「やっと…一つになったね」
この絶頂を愉しんだ後、私とアタルは強く抱き合っていた。冷静になると、心配になる。
「私、アイドルなのに…妊娠しちゃったらどうしよう…」
「俺が責任を取るよ」
アタルにそんな事言われても素直に喜べない。
「一回でも妊娠するかもしれないのよ…」
「…悪かった。これからはゴムを付けるからな」
待って。中で出された感覚が甦る。奥が…また…よく考えたら、今日は中に出しても良い日だった。
「今日は…中に出しても良かったけど……中に出しても良いかは、私が言うから」
「わかった」
今までで見たアタルより穏やかな笑みを浮かべもう一度…一つになった。