ボクはミリアさんから身体を引いた。結合部が離れる。姿を現したペニスはミリアさんの蜜でとろとろに潤っている。
「あァッ、シオン様ァ…そんな……」
すぐにミリアさんが泣きそうな声で叫んだ。
「ミリアさん、バックからしてあげるね。うつぶせになって、お尻をつきだしてごらん」
「こ、こうですか?」
ミリアさんは肩で息をしながらもなんとか体勢を変えてくれた。ミリアさんの可愛いお尻がボクの目の前に突き出される。
「うん、いくよ」
ボクはうしろから、ミリアさんの腰を掴み、挿入した。バック、いわゆる後背位での結合だ。
しぼりとられるようなキツさはあったけど、一気に根元まで埋まった。今度はボクのヘアがミリアさんの可愛らしいアヌスと接触した。
「あ〜ッ、シオン様……!!」
ミリアさんが甘さたっぷりの嗚咽をする。ボクは本能の赴くまま、腰を突いた。
ひと突き、ひと突きに、ミリアさんの身体が躍動した。
背筋をククッと反らし、突き上げたお尻を震わせ、指を噛んだかと思うと、すすり泣きながら髪を振り乱す。
見ているだけでも、刺激的で愛らしい裸体だった。
それに加えて、秘部の締めつけも甘い味わいをどんどん増している。
あたたかく包み込んだ内部が、ボクの分身に吸い付くように密着して、さらに波打つように締めつける。
甘い蜜がたっぷりと付着してボクのペニスに絡みつき、ボクをとろけさせる。
「ああッ、すごい……シオン様、ああッ……わたし……わたし……」
ボクはのしかかるようにして動きを速めた。ミリアさんの動きとボクの動きが、完全に一致した。