牛乳で体調不良、121校に…さらに増加も
2014年05月30日 20時38分

千葉県内の小中学校で学校給食の牛乳を飲んだ児童や生徒が体調不良を訴えた問題で、県は30日、症状を訴えた児童・生徒がいるのは千葉、成田など12市町で計121校に上ったと発表した。
この121校を対象に行った調査で、同日中に回答があった44校だけで689人が症状を訴えていた。
未回答の学校が多く、今後、さらに増えるとみられる。症状を訴えた689人のうち、腹痛が最も多く513人、下痢が108人。9人が医療機関を受診していたが、重症者はなく、入院した例もないという。
県は29日に少なくとも838人が体調不良を訴えたと発表していた。
一方、牛乳を製造した古谷乳業(千葉市美浜区)は、30日から同県内の343校への納入を当面自粛することを決めた。
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