男児のポルノ画像を収集・交換するため、子供向け自然体験ツアーに参加した男児を
狙ってわいせつな画像の撮影を繰り返したなどとして、神奈川県警などは9日、
ツアーを企画した旅行会社の元社員で大阪府東大阪市、開発哲也被告(35)
(強制わいせつ罪などで起訴)ら2グループ計6人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反と
強制わいせつの疑いなどで逮捕したと発表した。

ツアー以外の場所で撮影されたケースを含め、被害者は全国の当時4〜13歳までの男児
約170人に上る。
6人のパソコンなどからは、少なくとも10万点に上るわいせつな画像や動画が発見された。

ほかに逮捕されたのは、東京都東大和市立小教諭で同立川市、橋本顕被告(45)(同)ら
20〜66歳の男5人。
発表によると、看護師資格を持つ開発被告は都内にある勤務先の旅行会社とNPO法人が企画し、
2015年3月に群馬県内のキャンプ場で実施した体験ツアーに看護担当として同行。
参加した当時8歳の男児にわいせつな行為をし、撮影するなどした疑い。
被害児童の数はさらに増えるとみられ、県警はほかに関与した人物についても捜査している。