悔し紛れに「アノ受付嬢が全て悪いのしゃ。
アタシは上野じゃお茶を引いたこと無いもん」と、
的の外れた恨み節を語り口を尖らせたところで後の祭り。新宿で売れるのはせいぜいポッチャリまで、巨デブは上野界隈、一条旅館辺りで遊ぶのが無難だと諭してみても、
3歩歩けばのマー君はまた同じ轍を踏むことになるのでございます。
「口直しにバンプ(新橋)にでも行って来るワ」と、
舌の根も乾かぬうちに言い切る往生際の悪いこと悪いこと・・・
全く自信過剰の巨デブほど扱いにくいものは無いと溜息ひとつ付きながら、
いつの間にかマー君も立派なバケモノさんに成長したと、親心にも似た感慨を覚えるアタクシでありんす。