正直智代アフターが印象に残りすぎてなかなか眠れなかった(マジ)
つーことで寝床で自分の中でこの物語が何だったかということを整理してたんですが、結局
「NEETや引き篭もり、鬱病患者に向けたメッセージ」
だという結論になりました。
結局麻枝はこれがやりたかったと。
こんなことをしなくても別にいくらでも売る方法はあったけど、
麻枝は本当にNEET(久弥直樹)に伝えたかった。
確かにつらいことや苦しいこともある。でもこんなに世界は素晴らしいんだよと。
俺もがんばった(初めて発売日を守った)。だからお前も引き篭もってないで外に出てこいよ>久弥

涙で前が見えなくなった。
麻枝って本当に凄いヤツですね。
俺なんかNEETに対していいから働け働けというばかりなのに、
他のエロゲーなんて刺激を与えるだけで、現実の他人を救おうとまで考えていないのに…
麻枝という人は、NEETを救うために一本のゲームを作り上げた…
麻枝は本当に凄いヤツですね。

しかしいくら励ましのメッセージをいったとしてもそれを語る作中人物である智代がぬくぬくと平和に暮らしていたら、それは奇麗事になってしまう。
だから智代らは不幸になる必要があった。
そしてつらいことに本当につらいことにたくさんあわせた上で
「いい人生だった」
と言わせなければならなかったと。
最初に連続するエロシーンも智代をNEETと同じ場所まで堕落させるためだったんですね。
最後のとある展開も「ヒビキのマホウ」そのままだろ!と思って素直になれなかったんですが、智代を不幸にしてその中でも強く生きさせなければならなかったことを考えると、いくら前に書いたことのある設定だったとはいえアレを選んだことは妥当だったのかもしれません。
本当に麻枝の株が自分のなかで上昇しまくりです。
Moon.(淫乱)→ONE(女(長森)を売る最低な話)→Kanon、AIR(説明不足)→CLANNAD(家族愛)→智代アフター(NEETへのメッセージ)
という感じで。

おっともう会社に行かなければいけないのでこの辺で。