彼女は半泣きだったが俺を責めたりはしなかった。俺は衝動とはいえ、
ついに従姉妹を犯してしまったことに
ひどく罪悪感を感じていた。我に返るととんでもないことをやってしまったことに漸く気付いたのだ
った。「優奈(仮名)、ごめん、俺・・・」と言葉に詰まった俺に彼女は
「いいよ、ずっと弘■君のこと憧れていたし、経験してみたかったし、
気にしてないよ、気持ちよかったし、こんなにステキだと
は思わなかった」と言ってくれ、俺は多少救われた。
その日から俺の脳裏から彼女の痴態が消えることはなく、
彼女も受験の相談という名目で俺にしばしば電話をかけてくるようになった。

春休みに彼女の大学の合格が決まり、俺と同じ大学生になってからは何度もセックスしてしまったが、大学の中ではそういう素振りが出ないように気をつけていた。
だが夏休みに俺は決心して「もうやめよう」と彼女に告げた。彼女は泣いていたが、従兄弟同士で続けるべきではないという
俺の説得に一応納得してくれた。

こうして俺と彼女はただの従兄弟同士に戻った。俺はやっと別に彼女を作り、その彼女にも従妹との間で磨いた技を試そうとしたが果たせなかった。
少しだけ触れたバストの感触は従妹の方が弾力があって、
いいな、という印象だけが残った。
こうして俺は大学4年に、従妹は大学1年になった。