保健室に向かう廊下。
お漏らしして手を引かれて歩く由紀の姿は、まるで幼女のようだ。
保健委員の子も何か声を掛けたいと思うものの、
いい言葉が思い浮かばず、二人共無言で歩く廊下。
たまにしゃくりあげる由紀の声が廊下に響く。
廊下には、段々と薄れゆくオシッコ足跡と、
スカートからたまに垂れた雫が点々と…

保健の先生の判断で早退して、
帰り道を力無くトボトボと歩く由紀。
その下半身にスカートは既に無く、ブルマのみを穿いた
アンバランスな格好。
そのブルマの下には、保健室で借りたグンゼ白の女児パンツ。
靴下もなく、裸足で靴を履いている。
手からは、ビニール袋を下げ、その中には、
濡れたスカート、靴下、ショーツのおみやげが…
(どうしよう…ママになんて言おう…あした、学校行きたくないな…)