李朝時代が毎年、宗主国に貢女や宦官を献上していたのは史実である。
西洋の伝道師シャルル、ダレが書いた「朝鮮事情」には、李朝朝鮮は
毎年、宮廷慰安婦として「処女3000人」を提供したと書いてある。
とはいえ、3000人とはあまりにも多すぎると私は思う。
最近では朝鮮史の専門家までが、朝鮮のキーセンはただの踊り子や
薬師、またはせいぜい日本の芸者のようなものであり、娼婦や売春婦で
はないなどと言っている。しかし、史実をいくら「美化」しようとしても
嘘は嘘だ。これは明らかな歴史の捏造である。
それは中国の娼婦史と江戸時代の遊郭の歴史を較べてみれば一目瞭然だろう。
朝鮮は両班を中心とする階級社会である。
階級社会が定着してる社会では、売春制度も貴族文化にとどまっている。
その意味では、隋唐時代の売春制度も同様だ。