魚とエビのハイブリッドのような姿をした謎のクリーチャーがオーストラリア、ノーザンテリトリーで発見された。
先史時代の生物を思わせる奇妙なクリーチャーは、インドネシアと領海を接するダーウィンの海の、ある漁師が
”極秘スポット”と称する地点の300メートルの深海で発見された。赤い甲殻類のようなその体にはトゲのような
ものが並び、ギョロリと目玉を剥いている。不気味なその姿に発見した漁師もドキっとしたそうだ。
専門家の鑑定ではキホウボウ科の仲間で英語ではシーロビンと呼ばれているものだという。

トゲの並ぶ皮膚や尖ったエラを特徴とするキホウボウは、熱帯の深海でしか見られない珍しい魚だ。
少々変わっているのは、足が生えており、海底をちょこちょこと走ることである。泳ぐのではなく、
分厚く硬いヒレで海底をこそこそと這い回るのが得意なのだ。

キホウボウは底生性の魚であり、深度200メートルよりも浅い場所で発見されることは滅多にない。
キホウボウ科の仲間には少なくとも45種が存在するという。


■写真
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■動画
https://youtu.be/CHDwxrslpYQ
https://youtu.be/B2Aeck7lKNs