0024アタル×ツバサ
2017/05/07(日) 15:46:42.96ID:TNM/Lzo5「もうすぐだ、ツバサ…はぁっ、はぁっ」
アタルも苦しそうだった。私の中はとても狭かったと思う。月に1度だけ、命を育むはずだった自分の血しか通らなかったから。
やっと全部入った。アタルを抱きしめ上体を起こして、見ると腰の辺りに三つ折りにしたタオルが敷いてあった。
暗くて分かりにくかったけど、破瓜の血がそのタオルに付いていた。アタルはこのことを知っていたのだろう。
私とアタルが一つになった何よりの証だった。