「…っあ、あ!…あン!」
 とあるビルの地下にある男子トイレの個室で、艶かしい嬌声が―
 「くう〜!まさか「噂の女」が、本当にこのトイレにいたなんて!な!」
 「あうッ!」
 (…く、クソッ!……まさか…こんなッ?!…うッ!ま、また――!!)
 今この男子トイレの個室内では、二人の男女が、便器の上で重なりあうようにして
性的行為を繰り返していた。
 「さあ!どうされたい?なにを入れて欲しい?!言ってみろ、変態牝豚女めッ!」
 男が、便器に座った女に正面から正常位のようにして責めあげる。
 (んひあッ?!―ひ!も、もうだ、ダメええええぇぇッッ!!) 「あ!…お、「俺」がッッ!い―イクイクイクイクイッくぅううッ!!」
 「おいおい!イク前におねだりができてないぞ!!「元・男」の佐藤君よおッ?!」

 「あッ!あ!だ、だっ――てえええぇぇ!!き、気持ち…良よすぎ、て……あっ!また!く―来る!来るのぉ!!」
 (ま、まさかこの男子トイレが―朝一番に個室に入った人が、強制的に女体化する
曰く付きのトイレだったなんて―し、知らなかったんだよおぉッ!)
 「まあ、いきなり「女」の快感を100%引きずり出されたら、今のお前みたいな、変態なアへ顔を晒して逝くのも納得か…」

 (そ、そうなんだよ…単に「女」になっただけじゃ、ない――!)

 「…お、お願い……です…」
 (淫乱で、卑猥な気持ち、感情が、まるで湧き水かの如く溢れて来て―)

 「あ、貴方のぺニスでえ!わ…私の、お、おマ〇コをッ!ず、ズボズボしてええぇッ!!」

 「よし!よく言えたな!今から、たっぷり極太のぺニスをブチ込んでやるから、潮でもマン汁でも吹き出して、
好きなだけ逝け!この変態牝豚が!!」

 「あヒぃ!あはああぁぁぁああッ!!俺はッ!!牝ブタあああぁぁぁあああッッ!
ぶヒいいぃぃいい――――!!」
 佐藤は、自身の長い髪をぶんぶん振り乱し、だらしなく口の端からヨダレを垂らして、
白目を剥き、大股を開き、その股間から、精液を盛大に吹いて喘ぎ叫んで、
ビクビクビクンビクン、と痙攣しながら、意識をゆっくり閉じていった―