9.999トリップが懐かしい。
あの頃はまだ色々規制前だったので、集まるウケはみんな何でもありの誰専状態で、
特に一番奥にあった真っ暗闇のミックスルームで、自分なんかはよく、
誰かに股がってぐっちゅぐっちゅ音立てて腰振りながら同時に喉も掻き回されたり
行った日の深夜から始発が走る頃まで、今では想像のつかない快楽地獄のような状況があった。
ある時など、上記の部屋へ行き着くまでの通路に並んだタチに、いちいち掘られながら
双六のように進んで行く事態になり、もう笑いながら通路で立ちバックこなすキチガイだった。
そういう無茶苦茶な乱交地獄なのに、そこはいつも不思議にピースフルな一体感があって、
疲れてへとへとの帰路でさえ気分だけは爽快なことが多かった。
あそこは、あの頃は、ささやかで儚い奇跡の1つなんだと思う。