんっ、アリかも〜っ。」
0678名無しさん@ピンキー2023/03/25(土) 13:52:36.01ID:nxOBJdsk
……陸&雛・可愛さ……

雛「陸く〜ん、背比べっ。ほらっ、見て〜。あたしがソファーの上に乗っても、まだ陸くんよりも背が小さいの〜。」
陸「そうだな。ホントに、ちびっこだよな、雛ちゃんは。」
雛「もしね〜、もっと高い所から、あたしが陸くんめがけてジャンプしたら、受け止めてくれる〜?」
陸「どうした?雛ちゃん、今日、テンション高えなあ。」
雛「陸くん、最近また体格が大きくなった気がするの。」
陸「まあ、少しずつだけどね。」
雛「あたし、体重が軽いから、陸くんなら簡単に受け止められるわよ。」
陸「俺、雛ちゃんを床に落としてしまうかも。」
雛「待って。痛いのはヤダ〜。」
陸「でも、今、ソファーに乗った雛ちゃんを抱いてあげるよ。」
雛「うん。アイドル雛ちゃんをよろしくねっ。」
陸「うわっ、たまんねえ。メッチャ可愛いんだけど。」
雛「あたし、これからは、可愛さ全開でいくわっ。」
陸「それでアイドルか……。悪くはねえなあ。」
0679名無しさん@ピンキー2023/03/25(土) 14:27:23.31ID:nxOBJdsk
……剛&雛・ヘアスタイル……

剛「姉ちゃんの髪、どうなってんの?」
雛「ん?だめ?可愛くないって?」
剛「可愛いけど。俺は初めて見る感じかも。」
雛「今日はね、あみたらしにしてみたの。」
剛「あみたらし?」
雛「うん、編んで、垂らしてるの。」
剛「へえー。俺は初めて聞いたな。」
雛「あたしも初めてやったわ。」
剛「そうなんだ。え、なんだっけ?あみたらし?だっけ?」
雛「なに?あみたらし、気にいったの?」
剛「いや、そういう髪型があるんだ、と思っただけだよ。」
雛「うふっ……………あたしが、あみたらしなら、あんたは、女たらしね、きゃはっ。」
剛「おいっ。ちょっと間があいたと思えば、なに?俺が女たらしだと?」
雛「ほら、同じ、たらし、で。」
剛「いつ、俺が女を垂らした?」
雛「怒っちゃった?」
剛「姉ちゃん、今からヒマ?」
雛「え?うん。」
剛「さて、ちょっと今から、ちっちゃいカラダを俺に預けてもらおうか。」
雛「あ……あたし、逃げるパターンかしら…。」
剛「さあ、おチビちゃんよ。デカい男の餌食になってもらおうかねえ。」
雛「あたし、わざと剛を怒らせたわけじゃないのよ。ふと思いついたダジャレを言いたくなっただけなの〜。」
剛「そんなこと、分かってるさ。」
雛「きゃああああ!!!」
剛「ちびっこ姉ちゃん、いつも露出多めで、俺は嬉しいぜ。」
雛「あ、、、ブラジャーが…。」
剛「お?はずれた?」
雛「だめよっ。直で触るのは。」
剛「誰も触るとは言ってないぜ。」
雛「自分より遥かに小さい女の子を力づくで思い通りなんて、ホントに男らしくないわ。一般論だけど。」
剛「おう、一般論ね。俺と姉ちゃんは、特別論だから関係ねえし。」
雛「あ、絡まっちゃう。あみたらしが…。」
剛「なに?女たらしだと?襲うぞコラ。」
雛「女たらしなんて言ってないし、もう襲われたし…。」
0680名無しさん@ピンキー2023/03/28(火) 21:14:45.30ID:aqzgtHL5
……萌&雛・大惨事……

萌「ねえねえ〜、雛ちゃん来て〜!!」
雛「はいは〜い、どうしたのぉ?」
萌「大惨事よっ。」
雛「萌ちゃん、いったいなのなのぉ〜?」
萌「ジャムの瓶の蓋が開かないの。」
雛「うわっ、それは困ったわねえ。」
萌「あたしが無理なら、雛ちゃんは絶対無理よね。」
雛「タオルとか使ってもダメなの?」
萌「うん、もちろん試したわ。」
雛「それ、新品?」
萌「うん。」
雛「一応、あたし、やってみるわ。」
萌「うん、とりあえず、試しにね。」
雛「……はい。むりっ。指がチギレそうだわ。」
萌「こういう時、そばに男の子が居てくれたらって思うわ。」
雛「か弱い女子だけだと、出来ないことがあるのよね。」
萌「背が低いから、高い所に手が届かないとかね。」
雛「ウチの熊さんたちが帰ってくるのを待つしかないわ。」
0681名無しさん@ピンキー2023/03/28(火) 21:35:14.49ID:aqzgtHL5
……剛&雛・スカートの色……

剛「姉ちゃん、今日のミニスカ、地味だな。」
雛「えっ、ジミ?そおぉ〜?」
剛「いつもは、もっと派手な色とかさ。」
雛「うん、たしかに、こういう色は珍しいかもね〜。」
剛「薄汚い白っぽいやつね。」
雛「うすぎたないって失礼ねっ。これ、ただの白じゃないわよ。何ていう色か知ってる?」
剛「は?白だろ?どう見ても白だろ?」
雛「やっぱり、剛は知らないわね。ちょっと特殊な色で、キナリ色っていうの。」
剛「ん?きなりいろ?」
雛「うん。詳しくは自分で調べてね。」
剛「どんな漢字?」
雛「検索してみて。」
剛「ほうほう、生成り色か。」
雛「あたしに似合ってる?」
剛「おう。いーんじゃね。」
雛「あたしも最近知ったの〜、生成り色。」
剛「なあんだ、姉ちゃんも知らなかったのかよ。」
雛「でも、あたしが剛より先に知ったもん。」
剛「キナリ色ね……イキナリ色……。」
雛「イキナリ色じゃないわ。」
剛「イキナリ………うっひょっ。」
雛「あ……もしかして……イキナリ、あたしに何かしようとしてるわね?」
剛「おっ、正解!姉ちゃん、カンが鋭いな。」
雛「きゃっ!」
剛「さあて、中もイキナリ色かな?」
雛「いや〜んっ!イキナリ色なんて無いからっ!」
0682名無しさん@ピンキー2023/03/31(金) 16:05:09.52ID:a7TpuoHq
……剛&萌・あざとい……

萌「ねえねえ、剛くんって〜、なんか〜、お洋服のサイズ感が変だわ。」
剛「変って、どこが?」
萌「わざとサイズが小さいのを着てない?」
剛「おう、服のサイズね。小さめかな。」
萌「だって胸の筋肉が盛り上がって見えるし、二の腕なんて、ピッチピチだわ。」
剛「アピールする所は、ちゃんとアピールしとかないとね。」
萌「もし腕に力を入れたら、どんな感じなの?」
剛「よし、これでどうだ?」
萌「うわああ、ムッキムキ〜。ホント、筋骨隆々って感じねっ。ステキだわっ。」
剛「そういう今日の萌ちゃんも、いろんな場所に俺の視線が釘付けだぜ〜。」
萌「視線?たとえば、どこ?胸?脚?」
剛「まあ、そうだな、カラダの割には豊満な胸も良いよなあ。」
萌「あたし、バストは77センチなんだけど、谷間には自信があるの。美谷間よっ。」
剛「あと、細くて長い脚も捨てがたいな。」
萌「でもぉ〜、脚の長さは、短いと思うわ。身長が低いもん。」
剛「いやいや、萌ちゃんは全体的に細くて小さいから、バランスが最高だと思うぜ。」
萌「あらまっ。そんなにホメてくれちゃってっ。」
剛「やっぱり、超ミニスカだと、自然に生足に視線がいくよなあ。」
萌「あたし、美脚でしょ?」
剛「おう、サイコー。」
萌「たとえば、ビキニの時だったら、胸に視線釘付け?」
剛「そりゃあ、もちろん。なあ、今度、姉ちゃんと2人で、水着ファッションショーとか、やってくれよ。」
萌「うん、いいわよ。お望みなら。でも、セクシー過ぎて、鼻血なんか出したりして?」
剛「バカいうな、俺はともかく、陸だな、あいつは鼻血、有り得るな。」
0683名無しさん@ピンキー2023/03/31(金) 16:53:27.50ID:a7TpuoHq
……陸&雛・サイズ感……

陸「ただいま〜。」
雛「あ、陸くん、おかえりなさ〜い。」
陸「雛ちゃん、何してんの?」
雛「え、あ、あのね、キッチンの上の棚の中を見ててね…整理とか…。」
陸「雛ちゃん、けっこう大変だよな。」
雛「え?大変って、何が〜?」
陸「イスに上がって、なおかつ背伸びしてて、必必死で可愛いよ。」
雛「なによ〜っ、あたしの身長が低いからってバカにしないでよっ。135センチの身長をナメないでほしいわっ。」
陸「べつにバカになんかしてねえよ。」
雛「やだ〜……あたしがイスに乗っても、まだ陸くんより低いわ…。」
陸「やっぱ、たまんねえな。このサイズ感。」
雛「え?あたしのサイズ?」
陸「そうそう。こういう風に、目線が近いとね、雛ちゃんの華奢な肩幅が際立つよ。」
雛「身長が190センチあるから普通かもしれないけど、陸くんの肩幅は広くて逞しいわよ。」
陸「終わった?」
雛「え?あ、うん。もう降りるわ。」
陸「俺が降ろしてあげる。」
雛「やっぱりね。言うと思ったわ。」
陸「思った?予想してた?」
雛「陸くんにギュッとされるのは、カンタンに予想できたわ。」
陸「よいっしょ〜。ちっちゃい雛ちゃんは、相変わらず軽いなあ。」
雛「ハァ……いつもの身長差に戻ってしまって、遥か上の陸くんの顔を見上げるチビっ子で〜すっ。」
陸「おーよしよし、ちっちゃくて可愛いね〜。ギュッとしてやろうか?」
雛「んも〜、まさに文字通り上から目線の言葉をありがとう。むぎゅっ…。」
陸「うひっひっひ…。」
0684名無しさん@ピンキー2023/04/03(月) 10:15:18.63ID:pfhIU7++
……剛&陸・ロリ……

陸「俺、ロリについて検索してみたんですよ。」
剛「おお、なんて出てた?」
陸「ロリの対象となるモノが3つあって。」
剛「ほうほう、3つね。」
陸「年齢が幼い。体格が幼い。顔つきが幼い。」
剛「なるほど〜。」
陸「それで、萌ちゃんと雛ちゃんが当てはまるかどうかを考えた時に、意外なことが分かって。」
剛「おお〜。」
陸「まず、年齢は…。」
剛「幼くはないな。俺らより年上だからな。」
陸「顔つきは…。」
剛「まあ、とりあえず、2人ともオトナの女の顔だと思うだろ?」
陸「そうですよね。幼い顔ではないですよね。」
剛「オトナの可愛さだな。」
陸「あと、最後。体格が幼い。」
剛「おっ、これはっ、確実に幼いじゃん。」
陸「体格が幼いというのは当てはまりますね。」
剛「身長が142センチと135センチだもんな。小学生並みの体格だ。」
陸「なので、結局、ロリの定義に3つあるとしたら、1個しか該当しないんですよ。」
剛「なるほど。しかしアレだ。あの子たちを見てたら、ロリチビという言葉がピッタリなんだよなあ。」
陸「あの女の子たちをロリチビって言っても、確かに違和感がないですよね。」
剛「ロリに、年齢制限が無いと説も、あるとかないとか。」
陸「顔つきだけは、完全にオトナで。」
剛「あとは、オッパイとかは、1人前だしな。」
陸「だけど、俺ら、何の話をしてるんでしょうね。」
剛「おまえが言い出したんだぞ。」
0685名無しさん@ピンキー2023/04/03(月) 10:38:27.80ID:pfhIU7++
……剛&雛・体型……

雛「剛は知らないわよね?ブルベ冬とかイエベ秋とか。」
剛「は?なに?なんだよ?ブルーベリー?家出?」
雛「ストレート、ウエーブ、ナチュラル。」
剛「お、それは分かるぞ。野球の球種だな。」
雛「全然違うわ。初めのは、似合う服の系統みたいなヤツで、ストレートとかウエーブとかは、骨格診断なの。」
剛「姉ちゃんは、難しいこと知ってるな。」
雛「あたしが何に当てはまるのかは、まだ診断してないから、分からないんだけど。」
剛「俺のことも診断出来るのか?」
雛「たぶんね〜、男性はあまり関係なくて、女性に関係する事なんじゃないかしら?知らないけど。」
剛「へえー。あっそう。」
雛「どう?あたし、剛よりずっと知識が豊富でしょ?」
剛「それは認める。」
雛「剛に力では勝てない分、頭脳で勝負するわ。」
剛「それで、マウントをとったつもりか?」
雛「ふふふ…。」
剛「だったら俺も姉ちゃんにマウントを取り返すぞ。姉ちゃんの上に覆いかぶさって…。」
雛「……やだ……そんなの、きらい……。」
0686名無しさん@ピンキー2023/04/03(月) 11:11:55.75ID:pfhIU7++
……剛&雛・おしゃれ……

雛「ねえ、あたし今日のファッションのポイントを知りたい?」
剛「いや。べつに知りたくはねえ。」
雛「ヒドいわっ、聞いてよっ。」
剛「わかったわかった。超ミニスカートに生足だろ?姉ちゃんは、それしかねえだろ?」
雛「それもそうだけどぉ〜違うわっ。もっと上を見てよっ。」
剛「上?」
雛「んも〜、天井を見てどうすんの?」
剛「上を見ろって言うから。」
雛「今日の髪型はサイドポニーなの。」
剛「おう、これは名前の通り、ポニーテールの横のバージョンだな。」
雛「あとねえ、お洋服の肩の周辺を見てっ。フワッとしてるでしょ?」
剛「してるねえ。それって何かの効果があるのか?」
雛「よく聞いてくれたわっ。膨らみがあって、肩とか腕が隠れてるから、華奢見え効果なの。」
剛「なるほどな。肩と腕を細く見せたい女性心理なんだろ?」
雛「そうなの。剛も、女の子のこと、少しは理解できてるわね。」
剛「ただ、はっきり言っておくぞ。」
雛「え?なあに?」
剛「姉ちゃんはさ、華奢に見せようとしなくても、リアルに細くて華奢なんだぜ。肩幅もメチャクチャ狭くて、俺の腕の中にスッポリと……。」
雛「あーんっ、片膝ついて抱くの?」
剛「立ったままだと、身長差が凄くて、姉ちゃんの肩の位置が遥か下にあって抱きにくいからな。」
雛「はぁ…でも…男の子の厚い胸板に顔を埋めるのも……守られてる感じで安心するわ…。」
剛「だろ?」
0687名無しさん@ピンキー2023/04/03(月) 11:42:31.81ID:pfhIU7++
……萌&雛・出没……

萌「あたしたちって、毎日のように宙に浮いてるわよね。」
雛「うん、浮いてる浮いてる〜。巨漢の男の子に軽々と持ち上げられてるわね。」
萌「たとえば身長差カップルでね、小さい女の子が、大きな男の子の胸に飛び込む、みたいなことって、あるじゃない?」
雛「うん、あるある〜。」
萌「でもね、ウチの男の子たち、メチャクチャ大きいから、胸に飛び込めないのっ。」
雛「うんうん、チビっ子だから、男の子の胸には届かないわ。むしろ、お腹よね。」
萌「そうなのっ。お腹に飛び込むの。」
雛「お腹はビミョーよね。やっぱり男の子の逞しい胸板に抱きとめられたいわ。」
萌「あたしも同感。」
雛「この前も、剛が膝立ちの状態で抱かれたわ。ホントに大きな熊さんに抱かれたみたいだったわ。」
萌「ここって、ホントに熊に襲われやすい家よね。」
雛「書いとく?家のどこかに熊出没注意って。」
萌「いつも注意してるし。」
雛「注意しても襲われるし。」
萌「熊出没注意というよりも、むしろ、熊在宅注意だわ。」
雛「熊在宅……うふっ……。」
萌「もう普通に、か弱い女の子は大男に注意とか。」
雛「必要ないわっ、そんな張り紙。かえって男の子たちに刺激を与えて狙われちゃうわっ。」
萌「でも、張り紙のことは、雛ちゃんが先に言い出したのよ。」
雛「うっ……そうだっけ?……ごめん。」
0688名無しさん@ピンキー2023/04/04(火) 14:48:20.05ID:fePJ+SOe
……剛&雛・ツケルかハズスか……

雛「ねえ、剛、ちょっといい?」
剛「お?なに?」
雛「背中のファスナーを上げてほしいの。」
剛「姉ちゃんの?」
雛「うん。お願いしていい?」
剛「地味に面倒くさいな。」
雛「面倒くさいなんて言わないでよお〜。」
剛「わざわざ、しゃがまないといけないだろ。」
雛「悪かったわねっ。あたしがチビっ子でっ。」
剛「じゃあ、後ろ向いて。」
雛「うん。お願いしま〜す。」
剛「ブラジャー見えてるよ。」
雛「だから、今、お願いしてるでしょ?」
剛「どんなブラジャーつけてるの?」
雛「そこ、気になるところ?」
剛「教えろよ。脱がすぞ。」
雛「脱がすなんて、やだわ〜、エッチ。」
剛「あ、これ、後ろにアレがないな。」
雛「フロントホックブラなの。」
剛「前で外すタイプのブラジャーだな。」
雛「そう。前で着けるタイプのブラよ。」
剛「後ろからハグしながら、外すんだ、これ。」
雛「男の人は、ブラを外すっで言うわよね。女の子はブラを着けるって言うのに。」
剛「着けるのは女だし、男がブラジャーを着ける瞬間って無いからな。外す時はあっても。」
雛「ねえ、お願いしたこと、早くやってよっ。」
剛「姉ちゃんのブラジャー、外していいか?」
雛「何を言ってるのっ?怒るわよっ。」
剛「どうしようかなあ。使っちゃおうかなあ。」
雛「使うって、何を使うの?」
剛「男の腕力。」
雛「きゃああああ!!!!」
剛「ごめんな、姉ちゃん。ちょっと興奮してしまったぜ。」
雛「いやあああんっ。お洋服を着たかっただけなのにぃぃぃ〜。」
剛「わりと可愛いブラジャーじゃねえかよ。外す練習をしようっと。」
雛「あたしで練習するの?」
剛「姉ちゃん華奢な上半身、抱き心地がサイコーだよなあ。どうかな?デカい弟にハグされる気持ちは?」
雛「正直、剛が大き過ぎて威圧感が凄くて、怖くて泣いちゃいそうな時もあるけど、剛に優しく包み込まれると、守られてる感じがして安心するわ。これはホントよ。」
剛「そろそろ、服、着る?」
雛「それよっ!最初にファスナー上げてって、お願いしてから、何分たつと思ってるの?ねえ!」
剛「おおお、こわっ!チビでも怒るとソコソコ怖いな。」
雛「また〜チビってバカにした〜。もう剛には2度と頼まないわっ。セクハラされるだけだもん。」
剛「姉ちゃんこそ、自分1人で着られない服なんか着るなよ。」
雛「うん、それ、確かに正論ね。」
0689名無しさん@ピンキー2023/04/07(金) 16:32:15.47ID:FGnem6nV
……雛&陸・公園散歩……

雛「あたしの声、聞こえてる?大丈夫?」
陸「まあ、なんとか聞こえる。」
雛「あたしたち、55センチも身長差があるけど、陸くんの顔を見たいから、あたしも上を向いて話すように頑張るわ。」
陸「ちっちゃい子が無理すると、首を痛めるぞ。」
雛「うん。お互いの会話が聞こえる程度に大きい声で話そうね。」
陸「雛ちゃんと散歩デートできるなんて、今日は最高の日だなあ。」
雛「うふふふっ。」
陸「俺、歩くの早いか?」
雛「うん、ちょっとだけ。」
陸「歩幅が違うから、雛ちゃん、駆け足になってるもんな。」
雛「あっ、ねえ、あそこ。ジャングルジムがあるわよ。」
陸「おおっ、ジャングルジムか。久しぶりに見たな。」
雛「あたしも、子供のとき以来かも〜。やったあ〜、せっかくだから、登っちゃお〜っとっ。」
陸「マジで?ズゲーな。気をつけろよ。」
雛「うん、わかった。」
陸「雛ちゃんは、1番上までは無理じゃね?」
雛「行けるとこまで行くわ。ねえ、陸くんは、登らないの?」
陸「俺はね、、、いいや。下にいる。もし、雛ちゃんが落ちたら、受け止めないといけないし。」
雛「心配しないで。落ちないから。」
陸「高い所からの景色はどう?」
雛「うんっ。けっこう高くて、とても良い眺めだわ。」
陸「俺もね、今、低い所からの眺めが、最高の景色なんだよな。」
雛「え?陸くんも、最高の景色?」
陸「雛ちゃん、自分で気付いてない?」
雛「え、なに?……あ、、、、やだ〜、登るのに必死で、あたし、なあんにも気にしてなかったわ。」
陸「赤だね。どうも、ご馳走さまで〜す。」
雛「なによっ。だから、陸くんは、登りたくなかったのねっ。陸くんのエッチ!」
陸「よくもこんな超ミニスカで、平気でジャングルジムに登れるよな、と思ったよ。他に誰も見てないからいいけど。」
雛「でも、陸くんにパンツ見られるのは、仕方ないわ。」
陸「…っていうか、雛ちゃんの下着なんか、家で雛ちゃんを襲えば、いつでも簡単に見られるけどね。」
雛「エロ男が、言いたい放題、言ってるわね。気を付けて降りなきゃ…。陸くんが受け止めてくれるとも限らないし。」
0690名無しさん@ピンキー2023/04/10(月) 11:04:28.25ID:4yhW5pp9
……狙われた小鳥(1)……

雛&萌

雛「萌ちゃん、ちょっと聞いてほしいことがあるの。」
萌「うん、何かしら?」
雛「なんか最近、変な怪しい男の子に尾行されてる気がするの。」
萌「あらやだあ。」
雛「萌ちゃんは、気づいてない?」
萌「ううん、あたしは全く。雛ちゃん、何かされたの?」
雛「特に何か、されたわけではないわ。でも、気持ち悪いのよ。じっ〜と、見られてる視線を凄く感じるの。」
萌「それ、怖いわね。どんな男の子なの?顔は見た?」
雛「なんとなくね、もしかしたら、ちょっと前に会ったことがあるかもしれないの。」
萌「えええ〜うっそぉぉぉ〜。」
雛「あ、萌ちゃんは、たぶん会ってないよ。」
萌「そうなの〜?でも、いやだね〜。ターゲットは雛ちゃんなのかなあ?」
雛「きっと、そう。あ、たしかね、小学6年生って言ってたわ。身長が155センチで、あたしよりも20センチも背が高いの。」
萌「なによっ、思ったより、いろいろ知ってるみたいね。もっと、ちょうだい、情報。」
雛「萌ちゃん、興味津々ね。」
萌「それで?どうなったの?」
雛「気安く、肩を抱いてきたわ。ちょうど良い身長差だねとか、あたしのこと、4年生かと思ったとか。」
萌「うん。小学4年生ね。世間一般では、ごく普通の感情だわ。身長135センチの女の子を見たらね。でも、その男の子、見知らぬ女性に、実際に肩を抱いてくるとは、けっこう勇気あるわね。」
雛「あたし、その時、ヒールじゃなかったし、何の疑いもなく、年下の女の子だと思って、ナメられたんだわ。」
萌「まさか、告白されたとか?」
雛「もちろん、断ったわ。いくらなんでも小学生の男の子は、守備範囲外よ。」
萌「やっぱり、されたの…。まあ、あたしも、ノーサンキューね。もう少し背が高い男の子のほうが良いわ。あたしだと、たった13センチの身長差なんだもん。将来、伸びると思うけど。」
雛「気になるのは、そこ?年の差は考えないのかしら……?」
0691名無しさん@ピンキー2023/04/10(月) 11:32:18.63ID:4yhW5pp9
……狙われた小鳥(2)……

剛&雛

雛「ねえ、剛。」
剛「おう。なんだ?」
雛「あたしね、最近ね、つけられてるの。」
剛「ん?つけられてる?」
雛「うん。帰り道とかにね、視線を感じるの。」
剛「チカンか?」
雛「あ、、、でもね、何も、されてないから心配しないでね。」
剛「ばかやろう。心配するよ。自分の姉ちゃんが襲われたら、弟としては、そりゃあ心配するだろ。」
雛「いや、だからっ、まだ襲われてないからっ。」
剛「そうか?とりあえず、俺が懲らしめてやる。で?どんなヤツだ?そいつは?知ってる男か?」
雛「うん。名前は知らないけど、顔は知ってるわ。」
剛「なるほどな。名前は知らない。顔だけは知ってると……。それは、顔見知りってヤツだな。」
雛「うん。あたしも、その子のこと、詳しくは知らないの。確かに、ただの、顔見知りね。」
剛「え、、なに?その子?姉ちゃん、今、その子って言った?」
雛「え?」
剛「俺さ、勝手になんかさあ、悪い男のチカンだと思って話をしてたからさ。まあ、相手が女の子なら、大した問題じゃなくね?」
雛「ねえ。もしね、チカンの相手が女の子だとしたらね、わざわざ姉が弟に助けを求めるかしら?」
剛「は?なにっ?やっぱり、男のチカンなのか?」
雛「うん。そのつもりで初めから言ってるわ。」
剛「しかし、姉ちゃんが、その子、とか言うからさ。男のチカンなんだな?」
雛「うん。チカンじゃないかもだけど……。」
剛「姉ちゃん、もっと詳しく教えろ。」
雛「はい。」
0692名無しさん@ピンキー2023/04/10(月) 12:44:14.03ID:4yhW5pp9
……狙われた小鳥(3)……

剛&雛

剛「とりあえずな、力が強い男の弟としては、か弱い女の姉ちゃんが襲われたとなればさ、黙っちゃいないっていう話だせ。」
雛「あ、うん…ありがと……。でもっ、さっきも言ったようにっ、まだ、襲われては、い、な、い、のっ。あたしが襲われたら良かったみたいな言い方するわね。剛ったらヒドいわ。」
剛「いやいや、姉ちゃんも、まだっ、襲われてないとか言ってさ、今後、襲われるかもしれないと思ってるんだろ?」
雛「だからあ〜、剛に相談してるの。だってあたし、怖いんだもん。夜道とか、凄くビクビクしてるんだもん。」
剛「おう、わかるぜ。姉ちゃんは、135センチ、32キロの、おチビちゃん。握力は15キロ程度しかないような、メチャクチャか弱い女の子だ。」
雛「やだあ、数字を言わないで〜。」
剛「男のチカンに襲われたら、圧倒的な体格差で、ねじ伏せられて、非力な姉ちゃんは全く抵抗できなくて、逃げられなくて、ついにアレされたりとか……うっひひひ。」
雛「やめてっ。んも〜ヒドいわ。あたしがレイプされるのを想像するなんて……。」
剛「俺、レイプとは言ってないし。まあ、俺に任せとけ。」
雛「何を任せるの?」
剛「202センチ110キロを誇る、筋骨隆々の大男が、どんなチカンでも、確実に成敗してやるからな。安心しろ、おチビちゃん。」
雛「おチビちゃん呼ばわり、ホントにムカつくわっ。でも、心配しなくていいわ。その男の子に、レイプはされないわ。」
剛「しかし、そいつ、姉ちゃんよりは確実にデカい男だろ?力で敵わねえだろ?」
雛「うん。その子、あたしよりは大きい男の子だけど、大丈夫よ。小学生なの。」
剛「なにっ?小学生?」
雛「うん。六年生。」
剛「なんだあ〜、ただのガキじゃねえかよ。」
雛「うん、だから、成敗するとか、野蛮なコトはしないでね。相手は子供だから。」
剛「姉ちゃんも体格は子供だしな。子供同士のケンカみたいなもんか。」
雛「でも、、、あたし、絶対に、その男の子に狙われてるの。そんな気がして怖いの。」
剛「うひょー。小学生のガキに怯える姉ちゃんは、マジで可愛すぎるぜ〜。」
雛「身長135センチの女の子にとって、155センチの男の子って、オトナの男性だと思って警戒しないと危ないの。」
剛「へえー、155センチか。小学生にしては、ちょっと大きいのかな。」
雛「ねえ、あたし、どうしたらいい?」
剛「だいたい理解した。そういう相談な。」
雛「だから、チカンとは違うと思うわ。あたし、その男の子に告白されたの。もちろん断ったわ。」
剛「なにっ?告白?マジで、やべーぞ。あの年齢でチビ女フェチとか。あれ?いや、べつにアレか?最初は普通に小学生同士の友達になりたい、そういうことだもんな?」
雛「違うの。あたしが、オトナの小さな女の子だと理解した上で、あたしに告白したんだと思うわ。」
剛「おお、なんだあ、やっぱり、そいつ、俺の仲間だ。」
雛「なに、仲間って。」
0693名無しさん@ピンキー2023/04/12(水) 19:01:12.38ID:PBKUdMiz
……狙われた小鳥(4)……

陸&陸の知り合いの男の子A

陸「おお〜、久しぶりじゃねえか。元気だったか?」
A「あ、はい、陸さん、こんにちは。」
陸「昔、おまえと遊んでたよな、この公園で。今、学校の帰り?」
A「はい。あの〜、この前、ココの公園で陸さんを見かけたんですけど。」
陸「え?そうなのか?いつのことだろ?声くらいかけてくれたら良かったのに。」
A「その時、陸さん、女性と一緒だったから。」
陸「女性?」
A「その女性がジャングルジムに登ってました。」
陸「……もしかして、その女性って、かなり小さめサイズの?」
A「あ、はい。陸さんの肩にも届かないくらい。」
陸「キミよりも背が低い?」
A「はい、はい、そうです。」
陸「おお、わかった、わかった。雛ちゃんのことだな。」
A「ひなちゃんっていう名前なんですね。陸さんとは、どういう関係なんですか?」
陸「関係?え、まあ、俺の先輩の姉さんで、いろいろと事情があって、今、一緒に住んでるよ。」
A「へえー、そうなんですね。恋人とかでは…?」
陸「とりあえず、今は、違う。」
A「陸さんより、かなり歳上ですもんね。」
陸「ん?おまえ、雛ちゃんのこと、知ってるのか?」
A「以前、公園で見かけて、可愛い小学生だなあ
、と思って、声をかけて、少しだけ話をしたんだ。」
陸「おっ、面白くなってきたな。そのあたり、もっと詳しく聞きたいなあ。」
0694名無しさん@ピンキー2023/04/12(水) 19:38:29.31ID:PBKUdMiz
……狙われた小鳥(5)……

陸&A

陸「どんな話をしたんだ?」
A「ただ普通に、可愛い子だと思って、友達になりたいなあと思って、声をかけたら…。」
陸「おお、で、返事は?」
A「断られた。」
陸「おまえ、ビックリしなかったか?だってさ、小学生の女の子だと思って、声をかけたんだろ?」
A「はい。小学4年生くらいかなあ〜って。」
陸「衝撃だっただろ?」
A「まさか、オトナの女性だとは思いませんでした。それでも、僕より小さくて、可愛いことに変わりないから、付き合いたいって言ったけど、無理でした。」
陸「はははは……そりゃあそうだよな。雛ちゃんは、あー見えて、25歳だからな。いくらなんでも、小学生とは付き合えないよな。友達なら、まあ良いかもしれないけど。」
A「どんな字を書くんですか?ひなちゃんのヒナは、鳥の雛ですか?」
陸「おう、そうそう。雛ちゃん。可愛い名前だろ?」
A「オトナなのに小鳥みたいに小さくて、ピッタリの名前ですね。」
陸「雛ちゃんに会いたいか?」
A「あ、はいっ。いいんですか?」
陸「もう既に顔見知りなんだろ?」
A「この前は、あしらわれた感じだったけど、大丈夫ですかね?」
陸「ま、気にするな。」
A「あと、道で何回か雛さんを見かけて、ちょっとだけ、後をつけたりした。」
陸「尾行か?大胆なことするな。あとさ、ちゃん付けでいいよ。雛さんじゃなくて、雛ちゃんと呼んでいいから。俺も普通に雛ちゃんと呼んでるから。」
A「怒られません?」
陸「呼び捨てじゃないし。俺より遥かに小さくて可愛い女の子だし。」
A「僕でも見下ろすくらいです。」
陸「今から来る?」
A「陸さんの家ですか?」
陸「少しの時間ならいいだろ?帰りは、誰かしらが送るから心配するな。」
A「他に一緒に住んでる人が……。」
陸「俺と雛ちゃんの他に2人居るけど、来れば分かるさ。」
A「ちょっと、自宅に連絡しておきます。」
0695名無しさん@ピンキー2023/04/12(水) 20:28:12.26ID:PBKUdMiz
……狙われた小鳥(6)……

陸&A

陸「雛ちゃんと会ったら何したい?」
A「う〜ん……力比べ。」
陸「ふーん、力比べね。どんな感じの?」
A「相撲とか腕相撲とか、ですかね。」
陸「なるほどな。おまえもマニアックなフェチだな。」
A「いや、だって、興味ないですか?小学生の僕が、自分よりもカラダの小さいオトナの女性と力比べしたら、どんな感じになるのか。」
陸「なかなか面白い予感がするよ。おまえも、まだまだ、オトナの男の体格と腕力には程遠いから、良い勝負にはなるかもな。」
A「もし、僕が勝てば、1人前の男ですね。」
陸「いや、それはまだ早い。雛ちゃんがメチャクチャ小さくて、超か弱いだけだから。」
A「なんか羨ましいてす。体格の大きい陸さんが、あんなに小さくて可愛い、雛さ…ちゃんと、同居してるなんて。」
陸「あ、言ってなかったっけ?俺ら、4人で住んでるんだ。男女2人ずつで。」
A「へえー。そうなんですか。」
陸「1人は、剛さんって言う、俺の先輩であり、雛ちゃんの弟さんになる人で、俺よりもデカい巨漢なんだ。」
A「マジで?」
陸「ビックリするくらいのスーパー身長差姉弟だから。」
A「うわっ、見てみたいです。」
陸「あと、雛ちゃんと同い年で、身長142センチの女の子がいるよ。」
A「うわあ〜、その人も僕より小さい人なんだ。」
陸「遠慮なく、萌ちゃんって呼んでいいよ。字は、萌え〜の萌ね。」
A「陸さんの先輩の、つよしさんの字は、強い弱いの強い……。」
陸「じゃなくて…なんて言えばいいかな…えっと……。」
A「あ、大丈夫です。僕は、女の子にしか興味がないんで。」
陸「そうだよな。雛ちゃんが目当てだもんな。」
A「萌さん…あ、萌ちゃん…っていう人も可愛いですか?」
陸「顔は可愛いさ。俺ら男性陣はいつもオモチャにしてるし。」
A「?……おもちゃ??」
陸「いや、なんでもない。さて、他の3人に連絡しとかないとね。」
A「ありがとうございます。お邪魔します。」
陸「さあ、俺んちに行こうか。」
A「はい。」
0696名無しさん@ピンキー2023/04/15(土) 14:01:02.94ID:NYP/vIp2
……狙われた小鳥(7)……

自宅・剛&萌&雛

剛「陸が友達を連れて来るらしいな。」
萌「そうみたいね。クラスメイトかしら。」
雛「女の子かなあ?」
剛「そこまでは書いてないよな。」
雛「可愛い子かしら。陸くんにガールフレンドが出来たらステキなことだわ。」
萌「女の子って決めつけちゃって良いの。」
雛「お友達ということはね、少なくとも同級生なのよね?」
萌「カッコいい男の子かもしれないわよ?」
剛「おっ、ちょっと待って。俺に陸からの連絡が来た。」
萌「え?来た?あたしには来てないわ。」
雛「陸くんがグループラインを使わないのは怪しいわ。剛だけに送るなんて。」
剛「あっそう……。」
萌「ねえ剛くん、陸くん、何だって?」
剛「なんかアレだ。姉ちゃんに会いたいと言ってるらしいぜ。」
雛「え?あたしに?」
剛「どうせ会えば分かる事だから言うけど…。」
萌「え、なになに〜?」
剛「陸の知り合いの小学生らしい。」
雛「女の子?」
剛「いや、性別は分からない。サプライズなんじゃないかな。」
萌「うわあ、なによぉ?雛ちゃんに会いたい小学生って?雛ちゃん、心当たりあるのぉ?」
雛「うーんんん……その小学生が、もし男の子だったら……。」
萌「男の子だったら?」
雛「ある。」
剛「なんだ。姉ちゃんの知り合いか?」
雛「違うわ。単なる顔見知りよ。あ、でも、分かんないわ。陸くんとの接点があるとも思えないから。」
萌「いずれにしても楽しみだわ。どんな子が来てくれるのかしらね。」
雛「あ、そうだわ。何か用意しなくちゃ。」
剛「おっ、またメールきた。小学6年生の男子だってさ。」
萌「情報を小出ししてくるのね。」
雛「え、、、まって……。」
萌「雛ちゃん、どうしたの?」
雛「もしかして……その男の子って……。」
0697名無しさん@ピンキー2023/04/15(土) 14:18:28.64ID:NYP/vIp2
……狙われた小鳥(8)……

自宅・剛&萌&雛

雛「ほら、2人に話したこと、あるでしょ?怪しい男の子。」
雛「あ〜、あの子だ。雛ちゃんに告白してきた男の子。え?そうなの?」
剛「お?なんか言ってたな、そんなようなこと、姉ちゃん。」
雛「あ、でもね、陸くんの知り合いかどうかは知らないわ。だから、全然違う人かも知れないの。ごめんね、あたし、勝手に想像しちゃったわ。」
萌「ううん、大丈夫よ。もし、そのストーカーっぽい男の子がウチに来ても、話してみてら良い子かもしれないわよ。」
剛「それにな、悪いようにはならないぜ。なんたって、ここにいる筋骨隆々の大男が、か弱い姉ちゃんを守ってやるんだからさ。」
雛「うん。ありがとう。」
萌「でもね〜、もしぃ〜、可愛くてカッコいい男の子だったらぁ〜、あたし、お友達になっちゃおう〜っと。」
剛「子供が3人に増えて賑やかになるぜ。」
雛「あたしたちは子供じゃありませんっ。」
萌「あたしもっ。」
剛「おお、もう着くらしいぞ。」
雛「はあ……緊張する………。」
萌「どんな子かなあ…。」
0698名無しさん@ピンキー2023/04/19(水) 18:40:58.23ID:X/MXIRfW
(訂正。8話の2つ目の話者は、萌です。)
0699名無しさん@ピンキー2023/04/19(水) 19:10:15.46ID:X/MXIRfW
……狙われた小鳥(9)……

自宅
剛「小学生が好きそうな菓子とかあるのか?」
雛「それがね、お菓子がな〜んにも無いの。」
剛「そうなんだ。」
萌「あたし、買って来ようか?」
雛「ううん、あたしが行ってくるわ。」
萌「雛ちゃん、ひとりで大丈夫?」
剛「俺が一緒に行ってやるよ。」
雛「まだ外は明るいわよ?」
剛「念のためさ。俺、ヒマだし。」
萌「最強のボディーガードね。」
雛「剛が一緒なら心強いわ。ありがとう。」
剛「コンビニでいいだろ。」
雛「そうね。コンビニで良いわね。」
萌「あたしは、陸くんと、お友達を待ってるね。」
剛「姉ちゃん、ほら、行くぞ。」
雛「うん。行ってきま〜す。」
萌「行ってらっしゃ〜い。」
0700名無しさん@ピンキー2023/04/19(水) 19:50:06.73ID:X/MXIRfW
……狙われた小鳥(10)……

陸「ただいま〜。」
萌「は〜いっ。お帰り〜。」
A「こんにちは。お邪魔します。」
萌「あらっ、可愛い男の子だあ。こんにちわ〜。ご丁寧に挨拶出来るなんて、良い子ね〜。」
陸「さ、遠慮なくあがれよ。」
A「はい。」
萌「お名前は?」
A「あ、Aです。」
萌「Aくんと言うのね。さあさあ、入って入って〜。」
陸「あれ?先輩と雛ちゃんは?」
萌「うん、コンビニに行ってる。」
陸「2人で?」
萌「そう。」
A「あの〜。」
萌「うん、なあに?」
A「萌ちゃんですか?」
萌「あらま〜、なんで〜?あたしの名前、知ってるの?」
陸「俺が教えたから。」
萌「あ、そうなのね〜。しかも、萌ちゃん、なんて、ちゃん付けで呼ばれたから驚いちゃったわ。」
陸「それも俺。」
萌「小学生だっけ?」
A「はい。6年です。」
萌「身長、あたしより高くない?何センチ?」
A「155センチです。」
萌「155センチ?あら?もしかして?雛ちゃんと顔見知りの?」
A「あ、そんな感じ。」
陸「なんかね、こいつ、ちょっとだけ雛ちゃんと話したことあるみたいだよ。な?」
A「まあ。」
萌「それで、雛ちゃんに会いに来たの?」
A「まあね。」
陸「雛ちゃんのこと、好きみたいなんだよ。」
萌「あたしも、いろいろ聞いたわよ。まあ、ゆっくりしてってね。雛ちゃんたち、すぐ帰ってくるわ。」
A「萌ちゃんもオトナなのに小さくて可愛いね。」
萌「あ、、、ありがとう。いつの間にか、タメぐち…。これも陸くんのサシガネね。」
A「142センチだよね?」
萌「そこまで教えてるの〜?陸くんったらっ。」
陸「どうせ、背比べしたらバレるだろ。」
萌「じゃあ、雛ちゃんのことも?」
A「25歳で135センチ。メチャクチャ可愛い女の子なんだよなあ。」
萌「Aくんも可愛いわよ。当たり前だけど、Aくんを見上げても、威圧感が無くて怖くないの。いつもね、熊みたいに大きい男の子に慣れてるから。」
陸「俺、2階にいるから、2人で仲良く話したら?じゃあねえ〜。」
萌「え?」
0701名無しさん@ピンキー2023/04/19(水) 20:28:13.27ID:X/MXIRfW
……狙われた小鳥(11)……

萌&A

萌「小学生にしては大きいわよね?」
A「うん。」
萌「雛ちゃんに会ったら、どうするの?」
A「凄く興味があるのは、力比べして、どっちが強いか。」
萌「へえー、なるほど〜、力比べね……。あ、でも、あたしと雛ちゃん、腕力が同じくらいだし、やっちゃう?腕相撲?」
A「オッケー。やろう。ほら、さっそく。」
萌「は〜い。」
A「いつでも、どうぞ。」
萌「え?Aくん、余裕なの?」
A「いちおう、女の子が相手だから。」
萌「言うわねえ。あたしより背が高くても、あなた、小学生なんでしょ?あたしもオトナの女として、勝つつもりでいくわよっ。手加減無用だわ。」
A「よっしゃ。来いっ。」
萌「ん…あ……はっ……。」
A「えへへ…こんなもん?」
萌「そんな…こと……ない…わ……うっ…。」
A「そろそろ本気でいくよ。そ〜れっ。」
萌「…あ…あ〜…なんで〜…。」
A「25歳のオトナといっても、弱っちいなあ。」
萌「あー、負けたあああ〜。」
A「ということは、雛ちゃんとやっても、僕の勝ちだよね。」
萌「まさか、Aくんが、こんなに強いとは思わなかったわ。」
A「だってさあ、僕の方が萌ちゃんよりカラダが大きいみたいだし。」
萌「あたしのこと、か弱い女の子だと思ったでしょ?」
A「所詮は女の力だったよ。」
萌「ちなみに、握力いくつ?」
A「28キロくらいかな。」
萌「あたしと雛ちゃん、15キロくらいしかないんだもん。そりゃあ、勝てるわけないわね。」
A「もともと、身長135センチの雛ちゃんと勝負するつもりだったから、勝つ自信はあったよ。」
萌「もし、普通の体格の女性だったら、Aくんに勝てたかもしれないわね。」
A「雛ちゃん、遅いなあ。」
萌「もうすぐ、帰ってくるわよ。」
0702名無しさん@ピンキー2023/04/21(金) 17:38:40.54ID:8/rGYneb
……狙われた小鳥(12)……

萌&A

A「あのさー…。」
萌「うん、なに?」
A「雛ちゃんの弟っていう人、メチャクチャ大きい人だよね?」
萌「うん、そうよ。知ってたの?姉の雛ちゃんがホントに小鳥みたいに小さくて可愛いのに、弟さんは対照的に熊みたいに大きいの。姉と弟でね、有り得ないくらいの身長差なの。ビックリするわ。」
A「弟さん、怖い人かなあ?」
萌「その弟さん、剛くんって言うんだけど…。」
A「あ、名前、陸さんから聞いたかも。」
萌「それでね、あたしも雛ちゃんもチビっ子だから、剛くんとの身長差が凄くて、もちろん怖い時もあるけど、基本的には優しいイケメンよ。」
A「その剛さんの身長体重って?」
萌「剛くんはね…えっと…約202センチで110キロかな。」
A「え、、、ひえええええ〜!ヤバっ!」
萌「Aくんて、雛ちゃんのこと、ストーカーとかした?」
A「………はい。」
萌「やっぱりね………Aくんがね、もし雛ちゃんに手を出したら、とんでもないことになるわよ。」
A「とんでもない?」
萌「Aくん、よく考えてごらんなさい。自分の大好きな姉がね、小さくて超か弱い女の子でね、どこかの男の子に狙われて、襲われそうになってると聞いたら、そりゃあね、弟としては、絶対にタダでは済まさないわよね。」
A「うっ……まあ……そうです…ね……。」
萌「ごめんね。小学生の男の子を脅すつもりはないけどね。雛ちゃん、ちょっと怯えてたから。」
A「うん。」
萌「雛ちゃんは年齢はオトナでも、人一倍小さい女の子だから、いくら相手が小学生でも、自分よりカラダの大きい男の子に対してはビクビクするものよ。」
A「剛さん……かぁ……。」
萌「もし雛ちゃんに何かあったら、Aくんは、いったい、どうなっちゃうかしら…。」
A「もう、、、何もしません。」
萌「うん。」
A「すみません、僕、帰りますっ!」
萌「え?今?」
A「はいっ!お邪魔しました!」
萌「うん、わかったわ。せっかく来てくれたのに、何もしてあげられなくてゴメンね〜。」
A「剛さんが怖いので……。」
萌「じゃあねえ〜。」
0703名無しさん@ピンキー2023/04/21(金) 18:18:56.77ID:8/rGYneb
……狙われた小鳥(13)……

外出中・剛&雛

剛「テキトーに買ったけど、いいよな?」
雛「うん、そうね、余ってもいいし。」
剛「今日も超短いストーカーだな。いや、スカートだな。」
雛「面白くないわよ。べつにいいでしょ。好きでミニスカート穿いてるのっ。」
剛「そんなセクシーな格好で歩いてるから、小学生のガキにまで狙われるんだぞ。」
雛「いいもんっ。剛が守ってくれるもん。」
剛「身近な男を頼りまくりだな。姉ちゃんはマジで、一回、小学生に襲われろ。」
雛「あっ、あの子……。」
剛「ん?どした?あいつ?」
雛「あたしに告白してきた男の子よ。」
剛「もしかして、俺らの家から出てきたんじゃね?」
雛「うん、きっとそうよ。今日、ウチに来る男の子って、やっぱり、あの子だったのね。」
剛「もう帰るみたいだな。姉ちゃんが目当てじゃねえのか?あいつ、陸の知り合いでもあったってことか。」
雛「そうみたいね。あたしは、正直に言って、あまり会いたくないの。セクハラみたいなこともされたし。帰ってくれて、会わずに済むなら、それが良いわ。」
剛「じゃあ、声掛けなくていいな?」
雛「うん。無視しよ。」

………………………………

帰り道・A

A「(あ…向こうに……雛ちゃんだ。)」
A「(隣にいるのは、剛さんかなあ。)」
A「(剛さん、デカいなあ。)」
A「(やっぱ、身長差すげーなあ。)」
A「(雛ちゃん、剛さんの胸にも届いてない。)」
A「(雛ちゃん、ちっちゃくて可愛いなあ。)」
A「(僕も身長が伸びたら、体格差カップルになって、付き合いたいなあ。楽しいだろうなあ。)」
A「(歳上の小さい女の子って、いいなあ。)」
A「(でもダメだ!絶対ヤバいっ!あのデカい熊に僕が襲われる。とりあえず、諦めよう……。)」
A「(家に帰る所かな。完全に親子みたいだなあ、あの2人。)」
A「(あの2人に気づかれないうちに、早く帰ろっと。)」
A「(僕が出るのが、もう少し遅かったら、剛さんに会って、ヒドい目にあってたかも…。)」
0704名無しさん@ピンキー2023/04/22(土) 14:08:27.54ID:63vFIl3X
……狙われた小鳥(最終)……

萌「やっと陸くん降りてきた。」
陸「やっと課題が終わった〜。」
萌「お疲れさま。」
陸「あれ?アイツ帰ったの?」
萌「うん。剛くんの話をしてたら、急に帰るって言って。」
陸「じゃあ、雛ちゃんには会わずじまいで?」
萌「そういうことになるわね。」
……(カチャ)……
萌「あ、帰ってきた。」
雛「ただいま〜。」
萌「お帰り〜。」
剛「あの小学生、さっき見かけたぞ。」
萌「そうなの?」
雛「あたしに会わなくて良かったのかしら。」
陸「アイツ、結局、何をしに来たんだろ?」
萌「あたしと腕相撲。」
剛「お?腕相撲か?」
雛「萌ちゃん、どうせ負けたんでしょ?」
萌「あたしに勝てたから、たぶん雛ちゃんにもかてると思ったのよ。」
陸「へえー。それで満足したんだ。」
剛「オトナの女に力で勝てると分かると、ナメてくるから、気をつけろよ、姉ちゃん。」
雛「は〜い、は〜いっ。」
剛「ずいぶん軽い返事だな。」
雛「大丈夫よ。ちゃんと気をつけるわ。」
剛「普通の男は、女の子相手に本気にならないけど、小学生男子は慣れてないからな。」
雛「どういう意味?」
剛「たとえば俺は姉ちゃんと圧倒的な体格差と腕力差があるから、いつも手加減してるけど、小学生だと女の子との差が少ないから、全力で向かってくるから危ないってこと。」
陸「俺、Aに言っとくよ。雛ちゃんを諦めろって。」
雛「そういえば〜、あの男の子、陸くんと知り合いだったのね。」
陸「ウチの女の子たちを他の男に取られたくないよね、先輩?」
剛「おう、そうだな。」
萌「うふふ……あたしたち、モテモテ?」
剛「姉ちゃんは怖い思いをしたし、抱っこしてやる。」
雛「きゃああああ〜!そんな急に……。」
陸「ちっちゃい雛ちゃん、かわちい……。」
萌「そうそう。大きい剛くんに抱かれた小鳥みたいな雛ちゃん、かわちいわよっ。」
剛「なんだ?かわちいって?」
0705名無しさん@ピンキー2023/04/24(月) 16:21:19.47ID:CBn44anp
……剛&雛・知育菓子……

剛「姉ちゃんは、今それ、何してんの?」
雛「お菓子を作ってるの。」
剛「食べられるの?」
雛「もちろんよ。お菓子なんだもん。」
剛「それ、子供がやるヤツじゃね?」
雛「もともとは、そうかも。」
剛「いいじゃん。姉ちゃんは見た目は子供だし。」
雛「意外と美味しいわよ。剛も食べる?」
剛「いや、いらねぇ。そんなもん食いたくねえよ。」
雛「なんか子供の頃に戻ったみたいなの。」
剛「今も子供にしか見えないけどな。」
雛「なによっ。勝手に言ってればいいわっ。」
剛「ん?なんだ?ねる……ねるねるねるね?」
雛「うん、ねるねるねるね。」
剛「ねるねるねるねが名前か?」
雛「そうよ。インパクトあるでしょ?」
剛「ねるねるねるね。」
雛「気に入ったの?ねるねるねるね。」
剛「俺、姉ちゃんと、ねるねるねるね。」
雛「そっちのねるじゃないわよ。たぶん、練り込むのねるだと思うわ。」
剛「今夜は姉ちゃんと寝る寝る寝るね。」
雛「お断りしますっ。」
剛「姉ちゃんのオッパイを練る練る練るね。」
雛「やだー、いやらしい〜!」
剛「オッパイは練るというより、揉むものだな。」
雛「たしかに。胸は練らないわ。揉むわよ。」
剛「じゃ、俺、今から、姉ちゃんのオッパイを揉む揉む揉むね。」
雛「きゃあああああ!!!」
剛「この柔らかい感触が良いんだよなあ。」
雛「んも〜いや〜だ〜!やめてー!」
剛「姉ちゃんも、俺の胸筋を触っていいからさ。」
雛「え〜?ほんと〜?剛の胸板を触っていいの〜?うれしいいいい〜………な〜んて、あたしが言うと思うの?バカっ!」
剛「オッパイ揉んでほしくないならさ、必死に俺の手をドカしてみれば?出来たらヤメてやるよ。」
雛「ヒドいわ、そんなのムリに決まってるわ、イジワルっ。」
0706名無しさん@ピンキー2023/04/25(火) 13:29:21.32ID:VoqC/9+u
……剛&萌・谷間……

萌「筋トレする時って、上半身は裸になるの?」
剛「そりゃあまあ、筋肉をチェックしないといけないからな。」
萌「あたしよりも胸の谷間があるなんて、羨ましいわ。」
剛「胸筋、触って見るか?」
萌「え?いいの〜?」
剛「どうぞ。」
萌「きゃっ!」
剛「ビックリした?」
萌「うん、ビックリした〜。急に動くんだもん。」
剛「好きなタイミングで動かせるんだぜ。」
萌「すご〜いっ。さすがマッチョくん。」
剛「萌ちゃんの胸、俺も触っていいかな?」
萌「ダメよっ。あたしの胸は動かせないし。」
剛「ジャンプすれば動かせるだろ?」
萌「それは、自力じゃないから。重力で動くだけだから。」
剛「どれくらい揺れる?」
萌「(ぴょんぴょんぴょん)」
剛「おっほっほっほ〜。意外と揺れるじゃん。」
萌「ウサギ年だから、跳んでみたわ。ほらね?けっこう揺れるでしょ?胸のサイズは剛くんの半分くらいかもしれないけど。」
剛「萌ちゃんの両方の胸が、俺の片方の胸と同じ大きさなのかな。」
萌「それがマッチョな大男と、華奢なチビ女との違いなのよ。」
剛「細くて小さい萌ちゃんが最高に可愛いよ。」
萌「ありがとね。そうやってホメてくれると、チビっ子で良かったと思えるわ。」
剛「身長142センチの女の子は最強だよ。」
萌「135センチの雛ちゃんは?」
剛「姉ちゃんは、もっと最強だな。無敵だな。」
萌「無敵といえば、剛くんの体格こそ無敵だわ。あたしと雛ちゃんを子供扱いを……きゃっ!」
剛「さあ〜。子供扱いしちゃうよ。」
萌「いや〜〜〜んっ。」
0707名無しさん@ピンキー2023/04/25(火) 14:30:36.49ID:VoqC/9+u
……陸&雛・現役……

陸「雛ちゃん、制服だね。」
雛「コスプレだ〜なんて言わないでね。」
陸「いや、とんでもないよ。すご〜く似合ってるよ。」
雛「女子高生に見えるかしら?」
陸「俺のクラスに居ても違和感ないかもな。」
雛「制服のスカートとしては短すぎて、ちょっとハレンチかなあ?陸くんはクラスの女の子のパンチラとか気になったりする?」
陸「クラスの女子が超ミニスカだったら、勉強に集中出来ない、ということは無いな。俺個人は、雛ちゃんの超ミニスカで慣れてるからね。っていうかね、ウチの学校のスカートが、そこまで短くないし。」
雛「ふーん。そうなのね。」
陸「やっぱり訂正するよ。雛ちゃんは女子高生には見えない。」
雛「えええ〜?うそ〜?25歳の女では無理があるってことなの〜?」
陸「だってさ、そもそも身長135センチの女子高生って……。」
雛「なによっ。あたしのような、ちっちゃい女子高生が居ても、べつに良いでしょ?」
陸「女子高生というより、中学生を飛び越えて、女子小学生に見えるぜ。うっひっひっひ……。」
雛「ヒドいわ…そんなに笑わなくても……。」
陸「スカートの中、どうなってる?」
雛「きゃっ!エッチ!」
陸「普通にパンツじゃん。しゃがんだだけでパンチラし放題じゃね?」
雛「外出する時は、中に見せパンを穿いてるから大丈夫なの。」
陸「ところでさあ、はれんちって何?」
雛「え?今ごろ質問してくる?そのあと、さんざん会話のラリーがあったのに?」
陸「はれんち、聞いたことない気が……。」
雛「もしかして死語なの?」
陸「どういう意味?自分で検索しろって?」
雛「いいわ。教えてあげるわ。」
陸「なに?」
雛「恥ずかしいことを平気ですることなの。たとえば、見えそうなくらい短いスカートを穿いてパンチラ上等みたいな。」
陸「なるほどね〜。じゃあ、雛ちゃんと萌ちゃんにリクエストしたいな。」
雛「なに?リクエストって?」
陸「この家の中に居る時限定で、思っきりハレンチでよろしく。」
雛「やだー。ハレンチ女なんてヤバいわ。」
陸「雛ちゃんが、せっかく超ミニスカートのコスプレしてるわけだから、抱っこしていいよな?」
雛「やっぱりコスプレだと思ってるの?」
陸「雛ちゃんみたいな立派なオッパイを持つ小学生は、さすがにいねえだろ?雛ちゃんはマジで良いカラダしてるよな……。」
雛「え、、来る?…来るわ…来た……きゃっ!」
0708名無しさん@ピンキー2023/04/28(金) 16:36:03.37ID:Cnh8sBv/
……萌&陸・スーパーフード……

陸「萌ちゃん、何を食ってんの?」
萌「あ、これ?デーツ。」
陸「何それ?知らない。」
萌「とっても栄養価が高いの。食べてみる?」
陸「うん。試しに。」
萌「い〜い?手、出して。」
陸「俺は、ちょっとでいい。」
萌「このくらい?」
陸「うん……んっ…味は……まあまあ。」
萌「これね、いわゆるスーパーフードなの〜。」
陸「ナッツに似てるね。」
萌「ナッツとは違うわ。ナツメヤシの実なの。」
陸「へぇ〜、初めて聞いた。これの名前って何?」
萌「んもっ、最初に言ったわよっ。デーツって言うのよ。」
陸「ダーツじゃなくて?」
萌「的に投げたりしないわ。」
陸「デンツじゃなくて?」
萌「それは外国の手袋のメーカー。」
陸「え、そうなの?」
萌「あとは?もう、ネタ尽きた?」
陸「あ、あった。デート。」
萌「うふっ。陸くんは、あたしとデートしたい?」
陸「おお、それは、もちろん。」
萌「陸くんは16歳で身長190センチ。あたしは25歳で身長142センチ。ねえ、陸くんは、年齢差と身長差、どっちが気になる?」
陸「どっちも気にならねえな。」
萌「いいいの?大丈夫なの?」
陸「俺、ちっちゃい女の子が大好きだし、萌ちゃんは子供みたいに可愛いし、何があっても俺が守ってやるから、安心してデートできるぜ。」
萌「あら〜、16歳なのに男らしくて逞しいわっ。」
0709名無しさん@ピンキー2023/04/28(金) 17:05:48.25ID:Cnh8sBv/
……剛&雛・ワンピース……

剛「姉ちゃんは、それ、下、穿いてんの?」
雛「え?下?うん、もちろん、穿いてるわ。」
剛「下着のパンツ?」
雛「さすがに、ノーパンじゃないわ。」
剛「男モンのシャツみたいじゃね?」
雛「うん。シャツワンピって言うの。男性用の大きいワイシャツに見えたのね。」
剛「女の子がオーバーサイズを着てると可愛く見えるよな。」
雛「萌え袖とかね。」
剛「俺の服を姉ちゃんが着たら、スカートを穿かなくて済むよな?」
雛「うん、うん、そうかも〜。あたしが剛のTシャツを着たら、完全にワンピースになるわね。」
剛「逆に、俺が姉ちゃんのワンピースを着たら?」
雛「はい?剛が?」
剛「ロングよりも、ミニのワンピースか?」
雛「長さの問題よりも、横幅。」
剛「横?」
雛「あたしのワンピースを、剛が着れるものなら、着てごらんなさいよ。絶対に無理だわ。剛は、あたしの2倍も肩幅があるのに。」
剛「いや、マジで肩幅2倍は言い過ぎじゃね?」
雛「もし、無理に着ようとして、お気に入りのワンピースを破いたら承知しないわよっ。」
剛「承知しないって、どうするわけ?」
雛「えっと……剛を捕まえて…。」
剛「捕まえて?それから?」
雛「押さえ付けて〜……動けなくしちゃうわっ。」
剛「ちっちゃいカラダの姉ちゃんが大男の俺を押さえ付けるだと?それこそ、出来るもんなら、やってみろよ……うっひひひ…。返り討ちだぜ。うおーりゃあああ!」
雛「きゃああああああ!!あたし、剛に何もしてないのにぃ〜!」
0710名無しさん@ピンキー2023/05/01(月) 10:08:08.52ID:GvpO+YBq
……剛&雛・撮影……

雛「きゃっ!なにぃぃ〜?なんで裸なのぉ〜?」
剛「ちゃんとズボンは穿いてるし。」
雛「そーっと後ろに立たないでっ。ビックリしちゃうわっ。」
剛「姉ちゃんさ、俺の写真を撮ってくれよ。」
雛「今から?」
剛「おう。俺のスマホで。」
雛「自撮りはダメなの?」
剛「自撮りだと、マッチョポーズが出来ねえだろ。」
雛「わかったわ。貸して、スマホ。」
剛「俺のポーズが決まったら撮ってくれ。」
雛「いいわよ。どうぞ。」
剛「んっ………」
雛「うわ〜、すごっ…。」
剛「あっ………」
雛「ちょっと離れて撮ってみるわね。」
剛「いっ………」
雛「筋肉って、こんなに盛り上がるの…不思議…。」
剛「うっ………」
雛「こういうのを筋骨隆々って言うのね。」
剛「……………」
雛「えとおは?あいうまでいったらえもおもいおうよ。」
剛「姉ちゃんが何を言ってるのか、さっぱりわからん。」
雛「もう、いいかしら?」
剛「おう、ありがと。」
雛「筋肉アピールは満足かしら?あたしに筋肉を見せたかっただけなのよね?」
剛「俺の逞しさに惚れ惚れしただろ?」
雛「うん、惚れたわ。(…と、言わないと、後で剛に何をされるか分からないもん…。)」
剛「ホントか?」
雛「ホントよ。嘘じゃないわっ。」
剛「じゃあ、姉ちゃん、こっち来て。」
雛「え?うん。イヤな予感しかしないけど…。」
剛「俺の腹に顔を埋めろ。」
雛「あっ…むぎゅゅ〜…んんん…。」
剛「俺の胸の筋肉が、姉ちゃんの頭の上に乗るんだよな。うっひっひっ……。」
雛「あたし……どうせなら、お腹よりも、胸板に埋めたいわ……感触があまり良くない……。」
0711名無しさん@ピンキー2023/05/01(月) 11:17:23.03ID:GvpO+YBq
……剛&雛・効果……

雛「ねえねえ、見て〜。」
剛「おっ。」
雛「剛の大好きな超ミニスカートコーデよ。」
剛「素晴らしいねえ。超可愛いぜ。」
雛「これ、アイドル風の衣装なのね。それで〜、剛に写真を撮って欲しいの。あたしのスマホで。」
剛「おう、いいよ。だけど、自撮りは?」
雛「全身を撮りたいのよ。」
剛「そうか。まあ、俺も姉ちゃんの生脚を拝められるから良し。」
雛「あ、待って。」
剛「なんだ?」
雛「剛は、立った状態で撮るつもりなの?」
剛「ちゃんと全身を入れて撮るよ。」
雛「あたしたちの身長差、67センチもあるのに、そんな上から撮らないでよ。」
剛「ダメなのか?」
雛「お願いだから、下から撮ってよ〜。」
剛「あ〜、下からね。パンチラを撮れっていうことだな。」
雛「やだ〜、違うわよっ。べつに真下から撮れとは言ってないわ。わりと低い姿勢で撮って欲しいの。大きいカラダなのにゴメンね。」
剛「下から撮る効果、何かあるのか?」
雛「低い姿勢からのアングルで撮るとね、脚長効果なの〜。」
剛「脚長だと?」
雛「少しでも脚を長く見せたいという女の子って多いのよ。」
剛「姉ちゃんは、今のままで良いと思うけどな。」
雛「いいから、早く撮って。5枚くらいでいいわ。」
剛「うほっ……脚も細いし……こんなに可愛い姉ちゃんを持つ俺、幸せかもなあ。」
雛「うふっ……なにを言ってるの……剛ったら。」
剛「なあ、これで大丈夫か?」
雛「うん、いい感じね。ありがとう。」
剛「じゃあ、リアルに、こんなに可愛い姉ちゃんを持つ俺、ってか。」
雛「え、あ、、、きゃっ。なに?あたしをリアルに持つ?やばっ、つまんない。」
剛「つまんないだと?こらチビ襲うぞ?」
雛「もう既に襲われてる……。」
剛「135センチ32キロの小さな姉ちゃんを、202センチ110キロのデカい弟が襲うと、どうなるかな?」
雛「もし、剛が本気だっら、圧倒的な体格差で全く抵抗出来なくて、あたし絶対に泣いちゃう。でも、剛は優しいから、か弱い女の子を傷つけることは絶対にしないわ。」
剛「俺、姉ちゃんに信頼されてるんだな。」
雛「それでも剛に襲われたら怖いのは事実よ。」
剛「俺、怖くてスリル満点だろ?」
雛「あなたは遊園地のアトラクションですか?」
0712名無しさん@ピンキー2023/05/03(水) 19:39:27.51ID:ZDJvbqWG
……萌&雛・痴漢撃退方法……

萌「雛ちゃんは、悪い男の人に襲われた時、どうするの?」
雛「もちろん、逃げるわよ。萌ちゃんは?」
萌「あたしも、まず逃げるわ。男の人に力で敵わないもん。」
雛「たいていの男の人は、あたしたちよりも遥かに大きいし、力が強いでしょ?とりあえず、逃げるしかないわ。」
萌「でもさ、もし捕まっちゃったら困るでしょ?後で捕まるのは向こうだけど。」
雛「うまいコト言うわね。でも、ホントに捕まっちゃたらタイヘンなのよね。」
萌「あたしたちって体重が軽いから、簡単に持ち上げられちゃうのよ。」
雛「後か不幸か、日頃から剛と陸くんにね、されてるから分かるけど、あたしが抵抗する間もなく、あっという間に持ち上げられてるわ。」
萌「だからさあ、もし逃げられなかった場合はね、抵抗して反撃しないとね、最悪の場合、レイプされちゃうわ。」
雛「反撃するって言ってもね、いったい何をすれば良いのかしら?」
萌「まともに戦っても、男の人には絶対に勝てないから、急所を狙うしかないと思うの。」
雛「やっぱり、アソコ?」
萌「殺しても構わないというつもりで反撃しなさいと、どこかで聞いたことがあるわ。」
雛「正当防衛になるわよね。過剰防衛になるのが心配だけど。」
萌「股間を膝蹴りすれば、男の人は怯むから、その間に逃げるのよ。」
雛「もし当たれば、の話でしょ?」
萌「空振りしたら最悪だわ。」
雛「今ちょっと想像したんだけど〜、あたしの場合って、剛の股間を膝蹴りするのって無理なのよ。どう考えても届かないわ。」
萌「あ〜、そうね。身長差があり過ぎてね。」
雛「あたしの肩の位置が、剛のズボンのベルトの高さなの。」
萌「じゃあ、パンチすれば?」
雛「うんうん、手で殴ればいいんだわ。萌ちゃん、ナイスアイデア。剛に今度やってみるわ。」
萌「いやいや、剛くんは痴漢じゃないからね。」
雛「痴漢撃退、剛で練習しなくちゃ。うふふふ…。」
萌「たぶんだけど、剛くんに急所攻撃したとしても、結局最後には、雛ちゃんが剛くんに捕まっちゃって、オモチャにされるのが目に見えてるわよ。」
雛「でも、一般の男性は、剛ほどは大きくないし、力も強くないでしょ?イケそうな気がする〜。」
萌「いやいや、雛ちゃんこそ、一般の女性よりも遥かに小さくて力が弱いから。同じコトよ。」
0713名無しさん@ピンキー2023/05/06(土) 14:26:32.04ID:jpATrV1u
……剛&雛・記念日……

剛「ごめん姉ちゃん。姉ちゃんに悪いことしたよ。」
雛「なあに?あたしに謝らなきゃいけないこと、何かしたのかしら?」
剛「心当たりない?」
雛「え〜っとぉ〜、あるとすれば……。」
剛「あるとすれば?」
雛「体格差にモノをいわせて、あたしを子供扱いして遊んだこと?」
剛「それ、オシイなあ。」
雛「え?惜しい?あ、でも、あたしを襲うことなんて日常茶飯事で、剛が今さら謝るワケないわよね?」
剛「さっき、姉ちゃんが言ったセリフでさ…。」
雛「あたしが言ったセリフ?…体格差にモノをいわせる?」
剛「違う。」
雛「じゃあ、……、子供扱い?」
剛「あ、それ。」
雛「あたしと剛って、身長差67センチ、体重差78キロもあるのよ?子供扱いされても仕方ないわよ。謝る必要なんて無いわ。」
剛「ソコじゃなくて。」
雛「え?なによっ、分かんないっ。じれったいわね。ちゃんと教えて。」
剛「きのうさあ、姉ちゃんの大切な日だったのを忘れてたんだよなあ。」
雛「はい?きのう?あたしの誕生日でもないしぃぃ〜、…………え、だってえぇぇ〜、きのうわああ、ごがつのおぉ〜いつかでしょうぉぉ〜?……💡!!!」
剛「おっ、わかった?マジで姉ちゃんゴメンな〜。なあんもお祝いしてやらなくてさあ。」
雛「まあぁぁひっっっどおおおおいぃ!!」
剛「怒っちゃった?」
雛「あたしっ、子供じゃないわっ!」
剛「おっ、来るか?よし、思いっきりかかってこいや。」
雛「やあああ!!このやろおお〜〜きゃっ!!やだぁ〜、あーんっ…。」
剛「うっひひひひ。ちっちゃい姉ちゃんは、捕まえてしまえば、あとは軽々と持ち上げて楽勝楽勝。」
雛「んも〜、あたしに謝ろうとしてたのは、結局、どうなったのぉ〜?じゃあさあ、百歩譲って、子供の日だとしてさあ、お祝いに何をしてくれるの?」
剛「だから、今、それ、やってる最中。」
雛「……。好きにすればいいわ…。」
0714名無しさん@ピンキー2023/05/08(月) 09:56:05.83ID:QJZoU2GE
……萌&雛・女子旅……

萌「ねえねえ、たまには2人で旅行しない?」
雛「え、なに、旅行?」
萌「うん。あたしと雛ちゃんだけで。どうかしら?」
雛「良いわねえ。それサイコー。」
萌「男の子たちには〜、お留守番してもらうの〜。」
雛「うっとうしいデカいだけのエロ男が居ないと思うと、凄く気が楽だわ。ねっ?」
萌「うん、女同士でエンジョイしましょ〜。」
雛「でももし、剛に知られたら、俺も付いていく〜とか言いかねないわね。」
萌「お姉ちゃんのことが好きで好きでたまらない弟だ
だもんね〜。」
雛「陸くんだって、一緒に行きたいと言うだろうしねえ。」
萌「でも今回は女子旅だからね。」
雛「場所とか日程は、考えてるの?」
萌「まだ、これからなの。」
雛「じゃあ〜、あたし、近場が良いわ。あまり遠くじゃなくて。一泊二日くらいでどう?」
萌「雛ちゃんは、それで大丈夫?」
雛「うん。長く家を空けると、やっぱり心配だわ。男の子たち、カラダは大きくても未成年だし。」
萌「ああ、未成年かあ〜。忘れてたわ〜。」
雛「まって。剛は19歳だから、もう成年?」
萌「ほんとだあ。」
0715名無しさん@ピンキー2023/05/08(月) 10:55:04.35ID:QJZoU2GE
……剛&陸・格上格下……

陸「先輩は、雛ちゃんのこと、格下だと思います?」
剛「格上とか格下とか、考えたことねえよ。」
陸「ちゃんと姉としてリスペクトしてるんですね。」
剛「あの子たち2人とも、美人で可愛くて、頭が良いし、料理も出来るし、俺らより格上の女子と言えるよな。」
陸「俺も、あの子たちに勝ってるコトと言ったら、体格と腕力だけですから。尊敬ですよ、ホントに。」
剛「ただ、俺らが、あの子呼ばわりしてる時点で、ホントにリスペクトしてるのか、疑問だけどな。」
陸「俺も、見た目がマジで子供みたいに小さくて可愛い女の子だから、やっぱり正直ナメてます。」
剛「よし、わかった。普段はリスペクトする。しかし、ちっちゃい女の子と遊びたい気持ちの時は、リスペクトしない。な?」
陸「じゃあ、格下だと思って良いということですか?」
剛「たとえば、俺が姉ちゃんを襲ってる時は、圧倒的な体格差と腕力差で楽しんでるんだから、ソコに姉に対する尊敬の気持ちは皆無だよ。」
陸「最初に変な質問しましたね。すみません。」
剛「いやいや。俺もさ、ちっちゃい女の子を妄想するだけでテンション上がるし、楽しい会話だったよ。」
陸「それは良かったです。」
0716名無しさん@ピンキー2023/05/10(水) 19:21:49.08ID:Ok+bWVpH
……陸&萌&雛・彼女感……

陸「俺、雛ちゃんと2人で写真を撮りたいな。」
雛「うん、写真くらい、いつでも良いわよ。」
萌「じゃあ、あたしが撮ってあげるっ。」
陸「俺のスマホで。はい、これ。」
萌「うん、わかった。ポーズは、どうするの?」
陸「雛ちゃん、俺が決めていいだろ?」
雛「うん、ポーズは陸くんに任せるわ。」
萌「あらあ〜、脱いじゃうのぉ〜?」
陸「えっへへへ…。やっぱり筋肉をね……。」
萌「ねえ、雛ちゃんも上を脱ごうよっ。」
雛「えぇ〜やだぁぁ〜。下着は着けさせてね。」
萌「あっさり脱ぐんかいっ。」
陸「雛ちゃんは、相変わらず細くて華奢だな。」
雛「そういう陸くんは、男らしくて逞しいカラダだわ。」
萌「お二人さん、ホメ合ってるとこゴメンね。あたし、どのタイミングで撮ればいいの?」
雛「あたしが陸くんの腕にぶら下がるのはどう?」
陸「お、それ、いいねえ。」
萌「まさに、大と小の組み合わせね。あたしも、体格差フェチとしては、興奮しちゃうわ。」
雛「意外と腕が太いのね。あたしの体重32キロしかないから、陸くん、大丈夫よね?楽勝よね?」
陸「さっそくきた…うっ……。」
雛「ひゃああ……。宙に浮いた〜。」
陸「早く撮ってっ。長いとヤバいっ…。」
萌「はい、オッケー。いい感じいい感じ。」
雛「ネットにあげちゃダメよ。恥ずかしいから。」
陸「しないよ。俺も恥ずかしいから。」
萌「じゃ、もう一枚いくわよ。普通に並んで立って。身長差カップル風にしない?」
雛「身長差が55センチあるカップルって、キスする時とか、どうするのかしらね?」
陸「必死に背伸びしても届かない可愛い雛ちゃんが見たいな。」
萌「わかった。じゃあ、雛ちゃんは、陸くんの腕にしがみついて、背伸びしながら、陸くんの顔を見上げて。」
陸「俺は、雛ちゃんの可愛い顔を見下ろす。」
雛「なんか照れるわ。」
陸「小さい雛ちゃんがサイコー。」
萌「やった〜。彼女感満載の写真が撮れたわよ〜。どこか、海とかプールで撮れば良かったわね。」
雛「どうして、家の中?」
陸「外では、恥ずかしいから…。」
0717名無しさん@ピンキー2023/05/12(金) 09:40:08.00ID:M70Pj8u9
……剛&萌&雛・メイド……

剛「よっ!おふたりさん!やっほ〜いっ!」
萌「どお〜?可愛いでしょぉ〜?」
剛「どこのメイドたちがお出ましかと思ったぜ。」
雛「剛が好きなセクシー超ミニスカートタイプのコスプレ衣装にしたわよ。」
剛「もえもえきゅんだな。」
萌「メイドの日って知ってる?」
剛「知らねえ。そんな日があるんだ?」
雛「2日遅れなんだけどね。」
剛「遅れたのかいっ。」
萌「5月10日がそうなの。」
剛「なんかの語呂合わせか?」
雛「5月を英語でなにかしら?」
剛「おう、アレだよなあ……May。」
萌「あと、10を、ドって読ませてるのね。」
剛「なるほど〜。眼福だぜっ!」
雛「お姫様抱っこなら、しても良いわよ。」
萌「あたしも〜。剛くんの目線の高さで雛ちゃんを見てみたいわ。」
剛「よっしゃ、お安い御用だぜ。」
雛「萌ちゃん、どんだけ、あたしが小さいか目に見えて分かるかもよ〜。」
0718名無しさん@ピンキー2023/05/13(土) 13:49:42.13ID:5PSqezU4
……トルティーヤ料理…

剛「姉ちゃん、これは何?」
雛「初めて作ってみたの。ブリトーって言うのよ。」
陸「似たような名前の歌手いたような……。」
萌「中に野菜が入ってて美味しいでしょ?」
剛「うまいよ。」
陸「検索してみようかな……。」
雛「萌ちゃん、これメキシコ料理だっけ?」
萌「そうよ。トルティーヤとは、少し意味が違ってて…。陸くん、検索してみて、何かわかった?」
陸「あ、もうちょっと待って。」
剛「ウチの女の子たちが作るメシは、いつもマジうめえよなあ。」
雛「どうも。」
萌「特に雛ちゃんは料理の天才なの。」
剛「食後のデザートも欲しくなるよな。」
雛「え?デザート?」
陸「あ、これだ……やっと思い出した……。」
剛「食後のデザートにピッタリのアレだ。」
萌「陸くん、わかった?」
雛「デザートって何?」
剛「姉ちゃん。」
陸「ブリトニー・スピアーズ。」
雛「ふざけないでっ。」
萌「そっちかいっ。」
0719名無しさん@ピンキー2023/05/13(土) 14:26:50.77ID:5PSqezU4
……剛&剛・片付け……

雛「剛でしょ?こんなところにダンベルを置きっぱなしにしたら危ないわ。」
剛「また使うからさ。」
雛「もう少しで足の小指をぶつけそうになったわよ。」
剛「アレ痛えよなあ。わかるわかる。」
雛「剛、片付けて。」
剛「ダンベルと言えばさ、俺、昔、店にダンベルを買いに行ったことがあってさ、これと同じ片手で持つタイプのやつ。」
雛「は?何の話?………まあ、いちおう聞くわ。それで?」
剛「たまたま女性の店員だったから、運べなくて、俺が自分でレジまで運んで、袋につめてさ。」
雛「10キロのダンベルなんて、普通の女性では簡単に持てないわよね。で?」
剛「終わり。」
雛「オチは?」
剛「ない。」
雛「ないの?」
剛「だけど…ここに良いものがオチてる。」
雛「きゃああああ!!!」
剛「ダンベルより柔らかいぜ。」
雛「いやーんっ、こわ〜いっ!」
剛「32キロのダンベルと思えば良いんだもんな。」
雛「ちなみに、床にあるダンベルは何キロあるの?」
剛「重さを変えられるやつで、これは……。」
雛「か弱い女の子が持てないような重いモノは、力がある男の子たちで管理して欲しいわ。と、言いたかっただけなのに、あたしのカラダをダンベル代わりにするなんて〜やだー。」
剛「姉ちゃんが、ただの昔話にオチを求めるからだよ。」
雛「あたしが食後のデザートになったのかしら?」
剛「デザートって何だ?食事は、これからだろ?」
雛「開放してくれなきゃ、料理が出来ないわ。」
0720名無しさん@ピンキー2023/05/16(火) 22:52:54.87ID:fuoOSib4
……剛&萌・帽子……

萌「剛くん見て〜。どお〜?可愛い?」
剛「帽子?」
萌「うん。あたし似合ってる?」
剛「まあまあだな。」
萌「えええ〜?まあまあなのぉ〜?」
剛「うそ。似合ってるよ。」
萌「これね、バケットハットって言うの。」
剛「ん?バ、バ、バゲット?」
萌「それはフランスパン。ケは、にごらないの。バケット、よ。」
剛「バケットとバゲットは違ったっけ?」
萌「ややこしいわよね。」
剛「そのヒモみたいなのが垂れ下がってるのは何?」
萌「はい、よく聞いてくれたわっ。細かく言うと、リボン付きのバケットハットなの。」
剛「そのリボン?顔の近くにあると邪魔じゃね?」
萌「男の子はソレだから困るのよ。このリボンがあることで、小顔効果があるらしいの。」
剛「萌ちゃんは、もともと小顔だと思うけどな。」
萌「あらま、そうなの?」
剛「しかし、アレだ。帽子がバケツみたいな形だから、萌ちゃんの可愛い顔がよく見えないぞ?」
萌「うふふっ、可愛い顔が見えないって?あたしと剛くん、身長差が凄いからね〜。」
剛「俺とデートするなら、その帽子はヤバい。」
萌「あたしも剛くんを見上げるのに、帽子そのものが邪魔かも〜。」
剛「じゃあ、なぜ買った?」
萌「べつに男の子とのデートのためじゃないわ。雛ちゃんとお出掛けする時用なの。」
剛「ま、そうだよな〜。」
0721名無しさん@ピンキー2023/05/16(火) 23:36:08.02ID:fuoOSib4
……陸&雛・相撲……

雛「あら、陸くん、テレビで大相撲観てるの?」
陸「お、雛ちゃんだ。どう?俺と相撲してみる?」
雛「え?あたしと?」
陸「もちろん、ハンデをあげるから。」
雛「どんなハンデか知らないけど、結局最後は陸くんが勝つようになってるんでしょ?」
陸「なんで?」
雛「だって、どう考えても、190センチ90キロの男の子と135センチ32キロの女の子で相撲したら、結果は火を見るよりも明らかだわ。」
陸「大相撲で、小さい力士が大きい力士に勝つこともザラにあるから。」
雛「あたし、分かってるの。陸くんは、あたしと密着したいのよね?」
陸「あ、そうだ。手押し相撲にしよう。これなら体格とか腕力は関係ないから。バランスの問題だし。」
雛「ホント?信じられないわ。」
陸「とりあえず、雛ちゃん、俺と向かい合って。」
雛「仕方ないわね。は〜い。」
陸「……」
雛「……」
陸「……雛ちゃんが小さ過ぎる……。」
雛「陸くんの背が高過ぎて手が合わせられないわ。」
陸「こりゃ無理だな。」
雛「陸くんが膝を床につけたら良くない?そしたら同じくらいの身長になるわ。」
陸「おう、そうか。」
雛「これなら手押し相撲が出来そうだわ。」
陸「雛ちゃんの目線って、この高さなんだよな。マジで小さいな。可愛いなあ。」
雛「はいっ、手を出して!いくわよっ!」
陸「おう。全力で来い。」
雛「ほら見て。陸くんと手の大きさが全然違うわ。」
陸「俺、気づいたんだけど、この手押し相撲…。」
雛「そうなの。つい陸くんに低くなってもらったけど〜、これムリ〜!!まず、安定性!!」
陸「俺、絶対倒れない!足のバランスが崩れて負けるってパターンが無いっ!」
雛「なによ。手押し相撲でも歯が立たないなんて。」
陸「これをやろうと言ったの、どっちだ?」
雛「そもそも言い出しっぺは陸くんじゃなくて?」
0722名無しさん@ピンキー2023/05/19(金) 18:07:34.88ID:QvXztjQz
……剛&雛・上品と下品……

剛「今日の姉ちゃんの髪型、可愛いな。」
雛「クルッと外ハネにしてみたの。」
剛「いつも思うけど、やっぱり姉ちゃんは、背が低くて、華奢で、細くて、クソ可愛いんだよな。」
雛「あたしのこと、ディスってるの?それともホメてくれてるの?」
剛「そりゃあ、もちろんホメてるさ。」
雛「なんかね、クソカワイイが気になるの。可愛いにクソを付けないでほしいわ。」
剛「でも、みんな言ってるぜ。可愛いを強調する感じでさ。」
雛「あたし思うんだけど、女の子に対してクソ可愛いは、ちょっとヒドくない?」
剛「なるほど〜。」
雛「クソという言葉が汚いイメージで下品だわ。」
剛「じゃあ、上品に言うなら、何て言えばいいんだ?」
雛「クソ可愛いじゃなくて〜、ちょうぜつかわいい〜ひなちゃ〜ん!」
剛「アイドルのコールじゃねえかよ。」
雛「とにかく〜、クソは言わないでね。あ〜も〜、あたし、何回もクソって言っちゃったわ。」
剛「クソクソって何回も言うとは、下品な女だなあ。俺は一回しか言ってないのにさ。」
雛「確かに何度も口にしたわよっ。でもやだあ〜、あたしが下品だなんて、ひどぉぉいいい!!!」
剛「お〜、このデカい俺を見上げる小さな女の子、まさに怒っても可愛いく見えるチビ女ちゃん!」
雛「うるさいわねっ!なによぉ〜!!あたしだって負けないもんっ。パンチしちゃうわよっ!」
剛「へへへ〜、おチビちゃんに叩かれても、ぜんぜ〜ん痛くないからねー。」
雛「きゃっ、きゃああああ!!!」
剛「135センチ32キロの姉ちゃん!クソ可愛いいいい!!!我慢できねえ!ちょっとだけ俺と遊ぼうぜ〜。」
雛「あたしにも言わせてもらうわっ!クソエロオトコ!!」
剛「おう、何とでも言えばいいさ。どうせ姉ちゃんは俺の腕の中だ。もし、202センチ110キロの大男から逃げられたらホメてやるよ。」
雛「もうクソ可愛いって言っても良いから〜、イジワルしないでぇ〜。」
剛「俺、体格差フェチだからさ。まあ、許せ。」
雛「優しく可愛がってくれるなら許すわ。」
剛「モミモミ…。」
雛「いやーん、エッチ!」
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