剛「危ないよ。姉ちゃん、こっち。」
雛「あ。剛が車道側を歩いてくれるの?」
剛「一応な。」
雛「優しいのね。ありがと🙌」
剛「俺、歩くの速い?」
雛「ちょっとだけ。」
剛「じゃあ、もう少し姉ちゃんに合わすよ。」
雛「なあーんか怪しい。。。」
剛「なにが?」
雛「優しいことばっかり言ってくれて。普段、言わないのに。イヤな予感。」
剛「なんでもない。ただ姉ちゃんが小さくて可愛いから。」
雛「それだけ?」
剛「それだけ。(やっぱり肩は抱くしか。)」
雛「あはっ♥やっぱり、あたしの肩は抱くのね。」
剛「歩くスピード合わせるの大変だから。姉ちゃんの肩の位置が低すぎるけどね。」
雛「あたしも首が疲れそう。」
剛「ところで、どこ行くの?電車に乗るの?」
雛「電車は乗らないわよ。」
剛「つり革に手が届かない姉ちゃんを見たかったな。残念。」
雛「どうして残念に思うの?変な人ね。」