九条は、あの場所で自身を突き落とした犯人を待ち構える。
「やっぱり、あなただったのですね」
そこには、クラスで唯一、誰ともセックスしないで、浮いているような雰囲気だった男子、星崎がやってきた。
 彼はこのようなことを語った。中学で失敗して、セックスがトラウマになっていて、世界が灰色に見えるようになっている。先生がクラスの雰囲気を変えて少しは明るくはなったけど、自分はクラスで浮いていることには変わりない。先生を殺して、自分も死のうと思う。
その話を、近くまで来ていた生徒は聞いていた。女子たちは「セックスだけが大事なんじゃないよ」と口々に言い、星崎を抱きしめてキスしていく。涙する星崎。
 そうして、皆改めて制服を脱ぎ捨て、それぞれ、自身が好きな人達と重なり合い、卒業。