常連たちと他愛もない会話を楽しんでいると、マスターの携帯が
鳴った。

「おー●●ちゃん。うん、やってるよー。席空いてるよー」
みたいな軽い会話。

電話を切ると服屋が「なに?●●ちゃん来るの?!イエーイ!」
などと言い年のオヤジのテンションが急に上がり、みんなの
テンションも上がるのが分かった。

俺「ねえマスター、●●ちゃんて誰?」
マ「あれ?俺君、●●ちゃんしらなかったっけ?いつも来てるのに」

そう偶然にもそこにいた常連の中で、俺だけ●●ちゃんと遭遇した
ことが無かった。