蹴りは後輩の頭部の忍び頭巾を含め、両腕以外の上半身の布地を悉く切り裂いた。が、そこまでだった。
後輩は返しざまに右手の、人差し指と中指だけを突き出して――――彼女の無防備な恥毛を貫通し、秘所の奥深くへと差し込んだのだ。
「…………ひゃあっ!? あっ、あっ、ま、待って! そこはっ! ダメえぇええぇっ!」
蹴りの乱打の為に片足を持ち上げ陰唇を剥き出しにしたのがまずかった……。チャッチャッチャッチャッという粘液をこねる音が木霊する。
この光景は観客達にとって結構クるものだったらしく、様々な角度で投影されている二人を見比べては一番いい視点を見つけようと躍起になる。
彼女は必死に抵抗しようとしたが、蹴り出した脚は後輩の左腕に持ち上げられ、身動きが取れなくなってしまった。
手刀で反撃しようにも、戦っている影響で昂ぶった身体は、後輩の右指の執拗な膣壁への責めにより力が抜けて立っている事さえ難しくなった。
「認めるっ、あなたが私達とや・……っていけるって、認めるからぁっ! あっ、あああああっ!!」
彼女が事実上の降伏宣言しても後輩の指責めは止まらない。観客の熱気の中、彼女は後輩の指の攻めに達し、甲高い声が響き渡った。
そして薄い恥毛等何の役にも立たない位、盛大に潮を股間から噴出し、彼女は持ち上げられている片脚以外ぐったりと床に崩れ落ちた。



「……先輩。認めてくださってありがとうございます。次は、マスター……お願いします」
後輩は、持ち上げていた彼女の片脚をそっと床に下ろす。次に僕と向き合うとピクンと長い耳を震わせて、演武の構えを取る。
下半身を覆う布地は左の太腿以外大きな破損はないが、上半身は両腕の布地以外、半裸に等しい状態で形のいい胸が丸出しになっている。
だが後輩の戦意は衰えておらず、僕に双丘を直視されても、内心はわからないが外観では動揺した素振りは見られない。
むしろもっと見られたいかのように堂々としている。これは本気で行かないとマズイと思い僕も気を改め、先手必勝とばかりに手刀で攻撃した。
結論を言うと奇襲は失敗し、後輩は僕の脇をすり抜けて背後に回った瞬間、回し蹴りを放った。
僕は身体を捻って回避するが背中の布地を大きく切り裂かれる。だかチャンスでもある。
彼女の時もそうだったが大技というのは発動した後の隙が比較的大きい。加えて彼女との戦いを見て、後輩の戦い方を把握しつつあった。
後輩にマスターと慕われているのは伊達じゃないのだ。僕は回し蹴りを放つ際の軸となっていた右脚を狙う事にする。
狙い通り後輩の回避行動は間に合わず、右の太腿の布地が大きく切り裂かれ、残る布地は両腕膝下両足と下半身だけとなった。
後輩は流石マスターと感動した表情をしながら、今度は苛烈な手刀を連射してくる。
僕は手刀で刃と刃が擦れ合うような音を上げつつ、後輩の乱舞を逸らし続ける。
彼女と違い手応えが感じられない事に業を煮やしたのか、後輩は僕のフェイントを飛び越えて避けると、そのまま背後に回り反撃しようとした。
それが狙いだった。僕は後輩が頭上を飛び越える時、下半身に残った布地を股間の亀裂に沿って、手刀で切れ目を入れていたのだ。
反撃の姿勢の瞬間、彼女との演武でダメージが蓄積されたのもあり、後輩の下半身の忍び装束もどきは、パラパラと細かく散って床に落ちた。
認識外の攻撃で下半身の布を切り払われ、一瞬動揺の色を浮かべるも、後輩は戦いを優先して手刀で反撃する。
僕も負けじと腕を突き出し、指先を手刀の形ではなく掌を広げて……パチンと後輩の乳房を叩いたのだ。
「きゃあっ!? ま、マスター!?」
小気味良い音を立てて張り詰めた胸が、頂点に添えられている乳首もろとも、劣情を誘うかの如く揺れる。
代償は大きく、後輩の手刀を避けきれずに、右肩から頭の頭巾まで切り裂かれてしまったけど、ここから一気に畳みかける!!
「ひぃいいんっ……! だ、ダメですっこ、こんなっ! きゃんっ!!」
パチン!と再び音を立てさせるくらいもう片方のおっぱいを平手打ちする。無論声でわかると思うが、後輩を感じさせる絶妙な力加減で。
僕はパチン、パチン、パチン、パチンと後輩の弾力ある乳房をリズミカルに叩きながら、時々乳首を抓ってあげる。
後輩は最初抵抗する素振りを見せるも、僕の手で胸を揺らされる度に身体の力は抜けていき、やがて股を少し開いた中腰の姿勢となる。
後輩の股間は薄いながらも恥毛の生えていた彼女と違い、生えていたという痕跡さえ窺えない、いわゆるパイパンの類だ。