歩道での会話

場所は「ジュンク堂書店と東武百貨店を繋ぐ地下道路」という説明の仕方のホウが分かる人が多いかも。
会話はこんな感じ。●の部分はうろ覚え。

話しかけてきた男性(以下男)「どうしてそういう恰好してるんですか?」
僕「いや、まあ色々事情があって」
男「コスプレですか?」
僕「いや、コスプレではないんですけど」
男「ちょっと、なんでそういう恰好なのかと思って、話しかけてみたんです」
僕「うーん、鉄道に女性専用車両ってありますよね?あれって障害者男性は乗れるの知ってます?」
男「障害者っていうかあれは鉄道会社が勝手にやってるだけで、別に誰が乗っても…」
僕(話を遮って)「まあ、法的には誰が乗ってもいいんですけど、とりあえず、障害者男性は乗れるとなってるじゃないですか。でも、実際そういう障害者が乗れば、ひっきりなしに出てけと言われます。」
男「そうですよね、女性客に言われるでしょうし、駅員でさえ言われたりするんじゃないかな?」
僕「僕も内部系の障害者なんですよ。で、あんまり言われる事が多くてウンザリして、だったら女っぽい恰好すれば言われなくなるかと思ってこういう恰好してるんです」
男「あれ、でも自転車じゃないですか?」
僕「これは駅までは自転車なので。まあ今日はどちにしろ土曜日で女性専用車はないのですが、慣らすために」
男●「大変ですね。通勤で毎日の事でしょうし。動画にあげられた事とかあります?」
僕「いや、僕はまだ無いですが」
男「今日ちょうどyoutubeで『あなた障害者と分かって言ってきてるんですか?』と言ってる動画を見て、タイムリーだなと」
僕「それにしてもあなた、女性専用車両は任意とよく知ってましたね。普通知らないし。電車好きなんですか?」
男「いや別に好きじゃないけど、俺も、女性専用車両とか何の意味があるんだよとか思ってるんで。」
僕「まあ僕がこの恰好をしてるのはそういう訳でして。警察に職務質問されたりしまくりですよ」
男「そりゃあそうでしょうね、カツラとかしてないし」
僕「俺は女装がしたいわけじゃないからね」
僕「俺の妻って見た目が男っぽいから、それで女性専用車両で男と間違われて追い出された事があって、そういう意味もあって女性専用車両は嫌いです」

ここ(ジュンク堂書店入口のあたり)で別れる。