佑、ダル米登板を「ファンとして見たい」…日本ハム

 日本ハムの斎藤佑樹投手(23)が19日、ダルビッシュのレンジャーズ入りについて、
「メジャーのマウンドに立つ姿を、早く見てみたい。
一野球ファンとして、すごく楽しみです」と声を弾ませた。 
一昨年末、札幌Dでの入団会見で「憧れの選手はダルビッシュ有投手です」と話した。

野球へのストイックな姿勢を目の当たりにし、その存在感を強く感じたルーキーイヤーだった。
年俸総額は約6000万ドルと聞くと「松坂さんより多いんですか? すごいですね」と素直な驚きを口にした。
 エースが去り、チーム内で斎藤が果たすべき責任はおのずと高まる。
それでも「ダルさんが抜けたからといって、自分のやるべきことは変わらないので」と練習に集中する決意だ。
 この日は西東京市の早大グラウンドで後輩らとともに汗を流した。
今オフは“隠密トレ”を貫くが、18日までは鳥取のトレーニング施設で鍛錬に励むなど、キャンプインに向けて調整は順調だ。

「1年間ローテを守れるように。いや、開幕1軍に残れるように頑張るだけです」。慢心とは無縁。
ダルが挙げた18勝の穴を少しでも埋めるべく、勝負の2年目に全力投球する。

http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/baseball/saito/news/20120119-OHT1T00226.htm