京都府警中京署は4日、施術を装い10代の少女にわいせつな行為をしたとして準強制わいせつの疑いで、京都市中京区小結棚町、「京都さとう鍼灸(しんきゅう)院」院長、佐藤臣児容疑者(49)を逮捕した。

 逮捕容疑は6月10日午後5〜7時ごろ、治療を受けに来た少女に「タイ古式マッサージをする」「婦人科のツボがある」などと話し、少女を裸にして胸などを触った疑い。

 同署によると、「少女が好きだった。わいせつな気持ちではない」と供述している。少女の親から抗議を受けた佐藤容疑者が6月中旬、自ら同署に連絡し発覚した。

 少女は数年前から週に1〜2回ほど通院し、約1年間わいせつな行為を受けたと話しているという。(共同)