【イチャ】NARUTOのエロパロ21【パラ】 [転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2015/02/14(土) 01:16:56.69ID:8QdG8yue
前スレが落ちてたので立てました
文章による「NARUTO」エロパロ
お引越しは>>980を目安に
sage進行推奨。mail欄にsageと入れると下がります(下がりすぎたら適宜age)
WJ発売日、アニメ放送日以前のネタバレはほどほどに
前スレ 【イチャ】NARUTOのエロパロ20【パラ】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1369388090/
0009名無しさん@ピンキー2015/02/18(水) 19:13:56.82ID:tc9ce9MK
>>8
ありがとう

昔、確かここで見たのをもう一度見たかったんだが保管庫なくなったのか
ヒナタが任務失敗してヤられるのと、ナルトに助けられる2パターンあった話なんだが…
0010名無しさん@ピンキー2015/02/18(水) 21:38:18.91ID:tc9ce9MK
連投スマン。自己解決した
過去ログ遡ったらあった

たまに鬼畜エロ見たくなるんだ…
0012名無しさん@ピンキー2015/02/23(月) 11:34:18.18ID:dUshpUAw
管理や作者が保管庫拒否だった場合考えると難しいだろうね
0014名無しさん@ピンキー2015/02/25(水) 13:07:47.46ID:g0A7vGKm
ナルヒナで賑わってる中今更ネジヒナにも興味持ち始めてしまったわ…
0015名無しさん@ピンキー2015/02/25(水) 15:11:42.87ID:7JgvPY79
ネジヒナもエロいよな
お兄ちゃんと妹プレイ
アカデミー時代から色々な訓練と修業していたんだろうなあ(意味深
0016名無しさん@ピンキー2015/02/27(金) 12:15:40.86ID:eLPJ9cRy
保管庫ねぇの!!?
0017名無しさん@ピンキー2015/02/27(金) 12:53:10.78ID:DSHN1xwj
風俗しか縁がない僕にもできた
しかもタダで↑運じゃないね

http://sn○et/s11/028erina.jpg
○をn2ch.nに変える
0020名無しさん@ピンキー2015/03/05(木) 21:07:05.19ID:081nD0hl
「トネリでネトリ」の者です、寝取りものの続編投下します
無理な方はタイトルNGお願いします「続・トネリでネトリ」
長いので前後編に分けてます、今日は前半のみ投下

以下注意点
・トネリ×ヒナタ(トネリ→ヒナタ→ナルトだけどヒナタがトネリに傾く描写あり)
・映画及び小説のネタバレ(これらの内容を知っている前提で書いてある)
・寝取り、長い、暗め、捏造、前回の続き
前回のあらすじ 悔しいっ!でも感じちゃう!

前編は心理描写とエロシチュへ持っていく流れに内容を割いているのでエロはほぼなし
肝心のエロは後編に偏ってしまったのでエロのみ読むなら前編は読まなくてもいいかもしれない
0021続・トネリでネトリ 前編 1/82015/03/05(木) 21:08:09.92ID:081nD0hl
 早朝、人工太陽の白い光が窓から差し込み、長い廊下にまばゆい光が満ちる。
 埃の粒がキラキラと舞う中、傀儡の侍女がシーツを運んで歩いてゆく。
 そんな清々しい空気が漂う場面に不釣合いな、重なり合うシルエットがあった。

「あぅっ! こん、なっ、ところで…! だめだよぉ…っ」
「どう、してっ…。誰も…いないよ…」

 服装の乱れたヒナタが壁を背に、トネリに押さえつけられた状態で激しく腰を打ち付けられていた。
 胸元は中途半端にはだけ、ショートパンツと下着は既に地に落ちている。
 オーバーニーソックスに、丸出しにされた秘所が映え、その姿は実に卑猥だった。
 トネリはヒナタの片足を持ち上げながら、奥を執拗に責めた。肉の擦れる音が廊下に響く。
「ひぁっ!」
 感じすぎたヒナタの足ががくがくと震え、立つ力をなくす。男の服を握り締めるだけでは不安定だ。
 ヒナタは両手をトネリのうなじに回し、身体を支えるようにしっかりとしがみ付いた。

 トネリの肩越しに、傀儡の侍女が通り過ぎてゆくのが見えた。
 こちらをまるで気にしないその様子に、自分たちが透明人間になったかのような錯覚に陥る。
「はぁっ、うしろ……いるよぉっ。…ぁん…!」
「ふふっ…、あれはっ…ただの、人形だと…言ったはずだ」
「でっ、もっ…!」
 ヒナタは額をトネリの勾玉の痣がある鎖骨に押し付けた。耳が赤く染まっている。
「ああ、恥ずかしいのか…。そういうキミが、見られるならっ…こういうのもいいな…。けどっ……」
 空いた手でヒナタの髪を梳くようになでた。
「んっ、僕は…ヒナタの顔を見ながら…したい」
 耳元で甘い声がささやく。従順な雌と成り果てたヒナタは、要求に従い顔を上げた。
 互いの額を密着させる。絡み合う視線、その熱い瞳にヒナタは吸い寄せられるように魅入った。
 ふと、トネリの…ハナビの眼球がきらりと光った。その眼光が倒錯していたヒナタを現実に引き戻す。

 この瞬間、一時の間でも妹と想い人を忘れていた、快楽を貪っていた……。
 狼狽したヒナタを見て苛立ちを覚えたトネリは、粘膜を帯びたヒナタの奥を一段と強く貫いた。
 今この場にいるのは己だと主張するかのように。
「あぁぁぁんっ!」

 抵抗すればそれだけ時間がかかるし、敵は強い。無闇に戦えば負傷する。
 ハナビが敵の手中にある以上、ここぞという時の為に体力は温存しなくてはならない。
(それに私は既に汚れた身…。いまさら失うものなんて……)
 半ば自棄になっていたヒナタは頭の中でひたすら自分に言い訳をしながら、
 甘い刺激を求めて腰を揺らした。
「あっ、あっ、あっ…!」
0022続・トネリでネトリ 前編 2/82015/03/05(木) 21:09:04.80ID:081nD0hl
 ヒナタはトネリとの行為を受け入れ始めていた。
 もちろん抵抗がないわけではなかった。あれからよりいっそう、罪悪感は強まった。
 だからこそ快楽に逃避しているのかもしれない、それとも悲劇に酔っているのか……。
 ただひとつだけ確かなのは、トネリの熱情的な視線を拒めない…と言うことだけだった。

『調和を望み、葛藤を避け、相手に合わせることにまるで抵抗が無い――』
 かつてネジに言われた自分のダメなところだ、全く直っていない。
 だからここにいるのだし、こんなことをしているのだとヒナタは思った。
(ごめっ…なさい…、でもっ…)
「ふぁぁぁ、きもちいいのぉっ…!」

 自分を求めるその姿に、トネリの口が緩む。
 僕の妻は、こんなにも淫らで、愛おしい…。

 充足した笑みを浮かべ、トネリはヒナタの中に精を放った。


 二人は侍女の持ってきた布巾で、べとつく肌を拭っていた。
 床に腰を下ろしたヒナタが、自分の乱れた服を整えようとする。その手をトネリが制した。
「僕がやろう」

 純潔を奪われたその時も共に快楽に溺れたその時も、トネリは事が終わるとこうしてヒナタの服を正す。
 最初は神経質そうだと思った。二度目は、彼なりに優しく振舞おうとしているのだと思った。
 だが今は、そのどちらでもないのだと言う事をヒナタは知っている。
 トネリにとって、この服を正すという行為は人形遊びのようなものなのだ。
 まるで着せ替え人形で遊ぶように彼の手が動く。この時の彼はヒナタを見ているようで、見ていない。

 あんなにも激しく自分を求める男が、熱のこもった瞳を向ける男が、ふとした瞬間に見せるまなざし。
 その一瞬、ヒナタは彼と自分の間に距離があることを実感する。
 彼にとっては、自分も傀儡と同様の存在でしかないのでは…。考えて、ヒナタの胸はちくりと痛んだ。
(なにを、思ったの……私…。この男は、ハナビを、地球を、私を……っ!)

 腹の底に秘めた火種を、今一度燃え滾らせようと男を睨む。
 首もとまでファスナーを上げたトネリと眼があった。
 ヒナタを見つめるトネリが、眩しそうに目を細め、微笑んだ。人形を見る眼ではなかった。
 その仕草に、ヒナタのくすぶりかけた炎が揺らいだ。

  ***
0023続・トネリでネトリ 前編 3/82015/03/05(木) 21:11:05.34ID:081nD0hl
 広い食卓、傀儡の給仕人が置物のように壁に立つその部屋にヒナタとトネリは腰を落ち着けた。
 テーブルで向かい合う二人。
 トネリの顔は何事もなかったかのように涼やかだ。疲れを知らないのだろうか。
 眠る前、起きた後と、続けざまに迫られたヒナタは午前中は腰が抜け、立つ事もままならなかった。
 体力が回復してきたとはいえ、今も腰に力が入らない。

 食事が運ばれる中、ヒナタはうつむく。視界に映るのは自分の腿。
 腿から足の付け根を眺めていると、トネリとの情事が思い出された。
 この恥ずかしい場所に何度も侵入を許してしまった――。

『おまえのことが好きだ』

 ナルトの告白に一瞬でも夢を見た。
 もしも、ナルトと結ばれたのなら、トネリとするようなことをナルトとしたんだろうか…。
 はたと考えて、ヒナタはかぶりを振った。
(いけないわ、穢れた私にそんな資格なんてない…。私はナルト君に相応しくない…)
 窓に目をやる。ナルトたちチームはいま、どうしているんだろうか。
(ナルト君……、大丈夫かな。ううん、大丈夫だよ、サクラさんたちがいるんだもの。きっと大丈夫。
 だから、私は私に出来る事をしなきゃ……。その為にも体力をしっかりつけないと…)
 ヒナタは運ばれた料理に手を出した。
 ・
 ・
 ・
 黙々と食事をする二人、『話し相手のいる晩餐はいいものだ――』。
 数分前まではそう嬉しそうに語っていた。
 だがいまは不機嫌な面持ちで、ヒナタをチラリとも見ようとしない。
『地球の者と話し合いをしたらどうか――』、そう進言するヒナタにトネリが腹を立てたからだ。

 トネリの事情はある程度理解した。だからこそ対話で解決できるのではないかとヒナタは思った。
 人類消滅を企み、自身を辱めた男ではあるが、殺意を抱くほど心の底から憎むことができない。
 その寂しい生い立ちに同情しているのか、あるいは肌を重ねて情が移っているのか――。
 だが、自分の考えが否定されるのを嫌うトネリは、ヒナタの意見に耳を貸さない。

 戦わずに解決できると思ったのに…。うな垂れるヒナタだったが、一方で安心している自分もいた。
 それが何故なのかは、今のヒナタにはわからなかった。

  ***
0024続・トネリでネトリ 前編 4/82015/03/05(木) 21:13:12.87ID:081nD0hl
 晩餐で探りを入れたヒナタは、ハムラの神殿に目をつけた。
 ヒナタの腹の底を知ってか知らぬか、トネリは彼女をそこへ案内する。
(転生眼はここに…?)
 怪しまれないよう自然に振舞う。不意に、ひやりとした冷たい感触がヒナタの手を包み込んだ。
「っ!」

 トネリの手だ。反射的に身体が跳ね上がる。
 つながった手のひらからトネリの顔へと、恐る恐る視線を移す。怖いくらい柔らかな笑みだった。
 地球滅亡を企てる男とは程遠いように思わせる、現実感の湧かない表情。
「さあ、こっちだ」
 手を引くトネリに引っ張られるように、ヒナタは後を追う。
 ヒナタの胸の奥がぎゅっと締め付けられた。

(どうしてそんな顔をするの――)

 私が婚約者だから?そうなる定めだから?他人に決められた相手なのにどうして……?
 何故私はこの瞳を拒めないの…、ハナビの眼だからなの……?

 ヒナタの足取りが重くなってゆく。足だけではない、心も鉛のように重たかった。
 うつむいて歩く姿は、まるで昔の自分そのものだ。臆病になっている、だがなにに?
「きゃっ」
 足がもつれ、よろけるヒナタを白長い腕が受け止めた。
「大丈夫かい?」
「え、ええ…」
「少し歩くのが速かったか。ゆっくり行こう」
 肩を並べて歩くトネリの横で、ヒナタは気付かれないように目的である転生眼を探した。

『真っ直ぐ、自分の言葉は曲げない――』

 子供の頃から胸に刻んだ言葉が、棘のようになって心臓を突き刺す。

 人を裏切り欺く罪悪感も、敵と関係を持った背徳感も、ヒナタには大きすぎる棘となった。
 だが、全て自分が招いた事だ。狙われた自分が行けば解決できるなどと考えた甘さも、
 冷静さを欠いて独断行動に走った失態も…全て。なればこそ、任務をやり遂げなければならない。
 たとえ誰に後ろ指を差され、失望の眼差しを受けようとも、もうヒナタは後戻りが出来ないのだから。

 転生眼はここにはなかった。しかし、目星はついた。ついに戦いを決行するときが来た。
 覚悟を決めたヒナタは、繋いだ手のひらに力をこめた。トネリがそれに応えるように握り返してくる。
「っ…!?」
0025続・トネリでネトリ 前編 5/82015/03/05(木) 21:15:07.98ID:081nD0hl
「ヒナタ……」

 しなやかなヒナタの腕が引かれ、彼女の体はトネリの胸の中にすっぽりと納まった。
「こっ、ここじゃダメだよ……っ」
「はは、わかっているさ。ここは神聖な場だからな」
 トネリの腕の中で、慌てふためくヒナタの顔が真っ赤になった。

 トネリがヒナタに触れるのは行為がはじまるサイン。
 そう身体が覚えてしまい、抱かれるのだと勘違いしてしまった。
 これではまるで自分から求めているようではないか。この男の前で乱れるよりもずっと…恥ずかしかった。
 ヒナタを抱きしめる力が強くなる。軋むような痛みにヒナタは悲鳴を上げた。
「ああ、すまない。こうかな」
「う、うん…」
 トネリは腕を緩め、ヒナタを優しく抱いた。繋がる事のないただの抱擁。
 だというのに緊張して目が泳ぐ。どうしていいかわからず、ヒナタは上目遣いでトネリを一瞥した。

 あの表情だった。目を細め、眩しそうな、それでいて燃えるようにな視線を放つあの瞳。

 ヒナタは思わず目を逸らした。そして悟った。あれはハナビの眼ではない、紛れもなくトネリの眼だった。
 同時に、あの表情を自分は知っている。何故?いつからトネリはあんな表情をするようになった?
 会ってすぐの頃は執着の方が強かったはずだ、だがあの瞳はそれとは違う。

 あれは……、ヒナタがナルトを見るときの眼だった。鏡越しで見た、ナルトを想った時の自分だった。

 ヒナタは自分の心を悟られないよう、トネリの胸に頭を埋めた。
 あの視線に戸惑ったのは、ハナビの眼球だからだと思っていた。だがそれだけではなかった。
 今まで自分がナルトに向けていた眼と同じ眼をしていたからだ。
 そしてそれを裏切る自分が辛かった。だからだ。絡まった糸がほぐれる様に疑問が解けていく。
 だから対話で和解できないと知った時、ほっとしたのだ。敵でいてくれと願ったから。

 地球滅亡を願い、ハナビを傷つけ、自分を辱めた男の人間味など知りたくなかった。
 いっそトネリが外道なら良かった。憎みきれたのに、こんなに心が痛まずにすんだのに――。

 互いの体温が上昇する。ヒナタはぎゅっと目を閉じ、自分を心の奥底に押し込めた。
 これから始まる戦いに、こんな感情は邪魔でしかない。

 ふとナルトの姿が頭に浮かぶ。習慣のようなものだ。
 いつもそうだった。諦めない彼を見ると勇気が湧く。くじけそうな時は彼を思い出して勇気を貰った。
 しかし今日ばかりはそれを必死に振り払う。今の自分が、彼の力を借りてはならない。
 裏切るのに勇気は要らない。必要なのは冷酷さだ。

 これからこの男を……裏切る。
0026続・トネリでネトリ 前編 6/82015/03/05(木) 21:16:43.88ID:081nD0hl
  ***

「なにをしている、ヒナタ」
 青ざめた顔で立つトネリ。その声は抑揚こそないが、冷たい怒りを発していた。
 巨大な球体が浮かぶ転生の間で、対峙する二人。

 転生眼は確かにヒナタの読み通りの場所にあった。
 隙を見て事を進めようとしたが、ここは敵の居城。ヒナタの行動など筒抜けだった。
 わかった上で、博打に出た。結果、失敗に終わった。
 警備していた傀儡どもを一人で相手するには分が悪すぎた。
 傀儡に押さえつけられ、身動きの取れなくなったヒナタが吠える。

「転生眼は…破壊すべきです……!」
「なにを言うかと思えば…。転生眼がなんであるか説明したはずだ。
 これがなくてはハムラの願いが成就されなくなる」
「いいえ、ハムラはこんなことを望んでいない…、あなたは間違っています!」
「…やはりわかっていないようだな。言ったろう、これはハムラの悲願なんだ。
 六道仙人の世界を終焉に導くことこそ、ハムラの望み……!」
「それは歪んだ解釈です! 私はハムラの霊から、魂から思いを託されました。
 大筒木ハムラはお兄さん…、ハゴロモの築いた世界を壊してはならないと言っていた……。
 破壊なんて願っていなかった!」
「嘘をつくな…! ならなぜ、子孫である僕の元にハムラの魂が現れない!?」
「それはっ……」
 言葉を詰まらせたヒナタに畳み掛ける。
「まだキミは地球に未練があるようだ。だがらこんなくだらない嘘を僕に吐く…!」

 やっぱりなにを言っても無駄だ。こういう男なんだ、だから強硬手段に出たのだ。
 しかし考えとは裏腹に、ヒナタの口は止まらず動く。むしろ懇願していた。
「違うわ、本当のことなの…。お願い、真実を受け入れて、いまならまだ間に合う……!」

 この男は妹を傷つけ、自分を犯し、地球を滅ぼそうとしている。幾度も自分に言い聞かせた。
 だが、どうしてか見捨てる事ができない、切り捨てる事ができない。裏切ると決意をしたはずなのに。

「もういい、なにも喋るな…!」
「待って!」
 背を向けようとするトネリを引きとめたヒナタは、傀儡への抵抗をやめ、
 一呼吸置くと子供をあやすように語り始めた。
0027続・トネリでネトリ 前編 7/82015/03/05(木) 21:18:13.81ID:081nD0hl
「いままで真実だと思っていたことが、本当の事じゃないなんて…受け入れにくいよね…。
 でも、耳を傾けて欲しいの、考えて欲しいの。間違いは誰にもあることだもの、私にも……」
 静寂があたり一帯を包む。吸い込まれるような白い瞳を真っ直ぐ向けられ、トネリは押し黙った。

「……私はね、白眼の姫だなんて立派なものじゃない。だって子供の頃おちこぼれって言われてたもの。
 次期当主なのにそれでどうする、おどおどするな、自覚が足りない、いつも言われていた…。
 才能のある妹が生まれると、比較もされた。私は何をやってもダメだった」
 トネリが静かに聴いているのを確認すると、ヒナタは続けた。

「妹がずるいと思った。私の方が先に産まれたのに、父様に目を掛けられるのはいつもハナビ…。
 そうやって考えてる自分も嫌いだった…」
 ヒナタは視線を落とす。
「出来ない事を叱られるのがとても怖かった。
 怒られるくらいならはじめから何もできない方がいい、その方が安全だもの。
 いつからか、そう思うようになった私は頑張る事を諦めて逃げたわ。
 前を見ないようにして、ずっと俯いていた。臆病だった……」

 ヒナタはトネリに初めて自分の気持ちをぶつけた。今まで彼の前では心をひた隠しにしていた。
 だから聞く耳を持ってくれなかったのではないか?ちゃんと向き合わなかったから…。
 真摯に向き合えばわかってくれるかもしれない、かすかな希望に望みを託す。

「ある日前を見上げるとね、修行する男の子が眼に映ったの。小さい頃私を助けてくれた男の子だった」
 ヒナタの温かい表情に、トネリは顔をしかめた。 
「ううん、正確に言うと助けてくれた…は間違いかな。ちょっといじわるを言われただけだったもの。
 それを近くで聞いていたからきっと怒ったのだと思う、私の代わりに――」
「…………」

「その子はね、いつも失敗ばかりして叱られていたわ。でも、決して諦めなかった。何度も何度も…。
 そんな姿を見ていると、自分にも出来るんじゃないかって思えてくる、勇気が湧いてくる。
 俯いてた顔を上げるとね、その人だけじゃない、たくさんのものが見えるようになったの。
 妹も頑張ってた事、父様も責任から厳格でなければならなかった事、
 苦しんでいる人が分家にもいた事……」

 ヒナタは顔を上げ、トネリに自分の言葉をひとつひとつ紡いでいく。
 自分と言う他者に触れることで、トネリの心に変化が現れるのではないかと期待した。
 かつて自分がナルトと出会って変わった様に。

「自分を狭めてたのは自分だったの。それをその人は教えてくれた。
 ……トネリ、独りではわからないことってたくさんあるわ。一緒に地球に行きましょう。
 沢山の人に触れれば、きっとあなたにも」
「だまれっ!!」
0028続・トネリでネトリ 前編 8/82015/03/05(木) 23:25:57.11ID:081nD0hl
 トネリの肩がわなわなと震える。彼にとって一族の宿命とは否定的なものでは決してなかった。
 一族の責務も婚約者の存在も。

 大筒木一族の生き残りである父が死んだその時、トネリは真の孤独を知った。
 父の遺言はこうだった、『使命を忘れろ、地球に下りて友人を作れ、人は一人では生きられない』。
 一族の使命を教えたのは父だ。同様に、それまでの全てを否定したのも他でもない父だった。
 その父を振り切って選んだ道、だが、それをヒナタまでもが間違いだと言う。父と同じに――。

「失望したよ…。キミだけは僕の味方でいてくれると思っていたのに……」

「待って、話しをちゃんと聞いて! お願いだから私を信じてっ…」
「信じられるか!」
 自分の信じてきた今までの事を否定されて、簡単に割り切れるほどトネリは大人ではなかった。
 まぶたをぎゅっと閉じ、苦痛の面持ちで握りこぶしを作る。
 この眼で眺める景色が、見つめるヒナタがあんなにも美しかったのに、いまは何も見たくない。
 眉間にしわを寄せたトネリは、堰を切ったように感情を吐き出した。
「……知っているんだ。……お前の心の中には…、あの化け狐の人柱力がいる――!」
「……!」

 ヒナタをこの城に招いた夜、結ばれた夜。深い眠りに落ちたヒナタの心を垣間見た。
 オレンジ色の少年が成長していく姿がヒナタの心に映る。
 彼女がずっと見つめ続けていた男、九尾の人柱力。
 幼い頃からひとりの異性を想い続けるヒナタの姿が、自分と重なって見えた。

「…それでも、自分の運命を信じようと思った……」
 自分の腕の中であんなにも乱れたヒナタ。熱っぽい潤んだ眼で見つめるヒナタ。
 その動作一つ一つに、心も身体も…、自分で満たしたのだと確信できた。
「ヒナタを……信じた……!」
 だが、どうだ?身体は満たせても、実体のないもの…、
 ヒナタの心はあの下劣で、野蛮で、品のない、九尾の人柱力で占められていたのではないか?
 ヒナタと身体をひとつにした、その時も――!

「トネリ…!」

 カッと眼を見開くトネリ。
 鏡のように、自分と向かい合わせに立つヒナタ。射るような眼差しを己に向けるヒナタ。
 彼女が懸命に語った言葉は真のものだ。碌に人を知らない己でも、それが理解できた。
 だからこそ悔しかった。いまの彼女があるのはあの化け狐がいたからこそなのだ。
 それを彼女の口から聞いてしまった、不安が確信となってしまった。
 ヒナタの横に、この場にいないはずのオレンジ色の青年が立ち、己を睨んでいるように見えた。
 ぎり、とトネリの歯が軋む。

「お前は僕を裏切った! そんなお前を信じられるかっ!!」
0030名無しさん@ピンキー2015/03/06(金) 19:53:25.50ID:eRSYZHBJ
「続・トネリでネトリ」後編を投下します
無理な方はタイトルNGお願いします「続・トネリでネトリ」

以下注意点
・トネリ×ヒナタ(トネリ→ヒナタ→ナルトだけどヒナタがトネリに傾く描写あり)
・映画及び小説のネタバレ(これらの内容を知っている前提で書いてある)
・寝取り、長い、暗め、捏造、陵辱っぽいなにか

エロだけ読むならこっち、前編を読まなくても大丈夫だと思う
0031続・トネリでネトリ 後編 1/112015/03/06(金) 20:00:26.43ID:eRSYZHBJ
「あうっ!!」
 傀儡に拘束されていたヒナタはタイルが敷き詰められた冷たい床に投げ捨てられ、身体を打ちつけた。

 闇に支配された室内を、窓からのびる人工太陽の月影が照らす。
 硬い材質でできた壁は、幾何学模様のように装飾され、重苦しい雰囲気を放つ。
 その部屋は、広さに比べて最低限のものしか置かれておらず、がらんとしていた。
 ヒナタは中央に置かれた天蓋つきベッドに眠るハナビの無事を確認すると、白眼を発動させ、
 トネリに飛び掛った。が――。

「……!」
 突き出した右手の掌底はすんでの所で止まった。ヒナタの白眼が背後の動きを捉える。
 傀儡がハナビを取り囲むように立っているのが見えた。
「……卑怯者っ!」
「はっ。僕を騙したキミが、よく言う」
 自嘲気味に笑うトネリを見て、居心地の悪さを覚えたヒナタは思わず視線を逸らした。

 トネリは自分に向けられた掌低に、手を合わせる。
「なっ…」
「…酷いな、ヒナタ。これが婚約者に向ける手か?」
 指の間にトネリの指が侵入し、絡む。掴んだ手でヒナタを引き寄せ、そのまま唇を奪った。
「んっ!」

 唇を舌でひと舐めすると、強引に口を開けられ、舌を滑り込まされる。
「ぁむっ…」
 トネリは角度を変えながら、隅々まで舌先を伸ばし、口内を蹂躙した。
 喉の乾きを満たそうとするように吸い付き、舌でヒナタの唾液をすくっては飲み干していく。
 まるでヒナタを喰らい尽くそうとするかのような口付けだった。
 燃えるように熱い。その激しさに、ヒナタの全身の力が失われてゆく。
「んむ、ふぅっ…ん」

 もう恋人の振りをする必要などない、ダメだと理性が訴えかけるのだが、
 快楽を身体に刻みこまれたヒナタは、抵抗できないでいた。
 もっと味わいたい――。ヒナタの思考が溶けてゆく。
 ひとつとなった口内は、トネリとの境界線を曖昧にする。トネリの足がヒナタの腿に割り込んだ。
「んんっ!」
 ヒナタは空いた手でトネリを突き飛ばした。
0033続・トネリでネトリ 後編 2/112015/03/06(金) 20:08:07.23ID:eRSYZHBJ
「はぁ、はぁっ…」
「は、ははっ…。」
 トネリの擦れた笑いが虚しく響く。

「何故だ…、今キミは僕を受け入れていた…」
「はぁ、はぁ…、あなたに抱かれている間は…、頭の中が、全身が…溶けそうになる…。
 全部真っ白になって…幸せなの……」
「なら…!」
「でも、それがつらいの! いつも、いつも! 真っ白になって、眼が覚めたとき、ここが苦しくなるの!」
 胸に手を当てたヒナタを見て、トネリはそれが完全な拒絶なのだと悟った。

「僕を…、拒むと言うのか……!」
「はっ…! ハナビっ!」
 ヒナタが振り向く、ハナビは人形のように眠ったままだった。
「素晴らしい姉妹愛だな。その愛を僕にも分けて欲しいものだ…」
 安心して胸をなでおろしたのもつかの間、ヒナタは警戒の態勢をとる。
「…約束して。ハナビにだけは手を出さないって」
「そんな約束に意味はない。計画が成功すればどの道僕ら以外の人間は死ぬ。
 第一約束をしたってキミは守らないだろう? キミは僕に嘘をつくのが好きなようだし…」
「…貴方はどうして…。知っていたんでしょう、私の心を…なのに何故っ」

 言ったものの、トネリの気持ちはわからないでもなかった。
 子供の頃、ナルトの目にはいつもサクラが映っていたことを嫌と言うほど知っていたから。

「ふっ、キミこそよく好きでもない男と寝たな」
「あれは貴方が無理やり…!」
「僕はヒナタと結婚したいと言った。それを承知でのこのことやってきたのは君自身だ!」
「!」
「それともヒナタは結婚の意味を知らなかったのか? 夫婦になるということがどういうことか…」
 トネリはヒナタの顎に手を添え、そっと唇を落とした。
「こうしている時、キミは僕のことなんてこれっぽっちも考えていなかったんだな…」
「そんなこと…」
「あの化け狐を想って感じていたんだろう、この売女がっ!」
「あぅっ!」
 乾いた音が響く。一瞬なにが起きたのかわからなかったが、頬の痛みですぐに理解できた。
 トネリが自分に平手打ちをしたのだ。
 ヒナタは動揺した、そして動揺している自分に驚いていた。
0034続・トネリでネトリ 後編 3/112015/03/06(金) 20:12:42.94ID:eRSYZHBJ
「なんだその顔は? まるで僕はキミを傷つけることなんてないとでも言いたそうな顔だな」
 トネリはヒナタの手首を掴むと、鼻がくっつくほど近い距離にヒナタを引き寄せた。
「僕はヒナタに傷つけられたよ…」
 怒りの形相、しかし悲しみに満ちた目。
 締め付ける手首の痛みよりも、胸の奥をズキリと貫く痛みの方がヒナタには堪えた。

「僕は最初からヒナタと結ばれたいと言っていた…、なのにキミはそれを承知で僕を騙した。
 心の奥底であざ笑っていたんだろう? 僕をっ…!」
 ヒナタは思わず目を伏せた。
「それは……ごめんなさい、でも違うのっ!」
「なにが違うものか! 最初から騙すつもりだったんだろう!? 僕のことなどどうでもいいんだろ!」
「どうでもよくなんて思ってない!」
「なら証明して見せろ!」
 怒号にヒナタの目の焦点が一点に集まった。

「脱げ」
「え…」
「悪いと思うのなら体で示せ。…僕を満足させろ」
「でっ…でも」
「この期に及んで拒むつもりか? 悪いのはヒナタだ、僕ではない」
 威圧的な物言いに、丸い目が何かに怯えるように泳ぐ。昔の臆病なヒナタの目だ。

「僕は最初に言ったとおりキミを妻に迎え、契った。もう僕たちは夫婦なんだ、それは変わらない。
 それともなにか? ヒナタは身体だけの関係を許容するような阿婆擦れなのか?」
 厳しい言葉に視界がゆがむ。

 ヒナタは振り向いてハナビが寝静まったベッドを一瞥すると、またトネリに顔を向けた。
「でも…、ここじゃ……」
「眠っているじゃないか。仮に目覚めても僕はかまわないよ。
 それともキミのお望み通り、彼女を使って脅さなければ僕の願いを聞いてくれないのかな…」
 トネリの瞳が眼球の本来の持ち主をおさめた。
「やめてっ! わかったから……」

 怒りとも恐怖とも覚束ない感情から身を震わせ、ヒナタはトネリに背を向けた。
 上着のファスナーに手をかけたところで、肩をつかまれトネリの方へ身体を向けさせられてしまう。
「僕の目の前で脱ぐんだ」
 言葉にならない声を上げたが、すぐさま観念してヒナタはトネリの目の前で衣服を脱ぎ始めた。
0035続・トネリでネトリ 後編 4/112015/03/06(金) 20:17:42.19ID:eRSYZHBJ
 ブーツ型のサンダルを脱ぎ捨て、ベルトを外し、上着を脱ぐ。
 目を合わせていなくとも、トネリの視線が自分に突き刺さっているのが肌で感じ取れた。
 ショートパンツに手をかけると、やはりそこに視線を感じる。

 普段はどうってことのない脱衣が、見られているというだけで焦燥感が生まれ、手元が狂う。
 トネリの前で裸になるのは一度もないわけではないのに…。

 嘗め回すように視姦され、顔が熱くなる。恐怖の中に、何処か心地よさがあった。
 罪にさいなまれ、罰を求める自虐的心が、そう思わせたのかもしれない。
 淀んだ空気の中、ショートパンツが地べたに落ちる。

 ニーソックスを丸めながら脱がしていくと白い生足が顔をのぞかせた。
 純白の下着だけを身にまとった姿になると、ヒナタはトネリの表情をうかがう。
「下着も自分で脱ぐんだ」
 やっぱり、という気持ちはあったが、それでも下着まで自分で脱ぐのは躊躇われた。
 仕方なく前かがみになり、ブラジャーのホックを外すと、乳房がぷるんとあふれ出る。
 室内は寒いほどではないが、それでも素肌を晒した時に触れる空気が冷たい。
 視線をずっと感じていたせいか桜色の乳首がぴんと勃っていて、それが涙が出るほど恥ずかしかった。

 最後にショーツに手をかけたヒナタは、下ろしかけてぎょっとした。
 ショーツが既に濡れているではないか。口でいくら拒もうとも、結局はこれだ。

 生まれたままの姿になったヒナタは、気休め程度に乳首と秘所を手で隠して、立つ。
 陶器のような滑らかな柔肌が月光に照らされ、ぼんやりと闇の中で発光するように浮かぶ。
 トネリはヒナタの腕を掴み引っ張ると、ぐるりと自分に背を向けるような格好にさせた。

「ひぁっ」
 後ろから両手で乳房を鷲掴みされ、ヒナタの肢体が跳ねる。ひんやりとした指先がくすぐったい。
 弾力のあるゴム鞠のような乳房が別の生き物のようにぐにゃりと形を変えてゆく。
「はぁん…」
 ヒナタの頬が紅潮していき、ため息が漏れる。
 たわわに実った果実を揉みしだきながら、乳首を軽く引っ張り、強めにつまむ。
「あっ、あああん!」
 大きな声が出てしまい、ヒナタは慌てて口を手で覆った。万が一でもハナビを起こしたくなかった。
 トネリは柔乳を持ち上げ、お手玉で遊ぶ要領で手の上で転がし弾ませる。
 乳房がたゆんと揺れ、その感触が面白いのかトネリは何度もそうやって手先を遊ばせた。
「ふっ……、ぁん」
 白く細長い指を沈ませ、あふれ出た乳房とトネリの手汗とが混じり、しっとりとした肌触りになってゆく。
0036続・トネリでネトリ 後編 5/112015/03/06(金) 20:24:08.72ID:eRSYZHBJ
 ヒナタはなすがままトネリに身体を預け、目を細めて前方をぼんやりと眺めていた。
 眼下にあどけのない顔ですやすやと寝入っているハナビの姿が映る。
 妹のすぐ傍で情事にふけり、顔を緩ませている自分が情けなくて、悲しかった。
 そんなヒナタなどお構い無しに、トネリは背後から抱きしめるようにヒナタの胸を揉み続ける。
 やがてその腕が下半身へとずり落ちてゆく。左手はそのままに、右手を腿へと滑らせた。

「やっ、まって……」
 言葉を待たずにトネリの指は茂みの奥に潜った。こめかみからトネリの息がかかる。
「ヒナタ、さっき脱いでいた時、もう濡れていたんだろう?」
「ふぁっ! ち、ちがうの…あ、あれは…」
「見られただけで感じてたんだろう? ああ、もうこんなにぐしょぐしょじゃないか」
 炉のように熱いヒナタの中に、冷たい指が割り込む。

「ぁぅんっ…! やぁっ…」
 トネリは中指でヒナタの秘所をなぞる。水気を含んだそこから、蜜が足を伝って一筋の線を作った。
 更に薬指をヒナタの桃色の肉襞に這うように沈ませてゆく。
「ひぅん! あっ…だ、だめぇ…!」

 快楽の電流が走り腰が抜け、足ががくつく。ヒナタは背中のトネリにもたれかかる様に体重をかけた。
 トネリはそれを受けとめるとヒナタを抱きあげ、窓際の丸テーブルの前まで彼女を運んだ。

 横に添えられたアームチェアに腰を沈め、ヒナタを自身の膝の上に背を向けた状態で座らせる。
 包むような抱擁に安堵したのも束の間、トネリはヒナタの両足膝の裏を持ち上げた。
「っ!」
 背後からも肉壷が見えるように、足をM字に開かせた。大胆な格好に心臓が大きく脈打つ。
「いやぁ…っ! こんなかっこう…恥ずかしいよ…」
 赤く充血したヒナタの蕾が、ちょうどハナビのベッドの方へ丸出しで向けられる格好となった。
 ベッドにはハナビだけでなく、いまだに傀儡たちも突っ立っている。

「どうしてだ? キミは見られて感じるんだろう? …たとえそれが人形でも」
 トネリは左手でヒナタの足を支えながら、右手の中指と薬指を花弁に押しつけ、ひと撫でする。
 その快楽から、ヒナタの背筋がぞわりと寒気立つ。
「んん! おねがい…ここじゃやだぁ…」
 感情が無いとは言え、ヒナタには棒立ちの傀儡が自分を凝視しているように思えた。
「はっ、身体はそう思っていないようだがな…まだ僕は少ししか触っていないはずだぞ?
 それがどうだ、こんなに濡らしているじゃないか」

 赤い花弁に真っ白な指先が映える。あふれる蜜が、トネリの指先を覆うように包んだ。
 暗闇の中、月光がヒナタの秘所をキラキラと照らしていく。

「ほら、見ているぞ、キミの妹が…」
 耳元でトネリが囁いた。かかる吐息が、声がヒナタの身体の奥を更に熱くさせる。
0037続・トネリでネトリ 後編 6/112015/03/06(金) 20:28:54.77ID:eRSYZHBJ
「ふぅっ、ん…」
 トネリは押し当てた指でひだをゆっくりと擦り始めた。湿ったそこは滑るようにぬるぬるとしていた。
 ぴりりとした電気のような甘い痺れが下半身から全身に回り、ヒナタを犯す。
「んっ、んんっ!」

 声を上げないよう必死にこらえるヒナタだったが、徐々に頭が薄っすらとぼやけていく。
 ヒナタの中では抵抗せずに身を任せようとする気持ちと、理性とがせめぎあっていた。
 視線を下に落とすと、見たこともない角度から自身の淫靡な姿が曝け出されているのが見えた。
 恥ずかしい自分の場所を、他人の指がかき混ぜるようにいじくり回す。
 視覚で見る淫猥な己が恐ろしくもあり、官能的だった。

「はぁっ、はっ…ぁ…あっ!」
 全身から力が抜けてゆく。知らず知らずにヒナタの喉から喘ぎ声が漏れる。
 小刻みに揺れる二人の間、ヒナタの腰あたりから固いものが当たるのを感じた。
 トネリのものだとすぐ察したヒナタの膣がジュン、と雄を求めて鳴く。

「…してほしいのか?」
 ヒナタの顔がカッと熱くなった。
 心を見透かされた上に、性欲に逆らえない自分の身体がみじめでならなかった。
 トネリはヒナタの首筋を舌でひと舐めする、彼女をあざ笑うかのように。
「きゃっ」
 そのまま噛み付くように首筋にかぶり付く。
 肉を吸われ、くすぐったい感触から痺れるような甘い痛みへと変っていった。
「いっ…!」

 唇を押し付けたまま、指を動かし続ける。動きは一層、激しくなってゆく。
 ひだを様々な角度から擦るトネリの指が、不意にヒナタの小突起に当たった。
「あうっ!」
 脳天まで心地の良い刺激がヒナタの身体の芯を貫いた。
 更に肉芽をつまみ、押しつぶす様に上下に動かす。
「はっ…、あぐ…! …めっ、だめぇえ…いじっちゃやだぁ…ヘンになっちゃうぅ」
 トネリは彼女の膝の裏を押さえていた左手を下半身に移し、そのまま膣内に指を入れ始めた。
「あふっ! あっ、ああっ! そこっ、やぁ…」

 ヒナタはトネリが押さえることなく自分から足を広げ、痴態を晒す。
 艶声は大きく室内に響き、理性はとうになかった。いや、理性ですら刺激のスパイスでもあるのか。
 ハナビの存在も傀儡の視線も、それら全てが却ってヒナタを興奮させる。

「はっ、はっ…」
 発情期の雌犬のように息を荒げるヒナタの膣内に、指を何度も出し挿れする。
 膣壁とクリトリスへの刺激とが同時にヒナタを襲い掛かった。
 肉体だけではない、くちゅくちゅと卑猥な水音が暗い室内に木霊し、耳までも犯す。
0038続・トネリでネトリ 後編 7/112015/03/06(金) 20:35:06.01ID:eRSYZHBJ
「はぁっ…、ヒナタ…気持ちいいんだろう? 愛してもいない男の愛撫に感じているんだろう…?」
「ああっ! いわ…ない、でっ…! あっ…?」
 直後、トネリはヒナタを突き放した。訳がわからずヒナタはトネリの方へ振り向く。
 窓から注がれる月明かり。逆光を受けたトネリの風貌は妖美でいて、恐ろしくもあった。

「…ヒナタ、キミだけでは不公平だ。僕もキミに奉仕してもらいたいな…」
 言いながらトネリはテントを張っていたそれを白いズボンの隙間から開放させ…、
「ただしクチでだ」
 薄い笑みを浮かべ、そう付け加えた。
「…く、くちって…」
「わかるだろう? クチを使って僕を悦ばせるんだ。できたら僕もご褒美をあげよう…」

 脈打つ下半身に我慢ならず、息を切らしながらトネリへと視線を向けたヒナタは、
 大人しく床に手をついてトネリの肉棒へ頭を近寄せた。
 猛々しくそそり立つ男の象徴に、むせかえるような雄の体臭が漂う。
 ヒナタは改めて間近で見る男のそれを凝視した。

(こんなものが、私の中に…)
 いままでの行為を想像して、ヒナタの下半身がキュッと閉まった。
 お尻を妹が眠るベッドに突き出し、ごくりと生唾を飲む。

(ナルト君、ハナビ…、ごめんなさいっ……)


 ヒナタは恐る恐る舌先を先端に伸ばし、ちろりと舐めた。
「うっ…」
 苦い。思わず顔がゆがむ。一旦亀頭への愛撫を諦め、舌を睾丸と竿の付け根に移し、そこを舐める。
 無言を貫くトネリ。自分の方法が正しいのかわからず、手探りで舌を這わす。
「んん…」
 拒否感を胸に抱いたまま玉袋を口に含み、舌で撫でるようにさすった。

「ふ…」
 ヒナタの頭上から低音の声がかすかに聞こえた。
 そのまま睾丸を吸う。飴玉を転がすように舐めていると、口の隙間からよだれが垂れた。
 ヒナタは自分の唾を飲むと、竿に口付けを落とし、徐々に上へと登ってゆく。
 やがて亀頭に到達すると、舌でぺろりと裏筋をひと舐めし、ヒナタは思い切って頭を口内に納めた。
「く…」
「ぁむっ…、ふっ…」
0039続・トネリでネトリ 後編 8/112015/03/06(金) 20:44:37.99ID:eRSYZHBJ
 苦味とすっぱさが口に広がり、眉をひそめる。味をごまかすように吸い付く。
「んっ、ちゅぱっ…」
 生暖かいヒナタの口が先端を包む。舌を裏筋に添ってなぞると、前歯がカリを掠めた。
「はっ…、いいぞ…ヒナタ」
 トネリが艶がかったヒナタの黒髪を撫でる。ヒナタの唾液がだらだらと竿を伝い、流れ落ちた。
 垂れた唾液を舌ですくっては、押し付け、舐めながら肉の頭を吸引する。

「んぐっ…、じゅるっ…ちゅば」
「っ…」
 余裕をなくしていくトネリ。ヒナタは責めるように更に頭を下げ、喉下に咥えていった。
「ぉぐっ、ふぅ、んっ…!」
「はぁ、はぁ…、ああ…ヒナタっ…!」

 トネリはヒナタの頭を抑え、恍惚とした口調で頭上から語りかける。
「ふ、ふふ…。ヒナタ…僕が憎いか…?」
「んちゅっ、ぢゅっ…」
 唾液で溺れているのかと錯覚するほど、トネリの下半身はヒナタのよだれでまみれていた。
「はっ…今なら…噛み千切れるな…」
「っ!?」

 咥えたまま、反射的にトネリを上目づかいで見上げる。
 白い肌を火照らせたトネリが、妖艶な眼差しでヒナタを見下ろしていた。
 トネリはヒナタの耳にかかった黒髪を愛おしそうにかき上げ、続ける。
「だが、キミにはできない…。下のクチが待っているんだからな」
「んぅっ…」
 ヒナタの瞳に涙が溜まる。
 その涙は喉奥からくる嗚咽感からか、それとも別の何かからなのかはわからなかった。

 床についた手を握りしめ、ヒナタはただひたすら何も考えずにがむしゃらにしゃぶる。
 息苦しさから混濁とする意識。口を上下に動かし吸うと、それに合わせてヒナタは腰を揺らした。
 ヒナタの下半身の口が淫棒を求めての、無自覚の動作だった。
「んむ…ちゅるっ…んはぁ!」
 激しさを増してゆくストローク。ヒナタの頭を押さえるトネリの手に力がこもる。
「くっ…、ヒナタっ……もう…」
 言うや否や、ヒナタの口内にツンとしたにおいが立ち込めた。

「ごふっ…!」
 喉に射精され、たまらずヒナタは吐き出した。
「げほっ、ごほっ…!」
 上体を起こし咳き込むと、よだれと精液が混じった液体がダラダラと口から胸元に垂れ、糸を作る。
「…初めてにしては良くできていたよ」
「うぅ…」
 トネリは自分の袖でヒナタの口元を拭う。彼女は大人しく従った、まるで飼い犬のように。
0040続・トネリでネトリ 後編 9/112015/03/06(金) 20:55:38.61ID:eRSYZHBJ
 ふと、ヒナタの手に自身の手を重ねたトネリが、己の下半身に彼女の手を宛がわせた。
「これが欲しいんだろう、ヒナタ…」
「っ…!」

 ヒナタの華奢な指で己の分身をしごかせると、それはむくむくと膨れ上がった。
 トネリはもう片方の空いた手をヒナタの秘部に差し込む、ぬちゃりと音がした。
「ひぐっ…!」
 焦らされ、お預けをくらっていた秘所を刺激され、ヒナタの身体を快楽が駆け巡る。
 トネリは両手を離し、広げた。
「ヒナタ、おいで。自分で挿れるんだ」
「はぁ、はぁっ…」

 しばらく躊躇したヒナタだったが身体の疼きには抗えなかった。のろのろと立ち上がる足元がふらつく。
 トネリの肩に手をかけ椅子にまたがると、ゆっくり下半身を下ろした。先端が裂け目に触れる。
「んあぁっ!」
 あまりの気持ちよさにヒナタは体制を崩し、亀頭をするりと咥えてしまった。
「ふぁあっ! ひっ…」

 唾液と愛液が潤滑油のように働き、挿入をたやすくさせる。
 奥へ奥へと動かすたびに、肉が擦れ、隙間から交じり合った液体がぬちょ…と音を立て落ちた。
 溶けるほど熱い膣内がうねり、トネリの肉棒を飲み込んでゆく。
 待ちわびたご馳走にヒナタの頬が紅潮し、緩む。
 腕をトネリの首に回し、しがみついたヒナタは体重をかけて全てを自分の中に収めた。
 刹那、ヒナタの身体がびくんと震え、背が反れた。
「はぁっ…! すご…、あぁぁぁっ!」

 ヒナタは目を潤ませながら、腕に力をこめる。豊乳がトネリの胸板に押しつぶされた。
「挿れただけでイったのか」

 トネリはヒナタの腰を支え視線を合わせると、自嘲した笑みで侮蔑の言葉を吐いた。
「…僕は化け狐じゃない、ヒナタ、わかっているのか?」
 ぴしゃりと冷や水を掛けられた気分だった。 
「はぁ、はぁ……。わか…ってる…。貴方はナルト君じゃない、そんなの…ずっと前からわかってる……!」
 だからこそヒナタには自分がわからなかった。

「…だというのに僕でこんなすぐにイくんだな、ヒナタはっ!」
 トネリはヒナタの奥を突き上げるように打った。
「あぁぁぁっ!! ごめ…なさいっ」
 言葉とはよそに、ヒナタの腰が上下に揺れる。
0041続・トネリでネトリ 後編 10/112015/03/06(金) 21:00:36.17ID:eRSYZHBJ
「あっ、ん…んっ!」
「…っ。…僕は一度しか動かしていない。ヒナタ、わかるか? キミ自ら動いている」
「んあぁっ、はぁん! だっ、てっ…!」
 涙目のヒナタがトネリを見つめる。吐息は焼けるように熱い。
「とまんっ、なっ…、あんっ!」
 汗で互いの肌が吸い付く。ヒナタは本能の赴くまま、ひたすらに性を求めた。

「そんなに気持ちいいか」
「んっ、あっ、あっ…」
「ほらっ!」
「ひぐぅっ!!」
 強い衝撃にヒナタの蕾が歓喜の叫びをあげた。しかし、それっきりトネリの動きはなかった。
 息も切れ切れに、物ほしそうな白い瞳を男に向ける。

「…なんだ、その目は」
「おねっ、がい……。いまの…」
「ふっ、それが人にねだる態度か…?」
 萎縮する膣内が、つま先まで伝う快楽が頭のてっぺんまで侵食し、思考を溶かしていく。
 ヒナタの膣が男根を締め付ける。否定の言葉すら浮かばないほど、脳は麻痺していた。

「おねがい…もっと、もっと突いてぇっ…!」
「どこを? どうやって?」
「はぁっ、ヒナタの…お…、おまんこぉ…、ト……トネリの、おちんちんでぇ…」
 ためらいがちに口にした卑猥な言葉に、顔が蒸気する。
 満足したのか、トネリは含み笑いをするとヒナタの肉膣を自身で抉った。

「あぁああぁぁっ!!」
 間隔を空けずにトネリの激しい責めが続く。ヒナタの口から涎が垂れた。
「はっ、いいんだろう? ここが!」
 ずぢゅっ ずぢゅっ
 この上ない悦びに、ヒナタの理性の糸が切れる。
「あっ、あっ! きもちいぃのぉ! おまんこもっとこすってぇ!」
 甘美な痺れを味わうように一心不乱に動かし続ける。肉と肉のぶつかり合う音が響く。
 獣と成り果てたヒナタは、肉欲の赴くまま、雄に従い、雌となった。

「んっ! はぁっ、はぁっ! っあ」
 感度が膨張してゆく。臨界点に達したトネリが一段と強く貫き、腰を固定させる。
「くっ、出すぞ」
「んあ゛ああぁぁぁあああっ!!」

 どぷっ

 ヒナタはトネリの精液を飲み干した。
0042続・トネリでネトリ 後編 11/112015/03/06(金) 21:03:55.77ID:eRSYZHBJ
「はぁ、はぁ……」
 果てて、脱力したヒナタがトネリの鎖骨にもたれかかる。錦糸と見まごう黒髪がはらりと肩にかかった。
 意識が朦朧とする中、下腹部に欠けたものが埋まったような安らぎを感じた。
 だが同時に、ヒナタの心にぽっかり穴が開いた様な虚しさがあった。

「…あなたは……」
 消え入りそうな声が、二人の間で篭る。
 汗で光沢したヒナタの肢体を染め上げる青白い月明かり。
 下が繋がったまま、ヒナタはゆっくりと頭を持ち上げ哀れむような眼で男を眺めると、呟いた。

 ――あなたは、これで満足……?

「……っ!」
「うっ!」
 柔らかな膨らみが揺れた。ヒナタの胸にトネリの腕が突き刺さる。息をする間もない出来事だった。
 仰け反ったヒナタの背中を空いた手で支える。紫がかった白い瞳は徐々に光を失っていく。
 肉体は支配できても心までは支配できない――、それがトネリの出した答えだった。
 心臓を鷲掴みするように精神を支配するトネリの頭に、ヒナタの先ほどの言葉が反芻される。

 『あなたは、これで満足?』


「…………」
 トネリはヒナタを自分から引き離した。虚ろな目で物置のように立つヒナタ。
「……ダメじゃないかヒナタ、こんなに汚して」
 足を伝う液体を丹念に拭い、着衣させた。着せ替え人形の様に。

 乱れた自身の服に手をかけながら、傀儡にヒナタを任せると、部屋の隅のマフラーが視界に入った。
 心の無いマフラーに、怒りがこみ上げてくる。トネリはマフラーを手にすると、バン!と破裂させた。
 もはや糸くずでしかない、粉々となった毛糸が床に散らばる。

「ぐっ…!」
 眼球が痛む。その眼から、熱い雫が頬を伝い落ちた。
「……はっ、姉の代わりに泣いているのか?」
 壁にもたれて膝をつく。あたりには傀儡の姿は既になく、静けさが薄ら寒い。
 トネリは握りこぶしを作ると、やり場の無い感情を壁にぶつけた。
 鈍い衝撃音と共に、こぶしが赤く染まる。

「ヒナタっ…」

 弱々しいかすれた声が、闇に吸い込まれ、溶けた。



(了)
0045名無しさん@ピンキー2015/03/09(月) 02:13:30.77ID:h1miMAiP
>>43
久々に見に来て見たらエッロいのありがとう、神さまー
トネリがんばれトネリー
0049名無しさん@ピンキー2015/03/21(土) 21:53:37.19ID:BP5f3oGT
フウカxショタが観てみたいです!ショタが甘えん坊という設定でw
Think different? by 2ch.net/bbspink.com
0050名無しさん@ピンキー2015/03/28(土) 13:31:27.23ID:qIBdRQTB
キン・ツチが好きなんで>>43の人のナルト×キン・ツチ物を観てみたいものです
0051432015/04/03(金) 21:47:10.43ID:6q5TW9QP
ナルト×キン・ツチ投下します、1部の中忍試験あたりの設定
以下注意点、タイトルNGは「ナルト×キン 天の川」で
・序盤はキンによる足こき
・その後少年ナルトが性欲抑えきれなくなって強姦っぽくなってる

>>50
キン・ツチのキャラ把握しづらかったから誰これ状態になったかもしれない
あとコメディタッチありでもいいんなら
0052ナルト×キン 天の川 1/82015/04/03(金) 21:51:08.31ID:6q5TW9QP
「くそっ!」

 木の葉の医療施設にある部屋のひとつで、黒髪を身長と同じほど伸ばした少女が毒づいた。
 部屋には自分以外誰もいない。
 ベッドから立ち上がり窓辺まで移動して外を眺める。そろそろ夕暮れ時だ。
 誰もいないのをいいことに少女は気兼ねなく汚い言葉を吐き続ける。

「むかつく…、あの男、アタシを舐めやがって…。だいたい気に食わないんだよ、ここはっ」
 イライラする事が立て続けに起こる、少女はそれが腹立たしくてならなかった。
 壁を蹴るが怒りが晴れることはない。窓に映る自分の黒髪をそっと撫でた。結った先端が揺れる。
 自慢の黒髪だ。肌触りは絹のように柔らかで、漆のように美しいつやをしている。
 髪がこんなに長いのは自分の髪に自信があるからだ。

「あのメスブタ…」
 桜色の髪は太陽に照らされるとまるで光っているように見えた。
 自分ともあろうものが一瞬あの髪に心を奪われた、動かされた。それが許せない。

「ふん、色気づきやがって…」
 一番むかつくあの女を怒らせてやろうか、それとも泣かせてやろうか。
 キンは悪戯っぽい笑みを浮かべて思案した。あのメスブタを痛めつけても本人にダメージは少ない。
 もっと精神的に追い詰めてやりたかった。…ならあの女の仲間をからかうのはどうだろう?
 サスケはダメだ、となると…残りの馬鹿面のクソガキだな。キンは窓を開け、そこから飛び出した。

  ***

 日が沈みかけた頃、ナルトは重いまぶたをゆっくりと開けようとした。頭がぼんやりする。
 周囲は暗くなりはじめたものの、それでも瞼の隙間から差し込む外界の光が眩しい。
 意識がハッキリしかけると、その異様さに気付く。自分はどうしていたっけか…。
 そうだ、明日の試合に向けて身体を休めるために帰宅したのではないか?

 辺りを見渡す、死の森と似た場所だ。里の外の森なのか、それとも本当に死の森なのか。
 夢かと頬をつねろうと腕を動かそうとするが身動きが取れない。
 両腕が背中に回され、自身も木の根元に座った状態で縛り付けられている。
0053ナルト×キン 天の川 2/82015/04/03(金) 21:56:16.28ID:6q5TW9QP
「なっ!? どういうことだってばよ!」
「やっとお目覚めか」
 目の前に音隠れの額当てをした少女が立っていた。髪が異常に長い。
「お、おめぇは…! …誰だってばよ?」
 キンはかっとなって木を蹴った。驚くナルトの頭に木の葉が落ちる。
「アタシはキン・ツチだよ! 中忍試験で顔を覚えなかったのか!? 忍びの癖に頭の悪い奴だな…!」
「あーっ! シカマルと戦ってた…あとサクラちゃんを傷つけたってやつだな!
 サクラちゃんをよくも! てめぇは許さねーってばよ!」
「うるさいんだよ! 状況分かってんのかバカづら。
 オマエはギャンギャン吠えていい立場じゃないんだよっ!」
 キンは木を蹴った足でナルトの頭を蹴った。
「うぐ!」

 そのまま蹴った足をナルト耳の横で止めた。足で木に寄りかかり、体重を乗せる。
 キンは腕を組み、前かがみになってナルトを見下ろした。人を見下すのは気分がいい。
「あは、汚い顔。ぶさいく」
「がーっ、なにが目的だてめー!」
「ふん、喜びなよ、アタシが遊んでやろうってんだ」
 頭を近づけるキン。彼女の地面まで届くほど長い黒髪がナルトの足に触れる。
 ズボン越しだが、くすぐったい感触がして、ナルトは足を引っ込めた。

「これが遊びかーっ? 音のやつのやることはわけわかんねーってばよ」
「言ってなよ」
 仲良し良い子ちゃんなこいつらチームをこれから汚してやれる…そう思うとキンは興奮した。
 ちょっと遊べばこいつはあのピンクの女と気まずくなる、
 そうやってほんの少し関係性を崩せば後は勝手にこじれていくだろう。想像するとぞくぞくした。

 キンは木から足を離すとその足の靴だけ脱いだ。
 片足だけ生足にしてどうするのだろうとナルトは細目でキンを見る。
 キンは足を上げたまま宙で足の指を動かし始めた。手の指のような動きだ。
 その足をナルトの股間にあてがう。

「っ!」
「ふふ…」

 自分の股間に女の子の足があることが信じられず、ナルトはまじまじとキンの足を見つめた。
 股間の上を白くて綺麗な足が這う。足の爪は良く見ると透明なマニキュアが塗ってある。
 いや、足はマニキュアじゃなくてペ…ペ…、なんて言うんだっけ?と考えるナルトの頭は混乱していた。

 キンの足は先ほどの蹴りとは違って優しかった。壊れ物を扱うように撫でられる。
 ナルトの意識は股間に集中する。意識だけでなく血までもそこに集まっているようだった。
0054ナルト×キン 天の川 3/82015/04/03(金) 22:00:08.73ID:6q5TW9QP
「なっ、なななな、なにすんだってばよっ!!」
 トマトのように顔を赤くするナルトがキンを見上げて叫ぶ。
 キンはナルトを見下ろしたまま、妖しげな笑みでナルトを一蹴した。
「なんだよ、やめてほしいのか? こんなに感じちゃってるクセに」

 ナルトが再度股間に目を移すと、オレンジ色のズボンがパンパンに膨れ上がっているのがわかった。
 キンは親指と人差し指で器用にナルトの膨れた股間をつまむ。
「うっ」
 綺麗な足の指が上下に動かされる。
 さらに先端を指でつまむよう覆うと子供の頭を撫でるようにさすった。
「はぁ、はぁ…」
 股間が痛いほど膨張して苦しい。キンはニヤニヤ笑いながら股間を苛めていた足を遠ざけた。

「へ…」
「心配すんじゃないよ、ちゃんと続きはやってやる」
「だ、だだ、誰がつつつ続きなんて…!」
「ふふ…」
 キンはナルトの太腿を踏んでその場にしゃがんだ。地べたに足をつけると汚れるからそうしたのだろう。
 しかし足を太腿に乗せることでがに股になってしまっている。目の前で女の子がまたを開く。
 靴しか脱いでいないし服も着たままなのにどうしてか卑猥に見えた。

 キンは両手でナルトのズボンを脱がし始めた。
「あっ! お、おまえ…!」
「なんだよ、辛そうだから出してやるんじゃないか。感謝しな」
 言ったもののズボンを脱がす手がまごつく。股間がひっかかってうまく脱がせない。
 イラついたキンは力いっぱい引っ張った。
「いでぇーーっ! も、もっと優しくしろってばよ!!」
「うるさいんだよいちいち! このバカ!」
 キンはナルトをはたいた。気持ちいい音が森の中で響く。
「いてっ…!」
「ふん…気持ちよくさせてもらってるんだ、ちょっとは我慢しろ」

 むくれながらキンはナルトのズボンとパンツを膝までずり下ろす。
 熱い股間がさらけ出され、冷たい空気に触れて冷える。
 キンはナルトの股間をジロジロ見ながら顔をしかめていた。
「ふ、ふん。気持ち悪いな、意外とおっきいし…」
 小声で呟く彼女の声はナルトの耳に届かなかった。
 それよりも燃えるような肉棒から湯気が出ているんじゃないかという考えの方に気が行っていた。
 しかし出ていたのは汁だった。
0055ナルト×キン 天の川 4/82015/04/03(金) 22:05:15.78ID:6q5TW9QP
「くくっ…、我慢汁だろコレ」
「う、うるさいってばよーっ!」
「ふーん、顔真っ赤にさせてさ、かわいいとこあるじゃないか」
「っ!」
 バカにしたような笑いだというのにどこかあどけないキンの表情を見てナルトの心臓が跳ねた。
 下衆い言動を取る彼女の中に少女らしさが垣間見えたせいか…。

 キンは立ち上がると足をナルトの股間に再度当てた。
 冷たい足の指が直に触れて、ナルトは身震いする。濡れた先端をキンの足指が触れた。
 背筋に寒気が走る。少女の白くて柔らかい足が亀頭をつまむ。
「うわ…、濡れてる」
「しょ、しょうがねェだろォ…!」

 キンは指を先端から竿に移動させ、横撫でする。少女の足の裏はすべすべで柔らかい。
 布越しでも気持ち良いのに、直での愛撫はより刺激的だった。
 さられている内にキンの足の温度に慣れていく。肉棒よりも低い体温だが、生暖かさが心地いい。
 キンの足の裏はナルトの我慢汁で照っていた。
 少女の綺麗な生足を自分で汚す、背徳的な光景にナルトの股間が更に硬直する。
 彼女の足から目を外し、ちらりとキンを上目遣いで見た。

「ふっ、ん…」
 木に両手をついたキンはナルトの股間を凝視し夢中になって足こきを続けている。
 ナルトが自分を見ていることなど、気付いてもいない。少女の長い漆黒の髪が揺れる。
 前かがみになったせいでつやのある美しい髪が脱がされたナルトのふとももにふわりと乗った。
 先ほど以上のくすぐったさでこそばゆい。キンの髪はサラサラで気持ちよかった。

 親指で裏筋をしごきながらキンは言った。
「ねぇ、えっと…ナルトって言ったか? 気持ちいい?」
「う…、や、やばい…」
「あはは…、素直じゃないか。オマエ絶対童貞だろ」
「う、うるせー…っ」
「くく、威勢なくしてきたな。エロイことばっか考えてんだろ、この変態」
 キンは親指を先端に当ててぐいぐい押し込む。そして亀頭を指でくるみ、揉んだ。

「そろそろ出したいんじゃないの?」
「くあ…」
 さらに肉棒をズボン越しに触った時と同じように、親指と人差し指で一物を挟む。
 竿や裏筋をごしごし上下に擦ったり横にぐりぐりとと動かしてやる。
 ナルトはうめき声をもらした、もう限界だった。

びゅるるっ
0056ナルト×キン 天の川 5/82015/04/03(金) 22:09:22.41ID:6q5TW9QP
「きゃっ…!」
 キンは驚いて尻餅をついてしまった。白い生足に精液がかかる。
 よく見るとかかったのは足だけではない。自慢の黒髪の先にも白濁とした液体がべっとりついていた。
 夜空にナルトの大好きな牛乳をこぼしたみたいにキンの黒髪に白が目立つ。

「な、なんてことしてくれるんだバカっ! アタシの髪汚して…!」
 涙目になるキンが扇情的で、ナルトはついさっき射精したばかりなのにまた欲情してしまう。
 股間がむくむくと膨れ上がり、勃起してしまった。
「ふ、あは…。なんだよ、いま出したばっかだってのにまだ足りないのか、エロガキ!」
「うぐっ。く、くそぉー!」
「な!?」

 ナルトは縛られていた縄をぶち破り、キンに覆いかぶさるように襲い掛かった。
 その衝撃でキンのポケットから鈴が落ち、りんと涼やかな音が響いた。
「えっ…、まさか…」
 キンは木の影にナルトの分身を発見した。クナイを持って縄をひらひらチラつかせる。
「こいつ…、背中の後ろで印を!?」
 影分身が消えた。
 キンは慌てて逃げようとナルトに背中を向けるが強い力で押さえつけられ脱する事ができない。
 ナルトは彼女を抑えながら、もう片方の手でキンのズボンに手をかけた。

「くそっ! やめろっ!」
「うるせェ! おまえだってさ、おまえだって…オレを…!」
 キンは振り返ってナルトを睨みつける。
「気持ちよかったんだからいいだろっ! アタシはやめてよ!」
「知ってんだぞ! 女だって気持ちいいんだ!」
 ってエロ本で読んだってばよ…!と小声でつぶやくのをキンは聞き逃さなかった。
「エロ本情報じゃないか!」
「だー! うるせェ! おんなじことされるだけだってばよ! 文句言うな!」

 ナルトがズボンとショーツを一気に下ろすとぷるんとしたお尻が顔を出した。
 白く、薄っすら桜色をしている。まるで桃のようだ、かぶりついたら甘そうだなとナルトは思った。
「うあ…やめろ…!」

 ナルトはキンの背後に圧し掛かり、その状態で彼女の胸を探った。
 発展途上のふくらみは、少女の年齢にしては大きめに感じられる。
 ナルトには彼女の年齢はわからないがきっと近い歳のはずだ。
 それなのにナルトを足こきする彼女の姿はまるで年上の女性のようだった。
 けれどいまは歳相応の反応をする、そのギャップにナルトはますます興奮する。

 胸を揉むとキンの口から艶っぽい声が漏れた。
「ふ…、あっ」
0057ナルト×キン 天の川 6/82015/04/03(金) 22:14:54.27ID:6q5TW9QP
 布越しでは物足りない、ナルトは彼女の脇から手を入れはじめた。ノースリーブなので入れやすい。
「オマエっなにしてっ、はわっ…」
 服と肌の間に手を突っ込む。暖かい。そのまま乳房を探るとくすぐったいのかキンが笑う。
「ひゃっ! やだ、ふふっ、やめろっ…!」
 キンの胸を見つけたナルトは鷲掴みにして揉んだ。
「いたっ、もっと優しくしろバカ!」
「わ、わりぃ」
 何故かキンが受け入れるような台詞を吐いていたが、ナルトもキンも気付かずに続ける。
 知らず知らずの内にキンは諦めかけて出した言葉だったし、
 ナルトは目の前の少女に夢中になっての事だった。

「あふっ、は…」
「はぁ、はぁっ」
 息を荒くする二人。ナルトは我慢が出来ずにキンのお尻に肉棒を当てた。
 はやく挿れたくてしかたない。彼女の下半身は既にぐちょぐちょに湿っていた。
 キンは肩越しにナルトを睨みながら叫ぶ。
「や、やめろ! そこはダメだ!」
「だって、もう…はぁ、はぁ、オレってば…」
 ナルトはキンの膣内に無理やり肉棒を挿れた。途端、キンが金切り声を上げる。
 ぎょっとしてキンを見ると、少女の目から涙が流れていた。
 そこでナルトは思い出した。処女は痛いという話しを。
 本当だったのか、と思いキンを二度見する。白い指は土を引っかいて汚れていた。

「おまえってば、まさか…っ、…処女?」
「う、うるさい…バカぁ……」
「だって、だって…!」
 絶対にこの女は経験済みだとナルトは思っていた。それが処女だと知ると無性に罪悪感がわく。
「わりぃ…」
「もう遅いんだよ…っ」
 キンは泣きながら言った。
「ふ、普通はもっとこう、女の股も気持ちよくするんだよっ…、はぁ、はぁ…、それで挿れやすくするんだっ…、

わかったかバカ…!」
「な、なんで処女なのに詳しいんだってばよ?」
「うるさいよ、もう!」
 キンも自分と同じようにエロ本情報なのかもしれないとナルトは自分を納得させた。

「で、どうしよう…」
 下半身が繋がったまま、ナルトは硬直する。キンは肩越しにナルトを見て言う。
「う、動かすんじゃないよ…。もう少し待って、たぶん慣れる…」
 キンはぐずぐず鼻をすすりながら視線を前に戻した。キンの後頭部を見下ろすナルト。
 ふとその髪を触りたい衝動に駆られた。キンの後頭部に鼻を埋めて嗅いでみる。
「っ!」
 髪を自慢しているだけあって清潔な甘い香りがする。いいにおいだ。
 美味しそうだったのでナルトは髪をひと房、口に含んだ。味はしなかったが舌触りはいい。
0058ナルト×キン 天の川 7/82015/04/03(金) 22:18:03.02ID:6q5TW9QP
「な、なにすんだよ…っ」
「だって、キン・ツチの髪…うまそうだったから…」
「…キンでいい。くそ、よだれでべとべとじゃないか…」
 怒ってはいたが、キンの頬は薄っすら赤く染まっていた。

「はぁ…、おいバカづら! もう、動かしてみなよ」
「お、おう…!」
「最初はゆっくりだからな! ゆっくり!」
 少女はナルトが動かしやすいようにかわいらしいお尻を差し出した。
 ナルトはキンの言うとおりに少女にしがみつきながらゆっくり腰を動かす。
 キンの膣内はとてもきつく、ナルトの肉棒を締め付ける。だが愛液でぬるぬるしていて気持ちいい。
「ひぅっ!」
「あっ…わり…」
「こ、この声は違うよ…、ほら、止まるなっ」
 ナルトは動きを再開した。キン自身、痛みは引いてきたがまだ完全に大丈夫とはいえなかった。
 それでもナルトの淫棒を咥えていると、痛みに負けないほどの強い快楽を感じる。
 それがキンの心を動かす。肉体が痺れるような甘い刺激を求めていたのだ。

「はっ、んんっ、はぁっ…!」
 キンの声からは挿れたときとはうってかわって、気持ちの良さそうな喘ぎ声が漏れる。
「はぅ…、あァっ、あんっ…!」
 口が悪いくせに感じている時の彼女の声は色っぽい。ナルトはキンの髪をもう一度口に含んだ。
 彼女の象徴たる美しい黒髪にもう一度精液をかけたい、欲望が膨れ上がる。

 キンの膣内が徐々にナルトの肉棒になじんでいく。ナルトは動作を早めた。
「はぁ、あっ! やぁ、そこぉっ、…そこヤバイよぉっ」
 キンの腰もナルトの動きに合わせて揺れ動く。
 膣内がうねってナルトの肉棒を愛撫するように吸引する。たまらずナルトは動きを更に加速させた。
「んあっ、はっ、あっあっ! なにこれぇっ、こんなっ…アタシっ…」
「やべェっ、とまらねェ…っ」
 森の中で二人の水音が響く。キンの愛液でまみれたナルトの肉棒が滑る様に膣内をかき回す。
 ナルトは腰を動かしながらキンの頭を自分の方へ振り向かせる。
「キンっ!」
「んむぅ…」
 ナルトはキンの唇に自分の唇を押し当てた。キンは自然と口を開け、舌を出す。
 流れのままにナルトも舌を出して絡める。ぴちゃぴちゃ舐めあうとよだれが地面に落ちた。

 更に奥を突く。激しいナルトの動きに身をよじらせるキン。
 ナルトはキンの腰を両手で支え、もっと深くまで届くようピストンをくり返す。
 初めて知る肉欲の味に少女は女として覚醒していった。
「んはァァっ! マンコっ、気持ちイィっ、ハァっ!」
 精液をかけられたキンのつま先がぴんと伸びて痙攣する。
0059ナルト×キン 天の川 8/82015/04/03(金) 23:01:36.58ID:6q5TW9QP
「あっ、あっ…ああっ! あんっ!」 
「ハァっ、ハァっ…!」
 両者ともに絶頂する寸前だった。
「もう我慢できねェっ…!」
「あああぁぁっ!」

 ナルトはすかさず肉棒を引き抜いた。
 精液が荒れ狂うようにキンの柔らかなお尻へ、背へ、そして綺麗な黒髪へと放たれる。
 闇夜のような黒い長髪に転々と散らばる白い星。
 まるで天の川みたいだ…、ナルトの意識はそこで途切れた。

  ***

「はっ!?」
 目覚めると散らかった自室のベッドの上だった。
 自分の服を見る。オレンジ色のいつもの服だ、特に変わったところはない。
「着替えねぇまま寝ちまったのか…」
 体を起こすとなんだか気だるい。試験でたくさん動いたから疲れたんだとナルトは思った。

 しかしはたと思い直す。いや、さっき女の子とやらしいことをしていたはずだ…。だがいまは家の中。
 ってことはアレは夢?しかし夢にしては鮮明すぎる。
 ナルトはキン・ツチという女の子との情事を思い出してみた。……。
 またナルトの股間が脈打ち始める。急いで洗面所まで行って冷水を顔にかけた。
「オレってば欲求不満!? でもなんでサクラちゃんじゃなくてキン・ツチって女なんだ!?
 わかんねェー!」

  ***

 リン――。

 闇夜の中で、鈴の音が響く。
 夜の黒に溶け込んだ黒い髪。近くの池で全裸になり、禊ぎをおこなうキンの姿がそこにあった。
 ほどかれた髪は池に広がり、少女のいる箇所だけ墨汁を垂らしたように黒ずむ。

「くそっ、こんなはずじゃなかったのに…」
 針のような武器をくし代わりにして髪をすく。先端についた鈴が揺れて綺麗な音を鳴らした。
「アタシの髪も体も汚しやがって…ふざけんじゃないよ…」
 でも、気持ちよかったな…。
「…! なにを、アタシは…!」
 すぐにそのバカバカしい考えをやめた。

「あるわけないだろ、あんなバカとさ」

(了)
0060名無しさん@ピンキー2015/04/03(金) 23:04:15.97ID:7tSq11fx
とりあえず乙!これからゆっくり読む。投下感謝感謝!!
0061名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 01:09:33.15ID:IYWdY6c1
リクエストさせて戴いたやつですが、乙すぎます!超乙すぎです!
言葉遣い悪い態度悪いキンっぽさがよく出ていてキャラを捉えられてます。
サクラの髪に嫉妬して原作でのやり取りを行うほど髪を自慢とするキンですから、白濁をつけられたらあんな感じの反応をするでしょうね。
ナルトがキンの髪を好きになってくれたらな。自慢の髪を褒められたらきっと喜ぶよ彼女。



シリーズ物として続けてくださると嬉しい限りなのですが、ご無理でしょうか?
0062名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 02:41:25.09ID:GArti5Pt
乙 ナルト×キンツチは好きなんですごく楽しめたよ
エッチも自然な入りで冷徹で嫉妬深くて詰めが甘いなキンならムカツクぅー!からナルトとこの流れはありそうだし
ちなみにSS内の時期だとナルト12歳か? はっきり覚えてないけど少年期は12歳のち13歳になったのは覚えてる
キンツチは14歳で実は彼女はナルトより2コ年上

補足するならナルト中忍試験時 12歳 誕生日10月10日 天秤座B型 身長143 体重40
キン誕生日 14歳 誕生日7月6日 蟹座O型 身長150 体重39
という具合に身長年齢ともにキンが上だったりする
文中に年上の女性のようだって部分があったからついいらぬことを書き込んでしまって・・・・知ってる情報だったらすまぬ・・・・・
0063名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 03:07:08.35ID:zkLMSbuF
GJJ!
ナルトが目にした天の川、さぞや彼の心に焼き付いたことだろう。奇しくも童貞と処女を捧げあったふたりはお互いを意識し始める……うん、いいね。
しかし個人的にだがサクラの桃髪よりキンの黒髪のほうがずっと美しいと思うのだが……キンはなぜに嫉妬したのか今でも疑問だわ;
0064名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 05:45:03.75ID:Ax2k+j7W
おー超GJ!まさかキン・ツチ物が見れると思わなかったので嬉しい
思うんだけどキンかなりかわいいよね
正直サクラちゃんよりかわいい
白レベルにかわいかったのに早々と退場でもったいなかったわ
こういうマイナーなかわい子ちゃんにスポットが当たるのは嬉しいね、改めてGJ
そしてリクエストした人の目の付け所すごいわ
0065名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 06:26:39.04ID:8gqn1l9X
公式カップルのエロパロが見たい
その場その場のキャラで組み合わるのは
公式が確定した今となっては不誠実な気がして
自分は無理だ
0066名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 12:20:57.94ID:BRXYHyCu
gj
気絶したナルトを家まで運んであげたのかw。ナルト、ほれぼれする綺麗な黒髪それは夢じゃなく現実なんだぜ?
大蛇丸の魔の手から救ってあげるんだぜ?
0067名無しさん@ピンキー2015/04/04(土) 19:22:31.40ID:IreeK539
まったく萌えなかった
読み手が男か女かで感想も違うな
0068432015/04/05(日) 00:20:40.07ID:a+GnHCmD
>>61
単発感覚で書いたんで続きは無しです
でも漫画読み返したらキン・ツチ可愛いという発見が出来て書いてて楽しかった

>>62
ナルトその時点で13だと思い込んでたよ、「歳は近いと思うが、年上か同い年かはわからない」
と、ナルト視点っぽく書くことによってその辺曖昧な表現にして誤魔化してたけど
本当は二つ上だったのか…間違えてました、正確な情報教えてくれてありがとう
0069名無しさん@ピンキー2015/04/05(日) 00:58:56.77ID:+aL3bsWc
乙乙
俺もナルキンSS等のレア物は思いきり大好物!キンの黒髪綺麗だからなぁ
>>68
新規話でナルキン続き物してもいいんよ?ワクテカしていつまでも待ちまくるよ?
0072名無しさん@ピンキー2015/04/18(土) 23:45:20.52ID:lCbsVpsB
>>52-59
GJです
成り行きとはいえ体を重ねてしまったことでお互いに気になる異性として心に刻み込まれたようですね
次に邂逅するときナルトはキンにどう接するのか
キンとの交わりが夢だったのではないかと思い込むナルトに対し、そのことを知ったキンはどうするのか

まさに二人の恋は始まったばかりですね
0075名無しさん@ピンキー2015/04/30(木) 22:16:03.91ID:xcgZSKm1
保守
0077名無しさん@ピンキー2015/05/02(土) 04:06:40.23ID:uUZCd8D9
>>64
海外サイトにナルト×キン・ツチのエロ画像があったよ
内容は子作りしてるの図でキン・ツチが妊娠していた
0078名無しさん@ピンキー2015/05/03(日) 18:53:57.46ID:/abGFyj6
>>78
外国のサイトには想像も出来ない組み合わせが多いぞ。
ナルト×キンもローマ字や英語で色んな単語と組み合わせると少ないながら出てくる。
「Naruto and Kin」で検索してみることをお勧めする。
0079名無しさん@ピンキー2015/05/09(土) 10:50:27.99ID:hePmBBmM
ナルキンは面白い。キンが純愛に目覚めるってのもありでしょう。
続編で中忍試験の予選でナルト対キンの対決とかありじゃないですか?
肉体関係をもったせいで互いに視線を逸らす二人、
何故かセックス対決に変わり、周りを呆れさせる展開ってのもあり。
0080名無しさん@ピンキー2015/05/10(日) 13:42:17.95ID:fr4WlP+Z
>>79
試験ではナルトが勝つ、主人公だからここは規定路線で、倒れたキンにナルトが肩を貸してあげたりお互いを意識してるのは確かだから試合中それらしきアクションがあったりね
で試合後に呼び止めるか呼び止められるかして
0081名無しさん@ピンキー2015/05/10(日) 22:03:14.86ID:L1KJR7i3
キンとのセックスについて夢だったと思い込むナルトが試合前の対峙で〈あんなことしたからって試験には関係無いんだから調子に乗るんじゃないよっ〉
的に頬を赤らめて言う彼女にあれは現実だったと気付かされ、試合の後見舞いにいきそこで何かを切っ掛けにして再び行為に及ぶ。それを機に本格的な関係が始まっていくとかは?
0082名無しさん@ピンキー2015/05/18(月) 21:42:51.06ID:sJ0QJWe7
秋道さんところのお子ちゃまとサスケさんとの娘さんがウチの家の子じゃないかも発言していたが
それを逆手にとって実はうちの子じゃないんだというドッキリとか仕掛けるチョウジ。
チョウジの童貞を体力の限り搾り取るアンコさん、実はおこちゃまはアンコさんの子だよ言う妄想が降りてきた。
でも、その状況を娘にいう、チョウジの変態加減と
お子ちゃまの方からアンコさんの子になる発言が出てしまう事と
更に奥さんのカルイさんからどの辺まで本当なの?とチョウジに詰め寄るカオスな結末しか浮かばない。
0083名無しさん@ピンキー2015/05/19(火) 16:34:24.81ID:lC6lPu7Y
火影室でハーレムなナルトとか読みたいなあ
クラマとうずまき一族のスタミナのおかげできっと絶倫だろうから何Pでもばっちこいだろ
0084名無しさん@ピンキー2015/05/19(火) 20:06:27.55ID:NPFPFAkB
逆に愛のあるサスケとサクラのエロが読みたい・・
サラダちゃんは本当の娘だろうけど、物心ついたときから会ってないとか可哀相
すぎる・・なんで結婚したのかとか思ってまうわ 本編でどんな結末がくるかわからないけどさ

30代サスケサクラでもいいけどもっと若い10代20代のほうがいいかもな
ぎりぎりサラダが子供の時の20代二人でもよし サラダ作りでもよし
それ以前の恋愛関係でもいいかも 
0085名無しさん@ピンキー2015/05/19(火) 20:11:32.17ID:NPFPFAkB
でもやっぱり二人の関係でいいしまだnarutoの最初の雰囲気があった下忍時代かな

あとちょっと海外サイトでみかけたんだけど、サスケがかえってきた時に
ボンテージ来て出迎えたサクラ(それを準備万端だとか言ってるサスケ)
みてうほって思ったから逆SMでもいいかも 30代はなんか年が離れすぎてるから
20代で読みたい

そもそも今の歳についていけてないけど まあ良い感じになったと思うけどね二人とも
0087名無しさん@ピンキー2015/05/22(金) 15:44:57.62ID:Na6KJBe9
アニメオリジナルやってるけどフウとナルトがもしもやったら相性よさそうだなあ
0088名無しさん@ピンキー2015/05/22(金) 16:09:23.65ID:m5kkK9E/
「もうイクっス〜!早く精子100人出すっス〜!」
「おう!わかったってばよ!」
こんな感じか
楽しそうだな
0089名無しさん@ピンキー2015/05/23(土) 08:54:28.31ID:wn4FlD0u
「溶遁中出し!」
「アツいっス〜」
「沸遁中出し!」
「メチャクチャアツいっスよ〜」
みたいなのとか7尾の飛翔能力で空中セックスもありやな
0090名無しさん@ピンキー2015/05/23(土) 18:59:04.05ID:mNwyEF6k
尾獣もまとめてイケるとかフウ絶倫過ぎるw
カッコイイ、抱いてくれ!
0093名無しさん@ピンキー2015/05/26(火) 23:09:38.10ID:QmePq9eH
7代目様仙人モード修得してエロへの欲求なくなってそうなきもする
0095名無しさん@ピンキー2015/05/27(水) 08:29:19.19ID:zMrhOdDa
ああああホモじゃなくて愛し合った男女の肉感的エロがよみたいんだよおお
ここでいうのもアレだけど、ナルトとサスケの方がそういうの多くて萎えるわ
雑食なんだけどやっぱりお互い矢印が男同士の方がでてきてなー

やっぱり男と女のエロの方が好きだわ
つかサスケが子作りsexのためにチ○コギンギンにして最後に射精したってレスがあって
すげーーーエロいなって思ったんだけど
そういうのが読みたいんだよなーやっぱ男なわけだし
外伝がどうかわからなくなってきたけど普通にそういうのがみたいわ
0096名無しさん@ピンキー2015/05/28(木) 00:37:42.67ID:cIEEr4Ll
ナルサラが読みたい
自分好みに成長させて美味しく頂くゲッスいナルトと
そんなナルトに仕込まれすっかりエロ娘に成長したサラダが読みたい
倫理上18までは一線を越えずにオーラルセックス止まりで
以降は爆発してお互い盛りのついた獣丸出しでヤリまくってるのが見たい
愛がどうのこうのは特にいらない
0099名無しさん@ピンキー2015/05/28(木) 23:22:33.13ID:amNRXGEH
ナルキンの英語検索で寝ているキンにキスをするナルトのイラストをみつけたよ
目を閉じてすやすや眠るキンの髪が綺麗で、目をあけたまま彼女に口付けるナルトの様子がいかにもキスに不馴れな感じがして天の川の人のSSを思い起こさせた
でもナルトは真顔でキスをしていて照れた様子もなしという、そんな絵
あるところにはあるんだな、こうした予想だにしないイラスト
0100名無しさん@ピンキー2015/05/29(金) 15:59:06.28ID:ZkKHvggF
キンちゃんで思い出したけど影真似の術でシカマルが股間に手を突っ込んだらと思うと
0102名無しさん@ピンキー2015/05/30(土) 00:46:23.07ID:lB4JjO6A
サスケ×サラダ
親子プレイとかないのか
0103名無しさん@ピンキー2015/06/05(金) 13:01:11.87ID:T9gxa536
>>96>>102に萌えた
こんなんここでしかいえねえよおおおおお
妄想すっけど誰かかいてくれ・・職人さんはもういらっしゃらないのかな
いや勝手に色々言っててすまない

つか10年離れてたら父娘でもありうる・・よな??!?!?!!
0104名無しさん@ピンキー2015/06/07(日) 23:44:41.71ID:spyELAFR
そういえばサスケはサラダを見て最初気づけなかったのはなぜなんだろうか?
やっぱり失明気味とか?
0105投下します2015/06/14(日) 00:38:20.97ID:rkKYy9CO
103さんの熱い叫びに、微力ながら答えてみるw
サスケ×サラダ。近親相姦注意
NARUTO終盤流し読みだし、サスケのキャラ変わってるかもしれませんが
お目汚しにどうぞ
0106サスケ×サラダ 情炎@2015/06/14(日) 00:39:12.67ID:rkKYy9CO
『――ギャア、ギャア、ギャア…』
山鳥だろうか。物悲しく響くその鳴き声に押されて、サラダの意識がよみがえった。
そこは、古びた木の匂いが漂う塔の中。何もない殺風景な広い空間に、高い位置にある窓から秋の月の光が落ちていた。

「ここは…」
どこ?、と口に出す前に思い出した。数年前に父と出会った、あの峠塔だ。
実の父を『出会った』という言い回しで思い出したことに、チクリと胸が痛む。
父が何年も家族を放り出していた事情は聞いた。自分も、もう子供ではない。
それでも、会えぬ父を想い、一人涙を押し殺し続けた幼い日の痛みは、いまだにサラダの中にくすぶっているようだ。

それにしても…
「どうして、ここに?」
あの頃よりやや伸びた髪をかき上げ、独りごちたサラダの背後で、クスリ…と、誰かが笑う気配がした。
咄嗟に距離を取り、クナイを構える。だが、目の前にいたのは――たった今、思い出したばかりの父・サスケの姿だった。
黒装束に身を包み、青白い月の光を浴びて立つサスケは、珍しく柔らかな空気をまとっている。

「パパ! …でも、どうして? なんで私、ここに…?」
思わず肩の力が抜けたサラダに、クスクスと笑いながらサスケが応える。
「ひどいな…3日前に、約束をしたのを忘れたのか?」
そう言われて、任務で赴いた先で偶然、父と会ったのを思い出した。だが…
「…ひどいのは、パパのほうよ。約束した覚えなんてない。…幻術で、私を操ったのね」
あの『うちはサスケ』の瞳術であれば、対象に気づかれぬまま行動を操るなど、たやすいはずだ。
その対象が、実の娘というのはどうかと思うが。

「…お前とゆっくり、二人だけの時間を作りたくて、ね。」
軽く頬を膨らませながら抗議をする娘を見て、サスケの目が笑う。その表情は、これまでに見たことがないほど和らいでいた。
「…だが、俺と過ごすのが嫌なら、このまま里へ戻って――」
「!…そんなこと、ない! 私だって、パパとずっと一緒にいたい!」
思わず子供じみた言い回しが口をつく。それは、いつも押し殺している、サラダの本心だった。
数年前にこの塔で出会ったあと、何度か親子の時間を作ることはできた。しかし、いまだに極秘任務につくサスケには限られた時間しかない。
別れ際、一人歩み去るサスケの厳しい後姿に、何度取りすがりたいと思ったことだろう。

口に出したサラダの想いに応えるかのように、サスケが微笑みながら、ゆっくりと歩み寄る。
「――パパ!」
駆け寄るサラダの目の前に、サスケの右腕が、スッと伸ばされる。
そのまま、ピシと、額を小突かれた。
0107サスケ×サラダ 情炎A2015/06/14(日) 00:40:16.05ID:rkKYy9CO
「――!?」
何をされたのだろう。その瞬間、全身の力が抜け落ちた。
ひざから床に崩れ落ちかけたサラダの体を、サスケの腕が軽々と支える。
そのままゆっくりと、後ろから抱きかかえられる格好で床に座らされた。

――力強い、大人の男の腕。背中に感じる、父の胸の温もり――
幼いころ、夢にまで見た父の温もりが、そこにあった。
弛緩したサラダの体に伝わるそれは、どこか懐かしく、心地よい――。

「――サラダ。愛している」
耳元でかすれた父の声が響く。そのまま、くたりと力の抜けたサラダの首筋に、濡れた唇が押し当てられた。
――首筋に当たる吐息が、熱い。
その熱を逃がすかのように、衣服がゆるめられた。胸元が、秋の夜の冴えた空気にさらされる――

「――! パ、パ…?」
冷気のお陰で思考はよみがえったが、思うようにしゃべれない。何らかの術で全身の筋力を低下させられたのだろう。
サラダの混乱をよそに、熟練の忍らしい節くれだった長い指が、白く薄い胸を蹂躙する。
同期のくのいち達と比べると見劣りのするささやかな胸だが、父の手の下で形を変えるそれは、ひどくなまめかしく見えた。
小鳥がついばむかのような絶妙の力加減で、赤く色づいた先端を刺激され、思わず息を飲む。
敏感なサラダの反応に、背後で笑う気配がする。

「…パパ、じゃ、ない! …誰、だ。んっ、…っ!」
共に過ごした時間は短いが、声も匂いもチャクラも、必死で記憶にとどめた。間違えるはずがない。今、サラダの体を拘束しているのは――まぎれもなくサスケだ。
それでも…と、現実から逃れようと絞るように発した問いに、柔らかな声が応える。
「パパだよ、サラダ…。愛しい、我が子」

力の抜けた上体を支えるサスケの体が、先刻よりも熱を帯びている。背中に当たる胸が、体をまさぐる腕が、熱い。
いつの間にか装備を外され、下半身の衣服もゆるめられた。
衣服をかき分け、迷うことなく秘所へ伸びる、父の指――

「――嫌ぁ! っ、…パパ、…パパッ!」
必死で両の太ももを合わせようとするが、力強い手がいとも簡単にそれを阻む。
そのままサスケの両ひざに押さえられる形で、両脚を大きく割り開かされた。
下着を割って押し入った長い指が、震える秘所の縁を、ゆっくりとなぞり上げる――

「…硬いな。まだ男の経験はないか」
「――! パ、パ……ど、うして」
わずかな力で身をよじり、首を振って拒否の意を伝えるが、サスケの指は引かない。
「さっき言ったろう、サラダ。お前を愛している。――お前のすべてが、欲しい」
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