PCの調子が悪いです。すみません。

 カチッ、と音がした。佳奈さんが貞操帯を取り外し、私の股間を確認すると予想通り、質問をしてきた。
 「オナニーしてないよね?」
 「あのっ・・・そのっ・・オナニーはしてません。でも、マンションの部屋で画像なんかを見てた時に、何度かイッテしまいました。
 絶頂してはダメ、とは言われなかったので・・・」
 しどろもどろで私は、言い訳めいたことを言った。
 「・・・・・そう・・・・・。トイレは、あそこだから早くすませて・・・」
 少しの沈黙の後、佳奈さんはそう言った。
 (良かった・・・。特に何も言われなかった・・・)
  安心した私は、トイレを済ませるとまた、佳奈さんの所に戻った。
 「次はまた3日後・・・」
  そう言いながら、貞操帯を再び私に装着した。
 「分かりました。お疲れ様でした」
 そう挨拶をして私は、地下のフロアーを後にした。

 「この調子だと、残りの日数で仕上がりそう・・・」
 佳奈さんがそう呟いたのを、私は知る由もなかった。