便器の姿を探してきました、桜木町で。こんなところに来るはずもないのに

桜木町は童貞を卒業したところです。
桜木町っていうか西戸部っていうところで、車が入ってこれないような狭い路地の入り組んだ、
お金持ちは少なさそうな地域に住んでました。
これより前にベロンベロンに酔っ払った状態で先輩にソープに連れて行かれた事があります。
その後その先輩には、お前はもう連れて行かない、と言われました。
童貞破りの失敗です。童破の悲劇です。

その頃はほぼ終電の東横線の桜木町行き帰る生活でした。
開いてる店も限られていたので、桜木町から歩いて京急の日の出町駅近くのストリップ小屋の隣にあった、
ニュータンタンという川崎・横浜ローカルのチェーン店でタンタン麺をよく食っていました。
今はその店舗はないみたいですが・・
激辛調整が出来て、スパゲティのような太い麺で塩味というか化学調味料味で
ニンニクたっぷりでひき肉と卵のエグイ食い物です。

近くには一時アザラシのタマちゃんも現れた大岡川という川が流れていて、
桜木町からそこを遡上していくとソープ街があって、そのさらに上には黄金町のちょんの間がありました。
伊勢佐木町の方には風俗街がありましたし、今思うと極楽のようなところに住んでいたんですね。
お金があれば・・・

喉から手が出るほど欲しい物が目の前にあるのに、手が届かないと屈折します。
正しい方向に屈折すれば、その思いを美しいラブソングにも昇華もできましょうが、
言葉を持たない野人のラブソングは只々変態です。その代表格がベートーベンです。