つづき
店を出て、それとなく駅に向かう。エイクラも持ち直したようで、足取りが軽い。
酔っ払いらしく、表情が弛緩している。案の定、帰ることを告げると「えーっ!」と不満げ。このあたりのノリは、酔っ払いのソレ。
ついさっき、突拍子のない出来事が起こったばかりなのに、34歳の理性は眼前の瑞々しい肉体にグラグラ揺らぐ。
相手からの「ヤリてぇ」オーラに、あてられる。これ以上飲みたくないし、帰りたくもない。だったらもう行くとこはひとつ。ラブホ直行。
ラボホへの道中、頭は冴えて冷静だった。はたして、彼女のどこに魅力を感じているのか。ひょっとして、相手の性格、人となりなど関係なく「10歳以上の年下」に酔っているだけではないのか。非日常のヘンタイ的状況に。
ホテルの部屋は、二番目に高い料金の部屋にした。見栄を張った。
上着を脱ぐなり、2人でベッドになだれこむ。着衣のままベロチュー。もうむさぼるように。小細工無用の肉弾勝負。吸って吸って吸って、舐めて舐めて舐めて、揉んで揉んで揉んで、の体液交換。
少しずつエイクラの服を剥いでいき、「ブラホック片手はずし」も成功させ、大人のテクをさりげなく披露。
キスの合間に、脚の動きだけズリズリとズボンを脱ぐイリュージョンも大人のテク。
そして、露わになるエイクラの裸体。