伊藤忠商事の新人歓迎会の儀式 白いふんどし一丁の先輩 1人ずつ先輩の前で、踊りながら飲む

伊藤忠商事、「むしろ脱いでもいいでしょうか?」な人たち

例年5月になると、伊藤忠の独身寮では、恒例の新人歓迎会が行われる。参加経験のある若手社員によると、会場は寮の食堂だが、なぜかブルーシートが敷いてあったという。寮の新人は、まず、あらかじめ用意した芸を披露。「脱ぎ芸」が基本だ。

それを先輩が採点し、点数が悪い新人は、業務用のボールで一気飲み、となる。みなが十分に酔ったところで、「これから伊藤忠の伝統を教えてやる!」と先輩が部屋を出て行く。そして始まるのが「お酒様」という儀式である。

◇「お酒様」は脱ぐのが基本
先輩たちは、「ポンポンポポポン…」と音頭をとりながら、白いふんどし一丁で戻ってくる。

「お前らは、心が濁っている。お前らの濁った心を、これで清める」。そして、清酒の回し飲みが始まる。1人ずつ先輩の前で、踊りながら飲む。「ここらになると、ビニールシートが大活躍します」(若手社員)

これが、伊藤忠伝統の儀式「お酒様」である。先輩の結婚式の披露宴では、寮の同僚や後輩たちによる儀式は欠かせない。ふんどし一丁で「お酒様」を披露するのが基本で、ぜんぶ脱いでしまう者もいるという。

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