忍者・くノ一でエロパロ [無断転載禁止]©bbspink.com
0001名無しさん@ピンキー2016/08/16(火) 20:16:10.38ID:oMC6uI8c
【『世界忍者戦ジライヤ』より、貴忍麗破】

「うっ」
絡みつく毒グモの白い糸
拘束される靭やかな躰

しどけなく倒れ、霰もなく呻く
「ぁぁ……」
覗く白い胸元、唆る肢体……

0 貴忍麗破ver.

そこで麗破が目にしたものは、地に突っ伏した花忍夢破。見る影もない程、
泥土に塗れた桜色の装束。至る所に焦痕、噛痕。呼びかけても反応がなく、
意識がない。心肺が停止している。一刻も早く脳に新鮮な酸素を送らなけれ
ば。硬い地面に仰向けに寝かせ、顎を持ち上げて気道を確保する。両乳頭の
中間に手の付け根を置いて圧迫し、救命のため痩身に残された力の限りを
エネルギーに変え、意識のない夢破に注ぎ込む。瞳が輝き、放たれた光線が
優しく夢破を包む。

「ぁぁぁぁっ……」
躰から力が搾り取られる。およそ耐え難い程の過酷な消尽が麗破の肉体と
精神とを蝕む。益々全身が萎えてくる。使命感が、今の儚げな麗破を支えて
いる。肩で息をつき、蹲りそうになる。地が揺れているようにさえ感ずる。
心臓が急激に早鐘のように打ち始め、削られるように気力が無くなっていく。
尽きる寸前、夢破に呻き声があがり、幸いに息が戻る。双眸が虚ろに漂い、
崩れ落ちるように両手を地につく。押し潰されるような疲弊に意識が途絶え
そうになる。

その刹那、太腿に、長く鋭い魔針が深々と突き刺さる!
激痛に顔を歪め、腿を押さえて身悶え、敢え無くへたりこむ麗破。
「ぅぅ…… か、躰が…… あっ、あああ……」
「暫く身動きできないよ、麗破!」
「紅牙! くぅっ……」

右肱をつき、左手で支えて、唆る腰を重く振りながら、気丈に起き上がろう
とするところを、四つん這いの脚の間から股を思いっ切り蹴り上げられる。
「あうっ!」
息も出来ない激痛が襲う。緩く盛り上がった股間をレオタードの上から抑え、
無様に蜿き、のた打ち回る。

追い撃つように、質感溢るる魔杖が麗破の後頭部に目がけて振り降ろされる。
鈍い音と、振り絞るような呻き声。がくりと膝を折った貴忍に、さらに一撃!
無意識のうちにも夢破を庇うように、うつ伏せに倒れ込む麗破。その緑の黒髪
に、容赦なく幾度も振り降ろされる杖。長い髪が乱れ、首筋にへばりついてい
る。腰から下はすっかり萎えて、全く力が入らない。後頭部への衝撃に、意識
が徐々に薄れていく……

傷つき消耗し、遂に力尽きて、霰もない姿で倒れ伏す麗破。端正な容が歪み、
くぐもった呻きが洩れている。下肢が痙攣の波動に弱弱しく打ち震え、タイト
なレオタードにフィットする胸の膨らみが寂しく波打っている……
0002名無しさん@ピンキー2016/08/16(火) 20:16:32.79ID:oMC6uI8c
1 貴忍麗破ver.

縦横に張り巡らされた巨大や蜘蛛の巣に囚われた貴忍麗破。気高い純白の
レオタード、楚とした佇まいに仄かな色香を漂わせ、薫り立つ眩しい形姿。
装束に裸々と残る痕跡が、既に加えられた拷問の惨さを無言のうち物語る。
色蒼ざめた端正な顔立ちを歪め、怠く喘いでいる。半ば開きかけた口からは、
激苦痛に、声にもならない呻きが洩れている。

スレンダーで伸びやかな肢体が、磔られ、無防備なまま晒されている。
伸縮性に秀れた極薄で純白のレオタードとメタリックシルバーのアンダー
スーツが、靭やかな躰の線を耽美に描いている。引き締まった脚から柔ら
かな美尻へと続く艶かしいラインに唖然とする。女性らしい丸みを残した
腹部から坦らかに隆起して、薄い胸の頂点で生地が慎ましく張っている。
霰もなく開かれた太腿に弾かれて、恥丘の柔らかい膨らみが浮かび上がっ
ている。タイトなレオタードに切れ目の皺が寄り、影となり光沢となって、
あらぬ妄想を掻き立てる。

傍らに、気配を消し、躙り寄る紅牙。磔の麗破に寄り添い、顔を寄せ、柔ら
かく結ばれた薄紅色の唇に、唇を合わせる。咄嗟に顔を齟齬そうとするが、
逃れられない。
何を……するの…… 
静かに軟らかな舌が滑り込む。
まさか……
手を回して抱き寄せて身を重ね、股間を密着させると、押しつけるように
腰を動かし始める。胸や股間を擦り付けながら、幾度と無く執拗に絡む。
瞳を閉じたままの麗破が、思わず息を呑む。忽ちのうちに、項から頬まで
が朱に染まる。傍目にも如何わしい淫らな行為を感じさせるものがある。
何故…… 
俄には信じ難い事態に、激しく動揺する麗破、相当取り乱している。
やがて唇が離れ、二人の間に透明な糸が引いて、そっと切れる。
0003名無しさん@ピンキー2016/08/16(火) 20:16:51.44ID:oMC6uI8c
2 貴忍麗破ver.

麗破と初めて切り結んだその夜、蝶忍紅牙は麗破を想って激しく自慰した。
羨望と憎悪による未曾有の興奮を投影し、麗破を限りなく陵辱することだけ
を願った。若しかすると、初めて目にした時から、貴忍麗破に唆られていた
のかもしれない。

紅牙が麗破の柔らかな下腹部に触れている。掌や指が緩急に這い、じっくりと
弄ぶ粘着した刺激を感じる。撫で擦り、膀胱の位置を正確に探り当てたところ
で手が止まる。指先が押し込まれ、外から鈍重な圧迫が襲い掛かる。腰が崩れ
落ちそうになるほどの猛烈な尿意。紅牙にも、悟られていたのだろうか。
ううっ、漏れる…… ずっと堪えていたのに……
息が荒い。内腿が小刻みに震える。今にも迸りそう。

閉じ込められ、行き場をなくした液体が下腹部で渦を巻く。激しい蠕動が膀胱
を駆け抜け、震える股間を直撃する。紅牙が無表情に見つめている。するのを
待っている。崩壊のときが近づくのを感じる。諦めの表情が浮かび、絶望に
震えてしまう。
そんなに、わたしの失禁を……
ほの甘い感触が腰全体に伝わり、予兆が滲み出す。

止めとばかりに、紅牙の肱が無防備な下腹部に突きたてられる。
「ぅぐっ!」
肱が酷く減り込み、苦悶に下肢の力が失われて、だらりと股が開く。外から襲
い掛かる容赦のない圧迫が腰を砕く。脂汗が滴り落ち、下肢が痙攣している。
腰の力が緩み……
そして、太腿の内側に温もりが溢れ出る。

張りつめていた理性の糸が途切れる。紅牙に見つめられたまま、音を立てての排泄。
「ぁ… うぅぅ……」
「あ、ああっ…… ぃ…… あああ……」
穿いたままなのに…… こんなところで…… 羞恥に身が熱くなり、屈辱に涙が滲む。
漸く解放された雫が溢れ続けて、纏ったレオタードを台無しにしながら、アンダー
スーツに包まれた内腿を傳って、夥しく濡らす。滴り落ちた雫が、地に溜りを作る。

麗破の失禁を目の当たりに、嗜虐の官能に浸る紅牙。目を赫かして、うっとりと
している。身動ぐと、食い込むショーツの感触に、恥ずかしい濡れがはっきりと
感じられる。
(麗破が、あの麗破が、漏らしてる。)
見ることができた。気丈な麗破が耐えかねて情けなく失禁するところを。
我慢できずに、レオタードをぐしゃぐしゃに汚してしまうところを。
(ああ……もうっ 凄く、いいっ……)

紅牙の前で貶められ、辱められ、惨めに晒される麗破。陰湿な歓びが吹き零れ、
憧憬と甘美と恍惚に波立ちながら紅牙を包む。領元から込み上げる嗜虐の喜悦に
充ち満ちて、胸が張り裂けてしまいそう。
もっと…… そう、もっと……
0004名無しさん@ピンキー2016/08/16(火) 20:17:08.91ID:oMC6uI8c
3 貴忍麗破ver.

失禁に茫然とする貴忍の腰部から臀部、胸部の辺り、紅牙の指で、掌で隠微に嬲られる。
加えてドロリとした液体が、細い項に、首筋に塗りたくられる。咽かえるような甘酸っぱい
香りが辺りに充満する。瓶から直接流し落とされ、襟元から液体が染み込んでいく。

熱い……
奥底から湧き上がってくる甘い痺れに硬直する。不覚にも、白い美貌が上気する。媚薬が
怖ろしいまでに効いている。高濃度の媚毒に犯された躰が、抑えようがないくらい貪婪に
なっている。最早、誰の目にも動揺は隠せない。

か、感じる……
「あっ…… ぁ……」
びくっ
「あうっ」

巧みな指から伝動される微細な動きに、やや小振りだが形の良い乳房が薄い胸の膨らみの
下で揺れ、薄紅色の乳首が立つ。当惑と羞恥と怯えとが、素心を掻き乱している。
うっ、うぅ…… 胸が…… ぁ……くぅっ……

均整の取れた痩身に沸き起こっている緊張と萎縮、躊躇いと恥じらいが、紅牙にも伝わってくる。
存外に確りとした腰から尻への拵えと、レオタードの瑞瑞しく蔓りとした手触りが堪能できる。

や……
内腿の付け根を、手が撫でる。鍛えられ、靭やかな筋肉を内包する滑らかな脚に爪を立て、
腿から膝まで滑らせる。それだけで、背を抜けて秘部に至る甘い疼きが走る。繊細な指先
で撫でられる度、声を抑えて躰を捩らせてしまう。研ぎ澄まされて鋭敏になっている性感に、
絶望に襲われる。
そんな……

弾力ある尻を、嫋やかに張った腰を、紅牙の指が放埓に貪る。
か、躰が…… あっ、あああ……
倦むことなく、当て所ない陵辱に苛め続けられる麗破。生地越しの絶妙な刺激、直接触れ
られるのとは違った感覚。少しでも気を抜いたら、おかしくなってしまう……

股間には恥ずかしい染みができ始めている。湿った純白の生地越しに、柔らかな恥丘の
盛り上がり、控えめな裂け目が薄らと覗え、艶かしい。
み……見ないで…… 霰もないこの姿を……
そう思うだけで、嘗て無い物凄まじい羞恥に、この身が切り刻まれる。顔が近づいている。
紅牙が視姦している。股間に貼り付く布地越しに陰唇が覗いているかのように、錯覚して
しまう程に。

(あれが…… 麗破の……)

「……んっ」
不意に触られ、その刺激に耐えられず、思わず声を上げてしまう麗破。弄られ、渇られ、
焦らされ、快感と羞恥で淫らに悶える貴忍を、指が妖しく責め続ける。レオタードが
ぴったりとフィットして露になった縦の窪みに沿って、いやらしくなぞっていく。濡れて
しっとりとしている布地越しに届く感触に、唇を噛み締め堪える。右指が股の線に沿って
滑る。足許から、快感が這い上がってくる。鈍い色の染みが更に広がる。指の動きに合わ
せて、自らの腰が妖艶にうねるのを、抑え切れない。

……っ、こ、声が…… 声、出ちゃう……
0005名無しさん@ピンキー2016/08/16(火) 20:17:27.47ID:oMC6uI8c
4 貴忍麗破ver.

惨めに辱められ、狂おしく淫らに悶えて痴態を晒す麗破。欲求のまま許されざる悦びに堕ちまい
と苦悶する凄艶なその姿に、倒錯の激しい昂ぶりを覚える紅牙。
(凄く高揚してる…… 麗破に、欲情するなんて……)
しかし、込み上げてくるものを止めることができない。

レオタードを左右に引き裂かんと、引き剥がすよう摘まもうとするが、ぴっちり股間に貼り付いて
いるため果たせない。
「チッ」
しかし、いきなり牽き上げられ、食い込んだ滑らかな感触に、仰け反るような衝撃が麗破を襲う。
「あうっ!」
レオタードが更に上へと揺ら揺ら引き上げられる。擦れた音を立てながら、深い切れ目の奥へと
滑り込み、滑らかな生地が不慣れな身を責める。身を守るはずのレオタードに犯されて、甘美な
騒めきが下肢に広がる。漣波のような愉悦に溢れ、腰が砕けてしまう。僅かに漏らした尿が、
再た微かに滲む。いやらしい辱めを受け、淫らな責めに為す術も無く悶えている麗破。身悶える度、
股に食い込むレオタードの甘美な刺激、人知れぬ倒錯した官能に耐えかねて、あえかな呻きが洩れる。
「ぅぁ……ぁ…… 掠るぅ…… ぃ……」

紅牙が磔の麗破の腰を抱え、だらしなく開いた両腿に顔を埋ずめる。濡れて艶艶光る股間に貼り
ついた薄布が浮き上がり、秘裂が露になったところに唇をつけ、縦溝に沿って舌を這わせる。

ぁ…… そこは、そこは……
だめ…… それだけは…… やめて…… ゆ、許して……

滲んでいた尿も、滴る液も、渇きを満たすように、最後の一滴まで舐めて啜われる。仰け反った
痩身に、束の間、意識が遠のく程、峻烈な快感の衝撃が巡る。屈辱的な仕打ちに、掌に爪を立て、
喉元も露に身を仰け反らせて、懸命に堪える。濃厚な舌戯に、辱められているという意識が沁み渡り、
淫奔に荒んだ刺激を更に増す。汗に塗れて官能に耐えることで、気力が殆ど尽きかけている。

……ぅ ああっ、もぅ…… 私、乱れてしまう……

腰がおののき震え、強靭な精神力をもってしても、もう如何することもできない。感じすぎて、
どうにかなってしまいそう。憔悴し切ったこの身には、官能の痺れに抗う術もない。健気に首を
振ろうにも、それすらままならない。嘗て経験したことのない感度の高まりに、未だ震えが
止まらない。激しい動悸、荒い呼吸が、いつまでも治まらない。

濡れて色を変えたレオタードの股間からは、なおも淫らな愛液が糸を引いて垂れ落ち、顔を埋めた
紅牙に吸われ続けている。
ああ、蕩けそう…… 何て気持ちいいの…… 
おかしくなっちゃう…… っ……も、もたない……
0006名無しさん@ピンキー2016/08/16(火) 20:17:47.30ID:oMC6uI8c
5 貴忍麗破ver.

遂には、清らかな処女地までもが、毒牙に罹り、辱められる。
「うっ」
淫らな感触に、思わず声が漏れる。

入ってる……
伸縮素材の薄い純白のレオタード諸共、隘路に舌が減り込む。動揺、羞恥の混濁に、一気の紅潮が
止まらない。縺れた意識に、これまで感じたことのない股間の衝動が凄まじい嫌悪感と共に麗破を
襲う。息もできない激痛と悪寒が縦横に駆け巡り、全身が総毛立つ。嘔吐を堪える。震えが止まら
ない。薄らと涙が滲む。
ひどい…… 私の…… 大切な…………
屈辱に悶え、身を捩る度、股間から痩身に激痛が走り、身動ぐことさえ、ままならない。だが、
犯されて、身を裂かれるような苦痛に苛まれながらも、有ろう事か、レオタード越しに突っ込まれ
た舌を、熱く滾った恥部は、収縮と弛緩を繰り返し、愛液を溢れさせて締めつけているのだ。

股間に広がる濃い染みからは、なおも淫らな液が糸を引いて垂れ落ちている。極限に達してしまう。
もう変身を維持しているだけで心身とも辛く切ない。しかし、膣には、蝶忍の舌の感触…… 
媚毒に犯された躰が求めていた。技巧の限りを尽くして更なる昂みへ導いてほしいと悲鳴をあげていた。

「そんなに締め付けて」
淫蕩な笑みを浮かべた紅牙が、舌を巧みに弄って、純白のレオタード越し緩急に抉り始める。
ぐにゅっ
ぬめった秘裂の内壁を押し広げながら、麗破の膣孔を穿つ。躰が疼く。白い肌が紅潮する。腰の奥から
快感が這い上がってくる。忌まわしい痛覚と共に、甘美な騒めきが下肢に広がる。レオタード越しに
挿入された硬い舌が、麗破に強烈な畝りをもたらす。
ぁ…… はっ……はぁ はぁっ……はうっ…… あっ……
捻り、擦り上げられる容赦の無い責めに耐え兼ねて、呻きが漏れる。これ以上堪えられないところまで
来ている。

舌の動きが一瞬止まり、脱力した躰がだらりと弛緩し、くたりとしなだれる。
ぁ………………
安堵する間もなく、俟た舌が抜き差しされ、ゆらゆら得体の知れない律動で奥へと挿しつけられる。
あああっ! しっ、しないで…… 
っ…… も……もたない……
一度緩めたその身に遣る瀬なく、激痛と劇悦が駄目押しとばかり烈しく交錯する。急加速する絶望に
思わず瞳に涙が溢れ、一筋の煌めきが流れ落ちる。躰の芯に楔を打ち込まれ、迸るような畝りが子宮
までも押し寄せてくる。
毀れてしまう……
気も狂わぬばかりの喜悦に、反り返った喉が慄える。華奢な背筋を小刻みに震わせながら、堪え切れず
喘ぎ声があがる。
「ああっ やめてっ! ううっ あっ いやっ! ああっ!」
磔の肢体が痙攣する。激しく立ち上る快感に、長い脚が、薄い胸が、優雅な脇腹が、なだらかな恥丘が、
為す術もなく震えている。
嫋やかに張った腰が浮き跳ね、丸やかな美尻がぎゅっと窄まる。躰がひくひく引き攣り、反り返った喉が慄え
る。美脚が痺れ、太腿が細動する。舐られた柔襞が蠢き、膣が痙攣する。あまりの良さに、瞳が切なげに潤む。
だめ…… 私、だめ…… お願い……もうこれ以上……

硬められた舌が、一番敏感な箇所にまで突き刺さる。淫芽が唇で嬲られる。固く結んだ口許から、透明な
唾液が幾筋、首筋を伝って襟元へと吸い込まれていく。言葉にならない嗚咽が、心ならずも洩れる。双眸
から溜まった涙液が流れる。もはや恥辱を感じる遑もない。

だ……だめ…… もう……我慢できない……
「ん…… あ、あっ、あっ! あうっ!
 あっ、そ、そこは、あああああっ……」
「いくっ」

end
0010名無しさん@ピンキー2016/08/17(水) 19:40:14.76ID:EvjLC980
エーロイヤ、エロイヤッ!
0013名無しさん@ピンキー2016/08/20(土) 11:54:36.25ID:t0CGKo37
不知火舞や、かすみもくノ一
0014死刑執行人 ◆ErY2TknG0w 2016/08/20(土) 13:34:47.45ID:frPTaUwn
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ま   p       _,,,.. ‐''"~ ̄ノ"
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       l {  ソ/   ,_!.!、    ヽ/   ,/   ミミ;;ヽ_二_,,ニ,;-ノ=;i´ r'iユ=、_ゝ-_、i;;;;;;;;;i"   ,、‐'''"´    _,..、-‐'乙-‐_'二イ"
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                \   \`゙''"´_,、-'゙ /     ッ、__|` ̄ ̄,,,,,,,,,,,, ̄ ̄| "
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            ,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y;  ヽ、_   |    'u'''''''l  ./
       ,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト-    ~ー/     |l  u  /
    , ィ ´      ,ゝ、_ `r'   l |  、レ // `テ三..ノく _ `  /    
   /       , -' ,、  `、_)   l,i,  i //  (/  ...:` 、 /_,ノ(.,.    |  ./
  ;'       '" ノ ;;;;::::   、_tッ、i !  : //tッ_‐ァ'..:;;`=-、_/ノ,〉⌒    .u /
  l ..,, __,ィ"-‐´ ̄ ̄ ̄`35ヽ '  ;、_ノ(_ ,i し`< _   
               5 |   . ,イi l,//'ヽ    '´⌒`ノvc⌒`      ./  w
  wh              |ノ ゚ ´...:^V ;!^:':..  ゚;:t7 i し '~ヽ、二rj=  tuy57  /r56 t7は
  uugj   dh  uitu   xc  m     i  t6 hutyrζry/./!=ァ‐、 f6  /od (_',ノ('´_,ノ(.,.  /fyh
0015名無しさん@ピンキー2016/08/22(月) 11:15:19.34ID:xBxq2AMG
田谷知子さんはいずこ・・・
0018名無しさん@ピンキー2016/08/29(月) 18:40:24.27ID:t+egIoui
⌒ご -┴ /⌒ヽ⌒ヽ,,   〆彡彡〆彡彡彡彡彡彡彡ミ.. --- 、  ミ;;;;;;;;;;さ.;;;;i."    み--
ま   p       _,,,.. ‐''"~ ̄ノ"
      ヽ  ! /'") / ら` wwwは:.;"゚` ヽ  /   /   ミ:、ニ - ニ -‐ノ-,--`ニ=、ヽ ヾ;;;;ミ;;;i"       __,,.. -‐'''"´  _,,.、-ァ''"~)w"
       l {  ソ/   ,_!.!、    ヽ/   ,/   ミミ;;ヽ_二_,,ニ,;-ノ=;i´ r'iユ=、_ゝ-_、i;;;;;;;;;i"   ,、‐'''"´    _,..、-‐'乙-‐_'二イ"
       l !  ´ /   ---    ヽ" /   ミミ;;;;;;λ ニ -_;;ノ  .i  `"´.::i´  i;;' l`i  /   _,.ィ孑___,∠-‐く -‐く_/"
      . |  ,' .(  八.,     .  ) / 丶ミミ;;;;;;/;;;〉''"一彡 .::::. `ヽ、_. / .::  .ir-ww,//  /´ 了__,.ィ´__,∠-<イ"
      | ,' ¨!|ミヽ  rz彡‐    ヽ、  ミミミ;;;;;/;/ ,,r'´ゝ=、__rュ,.ソヾ、   :  /r.i   ノ-‐づ、 '´_ノ-‐''"´,_,/"
      |   '7( ッ、,゙' r' rtッ_‐ァ'´   "''ヾ;;;/ノ .!_ i { _,. - 、, ...、_  ,,) i    i r'  , ‐'フ´-ノ '´_>‐''"´_
      | i     |ー 'ノ  !、`ー   //     ヽ.i  `ヽヽエエニヲ,ソ"  ´  ./゙     _,. - '´/ ,∠-''"ソ"
      |丶.:.: ,;〃| ,イ   'ヽ    / ヘ⊃     | 丶   ヽ二二ン     /  jノノ/´  'フ_,/ ア_,/ヽ
      \    |゚...:^ー^:':... " ``` }ミミ彡'''"´  ヽ  ヽ、   , -      ノ /     /"´,っ ‐、/´‐'_,xく
        `ー-ー |rζ竺=ァ‐、...;;彡 ll彡━─'''"! ヽ   /ヾ、.::::::::::..,,___../ ヽ/     / 人 ) イ  -‐  _ノ
            |     彡彡" ヽ し'''''''"´    }  //           `ヽ   /う _六 ,'ぅ 丿- '''"´丿"
           {ヽ:::: 7ヽ_-━┛ ヽ ヽ  ""ヾ;;、 } / |    :;, ̄        ヽ,ノ、,) -'   --┬ '''"´"
           ヽ__:} | L、-゙=シ--彡"> ヽ,,,,,,,,ノ""ヾ}l  io,'  :;l´      、    i、''  -‐'゙w ,.ニ-‐<"
             ヽ  `゙'i;;;:i     ノ  ・ ノミ`ヾ;!じ}ヽ/ ̄´ `ヽ、 ;o', _;メ、    ヽ/ ̄ ̄ ̄ヽW"
              i     i;;;:i  /ヽー^"" _,ノ゙\;ノ/      `゙'''/⌒ヽ⌒ヽ    !"
              ゙i;;;.,..i;;:i,.,.,,;;/ r─‐''''"_,.ィヾー》;:.i   i!     /  ー--/   ノ"
              ゙i、;;;;゙i;i;;;;;;/ / ,r'i'''T´ニニニニニニニ!;;:,,  _/ ー=、 ゚ ./  /"
              ゙.i i ゙i;゙i;:| ,j /ニニニニニニニ _i,,,;;;ξ /、/  -/ ̄` ノ ヽ"
               \;;;ヾ'ヽ<ヽニニニニニニニニニ ξ、`( .  i l_i_/λ   )" xx
                \   \`゙''"´_,、-'゙ /     ッ、__|` ̄ ̄,,,,,,,,,,,, ̄ ̄| "
              /`ー、ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;`゙"_,,、-' ,r'~`ヽ、    `゙'''|   ''' /二< '''  |"
            ,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y;  ヽ、_   |    'u'''''''l  ./
       ,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト-    ~ー/     |l  u  /
    , ィ ´      ,ゝ、_ `r'   l |  、レ // `テ三..ノく _ `  /    
   /       , -' ,、  `、_)   l,i,  i //  (/  ...:` 、 /_,ノ(.,.    |  ./
  ;'       '" ノ ;;;;::::   、_tッ、i !  : //tッ_‐ァ'..:;;`=-、_/ノ,〉⌒    .u /
  l ..,, __,ィ"-‐´ ̄ ̄ ̄`35ヽ '  ;、_ノ(_ ,i し`< _   
               5 |   . ,イi l,//'ヽ    '´⌒`ノvc⌒`      ./  w
  wh              |ノ ゚ ´...:^V ;!^:':..  ゚;:t7 i し '~ヽ、二rj=  tuy57  /r56 t7は
  uugj   dh  uituc   xc  m     i  t6 hutyrζry/./!=ァ‐、 f6  /od (_',ノ('´_,ノ(.,.  /fyh
0019名無しさん@ピンキー2016/09/01(木) 20:41:17.01ID:g56yyQD8
スーパー戦隊って忍者ばかり使うよな。
サムライの立場がないったらありゃしない。
0021名無しさん@ピンキー2016/09/02(金) 08:49:06.45ID:u7o5MYIR
保守
0022第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/02(金) 23:22:20.53ID:UxWFE1HV
>>1-6は、私の習作的な作品で、2011年8月10日、旧「忍者・くノ一でエロパロ」に
投稿したもののようです。
ここで再掲させられているとはと、ちょっと驚いています。
0023名無しさん@ピンキー2016/09/07(水) 18:50:55.20ID:3oVo2ocq
おお!原作者さんの御登場!
ぶしつけですみません、もしよろしければ
続編を再考していただけるでしょうか?

宜しくお願いします
0024名無しさん@ピンキー2016/09/12(月) 20:11:13.87ID:I5L5ZnPM
だ……だめ…… もう……我慢できない……
「ん…… あ、あっ、あっ! あうっ!
 あっ、そ、そこは、あああああっ……」
「いくっ」


これ以降の展開を期待
0026名無しさん@ピンキー2016/09/13(火) 20:27:57.81ID:o2+aiA2o
うーん・・やっぱり変身後のハイレグレオタードだな〜
0028名無しさん@ピンキー2016/09/14(水) 19:53:39.12ID:onS9+91T
レオタード越しの舌技はそそる。
0030名無しさん@ピンキー2016/09/15(木) 11:02:29.05ID:qTBWQNno
伝統的なルックスにこだわる必要などないのだ。
なぜならニンジャはニンジャであることがニンジャの証なのだから。
0031名無しさん@ピンキー2016/09/15(木) 11:55:05.93ID:ILAkbCJr
くノ一が敵の根城に忍びこんだはいいが、忍びを殺す罠に掛かり、女として落とされ、逃げることも出来ずに敵の性処理具として扱われると。
男を殺すための性器が男を昂ぶらせ、歓ばせ、よりいっそう激しい陵辱を与えられてしまうみたいな
0032異界のくノ一2016/09/15(木) 12:09:44.56ID:ILAkbCJr
香苗はくノ一見習いの美女である。
現代にも忍の者はおり、その歴史は途絶えることなく続いている。
香苗はその美貌と恵まれた肢体から、希代のくノ一になれると未来を嘱望されていた。
そんな彼女に訪れた異変――とある科学者の暗殺に赴いた彼女は、死に際に科学者が起動したタイムマシンのような機械の爆発に巻き込まれ、異界に送られたのだ。
困惑した香苗を見出したのは、とある国の軍人であった。
彼に恩を受けた香苗は、敵国の王の暗殺の依頼を聞き、恩返しにと受けることにする。

しかし、香苗は油断していた。
そして、勘違いしていた。
縄と呼ぶには悍ましい縛術に搦め捕られた女体は、かつて師に絶賛された美の体現であること。
異界に送られて以後は全く男を味合わなかった身体の渇望。
極めつけに、その王の男性器のサイズ。

すべてが一つとなって、香苗をメスに落としてしまう。
くノ一としての正装、鎖帷子の代用としていた薄布とさらしの下の豊満な乳房にび毒を
0033異界のくノ一2016/09/15(木) 12:13:16.06ID:mgOh/yoc
香苗はくノ一見習いの美女である。
現代にも忍の者はおり、その歴史は途絶えることなく続いている。
香苗はその美貌と恵まれた肢体から、希代のくノ一になれると未来を嘱望されていた。
そんな彼女に訪れた異変――とある科学者の暗殺に赴いた彼女は、死に際に科学者が起動したタイムマシンのような機械の爆発に巻き込まれ、異界に送られたのだ。
困惑した香苗を見出したのは、とある国の軍人であった。
彼に恩を受けた香苗は、敵国の王の暗殺の依頼を聞き、恩返しにと受けることにする。

しかし、香苗は油断していた。
そして、勘違いしていた。
縄と呼ぶには悍ましい縛術に搦め捕られた女体は、かつて師に絶賛された美の体現であること。
異界に送られて以後は全く男を味合わなかった身体の渇望。
極めつけに、その王の男性器のサイズ。

すべてが一つとなって、香苗をメスに落としてしまう。
くノ一としての正装、鎖帷子の代用としていた薄布とさらしの下の豊満な乳房に媚薬を注がれ、香苗は乱れ狂った。
師に玩具で鍛えられた女陰は王を歓喜せしめ、子宮にどくどくと白濁を注がれるたびに香苗は絶頂した。


しばらく後。香苗は恩人の元へと帰参し、すぐに出奔する。
快楽に落ちたくノ一は、恩人と、彼が仕える王を消し、褒美に孕ませるための陵辱を乞い願おうとしたのだった。
0034名無しさん@ピンキー2016/09/15(木) 18:48:19.99ID:co2ZS0Lz
マーシャルチャンピオンのレイチェル>レオタード
不知火舞・DOA霞>エロ装束
ウィザードリィ>全裸
0035名無しさん@ピンキー2016/09/17(土) 18:07:47.48ID:ZaCzjj5P
弾力ある尻を、嫋やかに張った腰を、紅牙の指が放埓に貪る。

麗破のお尻、麗破の股間
0036名無しさん@ピンキー2016/09/18(日) 12:12:53.32ID:01nvQjt4
なまめかしい肉体。それがくノ一の魅力。
0037第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 13:54:51.61ID:rkYQPt1V
>>23
以前書いたものを加筆修正しました
なお、規制にかかるようであれば、日を改めて続けます
0038第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:05:51.67ID:rkYQPt1V
【タイトル】
世界忍者戦ジライヤ 第32話「渚のくの一忍法帖」

【エロ内容】
ヒロピン(昭和作品)

【その他】
Rewrite、約二十レス

【前回までのあらすじ】
セントマリアナ女学院で潜入捜査を続けてきた柳生レイは、鮮彩なレオタードを端麗な痩
身に纏う貴忍麗破に変身! 
果て無き激戦の末、苛烈な責めを一身に浴びながらも、妖魔に与する凶悪な忍者群の襲撃
を辛うじて退ける。そして、苦闘に深く傷ついた我が身を省みず、果敢にも、攫われた花
忍夢破の救出へと向かう。
しかし、そこに俟っていたのは、麗破がこれまで切り抜けてきた数々の危機を遥かに凌駕
する曾てない狡猾で卑劣な罠……
0039第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:07:32.24ID:rkYQPt1V
00
追撃する花忍夢破。
「忍法花吹雪!」
桜の花弁がキリキリ舞い、カラス天狗どもを駆逐する。
だが、蜘蛛御前が振り向きざま、夢破目掛け半透明の汁液を吐きつける。
「目が見えない!」
顔面に奸悪な液を浴び、棒立ちの夢破。そこに、渾身の一撃!
「此レデモ、喰ラエ!」
0040第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:10:09.19ID:rkYQPt1V
01
立ち籠める靄に覆われた路の両側には、場に似わない切り立った崖。セントマリアナ女学
院の海浜寮付近の雑木林の筈が、妖気漂う瞞しの結界が張り巡らされているに相違ない。
そこで柳生レイこと貴忍麗破が目にしたものは、その隘路の行く方を遮るかのように張り
巡らされた巨大な蜘蛛巣に貼り付けられ、拘束されている花忍夢破。

躑躅色の装束を解かれ、渚で着用していたブラックシルバーの競泳水着を纏わされている。
若く引き締まったシルエットに見事にフィットし、お尻に程好く食い込む稍小さめなサイ
ズ。きめ細かなサラサラした素材。鈍く輝く表面の光沢。ハイレグな股間の辺り、少し湿
り気味なのか、滑りとした独特で素敵な質感がリアルに伝わってくるようだ。

何ということ…… 夢破が……

不気味な蜘蛛の糸が程好く均整のとれた全身を縦横に駆け巡って、胸を潰すように圧迫し、
股間にも緊く食い込んでいる。目を閉じて項垂れている夢破の腕脚の至る所には、焦痕、
噛痕。ややクラシカルながらも整った顔立ちに酷く残る内出血の痕跡が既に加えられた拷
問の惨さを無言のうちに物語っている。

こんな目に……遭わせるなんて……
「今、助けてあげる!」

颯爽と駆け寄ろうとする麗破。その動きに合わせ、伸縮性に秀れた極薄で純白のレオター
ドに覆われた乳房がリズミカルに跳ねる。メタリックシルバーのアンダースーツに包まれ
た形良く長い脚から瑞々しい太腿までの耽美に描かれた線が露わである。楚とした佇まい
にも、仄かな色香を漂わせる眩しい形姿。果て無き激闘の末、妖魔に与する凶悪な忍者群
の襲撃を辛うじて退けたばかりで、薄らと汗ばみ、何時に無く鈍く肌骨ない身ごなし。既
に皺が寄り、所々塵芥で汚されたレオタードの下、傷口が抉られたように疼き、紫に腫れ
ている。しかも、邪悪な結界が、麗破の聖なるパワーをじわじわと擦り減らしていく。そ
れでなくとも、これまでの過酷な戦いが麗破を深刻に蝕んでいるというのに。連戦で酷使
し続けた疲労困憊の痩身には、限界が近いことがはっきり見て取れる。

「麗破…… 来ては、だめ」
「はっ!」
0041第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:12:13.53ID:rkYQPt1V
02
何時しか何処からとも無く唱え流れてくる底気味悪い呪文。突如、手毬ほどの大きさの白
色球体が次々襲ってくる。忍刀では、とても払いきれない。
わたしが避ければ、夢破に……
咄嗟に背後に磔の夢破を庇い、避けることもできず、柔らかな胸を直撃!
「ああっ ああっ!」
華奢な肩に、確りと張った腰に、次々痛撃!
ぶつけられた球体は、破裂して消滅する。その度に、どうしたことか、麗破の体力が、気
力が毟り取られるように奪われていく。同時に、鈍痛のみならず愛撫でもされたかのよう
な妖しい感覚が躰を駆け巡る。

い……いけない……
当惑に思わず胸を庇いつつ、立ち竦む麗破。その間、憔悴した麗破を甚振るかのように、
止むことの無い球体の襲撃!
あっ、ああっ…… ぁ……
込みあげてくる快感に抗い、ジクジクした疼痛の憎悪を堪える麗破。しかし、非情な毬が
更に容赦なく降り注ぐ。まるで、激しく撃たれながら、乱暴に犯され続けているようなも
のだ。半ば開きかけた口からは、声にもならない呻きが洩れている。
「ううっ……」
このままでは、夢破まで…… よぉし……
「……ぅぅ……っ…… !」

全身から振り絞るような正義のパワーの放出! 麗破の瞳が翠に輝き、放たれた眼も眩む
ばかりの光に辺り一面照らされる。その聖なる力の発現に邪な呪文が立ち所に止み、白毬
が消える。しかし、かつて記憶をも失った程、心身を毀す術である。その代償は余りに大
きい。パワーの殆ど総てを急激に遣い切り、極度の疲弊と虚脱感から其の場に頽れる麗破。
直向きに起き上がろうとするが、膝がふらつき、蹌腰から砕け、そのまま前に倒れ込んで
両手両膝を付いてしまう。
はあ、はあっ……
右肘を付いて左手で支え、両肩を震わせて、懸命に起き上がる。揺らぐ膝頭を擦り合わせ、
内股気味に姿勢を保ち、躰に纏わりついた土を拭おうとする。
0042第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:14:05.42ID:rkYQPt1V
03
呪文に代わる尺八の音とともに、霧の中から現る深編笠の虚無僧姿。
「まさか…… 宇破!」
摺足に、じりじりと詰まる間合い。麗破の両手から忍刀が音も無く滑り落ち、音忍宇破と
の間に障碍のように転がる。剣術にも長ける宇破に対し、咄嗟の応用技。必殺の袈裟斬り
に、丁度一歩踏み出すその処へ、美事に転がっている。
麗破の背後には蜘蛛巣が張られている。飛び退っては躱せない。その窮地に、機転を利か
せた、クレバーな防御策である。
幾歩距てて対峙する無刀の構えを見て、宇破が思わず呟く。
「柳生か、難儀な」
技量では幾分優れども、妖魔の秘術で再生されたばかりの身には、長引けば不利。正眼か
ら八双に付けた宇破の呼吸が少しく乱れ……

……二つの影が交叉した刹那、一瞬早く麗破の蹴りが宇破の顎に炸裂! 八双からの太刀
捌き、転がる刀を蹴りに踏み込んだところ、一瞬の精妙を欠いたのである。その隙を逃す
麗破ではない。だが、宇破の姿は、醜い叫びだけを残し、撒き散らした濃霧の彼方、早掻
き消えている。

そこに、息つく間もなく、霧の中から次々湧いて現れるカラス天狗の群れ。磔の夢破に手
を伸ばしかけたその腕を捉えては、引き戻す。
ここで、食い止めなくては……
ぜいぜいと乱れている呼吸。図らずも背後から抱き付かれて、その仮借ない勢いに躰が傾
ぐ。カラス天狗と組み合ったまま、右肩から石壁に激突! 何かが砕けたような嫌な音。
「あうっ!」
右腕は、もう使い物にならないかもしれない。左手を相手の胸倉に叩き込み、何とか突き
飛ばす。吹っ飛び、倒れたカラス天狗にキュッとした白いブーツを振り上げ、踵を落とす。
多勢に打ち掛けられて、横倒しに避けながらも、カラス天狗どもの脚を薙ぎ払う。弧を描
いて腹に蹴りを放ち、首を挟み込んで頭から地へと叩きつける。そのまま後転して凛々し
く起き上がる麗破。必死に膝を立て、憔悴し切った躰に鞭打ち、遮二無二襲い来るカラス
天狗どもを三方に投げ飛ばす。
0043第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:21:39.16ID:rkYQPt1V
04
だが、その刹那、若さにはち切れそうな太腿に長く鋭い魔針が深々と突き刺さる!
「ああっ!」
痛い! ぅぅ……
聳え立ち、動きを止める影。豊満で強靭で、ぞっとする程、見覚えのあるその異形。思わ
ず焦りの混じった声が洩れる。
「あっ、蜘蛛御前! くぅっ……」
「ヨク来タナ、麗破」
力任せに魔針を抜き捨ててはみたものの、凄惨な劇痛に色蒼ざめた端正な顔立ちを顰め、
焼けるように痛む腿を押さえて、脆くもへたりこむ麗破。
「暫クハ、マトモニ身動キデキナイヨ」
回転性の眩暈と過剰の痺れを伴い、超高度に濃縮された秘薬が即効する。視界の先がゆら
ゆら揺れて、妖忍蜘蛛御前の姿がぐにゃりと歪む。
「か、躰が……痺れる…… あっ、あああ……」
「いい事を教えてやろう。この秘薬は妖魔の淫毒で、お前を淫乱にする作用がある」
「紅牙!」
「ここで、存分に痴態を晒すがいい」
「そんなもの、効くものか! ぁっ……」

踉めいて今にも蹲りそうな程弱まった麗破を狙い、手裏剣が放たれる。もたつきながらも、
不格好な身ごなしで辛うじて躱す。全身の粟立ちを怺え、何とか蝶忍紅牙の右半身に縋り
付こうとする。
「小癪な」
関節を狙い腕を絡めようとしたところを力任せに振りほどかれ、空しく跳ね飛ばされてし
まう。白刃が素早く閃き、左二の腕に鋭い痛みが走って鮮血が散る。背後を取られ、冷酷
な邪爪が棒立ちの麗破の首に残忍に食い込んでいく。息が詰まる。振り絞るような喘ぎ声。
負けるものか……妖魔如きに……
頸を締め上げる紅牙の左脛めがけ、必死に脚を振る。無我夢中で蹴る。
「いぎィあァああッ!」
甲高い咆哮を上げた紅牙が痛みから飛び跳ね、一旦拘束から放たれる。

「オ待チ 見イヤ!」
蜘蛛巣に張り付けられた夢破の頭上には、いつの間にか奇怪な壺が吊るされている。しか
も、壺から跳ね溢れた液が、地を焼き焦がしている。
「クラインの壺!」
「イイカ、麗破。呪文ヒトツデ、コイツノ上ニ、肌ヲ焼キ身ヲ焦ガス世ニモ恐ロシイ液体
 ガ降リカカル仕掛ケニナッテイル。ソレデモマダ、ワラワニ逆ラウカ」
「卑怯者!」
「フフフ…… 此レデモ喰ラエ!」
蜘蛛御前の放つ棘が非情にも次々突き刺さり、がくりとその場に這い蹲る麗破。
「ぐっ!」
「驚イタカ 此ノ棘ハ、オ前ノ血ヲ吸ウ。
 シカモ、代ワリニ強力ナ利尿剤ヲ、タップリ注イデイル」
くっ…… 利尿剤……
少しく狼狽える麗破。次第に込み上げてくる性感に紛れて、早くも不吉な兆しが、じわり
湧いてくる。早朝から、ずっと戦い続けてきたのだ。無論、お手洗いにゆくことも叶わな
いままに……
0044第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:27:06.44ID:rkYQPt1V
05
それでも懸命に身を躱し、再び起き上がろうとする麗破。白いレオタードを歪めて、必死
に立とうとしている姿がうら悲しい。だが、足許が覚束ず、無様に尻餅をついて、堅く乾
いた地に強か美尻を打つ。息が上がって、肩が、小振りな胸が上下する。痛みとも違うも
どかしくも遣る瀬無い奇矯な感覚が、腰の辺りに疼いて溜まりに溜まっている。しかも、
下腹部には、重たい朧げな異変を感じたままである。無理もない。先程来の曾てない消耗、
夥しい心身へのダメージに加え、重ねて曝露した淫毒やら利尿剤やらの不祥な薬物が、今
や浸透し切って既に全身隈無く及んでいるのだから。

追い打つように蜘蛛御前の魔眼の輝きが鋭く突き刺さり、麗破を圧倒的な暴力の瀬戸際に
曝す。どろどろ、ぬめぬめした得体の知れない悍ましい妖気そのものが、心身に渦をなし
て傾れ込んでくる。清らかな心までも、ずたずたに痛めつけられて、俯せに崩れ落ち、惨
めに這い蹲ってしまう。

ぐっ…… う…… く、苦しいっ……

苦悶に満ち充ちた顔を上げ、何とか起き上がろうと藻掻く麗破。立ち上がれば、また嬲り
甚振られてしまう…… だが、貴忍として、立たないわけにはいかない。緩慢な動作のなか、
レオタードに刻まれた深い皺と鮮やかな表面の光沢、ねっとりとした質感が、どうしよう
もなく劣情を抱かせる。
「あうっ!」
しかし、四つん這いの脚の間から股を思いっ切り蹴り上げられて、紅牙の爪先が柔らかく
繊弱な陰部に突き刺さる。息も出来ない激痛!
おっ……おごぉっ…… 
わ……わたしの…… おおおっ……
緩く盛り上がったレオタードの股間を抑えながら、形振り構わず脚を投げ出して、のたう
ち回る麗破に、更に追撃が!
ぐげっ……
その華奢な背に、幾多の戦いのため癒え切らぬ傷を負っている腰に、ビシビシ容赦なく幾
度も振り降ろされる蜘蛛御前の杖。

ああっ、腰が 腰が! あっ あっ! あっ!

俯せに倒れ伏し、白いブーツごと細く締まった両足首を踏み躙られ、躰を質感溢るる強靭
な杖で容赦なく幾度も打ち据えられて、その度激痛が痩身を貫いていく。乾土に塗れなが
ら、為す術なく踏み躙じられ、杖撃たれる麗破の悲痛な姿!

 いやぁっ! 麗破が…… やめて、もうやめて!
 麗破を想う夢破の胸が締め付けられる…… 至る所、蜘蛛糸の縛りも緊い……

ぐったりした麗破の首を紅牙が力一杯締め、繰り返し頬を叩く。気色の悪い骨張った手が
白い頬に何度も炸裂し、赤く腫れあがる。憎々しくもサディスティックに、顔を掴み、反
動をつけ、後頭部を幾度も地に叩き付ける。

さらには、積り積もった恨み、これまでの報復とばかりに、蜘蛛御前の浮動念力が発動。
「うわあっ! ああっ……」
宙高く、二回、三回と、上下に浮遊させられる。
「いやぁぁぁ!」
加速をつけて落下させられ、地に背中から叩きつけられる。致命傷にも及びかねない衝撃!

も……もう……立てない……
麗破の左腕が宙を掴むように伸びかけ、やがて力なく落ちる……
0045第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:33:19.83ID:rkYQPt1V
06
遂に力尽きて仰向けに倒れ、若さに溢れる肢体を無防備に晒す麗破。鍛えられ、引き締ま
った脚から柔らかな美尻へと続く靭やかで、艶かしいライン。女性らしい丸みを残した腹
部から坦らかに隆起して、薄い胸の頂点で生地が慎ましく張っている。蜘蛛御前の魔力で、
ブーツの足首から膝上まで巻きつく不気味な蜘蛛糸が、下肢を貼り付け、横たわる麗破の
躰を音も無く拘束し、その自由を奪う。増幅する焦燥。前にも増して息遣いが速くなる。
過酷な苦辛と物凄い怠さに、最早身動ぎすら儘ならない。汗で濡れた首筋に、そそけた髪
が幾本張り付いている。不覚にも密やかな疼きに耐え兼ねて、肌合いがやや紅潮している。
仮面の下で白い美貌が上気する。白銀のアンダースーツに包まれた腿を、気取られぬよう
擦り合わせている。脈を打つ度、躰が…… 躰が…… 熱い……

「うっ……」

柔らかな下腹部を、尻を、股間を、強い着圧でホールドしているレオタード。これまで変
身の度使い込まれて、僅かに色褪せた感こそあるものの、飽く迄綺麗な白色で、靭やかな
躰に、皮膚のように肌のように密着し、一体となって、この上無く馴染んでいる。霰もな
く開かれた太腿に弾かれて、恥丘の柔らかく繊細な膨らみが魅惑的に浮かび上がっている。
伸縮性に秀れ、蔓蔓と光沢の滑るタイトなレオタードに切れ目の皺が寄り、影となり輝き
となって、眩しい中にも微かな翳りを添えて、あらぬ妄想を掻き立てる。

「イイ眺メダコト」
蜘蛛御前の瘴気が、辺りに充満する。不浄な燐粉が毀れ、降り注いでいる。嫌な気配がす
る。躰のラインを眺めている。顔が近づいてくる。股間の匂いを嗅いでいるようだ。鋭敏
な嗅覚が、蒸れて饐えた匂いのなかから、淡く、かぐわしい香気を嗅ぎ分けている。
いやらしい…… 
好色な光の宿る隠微な眼差しで、紅牙が視姦する。股間に貼り付き、何時にも増して線も
露なレオタード越し、あたかも陰唇が覗いているかのように錯覚してしまう程に。
構うものか…… 見たければ好きなだけ……見るがいい…… 
既にこの身は、悪との戦いに捧げ……
0046第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:39:01.56ID:rkYQPt1V
07
大袈裟な笑みを浮かべた後、仰向けに横たわる麗破の傍らに、突如寄り添う紅牙。何処か
らか取り出した錠剤を口の中へ放り込むと、両肩を掴んで顔を寄せ、柔らかく結ばれた薄
紅色の麗破の唇に、素早く唇を合わせる。
「な……」
咄嗟に顔を齟齬そうとするが逃れられない。濃厚なキス! 開きかけたピュアな唇が、容
赦なく塞がれてしまう。

唇が…… 

突如奪われた唇。忌まわしい悪寒が躰を駆け廻る。嘔吐を堪え、創痍の身が総毛立つ。紅
牙の冷たく軟らかな舌が唇を割り裂いて、容赦なく滑り込む。顎にどちらのかも分からな
い唾液が流れ、全身が緩むような生温い匂いがする。多量の唾液とともに、喉奥めがけ注
ぎ込まれた錠剤。隙を衝かれ、いけない筈なのに思わず嚥下してしまう。 

ぅえ゛…… ぅ、げほ、げほっ……

俄には信じ難い事態に素心を掻き乱され、動揺する麗破。やがて舌の裏側までも、ゆっく
りと嬲られる。目蓋の周りが薄赤く染まり、開くことができない。その間にも、紅牙の腕
が肩に素早く回される。脇腹から腰へと手を這わせながら、身体が覆い被さる。

な……なに……

だらしなく開かれた両腿の間にこじ入れた紅牙の右脚の卑猥な揺さ振りに、麗破の柔らか
な下腹部が当たって腰が沈んでいく。

あ? ……あぁ……あっ……

――上品な口元、長い睫毛の輝瞳、緑の黒髪。
――基目細やかな肌、均整のとれた痩身、端正な容貌、柔軟で靭やかな筋肉。
――貴忍を初めて目にした時から、強く惹かれ唆られていた。
――その夜、紅牙は、麗破を想って激しく自慰した。
――羨望と憎悪による未曾有の興奮を投影して……
――その美貌を限りなく猥褻に陵辱することだけを願って……
0047第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:41:41.94ID:rkYQPt1V
08
茫然とする麗破の細い項に、首筋に、ドロリとした粘度の高い半透明な液体が猥雑に塗り
たくられる。 蜘蛛御前の汁液の常軌を逸した原液! 瓶から直接流し落とされ、二の腕か
ら腋の辺りにもたっぷり注がれる。

……んんっ……んん……っん…… っく…… くぅ……っ 

咽かえるような甘酸っぱい香りが充満する。襟元、胸元から染み込んで、ヌルヌルとした
素肌への気味の悪い感触。しかも、気怠く微睡むような異様な感覚が、唯でさえ淫毒に侵
されている躰を、更に妖しく穢していく。

「オ前ノ負ケダ、麗破」
「……ん、あっ……はあ……んっ…… な、なに……これ……」
「コノ液ノ怖ロシサガ、オ分カリカイ? コレデ、感度抜群ニ上ガル
 ヤガテ、オ前ハ、イクノサ」
「あ……悪魔!」
「騒ゲバ、騒グダケ、イクノモ、早クナルヨ フフフ……」
「……無駄よ わたし……は……」
くうう……ああっ……ん……
「……お前たちのような卑劣な連中に……屈するつもりなんて……ない……」
左腕も……動かせない……  それに……
……んんっ……んん……っん…… ……っ んぅ……  
でも……負けるわけには……いかないわ…… 夢破を救わなければ……
「ククククク……この程度で終わると思ったら大間違いだ」
……はぁ……うんん……んっ…… はっ……はぁ……はぁ ……っ!
0048第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:43:11.22ID:rkYQPt1V
09
……っ……く、くっ……くううっ……
あああっ……っはあはあ…… ンんっ……ああ…… はあはあ……っ……

やがてまともに動くことすらできない麗破の内股を、壊れ物でも扱うかのように、魔手が
そっと撫でる。爪を立て、膝の膨らみを刺激し、それから膝下までツーッと滑らせる。今
となっては唯それだけで、背を抜けて秘部に至るぞくりとした甘い疼きが走る。太く逆剥
れ立った指先が瑞々しい肌に猟奇を含んで触れる度、込み上げてくる喘ぎ声を抑えて、慎
み深く恥じらいながらも躰を捩らせる。感じていない振りをしているだけでも精一杯。身
も心も朦朧としていくなか、容赦なく嵩みつつある尿意に困惑し、有ろう事か研ぎ澄まさ
れて何の躊躇いも無く唯鋭敏になっていく快感に唖然とする。

……はっ……あん……ぁ うぁ……ぁっ!

「諸々効キ目、出テイルヨウネ、ククククク……」

……はっ……あっ! ああっ!  

鮮やかなスーツに包まれた胸の膨らみに、蜘蛛御前がそっと掌を添える。胸元を探り、柔
らかな膨らみを存分に味わっている。緩やかで丹念な刺激。敏感な部分に触れるのを感じ
る。仄かに甘美な疼き。直接触れられるのとは、また違った感覚。レオタードの下、形の
良い乳房が揺れ、薄紅色の乳首がこりこりと勃つ。熱く腫れている。痛い程に。

う、あああっ…… む、胸を……

「コノ液ニ侵サレタ者ハ、誰デモ堕チル フフフ……」

くはっ! あっ……ああっ…… ぁ…… あああっ……っはあはあ……
何を……する……
は……っ…… んぅ あ…… く、ぅうっ…… 
ふ、触れるな……そんなとこばかり…… それも、夢破の前で……
あぁっ、またっ…… その嫌らしい手を、除けて……

蜘蛛御前と紅牙、二人がかりで、躰の至る所、好き放題、触れている。責め慣れてる……
嫋やかに張った腰から臀部、柔らかな下腹部へと手が降り、感度を増してゆく。弾性に沿
って生地が沈み込む。清潔で機能的なレオタードに包まれた丸やかな尻や、そのカットの
線を嬲られ、思いがけず息を呑む。ブーツに包まれた脹脛が内股に寄せられて緊張し、気
忙しく膝が揺れている。人差し指が股のラインに沿って滑る。腰の奥から、媚かしい官能
が止み難い程に盛り上がってくる。本能的な腰の蜒りを無理にも抑えようとしても、とて
も抑え切れるものではない。些か未成熟ながらも存外に確りとした腰や尻の拵えと、レオ
タードのすべすべして滑らかな上質の素材の手触りが、心地好い興奮を誘い、二人を悦ば
せ、愉しませる。

「キヒヒヒ…… コヌコヌ……」

ど、どこを…… あうっ! ……はっ……あん……ぁ
くっ…… わたしが動けないのを、いい事に…… 卑劣な……
汚らわしい……触らないで……
こんなことして…… 許されると…… 思ってるの……

火照って細々と震える躰。何時しか頬が朱に染まる。傍目にも何処となく如何わしい淫ら
な行為を感じさせるものがある。執拗な指技から暫し解放されて尚、濃厚な触感は消えず
に痕を残す。

はぁ、はぁ…… く、悔しい…… こんなことに、抵抗できないなんて……
0049第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:46:29.17ID:rkYQPt1V
10
湿った指が、最も秘められた場所にフィットした薄いレオタードの聖域に、そっと触れる。
探り当てるように優しく撫でて、絶妙な力加減で弄ぶ。その内で微かに濡れ始めている生
地越し、柔らかな恥丘の盛り上がり、控えめな裂け目が淡く薄らと覗え、とても艶かしい。

「んっ!」

行成り触られ、その隠微な刺激に耐えられず、思わず声を上げてしまう麗破。巧みに弄ら
れ、渇られ、焦らされ、快感と羞恥で悩ましく悶える麗破を、指が妖しく責め続ける。敏
感なところをさわさわと撫で下ろされ、腰がぶるっと震えて全身に鳥肌が立つ程、快感が
滲み出る。

ああ…… わたしの……大切な…… ぁ……
っ……はあはあ…… ……はっ……ああっ!

身の毛弥立つ怪異な妖忍に触られ辱められる屈辱。口許で何度も小さく噛む仕草。無念さ
に躰が震え、熱いものが頬を伝う。しかし、高感度の媚薬が怖ろしいまでに効いている。
小刻みに震える卑猥な指の動きが伝わってくる。敏感な部分を、つつっと這い回るのを感
じても、今はどうすることもできない。

酷い……何てことを……

これまで経験したことのない快感と屈辱に目が眩み、頭が真っ白になる。唯々懸命に声を
押し殺そうとして耐え忍ぶだけの麗破を、執拗に周到に責め続ける蜘蛛御前。振り払うこ
ともできずに、悶え苦しむ様を、まるで楽しんでいるようだ。薄絹を一枚ずつ掬い取るか
のような、至極繊細な愛撫に、ひとつまたひとつと箍が外れていく。

……はっ……あん……ぁ ……やめ……っ ……てっ……
誰にも…… 触れられたこと……ないのに……

「ククク…… ソウカ、未ダ男ヲ知ラナイラシイネ」

切なげな息遣い。甘い桃色の感覚が浸食するように絡みつく。奥の底から、温かくぬめっ
た蜜が、とろりと漏れ出す。灼かれるような熱が湧き出してくる。淫毒に媚薬に犯され切
った躰が、抑えようがないくらい貪婪になっている。

……はぅんっ! んんっ…… このままでは……淫らな術に…… ああっ……
こ、腰が、腰が ああ……腰が浮いちゃう……

クチュクチュ……

あっ……ああっ…… いっ……あっ……ううっ……あっ、ああっ……
んッ…… わたし……濡れてる……

「貴忍ノ癖ニ、何テ不自堕落ナ。濡レテキタ、濡レテキタ」
「嘘よ、ち、違う……っ……」

麗破のそこは、これまでの卑猥で執拗な責めで既に熱く濡れていた。しかし、染みなど容
易にできはしない特殊繊維のレオタード。たとえ幾らか濡れていたところで、決して悟ら
れることなど、あり得ない筈……

でも…… もっと触られたら…… あんっ……
……され……たら…… ……もう…… ぅ……
0050第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/18(日) 14:49:17.29ID:rkYQPt1V
11
快感と羞恥で淫らに悶える麗破を、尚も魔指が妖しく苛め続ける。繊細に秘裂の形をなぞ
って薄地の布に浮き出させ、冷たい指の腹で淫靡に嬲られる。コロコロとしたクリトリス
の感触や、柔らかく纏わりついてくるような小陰唇の感触が、泉の潤いと共に、クレバス
に浅く沈む蜘蛛御前の中指に伝わる。下唇を強く噛んで、嬌声が洩れるのを堪えても、熱
い蜜が漏れ零れている。

つあっ! そこは……そこは…… そこっ! ぁ……あん、あんっ! 
か、感じる…… 自分で触るより……ずっと……
凄い…… こんなに感じるなんて……
ああっ……蕩けそう…… ぃ……いい…… 何て気持ちいいの……
だめ、何にも考えられないわ…… 
少しでも気を抜いたら、どうかなってしまう……

生まれて初めて、そこをそんなにも愛撫される感触。いやらしく淫らな辱めを受け、底知
れぬ昂ぶりを覚えていることに、否が応でも気づかされる。これ以上、熟練した責め手を
受け続ければ、抵抗する一切の術が無くなってしまうかも。重たそうに、如何にも重たそ
うに、快楽に満ち溢れた重たさで、弧を描いてすべてが落ちてゆく。股間には恥ずかしい
染みが薄く静やかに拡がっていく。最早、誰の目にも、緊張と萎縮、躊躇いと恥じらいを
隠しきれない。
 
うっ、うぅ……こ、声が……声、出ちゃう……
こんな筈ないのに…… はぁ……はぁっ……はっ……
……ぁんっ! おかしくなっちゃう……
お願い……昂まらないで…… 夢破が見てるのに……

ビクンッ!

「っあん! ……はあはあ…… くうっ……ぁ……はあんんッ!」
だめ、こ、こんなのに感じちゃ…… 頑張るのよ、麗破……
……何とか……しなければ…… 
でも……ああんンッ…… 
ん…… なに? ん…… んっ……!

to be continued
0051名無しさん@ピンキー2016/09/18(日) 18:27:19.96ID:+W6kwPcP
おおおお!ありがとうございます!
0052第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/19(月) 16:38:37.82ID:nqDQ9m6O
12
尻の切れ目に沿って気色の悪い指が這い、未通の入口を割り裂いて深く衝き立てられる! 
指? 細い指? 入ってくる…… っひぃ! やぁぁぁっ!
麗破の可憐な悲鳴。
あひっ! 痛い、痛いっ!  
レオタード越しに深々と貫かれ、恥ずかしい器官に紅牙の指が押し込まれていく。
ギゅっ ギュッ……
瞳を見開き、口を開けて硬直し、異様な物が胎内に侵入する悍ましい感触に耐える麗破。
……んぎぃっ、きついぃ! 抜いて……抜いてっ! 

指がアナルを内側から円く擦るように抉り、吸い付く極薄のレオタード越しに感触を確か
めながら、こね回し続けている。痛みを払いのけるかのように首を振る。強烈なショック
が、麗破に劇痛をもたらすのみならず、媚薬で敏感になった性感を一層刺激する。しかも、
その衝動によって呼び起こされるあの感覚。腹部が張るように膨らみ、股間が疼く恥ずか
しい感覚に、痩身がぶるりと騒めく。溢れ返る性的な快感で暫らく忘れかけていた尿意が、
又しても麗破を責めていく。
は……ぅぅ……っ そ、そんな……
んんっ……は……ああっ…… はあっ……はあっ……
しかも…… ああっ……こんなときに……
ぅ……堪えていたけれど…… さっきの利尿剤が……
擦り合うように動く太腿、左右に揺れる腰。
ぁぁっ……んっ、んっ…… 堪らない…… 腰が、脚が…… どうしたら…… 
これ程長く、麗破に変身し続けているのは、初めてなのに…… 
もうこの姿を維持しているだけで、心も躰も辛く切ないのに……
フルフルッと尻の双丘が痙攣し、冷汗の珠が流れる。意識とは裏腹に、内奥から湧き出て
くる禁断の疼きと脱力感。加えて、性欲とは相事変る掻き毟られる程の生理的な欲求。
うくっ…… このままでは……ほんとに…… 保たなくなってしまう……

悦に入って自らの指先を舐める紅牙の疎ましい形貌に、我知らず目を背けてしまう麗破。
だが、下腹部に込み上げている焦眉の重苦しい痛みが、溢れんばかりの性感をも、否応な
しに掻き乱している。背筋がぞくぞくっと凍るように躙り寄る無慈悲な畝り。慌ててその
勢いを止めようと尻や太腿をきゅっと引き締め、そのままの格好で緊張の一瞬を迎える。
何とかやり過ごしても、下半身を全力で引き締めて耐えても、また膨れ上がって、繰り返
し繰り返し幾度も幾度も潮のように、引いては満ちて、麗破に次々襲いかかる切迫した尿
意の騒めき。
 
うくっ! ぁ……だめ……だめっ……

レオタードを引き裂かんと、肌から引き剥がすよう摘まもうとする蜘蛛御前だが、ぴっち
り股間に貼り付いているため果たせない。変身している間、このレオタードは邪悪な力か
ら麗破を護り、敵が破ることも剥がすことも容易にはできないのだ。
「チッ」
しかし、いきなり牽き上げられ、股間に食い込むレオタードの蔓りとした滑らかな感触に、
束の間、意識が遠のく程、峻烈な快感が、麗破を蹂躙する。
はうっ!
反り返った喉が慄える。美脚が痺れ、太腿が細動する。じわ…… 不意を衝かれ、極僅かだ
が思わず漏らした尿が滴り、メタリックシルバーのアンダースーツに微かに滲む。理性を
掻き集め、辛うじて決壊を食い止める。
ぅ…… んんっ…… 
散々辱めを受けているのに…… もう、これ以上……
0053第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/19(月) 16:39:51.04ID:nqDQ9m6O
13
「ホホウ 先ズハ、コッチカラ濡ラシテモラオウカ
変身姿ノママノ放尿ヲ眺メルノモ、一興ダワ」
ぴちぴちしたレオタードが更に上へと揺ら揺ら牽き上げられる。擦れた音を立てながら、
深い切れ目の奥へと滑り込み、不慣れな躰を絶え間無く責めあげる。容赦なく高まる激し
い尿意に苛まれながらも、躰は感じている。滑らかな生地越し、弄られた感触に耐え切れ
ず、赤く濡れた唇の先から、艶っぽい和えかな吐息が洩れる。

ぁぅ……ぁ……やめて…… あ、ぁぁ……レオタードが…… 
ぁ…… はっ……はぁ はぁっ……うっ…… あっ……擦るぅ……
ああ……そんな…… いま……そんなことされたら…… くぅ……っ!

身を護る筈のレオタードに犯されて、漣波のような愉悦に溢れ、甘美な響動めきが下肢い
っぱいに広がる。身動ぐと、食い込む生地の感触に、気恥ずかしい濡れがはっきりと感じ
られる。きゅうぅっと高まり、腰が抜けそうな程の徒ならぬ尿意が改めて躰中に巡る。極
僅かとはいえ、既に一度漏らしてしまった身なのである。荒い息。ヒクつく内腿。もう今
にでも迸りそう。
く……ぅ…… んはっ…… ん、あふっ…… んくっ……う゛…… 
無遠慮な掌や指が緩急に這い、じっくりと弄ぶ粘着した刺激を覚える。撫で擦って、膀胱
の位置を正確に探り当てたところで手が止まる。すりすりと指先が押し込まれ、外から鈍
重な圧迫が襲い掛かる。レオタードに包まれた柔らかな下腹部は、今や石のように硬く硬
く張り詰め、溜まりに溜まった熱い奔流を溢れさせようとしている。

あはっ! くっ、でちゃぅっ……くぅうっ…… ああっ、ん……んあああっ……
んはあっ…… も、もっ……漏れるうぅぅ…… ぅ……ぁ……

閉じ込められ、行き場をなくした液体が引き締った下腹部で渦を巻く。きりきりと絞りあ
げられるような鈍い痛み。激しい蠕動が張り詰めた膀胱を駆け抜け、震える股間を直撃す
る。沸き騰がる尿意に苛まれ、焦りを隠せないまま、辛そうな表情や仕草で只管堪えてい
る麗破。紅牙が見つめている。凝視している。蜘蛛御前が酷薄な冷笑を浮かべて、漏らす
のを待っている。
どこまで……どこまで貶めようというの……
これまで感じたことのない冷たさが、背筋を伝う。内腿を引き締めようとしても、もはや
陥落寸前となった膀胱が狂ったような悲鳴をあげて、これ以上持ち堪えられないところま
できている。意に反して膨れ上がる灼熱の気配に、気力が凋んで殆ど尽きかけている。執
拗な責めを躱すこともできず、誘惑を断ち切ることができそうにない。このままでは我慢
できずに、恥ずかしい液体を垂れ流して撒き散らし、股間、尻、太腿、脚…… びしょび
しょに濡らしてしまう……。崩壊のときが近づくのを感じる。ふと諦めの感情が脳裏を過
ぎり、絶望に慄然と震えてしまう。
そんなに、わたしの失禁を……
次の瞬間、ほの甘い感触が腰全体に伝わり、予兆が滲み出す。荒い息遣いとともに、震え
が止まらない股間から一筋の流れが滴り始める。しゅるしゅると小さな水音。僅かに零れ
た珠がぽた、ぽたっと散る。だが、押し寄せる崩壊の危機に、尚も気高く耐え続ける麗破。
ここで漏らしてしまうわけにはいかない。切羽詰った形相で震える下肢に力を篭めて身を
捩り、其の度鮮やかなレオタードに妖美の皺が寄る。

んん…… ぃ……いけない…… ここまで……我慢したのに……
こんなところで…… っぅ、堪えなければ……

幾重にも夥しい淫毒やら媚薬に曝された挙句、利尿剤までも注がれ、堪え難い性感のみな
らず、止め処なく湧き立つ強烈な尿意に責め立てられて、麗破は幾度も端正な美貌を苦し
げに歪めて必死に耐えていた。自分の意志だけではどうすることのできない生理現象が滑
やかな下腹部を掻き毟り、美しい貴忍を鬱陶しい力で屈服させようと、差し迫りきていた。
激しく掻き立てられ、際限なく込み上げてくる強烈な尿意に苛まれながら、目前にまで押
し迫った結末をどうすることもできずに、濃艶に喘ぐ麗破。これまでも散々羞恥と屈辱を
味合わされているというのに…… もしも限界を超えて力尽きたならば…… 身果てるまで
悶え苦しんだあげく、堪え切れず無残にレオタードを濡らしながら散って、変身姿のまま
恥辱に塗れてしまう……
0054第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/19(月) 16:41:38.06ID:nqDQ9m6O
14
「諦メガ悪イナ
 ソロソロ、仕上ゲヲシテ、アゲヨウネ キッヒヒヒ」

蜘蛛巣に貼り付けられて動けない夢破。競泳水着に包まれた乳房を鷲掴みながら、その耳
元に呪文を囁く蜘蛛御前。
「あああっ……い……いやあっ……」
眉根を寄せて首を左右に振る夢破。明らかに動揺している。表情が緊張に強張り、掌に爪
を立て、噛み締められた奥歯さえもが震え、相当取り乱している。しかし、抗い切れずに……
「ごめんなさい…… 身体が……勝手に……」

まさか…… 何を……するの……

暫し拘束から解かれ、麗破を前に跪く夢破。仰向けの麗破に、頭から脚の方に向かって這
うようにゆっくり覆いかぶさる。丁度麗破の顔の辺り、夢破の競泳水着の下腹部が宛がわ
れる格好に。そして、夢破の手が麗破の流麗な髪を捕らえ、自らの股間へと導く。その魅
惑に釣られ誘われて、思わず吸い寄せられてしまう唇。脳裏を過る禁じられた願望。競泳
水着のつるんっとした独特の感触、淑やかな夢破の感触が、麗破の胸をきゅんと衝く。し
かも、んっ……んっ…… という夢破の可愛く過細い喘ぎ声がする。

――目が合うと、恥ずかしそうに微笑んでいた夢破
――予ねてから少なからず好意を寄せているように思えてならなかった夢破

ああ……これは……夢破の……
わたし…… そんな…… ぁ…… だめよ……いけない……
はあはあ…… こんな……こんなこと……

自らもいやらしく腰を振って股間を麗破の口許に押し付けながら、麗破の腰をそおっと抱
えて、だらしなく開いた両腿に顔を埋ずめる夢破。暖かい呼気がかかる。
ああっ……舌が…… 太腿を……
そして、しっとり濡れて艶艶光る股間に貼りついた薄布が浮き上がり、麗破の秘裂の形が
露になっているところに優しく唇をつけ、縦溝に沿って丁寧に舌を這わせ、控え目に舐め
始める。

あんっ! だめ……それだけは…… しっ、しないで……
ぁ あはっ! ああ……
あ…… そこは、そこは…… だめ…… ……や、やめ……やめて…… 
はあっ…… はあっ…… っ……ああっ、夢破っ!  

不慣れでどこか戸惑いがちな仕方ではあったが、心からの敬愛を籠めた舌戯によるさらさ
らした感触の遣りきれない程の切なさに、儚げに身悶える麗破。激しく催す尿意を必死に
堪えながらも、躰も心も惚り感じている。か細い悲鳴、喘ぎにも似た甘いぐずり声。潤ん
だ瞳から涙が一筋溢れ、煌めいて頬に零れている。

……ん んっ! あ、あっ、あっ! あうっ! 夢破、夢破!
あっ、そ、そこは、そこっ! ……ああっ……いいっ! ……あああああっ……

尚も舐め続ける夢破を、残る気力の総てを振り絞って、今や思うに任せない全身を懸命に
捻ることで跳ね除ける麗破。しかし、凄まじい快感! 自制に張りつめていた理性の糸が
一瞬に弾け、途切れる。

だ……だめ…… もう……我慢できない……
0055第30話 ◆4esfMXj44o 2016/09/19(月) 16:42:41.17ID:nqDQ9m6O
15
ふるるるっ……と、一際強い震えと共に腰の力が緩み…… ジュっと絞り出るような……
込み上げてくるものを止めることが………… そして、遂に……

ジュ……シュゥゥッ……ジュイィィィッ……

いやっ……あっ……ううっ……あっ、ああっ……
ああ……だめ……

ジュワッ……ジュジュッ…… 一旦遮られた噴水が、水圧で薄ら膨らむレオタードを色濃
く変色させ、そして、夥しく濁流を噴き出させて、太腿の内側に温もりを溢れさす。股に
張り付くレオタードの感触が、徐々に尻の方にも広がっていく。限界まで我慢に我慢を重
ねた後の弛緩は、妖しいまでに耽美極まりなく、意識さえも桃色の霞に包まれる。被虐の
快美に陰湿な歓びが吹き零れ、恍惚に泡立ちながら悲嘆の貴忍を優しく包む。二度、三度、
波に襲われる度、痺れるほどの解放感が、領元から込み上げる喜悦に充ち満ちて、胸が張
り裂けてしまいそう。

あっ……うっ…… あ、あああ…… もうっ……
っあ……あっあ…… ぁっ…… あっ……あっ……んあああっ……

夢破にも見つめられたまま、音を立てての排泄。健気にも、腰を、下腹部を震わせ、なお
放水を堰き止めようと、凄艶にもがく麗破。

ああっ、粗相を…… くっ……ううっ お……お願い、止まって……

だが、括約筋が痺れ切って、もう力が入らない。麗破の毅然とした強靭な精神力をもって
しても、今更塞ぐことなど出来よう筈もない。思わずレオタードに手を掛けようとする麗
破。しかし、無情にも、ここで脱げる筈もない。この狡猾な罠から逃れる術がない…… 
シュルッ…… ブシュルッ……
一度弱まりかけた流れが、再び堰を切ったように溢れ出す。腰がおののき震え、もう如何
ともすることができない。

ぁ……んっ…… 止められな……ぃ…… ぁ……うぅぅぅ……

漸く解放された雫が、強弱を変え、断続的に股間から溢れ続けて、アンダースーツに包ま
れた内腿を、尻を傳い、夥しく濡らす。生暖かく濡れた感触が、どこまでも拡がる。華奢
な背筋が、虚しく揺れている。淡い臭気が周りに立ち籠める。ゆらゆら滴り落ちた雫が、
地に溜りを作る。

……ああっ…… わたし…… 漏らしてしまった…… レオタード……穿いたまま……

哂い声が聞こえる、嘲う声が。見せてしまった。気丈な貴忍が耐えかねて屈し、情けなく
失禁するところを。我慢できずに、正義を象徴する可憐な変身姿を台無しに、ぐしゃぐし
ゃに汚してしまうところを。この惨めな姿を見られている。憎むべき敵の前で、貶められ、
辱められ、惨めに晒してしまった酷い姿を想起するだけで、嘗て無い物凄まじい羞恥に此
の身が切り刻まれ、屈辱に涙が滲む。

どうして…… どうして、もっと……堪えられなかったの……

to be continued
0056名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 16:04:05.29ID:KC5TJB5d
ジライヤとの禁断のまぐわいを期待
0057名無しさん@ピンキー2016/09/27(火) 19:07:03.25ID:wbFfwXjh
麗破のレオタード姿はえろい。
0058名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 01:33:54.88ID:MS+6yy0b
偽麗破(紅牙)「フフフ・・お前の姿・・そっくり写し盗らせてもらったよ・・・
      ・・・この姿、たっぷりと使わせてもらう・・・」

     
0059名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 16:21:15.23ID:OGrbKupa
麗破のマインドコントロール希望
0060名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 18:23:48.66ID:MpoBaVg7
洗脳してあんなことや。こんないやらしいことをw
0061名無しさん@ピンキー2016/10/15(土) 22:32:02.91ID:GKUlAGY/
不知火舞・まいりました!
0062名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 19:00:10.10ID:dKKoiIGV
かすみちゃーん
0063名無しさん@ピンキー2016/10/20(木) 13:35:11.15ID:aSi5AeMx
エーロイヤ エロイヤ! テッテッテーテ!
エーロイヤ エロイヤ! テッテッテーテ!

こーの恥丘を、だーきとめる!
だけのでっかいチンポがほーしぃぃぃぃぃ! 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0064名無しさん@ピンキー2016/10/27(木) 21:45:30.91ID:pPBn+Vpj
舞&多喜VSレイファン&春麗

くノ一VSカンフー女のキャットファイト
0065名無しさん@ピンキー2016/11/13(日) 21:26:43.01ID:w3KeeD/6
田谷知子さんか
0067 【大吉】 【132円】 2017/01/01(日) 23:28:30.15ID:WU3/TkPS
>>9

>>14


私、死刑執行忍者人。
長い黒髪黒装束の、言っちゃあなんだけど美少女中学生忍者なわけよ!

今は入浴中で忍法・全裸待機!にんにん。
きゃ?!急に裸の抜け忍が入って来た!何これぇ?!
やだやだ!出る、出ちゃう!
ああ、も、もう………ダ、メッええぇぇ
ぁあウンチで、出るっ出るウンチが出ますううぅっ!
ッブ、ブリュッ!ブリュブリュブリュゥゥゥーーーッッッ!!!
ンぃやああぁっっん!イチジク浣腸手裏剣ェ!見な、見ないでお願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!!
ブババアアアアアッッッッ!!!!
んはぁああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッウンコがああぁッッ!!!そしてレぇぇイプ!!
あひ?!そこ穴違いッ?!あイ?!でもいっ?!いいいぃぃ!イクイクイクイクイクぅぅーーーー!!
0068名無しさん@ピンキー2017/01/11(水) 21:28:37.32ID:7tdaiHb/
不知火舞のベアハッグされる姿もエロい
0069名無しさん@ピンキー2017/01/25(水) 21:01:28.39ID:Fmxo21Zp
不知火舞のお尻
0070名無しさん@ピンキー2017/02/03(金) 09:25:52.82ID:Md8KW/e8
保守
0071第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:39:32.61ID:6BmOZGTu
(承前)
>>38-50
>>52-55

16
麗破の失禁を目の当たりに、嗜虐の官能に心奪われる紅牙。
――麗破が、あの癪に障る小生意気な麗破が、耐えかねて情けなく漏らしてる……
――我慢できずに、こんなにも……
――此の姿、確と見届けた……
陰湿な歓びが吹き零れて、何処となく愉しげである。

麗破を庇って、うつ伏せに凭れ、覆い被さる夢破。
「邪魔!」
紅牙の蹴りが脇腹に深く入って、蹴転がされてしまう。

「シダラナイ女メガ、此レヲ味ワウガイイ」
ブゥゥゥゥン…………
「……っ……ぅ……」
止めとばかり、是見よがし、蜘蛛御前の杖の柄がバイブレータと化し、貴忍にとって肌さ
ながらのレオタード越し、股間になぞるように宛がわれる。
ブゥゥゥゥン………… ブゥゥン……ブゥン……
「っあん!」
“微”モードにした極く弱い振動が、性感帯を控えめにも擽ったくも愛撫する。
ぁふぅっ ……んっ!  
あうっ……はうっ!
「質ノ小娘ノ見テイル前デ、存分ニ乱レルガイイ 覚悟シイヤ!」

単調ながらリズミカルで止まる事のない乾いた振動が、ジワジワ局部に伝わる。回転数が
徐々に昇がり、機械的で想像力が入り込む余地もない粗暴な快感が股間を覆い、過敏にな
っている躰を粉々にして、この上なく追い詰めていく。

あ……くううぅぅっ くううううう! あんぅっ!
もう……これ以上穢されるのは…… いや、いやっ…… あっ! いやあっ!
離してっ…… 離してえぇぇぇぇぇ……

出し抜けにバイブが神経の集中した最も敏感なところに当てられる。
「あっ…イっ……ゃ、やめてぇっ!」
す、すごっ…… すご……いいっ……!
はっ! はひっ! あひっ! あひひい!
振動音が凶悪なものへと変わり、キューンと収斂するように起ち昇る快感に抗えず、躰か
ら力が失われて、だらりと股が開く。襲い掛かる容赦ないぞくぞくする振動が腰を砕く。
脂汗が滴り落ち、下肢がガクッ、ガクッと痙攣している。

んぎっ! あっ! あぁっ! だめえ! わたし、だめええ!
ん……も、もう! くううぅっ!
0072第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:41:16.84ID:6BmOZGTu
17
「うぐっ! イっ!」
必死に押し殺していた声が出る。凄まじい擬かしさに待ち焦がれていたその瞬間、やっと
きたという想いさえ募る。だが、何たる事、絶頂に至る寸前、不意に蜘蛛御前が杖を引く。
「あくっ……あっ!」
やっ、やだ……
今、もうちょっとで…… イキそうだった……

反射的に腰を使い太腿を擦り合わせてみたが、あと一歩のところで達することができない。
さらに、全身を細かく震わせながら、美尻を浮かせ腰を振り、レオタードを更に激しく食
い込ませようと善がってみても、やはり求めているものは得られない。堪えきれず股間に
伸ばしかけた手さえも、蜘蛛御前に阻まれてしまう。逝き場を無くした性感、満たされぬ
思いが、心身に幾重にも刷り込まれ溜め込まれて麗破を悶絶させる。

っ…… ぐ…… あ……ふ
はぁはぁ……はぁ……

獲物の限界を見透かした蜘蛛御前による宛てがい離し、締めたり緩めたり幾度幾度と繰返
される絶頂ギリギリでの残酷な寸止め!

ん…… ん、んっ、んんんッ……ああぁっッ!
っぐあああああああ……ああんんんっっ! い……いっちゃうぅ……ぅぅ……
……ぅぅ……ぅぅ………………………………………っ…… はっ…… ん、んっ……

満たせないことが、これほど辛いとは。気も狂わぬばかりの佳絶な快感の引潮に漂いなが
ら、麗破は蜘蛛御前の邪悪な企てを看破する。

何という…… はぁはぁ…… いくところを…… わざと寸前で…… はああっ……
蜘蛛御前は、わたしを絶頂の深淵にまで追い詰めた挙句…… 焦らしている…… 
まさか、ずっと……これを続けるつもり……

快感で充満し切って、イキたくなった躰。そこからの寸止め。避けることも抗うことも、
もうできないのに。

……このままでは、わたし……
0073第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:42:37.26ID:6BmOZGTu
18
狂おしいまでの渇きと止み難い欲求。痴態を晒し続けているにもかかわらず、余韻が堪ら
なかった。そして、技巧の限りを尽くして更なる昂みへ導いて欲しいと悲鳴をあげていた。

切ない…… か……躰が…… 疼く……

胸が締め付けられる。蜘蛛御前の手を振り払い、思わず、ぐしょ濡れの股間を押さえる。
レオタードの下にある自分の性器を撫でる。それだけで瞬時に、きゅんっ、と感覚が全身
に走る。目蓋を閉じる。中指をレオタード越し、裂け目にゆっくり沈めていく。睫毛が震
える。太腿を擦合わせ、腰を突き上げて、快楽の渦の広がりに、緩んだ唇から抗し切れず
善がり声が洩れる。

ぁっ……ぅ……

躰に絡みついた蜘蛛糸を引き千切って、そのまましどけなく横たわる麗破。息が荒くなり、
ほんのり朱に染まった美貌に恍惚の表情が浮かんでいく。

ぁぁ……

右手で擬しげに左胸を掴みながら、左手を股間に差し入れ、小刻みに打ち震える躰を捩っ
て悶えながら、張り裂けそうな快感の悦びに喘ぎ続けている。躰とともに揺れる胸の先で
は、乳首が硬く尖ってレオタードの膨らみを押し上げている。周囲に嬌態を悟られている
ことが分かっていても、どうしても手を離すことができない。

っ…… ぅ…… んぅ……ぁ ああっ あっあっあっ……
ああ……あンッ……

「麗破……」
だが、夢破の涙声に、はっと我に帰り、懼れ慄く麗破。陵辱され、乱れた姿を少しでも見
せまいと、絶頂寸前の身を押し戻す。

どうして…… 今になって……そんな…… ぁぁ……
どうすれば…… どうすればいいの……

頬を真っ赤に染め、何かを否定するかのように萎らしく頸を振る麗破。際限ない辱めに抵
抗できずに、唯々犯され悶える事しかできなかったなんて。今にも泣き出しそうな可憐な
表情。うるうるとした縋るような切なげな輝きが、淫欲に酔い痴れた瞳に蘇り宿っている。

「ぁっ……ぁ…… っ……わたしに構わず、逃げて!」

媚毒に侵され爛れた咽喉から絞り出る、上擦って取り繕うことのできない掠れた叫び。夢
破の目に映っているであろう、無残にも辱められ、最早見る影もない程、変わり果てた淫
らな姿。自らの聖水で、たっぷりと汚した下肢。扇情的で隠微な光沢に輝くレオタード。
股にぎりぎりまで食い込ませ、そこから更に広がる恥ずかしい濃い染み。時折、尻を浮か
せて、あたかもその感触を味わうかのように腰をくねらせた痴態。そして、絶頂の間際ま
で追い込まれては止まった責め。満たされようのない怠い喘ぎ。肛門にさえ残る違和感。
こんな薄汚れた結界の中で、邪悪な蜘蛛御前やら陰湿な紅牙やらのいやらしい辱めを余す
所無く受け、淫猥な責めに屈し、藻掻き、のたうち、為す術も無く乱れて痴態を晒してき
た麗破…… 剰え自慰まで…… これまで凛々しい姿で悪人達に立ち向かい、懸命に戦い
続けてきた貴忍の余りに哀しい姿……

見られてしまった…… はぁ、はぁ…… 端たなく霰もない……こんな姿を…… 
お願い、見ないで……お願い……
0074第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:43:52.67ID:6BmOZGTu
19
ぐったり頽れて、虚ろに映る麗破に、俟たしても蜘蛛御前。貪欲な悪意と快い刺激が全身
を巡っている。もう一押しで、麗破を壊すことができると。
「堕落シナイ、オ前ノアソコナド、此レデ沢山」
グチュ!
「あおぉうっ!」
淫らな感触に、思わず快楽の混じった声が漏れる。
ど、どこを…… あうっ! い、いやっ 入れないでっ
躰に密着したレオタードが腰骨まで摺り上げられ、今や股間に鋭く食い込んでいる。無論、
それだけではない。
ああ…… 入ってる……
そこは……
何かの間違いだと自分に言い聞かせたかった…… 伸縮素材のレオタードのぬめった隘路
に、魔杖の先端が悍ましくも力強く減り込んでいる。口許が細かく震える。蜘蛛御前の動
きに合わせて、自分の中に差し込まれた異物がヌルヌルッと動く。清らかな処女地が、嬲
られ、辱められている。これまで感じたことのない股間の衝動が惨憺たる嫌悪感と共に麗
破を襲う。
はあっ……ああっ……はあっ……
貫かれて……しまった…… なんて惨めな…… う……うぅ…… 
超極細の特殊繊維を高密度で編み込み、薄手の素材でできているレオタード。その股間の
ところは、アンダースーツ共々、とりわけ柔らかく、とりわけ精緻な造りにされ、麗破に
とっては不幸なことに、その極上の肌触りと伸びによって、およそ感触を妨げることが一
切なかった。

グニュッ!

あああっ! 奥…… あぁ、奥に…… ああっ……

何とか魔杖の動きを押さえ込もうとした麗破は、無謀にも膣の筋肉を強く締めていた。そ
のため、その動きと共に腰が揺れていた。朦朧とした麗破の脳裏にも、自分のヴァギナが
蜘蛛御前の杖をぎゅっと締め付けている悍ましい様が思い浮かぶ。ああ……正義の貴忍が
敵の手に罹り…… 胸に一際高鳴る鼓動。鮮やかなレオタードを颯爽と身に纏ったまま罠
に堕ち、敵に犯され、羞恥を晒す姿。辱められて堕ちてゆく麗破自身の恥辱に、量らずも
気が遠くなりそうな戦慄と、言い知れぬ倒錯した陶酔を覚えずにはいられない。

レイは…… レイは……もう……
0075第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:44:59.12ID:6BmOZGTu
20
魔杖の動きが一先ず止まり、脱力した躰がだらりと弛緩し、くたりとしなだれる。
……っ、んうぅっ…… ん……ぁ……
透かさず狙い澄まして蜘蛛御前の狡猾な魔眼が再び赫き、復も心身を蝕まれ、苦悶絶する
麗破。
ぐげ、ぐふぇっ…… うぅぅぅ…… ぉぉぉぉっっ……
忽ち俯せに崩れ落ち、弱弱しく突っ伏してしまう。その背に伸し掛かり、何事か唱えなが
ら尚もバックから魔杖で犯し続ける蜘蛛御前。

ぁっ、ぁっぁっぁっぁっ……ぁぅぅっ……

快感に悶え、身を捩る度、股間から全身に激痛が走り、火箸で貫かれたかのような感覚に、
身動ぐことさえ、ままならない。だが、抜き差しされ、ゆらゆら得体の知れない律動で犯
され続けて、身を裂かれるような苦痛に苛まれながらも、有るまじき事かレオタード越し
に突っ込まれた魔杖を、熱く滾った恥部は収縮と弛緩を繰り返し、愛液を噴き溢れさせて
締め付けているのだ。

んっ、んっ、んっ……っ……
「ククククク………… …………レイ……レイハ、レイハ……」
あ………………
「レイハ…… レイ破…… 麗ハ、麗破、麗破……」
……くっ……あっああっ……あぅあうっ…… ………………闘破! 闘破なの?
「其方…… コンナニモ締メ付ケテ」
あん…… だ、だめ…… や……やめ……て…… こんな所で…… 

熱く硬められた物がレオタード越し、ぬめった秘裂の内壁を押し広げながら、麗破の膣孔
を穿つ。深く差し込まれ、膣内に拡がって、柔らかい粘膜をなぞるように擦りあげられる。
一際深く奥にまで突き刺さる。腰の奥から快感が這い上がってくる。滲みるような忌まわ
しい痛覚と共に、もどかしくも耽美な響動めきが下肢一杯に広がる。激しく起ち昇る快感
に、高潮した内腿が、なだらかな恥丘が、為す術もなく震えている。固く結んだ口許から、
美しく透明な唾液が首筋を伝って襟元へと吸い込まれていく。

ああっ…… ああっ あっあっあっあっ…… だめっ! あああ……ま、まって…… 
くっ……あんんんんんっ あっ……あっあっ……あはぁぁぁっっ
あ、あっ! ああっ!あはっ! はぁあっ! んぁっ!
あう! あうっ! あん! あん! あぁんっっ! あぅんっ……
あっ、あぅんっ! あっ! あはぁっ! あぁんっ! あっ あっ あっ!あっ!
0076第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:46:48.71ID:6BmOZGTu
21
如何ニ妾ノ空蝉ナ幻術トテ、ソノ気ノ無イ者ノ心ヲ玩ブ事叶ワヌガ
扠テモ此処マデ罹ルトハ クックックッ……

蜘蛛御前が膣奥深くまで刺さった杖をゆっくりと引き摺り出す。ほとんど全て引き摺り出
すと、今度は力を込めて押し戻していく。奥まで押し込み、また引き摺り出す。そしてま
た押し戻し……

ヌチュッ!

……ぅ……ううっ…… うあぁうっ……う、ああっ! くぅ、あああっ! くあっ! 
あぁんっ、やめて……闘破……毀れてしまう……
あっ、あっ! ああっ あっ! あんっ! ああんっ! あっ! るぁっ!
あんっ! ああんっ! あンッ! あっ、あっ!
あはぁっ!あはぁっ! はぁっ! あぁぁぁっ! 闘破、だめっ! だめになっちゃう!

無垢で繊細なヴァギナを、魔杖は何度も何度も出入りした。麗破を高みへと押し上げ、破
滅へと導く悪魔の所業であった。
クチュッ……クチュッ……
むやみな杖使いで更に奥へと挿しつけられ、身体の芯を貫かれる。硬く揺らぎのないもの
を感じて、嫋やかに張った腰が浮き跳ね、丸やかな美尻がぎゅっと窄まる。美脚が痺れ、
太腿が細動する。舐られた柔襞が蠢き、膣が収縮している。余りの快さに、迸るような劇
悦の畝りが、子宮までも押し寄せてくる。意識が縺れて混濁し、一気の高揚が止まらない。
端無くも、もっと強くと発しそうになる。激しい動悸、荒い呼吸。言い知れぬ陶酔に、眼
差しが彷徨う。反り返った喉が慄える。華奢な背筋が震え、堪え切れず喘ぎ声があがる。

んあっ! ……あっ、ああっ! あああああっ……いっ……あ……
あっ あああっ! あぁんっ! はあっ、あはぁっ! はうぅっ!
んぅ……ぁ あん、あんっ! あんっ!! はあぁんっ!!

はっ……はぁ……はぁはぁ ……っ!
ぁ……ぅっ……あ…… 妙な…… ……ああっ……ん……
闘破……昨夜輸血したばかり…… あんっ!あんっっ!
くうう……ああっ……ん…… ああ……そんな……
……はぁ……うんん……んっ…… ……はあはあ……
まさか…… ぁぁ…… あんまりな……

あ……な、なに…… また……押し寄せて…… なにか……きちゃう……きちゃうっ……
ぃやっ! んっんっ……ああ、だめぇ だめぇっ! くっ……ぁっ……ああんんっ!
……も、もたない …… げ……げん……かい……なの……
っ……ぁぁぁ……ぁぁぁぁぁ……

言葉にならない嗚咽が、心ならず洩れる。双眸から溜まった涙液が流れている。だが、
自分がイかされる寸前であることだけは、はっきり分かる。最早恥辱を感じる遑もない。

……ああ、わたし…… イッてしまう…… っっ……
0077第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:47:48.90ID:6BmOZGTu
22
「負けないで! 麗破!」

紅牙に羽交い絞めにされ、抗えない夢破の悲痛な叫び! しかし、羞恥や屈辱に苛まれな
がらも、媚毒に犯され切った麗破の躰は滴り、依然求めていた。それは、敵の慰みものと
成り果てた此の姿を、夢破にも見られていることが意識され、更に増幅していたのだ。

一方、堪え切れず喘ぎを洩らし、身を捩り悶える麗破の陵辱された凄艶な痴態に、何時し
か倒錯の昂ぶりを覚えていることに気づく夢破。頬が其処計となく染まり競泳水着の締め
付けるような感触が一層強く感じられる。しかも、そればかりか、秘奥もじんわり蕩け、
淫靡な熱を帯びている。

 そんな…… 私のために、麗破が酷い目に遭わされているのに……
 ど、どうして…… 凄く高揚してる……こんなときに…… ああっ、こんなことって
 麗破の辱められる姿に…… こんなに……欲情するなんて……
 ああ……私…… あッ…… ン…… ン……

貴忍の理性を振り切って、途轍も無い衝撃が一気に吹き上がる。感情を粉々にする異様な
狂喜。遂に四肢を大の字に突っ張らせて絶頂に達する麗破。
「……っぎ! んあっ! ……あっ、ああっ! あああああっ……」
黒髪を振り乱し、頭を後ろにのけぞらせて、レオタードに包まれた股間を求めるかのよう
に数度に渡って強く前後する。
プシャァァァァァッ
勢い良く迸り出た潮が股間から噴き出し、音を立てて地に飛び散る。そのままゆっくりと
俯せに崩れ落ちる麗破。双眸が虚ろに漂い、だらしなく開いた口許からは少しく涎までが
流れ出る。

あ……ああああああぁ……
ああぁ……あああぁぁぁぁぁぁぁ……

凌辱された麗破が悲しい絶頂を迎えたとき、夢破も頻りに腰を蠢かし、ブラックシルバー
の競泳水着を濡らしてしまう。
0078第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:48:46.06ID:6BmOZGTu
23
……………………………放心の夢醒めて、夢破の様に感付く麗破。
……そんな…… 感じて……いる…… 夢破が…… 
欺かれて……果てた…… こんな……今の、わたしに……

「人質の癖に、五月蠅い小娘」
濡れた水着の股間を見咎め、動くに任せない夢破の胸を甚振り貪る紅牙。
「先ニ、オ前ノ血ヲ、頂クトシヨウ」
魔杖を手に迫りつつ、夢破の咽喉に手を掛けようとする蜘蛛御前。

はぁっ はぁっ はぁっ はぁっ……
ぅぅぅ…… ぁ…… いけない……  
夢破が…… このままでは、夢破まで、犯られてしまう……

幾重にも込み上げてくる嘗て経験したことのない感度の高まりを、信じ難い強固な意志で
辛うじて抑え込もうとする。汗に塗れて激痛と官能に耐えながら、歯を食いしばりブーツ
を踏みしめる。欲望の匂いに支配され、気怠くて堪らない。そっと美尻を浮かせようとす
るだけで、漣波のような愉悦に溢れ、腰が淫らに溶け砕けてしまいそう。躰の動きで、ア
ンダースーツの肌触りが、感覚に襲いかかる。擦れる太腿からの振動が、期待に潤んだ秘
部を刺激している。

か、躰が……躰が言うことをきかない……

視界がぼんやりとする。じんじんとした鈍い痛みと解放し切れないまま蟠りが残る下腹部
を庇うようにして、唆る腰を重く振って気丈にも身を起こす。尻が前後に弾んでいる。股
のレオタードが後ろへと擦れる。がくがくと膝が揺れ、腰に、脚に力が入らない。右手を
股間に宛がったまま、蹌踉めく。蕩けそうなその快美に、双丘まで震えが走る。

しっかりしなくては……

固く結んだ口許から涎が幾筋流れ、首筋を伝って襟元へと吸い込まれていく。股間に広が
る濃い染みからは、なおも淫らな愛蜜が糸を引いて垂れ落ちている。

もう……一度だけ……

麗破の瞳が暗く瞬き、蜘蛛御前と紅牙目掛け、色褪せた光が辛うじて放たれる。同時に、
過大な反動が、創痍の全身に還ってくる。とても受け止めきれない…………
「止めろ、何をする!」
「ェアーッ!」
0079第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:56:04.62ID:6BmOZGTu
epilogue
……霞かかった麗破の目に辛うじて映ったものは、地に突っ伏したままの夢破。其処へ、
凄惨なまでに消耗し、乾土に塗れながらも躙り寄る麗破。呼びかけても反応がなく、意識
がない。心肺が停止している。一刻も早く脳に新鮮な酸素を送らなければ。しかし、麗破
に残された力は、余りにも少ない。硬い地面に仰向けに寝かせ、顎を持ち上げて気道を確
保する。柔らかな胸の中間に手の付け根を置いて圧迫し、救命のため、最後に僅か残され
たパワーの限りを、意識のない夢破の為に注ぎ込む。
ぁぁぁぁっ……
およそ耐え難い程の過酷な消尽が、麗破の肉体と精神を蝕む。益々全身が萎えてくる。使
命感が、今の儚げな麗破を支えている。肩で息をつき、蹲りそうになる。地が揺れている
ようにさえ感ずる。心臓が急激に早鐘のように打ち始め、搾り取られるかのように気力が
枯渇していく。下肢が痙攣の波動に弱弱しく打ち震え、背筋が寂しく波打っている。双眸
が虚ろに漂い、崩れ落ちるように両手を地につく麗破。押し潰されるような疲弊に意識が
途絶えそうになる。それでも、今にも頽れそうな脆い躰で、健気に夢破を気遣っている。
尽きる寸前、夢破に呻き声があがり、幸いに息が戻る。しかし……
わたしの躰は……もう……
壮絶に精も魂も尽きて、がっくりと崩れ落ちる麗破。

稍あって意識を取り戻しつつある夢破。棚引く靄もかき失せて、光が野に満ちてはいるも
のの、蜘蛛御前の呪いの残滓なのか、辺りに何処と無く不自然で云い様のない不快と違和
が漂いて、胸騒ぎが疼いて止まない。
「あっ、麗破!」
無残な姿を晒し、窶れ果てた麗破が此処に。
「こんなになるまで……」
諸々の想いが込み上げ、目のなかで何かがこっそり光ったように見える。できる限りぴっ
たりと絡みつくよう、腕が肩にそっと回され、胸の膨らみが押し付けられる。抱きしめな
がら、脚を緩く開いて麗破の右脚を間に誘い、お互いに脚を挟み込んで、水着越しに恥丘
を擦りつける。競泳水着は躰の重なりを寧ろ滑らかにしている。くたりとしなだれた華奢
な背には“癒しの手”を回し、慈しむように撫で擦る。首筋に吹きかかる暖かい吐息。素
早く顔を傾け、柔らかく結ばれた薄紅色の唇に唇を重ねる。ふたりの舌が控え目に交わり、
溶け合い始める。そして、呼吸のできない程、深く混ざりあう……やがて唇が離れ、透明
な糸が引いて、そっと切れる。
0080第30話 ◆4esfMXj44o 2017/02/05(日) 06:56:51.17ID:6BmOZGTu
epilogue-2
どこまでも強く見つめる夢破。思わず目を逸らしてしまう麗破。
ああ…… 夢破……夢破なの……
……こんな……こんな、端ない…… わたしのことは……軽蔑してもいいのよ……
「どうして…… どうして、そんな……そんなこと……」
わ…… わたし…… 無理やり……
「何も……言わないで…… お願い……」

愛液と尿で蒸れた恥匂がむわっと香うレオタードの股間、躊躇いなく嘗めるように夢破が
接吻する。
だめよ…… 汚れてるのに…… いけないわ……
「……癒してあげる」
濡れて色を変えたレオタード、渇きを満たすかのように、顔を埋めた夢破に舐め啜われ続
けている。
ぁ……ぁぁ……
硬く尖ったクリトリスにもレオタード越しに夢破の可愛い舌のさらさらとした感触を感じ
る。決して強くではなく、全体を包み込むように柔らかくねっとりと刺激してくる。
ああ……いい…… 気持ちいい…… とても……
もう感じすぎて、どうかなってしまいそう。憔悴し切ったこの躰には、官能の痺れに抗う
こともない。健気に首を振ろうにも、それすらままならない。嘗て経験したことのない感
度の高まりに、未だ震えが止まらない。激しい動悸、荒い呼吸が何時までも治まらない。

いきそう……

これまで無理を重ね、耐えに耐え、堪えに堪えてきた解れが紡がれようとしている。遣り
きれない程の切なさに、白い美貌が儚げに身悶える。綺麗な瞳から頬に、ひと筋の涙が零
れている。

もっと、緊く…… 抱いて……

end
0081名無しさん@ピンキー2017/02/15(水) 12:13:04.17ID:utOEiCwH
保守
0082名無しさん@ピンキー2017/02/19(日) 10:02:50.05ID:vyCdaJTb
支援
0083名無しさん@ピンキー2017/03/09(木) 13:48:27.16ID:4p5+AXOs
堪能
0085名無しさん@ピンキー2017/03/18(土) 08:38:27.06ID:h+Pjx41C
秀逸

シュゥイーっ
0086名無しさん@ピンキー2017/04/06(木) 07:01:17.17ID:WFZgRhtk
凄っ
0087名無しさん@ピンキー2017/05/27(土) 19:16:03.80ID:nVQ+YOfA
素晴しし
0089名無しさん@ピンキー2017/06/24(土) 19:54:39.65ID:vWcjLBBD
えーろいや、エロイヤッ!
0091名無しさん@ピンキー2019/08/12(月) 15:28:17.48ID:DkAupBgL
保守
0092名無しさん@ピンキー2019/08/18(日) 14:08:10.96ID:R//NiKzm
麗破はえろい
0093名無しさん@ピンキー2019/09/03(火) 19:55:11.01ID:7UiSCbZC
麗破はえろい
0095名無しさん@ピンキー2022/06/25(土) 15:50:04.70ID:y6NzE8Bn
ハリケンブルーもここでいいか
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