だんだんと俺は「時短命」みたいになってきて、妹洗いのためのスポンジは、確
か自費で用意してたような気がする
妹もノリノリになってきて、入浴はゲームと化した
「上がるよ〜」と妹が声をかけると、バスタオルを持って父親がかけつけてくる
あー今から思うと、あの頃が幸せの絶頂期だったのかもしれない…
ある日俺は気付いてしまった
さりげに触れた妹の胸が、今までと違う感じ、肥満などではない様子に膨らみ始
めていることに
それまでも、女子特有のやわらかい線で形作られた体を意識することはあったが、
乳房が乳房として出来かけてきたことにちょっと怯えに似た感情を覚えた
俺の下半身が特有の反応を見せたことも背中を押す要因となったが、これからは
独りで風呂に入るようにと妹に静かに告げた