その昔中学校入学直後。
小学校出たての人間未満のクソガキ男子どもはすぐにマウントの取り合いを始める。
簡単なのはどれだけ無茶が出来るかで、こんな無茶する俺の方が上だぜと下らない威勢を張る。
とびきりアホだった俺の考えた無茶は女子の尻を平然と触るというキャラだった。
「オース!」と近づいて尻をペロンと触る、揉む。女子はギャーギャー騒ぐ。
女子がどれだけ騒ごうが男子どもに受ければ良かったのでお構いなしにヘラヘラしながら平然と触っていて
今考えれば早々に問題になってもおかしく無いんだが、クラスのヒエラルキーが上のおきゃんな女子連中が
キャーキャー笑いながら騒いで「変態!変態!」と呼ばわるのを「ちーす変態っす」とかやってるうちに
俺が尻を触るのは段々ただの悪ふざけとして許容されて行った。