「ビールはな、後にしておらおう。アルコール摂取で肝心のナニが役に立たなくなったら困る」
大御所はもう着物を脱ぎかけていて、お付きの者?の役として脱いだものを受け取ったりしなければいけないのか
と思ったら、それはいい、と手で制された。
「君はな、わしがちゃんと沙英のヴァギナに射精できているかどうかを確かめてくれたらいい。後のことはあとだ」
今時っていうか話し言葉でヴァギナって使う人いるんだ、と驚きながら、ヴじゃなくてウに聞こえたな、などと思って
いるうちに大御所は全裸になっていて、ちょっとぶち当たりながらもギリギリすり抜けて、バスのほうへドタドタと歩い
ていった。
「やぁよキスは、歯磨きもしてない人と・・・」
女の声が聞こえて、ひと呼吸あって扉が開いた。
素足の女はそれでもまだ大御所よりかなり長身だった。
大御所の持物はかなりのブツだったがいかんせん固さが足りないようだ。
自力で何とかできるのか、それとも女が技でどうにかするのか?
その頃にはもうAV鑑賞のつもりでいくしかないか、と腹をくくっていた。