立場だけの交換・変化 8交換目 ★2 [無断転載禁止]©bbspink.com
いわゆる人格が入れ替わる「入れ替え」や性別が変化するTSではなく、
「肉体や人格はそのまま、突然別の立場に変化する」系統の小説や雑談などをするスレです
たとえば成人会社員と女子小学生の立場が交換されたり、
AV女優と女子高生の立場が交換されたり、
ペットと飼い主の立場が交換されたりと、
周囲は立場の交換に気づいていたりいなかったり
交換や変化の内容はさまざまです
前スレ
立場だけの交換・変化 8交換目
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1411385081/
by びんたん次スレ一発作成 (16)
(フィラペケ着てるキーくんもかわいかったなぁ。それにしてもおっぱい何も感じなくなっちゃったな)
揉んだり乳首を摘んでみても快感は特になくただ胸を触ってるだけとしか感じない。
(キーくんおぶった時もあまり重く感じなかったし体はちゃんと男の子してるんだよなぁ)
事の顛末を知っている双葉は女としての自我も保っているし口調なんかも自由に変えられるが、肉体的にはしっかりと影響を受けているようだった。
ささっとシャワーを浴び、脱衣所に出るとTシャツが2枚置かれていた。
(どっちもシンプルではあるけど両方ともレディース物ね)
どちらも無地のシャツではあったが肩幅が狭く首の開きが広め、くびれもあり丈も少し長めとほぼ間違いなくレディース物である。それに色が淡めのピンクとイエロー。メンズ物にはあまりない色ではある。それに……
(あら、かわいらしい跡もついちゃってる♪)
胸元には清のささやかな膨らみの跡がついていた。せ
(せっかく用意してくれたんだし着てあげようか)
片方を選んで着てみると肩周りが少し窮屈に感じた。
(あれ?体は変わってないはずなのに?)
元々清の方が少し身長が高いぐらいで男と女なのにあまりスタイルが変わらなかった2人。(もちろんくびれの有無や胸などの違いはあったが)
魔法の影響でそういう風に感じるようになっていた。
実際にはぴったりサイズなのだが他人から見ると男性が無理してレディース物を着ているような違和感を感じるし、着ている本人も若干窮屈に感じる。
反対に清が今の双葉の服を来た時はブカブカに感じるようになっている。
見た目は何も変わっていないのに感じ方を操作できてしまう魔法に双葉も感嘆した。 (17)
Tシャツ以外は元々の服を着なおしてリビングに戻ると清がベットの上でうつらうつらしていた。
「あーフーくんおかえり〜。私のTシャツ着たんだね〜」
「うんありがと。でもやっぱりちょっとキツイな」
「う〜んなんか変な感じするね〜」
「清、もう眠いんだろ。寝てていいよ」
「せっかくフーくんが来てるのに〜」
「今日色々あって疲れてるんだからもう寝なさい。明日から学校なんだし」
「でも〜」
うつらうつらとしながら首を横に振っていやいやと駄々をこねる清。
「俺も今日は楽しかったし(いろんな意味でね♪)そろそろねむたいの」
「むーわかった〜。じゃあ」
と言って清は自分の隣をポンポンと叩く。
「はいはいわかったよ」
双葉は清のベットに入って横になる。
「ん、フーくんあったか〜い」
「風呂から出たばっかりだからな」
「今日も楽しかったよ♪ありがとねフーくん」
「俺もだよ」
「じゃあおやすみ。最後にさ、ん」
目を瞑ってキスを求めてくる。おやすみのキスってやつだろう。
「おやすみ、ん」
清はキスから程なくしてすうすうとかわいらしい寝息を立てていた。
(それにしても見事に女の子ね。元々の私なんかより断然女の子してるわよ。)
2人がかけられた魔法は厳密に言うと2人の立場をそのまま入れ替えた訳ではなく、それぞれが逆の性で生まれていたらというところがベースになった入れ替えなので性格などが若干異なってくるのも当然だった。
(こんなかわいい彼女ができたんだ。明日からが楽しみだ)
これからの日常に期待をしながら双葉も眠りについた。 (18)
「フーくん、そろそろ起きた方がいいんじゃないの〜?」
ゆさゆさと双葉を揺さぶって起こそうとする清。
「うーん後5分〜」
「そんなベタなこと言ってないで早く起きなよ〜。せっかくお味噌汁も卵焼きも作ったのに食べる時間なくなるよ〜」
「ごめんなさい!起きます!たべたいです!!」
ガバッと勢いよく起きる双葉に対し
「よろしい」
満足気な清。
(包丁も握ったこともなかったキーくんがね〜変わるもんね〜)
そんな清はメイクもバッチリで着替えも済んでいた。
グレーのパーカーにデニムのホットパンツ。脚は厚めの黒のストッキングに包まれている。
「今日もかわいいね」
「なにおっさんみたいなこと言ってるのよ。ありがと!」
「さっ、食べよ食べよ。ごはんよそうね」
テーブルの上にご飯、卵焼き、納豆、味噌汁が並べられる。
「「いただきまーす」」
「おっ、味噌汁美味しいじゃん!インスタントじゃないよね?」
「もちろん!さすがに出汁からは時間ないから出汁入りの味噌だけど喜んでくれて良かったよ〜」
わちゃわちゃと話を続けながら10分程で食事を済ませ家を出る準備をする。
「俺一旦家に帰んなきゃいけないけど清は先に学校行っとく?」
「私もフーくんと一緒に行くよー。それでも間に合うし。あとさー、服はそのまま家にかえるの?」
「そういえばそうか。まぁ上着着てれば見えないだろうしこのまま家に帰って着替えるよ。今度洗濯して返すね」
「じゃあ昨日着てたのはウチで洗濯しとくね」
「ありがと」
清の家を出て双葉の家までの道中、
「ちょっとフーくん、はやいよー」
「あぁ、ごめんごめん」
筋力が上がった影響か無意識のうちに双葉の歩調が速くなっていたようだ。
(この辺も男になった影響かね。いつも通りのつもりだったけど速くなっちゃってたか) (19)
そんなこんなで双葉の家に寄ってからそのまま大学へと向かって行く。
その道中スタイルがよく胸もかなりのものを持ったキャリアウーマン風の女性とすれ違った。
あんなデカイと肩こり凄そうだなーと双葉が思っていると、
「フーくん、今の人見てたでしょ。やっぱりおっぱい大きい方がいいんでしょ。私のなんかじゃ満足できないんでしょ」
ジトーっと効果音がつきそうな目つきで双葉を見る不機嫌そうな清。
『嫉妬』どちらの漢字にも女偏のつく実に女性的な感情だ。男が嫉妬しないわけではないけど…
「ち、違う。あれだけでけぇと肩凝るんだろうなぁと思って」
「ふーん。どうせ私には縁のない話ですよーだ」
「ほんとだって。俺はどんな女が相手でも清が一番だから」
「そこまで言うなら信じてあげる。私といるときに他の人見ないでね!特におっぱい大きい人!」
「はいはい、すみませんでした」
大学に着くと2人の少し前には麻子と光一が寄り添って歩いていた。
「あっ、こーちゃんと麻子君だ。おーい!こーちゃーん」
「きーちゃんおはよ〜。双葉君もおはよ〜」
「おはよう!今日もラブラブだな」
「えへへーいいでしょー」
嬉しかったのかドヤ顔で麻子に抱きつく光一。
呼び方でわかるようにこちらのカップルも立場が入れ替わったようだが、そんなことには誰も気がついてはいない。この事態を仕組んだ双葉と麻子以外は。
他愛もない会話を広げながら校舎の中に入ると
「フーくん、麻子君、先に教室行ってて。トイレ行ってくる」
「わたしも〜」
と言って2人はトイレの方に向かって行く。
「じゃあ僕たちはいつものとこに座ってるね」
「はーい」
そう言って女の子2人はトイレの中に消えていった。それが女子トイレなのは言うまでもない。 (20)
「こーちゃんさ、昨日あの後どうだった?」
「それが途中から記憶が曖昧で気がついたら家にいたんだよ。なんか倒れたらしくて麻子くんがおぶって連れて帰ってくれたんだって」
「麻子君けっこう小さいのに力持ちだね。やっぱり男の子だね」
「そういえば私も昨日そんな感じになっちゃったな。なんだったんだろうねあのイベント」
「でもその後で〜麻子くんに抱いてもらっちゃった♪」
「道理でそんなつやっつやしてるのね」
「そういうきーちゃんもでしょ?」
「まぁね。なんかいつもより気持ちよかった気がするのよねぇ」
「あーわたしもわたしも。麻子くんもいつもより激しくてこんなに気持ちよくなったのはじめてって感じだった」
「相性抜群って言ってたもんね」
「そっ、麻子くんさいこーなんだから♪きーちゃんにだって譲ってあげないからね〜」
「私のフーくんの方がさいこーだよ♪」
こうしてガールズトークは続いていった。
お互いに惚気すぎて遅刻しかけたのはご愛嬌だ。
その頃男2人はというと
「それにしてもあんなにうまくいくなんてね」
「わたしもびっくりだったよ。光一くんもすんごいかわいくなっちゃったし、わたしも光一くん抱え上げれるくらい力持ちになったし」
「あーそれびっくりだよね。見た目全然変わってないのになんか力がみなぎってくる感じ」
「それにベッドの上の光一くんすごかったんだよ〜。わたしなんか目じゃないくらいのドMになっちゃって、あんなの見せられたら責めたくなるっての」
「うちのキーくんもすごかったよ。もう乱れまくっちゃって。かわいかったなー」
「清くんにあんなに不満タラタラだったのによく持ち直したね」
「なんか女の子になったキーくん見てたら愛おしく思えてきてね、守ってあげないと!って」
「まぁわたしたちと別れて普通の男とってのもあれだしね。まぁ本人の意識が女の子なら気になんないかもだけど」
「今のところキーくんを譲る気ないから大丈夫。それにもっとかわいく変えてやろうって気になってきたし。普段もベッドの上でも」
「わたしも責め方勉強しないとな〜。けっこう強めにしないと満足しなくなっちゃいそうだし」
「私にもいつか教えてね。キーくんも意外とMっ気あったみたいだから」
「はぁ思い出したら勃ってきちゃった。そろそろ来るだろうし。口調変えとくか」
「そうだな」
時間ギリギリになって駆け込んで来た清と光一に近くにいた他の友達がおはよーと声をかけていく。
男装女子が2人に女装男子が2人。あべこべになったカップルに違和感を感じるものはいなかった。 以上で終了となります。
拙い部分ばかりで楽しんでいただけたかわかりませんが、少しでもこのスレの賑わいになればいいなぁと思っています。
それにしてもエロシーンって難しいですね。喘ぎ声とかホントにこれでいいんだろうかと…
一応新しいネタも思いついてるんで書き上げきったら今度は短めにまとめて投稿しようと思います。 >>75
ありがとうございます。
一応書き終わりましたがあんまり1人で続けるのもなんなので少し間を空けてから載せようと思います。
それにしてもなろうのアクセス解析見るの楽しいですね。
テープ時代のAVで前の人がどこでイッたのかわかるみたいなことができるのがいい。 立場が逆転それどころか前より差が開いちゃってるみたいな感じがすごくいい おむつの取れない3歳ぐらいの女の子と立場交換して「お兄ちゃん」にお世話してもらいたい それでは前に言ってた短編をあげていこうと思います
今度は特にエロシーンはありません。
時事ネタで思いつきのままに書いたのでだいぶとっ散らかってると思います
タイトルは『あなたの一票お大事に』です
>>77
ありがとうございます
単なる交換じゃなくて変化にした狙いがそこだったので、狙いが伝わってるみたいで嬉しいです 『あなたの一票お大事に』
20××年、国連で重大な決定がなされた。
『次に行われる各国の国政選挙で全有権者における投票率が80%を下回った場合、国連への拠出金を増額する』
これは全世界的に投票率の低下が見られ政治への関心が薄まってきている状態が長く続いたことを問題視した国連事務総長が提案したことになっているがこれはあくまでも表の理由。
本当の理由は経済大国であるにも関わらず拠出金の減額を宣言した国が出たことによりそれに続けと減らす国が続出したことへの腹いせだが、本当の理由など庶民に伝わらないのが世の常である。
また、上の決定は我が国においては官房長官の記者会見によって発表されたが、実は国連の発表とは少し違うものになっていた。
実際は『次に行われる各国の国政選挙で全有権者における投票率が80%を下回った場合、その国の国会議員の議員報酬を一部カットしその分を国連への拠出金にあて、拠出金を増額する』というものであった。
つまり政府は、実際には自分達の懐が痛むだけであるにも関わらずその部分を隠し、あたかも国民に負担が及ぶかのように改竄していた。 その後あらゆる手を尽くしたが、発表から4年が経った段階で地方自治体の選挙で70%を割ることの方が多かった。
これに酷く頭を悩ました国会はある法案を提出した。
それは『選挙権を行使しなかった場合に罰則を与える』というものであった。
真の国連発表を知る議員達は全会一致でこの法案を通した。ペナルティーの内容に関しては一切の告知がなされなかった。
そうして行われた国政選挙はペナルティーの内容がわからない不安からか投票率は97%を記録した。
残りの3%へのペナルティーは結局発表されないまま特に報道もされなかった。
されなかったというよりはしなかったという方が正しいのだが。要は金を摑まされたというわけだ。
方法はどうであれメディアに出てこないものは忘れられる。これもまた世の常である。
が、もちろん法を破った者へのペナルティーは発動していた。
今回はそんな人達のお話。 ケース1 谷原公人 48歳 会社員 の場合
選挙から1週間経った日曜日。休みを家で満喫しているとチャイムがなった。一緒に暮らす妻が外出していることを思い出し玄関を開けるとスーツを着て妙にニコニコしている若い女とがっしりとした警察官が立っていた。
若い女が谷原の顔を確認すると口を開いた。
「谷原公人さんでお間違いないですね?」
「はい、そうですが…」
谷原が怪訝そうな顔で2人を見ていると警察官が谷原の前に立ち手錠を取り出すと、
「谷原公人、国政選挙法違反の罪で逮捕する」
谷原の両手首には手錠が嵌められていた。
「はぁ!?逮捕ってなんだよ!?」
ため息をつきながら若い女が質問をする。
「谷原さん、あなた投票にいきませんでしたよね?」
「ていうか、警察はともかくあんたはなんなんだよ」
「申し遅れました、わたくしは内閣府特務班の白雪小梅と申します。今回の選挙で選挙権を行使しなかった方へのペナルティーの通達に参りました」
「して谷原さん、先ほどの質問にお答えいただけますか?」
「その日は得意先とゴルフの予定だったんだ。行ってない。それがなんだってんだ!?」
「ほうほう、当日は予定があっていけなかったと。期日前投票には行かれなかったんですね」
「仕事してるんだ。行ってる暇なんてない」
「一応今回は公示の日からいつでも行けるようにしてたんですがねぇ」
「そんなこと知るか!それに俺は今まで一度も投票なんて行ったことないんだ!政治家なんて信用してないからな」
「左様でございますか。これはかなり深刻ですねぇ」
「何がだよ!?というかはやく手錠を外せよ!」
谷原は今にも暴れ出しそうであったが手錠に繋がれた紐を警察官が握っており何かをしようとすればすぐに抑えられてしまうのは明白であった。 それでは、と白雪が切り出した。
「今回のペナルティーをご説明いたします。谷原さんにはこれから選挙権を行使する重要性を時間をかけて学んでいただきます」
「さっきも言ったが仕事があるんだ。お前らにやる時間なんかないぞ」
「ご心配なさらず。これから暫く仕事をする必要なくなりますから」
「は?」
困惑する谷原をよそに白雪は笑みを崩さず続ける。
「谷原さんは選挙権を得てから一度も行使をしていませんね。それも自分勝手な理由で。なので選挙の大事さを時間をかけて学んでもらうためにこれから幼稚園の年中さんになってもらいます」
「何を言いだすかと思えば、からかっているのなら他所へ行ってくれないか」
「まぁ、論より証拠です。じゃいきますよ」
そう言い白雪が指を鳴らすと辺りが眩い光に包まれた。 光が収まると先程と同じようにニコニコ顔の白雪が立っていた。
(何しやがったんだ、くそアマ!)
谷原は怒りをぶつけようとした。
「ねーねーいまのなーに?おねーちゃん」
が口から出た言葉は全く違うモノに変えられていた。
自分の口から出た言葉にギョッとしていると
「これで処置は完了いたしました。こっちばかり見ていないで自分の姿を確認してみてはいかがですか?」
谷原は下を向くと年の割には引き締まっていてゴルフによって日焼けした体に、ピンクのヒラヒラとした小さな女の子が着るようなワンピースを着せられていた。
(なんだこの格好は!?俺は男だぞ!)
「あれ?なんでわたしおんなのこのふくきてるの?」
「さっきも言ったけど谷原さんには年中さんになってもらいました。なのでその年頃の子が着てて普通のものを着てるだけですよ。女の子になってるのは総理の趣味です♪」
「今の谷原さんは体は元のままですが立場は4歳の女の子です。なのでそんな格好してても誰にも変態扱いされることはないので安心してくださいね」
「谷原さんの自意識は自覚を促すためあえて残していますが、立場に合わせて喋り方や知識なども弄っているので同年代の女の子としゃべっててもボロがでないですし、同年代の女の子が知らないことは一切思い出せません」
「最初のうちは思ったことが口に出ずもどかしいかもしれませんがそのうち口調も一致してくると思うので慣れますよ」
「身体能力も4歳の女の子と同じぐらいになってます。一応これから重ねる年齢が元の年齢に追いつくまでは老化はしないので安心してください」
「谷原さんの戸籍ですが、谷原さんの娘さんの子どもということになっています。この後世界をそういう風に書き換えるので心配なさらずに」
「何か質問はありますか?」
その問いに谷原は何も答えられなかった。
「それでは、谷原さん。しっかり選挙のことをお勉強して、ちゃーんと選挙権を使える大人になってくださいね」
パチンと指を鳴らすとまた眩い光に包まれた。 目を覚ますと変わらずニコニコ顔の白雪がそこに立っていた。
抗議のために飛びかかろうとすると後ろから鋭い声が飛んできた。
「こらキミちゃん!勝手に外に出ちゃダメでしょ!」
振り返ると娘の由美が怒りの表情を浮かべていた。
(由美!こいつらが俺を呼び出してわけのわからないことを言ってるんだ!)
と、言おうとしたが、
「ママ、ごめんなさい。でもね、でもね、このおねーちゃんがあそんでくれたの!」
思いとは裏腹に喜びを伝えてしまう。
(なんで由美のことをママなんて…)
谷原が呆然としていると、
「申し訳ございません。公人がご迷惑をおかけしませんでしたか?」
「いえいえとんでもない。とてもかわいらしい娘さんと遊べてなんだか元気になりましたよ」
「それじゃあ公人ちゃん。お母さんの言うことよ〜く聞いていい子にしててね。ばいばーい」
「おねーちゃんありがとう!ばいばーい」
大きく手を振って白雪と警察官を見送る谷原。
そんな谷原を見て由美は
「優しいおねーちゃんで良かったけどわるーい人もいっぱいいるから勝手に外に出ちゃダメよ。キミちゃんはいい子だからママと約束できるよね?」
と投げかける。
「うん!わたしいいこだもん!」
屈託のない笑顔で谷原は答えた。
そんな谷原が数十年後、美人女性議員として国政に出て行くのはまた別のお話。 ケース2 久松嘉人 18歳 高校生 の場合
選挙から3日後の放課後、校内のプールで部活に精を出していた嘉人を白雪は訪れていた。
「久松嘉人君ですね?あなたを国政選挙法違反の罪で逮捕します」
すると嘉人は白雪の後ろに控えていた警察官に手錠をかけられてしまった。
「え?なんでですか?ちゃんと投票しましたよ?」
わけがわからないという表情の久松に白雪が投票用紙を突き出した。
「これは久松君の投票用紙なんだけど、小選挙区と比例代表を逆に書いちゃってるのよ」
「で、これは無効票ってことになるので投票したことにならないの」
「なっ!?」
「まぁでも私たちも鬼じゃないわ。初めての選挙でその辺のルールもわかってなかったかもしれないから他の人達に比べると軽めの処置にしてあるわ」
「じゃ、始めるわね」
そう言って白雪が指を鳴らすと辺りが眩い光に包まれた。 めっちゃ半端な所で規制入っちゃいました
すみません
後程全部あげますので少々お待ちを
pixivと今回はエロなしなのでなろうの方にもあげます 嘉人が目を開けると体全体に違和感を感じた。
目線を下に向けると太ももの中程から胸のあたりまでが紺色の布に覆われていた。
「なんなんですかこれ!?」
「何ってスクール水着よ。見てわからない?」
きょとんとした顔で答える白雪。
「そんなことを聞いているんじゃないんです!なんで女物なんですか!?」
先程までは男子用の競泳水着を着ていた嘉人はいつの間にか女子用のスクール水着を着させられていた。
恥ずかしそうに自身の体を抱き縮こまる嘉人に白雪が答える。
「そんなに恥ずかしそうにしなくても大丈夫よ。周りには今までと同じ水着姿に見えてるから」
「それって…」
「あなたには一年間あなたが着る服の立場を入れ替えた状態で過ごしてもらうわ。だからあなたの目には女物に写るものが男物で男物に写るものが実際は女物」
「ただし他人が着ている物はあなたの目に写った通りで間違ってないから友達が女装してるのを見るようなことはないわよ」
「どう?理解したかしら?」
「じゃあ今も女装してるわけじゃないんだな?」
「周りから見るとね。でもあなたが着替えをする時はあなたに見えている服の正しい着方をしないと服を着ているとみなされないわ」
「例えば……ビキニを着るとしてね、下の方だけを履いてもそれは水着を着てると認識されず真っ裸で外に出ちゃってることになっちゃうの」
「だからちゃーんと女の子の服装をして過ごしてね♪」
「これで説明は終わり。あなた来年受験でしょ?この恥ずかしさを胸に受験の時には凡ミスしないようにね」 「ちょっ…」
何かを言いたそうに呼び止めようとする嘉人を意に介さず白雪は説明を付け加えた。
「そうそう、この後帰る時に制服に着替えると思うんだけどお察しの通りセーラー服になってるわ。それで女の子の服の中で欠かせないものがあるんだけどわかるかしら?」
嘉人が答えられないでいると、
「ブラジャーよ。あなたの体は男の子のままだから必要ないと思うかもしれないけど着けなきゃ着替えは完了しないから気をつけてね」
「そんなものまで着けさせるのか!?」
真っ赤な顔で反論する久松。
「そうでなきゃペナルティーにならないからね。ちなみになんだけど結構かわいらしい服に感じるようになってるわ。これは総理の趣味なんだけど。今の水着が旧スクなのも総理の趣味よ」
「それとね、まだ気づいてないっぽいから言っておくけど、服装に合わせてかわいらしい髪型にしてるから」
と言って差し出された手鏡を覗き込むと、男としては長めだった髪が少し伸びていてうなじのあたりでちょこんと二つ結びにされていた。
「その髪型は私の趣味よ。お風呂の時や寝る時なんかは解くこともできるけど朝起きたら無意識のうちにその髪型にしちゃうから」
「今度こそ本当に終わりよ。それじゃあ一年間頑張ってね〜」
眩い光に包まれたかと思うと白雪は消えていた。 「嘉人〜用事終わったか〜」
「ひぃっ」
同じ部活の同級生に急に声をかけられ、こんな格好を見られたくないと身を竦める嘉人。
「何してんのお前?用事終わったんなら練習続けるぞ!」
「な、なぁ俺なんか変なことないか?」
「別に…体調でも悪いの?」
「いやそうじゃないけど…」
「ならつべこべ言わず練習戻るぞ」
強引にプールに連れ戻される。
プールに戻ると他の部員もいたが何も言われることはなく、そのまま練習を終えた。
更衣室に戻ってロッカーを開けるとこの学校のセーラー服が置かれていた。それだけでなくブラジャーやキャミソール、パンティにニーソックスと言った男には縁のないものがびっしりだった。
もちろんそう見えてるだけで実際は元々自分が着ていた学ランやシャツや下着なのだが。
ここまでのことを振り返りさっきの女が言っていたことは全部本当のことなんだろうと諦め着替えを始めた。
髪を解き、スクール水着を脱ぎ捨てる。
タオルで体を拭き上げるとパンティに足を通す。
男物のパンツにはない柔らかな感じと女には付いていないモノを無理やり押し込める感覚に興奮しそうになるが周りの男を見て心を鎮める。
続いてブラジャーを着けようとするが中々ホックが止まらない。
数分かけてホックを止め、キャミソールを着てセーラー服の上を頭から被る。 スカートを履くとかなりのミニ丈だった。
「なんかスースーするなぁ。なんでこんなに短いんだよ」
初めてのスカートに心許ない感じがして無意識のうち内股になって内ももをスリスリと擦り合わせていた。
最後にニーソックスを履いて着替えは完了だ。
ドライヤーで髪を乾かすと説明通り無意識のまま髪をくくっていた。しかも先程は部活中のためか黒の目立たないゴムだったのに今度はピンク色の玉が付いたかわいらしさを強調したようなヘアゴムになっていた。
靴もスニーカーからローファーに変えられていたがそんなことに気がつく余裕はもうなかった。
更衣室から出ると他の男子部員に混じって彼女の翼が待っていた。彼女も同じ水泳部所属だ。
「やっと来た〜。よしくんが私より遅いなんて珍しいね」
「こいつ今日なんかおかしいんだよ。変にコソコソしながら着替えててやたら時間かかってたし」
「なんでもないよ。ちょっと考え事してたらボーッとしちゃってた」
「そ、じゃあ帰ろ♪」
嘉人の腕に抱きついてくる翼を見ると今の自分と同じ格好をしている。それなのに誰もそのことに異を唱えない。いっそのことおかしいと、女装だと言ってくれた方がよっぽど気が楽だと思いながら帰路に着いた。 家に帰り自分の部屋に入ると朝と同じ部屋だった。
ここまで変えられたわけじゃないのかとホッとしているとベットの上に置かれたピンク色の布が目に入った。
手に取ったそれはふわふわした女性物のパジャマだったがこれに嘉人は見覚えがあった。
去年の翼の誕生日にプレゼントしたものだった。もっとも翼にプレゼントしたのは水色のものだったが。
その後の嘉人の誕生日には男物のパジャマをもらって今朝もそれを着ていた。
「なんでこんなものが……あっ!」
疑問に思っていると一つの答えに行き着いた。
「脱いだのをここに放ってたな……ということはこれはあのパジャマってことか」
せっかく彼女から貰ったものも正しく認識できなくなっていた。
クローゼットを開けると見慣れない女物の服がずらっと並んでいた。それも同年代の女子より少し下の年代で流行っているような服ばかりだった。
タンスを開けても慣れ親しんだ下着はなく、色とりどりのブラジャーやパンティが並んでいた。 一年後、白雪は嘉人に課せられた罰を解きに嘉人の元を訪れていた。
「やぁ久松くん。久しぶりね。電話した通り罰を解きに来たわよ」
「お久しぶりです」
「今、大学生だっけ?」
「はい、あの時までケアレスミスで点数落とすことが多かったんですけど、あれから気をつけるようになって志望校にも合格できました」
「それなら罰を与えてよかったわ」
「じゃあ罰を解くわね」
パチンと音が鳴ると光が嘉人を襲う。
光が収まると自分の姿を確認する嘉人だったが何か落ち着かない様子。
「これちゃんと男物なんですよね?女装させられてないですよね?」
「問題ないわよ。あなたはこれまでも女装してないしこれからもそんなことはないわ。安心しなさい」
「ならいいんですけど……」
「もし何かあったら電話してね」
名刺を残して白雪は帰ってしまった。
久しぶりに男物を着ていることを認識した嘉人は少し恥ずかしくなってしまいその日は大学を早退した。 2日後、嘉人は白雪に電話をかけていた。
「はい、内閣府特務班、白雪です」
「白雪さん、久松です!あの……お願いしたいことがあるんですが」
「………」
「ふんふん、わかったわ。その場合戻せなくなるけどいいのかしら」
「かまいません。もう耐えられないんです」
「わかったわ。それじゃあ今からそっちに行くから待ってて」
(それにしてもこう変化するものなのね)
嘉人からの要望はこうだ。
一年間女物を着て生活をしていたため認識を戻された今、男物を着ている事に違和感を感じている。ブラジャーを着けていないと不安になる。こんな格好で外に出られないから戻してほしい。
(せっかくだから嘉人くんの認識を変えずに普通に女装させて、その上でそれが問題ないことにしてあげよう)
思ってもいない変化だったが今後の参考にしようと切り替えて嘉人の元へ車を走らせた。 とりあえずここまでです
ケース2に関しては立場交換と言っていいのかもよくわからないですが…
オムニバス形式にしましたが既にネタ切れです
完全に立場を変えるのは既にやったので一部だけ変えるのを作ろうと思ったんですが、中々難しいですね
思いついたらまたあげます 若者の投票率を上げるために投票しなかった若者と投票率の高い高齢者を立場交換 >>95
乙でした。1つめの話のほうが特に好き。
また新しいのを思い付いたら、ぜひお願いします。 >>97さんので一つ思いついたので書いてみました
またしても前置きが長いですがご容赦ください
あと深夜のテンションで思いつくままに書いたのでエロシーンありになってます
それでは次から始めます
おそらくまた規制にかかると思うので止まってしまったら少しお待ちください ケース3 山田大翔・佐藤玲愛 19歳 大学生 の場合
選挙から5日後の昼下がり、白雪は大学近くのファミレスを訪れていた。
店内をキョロキョロと見渡すとほかの客の迷惑も顧みず大きな声で話しているカップルを見つけ、二人に寄っていく。
白雪「すみません、山田大翔君と佐藤玲愛さんですね?」
急に話しかけられ迷惑そうな感じで白雪の方を見る二人。
大翔「そーっすけどなんすか」
玲愛「玲愛たちになんのよう?」
白雪「突然申し訳ございません。私、内閣府特務班の白雪小梅と申します」
白雪「あなた方にお話ししなければならないことがあって来ました。ここのお代は私が持ちますので外でお話しさせていただいてもよろしいですか?」
まぁ払ってくれるならと、渋々店を出る二人。
白雪に着いていき駐車場に停められた大型のバンに乗り込むと、急に白雪がキリっとした表情に変わる。
白雪「あなたたちを国政選挙法違反の罪で逮捕します」
そう言うと車の外に控えていた警察官が二人に手錠をかけていく。
訳が分からないという表情で白雪を見ていた二人が手錠をかけられた途端キレはじめた。
大翔「はぁ!?逮捕ってなんだよ!!俺らなんもしてねーだろーが!はやくコレ外せよ!」
玲愛「そーよ!玲愛たち別に悪いことなんてしてねーし!!」
大きな声で怒鳴り続ける二人に白雪はやれやれといった表情で話し始めた。
白雪「この間の日曜何があったか知ってる?」
大翔「さぁ?何かあったっけか?」
玲愛「しらなーい」
白雪「はぁ。本当に大学生なのか疑いたくなりますね」
大翔「なんだよ、急に来て失礼なことまで言いやがって」
怒っている大翔を意にも介さず白雪は話を続ける。 白雪「衆議院議員総選挙があったのよ。学校で絶対に投票に行くようにって話があったでしょ?それに毎日ニュースとかでもやってたし」
大翔「そんなこと知らねーよ!学校なんて気が向いたときに行ってるだけだしニュースとかおもしろくねーから見ねえし」
玲愛「そーそー、玲愛たちバカだから授業行ってもよくわかんないし友達に会いに学校行ってるだけだし」
白雪「まったく……これだから金持ちのボンボンは……」
白雪のボヤキは二人の耳には届かなかったようだ。
白雪「じゃあ投票に行かなきゃ罪に問われることも知らなかったのね」
大翔「なんだよそれ。そんな法律きいたことねーし」
白雪「まぁいいわ。知らなくてもペナルティはちゃんと受けてもらうから」
白雪がお願いします、と声をかけると後ろの席と仕切っていたカーテンが開いた。
カーテンの向こうには優しそうな老夫婦がいた。
白雪「あなた方にはこちらの江藤夫妻、江藤努さんと江藤礼子さんと立場を入れ替えて生活をしていただきます」
白雪が言うなり、大翔と玲愛は顔を合わせて笑い出した。
大翔「何言ってんだこいつwww意味わかんねーww」
玲愛「おねーさん頭おかしいんじゃない?だいじょうぶ〜?www」
大翔「だいたい立場を入れ替えてってなんだよwww俺がこのじじいになるってのか?ww」
白雪は真顔を崩さず答える。
白雪「言葉のまんまです。あなた方とこちらのご夫妻の立場を入れ替えて、あなた方には老夫婦として生活を送っていただきます」
白雪「体が入れ替わったりするわけではないのでご安心ください。とはいっても65歳の立場になりますので身体能力は落ちますが」
白雪「まぁあなたたちの頭じゃ口で言ってもわからないだろうからやっちゃうわね」
大翔「ちょっと待t」
二人がストップをかける間もなく、白雪が指を鳴らすとあたりが白い光に包まれた。 光が収まり目を開けると二人につけられた手錠は外されていた。
が、そんなことが気にならないような異常事態だった。
大翔「おい!なんだよこれは!」
玲愛「ヒロトどうしたの〜?ってなにそれおばさんみたいな格好じゃんだっせーw」
大翔「うるせー!お前もおっさんみたいになってんぞ」
玲愛「うわっ、なにこれちょーだっせーしなんかくせー」
クラブ通いする人たちに人気なブランドの服でコーディネートしていた大翔の服は、お世辞にもおしゃれとは言えない典型的なおばさんファッションになっていた。
対する玲愛はこってこてのギャルファッションから野暮ったいセーターにスラックス、といったこれまたお世辞にもおしゃれとは言えない格好になっていた。
大翔「それになんか膝とかいろんなところが痛くないか?それに胸のあたりが重たいというか」
玲愛「わかるー。でも、玲愛は胸の重さは軽くなった気がするけどなんか全身が重いって感じがする」
白雪「その服は先ほどまであのご夫婦、江藤さんが着ていたものです。とはいってもサイズが異なるので若干変わってはいますが」
白雪「体の感覚に関しては後程説明いたします」
大翔「それはわかった。じゃあなんで俺が女の恰好してんだよ!?俺は男だぞ!」
白雪「本来なら男女そのままで入れ替えてもペナルティとしては成立するんですが、総理のご意向でこういう形にさせていただきました」
玲愛「なにそれ〜。総理って変態なの?」
白雪「そこに関しては否定できませんね。もともとTS好きだったのが変にこじらせたみたいで……余計な話をしてしまいましたね。忘れてください」 一方の老夫婦、江藤夫妻はこちらも男女入れ替わった格好をしていたが、こちらはそのまま服を入れ替えたわけではなく好青年と清楚な女性といった出で立ちに変わっていた。
これはそのままのファッションで入れ替えてしまうのはかわいそうだと白雪が判断したためだった。
白雪「それでは今回の入れ替わりについて説明させていただきます。先ほども申しあげたとおり皆さんの立場を入れ替えさせていただきました。入れ替わったのは立場だけで見た目の変化はありません。が、立場が変わったことによる身体能力の下落、上昇があります」
白雪「今回こういう形で入れ替えたのは二つ理由があります。まずは若者の投票率上昇を狙ったからです。立場を交換したことで江藤さんご夫妻が選挙に行かなくなってしまっては意味がなくなるので知性などはいじっておりません」
白雪「山田君、佐藤さんも選挙に行ってもらわなければならないので少しだけ知性をアップしています。といってもそんなに頭がよくなったわけではないのでご了承ください」
白雪「もう一つは江藤さんご夫婦はお二人とも大学に行きたかったが家庭の事情等で行くことができないまま定年を迎え、大学に通えなかったことを非常に後悔していたからです。
そこで親の金で大学に行きながら全く授業にも出ず時間を浪費するあなた方と立場を交換することによって大学生活を送ってもらおうとこの交換を実行しました」
白雪「ちなみにそれぞれ男女が入れ替わってるのは総理の趣味です。すみません」
抗議を差し挟む間もなく白雪が説明を続ける。
白雪「次に先ほど山田君、佐藤さんがおっしゃっていた体の感覚に関してですがこちらも交換させていただいております。なので山田君、佐藤さんは体が重く感じたり節々の痛みが気になると思いますが次第に慣れていきますよ。まぁ痛みがなくなるわけではないですが」
白雪「反対に江藤さん夫妻は体が軽くなってたり力が湧くような感じがあるかと思います。ただ、努さんは女の子の立場になってしまったのでおっぱいの感覚があったり少しパワーダウンしたように感じるかもしれませんが」
礼子「確かにさっきから体が軽いし、パワーがみなぎってくる感じがするわ。それに長年悩まされてた膝の痛みや肩こりがスッキリした感じがする。あなたはどう?」
努「おお、確かに体がずっと軽く感じるな。ここまで軽く感じたのは初めてかもしれん。でも、白雪さんの言うとおり胸のあたりは重いな。これがおっぱいの感覚ってやつなのおか」 白雪「ご満足いただけたようで幸いです。性別が変わってしまったことは本当にすみません」
努「いやいやかまわんよ。折角若返ったんだしまた男として何十年も生きるより女として新しい人生が送れる方が楽しそうだよ」
礼子「大学に行ったとしてもまた同じような人生を送っちゃたら飽きちゃいそうだしね」
三人が和やかに話しているとしびれを切らした大翔が突っかかってきた。
大翔「おっさんたちはそれでいいかもしれねーけど俺らはこんなになるなんてマジ勘弁なんだけど」
玲愛「そんな人たちのことなんて知らないわよ。はやく戻しなさいよ!」
するとにこやかに話していた白雪の表情が一気に冷たいものに変わった。
白雪「あなたたちは罰を受けなければならない犯罪者。一方江藤さんは自分の身を差し出してくれた協力者よ。
あなたたちがいい思いできるわけがないじゃない」
白雪「まぁ一ついいことがあるわよ。あなたたちは一度も働くことがなく年金生活を過ごすことができるわよ。なんの苦労もせずセカンドライフに突入できるなんてとてもラッキーじゃない」
冷酷な白雪の目に気圧された二人は押し黙ってしまった。
白雪「もういいかしら?説明を続けるわね」
白雪「次は口調についてです。一応全員にそれぞれの立場にふさわしいしゃべり方ができるようにしております。
それを意図的に切り替えることができるので適宜状況に応じたしゃべり方をしていただければと思います。まぁ元のしゃべり方だと人前で不自由すると思うので普段からしゃべり方を変えて慣れることをおすすめします」
白雪「ただし、江藤さん夫妻に関しては、新しい立場のパーソナリティをそのまま当てはめてしまうとあまりよろしくない言動をさせてしまうことになるので、
一般的な男子大学生、女子大生の口調をできるようにしています」
白雪「交友関係なども併せて修正をしております。どういう関係だったかは勝手に思い出せるようにしているのでご安心ください」 3%が処罰対象って300万人前後いるんだよね
300万人の立場を好きに変更なり交換できるって凄い事ができそう >>108
適当に数字決めてたからそのへん全然考えてなかったけどこうやって数字が出てくるともう少しいろいろできそうな感じがしますね
現状引き出しが全然ないんでなかなか難しいですが・・・
それでは次から再開します
全部乗っけれるかわかんないですがいけるとこまでいきます 白雪「最後に、軽くではありますが趣味や嗜好を変えております。とはいっても人格形成に影響を及ぼすようなものではありません。
なんとなくこれが好きだったような気がする程度のものです」
白雪「以上で説明は終了です。この後私が指を鳴らすとそれ以降あなた方は他人から新しい立場として見られるようになりますので、
振る舞いには気を付けてくださいね。
特に佐藤さんは元の立場での知り合いを見つけたからと声をかけないように。
最悪不審者として通報されかねませんので」
玲愛「あぁ、はい」
もはや耳に届いてたのかすらも怪しい腑抜けた感じの答えだった。
白雪「それではよい人生を!」
パチンと指がなり再び光に包まれた。
光が収まり目を開けると先ほどまで乗っていた車は消え、一緒に乗っていたはずの人たちもいなくなっていた。
大翔「とりあえず…帰るか」
玲愛「そうだね…」
重くなって思うように動かなくなってしまった体でとぼとぼと大翔の家に向かった。
大翔「やっと着いた…」
二人で息を切らしながらようやく帰り着いたと思って顔を上げると来たこともない一軒家の前にいた。
表札には『江藤』の文字が刻まれていた。
大翔「あれ?なんでだ?家に帰ってたはずなのに…」
玲愛「もしかしてさ、新しい立場に合った家に帰って来ちゃったってことなんじゃない?」
そういわれて一人暮らしをしていた部屋への道を思い出そうとしたが全く思い出せなくなっていた。 いくらやっても無理だったので諦めて目の前の新しい我が家に入ることにした。
リビングのソファに座ってみたがどうにも落ち着かない。そわそわしていると玲愛が口を開いた。
玲愛「それにしてもヒロト、ダサい格好にされちゃったね。でもなんか似合ってる感じもしちゃうんだよねえ」
大翔「見んなよ、恥ずかしいだろ」
と言って体を捩りながら恥ずかしそうにしている大翔を見て急に玲愛が立ち上がった。
玲愛(なんだろう、恥ずかしがってるヒロトがすっごくエロく感じる)
玲愛は気づくと大翔のことを抱きしめてお尻を撫でまわしていた。
玲愛「なぁ最近ご無沙汰だったし、いいだろう」
大翔「おい、玲愛、どうしたんだよ!?」
急に様子が変わった玲愛を引き離そうとするが力では全くかなわず玲愛の腕の中でもがくのが精いっぱいだった。
しかし大翔の抵抗に気付いた玲愛は、ハッとした表情を浮かべ大翔を離した。
玲愛「ごめん。しおらしくしてるヒロト見てたらなんか急にムラッとしちゃっていつの間にか…」
大翔「しっかりしろよ。ちょっと汗かいて気持ち悪いからシャワー浴びてくるな」
大翔はそう言って浴室に向かった。
玲愛はその後ろ姿を見て先ほどの行いに自己嫌悪するとともにまたしても劣情を抱いてしまっていた。
脱衣所に着いた大翔は1枚ずつ服を脱いでいく。
締め付けられる感覚でなんとなくわかってはいたがブラジャーもしっかり着けられていた。
そのブラジャーを外すと解放感とともに胸が下に引っ張られるような感覚になった。
(これが年を取って垂れたおっぱいの感覚なんだろうか?)
初めての感覚に苛まれながらシャワーを浴びた。肌に水が当たる感覚は心なしかいつもより弱いように感じた。
浴室から出て体を拭きあげてそのまま脱衣所を出ようとしたら急に羞恥心が襲ってきて扉の先に足を踏み出せなかった。
そこで腰回りにタオルを巻いてみたがそれでも羞恥心は拭えず
苦肉の策として胸の上のあたりから全身を隠すようにタオルを巻いたらようやく恥ずかしさが消え外に出ることができた。
(くそぅ、男なのになんでこんな・・・) 脱衣所を出てタオルを巻いた格好のままリビングを通り着替えのある寝室へ向かう大翔。
悔しさに唇を噛みながら寝室へ歩いて行った大翔は、玲愛がぎらついた目で見つめていることに気が付いていなかった。
寝室に入り箪笥から見たこともない着替えを選んでいると背後からガチャリと音がした。
大翔「玲愛もシャワー浴びてくるのっん!」
聞きながら振り返ると急に唇を奪われた。
舌を入れてこようとする玲愛に抵抗をしようとするが
後頭部を押さえられた手を振りほどくことができず口の中への侵入を許してしまう。
長く情熱的な口づけが終わるころには大翔の方からも舌を絡めていて、二人が離れたときには間に糸が引かれていた。
玲愛の目はぎらぎらとした雄の目に変わっていて、大翔の目はとろんとしていた。
大翔「きゃっ…」
大翔が拒否する間もなくすぐ隣のベッドに押し倒されその上に玲愛がまたがる。
押し倒した時に巻いていたタオルがはだけ、むき出しになった大翔の体は今までと何も変わらないのに玲愛の目にはとても魅力的に扇情的に思えた。
玲愛「ヒロトの体、とってもきれいだ」
そう言うとふくらみの無い胸にしゃぶりついた。
大翔は今まで味わったことのない気持ちよさを感じつつ、
人が変わったように襲い掛かってくる玲愛に若干の恐怖を覚えていた。
大翔「ちょっ……っん、れあ……ん!やめっ」
玲愛「ふーん、やめてもいいんだー?ここはこんなになってるのに」
玲愛がギンギンにいきり立った大翔の棒をいじるとくちゅり、という音ともにとてつもない快感が押し寄せた。
大翔「ひゃぅぅん!なにこれ……こんなの……ひぅっん!はじめて……」
玲愛「口では嫌って言っててもこっちは受け入れ準備できてんじゃねえか」
しばらく胸と股間への責めを受け続けていると急に舌と手の動きがが止まった。
大翔「あれ……なんで……」
玲愛「ちょっと服脱ぐから待ってろ」
生まれたままの姿になった玲愛を見て大翔は逞しいと感じていた。
未知の快感を受け続け大翔はもう自分が男だという自覚が薄れかかっていた。 服を脱いだ玲愛がのっしのっしと近づいてくると顔の上にまたがってきた。
玲愛「舐めてくれ」
大翔「はい」
大翔も拒否する気はさらさらなかった。
玲愛「うおっ……ヒロトいいぞ……もっと吸ってくれ」
大翔「ふぁい」
ずぞぞぞ、と音を立て玲愛の秘所を責めたてていく。
玲愛「うーん、気持ちいいけどいまいち勃ちが悪いな」
ちょっと待ってろと言うと玲愛が箪笥の中からあるものを取り出した。
大翔「あなた、それは?」
玲愛「あぁバイアグラだよ。恥ずかしくて隠してたんだけどこんなんじゃヒロトを満足させられないと思ってな」
玲愛「おぉ、キタキタ」
そう言う玲愛の秘裂からはだらりと蜜が溢れだしていた。
玲愛「もういっぺん舐めてくれ」
大翔「ふぁい」
言うが早いか玲愛の秘所を舐めはじめていた。
玲愛「うぉおん、ヒロトいいぞ!」
大翔「あなはのこほもおいひいわよ」
玲愛「かわいいこと言ってくれるじゃねえか」
玲愛が指先で大翔の乳首をこねくり回すと
大翔「ひゃぁん!あぁん!」
嬌声を上げる大翔。 そんな前戯を終え大翔のへそのあたりにまたがる玲愛。
玲愛「それじゃあいくからな」
大翔「んぅぅっん!!あぁぁん!!」
にゅぷぷ、と音を立て大翔の男根が玲愛の割れ目に飲み込まれていく。
画面だけ見ると騎乗位の男女に見えるかもしれないがこの二人にとってはこれが正常位。
それも挿れるのが見た目は女の玲愛で、挿れられるのが見た目は男の大翔。
これが二人にとっての正しい愛の形だった。
大翔「ひぅぅん!!あぁん!んあぁぁっん!!」
玲愛が腰を振るたびに強烈な快感に襲われ、おなかの奥がきゅんきゅんとして快感が高まっていく。
大翔「いぃん!すごいっ……っん……きもひいいっん!!」
玲愛「俺もっ……いいぞ!ヒロトの膣内最高だ!!」
大翔の怒張が玲愛の奥に当たるたびに支配欲が高まり、組み敷いている大翔のことが愛らしくなる。
大翔「あなたっ……ん!わたし……わたし……もう……っん!」
玲愛「俺も……もう出そうだっ……イクぞ!」
大翔「いいわ!キテぇ!」
玲愛のグラインドが激しくなり大翔も腰を浮かせて突き立てる。
大翔「あっ!あっ!あんっ!!イクイクイクー!」
玲愛「うおおっ!ヒロト!出すぞ!!」
大翔「あぁぁぁぁん!なかにでてるぅぅぅぅ!!」
大翔の怒張から精が解き放たれ、玲愛の女陰から白濁した液体が隙間を縫って吹き出す。
大翔が男根をずるりと抜くと、玲愛の秘裂からどろりと白濁液が漏れだす。
大翔「いっぱいでたわね♪お掃除するわね」
そう言うと横になっていた玲愛の股間に顔をうずめ舐め始めた。
玲愛「おぉ、ありがとう」
きれいに舐めあげると満足した表情で大翔が玲愛の横に来る。
そんな大翔を玲愛は腕枕で受け入れる。
玲愛「ご無沙汰だったけどやっぱりヒロトは最高だったよ」
大翔「あなたのもとってもよかったわよ」
その光景はギャルカップルのそれではなく仲睦まじい老夫婦がいるだけだった。 数年後
大翔「あなたー、そろそろ行くわよー」
玲愛「おぉちょっと待ってくれ。選挙の通知はがきは持ったよな?」
大翔「えぇ、あなたの分も持ってるわ」
玲愛「じゃあ行くか」
立場を交換されてその日のうちに男女の情事を済ませたあと。
二人ともに異性のふるまいを見せたことへの気恥ずかしさからぎくしゃくしていたが、
そのうちに新しい立場が板についてきて今ではご近所でも有名なラブラブ老夫婦になっていた。
そして二人ともに仕事から引退した立場であったので日中することといえば
新聞を読んだり、ニュースやワイドショーを見ることだった。
また、病院に通うことも多くなり常連の間での話には政治のことも含まれるので自然と知識も身について行った。
そうして立場を入れ替えられてから初めての国政選挙を迎えた。
手をつないで会場に向かう道中、コンビニにの前で屯しているギャル風のファッションに身を包んだカップルを見つけた。
玲愛「これ君たち。年はいくつかな?」
彼氏「19だけどなんだよおっさん」
大翔「投票には行ったの?」
彼女「いくわけねーじゃんあんなのw」
大翔「おせっかいだとは思うけど行っといたほうがいいわよ〜。
じゃないと逮捕されて大変な目にあっちゃうんだから。ねぇあなた」
玲愛「そうだぞ!まぁ私たちのように乗り越える気概があるなら構わんがな」
たわわに膨らんだ胸を張りながら大翔を抱き寄せる。
彼女「げぇ逮捕だって」
彼氏「さすがに前科着くのは勘弁だわ。行っとくか」
玲愛「おお、そうしなさい」
カップルと別れて再び投票所へ向かう。
大翔「いいことしちゃったわね」
玲愛「俺らみたいになるのもかわいそうだしな。それにこの国の為なんだし」
大翔「わたしは別に後悔してないんだけどねぇ」
寄り添って歩く二人を見て道行く人たちはあんな夫婦になりたいなぁと思うのであった。
ちょっとだけ番外編
元大翔の家、現礼子の家にて
礼子「あらあなた、とってもかわいいわよ」
努「お前もとっても凛々しく見えるぞ」
そういいながら唇をついばむようなキスをする。
礼子「抱いてもいい?」
努「初めてだから……やさしくしてね」
礼子「もちろんだよ」
このあと滅茶苦茶セックスした。 以上で終了です。
老夫婦の設定なので少し古風なというか官能小説にありそうな単語を使いながらエロシーンを書いてみました。
まぁ文庫本とかでちゃんと読んだことはないのであくまでイメージですが。
苦労パートも書こうかと思ったんですがいまいち筆が進まなかったのでなしにしました。
大学生に変わった方もあまり差をつけれないと判断したので軽く触るだけにさせていただきました。
>>97さんの書き込みで底辺大学の一クラスと老人会との時間をかけた集団交換なんかも考えたんですが
今の実力じゃ無理だと思ったのでこんな形にしました
>>97さんの思っていたようになったかはわかりませんが読んでいてくれればなぁと思います。
まだ書き始めてませんが次は台本形式でかなり短めにやってみようと思ってます。
それまでに書いてくれる人が一人でも増えたらなぁなんて 乙です!
適当な思い付きで書き込んだものがこんな素敵なSSになるとは 選挙に行って元老夫婦とばったり再会して話し込んだりするところも見たい >>117
ありがとうございます!
ご満足いただけたようで安心しました
>>118
いいアイデアをいただいたのでpixivの方で加筆して載せさせていただきました
ぜひpixivの方もご覧ください ttps://www.youtube.com/watch?v=Jz8JNxBCFUc
見た目は立場変化みたいな感じ
英語わからんので詳細はわからんが 無期限のカールが最初の日にデニスを怒らせた後、彼女は彼女を1人に変えることで女の子のように見せます。
学校で新しい女の子のCarlieのためにSergeが落ちるのはずっと前であり、解決策を見つけるためにPorterに圧力がかかっています。
彼はDeniseをDennyに変えて彼女に自分の薬の味を与えているが、CarlieとDennyが完璧な日付を持つための唯一の方法だ。
英語わからないんでとりあえずあらすじをグーグル翻訳に突っ込んでみた
「女の子のように見せます」
ここをどう捉えるかだな
このスレでの観点なら立場変化とも取れるけど、
おっぱいがあるように見せてたから元の少年をベースに女に見えるように女体化させただけとも取れる
仮に立場変化ネタなんだとしたらイギリスは進んでんな
さすが紳士の国 ttps://www.youtube.com/watch?v=Q1zH5CLT210
これはこのスレ的にもバッチリ該当だと思う
ちなみに、イギリス制作w イギリス始まってんな
常々思うけどこのジャンルで漫画でもゲームでもAVでもいいからSS以外の形で何かモノが出ればもう少し興味を持つ人が増えるかなと
貞操逆転ものもあの同人が出てから一気に拡大した感あるしあべこべや普通のtsものはAVにもあるし
やっぱり視覚的に分かりやすいのがないと流行らないな
pixivでぎうさんがいくつか書いてくれてるけど他にも出てきたらいいんだけどなぁ 新しいの書いたんでまたあげていきます
今回のはまだ書き終わってないので少し間が空くかもしれませんができているとこまでとりあえずあげます
選挙ネタのやつもネタ自体は思いついてるんですが他にも書いてる途中のがあるのでそれが終わったら書き始めようと思います
いつものごとく途中で規制かかると思うのでご理解を
それでは次のレスから始めます
タイトルは『うまい話にゃ裏がある』です
よろしくお願いします 金原「部長、お疲れ様です。お先に失礼します」
部長「おぉ、お疲れ」
仕事を終えオフィスを後にすると後輩の鈴木が追いかけて来た。
鈴木「せんぱーい、今日飲みに行きませんか?」
金原「すまん、今月厳しくてな。また今度な」
鈴木「今日は僕が奢りますよ。ちょっとした臨時収入があったんで」
金原「いやでも、後輩に出させる訳には…」
鈴木「お子さんが中学生になってからお小遣い厳しいんですよね?今まで奢ってもらってたお礼に一回ぐらいはいいじゃないですか?ね?」
金原「うーん、そこまで言うなら」
近くの飲み屋に入って飲み始めると久しぶりに外で飲んだせいか話も酒もとにかく弾んだ。
だいぶ酔いが回ったところで鈴木に臨時収入のことを聞いてみた。
鈴木「いやぁ僕も最近結婚して、そしたら意外とお金かかるっていうか、遊ぶのにお金使いづらくなってきまして、そしたらいいバイト見つけたんですよ」
金原「バイト?」
うちの会社は一応副業自由ということになってはいるのでバイトするのも問題はない。めったにする奴いないけど。
鈴木「しかも、3時間で3万稼げるんですよ」
金原「お前それ変なことに巻き込まれたりしてないだろうなぁ?」
鈴木「見ての通り現状なんにもなってないですよ。まぁ僕が始めたのもほんの少し前ですし、そんなに頻繁には行ってないですしね」
鈴木「なんなら紹介しましょうか?誰でも出来ることですし」
金原「本当か?危険なこととかないんだよな?」
鈴木「もちろんです。仮に危険だとしてそんなこと先輩に勧めませんよ」
鈴木「それじゃあウェブから応募する形になるんでアドレス送りますね」
金原「これにアクセスしたらいいんだな」
鈴木「はい!」
送られてきたアドレスをタップしたところで眠気が襲ってきた。
その後、眠気と戦いながら鈴木からバイトについて説明を受けながら登録をした気がするがあまり覚えていない。
気がつくと自宅のベッドの上だった。
体を起こすとそれに気づいたのか隣で寝ていた妻の香織も目を覚ました。 香織「パパ、起きたの?」
金原「あぁ、いつの間に家に」
香織「昨晩鈴木さんって方が家まで連れて帰って来てくれましたよ」
金原「潰れちゃってたか」
香織「ちゃんとお礼言っときなさいよ」
金原「あぁ分かってるよ」
香織「じゃあまだ早いから私は寝るね」
金原「おやすみ」
と言い、眠りにつく香織の口元にキスをする。
付き合った当初から香織は必ずおやすみのキスを求めて来ていて、結婚して十何年も経つが未だに続けている。
スーツのままで寝ていたのでリビングで着替えようとするとポケットに入れていたスマホのランプが点滅しているのに気づいた。
確認すると《登録完了のお知らせ》という件名のメールが届いていた。
着替えながらメールを開いてみる。
『この度は《おしゃべりサポートtisipoon change》へのご登録ありがとうございました。
下記アドレスにアクセスし、出勤希望日の登録をお願いします。
我々は好きなタイミングで働いてもらうことを信念としています。
出勤希望を出していても都合が合わない際は当日キャンセルも可能ですので安心して希望をお出しください。
株式会社 Exchange』
最初はスパムメールかとも思ったが昨夜の事を思い出し、サイトにアクセスする。
飛ばされたサイトにはカレンダーが表示されていて日付をタップするとその日の何時から何時まで出勤を希望するかを選択できるようになっていた。
早速入力しようかと思ったが酔っ払っていたせいか鈴木の説明を思い出せなかったので仕事内容を確認することにした。 金原「へー、客と話をするだけでいいのか」
サイトによると、基本的には客と一緒に話をする。ただそれだけでいいとのこと。
原則1日3時間で日当3万円。
客からオーダーがあって都合が合えば残業になり残業手当も支給される。
また、指名の場合日当アップや客からオプション利用があった場合も手当が支給されるらしい。
ただし、一度出勤すると3日は出勤不可になるらしい。
少し疑問には思ったがそれ以上においしすぎる条件に疑問もどこかへ行ってしまった。
金原(伊達に10年以上営業やってきてねぇんだ。3時間話をするだけでこんなに貰えるなら迷うことねぇだろ)
そうして今月分の希望を出すとすぐに返信が来た。
『希望日のご登録ありがとうございました。
ご希望いただいた時間の30分前までに下記住所にお越しください。
また、初回のみ業務内容等の説明がありますので1時間前には到着するようお願いします。
東京都○○区△△□□–□××ビル5F
万が一都合が合わなくなった場合下記アドレスまでご連絡ください。
時間変更等もこちらのアドレスで受け付けております。
○○×@exchange.co.jp
株式会社 Exchange』
記載された住所は会社のすぐ近くだった。
初出勤は2日後、月曜の出勤後だ。
これで抑圧された生活に潤いが出るぞとウキウキしながら眠りについた。 そして迎えた月曜日。
これからの期待と若干の緊張で仕事は少し上の空だったが定時に仕事を終え指定された場所へ向かう。
香織には残業すると伝えているので時間を気にする必要はない。
会社を出て程なくして到着したのは綺麗なオフィスビルだった。
エレベーターに乗って5階に行くと《株式会社 Exchange》と書かれた看板がかかった扉があった。
ノックして中へ入るとタイトスカートから伸びた足と笑顔が眩しい美女が出迎えてくれた。
金原「この間バイトの登録をしてここに来るように言われたんですが」
美女「かしこまりました。お名前をお伺いしてよろしいですか?」
金原「金原と申します」
美女「金原様ですね。かしこまりました。こちらへどうぞ」
と応接室のような場所へ通された。
美女「担当の者を呼んで参りますのでこちらで少々お待ちください。お待ちの間こちらをどうぞ」
と言ってコーヒーを出してくれた。
コーヒーを飲みながら待っていると頭がボーッとしてきた。
金原(昨日あまり寝付けなかったからかなぁ?)
なんて思っていると俺より少し若い20代後半ぐらいのイケメンが入ってきた。
「すみません、お待たせしました。担当の佐藤と申します。よろしくお願いします」
依然頭はボーッとしたままだが立ち上がって挨拶をする。
金原「金原と申します。よろしくお願いします」
佐藤「それでは早速説明をしていきたいと思いますが、大丈夫ですか?随分とお疲れのようですが」
金原「えぇ、さっきから急に頭がボーッとしてしまいまして……」
佐藤「それでしたら一旦仮眠をとられてはいかがですか?仮眠室も用意しておりますので」
金原「いえ、大丈夫です。来て早々そんな失礼なことできませんし」
佐藤「ですがその状態で説明をして話を聞いてなかったと言われても困りますので」
佐藤「それにこの会社は誰よりもうちで働いてくれる人を大事にしています。今は働く側でもいつかお客様になるやもしれません。できるだけ嫌な気分になる可能性を減らしたいのです」
佐藤の真剣な眼差しで本当に従業員を大事に思っていることが伝わってきた。
金原「わかりました。それではお言葉に甘えて」
佐藤「それでは仮眠室にご案内しますね」
連れて行かれた部屋には2つのベッドが置かれていた。
佐藤「では、こちらでお休みください。30分程度で起こしに参ります」
金原「こんなことしてもらってすみません」
佐藤「いえ、お気になさらず。ゆっくりお休みになってください」
そう言って扉の向こうに消えていく佐藤の口角がニヤリと上がっていたのは金原には見えなかった。 佐藤「金原ちゃん、金原ちゃん。そろそろ起きましょうか」
金原「ふわぁー、もう30分ですか?」
佐藤「少し早かったでしょうか?」
金原「いえ、だいぶ頭がスッキリしてきました。ありがとうございます」
高級ホテルのようなふかふかのベッドですぐに眠ってしまったがその甲斐あってか頭はスッキリとしていた。
もう少し寝ていたかったのも事実だがいつまでもこんなことしていてはさすがに失礼だ。
佐藤「それは良かったです。それでは説明に移りたいと思います。そのままで聞いていただいて結構ですよ」
佐藤「まずサイトでもご確認いただいたと思いますが、業務内容としては登録いただいているお客様と原則3時間お話をしていただきます」
佐藤「その際こちらの制服を着ていただきます」
と言って佐藤が取り出したのはセーラー服だった。
佐藤「ちなみに制服はこれだけではなくいろんなものをご用意しております。お客様のご要望や特に希望がなければ金原さんのその日の気分でお選びいただけます」
佐藤「ここまでは大丈夫ですか?」
金原「はい、大丈夫です」
佐藤「出勤日はこちらに30分前までに来ていただいて着替えやメイク等をしてお客様との待ち合わせ場所に向かっていただきます。
集合場所が遠い場合はこちらで車を手配いたしますのでご安心ください。
遠いと言っても都内ですので」
佐藤「そしてお客様と合流していただいて3時間デートをしていただきます。デート中は基本的にお客様がリードしてくれますので心配することはありませんよ」
佐藤「3時間後、メールで終了連絡をしてこちらに戻って来ていただいて着替えをし、その日の日当を支払って終了となります」
佐藤「ここまででご質問はありますか?」
金原「いえ、特にありません」
佐藤「では続けますね。残業についてですが、3時間をオーバーした場合日当を時給換算した金額の1.25倍を分刻みで計算し加算させていただきます」
佐藤「ちなみに時間の都合で延長が不可能な場合は拒否していただいて構いません。お客様へもルールはお伝えしていますので。
逆に時間に余裕がある場合は午後11時までにこちらに戻って来ていただければその間は自由に延長可能ですので、稼ぎたい時なんかは金原ちゃんから延長を誘い出すこともできます」 半端なところで規制なっちゃいました、すみません
もう1レスでキリがよかったんですが…
また出直してきます 佐藤「最後にオプションですが、お客様のご指名で日当+5,000円、お触りで+5,000円、
キス+7,000円、フェラ+10,000円、クンニ+10,000円、シックスティーナイン+15,000円、
本番行為は+20,000円となっていますので、お客様に気に入ってもらえるように頑張ってくださいね。
もちろん嫌だったら拒否することもできますので」
金原「え?本番って?」
佐藤「わかりやすいように言うとSEXですね」
金原(あれ?なにかおかしくないか?3時間話をすればいいはずだったよな?なんでセーラー服なんだ?それにデート?どういうことなんだ)
頭を抱え考えこんでいると佐藤が声をかけてきた。
佐藤「金原ちゃん?大丈夫?」
金原(いやどう考えてもおかしいことだらけだろ?いい年したおっさんがセーラー服着てデートだと?絶対におかしい)
金原「すみません、やっぱりこの話は無かったことにしてください」
ベッドから出てドアの方へ向かうが佐藤に腕を掴まれてしまった。
その力はすらっとした見た目とは裏腹にとても強く全く抵抗ができずにベッドに戻されてしまった。
金原「何をするんですか!?帰してください」
佐藤「はぁ〜術が解けちゃったか」
金原「術ってなんですか!?帰してくれないと警察に通報しますよ」 佐藤「バレちゃったら仕方ないなぁ」
金原「なんですか?私を殺したりするつもりですか?」
佐藤「いえいえ、そんなことしませんよ。別に私は裏社会の人間とかでもないですし」
佐藤「あなたにはもう一度術をかけさせていただきますがせっかくなんで全部話してしまいますね」
佐藤が言うには、魔術のようなものを使って成人男性の立場だけを女子高生年代の女の子のものにしていわゆる《リフレ》というものを運営しているらしい。
本物の女子高生を働かせると問題になるが、架空の女子高生年代の女の子の立場を与えて働かせておけば元より存在しない人間を働かせたなどと証明のしようがない。
だったら成人女性でもいいじゃないかと問うと、そういうのを好む客が集まっているからとのこと。要は変態ばかりというわけだ。
ちなみに俺がここに来るのはそう仕向けられていたから。
現在働いているのは女性化願望を持ったものや女装趣味のものがほとんどで後輩の鈴木も後者に当たるそうだ。
確かに鈴木は背も高くなくかなり細い。顔も中性的でどちらかというと女顔だ。
しかし客からそういうのではないノーマルで女装とも縁遠そうな男を入れてほしいと要望があったそうだ。
そこで鈴木が至って平均的な男の俺を飲みに誘って酔わせてここに引き入れたというわけだ。
その客はホモなのかと聞いてみると、
佐藤「いえ、そういうわけではありません。普通の男が女の立場になってしおらしくしていたり、その立場に染まっていくのを見るのが好きという方も世の中にはいるのです。
それからお客様は男性だけでなく女性の方もいらっしゃいますので」
要はど変態である。 佐藤「術で変えているのは立場だけなので体の変化等はありませんし、害もないです。ご安心ください」
金原「とは言われてもなぁ」
佐藤「ちなみに金原さんにかけた術ですが今も軽くかかったままなんです。催眠に関するところは解けてしまいましたが」
佐藤「先ほど私が腕を引っ張った時抵抗できなかったでしょう?アレは私の力が強いんじゃなくて金原さんの力が10代の女の子と同じぐらいに弱くなってしまったからなんです」
金原「でも何も変わってないのに」
ペタペタと腕を触って筋肉がいつも通りなのを確認する。
佐藤「体はそのものは変化していませんからね。ただし身体能力は立場にあったものになっています」
佐藤「それに先ほど起こした時から術が解けるまでの間、私が金原『ちゃん』って言ってたのにも気づかなかったですよね?」
そう言われようやく気づいた。
佐藤「まぁこれは初回なので催眠も強めにかけてたのが影響してるんですがね」
佐藤「とりあえず立場を変えるということについて理解できましたか?」
金原「あぁ。しかし自分がやるとなると……」
佐藤「まぁ秘密を知ってしまった以上やってもらわなきゃ困るんですけどね」 佐藤「それに立場交換の術は仕事を終えた後でしか解除はできません」
佐藤「もし今ここから逃げ出してもあなたは女の子としてしか扱われません。架空で作った立場なので親などの設定もしていませんし戸籍もありません。そんな状態で生きていけますか?」
金原「うぅ…わかりました。やります」
佐藤「ありがとうございます。まぁ初回は催眠をかなり効かせるので何もしなくても勝手に体が動いてくれますよ」
佐藤「ただ……」
金原「ただ?」
佐藤「基本的には一度術をかけると3日は間を空けてて、今までこんな短時間で2回術をかけたことがないので何があるのかわからないところがありまして……」
佐藤「まぁ大丈夫でしょう。最悪術の上書きでどうにかなりますし」
佐藤「それではもう一度術をかけますね。少し変な感じがするかもしれませんが耐えてください」
佐藤「ちなみに今日のお客様のご要望は『元気で活発だけど胸が小さいのがコンプレックスで頭の少し弱いスポーツ少女』です。目が覚めたらそういう風になってるので安心してくださいね」
佐藤が何かの呪文を唱えると体全体が暖かくなって体が少し浮くようなふわふわした感じに包まれ、スーッと瞼が閉じていった。 佐藤「ハネちゃん、ハネちゃん。起きて、時間だよ」
金原「おはよー!さとーさん!ハネって?」
佐藤「ハネっていうのはここで働く時の君の名前だよ」
金原「そっか、わかったっす!」
佐藤「それじゃあ着替えてきて。ちょっと急ぎめで。指定は無しだから好きなとこの制服着てっていいよ」
金原「わっかりましたー!ハネ、いってきまーす!」
更衣室に着いて急いで着替えを始める。
金原「急がなきゃ、急がなきゃ」
着ていたものを全部脱ぎ捨て下着を選ぶ。
金原「どれがいいかなー?シマシマ好きだしこれにしよっ」
金原が手に取ったのはピンクの縞パンと同じ色で縞の感覚が少し狭いブラジャー。
初めてのはずのブラジャーも慣れた様子でテキパキと身につけていく。
金原「さーって制服はどうしようかにゃー」
更衣室の奥にあるウォークインクローゼットにはいろんな学校の制服が掛けられていた。中には体操着やジャージ、部活のユニフォーム、水着なんかもあった。 金原「おっ、これ着てみたかったんだよねー」
金原が手に取ったのは名門女子校の制服だった。
ブレザータイプの気品溢れる制服は有名デザイナーが手がけたことも有名で都内の女子なら一度は憧れる制服の一つだった。
キャミソールを着てその上からブラウスを着て紺のネクタイを巻く。
スカートを履いてみるがなんかしっくりこない。
金原「あっそうだ!」
といってロッカーから黒のスパッツを取り出してスカートの下に履くと、短めにしたスカートの下にチラッとスパッツが見える。
金原「この方がスポーツ少女って感じが増すよね」
紺のハイソックスとブレザーを羽織ってショートボブのウィッグを被って姿見で確認すると、中肉中背の30過ぎのおっさんの女装が完了していた。
金原「うん!かわいい!問題無し!」
金原「メイクした方がいいかなー?でも時間ないしなー。よしっ、リップだけ塗っていこ」
いつの間にかロッカーの中にあった鞄から色付きのリップを取り出して塗っていく。
ローファーを履いたら準備完了だ。 金原「さとーさーん!メイクしてないんですけど大丈夫ですか?」
佐藤「うん、とってもかわいいぞ。お客様のオーダー的にも問題ないだろう。10分後にそこの駅の前で待ち合わせだ。急いで行ってこい」
金原「ありがとうございます!それじゃあハネちゃん!いってきまーす!」
キーンと言い出しそうな感じに腕を広げ出ていく金原を見て佐藤はニヤリとした笑みを浮かべていた。
美女「社長、ニヤニヤして気持ち悪いですよ」
佐藤「あぁ、すまない。あんなの見せられるとな。それに君も人のこと言えないぞ」
美女「見事に女の子やってますもんね。33のサラリーマンが」
佐藤「まぁ今はそういう風に催眠かけてるからな」
佐藤「まぁ彼は今までにいなかったタイプだからこれからが楽しみなんだけどな」
美女「基本的にここに来るのは女装が趣味だったり女性になりたかったりで元々素養のある人ばかりですからね」
佐藤「あぁ、それに彼には2度続けて術をかけている。吉と出るか凶と出るか」
美女「それはどう変化するか楽しみで仕方なくなっちゃいますね」
佐藤「君も中々の好き者だね」
美女「社長には負けますよ」
ハッハッハッと笑う2人もここの客と負けず劣らずの変態のようだった。
そんなこととはつゆ知らず鼻歌交じりに走って待ち合わせ場所に向かう金原。
金原「とーちゃーく。時間もセーフ」
2,3分待っていると前から来た男性に声をかけられた。
「もしかして君がハネちゃん?」
金原「はい!ご依頼のお客様ですか?」
「あぁそうだよ。僕の事はそうだな…タクとでも呼んで」
金原「わかりました。今日はよろしくお願いしますね、タクさん」
そう言ってタクと名乗った男の腕に抱きつく。 とりあえず今日はここまでです
続きは少々お待ちください >>140
乙です。すごく良いです。
続き楽しみに待ってます! そのタクという男は金原と同年代か少し上くらいでお世辞にもカッコいいとは言えない容貌ではあったがなぜか魅力的に思えた。
受け付けないタイプの人間の相手をさせるのは精神衛生上良くないのでどんな相手でも客であれば魅力的に感じるように佐藤が操作しているのだが、金原がそれに気付くはずもなかった。
タク「それじゃあカラオケでも行こうか」
金原「はい!」
カラオケ店までの道中、他愛もない世間話などをして過ごす。もちろんタクの腕をとったまま。
個室に入った所で改めて自己紹介することになった。
金原「ハネの名前ははハネって言います。ピッチピチの17歳です。体を動かすのが大好きです。初めてなんでよくわかってないけどよろしくお願いします!」
タク「元気な感じでいいねぇ。それにちょっとバカっぽいところもそそるね」
金原「ちょっとひどいよー。よく言われるけど」
タク「気に障ったのなら謝ろう。でも、僕はそんなところもハネちゃんのチャームポイントだと思うよ」
金原「ホントですか!ハネかわいい?」
タク「あぁとってもかわいいよ。ここ何回か会った子の中でもとびっきりね」
金原「やったー!ハネ、あんまり自分に自信が持てなかったんだけどそう言ってもらえて嬉しい!」
そう言いながら胸に手を当てる。 タク「胸が小さいの気にしてるの?」
金原「うん……スポーツするのには小さい方が気にならなくていいんだけどここまで大きくならないとどうしてもねー」
タク「僕はそんなに気にしなくていいと思うよ。それがハネちゃんの個性だし、とってもかわいいと思うよ」
金原「またまたぁ、そんな調子いい言葉には乗せられないよー。男の人はみんなおっきいおっぱいが好きなんでしょ?」
タク「そんなことはないよ。おっきいのが好きな人もいるけど小さいのが好きな人もいるんだよ。
僕は小さなおっぱいも含めてハネちゃんの事がとても気に入っているよ」
金原「そっかー!なら良かった!」
コンプレックスに思っていた事を褒められたのがよっぽど嬉しかったのかぴょんぴょんと飛び跳ねて喜ぶ金原。
短めに切り揃えられた髪がそれに合わせてふわっと浮き上がる。
金原「それにしても結構慣れてるねー?タクさんって結構遊び好き?」
タク「そんなことないよ。まぁでもこのサービスにはよくお世話になってるよ。ブサイクであんまりモテないし」
金原「えー?ハネはタクさんとってもカッコいいと思うけどなー」
タク「そう?お世辞でも嬉しいよ」
金原「そんなー、お世辞なんかじゃないよ!」
タク「そっかそっか。ありがとう。まぁそんなこんなで結構利用させてもらってたらいつの間にか新入りさんを結構紹介してもらえるようになっちゃったんだよね」
金原「それで今日はハネが?」
タク「そういうこと。だから最近は新入りさんのお相手してることが多いかな」
金原「じゃあハネも今日だけなの?」
目を潤ませながら上目遣いでタクを見つめる。 タク「うぅん、ハネちゃんとっても気に入っちゃったから予定が合えば今度は指名しちゃうかも」
金原「ホントー!?じゃあもっと気に入ってもらえるようにハネがんばるね!」
タク「よし、じゃあそろそろ歌おうか。ハネちゃんアニソンとかわかる?」
金原「わかるよー!こう見えて小さい頃からアニメとか好きなんだよー」
これは金原が元からアニメ好きだったのが反映されていた。
タク「これとかわかる?」
金原「うん!一緒に歌おう!」
その後はタクとデュエットしたり女性ボーカルの歌を熱唱したり、意外と歌の上手いタクにうっとりしたりと和やかにカラオケをしてタイムリミットを迎えた。
金原「あー、もう終わりだねー」
タク「そっかぁもう少し一緒に歌いたかったんだけどねぇ」
金原「ハネもー」
タク「どうする?延長しちゃう?」
金原「うーん、今日は初めてだしやめにしとく。慣れてないことしてちょっと疲れちゃったし」
タク「そうだね。名残惜しいけど今日はここまでだね」
金原「ハネもホントはもっと一緒にいたいんだけどごめんねぇ」
金原「じゃ!今度は指名待ってるからね!」
タク「うん、絶対するよ」
金原「絶対だからね!バイバーイ!」
精一杯手を振ってカラオケ店を後にして、会社に戻って来た。 金原「ハネちゃんただいま戻りましたー!」
佐藤「おかえり。それじゃあ着替えて来て」
金原「はーい!」
更衣室で憧れの制服にサヨナラをして元々着ていたスーツに袖を通す。
金原「はぁやっぱりもう少し着てたかったなぁ」
後ろ髪を引かれるが更衣室を後にする。
金原「お着替え終わりました!」
佐藤「はい、お疲れ様。それじゃこの領収書に名前を書いてね」
金原「はーい。金原浩二っと」
と書き終わった所で“俺”の意識が戻ってきて今日の出来事がフラッシュバックしてきた。
金原「なんで俺はあんなことを……」
佐藤「それではこちら本日の報酬です」
金原「おい、俺に何をしたんだ!?」
佐藤「何をって術をかけるまえに全てご説明差し上げましたが」
金原「だからってあんな事をさせるなんて」
佐藤「まぁ今回は初回って事で強めに催眠をかけたせいで少しオーバーにやってもらった感はありますけど」
佐藤「ご心配なさらずとも町であなたを見た人はみんなあなたのことをかわいい女の子としか認識してないから。タク様を除いてですが」 金原「そういうことを言ってるわけじゃ……」
佐藤「まぁ冷静に考えてください。なんのリスクもなくこんな高収入が得られるわけがないじゃないですか。あなたも一端のサラリーマンならそれぐらいのことはわかるでしょう」
金原「それはそうですが」
佐藤「それにリスクと言っても報酬に対してはかなりの低リスクだと思いますよ」
佐藤「たったの3時間女の子のフリをするだけで3万円も手に入り身バレすることもない。もちろんお客様から漏れることはありません」
金原「なんでそんなことが言い切れるんですか」
佐藤「うちの顧客になっていただくときに厳正に審査をしておりますし、仮にお客様から情報が漏れてうちが摘発された場合、他にこんなサービスを受けられる所はありません。
わざわざ自分から楽しみを奪うようなことはしませんよ」
佐藤「まぁ最初に説明した通り摘発に足りうる証拠などないので結局ノーダメージですしね」
佐藤「とはいっても初回で刺激が強かったのかもしれませんね。とりあえず今日の所は帰ってお休みになられてください」
金原「はい……」
佐藤「一応4日後に次の出勤となっておりますがどうなさいますか?」
金原「一旦全部キャンセルさせていただいてもいいですか?ちょっと考えたいので」
佐藤「かしこまりました。もしまた働きたくなったら当日でも構いませんのでご連絡ください。私たちはいつでも歓迎いたしますので」 佐藤「ちなみに次回以降は催眠をかけるのに2万円をいただきます」
金原「なんで!?」
佐藤「基本的には皆催眠はかけずに働いていただいてますし、催眠かけるのって結構疲れるんですよね」
佐藤「まぁ立場交換の作用で多少の矯正も効くようにはなってるんでそんなに困らないと思いますよ」
佐藤「もちろんお金さえお支払いいただければおかけいたしますが、その場合はもちろんその日の実入りが減ってしまいますのでよくお考えください」
佐藤「それではお気をつけておかえりください」
重そうな足取りで金原はオフィスから出ていった。
美女「あのまま帰してよかったんですか?」
佐藤「もしかしたらダメかもなぁ」
美女「そんなぁ。タク様もかなりご満足いただけたようですし、私もこの先どうなるか楽しみなのにぃ」
佐藤「まぁでも大丈夫だと思うぞ」
美女「なんでですか?」
佐藤「楽に稼げる方法を知ってしまったからな。それに」
美女「それに?」
佐藤「うだつが上がらない男が急にチヤホヤされたんだ。そういうのは結構心に残るんだよ」 重い足どりのまま近くの公園まで来た金原は悶々としていた。
金原(あんなことさせられるなんて……)
自分の演じた痴態は、操られていたとはいえ受け入れられるものではなかった。
金原(でも……)
俯いた先には報酬の入った封筒が。
中身を確認すると間違いなく3万円入っていた。
金原(やったことといえば女の子としてではあるが男とカラオケに行っただけ。それでこんなに貰えるなら……)
金原(それに久しぶりに楽しかった。こんなに楽しい気分になったのはいつぶりだろう?)
結婚当初は楽しかった。それも数年経てば新しい刺激もなくなってしまった。
沙耶が産まれてからしばらくして香織は俺のことをパパと呼ぶようになると俺の方を向く時間は減っていった。
親が子どもの面倒を見ることは当たり前だ、それに腹を立てたりはしていない。
ただ日々の生活に潤いや刺激が欲しかった。
家族のためにがむしゃらに働いて昇給もした。
沙耶が大きくなって習い事を始めるとそのよりお金がかかるようになって俺はより抑圧されることになった。
香織との関係は別に悪くはない。
母親として立派に沙耶を育ててくれてる事には感謝しているし頻繁にその気持ちを示しているつもりだ。
おやすみのキスも香織の方から求めてくれている。
愛がないということはないだろう。 今日はここまでです
毎度毎度半端なところですみません
あと1レス分で初日のパートが終了するのでそこまでをpixivに先にあげます
ここからじわじわと変えていくつもりです めちゃめちゃ面白かったです。
妻子持ちのパパが、これからどんな風に変わっていくのか楽しみです ヲタク男と美少女の立場交換も好きだけど過去スレの小ネタにあったヲタク女子三人組がクラスのイケメン達と自分たちの立場を勝手に交換した話も好きだ
ヲタク女達が勝手に男子の立場を楽しんでる中元のイケメン達はどうなったのか今でも妄想してる
違和感を覚えつつも自分をクラスの地味なヲタク女子だと思い込んで登校して来た元イケメン君が事情を知ってるる元ヲタク女子にからかわれるとことか見たい 立場交換の「能力や体質の入れ替わり」ってRPG的な世界だとステータス画面で見れるのかな
勇者一行と魔物の群れが立場交換しちゃって体はそのまま職業や装備やスキルやパラメータが雑魚モンスターと交換されて
名前:勇者 性別:♀ 種族:オーク 職業:魔王軍下っ端 レベル:1 スキル:なし 装備:ボロ布の胸当て、ボロ布の腰巻
名前:賢者 性別:♂ 種族:トロール 職業:魔王軍戦闘員 レベル:3 スキル:馬鹿力 装備:棍棒、ボロ布の腰巻
名前:姫 性別:♂ 種族:オーク 職業:魔王軍戦闘員 レベル:5 スキル:悪臭 装備:ボロ布の腰巻
名前:格闘家 性別:♀ 種族:サキュバス 職業:魔王軍下っ端 レベル:3 スキル:誘惑 装備:エッチな水着
名前:オークA 性別:♂ 種族:人間 職業:勇者 レベル:50 スキル:剣技、攻撃魔法 装備:伝説の鎧、伝説の盾、伝説の剣
名前:トロール 性別:♀ 種族:エルフ 職業:魔法使い レベル:45 スキル:攻撃魔法、防御魔法 装備:魔法の杖、魔法のローブ
名前:オークB 性別:♀ 種族:人間 職業:魔法使い レベル:30 スキル:回復魔法 装備:女神のドレス、女神のティアラ
名前:サキュバス 性別:♂ 種族:人間 職業:武道家 レベル:45 スキル:格闘技 装備:気合の胴着、黄金のグローブ
みたいな
そしてそのままあっさり敗北 姫なのに男か。不遇なのに更に立場交換されるなんて… >>155
その場は敗北するけれど死にはせず、
その後の展開を期待したい。 >>155
♂オークの立場になった姫は、オークの性欲に飲み込まれて、
♀オークの立場になった勇者に襲いかかって欲しい。
そして体質とかも入れ替わっちゃって、
姫のまんこからはオークの緑色の精液が溢れたりとか。
サキュバスの立場になった格闘家は、
豪快な性格だったのが、男好きの淫乱な性格になってしまって、
♂トロールの立場になった賢者を誘惑したりとか見てみたい。 サキュバスの立場の格闘家は格闘家になったサキュバスの華奢な腕にあっさり抑え込まれて一発KO
事態を理解した賢者は魔法ではなく立場交換で装備した棍棒で攻撃するがトロールの魔法による防御壁で跳ね返されてダウン
♀オークの立場になった勇者は自分の立場を奪った♀オークに果敢にも攻撃を仕掛ける
でっぷり太った見るからにのろまそうな♀オークが勇者の攻撃をひらりひらりと躱す
動きを止めた♀オークに攻撃を入れる事に成功するも、勇者の装備に身を包んだ♀オークにはダメージ一つ無い
装備を奪い返そうとする勇者だが、魔物には持てない聖剣を掴んだことで全身に電撃が走る
♀オークが鞘に入れたままの聖剣で勇者を軽く叩くとそのまま気絶
♂オークの立場になった姫が回復魔法で三人を癒そうとするもスキルを交換されているため不発
まもののむれはにげだした! 多いとややこしくてめんどくさいし立場交換は1対1とかのが俺は好き 俺はややこしい多人数シャッフルのがカオス感あって好き
母→小学生弟、小学生弟→大学生姉、大学生姉→幼稚園児妹……みたいな 思いやり学習みたいな集団立場交換また投稿されないかな
チラッと描写されてるだけのペアがどうしてたかとか描写されてないけど実はこんなペアで立場交換してたとかよく妄想する 来週の敬老の日から一週間は敬老週間
学校でも地域の老人と立場交換して過ごす体験学習が行われる