「気持ちいいですか?!佐々木、さん!」
「アッ!ん!…は、んッ!き、気持ちいいいいぃぃッ!!や、安中ッ!もッ、と!――んッ!あッ!
あンあンあンあン!…ッあはッあ!ン!」
やがて、佐々木の全身から意識と力が抜け―
ベッドの上で全裸の大の字になった姿で
「あ、やり過ぎた、か?…」
じょおおおぉぉぉ…
佐々木の股から放尿が始まっていた。
「何かすいません…ちょっと、激しくやりすぎたかな」
「い、いいよ…今更……だし」
(小刻みな痙攣が収まらない!…しかも、まだ……されたがってるッ…!?)
佐々木は意識が吹き飛ぶほど安中に犯されて、なお第2ラウンドをおねだりしたい衝動を
抑え込むのに必死だった。
「ところで―」
「な、何?」
「最近の会社での生活は、上手くいってます?」
「え?…あ…ああ!まあそこそこにはな!OL1年生として、変な対人関係に揉まれながらも、
それとなくな」
(コレも今思えば安中の策略、牝化への第一歩、だったのかもなぁ…)
「あたかも実在する親戚として戸籍を改竄とか、少々危ない橋でしたが…」
「少々って…お前、実はなにげに某国の諜報員だ、とか言うんじゃないだろうな?…」
「詳しくは言いません」
(…ま、知ったらヤバい事なら聞かぬが花、なんだろうな)
「なんにしても、佐々木さんが元気になったなら―」
(―あ、忘れ……て)
安中は、佐々木を四つん這いにさせ、後ろから覆い被さるように位置して。
「…して、ほしいんでしょ?」
「………」
佐々木は。
顔を赤面させつつも、コクン、と頷く。
激しいバッグの始まりだった―