姦淫には嗅姦というジャンルがある
夕刻好みの足、好みの靴の女とすれ違うとき
ふわっと香るその女自身のフレグランスがオレを振り向かせる
そんなときほんの数分オレは彼女を追いその足もとを脳裏に焼き付けるが
そこから始める妄想は絶品の夜食となる