◎飲食店「協力したくても 資金面で限界に」

国や東京都などが緊急事態宣言の発出や飲食店の営業時間の短縮に言及する中、飲食店からは「協力したくても資金面で限界が近づいている」として、さらなる支援を求める声があがっています。
東京 渋谷区で40年以上続く焼き肉店では、東京都からの要請を受けて、午前1時までだった営業時間を、午後10時に短縮して営業しています。
この店では例年、12月の売り上げが最も多くなりますが、先月の売り上げは例年の半分程度に落ち込んだということです。
これまで金融機関から融資を受けたり、従業員の勤務時間を短縮して支出を減らしたりして対応してきましたが、資金繰りは厳しさを増しているといいます。
焼き肉店の那須辰也店長は「できることは協力したいが、資金面も限界に近づいている。協力している分の補填(ほてん)の在り方をもう少し考えてほしい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210103/k10012795401000.html