【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ16【総合】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。
ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。
凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。
過去スレその他は、>>2-10辺り。
(クソ!!こんなとこで終わるのかよ!!)
迫る理不尽な殺意を前に立ち尽くすケイン。
そしてヌイのかざした刃が振り下ろされようとした、その時───
チィイ━━ン!!
いずこからか飛んできた何かが、甲高い金属音を立ててヌイのナイフの刃を弾いた。
弧を描いて地面に突き刺さったそれは、なんとヌイが握っているものと同じ奇妙なナイフだった。
「苦無(クナイ)!?ケイン、アナタ何をしたんですか!?」
『俺が知るかぁ!!』
思いもよらぬ事態にうろたえるヌイに戸惑うケイン。しかし、彼らの混乱はそこまでだった。
「──何をしてるの、あなたたち…」
『!!』
「そ、そんな、まさか…!」
それはヌイにもケインにも忘れられない声。
やがて暗闇の中から、声の主が姿を現し始める。
闇より濃い黒髪をなびかせ。
その肌は闇の中で白く鮮やかに映えて。
凛と立つ肢体は艶めかしくも獣のようなしなやかさを感じさせ。
裸身に纏うのは一枚の薄布。長い薄布は乳房や秘所を覆うように裸身に巻きつき締め付ける。
冷たさを感じさせる美貌に表情は表れなかったが、その眼差しには明らかに怒りが宿っていた。
「ミオ…様……」
ヌイの顔が蒼白に染まり、見開いた瞳が怯えて揺れる。
ナイフを構えることもなく、力無く立ち尽くすヌイ。
(来てたのかよミオ様……)
ケインがバツの悪そうな複雑な面もちでミオを見つめる。
昨夜は死を覚悟し、今夜は命を救われたケインだったが、その心中に安堵の思いなどなかった。
一人の盗賊と二人の女忍者、三人の危うい夜が始まった。
(続く) 前スレは容量が足りなくて尻切れになりましたが、今回はここまで。
また死ぬ死ぬ詐欺をしてしまった……でも主人公替えるのは勘弁な。
さて、今スレは何年後に埋まるやら。では皆さん良いお年を! あけおめ来たか。
女忍者の薄布クンカクンカしたい。 ――冒険者の宿・ロイヤルスイートルームの寝室にて――
「ルキフェには、隠し事はしない。後で私の全てを話そう。だから今だけは少し、静かにして貰えるか? 」
「――覚悟は、出来ています。僕が捨てられる覚悟も」
「? 何の話だ? 」
「……やはり、東方人の女性には東方人の男性が良く似合いますからね。貴女が荷馬車に乗るジョウを見たときの顔と来たら――」
「待てルキフェ! 違う! それは違うぞ! ええい、このアヤメとした事が、抜かったわ! それがそなたの憂い顔の元凶か!
一刻も早く誤解を解かねばならぬ! ルキフェ、まずは聞いてくれ、私が城塞都市に流れてきた理由を! それが一番早い! 」
宿の、ルキフェが新しく『二人の愛の巣』として借りたロイヤルスイートルームで長い直毛質の、艶やかな黒髪を掻き毟るアヤメを
見たルキフェは、そのアヤメの動転極まりない様子に眼を見開いた。普段の自信満々かつ沈着冷静な様子とは打って変わった私情丸出し
感情丸出しの、激しい動揺っぷりだった。そうさせたのが自分の嫉妬の末による不用意かつ不躾な発言であることに、後ろ暗い満足感を
ふと、覚えてしまった。善の僧侶であるルキフェが初めて感じる、背徳的な感情であった。
「私が西方に流れて来たのは、理由のひとつは罰なのだ。長きに亘って戦乱の世であったヒノモトから戦が無くなった後、上杉家を
継ぐ前の長尾家から代々仕えて来た柏木家は我が主君より改易――取り潰しを命ぜられた。理由は一文のみ。「虎千代君(ぎみ)の
御命を執拗に狙い続け、終にはヒノモトから追い出すに至った」とな! ……ああ、虎千代君と言うのは我が主(あるじ)の弟君で、
唯一、主に正々堂々と取って代われる存在であった。なんと性質の悪いことに、我が主もそれを強く強く望んでいた。――実の姉が
実の弟を婿にするなど、ここ、西方でも許されぬ事であろう? ましてや異母では無く、同じ母を持つ、同腹から生まれし実の姉と
実の弟ならば尚更の事」
アヤメが眼に涙を溜めてルキフェを見る。もともと相思相愛であり、最早互いの思考の隅々まで知悉している間柄だ。アヤメの他の、
ルキフェのパーティメンバー、通称『三使徒』――アヤメが加入する前は『四大天使』であったが一人は過度の自慰による生命力の
枯渇のため埋葬:LOST――でもルキフェの思考は読めなかったが、アヤメだけは別だった。常にルキフェの思考や志向を読んで動ける
見事さに、『三使徒』も一目置いて接するようになっている。アヤメはルキフェの身になって置き換えて思考し、哀しみに涙したのだ。
ルキフェが自分に疑念を抱くのも当然だ、よくぞ今まで黙って耐えていてくれた、忝(かたじけな)い、と、濡れた瞳が感謝を訴えていた。
「……待ってくださいアヤメ、『綾と虎』は『ただの物語』ではなかったのですか?」
「何だそれは? 」
涙を指で拭おうとするアヤメを押し止め、ルキフェは白い練絹の手巾で手ずから拭う。清貧極まりないルキフェだが、清潔感を維持
するには、使う道具のそこはかとない高級感も要求されるのがカドルト教の頭の痛い悩みどころでもある。『カネをかけてないように
見せかけて、きちんと道具や儀式や衣服や小物等にしっかりカネをかけてる嫌味な上品さ』が要求される。庶民・貧民出身者が教団内で
なかなか出世・昇進が出来ないのはこう言う所を体感・実感をしていないからでもある。勿論ルキフェは『生育環境・学習・付き合い』
により体得している側だ。普段使いの手巾にわざわざ漂白した練絹の織物を使うなど、本場の王都リルガミンの貴族・王族でも珍しい
雅やかな部類だった。――今の王都は無惨にも悪魔どもが跳梁跋扈する『魔都』と化している。それを誉めそやす者達はもう居ない。 「『灰燼姫』の相棒のサムライ、ジョウがギルガメッシュの酒場で語った物語のひとつです。実に面白かったので、僕が直接聞いた
全ての逸語を記憶し、書き記したものを持っています。写本も出回っていますが、誤字脱字脱落が多すぎて、いまだに僕の原本の
閲覧要求が絶えません。こう見えても、この僕はあの博覧強記で鳴らした、俊英の司祭ドゥマスと並ぶ双璧的存在でしたのでね」
「ああ、あのそなたの信徒、女魔術師のノームのミヌアが喜んで借りて行った本がそれか……あとで私にも見せて貰えるだろうか? 」
その原本が、貧民救済にも使う、莫大なカネを生み出すタネになるとは当時のルキフェは想像もしていなかった。各地の諸侯・王族の
心を慰め、楽しませる者達は常に新鮮な物語に飢えていた。喜捨と言う名目で彼らは金銭や宝石を置いていき、ルキフェは『三使徒』に
運用を任せると言う慣例が出来上がっていた。アヤメが『三使徒』に受け入れられたのは『原本』の詳細な注釈も可能になると踏んでの
ことに違いない、とルキフェは薄々感付いていた。東方、それも同じヒノモト出身者が傍に居るならばルキフェの聞き書いた『原本』に
『真実』と言う『箔』がさらに付く。アヤメの事は気に入らないが排除するには強すぎて無理で、何よりも尊敬するルキフェ様だけには
嫌われることは絶対に避けたい。――『三使徒』の女心すらアヤメの御蔭で読めるようになったのも、ルキフェの成長の証であった。
「大作ですよ。虎が生まれてから人質になり、諸国を流浪し続けて、琉球と言う島で最後の戦略書と姉との決別の手紙を出す結末まで
羊皮紙の1頁50行で一冊300頁の帳面、9冊を費やしましたからね。差し詰め、ヒノモトのオデュッセイア、一大貴種流離譚です」
「……その『虎』こそ、今はジョウと名乗るサムライその人である、と言ったら、そなたは信じるか? それとも哂うか? 」
アヤメの突然の笑顔からの憂い顔の変化に、ルキフェは息を呑んだ。――美女は憂い顔をしても美しい。もし他のパーティに入って
しまっていたらと思うと、アヤメの心と体の虜と化したルキフェは嫉妬に今でも狂いそうになる。もっとも、当のアヤメに言わせれば
『他のパーティは「探索行の最先端を行くただ一つ:『灰燼姫』のパーティ」を除き、考慮に値しなかった』との事だが。もし最初に
そこに声を掛けていればきっとあの『灰燼姫』のことだ。エルフたる自分とは違う、東方人の人間種たるアヤメを愛しいジョウの傍に
近づけぬために、密かに迷宮で殺す方向で動いたに違いない。余人には理解不能だろうが、ルキフェの観る限り『灰燼姫』はジョウを
伝家の宝剣、掌中の宝石の如く、舐めんがばかりに己一人でただひたすらに愛でていた。……その甘く濃密な空気を読めない、仲間の
ホビットの盗賊を見る『灰燼姫』の目がいかに怜悧かつ危険だったことか! その時の事を思い出すと、ルキフェの背筋(せすじ)が
寒くなる。それでいて、ジョウが来るとその前では一瞬にして可憐で清楚な、誰もが慕い敬う理想のエルフ君主の姿を艶やかに装うのだ。
女性は魔物、魔性の存在だと、一部始終を見ていたルキフェは改めて思ったものだ。 「まさか! 彼は14で此処に来たのですよ?! 僕と同時期のトレボー軍近衛兵訓練所への入所ですので、彼の事は良く覚えて
います。一緒に座学も受けた間柄で、言わば戦友と言ってもいい。――友人と呼べる者が数少ない、僕の大切な思い出です」
そう、まだ今の様に逞しく無く、まるで少女、いや、地上に降りた天使かと見まごうばかりの、硬質な美を誇る少年期のジョウを
ルキフェは目(ま)の当たりにしていた。サムライを希望していた彼が『惜しい、信仰心が足りない』との軍教官の判断のみで戦士の
認定を受けた所も傍で見ていた。君主を希望していた『灰燼姫』も『信仰心さえあれば、文句無し』の認定を受けていた。二人から
冗談混じりで『済まないがその溢れる信仰心を分けてくれないか』と言われたが、その目が共に笑って無かったのを楽しく思い出す。
実は自分、ルキフェが訓練当初から『君主』に為れる素質が既にあった、と他ならぬ『灰燼姫』に知れたら嫉妬で殺されかねない。
――『君主』だけは避けねばならなかった。『サムライ』はおろか『戦士』すらも。剣を持つ生き方だけは自分には許されぬ事情が
あった。――ルキフェ。神にいと近きが故に堕天した天使の名にちなみ、与えられたその名は『名付け親』たる、今は亡き、先代の
『リルガミン王』の悪意に満ちていた。現在の王都、いや『魔都』を支配する僣王ダバルプスを当代のリルガミン王と看做すならば、
先々代の王がルキフェの父親だった。母親はニルダ神の神官で、王に犯されルキフェを産み、当の王の圧力により王都を追放された。
母は親しかったカドルト教の尼僧にルキフェを預け、尼僧は還俗してすぐに貴族と結婚し乳母となり、ルキフェと息子を寺院で育てた。
「……虎千代君は御歳4歳で寺に預けられ、6歳で北条家の人質になり、10歳で北条氏康公の内諾を得て退転、流浪を始めたのだ。
越後では長尾虎千代、相模に人質に行き北条の姓と城太郎と言う通称を与えられた。そして幼名の虎千代から、御祖父・能景公、
御父・為景公の名より『景』の文字を継ぎ景虎と名乗るべき所、あえてその名を避け、影の存在となることを選び影虎とし、以後、
北条城太郎影虎と名乗る。その者こそ、今現在はあの『灰燼姫』の奇特で物好きなただの御付の、優しく強いサムライと看做され、
深くその境遇に憐憫と同情と、一部城塞都市良識派市民の間では羨望かつ嫉妬もされている、ジョウの本名なのだ」
寺院に教育のため預けられるのは、東方でも西方でも変わらない、か。ルキフェは内心で苦笑した。自分の場合は、寺院にしか
居場所が無かった。市井で生きていたならば産みの母の様に確実に「暗殺」されていただろう。歳の離れた『兄』が『自分の自慢の
精鋭たる親衛隊』を使い、陰から幾度と無く命を助けてくれなかったならば、その寺院で直ぐにも毒殺をされていたかも知れない。
『兄』の度量の深さと情け深さは、決して『狂王』と綽名した奴ら風情などには理解できまい。『莫逆の友』と謀り『試練場』を
産み出したその真意すらも理解せぬ奴ばらになど。
――この迷宮は飽くまで『試練場』なのだ。真に『狂王』が目指すはあの王都を汚した憎き僣王ダバルプスの首―― キフェはふと思い至った。アヤメがジョウの素性に「詳し過ぎる」ことに。まるで暗殺者の調べ様だった。そう言えば、自分で
言っていた。執拗にその命を狙っていた、と。だが必要以上だ。暗殺対象の『詳細な』素性までは全く知る必要などないはずだった。
「何故そこまで詳しく……? 」
「私は『上杉景虎』、いや、『綾姫』様の御乳人子(おんめのとご)……では解らないな。乳母の子で、側近中の側近、腹心中の
腹心なのだ。実は、ジョウは『長尾景虎』、『上杉景虎』を名乗るべき『本来の当主』だったのだ。それを『綾姫』様が無理に
『家』を継いだに過ぎぬ。可愛い可愛い実の同腹の弟に、この世の生き地獄、戦国なる『修羅道』の世を歩ませたくない、とな」
乳母。……自分の乳母は殺された。ルキフェに本当の両親の素性を話し、母から預かった形見の『盾』を渡したあと、王の恥部を知る
者として。乳母の子は側近として最適だ。同じ乳を飲み、同じように育ち、同じように教育された、我が刎頚の友にして、学究上の同志、
ドゥマス。……その彼もまた生き延びた。彼が司教と善の戒律を捨て、裸体覆面のニンジャ『マスゥド』となったのも、おそらく『兄』の
密命と要請があってのことだろう。……ロー・アダムス。リルガミン王家とその連枝の一族を代々守護する、王の代理人たるニンジャ、
ホークウィンドの称号の襲名の準備だ。
候補者は軍直属の訓練場の名簿から常に選別され続けている。トレボー軍の、それもその威名が近隣諸国を越え、大陸中に鳴り響く、
近衛隊の訓練場が一般市民や冒険者に解放される非常事態を演出する理由には『自慢の無敵のアミュレット』を奪われる『失態』が
丁度良い。親友の『宮廷魔術師』はそう嘯(うそぶ)いた、と『兄』は苦笑していた。
『悪の魔術師になるのも悪くない気分だ、超過勤務の手当はしっかり頂くと笑って居ったわ! 知っては居ったが誠に酔狂な奴よ』
そう零した『兄』の顔は心底、済まなさそうだった。無理も無い。奇矯だが清廉潔白極まりない親友に、リルガミン王家、いや国家、
いや世界の存亡の危機の一大事とは言え、永久に消えることの無い悪名をただ背負わせ、反逆者たる烙印を自ら捺してしまったのだ。
『だから余の方も粛々と、征服欲に狂った愚かな狂王を演じるのがお似合いで、相身互いに釣り合いも取れて丁度良かろう? 』
――酔狂さと稚気と奇矯さでは『兄』も『彼』に負けてはいなかったことに、ルキフェは不思議と奇妙な満足感を覚えたものだった。
「何と言うか……その……」
「解っている。綾姫様は虎千代君より5歳年長、当時でもまだ子供よ。だが戦乱の世のヒノモトでは子供が子供のままで居られぬ。
我が自慢の主君は『越後の竜』と世の人に呼ばれし大変な戦巧者であったが、その実の弟君たる虎千代君も『陣取り城太郎』の
二つ名を奉られる戦上手であった。……見込んだ大名家の陣を借り、戦に参加するのだが、その大名家の帷幕・内幕を瞬く間に
把握し己が意のままに乗っ取り動かし、果てには勝利させてしまう。そこがどんなに内訌が激しく、寡兵でも、どんなに弱兵でも」
さぞや周囲の大人たちは驚いたことだろう。10歳位の幼児が、手足の如く兵を動かし、大人が面目を失うぐらいの手柄を上げ続ける
のだ。『兵と言う者は自分よりも確実に強い者に従う』とルキフェは『兄』から聞いていた。『最も、強いだけでは兵は心からは従わぬ』
とも。『なかなか難しいものだぞ、弟の貴様も早く還俗して余を手伝ってくれれば良いのだ。おお、そう言えば聞いたぞ、貴様の評判を。
……何かと助かっている。素人どもを仕込むその努力、余は生涯、恩に着るぞ』――恩を着せたい訳でも無かったが、あえて否定などは
しなかった。『人外のもの』と戦える者を増やす。来るべき決戦の日に備えるならば、少しでも戦える強い兵が多ければ多いほど良い。
それを率いる指揮官も足りない。近衛兵を充てるにしろ、『実際に軍を率いさせるまで、将才があるかどうか解らんからな、忌々しい』
と兄が酒盃を弄びながら零していたのを思い出す。『貴様にもあるやもしれん、還俗しろ還俗、なあ? 』と顔を逢わせる度に還俗の
件を勧めてくれるのは困りものでもあったが、嬉しい事でもあった。とにかく、ジョウの才能が稀有の才であることは間違い無いのだ。
――彼はここ、人外の悪魔や怪物どもを敵とする『狂王の試練場』でも見事に戦い抜き、生き残り続けているのだから―― >>14の冒頭、コピーミス! ルが抜けました。ルキフェ、でお願いします。 それは想像できます。僕の所も含めて彼の助言、進言、苦言に助けられたパーティも多い。あの『灰燼姫』が堂々と己の道を歩み、
今も生きているのは彼の御蔭でしょう。……彼女が不用意な恨みを飼う言動をしても、内々に色々『処理』をする手腕は見事です」
「弱兵で鳴らした尾張の織田家など、『陣取り城太郎』の『陣借り』以後、あれよあれよと言う間に『京の都』に上洛を果たしよった
ほどの強さを得たものよ。……織田家の御当主が我が綾姫さまの親しき友になり、堅固な同盟関係を築く切欠を作ってくれたのも、
有り難い事ではあった。北は陸奥、南は薩摩、琉球まで追いに追ったり軒猿衆……その軒猿衆を撃退しつつ、己が書いた兵法書を
持たせ生かして我が元へ報告に帰らせたが……私が止めても何人、涙ながらに自ら腹を切ったか、虎千代君は終ぞ知らぬだろうよ!」
憎憎しげな表情をしてもアヤメの美しさは損なわれない。『凄愴』と言えば良いのだろうか? とルキフェは不謹慎にも思っていた。
女は怖い、と言うのはジョウとの共通認識でもあった。
『シミアにも直接何度何度も言ったがなあ、口では許すだの何だの言うがな、あいつら女は細かい事まで全部覚えてて、根……いや、
心の奥底に持ち続けるからな? 貴殿も重々、留意しておいた方が良い。俺は幸いシミア一人だけだが、貴殿は4人もだろう?
くれぐれも平等に扱うことだ。決して一人のみを贔屓するな。そいつが図に乗れば下手したらパーティが崩壊、壊滅し、貴殿が
LOSTする憂き目に遭うぞ』
これをわざわざ酒場で、ルキフェのパーティ全員の前で言うのだから、ある意味、度胸が据わっていると言うか御人好しと言うか……
ジョウの評判が『奇特』と評される所以でもある。その日より以後、途端にルキフェのパーティが『非常に円滑に』回り始めた。聞けば
『ルキフェ様を死なせるわけには参りません、況してや、互いにいがみ合い続けるなど、御仕えする我等四人全員の恥です! 』
との事だった。さらに聞けばその後、4人でギルガメッシュの酒場で会議を行い、絶対に互いに出し抜かぬ、ルキフェを絶対に困らせぬ
ことを誓い合い、誓紙にし、さらにその友情を深めたと言う。その日は『ルキフェ様のどこが好きか、どこが素晴らしいか』の告白合戦で、
他の客達や冒険者達も交えて、夜を徹してかなり派手に盛り上がったとも。――その代金は全部ジョウが先に払ってくれたと、固く口止め
されていただろう酒場の店主から、無理矢理にルキフェは『兄』の名を出してまで聞いたのだ。その後すぐ馬小屋に向かい『灰燼姫』と
天幕に居たジョウに礼を言うと、己の唇に右の人指し指を縦に当て『内緒な』と片目を瞑り、心に沁み入る、爽やかな笑顔を浮かべていた。
そんな優しく先の読める男が、およそ刺客だろう『軒猿衆』とやらをを生かして還せば、後の事はどうなるかなど読めぬはずが無いのだ。
むしろ問題は、刺客を送り続けたアヤメの側にあるのではないかとルキフェは思ったが、アヤメにだけは嫌われたくないので黙っておく
ことにした。男の、いやルキフェの知る『兄』を始めとする武人の思考ならば、アヤメのやり方こそが責められ、ジョウに顔を遭わせた
途端に斬り捨てられても当然の、愚かな行為なのだから――ともあれルキフェは話題を変えることにした。 「アヤメ、貴女が仕えていた公女・綾、いえ、上杉景虎公とは、ヒノモトではどう言う存在なのです? 」
「それがしとしたことが! そこを話さねば異国人(とっくにびと)には解らぬのも道理。今は越後・越中・加賀・能登・越前嶺北・
北信濃・甲斐・上野・下野・武蔵・相模・上総・下総・安房国を統べる、今のヒノモト国を顎で動かす9名の合議人たる太守の一人で
あらせらるる。そして、我が命を捧げた偉大な主君よ。……綾姫様と呼んで良いのは乳母の我が母と私と虎千代君のみ。なんと自らの
御子すらそうは呼ばせぬわ」
「子、ですか? ……意外ですね、子を成したとは」
アヤメが仕えた主君が『兄』と同じく諸侯位たる大領主と聞いたルキフェは直感した。これはアヤメへの『名誉ある処刑』だ、と。
アヤメがジョウに逢って、斬り捨てられず許されれば良し、そうでなければ止む方無しでそのまま遺恨は無くなる、と言う、アヤメに
とっては非情極まりない措置なのだ。それほどまでに実の弟を愛する姉が、他の男の子を孕み、しかも産んでいるとはルキフェには
意外の事だった。主君の事を語り、やっと笑顔を取り戻したアヤメがまた重々しい表情を見せる。ルキフェは見ていても飽きなかった。
アヤメの話は聞けば聞くほど『面白い』。――いつ書こうか、と思っていると知ったら、きっとアヤメは怒りつつも許してくれるに
違いない。
「十二支と言う神獣が居ってな? 干支、と言うのだが、子(ね)は鼠、牛、虎、卯(う)は兎、辰(たつ)は竜、巳(み)は蛇、
午(うま)は馬、羊、猿、酉(とり)は鳥、戌(いぬ)は犬、亥(い)は猪の十二の獣で構成される。これは時刻や歳の数え方など
の12進法の用途で主に利用される。三番目の男子であった虎千代君の虎の次は卯なので卯松、存外の余禄で与六、と言う二人の
子供が小姓兼弟子としてお傍に侍(はべ)り、御実城様……では解らぬな。我が主君の多大な薫陶を羨ましくも常に直接、その御身
一身に受けて居られる」
「デシ? ああ、師匠となった方(かた)の教え子のことですね。大陸東方やヒノモトではそう言う表現をすると聞き及びました。
自らの弟や子同然の血族同様に扱い、教育を授けると言う東方の方針は、僕が友と切磋琢磨したカドルト教の男子修道院にも……」
十二支の件は初めて聞いたが、弟子の件は伝来の書物やジョウに聞いた。家族や血族、いや、それ以上に預かった側が慈しみ、時には
己の子よりも手厚く扱い、師の自らが飢えても教え子には満腹になる位に食わせ、己の持てる全てを伝授すると言う、学究の徒ならば
理想極まりない関係だった。アヤメに少しでも己の、ルキフェの学のある所を見せたかった。『兄』も書物も皆も言う。男と言う生き物は
見栄の生き物でもあるのだ、と。だが、アヤメは深い溜息を吐いた。まるで言い難いことを無理矢理に吐き出す覚悟をしたぞ、と言わん
ばかりの大きい溜息だった。――美人の憂い顔はとにかく絵になる。一瞬、『兄』に頼んで宮廷画家に師事し絵や素描でも習おうか、と
思ってしまうルキフェであった。 「そのデシは弟の子と書いて、弟子と読ませる。何かと聡いそなたならばもう解るな? 我等ヒノモト人では、この私すら騙された
優れた言い回しだ」
「弟の、子……? まさか?! ――実の、それも同腹の姉と弟の間の忌み子、ですか!? 」
王族の醜聞にもよくある話だった。ルキフェの場合は同腹ではないがそれでも父を同じくする『兄と妹』だった。それが『ルキフェ』の
名の由来だった。忌み子がどういう扱いを受けるかは、自分の例を考えればよく解ると言う物だ。存在してはならない子供、親の手で闇に
葬られても仕方の無い、不義の子。しかし母はそれを承知で自分をこの世に産み落としたのだ。ニルダ神の神官としての意地だったのか?
それとも、兄たる王への愛ゆえか? 『兄』に聞いても、『――解らん。余は父上では無い。だが、人には獣になる時があるのだろうよ』
としか答えが返って来なかった。己の存在している理由、生きている意味を探す。ルキフェが僧侶、司祭を目指した理由の一つでもあった。
「そうだ。わざわざ北条家に出向いて、弟を欺き御歳14で作った長男、忘れられずに一年後、また喜んで抱かれて余禄で授かりし
次男の事よ。その事実を綾姫様御本人より聞き出すまで、大変偉く難渋したわ! たった一人で二人も見事に産み落とすとは流石、
天晴れ、我が主君! 毘沙門堂に堂篭(どうごも)る日課を続けていたのはそれを隠すためでもあったとは、何たる深慮遠謀ぞ」
アヤメによると毘沙門、と言うのはどうやら戦神のことで、綾姫はそこで数刻、一人で篭ることを日課にしていたと言う。差し詰め、
戦の神に仕える巫女、神官と言うべき存在でもあったのか、と、見たこともない母を思うルキフェは『女の強さ』や『女の想いの凄さ』
を改めて恐ろしく感じた。それならば、先に感じたこと、『ジョウを探すことは、体のいい、アヤメに対する名誉ある処刑である』と
言う認識を改める必要がある。ルキフェは乾く唇を舌で湿しながら、アヤメに聞くことにした。そのルキフェの舌遣いを見たアヤメが
顔を真っ赤にする。――その舌遣いや舌捌きで、何度あられの無い声を上げさせられたことか! いかんっ! ――濡れて来た――
「アヤメは主君、公女・綾に、ジョウを探せ、と直々、かつ内々に命じられたのですか? 」
「ヒノモトが虎千代君の策を用いて平定されてから、綾姫様は卯松と与六に父親の顔を見せたいと願い続けて居ったのだ。そのために
私に罰がてら『御虎を探し出せるれば必ず妾(わらわ)が直々に柏木家の再興を差し許す』と条件を附けたのだ。大陸を流れに流れ、
ここトレボー城塞都市で幸い、私はそなたに出会い『婿』を見出した。あとは虎千代君の事を奏上(そうじょう)奉(たてまつ)れば、
柏木家は上杉家の家臣として再び見事に面目成って返り咲けると言うもの。――勿論、私がそなたの嫁になっても良いが、柏木家の
再興は、一族の出世頭の私の責務なのだ。それを成せばあとは綾姫様の意向を除けば、ほぼ私の思念存念のままとなろう。――勿論、
そなたを私の傍から排除しようとする者は誰であろうと私が許さぬ! たとえ綾姫さまの直々の御命であろうとも、一切聞かぬわっ! 」
アヤメは早口にまくしたて、耳まで真っ赤にしていた。好きだ愛してるなど、普段からあまり言わないように心掛けていたアヤメだが、
この言葉はアヤメにとってそれを千回以上繰り返したに等しい、恥ずべき言葉だった。サムライにとって『我執』を露にする行為は恥ず
べき行為であり、東方人、特にヒノモト人の女はそれを厳しく戒められていた。それもこれもみんなルキフェが悪いのだ、とアヤメは思う。
顔を逢わせるたびに、愛しているだの好きだ手放したくないだのずっとこうしていたいだのと、よく飽きぬな、と思うほど繰り返すのだ。
ルキフェだけが特別なのか判別の仕様がない。何せ東方人、西方人を問わず――アヤメは『男』をこのルキフェ以外、他に識らぬのだから。 「……アヤメ、先に謝罪して置きます。気に障る事を言いますが許して下さいね? ……ジョウを見つけたと、どう主君に報告する
のですか? 手紙でですと多分、陸路だと三年以上、船便を使っても最低でも一年は掛かるかと……転移、マロールなら別ですが」
転移、マロールを使える階梯には未だアヤメは到っていないのはルキフェにも話してある。言わばこれはルキフェの『自分を捨てるのか』
との婉曲な問いかけなのだ、とアヤメはすぐに気づく。ルキフェ自身は気付いて居ないだろうが、目が、あの普段、探究心や信仰心や信念に
満ちた目が泳いでいる。そうさせたのは自分なのだ、と何故か誇らしげな、浮かれた気分になるアヤメは急いでそれを振り払おうとする。
我執厳禁、幸福は貪ってはならぬ! ――天が見ている―― サムライたる自我をアヤメは急いで取り戻す。女であってはならないのだ。
「最初に、少し静かにして貰えるか、と頼んだのは、瞑想をするためよ。念話、と言う概念がカドルト教にあるかどうかは知らぬが、
私と綾姫様と虎千代君はそれを使える。私と虎千代君の間は繋がらぬが、綾姫さまと虎千代君、私と綾姫さまの間は繋がっている。
念話を行うには極度の集中と練氣、いや、練氣を超えた錬氣の修行が必須。あれは念話をするための瞑想がしたかっただけなのだ。
……疑念を抱かせて相済まぬ。私が抱かれて良いと信ずる殿御はルキフェ、そなたのみ。――大切な我が操もそなたに捧げたのだぞ? 」
しかし、アヤメの心の制御は失敗した。まだまだ己が心の修行が足りぬ――アヤメは痛切に実感した。それもこれも操を奪った目の前の
ルキフェが悪いのだ。あれから自分は『おかしく』なった。まるで市井の女のように我執丸出しに、ルキフェの総てに夢中になっている。
探索に出ない間は、部屋に篭り切りで房事――男女の交合――に励むぐらいに『おかしくなって』しまった。言い知れぬ無念さに唇を噛む
アヤメに、ルキフェは純白のバスローブの袷(あわせ)を紐解き、なんと自らの男の印、男根を見せ付けてくる。顔に似合わず、雄雄しく
そそり立つそれの先端は、ようやく淫水焼けの兆候が見え初めていたが、綺麗な桃色をまだ、保っていた。
「済みませんアヤメ――安心したら――僕の『もの』がこんな風に――硬く大きく――ほら――先の裂け目から雫まで垂らして――」
「!!!! お、おお、なんと聞き分けの良い我が息子殿よ! これを見たら最早瞑想どころでは無いわ! 最早、辛抱堪らぬぅ! 」
ルキフェを寝台へ押し倒し、バスローブを一息に脱ぎ捨てたアヤメは、間髪入れずに跨り、支えも無しに天を衝くルキフェの肉鑓を一息に
受け入れた。かはっ、と声に成らぬ声を上げたアヤメの姿に、ルキフェの肉鑓は昂奮に一層、中で堅さを増す。落ち着いたのか、アヤメが
ゆっくりと腰を動かそうとすると、ルキフェが奔馬の如く下から突き上げて来る。胸乳が揺れ髪が乱れ、アヤメはその快感に頭を掻き毟る。
「これを! この硬魔羅のっ! 衝きのっ! 快さを知ればっ! ――女性(にょしょう)にとって、人の道や人倫など、二の次以下にも
なるぅっ! 我が綾姫様もっ! 呆気なくっ! 実の弟御の魔羅狂いに堕するのもっ! あああああああああっ! 無辺なるかなっ! 」
アヤメの泣き声にも似た快楽への告白を聞きながら、ルキフェは己が産まれた事実に対する疑問の答えを得た気がした。快楽には勝てない。
人間として産まれたのであれば、抗えぬ。己、ルキフェもアヤメもまた、人の子なのだ。ルキフェはアヤメを快楽で啼き喚かせるべく、今度は
腰を突き上げつつ、癒しのために緩やかにアヤメの膣内に円を描いた。――例え還俗してでも、己の女たるアヤメを守らねばならない、と。 投下終了!
今回は懐かしの「イケメンPri、女傑Samレイプ未遂!」のあいつ等です。
……忍者関連は鋭意製作中。
新スレ立て乙! >>16冒頭、「 が抜けました。急ぎだとアカン。修正お願いします! >>20
おお、さっそくの投下マジサンクス!そして乙!
しかし内容濃いなぁ……たまらぬ。拙い感想ですみません >>6
続き待ってました
なんだか関係のない書き込みが多発していて書き込んでも大丈夫かなと
暫く様子を見ていたのですがもう大丈夫ですよね…?
誤解に次ぐ誤解でカオス化していますが更にややこしい事にならないといいのですが
>>20
連続して新しい話を読めるとはありがとうございます
アヤメの肉食女子っぷりが実にいいですね 松の内も過ぎスレも落ち着いたと思ったので乙を
◆pT3tKNJdzbPcさん、319 ◆aWUmNkLeiAさん、二人同時の投稿ありがとう >>6
乙
ヌイの格好はまだ黒ずくめか。
ミオの格好になるのはいつになるか期待。
>>20
乙
近親相姦は大っぴらにできるものじゃないからなあ。
ましてや王族ならなおさら。
ルキフェの場合は父が同じだから異母兄妹。
僧侶、司祭を目指した理由が重い。 >>6
GJ
>裸身に纏うのは一枚の薄布。長い薄布は乳房や秘所を覆うように裸身に巻きつき締め付ける。
この描写があると想像力が掻き立てられて心躍るなあ
ミオを連想させるイメージとして卓越というか
勿論その下の全裸が披露されるのも待ち遠しい 話は読んだのですが投下直後はスレが書き込めない雰囲気だったので感想遅れてすいません。
>>6
ケインが死ななくてよかったあ・・・
ヌイとのエロかと思ったら全然違ってどうなるかと冷や汗ものだったので
>>20
四大天使が三使徒になる過程が酷いwww
過度の自慰によって生命力が枯渇してロストってwww
死んでも死にきれないというか未練残りまくりな死に方やんけ
忍者の方もお待ちしております ◆pT3tKNJdzbPc様
>「…ケイン、まさかレツドウと通じていたとは驚きました」
どうしてその発想に至るw
そしてヌイとミオとの間で報告・連絡・相談=ほうれんそうが機能してないじゃないですかやだー
319 ◆aWUmNkLeiA様
>いかんっ! ――濡れて来た――
アヤメさん、あなたは学園黙示録の毒島冴子ですかw ホントにグロ画像はげんなりじゃわ。小説内で書く分にはいっこうに構わんのだが 荒らしスレの書き込みも削除されたしもう大丈夫だと思われ 保管庫の管理人様、四話の保管と死姦タグの取り消しありがとうございます!
では始まりのニンジャ、第四話ラストです
*** ***
「………」
「………」
『………』
夜空を流れる薄雲が月にかかり、地上に様々な陰影を映し出す。
月明かりのグラデーションが流れる中、ケインは緊迫した空気の真っ只中にいた。
原因は彼の前にいる少女と女だ。
黒づくめの衣装を纏った少女、ヌイに村外れへ連れ出され、パーティーから出ていけと言われ、拒否したら殺されそうになった。
それから救ってくれたのが、長い薄布を纏った半裸の女、ミオだ。
女はケインに名乗っていなかったが、これまでのヌイとヤマジとの会話から、そして先ほど女を見たヌイが
“ミオ様”とつぶやいたことから、女がミオなのは間違いない。
(しかしなぁ……)
ケインは困惑していた。
ミオがケインとヌイの前に現れ、ヌイがケインを襲うのを止めたまではよかった。
が、それから三人は距離をとってそのまま立ち尽くしたままなのだ。
ミオは形の良い乳房の下で腕を組んだまま、目を伏せて黙っている。
ヌイは視線を下に向けたままミオを前にすっかり縮こまっている。
さっき言った自分の任務とやらに自信があるなら、こんな情けない様になるわけがない。
つまり、ケインの排除はヌイの独断でありミオの意志ではないのだ。
だが、ケインはまだ助かったとは思ってなかった。
この争いにおいて非はヌイにある。ケインはミオとの約束を守ろうとしただけだ。
しかし、、、である。
今ここでミオが心変わりしないと思っていいのだろうか。
ヌイもそうだが、ニンジャという奴らはいったい何を考えてるのかイマイチわからない。
そもそも、なぜミオはケインを殺さずにダイジロウの仲間になれと命じたのか。
そのうえ、さんざん人でなしと罵ったくせに、そのケインと体を重ね、一晩抱き合ったのだ。
まあそれは手付け金のようなものかもしれない。もしミオのような女を抱こうとしたら
そこらの娼婦に支払うような代金では全然足りないだろう。
命惜しさに従ったとはいえ、あんないい思いをさせてもらったら、裏切ろうとかいう気になれないのも事実である。
ゆえにケインは命を危険にさらしながらもヌイに逆らった。
だがしかし、、、
先程までのケインとヌイのやりとりを見たミオが、ケインがパーティーでやっていけないと判断したら?
現にさっき、パーティーの一員であるヌイに殺されかけた。 同じくパーティーのメンバーであるサムライ親子がケインを嫌っているのは最初のゴタゴタからして明らかだ。
味方と言えそうなのはダイジロウとヤマジくらいだが、彼らがいつもケインを気にかけてくれるわけではない。
ヌイとサムライ親子がその気になればケインを殺すチャンスはいくらでもあるのだ。
そんな、いつ殺されてもおかしくない男を推したのは間違いだったとミオが考え直したら?
さっきケインを助けたことと矛盾しているが、助けたと思ったら殺したなんてことをケインは前にも見ている。
今の状況はケインの生殺与奪権がヌイからミオに移っただけにすぎず、ケインの命はミオの胸三寸しだいなのだ。
(それにしても……)
ケインはミオをチラッと一瞥した。
ミオは澄ました顔で黙ってたたずんでいた。
官能的で艶めかしく、それでいて獣のようにしなやかで引き締まった白い裸身は薄布だけを巻きつけていた。
おそらく一枚の長い薄布は乳房を締め、股間をしっかり隠している。
まったく全裸というわけではないが、服とも下着とも言い難い異様な装いに、ケインはある疑念を覚える。
(こいつ、いつもこの格好なのか?)
今のミオの格好は昨晩ケインの部屋に来たときと同じ姿である。
ミオの正体を知らず、こういう状況でなければサキュバスに負けないくらい扇情的でそそられる姿であった。
だが、これが普段の格好だとしたらどうだろうか。
ダンジョンのときとは違い全裸ではないものの、裸みたいな格好の女が公道を追っかけてくる姿を想像し、ケインは内心
大いにドン引きしてしまった。
と、そのときである。ミオが長い沈黙を破った。
「……ヌイ。最期に言い遺すことはないかしら…?」
「ッッ…!」
死刑宣告としか思えない言葉に、ヌイの表情が絶望に染まる。
ケインは知らないが、忍者の世界では上からの命令は絶対であり、逆らうことは許されない。
これに背いた者はその多くが死をもって断ぜられる。わずかな例外にしても、待っているのは厳重で過酷な刑罰である。
ましてやミオは忍者の間では有名な屈指の手練れにして、非情なる殺戮者だ。
そのミオに背いてケインを殺そうとしたのだから、ヌイの運命はもはや決まったも同然だった。
『美桜様……』
ヌイが絞り出すような重い声を上げる。
『美桜様の命に背き誠に申し訳ありません……すべて私の落ち度であり覚悟はできています……』
「ああ…そう…」
『……ですが私は決して美桜様を軽んじたり侮ったわけではありません……ただ……』
ヌイは一旦言葉を切ると、ケインを睨みつけ、そしてミオを向いて言い放った。
『私はあの下賎な男が大っ嫌いです!!あの男の何もかもが穢らわしくて疎ましくて我慢できません!!』
ヌイのヒノモト言葉が、ケインを思いっきり悪し様に罵った。
ケインはヒノモト言葉がわからないが、ヌイの口調と態度から自分への罵詈雑言だと察した。
(このガキ…!)
怒りを覚えるケインの前で、ヌイは更にヒノモト言葉でまくしたてた。
『耐え難きを耐え、忍んでこそ忍者だとわかっています!でも私にはどうしても耐えられなかった!!
それはあのクズが美桜様を自分の女だと言ったからです!!
何をトチ狂ったのか下賎の輩の分際で美桜様と通じ合ってるようなことをほざいたんですよ!!
美桜様はこの任務が終わればくの一で初の上忍になられるお方、私たちの憧れで希望なんです!!
それをあの虫ケラは……!』
憎しみに満ちたヌイの目と、怒りに据わったケインの眼差しがかち合う。
わずかのあいだ互いに睨み合い、それからヌイはミオに向かってこう言った。
『美桜様、あのゴミクズが何の役に立つかわかりませんが、始末するなら早めにすべきです。
このまま同行させてもどうせダイジロウ様の足手まといになるだけです。だったらいっそいま殺すべきです!!』
「……それはあなたの命を捨ててもやるべきことかしら…?」
『美桜様に背いたからには致し方ありません。でもあの男は死ぬべきです!それは譲れません!』
「そう……」
ヌイの話が一段落すると、ミオはケインの方を向いた。
「ところでケイン……私はいつあなたの女になったのかしら? たかが一度抱いたくらいでずいぶん馴れ馴れしいのね」
やはりそこはツッコむか。ケインはため息をつくと、声の出ない唇を開いた。
『誰が好き好んでそんなこと言うかよ。お前が俺の女とか冗談じゃない。文句は躾のなってないあのクソガキに言え』
吐き捨てるように答えるケイン。
事実、ミオがヌイの上の存在であると察したケインはミオの権威を利用しようと自分の女だと言っていたにすぎない。 そしてミオは事の一部始終を最初から見ていた。
ヌイがケインを村外れに連れ出し、言い争いの末、ケインを殺そうとするまでを。
更に加えるなら、ケインが宿を出てからの行動をすべて見張っていたのだ。
だからこそヌイの不穏な行動を察し、ケインを助けられたのだ。
そしてそれまで誰にも気づかれなかったのは一流の忍者の為せる技、である。
「…ねぇ、ケイン」
再びミオが話しかける。
「ヌイはあなたを始末できるなら自分も死んでもいいと言ってるわ。これをどう思うかしら…?」
『美桜様!?』
『バカじゃねえの。嫌いなヤツとなんで一緒に死ななきゃならないんだ?
ニンジャの理屈は知らねえけど、ニンジャの命はクソみたいに安いんだな』
「何ですって!?ゴミクズの分際で知ったふうなことを!!」
「ヌイ。止めなさい──」
ケインの言葉に激昂したヌイをミオがたしなめる。
ヌイは不満げに押し黙ったが、ケインも怒りを堪えている様子であった。
ミオは一息つくと、ケインとヌイに向かって厳かに告げた。
「……正直、今のあなたたちをこのままにはできないわ。
特にヌイ。私に逆らうことがどういうことか、わかってるわよね…?」 『はい……覚悟はしています。美桜様の思うままに』
姿勢を正し、淡々とミオに応えるヌイ。その言葉はヒノモト言葉だった。
「そう……いい心構えね」
そう言った直後───ミオの姿が消えた。
(??!!)
驚くケインが再びミオを見つけたのは、突然ヌイが倒れてからだ。
地面に倒れ込んだヌイのすぐ背後に、片手を手刀に構えたミオが立っていた。
『殺した…のか?』
「いいえ……気絶させただけよ」
なぜだ、と言いたい気持ちを抑え、ケインはミオの言葉を待つ。
「ケイン、あなたこの子を躾のなってないクソガキって言ってたわよね…?」
『ああ』
「こんなことになってしまったけど、ヌイは真面目で優秀な子なのよ。
あなたは忍者の命は安いと言ったけど、忍者は自分から簡単に命を捨てないのよ……」
『だから殺さなかったのか?』
「それもあるけど、やはり躾が足りなかったようね。だからケイン、あなたにやってほしいの……」
何をやれというのか、怪訝に思うケインにミオがささやく。
「ヌイをシツケてちょうだい。あなたのやり方で、ね…?」
『……はああああ?!!!』
予想外のミオの提案に、ケインの当惑が驚愕に変わる。
雲が晴れ、夜空の月が煌々と光を放つ。
月明かりに照らされながら、ケインは思った。
(ニンジャって一体なんなんだよ……こいつら、本当にわけわかんねえよ……)
夜空からの光が少女と女を照らし出す。
未だ気を失ったままの少女を両の手で抱き上げる、半裸の女。
少女を抱えながらケインに歩み寄る女の顔は、美しくも妖しく、淫靡な笑みをたたえていた───
(第四話、終わり) これにて第四話終わりです。全然エロいシーンが無くてすまんこ。
だが!第五話はヌイヌイをがっつりしつけてやります!お仕置きします!
ケインがこの先生きのこるために!
まずはダイバーアヤメをゲットしてから考えます。良いシノビライフを。ではさようなら ミオはヌイ達くの一達の憧れ、希望の存在だったんですね。
でも当人はそういう評価に価値を見出してないどころか死にたがっているという……。
ヌイが諦観に塗り潰されたミオの内心を知った時どう思うのか気になります。 レス数が増えてるのでまたコピペ荒らしかと思ったら新作だったとは・・・
一時荒れてしまったこのスレを見捨てず帰ってきてくれた、こんなに嬉しい事はない 乙
>全然エロいシーンが無くてすまんこ。
裸マフラーのミオの描写も色っぽいですよ
ゆくゆくはヌイも同じ格好をすると思うと色々捗ります
セックスシーンも大いに期待 乙っす
スレが一覧の上に上がってるから覗いてみたら続編投下
にしてもミオの出世頭っぷりが凄い事に GJ
>だが!第五話はヌイヌイをがっつりしつけてやります!お仕置きします!
まずは脱がすんですねわかりますw 乙かれ
ケインがツッコみたいミオの格好も我々の業界ではご褒美ですわ さんざんチンコ突っ込んでおいていまさら何いってんだこいつ。どのへらず口でいってんだ なんのおんけいがほしいのか
→いせかいでチートするしょうせつをなろうにとうこうする
→いせかいでチートするしょうせつをぴくしぶにとうこうする
→いせかいでチートするしょうでつをぐんぞうしんじんしょうにとうこうする 「(じゃ)まものをだまらせる」が無かった…リセットするかな… じゃまもの・・・
???「ワードナをふっかつさせずげんしつにずっとふうじる」 やめろよ 手塚一郎のワードナの逆襲が台無しだぜ 鋼のニンジャもクリティカルヒットでオダブツだ >>81
ワードナ「なまえふせてるけどおまえトレボーやろ? そのけんかかったるわ!」 装備…
※ トレボーのけつ
SPを使用しますか? Y
使うと昇天するってそういう意味だったのかー! ニュー速でウィザードリィスレが盛り上がってて嬉しいw 今日はクリスマスなので◆pT3tKNJdzbPc様の始まりのニンジャのミオの絵を描いてみました。
作中で入浴シーンがあったのでそこから連想してみました。
ttps://www.axfc.net/u/4016007
ttps://www.axfc.net/u/4016006
パスワードはどちらもmio、線画と着色例の2種類です。
微笑みを浮かべている視線の先にいるのはケインという設定です。
一仕事終えて身体についた汚れを一緒に洗い流しているイメージ。
本編でもこんな風に幸せになってくれる事を願ってやみません。
話の中でこの絵に合いそうなシーンを書く機会があったら挿絵に使っても構いませんので。
続編、楽しみにお待ちしております。 迷宮の出入り口、次の瞬間二人の男女が何の前触れもなく現れ、リルガミン市街へと足を向ける。
ただし……二人とも身体には何も身につけてはおらず、生まれたままの姿を外気に曝していた。
少女は恥ずかしげに淫靡さを纏う身体をもじもじとくねらせ、発育の良い胸と恥毛の生えた股間に時折手を伸ばしながらも、下ろすという動作を繰
り返す。
少年の方はまるで女性と見間違えるほどの中性的な顔・身体つきで、全裸であるのがまるで自然体かのような素振りで歩き続ける。
ただ一つ……その股間に天に向かってそびえ立つ、荒々しいペニスがない限りは……。
そんな二人が何も着ないで市街を歩くのだから周囲の視線を集めないわけがない。
男性は少女の肢体と恥じらいを見せる姿に前屈みとなり、女性もまた少年の中性的な魅力と股間の荒々しいモノとのギャップに釘づけとなっていた。
「ああ……折角の今日の稼ぎがあああああ…………」
リルガミン市街を歩きながら、僕の隣で悲嘆に暮れた顔をしながら彼女が項垂れる。
同時に重力に引かれた乳房が乳首を頂点に、たゆんと地面へと垂れたのを道行く人々が凝視したのを見逃さない。
「仕方ないよ。ホラ、命あっての物種って言うじゃないか」
「でもでもぉ! 今日は大量にレアアイテムが回収できたのに……不意打ちとトラップのコンボに追い詰められてロクトフェイト使っちゃった……」
流石に羞恥を気にする余裕もないのか、胸や股間に手を伸ばして躊躇いながらも下ろす仕草を繰り返せないくらい落ち込んでいる彼女。
ここまで描写されればもうおわかりかもしれないが、僕と彼女は忍者、それも高レベルの。
この領域に達した忍者は見た目に反して、下手な武器や防具など邪魔でしかない程の強靭な肉体を誇るようになる。
よってその特性を、性的魅力も含めて最大限に活かす為、何も着ないで戦うという、戦闘スタイルが生まれるのも必然と言えるだろう。
反面己の羞恥心とも戦わねばならず、僕は羞恥心を制御できるようになったけど、彼女はまだ完全に制御できず、探索時以外は性器を隠そうとして
しまう。
「ところで……それ、なんとかならない?」
彼女は顔を真っ赤にしながら、僕の股間にあるギンギンになった肉棒に視線を移す。
「……ごめんね。迷宮に潜った後だと気が昂ぶって、それをコントロールしようとすると股間に集中してこうなっちゃうんだ……」
僕の言葉に頷くように、まるで別の生き物かの如く、ペニスはビクンと跳ねる。
「あ…後でおとなしくさせてあげるから……もうちょっと我慢してね……」
彼女はか細い声でそう呟くと、僕達が滞在しているギルガメッシュの酒場へと急いだ。
「で、今回の返済金はまけてくださいって言いたいのね?」
ワードナの事件の時代から幾年月、現在のギルガメッシュの酒場の店主、彼女の姉は威圧感を纏いながら問い掛ける。
「お、お姉ちゃん……これには深い訳が「言い訳はしない!」はい……」
怒鳴られた隣の彼女をチラ見すると、心なしか薄い恥毛が仄かに濡れているようにも見えた。
そう、僕達は冒険者になってからお姉ちゃんに多額の支援を受け、つまり借金をしている。
お姉ちゃんは、なんだかんだ言いながらも姉バカで、おかげで早い内から高レベルの忍者に駆け上がる事ができた。
彼女の相棒である僕もその恩恵を受けられたが、世の中そんなに甘くはなく、返済は出世払いという事になった……。
返済元は迷宮で回収した財宝やアイテムで、二人で活動しているのも他の仲間に報酬を支払うのを少しでも節約する為だ。
高レベルの忍者は全裸でも高い戦闘力を保持できるのもあり、その分多くのアイテムを回収できて返済に充てられるという利点は無視できない。
反面少人数故に、不意打ちやトラップ等の対応には後手となる事があり、その際はロクトフェイトですぐに脱出するようにお姉ちゃんに厳命されて
いる。
このロクトフェイトという魔法がくせ者で、安全に脱出できるのだか所持している資金、装備、アイテムを失ってしまうというデメリットがあるの
だ。
文字通り裸一貫で戦える以上、装備を失うデメリットはないが、借金返済に充てるアイテムやお金がパーになるのは命あっての物種であっても痛い……。
「じゃあ今夜も、いつのもをやってね♪」
「ええっ! どうしてもやらなきゃ<ドクンッ>こらぁ!こんな時におちんちん反応させないでよぉ……」
「だって稼げなかった僕達が悪いんだし……だったら別の形で補わないといけないでしょ?」
「それは……そうだけどぉ……本当に、心の底からそう思ってる?」
「ギクゥッ! そ、そんな事ないよ……ハハッ」
払える物を失った以上別の代価を支払わねばならないと、お姉ちゃんはいたずらっ娘のような顔で『いつもの』を僕達に要求する。
彼女は恥ずかしげに、できればやりたくない表情をするが、僕にとってその『いつもの』とは願ったり叶ったりの行為だったのだ……。
夜、ギルガメッシュの酒場には探索を終えた冒険者、食事を楽しむ為に訪れるリルガミン市民が集まる。
ただし今夜は店先に僕と彼女が行う『いつのも』の開催を告知する看板が立てられているのもあってか、客の数が多い。
彼等の視線の先にはちょっとした広さの舞台が備えられている。
やがてペタペタという裸足の足音と共に、店の奥から忍者の少年と少女がやってきてステージの上に上がる。
店内に流れだした小気味の良いリズムを聴きながら、僕と彼女は舞台に寝そべり肢体をゆっくりと動かしていく。
照射される光に当たる肌は火照りを帯び、自分が興奮しているという事実を他人事のように感じていた。
彼女と僕は特設されたステージの上で、妖艶な雰囲気を纏いながら、観客の前で忍者の…磨き上げられた裸体を披露していた。
「「………………」」
音楽は鳴っているものの、僕も彼女もその音楽に合わせる事もせず、マイペースに身体を動かしていた。
ゆっくりと股を、開き秘部を晒し、ふくらはぎから股にかけ、指でなぞっていく。
その動作はゆっくりで、ときおり円を書いたりして、指は股間の部分まで動いていった。
観客はその動きをじっと見ており、男性は彼女の胸と股に、女性は僕の肉棒に……ギルガメッシュの酒場にいる誰もが、僕達の行為に魅せられてい
た。
そう、これがお姉ちゃんの言う、返済金を払えない時の『いつもの』の正体である。
恥じらいながらも、段々とその気になっていく彼女の妖艶な踊りは隠れた人気で、ギルガメッシュの酒場の有力な収入源となっている。
一方僕の裸に需要なんてあるのかと聞かれると、中性的な容姿もあってか女性受けがよく、リピーターも多いらしく……正直複雑だ。
僕だけならまだしも、実の妹にこのような商売を強いるのは酷いと思うかもしれないが、お姉ちゃんは彼女が冒険者になる事に正直反対だった。
そんな彼女へのお仕置きも兼ねているらしく、命を落とすよりはマシ的な、複雑な姉の愛情というものが窺い知れる。
「ぁぁ……」
僕にしか聞こえないくらいの、小さな声が彼女から出るが、その声が観客には聞こえなかったらしく、反応する者はなかった。
ごくりという音、荒い息遣いが聞こえ、自身の敏感な部分が熱く、顔はより火照りを増していく。
身体から噴出する汗が自信を舐めるように這い、床に落ちる。
「ぅっ…ん……」
僕も彼女も暑い…暑くて、とろけてそうになる中……おおぉぉっ、と唸りを上げるようなどよめきがした。
彼女は恥毛に当てていた指先をその中にくぐらせると、中にある亀裂に沿えてゆっくりと開いたのだった。
その行為に観客がどよめいた。
「あああっ……見てぇ……」
彼女は足を上げ、その部分がよく見えるようにする。
観客に晒された中身は汗ではない液体に濡れ、てらてらと輝いており、小さな突起も外気に曝されており、ひくひくと呼吸をしている。
暫くその体勢でじっとした後、秘部から手を離し、ゆっくりと足を回してその部分を隠す。
あちこちから溜息が漏れ……僕を含めて誰もが彼女に酔いしれていた。
「ぅン……」
(このまま、燃え上がる……あの人に抱かれて、私は獣と化していく……)
彼女は興奮の絶頂にいた。
見られているだけでも達してしまいそうで、それを冷まして欲しくて……
「…欲しいよぉ……」
僕を見つめながら呼ぶ。
今の自分を癒してもらえるのは、たぶん、僕だけ……その気持ちを届ける為に、彼女は自分を慰める……。
僕と彼女の『いつもの』のはこれで終わらず……この先まできっちり最後まで見せるのが決まりだ。
彼女が身体をくねらせると、弾力のある乳房が揺れ、僕のモノに、更にグッと血が集まってくるのがわかる。
きーんと、耳なりに似た感覚が僕を襲い……頭の芯に生まれる鈍痛………彼女の肢体が僕を誘惑している……。
僕の心は揺れて………制御がきかなくなっていく………………彼女は四つん這いになって尻をこっちに向けた。
「ほら、見て……もう、すごいのぉ……」
手を恥毛にあてて広げてみせるが、内側にはねっとりと濃い蜜が満ちていて、ペニスを突き刺せば太腿まで流れ出すだろう。
「だから、ねぇ………」
彼女は、爪の形がよく整えられた指を泉の中にくにゅくにゅと出し入れする。
くちゅ、くちゅと濁った音がして、やや白っぽくなった液の中で指が別の生き物のように蠢いている。
「……ここに入れたら、気持ちいいのぉ……ねぇ…………」
くい、と臨戦態勢の僕の肉棒が首を振る。
確かに………かちかちになったモノを思う存分つっこんでかき回したら、痺れるような快感が走るだろう。
そう思わせる、ぐちゅぐちゅに愛液にまみれた膣だ。
「ああん……我慢できないよぉ…………」
僕の視線を恥毛に感じて、彼女がさらに腰を高く掲げ……そして、片手をぬめる子壺に、もう片手は既にひくひくと震えている菊座に添えた。
「あふ……あ、あぁん…………」
彼女の両手がくねくねと動き、ぱっくりと開きかけた花びらをさすり、その上にあるこりこりの小さな突起に愛液をまぶし付ける。
じれてかすかに震える尻の奥で、薄い栗色のつぼみを慰めるように、指先がちょん、とつつき入れられた。
「あふぅっ……!」
彼女の顔が、快感にゆがむ。
「……ねぇ…………来てぇ…………」
彼女は尻を突き上げてきて、それは……甘いお菓子のように見えて、思わずむしゃぶりつきたくなる。
僕は、観客から菊座が見えるように大の字になって寝転ぶと、顔の上に彼女が観客の方向を向くように跨らせる。
腰が揺れにくいように太腿を抱えて、薄い恥毛を舌でかき分けながら、甘い匂いの中心……たっぷりと蜜のたまった熱い壷へ唇を這わせていった。
僕はそっとその中心に舌を這わせて……ちゅく、ちゅく、と蜜を舌でスプーンのようにすくって吸い上げる。
「は、はぁん、くふ……んっ!」
彼女の弾力ある太腿が、漏れ出る喘ぎ声に合わせて、僕の顔を締め付けていく。
下から見上げるように舐めているから、僕の顔に愛液がつうっと伝い、息がつまりそうになって、僕は逆に懸命に舌を使った。
「は、あはあぅっ! く……あぁぁん……」
やがて彼女は自分で乳首を刺激しながら腰を震わせ始め、それに連動するかの如く僕のペニスもビクンビクンと痙攣を始めた。
「あん……舌が………入ってくるぅ…………」
彼女はせつなげに乳首をこね回し続け、そんな僕と彼女の様子を観客は固唾をのんで見ており、誰一人歓声をあげる者はいなかった。
あふれてくる熱い泉……彼女の体臭そのままに、その液体は少し甘く……だが、最初はさらさらだった液が、どんどん濃度を増している。
「あっ、あは……くふ……あぁぁん……あふ……」
彼女は腰をくねらせ、ぴんぴんに張った乳首を何度もつまみ、指でこする……何色もの光を浴びながら喘ぐ彼女の姿に誰もが酔いしれ魅入っていた。
僕は、泉からそのほとりにある花びらに愛撫を移し……色の薄い陰唇をキスするように咥え込むと、彼女の身体が硬直する。
「はうっ!」
じんわりと、彼女の身体に汗が浮かぶのがわかり、身体を激しく動かすと、肌に浮いていた汗が飛び散る。
「あぁ………私、もう…………」
そろそろ彼女は我慢の限界で、何度も舌でねぶられ、陰唇を咥えられて、潤みに潤みきった蜜壺が僕の股間の肉棒を待ち受けている。
僕の方も、彼女の愛液を呑み込む内に、こちんこちんになった肉棒がそれを証明するかのように、完全に臨戦態勢になっていた。
僕が愛撫を止めて彼女の名を呼ぶと、彼女は立ち上がり観客の前に進み出て、尻の方を僕の方に突き出した。
僕は操られるように起き上がり……こちらに尻を向けて誘う彼女を、後ろから抱きしめていた。
「<ずぶっっっ!>はあぁぁんんっっっ!!!」
彼女のの甘い嬌声が店内に響き、昂まりきった肉棒は難なく彼女の蜜壺に収まる。 満たされた悦びに、膣肉がひくん、と震えて締まってゆき……それにつられて、僕は腰を突き上げる。
「はっ、あふっ、あう……あんっ、あはぁ……たまんないぃ…………」
彼女は腰を揺すり上げ、僕は弾む乳房を指先で乳首を擦り上げながらつかみ上げて、彼女を観客達に見せつけるかのように仰け反らせた。
丸く大きく、若さで張りつめた乳房にぽちりとのった固く勃ち上がりきった乳首は、彼女の淫乱さを示すように幾分色が濃くなって見える。
「ふぅ……も………もっと、奥までぇ……奥までちょうだぁい…………」
彼女の口調は、熱に浮かされたようで、秘肉もリズミカルにひくひくと蠢き、言葉だけでなく僕のモノを奥へ奥へと誘い込もうとする。
僕は、一度肉棒を入り口近くまで抜き出すくらいに引いて、一気に最奥まで突き込んだ。
「んああっっっっ!」
彼女の身体が硬直する最中、僕はいちばん奥の秘密の場所を探し出すつもりで、カリの部分で微妙に場所をずらしつつ、突きまくった。
「はうっ……くぅ……あはっ、す……すごい、すっごいのぉ……」
彼女が泣きそうな声を上げているので、後ろから突きつつ肩から顔を突き出して横から覗いてみると、彼女のきつく閉じた睫毛に、小さな涙の粒が
浮かぶ。
それが、快感の昂まりを示しているようで、僕はさらに胸を揉みしだき、腰の動きを激しくしてやった。
「あふ……あん、あん、来る、来るぅ…………」
きゅうっと彼女の秘肉がすぼまり、僕のペニスの側面に、膣の中の微妙なひだひだがこすれて、たまらない刺激だ。
「あ、すご……い、くぅ……いいの、いいのぉっ…………!」
僕は、ピストン運動をさらに激しくしていく。
奥をまさぐる内に、ほんの少しだが肉の感触が違う場所を見つけ、そこを重点的に攻めまくった。
「あはっ、くふ……んっ、い、いく、いくぅぅぅぅっ!!」
彼女は自分から腰を揺さぶって、奥に隠れたスポットを僕の先端にぶち当て続けた。
感度はどんどんよくなっているようで、ひくん、ひくんと短い間隔をあけて僕を締め付けていた膣壁が、ひくひくひく、と途切れずに僕を攻めてく
る。
その刺激に、僕のモノも爆発寸前だ。僕は狂ったように腰を突き上げた。
「あくっ、ふ……いく、いっちゃう、あはぁぁぁぁんんんっっ!!!!」
彼女の動きが、止まり……膣壁だけが、別物のように収縮を繰り返し、僕のペニスはそれを思いきり受け止めた。
もう、限界だ。
「くっ……」
どくっ、どくっ、どくっ…………どろどろに熱い白液が、彼女の子壺に叩きつけられる。
「はぁう…………あぁ…………」
彼女は吐息に似た声を上げた。
ひくつく膣肉が、僕の欲望をすべて吸収する。
最後の液が吐き出された時、彼女の身体がぐぅっと重くなって、僕の方に身体を預けてきた。
「はぁ………………」
彼女は僕の胸元に身体を埋め、快楽の余韻を味わっているように見えた。
僕は、硬度を失ったモノを女の中から引き抜き、ふうっと大きく息をついて、歓声とおひねりが飛び舞う中……ゆっくりと目を閉じた。
客が帰り閉店したギルガメッシュの酒場。
重なるように眠る二人の周囲には大量のおひねりが投げ込まれていた。
シーツを持ってきたお姉ちゃんは幸せそうに抱き合っている二人の姿を見て苦笑する。
「こんな所で寝たら身体痛く……冒険者だからへっちゃらか。二人とも幸せそうに寝ちゃって…………ホントお疲れ様」
シーツをかけてあげた後におひねりの回収に取り掛かるお姉ちゃんであった。 以上、ストリップ系の話が出来上がったので投稿してみました。
ただ>>91と>>92の最後に改行に失敗して余分な空白が各2行分できてしまったので、
保管庫に保存する際はこの空白の2行は除外でお願いします。 乙
確かにロクトフェイトのデメリットは忍者が一番小さいか
男もちゃんと踊っているのに高ポイント ファンタジー世界には猥褻物陳列罪も警察もないんだから
もっとこんなふうにカジュアルに全裸ダンサーが登場すべき
ちなみにストリップは正しくはストリップ・ティーズで
観客を焦らしながらちょっとづつ脱いでいく行為を示しているため
最初から全裸だったらヌードショーなのでは…… >観客を焦らしながらちょっとづつ脱いでいく行為
加藤茶で再生された 俺は手早く着ている物を脱いで全裸になると、まずシズルさんを引き寄せて横たわらせた肉体を検分した。
さっきの尋問のせいなのか、それともオナニーしてる時からそうだったのか、シズルさんのオマ○コは、今にも垂れそうな蜜を滴らせていた。
「もうここは洪水だね。ずーっと我慢してたんだ……シズルさん?」
俺は、シズルさんの唾液にまみれた、腹を打ちそうなまでに勃起したペニスを入り口に押しつけた。「そうなのぉ…。本当はリーダーのオチ×ポ!
欲しかったけど…ずっと我慢してたの!」
今すぐ俺のオチ×ポが欲しくて欲しくてたまらない、肯定の声に、俺は嬉しくなった。
「だから、こんなにビショビショなんだ?」
俺はギュッとシズルさんの足首を押さえつけた。
「あっ……!」
もうシズルさんには構わず、グショぬれのオマ○コに、まずは先端を押し入れる。
「あぅぅっ!!! イッ…痛いぃ…ッ! でも嬉しぃ…ッ!!!」
痛いという事はシズルさんの処女を散らした証であり、憧れの長い黒髪の優しいお姉さんの初めてとなった俺は思わず射精しそうになった。
「……大丈夫っ。エッチなシズルさんだから、心配しなくてもすぐに喘ぎだすよ…」
必死に耐えながらそのまま腰を進めると、俺のオチ×ポはズブズブとシズルさんの中へと埋め込まれていく。
「ああっ!!! ううぅ……あふぅっ!!!」
シズルさんが呻く。苦鳴とも、快感の喘ぎとも、どちらとも取れる声だ。
「どう?―――初めて突っ込まれた本物のペニスの味は。オナニーとは比べものになら
ないでしょ?」
「あっ、くっ、ううっ…いっ、いい…のぉ…」
俺は言いながら、グイグイとシズルさんのオマ○コにオチ×ポを埋めていった。オチ×ポの周りを取り巻く、熱っぽい膣壁の感触がたまらない。
十二分な量の蜜が潤滑油になり、なおかつシズルさんがオナニーで慣れていたことも幸いだった。
俺のいきり立ったオチ×ポは意外とスムーズにシズルさんのオマ○コに納まった。
「ハァ、ハァン…。やっ、やぁん……こんなの……はじめてぇ。ウウッ…」
「見てよ。シズルさんのイヤらしい下の口がオチ×ポ、俺のを根元までズッポリとくわえ込んじゃった」
「あーん、リーダーのが貫いてるぅ……」
シズルさんは唇を噛みしめ、いやいやをするが、形だけで抵抗が感じられるほど力がない。
俺はもう我慢ができなくて、すぐにピストン運動を始めた。
「あっ、イッ、痛……あぁっ!」
さすがに男のピストンは衝撃が大きいのか、シズルさんが苦痛の声を上げる。
キツ目のアソコが俺のペニスに思いきり広げられて、花びらがひきつったように震えた。
「ハァン、ハァァ……」
シズルさんの顔が歪んでも、俺は腰を動かし続けた。グチュグチュと濁った愛液の音がこだまする。
俺はそれに興奮し、シズルさんは頬を赤らめた。
「くぅぅっ、あっ、いっ、痛いぃ…。でもぉ……気持ちいいよぉ……!」
シズルさんのなだらかな下腹部が痙攣している。俺は狂ったように腰を振り続けた。
シズルさんの快感を感じつつも苦しげな呼吸―――本当はかなり痛いんだろうか?
「―――正直に言って欲しいんだけど…やっぱり初めてだから、結構痛いの?」
俺が聞くと、シズルさんは綺麗な長い髪を靡かせながら、小さく首を縦に振った。
「じゃあ、気持ちよくなる方法を教えてあげる。自分でクリトリスをいじるんだ」
「あ……ぅぅ…リーダーぁの前で…いじるのぉ……」
両手をそっとオマ○コにあてがい、敏感なボタンの辺りを軽く押さえ始めた。
「いつも自分でやってる事だから、手慣れたものでしょう? 俺にタップリと見せてよ」
「あーん…わ、わかりました…」
俺はシズルさんを貫きながら、ニコリと笑った。
シズルさんは俺の笑みに操られたように、ゆっくりとクリトリスをいじり始めた。
ピクン、とシズルさんの身体が痙攣する。
「…フフッ、さすがに手慣れてるね。シズルさんいつもそうやってるんだ。とってもエッチだね」
「あ‥‥くぅ‥‥そんな‥‥いっ、言わないでぇ‥‥」
かろうじて否定してみせるが、今までの淫乱っぷりから本当に俺の言葉を否定したのかどうかは疑わしいものだ。
虚ろな表情で俺のピストンを受けとめ、一心不乱に花芯をなぶり続けるシズルさんを見れば……。
「あっ、ハァン…んんっ―――」
シズルさんの声音が変わってくるのと同時に、膣肉が練れてくる感じがあった。
「―――やっと、本気になってきたみたいだね」
感じているのは明らかだったが、意地でも言葉で言わせたいと言う衝動にかられてくる。 俺は下半身に全神経が集中しているのを逆手に取り、シズルさんの両乳首を思い切りひねり上げてやる。
「ヒィィィッ!!!」
予期せぬ突然の事態に、シズルさんはたまらず奇声をあげてしまう。
と、それと同時に…。
「なんだシズルさん…乳首をひねられて、また一段と濡れてきたんじゃない?」
「ヒッ!……か、感じちゃ……ウウッ!」
という通り、乳首をひねった直後の濡れようは尋常ではない。まるで潮を吹いたかのような濡れようだった。
「シズルさん、体がこんなに反応してるって事は……胸を責められるのも好きなの?」
「そっ、そうなのお。私……リーダーに胸を責められて喜ぶ変態なんですぅ…。あうっ!」
いかもに嗜虐的に問い掛けるととシズルさんは更に濡らして、指示してもいないのに腰使いに一層拍車をかけはじめた。
「なんだシズルさん、いじわるされて更に感じてきたの?」
「ああっ! そんなっ、そんなぁ…。でも……でも……腰が勝手に…あふぅぅぅっ!!!」
……やはりシズルさんには、マゾの素質が多分に備わっているようだ。
乳首をひねったのを契機に、感じ方が加速度的に上がってきている。
「はぁっ…んっ、あ、あぁんん……」
もはやシズルさんに否定の言葉はない。口から漏れるそれには、鼻にかかった甘ったるい喘ぎしか聞き取ることはできない。
「あふぅ…うぅぅんっ……」
羞恥を忘れ、俺の存在すら忘れたかのように貪欲に快感を貪り続けるシズルさん。
さすがの俺も、そんなシズルさんの姿を見せつけられ、すでに限界を感じつつあった。
オチ×ポを包む膣肉がヒクン、ヒクンと呼吸するたびに、尾てい骨の辺りから快感が駆け上ってくるのがわかる。
「ハァンっ、んん…」
シズルさんはもう、熱にうかされたようにクリトリスを愛撫し、腰を揺すっている。蜜がドロリ、と濁って地面へと垂れる。
「ぅ…んっ、あ…だ、だめぇ…あふっ…いっ、いぃのぉ…」
辛そうで、それでいて甘い喘ぎ声。シズルさんの蜜壁はトロトロになっていて、クリトリスも真っ赤に充血して、包皮が完全に剥けきっている。
「あうっ…私、わたし…だめぇ…」
「シズルさん―――どう? 待望のオチ×ポでいやらしいオマ○コぐちょぐちょにされる気分は……」
「うっ、うぅぅ‥‥」
シズルさんは呆けたように艶やかな黒髪を揺らしながらかぶりを振る。俺がぎっちりと握っている脚に、ギリギリと力が入る。
もうシズルさんの秘壷は、溶鉱炉みたいに熱くうねっている。全身が浮くような射精感が駆け上る。俺のオチ×ポも、そろそろ限界だった。
「ウウッ! …よし、そろそろだ……出すよ、シズルさん…中だ。シズルさんのオマ○コの中に、タップリと流し込んであげる…」
「あぅぅっ! くはぁぁ! 中にぃ…オマ○コの中にぃぃ――!」
「言われなくてもっ! もう限界だっ! ウウウッ!!!」
俺の絶頂と呼応するかのように、シズルさんの絶叫が響きわたる。
「アウゥッ! ダメェェェッ! イイのぉぉっ…もうダメェ…イッちゃうっ! イッちゃうぅぅーーーっ!!!」
シズルさんはすでに自分でも何を言ってるのかわからない状態のようだった。
俺は蜜でグシャグシャになった膣壁をこね、突きまくって、精液をすべてシズルさんの中へと吐き出した。
「あぁぁぁぁっ!!! オマ○コにぃ‥‥オマ○コの中に入ってくるぅぅぅっ!!!」
ドクッ、ドクッ……。
シズルさんが全身で射精を受け止める中での鈍い放出感。腰がとろけそうだ―――頭の芯が、フウッと軽くなる。
一瞬遠のきかけた意識が戻ってくると、俺の下でシズルさんは目を閉じていた。軽い失神状態なんだろうか。
俺の意識も少しだけ飛んでいたような気がするが……それほどシズルさんでの童貞卒業は気持ち良かったのだ。
シズルさんが小さく身じろぎをした。
「……ぅ……」
その瞳はぼうっとして、光に欠けている。気はついたものの、まだ朦朧としているんだろう。
俺はシズルさんのオマ○コからゆっくりとペニスを引き抜き、彼女をそっと脇に寝かせると次の相手に向かった。
二人目の相手はカレンだった。
俺達の中だと最年少で凸凹の比較的少ない、赤毛なカレンの肢体は、ビショップの割りに無駄肉一つなく、小柄なわりには伸びやかだった。
なかなかそそるヌードに、俺のオチ×ポが再び硬化してくるのがわかる。
カレン「次は……ワタシですカ?」
シズルさんと俺のセックスに当てられたのかカレンは熱っぽく答える。
その証拠に陰毛の痕跡が一切ない綺麗なパイパンは濡れ濡れで、クリトリス は更に膨張していた。 男と女が全裸である以上やる事は一つ、俺はカレンの身体を、横たわった俺の上にまたがらせる。
「フフッ、リーダーとこんな風になるなんて夢みたいでス」
カレンも本心では意外そうだと思ってはいたが、実際彼女のバージンをいただけるのはなかなか悪くないものだ。
俺の秘められていた征服欲が、俄然元気になってくる。
「俺も夢みたいだよ。いつもカレンにはからかわれているし、こういうのとは一番縁が遠いと思ってたから」
女性陣の中でも最後まで着衣だったのも大きいが。
「でも……こうしてカレンの全裸を見ると他の4人に負けないくらいエッチだ……」
まじまじとカレンの全裸を見つめながらの、俺の唐突な口説き文句に、彼女が頬を真っ赤に染める。
「さあ、早くこの上にのっかかって」
俺はペニスを指し示した。オチ×ポはまさに天井を向いてそそり立ち、熱い律動と粘膜を待つばかりになっている。
「えっーでも…いざとなったらキンチョーしますネ……シズルさんとのセックスを見ましたが―――」「……リーダーのオチ×ポの上に乗って、ワ
タシのオマ○コ受け入れきれるでしょうカ?」
「大丈夫だよ。これだけ濡れていれば。天然のパイパンを信じよう」
俺は念を押した。
カレン「わかりマシタ…リーダー、よろしくお願いしまス」
カレンは俺に全てを委ねる事を決めた。
俺は起き上がると、カレンの華奢な身体を掴んで、ペニスの上にアソコをあてがった。
「キャッ!?」
「いくよっ!」
俺は一喝し、ペニスのてっぺんに合わせ、カレンのオマ○コへと一気に引き下ろした。
「アッ、アアァーーーーーーーッ!!!」
カレンは絶叫し、硬直した身体が必死で抵抗する。
「き、キツイっ! カレンっ最初はきついだろうけど頑張って!!!」
俺は励ますと同時に、カレンの腰を掴んでまた引き下ろす。
スカレン「ヒィィィッ!!! イタァァァイッ!!! ダメェーーーッ!!!」
ミシッ、と鈍い音がして、先端が入り口にはまりこんだ。
カレンのオマ○コは潤みがあっても処女なのもあってか狭く、シズルさんとは別種の快感をもたらしてくるのに、俺は異様に興奮をかき立てられ
た。
「アァ……ヤァ……ウウッ!!」
カレンはオマ○コを開拓されていく痛みを押し殺すが、俺も我慢する余裕はない。
細い身体をグイッと引き下げる毎に、下から腰を押し上げて、タイミングを合わせつつオチ×ポでカレンの身体を貫いていく。
「ダメェッ! そっ、それ以上突かれたら裂けちゃいマスぅぅぅっ!!!」
ギシギシと膣壁がきしみ、あまりにもきついオマ○コの肉のひだをかき分けていると、俺自身も痛みに似た感覚に襲われる。
そして、不意に訪れる、先端への抵抗感。―――処女膜だ。
俺は無情に腰を突き上げた。 ブチッ、という何かを破るような感覚。そしてトロリと流れ出る液体の存在が、すべてを語っていた。
「ア……アッ! ウッ、ウウッ、クゥゥ…」
「はぁはぁ…おめでとう。これでカレンも、一人前の女だね……どう? 俺のオチ×ポでに大事なところをブチ抜かれた感想は」
「フウ、フウ…アウゥッ。――ハァン……すっ―――すごいデスゥ」
カレンの声が痛みから快感に変わりつつある響きを帯びる。
もう、カレンの身体は女の悦びに征服されているのかもしれない。
「ううっ。も……もう、あぁ…ううっ…」
次にカレンは、苦痛をなるべく避けるように身体の力を抜き始めた。
「そう。―――そのまま力を抜いて」
「アウゥ……アッ…もっ、もう‥‥リーダーのでぇ……お腹、いっぱい…デスゥ」
ジリッ、ジリッとオチ×ポは埋まり、カレンは唇を噛みしめている。
下から見上げると小さな肢体も、女らしい曲線を見せていることに気づく。
やがて―――俺の根元の辺りに、カレンの柔らかな花びらがまとわりついてきた。
「どう? 俺のオチ×ポを呑み込んだ気持ちは?」
カレン「ウ〜ン、お、お腹が裂けちゃうぅ。お腹の奥にぃ……つっ、突き刺さってますヨォォ…」
カレンはひきつった声で言う。
確かに、ふくれ上がったペニスに入り口が押し広げられ、クリトリスがカレンの赤毛並に痛々しく赤くなっている。
だが、今までからかわれてきた反動なのか、カレンの苦痛こそが逆に俺を高ぶらせた。
「我慢しなくていいからっ! 思いっきり突きまくってあげるよっ!」
俺は大声で宣言した。
「やっ! ダメ、ダメ―――アクゥッ! ! ヒィィィィッ!」
カレンは首を振ったが、俺は構わず腰を突き上げる。カレンの身体は軽く、持ち上げる姿勢での下からのピストンでもそう苦労はない。 狭すぎるオマ○コにオチ×ポの部分が激しくこすれて、横たわった俺の腰が自然と浮き上がってしまうくらい、たまらない快感だ。
「カレン―――いいよ……締まりすぎて引きちぎられそうだっ!」
「ウウッ!リ、リーダー…アーンッ! はっ、激しすぎますヨォッ!」
カレンは身体を揺さぶられるがままになっている。
激しく揺れてもまったく形を崩さない乳房のてっぺんで、小粒の果実がピン、と勃起していた。
「なんだ……乳首ピンピン勃ってるじゃないか。結構…感じてるんだっ!」
「―――そんなにイイなら、もっと強く、ちぎれそうな勢いでコネくり回してみて! そうすればもっと気持ち良くなるよっ!」
「は、ハイ…」
「さあ!」
「ウッ、ハアァン。クヒュゥゥ……アッ、アッ、アッ、アアッ!」
カレンは片手を自分の乳房にあてがった。
胸で一番感度の高い所を探るかのように、掌で掴み、まあるく揉み始める。
揉みしだいても、乳房は大きく形を変えることがない。
ただ、指の間からツンと頭を覗かせた紅い実だけがひどくエロティックだ。
「ウッ、クゥ……アウゥッ!」
カレンの身体が、ピクンと震えた。やはり胸の愛撫で感じているに違いない。
「もっとだ。もっと強く、丁寧に揉むんだ」
俺は言いながらペニスを突き上げる。
カレン「あっ! くぅっ! はぅぅぅっ!!!」
カレンは歯を食いしばって、快感に耐えているように見える。
俺は、俺のオチ×ポとカレンのオマ○コがつながっている部分に手を伸ばした。
全く生えていないパイパンから、時折顔を見せるクリトリスに、ツン、と触れる。
カレン「ヒイィィーーーッ!!! ラメェェェェ!!!」
カレンの全身が緊張した。俺はカレンの反応に構わず、指先を回転させ、クリトリスを転がし、皮を剥いていく。
「ヒィッ!!! ァハンッ! アッ、ハッ…ハァン。……ウウッ、クゥ…ッ!」
カレンのオマ○コが俺のペニスに突かれてよじれ、俺をいっそう激しく締め、責める。ゾクゾクするほどの射精感が俺の肉体を占領する。
「クッ、クダサイッ! リーダーの、ぜっ全部! 残らずっ、パイパンオマ○コにっ、クダサイ!」
カレンの懇願する顔が、俺にとどめを刺した。
狭い膣壁が削れるくらいに俺はペニスを出し入れし、カレンの小さな身体すべてを辱めるように、思いきり射精する。
「イッ―――イクウーーーーウウッッッ!」
ドクドクッ、ドクッ、ドクッ……!
―――カレンの膣内で2度目の射精したのに、縮みかけただけのオチ×ポをカレンの中から抜き出すと、俺はシズルさんの隣に彼女を寝かせ三人目
を選ぶ事にした。
(ああ―――)
三人目の相手と決めたナツ――伸びた黒髪を結わいた彼女はもう出来上がっていた。
「ふううん……」
俺とシズルさん、カレンの乱れっぷりを見せつけられたせいなのか。
虚ろな目をしてだらしなく涎を垂らしながら、大きく開いたオマ○コの肉ビラの中心部分の小さな突起を、指で無心に転がしていた。
森の水辺の中に開けた草地でしていたオナニーと同じように、幸せそうな吐息が聞こえてきそうなほど本気の触り方だ。
そんな高レベルの忍者である事を、忘れさせる程の妖艶なナツを見た俺のモノはもう、我慢の限界だ…。
今にも発射しそうなくらいにパンパンに張り詰めている。
ナツのオマ○コに突っ込みたい―――俺の先端から、先走りの液がトロリとこぼれて、地面に落ちた。
「ナツ……もう止めるんだ―――これ以上オナニーを見せられたら、我慢できなくなっちゃうよ」
ナツはすっかり自分の世界に入り込んで腰をヒクヒクさせながら、だんだんと大きくなっているクリトリスを起用に指先で転がしていた。
自分でクリトリスのちょっと上の方の肉を押さえつけるようにして包皮を剥く。
そして自分の身体から出た粘ついた愛液を絡めてピンク色に輝く珠を弄っていた。
「ねぇ…リーダー。これ……入れて、私の―――オマ○コに……いいでしょ?」
俺の言葉で現実に引き戻されたナツは、まだ半分以上快楽に溺れた虚ろな瞳でこちらを見つめながら、大きく足を広げて催促する。
「ナツ。向こうをむくんだ……」
ナツは俺の命令に諾々と従っている。地面に両手をつかせて、ナツにバックの姿勢を取らせた。
さながら、さかりの付いたメス犬のような格好のようだ。
「ナツ、行くよ。ナツのオマ○コに、俺のオチ×ポを深々とブチ込んであげるから……どう? うれしいでしょ?」
「―――うん、うれしい……」
「よし、だったらもっと、イヤらしい格好で俺の前にお尻を突き出して……。そうすれば、もっとナツのオマ○コに深く突っ込めるから……」 俺はナツの尻肉を掴んだ。パンと張った肉感的なヒップから、もう蜜をこぼし始めている花びらが覗いて、俺を誘う。
もう、躊躇はしなかった。俺は隆々と勃ったペニスを、肉の裂け目にグイッとねじ込んだ。
「アウッ! ああぁぁ―――!!」
ナツが、悲鳴とも歓喜の声ともつかない大声を上げる。オチ×ポは膣壁の粘膜を貼りつかせながら、ズブズブとナツの中へ埋まり込んでいく。
「ううっ……ハァン」
あまりの快感に、思わず声がナツの口から漏れる。ナツは処女だというのにシズルさんやカレンと違って痛がる素振りを見せない。
そういえば激しい運動のし過ぎて、処女膜が破れてしまう事があると聞くが、全裸で激しい体術を繰り広げるナツなら破けても不思議じゃない。
だったら遠慮する必要はないとばかりに、俺は付け根まで容赦なくオチ×ポを押し込んだ。
「ハァァッ!」
ナツの身体が緊張する。俺は間を置かず、ピストンを開始した。
「あっ、ふぅ……くっ、リ、リーダー、リーダー―――」
パン、パンと肉がぶつかり合う音が響く。オチ×ポが練れた肉に摩擦されて、俺は気が遠くなりそうになる。
「ヒィッ。あぁ―――イイッ、イイ……リーダー、リーダーぁぁぁ……」
ナツの肉が俺を何度も締めつける。泡だった蜜がグチュグチュとまとわりついてきて、俺のオチ×ポの下に垂れている袋を濡らす。
「あぁん……リーダー、もっと、もっとぉ―――突いてぇっ!」
ナツは貪欲に腰を振り立てた。俺は尻たぶをグイッと掴み、ピストンに拍車をかける。
「ヒッ……リ、リーダー、す、すご……い―――あ、来る。来るぅ…」
ナツの結わえた黒髪が別の生き物のように揺れ、白く細い背を打つ。
肌がだんだん紅潮し汗ばんでくるほどに、ナツの中はウネウネとくねり始め、俺を翻弄する。
「あぁ……そんな、奥まで―――あぁんっ!……イイよぅ…イイのぉ―――!」
うねりは徐々にふくらみ始め、波打つ膣壁がすごい勢いで、俺から欲望を絞り出させようとしている。 「ナツ……いいよ。ナツのオマ○コ―――‥‥
もう少しで…イかせてあげるよ……」
「う、嬉しい…あっ、リーダーのおっきいのが…お腹の中でウネってるのぉ…あぁんっ…もうダメなのぉ…来ちゃうぅ、来ちゃうよぉ、リーダー、
リーダーぁっ!」
ヒクン、ヒクンという痙攣がどんどん激しくなって、俺のオチ×ポを抱き込んで縛りつける。豊かな乳房が揺れる。乳首はもう、とっくにコチコチ
になっている。
「ヒィィッ―――あっ、あっ、アハンッ! スゴい……スゴいのぉ……リーダーっ!」
俺は追い込まれるようにピストンを速めていった。腰がとろけそうだ。恐ろしく速く脈打つナツのオマ○コに、俺は取り込まれていく。
「あぁぁ…く、来る、あぁぁぁぁ―――リーダーぁぁぁぁぁ!!!」
ナツが絶叫し、全身に一気に力が入る。途端に、グイグイグイッ、とオマ○コがきつく締まって、俺のペニスを狂わせた。
「いっ、行くよっナツっ―――!」
俺はオチ×ポをナツの尻肉に打ちつけた。射精の感覚が、俺の中をすごいスピードで這い上がっていく。
俺はその想いに駆られるように、ナツの中へとザーメンを思いきり吐き出した。
「あふぅぅっ!!! リーダーっ、リーダーぁっ!!! イッちゃうっ! イッちゃうのぉぉーーーっ!!!」
ドクドク、ドクッ、ドクッ‥‥。
鈍い快感。ふうっと意識が遠のく感じがある。ナツのオマ○コに何かを吸い取られているんだろうか?
まだ満足しない俺は一度ナツのオマ○コからオチ×ポを抜くと、仰向けになった。
「ほら。乗っかかって」
俺のペニスは、ナツの愛液にまみれ、獣じみた女の匂いをプンプンさせている。
ナツは立ち上がると、そこに吸い寄せられるように、熱いモノを埋めてほしくてヒクヒクと痙攣する秘肉をオチ×ポに合わせ、ズッ、と腰を降ろし
た。
ズブズブズブッ!
「ひぃぃぃっ!」
ナツは、俺の足をグッと掴んだ。愛液をかき分ける湿った音とともに、俺のオチ×ポがナツのオマ○コに沈んでいく。
「あっ、んっ、はぁぁ……イイッ! イイよぉ……」
根元まで埋め込み、ナツは腰をすりつけるようにして、俺のオチ×ポを堪能している。
「いいよ。―――好きなだけ動いてみて」
「あっ……んっ、くぅ、んんっ―――」
俺の言葉を聞くや否や、ナツは腰を振り始めた。結わえた長い髪が汗で濡れて身体に張りついている。
「うっ。くぅ……はぁぁ……」
ナツは大股開きで俺の上にまたがり、腰を震わせて自分でピストン運動を作り出していた。
「なに、そこにこすりつけたいの?」
ナツはリズムを取りながら、オマ○コ内の蜜壺のある場所に俺の先っぽをこすりつけている。 そこは少しざらついて、何か微妙な異物感があって、ぶつかる度に俺のオチ×ポの先端にも痺れるような快感が走る。
「あっ、いっ、いい……。すごっ―――くぅぅ……」
ナツは尻を回し、花びらをペニスでグチュグチュといたぶっては、抜ける寸前まで引き抜き、また奥まで突き入れた。
膣壁がザワザワとさざめき出し、俺のモノをギュッ、ギュッと絞りつける。
「くっ……んっ、はぁ―――当たる、当たるぅぅ……当たってるのぉぉぉっ!」
ナツの手足に力が入り始めた。しなやかな背を、くびれたウエストを、汗が伝っては流れる。
オマ○コとその蜜の匂いが、体臭と混ざって淫靡な匂いをかもし出す。
「あうぅ…すごい―――あっ、そこ、そこぉ……」
ナツは身震いし、オマ○コのいちばん奥までペニスを呑み込んだところで、腰を何度も前後させた。
「そこって―――自分で当ててるんじゃないか。もしかして俺の身体でオナニーしてる?」
「うっ、ああ……ひっ、も、もう……」
ナツは、俺のツッコミも聞こえてはいないのかもしれなかった。
俺はナツの尻肉をまさぐった。割れ目をくぐって、オチ×ポとオマ○コ 結合部の辺りをそっと撫でると、ナツは全身を激しく硬直させた。
「あぁっ―――やっ、い……く、イクわ、いっちゃうぅ―――」
ナツが狂ったようにピストンし始めた。
引き抜きかけ、突っ込み、突っ込んだところでクイクイと腰を蠢かせては、子宮口で男のエキスを吸い取ろうとする。
「うぅ……」
そんなに動かされては、俺ももう我慢なんてできるわけもない。
ナツの動きに合わせて、下から何度も腰を振り立ててやると、ナツは俺の身体の上で狂喜する。
「やっ、イク、イクわ―――いっちゃう、いっちゃうぅぅぅぅっ!!!!」
ナツが魔法の森中に聞こえるような声で絶叫した。
その途端、オマ○コは恐ろしく激しく震え、ナツが感じていた辺りからものすごいうねりがやってきた。
「くっ―――」
俺は唇を噛んだ。が、オーガズムの締めつけは俺の限界を瞬時に取り去り、俺は一気に欲望をナツの練れた膣壁に発射した。
ビシッ、ビシビシ……。
精液が吐き出されるにつれ、俺はまた、意識の一部を切りとられるような不思議な感覚に襲われる。
「ぁっ、あぁ―――………」
ナツは今際の声にも似た呻きを上げた。俺の精液を秘肉で受け止めながら、反射のように身体を痙攣させ、やがてグッタリと身体の力を抜いた。
そして丁度俺の胸へと倒れ込んでくるのを、俺も薄れゆく意識の中で微かに感じていた。 ※この話は15-361様の禁断の秘裂の応援話となります。
具体的には本文中の
う〜ん。しかしせわしなさそうだ。ここはやはり・・・。ここはやはり・・・・・。
から
童貞喪失その数日後・・・。
までの間に書かれなかった部分を自分なりに保管してみたものです。
後日残りの後半部分を投稿する予定です。
勢いで書いたのでオリジナルの作風と比較すると違和感を感じる箇所があるかもしれませんがご了承ください。 こういうので過去作を読み返すきっかけとなるといいな 薄れゆく意識の中、ピチャンと口元に液体が零れ落ちた感触がして、俺は現実に引き戻される。
「今度は…あたしよ」
熱を持った呼吸に合わせて、豊かな胸をゆっくりと上下させながら、レイチェルがナツを抱いたままの俺の頭上に立っていた。
彼女は忍者ではなくモンクなのだが、死者の殿堂でふざけてローブを羽織っていなかったせいで全裸され、 以後裸で戦っている。
レイチェルはそっと手で乳房をこね上げる。大きなお椀を伏せたような形のいいミルク色の乳房が、指先でいじられ、転がされる。
「ぐふ、うっ……ぁぅ……」
レイチェルが熱い息を吐きながら乳房をまさぐり、もう片方の手を、太腿の間に持っていく。
慣れた手つきで、ビラビラがハミ出してる秘裂を割り、花が2輪咲いているかのような花びらを開く。
「へぇ……非処女じゃないって言ってる割に、意外と綺麗なアソコじゃないか」
「だって、リーダーのオチ×ポ入れるんだから、綺麗にしとかないと」
俺に言われて、レイチェルは雄を欲する雌の表情を深くする。
そんな顔をされると、俺のオチ×ポは再び最大値まで堅くなり、レイチェルのオマ○コの奥まで、オチ×ポで突いてしまいたくなるのだ。
レイチェルの指は、濡れに濡れた花びらのすぐ上にある、まだ包皮も被ったままの花芯に這っていく。
「ハァン……んっ、あーん…」
爪が整った指先で、つぶすようにクリトリスをこねる仕草は、レイチェルが性に開放的なのもあってか余計に妖艶な感じがする。
「ソコが感じるの? さっきの水滴は……予想通りオマ○コからだったんだ」
俺の視線に感じたのか、レイチェルが自分を慰める指の動きをいつの間にか速めていた。
格闘で戦うモンクとは思えない程細く、華奢な指がクリトリスを摘み、クニクニと挟みつけると、皮が剥けてまるでルビーみたいに紅く、勃起して
いく。
「ぅふ…くぅ……アハンっ……」
ヒクン、とレイチェルの全身が痙攣する。立てた片脚の奥で、花びらから蜜があふれ出し、また俺の口元に零れ落ちて咽喉を潤す。
「―――ずいぶん濡れてきたね。やっぱり、前の男に仕込まれてて感度がいいのかな? …………正直羨ましい」
「あら、焼き餅を焼いてくれてるのかなー?」
当たり前だ。俺と同い年でこんな金髪で巨乳の美女をはじめてを奪っているのだから。嫉妬しない訳がない。
「安心して。もうあたしは、リーダーだけしか見えてないから」
快感に眉をしかめ、大きな瞳を潤ませながら、レイチェルは俺への想いを告白しながら愛撫を続ける。
細い指が膣口から愛液を導き出すと、内腿がベットリとラブジュースで濡れてくる。
「……もう、いいかな」
あれだけ濡れれば、充分に俺のペニスを呑み込めるはずだ。
俺の胸の上で気を失っているナツをそっと横に沿えると、レイチェルを受け入れる準備に入る。
「―――もういいよ……これ以上、レイチェルがオナニーし続けたら、後の楽しみが減っちゃいそうだし」
「ついにこの時が来たんだぁ…。いつもシズルとビオラばっかりで、羨ましくて仕方がなかったの」
レイチェルの脚の真ん中は俺のオチ×ポを食べさせてほしいらしい。
花びらが口を開き、よだれを流して、そこにブチ込まれるのを待っているようだ。
コチコチになったクリトリスだって、時折ヒクついて刺激をほしがっているのだ。
「じゃあ…待たせた分だけ、思いっきりサービスしないとねっ!」
俺は、もうビンビンに勃ったペニスを、レイチェルの入り口に押し当て、間髪を入れず、腰をグイグイと強引に押し進めた。
「ああっ―――! ど…どおっ……? あたしの、オマ○コの締りぃ…いいでしょぉ?」
レイチェルの声が裏返る。さすがに最後のセックスから、少なくとも俺達と冒険している間はしてる様子はなかったからか、かなりキツい締りだ。
俺はレイチェルのオマ○コをかき分けながら、ペニスをさらに押し込んでいく。
「はっ、はあぁんっ、うううーーっ!」
それでも濡れた秘肉は柔軟で、狭い膣壁もネットリとした潤滑油に助けられて、俺の猛ったオチ×ポは根元までレイチェルの中にズッポリと埋まった。
「あうぅぅぅーーっ!!!」
最後にグイッ、と腰を突き入れると、レイチェルは巨乳を揺らしつつ、華奢な背中を反り返らせて呻いた。
「すっ、すごいわぁ……初めての時よりっ! 断然気持ちいいっッ!!!」
ペニスを包むオマ○コはヒクン、ヒクンと痙攣し、俺のオチ×ポがレイチェルのアソコを思いっきり拡げていることがわかる。
ぬるついている癖に、ミシミシときしむ膣壁が、俺の雌を欲する本能的な気持ちを嫌でも高ぶらせていく。 「いいね。動くから」
「やっ、ダメッ! そんな激しくッ―――!!!」
皆まで言わせず、俺は激しくピストン運動を開始した。
「はぁっ、すごいっ! すごぉぉぉいーーーっ!!!」
グリュッ、グリュッ、とねじ込むようにすると、レイチェルはその度に全身をひどく緊張させる。
大きく開いた両脚が、カエルみたいにヒクヒクと蠢く。
俺のモノを呑み込んだ辺りの締め付けは凄まじく、オチ×ポから身体の全てが吸い取られるような気分にさせられる。
それは、ひどく刺激的だった。
「あうっ、あぅぅ――――っ!」
俺が腰を揺する度に、レイチェルの大きな乳房が一緒に揺れる。
ただオマ○コだけが違うリズムを刻んで、その小刻みな痙攣が俺のモノをますます固くしていく。
「ひっ、あうっ……そっ、ソーセージぃ……。りっ、リーダーのソーセージがぁ……あたしのアワビを貫いてるぅ――」
レイチェルの全身が豊満な胸も合わせてガクガクと揺れるのを、俺は両手で胸を掴んで揺れ具合を調整する。
俺のリズムで突くと、ベタベタの愛液が結合部から漏れ出し、粘ついたこすれ合う感覚に、俺は背筋がゾクゾクするくらい興奮する。
「はぁ。本気汁でベッタベタにしてるじゃないか。結構……感じてるんだ?」
「うん、うん!―――あっ。ああぁ……」
「最初の男と比べたらっ、どっちが気持ちいい?」
「リっ、リーダーの方が……いいにぃっ、決まってるわよぉ―――!」
言葉通り彼女のオマ○コ内の秘肉は蜜に浸され、レイチェルの太腿の付け根までこぼれ始めている。
「レイチェルは正直だね。この淫らな身体と…同じくらい」
「そっ、そうなのぉ――あたしはぁ、エッチにぃ…正直なのぉ」
俺が奥までオチ×ポを突くと、レイチェルの身体がせり上がり、引き抜きかけるとフウッと息を抜く。
そして、股からコポリと音がして、愛液が滴り落ちる。
まるで俺の思うがままに喘ぐ操り人形のようなレイチェルの姿に、俺の征服欲がイヤでも刺激される。
タイミングを見計らって、俺はレイチェルの腰を持ってグルンとオマ○コとの接合部を回転させた。
「ひゃああっ―――! なにっ!? なにするのよ!!?」
そして俺の後ろを向く角度にまで回した所で、今度は俺の胸元へとグイッと、俺も一緒に後ろに倒した。
「ひぃぃぃっ!!! あああぁ――――……っ!!」
レイチェルの声が、魔法の森の空気を切り裂く。丁度レイチェルは、俺の身体の上に仰向けになるような形だ。
どちらかと言えば不安定な姿勢に、抜けそうになったペニスがジンジンと熱を持つ。
「うっ、ああっ……この体勢っ! あたしの感じる場所を突いてるぅっ!」
レイチェルが不安定な姿勢を整えるように、両手と両脚をの俺の身体の脇についた。
「感じてる暇はないよ。ほら、自分で動いてみて……」
「えっ、あっ、こ……こぉ……?」
流石に昔の男とはこんな体制で、セックスした事はなかったのか、ぎこちなく腰を動かそうする。
「ほら、こんなふうにさ」
俺は、両手でガッチリとレイチェルのウエストを持って、身体を上下させた。
「ひあっ。あはぁぁんっっ―――!」
レイチェルの秘肉をえぐって、俺のペニスが出入りすると、膣壁はフルフルと細かい痙攣を始める。
「レイチェルはエッチが好きだからさ、レイチェルが好きなようにできる体位を取ってあげたんだ」
「くぅ……そ、そうなのぉ……。あっ、ありが―――ううっ!」
礼を言おうとしたレイチェルに構わず、俺は自分でオチ×ポをピストンする代わりに、レイチェルの腰を動かし続けた。
「ひっ、あっ、あっ、あぅぅ……」
と、徐々に―――徐々にレイチェルのオマ○コの動きが変わってきた。
「んっ、はっ、あぁん…くぅ……」
細く高い声が、何かを訴えるような意味合いを帯びる。それと同時に膣壁は、ザワザワと命を持ったようにさざめき始めた。
「―――すごいね。もう……自分で気持ち良く感じる動かし方のコツを掴みつつあるみたい」
「えっ、ええ…じ―――自分で、動かしたら、なんか……自然と……気持ちいい動き方見つけちゃって―――」
レイチェルは、自然と自分から腰を揺らし始めていた。
「あっ、ふぅ……ジンジンしちゃうよぅ―――」
俺のオチ×ポが出入りする度に、いちばん感じる肉芽にこすれるのが、レイチェルにはたまらないようだ。
「やっ、くぅぅ……ふぅぅ。あふぅぅ……」
感じ始めて粘度を増した愛液が、レイチェルの尻肉から俺の腹をベットリと汚す。
ちょっと甘酸っぱいようなレイチェルの匂いが、周囲に立ちこめる。
「やっと自分の身体に正直になってきたみたいだな……ほらっ、もっと感じたかったら自分で腰を振ってみるっ!」 「くぅっ、あっ、んっ、来ちゃう‥‥なんか来ちゃうよぉ‥‥」
天を向いて盛られた豊かな乳房に、ツンと添えられた勃起している乳首が、グミの実みたいに紅くなって震えている。
汗ばんだ肌がこすれ合って、キュウキュウと音を立てた。
「やっ、オマ○コがぁ……あうっ、あうぅ……」
レイチェルの太腿が、腕が、快感を支えきれないかのようにブルブルと痙攣している。
と、俺のオチ×ポが唐突にキュウウゥッ! と締めつけられた。
「うっ……」
思わず声が漏れる。この絶妙な体位が幸いしたのか、レイチェルの秘肉にゾクゾクと電気が走り始めたようだ。
俺もたまらなくなって、射精感を堪えつつ、レイチェルの身体の動きに合わせて腰を振る。
「はっ、はぅ……うっ、あっあ……なんか…イイのぉ…」
レイチェルはもう夢中で腰を揺すっている。膣壁は粟立ち、固くなりきったクリトリスがもげそうに充血して、愛液にまみれている。
「やあぁっ、き……来ちゃうわぁ、なんか、あぁぁ……」
レイチェルの全身が硬直し始めた。
「ほら、おもいっきりイくんだ!」
俺はレイチェルの巨乳を揉みしだいて、さらにピストンを速め、それに合わせて腰を揺すってやった。新たな律動に、レイチェルが絶叫した。
「やっ、あっ、もう来ちゃうぅっ!―――うっ、うぁぁ、あああぁーーーっ! イッちゃうぅぅぅーーーっ!!!」
途端に、レイチェルの秘肉は勝手な痙攣を始めて俺を翻弄する。奥からわき上がってくるような快感に、俺ももう限界だった。
ビクン、ビクビク、ビク―――ッ!
グチョグチョに濡れたレイチェルの蜜壺が伝えるうねりに、一気に俺のオチ×ポが爆発した。
「うう……っ!!!」
ドクン、ドクッ、ドクン―――。
気の遠くなるほどのオマ○コへの放出感と幸福感に溢れた感覚。
「……ぅぅ……」
俺の精液を受け止めて、レイチェルが低く声を上げた。ふっ、と重みが増えて、レイチェルが失神したことを俺は悟った。
俺はレイチェルを起こさないようにオチ×ポを慎重に引き抜いた後、起き上がり最後の一人であるビオラのいる所に視線を移したが、見当たらない。
「あぁ……」
目を閉じているレイチェルが大きく息をついたのに気を取られた瞬間―――。
ガバッッッ!!!!
誰かにいきなり抱き付かれ唇を奪われた。
「――――んぅ。……ぷぁっ、ちゅうぅぅうぅ……んっ、んっ。あむぅ……」
唇を舌でこじ開けられ、まるで俺の口内を蹂躙するかのようなディープキスに、混乱は加速する。
それはまるで、今まで散々おあずけをくらったペットの犬が、やっと食事の許可が下りた途端に、むしゃぶりつくかのような貪欲さだった。
「ぐふっ、ぅっ…ぁぐぅ……だ、誰?」
肺の中の空気まで吸い尽くさんとするような、猛烈な口づけに意識が遠のきそうになりながらも、俺は抱き付いてきた相手の正体を探ろうする。
「はむっ…ペロッ!ピチャァ…!……プハァッ…リ、リーダーァぁぁ……」
「くっ、むっ……んっ、ぅああ…ビ、ビオラ!?」
俺の唇に猛烈に舌を差し込み、全てを舐め尽くしても収まらないキスをしていのる者の正体、それはビオラだった。
美しい長いブロンドヘアーで、前髪をパッツンと整えたクールな元バルキリーの女忍者――の筈なのだが、今の彼女はクールと言えるのか?
俺は口を再びビオラの唇で塞がれてしまい、息が詰まりそうになりながらも、鼻で呼吸をして体勢を立て直そうとする。
そしてやっとの思いで彼女を引きはがした。
「――――っ! ぅぅ……ぷはぁっ! ……はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。ビオラ……どうしてこんな事を…?」
俺の問いかけにビオラは俯くと少し黙った後、顔をバッとあげてこちらを見つめた。
その瞳からは――――大粒の涙が溢れていた。
「だって…だって…リーダー……私の事を後回しにして……他の娘を抱いてばっかりなんだもの!」
女性陣の中で最も背が高く、誰もが羨む冷静沈着な麗人がビオラのイメージなのだが、今の彼女にその面影これっぽっちもなかった。
「だって、それは―――」
「わかってるわ……5人もいるんだら必然的に誰か最後になるって。でも、私は……先に貴方に選んで欲しかった……!」
ぽろぽろと零れ落ちる涙を拭おうともせずに、ビオラは俺への想いを語る。
ビオラの本心、 今回の特訓以前は俺の事を「おまえ」としか呼ばなかったからこそ、ギャップ萌えあってか彼女が愛おしくてたまらなくなった。
「ごめん……。一番最後だった分、精一杯愛すから……許してくれる?」
俺はビオラの腕を手に取って、グイッと地面に押しつけた。 ブロンドの長髪はさあっと広がり、綺麗な肢体、いい母乳を出しそうな発育の良い胸、そして…上付きの長いスジが露わになる。
「シズル以上に……愛して。ビオラのオマ○コに、リーダーのオチ×ポを突っ込んでぇ…」
「わかったじゃあ、見せてもらおうかな」
ビオラの長い両脚を思いきり開くと、ビオラのオマ○コがパックリと口を開けた。
「あっ―――!」
今まで散々シズルさん、カレン、ナツ、レイチェルとのエロを見せつけられ、舞ってる間にオナニーもしてたのか?
刺激されて紅く熟れた花びらが、トロトロの蜜にまぶされて淫奔に光っている。
「―――なんだ。すごくイヤらしい色になってるじゃないか」
「そっ、そうなの……貴方にいつ求められてもいいように、オナニーしてたの」
ビオラは熱っぽく俺を見つめて話す。その隙をついて、俺はいきり立ったペニスをビオラの秘肉に突っ込んだ。
「ヴヴヴッ――――――!」
ビオラは声もなく叫んだ。よっぽど俺のオチ×ポを待っていたんだろう。
パクパクと口を開け閉めし、歓喜に満ちた瞳でビオラは俺を見た。
「フフッ……」
俺は微笑んだ。ビオラを喜ばせるという行為が、ひどく嬉しかったのだ。
グイッ!
「あうぅっ!!! お願い、もっと奥に入れてぇっ! 奥まで行ったら、ズボズボしてぇ!!!」
途中まで埋まっていたオチ×ポを、腰に力を入れてさらに奥まで押し進める。
「どう? オナニーよりよっぽどイイでしょ?」
俺はビオラの身体を半ば引き起こすように地面に押しつけ、グイグイとペニスをこじ入れていく。
「ウグゥッ! ハァンッ! 大きいっ……大きすぎて、いいっ!」
「じゃあ、もっと奥に行くよっ」
蜜でグッショリと濡れたビオラのオマ○コは、狭いながらも俺をしっかりと受け止め、鈍い濡れた音を立てている。
「う……あぁっ―――」
「こんなにズッポリと咥え込んで……ビオラはホント、イヤらしいよ」
ビオラの愛液がネットリと俺の陰毛に付く。根元まで入ったのを確認して、俺は激しいピストン運動を開始した。
「ひっ、あぁぁぁ――――貴方のがっ、行ったり来たりしてるぅ……お願い、激しくしてぇっ!!!」
ビオラの身体が揺れる。上から見おろすと、端正なビオラの顔が歪み、大ぶりの乳房が、ピンと勃った乳首が震えるのすらよく見える。
「あふ、うぅぅ……あうっ!」
「おっ……ずいぶんと乱れて濡らしまくってるじゃない」
普段クールで顔色が変わりにくいだけあって、ビオラほど喘ぎさせがいのある娘は珍しいと俺は思った。
「俺もシズルさん、カレン、ナツ、レイチェルと抱いてきたけど、こんなに節操なく濡らしまくった淫乱ぶりはビオラが一番だよっ!」
汗と愛液でベトベトに濡れたオマ○コが、俺の重みを受けてビリビリと痙攣している。
「んっ、はっ、くぅぅ……」
「ほら―――グリグリとヨガり狂いながらコネ回してみてっ! 待ってる間…自分でクリトリスいじりまくってたんでしょっ!?」
「うぅっ……そうよぉ……クリトリス、弄ってた…。リーダーとの……セッ、セックスを、想像してぇ…」
ビオラは頷く。どうするんだろう―――俺は腰の動きを微妙に弱めながら見守った。
じれったくなれば、嫌でも刺激がほしくなってくるはずだ。
「んんっ―――」
―――案の定、ビオラは指先をクリトリスへと伸ばしてきた。
さっきのオナニーと同じように、上から押さえつけ、オチ×ポで微妙な振動を与えている。
俺は腰の動きを一気に速めた。
「ひぃぃぃっ―――!!!」
ビオラが叫ぶ。身体をほぼ半分に折り畳まれ、色っぽく赤らめた乳房が、俺の目の前でピストン運動に合わせて揺れている。
ここで仕切り直しとばかりに、俺は今度はオチ×ポを抜けるギリギリまで引き抜くと、角度を変えてビオラのオマ○コへと突き刺した。
「ううっ――――――!!!」
グチュグチュッ!
とイヤらしい音がして、俺のペニスはビオラの花びらに再びズブズブと呑み込まれていく。
「あっ――!ううぅぅ……」
引き絞められた腰とは対照的な、大人の丸みを持ったヒップが、俺のオチ×ポを受け止める。
「ふぅっ! ホントおいしそうに全部飲み込んだね……。どう、気持ちいい? 今度は別角度でタップリと味わって!」
「あくぅ―――うっ、はぁ…はぁ…」
オマ○コがオチ×ポを全部呑み込んだところで、ビオラはひと仕事終えたように息をついた。
俺はビオラに安息を与えたくないがごとく、彼女の片足を持ち上げると自分の肩の上にかかげて、更にペニスを奥へと撃ち込んだ。
「ひぃぃぃっ!!! あっ、ああっ………ああああぁーーー……っ!! 俗に言う松葉崩しという体位で、がっつりと開脚した状態で挿入するので、オマ○コの奥まで着ける。
「あぁ――――はぁ……うう―――っ!」
この体位の利点は激しくピストンしなくても、オマ○コへオチ×ポをグリグリとこすりつけるくらいの動きでも、快感を与えやすい事だ。
「ぅぅ…くふぅ…………あ、貴方のが、熱い……のぉ。だから……もっとぉ……続けて、ね?」
「い、言われずともっ」
俺は腰の動きを次第に早くして、オチ×ポを出し入れのペースを上げる。
松葉崩しは正常位の姿勢だから、俺視点だと挿入もピスントンもしやすいのだ。
手も届きやすいので空いた手を伸ばして、ビオラのプルプルのおっぱいを揉むのも忘れない。
「あっ、ああ……うぅ――――! ヒャアンッ!」
おっぱいを揉みつつ、指で勃起した乳首をクリクリと弄ると可愛い悲鳴を上げる。これを左右交互に繰り返した。
「ひっ!? うっ、あああああっっっ―――!! くっ、くうぅぅぅ……っ、んんぅうっ!」
両方の乳房を揉みしだかれ、乳首を弄られ続けた事で、ビオラの感度は上がる一方。
そこに俺のオチ×ポによるオマ○コの最奥への貫通連打。色とりどりの喘ぎ声のバリエーションは増え続けた。
「まだ…まだまだだよ…………ビオラ」
挿入時の側面へのアタックのしやすさ、ぐっと体重をかけて挿入しやすい体位なのを活かして俺は次の一手を打つ事にした。
俺は全体重をかけてビオラにのしかかる形でオチ×ポを子宮口へとぶつける勢いで押しつけた。
「ぐっ!!! うううぅぅ―――!あっ、ああ……うぅ――――!」
途端に膣肉の締め付けが強まる。全体重で子宮口を強く刺激されたせいか、オマ○コの反応や感度が高まっているらしい。
ビオラは大きく吐息を漏らすが、鍛えられた忍者の身体のおかげで強い刺激も快感になっているようだ。
「あっ、あふ……うぅっっ、ん―――」
やがてビオラの声が荒くなる。一度達した女の身体は敏感になるらしく、すぐそこに絶頂がやってきているのがビオラのオマ○コの感触でわかる。
グイグイとオチ×ポを締めつけたかと思うと、ヒクン、ヒクンという細かい小波がやってきてペニスをなぶる。
「やっ―――だっ、だめ……くぅ……」
「言ってよ。快感に耐えてダメじゃなくて―――気持ち良くてイイって言って!」
どうしてだろう。俺はひどく、ビオラを攻めたくなる。
クールな仮面を一枚残らずはぎ取って、グチャグチャにしてやりたくなる。
「ああっ……」
ビオラが一瞬黙る。俺はそれを許さず、オチ×ポのピストンをいっそう速めてやる。
「あっ、くっ―――あふっ、イ、イイ、気持ち……イイ―――気持ちイイのぉっ!」
ビオラの顔が真っ赤になる。俺のペニスは小刻みな痙攣を続ける蜜壁に締めつけられて、どうしようもない射精感が腰を走っていく。
「うっ、くっ、あぁんっ……イイ、イイのぉ―――」
ビオラはベットリと指先に愛液をつけ、花芯をこねまくった。クリトリスは大きく勃起して、つつくと破れてしまいそうにパンパンに張っている。
「あっ、うぅ、イッ、イイ、イクゥ、イッちゃうぅぅっ!」
ビオラの声が森に響きわたる。もう、堪えきれない。
「ほら、どこに出して欲しいかハッキリ言って! オマ○コっ!? それとも顔っ!? 言わないとこのまま抜いちゃうぞっ!!!」
「あっ、だ、出して―――オマ○コに、出して―――ちょうだい、熱いの―――イッ、イクゥ、わ‥‥私、イッちゃうぅぅぅぅっ!!!」
クールさとは正反対の言葉を吐き散らし、ビオラは全身を激しく震わせた後、一切の動きを止めた。
「あ――ああっ! その…まま。そのまま…。あっ、あ―――来る、来る来る来るうぅぅ!」
一瞬遅れて、オマ○コがビクビクと狂ったような痙攣を始め、俺のオチ×ポを一気に締め付けた。
「イクっ、いクぅ――いんぐ、いんぐっ! いぐぅ! いぐうううぅぅぅぅぅっっっ!!!」
「ううっ……ああああああっっっっ!!!」
ドグッ――――ドク、ドクドクドグっっっ!!! ドッックウゥゥゥン……!
俺は呻き、全力で締め付けた反動で脱力しかけているビオラの膣壁に、ビシビシと激しく打ち付けるようにオチ×ポの精液を吐き出した。
――俺が射精の余韻に浸っていると、ビオラがわずかに身じろぎをした。
「―――ぁん……リー……ダー……」
ゆっくりと目を開け、ビオラは、ヨロヨロと身を起こそうとしたがバランスを崩して再び倒れ込んだ。
乱れたブロンドの長髪が頬にかぶさり、普段の高貴でクールめいた顔が自堕落な娼婦みたいになっている。 どうやら意識も、ハッキリしていないようだ。俺はビオラの頭をねぎらうように撫でて上げる。
するとビオラは普段のクールなイメージとは裏腹な、まるで赤子が浮かべるような朗らかな笑顔を俺に返したのだ。
「…………幸せ。リーダー……ずっと、ずーっと一緒にいてね……」
そこにいたのは冷静な忍者でも発情した牝でもない。
隠していた想いを打ち明け、受け入れてもらい、満たされた一人の女性だった。
「うん……ずっと一緒だよ。ビオラ……」
俺はオチ×ポをビオラのオマ○コから抜くと、体勢を変えてゆっくりと顔を彼女に近づける。
ビオラは俺の顔に自分の顔を近づけると、先程の貪るようなディープな口づけではなく、そっと唇同士を重ねるようなキスをしてきた。
こうして5人全員を抱ききった俺は暫しの休息をとっていた。
一番最後に抱いたビオラはあの後気持ちよさそうに寝息を立てて横になっている。
俺を囲むようにシズルさん、ビオラ、ナツ、レイチェル、カレンが横になっている。
「じゃあ、もう一回、いいですか? リーダー?」
聞き慣れた、俺の初めての人の声。
意識ははっきりとしていた。
聞き間違える筈がない。
「―――ほら?私はいつでもオッケーですよ」
振り返った先には俺という男を知って更に淫らさに拍車をかけたシズルさんがいた
「―――どう?リーダー……?」
シズルさんは、俺にそのダイナマイトバディを見せつけるように、ゆっくりと身体を開く。
まるで見せつけ慣れたポーズ。男を操ることに慣れたような態度。俺との行為はそこまでシズルさんをよい意味で変えていた。
「シズルさん、脚……もっと開いて」
俺が言うと、シズルさんは思ったより素直に反応する。
俺はシズルさんの全身を舐め回すように見る。現金なもので俺のオチ×ポはもう臨戦態勢だ。
長く黒い髪。熟れた肉体。巨乳、と言ってもいいほどの豊かなバストは、しかしそのラインにひと筋の崩れもない。
ボンッ、とその存在を誇示する乳房は、すぐ下でキュッと締まって、削り取られたようなくびれにつながる。
さらにヒップの辺りはボリュームいっぱいに張りつめて、その内側の花びらは、大人の淫靡な曲線を描いていた。
「―――皆のを見たら、またしたくなっちゃって……」
「―――俺も、シズルさんの裸見たら、またしたくなっちゃった……」
考える事が同じだった俺とシズルさんは早速オチ×ポとオマ○コを合体させる準備に取り掛かる。
シズルさんは四つん這いになり愛撫もいらないとばかりに受け入れ準備の出来たオマ○コを晒す。
くびれた腰がグッと下がって、どこか雌豹めいた雰囲気がある。
「今のシズルさんには―――獣みたいなセックスがピッタリだと思うな」
俺は猛って天を向いているオチ×ポを、ダラダラとよだれを垂れ流すシズルさんのオマ○コに狙いを定め、そのまま突き入れた。
「はうっ―――!」
シズルさんの背が、電流が走ったように痙攣する。ペニスの周りを柔らかな粘膜が取り巻いてくる。 「あっ、あふぅぅ……」
ひどくキツくはないが、熱い、練れた締めつけが先っぽから根元までを呑み込んで、うねる。
「―――パックリ食いついてくるね。相当、欲しかったんじゃないの?」
「そう。そうなのぉぉ……あれからずっと、リーダーのセックス見てて…寂しかったの―――ああぁっ!」
肯定の言葉も、俺がズンッ、と最奥まで突き入れると高い喘ぎに変わった。
「あっ、あぅぅ―――んっ、はぁぁ……」
「上の口も、下の口も正直になったね」
シズルさんの身体がガクガクと痙攣する。長い脚が、しなやかな腕が震えた。
「うっ、ぁぁ―――んっ、はぁ……」
艶かしい声が、森にこだまする。でも、まだだ。俺はまだ、ゆっくりとピストンしていた。
このくらいじゃ、2戦目のシズルさんの身体はまだ満たされていないはずだ。
俺はシズルさんを喜ばせ、感じさせ、そしてイカせてやらなければ気が済まないのだ。
「あっ、ふぅ……んん―――」
シズルさんが、俺の律動を受け止めながら、そっとこちらを振り向いた。
目が―――目が訴えている。さっきまでの懇願の色とまた違う、どこか切なげに見える瞳。
「あっ、ぅぅ……もっと、激しくしてぇ……」
シズルさんは哀訴の言葉を吐いた。だが、俺はゆっくりと腰を使ったまま微笑む。
「なかなか満足できないみたいだね―――だったら、これはどう?」
「えっ? ――――ハァンッ!!!」
俺はグリッ、と子宮口をえぐるように一度だけオチ×ポで突いてやった。
「はうぅぅっ!!!」
全身が激しく揺れた。もしかしたら、Gスポットにうまく当たったのかもしれない。 俺の方にも、ビクリと激しい衝撃が上ってきて、これを続けていたらすぐにもイッてしまいそうだ。
だが俺は、一度きりで止める。俺もシズルさんも、満足するのはもっと後でなければいけない。
俺の反応に、シズルさんは白い尻肉をもどかしそうにまた震わせた。
「い……意地悪ね―――どうして……」
「どうしても何も。すぐ終わったらもったいないでしょ? 最初痛かったんだから、今度はシズルさんにもっと気持ちよくなってもらわないと」
俺は、腰を微妙に揺すり立てながら、シズルさんをあおるだけあおってやる。
花びらもオマ○コも、もうすごく敏感になっているのか、愛液をダラダラと流しながら俺のオチ×ポに貼りついてくる。
ひどく貪欲な身体だ。
「ひどい、ひどいわぁ……そんな…お願い、なんでも…何でも言うこと聞くからぁ……早く突いてぇっ! 突きまくって狂わせてぇっ!」
オチ×ポを抜きかけては入り口で軽く動かし、最奥まで突っ込みかけては抜くという行為を繰り返す。
このままではシズルさんはじれて悶え死んでしまうかもしれない。
―――そんな気持ちが、俺をますますサディズムへと駆り立てるのだ。
「うぅ……あふっ…うっ、動いてぇ―――お願いぃ……」
シズルさんはついに、自分から腰を押しつけ振り立てようとしてきたが、俺はのらりくらりとそれをかわす。
ペニスにくる刺激が、微妙に変化して、シズルさんはそろそろ限界に近付いているのかもしれなかった。
「―――ここはどう?」
俺は不意に、愛液をまぶした指先でアナルを軽くいじった。
「あううぅっ!」
潤滑油のせいか、指先はネットリ、と薄茶のすぼまりに吸い込まれる。
「あっ、くぅっ、ソコはだめぇ……」
シズルさんは猫にも似た呻きを上げ、ついに涙混じりの声で言った。
「何とかしてぇっ! 何でも言うこと聞くからっ! ……このままじゃ、切なくて死んじゃうぅ……!」
そんなシズルさんが愛おしくて……さらに俺はシズルさんの片足を抱え上げた。
「あっ……」
パックリと口を開いたアソコは、白く泡立ちかけたねばっこい愛液をたらし、淫乱な形に歪んでいる。
―――グチュッ!
「ヒィッ―――あうぅぅっ!!!」
シズルさんのオマ○コからオチ×ポを抜ける寸前まで引き出すと、思いっ切り挿入し直す。
ズブズブとイヤらしい音を立てながら根元まで一気に呑み込んでいく。
「すごいな―――グチョグチョになって、プックリふくらんで俺のモノを思いっきり呑み込んで―――」
「あっ、りっ、リーダーのっ……奥まで、あぁっ!!」
俺はシズルさんの腰を掴み、俺のオチ×ポに呼応させるように動かす。シズルさんの、敏感な陰核が真っ赤に勃起しているのが見える。
「うっ、くぅぅ‥‥だめぇぇ‥‥」
シズルさんは両腕と片足でバランスを取りながら、俺のピストンを全身で受け止めている。
天を向いた乳房は汗に滲み、上気して、てっぺんの木の実は皺が寄るほど緊張している。俺は存分に腰を使った。
「ひっ、だめ、そっ、そんなに強く……うぁぁ……」
激しく揺さぶられ、時折体勢を崩しそうになるのを、シズルさんは全身で懸命に堪えていた。
「ああ……」
俺は愛液にあふれるシズルさんのオマ○コをえぐり、そのあったかいぬかるみを楽しむ。
まるで全身がオチ×ポになったみたいに気持ちいい。
「いいよシズルさん、シズルさんの中……そのイヤらしいオマ○コで、もっと俺のモノを締め上げてっ!」
「ううっ、だっ―――だめぇ……」
そろそろシズルさんは絶頂への階段を上り始めたようだった。
膣壁はヒクン、ヒクンと呼吸するように痙攣し、俺のオチ×ポをギュッと抱きしめてくる。
「んっ、はっ、はう……」
熱い息。髪が少し汗で貼りついているのが、なかなか色っぽくて、俺はさらに腰の動きを激しくした。
「あぁっ、か、感じちゃう―――!」
入り口でグニグニとこね、奥まで突っ込んであちこちを突きまくる。そして俺の先端は、シズルさんのGスポットを捉えていた。
「どこがいいのシズルさん、感じるところを突いてほしいんだったら、もっと腰を振って動いてよ!」
「あぁっ、そこはぁ……だっ、だめぇぇっ!!」
白い下腹部が、艶かしく波打つ。俺の肩に乗った脚が、ビリビリと緊張している。それに呼応するように、シズルさんの秘肉も大きなうねりと小さ
な痙攣を繰り返す。
俺ももう、こみ上げてくる射精感に勝てそうになかった。グイッ、と突っ込んだところで、グリグリとオチ×ポの先端でシズルさんの急所をえぐった。
「ひぃっ―――もっ、もう限界ィィッ! イッ、イクッ、イッちゃうぅぅぅっ!!!」 シズルさんはあられもなく叫ぶと、俺に何度も腰を打ちつけた。
「ううっ……」
俺も限界だ。激しいオマ○コの締めつけに襲われ、シズルさんの律動に合わせ、俺も狂ったように腰を振った。
「あぁぁぁ―――! イ……イクイク…イクイクイクイクイク――――――――!!!!!」 」
「くっ……!」
俺とシズルさんは同時に達した。痺れるような痙攣の中で、俺のペニスはドクドクと精液を射出していく。
「あぁ……はぁ、はぁ―――中にぃ……いっ、ぱぁいっ……」
ザーメンがすべて吐き出されるのを待つかのように、シズルさんはグッタリと力を抜いて、地面へと崩れ落ちた。
こうして俺とシズルさんの2戦目は終わった。
これからもシズルさん、ビオラ、ナツ、レイチェル、カレンと、この関係は続いていくのだろう。
嬉しかったが、俺の精力がもつのかが、唯一の不安だった。
フェアリークィーンから精力回復用アイテムがないか、聞いてみようかな……。
本編「童貞喪失その数日後・・・。」に、続く
これで後編は終わりますが、連続投稿レス数の制限上、こちらに纏めてあとがきも書きましたので、保管庫登録時はここから以下登録なしでお願いします
急いで投稿したせいで改行ミス、校正ミスが見つかっており、後半投稿完了後にミスの多い前編の修正版を投稿し直す予定です
可能なら明日には投稿予定ですのでご迷惑をかける事を御了承下さい……話自体はこれで完結して読むのは問題なので感想はもうしても大丈夫です
また前編と後編を繋げて登録する際はその間に3行分の間隔を空けてもらえると助かります
ただ後編も修正版を出すほどではないにせよ数文字レベルの小さなミスが見つかっているので、保管庫管理人様には申し訳ないのですが、保管する際に以下の箇所の修正をお願いします
※ここからは文字が抜けてたり間違っていた部分が判明した文です
※< >内の字が抜けていた字を追加したり間違ったのを直した部分となりますので、保管庫に登録する際は< >の字だけ直して< >の部分は消して下さい
※レスアンカー制限関係上>>部分は殆ど大文字の>>にしてある事をご理解下さるようにお願いします
>>111彼女は忍者ではなくモンクなのだが、死者の殿堂でふざけてローブを羽織っていなかったせいで全裸<に>され、 以後裸で戦っている。
>>111当たり前だ。俺と同い年でこんな金髪で巨乳の美女<の>はじめてを奪っているのだから。嫉妬しない訳がない。
>>112レイチェルが不安定な姿勢を整えるように、両手と両脚<を>俺の身体の脇についた。
>>112流石に昔の男とはこんな<体勢>で、セックスした事はなかったのか、ぎこちなく腰を動かそうする。
>>113俺の唇に猛烈に舌を差し込み、全てを舐め尽くしても収まらないキスをして<いる>者の正体、それはビオラだった。
>>113女性陣の中で最も背が高く、誰もが羨む冷静沈着な麗人がビオラのイメージなのだが、今の彼女にその面影<は>これっぽっちもなかった。
>>113ビオラの本心、 今回の特訓以前は俺の事を「おまえ」としか呼ばなかったからこそ、ギャップ萌え<も>あってか彼女が愛おしくてたまらなくなった。
>>114今まで散々シズルさん、カレン、ナツ、レイチェルとのエロを見せつけられ、待ってる間にオナニー<で>もしてたのか?
>>114「ひぃぃぃっ!!! あっ、ああっ………ああああぁーーー……っ!! <」>
>>116シズルさんの背が、電流が走ったように痙攣する。ペニスの周りを柔らかな粘膜が取り巻いてくる。 「あっ、あふぅぅ……」
↓これは改行ミスで以下が正しい
シズルさんの背が、電流が走ったように痙攣する。ペニスの周りを柔らかな粘膜が取り巻いてくる。
「あっ、あふぅぅ……」
※最後に>>114の以下の文の間に二行も抜けていた文がありました『』内の文を保管庫登録時に入れておいてもらえるとありがたいです。
ビオラは声もなく叫んだ。よっぽど俺のオチ×ポを待っていたんだろう。
『彼女も処女なのだが、痛がる素振りは見せない。ナツのように既に破けてしまったのか、待っている間の入念なオナニーのおかげか……。』
『なんにせよ痛がるよりよっぽどいい。俺もビオラも気持ちよくなる為にセックスをするのだから』
パクパクと口を開け閉めし、歓喜に満ちた瞳でビオラは俺を見た。 禁断の秘裂の作者だが、俺が書いたSSの二次創作が読めるとはビックリしたw
つーか、BCFの三次創作だわなwでも自分の作り出したキャラがズコバコしてるって不思議。
二番目がカレンだったから、オイオイって突っ込もうとしたらオーラスのビオラをそう使うとは上手い。
よく読みこんで下さいました。
まあ一つだけ言わせてもらうと、リーダーの童貞喪失はシズルさんに突っ込んだ瞬間に暴発してるわなw
つーか下手したらシズルさんの割れ目に先っちょが触れた瞬間にドピュドピュ・・・。
ああ、やってしまった。シズルさんが唖然とした表情で俺を見つめている。
どうしよう?だが、幸いにもまだ固いままだ。俺はこれを利用しようと思った。
「い、今のは予行演習なんだよ。ほら、「本番」って言うでしょ。だからこれからが「本番」」
俺は何事もなかったかのようにシズルさんのオマ○コに挿入した。 本編「う〜ん。しかしせわしなさそうだ。ここはやはり・・・。ここはやはり・・・・・。」からの、続きの話。
俺は手早く着ている物を脱いで全裸になると、くんずほぐれつ状態の5人の中から、まずシズルさんを引き寄せる。
「あっ――――」
一番目に選ばれた事で、シズルさんは嬉しそうだ。俺は抱き寄せたシズルさんを横たわらせると、その肢体をじっくりと検分する。
黒い艶やかな長髪に優しさと清楚さを兼ね備えた容貌、豊かな乳房、華奢と肉感的魅力が共存する一糸纏わぬ身体、まさに女神が相応しい。
そしてさっきの尋問のせいなのか、それともオナニーしてる時からそうだったのか、シズルさんのオマ○コは、今にも垂れそうな蜜を滴らせていた。
「もうここは洪水だね。ずーっと我慢してたんだ……シズルさん?」
俺は、シズルさんの淫液にまみれた割れ目に、腹を打ちそうなまでに勃起したペニスを押しつけようとした。
ずっと夢見ていたシズルさんのオマ○コ……。その気持ち良さは入口にオチ×ポの先端が触れただけで暴発しそうになる程の心地よさだ。
だけど俺は必死に耐えた。ここで射精したらカッコ悪すぎるし、こんな調子で暴発し続けたらシズルさんをイカせる前に自分が果てかねない!
「そうなのぉ…。本当はリーダーのオチ×ポ! 欲しかったけど…ずっと我慢してたの!」
今すぐ俺のオチ×ポが欲しくて欲しくてたまらない、肯定の声に、俺は嬉しくなった。
「だから、こんなにビショビショなんだ?」
俺はギュッとシズルさんの足首を押さえつけた。
「あっ……!」
もうシズルさんには構わず、グショぬれの肉のスリットに、ついに先端を押し入れ――――ようとする瞬間に限界が来てしまった。
―――――ドピュ、ドピュッ! ドピュピュッッッ!
……ああ、やってしまった。シズルさんが唖然とした表情で俺を見つめている。 控えている4人も、挿入直前の射精に呆気に取られている。
どうしよう?だが、幸いにもまだ固いままだ。俺はこれを利用しようと思った。
「い、今のは予行演習なんだよ。ほら、『本番』って言うでしょ。だからこれからが『本番』」
1回目より2回目の方がイキにくい、シズルさんの初めての痛みを出来るだけ和らげる為、あえて精液も潤滑液代わりにスジへと練り込んだ。
そんな理由、言い訳とも言うが……を真剣に説明すると、シズルさんも納得してくれたようだ。
「リーダー……。そこまで、私の事を想って……ありがとう」
素直に信じてくれたシズルさんに感謝しつつ、俺は何事もなかったかのように改めてシズルさんのオマ○コに挿入した。
「――――あぅぅっ!!! イッ…痛いぃ…ッ! でも嬉しぃ…ッ!!!」
痛いという事はシズルさんの処女を散らした証であり、憧れの長い黒髪の優しいお姉さんの初めてとなった俺は思わず射精しそうになった。
「……大丈夫っ。エッチなシズルさんだから、心配しなくてもすぐに喘ぎだすよ…」
必死に耐えながらそのまま腰を進めると、俺のオチ×ポはズブズブとシズルさんの中へと埋め込まれていく。
「ああっ!!! ううぅ……あふぅっ!!!」
シズルさんが呻く。苦鳴とも、快感の喘ぎとも、どちらとも取れる声だ。
「どう?―――初めて突っ込まれた本物のペニスの味は。オナニーとは比べものにならないでしょ?」
「あっ、くっ、ううっ…いっ、いい…のぉ…」
俺は言いながら、グイグイとシズルさんのオマ○コにオチ×ポを埋めていった。オチ×ポの周りを取り巻く、熱っぽい膣壁の感触がたまらない。
十二分な量の蜜が潤滑油になり、なおかつシズルさんがオナニーで慣れていたことも幸いだった。
俺のいきり立ったオチ×ポは意外とスムーズにシズルさんのオマ○コに納まった。
「ハァ、ハァン…。やっ、やぁん……こんなの……はじめてぇ。ウウッ…」
「見てよ。シズルさんのイヤらしい下の口がオチ×ポ、俺のを根元までズッポリとくわえ込んじゃった」
「あーん、リーダーのが貫いてるぅ……」
シズルさんは唇を噛みしめ、いやいやをするが、形だけで抵抗が感じられるほど力がない。
俺はもう我慢ができなくて、すぐにピストン運動を始めた。
「あっ、イッ、痛……あぁっ!」
さすがに男のピストンは衝撃が大きいのか、シズルさんが苦痛の声を上げる。
キツ目のアソコが俺のペニスに思いきり広げられて、花びらがひきつったように震えた。
「ハァン、ハァァ……」
シズルさんの顔が歪んでも、俺は腰を動かし続けた。グチュグチュと濁った愛液の音がこだまする。 俺はそれに興奮し、シズルさんは頬を赤らめた。
「くぅぅっ、あっ、いっ、痛いぃ…。でもぉ……気持ちいいよぉ……!」
シズルさんのなだらかな下腹部が痙攣している。俺は狂ったように腰を振り続けた。
シズルさんの快感を感じつつも苦しげな呼吸―――本当はかなり痛いんだろうか?
「―――正直に言って欲しいんだけど…やっぱり初めてだから、結構痛いの?」
俺が聞くと、シズルさんは綺麗な長い髪を靡かせながら、小さく首を縦に振った。
「じゃあ、気持ちよくなる方法を教えてあげる。自分でクリトリスをいじるんだ」
「あ……ぅぅ…リーダーぁの前で…いじるのぉ……」
両手をそっとオマ○コにあてがい、敏感なボタンの辺りを軽く押さえ始めた。
「いつも自分でやってる事だから、手慣れたものでしょう? 俺にタップリと見せてよ」
「あーん…わ、わかりました…」
俺はシズルさんを貫きながら、ニコリと笑った。
シズルさんは俺の笑みに操られたように、ゆっくりとクリトリスをいじり始めた。
ピクン、とシズルさんの身体が痙攣する。
「…フフッ、さすがに手慣れてるね。シズルさんいつもそうやってるんだ。とってもエッチだね」
「あ‥‥くぅ‥‥そんな‥‥いっ、言わないでぇ‥‥」
かろうじて否定してみせるが、今までの淫乱っぷりから本当に俺の言葉を否定したのかどうかは疑わしいものだ。
虚ろな表情で俺のピストンを受けとめ、一心不乱に花芯をなぶり続けるシズルさんを見れば……。
「あっ、ハァン…んんっ―――」
シズルさんの声音が変わってくるのと同時に、膣肉が練れてくる感じがあった。
「―――やっと、本気になってきたみたいだね」
感じているのは明らかだったが、意地でも言葉で言わせたいと言う衝動にかられてくる。
俺は下半身に全神経が集中しているのを逆手に取り、シズルさんの両乳首を思い切りひねり上げてやる。
「ヒィィィッ!!!」
予期せぬ突然の事態に、シズルさんはたまらず奇声をあげてしまう。
と、それと同時に…。
「なんだシズルさん…乳首をひねられて、また一段と濡れてきたんじゃない?」
「ヒッ!……か、感じちゃ……ウウッ!」
という通り、乳首をひねった直後の濡れようは尋常ではない。まるで潮を吹いたかのような濡れようだった。
「シズルさん、体がこんなに反応してるって事は……胸を責められるのも好きなの?」
「そっ、そうなのお。私……リーダーに胸を責められて喜ぶ変態なんですぅ…。あうっ!」
いかもに嗜虐的に問い掛けるととシズルさんは更に濡らして、指示してもいないのに腰使いに一層拍車をかけはじめた。
「なんだシズルさん、いじわるされて更に感じてきたの?」
「ああっ! そんなっ、そんなぁ…。でも……でも……腰が勝手に…あふぅぅぅっ!!!」
……やはりシズルさんには、マゾの素質が多分に備わっているようだ。
乳首をひねったのを契機に、感じ方が加速度的に上がってきている。
「はぁっ…んっ、あ、あぁんん……」
もはやシズルさんに否定の言葉はない。口から漏れるそれには、鼻にかかった甘ったるい喘ぎしか聞き取ることはできない。
「あふぅ…うぅぅんっ……」
羞恥を忘れ、俺の存在すら忘れたかのように貪欲に快感を貪り続けるシズルさん。
さすがの俺も、そんなシズルさんの姿を見せつけられ、すでに限界を感じつつあった。
オチ×ポを包む膣肉がヒクン、ヒクンと呼吸するたびに、尾てい骨の辺りから快感が駆け上ってくるのがわかる。
「ハァンっ、んん…」
シズルさんはもう、熱にうかされたようにクリトリスを愛撫し、腰を揺すっている。蜜がドロリ、と濁って地面へと垂れる。
「ぅ…んっ、あ…だ、だめぇ…あふっ…いっ、いぃのぉ…」
辛そうで、それでいて甘い喘ぎ声。シズルさんの蜜壁はトロトロになっていて、クリトリスも真っ赤に充血して、包皮が完全に剥けきっている。
「あうっ…私、わたし…だめぇ…」
「シズルさん―――どう? 待望のオチ×ポでいやらしいオマ○コぐちょぐちょにされる気分は……」
「うっ、うぅぅ‥‥」
シズルさんは呆けたように艶やかな黒髪を揺らしながらかぶりを振る。俺がぎっちりと握っている脚に、ギリギリと力が入る。
もうシズルさんの秘壷は、溶鉱炉みたいに熱くうねっている。全身が浮くような射精感が駆け上る。俺のオチ×ポも、そろそろ限界だった。
「ウウッ! …よし、そろそろだ……出すよ、シズルさん…中だ。シズルさんのオマ○コの中に、タップリと流し込んであげる…」 「あぅぅっ! くはぁぁ! 中にぃ…オマ○コの中にぃぃ――!」
「言われなくてもっ! もう限界だっ! ウウウッ!!!」
俺の絶頂と呼応するかのように、シズルさんの絶叫が響きわたる。
「アウゥッ! ダメェェェッ! イイのぉぉっ…もうダメェ…イッちゃうっ! イッちゃうぅぅーーーっ!!!」
シズルさんはすでに自分でも何を言ってるのかわからない状態のようだった。
俺は蜜でグシャグシャになった膣壁をこね、突きまくって、精液をすべてシズルさんの中へと吐き出した。
「あぁぁぁぁっ!!! オマ○コにぃ‥‥オマ○コの中に入ってくるぅぅぅっ!!!」
ドクッ、ドクッ……。
シズルさんが全身で射精を受け止める中での鈍い放出感。腰がとろけそうだ―――頭の芯が、フウッと軽くなる。
一瞬遠のきかけた意識が戻ってくると、俺の下でシズルさんは目を閉じていた。軽い失神状態なんだろうか。
俺の意識も少しだけ飛んでいたような気がするが……それほどシズルさんでの童貞卒業は気持ち良かったのだ。
シズルさんが小さく身じろぎをした。
「……ぅ……」
その瞳はぼうっとして、光に欠けている。気はついたものの、まだ朦朧としているんだろう。
俺はシズルさんのオマ○コからゆっくりとペニスを引き抜き、彼女をそっと脇に寝かせると次の相手に向かった。
二人目の相手はカレンだ。
彼女を選んだのは、シズルさんをイカせた事で自信がついたので、次はカレンを見返してやりたいという気持ちがあったのかもしれない。
俺達の中だと最年少で凸凹の比較的少ない、赤毛なカレンの肢体は、ビショップの割りに無駄肉一つなく、小柄なわりには伸びやかだった。
なかなかそそるヌードに、俺のオチ×ポが再び硬化してくるのがわかる。
「次は……ワタシですカ?」
シズルさんと俺のセックスに当てられたのかカレンは熱っぽく答える。
その証拠に陰毛の痕跡が一切ない綺麗なパイパンは濡れ濡れで、クリトリスは更に膨張していた。
男と女が全裸である以上やる事は一つ、俺はカレンの身体を、横たわった俺の上にまたがらせる。
「フフッ、リーダーとこんな風になるなんて……夢みたいでス」
カレンも本心では意外そうだと思ってはいたが、実際彼女のバージンをいただけるのはなかなか悪くないものだ。
俺の秘められていた征服欲が、俄然元気になってくる。
「俺も夢みたいだよ。いつもカレンにはからかわれているし、こういうのとは一番縁が遠いと思ってたから」
女性陣の中でも最後まで着衣だったのも大きいが。
「でも……こうしてカレンの全裸を見ると、他の4人に負けないくらいエッチだ……」
まじまじとカレンの全裸を見つめながらの、俺の唐突な口説き文句に、彼女が頬を真っ赤に染める。
「さあ、早くこの上にのっかかって」
俺はペニスを指し示した。オチ×ポはまさに天井を向いてそそり立ち、熱い律動と粘膜を待つばかりになっている。
「えっーでも…いざとなったらキンチョーしますネ……シズルさんとのセックスを見ましたが―――」
「……リーダーのオチ×ポの上に乗って、ワタシのオマ○コ受け入れきれるでしょうカ?」
「大丈夫だよ。これだけ濡れていれば。天然のパイパンを信じよう」
俺は念を押した。
「わかりマシタ…リーダー、よろしくお願いしまス」
カレンは俺に全てを委ねる事を決めた。
俺は起き上がると、カレンの華奢な身体を掴んで、ペニスの上にアソコをあてがった。
「キャッ!?」
「いくよっ!」
俺は一喝し、ペニスのてっぺんに合わせ、カレンのオマ○コへと一気に引き下ろした。
「アッ、アアァーーーーーーーッ!!!」
カレンは絶叫し、硬直した身体が必死で抵抗する。
「き、キツイっ! カレンっ、最初はきついだろうけど頑張って!!!」
俺は励ますと同時に、カレンの腰を掴んで上げた後、また引き下ろす。
「ヒィィィッ!!! イタァァァイッ!!! ダメェーーーッ!!!」
ミシッ、と鈍い音がして、先端が入り口にはまりこんだ。
カレンのオマ○コは潤みがあっても処女なのもあってか狭く、シズルさんとは別種の快感をもたらしてくるのに、俺は異様に興奮をかき立てられた。
「アァ……ヤァ……ウウッ!!」
カレンはオマ○コを開拓されていく痛みを押し殺すが、俺も我慢する余裕はない。
細い身体をグイッと引き下げる毎に、下から腰を押し上げて、タイミングを合わせつつオチ×ポでカレンの身体を貫いていく。
「ダメェッ! そっ、それ以上突かれたら裂けちゃいマスぅぅぅっ!!!」 ギシギシと膣壁がきしみ、あまりにもきついオマ○コの肉のひだをかき分けていると、俺自身も痛みに似た感覚に襲われる。
そして、不意に訪れる、先端への抵抗感。―――処女膜だ。
俺は無情に腰を突き上げた。 ブチッ、という何かを破るような感覚。そしてトロリと流れ出る液体の存在が、すべてを語っていた。
「ア……アッ! ウッ、ウウッ、クゥゥ…」
「はぁはぁ…おめでとう。これでカレンも、一人前の女だね……どう? 俺のオチ×ポでに大事なところをブチ抜かれた感想は」
「フウ、フウ…アウゥッ。――ハァン……すっ―――すごいデスゥ」
カレンの声が痛みから快感に変わりつつある響きを帯びる。
もう、カレンの身体は女の悦びに征服されているのかもしれない。
「ウウッ。も……もう、アァ…ウウッ…」
次にカレンは、苦痛をなるべく避けるように身体の力を抜き始めた。
「そう。―――そのまま力を抜いて」
「アウゥ……アッ…もっ、もう……リーダーのでぇ……お腹、いっぱい…デスゥ」
ジリッ、ジリッとオチ×ポは埋まり、カレンは唇を噛みしめている。
下から見上げると小柄な肢体も、女らしい曲線を見せていることに気づく。
やがて―――俺の根元の辺りに、カレンの柔らかな花びらがまとわりついてきた。
「どう? 俺のオチ×ポを呑み込んだ気持ちは?」
「ウ〜ン、お、お腹が裂けちゃうぅ。お腹の奥にぃ……つっ、突き刺さってますヨォォ…」
カレンはひきつった声で言う。
確かに、ふくれ上がったペニスに入り口が押し広げられ、クリトリスがカレンの赤毛並に痛々しく赤くなっている。
だが、今までからかわれてきた反動なのか、カレンの苦痛こそが逆に俺を高ぶらせた。
「我慢しなくていいからっ! 思いっきり突きまくってあげるよっ!」
俺は大声で宣言した。
「やっ! ダメ、ダメ―――アクゥッ!! ヒィィィィッ!」
カレンは首を振ったが、俺は構わず腰を突き上げる。カレンの身体は軽く、持ち上げる姿勢での下からのピストンでもそう苦労はない。
狭すぎるオマ○コにオチ×ポの部分が激しくこすれて、横たわった俺の腰が自然と浮き上がってしまうくらい、たまらない快感だ。
「カレン―――いいよ……締まりすぎて引きちぎられそうだっ!」
「ウウッ!リ、リーダー…アーンッ! はっ、激しすぎますヨォッ!」
カレンは身体を揺さぶられるがままになっている。
激しく揺れてもまったく形を崩さない乳房のてっぺんで、小粒の果実がピン、と勃起していた。
「なんだ……乳首ピンピン勃ってるじゃないか。結構…感じてるんだっ!」
「―――そんなにイイなら、もっと強く、ちぎれそうな勢いでコネくり回してみて! そうすればもっと気持ち良くなるよっ!」
「は、ハイ…」
「さあ!」
カレンは片手を自分の乳房にあてがった。
「ウッ、ハアァン。クヒュゥゥ……アッ、アッ、アッ、アアッ!」
胸で一番感度の高い所を探るかのように、掌で掴み、まあるく揉み始める。
揉みしだいても、乳房は大きく形を変えることがない。
ただ、指の間からツンと頭を覗かせた紅い実だけがひどくエロティックだ。
「ウッ、クゥ……アウゥッ!」
カレンの身体が、ピクンと震えた。やはり胸の愛撫で感じているに違いない。
「もっとだ。もっと強く、丁寧に揉むんだ」
俺は言いながらペニスを突き上げる。
「アッ! クゥッ! ハゥゥゥッ!!!」
カレンは歯を食いしばって、快感に耐えているように見える。
俺は、俺のオチ×ポとカレンのオマ○コがつながっている部分に手を伸ばした。
全く生えていないパイパンから、時折顔を見せるクリトリスに、ツン、と触れる。
「ヒイィィーーーッ!!! ラメェェェェ!!!」
カレンの全身が緊張した。俺はカレンの反応に構わず、指先を回転させ、クリトリスを転がし、皮を剥いていく。
「ヒィッ!!! ァハンッ! アッ、ハッ…ハァン。……ウウッ、クゥ…ッ!」
カレンのオマ○コが俺のペニスに突かれてよじれ、俺をいっそう激しく締め、責める。ゾクゾクするほどの射精感が俺の肉体を占領する。
「クッ、クダサイッ! リーダーの、ぜっ全部! 残らずっ、パイパンオマ○コにっ、クダサイ!」
カレンの懇願する顔が、俺にとどめを刺した。
狭い膣壁が削れるくらいに俺はペニスを出し入れし、カレンの小さな身体すべてを辱めるように、思いきり射精する。
「イッ―――イクウーーーーウウッッッ!」
ドクドクッ、ドクッ、ドクッ……!
―――カレンの膣内で2度目の射精したのに、縮みかけただけのオチ×ポをカレンの中から抜き出す。 ペニスが抜けた反動で腰を痙攣させるカレンを、俺はシズルさんの隣に寝かせ、三人目を選ぶ事にした。
(ああ―――)
三人目の相手と決めたナツ――伸びた黒髪を結わいた彼女はもう出来上がっていた。
「ふううん……」
俺とシズルさん、カレンの乱れっぷりを見せつけられたせいなのか。
虚ろな目をしてだらしなく涎を垂らしながら、大きく開いたオマ○コの肉ビラの中心部分の小さな突起を、指で無心に転がしていた。
森の水辺の中に開けた草地でしていたオナニーと同じように、幸せそうな吐息が聞こえてきそうなほど本気の触り方だ。
そんな……高レベルの忍者である事を、忘れさせる程の妖艶なナツを見た俺のモノはもう、我慢の限界だ…。
今にも発射しそうなくらいにパンパンに張り詰めている。
ナツのオマ○コに突っ込みたい―――俺の先端から、先走りの液がトロリとこぼれて、地面に落ちた。
「ナツ……もう止めるんだ―――これ以上オナニーを見せられたら、我慢できなくなっちゃうよ」
ナツはすっかり自分の世界に入り込んで腰をヒクヒクさせながら、だんだんと大きくなっているクリトリスを起用に指先で転がしていた。
自分でクリトリスのちょっと上の方の肉を押さえつけるようにして包皮を剥く。
そして自分の身体から出た、粘ついた愛液を絡めてピンク色に輝く珠を弄っていた。
「ねぇ…リーダー。これ……入れて、私の―――オマ○コに……いいでしょ?」
俺の言葉で現実に引き戻されたナツは、まだ半分以上快楽に溺れた虚ろな瞳でこちらを見つめながら、大きく足を広げて催促する。
「ナツ。向こうをむくんだ……」
ナツは俺の命令に諾々と従っている。地面に両手をつかせて、ナツにバックの姿勢を取らせた。
さながら、さかりの付いたメス犬のような格好のようだ。
「ナツ、行くよ。ナツのオマ○コに、俺のオチ×ポを深々とブチ込んであげるから……どう? うれしいでしょ?」
「―――うん、うれしい……」
「よし、だったらもっと、イヤらしい格好で俺の前にお尻を突き出して……。そうすれば、もっとナツのオマ○コに深く突っ込めるから……」
俺はナツの尻肉を掴んだ。パンと張った肉感的なヒップから、もう蜜をこぼし始めている花びらが覗いて、俺を誘う。
もう、躊躇はしなかった。俺は隆々と勃ったペニスを、肉の裂け目にグイッとねじ込んだ。
「アウッ! ああぁぁ―――!!」
ナツが、悲鳴とも歓喜の声ともつかない大声を上げる。オチ×ポは膣壁の粘膜を貼りつかせながら、ズブズブとナツの中へ埋まり込んでいく。
「ううっ……ハァン」
あまりの快感に、思わず声がナツの口から漏れる。ナツは処女だというのにシズルさんやカレンと違って痛がる素振りを見せない。
そういえば激しい運動のし過ぎて、処女膜が破れてしまう事があると聞くが、全裸で激しい体術を繰り広げるナツなら破けても不思議じゃない。
だったら遠慮する必要はないとばかりに、俺は付け根まで容赦なくオチ×ポを押し込んだ。
「ハァァッ!」
ナツの身体が緊張する。俺は間を置かず、ピストンを開始した。
「あっ、ふぅ……くっ、リ、リーダー、リーダー―――」
パン、パンと肉がぶつかり合う音が響く。オチ×ポが練れた肉に摩擦されて、俺は気が遠くなりそうになる。
「ヒィッ。あぁ―――イイッ、イイ……リーダー、リーダーぁぁぁ……」
ナツの肉が俺を何度も締めつける。泡だった蜜がグチュグチュとまとわりついてきて、俺のオチ×ポの下に垂れている袋を濡らす。
「あぁん……リーダー、もっと、もっとぉ―――突いてぇっ!」
ナツは貪欲に腰を振り立てた。俺は尻たぶをグイッと掴み、ピストンに拍車をかける。
「ヒッ……リ、リーダー、す、すご……い―――あ、来る。来るぅ…」
ナツの結わえた黒髪が別の生き物のように揺れ、白く細い背を打つ。
肌がだんだん紅潮し汗ばんでくるほどに、ナツの中はウネウネとくねり始め、俺を翻弄する。
「あぁ……そんな、奥まで―――あぁんっ!……イイよぅ…イイのぉ―――!」
うねりは徐々にふくらみ始め、波打つ膣壁がすごい勢いで、俺から欲望を絞り出させようとしている。
「ナツ……いいよ。ナツのオマ○コ―――……もう少しで…イかせてあげるよ……」
「う、嬉しい…あっ、リーダーのおっきいのが…お腹の中でウネってるのぉ……」
ヒクン、ヒクンという痙攣がどんどん激しくなって、俺のオチ×ポを抱き込んで縛りつける。
「あぁんっ…もうダメなのぉ…来ちゃうぅ、来ちゃうよぉ、リーダー、リーダーぁっ!」 ナツが身体をひねって俺の方を振り向くと、豊かな乳房が揺れる。乳首はもう見ただけで、とっくにコチコチになっているのがわかる。
「ヒィィッ―――あっ、あっ、アハンッ! スゴい……スゴいのぉ……リーダーっ!」
俺は追い込まれるようにピストンを速めていった。腰がとろけそうだ。恐ろしく速く脈打つナツのオマ○コに、俺は取り込まれていく。
「あぁぁ…く、来る、あぁぁぁぁ―――リーダーぁぁぁぁぁ!!!」
ナツが絶叫し、全身に一気に力が入る。途端に、グイグイグイッ、とオマ○コがきつく締まって、俺のペニスを狂わせた。
「いっ、行くよっナツっ―――!」
俺はオチ×ポをナツの尻肉に打ちつけた。射精の感覚が、俺の中をすごいスピードで這い上がっていく。
俺はその想いに駆られるように、ナツの中へとザーメンを思いきり吐き出した。
「あふぅぅっ!!! リーダーっ、リーダーぁっ!!! イッちゃうっ! イッちゃうのぉぉーーーっ!!!」
ドクドク、ドクッ、ドクッ……。
鈍い快感。ふうっと意識が遠のく感じがある。ナツのオマ○コに何かを吸い取られているんだろうか?
まだ満足しない俺は一度ナツのオマ○コからオチ×ポを抜くと、仰向けになった。
「ほら。乗っかかって」
俺のペニスは、ナツの愛液にまみれ、獣じみた女の匂いをプンプンさせている。
ナツは立ち上がると、そこに吸い寄せられるように、熱いモノを埋めてほしくてヒクヒクと痙攣する秘肉をオチ×ポに合わせ、ズッ、と腰を降ろした。
ズブズブズブッ!
「ひぃぃぃっ!」
ナツは、俺の足をグッと掴んだ。愛液をかき分ける湿った音とともに、俺のオチ×ポがナツのオマ○コに沈んでいく。
「あっ、んっ、はぁぁ……イイッ! イイよぉ……」
根元まで埋め込み、ナツは腰をすりつけるようにして、俺のオチ×ポを堪能している。
「いいよ。―――好きなだけ動いてみて」
「あっ……んっ、くぅ、んんっ―――」
俺の言葉を聞くや否や、ナツは腰を振り始めた。結わえた長い髪が汗で濡れて身体に張りついている。
「うっ。くぅ……はぁぁ……」
ナツは大股開きで俺の上にまたがり、腰を震わせて自分でピストン運動を作り出していた。
「なに? そこにこすりつけたいの?」
ナツはリズムを取りながら、オマ○コ内の蜜壺のある場所に俺の先っぽをこすりつけている。
そこは少しざらついて、何か微妙な異物感があって、ぶつかる度に俺のオチ×ポの先端にも痺れるような快感が走る。
「あっ、いっ、いい……。すごっ―――くぅぅ……」
ナツは尻を回し、花びらをペニスでグチュグチュといたぶっては、抜ける寸前まで引き抜き、また奥まで突き入れた。
膣壁がザワザワとさざめき出し、俺のモノをギュッ、ギュッと絞りつける。
「くっ……んっ、はぁ―――当たる、当たるぅぅ……当たってるのぉぉぉっ!」
ナツの手足に力が入り始めた。しなやかな背を、くびれたウエストを、汗が伝っては流れる。
オマ○コとその蜜の匂いが、体臭と混ざって淫靡な匂いをかもし出す。
「あうぅ…すごい―――あっ、そこ、そこぉ……」
ナツは身震いし、オマ○コのいちばん奥までペニスを呑み込んだところで、腰を何度も前後させた。
「そこって―――自分で当ててるんじゃないか。もしかして俺の身体でオナニーしてる?」
「うっ、ああ……ひっ、も、もう……」
ナツは、俺のツッコミも聞こえてはいないのかもしれなかった。
俺はナツの尻肉をまさぐった。割れ目をくぐって、オチ×ポとオマ○コ 結合部の辺りをそっと撫でると、ナツは全身を激しく硬直させた。
「あぁっ―――やっ、い……く、イクぅ、いっちゃうぅ―――」
ナツが狂ったようにピストンし始めた。
引き抜きかけ、突っ込み、突っ込んだところでクイクイと腰を蠢かせては、子宮口で男のエキスを吸い取ろうとする。
「うぅ……」
そんなに動かされては、俺ももう我慢なんてできるわけもない。
ナツの動きに合わせて、下から何度も腰を振り立ててやると、ナツは俺の身体の上で狂喜する。
「もっ、もう! イク、イクのぉ―――いっちゃう、いっちゃうよぉぉぉぉっ!!!!」
ナツが魔法の森中に聞こえるような声で絶叫した。
その途端、オマ○コは恐ろしく激しく震え、ナツが感じていた辺りからものすごいうねりがやってきた。
「くっ―――」
俺は唇を噛んだ。が、オーガズムの締めつけは俺の限界を瞬時に取り去り、俺は一気に欲望をナツの練れた膣壁に発射した。
ビシッ、ビシビシ……。
精液が吐き出されるにつれ、俺はまた、意識の一部を切りとられるような不思議な感覚に襲われる。
「ぁっ、あぁ―――………」
ナツは今際の声にも似た呻きを上げた。俺の精液を秘肉で受け止めながら、反射のように身体を痙攣させ、やがてグッタリと身体の力を抜いた。
そして丁度俺の胸へと倒れ込んでくるのを、俺も薄れゆく意識の中で微かに感じていた。
これで禁断の秘裂カットされたSEXシーン補完話の前編の修正版の投稿を終わります。
大変ご迷惑をおかけしましたが、もう何日も長々と投稿する事はない筈です。
これで一通りの間違いは修正した筈ですので……また見つかったら申し訳ありません……。
なお、この前編修正版と後編を纏めて保管庫で保管する場合、
念の為今回前編修正版を投稿する際一番最後に3行分の空スペースを用意しておきましたが、
ナツからビオラに切り替わる際も他の女性に切り替わる時と同じく3行分の空きを入れておくようにお願いします。
他に後編>>118の
ザーメンがすべて吐き出されるのを待つかのように、シズルさんはグッタリと力を抜いて、地面へと崩れ落ちた。
こうして俺とシズルさんの2戦目は終わった。
この2行の間に保管庫へ保管する時、3行分の空きスペースを空けて保管してもらえないでしょうか?
本当はシズルさんの2戦目が終わってからの独白みたいな感じにするつもりだったのに、時間を上げずに独白してるようになってしまいまして…。
最後に>>121の禁断の秘裂の作者様、こんな拙い作品を読んでコメントをくださった事、嬉しかったです。
以前からカットされたセックスシーンが気になってしょうがなかったので、だったら自分で書こうと思い立ち、完成したのを投稿させていただきました。
まさか作者様本人に読んでもらうとは思いもしませんでした。
シズルさんも、ビオラも、レイチェルも、カレンも、ナツ、リーダーも皆魅力的で、もっとこのパーティの活躍を見たいなというのも執筆の原動力です。
こんな魅力的な6人と出会わせていただき、ありがとうございました!
今回の前編修正につき、作中で2番目にカレンを選んだ理由をカレン冒頭に追加したり、
リーダーの童貞喪失はシズルさんに突っ込んだ瞬間に暴発してるのを参考に挿入前に暴発してしまうシーンを追加してみました。
コメントをよろしくお願いします。
また作者様さえよろしければ、本編終了後頃の、6人の魔法の森でのマイホーム生活を書きたいと考えているのですがよろしいでしょうか?
それでは最後までお騒がわせしましたが、本当にありがとうございました! 乙かれー
一通り読んだけど特に大きなミスはなかったと思う
ただ>>129のあとがきで
ナツからビオラに と書いてたけど正確にはナツの次はレイチェルですよ >>129
原作者>>121です。
リーダーの暴発の件とか訂正してほしい訳で書き込んだわけではないので・・・いや、かえって気を使わせてしまったようでスマン。
>6人の魔法の森でのマイホーム生活を書きたい
OKです。連載中もその後のことは全く考えてなかったのでどうなったか見てみたい気もする。
ティラノサウルスに家潰されましたとかは無しでw
しかしリーダー絶倫で幸せそうで何より。フェアリークイーンのところの強い強壮剤もすぐに売り切れそうだw >>132
すいません!ナツの次はレイチェルでした……
ナツからレイチェルに切り替わる際も同じく3行の間隔をお願いしますという意味です
>>133
ありがとうございます!
では出来上がったら投稿しますのでお待ちください。
>ティラノサウルスに家潰されました
流石にギャグ落ちにするつもりはありませんのでwww
それともしよろしければシズルさん、ナツ、ビオラ、レイチェル、カレンの詳細な設定
もっと深くつっこむと各自のプロポーション的詳細や、胸の大きさ(誰が1番大きく何カップとか、2番目は誰々等)や
肌の色(裸忍者になる前や、なった後といった感じ、身体のどの部分が大きく変わったか等)
といった設定を個別に教えていただけると話のネタを思いつきやすいのですが
実は作中でナツには美白美人のイメージがあるなというイメージが先行して、
>ナツの結わえた黒髪が別の生き物のように揺れ、白く細い背を打つ。
と勝手に「白く細い背」と書いてしまったのですが……まずかったでしょうか……?
実はシズルさんも美白美人かなと勝手に思い込んでましたが、「白く細かったその脚も程よく小麦色に日焼け」と冒頭で書いてたんですよね
忍者のシズルさん。俺より2歳年上で元々はメイジだった。黒髪のロングヘアで優しいお姉さん。
忍者のナツ。当初は俺と同い年とサバよんでたが実は1コ上。元々はシーフ。黒髪セミロングだったが髪が伸びて今は結わいてる。
忍者のビオラ。年上で元はバルキリー。前髪パッツンのブロンドのロングヘアで女性陣で最も背が高い。クール。
モンクのレイチェル。俺と同い年で元はバード。巨乳の金髪。唯一の非処女だ。
ビショップのカレン。最年少で元々はプリーステス。最も背が低い。 赤毛でパイパン。
具体的に把握してるすぐ思い浮かぶのはこんな感じなのですが、スジの長さも書いてあったと思うのですが今一把握で来てなくて……。
個別にリスト化していただけると書く時に非常に助かるのです。 >>134
身長はビオラ170越え>シズル160代後半>ナツ160代半ば>レイチェル160ギリ>カレンの順番で
バストはレイチェルG>シズルF>ビオラE>ナツD>カレンペッタンコ
まあここは1カップか2カップずつ上方修正してもいいと思います。あとビオラとナツは今決めたのでw 逆でもOK
さすがにスジの長さまでは設定してないw上付き(前から見える部分が長い)がシズルとビオラ。下付き(前から見える部分が短い)がナツとレイチェル。まあカレンも若いので上付きでいいと思う。
まあ長さは身長順でよろしいんじゃないでしょうか
肌はビオラ・レイチェル・カレンは白人なのでもちろん白。シズルも美白。ナツは健康的な肌色。
だが、シズル・ビオラ・ナツはずっと太陽に当たってるので日焼けしてる。レイチェルは転職が遅かったので日焼けしてない。
でも、魔法の森自体が深い森というイメージだし、その前が死者の殿堂だの死者の川だから白くなったでもいいよ。
年齢はリーダーから見て、ビオラ3歳上>シズル2歳上>ナツ1歳上>レイチェル同い年>カレン1歳下
転職で一番体つきが変わったのはもちろんシズル。メイジから忍者なのでガリガリ(でも巨乳)から筋肉質へ。
でもあまりガチムチな設定しちゃうと萎えてしまうので、その辺は柔軟にw でもまあ細かいところは自分のイメージを重視しちゃったほうがいいと思うよ。
じゃないと書いててあまり楽しくないような気がする。 >>135
ありがとうございます!
創作意欲が湧いてきました!
でもビオラの年齢ですが禁断の秘裂本編で
>見えた。またすぐに隠れてしまったが、ビオラが20年にわたり大切に守ってきたものの一端がそこにあった。
という一文があったので てっきりシズルさんと同い年だと思っていたのですが 今見返したら、投下したの約5年前かあ。
クリスタルキーパー待ちくたびれていじけてるだろうなw
(戯言なので無視していいです)
>>134
では楽しみに待ってます。
あまり無理せずに。 >>137
あれ?どこかに誰かの年齢書いたかな?
確かビオラのほうをシズルよりも年上にしたと思ってたんだけど、この5年で記憶がごちゃごちゃになったか・・・。
もうご想像にお任せしますwシズルより年下でなければOK。 >>139
本文の方に書いてありました
保管庫に掲載されてあるのですぐ読み返す事は出来る筈です
ではビオラはシズルさんと同じ歳で書かせていただきます フェアリークィーンの店の品ぞろえが別の意味ですごい事になりそうだ
既にコンドームなんて売ってたし 正式に完結したのでもう一度改めて乙を
懐かしい作品の続きを今になって読めるってありがたい フェアリークィーンのところはスケベ椅子もあったからなw
でも城にはびょう打ちブラと鞭があるんだよな 迷宮の出入口から軽快な足音が聞こえて来る。出て来たのは二人の忍者の男女。いつものようにリルガミン市街へと帰っていく。
二人とも何も着てないのは変わらないが、今回はその背に背嚢を、しかもパンパンに詰まったいかにも重そうなのを担いでいた。
少年の、女性と見間違えそうな中性的な容貌は、口元にひっそりと笑みを浮かべるだけに留まっている。
しかし端麗な容姿に反した股間の堅いペニスは、少年の喜びを代弁するように、ビクンビクンと嬉しそうに震え、すれ違う女性達の頬を赤く染めた。
一方少女の方は、嬉しさを隠そうともせずに満面の笑みをふり撒き、歓喜を全身で表すかのように軽快なステップで歩を進める。
その際にたわわな乳房が上下にぷるるんと揺れて、街ゆく人々、主に男性達に凝視されたのは言うまでもない。
そんな二人をひっそりと見つめる影があった。
「うふふっ。今日は大量だったねー。これだけあれば今回の返済金を払い切って、次の分も賄い切れるかも!」
今回の探索で大当たりを引き、多くのレアアイテムやお金を回収できたのがよっぽど嬉しかったのか、彼女は太陽用のような笑顔を僕に向ける。
勢いよく身体ごとひねったのもあり、胸元のおっぱいも、男を惹き寄せるような揺れを披露し、思わず息を呑みそうになりつつ平静を保とうとする。
「そうだね。これでかなり余裕ができたし、たまには休みをとってどこかに遊びに行こうか?」
「いいね! じゃあ思い切ってリルガミンの外に旅行に行ってみようよ」
僕と彼女は意気揚々と、返済金を払った後の予定を、楽しげに語り合った。
やがて彼女のお姉ちゃんの経営する、ギルガメッシュの酒場に到着するんだけど……まさかあんな事に巻き込まれるなんて思ってもみなかった。
「ふむふむ………………………今回は文句のつけようがないくらい、稼ぐことができたわねえ」
お姉ちゃんは僕達が背負っていた背嚢を受け取って中身を確認すると、満足気に頷きながらにこやかに微笑んだ。
「と、いう事はお姉ちゃん!」
「ええ、これだけの量なら返済金2回分に達するわ。よく頑張ったわね」
姉の労いの言葉に喜ぶ彼女だが、次の言葉でその喜びも立ち消えた。
「そういえばあなた達に頼みたい事があるのだけど」
「頼みたい事?それって「マスター!! 先輩ー!! 会いたかったあああああ!!!!」」
僕の言葉を遮って突然誰かが抱きついてきたのだ。曲がりながりにも忍者である僕の隙を突いて抱きつくなんて芸当が出来るのは……。
「あ、あなたはっ、後輩っ!?」
僕より先に彼女が抱き付いてきた影の正体を見破る。
黒装束で身を包むも、抱きつかれた時に感じた胸の柔らかな感触や身体つきから、性別は女性だとわかる。
そして顔を隠す忍び頭巾からはみ出ている長い、エルフの耳。次の瞬間頭巾を脱いで露わになった素顔は僕の予想通りだった。
「はいっ……マスターと先輩のっ、後輩ですっ! ずっと……ずっとお会いしとうございました!!」
再開の歓喜に震え涙を流すエルフの少女を落ち着かせて、お姉ちゃんが用意してくれたお茶を飲みながら、僕と彼女は話を聞く事にした。
僕をマスター、彼女を先輩と慕うのから察せると思うが、後輩と僕達は初対面ではない。
まだ僕達が駆け足で忍者になり、全裸で戦えるようになったばかりの頃。
駆け出しの冒険者だった後輩が……悪漢達に取り囲まれ、衣服を破かれ輪姦されそうになっていたのを見かけたのだ。
僕と彼女は悪漢達を蹴散らしたが、輪姦寸前の所に僕の裸。気が昂ぶって勃起した肉棒を直視したせいで……失神してしまったのである。
それからが大変で、後輩は裸で戦う忍者に会うなんて僕達が初めてだったせいか、随分と苦手意識を持たれてしまったのだ。
同じ女性である彼女の仲介のお陰でなんとかなったが、このまま放ってもおけないので冒険者のノウハウを教える事になる。
やがて共に過ごす日々を重ねるにつれ、後輩は裸の忍者へ苦手意識を抱く事はなくなっていった。
むしろ装備を奪われ輪姦されかけた経験から、全裸でも高レベルの戦闘を可能とする忍者に憧れを抱き始めたのだ。
その頃から僕に対する視線が熱を帯びたものに変わっていった……。やがてとうとう僕をマスターと慕うようになる程に。
「むぅ〜〜〜っ……。なんで私の呼び方は先輩のままで、あの人だけマスターなのよ」
彼女が嫉妬に満ちた視線で後輩を睨む事があったが、あんな体験をしたからか、妙な所で度胸の着いたエルフの少女はどこ吹く風。 そんな三角関係も後輩が正式な忍者にクラスチェンジする事で終わりを迎える。
短期間で忍者の技能を習得する為に、後輩が専門の養成所に通う事になり、僕達とのパーティは解散になったのだ。
この時後輩はマスターと離れたくないと大泣きしたが、僕達もお姉ちゃんへの返済金を払わねばならず、いつまでもつきっきりではいられない。
ここだけの話、後輩の育成に力を入れていた間は迷宮探索に専念できなかったので、返済金は僕と彼女の『いつもの』で補っていた……。
「わかりました……。私、早く一人前の忍者になります……そして、マスターと先輩の所へ必ず馳せ参じますっ!!」
と、涙ながらに再会を誓って、僕達と後輩は別れた……。
「で、養成所を卒業してから、あなた達の事を突きとめて、ギルガメッシュの酒場に来たってわけ」
お姉ちゃんが話の締めくくりとばかりに過去の回想に割って入る。
「あなた達に頼みたいのはね。後輩ちゃん、全裸になっても平気なレベルになったけど、まだ最後の一線を踏み出せないんだって」
「ま……まさか、お姉ちゃん!?」
「今夜の『いつもの』にこの子も参加させて、最後の殻を割って欲しいのよ……できれば処女も彼に捧げたいって言ってたわよ。モテるわねえ」
お姉ちゃんの思わせぶりな口ぶりに嫌な予感を感じた彼女だったが、僕にとっては満更でもない、彼女にとっては最悪な答えが返ってきた。
「な、なんでそうなるのよ! 大体返済金は2回分支払ったじゃない! 私達が『いつもの』なんてする義理はないわ!」
彼女は起こって反論するがお姉ちゃんの方が上手だった。
「あなた達、後輩ちゃんに教える時、養成所の学費も含めた費用を肩代わりしてくれたって聞いたわよ。そんなお金どこにあったのかしら?」
「うっ!? 痛い所を……」
お姉ちゃんの鋭い指摘に僕は言葉を詰まらせる。そう、僕達は返済金に充てる筈のお金を後輩の援助に使っていたのだ。
「マスターと先輩には本当に、何から何まで助けてもらいました……。だから、その恩返しをしたいんです……女としても、金銭面でも」
僕をじっと見つめながら、後輩は彼女に匹敵する美しい顔立ちで、時折長いエルフ特有の耳をピコピコさせながら、頬を赤らめつつ語る。
彼女は「本当は私はオマケで彼に恩返ししたいんじゃないの〜?」と疑いの目を向けるが、後輩は都合よく流してとんでもない事を言いだした。
「実はマスターと先輩が、この酒場で『いつもの』をしてるって知ったのは、今日が初めてじゃないんです……」
「えっ!? ま、まさか知ってたの!? 僕達がここでしてる事を昔から!!!」
「はい……私へのレクチャーが終わった後、二人揃って出かけているのを何度も見かけたので、何をしてたのか気になって尾行して……」
……僕も彼女も絶句した。後輩にバレないように最新の注意を払って気配も消したのに…目の前のエルフの少女はあっさりと看過したのだ。
「その時お二人があんなに熱く乱れ合っているのを見て……あれなら私も裸になれる、私もお二人の中に混ざりたい、そう思ったんです」
「あ、あなた……最初からそのつもりで忍者を目指してたの…………?」
「あ、あの……足手纏いにならないように頑張りますから……よろしくお願いします。マスター♪ 先輩♪」
後輩の情念を知った彼女が唖然とする。並ならぬ資質を秘めた忍びの後輩にここまで迫られては……僕も彼女も、もう逃げ道なんてなかった。
夜になったギルガメッシュの酒場は、開催される『いつもの』に新メンバーが加わった事を告知する看板のせいで、更に訪れる人が増えていた。
舞台の広さは変わらないが、いつもと違って周囲に何か装置のようなものが備え付けられている。
「ああ、それはステージの内側を、様々な角度・視点から周囲の空間へ複数投影させる装置よ」
「……お姉ちゃん…………何を買ってるんですか。ここは冒険者の酒場でしょ? いつから本格的な風俗業に鞍替えしたんですか!?」
「ちなみにあなた達の稼ぎから設置費用を捻出させてもらったわ」
「しかも私達の返済金で!? そんな裏事情聞きたくなかったわ……」
僕と彼女のツッコミなど知らんとばかりにお姉ちゃんは話を進める。
「あなた達の『いつもの』は好評でねえ。お客さんから二人のショーを、いろんな角度から見たいって要望が、後を絶たなかったのよ」
客商売である以上、客の声は無視できず、泣く泣く導入したと語るが…………お姉ちゃんの顔は言葉とは裏腹に、守銭奴の浮かべる類だった。 大方僕達のショーが予想以上の収入になったので、稼ぐ為の投資なんだろうけど、僕達は冒険者であって風俗職じゃないんだけどなあ……。
彼女は床に手を突いて盛大に項垂れ、後輩はこんなに多くの人に自分の裸体を晒す事に、ちょっとしたハイテンションになっているようだ。
店内にショーの始まりを告げる音楽が流れ出す。僕、彼女、後輩が大勢の観客の待つ、ステージに上がった。
普段なら最初から全裸で踊ったり、忍び装束を来て客の前で少しずつ脱いで楽しませるのだが、今回の『いつもの』は少し違った。
全員忍び装束は着ているが、よく見ると正規の物とは違うように見える。
次の瞬間、彼女は手刀を後輩へと繰り出した。後輩も事前に察知していたかのように、迎撃の為に手刀を突き出す。
忍び装束の薄い布地で覆われているだけなのに、彼女と後輩の手刀がぶつかった瞬間、金属と金属がぶつかった音が響き渡る。
初見の観客等は驚きの声を上げる中、その衝撃は凄まじく、手刀が激突した部分の布地には、切れ目ができてしまう。
続いて二撃、三撃と手刀の応酬は続く。僕の目前で彼女と後輩は手刀を紙一重で躱す、相殺を繰り返す中、衣類全体に切れ目が増えていく。
切れ目が増えていく反面、切れ目から覗き見える素肌には、傷も打撲も出血も見当たらない。
全裸でも問題なく戦闘を可能とする忍者の強靭な身体。素手で敵対する者の首を切断する程、業物の武器に匹敵する鍛え上げられた手刀。
そして扱う人間の技量、この全てが組み合わさる事でこのような演武ははじめて成り立つ。
全力でぶつかり合いつつ、相手にかすり傷さえ負わさず、衣服のみを切り裂くという……。
舞台の外には、様々な視点・角度からの彼女と後輩の演武が投影されており、それが一層の迫力を醸し出す。
この為に僕も、彼女も、後輩も、装備としての忍び装束ではなく、一番安い布を使った、悪く言えばパチモンの忍び装束もどきを着ていたのだ。
この演武の為に本物の忍び装束を一々切り裂いていたら、一体どれだけの出費になるのか……考えたくもない。
彼女と後輩は忍び装束もどきが切り裂かれ、肌の露出が増えつつも、一進一退の攻防を繰り広げた。
彼女は後輩が僕達の隣に並ぶ資格があるか見極める為に。後輩は想い焦がれていた僕の隣に並びたいが為に……。
男冥利に尽きるが、何もこんな所で確かめなくても……。でも股間は正直で、布地の上からでもわかるくらいに僕のペニスは勃起していた。
やがて後輩が大きな賭けに出るかの如く、一気に距離を詰めて大振りの蹴りを彼女へ放った。
鍛えられた忍びの蹴りは、手刀と同じ鋭さを誇る。彼女はとっさに回避するも避けきれず、胸元は大きく切り裂かれて、乳房が零れ出る。
彼女は目もくれず、反撃の手刀を放つ。その際に身の詰まった片乳が美味しそうに揺れ、男の観客の視線が集中する。
手刀は後輩の太ももの布地を裂き、カモシカのような美脚を露わにさせる。後輩は頭部へ向けて手刀をカウンターのように撃ち込んだ。
彼女は紙一重で避けるが、被っていた忍び頭巾は切り飛ばされ、素顔が外気に晒される。
だがいつまでも負けている彼女ではない。懐に近づけたのをいい事に、後輩の胸元へ手刀を横薙ぎした。
忍び装束は真横に大きく裂け、2つに実った熟しつつある果実を連想させる胸が飛び出し、ブルルンという音が聞こえる位に盛大に揺れる。
その反動で僅かにバランスが乱れたのか、後輩の体勢が崩れそうになる。追撃のチャンスが来たと思った彼女はさらに追い打ちをかける。
しかしそれは後輩の罠だった。後輩は崩れそうになる体勢を利用して、下から上へと振り上げる勢いで手刀を斬り上げた。
追い打ちをかけようとした彼女は回避する暇もなく、右の足元から股間を経由し、まだ布地で覆われている左半身まで一気に切り裂かれた!
忍び装束もどきが切り裂かれる音が店内に響き渡り、彼女はよろめきながらも体制を立て直そうとする。
布地はまだ身体には残っているが、既に左右の乳房、恥毛が露出していて、右脚と左肩も隠してある部分は殆どない。
それでも闘志を捨てず、僕と一番付き合いの長いのは自分なんだ。と言いたいが如く、彼女は後輩へと突撃を仕掛ける。
後輩も蹴りと手刀を織り交ぜた迎撃を繰り出し、彼女は両腕で凌ぎながら接近するが、代償に一番多く残っていた布地がドンドン減っていく。
やがて左脚以外の布地が殆どない、ほぼ全裸の状態になった彼女は、最後の一手とばかりに全身全霊の蹴りの乱打を撃ち込んだ。 蹴りは後輩の頭部の忍び頭巾を含め、両腕以外の上半身の布地を悉く切り裂いた。が、そこまでだった。
後輩は返しざまに右手の、人差し指と中指だけを突き出して――――彼女の無防備な恥毛を貫通し、秘所の奥深くへと差し込んだのだ。
「…………ひゃあっ!? あっ、あっ、ま、待って! そこはっ! ダメえぇええぇっ!」
蹴りの乱打の為に片足を持ち上げ陰唇を剥き出しにしたのがまずかった……。チャッチャッチャッチャッという粘液をこねる音が木霊する。
この光景は観客達にとって結構クるものだったらしく、様々な角度で投影されている二人を見比べては一番いい視点を見つけようと躍起になる。
彼女は必死に抵抗しようとしたが、蹴り出した脚は後輩の左腕に持ち上げられ、身動きが取れなくなってしまった。
手刀で反撃しようにも、戦っている影響で昂ぶった身体は、後輩の右指の執拗な膣壁への責めにより力が抜けて立っている事さえ難しくなった。
「認めるっ、あなたが私達とや・……っていけるって、認めるからぁっ! あっ、あああああっ!!」
彼女が事実上の降伏宣言しても後輩の指責めは止まらない。観客の熱気の中、彼女は後輩の指の攻めに達し、甲高い声が響き渡った。
そして薄い恥毛等何の役にも立たない位、盛大に潮を股間から噴出し、彼女は持ち上げられている片脚以外ぐったりと床に崩れ落ちた。
「……先輩。認めてくださってありがとうございます。次は、マスター……お願いします」
後輩は、持ち上げていた彼女の片脚をそっと床に下ろす。次に僕と向き合うとピクンと長い耳を震わせて、演武の構えを取る。
下半身を覆う布地は左の太腿以外大きな破損はないが、上半身は両腕の布地以外、半裸に等しい状態で形のいい胸が丸出しになっている。
だが後輩の戦意は衰えておらず、僕に双丘を直視されても、内心はわからないが外観では動揺した素振りは見られない。
むしろもっと見られたいかのように堂々としている。これは本気で行かないとマズイと思い僕も気を改め、先手必勝とばかりに手刀で攻撃した。
結論を言うと奇襲は失敗し、後輩は僕の脇をすり抜けて背後に回った瞬間、回し蹴りを放った。
僕は身体を捻って回避するが背中の布地を大きく切り裂かれる。だかチャンスでもある。
彼女の時もそうだったが大技というのは発動した後の隙が比較的大きい。加えて彼女との戦いを見て、後輩の戦い方を把握しつつあった。
後輩にマスターと慕われているのは伊達じゃないのだ。僕は回し蹴りを放つ際の軸となっていた右脚を狙う事にする。
狙い通り後輩の回避行動は間に合わず、右の太腿の布地が大きく切り裂かれ、残る布地は両腕膝下両足と下半身だけとなった。
後輩は流石マスターと感動した表情をしながら、今度は苛烈な手刀を連射してくる。
僕は手刀で刃と刃が擦れ合うような音を上げつつ、後輩の乱舞を逸らし続ける。
彼女と違い手応えが感じられない事に業を煮やしたのか、後輩は僕のフェイントを飛び越えて避けると、そのまま背後に回り反撃しようとした。
それが狙いだった。僕は後輩が頭上を飛び越える時、下半身に残った布地を股間の亀裂に沿って、手刀で切れ目を入れていたのだ。
反撃の姿勢の瞬間、彼女との演武でダメージが蓄積されたのもあり、後輩の下半身の忍び装束もどきは、パラパラと細かく散って床に落ちた。
認識外の攻撃で下半身の布を切り払われ、一瞬動揺の色を浮かべるも、後輩は戦いを優先して手刀で反撃する。
僕も負けじと腕を突き出し、指先を手刀の形ではなく掌を広げて……パチンと後輩の乳房を叩いたのだ。
「きゃあっ!? ま、マスター!?」
小気味良い音を立てて張り詰めた胸が、頂点に添えられている乳首もろとも、劣情を誘うかの如く揺れる。
代償は大きく、後輩の手刀を避けきれずに、右肩から頭の頭巾まで切り裂かれてしまったけど、ここから一気に畳みかける!!
「ひぃいいんっ……! だ、ダメですっこ、こんなっ! きゃんっ!!」
パチン!と再び音を立てさせるくらいもう片方のおっぱいを平手打ちする。無論声でわかると思うが、後輩を感じさせる絶妙な力加減で。
僕はパチン、パチン、パチン、パチンと後輩の弾力ある乳房をリズミカルに叩きながら、時々乳首を抓ってあげる。
後輩は最初抵抗する素振りを見せるも、僕の手で胸を揺らされる度に身体の力は抜けていき、やがて股を少し開いた中腰の姿勢となる。
後輩の股間は薄いながらも恥毛の生えていた彼女と違い、生えていたという痕跡さえ窺えない、いわゆるパイパンの類だ。 胸を叩かれ続けて感じてしまったのか、愛液が滲み出している。これだけ濡れているなら指も容易く入ると確信した僕は、躊躇なく挿入した。
「はぁぁっ! ううっっ……やああぁぁんんっ!! これが……マスターの、性……戯っ!」
彼女にした事を今返されている後輩。だがその相手が僕だからなのか、心なしか歓喜に打ち震えているように感じられる。
僕の指が蜜の滴る子壺の開拓を進める程、後輩は腰砕けになって段々とガニ股となっていく。
後輩の身体に残されている布地が、両腕、膝下の両脚部分しか残っていないのが、扇情を煽り立てる。
立っていられず僕の肩を両腕で掴む事で、崩れ落ちるのを辛うじて防いでいたが、僕を支えにできた事で自分からも腰を振り出し始めた。
まるで羞恥心という感情を捨て去ったかのように、胸を揺らしながら左右前後に腰をくねらせ、僕の指を貪欲に味わう。
やがて限界が近いのか、後輩は小刻みな痙攣を繰り返して、僕の指の締め付けに緩急をつけてゆく。
「あ、そこ、そこぉ……来る、来ちゃいます…………マスタああああああぁんんっ!!」
僕が秘部の一番奥深くに指を入れた瞬間、後輩は激しく身悶えて一瞬絶句した後、僕の事を呼びながら果てた。
僕は意識が朦朧としている後輩を床に寝かせると、観客……の中でも女性陣の多い方向に向く。
そしてゆっくりと……身体に残った忍び装束もどきを、観客に見せつけるように脱ぎ出した。
一応『いつもの』は淫らな踊りがメインなので、背中と右肩の布地に頭の頭巾が失われていても、僕だけでも踊りながら脱いでおかないと……。
まるで誘うかのように、視線が集まったら今度は焦らすかのように、腰をくねらせリズムに合わせて、ゆっくりと脱いでいく。
女性陣の気配がざわつき、中には両手で顔を隠す人もいたが、そういう人間に限って指の隙間から覗き見ているのが感じられる。
中には熱い視線を送り続ける男性陣の姿もいたが……意識したら萎えそうなので、無視して踊りを続けた。
時間をかけて忍び装束もどきの殆どは脱ぎ終わり、残りは僕の下半身の股間を覆う布地のみ。
彼女と後輩の演武を見たせいか、肉棒が布地を突き破らんとばかりに自己主張している。
ゆっくりと、指を一本一本……最後の一枚に手をかけていく。女性客が息を呑みながら見守る中、ついに僕のペニスは外へと解き放たれた。
ドクンと脈打ちながら、僕のモノはまるで散々狭い所に閉じ込められ、待たされたとばかりに凶暴な自己主張をする。
目を潤ませたり物欲しそうな顔までする女性客の視線を浴びながら、僕はまだ横になったままの後輩に歩み寄っていった。
今の後輩の姿は両手足以外は隠すものはなく、発育のよい胸も、流線美が素晴らしいくびれも、何も生えていない股も全て丸見えだ。
いや、両手足が布地で覆われているせいで、露出している性器の部分が強調され、雄を一層誘うかのような淫奔さを滲み出していた。
後輩を………抱きたい。その衝動は、ひりつくような欲望に変わって、僕のペニスに激しく流れ込む。
出会いは最悪だったが、やがて慕われ、再開した際には秘めた想いを打ち明けられ、処女まで捧げたいと告白される。
僕には彼女がいるけど、ここまで想われて拒絶するという、無碍な真似など出来るわけがなかった。
「マスター………」
意識を取り戻した彼女は身体を起こしながら、僕を誘うような、潤んだ瞳で見つめて来る。この時、僕は雌を狩る雄となった。
そう思った瞬間、何かに解き放たれたように、僕は後輩を後ろから抱きかかえ、熱い肉棒を突き入れていた。
「……ああぁぁぁっっ!!!!」
おしっこをさせるようなポーズで後輩を持ち上げ、ぱっくりと開いた股間の花びらに向けてずぶり、とペニスを突き刺す。
後輩は大きく身体をそらせる。さっきの指責めで蜜が溢れたそこへ、僕は激しく腰を突き立てる。
「い、痛い……!」
後輩の身体がこわばった。きつい………処女である為にあまりにもきつい膣に、僕の欲望はますます膨れ上がっていく。
後輩の悲痛な声にも、腰の動きは止まるはずもなかった。その時………後輩が小さな声で言った。
「……お願いです。もっとそうっと……優しくしてください……。焦らなくても私は、マスターのものですから。マスター……だから………」
僕は、一度動きを止めた。僕を支配していた雄の支配衝動が、後輩の言葉にゆっくりと溶かされていくようだ。
狩猟者は………自ら腕の中に飛び込んできた獲物を狩ることは、できないと言う………。 僕は後輩の中に埋め込んだ肉棒を、後輩の身体に負担がかからないように、今度はそうっと動かし始めた。
固くこわばっていた後輩の身体が、徐々に緩んでいく。僕の肉棒を呑み込んだ場所が、だんだん、僕を包み込むように柔らかく変わっていった。
「ん……」
後輩の吐息が、もう、甘くなっている。長い耳も気持ち良いかのようにピコピコしだした。
「はぅ……い、いい……」
後輩の腰が、少しずつ上下に動き出した。
ぷくりと尖ったピンクの乳首の目立つ形のいいおっぱいが、一緒に上下に揺れる。
僕は観客達に、二人の繋がりを見せつけるかのように、後輩の身体をさらした。
今までの演武と大勢の視線に見つめられる事で身体が火照ったのか、汗が後輩の肌をすべり落ちていく。
それはステージの上で乱れる本物、投影装置に映される幻を問わず、部屋の灯を映してきらきらと光っていた。
「くふ……」
若い肌をつたう汗の内、乳首を、乳房を、すべり落ちてゆく汗の感覚はくすぐったいのか、後輩がじれたような声を出す。
僕もたまらなくなって、後輩の中に向かってしきりと腰を突き上げた。
「あっ、あんっ、あん………くぅっ、うん……」
甘えたような、後輩のあえぎ声。その声に呼応するように、膣壁がひくひくと痙攣する。
「うっ……」
膣の収縮に、僕のペニスも息づく。それが気持ちいいのか、後輩の中の締め付けが強くなってきた。
ぐちゅっ、ぐちゅっ……と愛液のぬかるんだ音が聞こえてくる。
「あぁ……マスター……」
後輩は腰をゆすり続ける。揺れる乳房の乳首を両手でつまんで、くちゅくちゅとこね始めた。
「あっ、あんっ、マスター、マスター………」
何だか不思議な気分だ。だんだん、後輩をもっと乱れさせたいと思えて来る………そんな事を僕は考え始めていた。
「もっと気持ちよくなりたいでしょ……僕が気持ちよくしてあげるよ………」
耳元でささやくと、後輩の耳がピクッと震えると同時に、身体を急に固くした。そして激しく腰を振り始めた。
自分の気持ちいい場所に、僕のモノの先端を当てるかのように、抜ける寸前まで浅くしてから深く突き込む。
僕も、後輩の動きに合わせて、後輩のしたいようにしてやった。それが、マスターの役目だからだ。
「ああっ、マスター、すごい……いく、いっちゃう………」
膣の奥が、僕の先端を咥え込むようにくねくねと動く。これは僕にもすごい刺激だ。
「あんっ、あはぁぁっ、マスターっっっ! だ、だめです、いっちゃいますうぅっっ!」
ぴくぴく、ぴくぴくと後輩の中が小刻みに呼吸する。大きなうねりが、僕たちを呑み込むのが分かる。
「ごめん、僕ももう……」
「あんっ、お願い、マスター、私にください! マスターのを……私の中に出してっ!」
後輩の声がどんどん大きくなっていく。僕ももう、最後の瞬間に向かってただ走り続けるだけだ。
二人の腰の動きが一致して、僕の背中に射精の感覚が駆け登っていく。
「ああぁぁぁぁっっ、マスターっっ! い、いっちゃいますぅ――――っ!」
後輩が絶叫して、息を止めた。ぐっと後輩の身体が重くなった。……失神したのだろうか?
「うっ……」
そして、僕のペニスから大量の精液が吐き出される。どくっ、どくっという鈍い音が聞こえる気がした。
ぐったりとした後輩を脇目に、彼女が崩れ落ちていた場所に目を向けると、座り込んで背を向けている姿があった。
やばい……滅茶苦茶焼き餅を焼いている……。思えば後輩と再開した時も、やたらと対抗意識を抱いていたし演武の時もそうだった……。
「ねえ……お客さん達も見てるんだし、ちゃんと見えるようにしないと……お姉ちゃんも怒るよ」
僕は彼女に近づいて宥めようとする。姉の名を出されて一瞬震えるも、彼女の怒りは収まらず頬を膨らませながらこっちを振り向く。
「色んな視点・角度で映す投影装置があるでしょ。それに私は後輩の事を仲間としては認めたけど、抱いていいなんて一言もいってない!」
これは相当深刻だ…。いつもならお客さんの視線を集める行動を優先するのに、今の彼女はそんな気配りをする余裕がないくらい怒ってる。
「冒険の時やこの踊りとかで、裸を他の人にも見せてるけど……抱かれるのを許したのはあなただけなんだよ……。なのにあの子まで……」
観客達の前での彼女の爆弾発言。目の前が一瞬、くらりと揺れた。微妙に酔ったような感覚が、僕の肉棒の中を這い登ってくる。
怒りながら涙を浮かべ頬をほんのりと染めた顔、震える華奢な肩。僕を拒み続けるスラリとした背。 妙にエロティックだ………。 僕は、思わず彼女を後ろから抱きしめていた。こうなったら行動で、彼女も僕の大切な人だとわからせる事にした。
「あっ……?!」
彼女が悲鳴を上げる。だが………僕の手を振りほどく気配はない。僕は、うつむいて身体を固くする彼女の胸を、ぎゅっと掴んだ。
「くっ…………」
豊満な胸を、何度も揉みしだく。 柔らかく豊かで、それでいて張りのある乳房、キュッの乳首が僕の掌の下で形を変える。
だんだんと、彼女の乳房に熱がこもってくる。 指でさすると、やや大きめの乳首が勃起してきた。
「はぅ……」
彼女は、切なそうにため息をついた。僕はぴったりと彼女の背中にはりついたまま、適度な弾力と柔らかさを兼ね備えた乳房を愛撫し続けた。
僕の股間が、再び熱くなってきているのがわかる。彼女のヒップのくぼみに、僕のモノが当たるようにする。
もう充分に固くなっているから、その感触がわからないはずはないが、僕はさらに強く彼女の尻肉にすりつけた。
「んっ……」
彼女が小さく腰を揺する。もどかしそうな仕草だ。ちょっと甘くて、少し獣くさい、雌の匂いが立ち昇ってくる。
「感じてるんだね…………」
僕の言葉に、彼女は小さくいやいやをする。まずは薄い恥毛の上からさすってみようと、僕は思った。
「あぅっ……!」
彼女の身体がびくんと揺れた。
「思った通りだ。もう……身体の準備はできてるね」
外側からさわっても、恥毛の奥の亀裂は充分に湿り気を帯びていた。 ゆっくりと花びらをなぞる。
「あっ……ああんっ……」
陰唇は、感じているためか、もうぷっくりとふくらんでいる。尻の方までさすり上げると、柔らかい肌の感触が僕の指先に伝わってきた。
僕はじらすように、ちろちろと亀裂の上をまさぐり続ける。
「んん……あぅっ……」
彼女の、押し殺した声。ちょっとかすれて、色っぽい。僕のムスコがぴくりと反応する。もう………我慢できない……。
「あっちに行こう……。投影装置があっても、ちゃんと肉眼で見たいっていう、お客様もいるんだし……」
僕が言うと、彼女はゆっくりと腰を上げた。彼女を後ろから抱きすくめたまま、僕はステージの先端まで歩いた。
辿り着いてとん、と背中をつくと、彼女は観客たちの目前にどさりと崩れ落ちた。
左脚だけに忍び装束もどきを穿く以外に全裸に等しい彼女は、羞恥心を捨てきれない若さと忍者の色気が混じり合って、ひどく僕をそそった。
太腿は艶めき、ぬめって脂がのっていた。その奥に見える蜜壺はじっとりと濡れて、僕を待ち受けているようだ。
「あ……」
彼女が身体ごと僕の方に向き直ると、小さな声を上げる。おびえているような、誘っているような………何とも言えない表情をしている。
僕のモノが早く解放してほしくて、ぴくぴくと頭を揺らしていた。
「か、勘違いしないでね………これは、仕方なく……なんだから」
そんなツンデレも可愛いと思いつつ、僕は………はやる気持ちを押さえつつ、いきり立つ肉棒を彼女の中へとねじ込む。
ぐちゅっ……とねばつく愛液が、ペニスを奥へ奥へと呑み込んでいく。
「……ああっっ………!」
僕のモノを突っ込まれて、彼女は細い悲鳴を上げた。ぐしゅっ、ぐしゅっという音が僕の耳に届く。
投影装置のお陰で限度はあるが、観客に披露させる抱き方をある程度しなくてもいいという利点が出来た。だから好きな抱き方をしてみる。
「あっ……ああん……だ、だめよ、だめなのお……」
口では拒んでいる。しかし、身体は明らかに反応していた。僕が腰を振り立てるたびに、彼女のあそこからはだらだらと愛液が流れ出る。
「あっ、あん……やめてぇ……」
その言葉に、ふっと僕のいたずら心が頭をもたげた。
快楽をむさぼることに、お互い夢中になっていた。蜜でべたべたになった肉棒を、そっと引き抜く。
「え……?」
彼女が、僕を見上げる。
「やめて、って言ったでしょう?言う事には従わないと……」
僕は愛液でてらてら光る肉棒をかかげてやった。
「あ……んっ……いじわるぅ……」
彼女が身体をぴくぴくと痙攣させている。 時折腰がくねるのは、もちろんこのペニスで満たしてほしいからだ。
「どうしようかな………」
僕は、固く張った先端で、膣の入り口をかき回してやった。
「あっ、あはぁぁ……そんな、じらしちゃいやぁ……」
「じゃあどうしてほしいの?」
「……あぁ……入れて……入れてちょうだい………」
あんまりいじめるのもかわいそうだ。 僕はこの言葉だけでペニスを元のように差し込んでやった。 「あはぁんっ!」
彼女がうれしそうに身体をのけぞらせる。そのまま腰の動きを止めずに、僕は彼女を気持ちよくさせる為に思いついた事を実行に移す。
Gスポット………そこを刺激されれば、簡単にイッてしまう場所。
彼女くらい慣れていて、感度のいい女性なら、絶対にGスポットはあるだろう。
「え……」
僕は膣壁のあちこちをペニスで突きまくった。いちばん奥に、ひっかかるポイントがある。僕はその部分を先端で突いてみた。
「ああっ!」
彼女が思わず声を荒げた。あわてて自分で口をふさぐ。
「あっ、あんっ、ううん……あたるぅ……」
彼女が小さな声でうめく。全身の肉が緊張して、汗がにじみ始めた。
「あふ……あうんっ……あぁっ、だめぇ……」
僕は奥の奥までペニスを突っ込み、子宮口をこづき回した。 彼女が感じるにつれて、膣のいちばん中の方からひくひくとうねりがやってくる。
「くっ……」
僕はうめいた。ペニスの先端が吸い込まれ、竿がひだひだに巻き込まれるのだ。
「あうっ、はぁん……いくぅっ、いっちゃう、いっちゃうぅぅぅっ……!」
「僕も……もう……」
段違いのうねりが僕を襲う。
「お、お願い、中に……中に出してぇ……ああぁぁんんっ……!」
「うっ……!」
僕は汗にまみれた彼女の腹の、厳密には膣内に、白い精液をどくっ、どくっ……と思いきり吐き出した。
大盛況で終わったギルガメッシュの酒場の『いつもの』から次の日、迷宮の出入り口には、僕達が佇んでいた。一人増えた状態で。
ただし僕の左右を、人間の女の子の彼女と、エルフの女の子の後輩に挟まれる形で。
僕の両腕も、二人の柔らかい豊かな胸に挟まれていた……気持ちいいけどさあ。当然ながら衣服は全員一切着てない。
「ねえ……そろそろ離れない?」
「だめ。昨日あの後も私達を散々抱きまくったんだから。ちゃんと支えてくれないと」
「そうですよ。先輩も私も、今も結構腰に来てるんですよ♪」
そう……あの後タガが外れた僕は、彼女と後輩をこれでもかというぐらい抱きまくったのだ。
こうでもしないと先輩と後輩の関係がこじれそうだったので……身体に覚えさせるという発想で二人に僕の想いをこれでもかと擦り込ませた。
おかげで険悪な雰囲気はなくなったけど……今度は場所なんてお構いなしに甘えて来るようになって逆の意味で困っている。
「さあ私とマスターと先輩との初のパーティ。張り切って行きましょう」
「そうね。いざという時はロクトフェイトがあるし」
彼女と後輩に半ば連行される形で迷宮へと入っていく僕。将来に色々と期待と不安を感じながらも三人での冒険が始まった。
なお、追記として昨日ヤリ過ぎたのと彼女がフラグを建てたせいか、ロクトフェイトで撤退する破目になった。
当然稼ぎはパーになってお姉ちゃんに、今夜も『いつもの』をして稼げと言われたのは言うまでもない。
※こっから先は保存なしで
創作意欲を刺激されたので書き上げた裸忍者達のストリップショーの続編となります。
今回はちゃんと脱ぎますよ!
予想以上に長くなったので、一度に全部投稿しきれるように空白を空ける改行必要な所以外はしない方針で投稿する事にしました。
本来は「」の台詞の前に一行分間隔をあけておくのですが、読みにくかったら申し訳ないです。 乙
用語ミスが1つ見つかったよ
内容的に長い間会わなかったから再開ではなく再会が正しい
これ3箇所あったから管理人さん、保管庫うpの際再会へ手直し頼みます >>155
あ……1作目書いた時は単品読み切りのつもりだったから
彼女のGスポットの設定頭から抜けてしまいリセット状態で書いちゃった……。
「奥をまさぐる内に、ほんの少しだが肉の感触が違う場所を見つけ、そこを重点的に攻めまくった。」
「彼女は自分から腰を揺さぶって、奥に隠れたスポットを僕の先端にぶち当て続けた」
と前作で名言はしないけど書いたのに……大変失礼しました。
膣の奥、子宮口付近にある性感帯はポルチオ性感帯(別名Pスポット)という名で、Gスポットと混同する人が多いらしいです。
私も例に漏れずポルチオ性感帯…PスポットをGスポットと混同してしまいました……。
感触はコリコリとした突起物のような感じで、調べれば調べるほどGじゃなくPだったようです…。
※よって保管庫管理様>>152の以下の部分を。
Gスポット………そこを刺激されれば、簡単にイッてしまう場所。
彼女くらい慣れていて、感度のいい女性なら、絶対にGスポットはあるだろう。
「え……」
僕は膣壁のあちこちをペニスで突きまくった。いちばん奥に、ひっかかるポイントがある。僕はその部分を先端で突いてみた。
※このように修正して保管庫へ保存お願いします……。
Pスポット、またの名をポルチオ性感帯………そこを刺激されれば、簡単にイッてしまう場所。
日々僕のテクで慣らされて、感度もよくなっている彼女なら、Pスポットのもたらす快感は、格別なものとなるだろう。
「え……」
僕は膣壁のあちこちをペニスで突きまくりながら探す。やがて奥の、ひっかかるポイントを把握し、僕はその部分を先端で突いてみた。
これでツッコミ要素は消えたと思うのですが……お詫びにもう一作品書こうかと考えています。
オマケとしてGスポットの位置は基本恥骨の裏辺りですが、人ごとに膣の長さや部位等も違う為に個体差があるとの事です。 >>157
155だがお疲れ
Gスポは、実はクリを膣中から刺激してるだけという説があって、俺もその説を支持してるのでつっこんでみた
あー風俗行きてえ。はよコロナ納まれ 戦闘シーンに力を入れてるのがGJ
あとGスポット描写についてはあまり気にしない方がいいかと
自分なりの解釈だと挿入してある程度進めたらまとめて奥扱いのように感じたので
モチベ落ちて書けなくなったら元も子もないから頑張って >>152
セリフの前の空行なくても読みやすかったよ
ブラウザによって違うんじゃないかな 嬉しい投稿ラッシュです。今しがた、保管庫にまとめて追加しましたが……
本文の抜け、修正依頼の忘れ等ありませんかね?
それぞれ、執筆された作家様においてご確認戴けると助かります。(←ファミレスの注文確認方式) 「――ギィアッッッ! キ、キサマ何故コイツラヲ助ケヨウトスルノダ!? オ前達冒険者ニトッテ我ラモンスターハ等シク敵ノ筈!!」
「以前冒険者達が同業者を輪姦しようとする光景に出くわしてね。だから同じような光景を見かけたらモンスターであろうとほっとけないんだよ」
「マ、待テ! 取引ヲシヨウデハナイカ! オ前ニトッテモ悪クナ<シュパッ!>グハアーッ!!!」
「さっき話した冒険者達と同じく騙し討ちする気バレバレだよ。こういうの見ると僕達もモンスターも種族が違うだけで、根本は変わらないんだね」
「……あ、あの!」
「ああ、そんなに警戒しないで。君たちに危害を加えるつもりはないから。君も相方も大丈夫かい?」
「は、はい! 貴方様が助けてくれたお陰でわたくしも彼女もなんともありません。ありがとうございますわ……」
「よかった……。ケガもないみたいだし、安心したよ」
「ねえ、どうしてあたし達を助けれくれたの? もしかしたら助けたあたし達が不意打ちする可能性だってあったのよ?」
「心配してくれるんだ。優しいね。伊達に全裸で迷宮に潜れるくらい鍛えてないよ。それに……誰かを助けるのに理由はいるかい?」
「えっ……!? な、なにこの気持ち……。今までインキュバスに迫られても、あたしこんな気持ちにならなかったのに……」
「マスター!どこですかああああ!!」「ねえ!大丈夫なの!?返事してよー!!」
「あっ! いけない! 仲間達が待ってるんだ。じゃあねっ、今度は悪い輩に捕まらないように気をつけるんだよ!」
「「……………………」」
「――――新しい店員の研修…ですか?」
ギルガメッシュの酒場のカウンターに僕、彼女、後輩が当然何も着てない裸のまま、揃って座っていた。
後ろから酒場を訪れている、冒険者や客の視線をチラチラと感じつつ、お姉ちゃんの話を聞く。
「そうなのよ。うちも新しい店員を雇う事になったんだけど特殊な店員でねえ。あなた達の『いつもの』と相性がよさげなのよ」
僕達がお姉ちゃんへの返済金を払えない時に行う、『いつもの』と相性のいい新たな店員……彼女は頭を抱え、後輩は期待に目を輝かせる。
「だからあなた達には新しい店員達に『いつもの』のレクチャーをしてほしいのよ。あなた達にとっても悪い話じゃないわよ」
「ま、またなの…お姉ちゃん……」
「私は、マスターがいいというのなら構いません…。その、店員さん達にも、興味ありますし」
嫌な予感が当たった! ようするに新入りの店員達を脱がせて一緒に踊れと……。
「やってくれたら返済金の一部を『いつもの』3回分まけてあげる。それに、『脱がせなくてもいい』ような娘達だから、踊りを教えるだけでいいわよ」
「踊りを教えるだけって「貴方様!」「ご主人様!」こ、この声は!」
僕はカウンターから立ち上がると声のする方に振り向いた。
勢いよく立ったので迷宮帰りの直後で、気が昂ぶっている僕の勃起したペニスもブルンと振動して、店内の女性客の視線が一気に集中する。
僕を呼んだ声の主は二人、一人は長い金髪の女の子、もう一人は赤と茶の間の色の長い髪の女の子だ。
ただ、どちらも僕達と同じように服は着ておらず、まるで高レベルの忍者のように、堂々と裸身を晒している。
双方彼女や後輩並に発育のよい身体つきで、素人なら忍者と見間違うくらいだ。
赤と茶の間の色の長い髪の女の子の背に翼が生えてなければだが。
そんな翼の生えた女の子を当たり前のように受け入れ、隣に立っている金髪の女の子も普通の人間じゃないという事になる。
何故そんな結論に到達するのか? なんて事はない。
目の前の全裸の女の子達は、僕がモンスターに強姦されそうになっていたのを助けた、サキュバスとビューティだったからだ。
「貴方様……ちゃんとわたくし達の事を覚えてくださったのですね……」
目を潤ませる長い金髪の全裸の美少女の姿をしたモンスター、ビューティ。
本来はビーストというモンスターを使役するのだが、他のモンスターに強姦されそうになっていた時も、今もビーストの姿は見えない。
「もう一度会えた……あたしのご主人様に……」
赤と茶の間の色の長い髪で背中に翼の生えた、同じく全裸の美少女の姿をしたモンスター、サキュバス。
世の男達をその甘美な容姿と吐息、まなざし、淫らな囁きで堕とす魔性の女の筈なのだが、なんだか逆に僕に堕とされてない?
「ちょっと待った! 悪い輩に捕まらないようにって注意して別れたよね!? なんでリルガミンに来てるのさ!」 欲情の熱を秘めて、ジリジリとにじり寄りつつある二人にひるみながらも、僕は必死に二人を押しとどめながらリルガミンに来た理由を尋ねる。
僕の背後の彼女は「またなのね…」的な視線で僕をジト目で見つめ、後輩は新たな同志を得たとばかりにエルフの長い耳をピコピコ動かす…。
そしてカウンターの向こうのお姉ちゃんはいいぞ!もっとやれ!とばかりにニヤニヤしている。この人はホントに……。
痛い視線の中、なんとかサキュバスとビューティを落ち着かせると、二人の口からは世知辛いモンスター事情が語られるのだった。
「迷宮って昔からモンスターの縄張り争いが激しくて…。中にはお金で強いモンスターを雇って襲わせてくるのもいたの……」
「サキュバスさんは住処を立ち退かされ、途方に暮れていた所をわたくしが助けて一緒に暮らすようになったのが、二人の切っ掛けですわ」
「でもビューティの住んでた所も、居住環境が良かったせいか、あたしの時と同じように狙われて……」
「使役しているビースト達の全滅と引き換えに、わたくし達はなんとか逃げおおせました」
「それから新しい住処を求めて迷宮内を転々としたんだけどね……」
「貴方様と初めて出会った時に一緒にいた、デーモンロードに目をつけられまして……」
「あたし達みたいに見た目に自信があるのは、強いモンスターの庇護を代償に肉体関係を要求されるのも珍しくなかったのよ」
「あのデーモンロードは、わたくし達の安全を保障する代わりに、性奴隷になる事を要求してきましたわ…」
「確かにあたし達の仲間の中には、その容姿を生かして異性を誘惑するのもいるわ。でも……」
「好みでもない殿方に身体を委ね、ましてや性奴隷になれなど、お断りですわ!!」
「と、抵抗したけど力で強引に組み敷かれたら…どうにもならなかった……」
「あとは無理矢理犯されるだけ……と絶望していた所に…貴方様が駆けつけて来てくれたのです」
「デーモンロードをいとも容易く倒したのに、驕る事なくモンスターのあたし達も心配する優しい言葉をかけてくれた」
「その言葉がわたくし達にとってどんなに嬉しかったか……」
「だから……君は、あたしのご主人様に相応しい、この人になら仕えたいって思ったの…」
「貴方様に助けられた後、わたくし達は迷宮内の安全な領域を求めて彷徨ったのですが……どこにも安住の地は見つからなかったのです」
「もう迷宮内じゃやっていけないって確信したあたし達は、思い切って外で生きていこうって決めたわ」
「サキュバスさんの仲間には、人の世俗に慣れてしまい、人と同じように暮らしている方々もいると聞きましたから」
「天職とも言える、娼婦宿を経営している同族の伝手で、ご主人様がこのギルガメッシュの酒場に住んでいるって聞いたのよ」
「そして店主様に頼み込み、ここに住み込みで、貴方様達が時々披露している『いつもの』を舞うのも含め働かせてもらう事になったのです…」
僕と彼女と後輩は、サキュバスとビューティの過酷な過去に絶句するしかなかった。
そしてサキュバス達が迷宮の外で娼婦宿を経営している話は、都市伝説レベルの噂話で聞いた事はあるけど、まさか本当だったなんて……。
事情を知らない人から見れば高レベルの裸忍者に見えるビューティならまだ誤魔化せるだろう。
だけど背中に翼を生やしているサキュバスを人間と誤魔化すのは難しい。なのにリルガミン市街を出歩けてギルガメッシュの酒場にいられる。
つまり人と共に暮らすサキュバス達のコミュニティは、リルガミンの行政にもそれなりの影響力や発言力を持っている、という事なんだろう。
そんな所と伝手を持っているって……お姉ちゃんあなた本当に何者なんですか!?
「ねえ……こんな話聞かされたら放っておけないよ……」
「私も先輩に賛成です。強姦されそうになったのは私と重なりますし……」
彼女も後輩も種族は違えど女性の苦難の話を聞かされて同情的だ。
そして助けられた事もあってかサキュバスとビューティは僕に好意を抱いている。
人々を傷つけなければ、人に混じって生活しているモンスターもいる事も知ってしまった以上、僕に断わる余地はどこにも残っていなかった。
「ビューティ、準備はいい?」
「いつでもいけますわ」
ショーの控室にて、僕はお客さんの前で脱ぐための、忍び装束もどきを着ているビューティに声を掛けていた。
ビューティは緊張しており、僕の顔ですら見ようとしない。
「でも、こういうのって慣れないものですわ」 「かもね」
普段迷宮で全裸で生活していたからだろうか? 首から下の肌の露出を隠す、忍び装束もどきに違和感を感じてしまうのかモゾモゾしている。
背中の翼が外部に出るように改造された、忍び装束もどきを着ているサキュバスも同じように、皮膚を覆う布地に慣れてなさげだ。
「僕が分身の術が使えるなら、ビューティの代わりに出てもいいけど、こればっかりはどうにもならないからね」
「そんな事したら、店主様がカンカンになりますわ」
「お客もそうだろうね」
「……時間になりましたわ。それでは行きましょう」
『いつもの』開催時間となり、忍び装束を着た僕、彼女、後輩と、忍び装束もどきを着たサキュバス、ビューティが舞台へと歩き出した。
投影装置が店中の空間に多数、僕達を様々な角度から映した幻を投影し始める。
僕達は所定の位置について、各自観客の視線を惹き付けるように、忍び装束あるいはもどきを焦らす様に脱ぎながら踊りだした。
ビューティも観客達の前に立つと意を決し、忍び装束もどきをゆっくりと客の視線を誘導するかのように脱ぎだす。
その間も僕の顔を見る事はなかった。
むしろ、その顔を見られまいとしているようでもあった。
そして、ビューティは舞台で舞う。
どよめく声、数えきれない視線。
様々な色に染め上げる照明の光と、気分を高揚させるような音楽。
ビューティは踊り始めた。
それまでの緊張していた様子など、今のビューティには微塵もなかった。
堂々としていて、恥ずかしがる事もない。
いつも見ているビューティより、女神のような上位な存在に見えたりする。
ときおり激しく舞っては、彼女の金色の長い髪と、吸いつきたくなるような胸がそれにあわせて揺れる。
穏やかに舞えば、しなやかな肢体がその美しさを誇示するように、その全てを曝け出していく。
そんなショーを、僕は共に踊りながら見守っていた。
「ビューティ、堂々としてきたね」
僕の隣で踊りながらビューティを見守っていた彼女が、僕に話しかけて来た。
「そうだね……」
「もしかして、助けた相手がこんな事になって複雑な心境だったりする?」
「え?」
「そういう顔してる」
「そう……」
「これもあの娘が決めた事だから、私達はそれを見守ってあげましょう。このままハマってくれた方が私としても負担が減って嬉しいけど」
「………………」
「…って、そんな怖い顔しないでよ。まったくもう、過保護だこと」
「ほっといてよ」
そんなやり取りをしながらステージで踊るビューティを密かに気にしていた。
今もビューティーはその魅惑の裸体を艶めかしくくねらせ、観客の視線を全身に浴びている。
ビューティはときおり、陶酔したような顔になる。
それは、大勢の人の前で、本当の意味で全てを晒した事への悦びなのかもしれない。
「にこっ……」
「え?」
――――そうではなかった。ビューティは僕の方を見ると、微笑んで来た。
何故かその顔が、『自分を見て』と僕に促しているように見えた。
ビューティは明らかに僕を意識して踊っている。
今の舞いが、僕一人の為に捧げられているような、そんな感覚さえある。
「聞いてみたら、ビューティむくれそうだなあ」
踊りつつ、そんな事を独りごちながら微笑み返してあげると、ビューティもそれに反応して笑い返してきた。
目を合わせると、ビューティがうなずいてくる。
声は聞こえずとも、僕はビューティと視線を交わしあい、僕とビューティの間にコミュニケーションが成立していた。
奇妙な関係だが、今はそれでいいのかもしれない。
ビューティからサキュバスに視線を移すと、その筆舌に尽くし難い魅力によって、凄い事になっていた。
赤と茶の間の色の長い髪で背中に翼を生やした全裸の美少女は、この場所にいる人々の注目を集めている。
見られる事に快感を覚え、よりその気持ちを高めたいと欲していた。
(もっと、見られたい)
(もっと、感じたい)
(もしここで誰かがステージに上がってきて、あたしを抱くような事があるなら……)
(自慢の胸を揉みしだかれ、秘部をかき回され、精のほとばしりを全身に浴びる事をあたしは拒まない……。ご主人様最優先だけど……)
「ふふふ、あはっ……」
(自分でも何が可笑しいのかはわからない)
(ただ、そうしたいと思ったからそうしてるだけ)
(こうしたいのも、あたしが望んでいるから)
僕の視線に気付いてか、サキュバスは背中の翼を広げると同じタイミングで大股開きになり、自身の秘所を開いて見せた。
淫らな割れ目が開き、中にある紅いヒダヒダが観客の目の前に晒された。
店内からのどよめき、そして溜息。
「まだまだよ……」
そう呟きながら、サキュバスは豊かな乳房を愛撫しながら、開いた秘部に指を添えると、ゆっくりと動かし始めた。
「はあっ……見えるかしら」
ほどなく、サキュバスの指先に透明の液体が絡みつくようになった。
サキュバスの膣から生み出された愛液は留まる事無く、おびただしく溢れ出す。
それは、もう踊りではなかった。
僕や観客に見守られる中で、一人の少女が自慰にふけっているだけ。
快感に身悶え、怪しく身体をくねらせ、見られている刺激に酔っているだけ。
「あはぁん……ふう、んっ、はあぁぁ……」
ちゅくちゅくと水音を響かせ、コリコリと乳首を弄り、甘い声を上げ、僕も含めた見ている者の脳髄を刺激する。
「ふっ、んんっ、はぁ……あンっ、くぅっ、ぅぅん……」
指の動きが激しくなってくる。
ときおり、腰がピクピクと跳ねる。
「ああぁ、はぁん……うふふ、いっちゃいそうよ……」
絶頂に近づきつつある身体には、いくつもの汗の水滴が浮かんでいた。
「はぁ、あぅんっ……ふぅ、はぁぁ、あああぁぁぁ……」
サキュバスは自慰によって達するまで自身の秘所を愛撫し、その光景を観客に晒し続けていた。
一方後輩はというと、周りは人々で賑わい、四方八方から歓声が聞こえていた。
テンポの良い曲とその音に合わせて動く照明が、いやがおうにも気分を昂ぶらせてゆく。
人と音、そして光を集めている舞台の一角では、一人のエルフの少女が踊っていた。
一糸纏わぬ全裸であり、手で露出する肉体を隠す事もなく、恥ずかしさで顔を歪めたり、紅く染める事もない。
むしろ――この空間、この雰囲気に酔いしれ、今の自分が愛しくて、見ている人々が愛しくて、その身体を晒す事が快感を齎す。
秘めし部分へと集中する視線が自分の気持ちを昂ぶらせ、赤や青の光に染まる汗ばむ身体を、立派な胸を揺り動かしながら――。
後輩はエルフの証である長い耳を、時折震わせる事で歓喜の感情を表しながら舞い踊り、僕も含めた、ここにいる全ての者を魅了していた。
そんな後輩を、僕は同じステージの上で踊りを披露しつつ、チラチラと眺めていた。
舞台で踊る後輩は、同じ舞台にいる僕など意識の外であるかのように振る舞っている。
艶めかしく身体をくねらせ踊る後輩には、人ひとりに意識を割く余裕などまだないのだろう。
「…………!」
時折何かを呟いてるようだったが、音楽や歓声が邪魔になり、その言葉は僕まで聞こえてこない。
ストリップとはいえ、舞台の華となった後輩。僕をマスターと慕うエルフの少女はとても輝いて見えた。
それは、僕との距離であり壁でもあるが……
「クスクス……」
「え?」
後輩は僕の方向を見て、いつもの顔で微笑んだ。
踊りの中で、丁度こっち側を向くようなシーンがあったのだろう。
僕の方向を向いて、自分の秘所を突き出すポーズをした瞬間に目が合い、そして笑いかけてきたのだ。 僕達の踊りは店に備え付けられた投影装置によって、様々な視点・角度からの姿を店内に多数投影できるようになっている。
だから常に観客の方に向きながら踊り続ける必要性は減っている。
客の中には生の踊りを見る事に拘る客もいるが。
「もしかして……投影装置の利点を活かして、僕の方にリアクションするつもりじゃ……」
そう思っていた矢先に後輩は再び僕を見つめ、次は投げキッスをする。
周りにいる人々は振付の一部と思っているらしく、より高い歓声が巻き起こり、口笛を鳴らす者もいた。
しかし僕だけが、その真意に気が付いた。
「後輩ってば、すっかり楽しんじゃってるなあ……」
その後も何度も僕の方を向き、何かしらのポーズをしながら、その度に愛想を振りまいていた。
踊りつつ彼とビューティの事で会話した後、私は自分の踊りに専念していた。
最初はいくらお姉ちゃんの命令でもこんな仕事、冒険者のやる事じゃないと思っていたけど、入れ込んでみるとこれが何とも楽しくて。
元々身体を動かすのは好きだし、歌う事は苦手だけど、聴いてリズムを取ったりするのには抵抗が無かった。
ようは服を着ていないだけの、普通のダンスショーと思えばいいんだ。
私はいつもお姉ちゃんの影に隠れがちで、あんまり人前で何かをするという事はやった事が無かった。
こうやって、大勢の人に見られる中で、何かをするって事なんて考えもしなかった。
だから、最初はこの仕事をするのが嫌だった。
でも、皆で頑張ってお金を稼がないと、お姉ちゃんへの返済金は減る事はない。
お姉ちゃんに迷惑をかけるのは嫌だから、お金になるなら恥ずかしい事だって我慢しないと!
そんなわけで、今やってるこの仕事。お姉ちゃん曰く『いつもの』
表向きは嫌がってるけど……正直言って、はまってるかもしれない。
こんな事、誰にも話せないけど――後輩ならわかってくれるかな――何だかこの仕事が楽しくなってきた。
私をこれだけの人が見てくれる……というのもある。
自分のやる事で、それが人が喜んでくれて、その成果が私にも返って来る。
だんだんと、産まれたままの姿で、自分の踊りを披露する事に誇りができつつあった。
恥ずかしいけど、それが何だかいい気持ちだから……私は踊りを頑張るの。
「うふふっ……♪」
自然と鼻歌を口ずさみながら、私は舞う。
愛想を振りまきながら、ステージの上を跳ねるように踊る。
紅や青の光が肢体に当たって、いろんな色になってゆく。
何だか、それが今着ている衣装みたいな気分。
そう思っていたら、全裸でお客さん達の前で踊っている事がだんだんと気にならなくなってくる。
服を着ていようと裸体であろうと、私にとっては『いつもの』格好で、踊り回っている――そんな気分。
「ふーふふーーふーん♪」
昨日、寝る前に考えたポーズを決めてみる。
その時は、恥ずかしさで自己嫌悪に陥ったけど、今はそんな気持ちにもならなかった。
ひとりより、皆に見られてる方が恥ずかしくないって何か変。
でも、それが今の私の気分なのだから、どうしようもない。
「あ」
見てる人がどよめいている。
「……あははっ」
忍者の身体能力を活かしそのままのポーズで、手を軸にしてくるりと回ってみる。
お客さんの目、釘付け状態。
というか、なんだか私のあの場所……お姉ちゃんに負けないくらい育った胸と、股間しか見てない気がする。
「だぁ……めぇ……だよぉ……」
意地悪したくなったから、足を閉じてみると――落胆の顔。
開いてみると――悦楽の顔。
やっぱりそう…………。
「あんたも……好きねぇ……」
何処かの誰かが言っていたフレーズを口真似してみると、お客さんから口笛が飛び交う。 「好きだーっ」と奇声を発している人もいるけど……その途端、隣で女のお客さん達の視線を集めている彼が奇声の主を睨みつける。
ちゃんと想われているのは嬉しいけど、仕事は仕事と割り切らないと。
後輩の初舞台で、彼が後輩を抱いた時に、嫉妬した私が言える事じゃないけど……。
とにかくショーは盛り上がり、お客は私達に釘付けだった。
僕の彼女に「好きだーっ」等と言った男性客を睨んだ後、踊り自体が一段落して、誰を抱くか選ぶ段階に来たようだ。
最初は彼女だけだったが後輩、今回はサキュバスにビューティと増え、誰を選ぶかで悩む事になった。
お姉ちゃんに頼まれているのは新店員に『いつもの』のレクチャーをする事。
だったら最初に選ぶ相手は決まっている。僕は、ビューティの肩をゆっくりと引き寄せた。
ビューティは一瞬びくりとしたが、本気で嫌がってはいないようだ。
「んっ…………!」
唇を合わせると、一瞬、ビューティが小さくもがいた。
それを、唇でなだめるように、ゆっくりと押しつける。
「ん………」
華やいだ、女の子の甘い息の匂いがする。
ぷるんとした唇を舌で割ろうとしたが、やはりビューティは唇に力を入れて僕を拒む素振りを見せる。
だが、舌先で誘うようにつつき、唇の合わせ目をゆっくりと刺激すると、少しだけ隙間が開いた。
「む……ん、んっ……」
おびえたように奥に引っ込んでいた舌をつっつく。
なんとか絡め取りたくて、懸命に舌を伸ばし続けた。
やがて………何度か繰り返すうちに、ビューティの力がふっと抜けた。
素早く、すくい取るように、ビューティの舌を吸った。
柔らかく弾力のある舌が、今度は素直に応えてくる。
それが、うれしかった。
僕は思いきり、ビューティを抱きしめた。
「あ…………」
ビューティは小さな叫び声をあげるが、特に激しく逆らったりはしなかった。
僕の胸元に押しつけられる、弾力のある乳房の感触を感じながら、うっすらと浮き出た肩こう骨を指でなぞる。
「はぁ…………」
ビューティが上を向いて、目を閉じたまま息をつく。
そのままゆっくりと背骨にそって手を下ろし、長い金髪に隠れがちな丸みのある尻にたどりついた。
「あ………」
ぴくり、とビューティの身体が震える。
ヒップの曲線を伝って、尻の割れ目に指を差し込む。
なめらかでその下で熱を持つ肌に挟まれる感触を堪能した後は、尻の下にある太腿を、ゆっくりと撫でる。
「う……貴方様ぁ………」
ビューティが、頬が上気させた顔で僕を呼ぶ。
「くふん……」
無意識のように、僕はビューティの身体を触り続けていた。
ビューティの身体は柔らかく、決して僕を拒んでいない。
危うくデーモンロードに散らされかけたが、まだ未開の、ビューティの秘部……僕は尻の方から指を回して、内腿の中へそっと伸ばした。
「はう………!」
熱い。親指の背でさすると、湿った触感が伝わってくる。
………もう、がまんできない。この中に、熱い蜜がある……。
「ビューティ……!」
僕はビューティの股を少し開かせると、すっかり昂ぶりきったモノを突き込んだ。
「あぁぁああああっっっ!」 熱い蜜壺が、難なく僕のペニスを呑み込んでいく。
過酷な迷宮生活のせいか、あるいはビューティの種族の特性か、その膣は容易く僕を受け入れてくれた。
僕は立ったまま懸命に腰を動かした。
「あっ、ああっ、あうっ……はぁああっ!」
僕の肩を掴むビューティの指に、ぎゅっと力がこもった。
喘ぐ声が甘い。ねばつく愛液の中へ、ぐいぐいと僕は肉棒をねじ込む。
「あぅ……あっ、ああっ、はぅ……すごいですわぁ!」
立ったままのこのスタイルは、ビューティのクリトリスがペニスや股間の動きに刺激される位置にあった。
手で確かめると、僕が腰を突き上げるたびにくにくにと淫核がよじれる。
下半身だけでなく、上半身もビューティの胸が押しつけられ、突起した乳首がコリコリと胸板を擦るのが気持ちいい。
「ああっ、あふぅっ……わ、わたくし……腰が抜けそうですぅ……!」
これには、ビューティも相当感じているようだ。
僕はもっともっと感じさせようと、腰の動きを早める。
「あぁぁっ、も、もう……ダメですわっ……!」
ビューティも僕に合わせて腰を動かしながら絶叫する。
絶叫とともに、ビューティの膣が激しく収縮し始める。
感じる膣にきつく締められて、僕の背中を快感が駆け登っていく。
「ああっ……ああぁぁっっ! い、いくぅっ、いっちゃいますわああぁぁぁっ!」
「うっ……!」
ビューティが全身に力を込めて、達した。
愛液がどっと流れ出てくる。僕を咥え込んで離さないとばかりに、びくびくと息づく膣。
その中に、僕は欲望の限りを吐き出していた。
僕は、自分の股間が、熱く昂ぶってくるのを感じていた。
僕は精液と愛液にまみれた太竿をぬぽり、とビューティの膣内から抜いた。
華奢な僕の体格と反比例した、ごつくて堅そうなペニスがてらてらと光っている。
ビューティの次に抱く、性感の発達しているだろう、サキュバスを満足させるには充分なモノだと思っている。
サキュバスを改めて見ると、外見年齢は僕達と同じくらいなのに、脂がのっているがひきしまった、大人の女を兼ね備えた色気が僕を圧倒する。
そして彼女はくるりと姿勢を変え、犬の服従のポーズで僕に股間を曝け出した。
粘つく液体をしたたらせた、やや色の濃い花ビラがぱっくりと口を開けており、その上の小さな突起も外気に晒されプックリと膨れている。
ねとつく蜜が床まで流れ出して、快楽の跡を僕に見せていた。
「早く……じらさないで、一気に入れて………」
サキュバスが腰を小さくくねらせて、僕のモノをねだる。
ひく、ひくと肉の厚い陰唇が震えている。
「お願い、早く………ご主人様の、ペニスを……」
サキュバスが僕を見上げ、せつなそうに眉をしかめる。
僕はふっと我に返りサキュバスの肢体をじっくりと視姦した。
仰向けになっても、重力に逆らい美しい形を保ち続ける乳房が、うっすらと上気して色っぽかった。
世の女性達が羨ましがるほど綺麗で形もよく、しかも大きな胸だ。
ツンと天井を向く胸の突起は、もう既にぴんぴんに張っている。
僕のムスコは完全に立ち上がって、欲望を吐き出したくてあえいでいる。
急いで僕はサキュバスにのしかかった。
「あはぁぁぁんんっ!」
ぐちゅ……っという音と共に一気に突っ込むと、僕のペニスがぬかるんだ膣に包み込まれる。
その肉壁はきつい上に、しかし自在に締め付けてくる。
サキュバスという種族の肉体的特性だろう。
僕はその快感に突き動かされて、激しいピストン運動を始めた。
「あぁ、あぁん……あ、い、いいわ……」
「く……」 僕はうめいた。肉壁に細かなひだひだがあって、僕が突くたびにそれがふるふるとうごめくのだ。
たまらない感触だった。
「あっ、ああ……いい……ご主人様の、堅い………」
濡れた唇で、サキュバスがいやらしい言葉を吐く。
下の唇も、愛液をだらだら流しながら、出入りする僕のモノをしっかりと咥え込んでいる。
「……サキュバスさん、これは素晴らしい見物でございますわぁ……。貴方様のモノが、サキュバスさんのあそこに出たり入ったりなさっています」
さっきまで僕に抱かれていたビューティが、腰を振りながら四つん這いで僕達の下へと這い寄り、サキュバスの耳元で囁く。
「そして……サキュバスさんの下の唇が、そのたびにめくれて、熱く充血した中の肉も拝見できますわ……」
「あ、ああ、いやぁ、そんなこと言っちゃ………だめぇ…………」
ビューティの時代がかった言い回しが、逆に妙にエロティックだ。
サキュバスは口ではそう言いながら、むしろ悦んでいるのが一目瞭然だった。膣がいちだんと収縮し始めるからだ。
「………貴方様。サキュバスさんの膣内の上の方を突いてごらんなさいませ」
僕は、ビューティの言葉通り、膣の上部のあちこちを先端で突きながら探っていった。
そしてある部分に、ペニスの先っぽが当たった時だった。
「あああぁぁぁっ! そ、そこは……あぁぁんんっ!」
サキュバスが赤と茶の間の色をした長い髪を振り乱し、翼をはたかせながら、背を弓なりにそらして絶叫した。
「そう、そこが、サキュバスさんの性感帯の一つでございますわ」
ビューティが満足そうにうなずく。
「指でさわるとざらざらしている、淫乱な場所ですの………どうぞ、ご堪能下さいませ」
「あっ、はぁっ、あっ、あっ……だ、だめぇぇぇっ!」
僕のペニスに快楽のスポットをこじられて、サキュバスが狂ったように身体をびくびく揺らす。
それにつれて膣のひくひくが激しくなり、さらにぎゅうっと締めてくるのはものすごい快感だ。
僕の中に急激に射精感がこみ上げてくる。
「ああっ、当たってる………当たってるわ……そこ、すごい……感じるぅ……あはぁぁんんっ!」
僕は熱い壷の中を、射精寸前でふくれ上がった肉棒でぐちゅぐちゅとえぐりまくった。
「……あうっ、あっ、あんっ、も、もう、私……い、いく、いくぅぅぅぅっ!」
サキュバスが腰をきゅうっとすぼめた。
熟れた肉体が硬直する。腕が折れそうなほどつっぱらせながら、彼女は強いオーガズムに達していた。
「くっ……!」
それと同時に、僕も腰をサキュバスの股間へと思いきり打ちつける。
ひときわ力の入った締め付けが、僕を射精へと導いた。
「はっ、はぅん…………」
はじけた精液が、充血した膣壁に何度もぶちあたって、サキュバスの肉体を震わせた。
小さな声をあげて、サキュバスは汗に濡れた長い髪の上に身体を横たえた。
※投稿制限の関係上今夜はここまでとなります。
残りは明日の夜に投下しますのでお待ちください。 乙
全裸3人カウンター想像したら興奮した。男はいらんけどw
何気に「淫核」もいいね 「あぁん……せ、先輩………」
(…………………!!!!!!)
サキュバスの膣内からペニスを抜こうとした時、突如聞こえて来た後輩の、彼女を求めるような甘い声。
顔を声の主の方向に向けると、僕は言葉を完全に失った。隣では彼女と後輩によって、すごい事が行われていたのだ。
………どうやら二人は、気が昂ぶり発情していくにつれ、女同士のラブシーンに昇華してしまったようだ。
目は自然に吸い寄せられ、僕は迷宮での探索時以上に息を殺して、二人の行為に意識を向けていた。
僕だけでなく観客の視線も集まる中で、彼女が後輩の耳元でささやいた。
「ねえ……私の舌をあげる………だから、あなたの舌をちょうだいな……」
「ん……は。はい……先輩……はぁ、先輩………」
後輩が、小ぶりでつやのある唇から、ふっくらとした舌を突き出した。
彼女も同じように、花の蕾のような濡れ濡れとした唇からそっと舌を出して、後輩の舌を絡め取った。
「う……うん………ふぅ……」
ちゅく、ちゅくと舌を吸い合う音が響く。唾液でぬめる二人の舌が、お互いの唇をなぞり、口腔を刺激し合う。
「せ、先輩……なんだかエッチな、味がします………」
彼女の唇を舐め取った後輩が、ピコピコと耳を震わせながら喘ぐように言った。
「………雌の香りがするでしょう?」
彼女が嫣然と笑うのに合わせてか、さっき射精したばかりの僕のモノが、サキュバスの膣内でゆっくりと頭をもたげてきた。
それにつられてか、ぐったりとしていたサキュバスの肢体が、僕との結合部を中心にピクンと痙攣する。
ビューティは僕の様子を見て何かを察したのか、僕の視線の前に移動すると、そうっと指を秘所の上に這わせた。
指はゆっくりと食い込み、ビューティの漏れ出る吐息と共に、陰唇の中へと入り込んでゆく。
長い金の髪の隙間から覗く乳房の、乳首は僕に抱かれたばかりなのもあってか、きゅっと尖って見える。
丸い乳房にほの紅いアクセントになって、とても煽情的な眺めだ。
「んっ……貴方様ぁ…。彼女と後輩さんの絡み合いを見てもう硬くなっているのでしょう? なら、お二人が終わるまで、もう一戦お願いしますわぁ」
ビューティの細い指がツプツプと、自らの割れ目に飲み込まれていく中で、それだけでは我慢できないとばかりに僕に懇願してくる。
白い華奢な指が腿の奥でうごめく様子はエロティックだった。
「く…………うん…………」
一方、まだ僕のペニスを受け入れているサキュバスは、僕のモノの復活に合わせて遠のいていた意識が戻りつつあるらしい。
「じゃあ、もっとエッチな事、しましょうか」
そして女同士で絡み合う二人はというと、今度は唇を合わせたまま、彼女は自分の胸をつかみ上げて、後輩の胸にすり寄せた。
「……んんっ!」
後輩もすぐに、自分の乳房を持ち上げて彼女に応える。
「うふふ、後輩ってば……だんだん先っぽが固くなってきているじゃないの」
両方の乳首が、すりすりと触れ合って、微妙に形を変えていく。
同じおっぱいでも、並べて比較するとそれぞれの細かい個性が出て来る。
『いつもの』以外でも性欲が溜まれば二人を抱く事は珍しくない。特に迷宮探索の後は気が昂ぶり肉棒に集中するので、ほぼ日常と化している。
僕とのエッチで愛撫され、揉まれ、吸われを積み重ねる事で完全に熟した、彼女の豊かな乳房。
まだ僕に抱かれだしたばかりのせいか、形は大きくも、熟しつつある、後輩のぱんとはったような触感も残る胸。
二人とも、違う意味できれいな裸体だ。彼女の方は、張った中にも肉の柔らかさがあって、むせかえるような『女』の匂いが伝わってくる。
丸みのある肩、くびれたウエスト、そして張り出した腰と、白桃に似た尻が、僕に抱かれ続けた事でここまで育ったのだと無言で語っているようだ。
後輩の方は僕に抱かれた回数は彼女より少ないが、オナニーをしていたのか成熟しきっていないにしても、感度のいい身体をしているらしい。
うっすらとかいた汗で肌が光る。若さに張りつめた敏感な肉が、小刻みに震えていた。
それぞれの掌に揉みしだかれて、弾力のある乳房が揺れている。
「ああん……先輩だって……」
目をこらすと、二人の乳首がだんだん立ち上がるのまで分かった。
盗み見していた僕の股間に、さらに血が集まってきた。ビクンとペニスが痙攣する度に、繋がっているサキュバスの熱い溜息が聞こえて来る。
「サキュバスさん、感じてるのですねぇ…。なら、わたくしが手伝ってあげますわ……」
「はうっ!……ビュ、ビューティっ……ダメっ!」 ビューティが懸命に自分を慰めながら、ねっとりとした笑みを浮かべ、サキュバスへもう片方の手を伸ばした。
犬の服従ポーズで僕と性器同士を結合してから、仰向け状態のままのサキュバスの、大きな乳房を揉みしだきながら舌を這わせる。
まるで生娘のように、とまどいで身体を固くするサキュバスに構わず、今度は乳首をぺちゃぺちゃと舐め始めた。
これではどっちが淫魔なのかわからないくらいに、今のサキュバスとビューティのイメージは逆転していた。
「あふぅ……せ、先輩……見られてます、沢山の人に……私の恥ずかしい所………」
一方唇を合わせ、胸をすり合わせながら、後輩が目を潤ませる。頬を赤らめた後輩を愛おしむように、彼女がまた艶っぽく笑った。
「……なんだか、あの人……彼にも見られているみたいな気がするんでしょう?」
(まさか、僕がチラ見してる事がわかっているんじゃ……)
僕はどきっとして、思わず息を一瞬止めた。
冷や汗が、つうっと僕の背中を伝う。だが、彼女は周りを見回すわけでもない。
「ふふっ、じゃあ見られてると思えばいいわ……」
彼女の言葉に、後輩は彼女に集中する。二人は全然こっちを見ていない。乳首をこすり合わせるのに夢中みたいだ。
(ふうっ………)
「あっ、あぅん……はあぅ……」
僕がこっそりと大きく息をつく中、サキュバスはろくな抵抗も出来ずに、ビューティの愛撫に耐えていた。
困って身をすくめるサキュバスの頬が、再びうっすらと赤らんでくる。やはり好意を抱いている僕にこんな姿を晒すのは恥ずかしいのだろうか?
踊っている時は客を誘っているような誘惑ぶりだったのに、本番中に恥じらいだすタイプなのか?
それとも長い付き合いの親友に、このように攻められるのは想定外で狼狽えているのか。
世間一般はともかく、冒険者達の中では異性を篭絡する魔性の女モンスターとして、警戒されているのがサキュバスのイメージだ。
なのに今はビューティの舌の動きに、サキュバスの乳房が震えて翻弄されている。
ギャップ萌えというのか、パブリックイメージとはかけ離れた目の前のサキュバスに、僕は別の魅力を感じていた。
執拗に繰り返される愛撫の光景に、僕の肉棒は硬度を増し続け、サキュバスへ挿入直前の状態より硬く大きくなっていた。
「んっ……貴方様………再戦の準備は整いましたわ……。さあ……おいでになって………」
そんな僕の様子を知ってか、ビューティは軽い流し目をくれると、サキュバスに覆い被さるように抱き付いた。
そしてゆっくりと豊満な尻を持ち上げ、自慰で愛液にまみれた花びらを見せつける。わずかに腰を上下させ、僕を誘う。
抱き付かれているサキュバスの切ない目が僕を射る………だけど、僕は今、ビューティの雰囲気に呑まれてしまっていた。
サキュバスの蜜壺からペニスを引き抜くと、ビューティの白い張りのある尻に向け、僕はいきりたった陽茎を蜜のしたたる肉洞へと突き刺した。
彼女と後輩の方は、舌を差し込み合う激しいキスを繰り返し、乳房同士の愛撫を続ける。だんだんと、息が荒くなってくるのがわかる。
彼女のテクニックに翻弄されてか、後輩の方がはるかにたくさん声を上げている。びくびくと身体を震わせて、後輩がおねだりをする。
「お願い………だって、我慢できないんです……」
脚をすりあわせる後輩をよく見ると、太腿の間につゆが流れていた。
彼女の方にも視線を走らせる。薄い恥毛が、酒場の灯で輝いた。
………彼女も、濡れているみたいだ。そういう僕も、ビューティの膣内が気持ちよくて、もう先走りの液が出てきてしまっている。
「もう、いけない子ねぇ……」
ちっともいけないと思ってないような顔で、彼女は後輩をステージの床に押し倒した。
二人は互いに身体の角度を変え、股を絡み合わせた。でも、普通の形じゃない。
後輩は後頭部と両肩を地面へ支えに、逆立ちのようにひっくり返りながら盛大に開脚。
彼女は後輩の濡れた花びらに跨る形で、自分の股間のぬめる子壺を口づけのように重ねる。鍛えあげた忍者だからこそ、苦も無く出来る体位。
この体位だったら、秘所がこすれ合って気持ちいいんだろう。形のいい脚が、本当に逆立ち松葉相撲のように組み合わさる。
あそこ同士がぶつかって、ぐちゅぐちゅという濡れた音がしてきた。これは、たまらない。
「あっ……あああぁぁんんっ……はあんんっ!!」
二人にシンクロしてか、僕の更に大きさ、硬度が増したペニスのピストン攻勢を受け入れているビューティも、甘い悲鳴をあげる。
一度達している肉壁はよく練れていて、マーマレードにも似た柔らかさで僕を包み込む。
「あっ、あふぅ……さ、サキュバスさん………自分でもするのですわ。ほら……さっきまで、おっ、客様に…ご披露、していたでしょう……?」
そう言うと、ビューティはまたサキュバスの乳首に舌を這わせ、すばやい動きで上下に乳首を転がす。
「んっ……あぅっ……!」
たまらず、サキュバスが小さなあえぎ声を上げると同時に、僕はビューティから自分の肉棒を抜くと――――。
「ああぅぅっっ! はぁ……あっ、すごい、いい……」
素早くサキュバスの、さっきまで挿入したままだったお陰で、熱くぬかるんだままの膣内に、ぐちゅり、と僕の肉棒を突き刺した。
「はぁん……んっ、う、うれ……しぃ……あは……ご主人様のぉ……入ってるぅ……」
「くぅ……!」
サキュバスは腰の動きに自分ではずみをつけ、僕もそれに合わせて腰を激しく動かす。
膣の中が、すごく練れていた。寄せては返す波のようなうねりが、僕の竿を、雁首をくにゅくにゅとこね回す。
流石淫魔と呼ばれるだけの事はある……。僕の精液を早く呑み込みたくて、サキュバスの秘所が喉を鳴らしているかのようだ。
「あっ、あんっ、いっぱい……いっぱいなのぉ……」
サキュバスはふるふると身体を震わせ、腰を振って、僕の肉棒を身体全体で味わっている。
愛液がだらだらと花びらを伝って腿へと流れていく。
「ああ……先輩、先輩! いい……すごくいいですっ……!」
「あっ……そ、そうでしょ? 私も、気持ちがいい……よ……」
彼女と後輩だが腰を動かしまくっていた。………彼女の方は、片手で自分の乳首をこねて、もう片手は後輩のあそこに伸びている。
多分、クリトリスをさわっているんだろう。後輩が、ひくひくと身体を揺すっている。彼女は、口のはじをきゅっと上げて笑った。
「………ねぇ……どこが気持ちいいの? はっきり言ってちょうだい……」
後輩の顔が長い耳まで真っ赤になっていく。
「い、いえません……」
「言いなさい。……言わないと、こうよ……」
彼女は腰をくねくねとうねらせて、後輩の花びらを刺激した。
「あ、ああぁん!」
「ほら……」
「あ、んんっ、せ、先輩、いじわる、しないで……ください」
僕のモノは、もう爆発しそうだ。でも今はお客さんが見ている以外に、サキュバスとビューティをイかせてあげないといけない。何とか我慢する。
ある程度サキュバスを悦ばせたら僕のモノを蜜壺から抜き、再びビューティのぬるぬると愛液のあふれている秘所に、深々と突き刺さした。
「んんっ!! ……すご……かた……い……いい、ですわぁ……」
僕の腰が力強く律動を加えて、尻から突かれたビューティの身体ががくがくと揺さぶられる。
「あん、もっと、もっとぉ……もっとつっこんでくださいましぃ………」
僕のピストン運動につられて、じゅぼっ、じゅぼっという、濃度のある液体がかき回される音がする。
………信じられない愛液の量だ。
快感に目を細めているビューティは、ときどき目を開けると酔ったような目付きで僕を見つめ返す。
「あら……私の言うこと、聞けないの……?」
一方彼女は後輩の反抗の言葉に対して、あそこに伸ばしていた手を動かした。
「あああぁっっ!」
後輩が大声を上げて背をそらし、ひっくり返った開脚の姿勢が崩れそうになるも、二人は一生懸命に股間を絡めて、腰を振り続ける。
うっすら赤くなってきた肌に、汗が流れていた。二人の太腿に、やや濁った液体が流れてきている。
べたべたとした液体だ。二人とも相当感じている。溢れた愛液が、互いの秘所にこすられて、それぞれの腿に飛び散り、はりついて輝いていた。
「はっ、あふ……あっ、もう、すぐにまた、いっちゃいますわぁ………」
「あは……あぁう、奥まで、奥まで入れてぇ…………」
僕は、二人の一部始終を見ながら、腰を激しく動かし、サキュバスとビューティの中へ交互に抜き差しを続けていた。
ビューティは快感の声を上げながらも、サキュバスへの愛撫を休めはしない。僕も本能の赴くまま、奥へ、奥へと肉棒を突き入れた。
サキュバスの方へは、さっき達したせいで余計にふくらんだ感じのある性感帯を、思う存分突きまくる。
「あぁ、ああ……いい、いいのぉ、いいぃぃっ!」 「はぁん!……あぅ!……うぅん……!!」
サキュバスもビューティも互いに抱き合いながら、腰を狂ったように揺すり上げる。
僕はそれに応えて、何度となくペニスを奥まで突っ込んであげた。
「あ、あああっっ、先輩、先輩っ!!!」
後輩の全身が、がくん、がくんと大きく揺れた。絶頂が近いのだろう。彼女の身体にも力がこもった。
「んんっ………私もいく、いっちゃうううっっっ……!」
二人の肢体がほぼ同時に激しく震え、結合部から大量の潮が吹き出した。その光景は息を呑んで見ていた観客の視線を釘付けにした。
「あは、あっ――ああっ、あはぁぁぁっっ、い、いくぅぅぅっっ!」
同じタイミングで、僕のペニスを挿入していたビューティの奥がきゅっと締まる。まるで、感じるスポットへと僕の先端を導くかのように。
抜く寸前まで出して、ふんっと勢いをつけて最奥にまでつっこむと、ビューティの背がぐっと反り返る。
抱き付く格好で覆い被さっているサキュバスから、跳ね上がる勢いで離れると、ビクンビクンと身体全体を震わせ絶頂に至った。
ビューティの容赦ない膣壁の締め付けに、危うく達しそうになりながらも、僕は何とか耐えて肉棒を引き抜く。
そしてビューティは、サキュバスの隣に崩れ落ちていった。
「あ、あんっ、………ううんっっ!!! ――――ごっ!ご主人様あああぁぁぁぁっっっ!!!!!」
僕は間髪入れず引き抜いたモノで、仕上げとしてサキュバスの蜜壺へと突撃した。
今まで狂ったように腰を使っていたサキュバスもこの一撃に、身体を翼ごと弓なりに仰け反らせて、全身に電流が流れたように硬直して果てる。
イク事で生まれた快感の渦がヴァギナに影響するようで、膣の熱い愛液があふれかえってくる勢いであった。
「うっ……!」
僕も激しく達した。膣壁に跳ね返るような勢いで、精液がサキュバスの中に打ち付けられそうになるが、必死に我慢して自分のモノを抜いた。
外に飛び出るとビクン!と暴れ馬のように跳ねながら、僕のペニスは先端から盛大に白濁の液体を放出していく。
ビュルッ!ビュルルルッ!!という音が聞こえてくる勢いで、大量に空中へ放たれた精液は、その下にいるサキュバスとビューティに降り注ぐ。
上下に重なり抱き合う体位を、並んで寄り添うような姿勢に変えて絶頂の余韻に浸っている二人を、僕の精液が白く飾り付けていく。
その光景は本来反比例する筈の淫らさと神聖さを両立させており、彼女と後輩の絡み合いと同じくらいに観客の視線を釘付けにしていた。
僕は空中射精が終わった後の自分のモノを確認する。ゆっくりと、股間に意識を集中させると、どくりと血が流れ込み、臨戦態勢を取り戻していく。
女性客が息を呑む中、残りの相手は彼女と後輩だが、この調子ならまた二人同時でも余裕そうだ。
僕は……今度は後輩を抱く事にした。冒険者の悪漢達に襲われ輪姦されそうになった後輩。
あの時助けるのが間に合わなかったら、ビューティやサキュバスと同じく、最悪の事態となっていただろう。
数奇なめぐり合わせで後輩は僕をマスターと慕い、僕や彼女と同じように忍者の道を選んで、今や一人前の冒険者に成長してくれた。
だからこそ……愛おしい。この美しいエルフの少女が……。
「後輩……」
さっきの絡み合いで脱力して横たわっている、彼女と後輩。その内後輩を呼ぶと、後輩はこくりとうなずいて身体を起こす。
観客の視線越しに、乳房を乳輪を乳首を陰唇をねぶられ、彼女との行為により潤みに潤みきった蜜壺が僕を待ち受けている。
「………おいで、後輩」
近づく後輩の腰を抱え寄せ、僕の太腿にまたがらせる。
対面座位、というやつだ。
「自分で入れてみて」
「え……」
後輩は頬をかっと染めた。でも、すぐに腰を持ち上げて、僕のモノに手を添えた。
ゆっくりと、狙いを定める。
「あはぅ……」
くちゅっと先端が入った時、後輩は耳をピコピコさせながら小さな声を上げて息を止めて、少し腰を回す。
「ん……はぁんん……」
敏感な入り口を自分で刺激している。
「………気持ちいいの?」
僕が聞くと、またこくりとうなずいた。
僕はいじわるい気持ちになって、後輩の腰をつかんで引き下げた。
くちょり、と肉棒が埋まる。
「あぅんっっ!」
後輩がきゅっと背筋をそらして、プルッと胸を震わせながら可愛い声を上げた。
「ほら、ひとつになったよ」
僕の言葉に、後輩がうなずく。その小さい子供のような仕草が、僕を昂ぶらせて、僕は下から腰を突き上げてあげる。
「あっ、ああんっ、はぅ……はぁんっ!」
僕のペニスの衝撃で、ぬかるんだ泉があふれ出した。
きつい、なめらかな膣壁を肉茎がこすり上げていく。
「くぅ……ん、あふっ、あん……いっぱい、入ってきますぅ……」
後輩はたまらない、というような表情で、自分で腰を上下させはじめた。
「あっ、あん、い……いいっ……いいのぉ……」
くちゅっ、くちゅっという蜜液の立てる音は、後輩の耳にも届いているのだろう。
その音と呼応するように、膣壁が収縮する。
「………ひくひくいってるよ、後輩のあそこ」
「んっ……あんっ、わ……わかります……自分でも………わかるんです……」
僕のモノを締め付ける、ひだひだの蠢きを自分で感じて、それが後輩をさらに昂まらせているようだった。
後輩は腰を小さく動かし続けながら、手を後ろに回した。
そして、僕と後輩の結合部分に触れる。
「あ、あん……あふ……つ、つながってるぅ……ひとつに……なってるの………」
粘つく愛液でべたべたになった僕のペニスの根元を、後輩が細い指でさすり上げる。
後輩に刺激されて、僕のペニスはいっそうふくれ上がる感じだ。
たまらなくなって、僕は後輩を激しく突き上げ始めた。
「はぁ、あん、あん……あぁ、す、すごい、すごいのぉ……すごい、マスターっ!」
「後輩…………」
僕は、可愛い弟子に、やさしく後輩に、呼びかけた。
後輩は、僕の動きに触発されたように、耳をピコピコ震わせながら腰を振りまくっている。
「あっ、あふっ、いい……いいっ……! あん、あぁん、いっちゃいますうぅ……!」
僕の肩に両手をかけて、馬に乗っているように腰を、胸と共にゆすり立てる。
「後輩、そんなことしたら……」
奥まで入った瞬間の強い締め付けに、僕も限界を感じ始めた。
後輩の膣壁がひくひく、ひくひくと生き物のように収縮している。
「あっ、んっ、あくぅっ……わ、私の中、動いてますよぉ……」
後輩は狂ったように腰を上下させた。
僕も後輩の腰を抱いたまま尻に力を入れる。
「後輩っ……」
僕はペニスをいちばん奥まで届けとばかりに全身で突き上げた。
「あぁっ、あはぁぁぁんっっ……い、いっちゃう、いくぅ……マスタアアアァァァァ―――ッ!」
どくっ、どくっ、どくっ……と、後輩の絶叫にしぼり取られるように、僕は精液を後輩の中に吐き出す。
「あぁ……」
後輩は精液に膣を打たれて、身体をぴくん、ぴくんと震わせながら僕の胸に倒れ込んだ。
僕は後輩からゆっくりと肉棒を抜き出しそっと寝かせると、最後の相手である彼女へと向き直る。
彼女は既に意識を取り戻し、僕を受け入れる準備を済ませていた。
投影装置は彼女の姿を様々な視点・角度で店中に映すが、そのどれもが彼女の魅力をまったく損なわない。
妖艶な肉体……豊満な胸も、尻も、照明の中でさえつやつやと輝き、流れる汗をはね返している。
彼女との付き合いは一番長い。喧嘩をする事もあったけど、最後は仲直りして、もっと絆を深めてきた。
僕は無言で彼女に歩み寄り、互いに挿入体勢を整える。言葉はいらなかった。
「………あああぁぁぁっっ!」
僕の、何度射精しても静まらない怒張が、彼女の薄い恥毛が意味をなさない程に濡れた秘所に、ぐいっと突き込まれる。
若い、張りのある彼女の腰を抱え、僕は腰を絶え間なく動かし続けた。
「ああ、ああっ、いいっ……いいよっ……!」
僕の股間の上に跨る姿勢をとった彼女は、狂おしそうに身悶えしながら、美貌を快楽に歪ませていた。
動物のような本能的な求め合いの中でも、僕は仰向けになって騎上位の体位をとると、ねばっこく彼女を攻め、展開をリードしていく。
「んんっ、すごい……いっぱいになってる……ああぁぁっ……」
彼女は僕とつながっているところを見つめた。
肉棒が出入りするにつれ、愛液がぐちゅぐちゅと流れ出すのが見える。
「んっ、くふっ……たまらないのぉ……」
興奮に自ら腰を揺する彼女に向かって、僕は自分でも腰を使いながら、タイミングを合わせる。
ぱんっ、ぱんっと肉のぶつかり合う音が、店内に響き、その瞬間が店中に投影として映し出される。
僕の怒張したペニスに突き上げられ、彼女の身体がぐらぐら大きな胸と共に揺れた。
身体の中心からわき上がってくるものに耐えかねて、彼女の声は悦びの色に染まってゆく。
「ああっ……ふぅっ………あああぁぁぁっっ!」
観客の欲情の感情が込められた視線にさらされながら、僕と彼女の営みはさらに激しくなっていった。
彼女が息を荒げながら、僕に向かって叫ぶ。
「ああ………いいのぉ、もっと……もっとがんがん突いて……!」
「どうしたの? 何だか今日はいつもと違うね」
「ええ……あふぅ……どうして……なんだろう。いつもより凄く欲しいの………お願い………」
僕が微笑み返すと、彼女は淫らな表情で僕に請いながら、腰をくねらせる。
「……仕方がないね」
「……はうっ!」
僕がまた笑う。腕で彼女の身体を掴むと、強ばった肉棒を貪欲な蜜壁に何度も突き立てた。
よく練られた蜜壺の奥に、何か特別な感触があることに、僕が気づく。
「これでしょう……?」
「……あう、それは………ああぁぁぁぁっっ!」
こつり、こつりと先端をぶつけてあげると、彼女が全身に力を込めてのけぞった。
「す……ごい、あたる、あたってるぅぅっっ!」
敏感な子宮口を刺激され、彼女は汗を飛び散らせ絶叫した。
「あん、もっと……もっとぶつけて………!」
彼女の瞳が、正気を失って快楽だけを映している。
常軌を逸した、僕だけを求めるまなざしも、腰を突き上げる僕にとっては、そこまで愛されている証のようで嬉しくもある。
彼女の秘口から、濁った、粘り気のある蜜液が、じゅくじゅくと溢れ出す。
欲しい、欲しいとねだるように。
膣壁がひくひくと蠢き出して、彼女はそろそろ達するようだった。
「んん………いく……いっちゃう………」
若い肉体は欲望にも素直だ。自分の片手でたわわな乳房を、ぴんと張った乳首を愛撫し始める。
僕は、その存在に今気づいたかのように、彼女の乳房に指を伸ばして、愛撫を手伝ってあげた。
「くふぅ……」
生気に満ちた白い肌が、ほんのりと上気していく。
彼女は胸を僕にまかせ、指をクリトリスへ這わせた。
太い肉棒を咥え込んだままで、すでに皮の剥けた陰核をくにくにとくじる。
「あはぁ……もう、だめ……いっちゃうぅぅっ……!」
子宮口をこづかれ、ぷくりとふくらんだ乳首とクリトリスをこねられて、彼女の膣がきゅうっと収縮した。
「くっ……こっちも、そろそろ限界みたいっ………」
僕が射精感をこらえながら、さらに深く肉棒を突き刺す。
「ああああっっ、いっちゃう―――――――っっ!」
彼女が頭をがくがく揺らし、やがて背をぐっとそらした。
ひくひく、ひくひくと膣は僕自身を締め付け続ける。
「うっ……!」
僕が低くうめいた。一瞬動きを止めた後、何度も腰を恥骨にぶつけるようにして、欲望の限りを吐き出した。
「はぁ……」
彼女は膣内にぶちまけられた精液を、またびくり、びくりと身体を揺すりながら受け入れた。
そして、獣のように貪り合った彼女は僕の上に崩れ落ち、濃厚な口づけを交わして満足したかのように目を閉じた。
ギルガメッシュの酒場は今日も盛況だった。新しい店員であるサキュバスとビューティの接客が好評だからだ。
最初モンスターが店員なのに驚いた客もいたけど、敵対的ではなく、店主であるお姉ちゃんが見込んだ娘達という事ですぐ打ち解けた。
なにより金色の長髪の美少女と、背中に翼が生えてるけど赤と茶の間の色の長い髪の美少女が、全裸で接客してくれるのだから。
加えて僕達が『いつもの』をしない時も、サキュバスとビューティが『いつもの』をしてくれている。
彼女と後輩の絡み合いから発想を得たのか、女同士のラブシーンも『いつもの』の時に披露するので女性・男性問わず人気が鰻上りだとか。
休暇の時は迷宮に住んでいた事もあってか、僕達の迷宮探索を手伝ってくれる。
最近は適性もあったからか、忍び等の技術も学び始めて助かっている。
反面冒険者仲間からは僕は「モンスター女すら堕として忍者に育てる魔性の少年忍者」と呼ばれ始めた……。
誰だこんなの言いふらしたの……後輩を忍者に育てた話とごっちゃになってるじゃないか!
と色々あったけど、これからも僕達のお姉ちゃんへの返済金稼ぎは続いていくんだろう。
当然返済金をロクトフェイトで喪失したり、返済ノルマに達しなかった場合は『いつもの』で払わされる事になるけど……。
※待たせてすいません。これで話の投稿は完了です。以下は保管しないようにお願いします。
実は投稿終了直前で改行ミスと一人称ミスが見つかりましたので、保管庫に保存する時に修正をお願いします。
>>163の以下の2行の間に1行分の空白をお願いします
ビューティは緊張しており、僕の顔ですら見ようとしない。
「でも、こういうのって慣れないものですわ」
>>164の以下の2行の間に1行分の空白をお願いします
背中の翼が外部に出るように改造された、忍び装束もどきを着ているサキュバスも同じように、皮膚を覆う布地に慣れてなさげだ。
「僕が分身の術が使えるなら、ビューティの代わりに出てもいいけど、こればっかりはどうにもならないからね」
>>169のサキュバスの台詞の私は間違いで一人称はあたしでした
「……あうっ、あっ、あんっ、も、もう、私……い、いく、いくぅぅぅぅっ!」
>>175のこの文の前に3行分の空欄をお願いします(後輩とのセックスシーンに切り替える時に3行空けるはずが1行でした…)
僕は空中射精が終わった後の自分のモノを確認する。ゆっくりと、股間に意識を集中させると、どくりと血が流れ込み、臨戦態勢を取り戻していく。
>>176のこの文の前に3行分の空欄をお願いします(彼女とのセックスシーンに切り替える時に3行空けるはずが1行でした…)
僕は後輩からゆっくりと肉棒を抜き出しそっと寝かせると、最後の相手である彼女へと向き直る。
※他に前作をもっと読みやすく改行した文をupする予定でしたが、アップロードが上手く行かず今回は断念する事になりました……。
※これで詫びの話は終わりますが楽しんでもらえたら幸いです。
※ミスなどがありましたら申し訳ないです。 サキュバスの娼婦宿はDS版の頃のモンスター紹介のサッキュバス解説文から参考にしたんだろうな 乙
WIZ世界だと実際にサキュバスやビューティが店員やってる風俗店ありそう そういえばサキュバスは話題になったりSSのメインキャラになるけど
インキュバスの方は出番自体ないよね……
精々話題にあがればいいくらいで…… インキュバス?
(笑みが薄れる)
ttp://scp-jp.wikidot.com/scp-5690 イシュタフとか某ほふりスレくらいに一つしかない、プリーステスとか神官風で良いのに残念・・・・
イシュタフのことも思い出してあげて( ;∀;) ――――グッチュ……グッチュ…グッチュ、グッチュ
……朦朧とする意識の中、淫靡さを連想させる音が脳裏に響き渡る。
音だけじゃない、俺の腰の――――オチ×ポにたまらない快感を齎しながら。
時には優しく包み込むように、時には吸い取るように、緩急をつけながら生き物のように抱き込んでいる。
腰がとろけそうになるにつれ、意識は覚醒へと引き上げられていく。
「――――ッ。……はあ。シ…シズルさん……?」
瞼を開いた先には――黒い金剛石のような艶やかな長い髪を靡かせて……微笑む女神がいた。
「は…い…リーダー……。おはよう…ございます」
俺の腰にまたがって、一定のリズムを維持しながら、直立する俺のモノを、オマ○コで優しく包み込んでしごき、起こそうとしてくれていたのだ。
俺に乗りかかってきて、腰の上で美しい裸体を上下させる度に、形の良い乳房が小刻みに揺れる。
――――そうだ。昨日丸太小屋の完成を祝って皆でドンチャン騒ぎしたんだっけ。
で、寝室のベッドでしっぽり楽しんで、そのまま寝ちゃって……今シズルさんにこんな形で起こしてもらってるんだ。
「目を覚まさせる為に、もーっと……気持ちよくしてあげますから、ね?」
シズルさんは腰を持ち上げて、俺のオチ×ポを蜜壺から抜ける寸前まで引き抜くと、一気にペニス の根本まで打ち下ろした。
「あっ…!」
俺のオチ×ポは、ヌルッとした感触と共に、再びシズルさんの膣内へと入っていった…。
「んっ―――んんんっ!」
シズルさんの体重が、オチ×ポをオマ○コの中へと押し込んでいく……。
「お――奥に当たってます……リーダー……」
嬉しそうに言うシズルさん。
「温かくて気持ちいいよ、シズルさん……」
「私もです、リーダー……。とっても気持ちいいの……」
あの童貞卒業の日から毎日繰り返される何気ない言葉のやりとりだが、俺にはなによりも尊いものだった。
「もっと気持ちよくしてくれるかい、シズルさん……?」
「はい、リーダー……」
シズルさんはコクリと頷くと、ゆっくり体を動かし始めた。
「うんっ…んっ…」
シズルさんの体が上下に動き、濡れた膣と硬く勃起したペニスが、音を立てて擦れ合う。
「あっ…!あんっ…!」
ヌチュ…ヌチュ…!
そんな音が聞こえるたびに、心地よい快感が走った。
「いいっ――気持ちいいわ。リーダー……」
シズルさんはトロけそうな甘い声を出し、我を忘れたように腰をグラインドさせる。
「んっ…!うんっ―――!あっ…!」
うつむくと、シズルさんのオマ○コに出入りを繰り返すオチ×ポが見えた。
その光景が、また俺を興奮させる。
「――はぁ!あっ…!んんっ…!」
シズルさんの大きな乳房が、ユサユサと上下に揺れている。
俺は、思わず揺れる乳房を鷲掴みにした。
「きゃっ!」
いきなり強い力で乳房を握られ、シズルさんが苦悶の表情を浮かべる。
だけど、俺は構わず揉み続けた。
「んあっ…!!あんっ――!!んっ…!!くぅ――!」
段々と、苦悶から快感の声に変わっていくのに時間はかからなかった。
シズルさんにとっては、俺の――俺だからこそ手荒い胸への愛撫さえも悦びに変わるのだから。
「リッ、リーダー!!! イイッ……! イイのぉ…!!」
歓喜の声を上げながら、さらにシズルさんの動きが激しくなっていく。
「あっ…! うんっ…!!! んっ……!! あっあっ――――!!!!」
シズルさんの瞳が虚空を見つめ、虚ろにさまよう……。そろそろだ……。
「――――あんっ…!! あっ…!!! あっ…!! ああっ……!」
悲鳴にも似た声と同時に、シズルさんの体がエビ反る。
それに合わせ、俺はシズルさんの子宮内に熱いモノをほとばしらせた。
「ウッ――――――!!」
ビュクッ…!! ビュッ……! ビュルリッ―――!!!
「あっ……あぁ――イッ、イッちゃうぅぅ……」
オチ×ポから放たれるものを、残さずオマ○コ内へ注ぎ込む…。
シズルさんは、俺の射精が終わるのを確認すると、グッタリと俺の胸の上に横たわる。
「リーダー…どうでした? 私の……朝の目覚ましセックスは……」
「ハァ…ハァ……。うん…最高だったよ」
朝早くから心地よい開放感を堪能できた俺だった。
このままシズルさんを抱きしめながら二度寝といきたいところだけど、ビオラ、ナツ、レイチェル、カレンも待っているだろうからそうはいかない。
セックスの余韻も落ち着くと、俺とシズルさんはベッド――6人全員が眠ってもまだ余裕のある大きさの物から起き上がり身支度を整えていく。
といってもシズルさんは全裸が正装なので、身体をさっと拭いて長い髪を櫛で梳けばすぐ終わる。
他の5人、一番最後に全裸になったカレンも同じ身支度なので、この辺は素直に羨ましいと思っている。
俺も機会があったら忍者になろうかと考えているのだけど……皆と一緒なら常に勃起状態になってしまうだろうから、ちょっと悩んでいる。
大きなベッドのある寝室から出ると、隣には台所があり、香ばしい匂いを漂わせた朝食がテーブルの上に並んでいた。
「リーダーおはようございまス。シズルさんとのセックスの間に朝ごはんの準備できましたヨ」
赤毛のビショップであるカレンが舌足らずな口調で、ニッコリと朝食に誘ってくる。
当然身体には何も着ておらず、シズルさんとは対照的な身体つきも、上付きの股間のスジもパイパン的な意味で丸見えだ。
「……聞こえてたの?」
「あれだけ嬌声を出してたら、ドアを閉めていても壁越しに丸聞こえよ」
俺が慌てているとシズルさんと同じ忍者―――だから忍者の正装として全裸である、ナツが結わえた長い黒髪を揺らしながら歩み寄ってくる。
シズルさんよりは小さくても、充分に大きな部類に入る胸を隠さず、下付きの割れ目を露わにしたまま。
「本当は私がリーダーをセックスで起こしたかったのに……。ジャンケンに勝ててれば……。」
先程の俺とのセックスを思い出して頬を上気させているシズルさんを、羨ましそうな視線で見つめているのは同じく忍者のビオラだ。
前髪を切り揃えたブロンドのロングヘアに、女性陣で一番背が高く胸も大きい。
モデルのようなスタイルとは打って変わって、オマ○コのある淫裂は上付きかつ少女のようなアンバランスさ。
「じゃあ、次にリーダーに抱いてもらえばいいじゃない。一日はまだ始まったばっかりなんだからさ」
ビオラを慰めるのは、金髪という共通点はあるが忍者ではなく、厳密にはモンクのレイチェルだ。
死者の殿堂で全裸にされてからずっとこの格好だが、相変わらずパーティ一番のバストに目が行ってしまう。
下半身の割れ目も特徴的で、下付きの長さのスジからハミ出ているビラビラも、凝視しがちになる。
「リーダー、皆の裸やアソコを鑑賞したい気持ちはわかるけど、まず朝食を食べてからにしません?」
「シズルさん。もしかして気付いてた?」
「あれだけジッと見ていたら気づきますよ。私達が忍者に転職した時から……ずーっと見られてるんですから、ねっ」
そう言ってはにかむシズルさん。か、可愛い。
レイチェルも、ナツも、ビオラも、カレンも、俺の視線を感じてか、逆に身体を投げ出すかのように、その乳房や股間を晒すような仕草を取り始める。
一昔前――皆との関係は仲間止まり、と思い込んでいた頃では信じられない光景だった。
だからその頃の俺は、アソコを見るだけで手は出さなかった。
本当は――――――皆俺に好意を抱いてくれていて、嫉妬でパーティがバラバラになってしまうから我慢していたって。
「とりあえず……朝ごはん食べよっか。これ以上皆の裸をじっくり見ていたら、また我慢できなくなりそうだし……」
皆の好意に気付かなかった分、遅れを取り戻したいとばかりに、俺は積極的に皆を抱くようになったからである。
俺の言葉に皆も同じ気持ちなのか頷いてくれた。
※
朝食後に皆を軽く抱いた後、俺とビオラは二人っきりでフェアリークィーンの所へ買い出しに行っていた。
こうしてそれぞれに、二人っきりの時間を作る事で、絆をもっと深める為に。
「お兄さんにビオラさん。いらっしゃ〜〜〜い♪ 今日もいいもの揃ってますよ〜〜」
俺達の姿を見かけた途端、算盤を片手に商談を始めるフェアリークィーン。 最初に出会った頃と比較すると女王というより、もう筋金入りの商人にしか見えない……。
「今日は塩や調味料と森以外で採れる食材も頼めるかな。昨日マイホームの新築祝いに結構大奮発したからさ」
「おっ!おめでとう! お兄さん達は金払いがいい上客様だからね〜〜。精力も高める食材もサービスするよ〜」
俺達が魔法の森に滞在―――後に正式に住むようになってから、もっともお世話になっているのがこの妖精の女王だった。
生活に必要な物資の供給、報酬を伴う仕事の依頼、魔法の森内でも住み心地がよい場所を教えてくれる等でだ。
今住んでいる魔法の森に隣接する形で、この冒険で最初に入った城、アラム城がある。
だけど、北口の扉が開かない。
仮に城内に入れても、今度は最初に入って来た城門からは、出られないという二重封鎖っぷり。
街や村のある方角に行けない以上、魔法の森の妖精達の謎の流通網は、快適な生活を送る為にはなくてはならないものだった。
聴診器、体温計、虫眼鏡、双眼鏡、コンドーム、スケベ椅子といった品物以外にも多種多様な品物を扱っているのだから。
この他に雄羊の寺院が、若い裸の女性を生贄として攫ってきているのから、連中も外部への独自のルートを持っているんだろう。
パーティとしては若い女の子を生贄にするような、外道達の力を借りるのは御免蒙るけど。
その生贄達も、フェアリークィーンが言うには、俺達が魔法の森に来てから全く見かけなくなったという。
俺やシズルさん達から見ても住んでいる森に、生贄とされる女の子達が攫われてくるのは、気持ちのいい話ではないのでありがたかった。
「リーダーの精力を高める薬も欲しいんだが? 勿論後遺症の無い類で。私達の想いに出来るだけ応えてくれる彼に無理はさせたくないから」
買物の途中でビオラが横から、俺の身体を気遣ってくれる事を言ってくれる。
俺としても俺のオチ×ポだけでは満足できず、シズルさんと頻繁に絡み合っているビオラを見ている身としては可能な限り満足させてあげたい。
「強い強壮剤より効果があって、後遺症のない精力剤ねえ……勿論あるよ!」
ドヤ顔をして小瓶を取り出すフェアリークィーン。
でもその薬は俺と5人が結ばれた次の日に、女王から購入している精力回復用の薬と何も変わらない気がする。
「おっと! エッチなお兄さんが晴れて5人の娘達と結ばれた時から呑んでいる精力剤とは違いますよ〜〜」
「どう違うというんだ?」
ビオラが腕を組みながら―――その豊かな乳房を持ち上げる形で、ジッと薬を見つめる。
「この薬はお兄さんが呑んでる薬に、私達の妖精の羽から落ちる粉を調合したものなんだけど…」
フェアリーの粉という名で、自分達の羽から落ちる粉まで売っているのを見た時は、商魂逞しいと思ったものだけど、それを混ぜた薬とは。
「うちのところの新婚妖精に試したら、なんと精力回復がさらにアップする効果が出たんです。もうお盛んで効果はバツグンでしたよっ!」
その言葉が本当なら皆をもっと満足させる事ができる。
「今までもフェアリークィーンにはお世話になってるし、その薬の効果を信じて買う事にするよ」
「まいどありー。いっそここで一粒呑んでみたらどうです? 隣のビオラさんの腰のモゾモゾ具合から察するに、朝から一勝負してたんでしょ?」
「あっ、バレてた? ……う〜ん、じゃあそうするよ」
俺は買物を済ませた後、フェアリークィーンから薬を受け取ると、早速一粒呑み込んでから帰路についた。
家に戻る途中で早速新薬の効果が出て来た。
着ている物の下の、ふんどしの中のオチ×ポがもう痛いくらいに硬くなっていたのだ。
「リーダー。ひょっとしてさっきの薬が効きすぎてた?」
様子がおかしい事に気付いたビオラが身体を屈めて、俺の顔を下から心配そうに覗いてきた。
重力に引かれてブロンドのロングヘアだけでなく、豊満な乳房も乳首を頂点に地面へと垂れるのを見て、ますます暴発しそうになってしまう。
「リーダー……苦しいならここで私を抱いていいのよ? 私がもっと強い精力剤がないか聞いたからこうなったんだから」
ビオラは背負っていた買い出しの荷物を地面に置くと、俺の目の前で大きく股を開いて俺を誘う。
丸見えのクリトリスとビラビラは朝抱かれたばかりなのもあってか、開ききってヴァギナも露わになっている。
「ね? 我慢しないで……。私も貴方のオチ×ポを、ここにズボズボ突っ込んでほしいんだから……」
本当にビオラはエッチな意味で変わった。男言葉でクールな面影は微塵もない。 そこまで彼女を変えたきっかけは俺なのだから――――ためらう理由など、どこにもなかった。
ビオラが責任を感じているなら、ちょっと荒っぽくセックスをするのもいいかもしれない。
近くの木の枝を利用して、ビオラの手首をガッチリと戒めて、膝も縄で縛って、まったく自由なんて残ってはいない状態に拘束した。
「うん……とってもいい眺めになったよ」
俺はそう言ながら服を脱いで、ビオラに笑いかけた。
熟してムッチリとしたダイナマイトバディが、吊り下げられてまぬけなカエルみたいなポーズになるのも、逆になかなかそそる。
「ああっ……リーダーに、ビオラのオマ○コ見られてるぅ…」
「自分から見せるのと、縛られて見せられる格好で随分と印象は違うんだなあ」
「ハァン…私も、貴方にこんな形で見られて……特訓の頃を思い出すみたい……」
俺の感想を意識してか、ビオラは目を伏せ吐息を漏らす。
「どう? ビオラ。今まで特訓で拘束された事はあったけど、セックスの時に縛られたことなんかなかったんじゃない?」
「――――――」
ビオラは何も言わない。拘束されてセックスをするという初体験に、期待するかのような視線を俺に送る。
「ここなんてグチョグチョにしちゃって……」
俺は言いながら、愛液でドロドロになって、大きく口を開けている縦スジに指を突っ込んでかき回した。
「あぁっ! ダメェッ!!!」
「こんな姿を見たら、元バルキリーだって誰も信じないだろうね」
グルグルと入り口で指を動かすと、ビオラの全身がビクビクと反応する。ギシリ、と縄が揺れた。
「うっ……あぁっ……」
「―――さて」
俺は指をオマ○コの奥までグイッ、とねじ込んで、その熱さとザラついた膣壁の感触を再確認してから指を抜き取った。
「やぁっ! ……あぁ……」
「もうちょっとお相手してもらうよ。ビオラ」
俺は微笑みながら、ビオラの股に自分の腰を潜り込ませると、半ば勃起しかけたモノで花びらをねぶってやった。
「うっ、くぅぅ……あぁぁ――――そんなのヤメてぇ…生殺しよぉ……」
ビオラが腰を震わせる。
朝食後に抱かれて達した事で感度のよくなってる身体が、じれてたまらないのだろう。
「どうしたの? 欲しいの?」
「あ……そっ…それはぁ…欲しいに、決まってるじゃない…。ううっ……」
俺はからかいながら、何度も入り口辺りを刺激する。
ヌルついた愛液が流れ出て、その雌の匂いに俺のオチ×ポの硬度は増すばかり。
「あうっ、うぅぅ……」
ビオラが尻をくねらせて媚びてくる。
「お、お願い―――は、早く入れてぇ……」
「もう、人に頼み事をする時は、何をしてほしいか、ちゃんとしっかりと言わないとダメでしょ?」
俺は指を伸ばして、ビオラのズルむけになっているクリトリスを摘んでやった。
「ああっ……! お、お願い……入れてっ。リーダーのオチ×ポを…ビオラのオマ○コに、入れてくださいぃ……」
ビオラがそれだけ言って、首を垂れた。かなりの情欲と―――そしてかなりの快感がビオラの身体を駆け巡っているはずだ。
「うん! よく言えたね……それじゃあ、ご希望通り……いっくよっ!」
グイッ!
「ひぁぁぁっ!!!」
俺は下から腰を突き上げ、ビオラのグショ濡れの秘肉にペニスを突っ込んだ。
「あっ、あう……んっ、はぁっ……」
グイグイとピストンをしてやると、ビオラは息を荒げ、全身を震わせて俺の動きを受け止めている。
「んんっ……はう、くぅぅ……いいわぁ、コレ……太くて、硬くて……あぁぁんっ……もっと激しくしてぇ!」
表情がどんどん淫乱に変わってきて、食い込む縄も、痛々しさより淫靡な装飾品に見えるくらいだ。
「なんだ、そんなに挿入れてほしかったんだ」
「あぅ……は、はい……ほしかったのぉ……コレがほしかったのぉっ!」
ビオラは狂ったように頷いた。とにかくオチ×ポが欲しいのだ。
その証拠に、中の秘肉はザワザワと蠢き、快感の極みに向けて走り始めている。
「うっ、うぅっ……はぅっ、あぁ……」
ビオラの眉が歪む。俺のモノも、柔らかで熱い肉の締めつけに翻弄され、いつまでS側でいられるか自信がなくなるくらいだ。
俺は何とか欲望をなだめつつ、猛るオチ×ポをビオラのオマ○コの最奥へと突っ込んだ。
「んっ―――、あっ、そこぉ……イッ、イイィッ! イイのぉぉぉっ!!!」 ギシギシッ、と縄と枝がきしんだ。ビオラが尻を振り始める。膣壁がうねり、奥からまたクライマックスがやってきているのを、俺は悟った。
ビオラは動かない腕をよじり、腰をひねって俺のピストンを享受していた。
秘肉はもうプックリとふくれて、俺のモノをグイグイと締めてくる。
「ほらっ! イイって、どこがそんなにイイのか、そこをどうしてほしいかハッキリ言うんだ!」
「あぅっ! 全部っ! 全部イイのぉっ! 奥の奥まで突き上げてかき回してぇぇぇっ!!!」
もはやビオラは完全に快楽に支配され、叫びちらしながら絶頂の時を待つばかりだ。
「ひぃっ、もう、イッ、イクゥ……あっ、あぁぁうっ―――イッちゃうぅぅぅっ!!!」
ギシッ、と縄が大きく一度揺れ―――ビオラの身体が激しく痙攣し、硬直した。
そして蜜壺は俺から何もかもを吐き出させようとするかのように、激しく震え、締めつけてくる。
「ううっ……!」
俺ももう我慢はせず、ビオラの中に深く突き入れたまま、激しく精液を噴出させた。
「あぁ……イイのぉ……あっつぅいっ……はぁ……はぁ……」
ドクドクと膣壁に放射されるザーメンに揺さぶられて、ビオラは身体を震わせたまま、満足気な表情でグッタリと俺と縄に身体を預けた。
※
あの後、念の為にヒールウーンズでビオラを縛った箇所を癒した後、俺とビオラは家である丸太小屋に帰ると買ってきたものの整理に取り掛かった。
整理が終わるとビオラとの二人っきりの時間は終わり、今度はナツとの二人っきりの時間になる。
「こっちこっち。ほら、早く行こうよ」
ナツは軽快な足取りで、俺の手を引きながら、デートの場所へと誘う。
俺の手を引っ張るたびに、彼女の胸元のたわわな乳房も、連動して揺れるのが素晴らしい。
「ちょっと待ってって。あんまり引っ張るとオチ×ポが揺れて、ナツの格好と合わさって結構クるんだけど」
「何言ってるの。ビオラから聞いたけど、クィーンの所でもっとすごい精力剤を呑んで漲ってるんでしょ? だったらこれくらいの刺激平気だって」
会話から察せると思うけど、ナツは当然として俺も今は何も、ふんどしさえも着ていない全裸状態だ。
だから股間のオチ×ポは勃起した状態でぶらぶら揺れて、視界にナツの全裸、具体的には清らかな割れ目が映り込む度に暴発しそうになる。
「ほら、着いた」
丸太小屋からすぐ近く、ナツが俺とのデートに選んだ場所。そこは綺麗な水が湧き出ている複数の泉だった。
ここでナツと水遊びをするからこそ、俺も裸でいたのである。
この水は生活用水やドラム缶風呂の水源であり、丸太小屋の建設地として最適だとフェアリークィーンに教えてもらった場所なのだ。
今は一々水を汲んでいるが、家の拡張が進めば水道を引こうかと考えている。
そうすればドラム缶風呂ではなく、広い浴槽で皆とお風呂を楽しむ事ができるから。
それだけでなく、この泉には大きな秘密があった。
「先っ、行くねっ!!」
ナツが長い髪を結わえる髪留めを解くと、黒い髪がファサッと広がる。
そして盛大にジャンプすると、泉の中でも泳げそうな深さの所に飛び込んだ。
ザップ――――ン!!!!
「――――ぷはぁっ! ……いい気持ち。リーダーとビオラが買い物に行ってる間に、ひと汗かいてたからなあ」
泉へ水飛沫を上げながら盛大に飛び込んで間もなく、ナツは水面から勢いよく顔から浮かび上がってこっちに泳いで来た。
「もしかして、シズルさんやレイチェルと特訓――」
「うん。カレンを審判に戦闘面でだけど。リーダーに二度も見られ続ける特訓のおかげで、敵にパイパンを見られても戦えるようになったからね」
浅くなっていくにつれ上半身に続き下半身までも段々と水面から出てきて、濡れたつるつるの肌が太陽の光に照らされて誘うように光る。
「私達、リーダーの恋人であると同時に仲間なんだもの。セックスの時は思いっきり甘えるけど……鍛錬を怠るつもりもないから安心してね」
嬉しくも頼もしい宣言を終えたナツは、泉の縁で佇んでいる俺に髪留めを手渡す。
そしてくるりと背中を向け黒く長い髪を強調するように、更に後ろ向きで近寄り目前で止まった。
ナツの行為は俺の今日の髪型を決めて欲しいという合図を意味する。
俺はナツの柔らかい髪をゆっくりと手に取ると、どの位置で束ねるか考えを巡らせる。
束ねる位置でナツのイメージ、色気もがらりと変わるのだから、つい考え込んでしまう。 後頭部からのポニーテール、うなじあたりで結わえる、長い髪の毛先の先端あたりで束ねる。
どの髪型もナツの魅力を引き出すので甲乙つけがたい。
「―――――今日は、ポニーテールにしてみたよ」
しかしいつまでも悩んでいられないので、今日はポニーテールになる形で髪を結わえる事にした。
後頭部に手を伸ばして、言葉通りにポニーテールになっているのをナツは確認すると、俺の方に振り返る。
「本当はね。髪の色と長さでシズルと被っちゃうから、リーダーに振り向いてほしくて、個性を出す為に髪を結わえるようにしたんだよ」
そう言って、茶目っ気たっぷりにウインクして舌をペロッと出す。
昔のナツは強気でツンデレな性格だったからこそ、この告白のギャップにくらっと来てしまう。
「だから……いっしょに入ろう? リーダーの身体も洗ってあげたいし、もっとリーダーを好きになりたいから……」
堕ちかかっている中で、上目遣いにこんな風に誘われたら、断れるわけがなかった。
――俺は勃起したオチ×ポを揺らしながら、ゆっくりと泉の中へ身体を沈めていく。
ナツは逆に浅い所まで行き、泉の水を手で掬い上げると、丹念に身体を洗いはじめた。
特に乳房の下には汗が溜まりやすいのか、片手で胸を持ち上げると、もう片方の手で丁寧に洗っていくのに目が釘付けになる。
それだけでなく、泉の水で身体を洗っているうちに、ナツの肌が本当に白く輝き始めたのだ。
「この泉で身体を洗い続けて肌を色白にしたのも――髪型と同じように、リーダーに振り向いてほしいから……」
これが泉達の秘密――――浸かった泉ごとに様々な効果がもたらされるのだ。
この沢山の泉を紹介してくれたフェアリークィーンが言うには、中にはリルガミンで語られるような、若返れる泉もあるとの事。
ちなみに俺とナツの浸かっている泉は美白効果を与えてくれるものだ。
一足先に泉を見つけて女王に効能を教えてもらってから、一人こっそりと水浴びを続けていたという。
同時期に全裸になったシズルさんやビオラが日焼けしたままなのに、ナツだけ段々と色白の肌になっていったのはこういうカラクリだったのだ。
ナツの肌の色は本来は健康的な肌色だったが、今の美白美人なナツも、彼女の別の魅力を醸し出していて髪型と同じく甲乙つけがたい。
ちなみに普通の、何の効果もない泉もあるので、生活用水やドラム缶風呂の水はそこから汲んでいる。
ナツは鼻歌を森に響かせながら、その裸体をゆっくりと――――俺に披露するかのように洗い続けた。
その掌がナツの大きく整った乳房を愛撫するように洗う過程で、反動で揺れたのを見て、思わず立ち上がってしまった。
「あっ――――」
水面から飛び出て、はち切れんばかりに膨張している俺のペニスを見たナツは、俺の手を取ると自分と同じ水位の浅い所まで連れていく。
「もう我慢できないんだね……。私もなの……だから、いいよね?」
そして俺を座らせると決心したらしく、俺の体にむしゃぶりついて来た。
まず最初は熱いディープキスだ。ナツの舌が俺の舌に軟体動物のようにねっとりと絡みつく。
その上、大きな乳房を擦りつけて来る。
「―――んぅ…はぁ……どう? 感じて……気持ちいい?」
ナツは乳房を動かすのに、どうしても全身を使わざるをえない。だから彼女のポニーテールも、腰もぷりぷりと左右に蠢く。
つまり俺に覆い被さったナツは、全身をうねうねと猥褻に揺すり上げているのだ。
「お尻までそんなに揺すって……挿入れてほしいの?」
「うん……私を愉しんで……なんでもしていいから」
ナツの躰の動きは、男をそそらせる猥褻なモノだった。
腰から下が別の動物のようにクネクネ動き、バストが、ポニーテールが、ユラユラと揺れる。
形良く盛り上がったヒップは、オチ×ポの挿入をオイデオイデと誘うかのように蠢くのだ。
硬く勃った乳首が、俺の胸をなぞっていく。
これも快感だ。弾力のある乳房とその先端にある硬い木の実。それが俺の胸板の上でぷりぷりと弾けるのだから。
「ナツ……ナツの洗い方、すごく気持ちいい……」
「よかった…………さあ、もっと感じて」
そう言って今度は俺の腕を取って自分の乳房まで握らせてきた。
「こっちも好きにして…レイチェルには負けるけど……思いきり触っていいから……」
「そんな事ないよ……とってもいいおっぱいだよ。弾力がたまらない……」
「リーダーの手で――あっ!、わ、私のあそこも触って……弄って欲しい……」
御要望に応じて空いた片手で、ナツの清らかで淫らなスジ――――オマ○コに指を這わせた。 朝に一度抱いた余韻のためか、その秘唇は閉じていても緩い。
俺の指がゆっくりとこじ開けると、中には温かで、柔らかな肉の壁が息づいていた。
「あう……っ!」
俺の指先が彼女の肉芽を摘まみあげた。
挟んでくじりながら、余った指を秘腔の中に差し入れる。
「あう……うう――――くぅんっ!」
ナツは快感に耐えている。耳まで真っ赤だ。
汗を流し必死になって、自分の肉体を擦りつけ、俺を感じさせようとしている行動とは対照的だ。
「ナツの身体、とっても気持ちいいよ。石鹸、持ってきた方がよかったかも……。そしたら泡踊りだって、できただろうし……」
「そ―――それは……お風呂でしてあげるから、そろそろ…お願い」
ナツは相変わらず俺に躰を弄らせる以外、なす術がなくなりつつある。という事は、俺のモノを受け入れる準備ができつつあるという事だ。
「これなら……いけるよね」
俺はナツの肢体を抱え上げ、オチ×ポをオマ○コへと突き入れた。
「あっ――――――!!!」
程良く濡れた秘裂に、勃起したペニスはズブリと刺さり、ナツの身体がポニーテールごとビクンと反応する。
「んっ…うんっ……」
だがそこからは特に抵抗も感じず、俺のモノは根本まで吸い込まれていった。
「は、入ってる………ほら、こんなに…」
ナツは、そう言いながら、自分からワレメを広げて見せる。
サーモンピンクのヒダと、オチ×ポを飲み込んでいるオマ○コが姿を現した…。
「ねえ見える…? ああ……リーダーのこんなに太いのが…」
ナツは心あらずといったボーッとした表情で、結合部を見つめている。俺はそんなナツの淫乱な様子に見惚れながら、ゆっくり腰を動かし始めた。
「あんっ……んっ…」
ナツの蜜壺の中にペニスが出入りを繰り返すのを見て、俺は自分が興奮するのを感じる。
「いっ…!いいっ……!」
腰の動きに合わせるように、ナツのオマ○コがいやらしい音を立てた…。
「クチュクチュ言ってるね……」
その音で興奮したのか、ナツは自分から腰を動かし始める…。
「あっ……!あんっ…!んっ――!」
ナツの体が上下に動き、その度にポニーテールが別の生き物のように揺れ、柔らかそうな乳房がプルプルと震える。
「んあっ…!あんっ…!んっ…!うんっ…!」
俺は夢中でオチ×ポでナツの膣内を突き上げていった。
「あっ…!!あっ――!!イッ…!!イクううぅぅぅぅっっ…!!」
「うっ―――も、もう…出るよっ!」
ペニスを駆け抜ける熱い感覚。
俺は、その熱いモノ――――精液を我慢することもなく、ナツの、肉のスリット内部へと解放する。
ビュクッ…!! ビュビュルッ! ビュッ…!ピュ……
「ああっ! またリーダーのが―――たくさん注がれてるよぉ……」
残さず吸い上げるように、ナツのオマ○コがキュッキュッと断続的に締まる。
「う……ううっ…………はぁ……」
チョロチョロと最後の一滴までナツの膣内に出し、俺は心地よい解放感に満たされた。
※保管庫登録時はここから以下登録なしでお願いします
禁断の秘裂の作者様、お待たせしました
マイホーム生活編が完成したので投稿します。後日残りの後半部分を投稿する予定です
あと保管庫管理人様、カットされたSEXシーン補完内の以下の文ですが、以下の文の [ 『 ] と [ 』 ] の記号は
間違えてつけたままのものですので次に保管庫を更新した時にその記号部分のみの削除をお願いします
『彼女も処女なのだが、痛がる素振りは見せない。ナツのように既に破けてしまったのか、待っている間の入念なオナニーのおかげか……。』
『なんにせよ痛がるよりよっぽどいい。俺もビオラも気持ちよくなる為にセックスをするのだから』 乙。
6人乗ってもまだ余るベッド吹いたw
朝起きてマンコジロジロ見てるのもいいね。 あ、一応禁断の秘裂の作者です。
一つだけアイテム名変えたほうが良い。
「フェアリーの粉」はBCFではスリープ(I〜Vでいうところのカティノ)の効力を発揮するアイテムなので、
違う名前に変更した方がいいと思う。 >>197
フェアリーの粉ですが、リーダーが童貞を卒業してから呑み始めた強い強壮剤よりも、
もっと効果がある勢力増強剤と調合したら、スリープとはまったく違う効果が出たという感じにしたつもりだったのですが
私の演出不足だったようで、作者様の言う通りその辺を直した方がいいですかね?
あと修正関係で後編の投下は明日になりそうですが何卒ご了承くださると助かります。
他にここだけの話、マイホーム生活編の投下を終えた後も
書きたいネタが思い浮かんだので続きを書いてよろしいでしょうか?
寺院の生贄として捕らえられている女の子を助けてリーダーのハーレムに参加という形で、
後方支援役として一人新キャラを思いついたのですが、ちなみに5人と被らないキャラです >>198
さすがにアイテム名かぶりはマズイと思うので直した方がいいと思う。
新キャラについてはOKです。
女装したクリスタルキーパーでなければw 「お、重くない?」
俺の腕に抱かれたナツが、まるで借りてきた子猫のように、おずおすと聞いてくる。
あの後互いに身体をもう一度清めた後、俺はナツをお姫様抱っこしながら家へと歩いていた。
「ううん。むしろナツの柔らかい感触が伝わってきて役得かな」
肌同士が触れ合っている所から、ナツの温もりが伝わってくる心地よさで、重さなど感じさせない。
女の子のアソコを見るだけで、我慢していた頃と比べると、本当に夢のようだ。
「私も、男の人……。リーダーにこんな風にお姫さま抱っこされるなんて、夢みたい……」
ナツも俺に、こんな風に抱き上げられているのを夢見ていたらしく、やがて安心して身体を預けるようになっていく。
「白馬の王子様とはいかなくても、女の子の夢を叶えてあげられたかな?」
「うん……。リーダーは、私の白馬の王子様だよ……」
俺は揺り籠に抱かれた赤子をあやすかのように、ナツの一時の安らぎを壊さないように、ゆっくりと一歩一歩を踏みしめていった。
※
丸太小屋についた俺は昼食が出来上がるまでの間、少しナツを休ませようと寝室のベッドに寝かせる。
その後昼食の準備を手伝おうと台所に行ったら、既にカレンが昼食の準備を終えようとしていた。
「あっ、リーダー。おかえりなサイ。もう少しで昼ごはんできますからネ」
俺に気付いたカレンは顔だけ振り向くと、自信ありげに昼食ができると知らせた後、最後の仕上げに取り掛かる為に視線を料理に戻す。
カレンはこの家を立てる前、冒険中に野営をしていた頃から、パーティの炊事を行う事が多かった気がする。
もちろん他の女性陣も料理はできるのだが、料理という単語を聞くとカレンを連想しやすい。
俺達が魔法の森を訪れたばかりの頃、フェアリークィーンに生贄の女性が陰毛を剃られて供物にされたと教えられた時。
シズルさん・ナツ・ビオラ・レイチェルの4人はこの事実に口数を減らし塞ぎこんでいた。
そんな時にマイペースに夕餉の準備を進めていたのがカレンだった。
ビオラはカレンのそんな態度を空気を読めない奴とばかりに睨んでいたっけ。
でもその後に出来上がった夕餉の料理を口にすると、殺伐とした空気が幾分か和らいだのを覚えている。
少なくとも夜通し相談したり考えたりするだけの気力が生まれたのは間違いない。
翌朝に4人とも陰毛を剃っていたのには驚かされたけど、今考えるとカレンの料理が皆の心に余裕を持たせてくれたのだろう。
そんな事もあってか、今ではカレンは台所の長的なポジションにおさまっている。
美味しい食事をご馳走になっているお礼に手伝おうとした矢先、俺の出来る事はもうないらしく……自分のタイミングの悪さに少し落ち込む。
手持ちぶさたになった俺は、改めてカレンの格好を見直してみると、全裸だけどエプロンだけを身に着けているという格好だ。
殆ど終えていてもまだ調理中なのもあってか、彼女の特徴である赤毛と後ろ姿しか見えない。
しかしパーティの中で最も背が低くても、そのなだらかな曲線は、明確に女のボディラインを表していた。
エプロンの肩紐をかける丸みを帯びた肩、きゅっとくびれたウェスト、やや小さめだが丸いバランスの取れたヒップへと視線は移り変わる。
流石にスジが見えるような姿勢はとっていないが、どんな状況になっているのかは容易に想像ができた。
泉でのナツとのセックスの熱も冷めやらない状態だったのもあり、股間のモノは最硬度の硬さになっていく。
俺は料理が完成するタイミングを見計らってカレンの背後にそっと立った。
そして尻にそっと手を当てると、カレンはビックリした表情でこちらを振り向いた。
「アッ、だ、だめデス。料理をよそわないと……リーダー、今は許して…アゥゥッ……」
「もう料理はできあがってるから、これくらい大丈夫だよ。それに……本当はナツの次に二人っきりになりたかったんでしょ?」
俺はカレンが本気で抵抗しないのをいい事に、背中から抱きついた。
「――――ハアァッ!」
エプロンをめくり上げ、太腿に手を滑らせる。すべすべした肌の感触は、掌に吸い付いてくるようでもある。
裸エプロン姿のカレンに、俺はすっかり参ってしまっていた。
「アッ、ンンゥッ……!」
ヒップの割れ目に手を入れると、料理をよそう仕草も止まる。
表面上は抵抗していても、腰のくねらせ方が妙に淫猥だ。感じている事は間違いないだろう。
「アアッ、困りマス……そんな、ハァン――!」 柔らかな尻たぶの奥には、可愛らしく窄んだ菊門がある。指の腹でそこを撫でると、カレンは酷く困惑した表情を見せた。
構わずオマ○コの方にまで指を這わせていくと、カレンの動揺はさらに激しくなった。
「アウッ、もう、もう…許してくださいリーダー……」
カレンを強引に、いつも皆で食事をとるテーブルに寝かせると、捲り上げたエプロンの前掛けから見える白い太腿が清潔な色気を放っていた。
そして俺はカレンの両脚をぐっと左右に開かせ、エプロンの前掛け部分を更に大きく捲り上げた。
「―――ふう。カレンのアソコが、よく見えるよ」
「キャンッ! リーダーに、み、見られてマス……ううっ」
隠すものがなくなった股間には、ピンク色の秘唇が見える。
本来、恥丘を彩る陰毛が邪魔する筈なのだが、カレンの場合天然のパイパンである為該当しない。
だからオマ○コの色合いから形状まで、すっかり丸見えの状態だった。
「ンンッ、ごはんの……準備を……終わらせたら、幾らでもいいですからぁ……ハアァッ!」
俺は淡い桜色の淫らで清らかな秘裂に指をV字型にして押し当て、左右に開くと、内部には複雑な肉の器官が見えた。
シミ一つない見事なピンク色である。
繊細で複雑なオマ○コは、粘液のせいでかすかに濡れ光っていた。
鼻を近づけると軽い香りがする。
カレンのスジは相変わらずの清楚さを保ち続けていた。
あれほど数えるのを忘れるくらい俺のオチ×ポを挿入されても、そこはいささかの可憐さを失ってはいないのだ。
小さなスリット、小さいクリトリスも変わらず、処女と言っても通用する程だ。
「ほら、汁があふれてきたみたい」
「――――ンンッ、ンァアッ!!!」
小さな肉芽を包む包皮を向き、直接クリトリスを触ってあげると、カレンはぐっと背中を反らして悶えた。
俺の指の腹で肉の芽を擦る度に、カレンはビクッビクッと身体を反応させるのだ。
クリトリスへの責めは、確実な効果をあげているらしい。
指で開かないとピタリと閉じていた秘貝が自分から徐々に開き、透明な液体が溢れ始めている。
指を潜り込ませると、クチョッという音と共に抵抗なく沈んでゆき、抜くとツツーッと糸を引いた。
オチ×ポを挿入しても大丈夫だと確信した俺は、テーブルの上に仰向けになっているカレンに覆い被さる。
「――ンンッ!? ………………チュッ…ピチャ…………プハァ…」
その勢いでカレンの唇を奪って、口腔内に舌まで差し込んで彼女の味を堪能する。
料理の完成直前に味見をしていたのか、調味料や食材の味がした。
「ハア…ハア……もう、リーダーったら……がっつきすぎですヨォ」
言葉とは裏腹にカレンは、待ちわびたかのように、嬉しそうに俺を見上げた。
俺はむき出しになっているカレンの割れ目に、オチ×ポをブチ込んでいく。
「ンッ―――! ハアァァァッ……」
太いオチ×ポをねじ込むと、すでにシットリと濡れた膣の中にヌルッと吸い込まれた。
「イッ…イイッ…」
オマ○コのほぐれ具合といい、まるで事前に準備してあったように俺のモノを呑み込んでいく。
だが緩いというわけではなく、ひだひだの締め付けは、オチ×ポから精液を搾り取る勢いだ。
やがてカレンは、自ら腰を動かし始めた。
「ウンッ……ンッ…アフウッ!」
俺も負けじと腰を振るにつれ、カレンが裸体に唯一身に着けているエプロンが肌蹴て、ポッチリとした乳首が顔を覗かせる。
やがて数回の試行錯誤の後、俺とカレンの腰の動きは、最適な快楽をもたらすリズムに同調していった。
「す…すごいでス……!! アッ…!」
互いのオチ×ポとオマ○コがぶつかり合い、台所に乾いた音が響いた。
「アンッ…! ヒンッッッ!!! ウンッ…!!」
カレンの太腿を愛液が垂れ落ちる……。
「ンッ―――!!! クゥゥゥ…! ンッ……!!」
濡れた肉が擦れ合い、ヌチュヌチュと粘液質な音を立てた…。
「アッ…! ンッ…!! ヒィンンッ…!!! ウンッ…!!!!」
こみ上げる熱く白いモノ。俺は、それを発射するべく腰をひたすら動かした。
「下さイ…! 熱いのを私の中に……!!! 」
カレンもまた、腰をクネらせてオマ○コでオチ×ポを締め上げる。
「クフゥ……!! ハアアッ!!! イッ、イッ、イッ―――イきますうううぅぅゥゥゥウウ!!!」
「うっ……出る、出るっ!!」
俺はカレンが絶頂に達する瞬間、ペニスを更に奥深くまで突き入れ、子宮内に直接射精した。
ドクンッ!!! ビュクッ……!! トクン…! ビュッ………。
「はあっ! はあ…はあ……」
残らずオマ○コへ射精したのを確認すると、俺はゆっくりとオチ×ポを抜く。
すると、愛液と精液の白い混合液が、カレンのフトモモを流れ落ちていった。
「……シズルさんとビオラとレイチェルを呼んだ後、部屋に寝かせたナツを連れて来るから、その間に昼ごはんのを皆の皿によそっておいてね」
そう言うと、俺は布巾を絞ってカレンの身体を優しく拭いた後、柔らかくなったオチ×ポのヌメヌメも拭き取った。
皆を呼びに行く身支度を終えても、カレンは快楽の波に呑まれて未だテーブルに仰向けになっている。
そんなカレンに優しくキスをしてあげて、俺はその場を後にしたのだった。
「わかりましタ。リーダー……」
満足そうなカレンの声を、背に受けながら……。
※
昼食も終わり、食後の運動とばかりに全員を抱いた後、妖精の女王に頼まれた討伐依頼を皆で遂行する。
フェアリークィーンは以前から雄羊の寺院の連中や、危険なモンスターが魔法の森で暴れるのを快く思っていなかった。
特に若い女性が満月の夜に生贄として攫われてくるのは、同じ女性として看過できるものではなかったと買い物の時に話してくれた。
俺達という、腕に覚えのある冒険者達が来たのを好機と見たらしい。
伊達にフェアリー達の女王を名乗っているわけではなかったのだ。
アイテムの売買という形で俺達を支援していたと知った時には、民を率いる為政者の鱗片が伺えた。
その割りにエッチなアイテムを売って来る時には、ノリノリだったような気がするのは……当人の名誉の為にも触れないでおこう。
シズルさん達がパイパンの状態で敵に視姦されても戦えるようになったのを見計らって、敵対的なモンスターの討伐に踏み切ったのだ。
具体的にはモンスターの討伐をフェアリークィーンが依頼して、俺達が依頼対象を倒すというものだ。
俺達にとっても悪い話ではなく、ちゃんと報酬がもらえる上に、敵の落としたアイテムはこっちが好きにしていい。
クィーンにとっても俺達が報酬や拾ったアイテムで売買する事で、魔法の森の妖精社会の経済が回ってくれるのでwinwinな関係なのである。
今回の依頼は雄羊の寺院の戦力の威力偵察である。
以前俺達が寺院に入ろうとすると、すぐに出入り口から守衛のラムガーディアンが湧いてきた。
この数が尋常ではなく、まるで無限にいるかのように倒す端から補充されてしまう。
だから強行突破しようとしてもきりがなく、疲弊して退却するのを繰り返していた。
だけど逆に考えると、経験値やドロップを稼ぐのにこれほど最適な場所はない。
いくら倒しても湧き続けるのだから、俺達の体力・気力が持つ限り、幾らでも鍛える事ができる。
俺が皆で童貞を卒業して、カレンも含めた女性陣が全員パイパンで戦えるようになってからは、この寺院は格好の鍛練所になっていた。
今日は寺院が、何故あれ程の数のラムガーディアンを呼べるのか、その秘密を探って欲しいとの事。
出来るだけ守衛を倒したら撤退して相手の反応を見るという、修行の為にここを利用している俺達にとっては簡単な部類に入る依頼だった。
寺院から押し寄せて来る、守衛の大群を切り裂くかのように俺・シズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェル・カレンが突貫していく。
ちなみに鎧を装備しているのは俺だけで、女性達は全員全裸という、知識のない者から見れば意味不明なパーティに見えるかもしれない。
しかし今まで培ってきた経験により、誰もが常識を超える、一騎当千に匹敵する達人級に達していた。
シズルさんの女神を彷彿させるかのような美しい肢体が宙を舞い、着地先にいるラムガーディアンの頭部に踵落としを叩き込む。
全裸だからこそ卑猥の極みとなる攻撃を見上げていた守衛は、防御も回避もしなかった。
まるで夢遊病患者のように無防備なまま、頭部から身体を真っ二つにされる。
多分視界にシズルさんの開脚によって丸見えの割れ目が迫ってきたのを思わず凝視してしまい、一種の魅了状態に陥ってしまったのだろう。
彼女の魅力的な裸身に性的な反応していた事から、少なくとも感情はあり、人形のような存在でない事は確実だと思う。
シズルさんの踵落としだが凄まじく、喰らった本人の周囲にいたラムガーディアン達まで、余波で吹き飛ばす程の威力だった。
ビオラは転職前のバルキリーに相応しく、かつて愛用した槍のように手刀突き出して、的確にラムガーディアンの脳天や心臓部を突いていく。 一見、見麗しい裸体そのものが恐るべき抜き身の刃であり、敵をいとも容易く屠れるのだ。
その動きは電光石火でビオラが手刀繰り出す度に、脳天や心臓が貫かれ息絶えるラムガーディアンの亡骸が増えていった。
同時に俺の動体視力が、僅かな緩急によって揺さぶられるビオラの巨乳を捉えるのを、見逃さない。
猛スピードで手刀を突き出し引き戻す―――この一連の動作の反復が絶妙な振動を発生させる。
ビオラの身体の中で一番影響が出やすい所、すなわち発育の良い乳房に集中してプルプルと震わすのであり、戦闘中だがとても眼福である。
一方ナツは手刀を横薙ぎにしてラムガーディアンの首を次々と切り飛ばしていく。
正確には切りつけるというより、撫で付けるだけでクリティカルを連発させ、ポトポトと首が胴体から離れていく。
外見は淫猥な雰囲気を纏った、髪型は俺の選んだポニーテールの全裸の女の子。
佇んでいるだけなら、まるで無害で愛らしく見えるボーパルバニーを彷彿とさせるだろう。
だがその本性は、鋭い牙どころか鉄さえも切り裂く手刀どころか肉体を秘めた、高レベルのくのいちなのである。
敵の中にはあからさまな欲情と共に、股間を勃起させ襲い掛かる者もいたが、その手の輩に限ってナツの実力を見誤る。
食虫植物に誘われる蟲のように、大っぴらに躍動する女体の、オマ○コに誘われては命を落としていった。
レイチェルに視線を移すと、前述の3人と同じく全裸で戦っているが、その戦闘スタイルは一味違っている。
今の職業はモンクなので、手刀といった忍者の体術ではなく、格闘技でラムガーディアン達を仕留めていく。
回し蹴りで弾き飛ばした時など、パーティの中で一番のサイズを誇る巨乳が、盛大に別の生き物のように動き、俺と敵の目を釘付けにする。
死者の殿堂で装備を失っても、多少ジロジロ見られても平気よとばかりに、全裸で戦う事への適性が高いのが彼女だ。
流石に毛を剃られ無毛のマンスジもろ出し直後はまともに戦えなかったが、特訓したらわずか一日で馴染む程、羞恥心に囚われていない。
特に逆立ちして大開脚による連続蹴りで、相手を金属の鎧ごとひしゃげさせ倒した時は、なんて卑猥で破廉恥なんだと魅入ってしまった。
後方に陣取るカレンは全裸になっても、前衛の4人のような接近戦はできない。
しかしメイジとプリーストの呪文を使えるビショップなのである。
パーティの後方支援をしつつ、攻撃面で主に唱える呪文はアスフィクシエイション。
俺の知る魔法の中でも、どんな相手であろうと息を吸う存在なら窒息させてしまうという、えげつない呪文だ。
同じく呼吸しているであろうラムガーディアンにも有効で、やがてバタバタと倒れていった。
その片手間に、ラムガーディアン達の落としたアイテムを拾っていく。
これが報酬以外にも重要な稼ぎで、 ぎんのブーツ等は売ると中々のお金になるのだ。
俺も負けじと疾走――――流石にこの時点では全裸では戦えないので、鎧を着込んでいるが。
だから素早さは劣るも愛刀・村正を手に、次々とラムガーディアンを一刀両断していく。
6人中で一人だけ鎧を着ていて、おまけにシズルさん達の裸身での魅力的な戦いを、チラ見していて弱いと思われたのか、敵が殺到してくる。
だけど俺にも男の意地というのがあり、寺院前で経験値を稼ぐ以外に、皆と模擬戦を積み重ねているのは伊達じゃない。
ラムガーディアンの攻撃を避け、村正で受け流し、カウンターで切り捨てていく。
時には村正を思いっきり振りかぶって、複数の守衛ごと吹っ飛ばした。
敵の大群を一通り片付けると、次の増援が呼ばれるまで暫しの猶予が生まれる。
その間に全員で、カレンが拾い切れなかった残りのアイテムを回収を済ませ、目的を達成した俺達は毎度お決まりの退却に取り掛かった。
殿を務めるシズルさんが、あれだけの戦闘を繰り広げても傷一つない手を翳し、メイジ時代に修得した呪文の詠唱にかかる。
増援のラムガーディアン達が湧いてきた瞬間、火炎属性最強の魔法、ニュークリアブラストが掌から放たれた。
ズガアァ――――――ンンッッッッ!!!!
一瞬の閃光の後、大爆発が雄羊の寺院の出入り口付近に炸裂する。
猛烈な爆炎と爆風は俺達の方にも迫る勢いで、威力の高さを物語る。
特に一番近くに佇むシズルさんの裸体は炎に照らされ、輝く黒髪は風圧に靡き、思わず見惚れてしまうくらい、幻想的な美しさを醸し出していた。
「これで暫くの間は守衛の増援も来れないでしょう。リーダー、この隙に撤退しましょう」 「そうだね。戦っている間に守衛達を観察した事で、クィーンの依頼条件は果たしている筈だし」
シズルさんの言葉に頷いた俺は彼女の手を取ると、俺達を待っているビオラ・ナツ・レイチェル・カレンの所へと走り出す。
シズルさんの掌はとても柔らかく、俺のペニスを優しく愛撫してくれる時と変わらない。
この美しい手が、駆けている魅惑的な脚が、先程の戦闘ではラムガーディアン達を蹂躙したのだから、防具いらずなのも頷ける。
こうして寺院から撤退した俺達は、フェアリークィーンに今回の依頼内容の報告を行い、無事報酬を受け取った事で依頼を達成したのだった。
※
その後―――丸太小屋の前、のちょっとした広場。
俺との二人っきりの時間となったレイチェルが、バード時代に愛用していたリュートを奏でていた。
観客は座っている俺だけ、愛する者一人だけに捧げる特別な演奏。
その音色は綺麗で、文句に転職して裸体を晒して戦うようになっても、バードの腕は色褪せていない事を示している。
やがて……レイチェルは口ずさみながら、ゆっくりと腰をくねらせ始める。
その動きは、俺を誘惑する為に、彼女の全て、金の髪、白い肌の裸身・演奏・歌・動作が淫靡な踊りを織り成す為に計算されたものだったのだ。
演奏と歌を続け、彼女は腰くねらせつつも前後に突き出しながら、俺の目前へと迫りつつある。
その舞いは俺の発情を促す為のものであり、寺院前で皆の裸での戦いを鑑賞したのもあってか、普段着の上でも痛いくらいに勃起している。
やがて俺の視線の位置に腰の――正確には股間の高さを合せた。
レイチェルの、花が2輪咲いているように見える割れ目は、腰の筋肉の動きにより、時間をかけながら細かな開閉を繰り返す。
たった、たったそれだけの動きなのに、まるでスローモーションにかかったかのように、俺は時間の経過を忘れて見惚れてしまっていた。
間近で見ているだけでは我慢できなくなるのは必然であった。
俺は、レイチェルの脚を掴むと、ガッチリと固定した。
いや、俺が脚を掴んだ途端、レイチェルが自ら、俺が顔を埋め易い姿勢で脚を固定したのだ。
「リーダー……あたし……」
レイチェルは歌と演奏を止め、姿勢はそのままで、リュートを俺に渡して地面に置かせた。
そして期待に満ちた表情で、俺に恥ずかしい部分を晒し続ける。
「綺麗だよ、レイチェル……」
「ねえ、早くぅ…あたしのオマ○コジュース、飲んで……」
レイチェルはオモチャをおねだりする子供のような顔で、俺に言った。
アソコのヒダヒダも、まるで俺を招くかのようにヒクヒクと動いているように見える。
「わかったよ……」
俺はレイチェルの股間のオマ○コに、激しくむしゃぶりついた。
「――――――あんっ……!」
そこはすでに愛液でシットリと濡れている。
「んっ……!あっ、あんっ……!」
まるで獲物に食らいついた野獣のように、レイチェルの陰部をむしゃぶり続けた。
「うっ……!んっ……!んあっ……!」
舌を動かすたび、ピチャピチャという音が聞こえる。
大量に溢れ出る愛液が、俺の口の中に流れ込んできたが、気にせず舐め続けた。
「こんなに沢山お漏らしして、悪い子だね……」
「だって……だってぇ…………」
その言葉に反応したのか、レイチェルのワレメがヒクヒクと動く。
「こんなに、美味しい愛液が零れるのは勿体ないから、俺が一滴残らず吸い取ってあげるよ」
俺は、そう言うと再びレイチェルのオマ○コにむしゃぶりつき、穴からしみ出てくる愛液を吸い始める。
ジュルッ……チュッ……ピチャ…………。
俺はレイチェルに聞こえるように、わざと大きな音を立てて吸った。
「うんっ……!!んっ―――!!くはぁぁ…あっ……!!あんっ…………!!!」
その音が欲情を煽ったのか、レイチェルは狂おしいほどに身悶える。
「美味しいよ、レイチェル……」
「いっ…いいっ……!!もっとぉ……!!」
レイチェルは俺の頭を太腿で挟み込み、自らのスジへと押し当てようとするが、そろそろオチ×ポを挿入れたいのもあり、半ば強引に顔を離した。
「ど、どうしたのリーダー……? もしかして、あたし何かリーダーの気に障る事しちゃった?」
俺の少し強引な行動にちょっと不安げな顔をしてレイチェルが見下ろしてくる。
「ううん……。そろそろレイチェルの膣内に入れたいんだ」 他の男に散らされた処女を想像しながら秘部をじっくりと観察した後、俺は着ている服から勃起したペニスを取り出しつつ彼女を見上げる。
「そっか。実はあたしも……舐められるのもいいけど、やっぱりリーダーのオチ×ポが欲しいな」
レイチェルも気持ちは同じとばかりに、ゆっくりと腰を下ろして、天を向くオチ×ポの先端をオマ○コへ擦りつけていく。
「だったら、こんな風にお願いしてみて? 『あたしのヒクヒクするココに、リーダーのデカいオチ×ポをどうぞブチ込んでください』って」
俺はレイチェルの大きな乳房を、上からフニュンと思いきり掴みあげながら催促する。
「あ――あたしのヒクヒクしているココに、リーダーの、デカいオチ×ポを、ど……どうぞブチ込んでください……うんっ――ハァン……!」
レイチェルの巨乳は揉み甲斐がある。ゴムのようにぷるんとして俺の指を押し返して来る。
「よくできました。早速挿入れてあげるね。思いっきりヨガらせてあげるから」
乳首を捻ってあげるとガクガクと背中を反らせる。感度は良好だ。
「ああんっ―――! 感じすぎちゃう……。あたし、胸が敏感だから……もっと優しくして……」
俺はゆっくりと乳房を揉み上げながら、猛り勃ったモノをレイチェルの肉のスリットに没入させた。
「うん……丁度いい解れ具合だよ。ヒダヒダが先っちょにカラみついてくる」
たしかにレイチェルのオマ○コはぐいぐいと締めて来る。それはかなり気持ちいい。
「ふうっ、ふうっ……オッパイも揉みごたえがあるし……もっと締められる?」
「あうんっ!―――ど、どう? これで…」
5人の中で唯一非処女であるせいか、俺以外に経験のある女らしく、波状的に、オマ○コの奥から順に締まって来る。
その感じも、ただぎゅうぎゅう締めるのではなく……柔らかくもあり強くもある絶妙の締まり方だ。
その上、ヒダヒダが俺の敏感なオチ×ポの先端に絡みついて来る。
まるで俺を嬲るように、肉襞がちろちろとアレの先端を撫で上げるのだ。
「うっ! いいよ。とってもいい!! こんなにすごい締り……ずっと堪能していたいくらいだ」
「うれしい、そんなに…気に入ってくれるなんて……ああんっ……!」
レイチェルも結構感じ始めている。彼女は上気して耳まで赤くなり、目も潤みだしていた。
アソコからは愛液がとろとろと滲み出し、肌もねばついて来た。
「あ――――――ああああっ!!!」
掌から零れ落ちそうな乳房を鷲掴みにしながら、レイチェルのオマ○コにペニスをジュポッと突き刺し、ズルズルと引き抜くを繰り返す。
俺はその出入りする様子がハッキリと見えていた。
ビラビラの特徴的な肉壁が、血管の浮かび上がった俺のモノにまとわりつき、とめどめもなく溢れ出て来る粘液が白く泡立って根本の方に溜まっていく。
「はああっ……はああっ……」
突き上げる俺のペニスの動きに合わせるように、レイチェルの口から悦びの声が漏れる。
「この……柔らかく締め付けてくれる感触……最高だよ」
更に激しく出し入れを繰り返すと、俺の身体とレイチェルの尻たぶが、パンパンと陽気な音を響かせた。
「ああっ……! あたし、もうダメかも…………」
俺の上で腰を振るレイチェルは肩で大きく息をしている。
俺はレイチェルの大きな胸を揉みながら、オチ×ポを更に深く挿入し続けた。
「うわあっ! もうイキそう……。どこに出して欲しい?」
俺の問いかけに、快感で意識が混濁しつつあるレイチェルは、何も答える事が出来ない。
ただ俺を見下ろして「あああ……」と虚ろに呟くほどに意識が朦朧としている。
「じゃあ、口に出すよ。全部飲むんだ。一滴残らず飲み干すんだよ。出るっ……出るっ、出るよっ!」
レイチェルの身体を持ち上げると、糸を引く愛液まみれのモノが秘肉の奥から引き抜かれる。
俺は互いの体位を素早く変えて、レイチェルの口元に射精寸前のオチ×ポを素早く押しつけた。
「うっ――――ぐ、ぐう……ごくっ――ん……こく…こ、く…………」
レイチェルの柔らかい唇を押し分けて入り込んだペニスは、小さな口の中で猛り狂いながら熱い迸りを撒き散らした。
途端にレイチェルの口の中に、俺の精液が広がっていく。
「さあ、オチ×ポの中に残っている分もちゃんと吸い出して……。できるよね?」
レイチェルは俺に命じられるまま、頬をすぼめてオチ×ポにむしゃぶりつき、必死になって一心不乱に飲み干し続けたのだった。
※
レイチェルとのセックスを終えたら、丁度よく夕食の時間となったので、精力の出るメニューで体力を回復させた後、全員を抱いてあげる。 フェアリークィーンからもらった新しい精力回復薬のおかげもあってか、かなり余裕を持って皆とのセックスに励めた。
夜になると風呂の準備をしつつ、各々が一日の疲れを癒す為に、談話や趣味や遊戯で息抜きをする。
――――俺はというと、シズルさんと一緒に、月と星々がきらめく夜空の下、野外でセックスに励んでいた。
俺はシズルさんと同じように最初から全裸の状態で、彼女を草むらにうつ伏せに寝かせている。
そしてL字型に曲げた中指を、俺はシズルさんの――毎日剃っている毛のないオマ○コに突っ込んだ。
「うっ!……くくぅん…ぁぁん……」
常に抱いているお陰か、俺の指はさしたる抵抗もなく、シズルさんの肉襞の奥深く、根元まで吸い込まれてしまった。
「シズルさん、今日の俺の指使いは一味違うよっ」
俺はシズルさんの性感帯を探した。恥骨のウラあたりのザラザラした場所は、すぐに見つかった。 指を二本に増やし、俺はそこを丹念に、しかし傷つけないように細心
の注意を払いながら、擦りたてた。
「ひいいいっ―――やめてぇ!!! そんなにされたらっ!やめて……私、あああっ――!!」
シズルさんは性感帯を攻撃されてあっさりと陥落した。俺の指の責めに本気で感じているのだ。
オマ○コはジュクジュクに濡れて、ときおりキュウっと締めつけて来る。息も荒くなり目もとろけて来た。
「ああん……はあはあ―――ああっ!!! 感じる、感じちゃいます…………あうう!」
俺は指を抜き、代わりに俺の硬いをオチ×ポを、シズルさんの潤ったオマ○コに挿入していった。
まだオチ×ポの先の部分だけが、シズルさんの恥裂に呑み込まれている。
この時点であってもぴったり締め付けられて、じつに気持ちがいい。俺はそのままの状態で、ぐりぐりとこねてあげた。
「はうっ!!!! …………ああ。リーダーの……いい。とてもいいです……」
シズルさんは、俺が腰を使ってじわりじわりとオチ×ポを、肉襞の中に埋め込み、抽送するたびに全身をヒクヒクさせ背中を反らせる。
毎日俺に抱かれる事で男を受け入れるのに最適で、男の性欲を促す身体になりつつあるらしい。
証拠に無意識下でもオマ○コ内部はぐいぐい締めてくるからだ。
「シズルさん、今日はサプライズとして――――こんなのはどうかな?」
目の下ではシズルさんの、胸と同じくらい形の良いヒップが揺れている。
その尻たぶの合わせ目には、可愛らしい、菊のような薄桃色の蕾があった。
俺はシズルさんの小さくすぼまった菊のような襞に、指をつぷり、と傷つけないように埋め込んであげた。
「あ。ああんっ!! ……あふう…………リーダー……の指使い、上手です……。お尻の穴に入れられてるのに、痛くないのぉ……」
「シズルさんのお褒めに預かり恐悦至極だよ……。もっと楽しもう……」
愛しの女性をヨガらせてイカせるのはすごく気持ちいい……。
もっと早く皆の好意に気がついていたら、この冒険の始まりの頃から抱きまくりだったのに、と残念がる自分がいるのは確かだ。
だからこそ挽回する為にも、シズルさんと、皆ともっと、しっぽりじっくり愛し合っていきたい。
俺は指を曲げて、シズルさんの直腸をグイッ…と、くじりあげた。
「ああう……アソコとは違う感じが……凄いわ……脳天にがんがん響くのぉ……!」
「そう喜んでくれると……俺もっ、やりがいが…あるよ」
そう言いながら、シズルさんはどんどん昂まっていって膣内のビラビラの締め付けも強くなるばかり。
だけど俺のオマ○コと後ろの2点攻撃があまりにも効き過ぎたようだ。
「リ、リーダー……ごめんなさい。私、もう…イッちゃいます……!」
シズルさんが先にダウンしそうになるも、必死に耐えようとするが……彼女の身体の方が俺を引き込んでくる。
意地でも俺と共にイかせよう―――という勢いで、蜜壺が締めつけてきたのだ。
「ああ、もう私……ダメ。イく…イクイクイク……ダメ……ダメ……あああああっ!」
「お、俺も………ダメだっ!!!」
ドクッ!! ドクドクドクドクッ!!! ドクンッ…………!!!!!
よほどイイのか、長い髪が振り乱れるほどに、背中から頭を弓なりに反らしながら、シズルさんは身悶えた。
シズルさんはよがり狂って嬌声を上げながら絶頂に達すると、ぐったりと草むらにはいつくばった。
俺も続いて、シズルさんの背中にのしかかる形で、オマ○コ内に射精しながら、果てたのだった。
「リーダー……次からは、お尻は自重しません? その、感じ過ぎて早くイッちゃうから……」 「そ、そうだね。俺も、やりすぎちゃった……シズルさん、ホントごめん……」
意識を取り戻した後、互いに背中合わせになりながらセックスの反省をする、俺とシズルさん。
毎日セックスをしていると、ただ気持ちいいだけで終わらず、たまにはこんな事もある。
だけどこのような失敗は教訓となり、更なるテクニックの向上に繋がるのであった。
※
その後、皆と一緒に沸いたドラム缶風呂で洗いっこをしたり、ローションプレイ等をしながらセックスを堪能する。
風呂から上がったら、あの6人が寝ても余裕がある大きなベッドに寝そべりながら、談話やちょっとしたゲームをしたり、皆を抱いたりする。
そして心地よい幸福感に包まれながら最後は就寝につくのであった。
こうしてマイホームが完成してからの魔法の森の一日は終わった。
願わくば、これからもシズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェル・カレンと、この素晴らしい日々が送れますように。
※ ※
「あいつら何時になった来るんだよおおおおおおおお!!!!」
同時刻の雄羊の寺院の地下、クリスタルキーパーの我慢は限界に達しようとしていた。
裸の女4人を含む6人組を幾ら待ち構えてもまったく来る気配がない。
幾度と寺院の出入り口で守衛達と戦いはするのだが、一定時間戦うと撤退してしまい深入りしてこない。
ラムガーディアン達の報告によると、構成は男1人に女1人と裸の女4人で、いずれもかなりの腕前との事。
外見も全員、美女・美少女で、さらに股間の恥毛は剃っているという好条件と来たものだ。
最近は女で唯一着衣だった1人も最近全裸になったらしい。
だからこそいたぶりがいのある上物な獲物だと、生贄の女性を攫うのも止めて、万全に迎え撃つ準備に力を注いでいた。
しかし標的が寺院内に攻め込んでこなければどうしようもない。
「こうなったら生贄の女を攫うのを再開させろ!」
「ええっ!? でもあの6人組のせいで守衛部隊にかなりの損害が出ていて、仕事のない生贄の調達要員まで回して維持できてるんですよ!」
「かつて注意に注意を重ねて魔法のペン、コズミックフォージの力を使った事で守衛部隊に配属された兵士は倒されてもリスポーンできます!」
「だが特定の条件下でいくらでも復活できると言っても、こんなに何度も倒され続けたら、今や守衛の精神の方が折れかねないんだ!」
「こんな状況で再び生贄の確保に人員に割くとなると、寺院の警備体制が手薄になりかねないわよ!」
部下のマインドフレイやラムプリーストやディフェンダーやツイステッドシルフが、クリスタルキーパーへ生贄再開のリスクを説く。
「ええい! 遠くのバラより近くのタンポポって言うだろう! あいつらが強すぎる上に来ないんだったら代わりの生贄を選ぶしかないだろうが!」
クリスタルキーパーのこの決断が今日と出るか吉とでるかは、次の話次第である。
※保管庫登録時はここから以下登録なしでお願いします
なんとか今日中に後編を投下できました。
リーダーを絶倫に書きましたが上手く書けたでしょうか?
あと保管庫管理人様、以下の部分を保管庫に登録する時に修正をお願いします。
>>191
「この薬はお兄さんが呑んでる薬に、私達の妖精の羽から落ちる粉を調合したものなんだけど…」
フェアリーの粉という名で、自分達の羽から落ちる粉まで売っているのを見た時は、商魂逞しいと思ったものだけど、それを混ぜた薬とは。
↓
「この薬はお兄さんが呑んでる薬をベースに、新しい調合を試したものなんだけど…」
どうやら新しい精力を高める薬が完成したらしい。
>>193
ナツの行為は俺の今日の髪型を決めて欲しいという合図を意味する。
↓
ナツの行為は俺に今日の髪型を決めて欲しいという合図を意味する。 乙
文章だとニュークリアブラストの凄まじさが伝わって来るな〜 乙、ですが誤字見つけましたぞ
話の一番最後
クリスタルキーパーのこの決断が今日と出るか吉とでるかは、次の話次第である。
これ 狂と出るか吉と出るか じゃないですか?
管理人どの、もしこれが正解ならば登録時に修正お願いします 原作者だが乙です。
戦闘シーンカッコいいねえ。カレンもついに全裸戦闘かw
クリスタルキーパー激昂で禿げ頭ゆでだこ状態でワロタ。新キャラ含めてこれからが楽しみ。
吉と出るか凶と出るか
おみくじですな。でもクリスタルキーパーなので狂でもよさそ。 「吉と出るか凶と出るか」
でしょうな
にしてもリーダーすっごく絶倫になったなあ
作中の描写以外に朝、昼、夕、風呂、寝る前に皆とセックスしてるらしいし 乙。
このハーレムの中でレイチェルだけリーダーに抱かれる前から非処女なんだよね。
どういう過去によって処女を散らしたんだろうか? 守衛の無限湧きの理由にコズミックフォージを絡めているのがいい
この話だと主人公一行が魔法の森に住む事になったから忘れられがちだからなあ
最後に乙でしたー おつかれさまでした
色々なアイテムや生活物資を仕入れているフェアリークィーンって、アラム地方から出る方法を知ってるのかもしれませんね
もちろん城、ジャイアントマウンテン、採掘場、ピラミッド、死者の川、亡者の墓、沼地、死者の殿堂の位置とは逆の方向を指しますが
彼女の力を借りれば6人の里帰りもできそうです
ここからは個人的に見つけた書き間違いや改行ミスの部分を載せておきます
役に立ったら幸いです
>>203
その動きは電光石火でビオラが手刀繰り出す度に、脳天や心臓が貫かれ息絶えるラムガーディアンの亡骸が増えていった。
※心臓が貫かれ、ではなく、心臓を貫かれ、が正しいのではないでしょうか
その間に全員で、カレンが拾い切れなかった残りのアイテムを回収を済ませ、目的を達成した俺達は毎度お決まりの退却に取り掛かった。
※アイテムを回収、ではなく、アイテムの回収、だと不自然さはなくります
>>204
やがて俺の視線の位置に腰の――正確には股間の高さを合せた。
※合せた。ではなく、合わせた。ではないでしょうか?
>>206
俺はシズルさんの性感帯を探した。恥骨のウラあたりのザラザラした場所は、すぐに見つかった。
指を二本に増やし、俺はそこを丹念に、しかし傷つけないように細心
の注意を払いながら、擦りたてた。
※改行し忘れのようだったので、こんな風に直したら読みやすいかと思います
俺はシズルさんの性感帯を探した。恥骨のウラあたりのザラザラした場所は、すぐに見つかった。
指を二本に増やし、俺はそこを丹念に、しかし傷つけないように細心の注意を払いながら、擦りたてた。
>>207
「あいつら何時になった来るんだよおおおおおおおお!!!!」
※これ、なった来るんだ、の「ら」が抜けているので、なったら来るんだ、が正しいかと >>213
冷や汗
レイチェル・カレンどころか、主人公も童貞で願いの一つが女のアソコ見たい以外の設定してないw >>210-212
>>215
誤字・改行ミスの指摘ありがとうございます
今回も細かい所で多くて読みにくかったでしょうに……失礼しました
>>216
感想ありがとうございます
過去レスで本編投稿時にシズルさん・ナツ・ビオラの設定や過去は書いてありましたね
一人一人しっかりキャラを作り込んでいて執筆時のキャラのイメージ作りに助かりました
でもレイチェル・カレン・リーダー(本名もまだ不明ですよね?)の過去は見当たりませんでしたね
実は彼女達の事を掘下げる話を書く時に参考にならないかと、近々聞いてみようと考えていたのです
あと今新しい仲間加入の話を執筆中で今すぐには無理ですが、禁断の秘裂の話作りのネタとして
リーダー・シズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェル・カレンでどんな話を読みたいでしょうか?
全てのご要望を叶えるのは難しいかもしれませんが、指標があれば話も作りやすいと思ったのです >>217
リーダーについては名無しのままお願いしたい。
名前とか適当にでもつけられたはずなのに、つけなかったということは、
wiz的な名無しの精神(自分でキャラをつくる的な)を残したかったからだろうと思うので。(よく覚えてないけどそれ以外考えられない。多分)
人間のバルキリーが主人公のPC版のガイドブック(今探したんだけど部屋の中で行方不明か処分しちゃったか?スーファミ版はあったのだが)
の導入部みたいに、リーダーが旅する途上で女性陣が次々に仲間に加わっていった設定にしたんだけど、シズルが最初だったかナツが最初のメンバーだったかは忘れたなあ・・・。
ただ、最後に加わったのはカレンのはず。
レイチェルとカレンは割といい加減なほうというか、まあ陰はないほうのキャラですわな
特にレイチェルはメンバー内で一番騒がしいキャラの設定です。(シズルとビオラはだいたい静かにしてるほうなので、相方はナツかカレン) どんな話が読みたいかについては、やっぱりこれからどーなるか?でしょう。
確か北口の鍵があってもどーにもならなかったはずなんだよなあ。
>>215の言う通り里帰りできるのか?それとも宇宙人に連れ去られるのか? 遺失魔法の「マピロ・マハマ・ディロマト」的な魔法を使える魔法使いがいるんだよ…きっと。
禁断の魔筆時代の魔法って「マラー」に対応するのってあったっけ? ない。だから石の中にもいない。
但し#7はやってないから知らんw ――――アラム地方。
かつて災厄の王が住んでいたアラム城を境界線に、二つのエリアに分かれている土地である。
一方にジャイアントマウンテン・ドワーフの採掘場・アマズール族のピラミッド・死者の川・亡者の墓・沼地・死者の殿堂・魔法の森・雄羊の寺院。
もう一方にはリーダー・シズル・ビオラ・ナツ・レイチェル・カレンが通り過ぎた、人々の住まう街や村が点在している。
二つのエリアはアラム城を中継しないと行き来できない地形となっており、更にアラム城のカラクリにより、基本一方通行の構造となっている。
しかし――――何事にも例外は存在する。
この地に災厄の王の国があった頃、国や城が攻め落とされるのを想定して、王族が落ち延びる為の隠し通路の類が張り巡らされていた。
例えるならアラム城が正規ルート、一部の者しか知らないまたは見つけた隠し通路が裏ルートといったところだろうか。
※ ※
アラム城から離れた人目につかない地点。
巧妙に隠蔽された隠し通路の出入り口の一つから、ぞろぞろと雄羊の仮面を被った男達が現れた。
前述の王国時代に遺された隠し通路の一つを通り、街や村のある方に出て来たのである。
「ふぅ〜ひさしぶりのシャバだー! とりあえず近くの街なり村に行って一杯やりてえわ」
「同感。守衛部隊に配属されてからあの6人組にコテンパンにされる日々だったからなあ」
「でも連中、オッパイが大きくて美人な全裸の女達ばっかりじゃないか。やられても復活できるんだから、上物の裸を見放題と思えば辛くないよ」
「俺としては女達の中で最後に全裸になったスレンダーな娘の裸を推したいぞ! 俺の勘としては生まれつきのパイパンと見た!」
「あいつらどういうわけか全員陰毛生やさないからな。捕まえて剃る手間が省けるから眼福だわ」
「え…お前達もしかしてマゾかよ…。いくら乳首もマンスジも見放題でもその度に痛かったり苦しむのはどうよ?」
「しかも裸の女達はあの侍野郎のお手つきなのかもしれないんだぞ……」
「あっ! もしかして一人だけ服着てた女も全裸になったのって、侍の女になったからか!? だとしたらやってらんねー!!」
「いや、あれだけの美人揃いの中で男が一人だけなら、性欲処理担当の可能性もあるのでは?」
「クリスタルキーパー様も無茶言うよ…。連中強くて捕まえられないからって、代わりの生贄攫って来いって……」
「全裸の美女を視姦するだけなら現状維持でよくね? どうせ俺達生贄の子を捕まえて股の毛剃って引き渡す以外は手出し厳禁なんだから…」
「生贄はできるだけ処女がいいって、贅沢言ってんじゃねーよ!」
寺院の防衛から生贄の調達要員に戻された雄羊の仮面を被った男達は、シャバに出て気が緩んだのか職場への不満を口々に零す。
「お前等無駄口を叩くな! こっちに来たのは任務だというのを忘れるなよ!」
生贄調達部隊の隊長らしき男が、部下達の愚痴を黙らせる。
「これから街に赴いて生贄に見合った女を探す。ひさしぶりの外界だからと現地の治安組織にバレるようなドジは踏まないように注意しろ」
隊長の命令の下、男達は雄羊の仮面を外すと、怪しまれないように分散しながら近くの街へと潜り込んでいった。
※ ※
窓のカーテン越し、あるいは隙間から差し込む朝焼けの光の中、俺は目を覚ました。
寝室を見渡すとある程度明るくなってはいるが、まだ薄暗さも残している。
(俺だけ先に起きちゃったのかな?)
聞こえて来る呼吸の音が、皆がぐっすりと眠り込んでいる寝息だという事がすぐにわかった。
(……なら、シズルさんに昨日のお返しをしてあげよう)
昨日、俺を騎乗位で気持ち良く起こしてくれたシズルさんに、リベンジしようと思っていたので丁度いいタイミングだ。
目も慣れた俺は他の皆を起こさないように、ゆっくりとベッドの上を這い寄り、気持ちよさそうに寝息を立てているシズルさんの寝顔を覗き込む。
その美しさに俺は息を飲んだ。シズルさんの寝顔は、起きている時以上に上品さを漂わせていた。
まるで眠れる森の美女のようだ。
優しさを内包した美しい顔、黒い金剛石のようなツヤツヤの長い髪。
惚れた弱みだと言われたらそこまでかもしれないが、一国のお姫さまにも負けないくらい綺麗だ。
もし童話のとおりだとしたら、ここで俺がキスをすればシズルさんは目を覚ます事になる。 でも俺は王子様じゃないし既にキス以上の事をしている。
それにキスもいいけど、眠っているこの愛しのくのいちにイタズラする機会なんて、そうあるもんじゃない。
というか、この冒険に参加しなかったら絶対体験できないシチュエーションに違いない。
それならこの状況をもっと楽しませてもらうとしよう。
当然の事だがシズルさんは全裸で、セックス・アピールの権化のような身体のラインを露わにして眠っている。
昨日の夜も皆でセックスを楽しんでから眠ったから、俺もビオラもカレンもナツもレイチェルも裸のままだ。
俺はまず見て楽しむ事を決め、彼女のつま先からじっくりと視線を上に移していく。
綺麗なつま先の次はふくらはぎで―――無駄毛など一本もない。
ちょっと触ってみるとツルツルで、じつにそそるものであるという事を再認識させられる。
この脚が彼女より大きい敵モンスターを蹴り飛ばすのだから、女体の神秘の可能性は計り知れない。
俗説では足首の細い女はオマ○コのしまりがいい、なんていうが、そういう想像力を掻き立てる魅力がふくらはぎにはあるのだ。
もちろん、シズルさんの足首はキューッと細くなっている。
俗説の通り、シズルさんの淫裂の奥の締りは最高である……。
と言っても俺はふくらはぎマニアではないので、そんなところでとどまっていないで、もっと上へと進んでいくのだった。
ムチムチの太腿。寝る前のセックスの熱が残っているのか蒸れ蒸れの太腿だ。
横向きの体勢で眠っているシズルさんの太腿はピッタリと合わさっていて、そのムッチリとした尻肉しか見えない。
張りがあり、それでいて柔らかそうなムチムチのお尻。
(ああ……触りたい。でも、もう少しの我慢だ)
ここで不用意に尻に触って目を覚まされたら、この楽しい寝起きレポートが終わってしまう。
俺は桃のようにおいしそうなシズルさんのお尻を眺めるだけで我慢していた。
しかし、尻だけ見ていても段々と飽きて来る。人間の欲望とは底知れず、その奥――清らかで淫らなスジが見たくなるものなのだ。
しかし、尻たぶはぴったりと合わさり、オマ○コどころかアナルも見えはしない。
仕方ない。目を覚まされてもいいから、ちょっと触って仰向けに……と思ったその時だった。
「う〜ん、リーダー……」
俺の熱い視線を感じたからか、シズルさんが俺の事を呟きながら寝返りを打ったのである。
と、同時に、今まで覆い隠されていた肉体の部分が一気に俺の目の前に現れた。
シズルさんは大の字になり、長い脚は俺の頭を跨ぐように広げられているのだった。つまり目の前にはシズルさんの秘裂が!
そこにはお尻よりもさらに柔らかそうな肉が軽く盛り上がり、毎日小まめに処理しているおかげか縮れた陰毛の痕跡さえない。
俺は息を潜め、食い入るようにその部分を見つめた。肉裂はぴったりと合わさり、一本の線となっている。
いやらしさ以上に、不思議な可愛さも感じられる。
暫くそのままの姿勢で覗き込んでいたが、どうやら目を覚ます気配はない。
俺はさらにシズルさんのオマ○コに顔を近づけ、じっくりと観察した。
こういうのも悪くない。シズルさんが起きた時の反応が気になるが、昨日は寝てる時に騎乗位されたのだからそのお返しと説明すればいい。
俺は更にシズルさんの身体を隅々まで観察していく。
シズルさんの身体は忍者になってから、大きな胸はそのままにメリハリがついているようになった。
乳房は寝ていても左右に流れる事はなく、綺麗な円錐形を保っている。
そのうち俺は、見ているだけでは満足できなくなっていった。まったく俺の性欲の深さと来たら…。
俺は再びシズルさんの股間に視線を滑らせた。
寝返りを打ったシズルさんは膝を少し立てるようにして、股を大きく開いている。まるで俺に見てくれと言っているように。
「お望みとあれば、喜んで……」
甘酸っぱい匂いを感じるほど顔を近づけて、柔らかそうな肉丘に指を触れた。
「――――ぁっ」
一瞬シズルさんの肢体が小さく震え、うめき声が上の方で聞こえた。
目を覚ましたのだろうか?
しかし、シズルさんの呼吸はさっきまでの寝息と変わらなかった。大丈夫、眠ってる。
俺がもう一度、オマ○コに触れようとしたその時、シズルさんの手が先に陰部へと伸びた。
シズルさんが目を覚ましたのか、と思ったが、どうやら違うようだ。
シズルさんの呼吸は相変わらず深く、眠りの底にあるのは間違いなかった。おそるおそる覗きこんだ瞼も閉じられたままだ。 俺が視線をシズルさんの股間に戻すと、シズルさんの手は自分の肉丘を押し潰すようにグリグリと押さえつけていた。
指の動きにつれて、開かれていた太腿が更に大きく拡げられていった。
そしてシズルさんのもう一方の手もオマ○コに伸びて、肉壁を押し開き、剥き出しにされたクリトリスを指先で転がすのだった。
「はぁん……ダメよ…そんなぁ……」
喘ぎ声は不明瞭で、寝言であるのは明らかだった。
おそらく、陰部に触れた俺の指の感触に刺激されて、シズルさんは淫らな夢を見始めたのだろう。そうに違いない。
シズルさんは今夢の中で、誰かに優しくオマ○コを愛撫されているのだ。それが誰かはわからないが、ひょっとしたら俺かもしれない。
俺がシズルさん達のアソコを見る事を思い描いていたように、シズルさんも俺を欲情させる為にあのエロ特訓で痴態を見せつけていたのだから。
そうだ。そうに違いない。でなければこんな爛れた日々を送ってはいないのだから。
俺はその望みを叶えてあげるのもリーダーの務めだ―――と自分勝手に結論づけた。
左手で陰部を開き、右手でクリトリスを転がしているシズルさんの股間に顔を埋めるようにして、俺は淫らな夢への干渉の機会をうかがった。
さっきまでピッタリと閉ざされて一本のスジにすぎなかったオマ○コは、今ではトロ〜リと蕩けて、溢れる蜜にまみれていた。
ヌルヌルと艶めかしい光沢を放っている。
すぐ目の前で蠢いているいやらしい光景に、シズルさんの下の口と同じように俺の口の中にも唾液が溢れてきた。
「はああぁぁぁ…………」
最初に出会った頃、メイジ時代は清楚な美人のイメージだったシズルさんの喘ぎ声は、俺の興奮を更に煽り立てて来る。
我慢しきれず俺はそっと指を延ばした。
小さな円を描くように動いている手の動きに合わせて、シズルさんの肉ビラは開いたり閉じたりを繰り返している。
そして、開いた時には、その奥にピンク色の洞窟の存在までハッキリと確認できるのだった。
その洞窟は俺の侵入を待ちわびていた。少なくとも俺にはそう思えた。
そして俺もすっかり準備できている状態だ。さっきから、股間が痛いほど硬くなっているのだから。
寝る前に皆を抱いてもまだ足りないかのように、俺の精力の回復力は素早く、内部から熱いものが高まってきていた。
しかし、だからと言っていきなりオチ×ポをオマ○コに突き差してしまったら、今まで目を覚まさないシズルさんであっても意識が覚醒するだろう。
できる事ならもう少し、この睡姦プレイを楽しみたかった。
俺は遠慮がちにシズルさんの秘裂に手を伸ばした。指先が蜜壺に触れ、微かに糸を引く。
「あぁ……あっ…………」
その僅かな感触にシズルさんは喘ぎ声を漏らすが、目を覚ますわけてもなく、さらにクリトリスを転がす指の動きを速めるのだった。
パクパクと膣口を開いたり閉じたりするオマ○コ。
濡れ濡れの柔肉の感触を味わいたくて、狙いを定め、タイミングを計って、俺は指を挿入した。
ヌルリ…。
指はいとも簡単に膣の中に潜り込んだ。それと同時にクリトリスを転がしていたシズルさんの指の動きが止まった。
(目を覚ましたのかな……?)
しかしシズルさんは大きく股を開いたまま、じっと仰向けの体勢のままだった。
ただ、オマ○コだけが独立した生き物のように俺の指にまとわりつき、ヌルヌルと締め付けて来る。
膣内は暖かい……というより熱いくらいだ。シズルさんの身体そのものが燃えているようだった。
夢の中でいったいどんな攻められ方をしているんだろう?
ここまで燃えてしまえば、肉欲の炎を消すなんて無理だ。とことんまで燃え上がらせて、燃え尽きさせてあげるしかない。
ピチャピチャという粘ついた音が漏れる。
その音に被さるようにシズルさんの吐息が徐々に大きくなっていった。
それは寝息なのか、嬌声なのか、もうどちらでもよかった。俺は指でシズルさんのスジの奥を掻き回す事に夢中になっていたのだから。
「ああっ……」
時折、ピクンと身体を震わせながら、シズルさんは切ない声を漏らした。そこが感じるツボなのだ。
俺はその部分を重点的に擦りあげた。
「――――イ、イヤッ!!」
ふいにハッキリとした声が聞こえ、シズルさんの裸身がガバッと起き上がった。
「やっと、お目覚めだね」
目を覚ますのではないかと警戒していたくせに、シズルさんが実際に目を覚ました時には、俺は不思議と落ち着いていた。
今も俺の指はシズルさんのオマ○コに深く差し込まれたまま、ヌルヌルと締め上げられている。 「リーダー……はぁ…はぁ……」
体のどこかに穴があいていて、そこから空気が漏れているかのような声でシズルさんは俺を呼ぶ。
淫らな夢の原因がなんなのか、寝ぼけた頭でようやく理解したのだろう。
俺は奥まで突っ込んだ指を鈎状に曲げて、膣壁を擦り上げた。
「ああんっ――やめてくださいぃ……」
シズルさんは激しく喘ぎ声を漏らして、ベッドに仰向けに倒れ込み、太腿をギュッと閉じ合わせながら身体をよじった。
なかなか扇情的だ。寝起きの美女が裸体をくねらせる度に、実りのある胸や黒く輝く伸ばした髪も形を変えていくのだから。
「やめてって、昨日シズルさん、俺が寝ている間に俺の朝勃ちオチ×ポに跨ってセックスしてたじゃないか。だからこれでおあいこでしょ?」
「で、でも…こんな不意打ち…はあぁ……」
出し入れする指の滑りはスムーズだった。締め付ける太腿までが愛液に塗れてヌルヌルとよく滑る。
「まだ、口ごたえする?」
一本だった指を二本に増やして、俺はさらにスピードを上げてシズルさんのオマ○コに出し入れする。
「ひぁっ……い、いえ……そ、そんな事は――――はああああっ!」
一旦硬く閉ざされた太腿が徐々に開かれていった。それはシズルさんの屈服を意味していた。
「よしよし、さすがシズルさんだね。一日に7〜8回もオナニーしてるんだもの。代わりに俺が指マンしてあげるんだから股を開くのは当然だよね」
「は、はひぃ……」
肯定とも否定ともとれない吐息がシズルさんの口から漏れる。睡姦ごっこは終わりだ。
だとしたら、こんなカーテン越しや隙間からの朝焼けがの光を頼りにエッチしている必要もないだろう。
そもそも俺としては、薄暗い中で目を凝らしてするより、明るい中でセックスをする方が好きなのだから。
綺麗な美貌も、オッパイも、オマ○コも、美しい裸身も細部までクッキリハッキリの方が、視覚的にも気が昂ぶっていいに決まってるじゃないか。
というわけで、俺はまだ寝ているビオラ・ナツ・レイチェル・カレンを起こさないようにベッドからそっと降りると、窓のカーテンを開けた。
「―――っ………ま、眩しい……」
身体を火照らせ、朝焼けの日差しの中に裸を晒すのは刺激になるようだ。
シズルさんは両手で自分の身体を抱きしめるように乳房を覆い隠し、ベッドの上で俺を誘うかのような妖艶な視線で俺を見つめる。
その恥じらいながら誘うような仕草が、また俺の劣情をそそるのだった。
まるで意中の女性を口説き落としただけでは飽き足らず、性調教まで施して自分に従順な雌に仕立て上げた調教師にでもなった気分だった。
ワイングラスでも手に持っていれば、もっとさまになるのだろうが、生憎この家にはない。
俺は再びベッドに乗り込むと、シズルさんの両手首を掴んで、そのままベッドに押さえつける。
「ああっ、お止めくださいぃ……」
首を左右に振りながら、シズルさんは俺の下から逃れようとするが、それは本当に嫌がっているものではないという事はすぐにわかった。
シズルさんは嫌がっているフリをしているだけなのだ。
俺がシズルさん達で童貞を卒業してから、毎日彼女達を抱く日々を送っているが、その際にプレイの一環として色々なシチュを演じる事がある。
夢と現実の狭間で一度、快楽に身を委ねてしまった為に、身体は俺の挿入を待ちわびているのだろう。
だとしても、そう簡単に与えてあげるのも考えものだが。少しぐらい焦らした方が、いざ挿入された時の快感も増すというものだし。
俺は押さえつけたシズルさんの首筋にキスをして、大きく息を吸った。
ほんの少し汗の匂いがする。いい匂いだ。
「ハァァン…………」
くすぐったそうにシズルさんは顔をしかめた。
しかし、俺を跳ね除けようとしていた力は完全に消えてしまっていた。
反対に、自分から誘うように股間を押しつけてきて、シズルさんのマンスジが俺の硬くなったオチ×ポをくすぐるのだった。
気持ちいい……望み通りペニスを挿入れてあげたい衝動を抑えて、俺はシズルさんの乳房を口に含む。
「やんっ……」
柔らかな乳房の頂にある乳首が固く勃起している。それはパーティの中で最年少のカレンの乳首と比較すると大きい感触だった。
チュウチュウと吸い、少し強く噛んであげると、シズルさんが大きく身体をのけぞらせた。
「ヒィ…ん…………もう…もう……」
「もう、どうしたの?」
大方予想はついているけど、あえて俺は尋ねる。
「もう、我慢できません……」
「なにが我慢できないの? ハッキリ言わないとわかんないよ」 ハッキリ言われなくても、よーくわかっているのに、俺はわざと焦らす事にする。
最初の印象が清楚な美人だったからこそ、シズルさん相手にこういうシチュをやってみたくなるのだ。
シズルさんは潤んだ瞳で俺を見つめ、火照った顔を更に赤らめた。
「…い、入れてください」
消え入りそうな声でシズルさんは言った。
淫乱なシズルさんも好きだが、恥じらいを抱くシズルさんも好きだ。もっと恥ずかしがらせたくなるから。
「ナニをどこに入れて欲しいの?」
シズルさんは視線を逸らして黙り込んだ。口の中でモゴモゴと呟いている。
「え? なに? 聞こえないよ」
意地悪く笑いながら乳首を指先で転がすようにして、火照った身体の中の火を消さないように注意を払った。
「――――――さい」
一層切ない声で呟いてから。
「リーダーのオチ×ポを、私のオマ○コに入れてください」
俺と毎日何回もセックスするようになっても、根っこはプロフェッショナルのくのいちなのだろう。
シズルさんはハッキリとした口調でお願いしてきた。
ここまで言われてまだ焦らすなんて事はできない。
「わかったよ。仕方ないなあ。まったくエッチなくのいちさんだよ」
シズルさんの太腿を押さえつけるようにして脚を左右に大きく開かせると、溢れ出た蜜にまみれた肉ヒダが糸を引きながらゆっくりと口を開いた。
ここに入れて!!
そう身体までもが正直に訴えかけてくるようだ。
「よし、挿入れてあげるよ」
俺はシズルさんの割れ目に自分のモノの先端を添え、ゆっくりと身体を押しつけた。
「あ……あああっ……」
ベッドのシーツをギュッと掴んで、シズルさんは身体をのけ反らせた。
ズブブブブブブ……。
「ああ……やっぱりシズルさんの身体は気持ちいいよ」
根本まで挿入して、俺はシズルさんのオマ○コの中の感触をじっくりと味わった。
温かく濡れた肉が俺のオチ×ポを包み込み、ヌルヌルと締め上げてくる。
動かさなくても、そうしているだけでイってしまいそうなぐらい気持ちいい。
「何度も、何度も、このオマ○コに俺のオチ×ポを咥え込ませてきたけど、ホントッ……底がないよ」
頬を火照らせて苦しそうに荒い息を吐いている、シズルさんの顔を間近に見ながら俺は尋ねた。
「はああ……りっ、リーダーだって……ああん!」
恥ずかしそうに言葉を濁すシズルさん。
俺は素早くピストン運動で数回膣肉を擦りあげて、すぐにピタリと動きを止めた。
虚ろな瞳でシズルさんが不思議そうに俺を見つめる。
「ちゃんと言わないと、ここまま止めちゃおうかな。持て余した俺のオチ×ポなら、ビオラ・レイチェル・カレン・ナツと選り取り見取りだし」
「―――ああん! そんなぁ…どうして、いじわるのするのぉ……?」
シズルさんはもどかしそうに腰を押しつけてくる。
「だって、シズルさん……ハッキリ言わないんだもの」
「くぅん……だ、だってぇ……リーダーのオチ×ポの攻めが激しくてぇ、最後まで言わせてくれないんだものぉ……」
まるでうわごとのように不明瞭な声で繰り返すシズルさんは、昂ぶる感情のあまり、自分で何を言ってるのかわかってないに違いない。
それも俺のペニスが与える快感のせいだと思えば、とても誇らしい気分になるのだった。
「正直に言って。リーダーの質問を誤魔化そうとするなんて、悪いくのいちさんだなあ」
俺はシズルさんのオマ○コの奥、子宮まで届けとばかりに、力強くオチ×ポを押しつけた。
ジュプッ……!
愛液が勢い良くあふれ出る。
「ううっ――――ん、んぅ……」
シズルさんがうめいて顎を突きあげる。俺はまた動きを止めて、シズルさんの顔を見つめた。
薄目を開けてシズルさんが俺の様子をうかがっている。
「さあ、正直に言って」
「リっ、リーダーだって…わっ、私の淫乱なオッ、オマ○コを、何度も、何度もぉっ! イッ、イかせ続けらる底なしオチ×ポじゃないですかぁ……」 意識が朦朧とした状態で言葉を途切れ途切れにさせながらも、シズルさんは俺の質問に答えてくれた。
あの日、皆を抱いてから、俺は自分の精力を高める事に尽力した。
ハーレムを作る事自体には成功しても、その後維持できませんでしたでは男の沽券に関わる。
5人平等に相手をしようとしても、性欲には個人差があり、俺自身の女性への嗜好からどうしても差が生まれてしまう。
パーティの中で最も性欲旺盛なのは、シズルさんとビオラが双璧をなす。
二人とも表向きは清楚やクールだった反動のせいか、俺とのセックスだけでは満足しきれず盛んにレズセックスもやっているくらいだ。
いつ俺が訪れてもいいように意識してか、見せつけるように全裸の美女が絡み合う光景は素晴らしい。
大きな街にある娼館でも、これほどハイレベルなショーはお目にかかれないだろう。
しかし男としては、遠まわしに俺のオチ×ポじゃ満足しきれないと言われているようで、正直悔しくもある。
そんな二人の淫乱ぶりに当てられてか、ナツもレイチェルもカレンも俺に抱かれようと誘惑してくる。
特に騒がしいレイチェルはこのパーティに参加する前から非処女だったのもあってか、性に対してはオープン思考。
だから暇があればスポーツ感覚で俺とセックスに励もうとする。
対抗してナツはこっそり見つけた泉で美白に変えた肌を活かして、同じ裸のくのいちでも肌の色の違いでアプローチ。
カレンは職業聖職者? なにそれ美味しいの? とばかりにギャップ萌えを強調したプレイを提案してくる。
それを見てシズルさんもビオラも負けていられないと、さらに積極的なスキンシップをしてくるのだ。
さらに他の女の子達が…………と無限ループが出来上がってしまう。
これらの埋め合わせをするにしても当然セックスとなり、精力の強化及び、皆への安定供給は急務だった。
彼女達のパイパンのスジを見るだけだった童貞卒業前なら、強い強壮剤だけで事足りていた。
しかしオナニーで我慢していた頃は、一日限定でも10回以上の射精など到底不可能だ。
俺に抱かれる前のシズルさんは毎日7〜8回もオナニーをしていた。レズセックスの相手であるビオラも同じくらいの性欲を持っているだろう。
そこにナツやレイチェルにカレンが加わるのだから、相乗効果で求められる頻度が高まるのは容易に想像できる。
今までのままの俺ならシズルさん一人も満足させる事は難しい。
だからフェアリークィーンから強い強壮剤ではなく、セックス用に特化した強い精力回復用の薬を購入するようにした。
薬を呑むだけはなく、魔法の森に定住するようになってからは食生活にも気をつけていく。
冒険をしている間は長期保存の効く食材による食事が主体だったが、栄養バランスを考えた精力のつく食材を中心としたものに変えていった。
毎日の生活をセックスに最適なものとする――効果が出るのに時間はかからなかった。
日に日に俺の精力は強まっていき、余裕を残しながら皆をイかせられるようになり――――そんな考えを巡らす事を阻む感触が股間から来る。
自分からもどかしげに腰を押しつけてくるシズルさんの柔らかな膣壁が、さっきから俺のペニスをヌルヌルと締め付けてきているのだ。
「リーダー……ちゃんと答えたんだから…ご褒美、ください……」
難しい事を考える余裕はなくなった。
シズルさんの蜜壺の熱さに、俺の脳味噌まですっかりとろけてしまっていた。
擦り合わされる部分から愛液が滴り、シーツに染みを作っていく様子が頭の中に浮かんだ。
シズルさんの柔らかな乳房に顔をうずめるようにしながら、俺は狂ったように腰を振るっていく。
「ああっ……ああっ……」
リズミカルな俺の動きに合わせるようにシズルさんが喘ぎ声を漏らす。
その吐息が俺の頬に触れるのを感じながら、俺はさらに激しく擦り続けた。
上品で美しいシズルさんの唇に自分の唇を重ねる。シズルさんの舌が俺の口の中に入り込み、俺の舌にヌチャヌチャと絡みついてくる。
そのテクニックは、とても清楚な女性のものとは思えない。俺は今までに経験した事のない快感に飲み込まれていった。
「―――ッ。……プハァ。ああ、シズルさん……すごいよ……」
「はっ……ああんっ!!!……リーダーも……すごいっ……」
シズルさんは俺の背中に腕をまわしてギュッとしがみついてくる。それに連動するように、オマ○コの締め付けも強烈になった。
しかし、動きをゆるめてこの快楽を引き延ばそうという余裕はない。 あとは射精する瞬間の快感を味わいたいという思いだけが俺を強く支配していた。
「もう……イキそうだよ!」
俺は獣のように息を荒くしながらシズルさんの耳元で囁いた。
「ああ…わたしも……私も、イキそうなのぉ…………ハァンッ!!」
俺もシズルさんも限界が近い。ついにその時が来た。
俺のギンギンに勃起したオチ×ポの尿道を熱いものが駆け抜けて行き、同じタイミングでシズルさんの秘肉もギューッと収縮した。
「ううっ――――!!」
「あっ! ああ―――――あああああああんっっっっ!!!!」
俺とシズルさんはしっかりと抱き合ったまま、同時に絶頂へと上り詰めていった。
ベッドにぐったりと脱力したシズルさんに被さる形で俺は身体を預けた。二人の身体に浮き上がった汗がツツッと滑る。
腰を引くと、射精した事で力が弱まり柔らかくなった俺のモノがシズルさんのオマ○コからズルリと抜け出た。
続いてぽっかりと開いた蜜壺から白い粘液があふれ出ていく。
俺の精液とシズルさんの愛液が混じりあったものがシーツの上に滴り落ちる。
「……気持ち、よかったよ」
俺が感想を伝えても、大きく股を開いたまま、シズルさんは放心したように天井を見上げていた。
俺のオチ×ポにイカされた余韻に浸っているらしい。
手近な布巾を手にして股間を拭いてあげた後、俺はそっとシズルさんの隣に並ぶように横たわった。
「リーダー…私も、気持ち良かった…です」
ようやく意識を取り戻したといった様子で、シズルさんが俺の胸に顔を押しつけてくる。
よく手入れされている長い髪の匂いがする。心地いい……。
リラックスした俺の瞼が急に重くなってきた。
早く起きてセックスしたせいか少し疲れたらしい。シズルさんの体温を感じながら俺は目を閉じる。
やがて意識は眠りの中へと落ちて――――。
「リーダーずるい!! 昨日に続いて今日も朝一番の相手はシズルだなんて!」
その直前に、突如寝室に響き渡ったビオラの声で俺は起こされた。
慌てて上半身を起こすと、目の前に前髪を綺麗に切り揃えた長い金髪の全裸の美女、ビオラが目に涙を溜めながらジッと見つめてくる。
俺の胸に顔を埋めていたシズルさんはまだ寝たままで、口惜しそうに俺を見上げる。
「び、ビオラ!? 起きてたの?!!」
「起きてたの? じゃないわ! リーダーやシズルは声を抑えているつもりでも、あんなに喘いだら起きない方がおかしいの!!」
「「ううっ…………」」
ビオラのもっともなツッコミに俺もシズルさんも反論できない。
彼女は子供のようにぷくりと頬を膨らませながら、シズルさんに匹敵するプロポーションのいい裸身を近づけて来ると……一気に抱き付いてきた。
「私にも……シズルと同じようにして。私のオマ○コも貴方のオチ×ポ欲しくて我慢できないの」
餌をねだる猫のように耳元で俺とのセックスを要望しながら、大きな乳房を俺の胸に押しつけるように身体をくねらせる。
クールだったからこそ、この乳首を擦り合わせるような甘え方が、感触の気持ち良さも相俟ってたまらない。
「私も、ビオラが終わった後でいいから……もう一度、いいですか?」
シズルさんも負けじと俺の背後に回って抱き付いてきて、俺はオッパイのサンドイッチ状態になる。
「おおっと! 抜け駆けは駄目ですヨ。シズルさんにビオラさん……アアッ! 私もさっきので…スイッチ入っちゃったんですカラ…」
ここに凸凹が比較的少ないが職業の割りに無駄肉一つないスタイルの、赤毛のカレンが俺の左手を取り天然パイパンのスジに指を差し込む。
「そうよ。あたしも……うわぁ……シズルとリーダーのぉ…セックスに当てられて……くぅ……オマ○コ、臨戦態勢に…なっちゃった」
今度は金髪のレイチェルが5人の中で最大のバストで俺の右腕を挟むように抱きしめながら、カレンと同じく俺の指を花咲く淫裂に入れてゆく。
「だから…責任取ってね。」
最後に寝ている時に解いていた黒のロングヘアーを結わい直したナツが、濡れたマンスジを露わに俺の視界の正面に移動する。
プリプリのお尻、引き締まったくびれ、むしゃぶりつきたくなる乳首を添えられた美しい乳房を見せつけながら、俺と向き合うと唇を重ねて来た。
「――――んぅ。……このキスだけでも子宮がうずいちゃう。今度は、直接精子をちょうだい…」
俺は5人の裸の美女に胸元、背部、左腕、右腕、そして顔を固定され身動きできなくなってしまった。
しかも俺を興奮させる為にありとあらゆる前戯をしてくるのだから、理性の決壊は時間の問題だろう……。 結局このあと全員を抱いたせいで朝食が遅れる破目になってしまったのであった。
※ ※
「ヒッィク! 昼間っから飲む酒は格別だなあ〜〜」
「おい、いくら無茶な防衛戦でストレス溜まってるからって飲み過ぎだ」
「ただ飲むならまだしも、酒で口が軽くなったせいで俺達の事を何度もバラしそうにしやがって……」
「正体がバレたら官憲が真っ先に飛んでくるぞ!」
「俺達今は守衛じゃないんだ。何かの手違いで死んでしまえば簡単に復活できないって事をもっと自覚しろよ…」
ここはアラム城に近い都市、の酒場の出入り口近く。
この寺院の男達はさっきまで生贄に相応しい女を見定めるという名目で、目ぼしい酒場に入り浸っていたのだ。
本音は生贄など二の次。ひさりぶりのシャバの酒の味を堪能するのが目的で、浴びるように飲み続ける。
やはりリーダー達に何度も撃破され続けたのは相当堪えたようだ。
しかも愚痴を零しながら騒ぎ立てるのがいるから店側から見ると性質が悪い客でしかない。
流石に騒ぎ過ぎたのか、とうとう店主に追い出されてしまったのである。
「いいんだよ! どーせ帰ったって下手すりゃまたあの守衛部隊に配属だぜ…。あいつらに延々とボコられ続けるのはもう嫌だよ……」
路地を歩きながら一番酔っぱらっている男が愚痴を零す。
「それは俺だって同じだよ。だけど俺達があそこで頑張っているから連中も入ってこられないんだろ?」
「クリスタルキーパー様は男だけ殺して女は全員捕らえろって言うけど、ホントにできると思う?」
「無理無理! あいつら最初の頃でも手こずったのに今じゃ更に強くなってるんだぞ……」
「あの頃だって誰一人仕留める事は出来なかったのに、男だけ倒せって無茶ぶりにも程があるわ!」
「全裸の女達なんて陰毛を剃ってからは、ますます大胆な攻撃を繰り出すから色々な意味でやべーよ……ウッ!」
男はシズルやビオラやナツやレイチェルが胸を揺らしながら、何も生えてないオマ○コを晒して攻撃してくるのを思い出して前屈みになる。
「裸の女達がまだ股間に毛を生やしてた頃に、一人だけ服着てた司教らしき女も全裸になったら魔法で積極的に窒息させてくるんだよな…」
前述の4人と違い接近戦を仕掛けてこないカレンまで全裸になった事に内心喜んでいたら、魔法で返り討ちにされた事を思い出す男もいた。
「しかも男に攻撃を集中すると、まるで親の仇のように5人揃って猛反撃してくるし……やっぱ男のアレなのか?」
「状況証拠は揃いつつあるからなあ……ほんと世の中不公平だ…」
男達が愚痴りながら歩いていると、人の往来が盛んな街の大通りに出た。
「おっ!? あの女なんてどうよ!」
一番泥酔している男が、大通りを歩いている一人の女性を指さす。
「馬鹿! 酔っ払い過ぎてまともな判断も出来なくなったか!?」
泥酔した男が薦めた女性は、確かに顔もスタイルも美人の部類に入る整った容姿をしていた。
口の部分に紐を通した大きな巾着袋を片手で軽々と担ぎながら軽快に歩くと、発育のよい胸が僅かに上下に動いて目の保養になる。
「あれはあの裸の女達の同類だぞ……。街中をあんな格好で歩いても平然としているのがいい証拠だ」
女性は確かに美人で胸も大きい。クリスタルキーパーの望む生贄の条件は十分に満たしていた。
ただし―――全てを露わにしていなければ。
比喩でもなんでもない。シズルやビオラやカレンやナツやレイチェルと同じように、文字通りなにも着ていないのである。
そんな格好で大通りを歩けば、性欲を持て余す意味で視線を向ける男ともすれ違うだろうに、恥じらう素振りも見せない。
「女に飢えた野郎どものギラついた目つきにも動じない。間違いない……あいつこの道のプロだ」
「なら美人だけどあの子は除外で。あんなの捕まえようとしたら命がいくつあっても足らんわ」
触らぬ神に祟りなし。散々5人に蹂躙されていた男達は自発的に服を脱いでいる裸の女を警戒するようになっていた。
「じゃあ――――あの女はどうよ?」
泥酔した男が今度は大通りを歩いている別の女性を指さす。
この日、雄羊の寺院に捧げる生贄が決まった瞬間であった。
※ ※
※今日はここまで、続きは後日となります。次回こそ新キャラ登場です。 乙。
シズルの脚の描写いいねえ。
そういや俺はマ○コしか描写しなかったと反省w
それにしてもラムガーディアン惨め。
生き返ってはヤレない女のマ○コ見せつけられるって何地獄なんだろうw 「――――おかしい」
遅い朝食の後、いつも通り皆とセックスしてから、フェアリークィーンの依頼を済ませてきた俺達は、魔法の森に違和感を感じていた。
沼地に面した一本の樹。かつて雄羊の寺院の動向を探ろうとして登ったら、幸運にもナツのオナニーを偶然見つけられた場所に俺達はいた。
「リーダー! どう? なにかわかったー?」
俺が登っている樹の下からレイチェルの呼ぶ声が聞こえてくる。
「雄羊の寺院の様子がいつもより静まっている気がするんだー」
偵察よりナツのオナニーを覗き見るのに役立った双眼鏡で、雄羊の寺院の様子を見てみたら、いつもより気配が少ないように感じられた。
「変ですネェ……寺院はあの無限湧きする守衛のおかげか賑やかな筈なんですけど」
俺の返答に今度はカレンが顎に手を当てて考察に入る。
シズルさんとビオラとナツの忍者3人組は、その隠密の業を活かして雄羊の寺院の周囲の偵察に行っていた。
魔法の森で鍛練を積み、俺に毎日抱かれる事で心身ともに万全の状態なのだから、不覚を取る心配はないと言っていいだろう。
加えて何も着ていない全裸だから、布が擦れる僅かな音さえ起こさないので、発見される可能性は非常に低い。
毎日堪能している彼女達の全裸も、見方を変えればとても頼もしいものである。
「ハイ。お弁当ですヨ。今日はリーダーの故郷の味を再現してみましタ」
樹から降りて来た俺はカレンから渡されたお弁当、今日はお米を握ったおにぎりを手に取り食べ始める。
故郷ではよく食べていたが、冒険者になり旅立ってから食べる機会がめっきり減ってしまったので、懐かしい味だ。
シズルさんとナツも、今頃感動してるだろうな。
仕入れ先は当然フェアリークィーン。海苔もおまけにつけてくれたあたり、よくわかっている。
「モグモグ…………ゴクン……。そういえば、あの子と外に遊びに行く度に、持っていったおにぎり一緒に食べてたっけ…。元気でいるかなあ」
故郷の事を思い出しながらお弁当を食べ終わると股間に熱がこもってきた。家で食べる食事と同じく、お弁当にも精のつく食材が使われている。
レイチェルとカレンが俺の性欲の高まりを察して、その裸でしなだれかかってきた。
「シズル達が戻ってくるまでまだちょっと時間あるよね。だったら…食後の運動しよ?」
俺の上半身の鎧を脱がしながらレイチェルが、大きく実の詰まった巨乳を押しつけてくる。
「お弁当も精のつくメニューですから、当然避妊対策はバッチリなので膣出しし放題デス。リーダー……いいですよネ?」
カレンは俺の下半身の装備を脱がしながら上目遣いで俺を誘惑してきた。
据え膳食わぬは男の恥であるという言葉に従う事にして、俺は全裸にされると同時に二人に襲い掛かった。
食後の運動とばかりに魔法の森で全裸の男女の絡み合いが繰り広げられる。
「ウッ……ンッ。アッ…アッ……」
レイチェルにスジを舐められ、カレンが恥ずかしそうに声を出す。
さっき前戯も一通り済ませたので、俺は大きく勃起したオチ×ポをレイチェルの中にねじ込んだ。
「ううっ……!?」
レイチェルはカレンの股間を押しつけられて苦しそうな声を上げたが、俺は気にせずオチ×ポを出し入れさせる。
重そうなレイチェルの乳房も俺が腰を動かすと、身体とはテンポをずらしてプルンプルンと揺れていた。
「うぐっ……! んんっ……!!」
レイチェルが顔を背けて、カレンの股間から逃げようとしている。
だが、興奮したカレンは、グイグイと押しつけていった。
「うっ! んぐぅ―――!!ううっ……!!!」
苦しさからか、レイチェルの目には涙が溜まっている。
「カレン、レイチェルはちゃんと舐めてくれてる?」
「はい…リーダー」
「あんっ…レロ……んっ…ピチャ…うんっ……」
レイチェルは苦しそうに呻きながらも、ピチャピチャと音を立てカレンのワレメに舌を這わしているようだ。
「ふぅ……うっ……! んんっ……!!」
カレンの股間を舐めているレイチェルを見ながら、俺は再びペニスを前後に動かし始めた。
「ううっ…… んっ!!! うんっ……!」
レイチェルは、二人がかりで責められ、息も絶え絶えといった感じだ。
「あふっ……! ふぅ……うっ……! んぐっ!!」
オチ×ポがヌルリとしたレイチェルの膣壁に包まれ、心地よい感触だ。
カレンの股間に目を向けると、蜜壺の中に入り込んだレイチェルの舌が、ネットリと糸を引いているのが見えた。
「ううっ!! んっ……! んんっ……!! んっ……!!」 オチ×ポの中を熱いモノが駆け抜け、レイチェルの子宮中で爆発する。
「ウッ……!!! う…ううう……」
ドグッ!! ビュッ!……ビュルッ…ビュルルルッ!!!
「――――ううっ!!??」
大量の白濁の液体を流し込まれ、レイチェルの身体がヒクヒクと震えた。
俺は全てを出したオチ×ポをレイチェルの膣から引き抜くと、レイチェルのオマ○コから精液が流れ出し始める。
「ハァ……ハァ……」
草地には、股間からドロドロと精液を垂れ流すレイチェルが横たわっている。
彼女はセックスの余韻に浸りながら、虚ろな瞳で宙を見つめていた。
「イッたみたいですネ……」
そう言うカレンの淫裂からも、愛液がトロトロと滴り落ちているのが見えた。
「リーダー、今度はワタシにもぉ……」
カレンがレイチェルを跨ぐようにして、俺に抱きついてきた。まだまだ食後の饗宴は終わりそうにない。
俺は後ろからカレンの体を持ち上げ、自分のヒザの上に降ろした。
「アウッ―――!」
カレンの体重で、俺のオチ×ポがオマ○コの中に突き刺さる。
足を踏ん張ろうとするカレンを引きずり降ろすようにして、根本まで挿入した。
「ンッ……!! ンンッ……!!!!」
カレンの小さな淫裂に、オチ×ポが収まる。
「わあ……こんなにパックリとくわえ込んじゃって。いやーらしいー」
起き上がったレイチェルが、お返しとばかりにオマ○コをじっと見つめる。
「み、見ないで下さぁ〜イ……」
俺は恥ずかしそうに結合部を隠そうとするカレンの体を、激しく上下に揺さぶった。
「ウンッ……! ヒンッ……アッ……!」
「やだー。クチュクチュいってる……」
レイチェルが、わざとカレンに聞こえるように呟いている。
「実況されると…はっ、恥ずかしいデス……」
「ウフフッ……じゃあ、もーっと恥ずかしがらせよーっと!」
レイチェルは意地悪そうに笑うと、結合部に顔を近づけた。
「いただきまーす……」
だかレイチェルが狙ったのはカレンではない。俺の金玉に、ヌルリとした感触が走る……。
「ンッ……ウンッ……」
レイチェルの舌が、丹念に玉袋を舐めあげる。
「ハムッ……んっ…ぷはぁ………んっ……」
フクロを口に含み、タマを転がす。その刺激に俺は、再びカレンの体をさらに激しく揺さぶり始めた。
「――――ウッ! ンンッ! ンッ、アッ……!」
オチ×ポをカレンのオマ○コが締め上げ、フクロをレイチェルの舌がなめ回す。
「んぐっ……うっ……んっ……」
俺の金玉を口で刺激する事で、ピストン運動を活性化させ、その刺激でカレンを更に感じさせ恥ずかしがらせる。
これがレイチェルのカレンをもっと恥ずかしがらせるプランなのだろう。
「アッ!!! アンッ……! ンッ…アッ……」
カレンのオマ○コの締まり具合と、レイチェルのテクニックが相まって素晴らしい快感が俺の股間を襲いかかった。
「アンッ……ンッ……ウンッ……ンンッ……!!」
俺は、たまらずカレンの蜜壺で欲望を爆発させた。
「ンッ……!!アッ……!!アアあッ!!!!」
「くうぅっ……出るっ!」
ドクッ……! ビュルッ! トク…トクン…。
「ウンッ……!!」
睾丸内の精液が残らず吹き出したのではないかと思うほどの量が、カレンのオマ○コに注ぎ込まれた。
マンスジとオチ×ポの隙間から、溢れた精液が垂れ、脚へと伝っていく。
「ハァ……ハァ…ァァ………」
カレンは動力の切れたオモチャのように、手足をダラリと垂れている。
「ペロ……ピチャッ……はむ…はむ」 そんなカレンの下ではこぼれ落ちつつある精液を、落とさないようにレイチェルが舐め取っていた。
性欲を発散させ賢者モードに入った俺達だったが―――。
「「「リーダーッ!!! 緊急事態っ!!!!!」」」
突如目の前にシズルさん・ビオラ・ナツが降り立ってきた事でその時間も終わった。
木々を飛び移りながら最短ルートでここまで来たらしい。
着地する時に3人揃って、それぞれ見事な胸が反動で揺れても気にする暇もないくらい慌てている事からよっぽどの事なのだろう。
「リーダー! ――――ああっ!? もう少し早かったら私もセックスに混ざれたのに……」
ビオラが、俺が裸でカレンとレイチェルと川の字になって横になっているのを見て、羨ましそうな表情をする。
「いやいやそうじゃないでしょ!! リーダー! 雄羊の寺院を偵察してきたら大変な事がわかったの!」
ナツがビオラにツッコミを入れながら雄羊の寺院で異変が起きた事を伝える。
「守衛の話を盗み聞きしたんですが…私達がいつまでも捕まらないので、代わりの生贄として外に女の子を攫いに行ったらしいんです!」
シズルさんがまとめ役として偵察の詳細報告をしてくれたが、その内容は樹の上から双眼鏡で見た寺院の様子と合点がいくものだった。
「アアッ! 思い出しましタ! そういえば今日の夜は満月になる筈デス!」
「……人気の少なくなった寺院、今日は満月の夜、最近はパッタリと止んだ生贄となる娘の誘拐……やばい!」
「やばいよリーダー! 急いで攫われた女の子を助けよう!」
カレンと俺とレイチェルは立ち上がると、沼の水で急いで身体を洗って身支度を整え、仮面の男達の行方を探す事にした。
※ ※
「急げ急げ! 早くしないと満月の夜になっちまうぞ!」
日も暮れだした頃、生贄を探しに行った雄羊の仮面の男達が魔法の森に戻って来ていた。
「お前があのあと娼館に行きたいなんてダダこねるからだろ!」
「クリスタルキーパー様がただでさえイラついているのに、これ以上怒らせてどーすんだ!」
「だってこの機会を逃したら、次に女を抱けるのなんて、いつになるかわからないじゃねーか!」
本当ならもっと早く寺院に帰る筈が、一部の男達が街で性欲を発散させようとしたせいでここまで遅れてしまったのである。
「日中から開いてる店を探す苦労も考えろよ!」
「そういうお前らだって店で好みの女を見かけたら、ちゃっかり口説いてたろーが。自分だけ棚上げすんな!」
「おい揺らすな! せっかく隙をついて眠らせたのに起きてしまうだろうが!」
口論しながら担架に寝かせた女の子を運んでいる男達に、隊長格の男が怒鳴りつける。
「しっかし勿体ねえなあ……こんなに美人なのに生贄で使い捨てなんて…」
生贄に選ばれた女性は一部を除いて何も身に着けていない。攫われる時に衣類を引き裂かれてしまったからだ。
「いっその事せめてもの慈悲という事で、俺達の手で処女を卒業させてやったほうがいいんじゃねえか?」
「アホか! 万が一クリスタルキーパー様にバレたら一大事って……あれ? 隊長はどうした?」
雄羊の仮面を被った男達が、さっきまで口やかましかった隊長の、声も姿もない事に気付き思わず足を止める。
あたりを見渡しても僅かな風の音がするくらいで気配は感じられない。
不安を感じた男達は生贄の娘の横たわる担架を、男達の中心に置いて周囲の警戒にあたる。
「なあ隊長はもしかしてションベンにでも――おい、あの泥酔野郎もどこ行った!?」
今度は街で今回の生贄を見繕った功労者である、一番泥酔していた男の姿が消えていた。
泥酔男や隊長だけではない。生贄を輸送している時に、離れて先導していたり周囲を警戒する役割の男達もいつのまにか消えていた。
「だ、誰だ!? 誰かいるのか? こそこそ隠れてないで姿を見せ―――ドサッ!――ひ、ひぃ!」
男の背後で何かが落ちる音がしたので振り返ってみると……頭部と首が泣き別れになった仲間の死体が倒れていた。
「こっ、この殺し方! まさかあの裸のお―――」
そこまで喋って男の意識は途絶えた。最後の瞬間に見たものは――長く黒い髪を靡かせた、あの美しい裸身を惜しげも晒す女の姿だった。
走馬灯の如くスローモーションで迫る彼女の抜き放つ手刀、それはまさに死神の鎌を彷彿とさせた。
※ ※
「リーダー、生贄の女の子の身柄を助け出す事に成功しました。裸にされて陰毛も剃られてますけど、怪我もなく無事みたいです」 「そっか……よかったあ……。シズルさんもお疲れ様」
あの後俺達はフェアリー達に、生贄の女性が連れていかれるのを目撃した場所を事細かに聞き、誘拐ルートの絞り込みに取り掛かった。
敵の最終目的地が雄羊の寺院である以上、ルートの絞り込みはそこまで難しいものではなかった。
「あとは私達忍者の隠密の業でかく乱、分断して各個撃破していけばいい」
「寺院の出入り口の守衛と変わらない強さだったからね。ビオラの言う通り各個撃破は簡単だったし、この辺りの敵はあらかた狩り終えたよ」
残敵掃討を終えたビオラとナツも帰ってきて、カレンとレイチェルは、生贄の女の子の介抱に務めている。
「ウ〜ム、かなり強い薬でグッスリと眠らされていますネ。とりあえず家に連れ帰るべきでショウ」
担架に仰向けで寝かされていた女の子は俺と同じ歳で、長い耳のエルフの女の子だった。
顔は5人の仲間に匹敵する美貌で、衣服は胴体部分に全く残っていないが寺院に仕えていた証としてか、修道女のベールを被っている。
髪は銀髪で長く、被っているベールから毛先と前髪がはみ出でいた。
スタイルは均整がとれていて、シズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェルのように巨乳ではなく、カレンのようにスレンダーでもない。
大きすぎず小さすぎずの美乳が乳首と共に天を向き、谷間には首からかけられたロザリオが収まっている。
生殖器を隠す恥毛は全て剃られ、神秘的な縦スジが丸見えに。聖職者である事がわかりながらも淫猥な格好の破壊力は凄まじいに尽きる。
「そういえばリーダー。さっきからしょっちゅうこの子を見つめてるけど、あたし達以外の女の子の裸に興味津々だったりする?」
俺の視線に気付いたのか、レイチェルが面白そうなものを見つけたとばかりに、問い掛けてくる。
「そうじゃないよ。まさか、こんな所で――――幼馴染と再会するなんて」
※
「彼女はプレア。俺の故郷での同い歳の幼馴染。子供の頃からの遊び友達でいつも俺を慕ってくれてたんだ」
彼女――プレアを丸太小屋に連れ帰って寝室に寝かせると、俺は台所のテーブルに皆を座らせ、プレアの事を説明した。
「俺が冒険者になって旅立つ前から、寺院に修道女として入っていたんだけど……あの時は離れてたくないって盛大に泣かれたっけ」
「……リーダー。私達に出会う前から、結構モテてたんですね。私も幼馴染になりたかったなあ……」
「私も同感。そしたらリーダーともっと早くからズポズポとセックスできてたのに……」
「だからあの子を心配そうに見ていたわけか。今のリーダーの恋人はあたし達なんだけど…う〜ん、それでも妬けちゃうなあ」
「リーダーの幼少時代ですカ……とっても可愛かったんでしょうネェ」
「今だって魅力的なんだから、子供の頃からリーダー自身は気付かなくても、好意を抱いてる子とかいそうよね」
シズルさんを筆頭に、ビオラが、レイチェルが 、カレンが、ナツが、俺の幼少時代に様々な想いを巡らす。
「そんな彼女がどうしてこの森に来たのか…目を覚ましたらリーダーが理由を聞いてあげてくださいネ」
「あたしはカレンと一緒に、プレアの介抱と状況説明してるから、その間に功労者であるシズル・ビオラ・ナツへのご褒美セックスしてあげてねー」
カレンとレイチェルは、俺と昼にセックス出来なかった3人のくのいちを気遣ってか、プレアを寝かせている寝室へ入っていった。
三人へのご褒美セックスか。そう言えば今日は雄羊の仮面の男達の誘拐騒ぎのせいで、昼間は碌にセックスできなかったんだっけ。
「ウフフッ……そうだわ、折角だから三人でサービスしてあげる」
「あっ、いいですね。今日はお昼に全然セックスできませんたし」
「私も本当は、カレンとレイチェルだけリーダーとセックスしてて…ズルいと思ってたんだ」
三人とも溜まっているせいかノリノリであった。俺としてもプレアを無傷で助けるのに最も貢献してくれた彼女達に報いたい。
「ほーら、早くしましょ。リーダーの幼馴染が起きる前に…」
「準備はいいですか?私も……結構溜まってますし……」
「さあ……タップリ楽しんでね。リーダー………」
3人がまだ家が未完成の頃、簡易寝台として使っていたマットを持ってきて、テーブルの脇に敷くと服を脱がせた俺をその上に寝かせた。
「フフッ……そんなに慌てないで………」
群がってきた三人の内、まずはビオラが、俺の手をとり、自らの股間へと導く。 「うんっ……んっ!」
オマ○コの中に指を出し入れさせてやると、ビオラは嬉しそうに声を上げた。
ナツは大胆にも俺の腰の上にまたがると、勃起したオチ×ポを挿入してしまう。
「んっ…うんっ……ハァンッ…」
自ら腰を振り、クチュクチュといやらしい音を立てている。続いてむしゃぶりつくように俺の唇を吸った。
「んっ……んっ……んっ……」
シズルさんは俺の手を取ると、自らの乳房に押しつけてくる。まるで俺が三人に輪姦されているようだ。
全身を、魅惑的な雌の肉体が圧迫してくる。俺は全身を駆使し、彼女たちの肉体を堪能した。
「んぐっ……んっ…うんっ……」
「あんっ…んっ……んんっ……」
「うっ……うんっ……んっ…」
三人の荒い息づかいと、ピチャピチャと俺の勃起ペニスをむさぼる音が部屋を満たす。
「はぁ…んぐっ……うんっ……うっ…」
「んっ……はぁ…んっ……」
「はぁ…あんっ……いっ、いいっ…イクぅっっ!!」
もう限界だ……俺は息苦しさと快楽の中で、絶頂を迎えた。
肉棒の先から白い液体が吹き出し、ナツの中へ注ぎ込まれ、彼女は果てた。
俺はオチ×ポ を引き抜くと、次はビオラのオマ○コにまだ硬いままのペニスを突き立てた。
ヌルヌルに潤っている粘膜が何の抵抗もなく俺を受け入れてくれた。
「ああっ―――リーダーのぉ、オチ×ポ……おいしい……」
ビオラの手が俺の手をぎゅっと掴む。俺が腰を動かす度に、ビチュビチュと粘液が溢れ出て、マットの上に滴り落ちた。
「ああっ! ダメッ…らめぇ…イッちゃう……!!」
快感のたがが外れてしまっているビオラは子宮の奥まで突き上げられて、すぐにオーガズムに上り詰めてしまった。
その瞬間、俺が射精すると同時に、ビオラの蜜壺から、鯨が潮を吹くように大量の愛液が飛び散った。
ガクガクと膝を震わせながら、マットの上にビオラは崩れ落ちた。
そんなビオラのオマ○コからぬるりと滑り出た俺のモノは、愛液と精液にまみれて艶めかしく光りながら、今度はシズルさんを標的に定める。
「リーダー…今度は私に、オチ×ポ…ください。もう……限界なんです!」
俺はシズルさんに懇願されるがまま勃起したオチ×ポを、淫らの極みのスジへと挿入して激しく擦り始めた。
その動きに伴って、シズルさんの秘腔は最早洪水状態と例えられる程、潤っていく。
「ひぃいぃぃんっ!!! うっ……あふぅっ…!」
子宮の奥を目がけ、肉の槍で栓をするかのように思いっきり突き上げると、シズルさんの豊満な乳房も合わせて揺れる。
やがて体の中からズンズンとリズミカルに突き上げてくるもの――射精感を感じた。
俺はシズルさんのオマ○コに灼熱の白濁液を注ぎ込み、ぐったりと身体を預けると同時に、俺に絡みついているナツもビオラもまた上りつめた。
「ああっ、アアンッ……!!」
「ンンッ!……イ――イクウウゥゥゥ!!!」
「うウッ……! も、もうだめえぇっ!!」
三人の身体がビクンッと震え、力尽きる。
達成感と共に雌の匂いが鋭く俺の鼻腔を刺激するのだった。
※容量の関係で今回はここまでです。
長く書きすぎて一度に全部投稿しきれなかったのです……。
明日の投稿で完結しますのでもうしばしお待ちください。
あと誤字発見。
>>229
本音は生贄など二の次。ひさりぶりのシャバの酒の味を堪能するのが目的で、浴びるように飲み続ける。
ひさりぶり ではなく ひさしぶり でした。
本当に失礼しました……。 乙乙。
銀髪のエルフいいね。
ブレアじゃなくてプレアね?点々じゃなくて丸のほう?
(もう目がしょぼくなってるんでスマソ)
あと忍者部隊の活躍が素晴らしい。 あと何気に全裸で修道女のベールだけってイイ。
昔イメクラでナースキャップだけの嬢にゴニョゴニョされたの思い出したw シズルさん・ビオラ・ナツを満足させたタイミングで、カレンとレイチェルが寝室から出て来た。
「もう大丈夫ですヨ。目を覚ました直後は混乱してましたが、今は落ち着いてマス」
「目の前にすっぽんぽんの女の子達がいて、自分も裸同然だったらパニックになるのも無理ないけどね」
「そりゃそうだよ……挙句に俺達が助け出さなかったら生贄だもの」
やっぱりこの森に来てからの彼女達の普段の格好は、プレアには刺激が強かったらしい。
寺院に修道女として入った以上禁欲的な生活をしていた筈。
いきなり正反対の環境に放り込まれたらどうなるかは想像がつく。
「ワタシとレイチェルの股を見てオマ○コが丸見えなのを見た時は、思わず凝視してましタ」
「その後自分の股間がスースーしてるのに気付いて、自分の陰毛も無いのを知った時は顔を真っ赤にして絶句してたなあ」
突然攫われて生贄の為に恥毛を剃られる……何を言ってるのかわからない状態にならない方がおかしい!
その時のプレアのショックがどれほどのものか、幼馴染としては同情せざるを得なかった。
「流石に気絶まではしませんでしたが、ワタシ達のパーティ、リーダーの事を説明するに手こずりましたネ」
カレン……プレアに誤解を招くような説明してないよね?
「特にあたし達が全裸でいる理由を教えてゆくにつれ、プレアの顔色が面白いように変わっていったよー」
レイチェル! その裸でいる理由ってどこまで!? どこまで教えたの!!?
「ついでに説明途中で部屋の外からリーダー達の喘ぎ声や嬌声が聞こえてくる度に、聞き耳立ててましたヨ」
ああ……以前も朝にシズルさんにセックスで起こされた時、台所で待機してた皆からも聞こえると言われてたから覚悟はしてたよ。
でも幼馴染のプレアに聞かれると罪悪感というか背徳感がすごい…。
「で、プレアともセックスしてあげるんでしょ?」
「いきなり何を言ってるのかなこの全裸のモンクさんは」
「あの子リーダーにホの字よ。あたし達がリーダーと肉体関係を結んでいる以外に純粋に愛してるって言ったら、すごく悲しそうな顔してた」
「それは……幼馴染がこんな爛れた生活送っていたら、幻滅しない方がおかしいを思うんだけど」
レイチェルがやたらと俺とプレアの関係に拘るけど、幼馴染だからこそそういう感情は抱きにくいと思うんだけどなあ。
「ハァ……ワタシ達の時のそうでしたが、リーダーは妙な所で律儀というか真面目ですよネ……」
カレンがわかってないとばかりに盛大に大きな溜息をついた。
「そうそう。シズル達三人がリーダーを欲情させる為に、最初に全裸になって陰毛を見せながら戦う特訓の時も手を出してこないんだもの…」
「ガン見はして、布地の上からもわかるくらいに思いっきり勃起はするんですけど、そこから進展は一切なしって正に生殺しデス!」
「しょうがないじゃないか……。あの頃は皆に好意を抱かれているなんて思いもしなかったんだよ」
シズルさん、ビオラ、ナツが全裸になったのは忍者の戦闘能力を最大限に発揮する為だ。
断じて俺なんかを誘惑する為じゃない。眼福だったのは認めるけど。
仮に俺が性欲を持て余して押し倒すような真似をしてしまったら、パーティ内の人間関係の悪化による破綻の可能性だってある。
だから最後の一線は越えない――筈だったんだけど、まさか本当に誘惑する為の露出に変わったなんて言われなきゃわからないって!
「あたしが死者の殿堂で全裸にされても、同じように見るだけで進展はなし」
「魔法の森で全員剃毛してパイパンを見られても平気になる特訓をしながら、ワタシも全裸になってやっと手を出してくれたんですカラ……」
レイチェルとカレンがやれやれと言った顔で俺が皆を抱くまでの過程を物語る。
「これじゃプレアも苦労するわよ……かわいそうに……」
「修道女になったのも、あたし達がリーダーに手を出してもらうように照れ隠しの一環で挑発してたのと、同じ類かもしれませんネ……」
なんだか俺が悪いように話が誘導されているような気が……。
「というわけで、あの子も責任とってあげよう、ね?」
「放心している三人の面倒はワタシ達が見ておきますから、がんばってクダサーイ!!」
「ちょ、ちょっと待った!まだ服も着てな――――」
「どうせすぐ脱ぐんだからいらないでしょ」
「ワタシ達以上に待たせたんですから、覚悟を決めルッ!」
カレンとレイチェルは俺の両腕を掴んで寝室のドアの前まで連行すると、ドアを開けた瞬間室内に思いっきり叩き込んだ。全裸のままで。
「キャッ! あ、あれ? あっ貴方は!!」
俺は大きなベッドの上でちょこんと座っているプレアの前で盛大に倒れ込んだ。
「あいててて…………ああっ! プッ、プレアこれは違うんだ!!」
起き上がるも幼馴染の前で裸のままである事に気付いた俺は、慌てふためきながら言い訳の言葉を探す。
「いっ――いえ、だ、大丈夫です! ほ、ホラ! わ、わたしも全裸……ですから!」
プレアは異性の前で全裸を晒しながらも、必死に平常心を保ちながら俺を落ち着かせようとしてくれた。
でも顔は――被っている修道女のベールから、銀の長い髪の前髪・先端と同じくはみ出ているエルフ特有の長い耳まで真っ赤にさせている。
やっぱり恥ずかしいんじゃないか……。
「大丈夫って言っても顔真っ赤だし、男の俺じゃ安心できないでしょ? 俺の仲間が教えてくれたなら生贄にされかかったショックもあるだろうし」
「そ、そんな事ありません! む、むしろ、見知った人が一緒にいてくれた方が…あ、安心できるんです。だ、だから…こっちにき、来てください」
「そ…そこまで俺を信頼してくれるなら……失礼するよ」
いきなり攫われ裸に剥かれただけでもショックなのに、生贄にまでされかけたプレアをなるべく刺激しないように、俺はそっとベッドの上に登った。
傍に座ると彼女はチラチラと俺の身体を盗み見している。すっごく気まずい……。
「えっと…今はリーダー…さん、でいいですか? わたしを看てくれたカレンさんとレイチェルさんが、貴方の事をそう呼んだ方がいいって…」
「うん……。皆からもそう言われてるから、それで構わないよ」
俺はプレアの肢体も含めた全身をじっと見つめると、5人の仲間と違ってまだ羞恥心を捨てきれていないせいか、恥ずかしそうに胸元を隠す。
「で……どうしてプレアはアラム地方に来たの? 勤めている寺院とも無縁の場所だし」
「あ、あの……里帰りしている時、リーダーさんが冒険者になって、なんでも願いが叶う魔法のペンを探しに旅立ったって話を聞いたんです」
腕で美乳を隠しつつ、モジモジしながらプレアは事情を説明しだした。
「うん。俺は…災いの王が遺した願いを叶えるペンを求めて、道中で仲間を増やしながら、災いの王が住んでいた城が遺るこの地に来たんだ」
「でも…アラム地方に辿り着いたという噂を最後に、音信不通になったと聞いて………」
「それで俺の事が心配になって寺院を出て、冒険者として追いかけて来たって事? 無茶するなあ……」
「これでも転職はしてますし、寺院時代から修行してきましたから!」
思わず得意そうに胸を張るプレアだが、そんな事をしたら乳房が丸見えになってしまうのに、そんなに自慢したかったのだろうか。
……俺はあえてツッコミはしないで、プレアのおっぱいを静かに鑑賞させてもらう事にした。
「転職って……今は頭に被っている修道女のベールから、プリーステスしか思い浮かばないんだけど?」
「今はプリーステスですけど、それ以外にもメイジ、アルケミスト、サイオニックに就いてたんです」
「サイオニック!? あのムーク専門職って言われるほど転職条件の厳しい職だよ? なるにはそれなりの力と高い生命力が……ああ!」
エルフは基本、基礎体力が低めの傾向がある。だが何事にも例外は存在する。
それが目の前にいる全裸にベールだけの修道女エルフ、プレアだった。
「はい。わたしはエルフの中でも生命力が強かったので、サイオニックの条件も満たせたのです」
「思い出したよ……。プレアは小さい頃から元気いっぱいで、外に遊びに行くといつも俺の方がバテてしまうくらい体力があり余ってたっけ」
「も、もう! その頃の事は忘れてください! 寺院時代にわんぱくな部分は矯正したんですから……むぅ」
幼い頃の事をほじくり返されたくないのか、むくれながら俺に抗議する。
「でもメイジはともかくアルケミスト・サイオニックとプリーステスって、結構重複する呪文あって効率よくないと思うんだけど」
「寺院から『両親に気品ある娘に育ててくれと懇願されてるから、体面上でもいいからプリーステスも修得してくれ(泣)』と泣き付かれまして…」
ズーンという空気を纏いながらプレアは項垂れる。
そういえば彼女が寺院に入ったというより入れられたのは、両親がわんぱく過ぎるプレアにおしとやかになってほしいって事情もあったっけ。
ただ入れられた寺院が花嫁修業だけでなく、ガチの冒険者育成機関も兼ねてたから、休みに帰郷する度に修業がキツイって愚痴ってたな。 入れられた時期が早かったのもあるせいか、どうりで俺と同じ歳なのに4つの職を体得してるわけだ。
シズルさんはメイジから忍者、ビオラはバルキリーから忍者、ナツはシーフから忍者に転職している。
レイチェルはバードからモンク、カレンはプリーステスからビショップと、このパーティでは一回転職した者が主流だから比較しても多い。
リーダーの俺は侍一筋で転職未経験だけど……なんか負けた気がする。
「アルケミストのクリエイトライフ、サイオニックのイリュージョンのおかげで、一人旅でも大抵の事はなんとかなりました」
気を取り直したプレアは旅の過程を語り出す。
確かに召喚系のクリエイトライフとイリュージョンは、人手が足りない時にはうってつけの魔法だろう。
それでも俺を心配して女性一人でここまで来るとは、寺院でおしとやかに成長しても、プレア自身の胆力は相変わらずのようだ。
「そしてアラム地方まで辿り着いたって事?」
「はい! アラム城近くの街に立ち寄って、リーダーさんの行方を聞き込んでいたんです」
俺に近づけた事を嬉しそうに語るプレア。もうオッパイやオマ○コ丸出しなのは忘れているみたいだけど、いいのかなあ?
それともカレンやレイチェルの言う通り、俺に好意を抱いているから気にしなくなったのだろうか?
でも幼馴染相手との恋愛って、恋愛対象に見られなかったり、気まずくて付き合うまでには発展しないケースが多いって聞くんだけど。
「でも……人気のない場所を通りかかった時に、あの雄羊の仮面を被った人達が突如現れて……」
「一瞬の隙を突かれてなんらかの方法で眠らされたって事?」
「…………はい。不覚でした。リーダーさんにもうすぐ会えるからって、わたし…油断していたんですね……」
プレアは今度は泣きそうな顔をしながら更に項垂れた。
「リーダーさんとカレンさん、レイチェルさん、二人から聞いたシズルさん、ビオラさん、ナツさんに助けてもらえなかったらと思うと……」
生贄にされる未来を想像してまったのか、ギュッと身体を抱きしめる。
俺はプレアの肩にそっと手を伸ばして、ゆっくりと引き寄せた。
俺の素肌が触れると少しビクッとしたが、俺の身体の温もりに不安が和らいだのか、穏やかな表情に戻っていった。
「帰れと言われても、帰るつもりは……ないんだよね? どうしても、俺と一緒に……いたい?」
「はい……リーダーさんに会いたい。その為に……ここまで来たんです」
ここまで想われると男冥利に尽きるが、やっぱり躊躇してしまう。
「なら、この条件を満たせたらプレアも仲間にしてあげる。カレンやレイチェルから聞いたと思うけど、俺が彼女達を抱いてるのは知ってるよね?」
「は、はい。カレンさんやレイチェルさんに教えてもらった以外にも……そ、その隣の部屋から、リーダーさんと、他の女の人達の声が……」
恥ずかしいせいか喋っていく内にプレアの声は小さくなり、最後は聞き取れないくらいにボソボソと呟くに至り遂に途絶えてしまう。
これならプレアはこれから言う条件を承服できないと確信した俺は、心を鬼にして以下の条件を言い放った。
「だから……プレアも俺と激しいセックスをしたら仲間、いや恋人にしてあげる。どう? 難しい課題でしょ?」
俺はプレアをちょっとイジメてあげようと、下ネタの方にもっていった。しかし傍から見ると最低な言動である……。
「なーんて、冗談だよ、じょう……? ん? な、なにして……るの……?」
「じゃあ……じゃあ、わたし……リーダーさんと、エッチしたいです。わたし…まだ……経験、ないんです」
「え、ええ……」
プレアは俺に向き直るとおずおずと下半身に手を伸ばし、両手でマンスジをゆっくりと開いて、処女である事を示すようにオマ○コを俺に見せる。
その手は……緊張で震えていた。
「ちょ、ちょっと待ってよ。プレア! さっき冗談だって言ったじゃないか」
「仲間の女の人達とはセックスして、わたしはだめなんですか……? わたしも、リーダーさんにヴァージンを奪って欲しいんです……」
「ちょ、ちょっと待って。今まで大事に取っておいたんでしょ? よく考えた方がいいよ。その為に転職を繰り返してもシスターの格好なんでしょ?」
処女とやった事はないわけではない。
既にレイチェル以外の、シズルさん・ビオラ・ナツ・カレンの処女を散らしているのだから。
でも、それもつい最近というか、魔法の森に来てからの事だし。
昔からの幼馴染となると勝手が違うというか、よく知っているからこそ躊躇してしまうというか……。 「優しくて、こんな…わんぱくなわたしにも付き合ってくれて……エッ、エッチなリーダーさんが昔から好きだったんです!」
エッチは余計なんじゃ……とツッコむ余裕も今の俺にはなかった。
「このシスターの格好も…今では仮面の人達に服を剥かれて頭に被るベールだけですが……貴方に全てを捧げる証……なんですよ」
カレンの言う通り、プレアの寺院行きは照れ隠しの一環で挑発してたのと、同じ類だったのかもしれない。
俺が気付かなかったせいでその時は無駄になってしまったけど……ちょっと罪悪感…。
「プレア……そのオマ○コを指で広げるのをやめないと、ホントに襲っちゃうよ?」
神に仕える聖職者の雰囲気を纏うプレアが、頭のベール以外ほぼ全裸状態で、神秘的な縦スジを自ら広げているのだ。
全ては俺に処女を捧げる為に……このギャップ、背徳感はシズルさん達とは別の魅力を齎す。
しかも、隠す為の毛は雄羊の仮面をつけた男達に綺麗に剃られている。
「構いません……。襲って欲しいんです」
プチン!
「な、なんですか? 今プチンって」
「俺の理性が切れた音」
俺は、もう理性を抑える事ができなかった。
「あんっ!」
俺はプレアを大きなベッドの上に押し倒し脚を開脚させる。被っているベールと、そのベールからもはみ出る長さの銀髪がファサリと広がる。
「ああん、やさしくしてください……」
「言ったでしょ? 俺達の仲間になりたいなら激しいセックスをするんだって」
「――――は…はい」
「冗談だよ。そんなに怖がるような事はしないから、俺に任せて」
「リーダー……さん」
まずプレアへ優しくキスをした。処女と同じように初めてのキスもずっと守っていたのだろう。かすかに唇が震えている。
次に俺は無防備に晒された、プレアの陰部へと顔を近づけた。
ふっくらと盛り上がったプレアの股間……。俺は警戒心をやわらげる為に指で割れ目を、スーッと撫でた。
「緊張しないで…」
俺はプレアにもう一度キスをした。初めは唇が触れるくらいの軽いキスから始めた。
「んん……あ…あ……」
俺の腕をつかむ、プレアの手が震えている。俺はゆっくりと、プレアの唇を噛んだ。
「うんっ…! んん……」
そして静かに、プレアの口へ舌を入れていったが、俺の舌はプレアの舌にすぐに触れる事ができた。
プレアの方も舌を一生懸命に絡めようとしているらしく、唾液が俺の舌に絡みつく。
やわらかくて甘い感触が舌を包み込む。
どうやら緊張もほぐれてきたようだ。俺はゆっくりとプレアの股間に再び手を伸ばした。
「プレア、力を抜いて」
「あっ! そ、そんな…ところ……」
俺は怖がらせないように優しく、プレアの秘唇を触った。オマ○コは少し濡れている。
対照的に緊張の為かプレアの全身はすごく汗ばんでいた。
「ああ……はあ……」
俺は中指をマンスジに合わせて、手のひら全体で、オマ○コを揉むように愛撫した。
「やん……はあ……ううっ、は…はあ……」
手のひらはやがて、プレアの蜜壺から湧き出してきた愛液でグッショリと濡れてくる。
「痛くない…?」
「……は…い。はあ―――う……うう……」
充分にプレアのオマ○コが濡れて来たから、今度はプレアをベッドの上で四つん這いにさせた。
「ハアァン……こんな、格好、丸見え、です……」
「ああ…綺麗だよ。プレア……」
じっくりと観察した幼馴染のお尻は、幼い頃から見慣れた服を着た姿とは、想像もできない美しさだった。
単純に大きいというわけではなく、身体全体のバランスを取るように整っていて、形もとてもいい。
レイチェルのように大きな胸を爆乳というが、プレアは胸も腰もお尻も、全身のバランスを重視したスタイルなのだ。
そんなプリッとして、丸く綺麗なヒップは俺の目の前にある。
プレアは恥ずかしそうに足を閉じ、お尻を隠そうとする。
「わたしの身体、リーダーさんがさっき抱いてた方達のように……自慢だと誇れる特徴が、ないんです……」
「そんな事ないよ…。プレアの身体は魅力的だよ。だから隠しちゃ…ダメ」
俺はプレアの足を閉じようとする仕草を阻み、さらにマジマジとオマ○コを見つめる。
「俺にだけ、プレアの全てを見せて……」 「……は…い……」
これがヴァージンの、プレアのアソコか……。
清らかで淫らなスジもアナルも、初めてを捧げると決めた幼馴染の目前に、全てが曝け出されている。
俺は興奮した。体中の血が下半身、オチ×ポへ集中しているのがわかる。
「はあ…はあ……」
俺はプレアのヒップへ顔を埋めた。
「――はあっ!」
プレアはまた脚やお尻に力を入れて閉じようとする。
「うわ……プレアのお尻に顔が挟まっちゃうよ」
「だって……恥ずかしいんです…」
「大丈夫だから……ね?」
俺はそう言うと、両手でヒップの割れ目を優しく開いた。
「だめです…やっぱり…」
「我慢して……」
俺は、ビショビショになったプレアの蜜壺や菊門に下を這わせた。
「ああんっ…はあ……! だ…め……です。や、めて……ください」
言葉では拒絶してもオマ○コからは淫猥な汁が出るのは止まらなかった。
「お願い……リーダーさんの…そろそろ……欲しいん、です…」
プレアが自分から挿入して欲しいと懇願してきたから、そろそろ本番と行こう。
俺はプレアを仰向けに寝かせると脚を掴んで、そして両脚をグッと思いっきり大きく開き、俺の手でしっかりと押さえつけた。
「あっ―――!」
プレアはまだ抵抗があるのか、脚に力を入れて広げるのを拒んでいる。
「ダメだよ、力を入れちゃ……もっと、リラックスして…」
「怖いんです…。リーダーさんと仮面の人達は違うのに……どうしても脳裏に攫われた時の事が思い浮かんでしまって……」
やはり雄羊の仮面の男達に意識を奪われている間に、裸にされて陰毛まで剃られ、生贄にされかけた事を引きずっているのだろう。
俺は彼女の不安や恐怖を和らげようと、プレアに再びキスをした。
「大丈夫、怖くないから……」
俺はゆっくりと、プレアの秘裂にオチ×ポを挿入していった。
「――――――いっ!!! 痛いっ! 痛い、です……ごめんなさい…痛いです……!」
「大丈夫、力をゆっくりと抜いて」
俺は静かに、なるべくプレアの身体に平行になるように、奥へとペニスを押し進めていった。
「ああ……いっ、いたい…です。でも、ちょっとは……楽になった気が…します」
俺はプレアの声色を窺いながら、慎重にゆっくりと勃起したモノで彼女のオマ○コを開拓していく。
もう少しでオチ×ポが全てプレアの膣内に入りきる。
「がんばって。もう、少し、だから……」
「は、はいっ! リッ、リーダーさんっ!! ああっ!」
ペニスは何とか根本まで入った。
その締め付けは今まで抱いたシズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェル・カレンの比ではないくらいきつい。
恐らくシズルさん達は俺に裸を見られて快感を覚えつつ、好意を抱き始めた頃からオナニーを始めてオマ○コをほぐし続けていた。
だから俺の童貞卒業の時もプレアのようにここまで痛がる事はなく、感じてくれたのだ。
だけどプレアは膣壁のカチカチ具合から推測するに、修道女になって禁欲的な生活を送っていたせいか碌にオナニーもしていないのだろう。
俺はプレアを気持ちよくする事を最優先に、静かに腰を慎重に前後に動かしていった。
「ぎ――ぃいっ! ……ふう……ふう……はあぁ…ん……」
プレアは段々と感じつつあるが、俺が腰を動かすペースを上げようとすると、苦悶の表情を浮かべてしまう。
刺激のせいで乳房の乳首は完全に勃っているが、身体は反応しても痛みの比率が大きすぎるようだ。
「ああっ……だ、大丈夫で、すっ、わたしが望んだ事…ですから。リーダー…さんは、痛っ! …き、気にしないで、続けて…ください……」
いくら自分から望んだとはいえ、幼馴染の苦しむ姿を見続けながらするセックスは、気持ちいいと言えるだろうか?
「ひぃ……ぃん!!! く、くうぅぅ……あ、あっ、ああ……」
考えているうちに俺は不安そうな顔をしていたのか。
プレア痛みに耐えながらも自分からぎこちなく腰を動かして俺を感じさせようとする。
しかし、その代償としてプレアの苦痛は増すばかりで一層痛々しい。
「ううっ……だ、め…リーダーさんを、困らせちゃ……だから、わたしの身体…もう少し、我慢…して!」
――――だめだ。見てられない。俺はオチ×ポをプレアのオマ○コから、ゆっくりと引き抜いた。
さすがにこの状況じゃ……俺もイク事はできない。
「プレア……今日はここまでにしよう。俺達の仲間になるなら好きな時に抱いてあげるから、まだ今度頑張ろう、ねっ?」 俺は赤子をあやす様に、仰向けのままのプレアの頭を優しく撫でてあげた。
「ごめんなさい……」
プレアは今にも泣きそうな顔で謝る。
「謝る事はないよ。大丈夫。皆、最初はこうなんだから」
「でも、リーダーさん……気持ちよくなれてませんよね…?」
「こういう時は気持ちいいとかそういうのは二の次なんだよ。今日は、プレアの初めての相手になれて嬉しかった。それで十分さ」
「リーダーさん……」
そう言うとプレアは起き上がって―――。
「な…な……」
俺の股間に顔を近づけると、まだ硬いままのペニスを握ってきた。
「わたし…リーダーさんを気持ちよくさせてあげたいんです……」
俺のオチ×ポを、小さな口に咥え始めて上目遣いで見つめてくる。
「ちゅぱっ! ちゅぱっ!」
プレアの快感より苦痛の大きいセックスに萎えかけた俺のモノがみるみる大きくなっていく。
「ちゅぽっ!! ちゅぽぉっ!」
シズルさん達と比べるとぎこちないフェラチオだが、それがまた妙な心地よさを生み出していた。
「ああ……気持ちいい」
「じゅる! じゅじゅつ!! ちゅうぅぅっ…ぽっ! じゅっぱっ!! ちゅぱっ!!!!」
俺はプレアの後頭部へ手を回して動きをアシストしてあげた。
「プレア、すごくいやらしい顔してるよ」
幼い頃一緒に遊んでた身としては、あの頃の幼馴染とはかけ離れた淫靡な一面に魅了されそうになる。
「じゅぽっ! うう……じゅるっ!! んんん……」
いやらしい、という言葉に目を潤ませて反応するプレア。俺がそうさせている原因だと言いたげな表情で、俺の顔を見ている。
その表情が、さらに俺の性的興奮を掻き立てる。
「じゅぼっ! じゅぷっ!!」
俺は手でプレアの頭を動かしながら、同時に腰を激しくピストンさせた。
修道女姿の幼馴染を――といっても頭部にベールだけだが、まるでオナホのように扱う自分自身に背徳感にも似た昂ぶりが抑えられない。
プレアの口元から、唾液がしたたり落ちる。
「ああ………イキそうだよ。プレア……」
「んっ―――んん……」
口がオチ×ポで塞がれているので喋れない代わりに、プレアはアイコンタクトでいつでもいいと応じてくれた。
「イクっ!!!」
ドピュッ!! ……ドクッ! ドクッッ!!
俺はプレアの口の中へ精液を放出してしまった。
「――――ゴクッ……ゴクリ…コク………………苦いんですね」
プレアは俺の射精に一瞬驚くも、ためらわずに飲み干していく。
「でも、リーダーさんのだから、平気です。……オ、オマ○コの方だと、最後まで出来ませんでしたから……満足。してもらえましたか?」
「はあ、はあ……プレア、その気持ちだけで十分だよ……」
修道女の幼馴染が教義上好ましいものではない俺の精液を飲み干す……。このギャップの齎す破壊力は桁外れの一言に尽きた。
俺もプレアも暫く全裸のまま、二人だけではあまりに広すぎるベッドの上に横たわっていた。
「生贄として攫われて……気ついた時はベール以外裸にされて……あそこの毛も剃られちゃって……リーダーさん達に助けられたんですよね」
「そして初めての場所が……」
「リーダーさんと5人の恋人さんの新居…あはは……しかも、リーダーさんの飲んじゃいました。本当はアソコで受け止めたかったんですけど…」
「オナニーとかで慣らさない状態での初めてにしては……立派だったよ」
「こんな事で褒められるなんて……寺院にいた時じゃ考えられませんでした。……ウフフッ」
俺達はまるで昔、遊び疲れて原っぱで寝転がった頃に戻ったかのように笑顔で笑いあった。
※ ※
「なにぃ!? 生贄の調達部隊が全滅しただと!!?」
クリスタルキーパーが部下の報告に顔を青ざめる。
「はい! 生贄の確保自体には成功しましたが……寺院に連れて帰還する途中、例の6人組と遭遇して交戦、そのまま音信不通に……」
「い、生贄はどうした!」
「調達部隊と連絡が取れない以上奪還された可能性が高いでしょう…」
「な、なんて事だ……」 絶好の獲物だと思っていた裸の女達は捕まえられず、代わりの生贄まで奪い取られる。あまりのショックに目の前が真っ暗になった。
「ああっ! ク、クリスタルキーパー様あああああ!!!」
「医者だ! 医者連れてこーい!!」
薄れゆく意識の中、部下達の声が響き渡るのが、まるで遠くの出来事のように感じられたクリスタルキーパーだった。
※ ※
「シズルさーん! このシーツはここに干せばいいんですよね?」
「はい、私達7人が寝てリーダーとセックスする為のベッドですからね。毎日綺麗にしないといけません」
次の日の朝早く、俺達は朝食を済ませた後、洗濯物を干していた。
俺以外全裸が中心の生活になったので、洗濯物なんて少ないと思うかもしれないが、あの大きなベッドで皆と毎日セックスに励むのだ。
必然的に愛液や精液といった色々な液体が染み込みやすくなるので、小まめな洗濯は欠かせない。
「リーダー。プレアだけど、もう私達の生活に慣れてきたわね」
「うん。ビオラの言う通り、まだ恥じらう素振りを見せるけど、レイチェル並に適性があったみたい」
俺はシズルさんと共に働くプレアの美乳やお尻を見つめながら、ビオラと一緒に別の選択物を干していく。
正式に俺達の仲間となったプレアは、シズルさん・レイチェル・ビオラ・ナツ・カレンと同じように裸で生活する事を選んだのである。
「でも修道女のベールだけは被ったままなんだよねー。やっぱりリーダーを意識してかな?」
「おそらく。まあワタシみたいなビショップもいるんですから気にする事じゃないですヨ」
レイチェルが「モテモテだねー」と目で語りながらニコニコと笑いかける。
カレンもこんなにエッチであっても聖職者の端くれであるせいか、新たな同業者の参入に嬉しいようだ。
「さーて洗濯干しが終わったら、今日もクィーンの依頼にリーダーのセックスと、頑張っていこう! プレアにも色々教えてあげたいし」
「そうだねナツ。俺も、プレアを含めた皆をもっと気持ちよくさせてあげる為に、頑張らないとなあ」
ナツの言葉に同意した俺は、これからのセックスや二人だけの時間の予定編成等に頭を働かせていく。
魔法の森に新たな仲間が増えて、喜びもひとしおだった。
※これで今回の話は終わりです。最後までお付き合いくださりありがとうございました。
加筆修正して遅れてしまい申し訳ありませんでした。もう感想しても大丈夫です。
※印より以下の部分は保管なしでお願いします。
>>236
原作者様部分ごとの投下の度に感想ありがとうございます。
はい、点々ではなく○の方のプレアとなります。 乙
エルフのシスタープリーステスとはマニアニックな リーダー視点だとエロの権化だけど敵視点の裸くのいちがまさにホラー
暗闇から一人一人と狩られていったら恐怖だわw どこ行ってもニンジャは恐ろしい。
このスレの趣旨とはずれてる話だが、
ロバート・ウッドヘッドの前で酔って脱いだニンジャの話というのを考えてる。
おおむね主人公の少年の祖父のエピソードとして語られるんだけど。 乙かれさまでした。
新メンバーどうなるんだろうってドキドキしてたけど、これはいいね。
旧メンバーにはいない清楚なタイプ。(シズルは表面上は清楚なんだけどオナニーしすぎなのでw)
しかも主人公の幼馴染ならスムーズに仲間に入れるし、そのへんの設定もいい。
自分がつくったキャラを他人様が動かしてるのって不思議な気分だったんだけど、大事にしてくれたんでありがたかったし、
エロだけじゃないコミカルな面もちゃんと出してくれたんで面白かった。
>>249
一瞬誰だ?って考えちゃいました。いくら月日が経ってもその名前を忘れるとは情けない。
ごめんなさい狂王トレボー陛下
それにしてもたまんないなあ。朝起きたら6本のマンスジがおはようさんだもんなw
もっとたまんないのは雄羊の寺院のハゲ軍団だろうけどw >250
いや、寺院の連中は鬱憤と性欲がたまります。 おつでございます
大抵の本番話だと処女で痛がってもイかせるまでやるのが多いから
相手を案じてイかせる前に終えるのは珍しかったですな
>>249
もし完成したらここに投稿できますか?
露出ネタなら趣旨に合いますし
今まで投稿され保管庫に登録された話にはエロなしのもありましたから 個人的に見つけた書き間違いや改行ミスの部分を載せておきます
役に立ったら幸いです
>>228
「おおっと! 抜け駆けは駄目ですヨ。シズルさんにビオラさん……アアッ! 私もさっきので…スイッチ入っちゃったんですカラ…」
※カレンの1人称って私ではなくワタシだったと思うのですが
>>238
「修道女になったのも、あたし達がリーダーに手を出してもらうように照れ隠しの一環で挑発してたのと、同じ類かもしれませんネ……」
※こちらもカレンの一人称がワタシになっておらずあたしになってますよ
>>242
俺は、ビショビショになったプレアの蜜壺や菊門に下を這わせた。
※下、ではなく、舌、が正しいのではないでしょうか
>>243
「プレア……今日はここまでにしよう。俺達の仲間になるなら好きな時に抱いてあげるから、まだ今度頑張ろう、ねっ?」
※まだ、ではなく、また、が正しいのではないでしょうか 乙!
新キャラが既存のキャラとは別路線でエロい!
服の脱がせ方というか衣装の残し方もツボ!
ウィザードリィ世界の食事背景も気になるな
侍や忍者が存在している事から和食も知られてる筈
日本の料理みたいに和洋折衷も珍しくなさそう >253
え、いや、自称忍者のじじいが酔って脱いだのを見てウッドヘッドが全裸ニンジャを思いついた、てのは趣旨にあってるの? ※この台詞と下の文の一行分の空白は必要のないものだったので削除をお願いします
チョロチョロと最後の一滴までナツの膣内に出し、俺は心地よい解放感に満たされた。
「空白一行」
「お、重くない?」
※この文と台詞の間の空白は三行分にする筈が投稿ミスしてしまったので三行分の空白に変更をお願いします
ビオラは転職前のバルキリーに相応しく、かつて愛用した槍のように手刀突き出して、的確にラムガーディアンの脳天や心臓部を突いていく。
「空白一行」
一見、見麗しい裸体そのものが恐るべき抜き身の刃であり、敵をいとも容易く屠れるのだ。
※この文の間の空白は削除でお願いします。
「これで暫くの間は守衛の増援も来れないでしょう。リーダー、この隙に撤退しましょう」
「空白一行」
「そうだね。戦っている間に守衛達を観察した事で、クィーンの依頼条件は果たしている筈だし」
※この文の間の空白は削除でお願いします。
※ここからは新たな仲間編の登録時の修正希望箇所になります
>>226
「リっ、リーダーだって…わっ、私の淫乱なオッ、オマ○コを、何度も、何度もぉっ! イッ、イかせ続けらる底なしオチ×ポじゃないですかぁ……」
↓
「リっ、リーダーだって…わっ、私の淫乱なオッ、オマ○コを、何度も、何度もぉっ! イッ、イかせ続けられる底なしオチ×ポじゃないですかぁ……」
>>234
「そんな彼女がどうしてこの森に来たのか…目を覚ましたらリーダーが理由を聞いてあげてくださいネ」
↓
「そんな彼女がどうしてこの地に来たのか…目を覚ましたらリーダーが理由を聞いてあげてくださいネ」
>>243
「はい! 生贄の確保自体には成功しましたが……寺院に連れて帰還する途中、例の6人組と遭遇して交戦、そのまま音信不通に……」
↓
「はい! 生贄の確保自体には成功したと、先に寺院に帰還した兵から報告はあったのですが」
「本隊が生贄を連れて帰還中、例の6人組に遭遇あるいは襲撃されたのか、以後消息不明なのです……」
>>249
その話、とても興味深い内容ですな
>>250
感想ありがとうございます
原作者様に喜んでもらえてホッとしています
自分なりに考えしたシャバに出入りするルートも問題ないようですし
次回作執筆のモチベーションになりました
確定している事は雄羊の寺院の連中はもっと涙目になる事ですね
女性攫って生贄やらかす連中なので慈悲はありません >>202の名前欄は「?」となりましたが、
前後の文脈から「名前欄のキャッシュ残りである」と判断して、一連の投稿順に処理しました。
それと、
前回の>>210-212,>>215に引き続き、今回>>254についても、
保管時に(勝手ながら)読者様の指摘そのままに、補完・修正を行いました。
……が、これは本来、作者様の意図しない改変をも行ってしまう事になりかねません。
ですので今後、文章に指摘を受けた作者様は、
トリップ表示の上で指摘に対する同意または否定の一文をレスポンス下さるようお願いします。
(指摘は善意の読者様によるもので、保管庫管理人が行っているわけではありません) 自宅のドラム缶風呂がある仮設浴場的な場所。
そこには大勢のモンスターが集まって土木作業を始めていた。
「みっ、みなさん。無理をしない範囲でいいですから……リーダーさんに言われた通り、お風呂場の拡張工事、よっ、よろしくお願いしますね」
ロングの銀髪のエルフの修道女プレアが、時々声をどもらせつつもモンスター達に指示を出す。
というかお願いすると彼等はプレアをチラチラ見ながら作業をしていく。
プレアはそのモンスター達の視線を気にしてか、自分の身体を抱きしめてモジモジしている。
なぜなら今のプレアの姿は、雄羊の寺院の仮面の男達に攫われた時と同じなのである。
全裸に修道女のベールを、毛先や前髪や長い耳をはみ出しながら被り、首元にロザリオをかけた以外は生まれたままの姿。
突出した部位はないが身体全体の釣り合いがよい、均整の取れた体型。
大きすぎず小さすぎずバランスのいい美乳や、昨日俺に抱かれた事で開拓されつつある無毛の下腹部の割れ目も覆い隠す布地もない。
モンスター達の中で人に近い者は、自分達の召喚主が今日になって裸同然の姿になった事に困惑と性欲を織り交ぜた視線を。
そうでないモンスターは主の変節に心配と好奇心を含む視線を彼女へ送りながら作業に励む。
だからこそ、だからなのか、プレアは身心の奥底から込み上がってくる羞恥心に葛藤しつつ、懸命にモンスター達を監督する。
背後にいる俺達――――いや俺の視線を意識しながら。
「――まさかこんな方法で風呂場の拡張をするとは……」
ブロンドロングヘアで前髪パッツンの髪型で、上付きのオマ○コのスジや豊満な胸を隠さない全裸忍者のビオラが感嘆げに呟く。
「ホントね。私も実際に見ないとプレアの提案した方法を信じられなかったよ」
同じく全裸で下付きの淫らなスジや、ビオラより少し小さくても巨乳に分類される乳房を露わにしたままの忍者のナツも彼女の呟きに同意する。
長い黒髪は俺にどんな髪型にするか決めてもらい結ってもらう事で、毎日違う魅力を醸し出してくれる。
全ては俺の為であり男冥利に尽きる。
今日は首筋のうなじ部分で長髪を束ねて結んでいる。
「でも、プレアのおかげでドラム缶風呂じゃなくてちゃんとした浴槽に入れそうだよ」
俺はビオラとナツの間に立つ位置で、全裸の修道女の後姿を堪能していた。
胸と同じように大きすぎず小さすぎず形のよいお尻を、モジモジとくねらせる。
俺の視線に察知してか、人型のモンスターに見られるのは恥ずかしいのか、頬を赤らめながら度々こちらを振り向く仕草もそそられるものだ。
どうしてモンスター達が風呂場の増改築を手伝ってくれるのか? 時間は少し遡る。
※
朝に洗濯物を干し終わった俺達は、二手に分かれる事になった。
シズルさん・カレン・レイチェルはフェアリークィーンの依頼の遂行に。
俺・ビオラ・ナツはプレアにこの森での地理や暮らし方、俺とのセックスの決まり事的なものを教える事に。
聞けば聞く程、禁欲的な寺院の生活とは対称的だったのもあってか、目を白黒させたり赤面したりするプレアの百面相が繰り広げられる。
ただし雄羊の寺院の位置を教えられると、顔色が悪くなるのが見て取れる。
無理もない。突然攫われて生贄にされかけたのだから。
自宅である丸太小屋の紹介と説明をしていくと、プレアは浴場がドラム缶風呂なのを不思議そうに見つめていた。
「リーダーさん。皆さんと一緒に住んでる家はちゃんと出来上がっているのに、どうしてお風呂場だけドラム缶風呂なんですか?」
「それは……家が完成したのはつい数日前で、居住スペースの建築を優先したから、風呂場の方は間に合わせのドラム缶風呂なんだ」
プレアの質問に申し訳なさそうに返答すると、彼女は少し考え込む。
「………………だったら、こんな方法はどうですか?」
ちょっと耳を貸してくださいと、俺の耳に小さな唇を近づけコショコショと自分のアイデアを呟く。
「――――ええっ!? 本当にそんな事ができるの!?!」
時々かかるプレアの吐息に感じながらも聞き終えるが、その内容は驚愕で、俺達では未修得の職業を体得している彼女だからこその案だった。
「大丈夫なのかな? その方法なら、確かに私達も楽できるけどさあ……」
「バルキリーだった私も、メイジだったシズルも、元プリーステスで今はビショップのカレンも覚えていない魔法だからなんとも言えない……」
俺から詳細を聞いたナツもビオラも半信半疑。シズルさんもカレンも修得していない魔法だからこそ、躊躇してしまう。
「大丈夫です。寺院時代からあの子達とは苦楽を共にして気心の知れた仲になっていますから」 不安はあるがプレアが大丈夫だと言った以上、確固とした裏付があるのだろう。
なら自信満々な幼馴染の言う事を信じるだけだった。
※
プレアの策。それは修得している召喚系統の呪文で、風呂場の拡張工事の担い手を呼び出す事だった。
クリエイトライフで巨大な恐竜の姿をしたホラスマスや、翼を生やした悪魔のような姿のパイロアイルを。
イリュージョンで全身をローブに包んだシャドー、レイス、ファンタズム達を召喚。
そのモンスター達に風呂場の拡張工事をやってもらうのがプレアの案だった。
俺・ビオラ・ナツはモンスター達に浴場のどの部分をどのように工事すればいいか詳細を教える役割を担っている。
例えるなら職人などの作業者に指示命令を行う立場であり、実際の現場作業は基本的には参加しない現場監督のようなポジションだ。
ビオラやナツが教えようとすると、ホラスマス以外の人に近い姿のモンスター達は、頬を染めて顔を逸らしたり、前屈みになったりする。
長い金髪と、黒い長髪を結ったプロポーションの抜群の全裸の女性二人が、身近で指導するのだから無理もない。
逆に俺が指導する事になったモンスター達は、いかにも残念そうな雰囲気を纏いながら作業の手順を聞くのだったって……露骨すぎるでしょ!
とにかくプレアが召喚で労働モンスターを派遣。
そのモンスターに仕事の手順を教えるのが俺達、という構図が出来上がっていた。
プレアの使役するモンスター達は彼女の性格に影響されてか温和で物わかりがよく、仕事を覚えるのが早かった。
だからこそ召喚された時、プレアの姿が頭にベールと首にかけたロザリオ以外全裸になってしまったのを見た時は、全員絶句していたっけ。
ショックから立ち直った後はジーッと穴が空く程プレアの裸を見つめ続けたなあ。
やがて彼女は視線に耐えられなくなり、両手で胸と股間を隠して目を潤ませながらこちらに助けを求めるのに時間はかからなかった。
俺やシズルさんやビオラやナツやレイチェルやカレンの前で裸になるのは平気になりつつあっても、それ以外に晒すのは抵抗が強いようだ。
この辺りは俺達がプレアにとって特別な存在になったとも解釈できるので、こそばゆくもある。
しかし恥ずかしがるのプレアを見てると、忍者になったばかりの頃のシズルさん・ナツ・ビオラを思い出す。
3人が転職した直後、忍者のスペックをフルに発揮するには専用装備以外はローブさえ着用できない事を知り、彼女達は深く絶望した。
アラム城に住み着いている商取引のできる人物、クィークエグやルモンテスに問い合わせても忍び装束は売っていないの一言。
一縷の望みを絶たれたシズルさん・ビオラ・ナツが恥ずかしがりながら、一枚また一枚と装備を脱いでいった光景は、今でも鮮明に思い出せる。
全裸になっても羞恥心がすぐに無くなるわけじゃない。
暫くの間は露出した乳首・股間を気にして探索にならなかった。
魔法の森の時とは違い恥毛に覆われていても、性器を丸出しという事実は変わらない。
戦闘も転職前の方がマシだと断言できるほど酷いものだった。
人型モンスターに出会う度に彼女達は乳房や股間を隠すのに手一杯。
まともな戦いにならなかったのである。
手で乳首・性器を隠しながらの力の入らない蹴りや突き、回し蹴りはお嬢様のお遊戯レベル、股を極力開かないように放つドロップキック。
これでは忍者の極めれば竜すら屠るポテンシャルも、くのいちとして裸身さえ活用した他者を魅了する業も中途半端だ。
こんな惨状では次の探索地である採掘場・ジャイアントマウンテンでも足手纏いが関の山。
だから羞恥心を克服する為に、男の俺に乳首や恥毛といった陰部を見せつけて慣らす「真のくのいち養成特別訓練」が提案・実行された。
最初は探索し終え、ある程度安全も確保したアラム城に戻り、薄暗い城内で灯りを燈しながら。
陰毛で隠されているとはいえシズルさん達が自らオマ○コを見せてくれる、俺にとってはまさに渡りに船だった。
それが俺への好意に変わっていくのだから、世の中なにが幸福に繋がるのかわからない。
今のプレアはその頃のシズルさん達を彷彿とさせる。
このどっちつかずの態度が扇情的すぎて、色々な意味で微笑ましかった。
「なかなか順調だね」
俺の呟き通り、風呂場の増改築工事は順調に進んでいた。
ホラスマスがその巨体を活かして建材を運ぶ。
シャドー、レイス、ファンタズムが運ばれた建材を俺達の教えた通りに組み上げていく。
翼を生やしたパイロアイルが立っているだけでは届かない高所の作業を担う。
俺達6人で丸太小屋を建てた時とは作業分担・効率化・人数面と何から何まで違う。 このペースなら思ったより早く完成しそうだ。
「これでプレアに教えてもらった、工事を手伝ってくれそうなあのモンスターも召喚すればもっと早く完成するんだろうけど…やっぱりイヤ?」
「「絶対イヤ!」」
「……やっぱりダメですか」
他にもクリエイトライフで召喚できる、建設作業に使えそうなモンスターにはノールトロールがいる。
しかしプレアに召喚してもらおうとしてもナツとビオラに大反対されてしまい召喚されていない。
別行動中の、輝く黒い長髪にたわわに実った大きな胸を裸身ごと晒す、同じく忍者のシズルさんもここにいたら、ナツとビオラに賛同するだろう。
何故そこまでノールトロールが嫌われているのか。
それはジャイアントマウンテンでのトールトロールの件が影響している。
※
こいつは山中に陣取っては通行料として5000もの金を払わないと通してくれないのである。
それだけならがめついモンスター止まり。
シズルさん・ナツ・ビオラがそこまで嫌う理由にはならない。
性質の悪い事にこいつは女性相手となると―――。
「おら、通行料払え。でなきゃマ○コ見せろ」
と、通行料の代わりにセクハラを要求してくるという種族は違えど男の風上にも置けない始末……。
「ああ、見せてるじゃねえか、じゃあやらせろ!」
――更にシズルさん、ビオラ、ナツが全裸なのをいい事に彼女達とセックスさせろとのたまったのだ!
………ああ、本当に思い出すだけで殺意が湧いてくる。
トールトロールは露骨に鼻息を荒げながら盛りのついた獣のように、腰に纏う布地の上から丸わかりなくらいにペニスを膨張させて迫ってきた。
その下卑た視線を注がれる全裸のシズルさん達3人はたまったものじゃない。
「「「いっ、イヤアアアアア――――ッッ!!」」」
女性の貞操の危機の前に、ついに吹っ切れた全裸のくのいち達。
アラム城で裸を俺の視線に晒す特訓のおかげか、多少ぎこちなさは残るものも戦えるようになったのもあり、戦闘体勢の構えをとる。
このままだと大切に守ってきた処女を確実に散らされる。
恥ずかしいなど言っていられなかった。
目の前の女の敵に羞恥と嫌悪の感情を隠さずに叩きつけながら、シズルさんもナツもビオラも出し惜しむ事なく全力で敵に突貫した。
トールトロールもシズルさん達を無理矢理にでも犯そうと、伏兵として控えさせていたのかヒルジャイアントを呼び出し迎え撃つ。
そこに俺やレイチェルやカレンも加勢し、その後どうなったのかは言うまでもない。
乙女の逆鱗に触れたトールトロールは3人の裸のくのいちに翻弄され、体術で打ち据えられ、手刀で切り刻まれ、一方的に蹂躙された。
ヒルジャイアントも俺の攻撃とレイチェルとカレンの支援によって追い詰められる。
一見華奢な露出趣味な女にしか見えなかった3人は、とんでもない牙を隠し持っていたのだ。
トールトロールの後悔も虚しく、忍者の跳躍力で敵の頭上に舞ったシズルさんは天に手を翳して最強呪文の発動に必要な魔力を集めていく。
魔力が充填された手をトールトロールに振り下ろすと、シズルさんの最強魔法、ニュークリアブラストが発射された。
ドッ―――ガアアアァ―――ンンッッッ!!!
轟音と共にジャイアントマウンテンに火柱が上がる。
直撃を喰らい吹き飛ばされたトールトロールが最後に見上げた光景。
上空のシズルさんが呪文を撃つ際に両手を翳した為、盛大に揺れた豊乳と、戦闘の汗で湿った影響か恥毛越しに見えそうなスジであった。
※
こんな事があったからか、シズルさん達はこの種のモンスターに苦手意識を持っている。
一戦終えた後のベッドの上で俺に抱き付きながら、リーダーに捧げる初めてを守り通せて本当によかったと呟いていた事からよっぽどなのだろう。
続いてこの後も双子の巨人にあからさまに舐め回されるように視姦されたのも、苦手意識に拍車をかけているんだろうなあ……。
プレアにおとなしいモンスターだから大丈夫と説明されても、第一印象が最悪だったからかノールトロールの召喚を承諾する事はなかった。
「ほらリーダー、ノールトロールがいなくてもなんとかなってるじゃない」
回想に耽っていた俺の腕に自分の腕を絡めながらビオラが同意を求めて来た。
その過程で乳首をぽっちりと勃てた胸を、乳首ごと密着させてくる感触が意識を現実に引き戻す。
「これで皆でお風呂に入れるねっ。プレアの召喚したモンスター達にもなにかお礼をしてあげたいんだけど…」
ナツも反対側から同じように自分の腕を胸ごと絡めてくる。
こっちの乳房も大きくて柔らかくて気持ちがいい…。 回想から戻って来た先にあるのもまた夢心地な気持ちよさだった。
「だったら、こんなのはどうかしら? プレアのモンスターは紳士的で結構溜まってるみたいだし、私達の公開ショーで発散させてあげるの」
なにやら二人が話し合っているようだが、両腕を包む胸の触感に意識が集中して全てを聞き取れない。
「あっ。それいいかも。仲間以外に見られながらするって新鮮だし。ね? いいよねリーダー?」
だから思わず頷いてしまったんだろう。
ビオラとナツの……召喚モンスター達へのエッチな報酬案について。
「よし、今回はこれまでにしましょうか。あ、あれ? み、みなさんどうしんたんですか?」
プレアがモンスター達に休憩を呼びかけようとしたら、恐竜型のホラスマス以外の様子がおかしいのに気付く。
「―――――ぁ…っ……ぁぁ…………ぃぃょぉ……」
聞いた事のある声が聞こえる中、人に近いパイロアイル、シャドー、レイス、ファンタズム達がある方向に視線を定期的に向けているからだ。
プレアも気になってモンスター達が気にしている方向に視線を向けると――――。
「あっ? ―――ええっ!?」
そこには着ている物を全て脱いで全裸になったリーダーと、最初から全裸のナツとビオラが、交互にディープなキスを繰り返している姿だった。
「リっ、リーダーさん!? こっ、こんな時に、なっ、何をしているんですか!?」
顔を真っ赤にしながらプレアは両手で顔を覆い隠すと、必死に声を絞り出しながら俺とナツとビオラが絡み合っているのをとがめてくる。
「――――プハァ……何って。プレアのモンスター達に、私達のセックスを見せつけてあげてるんだよ?」
さっきまで俺と濃密に舌を絡めていたナツは唇を離すと、今更どうしたの? というような顔でプレアの問いに答える。
その間にビオラがいたいけな目で俺にキスを訴えてくるので、その視線につられて今度はビオラの唇にキスをしてあげる。
「ど、どうしてみなさんへのお礼がエ…エッチを見せる事に…つっ、繋がるんですか!?」
顔を隠しながらも指の隙間からチラチラと覗き見るプレア。
でも顔を隠しても首からは下はロザリオ以外何も着ていないから丸見えだ。
「――んっ。……ふう…プレアの裸を見て、彼等溜まってるみたいだからさ、せめて俺達の公開セックスを見て発散してもらおうと思ったんだよ」
ナツが説明している間に、ビオラとむしゃぶりつくようなキスをしていた俺は彼女から口を離すと、その理由を説明する。
「…………だって、一生懸命働いてくれてるんだから、報いてあげたいの。私達のなりの、かたちで……」
続いてビオラの畳みかけるような言葉に、プレアは何も言えなくなってしまう。
彼女も気付いていたのだ。
仲間のモンスター達が、自分やビオラやナツの裸身を見る度に明らかに熱を帯びた視線で見ている事に。
プレアだけ服を着る手もあるが、ナツやビオラ以外にシズルさんやレイチェルやカレンも全裸な以上、モンスター達はムラムラする一方だろう。
「だから黙って見ていてくれないかな? それに…雄羊の寺院関連のゴタゴタが続いて、こっちも皆を抱く機会が減って溜まっててさ……」
「…………あ。そうでしたね……わかりました。じゃ、じゃあ後学の為にもリーダーさん達のセ、セックス、見学させていただきます…」
プレアから了承をもらえた俺は、まずさっきまでキスをしていたビオラと本番の為の前戯にとりかかる。
「……あっ!」
俺がビオラの柔らかく色香に溢れた裸体を抱きしめると、ビオラはかすかに驚きの声を上げる。
しかしそのまま愛撫に移ろうとしても、ビオラは自分からはなにもせず目を閉じて、俺のしようとすることを待っているようだった。
「ビオラ……痛かったら言ってね?」
俺はビオラの豊満な胸を揉み上げる。
忍びとして身体を鍛えても胸は柔らかいままで、揉めば揉むほどビオラの感度は上がっていくようだ。
「―――んぅっ! ……はぁぁ…んっ…ぅ……」
ビオラは、俺の愛撫に敏感に反応し喘ぎ声を漏らしていく。
「く……っ…はぁ……ん……あんっ!…そ、そこは…っ!」
露わになった脚の付け根を指先でさするように愛撫すると、割れ目に沿って指を上下させる。
「は……あぁっ…んん……」
ピンク色のオマ○コに、指を少し差し込んでみる。
「――ひぃんっ!!」
ビオラの背中が大きく反り返った。指をより深くねじ込み、ぐちゅぐちゅとかき回す。
「あっ! あぅ…! リーダー……」
ビオラの喘ぎには、甘いものが混じっていた。俺の指をきゅっと締め付けるビオラの淫裂からは、透明な蜜が溢れ出している。
「ビオラ……そろそろ、いい?」 「ええ…。リーダーの硬いオチ×ポ……私のオマ○コに、思いっきりブチ込んでぇ!!!」
俺はビオラを風呂場のタイルの上に腹這いにさせ、反り返ったモノをその秘唇にあてがって一気に突き入れた。
「――――ひぃっ!!」
プレアやモンスター達によく見えるように、ビオラの両腕を掴んで引っ張り上げる事で、上半身をエビぞりの姿勢で起こさせる。
一瞬何かに突き当たる感覚の後、オチ×ポはビオラの奥深くに入り込んでいき、その勢いで大きく形のいい乳房がブルルンと盛大に揺れた。
「あっ、ぁ………熱い…リーダーのオチ×ポ…熱い……」
ビオラの中はいたいけなほど狭い。ペニスは強烈に締め付けら僅かに動かすだけで強い快楽が伝わってきた。
「……う…あぁぁ…」
ビオラの中がぎゅっと収縮しオチ×ポを圧迫する。一旦腰を引き…再び突き入れる。
「ぁぁ……うう………ああっ!」
ぬるぬるした肉壁が、俺のモノを刺激する。俺はその刺激に突き動かされ、何度も何度も腰を突き出し、引くとビオラの胸もユサユサ揺れた。
「うっ…んん……うぅっ……ぁぁ…リィ…ダァ……もぉ……ラメぇぇぇ!!!」
やがて絶頂の時が近づいていく。ビオラは俺に、俺はビオラに、感じながらも共にイケるよう互いに絶頂のタイミングを見計り…その時が来た。
「………あっ…はっ―――――ぁぁっ…………!」
ビュクリと、俺が喋る事もせず膣内射精に専念する中、ビオラは裸体を盛大に痙攣させ、その反面小さな声で鳴くとぐったりと動かなくなった。
だがその顔には、かすかに恍惚とした微笑が浮かんでいた。
「ふう…………ナツ、イケる?」
モンスター達がビオラのイク光景に息を呑む中、俺は待ちわびているであろうナツに呼びかける。
「は…はあ…。いっ――いいっ―――――ク…ウゥ……。……い、いつでもオッケーだよ…」
見るとナツは俺とビオラの隣でオナニーショーをしていた。
モンスター達やプレアに見せつけるような姿勢で。
待っている間、やけに大人しかったのは、俺をすぐに迎え入れられるように自慰に専念していたからなのだろう。
「ん……チュッ…はぁっ……」
これ以上待たせるのは酷だとばかりに、俺はナツと舌同士を絡ませた。
「クチュ…ピチャ…チュルッ……ふぅ……胸も…触ってもいい…?」
大人のキスの合間に、呼吸に合わせて上下する、白くやわらかなふくらみにそっと触れる。
「…うん、リーダーなら、いいよ……ビオラみたいに…揉みしだいて…ね」
俺は手のひらで包み込むように、ナツの大きな乳房を、ゆっくり揉んでいく。
「…あっ…くぅ…ふぅ……ん」
ナツの感度が高まっていくにつれ、俺は彼女の一番大切なオマ○コにも手を伸ばした。
「あ…ん……そこは……! ひんっ!!」
そこはもう、さっきオナニーをしていたのもあってか、ぬらぬらとした蜜を溢れさせていた。
「ナツ……これからする事は恥ずかしいと思うけど、我慢してね」
「え…? ……きゃっ!?」
俺はナツをすぐ近くのドラム缶風呂にもたれかからせると、プレアやモンスター達に見せつける為に、片足を抱え上げ大きく脚を開かせた。
「やだ……こんな格好、恥ずかしいよぅ………あ…っ…あんっ…」
蜜を滴らせている秘唇にペニスをあてがう。そのままナツをじらすように、先端で亀裂を擦り上げる。
「…………行くよ。準備はできた?」
「リーダー……うん。でも……できればゆっくりで…お願い……」
俺はナツの望み通り、オマ○コの入り口に押し当て、じわじわと侵入させてゆく。
「やんっ!? ――――あっ、ああ……」
ナツの中は十分に濡れそぼっており、オチ×ポは抵抗なく入っていった。
「―――はぁっ……」
ナツがドラム缶風呂に手をついて俺のモノを全身で受け止めている中、俺はゆっくりと前後運動を開始する。
「……リーダー……動いて………んっ…んっ…」
十分な潤滑油に満たされたナツの中を、突き上げるようにして攻める。
「あっ…あっ……や、やぁん……」
あまりに感じ過ぎるが故、時折ドラム缶風呂からずり落ちそうになるのを、ナツは全身で懸命に堪えていた。
「…いいっ…あぁっ…あぁぁっ…いっ、イキそうっ…」
やがて彼女の喘ぎは、悲鳴に近くなっていった。
「くうっ……そろそろ俺も…イ、イクッ!!」
「あっ!、ぁ、あ、ぁ、ああぁぁぁ――――――っ!!!」
ナツが大きくのけぞるると同時に、俺もオチ×ポから熱い物が迸り、彼女の膣腔を駆け巡っていく。
「はぁっ…はぁっ………………は…ぁん……」
ザーメンが全て吐き出されるのを耐えきったかのように、ナツはグッタリと力を抜いて、ドラム缶風呂から滑り落ちていった。
ビオラに続いてナツもイッたのを目にした事で、モンスター達は今度はプレアの番かとばかりに、期待が入り混じった視線を向ける。
最初は顔を手で隠していたプレアも、俺達3人の激しいセックスを見て刺激を受けたのか、胸を手のブラで隠しつつモジモジと凝視していた。
「さあ……プレア。ここまで来たなら、わかるよね? もう、プレアだって…我慢できないんでしょ?」
プレアが俺の言葉に観念したかのように手のブラを下ろす。
途端に、ふんわりと盛り上がった胸が露わになる。
シズルさんやビオラやナツやレイチェルのように手から零れ落ちる程の大きさではなく、掌にすっぽりと収まりそうな程の大きさだ。
しかしその白さといい、綺麗なお椀型の形といい、それは息を飲むほどに美しかった。
小さな乳輪の中心にちょこんと載っている乳首も、色素の沈着などまるで見られない。
青白い血管が透けて見えそうな程に白い乳房は、プレアの現在の職であるプリーステスに相応しく、どこまでも清楚だった。
「み、見ないでください……。こ、こんな格好……リ、リーダーさん達だけでなく、召喚したみなさんにまで見られたら…わっ、わたし……」
俺達とモンスター達の視線を感じながら、残った片手で股間を隠すプレアは恥ずかしげに呟くが、俺は視線を逸らさなかった。
「見なければ意味がないんだよ? さあ、手をどかして」
しばらく俯いていたプレアだったが、やがて手をどかし割れ目を晒した。
そしておそるおそるといった表情で、こちらを見つめ直す。
太陽の日の下で改めてじっくりと検証したが、想像以上の裸体だった。
形のいい乳房。なだらかにくびれたウエスト。股間を縦に走る一筋の柔らかそうで恥ずかしげなスジ。スラリとした脚はぶるぶると震えている。
完璧そうな女体でありながら、少女の面影も両立させている所が、妙にセクシーだった。
「じゃ、こっちに来て」
ゴクリと唾を飲み込んでから、俺は命令した。
プレアがゆっくりとこちらに歩いてくる。
そしてモンスター達に囲まれるような位置に立ち止まると、俺はプレアの肩を抱き寄せた。
静かに浴場のタイルが敷き詰められる場所に横たえさせると、そっと乳房に手を当てる。温もりが掌に伝わって来た。
「あっ―――!」
プレアの顔は紅潮していた。目を閉じているせいで長い睫が際立っている。俺は吸い寄せられるように唇を重ねていった。
「う……うぅ………んっ」
力が緩んだ瞬間に、舌を侵入させていく。小さな唇はとても柔らかい。
一瞬、舌の侵入を拒むような仕草を見せたプレアだったが、すぐに観念したようだった。
仄かな芳香を胸いっぱいに吸い込みながら、温かな口内に舌を這わせていく。
「んんっ!! んんぅっ……」
口の中奥深くまで舌を侵入させ、プレアの舌を追いかけ回すと、苦しそうな声が漏れる。
躊躇しているのだろう。しかし容赦はしない。
プレアの頬を一筋の涙が伝っていく。それを静かに舐め取り、プレアの口内を堪能した。
「キスも……俺が、初めて?」
耳元でそう囁くとプレアはこくりと頷いた。―――プレアは上の口も下の口も処女だった。
俺は胸の高鳴りを感じた。俺はこの幼馴染とあらゆる意味で初めての男になれるんだと。
シズルさん・ナツ・レイチェル・ビオラよりどっちかというとカレンよりのスレンダーな肢体は、長い銀の髪と同じく見れば見るほど白かった。
形のいい乳房はまだ少し硬い。しかしその手触りは申し分なかった。掌に吸い付くような感触だ。
「あっ……ああっ! ……そっ、そんなところっ」
乳首を指先で軽く摘み、反応を見る。
顔を左右に振ってはいるが、何かしら感じてはいるらしい。
勃起しかけた小さな乳首を口に含み、舌で転がしてやると、ほんのわずかではあったが、プレアの声に熱い吐息が混じり始めた。
それを防ぐかのようにプレアは唇を噛んでいる。
意思に反して声が洩れてしまい、召喚モンスター達に聞こえてしまうのが恥ずかしいのだろう。
じっと唇を噛むプレアは、嵐が過ぎ去るのを必死で待ち続けているかのようだった。
自ら望んだ事とはいえ、友達に等しい仲間のモンスター達への報酬として、皆の前で俺に抱かれる姿を晒しているのだ。
小刻みに震えるプレアの身体からは、戸惑いがはっきりと見て取れた。
可能なら好きな人の前以外でこんな事はしたくない、でも戦闘以外に労働を手伝わせたのだからなんらかの代価は支払わないといけない。
これは……仲間の召喚モンスター達のためにする事。
目を閉じてじっと耐えているプレアは、そう自分に何度も言い聞かせているようでもあった。
「あっ!! いやっ!」
乳房からウエストにかけて何度も撫で回し、徐々にオマ○コへと手を近づけてゆく。 やっぱりこういうシチュでのセックスは拒否感が強いらしい。
プレアにとってこれが2度目のセックスなので、可能な限りの慎重さでゆっくりと攻め続ける。
正直プレアの綺麗な裸体を目の前にしたせいで、俺は欲望を抑えられなくなりつつあり、かなりキツイ。
「いいの? やめても?」
あまりに激しく反応するプレアを見かねて、いったん愛撫の手を止めた。プレアがゆっくりと目を開ける。
おそらく彼女の視界は感じ過ぎて滲んだ涙で、俺の顔もよく見えていないのかもしれない。それでもプレアはわずかに顔を左右に振った。
「……続けて欲しいんだね」
今度は首を縦に振る。俺とナツとビオラのまぐわいに当てられ火照った身体を鎮められるのは俺しかいない。
「力を抜いて。リラックスするんだ」
そして俺は、プレアの両脚を左右に開いた。
すぐに閉じようとするがその脚を手でM字型に固定し、清らかと淫らさを兼ね備えた秘部を心ゆくまで観測した。
「見ないで、ください……」
顔を両手で覆い、プレアはしきりに震えている。
恥ずかしさに耐えきれないといった風情だ。
昨夜の初夜の時は二人っきりだったが今回は仲間のモンスター達に視姦されているという違いがある。しかし俺は遠慮しなかった。
「―――ひあっ!」
オマ○コのスジに慎重に指を当て、静かに左右に開く。
さあ、シズルさん・ナツ・ビオラ・カレン・レイチェルの割れ目との違いを観察しよう。
途端にプレアが身体をよじったが、鮮やかなピンク色の肉の器官をはっきりと見る事ができた。
恥丘を恥ずかしげに彩る陰毛はなく、淡いピンク色の秘唇がひっそりと息づいているのがはっきり見える。
色素の沈着等とは無縁の秘裂は、まるで一本のスジのようにぴったりと閉じていた。
その様子は昨日俺に抱かれながらも、依然として頑なに男を拒んでいるようでもあった。
しかしオマ○コ内部の複雑に入り組んだ媚肉の器官は、そこが男を受け入れる部分である事の何よりの証拠だ。
「ダ、ダメですリーダーさんっ! そんなところ……あうぅっ!!」
もはやプレアの意向など聞いている余裕はなかった。
しなやかな両脚を一気に持ち上げ、まんぐり返しの体勢を取らせる。
そして夢中で秘裂の奥にむしゃぶりついていった。
「ひぁっ、あっ、あうぅぅぅっ!」
ほとんど味はしない。しかし、わずかなアンモニアの匂いの入り混じった芳香が、心地よく鼻を刺激してくる。
舌を器用に動かし、 柔肉の扉を開いて内部へと侵入していく。
オマ○コの上部に恥ずかしげに息づく肉芽の包皮を剥き、舌でねぶる。
飽きることなく繰り返えすとプレアは扇情的な嗚咽を漏らしている。
クリトリスを舐める度、獣のように跳ねる白い肢体を押さえつけ、溢れ出て来た秘汁を啜った。
啜ったものがなんなのかはわからない。
愛液か、それとも自分の唾液か、もう区別がつかなかった。
だがそんな事は関係ない。可憐で清楚な、頭部にベールと首にロザリオ以外全裸の聖職者の肉唇が、粘液でヌラヌラと濡れ光っている。
それだけで充分すぎるほどに興奮していたのだ。
「あっ! ああっ…あぅっ、ハァン……」
プレアの反応が一段と激しくなる。
しかしいくら激しく抵抗しようと屈曲位のような体勢で脚を跳ね上げられてはどうする事もできない。
俺は片手でプレアの両脚を纏めて固定し、強烈にそそり勃ったオチ×ポをオマ○コの中心へと押しつけた。
蜜壺に纏わりついていた粘液を亀頭にこすりつけ、プレアの表情と見比べながら、慎重に標準を合わせる。
「リっ、リーダーさんっ! ま…まってください! み、みなさんが、ナツさんが、ビオラさんが―――見てますっ!」
周囲を見渡すと余韻から回復したナツとビオラ、人型モンスター達以外に恐竜型のホラスマスまで興味津々で俺達の性交を見つめている。
プレアの顔は羞恥で真っ赤になっていた。
ベールと銀髪を振り乱し、首を左右に振ってかけているロザリオをチャラチャラと鳴らし、ためらいの意思を露わにしている。
俺の興奮は恥じらうプレアの顔を見れば見るほど高まっていった。
プレアの恥じらいの対象は誰か?
彼女の気持ちを考察すればするほど、俺はますます昂ぶっていく。
ついさっきまではタップリとフェラチオをしてもらってから、オチ×ポをオマ○コへ挿入するつもりだった。
しかしもう我慢しきれなかった。一刻も早くプレアと結合を果たさなければ気がすまなくなっていたのだ。
一体なにをそんなに焦っているのか?
プレアが俺のハーレムに入るのが遅いから、その分沢山愛さねばならないと本能が叫んでいるのか?
「――――――ひぁぁっっっ!!!!」
ぐっと腰に力を入れると、プレアの嬌声が悲鳴に変わる。 ベールと長い銀髪を更に振り乱して、首元のロザリオが跳ね上がるくらい身体全体を反らせて、涙を浮かべながら必死に耐えようとする。
しかし俺は躊躇しなかった。
力任せにプレアを押さえつけ、一気に股間に力を込めた。
「きゃあぁっっ!! …うぐぅぅぅっ! 痛いっ、痛いですっ!!!」
硬くそそり立つ俺のオチ×ポは、可憐なヴァギナを裂く程に押し広げて蜜壺の中に突き刺さってゆく。
昨日の夜と違って途中でやめたりはしなかった。
痛がった所で止めてしまったらいつまでも先に進めない。
子宮口までひと思いに貫いた。
その方がプレアにとっても痛みが少なくて済む、そう判断しての事だ。
「いやあぁっ!!! ―――痛いっ!……で、でも…がっ、我慢っ! しないと……っ!」
やはり前戯が不十分だったせいか。
プレアの膣内の貫通はかなり困難だった。
しかし諦める事なく繊細なオマ○コの肉ビラを引っかいてゆくように、無理矢理に挿入を継続する。
「あ……あううぅぅぅっ…………」
ズンッと子宮口を突き、完全に秘壺を貫くと、プレアは悲鳴をあげる事すらできず、口をパクパクと開けて苦悶の表情を浮かべた。
シズルさん達を毎日抱く事で鍛え上げられた極太のモノが、可憐な清らかな割れ目をこじ開けてズッポリと突き刺さっている。
「フウ…最後まで挿入ったよ……。どう? 2度目の俺の感触は?」
挿入を遂げてしまうと俺は少し余裕を取り戻した。
プレアは俺を見つめながらも、相変わらず口をパクパクさせて、荒い息を吐いている。
俺は深い達成感を感じていた。
プレアのオマ○コの中はまだ潤滑が足りてないようだが、今回はやむを得なかった。
それでも強烈な締りと繊細な膣肉の感触は、しっかりと感じる事ができる。
「あ……ぐっ、ぐ……ぐっ…………くぅっ……」
まだ問い掛けに返答する余裕はプレアにないらしく、俺は結合部分とプレアの表情を見比べながら、ゆっくりと腰を引いていく。
肉裂を丸く裂けるほどに広げて姿を現している怒張のオチ×ポには、性交の負担を和らげようとする雌の本能か。
大量の愛液がまとわりつきつつあった。壮絶に扇情的な光景だ。
「お、お願いです。リ…リーダーさんのっ! 好きに…していいですからぁ…や、優しく…ぅっ! しっ、してください…」
俺はプレアの懇願に応じて最初はゆっくりとピストンをしていた。
やがて徐々にその速度を上げていった。
プレアの白い脚をしっかりと肩の上に乗せて、屈曲位で容赦なくオマ○コの奥まで貫く。
「こっ、これが…本当の、セ、セックス!? わ、わたし…変にっ…なっちゃう……!」
ペニス自体が痛みを感じる程の強烈な締まりと、繊細な膣肉がオチ×ポに絡みつく感触を堪能しながら、容赦なく抽送を続けた。
それがプレアにはどれほど過酷なものがわかっているつもりだが、こちらにも限界がありそれは遠くない。
「――――っ! ……もう少ししたらイクから、今度はしっかり受け止めて…ねっ!」
あと一突き、あと一突きと、神経を集中して込み上げる射精感に耐え続けた。
しかしそろそろ本気でヤバい。
亀頭が抜けてしまう程ゆっくりと腰を引き抜き、それから一気に根本まで貫く。
最大のストロークは最大の破壊力をもって淫猥なオマ○コを打ち抜いた。
「ひ、ひぃぃっ――――!! あっ!!!! き、キます! なにかキます! わたし…わたし―――ああああああああっっっっ!!!!!」
その衝撃にプレアが僅差で先に絶頂に達し、凄まじい圧力で俺のモノを根こそぎ搾り取らんと媚肉で締め付ける。
俺は膝をガクガクと震わせながらも体勢を維持し続けて、こみ上げてくる欲望を一気に解き放った。
※容量の関係で今回はここまで、続きは後日となりますのでお待ちください。召喚についてはこの話ではこういう類だという解釈でご理解ください
>>258
レス>>202ですが名前の記入ミスです…大変申し訳ありません。
前回の>>210-212,>>215に引き続き、今回>>254の読者の指摘ですが、この修正でよかったのです、と同意する書き込みを忘れていました。
…保管庫管理様にご迷惑をおかけしてすいませんと共に対処していただきありがとうございます。 乙。
前屈みのファンタズムとトールトロールの怒張を想像して吹きそうになったw ドクッ! ドッピュン! と大量の精液が、プレアの膣内をぶち抜いていく。
淫猥なオマ○コは煮えたぎる程の白濁液であっという間に爛れていった。
「「う。うう…………」」
射精を終えて、ついにイカされた秘唇は、オチ×ポを引き抜いても、ぽっかりと穴を開けていた。
やがてそこからドロリとした精液が逆流してくる。
「はあ、はあ……昨日はダメだったけど、今日は最後までできたよ…よく、我慢したね」
被ったベールから出ている銀髪を少し除いて、露わになった額に軽くキスしてあげながら、俺はプレアの耳元で囁いた。
プレアはぐったりとタイルの上に裸体を投げ出したまま、放心状態になっている。
知らない人が見たら、ベール以外全裸に剥かれ無理矢理陵辱された修道女、という凄惨な光景に見えるかもしれない。
だからこそ―――なのか。
その背徳的なプレアの姿に深い充実感を覚えずにはいられなかった。
現に俺以外に彼女の淫乱っぷりを見たプレアの召喚したモンスターの内、パイロアイル、シャドー、レイス、ファンタズム達は凄い事になっていた。
全員股間を押さえて前屈みになりながらビクビクと痙攣していたのだから。
痙攣してした理由は……大方予想がつくだろう。
唯一、ホラスマスだけが主のプレアを心配そうに見つめていた。
そしてナツとビオラと言えば――――。
「おめでとう、プレア。とうとう…リーダーにちゃんとイカせてもらったのね……」
ビオラはクールさとは打って変わった慈しむ表情で、プレアのオマ○コに手を添えてヒールウーンズをかけてあげている。
「ほんと…よくがんばったよ。これで次からは痛がらずに、もっと、もーっと、気持ち良くなれるから…」
ナツはプレアを膝枕してあげながら、俺との激しいセックスでクタクタになった彼女を労わる。
「は…い……ビオラさん、ナツさん……。はぁ…これからも…よろしく、お願いします……」
その微笑みはまさしく聖女に相応しい、いや聖女が降臨したと言っても過言ではなかった。
※
「―――じゃあリーダー、プレアをちゃんとイカせてあげたんですね? よかった……」
プレアが召喚したモンスター達を送還させたタイミングでシズルさん・カレン・レイチェルが帰って来た。
俺達は風呂場のプレアの召喚魔法による浴場の増改築の結果を。
シズルさん達はフェアリークィーンの依頼達成をそれぞれ報告し合う。
その過程でプレアとも2度目のセックスをして、今度はちゃんとイカせてあげた事を知らせると、シズルさんは冒頭のように喜んでくれた。
「これから一緒に住むんだからさ。あたし達の生活スタイルに慣れないとキツイじゃん?」
いくら自分のように適性があると言っても、俺とのセックスを心の底から楽しめなければ本末転倒であると。
そうレイチェル―――金髪でパーティ最大のバストを誇り、下付きのビラビラがはみ出しているマンスジが特徴的な全裸のモンクが話す。
「聖職者って基本堅物なイメージがありますからネ。ワタシみたいなタイプならともかく、プレアさんは真面目なタイプのようですカラ」
そこに同じ聖職者でも正反対の、赤毛なスレンダー体型で上付きの淫らなスリット、小さなクリ、最初からパイパンの裸ビショップ、カレンが続く。
カレンはプレアの性格から、自分だけ痛がってイケない・俺をイカせられないのに負い目を感じ、皆と距離をとる事を心配していた。
「だからリーダーとプレアが、最後までセックスできた事を聞いてホッとしてるんですよ」
シズルさんは昨日の夜にプレアが痛がってイケなかった事をずっと気にしていたのだ。
「本当は日課である寝る前の皆とのセックスも、さすがにプレアだけ仲間外れにしてワタシ達だけするわけにはいきませン」
「だからって痛がって間もないのにすぐ再戦は、セックスへの悪印象を植え付けかねないしねえ…」
カレンもレイチェルも、プレアだけセックスで気持ちよくなれない事による疎外感で、新パーティがバラバラになる事を危惧していたのだ。
「す、すいません……。わたしがエッチが下手なばっかりに、リーダーさんだけでなく、みなさんにまでご迷惑を……」
昨日の夜からおあずけ状態と聞かされて、ズーンと思いっきり落ち込むプレア。
「たっ、たしかに起きた直後や、朝食後の皆でセックスもできなかったけど……膣休め期間だと思えばさあ……だから落ち込まないでっ!」
「そ、そうよっ! ちゃんとリーダーにイカせてもらって、仲間のモンスター達の目の保養にもなったじゃないのっ」
工事中に俺とセックスを堪能できたナツとビオラは、プレアの落ち込みっぷりに慌ててフォローするが―――。 「あ……あの子達に見られながらリ、リーダーさんに抱かれてた事は…わっ、忘れてくださいぃぃぃい!!」
とうとうプレアは真っ赤にした顔を両手で覆いながら泣き出してしまった。
やはり処女喪失から間も置かず、俺達ならまだしも仲間のモンスター達に見られながらの行為というのは、プレアにはレベルが高すぎたようだ。
「それでシズルさん……」
「なんですか?」
「どうして俺はシズルさんに抱きつかれて……そばにレイチェルとカレンをはべらせているんでしょうか……?」
昼食時、丸太小屋の寝室の巨大なベッド。
俺はプレアを抱いた後に着直した服をまた脱がされ、同じく全裸のシズルさんに抱き付かれる形で、ベッドに拘束されていた。
ちなみに今日の昼食の準備はナツとビオラがプレアをあやしながら担当する事になった。
「私達がクィーンの依頼に行っている間に、リーダーは3人とエッチを楽しんでいたんですよね?」
優しい口調ながら反論を許さない威圧感を含ませつつ、俺に抱きつきながら語り掛けるシズルさん。
パーティ1番のレイチェルに続いての大きさを誇る胸をムニュリと押し当てながら……。
「ズルいですネエ。ワタシ達も昨日の夜からご無沙汰だったのにィ……」
そっと俺の左腕を手に取ると、パーティ内で最も控えめな胸だが、出る所は出ている胸を押しつけるカレン。
「そうそう……。プレアを気遣ってあたし達も我慢してたんだから、どこかで埋め合わせが必要だよねー」
続いてレイチェルが俺の右手を手に取って、カレンとは対照的にパーティ最大の爆乳に押しつけさせる。
大きさは千差万別だがその感触はいずれも、比較するのが馬鹿らしいくらい素晴らしい。
「「「もう我慢しなくていいんだから、リーダーのオチ×ポ、オマ○コに…ちょうだい……」」」
そんな脳味噌がとろけそうな肉感に包まれながら、こんな事を囁かれたらスイッチが入るのは避けられなかった。
俺は……まずシズルさんを全身全霊で慰める事にした。
一旦シズルさんとカレンとレイチェルにどいてもらうと、起き上がって手早く体位を整える。
俺のペニスはシズルさんの裸体を見た瞬間、一気に暴発しそうなほど勃起した。
鍔(つば)の広いとんがり帽子にローブを纏っていたメイジ時代はほっそりとして見えたのに、意外なほどムッチリと成熟した肉体だ。
忍者として全裸になった初めの頃、シズルさんは両手で必死に身体を隠そうとするも、豊かな乳房は掌から零れ落ちてばかりの事を思い出す。
あの頃は巨乳以外は全体的に細かった裸身も、今では忍者として申し分のない筋肉がついている。
と言っても筋肉のつき方は女性としての魅力をまったく損なわない類であり、これであの反則的な戦闘力を発揮するのだから…忍者恐るべし。
俺は彼女の裸体を目で楽しみながら、正面に座っているシズルさんに近づいた。
「シズルさん……我慢してたって事は、自分で慰めるだけじゃ耐えられないんでしょう?」
「はい……。クィーンの依頼中も…隙を見てはオナニーしたけど……もう、限界なんです」
「そんなに…じゃあ、激しく行くよ!」
「えっ!? ――――ん…んん!」
俺はシズルさんの肩をガシッとつかんで抱き寄せ、強引に唇を奪った。
身を捩ろうとする彼女を俺はしっかりと抱き締める。
「……ぷはぁっ! リ、リーダー…い、いきなりは困ります! も、もう少し心の準備というのが…」
俺の奇襲的な攻勢に対応できていないシズルさんは戸惑うばかり。
さっきまでは攻めだったのに、このギャップもシズルさんの魅力のツボなんだよなあ。
「でも自分の指じゃ、満足出来ないんじゃないでしょ?」
「そ、それは……!」
「シズルさん、満足してないんでしょう? 女性の指じゃ男のオチ×ポは再現できませんから。その証拠に…」
ヌチュッ! という音と共にシズルさんのオマ○コに手を入れ、秘唇を押し開いてその間を撫で始める。
「あっ…!あ、ああっ! だ、だめぇ……」
それまで耐えていたシズルさんだが、今度はクリトリスを指でつまんで執拗に転がす。
「まだヌルヌルじゃないですか…」
すると流石に耐え切れずクチュクチュッ! という音と共に熱い蜜を流しつつ甘い声を上げた。
「あぁっ…いけません――――ひぅっ…!!」
「俺だってシズルさん達を何度も愛して経験を重ねてるんだ…。だから、今回は俺に全てを委ねてみて……?」
俺は再びシズルさんと唇を重ね、今度は舌を侵入させ彼女の口内を蹂躙する。
そのままシズルさんの豊満な胸に手を伸ばし、その重さを確かめるように優しく揉みしだく。
片手では到底掴みきれない乳房でとても柔らかい。
俺はゆっくりと乳房をこね回してその感触を楽しんだ。 すぐに乳首がコリッと硬くなってくる。
「ん…んっ…も、もっとぉ……もっとぉ……」
やがて、シズルさんは目を閉じたまま、口腔内を貪る俺の舌に舌を絡めてきた。
俺の腕をつかんでいるシズルさんの手から、段々力が抜けて行く。
その手は俺の胸から腹へと撫でるように降りて行き、やがて天を向いて怒張しているオチ×ポを探り当てる。
シズルさんの白い指が、俺のモノを軽く締め付けるように握って、上下に擦る。
「こ…これがシズルさんのテクニック!」
俺に全てを委ねてと言ったのに我慢できなかったのか、シズルさんの性格からして俺にされるだけでなく奉仕してあげたいと思ったのか。
なんにせよシズルさんのオチ×ポへの反撃によって、一気に俺のモノは爆発しそうになった。
「経験を積み重ねてるのは…俺だけじゃないか…。こ、これ以上はヤバイ……そろそろ…いい?」
「…………はい…。…下さい……私の、中に……」
俺は”例の物”に真正面から対面するように、シズルさんの背中の側に回りこむと、抱きかかえた。
既にネトネトと密を垂れ流している彼女のオマ○コに勃起したオチ×ポをあてがう。
俺のペニスはますます力強く怒張している。
するとシズルさん自ら腰を下ろしてカチカチのオチ×ポを膣内に挿入させた。
「あ…あぁっ……す、すごい…なんてっ、硬いのっ……!!!」
オマンコの中に俺のオチ×ポが完全に分け入ると同時に、シズルさんの嬌声が寝室に響き渡った。
ペニスは根元までヴァギナに吞み込まれ、厚い肉壁がピッチリと絡みつき締め付けてくる。
「―――カレン…レイチェル…例の物を、俺達の前にお願い…」
俺は射精を我慢しつつ腰を突き上げながら、待機させているカレンとレイチェルに用意してあった物を披露するように頼んだ。
「ハイハーイ。と言っても、このカバーを外すだけなんだけどね」
「さあ、ご開帳デース!」
バサッという音と共に現れたのは―――大きな人間の全身が余裕で映る程の大きさの鏡だった。
「ああっ!? こ…これはっ?」
鏡に全身が映った事で更に性的に刺激されたのか、シズルさんの身体がぴくんと跳ねた。
「前から…不満だったんだ。いつも後ろから挿入するとっ……シズルさんや皆の、顔やオッパイが…見えないって」
シズルさんの白いうなじに舌を這わせながら横顔を覗き見る。
「んっ!…ああんっ! 私……こ、こんなにエッチな顔…してるのぉ!?」
その顔は鏡で自分の乱れている姿を見せつけられたせいで、羞恥と快感に打ち震えている。
基本、自分の顔がどんな表情をしてるかなんて、推測はできても詳細はわからないものだ。
初めて見るセックス中の自分の痴態、それがもたらす衝撃は相当なものだろう。
「だからっ……こっそりと、この鏡を用意…したんだ。……これからは…この鏡越しに、色んなシズルさんを…見せて、ねっ!」
「んっ!………こ、こんなの…がまんできないぃ!」
シズルさんの脇から手を回し、下から持ち上げるように胸を揉む。
手のひらを使って胸全体を揉みながら、指先ですでに硬くなっている乳首を刺激する。
乳房をこねると肉壁がますます強くオチ×ポを締め付けてくる。
「ああっ!こんなに…すごい…! ……もっと…お、奥まで突ぃてぇ!!」
俺のピストン運動に合わせて、シズルさんは腰をグラインドさせる。
腰をペニスがすり抜けそうになるくらい持ち上げ、また深々と沈み込ませる。
シズルさんの膣内は、俺自身に絡み付くように圧迫してくる。
そのうちシズルさんの腰の動きが長い黒髪を振り乱すほど激しくなっていった。
俺がシズルさんのオマ○コにオチ×ポをグイッと突き上げる度に、ピチャピチャと湿った淫らな音が響く。
「し、シズルさん…俺、もうイキそうだ…!」
「…わ、私も……! リーダー…な、膣内に……! ―――あ……んんんっ!!!」
「「あぁっっ……!!!」」
俺は弓型になって喘ぐ程シズルさんを体の勢いよく突き上げ、強烈に締め付けてくる熱い肉壁の中に、白い奔流をぶちまけた。
シズルさんが俺に背中から倒れ込む形で気絶したのを確認した俺は、彼女をそっとベッドに寝かせると、次のターゲットを定める。
レイチェルとカレンの内、特にカレンが、瞳をウルウルさせながら俺を見ている。
「……次は、カレンで!」
「わーい! じゃあはりきって、イキましょうカッ!」
選ばれたカレンは、まるで子供のように無邪気な笑顔を浮かべると、ベッドに飛び込んできた。
事前に濡らしていたのか俺の上にまたがると、オチ×ポを掴んで自らの秘唇へと導く。
「アッ…! やっぱりすごいです…ネ。リーダーのっ、オチ×ポ…」
ペニスの先端が、カレンのオマ○コの中へと入っていく。 ゆっくりとカレンが体を降ろしていった。
「ンンッ……!」
オチ×ポが柔らかな肉壁に包まれる。
ヒンヤリとした肌とは対照的に、蜜壺の暖かさはいささかの変わりもない。
「アッ…アアッ……」
やがて俺のモノはカレンのオマ○コにスッポリと収まり、その気持ちの良さにピクピクと脈打つ。
「ハァ……ハァ……おっ、きい…で…ス」
熱い吐息をつきながら、カレンは俺の身体の上で動き始める。
「アッ……ウンッ!」
スレンダーな体が上下に揺れる。
「ンッ! アッ…ク…クゥゥ……」
カレンは夢中で動き続けているようだ。
オチ×ポがヌルヌルとした小さな割れ目に締め上げられ、激しい快感におそわれる。
「クゥッ! ウッ……ウウ……ンッ…!!」
俺は、下からカレンの子宮を突き上げていった。
大きな鏡越しに見ると、別角度からカレンの乱れっぷりが見て取れる。
「ンアッ……アッ…ウンッ……キャッ!?」
ペニスがオマ○コを、何度も何度も出入りを繰り返す。
そのたびに、カレンの裸身が踊るように俺の体の上で揺れ動いた。
「こ、腰がっ!! ……ンッ! かっ、勝手に動いっ―――アッ…! アンッ!!!」
オチ×ポを駆け抜ける熱い感覚。
カレンの声も、徐々に大きくなっているのが分かり、限界に近づいていく。
「ウンッ…ウウッ……!! アッ、アッ、アッ!! アアッ…!!!」
我慢の限界を超え、俺のモノから熱いモノがほとばしる。
「ウッ…!」
ドクンッ、ドクッ……ドク……ン!
「ハァンッ!!!…………アァ……!!」
一滴残らず、カレンの子宮の中へ射精する。
カレンの胎内に、熱い汁が注ぎ込まれていった。
「ハァ……ハァ…ハァ…」
カレンは、力尽きたようにグッタリと、俺の胸に倒れ込んだ。
「ハァ……ハァ〜〜〜〜。ありがとうございまス。リーダー……」
そう言うとノロノロと起き上がりながら、俺のオチ×ポを引き抜くと、隣に身体をずらして横になった。
「最後の一人が、待ってるんですカラ…いつまでも、リーダーの上で寝てられません…ヨ……」
カレンの視線の先に目を向けると―――まるでおやつを取り上げられた子供のように、モノ欲しそうに俺を見つめるレイチェルの姿があった。
「お待たせレイチェル…。こっちに来て」
俺は起き上がりレイチェルへと近づくと、裸身を抱き寄せベッドに連れていき、その上に覆い被さる。
「リーダー……」
カレンと同じく前戯はいらないくらい濡れてるので、早速大きく勃起した俺のモノを、レイチェルの秘唇へ沈めていく。
「あっ…!」
ヌルリとした感触と共に、オチ×ポが滑り込んだ…。
「んっ…。ひ……ぃ…ぃ…ぃぃんんっ!!」
その体はカレンと同じくヒンヤリと冷たいようで、オマ○コの中は内心の昂ぶりを表すかのように温かい。
「リーダー……。お、奥に当たってる……」
嬉しそうなレイチェルの声が耳元で聞こえた。
「温かくて気持ちいいよ、レイチェル…」
「あたしもよ……。とっても……気持ち、いいの……」
「待たされた分、楽しませて…あげる…からっ」
「ああん、リーダー……」
俺がゆっくりと動き始めると、レイチェルの誇る爆乳も連動して、目を惹き付けるように揺れ出す。
「うんっ…んっ……」
オチ×ポと、マンスジの粘膜とが擦れ合い、いやらしい音が聞こえる。
「あっ……!あんっ…!」
ヌチュ…ヌチュ…
そんな音が聞こえるたびに、心地よい快感が股間から脳裏を走った。 「いいっ…気持ちいいよ……リーダー……」
レイチェルは俺の首に抱きついたまま、なすがままになっている。
鏡で見るとレイチェルのボリュームたっぷりの乳房が、俺の身体に押しつけられたり、離れたりを繰り返していた。
「ひんっ…!うんっ…あっ……!」
熱いペニスがレイチェルのオマ○コに出入りを繰り返し、二人の興奮が高まっていく。
「はぁ…あっ……!んんっ…!」
レイチェルは何も知らない生娘のように、頬を紅潮させて可愛らしい声を出している。
「んあっ……あんっ…!! んっ……」
俺は我を忘れたかのように、オチ×ポを突き立てた。
「リ…リーダー……!!イイッ…イイのぉ……」
まるで、俺が初めての男のような反応だった。
「あっ……!うんっ…!!んっ……あっ…!」
それは新鮮であり、同時にレイチェルの初めての相手は本当は俺であるという、奇妙な錯覚を俺にもたらすものであった。
「あんっ…! あっ……あっ…! ああっ……!!」
悲鳴にも似た声と同時に、レイチェルの体がエビ反る。
それに合わせ、俺はレイチェルの子宮内に熱いモノをほとばしらせた。
「イッ―――! イッ…イッちゃう!! あっ…あぁ…あ―――――――!!!!」
ビュクッ…! ビュッ……!ド……クッ……ン
「うっ…ううっ!!」
残さず中へ俺の子種を注ぎ込む。
「はぁ…はぁ………はぁ…はぁ……」
この気分は何だろう………………レイチェルのはじめてを頂いておいて音沙汰無しの男? へのわだかまりなのだろうか?
「レイチェル……」
俺が息を荒げながら色々な感情を込めて彼女の名を呼ぶと、レイチェルがソッと俺の胸に顔を埋めた。
「ありがとう、リーダー……」
でも――――そんな葛藤もレイチェルの笑顔の前では些細な事に思えた。
何故なら今レイチェルが愛しているのは俺であり、俺もレイチェルを愛しているのだから。
※
三人を抱き終わるとベッドに寝かせ、昼食が出来上がったかを確認に台所へと向かうと―――。
「「「――――あっ!。……あ。リ、リーダー(さん)……」」」
確かに昼食はできていた。
同時にプレア、ナツ、ビオラの3人が絡み合っているのを除けばであるが。
具体的にはナツとビオラが、シズルさんとビオラの時のような貝合わせをしながら、プレアの乳房やオマ○コを愛撫しているといった具合だ。
「3人とも…なにをしてるの……?」
「ええと……ご飯の準備してたんだけど、その、隣の部屋からリーダー達の声が聞こえてきて…」
俺の問いかけに停止状態から真っ先に反応したナツが気まずそうに答える。
「わ…わたしは止めたんですど、みなさんわたしに気を遣ってかなり我慢してたみたいで…お風呂場の時だけじゃ満足できなかったんです…」
プレアは心底申し訳なさそうに謝ってくる。
「で、でも…食事の準備はちゃんと終わらせてからしてるわ!」
ビオラは弁明として昼食の準備を終えてからレズセックスを始めた事を主張する。
「はあ……まあ、ここまま食べ始めても、ナツもビオラもプレアも欲求不満でしょ? ……だったら、ここでスッキリしよっか?」
俺はしょうがないとばかりに溜息をつくと、プレアはともかく、ナツとビオラが最も望んでいる事を提案してあげた。
たちまちナツとビオラはパアッと顔を輝かせて、昨日の夜にシズルさん・ナツ・ビオラ・俺の4Pの際に使ったマットを取り出し始める。
プレアは最初ドギマギしていたが身体は正直なようで、おずおずと俺達の下へ歩いていった。
準備も終え3人の中の筆頭は―――シズルさんに匹敵する性欲旺盛さもあってか、ビオラだった。
積極的に自分から進んで尻を突き出すと、オチ×ポを挿入されるのを待ちわびている。
そんな彼女の、金の長い髪に彩られた期待するような美しい顔を、じっと見つめるだけで俺の股間はまた熱く焼けるように疼き始めた。
そそり立つ俺の勃起ペニスを見て、ビオラがおずおずと聞いてくる。
「リーダー……。私のドスケベオマ○コを見て……挿入れたくなったでしょ?」
「うん。なんかね、我慢してた分の性欲が…一気に爆発してるみたいなんだ」
確かにいつもとは違った。
幾ら射精しても射精しても射精しても、尽きる事のない欲望が溢れ出てくるのだ。
まるで何かに追い立てられるように、目の前のビオラを二度と離さないように、俺のいきり立ったオチ×ポは彼女の身体を求め続けている。
ビオラの蜜壺のぬめった感触を味わいたくて仕方なかった。 「そうだ。今度はビオラが自分の指で教えてくれないかな?」
恥ずかしがらせようと思ってとぼけてみた。
でもビオラは何の躊躇もなく尻の上からまわした両手で肉ビラをクパァと開いて、その中枢部の赤く充血した窪みを指さして見せた。
「ここ…です。ここに、入れてください……」
改めてじっと観察してみると、明るさ角度等で差違があるがビオラの肉壁、オマ○コの色は薄くて綺麗な桃色をしている。
ひくひくさせてはやくはやくと催促しているようにも見える。
安心してね――――これからたっぷりと、濃いのをまた注いであげるから。
ビオラが示した肉の洞窟の入り口部分に固く勃起した俺の分身の先端を押し当てると、ヌルっとした感触とともに温かみが伝わってきた。
ビオラは四つん這いになって腰を突き出し、愛液が湧き出るのが止まらない熱い秘唇にオチ×ポが挿入されるのをまだかと待っている。
ヌプッ
「あっ―――」
ゆっくりと埋没していく俺のモノの亀頭部分に、周囲から膣肉の柔らかな感触が流れ込むようにヌルヌルと包み込んでいく。
その刺激に呼応するかのごとく、ビオラの肛門もひくつきだした。
ヌプッ……。
先端部分が完全に埋没した。
こうやって前回の時と入れ比べれてみると、ビオラの膣内は確実に経験を積んでいるという事がよくわかる。
身体が、オマンコの肉壁が男の、俺の欲望の受け入れ方を学習しているのだ。
飲み込んで包み込んで柔らかくギューッと締め付けてくる。
ぬぶぬぶっ……ぬぷぬぷぬぷっ!
「ふあああああああっ――!」
慎重に、ゆっくりと押し込んでみたが杞憂だったようだ。
膣内はドロドロに熱くとろけている。
ほんのちょっと、身体が戸惑っていただけだろう。
小刻みに擦ってあげると、ビオラはマットに爪を立てるようにして、手をきゅっと握りしめた。
「ビオラ、気落ちいいんでしょ? 気持ちいいんだったら気持ちいいって言ってよ。 そしたら俺……もっともっと、頑張れるから」
体位を少し崩してこちらを向かせようとすると、ビオラが俺の方に顔を向けてきた。
その顔はまさに心の底から感じている表情を浮かべているのだった。
「――いい……気持ちっ、いいで…す……」
気持ちいいのは俺も一緒で、ビオラの身体は何度抱いても飽きが来ない。
バルキリーから忍者に転職して、常に裸体を晒し戦う日常がそうさせるのか、オマ○コの締りは極上の一言に尽きる。
腰を上から押さえつけるたびに秘肉の粘膜が動いているのが俺のオチ×ポに伝わってくる。
まるでビオラのオマ○コ自身が意思を持って動いているかのようだ。
無意識なのか、意識的なのか、とにかくたまらない気持ちよさだった。
「はああっ……!」
俺の勃起したペニスを抜けるすれすれまで引き出してから一気に根元まで突っ込む。
その肉壁の感触を味わいながら後ろから手をまわして、豊かに実っている乳房を鷲掴みゆっくりと揉み解す。
手の平に収まりきりそうにない柔らかな触感に刺激を与える度、俺の下腹部の快感も増していった。
愉快な気分で腰を振る俺の身体の一点に、何回目かの熱い疼きが押し寄せてくる。
「――ッ、ビオラ。ビオラのオマ○コの中に撒き散らしてあげる…。そうして欲しいんでしょ? オマ○コの中に出してほしいんでしょ?」
ビオラにはもう俺の言うがままだった。
全ての気力を俺との性行に費やしている。
ビオラの心はこれ以上ない充足感に満たされていた。
そして、その征服欲は俺が擦り続ける勃起オチ×ポを通じてビオラの膣深くに―――ばらまかれる。
暑い奔流を子宮の奥に感じて、ビオラは声を上げる暇すらなく、マットに崩れ落ちた。
「ああ…幸せ……」
ビオラは目を閉じて、マットの感触を頬に感じながら、まどろみの中に堕ちてゆくのであった。
二番手は、顔を真っ赤にして俺とビオラのセックスを凝視していたプレアに決めた。
俺はプレアの熱が冷めないうちに息つく間もなくマットに寝かせると、その秘唇にオチ×ポを挿入してゆく。
「キャッ――――――!!!」
ナツとビオラに前戯されているとはいえ、処女喪失からまだ一日も経ってないせいか、硬い異物を突き入れられ、プレアが悲鳴を上げる。
だが二度のセックスによってかなりオマ○コは開拓され、既にオチ×ポ全体の竿の中央あたりまで埋まっていた。
「い……痛っ…!」
俺はできるだけプレアを痛がらせないように反応を注視しながら、ペニスの出し入れを繰り返す。 「ああっ! んっ……!! 」
それでも痛いのか、身体を深く、奥に突かれる度に仰け反らせる。
「はぁ…はぁ……だっ、大丈夫です。……さ、三回目だと…流石に…いっ、痛く、なくなってきましたから……」
健気にもプレアは目に涙を浮かべながら、首にかけているロザリオを握り締めて耐えていた。
頭のベール以外で聖職者を証明する物を手に、俺のオチ×ポに受け入れる姿は、神聖な幼馴染を征服しているような背徳感をもたらしてくる。
「んあっ……あっ…ああっ……!!」
次第に俺のモノがスムーズに出入りするようになってくる。
見るとオチ×ポは蜜壺から溢れる愛液に濡れて、テカテカといやらしく光っていた。
「フウ………。ようやく…濡れてきたね」
だけど…そこで何かにつっかかるような感触があった。
プレアの内壁は表面的にはすっかり熟れている。
しかし、流石に昨日が初めての身体では、まだ十分に俺のオチ×ポを受け入れる準備はできていなかったようだ。
でもそんな事は些細な事、何故ならこれから先数えきれないくらい彼女とまぐわい続けるのだから。
だけど俺だけ気持ちよくなっても意味がない。
プレアにも俺の味わっている快楽を共感させてあげたい。
その為にはじっくり、大切に、優しくセックスの気持ちよさを教えてあげないとね。
「はぁ、はぁ……は、い……。やっと…気持ちよくも、なって……きました」
俺がさらに激しくオマ○コを貫くと、プレアは痛みより気持ち良さを強調した嬌声をさえずり出す。
「あっ…!!うんっ…!!んっ…!!」
硬いオチ×ポでかき回され、プレアのオマ○コがグチュグチュ音を立てる。
「いい音がしている……エッチで、淫らな………男を誘惑する音だ……」
「リ、リーダーさん……そ、そんな事っ…いっ、言わないでっ…ください…」
俺は、プレアの様子など無視し、腰を動かし続けた。
「あっ……! あんっ、うんっ、んっ…!」
オマ○コから溢れる愛液が、プレアの太腿を伝っていく。
「ううっ!! あっ!!! あっ…ああっ…だ、ダメッ…! ダメエエェェェェェ――――ッ!!!!」
プレアの身体が最初はブルブルと、やがてビクンビクンと震え、俺のモノをギュッと締め付ける。
どうやらイッたようだが、俺がイクまでには至らなかったようだ。
でも今回はプレアを気持ちよくイカせる事が優先なので、俺はオチ×ポをプレアのオマ○コから引き抜き、最後に残ったナツに振り向く。
ハァ…ハァ…と、背後からはプレアの荒い息づかいだけが聞こえていた。
ビオラの介抱をしながら自分の番を待っていたナツは、プレアがイッたのを確認すると静かに、ゆっくりと、俺に擦り寄り…口づけを交わす。
「……クチャ……ピチャ…ン……ンゥ……は…ぁ…ん…」
互いに抱きしめ合い、息を忘れる位の深い、深い、口づけ。
裸同士だからこそ、大きな胸も淫裂も、プレアとのセックスでイカなかった事で更に硬くなっているペニスも、密着し合い、擦り合う。
やがて俺とナツの唇は離れ、ナツが上目遣いに目で挿入して欲しい――と語って来る。
俺はマットの上で仰向けに寝そべって、ナツに股間の上に跨るように誘導した。
「やっ、ひぃぃ……んっ!!」
オマ○コと勃起したオチ×ポが触れ、俺が先手を取って亀頭でグリグリとなぶってみると、柔らかい花びらの感触が伝わってくる。
「あっ、あうぅっ…んん……っぅ」
快感にナツの頬が染まる。
ペニスの愛撫が、ナツの蜜壺を熱くしているみたいで、濡れた感覚が伝わって来る。
俺の中で、欲望が一気に爆発した。
グイッ!
「ああぁぁっ―――!!」
次の瞬間には俺は直接ナツの腰を掴んで一気に降ろさせ、ヴァギナへオチ×ポをねじ入れていた。
あまりの衝撃にナツの身体はビクッ、ビクンッ!と痙攣し、うなじで束ねて結っている長い黒髪も思いっきり跳ね上がるくらいの勢いである。
「ウッ! ……ナツがあんまりイヤらしいから、オチ×ポが勝手に入っちゃったよ……」
そう言って誤魔化しながら俺は、ナツの中にねじ込まれたモノを指さしてみせた。
「ううっ―――! リ、リーダー…いっ、いきなりすぎっ……! 日に日に上手くなっていくんだからっ…もう少し、加減して…よっ!!」
ナツが喘ぐと、発育のよい実がつまった胸が、荒い呼吸に激しく上下する。
「ひっ、ひぃぃぃっ!! だ、だからっ……そんなに激しくしたらっ……わっ、私っ!」
反射的になのか、膣腔の筋肉を閉じようとするかのように締め付けてくるのを強引に押し開き、俺は腰を進め続ける。
グリッ、グリッという、オマ○コを割っていく感覚は、痛みの寸前の快感でゾクゾクしてくる。
「つぅぅ……うっ!……うっ!」 ナツが身体を固くすると、さらに道は狭くなり、俺は気の遠くなりそうな摩擦に耐えながら、一気に腰を押し進めた。
ギチュッ!
「ひぃっ―――!!!」
ナツがひときわ高い悲鳴を上げた時に、オチ×ポはすべてナツの中に埋め込まれていた。
俺は間髪を入れず、無理矢理に腰を振り始めた。
「ぐっ、ううっ、ひぃぃっ! ダメェッ! 動かないでぇっ! たっ、耐えられないっ!!!」
ナツは俺のモノをただ受け止め、ピストンに合わせて身体を揺らす。
ギチギチに埋まったオチ×ポが膣壁にこすれる度に、俺は息を呑み、こみ上げてくる射精感をなだめる。
「なかなかいい締め付けだよナツ……ご褒美にもっと動きまくってあげる」
オレはゆっくりとスナップを聞かせながら、ペニスをナツのオマ○コの中でこすり続ける。
「あっ、あぅっ、ううっ……!!」
オチ×ポに微妙な刺激を与えてくる。
ナツはピストンに耐えるたびに太腿を緊張させ、脚を震わせ、股間を疼ませた。
俺はナツへと微笑んだ。微笑みながら、ペニスを突き上げまくる。
「あ――――――ダメッ! ダメ!ダメ駄目ダメだめ………。いっ、イッちゃうう―――!!!」
やがて……腰の辺りから突き上げる射精感に請われるままに、ナツがイクと同時に俺も身体の中から精液を噴出した。
ドクッ、ドクッ、ドクッ……。
ナツのイッた証である痙攣がひとしきり終わると同時に、俺は白い欲望を全て吐き出しきっていた。
そして、全ての力を出し尽くしたかのように、ナツはグッタリと俺に汗まみれの裸身をもたせかけた。
※ ※
「――――キーパー様……」
どこからか呼ぶ声が聞こえる中、ゆっくりと瞼を開ける。
「クリスタルキーパー様!! おおっ! 目を覚ましたぞ!!!」
「あ……ああ、ここは……」
クリスタルキーパーが目を覚ましたのは雄羊の寺院の一室、周囲には心配そうに部下達が集まっていた。
倒れてからたった一日されど一日、起き上がった姿は意気銷沈し、やつれ果てていた。
「そうだ寺院の「た、大変です!!」今度はなんだ……」
「例の6人組の拠点付近でティラノザウルスらしきモンスターが確認されたのですが、連中の使役下にあるような動きをしているのです……」
本当は似て非なるものなのだが、まだまだ雄羊の寺院の受難は続く。
※ ※
「今日は……とても刺激的な一日でした」
一日の終わり、寝室のベッドの上で皆が眠っている中、俺の隣で横になっているプレアが天井を見つめながら呟く。
あれから雄羊の寺院関連のゴタゴタで、セックスできなかった分を取り戻すかのように、セックスに励む一日を過ごした。
「それは…エッチな意味で?」
「……はい。あんな毎日をみなさんと過ごしているなんて…こんな事ならもっと早く寺院に行く前にリーダーさんの仲間になりたかったって……」
天井から俺に視線を移すと俺の裸に指を伸ばして、くすぐるように胸をなぞりながら見つめてくる。
「リーダーさん。わたしも仲間になったんですから……ちゃんと、可愛がってくださいね」
と、俺にウィンクをしながら微笑むプレアだが、その笑みは見惚れる程魅力的なものだった。
※これで完結となりますが大変お待たせしました。※印以降の文は保管なしでお願いします。
通信トラブルとスランプが重なり、投下が遅れに遅れてしまったのですがなんとか完結できました。
他に話を投下したかった方がおられましたら、本当にすいません。 おおっ! 続きが途絶えたので何かあったのではと心配になりましたが・・・無事に続きが読めてよかったあ〜
乙っした! 一瞬エタったのかと思ったからホッとした
プレアが3度目でやっと痛くなくなってよかったよかった 寝る前に来てみたら投下されてるとは、これで寝る時間が更に遅くなるでも嬉しいwww 乙
プレアの召喚したモンスター達ウブ過ぎやろ
一頭だけ大きなペットみたいなのが混じってるけど
よっぽど主である彼女の教育がよかったんだろうな 乙であった。
ホラスマスはもはやペットだなw
依頼中もオナニー忘れないシズル凄過ぎ。 一歩間違えたらトールトロールNTRルートもありえたよなあって、マジで誰得だよ アライメントGoodの低レベルのビショップ少女が、パワーレベリングの為に迷宮内でアライメントEvilのパーティーと待ち合わせ。
寄生の代償に迷宮内でエロエロされる。
こんな基本しか思い付かない・・・ ビショップ少女が何故パワーレベリングを必要とすることになったのか…
所持品が「?ごふ」で8個とも埋められている少女だったりするのか
Evilパーティに引きずられてアバズレ(性格「善」→「悪」)になっていくのもありかな 謎の行動っていうのは後で説明がちゃんとできるといいよね
ところで?RINGではないのかと思ったけど
それだと歩けないか…。 先に城塞都市にやってきていたお姉さん(当時、知恵・信仰心12)が
ダンジョン入口で護符いっぱい持たされて
ダンジョンから出してもらえなくなっている件について
「魔除け持って帰りませんか。これさえあれば〜〜」 全裸よりも裸ローブかなぁ…
魔除け見せてくれる時にオッパイとかお毛が見えるの
え、そのためにわざわざ装備欄1個埋めるのかって?
ダンジョン内で生活しているのに魔除けの魔力で血色がいいのか あのかたは本当に女王なのだろうか。時どき、グリューエラントはその思いにとらわれる。
そのひと、リルガミンの女王アイラスは即位から歳を経て、今も、いかにも女王らしくない女王だ。
アイラスは慈悲深く優しい。聡明で、人々の声に耳を傾け、公正な治世との世の評判だ。
聡明で公正なら、女王の聡明さと公正さに不満を抱く人々も多い。利害関係のある世の中では。
争いを好まぬアイラスの性格には、もともと女王として決断に欠くところがあって、
貴族たちはたえず引っきりなしに彼女を利用し、派閥ごとにアイラスを操ろうと考えている。
城塞都市の住民たちは住民たちで、無責任に女王を褒めそやし、誹謗したりしている。
巷では、女王の足の爪の垢や、毛髪の一本でも薬になるという話だ。実際にそう信じられている。
庶民の目にアイラス女王は柔和で優しく、親しみやすい。美女は美女として、偉大や荘重らしくない。
だからアイラスは苦労している。悩ましい眉を寄せて。
あなたがもう少し、美しくなければよかった。
女王陛下に仕える騎士であれば、それは大変失礼な物思いであるが、
グリューエラントはリルガミンの女王の臣下ではなく、王宮に出入りはしても、爵位はなかった。 亡き王女の像は庭園に佇み、緑の木陰の落ちる池の端、その水面に向かい立っている。
像は二十歳の若さで亡くなった不幸な王女の、生前の姿を白亜の彫刻に写している。
浅い水辺の、ちょうど岬に立つような王女の横顔は、凛然として整い、
長い御髪は束ねることもなく、今しも風になびくままに留まる。
ゆったりと落ちる袖から軽く両掌を広げ、風に向かい今にも語り出しそうな姿は、
ありし日の愛らしい姫君というより、若くして哲学者の風貌を思わせる。
きまじめで、ひたむきな学究とも見えるその面差しは、現女王アイラスに生き写しである。
亡き王女の名は、彫像のどこにも刻まれていなかった。
それがソークス姫という名であることは、知らなければ誰も知ることがない。
その像はソークス姫がみまかった時、現女王アイラスが思い出に残したもので、
公には、ソークス姫を厚く弔うこともできなかったので、人知れずつくって離宮に置かれた。
ソークスが反逆者として世を去り、いまだ幾年。人々の記憶にある生前の姫は、書を好み、議論を事とし、
常日頃、貴人として着飾ることを好まず、学徒として質素なローブ姿でいることが多かった。
凍るような美貌の王女、人の見るまえでは微笑ひとつ零したことはまれという。
ソークス亡き後に立てられた像は、そのような飾らないソークスの姿を保存していたが、
しかし、人の知らない事実では、その顔貌は御妹であるアイラス姫、つまり現女王アイラスの面わを、
芸術家が模してつくったものだ。
ソークス姫の死後、ソークス自身については肖像画ひとつ残っていなかったゆえ、それはやむないことだが、
アイラスとソークスとは双子の姉妹だったのだから、余人には区別のつくところではない。
でも、庭園にあるその像に写すソークスの似姿は、本当のところは、その日のアイラスその人なのだった。
そして、今現在のアイラス女王より、像はすでに二、三歳は若い。
モデルになったアイラス女王が齢を重ねても、この離宮に留められた姉姫ソークスの姿は、
静謐な水を湛える池の縁にあって、永久に若々しく美しいまま、あるだろう。
今では誰も口にしない、そうした複雑な感慨がこの場所にはあった。
グリューエラントはその感慨を確かめにここへ来る。
失せにしソークス、亡き王女の像は離宮にあり、めだたない庭園の陰にごく内密に記念されてあって、
その像がここにあること自体、王家にごく近い、わずかな者しか知らない。
おそらく女王自身が年に一度くらい、ここへ来て姉の面影を偲ぶのだろう。
グリューエラントは、その像がそこにあることを知っている。
人気のないその庭に、人目を盗むように時おり訪れては、ひとり午後を過ごしている。 孤独を楽しんでいるつもりなのだが、その彼のうしろに、芝草を踏んで立つ気配があった。
庭園の水辺に腰をおろし、木陰の静けさにひたっていると、グリューエラントは彼女が背に立つのが分かった。
その気配なら、むろんグリューエラントには眠っていてもわかる。
彼女は好きなときに好きな場所に現れることができる。
身分証の指輪があれば、このような王家の離宮にも勝手に入っても咎められないが、
グリューエラントの背後に現われることは、彼女のほかにはなかなかできないことだ。
〈瞬き移動〉の魔法で現われたとしか思えない。エルフ娘には、実際にそういう力もあった。
座っている彼の背中を、エルフの少女はつくねんと立って、しばらく、じっと見ていたが、
いつまで待ってもグリューエラントが振り返ろうとしないので、自分からしゃべりだした。ねえ、
「あの盗賊のこと覚えてる。あんたもよく知ってる、ほら、あいつのことよ」
グリューエラントは振り向いた。
「どうかしたのか」
「死んだわ。裏町のうわさで……。やくざ者のもめ事に絡んで刺されたそうよ」
「そうだったのか」
「馬鹿なやつ。町場の盗賊ギルドのしがらみなんて、口を開けば嫌っていたくせに」
顔をしかめないわけにいかなかった。明るい日差しの庭に、いっとき、寒々しい沈黙が落ちた。
グリューエラントにとって友人というほど、その男と親しいわけではなかったし、
仕事の後に酒を飲む以上、私的な付き合いがあったわけではなかった。
だが、この場の二人にとって、一度は生死を共にしたことのある人物だった。
エルフの少女はグリューエラントを立って見つめながら、その前髪には木漏れ日が落ちて揺らした。
きらきらと移ろう瞳の色も、蒼とみどりとの間で、その間にひとつ瞬きした。
彼女の考えていることは表情から全くうかがえなかったが、おそらく、彼には想像できた。 今日死んだというその男と……もう一人の友人、グリューエラントにとっては友人であったが、
その友人については覚えている。彼は僧侶だった。
聖職者の本務は魔物退治《エクソシズム》ではないのだと、その男は常々口にしていた。
彼の言うところによると、そうだ。
僧門に入っても出世するのは簡単ではない。ここリルガミンにおいて信仰とか宗教は名ばかりにすぎず、
金と、縁故と、女の思惑と、権謀術数が支配していることは寺院とて世俗の社会と変わりない。
金も縁故もない、おれなど神学生はこのさき一生うだつのあがらないのは見えている。
そこでは良心は恥ずべきもの、一般社会同様に、敬虔さや献身などはまっさきに笑いものとされる。
「寺院にあっては、僧侶たるべき属性は中立とされる。つまり、王や貴族、世俗の権力から独立というのだな。
寺院の独立・中立を掲げて、その代わりに彼らの信奉しているのはカドルトの神ではなく、
善悪の判断をも放棄した高位聖職者の価値観を占めているのは、彼ら自身の欲望、私利なのだ。
紫の法衣をまとった大僧正も俗物にすぎない。思うさま利殖を欲しいままにする悪知恵に長けていなければ、
善でも悪でも、立派な僧侶にはなれないのだ。おれは、神かけていうが、狭い城塞都市であくせくと稼ぎ、
信徒の心を縛るための偽善の権杖より、無名の辺境で怪物相手に揮う命がけの剣のほうがましだ」
同じ敵として戦うなら悪魔にこそ罪がない――むしろ、死に場所なら軍陣でも、地下迷宮でもいい。
そうした過激な信仰を胸に戦地を求めた若い僧は、その後、念願かなって寺院の正司祭になったが、
先年のある日、グリューエラントは突然に彼の死の知らせを聞いた。寺院の鐘楼に登って転落死したとか。
なんでその日、そんなところに登ったのか、不慮の事故というが、不明瞭な状況の死と、
生前の男の記憶がどうしても結びつかず、グリューエラントは他人事のようにしか思えなかった。
共通の知人が、立て続けに死んだ。だからといって、今の二人には関係のないことではあった。
ドワーフ族の二人の戦士のことなら、それも、グリューエラントは伝え聞いている。
故郷の山の坑道で、落盤に呑まれたそうだ。これこそ可笑しげな話で、仮にもドワーフ族が鉱山事故で死ぬとは。
彼の知るかぎり、連中は殺しても死なない屈強の人種で、そんなことでくたばる矮人どもではなかった。
結局のところ、昔の六人の仲間が、わずか三年後の今、グリューエラントとエルフと、二人しか残っていない。 グリューエラントはリルガミンの女王の臣下の身分でなく、家爵も領地もない曖昧な地位にあった。
当今、誰一人認めぬものはない高名な剣士でありながら、彼自身は城塞都市の騎士団の一員でさえなかった。
彼は「女王の友人」という奇妙な称号を持ち、時には女王から個人的に相談を受けることもあった。
宮廷に近く、政事にはまるで係わりのない彼を選んで、女王アイラスはたびたび、親密な悩みを打ち明けた。
親密に相談されるグリューエラントに言わせれば、
アイラス、あなたが美しくさえなければ……。そればかりが女王に対する思いだった。
「率直にいうと、女王陛下。あなたが美しいからいけないのだ」
「わたしが。なにが。どうして」
若い女王は困惑し、やや首を傾げるようにした。その何気ないしぐさにも魅力があった。
チャーミングというか、どこかしら彼の気を誘うふしがある。
女王陛下アイラスのその日もこぼす欲求不満、尽きぬ悩みは、どうして貴族達は飽きもせず、いがみ合うのか。
わたしは利益調整に奔走し、御璽御名、はんことサインに費す日々を送っているのはなぜ。女王のわたしが。
「それ、そのように。ご自分の影響力を自覚しておられぬ。それが困る。人を迷わせるから」
「わたしが今、なにかしましたか」
「天然自然の御方というのは、ほんとに罪だな。それが女王の天性であるから、お恨みもできぬ」
「わたくしがなにを? どうしろというのです」
女王はグリューエラントを責めるようににらんだ。この午後、お茶に来いと呼び付けたのは女王だった。
アイラス、あなたがそんなに美しくさえなければ……とグリューエラントは心中嘆いた。
愚痴をいうために自室に招き寄せて愚痴をいう、彼の立場で身勝手とは言えない。
女王になるまえ、幼い彼女の教育係であった賢人達もそんな彼女には手を焼いたに違いない。
手を焼き、そして愛したにちがいない。誰にも愛されるべく育つ王女を。
グリューエラントは成り行きで陥ってしまったわが身を呪い、こんな自分の居処を嘆いた。
「もう二、三年。せめて四、五年ばかり、齢を取られるといいんだ。お仕事に没頭なさってくれ」
「わたしにはまだ、貫禄が足りないというのね」
はあ……と溜息をつき、アイラスは小卓に肘を置いて、少女のように慎みなく唇を尖らせた。
「苦労ばかり続くこと。気の休まる日もないのだから」
「ほら、それ。その鬱憤を俺に言うのはいいが、人前で女王がそんな顔をしていいのか」
「今だけです。わたくしは人前で弱音を吐いたりはしません」
「美しいことをやめられなければ、女王をやめればいい」
肘をついた、しどけない姿勢のまま、アイラスは彼に冷たい目をくれた。その目線は凍りつくようだった。
見知らぬものを見るような、一切の親しみの失せたアイラスの冷視は恐ろしく、
その流し目は劇場の女優より凄絶で、淫蕩なまでに毒があった。
「あなたが女王でなければ、俺は忠誠ではなく、愛を誓っていたよ」
女王は無言で身を起こした。真面目な顔で、顔を近づけた。冒険者の瞳を瞳で覗き込んだ。
怒ったり、咎めてはいない。ただ彼の瞳をまっすぐに見つめる、彼女の瞳が大きくなって近づいた。
何を言おうとしているのか……何を告げるでもなく、
曖昧に問いかけた唇が開いて、吐息がもれる。
目をそらすことは許されない。
グリューエラントは近い距離で、一点瑕のないアイラスの美貌を隅々まで見つめなければならなかった。
ひとみも、睫毛も、鼻梁も、やや丸びてきた頬とあごの線も、
なだらかな、露わな肩に落ちる髪の先まで。視界がアイラスでいっぱいになり、
彼女の体臭や、髪の香りさえ感じられるようだった。
引き寄せられる、抗いがたい魅惑と戦いながら、
心臓は締めつけられ、鼓動をやめてしまい、この瞬間がこのまま続けば死んでしまうと彼は思った。
アイラスは悪戯っぽく微笑すると、
「冒険者グリューエラントは、女王では、愛してはくださらないのか」
「陛下の友人として、俺の誠意は変わらない。そのときには命を捨てよう」 「どうしておまえは市城を去らぬのだ、フェー」
フェーと呼ばれて、イールヴァは胡乱な目つきを向けた。
「森に帰ればいいではないか。せっかくの金貨の使い途もないのだろう」
「あんたの知ったこと、狼の尻尾よ。あたしにだって最近の都合というものがあります」
「なさそうに見える。エルフは気楽そうだ」
庭園を渡っていく初夏の風は池にさざなみを立て、水面に落ちる梢の影を白くかき立てる。
そのとき、向こうの岸に建つ離宮は、つかの間、ざわざわと形を乱し、消えてなくなり、
しばらくの後にゆっくりと再び水面に立ち現われてくる。
それだ……その瞬間が良いのだ。
グリューエラントは、それは幻想の雲の中に出たり入ったりする天上の伽藍のようだと思いながら、
彼のそうした美術観を共有する友人は居たことがなかったので、ひとりでそれを眺めていた。
エルフの少女は景色に頓着なく隣にくると、グリューエラントの傍に腰を降ろし、
草にあぐらをかいて座った。衣の裾の短いのを気にせず。
「あんたはこのまま宮仕えに収まっちゃうつもりなの、立ち枯れの柳よ。似合わないわ」
「出世が夢で上京したのだ。今の俺はグリューエラント卿であるぞ。何がわるいか」
「仕事してないじゃない」
「知るまいが、俺とて日々、色々と忙しい」
「どこが」
口調とは裏腹に、イールヴァの瞳は揺れて頼りなく見上げた。そんな顔をされると気の毒になるくらいだ。
何が不安なのだ、エルフの娘……。おまえがそんな顔するのこそ、似合わない。
蓮っ葉な口をきいても整った顔、憎まれ口を叩いても憎らしくない彼女を、愛おしいと思う気持ちは変わらずにある。
昔変わらない仲間、グリューエラントのその思いは、可愛いものをみて可愛いな、と思うもので、それ以上でない。
グリューエラントに友人は多くない。王宮にあっても友人は少ない。少ない同士の、友人なのだ。 家柄や門閥に関係なく女王に遠慮なく直言できる「友人」なる称号をもち、
剣を取っては、武芸は当代並びないものを持ちながら、その剣とて、平和な時世には役に立たず
たまに練兵場に顔を出しても、グリューエラントのすることといえば、尻で道場の床を磨くくらいのもの――
若くて高名は為したものの、実質は日々、空を見上げては欠伸して暮らしている、
直参退屈戦士というものがいればグリューエラント卿のことという。
女王も女王だ、あの方は綺麗な顔をして人を迷わす。ふわふわした友情をもてあそびながら。
もちろん、グリューエラントは女王に対しては女王の幸せだけを願っている。言うまでもなく、彼自身のよりも。
しずかで人気のない、この庭園にグリューエラントが来るのは、自分ひとりの物思いに引きこもるためだ。
エルフもそれは知っているが、居ても決して邪険にはされないので、寄り添うように近くにいて、
何をするでもなく、草をいじっている。
そうさせておけば何時間でも彼の傍で草むしりをしていた。その無心なこと、何もしなさはエルフ特有と思う。
エルフが彼につき合うのは、エルフが優しいからではなく、本当にここに居たいから、彼のそばに居たいから居るので、
飽きればどこかへ行くだろう。そうしているだけでいつまでも飽きないのは、いつまでもそうして居たいからだ。
そんな彼女が、そばにいる事実だけで彼は幸運だと思う。
エルフとは、生まれながらに、愛されるために在るような種族だ。グリューエラントはそう思う。
生まれつき知力と魔力に恵まれ、美形が多く、長生きする。
身体的な頑健さに欠けるというが、腕力がものをいう原始人の間ならともかく、
この文明社会では、彼女のように知能が高くて魅力が高ければ、それだけでだいたい何でも成功する。
そのくせ自然生活者で、彼女らには欲がない。よその種族からみれば、悩みがなくて能天気にみえる。
そうエルフに言うとエルフは怒る。プライドも高いのだ。エルフと呼ばれることさえエルフは嫌う。
たしか彼女らの言い分によると、他種族からは『高貴な一族』とか『善良な人びと』といわれないと承服しない。
それが正式な呼び方とかで自己主張はやたら誇らしい。
グリューエラントがエルフを見るとき、彼の目にはいつも、エルフ族への率直な称賛がある。
エルフを羨ましいとも、なりたいとも思ったことはないが、彼女らの機転の良さなり、魔法の手際なり、
好ましい容姿なり、素敵だなと思えるものはみな、イールヴァの備えている天性の美質だ。
それを褒めてやらないとイールヴァは不満だ。そんなエルフがグリューエラントは好きだ。
暑いな、とグリューエラントは呟き、立ち上がった。池の水辺をいちど爪先で蹴ってみて水飛沫をたてる。
そこで靴を脱いで左右に放り、頭からシャツを脱ぐと、彫像のソークス姫の肩に脱いだそれを投げかけた。
イールヴァはきょとんとしたまま、唐突に目にした彼の精悍な上半身に見とれた。
「俺につき合って泳ぐか、イールヴァ。放埒なヴィリスよ。それともそこで見ているか」
「あんたの裸なんか見たいものか」
妖精の乙女は立って、サンダルをとんとんとし、木立ちのほうへ行った。
腰を振って行く後ろ姿に、好ましい目線を送っているグリューエラントも、今でこそ卿と呼ばれる身分ながら、
けっして人の憎めない、まだまだ若者らしい若者だった。 水は大して深くもなく、ざばざばと膝まで水に浸かってから、グリューエラントはふと、彼の指にあるものを見た。
かつての功業の報酬であり、現在の身分の証でもある、指輪の宝石はけっこう大きなもので、
宮廷に上がる用でもなければ、剣術の訓練にはしばしば邪魔で外す。
水に落としたり、失くしたりするとは思わないが、裸になって、それだけ身につけているのは変な思いがした。
指輪を抜いて岸に上がるところで、彼は、彼を見つめる視線を感じた。
水際にたつ、彫像のソークス姫は池のほうに向いているので、普段、水に入ってみなければ正面から顔は見ない。
意外なことに、この場所に何度もたびたび訪れていても、
グリューエラントは彫像のソークスと正面から目を合わせたことがなかった。
こう見ればすばらしい美人だと思う。それは彼の日頃知っている女王アイラスと同じ顔なのだけれど、
現在の女王よりは二つ三つ、若いので、姉なのに、今はアイラスの妹かと見紛う。なんて愛らしい、と。
弁論家のように、堂々と両手をひろげ、語らうのは天地の神か、精霊か――もっとも
今、まっすぐ視線の先に立っているのは、裸のグリューエラントになるのだが、
彼は初めて好意をもって彼女に微笑み返した。
水から上がって、ソークス姫の指に指輪を通すと、彼は池にもぐり、しばらくのあいだ水浴びに興じた。
ややあって、存分に水泳に飽きたグリューエラントは、シャツと靴のある岸辺に戻った。
ぐしゃぐしゃの髪を拭き散らしてから、傍らの像から指輪を取ろうとしたが、そこで手をとめ、首をかしげた。
像の差し出す左手は薬指をやや折り曲げ、どうしたことか、そのままでは指輪が抜けなかった。
水に入るまえ、指輪をはめたときには、確かに指は伸びていたはずだ。でなければ指輪も通らない。
彼は、戸惑い、ソークス姫の横顔を見たが、彫像は彫像として何も答えはしない。
風に向かい語ろうとする姿のまま、学者めいた表情はどこか誇らしげにさえ見えた。
奇妙には思えど、グリューエラントはもう一度、彼女の手をとって撫でた。
どうしても、像の指を壊しでもしなければ、指輪は抜けそうになかった。それは忍びない。
「イールヴァ、来てくれ。どこだ」
声が届くとエルフは木立の間から顔を出した。やはり近くにいたらしい。
彼女を招き寄せて、あらためて像の手を見たグリューエラントは、
「指輪がない。消えてしまった」
「なんのこと」
のんびりやって来たエルフに、彼は手短に事情を説明した。
泳いでいるあいだ、指輪を像の手にはめていたこと。折り曲げていた指は元通り、伸ばされて、
怪しいことが起こった痕跡はどこにもなく、ちょっと目を離したすきに指輪だけが消えた。 イールヴァは疑念たっぷりに彼のほうを見た。信じないのは無理もない。
彼にもわけがわからない。何食わぬように風を見つめるソークス姫の像が無性に憎らしく、腹がたった。
グリューエラントは途方にくれてしまった。
「困った。あれが無いと王宮に入れない」
「そういう問題じゃないでしょ。あんた、ソークス……様の指に、指輪なんてはめて、一体なんのつもり」
「どんなつもりもない。不慮のことだ。まさかこんな奇怪な」
そういえば、そういう昔話があるな、とグリューエラントは思い当たった。
無考えに、女神像に指輪を与えたせいで、女神に愛を誓ってしまったという騎士の話だ。
何世紀もまえの古い神殿に、昔の神々の像が立ち並んで残る。そこで暇つぶしをする若い騎士達のひとりが、
球戯の合間に、女神像の指に指輪をはめてやった。ちょうど今のグリューエラントのように。
そのあとで彫像の手から指輪は消え失せてしまい、
それ以来騎士は、夜ごと、夢ごとに訪れる美しいヴェヌス神の訴えを聞くはめになった。
毎晩、ヴェヌス神は寝床に来ては、指輪をくれた以上、これは正式な婚約なのだから、
責任をとって結婚してくださいと訴え、
さもなければ、人間の男に約束を反故にされた女神は、耐えがたい恥をこうむるのだから……と、
哀願を続ける女神に悩まされ、その若い男は日に日に病み衰えていくのだった。
呆然自失しているグリューエラントをエルフは冷たい目で見ていたが、
「あんた、まさか女王様のことを……」
「くだらんことを言うな。これは造り物だ。ソークス姫はとうに亡くなってこの世におらぬ」
それはもちろん、俺たちが……グリューエラントは言いかけて、
イールヴァの顔が引きつり、恐怖に染まるのを見て口をつぐんだ。 エルフを落ち着かせるために、グリューエラントは今思いついた、騎士と女神像の昔話をした。
「その、おとぎ話では、終わりはどうなるの」
「普通、男は死ぬのではないか。徳の高い高僧がいて、悪霊を追い払ってくれる話もあるが、その場合には高僧が死ぬ」
僧侶ならすでに死んでいた。当時の仲間の六人中、四人が死んでいるのは偶然だろうか。
運命《フェイト》にしてはまだ二人生きており、偶然《チャンス》にしては確率より高いと言わざるをえない。
イールヴァは疑わしげに、
「それ、本当なの?」
と言った。彼にしても、なんとも言えなかった。思いつきを話しただけで、自分でも現実のことと思えない。
グリューエラントはひとまず落ち着いて、客観的にものごとを考えてみた。
まず、ソークスは神話の神々と交感できるほどの稀代の魔術師だった方なのだから、
亡くなったあとも、冥府から手を下して復讐するくらい、できるのかもしれない。できなさるだろう。
仮にそんな不思議なことがあったとして、不思議とはいえまい。が一方、グリューエラントは、
ソークス姫自身のお気持ちとして、そんなにまで自分達が恨まれているとは意外だった。
だって、ソークス姫の反逆と死について、当時無名の冒険者であった彼らに責任があるとは思わない。
そして、他人事のように、あくまで無責任と考えている自分に気づき、彼は赤面した。
ソークス姫がどのような方であろうと、姫自身のお気持ちは、姫自身に聞くしかないことだ。
それを何の気なしに、彼女の指に指輪をはめてしまったのは……この際、弁解の余地なく彼の責任だ。
グリューエラントは彫像の手をずっと握っているのに気づいた。それを離した。
「ソークス姫を捜さなければ」
「指輪を取り戻すの。でも、どうやって」
「黄泉の国まで求めなければならないか…」
「Oops! You are in rock! ...」
エルフは「お手上げ」のしぐさをし、がっくりと肩から力を落とした。
「かわいそうなソークス様。でもあたし達が悪くないじゃないか!」
その仕草が大げさなので、グリューエラントはかえって気楽になった。
「元気出せ、金髪の悪戯娘。厄介事を負ったのは俺であって、おまえではない」
「そんなの分からない――」
恨めしく口走ったものの、錯乱したエルフはとっさに新しい呼び名を思いつかず、台詞につまった。
「グレー、グリュー、灰色犬の耳。あんたがどうなっても構わないけど、呪いや祟りなら、次に死ぬのはあたし」
「エルフェよ、おまえの指先は真珠みたいな爪をしてるな。いつか触れてみたいと思っていた」
少女が青い目を見はり、固まっている隙に、グリューエラントは彼女の手をとって頬に押し当てた。
「おまえの手に触れたぞ。これで、俺は死んでも心残りは一つなくなったようだ」
「馬鹿、あんたはやくざ者のすすき星だ」
「おまえを愛しているが、今そんな場合ではないな。助けてくれ、イールヴァ。おまえの魔法使いの腕が必要だ」 階段を上がるとそこは質素な書斎になっていた。彼等の前に女王とそっくりの女性が現われた。
この異次元空間において人の姿を見ることさえ奇怪。ましてこのような――ぎょっとしてすくむ彼等をみても、
彼女の方ではそのような反応は予想のうちというように、軽く諒解と、侮蔑の視線を投げてから、
前置きなく次のように言った。
’そなた達がどう思おうが、この世界はいったん破壊する必要があります。
’わたくしの邪魔をせぬように。
それだけ言うとあとは無関心に、衣の裾を曳いて彼女は奥に消えた。当然ながら彼等は後を追うが、
そのまえに怪物が立ちはだかった!
戦闘を経て追跡した彼等は、迷宮の未知の領域に踏み込んでいった。彼等は追い続けていった。
いつしか、洞穴の石壁はごつごつした木の根に覆われ、その根は互いに絡み合い、無数の網の目を作っていた。
行くてを塞ぎ、這い回り、邪魔をする木の根を彼等は押し分け、踏み越えて進むうち、
気づけばふと、彼等自身が厚く積もった腐土を踏んで、高く低く葉を茂らす梢の下、
数多い太い樹幹の根もと、見知らぬ森の中にいるのを知って驚嘆した。
そこで目にする樹々の名も、這いつく蔦草や花々の名も、彼等は一つとして挙げることはできなかった。
葉ずえを透かせば、見上げる天上には二つも三つも月が浮かび、見たことのない星座が散らばっていた。
それが夜なのか昼なのか、彼等は目覚めているのか、現実に夢のあいだにいるのか、彼等には判別がつかない。
空と森とは、ともに異様な妖しい色合いをおびて紫に揺らめいていたし、そこで見た生き物は何ひとつ、
這うものも飛ぶものも、語れば現実のものとは思われないものばかりだったからだ。
ただ、木立ちを裂いて女の甲高い声が聞こえた。それは歌や音楽というには耳に心地よい調子を伴わず、
法廷で読み上げる訴状や弁論にちかい。内容は哀訴とも、悲歌ともつかぬ言葉で、聞き取れるかぎりでは、
ヴォータンよ! フライアよ!
死にゆく神々
太古の霊たち ここに訴える
わたしの声をきけ!
異形の森
七つの月の下で
去りゆく青春
人類の黄金の時代を
懐かしく思うものは、きけ!
愛することも
愛されることもなく
生きるかぎり、かぎりなく絶望する
わたしの絶望を、受けよ!
声は痛切なソプラノで訴える、断片的に意味のわかる言葉はそのような叫びだった。あとは意味不明の言語だった。
彼等のまえに樹々が途切れ、大きく開けた広場が目に飛び込んでくると、そこに群集している大勢の者たちは、
角のある者、背に翼をもつ者、
尻尾をもつ者、大きすぎる者や小さすぎる者ばかりで、
ひとりとして【まとも】な姿をしている者がいないところを見ると、
この異次元空間の住民がこぞって集う集会場がその広場だとわかった。その、
禍々しい化け物のまん中に、ソークスはいた!
彼等を見るや、彼女は朗唱をやめて沈黙した。彼女のいう「七つもある月」を一身に受けて立つローブ姿は、
清らかに、青白く燃えるように輝いて壇上にあった。その神々しいくらいの眩さに感じいって、
四囲に集まっている異形の住民は、ひれ伏し拝み、四列の歌唱隊《コロス》が称賛した。
彼等を見るや、彼女はきっと眉を吊り上げ、目を怒らせ、
やはり分かってはもらえないようですね。ならば、この場で私が始末しましょう――と、言った! その台詞がおそらく、彼女が最後に発した意味のある言葉だった。
見た目はたおやかな麗人といえ、ソークス姫はリルガミンの賢人達に直に学んだ魔法の修行者であり、
博覧強記は師を越えて当代随一といわれた碩学でもある。
魂を離脱して霊の旅のあいだに、冥界に秘匿された知恵の蜜酒を口にしたため、
古代の魔法語《ルーネ》を流暢にしゃべることができ、それを現代の日常語と、宮廷雅語をまじえて話しているせいで、
感情の昂ぶった彼女の言葉を理解できるものは彼等の中に全然いなかった。
彼女はその後も狂女のように金切り声でまくし立てていたが、剣を持って近づく者たちはもはや聞く耳もたなかった。
彼女はだから、異形の住民たちに命じて彼等を殺すように頼んだ。すると、住民たちは快く彼等の殺害を受けあった。
そこで凄惨な殺し合いが行なわれ、虐殺が始まった。
彼等はたった六人を数える敵でしかなかったが、六人に対して無数を誇るはずの住民たちは、
不甲斐なくも打ちかかるたびに斬り倒され、飛びかかれば叩き潰され、蹴散らされ、焼き殺される有り様だった。
やがて住民たちはみっともなく逃げまどい、一人が逃げ出すと、雪崩をついて森の奥へ走った。
悲しくも、いちばん勇敢に戦ったのが彼女、ソークス姫自身で、手ずから振るう剣の技とまやかしの魔術は
彼等に舌を巻かせるほどの強かな腕前ではあった。しかし、やがては戦いに長けた彼等の手玉に取られると、
彼女の美しさも、聡明さも、魔法の祝福も、王家に生まれ、幸福を保証された将来もすべて御破算になった結果、
血に濡らされてしまった彼女はもう、無力になって横たわる屍でしかなかった。
彼女が頼みにした異界の住民たちといえば、早々に逃げ散って、あとは彼女が最後に殺されるところを、
森の樹々の間から覗き見、臆病に盗み見、彼女がどのように死んでしまうか、しきりに噂しあっていた。
彼女の死んだとき、誰も悲しんで泣くものはおらず、中には手をたたいて喜ぶ者さえいた。
そのようにおぞましい取り巻きを従え、邪悪な儀式を熱心に実行していても、もし彼女に褒められる点があれば、
「それでも彼女は美しかった」ということだけだ。
どんなに才能にすぐれていても、美貌に恵まれても、しょせん邪悪な意図に囚われた者にはすべて無駄に終わり、
破滅のもとであるとは、カドルトの寺僧たちが好んで口にすることなので、ここでくり返さない。
才能といえば、そもそも、王女ソークスに生まれつきそれほどの才能を有していたのは、不思議だった。
絶大な魔力と才知、それと王家の生まれの尊さとに関係があるかというと、
血を分けた双子の女王アイラスにそれが見られないことを思えば、なお不思議なことだ。
知恵や学識は研鑽を経て長年築かれるもので、若くして、天才的に身につくのはやはり普通でない。
魔法の力も、普通には、ただで棚から降ってくるものではない。それを求めて、
自分の手足や、体の一部を切って捧げるもの、近しい家族の生命を捧げて魔界と契約する者もある。
かけがえない魂を売り払って魔力を欲しがる者もいるのに、それでさえ、異界や、神々の世界には届かない。
それを思うと、ソークス姫が生まれつき持っていたのは何なのか、容易には理解のできないことであった。
とにかく、彼女を追う者も、相応の何事かを犠牲にしなければ、現在の彼女の域には近づくことができず、
師として彼女を教えたリルガミンの賢人たちも、今となっては彼女を理解できなくなった。
彼女の見ていた世界を同じレベルで眺めることは常人には無理なことだ。誰にも。 彼等は、すでに弱りきった彼女を遠巻きにし、呪文封じと恐怖の結界に閉じ込めたが、
それでも強力な剣の反抗を警戒し、不用意に間合いに近づき、最後の止めをなかなか与えなかった。
重ねがさね呪詛によって弱められた彼女の気力は、しまいに戦意を保つことさえ難しくなった。
たびたび膝は折れ、剣を支えに、瞳に意思を燃やして、絶望と諦めが心に侵入するのを必死に防ごうとした。
そこに、遠間から槍が突き入れられた。
刺し通した槍の柄を握り、彼女は一声、古代語を呟いて絶命した。意味は解らなかった。
死ぬまでに烈しく抵抗したため、ソークス姫は致命傷以外に無傷では死ななかった。
大事に育てられてきた乙女の肢体に幾つも太刀傷を負わされ、ローブはずたずたの血染めになっていた。
それを見れば芸術家は嘆くだろう、天工の繊細な腕は骨折し砕けてしまっており、
誰にも見せたことはなかったはずの、はだけて無垢の胸乳の合間には、刃物が刺さって台無しにしてしまった。
王家の正統として屈辱であろう、槍先を身体に突っ込まれる死に方をしたソークス姫の末期は、
決して安らかな、綺麗な死に顔でもなかった。苦悶と、無念さに流した涙と、吐血と嘔吐に汚れた彼女の顔は、
そんなに汚れてもまだ美しさを完全に損なうことができず、
そんな悲惨な死に顔さえ、崇拝する女王アイラスの顔とそっくりだったために、彼等を動揺させた。
裏切られ、捨てられた童女のように泣き顔をして死んでいる、女王の姉姫の死に姿を見て
殺害者たちは後悔し、われわれは取り返しのつかぬことをした。無残なことをしてしまった、と囁きあった。
彼等は王姉ソークス姫を弑した。だがそれは、ソークス姫が反逆の魔女だったからに他ならない。
そんなにも彼等が呆然としていなければ、彼等の周囲に、いつの間にか植物の蔓とうごめく根が伸びてきて、
横たわる王女の手足にまで這い寄っていることに気づいただろう。
気づいたときには、蔓と根とは泥棒のように王女の遺骸を掠め取り、蔦で編んだ輿に抱えあげて運ぶと、
あっけに取られて彼等の見る間に、幹と枝のなかに遺骸を仕舞い込んでしまい、
その後は、異界の樹々は何事もなかったよう、元通り口をつぐんだ。
それを見た彼等は、ソークス姫の遺骸は世界樹《イーグドラシル》の幹に埋もれ、呑まれたと知った。
王女の亡骸は異郷の土となりぬべし――と、そうなっては奪回を断念せざるを得なかった。
いまは姫の形見とて、ただソークスの剣を持ち去らん。そうして、姫の佩剣を地上に持ち帰ったのだった。
異次元を去り地上に戻る彼等の、帰城する一行の先を行って、知らせはすでに城塞都市に知れ渡ったが、
王城への道は、賑々しい凱旋というわけにいかなかった。そこには英雄を称える鳴りものも、弦の音もなく、
戦勝を告げる喇叭のかわり、葬送に似て憂鬱な、人々の口ずさむ哀歌《ラメント》が聞かれた。
次の間にて謁見を待つあいだ、彼等はまるで裁きを待つ罪人のように怯えた。
現われた女王その人の麗姿に、亡くなったソークス姫の姿を重ね合わせ、今もまた彼等は震えた。
そして女王アイラスは、姉ソークスの形見を受け取り、彼等の悲しい報告を聞いた。
長い沈黙の後で、女王は静かに話し始めた。
「あなた方の働きにより、このリルガミンに平穏がもたらされました。まずは、御礼を言わせてください。
そう、なんとなく分かってはいました。このような日が来るのを……。
姉は姉なりの理想を追い、あのようなことをしたのでしょう。私は、大切な人を失いました」
女王アイラスその方にも、袂を分かった実の姉の心、姉姫の理念や、欲求、感情も、
結局は何一つ理解できなかったことを、悲しくくり返し、女王もまた沈鬱な物思いに顔を伏せた。
やがて彼女は顔を上げた。女王として、女王たるべく。
この受難と試練をこえ、儚くも美しく、微笑を浮かべて――
「でも、かけがえのない友を得ました」
愛すべき微笑。 イールヴァよ何をする!
グリューエラントは片目を押えて膝を突く。不覚であった。
形見の剣を手にしたとき、魔法使いのエルフ娘の目が、ぐるんと回り、色を変え、赤々と燃え始めたのを
不覚にも見落としていたのだった。
イールヴァは血に濡れた剣先をうっとりと眺め、負傷したグリューエラントにもうっとりと眺め入った。
「傷をつけてあげたわ。あんたはあたしのものよ。本当、人間って見ていないとすぐ死んでしまうから」
あたしのグリュー、エ、ラン。微笑して口許に呟いている。
その呟き声こそ彼女のものとは思われない。悪意にみちて、
――片目になったな、片輪が似合うこと。おまえだからそうしてやったのよ。
おまえにそうなって欲しかったのよ。
その目でわたしを見るがいい。
世界を半ばに見るがいい。半欠けの目に見えるのは、
よきは半欠け、悪しきも半欠け、
真実はうそ、美しいはみにくい、この世のものはこの世にない。
一振りで血を跳ね、エルフは刀身を爪でなぞった。
胸元のアミュレットがひとりでに落ち、腰から膝を伝っていって、しゃららんと鈴の音を立てた。
わたしを知るものはどこにいよう。この世の誰がわたしを知るだろう、
この世にないものをどこに求めよう。この道に先達は多いものの、この汚れた末世では、
獅子髪のヴァル、砂漠の王サフィヤーン、誰よりわが父祖のあだ、ウェールドーナ、
東方にてはジンニスタン、彼の地にあってはアヴァルンの、麗しの魔術の王たちは、今はどこに行ってしまったやら。
わたくしを知ってくれるものは。
魔剣に魅入られ、その傀儡となったか、イールヴァ!
仲間の呼び声にエルフ娘は、一瞥をやって、ふふんと憫笑をくれた。剣の傀儡、わたしが?
――さりとも異時空を徘徊するうち――思い出す、あるとき、
かの妖刀なる村正を手にした侍をみたことがあるが、その侍は、妖刀の無類の切れ味に魅せられ、
みずからが自動機械のように化生の魔物を斬って斬って倒していた、あれこそ、まさしく村正の傀儡であった。
とりとめなく笑って、少女は目を細め、戦友らを見くだした。
浅ましやな刺客たち。いくばくの金貨と引きかえに、そなたら大事な一つきりの命、この場に捨てに来たか。
陽の下の女王アイラス殿に尽くす忠節はどれほどか。そういって冷蔑した。 ドワーフの二人がいきなり打ちかかった。少女のしなやかな手に持たれた、華奢な細工の剣は、
戦士の打ち振る直身の両刃をがっきと受け、軋むほど刃を食い合わせた。金属音が異次元空間に鳴り響いた。
鉄塊のようなドワーフの筋力を、エルフの細腕が軽々と止める。信じられぬ膂力だった。つぎの瞬間、
返す刃は二人のドワーフの首を並べて切り飛ばした。
グリューエラントには信じられない光景だった。イールヴァよ何をする!
冷然と耳のないように、エルフはグリューエラントに斬りかかった。そのまえに盗賊と司祭を斬った。
動揺しつつも、グリューエラントは剣と剣を合わせ、その一瞬にイールヴァを殺す覚悟をきめた。
殺らなければ殺られる、しかない。魔剣に意識を奪われたエルフ娘を救うことは諦めた。
だが次には、組み打ちを試み、抵抗するエルフを盾と鎧の下に押し伏し、手首を捉え、剣をもぎ取ろうとした。
グリューエラントの思うより先に、一連の動作は機械的で、彼女には剣を使わせなかった。
押し倒された体の下でエルフの目だけがぎらぎら輝いて憎悪を燃やした。
組み敷かれて剣は振るえなかった。しかし唇が動いた。次のように。ティーラ・ターザンヌ・ウィーアラウフ、
『はやき風と、光よともに――』
そこまでで止んだ。呪文は完成しなかった。
顔と顔の間近で、グリューエラントは危険きわまる呪唱を最後まで終わらせなかった。
彼自身の唇が、古代言語でしゃべるエルフ娘の唇を塞いで言わせなかった。
身体はぴったり重なったまま、重なり合う二人の間、重なった唇のあいだからは、
むっ、とか、んん、とか、喉音で呻く声が洩れたが、それは到底、おそるべき破壊の効果を発しはしなかった。
鼻をつまんで口を塞がれ、エルフは窒息しそうになって死にものぐるいにもがいたが、
だからといって、グリューエラントはすぐに唇を離すわけにいかなかった。
そのうえ、自分の甲冑でエルフ娘の体を押し潰さないようにしているので、決して楽な芸当ではなかった。
ふっと抵抗が消え、少女の身体が脱力した。そうなってようやく、グリューエラントは彼女を解放した。
力を失った手のひらから、魔剣は簡単に離れ、グリューエラントはそれを遠くに蹴りやった。
失神した少女の半開きの口の端に涎が伝った。
気絶してはいるものの、彼女は生きていた。その短い戦いで、二人を残してパーティは全滅し、
グリューエラントも剣さばきに体中切り刻まれ、片目から血を流していた。
膝を立てて起き上がろうとすれば疲労と失血でふらついたが、
かろうじて殺さずに済んだエルフを、いま死なすわけにはいかない。
彼女を抱き起こそうとして、初めて、グリューエラントはそれがエルフ娘ではないことに気づいた。
抱けば折れるほど華奢なエルフより、肩幅と臀に肉体的な重みがあって、衣服には薫香が香った。
荒々しい接吻のあとに自分の腕で気を失っている女性が誰なのか、グリューエラントにはわからなくなり、
まじまじと彼女の顔から爪先から見回したが、やはりわからなかった。
乱れて額にかかる髪を払えば、美しいリルガミンの女王、面影はアイラスその人と酷似しながら、
理性では、こんなところで、こんなになっている、その女性が女王アイラスであるはずはなかった。
アイラスであってはならなかった。
それは生き身のソークス姫だった。 『やはり分かってはもらえない。分かっては』
『なにを彼女は犠牲にしてそれほどの魔力と才を得たのか。妹にあって、姉が失ったもの』
それを名残りに、彼は夢の記憶から覚めた。
目を開き、気づいたときはテントの下だ。
見回すと隣の寝袋にエルフ娘が休んでいる。妖精が眠っている。
彼の夢から覚めるのを待っていたように、周囲で一斉に虫たちが鳴き出した。
夜、周囲を包む虫の声は寄せ返す海の波のようだ。そのただ中に彼と、眠っているイールヴァと、
大海の小舟のようなテントに二人。二人きりの旅だった。
都を遠ざかれば、森と湖水の間を行く旅だった。荒野の夜はわびしいものだ。
女王の友人たる身分を証す、証の指輪は手にないのだから、
現在の彼、グリューエラント卿にも、卿と呼ぶべき称号はない。彼らは無名の流浪者にすぎない。
汗が冷えて肌寒かった。夢に、この手に抱いたはずの温もりは、まだ手のなかにあるように思えた。
グリューエラントは身を起こし、エルフの寝顔を見つめた。
長いことそうして見つめていた。
かつての仲間の生き残りである、少女の寝顔は平和で、穏やかだった。あれから何か月が経ったろう。
見つめる彼といえば、彼の頬はこけ、憔悴していた。恋にやつれた若者のように。
闇のなかで見つめていると、冒険者グリューエラントの片眼は緑色に光った。
ダバルプスの穴が塞がれたあとも、その眼なら、どこにもない異次元への入口はどこにでも見いだせる。
その眼にはあの世が見えた。その眼があれば、荒野をさすらっても目的地を見うしなわないのだった。
グリューエラントとイールヴァは宮廷を辞してリルガミンを去った。今も旅を続けている。
城塞都市を遠く離れるほど、かつての王宮の記憶は遠く、おぼろに薄れる。
リルガミンの女王と過ごした時間も。称号も地位も、友情も忠誠も、今はすべて幻のように去った。
ひとつの思いだけが確かだ。彼はかんがえる。この世にはひとつのクエストしかない。
人の世の誰がなんと思おうと、果たされなければならない、ひとつの思い。
そのような思いがあれば、それはなんだろう。
この旅は果てしない旅だろう。いくつもの次元を渡り、夢を越えて行くだろう。
なぜなら、夢で聞いた叫びが今も耳に谺している。その叫びが胸にあるかぎり、
冥府に落ちても悔いはない。その先に彼女がいるなら。
そのために世界はひとたび滅び、幾たびも破壊されねばならない――
グリューエラントは幽鬼の笑みを浮かべる。だからソークス、魔女王よ、
俺はきっとあなたの思いを解き明かし、あなたの心を見つけ出してみせるぞ。 >>296-311
おわり。
ひとこと詫びを入れておきたいのだが、スレ的にはあまり、エロくはない…。
というのは、この二三日まえ、たまたま保管庫にあるSSを覗いてしまい、それが、
とてつもなく昔に、たぶん自分が書いたもので、文章をみるかぎりどうも自分が書いたとしか思えない。
気がついたら外伝を掘り返して書いてみていた。いろいろ思い出があったが、
ソークスというキャラは、原作ではほとんど動機がわかんない。
その、ぶっきらぼうで「わかんなさ」が良いとは思うけど、誰かが彼女を思い出してあげたいとは思った >>312
保存してあるデータとかないの?
アップする前の奴とか。 この地獄だってさ、魔法仕掛けのテーマパークのひとつだって、わかってるんだ。
地獄の底で生き残り……仲間が、たった二人になっても、そんな口を叩く口は彼に残っていた。
悪態をつくしかなかった。
メイルストロームの迷宮を歩くかぎりは、いつどこに、どんな悪辣な仕掛けがあるかは油断できない。
それを、踏み板に気づかなかったのは彼、錠前屋の失態だ。
長い長い回廊の突き当り、扉になにかあるなとは用心したが、開けたとたん足下が全部崩落するとは思わなかった。
わぁー……と、長い悲鳴をひいて、冗談みたいに長いトンネルを下へ下へ、底へ底へと彼らは落ち続けたあげく、
転がり出た先は地獄だった。
地獄は比喩ではなくて、ずっと昔にダンテとウェルギリウスの訪問したという場所がそこだったのは、
そこにあった嫌味らしい歓迎プレートと、そこで出会った幽霊たちが教えてくれたのだ。
落ちてきた頭上は煙の雲がたなびき、見上げれば太陽も月も星もない、まっくらな岩天井だった。
見回せば方々のあちこちから火柱が立ち昇り、かすかばかりにあたりを照らしていたが、
沸騰する硫黄臭の蒸気と、岩むきだしの荒涼とした荒れ地が見えるばかり。
彼らは脱出しようと試みたが、幾らも行かないうちに四本腕の魔王と出遭い、出遭いがしらに四人の命を取られた。
メイルストロームの迷宮を踏破してきた六人が、その魔王にはまるで太刀打ちならず、
六人のうち四人が瞬時にやられたのだった。ようよう逃げ延びたものの、
かろうじて敷いた結界に身を潜めたときは、どこをどうして来たものか、行く道も帰り道も知れない。
傷だらけになった二人の傷は、ローズができるだけ手当てしたが、専門の癒し手でない、君主の施しはじきに尽きた。
周囲に石塔の積まれた賽の河原で、二人はもう疲れきってしまい、
即席のキャンプからは仲間たちの遺体を回収に戻るてもなく、
ローズと、錠前屋(ロックスミス)は地獄で立ち往生となった。これは悪い冗談だ。 そのうえ、二人の潜む結界の端には火のような姿が来て、言葉をかけ、
ローズと錠前屋にそこから出てくるように誘った。
主の御名において悪魔よ退け、――剣の十字の柄を立ててローズが唱え、この期に及んで彼女は気丈だった。
ローズは六人の冒険仲間のリーダーだった。全員が若かったが、彼女も若かった。それが今は悔しいにちがいない。
彼女と対峙し、結界の端にいるその姿は、きららかな衣装を身につけているが、
両手にも腰にも武器らしいものを帯びていない。
二人がこのキャンプに落ち延び、止血と荒い息をついているところに、それは荒野から歩いてきた。
形は人の姿に似て、それは人でなく、火のように燃える光をまといながら、熱はなく冷たい。
青ざめた美しい顔をしていて、穏やかな声で語る。ローズにも錠前屋にも、わかる言葉で彼は話した。
「そなたらと争いにきたのではない」と言い、
「そなたらを救ってやろう」と言った。
この地獄の住民の呼び名で、彼は「救い主」と呼ばれる者だと名のった。王の数多い称号のひとつとして。
「救うとはいかなる意味か、地獄の者よ」とローズが問うた。
「この空間から出してやろう、という意味だ、剣もつ娘よ。わたしにはその権能がある。
誰も生きては帰れぬこの地獄から、そなたらがわたしを信じるならば」
「なにゆえの申し出。わたしたちの敵、神の敵なるおまえが?」
「そなたらの、みずみずしい肉体と魂が、朽ちて蛆虫の餌になってしまうのが惜しいのだ」
一見して細面の、若き貴族か王侯のような身なりのその正体に、ローズは心当たりがあるようだった。
心当たりなら、もちろん錠前屋にもある。錠前屋のほうが本職ともいえる。
「あんたの友達がとうに、俺らの仲間の肉体を殺してくれたぜ……」
「それはわたしの本意ではない。地獄にはむろん狂暴な者共も多いゆえ、不運ではあるが」
「四本腕の魔王はあなたの仲間ではない、と? 信じられると思って?」
「信じても、信じなくてもよい」
したがわなければ死ぬだけだ、だろう。腹底にじわじわと恐怖がこみ上げてくる。
こいつは別種の魔王だ。敵意はない――と口では言っているが、悪魔に信用はならない。
地獄へ来て悪魔と話をつけ、共存しようとした(つまり堕落した)魂がどうなるのかは知っている。
教会の坊主の説教ではあるが、錠前屋の聞くところ、悪魔の言葉に乗り、魂をなくしたものは
未来永劫、影もない、自分が影のような幽霊となって審判の日まで声もなく佇むという。
実際に地獄では『幽霊の巣窟』にたむろする実例を見ているのだから、それを見て話は聞けというものだ。
だいたい、頭に山羊の角を付けて青い肌をした野郎のいうことを聞く者がいると思うかい。
地獄に来て「わたしは悪魔でございます」って格好で近づいて、信じるのは相当の馬鹿だと思う。
も少しばかり、商売の仕方を考えるといい、魔王の旦那。 「信じるより死んだほうがましね。下がれ悪魔、その線より近づくなら、われわれは死を顧みず戦うまでだ」
「勇敢で恐れをしらぬ、称賛に値する魂よ。そなたのような戦士が昔は多くいたものだ」
薄く微笑をうかべたまま、魔王はローズの、女君主の銀甲冑を観賞しつつ、
――幾百年ごとに起こる異変のたび、訪れるそなたら、地上の戦士とまみえることが
剣と、魔術とを揮っての戦いの時間が、悠久を経たる我らにとって、めったにない楽しみなのだから――
「俺らにとっては命がけの戦いが、あんたらにとっては遊びごとだっていうのか」
「そのとおり。ゆえに、抗う力のないものから生命は奪わぬ。いずれにせよ、そなたらの心しだい。
わたしと戦い、ここで滅ぶも。さなくば、わたしとともに来よ。選べ、わたしは自由意志を尊ぶ」
結界の境に立ち、悠揚と微笑んでいる彼の美貌に気圧されながら、錠前屋はそんな甘い言葉に騙されちゃいないぜ、
そいつははっきり嘘だ。死にかけて身動きできない相手に寄り付いて、甘い言葉で希望をちらつかせるのは決して、
自由意志なんてものじゃない。
そんなの脅迫でしかない。奈落の底の悪霊のくせに格好をつけるんじゃないぜ。
と、眼だけで睨んでにらみ返したが、思う文句のどれ一つ口には出なかった。
膝の震えが、ひどく惨めで、情けなかった。向こう天下の冒険仲間が、災禍の中心にも至るまえに、
横穴に転落して地獄の底にいるなんて。悪魔に情けをかけられ、足もとを見られているざまは。
「助けたきゃ助けな。ただし、無償でだ。見返りに魂を寄越せなんて絶対に言ってくれるでないぜ」
自棄っぱちに錠前屋は吐いてやった。
「助けてもらおうじゃないか、ええ? 俺たちの魂にも肉体にも、指一本触れないと誓うならな。
そうでないなら、失せな」
代価抜きに、誓え――と? 魔王は好意的に微笑んだ。
「わたしが、なににかけて誓えばそなたは信じるのかな。
考えてみよ、悪魔の契約に、誓いや約束など、もっとも縁遠いことだろう。
この世においても、あの世でも、我らはつねづね、商取引の相手にはもっとも信用してはならない、
信用のない商売人といわれているのだ。見返りを求めぬ、もしもそれが在るなら、良心や善意とでもいうのか、
悪魔に向かって善意とはなにか、問うだけ堂々巡りであろう。わたしにはその論理学がただしいと思えぬな」
俺は善意なんて求めちゃいない。そうよ、こう地獄くんだりのことでもない、
もとより娑婆の人間どうしの間でだって、善意なんて言葉、信じられっこないのだから。
つまり地獄でも娑婆でも、俺は誰も信じない。お帰りだ、大悪魔の先生……。
「わたしがそなたに危害を加えないことを、何にかけて誓えというのか」
「愛に」
魔王の、口許の微笑が凍りついた。錠前屋も凍りついた。ローズが、言った。
「愛にかけて誓いなさい」 「ただ愛ゆえに救うと……わたしの傷を癒して、この空間からも出してくれるなら、私はあなたを信じよう」
十字の鍔を向けたまま、ローズは膝立ちに身を支えた。立てないのだ。
魔王はそんな彼女を見つめ、表情から微笑の消えたいま、美しいその顔は造り物のように冷酷になった。
その言葉を――地上の教会では、僧侶たちはそのように教えている。
言えばイエス・キリストの代名詞のようにだ、古き神々はその言葉を恐れ、あらゆる魔術は力を失う、と。
「使い魔や、無力な子鬼どもなら、その言葉を聞くのすら恐れ、逃げ惑うであろう。
だが、そなたは相手を見誤っているのだ。剣の少女よ。わたしにそれを語ってはならぬ」
眉を曲げ憐れむような眼で、悪魔はローズを見、錠前屋のことなどは念頭から消えた。
ローズ、こいつは、そんなんじゃないかもしれない。
「わたしは、そなたの思っているような霊ではない。悪魔として、善意さえ施すことができるが、
そなたがわたしに告げた言葉が、真実どのような意味をもつものか、そなたは知らぬ。
そなたは、それをわたしに求めるべきではなかった……」
そうしている間にも、その美貌はしだいに崩れ、苦しげな表情がその面に浮かんだ。
この際が、最後の勝負どころだから、ここを譲ることさえなければ、たとえ死んでも、勝ちなのだと確信し、
「結局のところ、その言葉を口にすることはできないようね。
愛すると、言ってごらんなさい……できるものなら」
「そなたを愛そう」
びくんと跳ねるように、ローズの体が震えるのを見た。
ぎょっとなって錠前屋は彼女を見た。体が小刻みに、不自然にぶるぶると痙攣していた。
それを堪えようとしているように、彼女は自分の体を腕で抱いた。
悪魔は当たり前に結界を踏んで越えた。
愛する……火を吐くごとく、呟くとともに、魔王の体の数か所から発火した。
苦痛のように顔を歪めたが、構わずに、彼はもう一歩、進んだ。
悪魔が閾を超えて近づくと、悪魔と同じように、ローズの身体からも発火した。
彼女は身を震わせて、やがて炎に包まれた。
彼女の前にきて、彼は言った。
わたしには人を愛することができる……そなたの神よりも。
(嘘だ)
信じなくてもいい。ただ求めればいい、汝は癒されん。
(求めてはならない)
やめろ。その娘に触れるなと錠前屋は叫んだが、それは声にならなかった。
彼は彼女の首もとに手を置き、顔を近づけ、唇をつけた。
鎧と聖なる装束が、魔王の腕に接触している部分が発火して燃え上がる。彼女の金髪が舞い上がった。
不滅、不可蝕のミスリルが溶解して気化する。手から剣は落ち、鎧は溶け散った。
二人はひとつの火柱のようになって燃えた。
素肌に何もまとうものなく、彼女は巨大な火炎の前に無防備な身をさらし、膝を合わせ、警戒して見つめていた。 わたしの人生はこんなものだった。
生まれた村、十五歳の日に、天啓のような「訪れ」を得たときから、わたしは普通の村娘ではなくなった。
記憶はもうだいぶ、はっきりしないが、天使に会ったのだと思う。
噂が噂を呼んで、いつかわたしは、親元から離され、城塞都市の賢人たちに引き渡された。
練兵場で検査の結果、数万人、もしかしたら数十万人に一人、
君主の資質がある子供だと、生まれつき聖なる祝福を受けた娘だといわれた。
それから戦いのために剣術と、聖なるわざの訓練とが続き、二年経って十七の日に同じ冒険の仲間と出会った。
それからの探検や戦いは、このわたし、若い女伯爵のローズ自身を鍛える試練だった。
伝説に語られるリルガミンの宝珠を預かり、ブラザーフッドの信託を得て……
わたしは、そうした不思議な導きは、いつからか決められた、わたしの運命に引かれていると思っていた。
だから、自分は使命を果たすまで死ぬことはない、そんな思いがあったのだ。
ところが全然そんなことはない。あっと思えば、落し穴から地獄に真っ逆さま、だものなあ……と思う、悲しい。
周りの様子はわからない。めくるめく火の帯が左右にも、上下にも走る。
目を奪う壮麗な炎の光景のただ中に浮かんで、これは私の、どんな運命だろうか、とローズは不思議だった。
裸の彼女の、胸を隠している両腕に幾筋もの炎がまといつき、左右にゆるく引っぱって、ほどいて見せた。
くすぐる炎の舌は、うなじからゆっくりと降りてきて、乳首の先端に触れた。それは恭しいほど、優しく、
熱くて、それでいて彼女の肌を焦がすことなく、むしろ彼女は心地よく愛撫を受けた。
「……あなたはこれほどの力を持ちながら、わたしたちに言葉で語りかけてきた。
その魔力で、わたしたちをいつでも殺せるのに、殺そうとはせず、
無理強いにわたしを支配しようともしなかった。なぜ…?」
人間をおそれているの? 安心して微笑んだとき、愛撫の様子も変わった。
取り巻く炎の帯は、鎖のように物質的な拘束力をもって全身に絡み、彼女が両腕に力を込めて抵抗するほど
引き締め、抱擁を強めていく。
あらわな若い乳房がはげしく波うった。
かたく閉じていた膝が徐々に開かれていき、太股を這って炎のひと筋が昇っていくと、
ううんっ、と堪える声を洩らし、前後に腰をよじって身もだえした。
そのまま、炎の鎖が引き締めていくほど、彼女、若い女伯爵、ローズの表情は忘我のうちに溶けて、ついに、
ああ……! と、恍惚に喉をのけ反らせた。
その彼女の姿を、錠前屋は、見ていることができなかった。
それはまるで、火刑の柱に縛られた魔女の姿だったし、まるで彼女は、それを自ら受け入れたように見えた。
彼の目の前に、鞘のまま置き去られたローズの剣があった。それを凝視して、錠前屋はただうずくまった。
悲鳴がきこえた。彼は耳を塞ぎ、目もつぶった。
「救けて」
泣きながら、彼を呼ぶのが聞こえた。
「救けて。死にたくない」 マントにくるんだ彼女の身体を、負って歩く錠前屋は、ようやく第五層まで昇った。
そこで一度、彼女を下ろし、休める安全そうな片隅の暗闇を探した。人ひとり、担いで運ぶ重労働に喘いでいた。
ローズは一度、目覚めて、殺してほしいと彼に頼んだ。
彼は聞き入れなかった。
魔物にもてあそばれ、辱められた身で、地上にもどっても、
後ろ指さされて暮らすだけ。女君主も落ちぶれたものと、人に笑われたくないのだと、
弱々しく言った彼女にもとの面影はなかった。生まれて一度も剣を持ったこともないように、ただ怯えた。
石壁にもたれる彼女の、マントの合わせが解けて、彼女の体がみえた。
ちらちらするランプの色に、浅い息をつくローズの胸の、綺麗な胸を見たときに、
錠前屋は堪えきれない衝動にかられて、抵抗できないローズを犯した。
ローズは抵抗できなかった。彼女の脚にも、腹にも、首根にも、火の跡ひとつも残っていなかったが、
それを探しては繰り返し彼女の体をさぐった。あいつの印を、おれが見つけて消してやるんだと思った。
やがて、もう二人とも動きひとつなくなった後で、かたく目をつぶったままの彼女の顔を見、
その頬に涙の筋が伝っているのを見て、ようやく彼は、それがただの暴力でしかなかったと分かった。
するりと手を抜けて、ローズが立っていった。
迷宮の闇、通廊に立って、その先を歩いていく、彼女の身体に炎がまとい、燃え始めた。
さよならは言わなかったが、最後にかすかに微笑んで、それが美しかった。
そして、錠前屋(ロックスミス)は一人ぼっちであとに残っていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています