汝等が目にするは目映(まばゆ)い剣。
紺碧と白銀に戦装束に身を包んだ、汚れなき理想の具現。
――ここに。
終わりにして絶対不落の、真なる守り手が存在する。
「――貴様等が何物であるか、是非は問わぬ」
「立ち去れとは言わん。
ここは我が主の望みにして、我が信念を叶える場所。
その怨嗟が、この希望を望まぬというのであれば、互いの立場は明確だ」
「……ここは未来を重んじる者のみが至る梯子だ。私にも、貴様等にも踏みいる余地はない。
それを傲慢と呪うのならば――」
「いざ、死力を尽くして来るがいい。この剣にかけて、貴様等の挑戦に応えよう――!」
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