◎重症者 緊急事態宣言の解除後 初めて100人超

一方、都の基準で集計した3日時点の重症の患者は2日より7人増えて101人となり、去年5月に緊急事態宣言が解除されたあとでは初めて100人を超えました。
都は現在、重症の患者向けの病床を220床確保していますが、およそ46%を使用していることになります。
また、3日の時点で入院中の人は2902人、自宅で療養している人は3498人、医療機関に入院するかホテルや自宅で療養するか調整中の人は3015人となり、いずれもこれまでで最も多くなっています。
こうした状況について、都の担当者は「感染者数の増加に伴って高齢者の感染も増え、重症者の増加につながっていると思われる。引き続き病床の確保に努めているが、このままのペースで広がり続けると、重症者への対応が難しくなることも考えられる」と話しています。
都は仕事始めとなる4日からも、不要不急の外出を控えるとともに新年会や会食などは行わないよう強く呼びかけています。
また、都は感染が確認されていた70代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で死亡した人は合わせて632人になりました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210103/k10012795061000.html