女装SS総合スレ 第13話 [無断転載禁止]©bbspink.com
0002名無しさん@ピンキー2016/06/02(木) 22:37:21.14ID:LfijtfKJ
【既存の女装関連スレ】

強制女装少年エネマ調教 ネオ×8
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1437469070/

ニューハーフ・シーメールでエロパロ
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1390122927/

↑のシチュに該当するSSはこちらのスレでお願いします。



【隣接ジャンル】
女にお尻を犯される男の子8
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1287824025/

強制女性化小説ない?Part51
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1423545655/

男装少女萌え【11】
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296266561/

【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】8話目
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1338195162/

立場だけの交換・変化 8交換目
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1411385081/

男の娘でエロパロ!
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1272566973/

強制女性化小説ない?Part51
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1423545655/

立場だけの交換・変化8交換目
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1411385081/
0003名無しさん@ピンキー2016/06/02(木) 22:37:35.14ID:LfijtfKJ
ここは既存スレに該当しない女装関連のSSを総合的に取り扱うスレです。
無理やり女装させて、嫌がったり、恥ずかしがったりするのをニヨニヨするのもよし、
自分の意思で女装させ、女よりも女らしい子を目指すのもよし、全ては書き手の自由です。
女装っ子を愛でながらまったりと盛り上げていきましょう。

※次スレは>>980または、485KBになったら立てて下さい
(直近に投下予定のある方は、投下作品の容量に応じて前倒し願います)

※age・sageについては各々の判断でお願いします
0004名無しさん@ピンキー2016/06/02(木) 22:38:10.17ID:LfijtfKJ
皆様どうぞこのスレをよろしくお願いします
0008名無しさん@ピンキー2016/06/04(土) 02:32:32.03ID:1KeRo/ZL
ツインテールのウィッグでお兄ちゃんに髪コキする弟男の娘下さい
0031名無しさん@ピンキー2016/11/01(火) 22:57:46.36ID:kCrC5YDp
妄想の書きこみも「こんなの読みたい」っていう雑談もないしな
0032名無しさん@ピンキー2016/11/04(金) 02:54:30.54ID:EZ0mtIc/
ただでさえエロパロ板全体が過疎気味な上に
女装系は幾つか存在してるからレスが分散しちゃうんだろうな
0033名無しさん@ピンキー2016/11/04(金) 03:20:07.05ID:kQzuY5n3
かわいいかわいい言われてる男子が
内心女装したくてたまらないけど秘密にしてた(つもりな)のを
友人に誘われてイベントで女装
案の定ちやほやされて興奮の絶頂に居たところをクラスメイトの女子に発見されて
煮たり焼かれたりする

女装なんて完全に論外キモいだけと思ってた男子が
罰ゲームで女装
案の定キモイだの何だの罵倒を浴びせられて路地裏で泣いているところを
姉の友達に発見されて慰められる

女子校に新しく入ってきた転校生は
実は特命を受けて潜入した男子
ターゲットの生徒を性的に落とす事で偉大なる目的が達成されるのだ
0034名無しさん@ピンキー2016/11/05(土) 06:56:56.35ID:Qzke3ZL5
今考えてる話しがいくつかある
ヤンキー高校の覇権争いに負けた不良がヘッドの女にされてヤンキー校の姫になる話なんかどうかな?
0035ほしゅ2016/11/06(日) 22:56:53.74ID:XC+Ptjzy
久々に書いたら思いっきり長くなってしまった
ので、二日に分けます
0036ほしゅ2016/11/06(日) 22:59:49.19ID:XC+Ptjzy
 気が進まない相手だった。
 もともと契約していた父親の方は前戯も挿入後も全体的にローペースで、焦れったさを
感じる事もあるが、それでも射精させてくれるし顔にかけたりはしないし、事後は落ち着く
まで優しく抱きしめてくれたりお風呂を先に使わせてくれたりと最後まで女の子っぽく
扱ってくれる紳士的である。
 ところが今日、これから会う息子の方は親の七光りを絵に描いたような偉そうな奴で
お世辞にも良い客とは言えなかった。
 最初の時は後ろ手で縛られて道具みたい扱われたし、その次は外から丸見えの窓ガラスに
全裸で押しつけられ立ちバックで散々突かれたし、前回に至っては目隠しされた上に頭を
掴まれ喉を犯されたし、しかも決まって最後は這いつくばってのお掃除フェラだ。
 そして今回、その息子が通っている高校へ、その学校の女生徒の格好で放課後に出向く
ように指示された時点で嫌な予感はマックスである。
 「ハードなプレイも良いって言ったけど……」
 そういう仕事も受ける旨は了解しているので文句は言えない。痣が残ったり傷が付いたり
しない限り少々乱暴でも構わない分、他の子よりも料金も高いのだから当然だ。
 しかも自分が演じているショートカットの無口クール系の美少女を好む客には自分が
優位に立って恥ずかしい所を見たがるタイプが多いのも、同じ男として理解できる部分が
少なからずある
 「はぁ〜ぁ」
 結局、溜息を付きながら指定された校舎裏へと一人で歩いて行くしか無い。
 「……でも若い子のおちんちんの方が美味しいし、良いかな?」

 が、その僅か数分後に腕を掴まれ体育倉庫に連れ込まれ早くも後悔した。
 「ってマジかよ、どっから見ても女だろ!?」
 「良いじゃん良いじゃん、カマとか気持ち悪りぃって思ってたけど、これなら
全然イケるわ俺!」
 「だ、大丈夫なんだよな? 本当にウリなんだよな?」
 「だから大丈夫だって言ってんだろ、金払ってんだし! ケツが嫌だったら
口とか好きなだけ突っ込んでも良いから。こいつ喉細ぇし最高だぜ?」
 かび臭い部屋でガラの悪そうな男子生達徒に囲まれた。
 これは明らかに契約違反だ。
 というか輪姦しようとしている様にしか見えない。
 「……こんなの、聞いてないけど?」
 ジロリ、と横目で睨んでやるが怯む様子はまるでない。
 「ンな面で睨んだって恐かねぇよ! このビッチが!」
 「はは、早く犯っちまおうぜ!? 大声出されたら面倒だしよ!」
 「だよな? だよなっ?」
 「お、男だったら剥がなくても良いよな、な? 俺、前から制服着た下級生の
髪とか顔とかにブッ掛けてみたくて……」
 男達は自分の完璧な女装っぷりに目を血走らせ興奮して切っている。
 こんな状況で無ければ嬉しいのだけれど。
 「……屑……」
 たった一人を集団で犯すだけでも男としては十分に格好悪いのに、わざわざ
金で買った女装子を騙して連れ込むとか、もはや終わっている。
 万が一を見越して貸して貰い、手の中に隠しておいた発信器の唯一のスイッチを
オンにしてながら蔑んだ目で男達の姿を見回す。
0037ほしゅ2016/11/06(日) 23:02:53.93ID:XC+Ptjzy
 「それだよそれ! ンな生意気な面した女を犯すの最高なんだよ!!」
 鼻息を荒くしながら件のどら息子が眼前に迫る。
 が、時間を稼ぐために敢えて上目遣いに睨み返して断固とした意思を示す。
 「……最低……!」
 こういう輩は、犯すことにも増して自分より弱い相手を屈服させて威張り散らすのが
大好きだと相場が決まっている。弱者らしく物理的な抵抗をせず精神的に抵抗した方が
身の危険は遠ざかる筈。
 もっとも、その後の肉体的な苦痛は増大するだろうが。
 「い、良いから早く犯ろうぜ? な?」
 「見つかったらヤベぇんだしよ、早く縛っちまえよ!」
 他の男は早く犯そうと盛んに煽るが、どら息子は脅かして強さを示す方が大事らしい。
 案の定である。
 「るっせーよ! 金払ってんのは俺だろうが、良いから俺が喋ってる間は黙って
見てろや、あぁ!?」
 お金を払ってるのはお父さんでしょ、と心の中で指摘してやる。 
 「だいたいなぁ、俺ぁ前から気に入らねぇんだよ! 親父が贔屓にしてのかどうか
知んねぇけど、いつもいつもスカした面しやがって! 女じゃないから好きにヤっても
出来ねぇし金出すのも親父だから我慢してヤってたけどよ、要は親志のお下がりじゃ
ねぇか! 金払ってんのに姉貴みたいな顔で俺をみるんじゃねぇよ、ああっ!?」
 「…………はぁ」
 呆れかえって溜息しか出ない。
 どうやらというか、やはりお世辞にも出来が良い息子では無いらしい。
 自分を乱暴に扱ったり輪姦しようとするのも、どうやら優秀らしい姉とやらと比較され散々に
扱われたコンプレックスからくる逆恨み的な物が根源にあるようだ。それを親の金で買った
相手に手下を引き連れてぶつけるなんて、もはや救いようも無い。
 とは言え、そろそろ引き延ばしも限界が来そうだ。
 他に少しでも時間を……
 「俺が喋ってのに何横向いてンだ! 舐めてんのかオラァッ!?」
 「うぐっ!?」
 逡巡の為に僅かに視線を反らした瞬間に胸ぐらを掴まれた。
 そのまま華奢な体が持ち上げられる。
0038ほしゅ2016/11/06(日) 23:05:46.37ID:XC+Ptjzy
 「おい、こいつメチャクチャにすんぞ! ボコボコにしてから二度と逆らわねぇくらいに
徹底的に犯してやんよ。ひん剥いて穴が元に戻んなくなるまでヤリまくってオモテに放り
出してやるよ。俺を舐めたらどうなんのか教えてやるからよぉ、覚悟しろよなァ!?」
 「お……おいおい、それはちょっと……拙くね?」
 「待てよ、俺らは別にそこまで……」
 「だよな? 俺、安全にヤれるって言われたから来ただけだし……」
 唾をまき散らし、正気を疑うような目つきになった主犯の尋常ならざる様子に怖じ気づいた
他の男達は腰が引け始めている。
 あれでは勃つものも勃たないだろう。

 と、遠くから複数のエンジン音が近づいてきた。
 「……き、来てくれた?」
 息苦しさの中でも生徒達の悲鳴、複数の急ハンドルの音やクラクションがはっきりと
聞き取れる。きっと急ぐために車のままグラウンドに乗り込み、そのまま真っ直ぐに
向かってきてくれているのだろう。
 「な、なんだよ?」
 「おいおいおいおい……」
 「やばくね? これ、マジでやばくね?」
 やがて扉の直ぐ外での急ブレーキ、車のドアが次々と開け放たれる音、複数の足音、
そして扉の向こうで見張りでもしていたのだろう若い男が苦痛に崩れる声。
 そして……
 「大丈夫ですか、お嬢っ!?」
 黒服の男達が次々と雪崩れ込んでくる。きちんと折り目の付いた背広に高級そうな
ネクタイをしているが、皆揃って真っ当なサラリーマンとは明らかに違う物騒な
雰囲気を纏っている。
 「た、助けて……」
 次の瞬間、どら息子の体が後方に吹っ飛び、背中から跳び箱に激突して崩れ落ちる。
 そして空中に投げ出された体は落下する途中で逞しい腕で抱き留めて貰った。
0039ほしゅ2016/11/06(日) 23:08:49.69ID:XC+Ptjzy
 肩を抱かれ、(別に服を破られてはいなかったが)背広を羽織らせて貰いながら外に
出ると黒塗りの乗用車が三台も横付けされ、その外側で教師らしい大人達と黒服の一人が
対峙していた。
 「な、なんなんですか、あなたたちは!?」
 騒ぎを聞き駆けつけた教師達は五人もいたが、黒服は眉一つ動かさず平然と答える。
 「なに、ちょっとしたトラブルですよ。もう粗方片付きましたし、あとは内々に処理
しますのでお気遣い無く」
 「お気遣い無くって……あんたなぁ!」
 倉庫の側で倒れ気を失っている生徒の姿に気がついたらしく、教師達の中でも一番恰幅の
良さそうな一人が進み出るが。
 「それでは率直に」黒服の人睨みで動きが止まる「その中に、此処の理事のご子息さんが
いるんですがね。あろうことか中学生の男の子を買ってお宅の学校の女生徒の格好させた上、
ここに無理矢理連れ込んで他の男子生徒達と共謀して輪姦しようとしていたんですが、
出るところに出ますか?」
 「な……!?」
 教師達の驚愕の視線が自分に集まる。
 「本当に男なのか確かめさせろ、というなら然るべき場所で確かめさせて頂いても
構いませんが、それは重要ですかねぇ?」
 見たことのない顔の制服姿の少女が髪を乱し、フラつきながら大人に支えられて
体育倉庫から助け出されている。
 その少女が誰だろうと性別がどうであろうとであろうと大問題であることには
何ら変わりは無い。
 それは一目瞭然だった。
 「ああ、ご心配なく。先ほども言いましたが、あとは理事……あちらの親御さんと直接
話して示談で済ませますので、ここで余計な口を挟まず大人しく帰してくれれば校内で
強姦未遂なんて大事件は外にゃ漏れたりしませんよ。先生方は生徒への説明だけ
考えて頂ければ結構です」
 これで話は終わりだ、とばかりに黒服達は学校側の返事を待たずに手際よく撤収を
はじめる。
 それを愕然見つめるばかりの教師達は言葉も出ないようだ。
 「さぁお嬢、乗って下さい」
 優しく促されて後部座席に乗り込むと、やっと人心地ついた。
 「どうしますかお嬢、なんならホテルに部屋を取って、気持ちが落ち着きまで御一人で
しばらく……」
 この黒服達も、自分が特別な男娼であること以外は何も知らない。
 当然ながら本当の名前も自宅の場所も。
 「……いえ、事務所までお願いします」
 一人になったところで気分は晴れない。
 いまは、唯一心を許せる仲間達の所に戻りたかった。
0040ほしゅ2016/11/06(日) 23:10:19.41ID:XC+Ptjzy
 そうして丁重に送り届けてくれた黒服達に礼を言い、事務所に戻ると自分と同じ
年頃の女装少年達が普段通りに和気藹々と談笑をしていた。
 その見慣れた光景に緩みそうになる顔を横を向いて隠しつつ、普段通りに何の興味も
なさそうな振りをしながらバスルームに向かおうとするが、
 「あ、れーちゃん! おっかえりぃ〜!」
 仲間の一人、茶髪で派手目のメイクをしてギャル系を自称するトモがぶんぶん手を
振って迎えてくれた。
 「お、早かったじゃん」
 「お疲れ様ぁ〜!」
 「お疲れ様ですっ!」
 「た、ただいま……」とても嬉しかったが、素直に喜ぶキャラではないので急ぎ足で
リビングを通り抜ける「……じゃあ私はシャワー浴びてくるから」
 「って、ちょっと待ったぁ!!」
 ところが、あと少しの所でトモに腕を取られ引き留められてしまった。
 「な、なに……?」
 「いまね、ちょうどレイちゃんの話をしていたところなの」と床に散らかした
スナック菓子の中央で女の子座りをしているゴスロリ少女、仲間内では次女ポジションの
ツカサが満面の笑みで教えてくれた「レイちゃん、そういうこと余り気にしないかも
知れないけど……本人の居ないところで盛り上がっちゃうのって余り良いことじゃない
でしょう? だから少しだけ付き合ってくれないかなぁ?」
 お願い、と可愛いウインクと一緒に手を合わせて頼まれては断るに断れない。
 「……少しだけなら……」
 渋々、というを表情を作りながら手近なソファに腰を下ろす。
 「疲れてるのに、ごめんなさいね?」
 「べ、べつに……」
 こうして輪に加わると、不思議なほどに心が温かくなる。
 「はいお茶。砂糖二つで良かったのよね?」
 すかさずティーカップを差し出したのは一番小柄なイオリ。育ちが良いらしく、
この子の煎れる紅茶は非常に美味しい。
 が、どうやらコレを飲み終わるまでは解放してもらえないようだ。
0041ほしゅ2016/11/06(日) 23:12:34.95ID:XC+Ptjzy
エロは後半にて

>>34
スレチじゃないなら、好きに発散して良いと思いますよ
0042ほしゅ2016/11/07(月) 21:52:55.25ID:LA7LAEjc
 「それでね、レイちゃんも居てくれることだし話を戻すのだけど……」
 「実はね、昨日ねっ!」と心底嬉しそうなトモからは自慢したいオーラがガンガン
放出されてる「アタシね、ケイちゃんのお口処女を貰っちゃったんだ〜!」
 「ト、トモってば! そんなに何回も大きな声で言わないでよぉ!」
 向かい側のソファに座り嬉しくて仕方ない様子で体を揺らすトモ。その横で
恥ずかしそうに縮こまっているのが黒髪ツンテールがケイ。私生活でもトモと親しい
らしい大人しそうな彼女が一番の新入り。
 いまのところ末っ子ポジで、数少ない推定処女の一人である。
 「でもでも、しゃぶったって言ってもトモの小学生チンコでしょ?」
 「あれってフェラに入れて良いのかなって感じだよね?」
 「エロいって言うより可愛い絵面しか思い浮かばなくない?」
 「それ以前に、あれで処女膜が破れるのかが疑問……」
 他の仲間達から一斉にツッコミが入る。トモが包茎、短小、パイパンの
三重苦なのは皆が知っている事実なので、主に猥談中心となる女装男娼少年の
集いでは当然の流れだ。
 「お、大きさとか全然関係ないじゃん! 要は、けーちゃんがちゅぱちゅぱして
ごっくんまでしてくれたことがジューヨーなんだしぃ!」
 「あの玉から出る量なんて、せいぜいスプーン一杯? ゴックンどころかチュルッ
、で終わっちゃったりして!」
 「そ、それは流石にトモちゃんが可哀そ……うぷぷぷっ」
 「そこモロに笑うなーっ!!」
 からかわれているトモも目は笑っているし、茶化している女装少年達も暴れる
トモと照れるケイを微笑みで見つめている。
 つまり、この場所この仲間達でしか出来ない本当の意味での明けっ広げな
コミュニケーションを皆楽しんでいるのだ。
 「それでね、レイちゃん?」と、いつの間にか横に座っていたツカサが
ホワイトマシュマロの袋を差し出してくる「弄られっぱなしのトモちゃんを
助けようとしたケイちゃんが、話題を変えようとして誰のが一番大きいんですかって
質問してきて、そこでレイちゃんのお話になってた所なの」
 「ふ、ふ〜ん……」
 全然気にしていない風を装いながら、差し出された袋からマシュマロを一つ
取り出して口の中に入れる。
0043ほしゅ2016/11/07(月) 21:54:10.86ID:LA7LAEjc
 「べ、別に深い意味は無いんですけど……私、一番大きいのはミケさん
なのかなって思ってたから……」
 えへへと申し訳なさそうに、はにかむケイ。
 いま、ここにいないミケは推定最年長で名実ともに長女。
 健康的に日焼けした肌と引き締まった長い手足、そして最も高い身長と雑な
言葉遣いながらも実は面倒見が良い姉御肌で皆も一目置く存在だ。
 「まぁ、そう思うのが普通だけど……実は前に擦り合わせたときは私の方が
大きかったのよね。もっとも僅差でだけど?」
 優雅に小首を傾げるツカサ。
 「でもレイちゃん程じゃないでしょ?」
 「そりゃレイちゃんが一番なのは間違いないしぃ」
 「それ目当てのお得意さんもいるくらいだもんね、レイちゃん。これも
ギャップ萌えって奴なのかなぁ?」
 確かにレイを指名する客は何人も居て、その人達は決まって立ちバックで
激しく突きながらレイの巨根を両手で扱き、自分が射精すると同時にレイが
鏡とかタイル壁とかに大量に撒き散らす所謂『トコロテン』を好む傾向が
強い気がする。
 あとは騎乗位で腰を振るレイの勃起が盛大に揺れる光景が一番興奮するとか
なんとかも良く言われる。
 そう言えば、部屋の電気を消したことが殆どなかったような気も?
 「ほんと、人は見かけによらないって感じぃ」
 羨ましそうなジト目を向けるトモ。
 「……トモだって指名……多いじゃない」
 遊び慣れてる中高学生くらいのコギャルが、脱いでみると股間は小学生並み
というレイとは真逆のベクトルでのギャップで、トモも特定の需要層からの
人気は高いし、こう見えて常連の割合が一番多い一人だ。
 「えへへっ、それほどでも……」
 と素直に喜ぶ性格も人気の秘訣かも知れない。
 「でもほんと、意外です」
 そのトモの横から自分の股間を見つめているケイ。
 まだ誰にも抱かれたことがないらしい黒髪ツインテール少女の瞳は清純な
輝きを残していて、真っ直ぐに見つめられると何だかむず痒いというか、
気恥ずかしさを感じてしまう。
 と同時になんだかムラムラしていた。
 「……気になるなら、見てみる?」
 「え?」皆の目が、点になった「えぇぇぇっっ!?」
0044ほしゅ2016/11/07(月) 21:55:38.47ID:LA7LAEjc
 「え? あ……あの……」一瞬遅れて、レイも顔が熱くなる「えっと、これは……
つまり、えっと……」
 何故、そんなことを口走ってしまったのか自分でも分からない。わからないが、
今更引っ込めるのはキャラ的に有り得ない。
 「あのレイちゃんが……」
 「どういう風の吹き回しなんだろ?」
 「あわ、あわわわわわっ! 私、そんなつもりじゃ……」
 慌てふためくケイの視線がレイの顔と股間を何度も往復する。その初々しい
反応を見ていると何だか……
 「勃っちゃったかな、レイちゃん?」
 「ぴぃっ!?」
 耳元で囁かれ、妙な声を出してしまった。
 「隠さなくても良いのよ。私なんて初日にムラムラってきてトモちゃん出し抜いて
食べちゃったし」と全く悪びれた様子も無い艶っぽい声でしな垂れかかってこいる
ツカサ「ほらほら、本人だって興味津々みたいだし、見せる代わりに舐めてってお
願いしてみたらどう? お小遣いあげたら契約成立だし、あのちっちゃな唇で先っぽ
パクってされて、お口の中でレロレロされるのるのを想像しただけで興奮してビンビンに
なっちゃうでしょ?」
 「っ!」
 想像したら本当に大きくなって来てしまった。
 「ねぇねぇ、ケイちゃん?」
 「は、はいっ!」
 「レイちゃんから、ちょっとお願いがあるらしいわよ?」
 「お、お願いですか!?」
 不愉快な出来事があった所為か、ツカサの言葉でケイが唇が妙に気になる。
 ナチュラルメイクで化粧っ気を感じさせないリップから目が離せず、喋ると動いたり
開いたり、口の中が僅かに覗いたりする度に性欲が高まってくる。
 「ほら、レイちゃん!」
 「ぴゃいっ!?」
 不意打ちで肩を叩かれ、またしても珍妙な声を出してしまった。
 「あの……お願いって何ですか、レイさん?」
 上目遣いの視線を向けられ、思わず生唾を飲み込んでしまう。
 ツカサが言っていたとおりビンビンだ。
 「……えっと、ケイちゃんがど、どうしても見たかったら……」顔が真っ赤に
なっているのは自分でも分かっているが、それでも精一杯の無表情を装いつつ
胸ポケットの財布から紙幣を取り出す「……これでお口を売ってくれたら、
好きなだけ見てせてあげる」
 クールに振る舞っても、立ち上がったスカートに出来た立派なテントで何もかも
台無しだった。
0045ほしゅ2016/11/07(月) 21:57:43.17ID:LA7LAEjc
 「うわ、すごい……」
 レイが自ら捲り上げた制服のスカート。
 その前に跪き、可愛い手で女物の下着を下ろしたケイは中から出現した大人
顔負けの凜々しい物に目を丸くしている。
 「ほんと、いつもながらの大迫力っ感じ」
 「これはオジサマ達に大人気なのも頷けるわよねぇ」
 「しかも、あれでまだ白いってのがポイント高いよね〜」
 だって男に扱かれた回数は数え切れないほどあっても、女の子の味は
全く知らない正真正銘の童貞なのだから仕方が無い。
 というかギャラリーには出来れば黙ってて欲しい。
 「ケイちゃん、こんなに大きなおちんちんを舐めるのは初めてよね?」
 とは言えツカサのフォローだけはありがたい。
 なにせ普段は客の質問に最低限の単語で答えてるだけだし、いまにも滴が
垂れ落ちそうな勃起を早く気持ちよくして欲しいと催促するのはキャラ的に
合わないような気がする。
 「は、はい。トモのしか知らないから……」
 「えっへん!」
 と胸を張るトモに何だかイラつく。
 「じゃあ、上手に出来なくても良いから気持ちよくしてあげましょ。まずは
両手で根元の方を優しく包んであげてみて?」
 「こ、こうかな……?」
 「っ!」
 室内の適温に晒されていた急所が柔らかい人肌に包まれ、その心地よさに
思わず震えてしまう。
 まるで素人みたいで少し恥ずかしい。
 「良い感じね。それじゃあ次は、お口の中に唾をいいっぱい溜めてから、
先っぽからくびれの辺りまで……っと、これは口で説明するよりも実践して
貰った方が早いかな。ちょっと待ってね?」
 ごそごそごそ、と自前のバッグの中からプラステック製のハチミツ容器を
取り出し、中身をレイの亀頭に床を汚さない程度に垂らす。
 「これで暴発させちゃ駄目だからね、レイちゃん?」
 そうして柔らかい指先で塗り広げられると、真っ赤な先端が怪しい光沢を
放って一層淫靡に見えてくる。
 「いい、ケイちゃん? これを綺麗に舐め取ってみて、唇は付けないように、
でもベロは付けたままペリペロじゃなくてレロレロ〜って感じで這わせて顔を
動かして嘗め回すの。わかる?」
 「は、はい。こう……かな?」
 「んん〜〜〜っ!」
 敏感な粘膜部分の、それも裏側を最初に舐められて体が震える。言われる
まま丹念に舐め清める小さな舌の濡れたつぶつぶが気持ちよすぎる。
 「そうそう、上手上手! 私の知ってる限りだけど、大っきい人はくびれの
辺りが敏感だから丹念に、何度も舐めてあげて」
 ツカサのフェラテクはナンバーワンだと言われている。その指導を素直に
聞きながら忠実に実行するケイの舐めテクは初心者とは思えないほどに
ねっとりとしており、下手をすると咥えられる前に射精してしまいそうな
くらいに濃厚だ。
 「ケイちゃんも同じ男の子ならわかるでしょ? レイちゃん、すごく
気持ちよさそうだよ?」
 「は、はひ……わかりましゅ……」
 舌を伸ばしながらなので酔っ払ったみたいな声になるケイ。さっきまで
清純っぽい顔をしていた子が、興奮で上気しながら自分の性器を嘗め回して
いる光景に勝手に跳ねてしまう。
0046ほしゅ2016/11/07(月) 21:59:33.64ID:LA7LAEjc
 「あの顔……きっとケイちゃんもスカートの中で『おっき』してるんじゃ
ないかしら?」
 「う、うん……」
 「あんなに可愛いのに、えっちぃ子よねぇ?」
 「う、うん……」
 ケイの愛撫に加え、ツカサの囁きで先走りが止まらない。これはもしかして、
フェラだけでも十分勝負出来るのでは無いかと錯覚してしてしまいそうに
なるほど扇情的なビジュアルポテンシャルをケイは持っている。
 「じゃあケイちゃん、そろそろパクってしてみよっか? あ、最初から
無理に口に入れなくて良いからね? まずは亀頭にキスする感じで軽く含んで、
おしっこの出口を舌先でコチョコチョしてあげて?」
 「…………ちゅ」
 「んんんんんっ!?」
 これがまた気持ちよかった。
 あの口で吸い付いて、あの舌で粘液を舐め取られてると思うと陰嚢が
キュッと収縮して根元が熱くなってくる。
 「うんうん! そのまま前後に顔を動かして……今日は全部お口に
入らなくても良いから顔を往復させながら少しずつ奥まで……亀頭が
一番感じやすいのは知ってるよね? だから出来たら……そうそう、
ずっと力を入れ続けなくても良いからくびれの所だけ引っ張る感じで、
あと手も動かして……」
 「ん……ん……ん……」
 ちゅぷ、ちゅぷ……とケイの口が卑猥な水音を立て始める。
 「よしよし! ケイちゃんも同じ男の子だし、あとは自分がして欲しいことを
すれば良いからね? 動きながらレイちゃんの顔を見て、反応を確かめながら
頑張ってね?」
 いくら指導が良くても技工自体は稚拙だ。
 だが物欲しそうにも見える潤んだ上目遣いと、上気した白い頬と、ケア用の
クリームを塗っただけの唇が粘液で濡るれ光る様と、更に処女という刷り込みの
相乗効果は偉大だった。
 「レイちゃんも! 先輩なんだから気持ちよくなるばっかりじゃなくて
ケイちゃんの髪を撫でてあげたりしなくちゃ! あと思いっきりピュッピュ
するのは良いけどイキナリは駄目だからね? ケイちゃんが飲めるように
してあげないと駄目だよ?」
 大人の射精を受け止め、飲み干すのは必須スキルだ。咽せて咳き込んで
吐き出すのが許されるのは援助交際のセミプロまでである。
 もっとも、咳き込む顔に撒き散らすフィニッシュを好むが客も多いが。
0047ほしゅ2016/11/07(月) 22:02:54.91ID:LA7LAEjc
 「うぅ〜〜〜〜〜っ!!
 気を遣えと言うなら大爆発しそうになるまで煽るな、とツカサに言いたくも
あったが非常に気持ちよいし、それ以上に先輩としてクールにスマートに演じ
きって格好良いところも見せたかったので、出かかった言葉は飲み込んだ。
 「ケイちゃん……そろそろ……っ!」
 返事の代わりに加速する手淫と口淫。きっと自分がして欲しい通りに
やっているのだろう。
 「そ、そのままじゃ喉に入って咽せるから、口の中がいっぱいになって
苦しいからっ……浅く咥えて手で強めに扱きながら舌で勢いを殺す感じで
……い、いくっ……!」
 ついでに吸引してくれると尚良かったが、皆まで教える前に限界を超えて
しまった。尿道を押し広げる快感と共に溜まりに溜まった欲望が一気に
出口に向かって殺到する。
 「い……くぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
 小さな頭を抱え、抱きつくように上半身を折りながら後輩の口の中に
射精する。
 「わわっ、ケイちゃんのほっぺがリスみたいに……!」
 「落ち着いて、けーちゃん! 指で尿道を圧迫したら勢いを調整
出来るからっ!」
 「我慢して! 吐いちゃ駄目よ、鈴口さえ口の中に入ってれば漏れないから
ぎりぎりまで顔を引いて!」
 いままで完全に忘れていたギャラリーの声援が聞こえる。
 自分もアドバイスらしい事が言えれば良かったのだが、一旦放出が
始まってしまう勢いを殺すのが精一杯で喋るのもままならない。
 結果、射精に合わせて飲み下すテクニックすら持たない処女相手に
思う存分吐き出してしまった。
0048ほしゅ2016/11/07(月) 22:07:20.91ID:LA7LAEjc
 「けぷっ……の、飲めました……」
 少し溢したらしく白濁の粘液で唇を汚しながら、それでも涙目で微笑む
健気な姿に……
 「そそられるのも分かるけど、まさか一枚だけでお掃除までして欲しいとか
言ったりしないわよね、レイちゃん?」
 「…………言わない」
 お見通しらしい隣の次女様にジト目で釘を刺されてしまった。
 というから少々やり過ぎてしまったのではないかと思い始めてもいる。
 実質的には初めてのフェラだった後輩相手にアドバイスも加減も殆ど出来ず、
最後は頭を抱え込んで最後の一滴まで口内射精とか、こっちが素人みたいで
格好悪かったような気がしないでも無い。
 「まぁケイちゃん可愛いし、ちょっとイジワルしたくなるのも仕方ないと
思うけど、アフターケアくらいしてあげたら? 先輩として?」
 「う…………」
 ごもっともなご意見であるが、別の問題があったりする。
 何も聞いていない仲間達は皆、レイは一仕事終えて戻ってきたと思い込んで
いるのだが、それは大間違いだ。
 もちろん輪姦されたかったなどというつもりは無いが、朝から入念に洗浄して
ローションマッサージで解して、ついでに挿入がスムーズに出来るようにと
拡張具を入れている所は不満たらたらなご様子。
 早く何か食べさせて、とばかりに疼いて勝手にくぱくぱしている。
 「う、疼く……」
 大好きな彼氏に喜んで貰おうと初フェラを頑張って、でも全部は飲めずに
口から溢しながらも彼氏に気を遣わせまいと一生懸命に笑顔を作る尽くす系の
女の子みたいなケイの側に行ったら、そのまま唇を奪って無理矢理押し倒して、
プラグを投げ捨てて騎乗位で一気食いしてしまいそうで非常に恐い。
 「れ・い・ちゃ・ん・?」
 「……聞こえてる」
 恐かったが、ここでヤリ逃げは色々な意味でよろしくない。
 仕方が無いので深呼吸して、とりあえず口を拭ってあげようとハンカチを
取り出しながら、
 「けーちゃん、超すごいじゃん! 超可愛い!」僅かな逡巡の隙を突いて
飛びついたトモに横取りされた「れーちゃんのを飲んじゃうなんてマジ信じ
られないよ! ヤバい、ヤバいって、けーちゃん!!」
 「きゃ! もう、トモってば……」
 押し倒しそうな勢いでぎゅうぎゅう抱きしめながら、口の周りの汚れを
嬉しそうに舐め清めてゆくトモ。
0049ほしゅ2016/11/07(月) 22:10:50.89ID:LA7LAEjc
 「それ、私の……」小さなの口を汚す自分のザーメンを他の子に取られる
光景が、何故か無性に腹立たしい「……ケイちゃん」
 「は、はい!?」
 トーンを落としたレイの声色に只ならぬものを感じ取ったケイが、トモに
抱きつかれ顔を舐められながら慌てて居住まいを正す。
 「さっき渡したお札、ちょっと貸して」
 口調は平坦だ。だが今は、その抑揚のなさが逆に恐い。
 「これ、ですよね?」
 「ふん!」震える手で差し出されたフェラの代価を神速で奪い取り、
苛立たしげに鼻を鳴らすレイ「これで成立だから!」
 「へ?」
 「え?」
 「は?」
 「お?」
 「だ、だからセッ……させてあげるから、こっち来て!」
 手袋の代わりにパンツを脱いでトモに投げつけ、アナルプラグも抜いて
床に落とし、急変についていけす唖然とする一同には見向きもせずケイの
手首を掴んで奪還すると有無を言わさずトモから引き離す。
 「あ、あの……?」
 「良いから来るの!」
 「でも……」
 「いっぱいサービスしてあげるから!」
 「さ、サービスって何を……」
 バタン、と二人が入った隣室の扉が閉まり内側からロックされる。
 「……ワケわかんないんだけど?」
 取り残されたトモが、投げつけられたレイの下着を摘まみ上げて
首を傾げる。
 「なるほどぉ」そして、拾い上げたアナルプラグの先端を口に
含んだツカサが何処か嬉しそうに呟く「レイちゃんも可愛いところが
あるのね。これはミケちゃんに教えてあげなきゃ!」

 その夜、思いつく限りの奉仕プレイで残らず絞り尽くされ、完全に
ダウンしてしまったケイは満腹になって我に返ったレイと、自分の
家に泊まるというアリバイ工作に協力したトモに甲斐甲斐しく世話を
されながら朝まで……
 「わお、けーちゃん昨日の今日なのに朝立ちしてるじゃん! じゃあ
早速一番搾りを口で……」
 「駄目に決まってるでしょ」
 「ちょ、れーちゃん自分は昨日お腹一杯食べたからってお肌ツヤツヤで
アタシの邪魔とかヒドくない? アタシだって、けーちゃんのお世話一緒に
頑張ったんだし一回くらい……あ、ちょっと、はーなーしーてー!!」
 「朝ご飯、すぐに持ってくるから」
 ……結局、帰宅は夕方になったという。

 
0050ほしゅ2016/11/07(月) 22:11:22.84ID:LA7LAEjc
ここまで
またネタが固まったら来ます
0053名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 02:31:38.15ID:iIv/dbJy
何をしているのか、一読しただけではさっぱり絵が浮かんでこない
表現方法や台詞回しをもう少し考えてみては如何だろうか
このままでは自己満足の域を脱することはできないでしょう
読んでくれる他人様のことを考えながら書きましょう
0055女装・保守12016/11/12(土) 23:44:53.61ID:myKsSVbg
 「慰(なぐさ)みもの」―

 少年だったケイトは、その言葉の意味までは理解できていなかった。
 今年で9歳になり、身体つきには若干「男の子」な偏りが見えつつあったが、生まれ持った童顔と柔らかい髪質、
華奢な手足は、まだまだ着る服次第で「女の子」に見える変装を容易いものにしていた。

 (僕は…これから何をすればいいんだろう?)

 ケイトの心の内に漠然とした不安と疑問が沸き起こる。しかしそれは、半分は「この現実から」目を背けたい一心
からの既に答えの出ている疑問だった。

 決してケイトの家庭は裕福ではなかったが、我が子を「売る」とまでは思ってもみなかった。
 田舎の片隅の、貧乏な家庭が地方領主様への供物として差し出した所謂、「生け贄」―

 中世における「奴隷」とは「普通の売買される商品」に過ぎない。
 つまり。

 もうケイトは、領主様に奴隷として買われた「物」だった。


 「そら!呆けてないで、もっと腰を動かさんか!」
 「あっ!……いっ痛!あいぃ!?……っうはあ!!」
 「おい、もっといい声で鳴かんか!」

 小太りの、油ぎった醜悪な顔の領主が、その顔を更に歪ませてケイトの稚拙な性交っぷりを詰(なじ)る。

 「ン!く!……は、いっ!…」
0056女装・保守22016/11/13(日) 00:22:53.23ID:Lbst+kgc
 カチューシャにフリルのついたエプロンドレス、基本となるベースカラーは白。
 細かい部分で他の家政婦とは違う部分はあれど、ケイトの今の
服装を一言で言うと「メイド服」で通じるだろう。

(…誰がどう見ても女の子にしか見えないな…)
 そして、髪もウィッグで背中にまで金髪が伸びていた。

 「昨日の交わり」から半日経過して、今は昼時。

 ケイトは普段、日々日中は本当のメイドさんよろしく、領主様の館で家事全般を
こなしていた。
 無論、年若い彼は失敗もあり、他のメイドさん達にも迷惑をかけたりした事もあったが、
彼(彼女)が領主様の「お気に入り」である事は広く知られていた為に、あまり
それをキツく叱る者はいなかった。
 一部に「変に逞しい時や部分があるみたいけど…」と疑問に思う者はいたが―

 (…「労働」自体は、別にそんなに苦は感じないんだよね)

 ケイトはその日のノルマ分の仕事をこなし、鏡の前に立って「夜」に備える。

 (口紅…使おうかな……)

 最初は「夜の躾係り」の老婆に強引に仕込まれて嫌々ながら、泣いて喚いて抵抗し、脱走さえ企てた事もあったが―

 「ここを逃げたら、お前の家族の内の誰かか、お前かのどちらかを殺す」

 その脅しが決して領主の虚言でないと確信に足るだけの惨状(前例)者をいつかに見せつけられて。


 「彼」は「彼女」になった―
0057女装・保守32016/11/13(日) 00:56:01.48ID:Lbst+kgc
 うるんだ碧眼と、長い金髪が薄暗い部屋で揺れている。

 「これで胸まであったら紛れもなく本物の「女」だ、なッ!……」
 「…うっ!…あ、」
 ケイトは、いま騎乗位で領主に犯されていた。自身のアレも当然―

 「後は、コレがなかったら…な!」
 ケイトの反り起った肉棒を、領主の指が力強く摘まんだ。
 「んひう!」
 「ほほう、よい声だ…夜伽(よとぎ)というものが肉体に染み付いてきたか…」
 (そ、そんなつもりはッ!?…)

 ケイトの頭の中で、まだ少年の「男」が即座に否定する―
 しかし、その部屋にあった鏡に写る「女」の姿が、その警鐘を次第にかき消してしていく―

 「さあ、いつものようにくわえて奉仕しろ」

 (…ぼ、僕は……「男」だ…でも……)
 「どうした?!ほれ早くしろ!」
 普段はもう「慣れて」いたのに、今さっきの領主の「夜伽」に馴染んだ、とした言葉で、ケイトに再び
「女装」している事への羞恥心が沸き起こりはじめ、領主の肉棒をしゃぶる事に
強い抵抗感、躊躇いが生まれた。
 「んぼ!?………んぐ!ぼっ!」
 「お前がやらんのなら、そら儂がしてやる!口を開け!この牝奴隷が!!」

 (ち……ちが!……僕は!、ぼ…!)

 ケイトは、領主に両手でその泣き顔をしっかりと挾まれて、臍まで
反りかえっていた逞しい肉棒を、精液ごと喉奥へと注ぎこまれた。

 「………っぷあ!はあ、はあ」
 「よく歯を立てなかったな、誉めてやる」
 (息……できなかっただけ…だ…)
0058女装・保守42016/11/13(日) 01:46:13.52ID:Lbst+kgc
 「も、もう僕……ダメ…」

 「何じゃ、もうお終いか?他愛もない…」
 「だ――」
 ケイトは「だって」と言おうとしたが、全て声に出す前に、目の前に飛び込んできた
第三者の「彼(彼女)」の姿を前に固まった。

 「なら今日はもう休め。続きは「こやつ」とやる」

 「………」
 小さく恥ずかしげに俯いてたが、その股間にそそり立つモノが確かにある。

しかし、自分と同じかそれ以上に彼、いや「彼女」は完璧な「牝奴隷」だった―

 それからの一部始終を見て。

 「りょ!…領主さま!わた、私っ!……」
 「おおう、締め付ける!締め付けよるわ!いいぞ、―!」


 ケイトはそう思った。


 彼(彼女)は、長いストレートの黒髪で。肌は色白、黒い瞳で。声もやや高め。
そして何より「娼婦みたいな仕草」がほぼ完璧だった。

 その「有り様」を見て、ケイトの心の内には、再び相反する男の精神と女の心の複雑な思いが沸き、
その身を引き裂かれる様な錯覚に陥った。

 その迷い苦しむケイトを、彼(彼女)を強引に犯する愉しみも、領主の狙いで
あるとは思いもよらぬまま―


                       〈完〉
0062名無しさん@ピンキー2016/12/06(火) 12:57:50.66ID:TsAzgVi6
>>60
あれ面白いの?あらすじとサブタイトルの付け方が独りよがりで、読む気がしないんだが
0065名無しさん@ピンキー2017/09/04(月) 21:34:11.84ID:7aRqonyF
>>54
「慰(なぐさ)みもの」を現代バージョンに書き換えていいですか?
変更していい部分といけない箇所を教えてください
0067名無しさん@ピンキー2017/09/05(火) 00:34:46.57ID:XXiqE0IC
このスレ内のみで認めるかこのまま過疎が続くか
七年前は荒れながらもスレに勢いがあったけど
今は違うし
0075名無しさん@ピンキー2017/11/25(土) 21:20:38.82ID:2XqBqZF4
枯れ木に花を咲かせようとしたら
どこからか非難の声
面白くないから書き換えるだけなのにな
0076名無しさん@ピンキー2017/11/30(木) 18:20:16.71ID:Ig6Y5NR3
ネット上で誰かが書いてたらそれでいいが、そういう人も減ってる気がするね
0077名無しさん@ピンキー2017/11/30(木) 18:57:19.95ID:18uNt/We
自分が欲している類いの評価が得られないなら腐りもするだろう、人間だもの
けど、評価するのは書き手本人ではなく、自分以外の読み手側なんだよ
それが正当な評価として受け止められないのなら、黙ってここを去るしかない
悲しいけど、それが現実だ
0078名無しさん@ピンキー2017/12/02(土) 17:42:42.57ID:sOm1rs/A
SSが無理なら理想的なシチュについて語っていかないか?
0079捕手2018/02/19(月) 03:00:26.74ID:Wy+O+1ZZ
「いよいよ来月から高校生だね。楽しみだなぁ高校生活」
幼なじみの茜が楽しそうに話すのを聞きながら僕は不思議な気分だ。
「どうしたの不思議そうな顔をして?」
気持ちが顔にでていたのだろうか?
「なんか自分が高校生になるのが信じられないんだ。高校生っていうのはドラマの中やラノベの中なんかの架空の存在だと思ってた……」
正直な気持ちを話すと茜は笑った。
「バカね、そんなはず無いじゃない。現に私のお姉ちゃんだって去年から高校生やってるじゃない?」
確かに茜の一つ上の姉、蒼さんは去年から今年僕達が入学することになる「私立叙総学園に通っている。
0080捕手2018/02/20(火) 01:23:30.28ID:i3pEsedb
>>79
「確かに理論上はそうなんだけど……でも、現実は理論通りにはいかないものだからね…」
僕は正直な気持ちを話した。
僕の中では高校生になるというのは、感覚的にはアメコミのヒーローやラノベの主人公に成ることと同じだった。
日常から非日常への量子的飛躍、それが高校生になるということだ。
ある日異世界に行くことと高校生に成るということは、同じくらい有り得ない、常識的に考えて起こるはずの無いファンタジーなんだと、強く確信している僕がいた。
「フウ…」
不安な気持ちが僕にため息をつかせる。
怖い、正直に言うと高校生になるのがとてつもなく怖い。
0081名無しさん@ピンキー2018/03/20(火) 03:15:39.81ID:budrMA+M
>>80
「何よ、ため息なんて吐いちゃって、もしかして高校生になるのが不安だったりするの?」
茜が僕の気持ちを言い当てる。どうやら不安な気持ちが態度に出ていたみたいだ。
「うん、だって僕みたいな平凡な男子が、こともあろうに高校生になっていいのかなって思うよ。余りにも分不相応なんじゃないかって不安になるよ」
アハハとおかしそうに茜は笑う。
「バカね。高校生なんて毎年何十万にもなってるじゃない」
確かにそのとおりなんだけど…
「だからといって油断は出来ないよ。たいていのラノベの主人公はそう思ってるんだから」
世の中で平凡な高校生ほど信用出来ないものは無い。
0083名無しさん@ピンキー2018/04/21(土) 20:14:09.59ID:r6bo2UJq
『性奴・鶴見琴梨の手記』

4月21日 土曜日

 僕には中学2年生の妹と小学6年生の妹がいます。
 昔は裕福で地元の名士でしたが、事業が失敗し、上の妹は三ヶ月前に花嫁修業として素封家の家に厄介になってます。
 僕は寮のある私立の名門男子校に特待生として、この春、入学しました。
 土曜日は英才クラスでの授業に参加させて頂く日です。

 学校は人里離れた場所にあり、特待生の僕は制服を着て、学校に行きます。
 ですが、学校に着くと僕は、まず保健室に向かいます。
 土曜日だけは保健室の先生が男の人です。40歳くらいで、地元の総合病院の病院長さまです。病院長さまもこの学校のOBでございます。
「いつまで我が校の伝統ある制服を着ているつもりだ?」
「……すみません」
 僕はおどおどと学ランを脱ぎはじめました。
「はやくしろ!」
 叱責されて、学ランとズボンを脱いだ僕は下着姿になりました。
 その姿を見て、病院長さまは嘲笑を浮かべました。
 当然でございます。僕は胸に木綿製のブラジャーをつけて、腰にはパンティを穿いているのですから……
 しかも、ブラジャーとパンティは白無地に赤いリボンのワンポイントと、いかにも清楚な中学生が着用しそうなデザインです。
「ブラを外せ」
「……うう、嫌だ」
「この学校では、特待生はいつも女言葉を使うはずだろう? 忘れたなら思い出させてやる」
 病院長さまが僕の股間に手を伸ばし、パンティの膨らみをグッと握りしめました。
「あ、い、痛いッ!」
「潰して本当の女にしてやってもいいんだぞ?」
「お、お許しください……もう逆らいませんから、許してください」
 僕は痛みに耐えかねて、弱々しく屈服の言葉を口にするのです。
 逆らえば逆らうほど自分の立場が悪くなり、加えられる惨めさと恥ずかしさが増すばかりなのは短い期間でわかっているのに、どうしても、耐えがたいのです。
 何が耐えがたいかというと、特待生はこの学校では女子として扱われるのです。
 いえ、女子以下……牝とか男子専用便器のような待遇しかないのです。

 ですから、特待生は自分で言うのもあれですが、アイドル美少女も顔負けの男の子しかなれないのです。

 
0084名無しさん@ピンキー2018/04/21(土) 20:44:47.13ID:r6bo2UJq
「さっさとブラを外せ」
「……はい」
 僕は背中に手を回してブラジャーのホックを外しました。そして、病院長さまの前に直立不動で立ちました。
「さすがにまだ膨らんでこないな」
 薄い胸板にピンク色の乳首を摘ままれました。
 病院長さまは机の上に鞄の中から注射器を出しました。
「あ……また……どうか、その注射しないでください」
「おまえは成績優秀者の性処理専用の女子生徒なんだから、少しでも女っぽいほうが生徒も張り合いがでるだろう?」
「うぅ……戻れなくなっちゃう」
「3年間の我慢だ。それで偏差値60程度のおまえのようなバカでも、我が校から卒業できるんだから感謝すべきだ」
 たしかに、この男子校は僕が逆立ちしても入れないようなエリート校ですが、僕の人生はどうなるのでしょう。
 最近、乳首の下が疼き、心持ちか乳輪が膨らんできたような気がします。
 その原因は、毎週、土曜日にされる女性ホルモン注射に違いありません。
「尻を出せ」
「お願いです……女言葉を使いますから……その注射はやめてぇ、あ、痛っ」
 女性ホルモンをお尻に注入されてしまいました。
 しかも、今日はそれだけで終わらないようで、新たな注射器が何本も鞄から取り出されました。
「な、なにをするの? もう注射は嫌です」
「前途ある母校の生徒たちを、胸のない特待生を抱かして、ホモ趣味に目覚めさせてもならないからな。プチ豊胸をしてやる」
「ぷ、プチ豊胸?」
「ああ、この薬液を入れて、オッパイを作るんだ」
「いや、嫌です……」
「特待生に嫌なんてないんだ。それにプチ豊胸なら三年もすれば身体に吸収されるから問題ない」
「それでも……嫌です。僕は男ですよ」
「いいや、おまえはこの高校を卒業するまでは、女だ。そうだろう? 鶴見琴梨ちゃん」
「ああ、そんな名前じゃないのに……」
 僕の名前はマコトでした。だけど、ここでは誰もその名前を呼んでくれません。
「あんまり駄々をこねていると、2年生の特待生のようにチ×ポを切って、オマ×コを作るぞ」
「ああああ、それだけはお許しください」
「そんなに怖いなら目隠しをしてやる」
 目隠しをされた僕は泣きながら、胸に注射をされる痛みと、胸が段々と重たくなる感覚に震えました。
「よし……終わったぞ」
 僕は鏡の前に誘導され、そこで目隠しを取られました。
 目の前には、美少女と見間違われる美貌の自分がいました。
 そして、胸には自分の小さい手でかろうじて覆い隠せるほど膨らんだ乳房が実っていました。
 しかも、乳首は小生意気に尖っています。
 女の子だ……
 そう思った瞬間、慌てて股間を見ました。
 不格好にもパンティのなかで窮屈そうにしているペニスが熱く疼いていました。

「じゃあ、制服を着て、授業に参加してこい」

 僕は特待生専用のセーラー服と24本襞のプリーツスカートを着るのでした。
 
0089名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 20:59:53.47ID:XI39ShDb
感じの悪いステマ作品として叩かれる危険性があると考えなかったのかな
0090名無しさん@ピンキー2019/01/11(金) 19:24:44.26ID:Gy4mvXsW
叩くのは女々しい連中だけだろ
ネットで発表する度胸を買うべき
0096名無しさん@ピンキー2019/03/03(日) 16:27:27.33ID:AjnYPV23
2014年の小説を2019年にこれからが楽しみとかいい出すのは臭い
0100名無しさん@ピンキー2019/10/23(水) 01:16:04.10ID:5+4NhF8G
例えば女子校に入学できるなら
全寮制と下宿のどっちがいい?
どちらも最低でも一人は理解者がいるものとする
0101名無しさん@ピンキー2020/02/17(月) 08:00:36.65ID:gMVRAt+j
>>100
全寮制かな。
シャワー室は個別にある設定じゃないと
違和感あるけど
0102名無しさん@ピンキー2020/03/07(土) 23:41:12.45ID:d4f9RE7j
全寮制でもスポーツ校は嫌だな
何より教室でもせめて三人組でないと厳しい
0103名無しさん@ピンキー2020/04/20(月) 23:13:25.16ID:aVxAGJzv
自宅通学と寮の中間に下宿ってのもあるな
女教師の家で暮らすとかも
0106名無しさん@ピンキー2021/06/13(日) 20:42:23.89ID:3Q29HqZV
仮に女子校でも自分だけなのか
教師や先輩にもいるのかもでも気分が変わってきそう
0107(´・ω・`)確かに2021/10/06(水) 14:57:36.43ID:03zdXth9
誰か一人でも「先駆(体験)者」がいる、いないの差はデカいよな
しかし作品的には、孤立無援な方なハズが割と自然な展開でもある
(先駆者がいる仮定があるなら、「その世界でのそれらの事案対処がなされた爪痕の話」が
あって然るべき、ともなるワケで…)
0108名無しさん@ピンキー2021/11/20(土) 20:14:47.11ID:qlZWNiac
強制されないと決断できないけど一定のエゴは通したいという
わがままをどれだけ通せる世界を構築できるかにかかってる
0109名無しさん@ピンキー2022/10/18(火) 15:56:41.87ID:BRqLMgBm
全寮制なら
同級生、上級生、下級生、ついでに教師や寮母等々、校内での人間関係が捗る
設定次第ではルームメイトもできるが、これは下手すると邪魔になるもろ刃の剣

下宿だと
お隣さんとかどっかの店の子とか校外の人間関係が捗り、良くも悪くも男が介在しやすくなる
男に戻ったり、ストーカーが出てきたり、別に普通に同級生出してもいいし、幅自体は広くなる

ただ学園の雰囲気に没頭させるような効果を狙ってるのか、全寮制の方が圧倒的に多い印象
0110名無しさん@ピンキー2023/01/05(木) 22:03:22.76ID:lgDYZrJo

「俊也の場合」が完結しとる

絶対エタると思っていたのに
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