0009名無しさん@ピンキー
2018/04/02(月) 22:11:35.92ID:3EYMsUHV「ああああ……」
下半身がムクムクと起き上がったのだ。
(昨日、男の身体に未練が残らないように、あんなに抜いたのに!)
優助は股間を押さえた。
「どの子に入る……って、聞かなくてもいいようね」
女医に言われて、優助は顔が真っ赤になった。
「試験体X00037……通称、美菜子ね」
「……」
優助は項垂れるばかりだった。
思春期の少年にとって、少女はテレビや画像でしか見たことなかった。
検閲によって女体なんて見れる機会は皆無だ。
記憶の底に幼い頃、亡くなった母親の柔らかな感触が朧気に残っているだけだ。
立体的で、柔和な少女の器に、優助は激しく勃起した。
「恥ずかしがらなくていいわ。男の子だもん、自然な反応よ。この椅子に座ってごらんなさい」
優助は手術台のような椅子に座った。
手足を暴れないようにと拘束された。
手術着を捲られ、天井に向かってそそり立った肉棒が露わになった。
(ああ、チ×ポを、あの子……たしか、美菜子って子に擦りつけたい)
本能的にそう思った。
女医がゴム手袋嵌めてから、優助のペニスを掴んだ。
そして、医療用AIロボに女医は命じた。
「メモリデバイスの転送先は、試験体X00037」
『確認します。蒼井優助のメモリデバイスの転送先は、試験体X00037号・牝・美菜子に間違いありませんか?』
「ええ」
女医が答えると、AIロボはどこに目があって、どこから声を出しているのかわからなかったが、確かに少年に向かって再度訊ねてきた。
『蒼井優助、あなたの14年分のメモリデバイスの転送先は、試験体X00037号・牝・美菜子で間違いがありませんか?』
優助は何度も唾を飲み込んだ。
牝というところが、どうしようもなく重くのしかかってくる。