【朝ドラ】あさが来たでエロパロ part1 [転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2015/10/20(火) 23:22:06.10ID:9nz7Sf4B
久し振りに萌え要素の多い朝ドラが始まりました

職人さん方、どうぞよろしくお願いいたします!ワクワク
0002名無しさん@ピンキー2015/10/21(水) 00:04:33.06ID:23QbMFCG
きーぼーうのあーさーだ
よーろこーびにむねをひーらけ
0007名無しさん@ピンキー2015/10/31(土) 06:11:37.21ID:l5eMidQy
船場言葉が職人さんのハードルあげてるのかね
0008名無しさん@ピンキー2015/11/01(日) 00:36:33.88ID:b2/+u+Wh
もっと色々出揃ってからにしようと想ってましたが、投下します。
あさと進次郎でもなく、はつと白蛇さんでもない、若き日の菊と栄達という異色のネタです。
大坂の商家では奉公人はお嬢様のことを「いとさん」と呼びます。
読みたくない方は飛ばして下さい。
0009「祝言の夜」(1/2)2015/11/01(日) 00:37:39.29ID:b2/+u+Wh
(今更やけど、いとさんはどない思てはりますのやろか…)

この日は山王寺屋の惣領娘・菊とその婿・栄達の祝言が執り行われていた。
栄達の目には綿帽子に隠れて顔は殆ど見えないが、真一文字に引き結ばれた唇は決して幸せな花嫁のようには
映らなかった。

祝言は恙無くお開きとなり、真新しい寝衣に着替えた栄達が部屋に入ると既に髪を解いた菊が栄達と同じく
寝衣に着替えて、なぜか栄達に背を向けるように座っていた。それでも行灯の仄かな明かりに浮かび上がる
菊の白い横顔はまるで歌麿の美人画のように美しかった。

「いとさん…」
栄達は菊のすぐ隣に座ってそっと手に触れようとしたが、びくりと身体を震わせて手を引っ込めてしまった。
(やっぱり…)
ふうっと息を吐くと栄達はにこっと微笑んで菊に話しかけた。
「そない怖がらんといて下さい。何も取って食おうなんて思てません。いとさんはわての事、なんもご存知や
あらしませんやろ。せやから昔話させてもらえませんやろか。」
寝衣の裾を握り締めていた菊の手が少し緩んだ。

「わてが八つの頃でしたやろか、ここのご奉公に上がりましたんは。そん時に初めていとさんをお見かけした
時のことは、昨日の事みたいに覚えてるんだす。お名前の通り、菊の花みたいに綺麗なお嬢様やなあって。
右も左もわからん子供でしたさかい、いっつも番頭さんや手代に怒られてばっかでしたけど、たまにいとさんの
姿をお見かけしたら、何やこう…嬉しい気持ちになりましてん。」

ちらりと菊の方を見やるが、未だ硬い表情を崩さないままだった。
「時々、お茶やお箏のお稽古のお供をさせてもらえる時がありましたやろ。何も喋る訳でもあれへんかったけど、
二人で外を歩くんがわてにはとても楽しいて…。
だんだんと、右も左もわからんかった子供も色々と訳がわかるようになってきて…いとさんがいずれは他所から
お婿さんをお迎えにならはるて知った時は、胸が痛うなりました。せやけど奉公人の身では何もでけしません。
ただひたすら奉公に励むしかあらしません。その日が来たらわてはどないなんねやろとずうっと思てました。」
0010「祝言の夜」(2/2)2015/11/01(日) 00:38:49.93ID:b2/+u+Wh
視線を感じたような気がして栄達が菊を見ると、菊は慌てて目を逸らした。
「これ…覚えてはりますか。」
栄達は懐から薄汚れた布の様な物を取り出した。菊が目を見張ったことに栄達は気付かなかった。
「わて、薪割りが好きでしてん。番頭さんからは『そないなこともっと若い者にやらしたらええやないか』て
言われてましてんけど、庭で薪割りしてるといとさんの箏の音がよう聞こえてくるんだす。それが聞きとうて
いっつも薪割りやってましてん。いつやったか…薪割りやってたらマメ潰してしもて手当てしようとしとったら
いとさんが奥から出て来はって、『不器用やなぁ』言うて手拭を裂いて手に巻いてくれはりましたやろ。
それがこれだす。ずっと懐に入れとりましたさかい、薄汚れてしもてますけど…。わての宝物だす。」
栄達はすっと菊に向き直った。
「いとさん。」
「…へぇ。」
目は合わせないままだったが、か細い声でようやく菊が答えた。
「わての婿入りはいとさんにはご不満やったやろと思うてます。年頃の娘さんですさかい、他所に心想う人も
いてはるやろと思うてます。せやけど旦那様のご命令とはいえ、これもご縁やと思います。ゆっくりでええですから
わてと、夫婦になってもらえませんやろか。」

菊は行灯の明かりでもわかるほどうなじまで真っ赤に染まっていたが、右手で衿もとを握り締めたまま何も
答えなかった。
「…もう、休みましょか。祝言でお疲れですやろ。」
小さくため息をついて、栄達が立ち上がりかけた。
「…居てません。」
消え入りそうな声で菊が呟いた。
「…いとさん?」
「他所に心想う人なんて居てしません…。」
「そう…だすか…。」
「うちは、子供の頃から父に『婿を取って山王寺屋の跡を継げ』と言われて育ちました。せやからどないなお人が
婿に入らはってもちゃんとその方を旦那様としてお仕えする心積もりでおりました…せやけど…。」
「せやけど…?」
「せやけどもし…どなたかがお婿さんにならはるんやったら、真面目で、お店の仕事をきちんとしはって、
薪割りも嫌がらんとやって、手にこさえたマメを潰してしまうような…そないな方がええと…思うてました…。」
そう言い終わると、懐から半分に裂かれた手拭を出して栄達の手拭の隣に並べた。
「いとさん…。」
栄達は胸がいっぱいになった。
「菊、と呼んでおくれやす。」
指を揃えて深々と頭を下げた。
「いとさん…そんな…!」
「名前を…呼んでおくれやす…。」
顔を上げた菊がぎこちなく微笑んだ。
「菊…」
思い切ってその名を呼んだ。
「へえ、旦那様。」
栄達は菊の手を取り、そっと自分の手で包んだ。

ーお終いー
0014名無しさん@ピンキー2015/11/18(水) 22:30:29.34ID:TAKEEfzm
誰も書かれる方がいらっしゃらないようなのでもう一つ。
アホエロ話です。読みたくない方は飛ばして下さい。
0015「若奥様、健闘する」(1/4)2015/11/18(水) 22:33:05.46ID:TAKEEfzm
加野屋の内儀・よのは大いに悩んでいた。
(新次郎とあささんはほんまに夫婦なんやろか?新次郎は毎日ぷらぷらどっかへ出かけてまうし、あささんは
お店にべったりやし…!もう…あれを出さなあきまへんな…)
よのは文箱の底から鍵を取り出すと、箪笥の一番上の引き出しの鍵穴に差し込んだ。

「あささん、ちょっとこっち来てくれへん?」
よのは廊下を歩いていたあさを手招きして呼び入れた。
「お義母様、何か御用でしょうか?」
またお小言を言われるのではないかとあさは少し落ちつかない気分だった。
「まあそない固うせんと。今日はな、あんさんにあげたい物がおますのや。」
そばに控えていた加代に目配せすると、加代は風呂敷に包まれた平たい物をよのに手渡した。
よのは感慨深げに眺めた後、あさの方へ差し出した。
「これだす。」
「これは…何ですやろか…?
あさは興味津々に見つめた。
「ここで開けたらあきまへんで。これは加野屋の女子…いえ、白岡家の嫁に代々伝えられる大切な物だす。
前にうちが言うたん、覚えてはりますか。『加野屋の嫁は旦那様に惚れられなあきまへん』て。」
「へえ、覚えてます。」
「これにはその秘密が載ってます。あんたと新次郎は仲は悪うはないようやけど、何かが足りまへん。」
「何が足らんのでしょうか。」
何か思い当たる節でもあるのかあさは縋るような目でよのを見た。
「そのためにこれがあるんだす。よろしいか、今日はお店に出んとこれを良う読みなはれ。」
よのの隣で加代がしきりにうんうんと頷いていた。
「それとな、くれぐれもこれは白岡家の嫁だけに伝えられる物だす。殿方には絶対知られたらあきまへんで。
旦那様にも、もちろん新次郎にも言うたらあきません。そんで、いずれ榮三郎にも嫁が来ます。ほしたら
あささんからこれを伝えますのやで。」
「わかりました。お義母様。大事にいたします。」
あさは風呂敷包みを大事そうに抱えてよのの部屋を辞した。
0016「若奥様、健闘する」(2/4)2015/11/18(水) 22:33:28.86ID:TAKEEfzm
「若奥さーん。」
亀助が声をかけた。
「亀助はん、今日はお店はお休みさしてもらいます。お義母様のお言い付けだすよってすんまへん。」
あさはさっさと立ち去った。
「亀助、若奥さんどないしはりましたんや?」
「雁助はん、ようわからんのだすけど風呂敷包み抱えて何やえらい神妙な顔しはってお部屋に戻らはりました。
奥様のお言い付けやそうで。」
「珍しこともあるもんやなぁ。」
あさは部屋に戻ると慎重に風呂敷包みを解いた。

「おあさ様〜、そろそろ一休みしはったらどないだすか?旦那様が薯蕷のおまん買うてきてくれはりましたで〜。」
あさのお付き女中・うめが声をかけた。
(あれ…?返事があれへん。)
「入りまっせ〜。」
うめが障子を開けると、あさは文机に突っ伏してべそをかいていた。
「あさ様!どないしたんだすか!?」
慌ててうめが駆け寄った。
「うめ…どないしょう…うち…うち…こんなん…旦那様に惚れられるやなんて無理やぁ〜!」
あさはうめに縋り付いた。
「一体何があったんだす?奥様が何かきつい事仰ったんですか?何でもうめに話して下さいませ。さ、まずはお茶でも
飲んで、甘いもの食べたらほっとしまっせ。」
あさは子供のようにコクンと頷くとお茶に口を付けた。
「落ち着かはりましたか?先程奥様からどないなお話があったんだすか?」
「あのな、これを…はっ!うめ、障子と襖閉めて!ぴしゃっと!どこも隙間のないようにして!」
「へ、へぇ!」
うめは慌てて言う通りにした。
「おあさ様、閉めて参りましたで。」
あさはよのから貰った風呂敷包みをうめに差し出した。
「見てもよろしいんだすか?」
あさは頷いた。
「それでは失礼して…。」
うめは包みを解くと、二冊の本が出てきた。表紙を見て驚愕した。そこには『閨房術』『色道指南書』とあった。
0017「若奥様、健闘する」(3/4)2015/11/18(水) 22:34:07.71ID:TAKEEfzm
「えらい物頂戴しはりましたんやなぁ…。」
あらかた読み終わったうめは本を閉じた。
「どないしよう…。」
しょんぼりと項垂れていた。
「どないしょうもこないしょうもあらしませんやろ。」
「…やらな、あかん?」
「旦那様がふらふら出歩くのんが止むかもしれまへんで。」
「…!」
あさは顔を輝かせた。
「…とはいえ、何からやったらよろしいですかねぇ…あ、これなんてええんちゃいますか。」
うめがぱらぱらと本をめくって、ふと手を止めた。
「どんなん?」
「これだす。『男を仰向けに、女、玉茎(まら)を舌にて嘗めること、心快(こころよき)ことかぎりなし』」
「どういうことだす?」
「そりゃあ、あさ様が新次郎様の・・・を嘗めて差し上げるんだっせ。」
うめが下半身辺りを指差すとようやく察したあさの顔が見る見るうちに紅潮した。
「さ、やってみましょ。」
「せやけど、な、何にもあらへんし…。」
「確かにそうだすなぁ。お稽古するお道具…あ、お台所から擂り粉木持って来まひょか。」
「嫌やぁ!」
「もー、我が侭仰って…あ、あれでどうだす?」
うめはあさの文机の上に置いてある飴の袋を指差した。
「飴でどないすんのん?」
「あれやったらあきませんけど、五寸くらいに切ってもろたらそれらしいなるんやないかと。」
「せやな!ほな、買うてきて!あ、こっそり行ってな。店の人にわからんようにこそっと行ってな。」
「買うてきましたで。」
うめは風呂敷包みから十数本の飴をあさに渡した。
「おおきに。さ、頑張るで!」
早速一本口に咥えた。
「ええっと…まずは……あ、この飴おいひいな。」
「おあさ様!味おうてる場合ちゃいますやろ!」
「せやった!」
「ほなもう一度!」
0018「若奥様、健闘する」(4/4)2015/11/18(水) 22:34:36.48ID:TAKEEfzm
「今日はあさちゃんはどないしたんや?」
夕餉の時、普段なら正吉、新次郎、榮三郎に給仕をする筈のあさがおらず、代わりによのが給仕をしていた。
「何や具合が良うないらしいて、なぁ?」
よのが廊下に控えていたうめに声をかけた。
「申し訳ございません。少々お風邪を召されたようで…。」
「今朝も店の方に出て来えへんかったて雁助が言うてたからなぁ…お医者はんは診せたんか?」
正吉がうめに尋ねた。
「い、いえ、そこまで大したことはございませんよって…もうお薬も呑んでお休みになってます。」
「ほうか、なら大事にな。明日も無理せんでええ言うといて。ほんで、こっちはええさかいにうめはあさちゃんに
ついててやりなさい。」
「ありがとうございます。」

「おあさ様、お薬でっせ。」
うめが煎じ薬をあさに差し出した。
「これ苦いから嫌や…。」
「仕方ありませんやろ。それやったら何で買うて来た飴ほとんど召し上がってしまいはりましたんや!」
「だってお稽古せなあかんし…おえっ…苦い…。」
「あれだけ飴召し上がったら胸悪うなって当たり前だす!」
「お義父様と旦那様には…。」
「お風邪や言うてあります!」
「おおきに…。」
べそをかきながら何とか煎じ薬を飲み下した。

「あさ、具合はどないや?」
「旦那様!」
新次郎が入って来たのであさは慌てて布団から這い出た。
「構へん構へん、風邪なんやから寝とり。疲れが出たんやろ。」
「すんまへん…うっぷ…。」
「うめ、あとはわてが付いとくさかい、お前はんはご飯食べといで。あ、その前に茶ぁ頼めるか。」
「へえ、かしこまりました。」

(あさは頑張り屋さんやさかいなぁ…)
寝入ってしまったあさを愛しげに見つめて頬にそっと触れた。
(昨夜もまた大福帳とにらめっこしとったんやろ…何やこれ?)
あさの文机の上に五寸ほどに切られた飴が数本紙に包まれて置いてあった。
(何で細こうに切ってないんや…?それにこれは…)
大福帳の間に隠されるように風呂敷包みが顔を覗かせていた。
(これはお母ちゃんの風呂敷やな…何やろ?)
新次郎が好奇心に駆られて包みを解いた。
(絵草紙かいな?女同士で貸し借りしとるんかいな。どれどれ…ゆっくり読ましてもらいましょか)
うめが用意したお茶をひとくち含んだ。
「んぐっ!げほっ!!…何やこれは!?………ぷっ…くくくっ…!な、なるほど…!」
新次郎は一瞬、まるで知らない生き物でも見るかのような視線をあさに送ったが長いままの飴と本とを交互に見やる
うちの大体の事情を察したらしく、あさを起こさないよう声を殺して笑い転げた。
0019「若奥様、健闘する」2015/11/18(水) 22:35:29.28ID:TAKEEfzm
お終いです。入れ忘れてました。ありがとうございました。
0020名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 01:57:10.09ID:KyLXFsDH
録り貯めた先週を今みたら、新次郎エロ過ぎて吹いた。
亀さんを大福買いに行かせてなにしたんだよ!
0021大福を求めて2015/11/19(木) 02:04:25.52ID:KyLXFsDH
妄想が行き過ぎて投下
新あさ
無理なら飛ばしてちょーだいな


だ!旦那様!あ、あの!」
あさを抱きしめていた手が、そっと胸元に差し込まれた。
「だ!だ!んー!!」
新次郎はうるさいあさの唇を塞ぐ。
「静かに。こうした時は静かにするよういつも言ってるやろ」
合わさった唇は熱く、何度も何度も重ねられる。
不思議や。
旦那様が口付けるとまるで周りの時が止まったように感じる。私の名を呼ぶ声に胸の鼓動が早鐘の様に鳴り響く。いつもはなんとも思わない旦那様の顔、いや瞳が身体を熱くする。

邪魔な着物をさっさとはぎ取ると白く滑らかな肌を熱い手が走る。頬を撫で、首、肩、乳房と長い指で辿ればあさから小さな声が漏れた。
「あさはこれが好きでっしゃろ?こんなにせんかったのは初めての時いらいやなぁ。教えた事忘れてへんか確かめてみんとなぁ」

長い指をあさの口に差し込むとくるりと回す。小さな舌をくすぐるように触れば、あさはねっとりと絡める様に舐め啜った。
「んっ、んっ」
少し苦しげな表情をしながら、涎をたらし一生懸命指を舐めるあさに新次郎の口元が嫌らしくニヤリとあがる。
「そうや。呂の字に舌を回すんや」
差入れた指を抜き、濡れた唇を親指で拭う。
今度は自分の唇を重ね、吐息と共に舌を絡ませた。
口吸いだけで四半刻。大きなあさの目はウルウルと涙に濡れモジモジと足をすり合わせる。
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