■有田聖孝の凋落 ― 11.もう一枚の契約書 (7/9)

目を開け、上半身を起こして股間を見て驚いた。ペニスが金属のパイプようなもので
覆われていて、そのパイプは腰に巻かれたベルト股間を通るベルトで固定されている。
沙羅が椅子に腰をかけて見下ろしていた。
「私からのプレゼントはお気に召したかしら?」
「ふざけるな! 何なんだこれは?」
聖孝が立ち上がり詰め寄ろうとすると、沙羅が抱きついてキスをしてきた。