ガリガリはハイリスク!
心血管リスクを増大させる「サルコペニア(筋肉減退)」

フィットネスブームの昨今、太るのを気にしている方は、今や若い女性だけではありません。
「食べ過ぎは心臓に悪い」と言って、肉を食べるのを控え、野菜中心の生活にしている中高年の方も多いと思います。
メタボにならぬよう、健康に気を配っている姿勢は、良いことです。
しかし、「肉食はからだに毒」というのは、本当なのでしょうか?答えは、「ノー」です!

データによると、BMIが低い人、つまり<痩せているほど死亡リスクが高いことがわかります。
同様のデータは世界中で示されており、専門家の間では、「肥満パラドックス」と呼ばれています。
肥満が心臓に負担をかけることは事実ですが、痩せていることはそれ以上にリスクが高いのです!