805 :薔薇と百合の名無しさん:2010/01/22(金) 12:23:59 ID:PcgioeOr0
額に汗を浮かせて教室の外に飛び出し、重い肥満体を揺らして逃走するデブショタリーダー。
うっすら涙を浮かべて半泣き状態だ。自分のすぐ後ろを不良仲間の5人が追いかけてくる。
デブショタリーダーは小学生5年生のときには中学生1年生とケンカしても余裕で勝っていたから、
腕力には相当自信があるが、走るのは大の苦手だ。
ちなみに小学6年生のときの50m走のタイムは12秒だ。同級生の誰よりも遅かった。女子よりも遅かった。
中学生になってからは、まともに体育の授業に出たことがないから今は何秒で走れるかわからないが、今も大差ないだろう。
鈍足のデブショタリーダーの背後から不良仲間たちが爆笑しながら小走りで追ってくる。
「オイオイ、何逃げてんだテメェw」
「それで走ってるつもりかよw」
「遅っw 競歩の方が早いんじゃねえw」
デブショタリーダーの上履きがペタペタ廊下を鳴らしている。いつも横着して踵を潰して履いてるから走るのに邪魔だ。
しかも階段を下りる際に片方が脱げてしまった。思い切って片方の上履きを脱いで靴下だけで逃げるデブショタリーダー。
背後でデブショタリーダーの上履きを拾った不良仲間が上履きの臭いを嗅ぐ。
「プッw どんだけ慌ててるんだとww」
「うわっ、くっせ!納豆みてえなニオイがするw」
「たまには洗えよとw」
「マジくっせぇな」
「オイ、上履き忘れてんぞ!」
不良仲間の一人が拾った上履きをデブショタリーダーの丸みのある広い背中に投げつける。
そのうち一足が肥え太って真ん丸く膨らんだ右の頬に当たったが、意に介さず逃げるデブショタリーダー。
デブショタリーダーは中学校の校門を目指して階段を下りたが、不良仲間のうちの3人は鈍足なデブショタリーダーの
先回りをして玄関で待ち伏せしていた。仕方なく後戻りしたデブショタリーダーすぐ前にある男子トイレに逃げ込んだ。