■有田聖孝の凋落 ― 11.もう一枚の契約書 (5/9)

さすがの聖孝も体力の限界で手足に力が入らなくなってしまった。
最初はテーブルに手をつけて身体を起こしていた聖孝だったが、
三度目の絶頂に導かれた頃にはうつぶせにぺたんと上半身を寝させていた。
もうこれ以上逝けそうにないのに、それでもまだ沙羅は聖孝のアナルを責め続ける。
「もうムリ、ムリ・・・、お願いだからヤメて・・・」

(今日はそろそろおしまいにしてあげましょうか)
心の中でそう思った沙羅は、聖孝に気付かれないようにディルドの根元にあ
るデンタータの発射ボタンを押した。