中学教師、クラブ活動でホテル就寝中の中学生4人を次々乱暴。

顧問を務めていた部活動の本土遠征先のホテルで、就寝中の教え子の生徒に
性的な行為をしたとして、児童福祉法違反の罪に問われた沖縄本島中部に住む
公立中学校教諭の男(45)の初公判が18日、那覇地裁沖縄支部(二宮正一郎裁判官)であった。
生徒に行った性的な行為について、被告が「4人。7、8回」と述べるなど、少なくとも
2016年6月ごろから、複数の生徒に同様の犯行を繰り返していたことが明らかになった。

公判は即日結審し、検察側は「悪質な犯行で再犯が否定できない」などとして
懲役2年6月を求刑した。判決は来年1月15日。

検察側の冒頭陳述などによると、被告は11年ごろ男性への関心が芽生え、16年6月ごろから、
自宅で行った合宿で就寝中の複数の男子生徒に、複数回にわたり性的な行為をした。
ことし5月の遠征先での犯行後も、同じ生徒が複数回、同様の被害を受けた。
事件は、学校で生徒たちが被害について話しているのを、たまたま別の教諭が耳にし発覚したという。

被告は起訴内容を認め、被告人質問で「衝動的で止められなかった」と述べ、
被害生徒に対し「非常に申し訳ない。深い傷を負わせた」と謝罪した。

沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/185370