森川ジョージ
漫画「はじめの一歩」の作者。
よく誤解されるが、一人の作者が描きつづけているわけではなく、
何度か作者の交代が行われている。

初代
「はじめの一歩」の連載を開始。
テンポの良いストーリー展開で「一歩の成長物語」を描き上げ、現在もファンは多い。
1994年に自身が設立したJBスポーツクラブの運営に専念するため漫画界を引退した。

二代目
初代・森川ジョージが「一歩」に焦点を当てたの対し、二代目は「全員が主人公」を公言した。
脇役にしっかりとした設定の肉付けがされ、また脇役同士の試合にもドラマが生まれた。
名作と言われる試合は二代目の手がけたものが多い。
一方で一歩以外の試合の増加、試合のページ数が増えた、合宿など試合以外のイベントの長期化など
後の引き延ばしにつながった、とする声もある。

三代目
二代目に師事し、試合の描写、ストーリーの作り方などを学んだ。
風呂敷を広げすぎ収集困難となった二代目による方向性を改め、「板垣の成長物語」とした。
しかし新キャラの突然のスーパー化、努力の影も見えない成長は旧来の読者の反感を買った。
また板垣vs今井戦など、間違って先週号を読んでいるのかと読者に不安を抱かせるほど
同じようなシーンによる引き延ばしが行われた。

四代目
三代目に師事し、描写、ストーリーの進め方を学んだ。
「一歩」、「全員」、「板垣」とこれまでの森川ジョージがそれぞれにカラーを持っていたのに対し、
四代目にはカラーが感じられず、引き延ばし専用ソフトにより製作されているのでないかとも言われた。
またこれまで積み上げてきた過去の設定がまったく生かされていないことから、
四代目は「はじめの一歩」を読んだことがないのではないか?との声も聞かれた。