残り1分、流石の女王氷室真由子も圧倒的な攻撃量で
体力も限界に到達し、激しく肩を動かし息を荒げる。

真由子: まずい!こんな相手にKO勝ちが取れない。

グラウンドに持ち込みフェイスクロッチチョークで
沈めようとし続けたが、体力を相当使うため疲労は
限界に来ていたのだ。
第1シード氷室真由子はグラウンドでの勝負を
諦め、残り1分、打撃で沈める戦略に戻した。
しかし疲労のためかスピードが落ちたパンチは
交わされ空を切り始めた。
そしてバスッ!
これまで圧倒してきた氷室真由子の顎に今大会
最強と言われる相手の強烈な右フックがめり込んだ。
流石の氷室真由子もガクッと膝を落とし、すかさず
打ち込まれた左フックでマットに膝を落とし込み
両手をマットについてしまった!

レフェリー: 氷室真由子ダウン!

観客: まさか!

解説: 大変なことが起きました。第1シード、優勝
確実と言われた女王氷室真由子まさかのダウン!
大丈夫か?!氷室真由子!